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2022年9月27日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK288] カルト教団の広告塔NO2の萩生田が村上の処分に言及、まずは自分から(まるこ姫の独り言)
カルト教団の広告塔NO2の萩生田が村上の処分に言及、まずは自分から
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/09/post-69cf47.html
2022.09.26 まるこ姫の独り言

自民党内において安倍を「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」発言をした村上に対して、壺議員として名を馳せた萩生田が厳しい処分を考えているというからなんか変だ。

自民、村上氏「国賊」発言に処分論 国葬出欠、立民も内輪もめ
 9/23(金) 7:08配信 時事通信

>27日に国葬が行われる安倍晋三元首相を「国賊」と表現した自民党の村上誠一郎・元行政改革担当相に対し、同党内で安倍派所属議員を中心に厳しい処分を求める声が出始めた

>安倍派内では村上氏に対し「絶対に許さない」「除名だ」などと激怒する声が広がる。茂木派の閣僚経験者も「言い過ぎだ。内閣支持率も下がり厳しい中、党内の結束を乱すようなことは駄目だ」と顔をしかめた。

>安倍派幹部の萩生田光一政調会長と世耕弘成参院幹事長は21日、総務会メンバーの発言との理由で遠藤利明総務会長に事実確認と「けじめ」を要求。萩生田氏は茂木敏充幹事長とも意見交換した。

>国賊発言は「党員の品位を汚す行為」

へえ〜、自民党に品位があったと知らなかった。

あれだけ勝手にルールを作り変え、自分達の思い通りにこの国を変えてきた政党に品位があったとは。

それだけ品位があるのなら、統一教会と深く関わって品位を汚した議員全員を処分したらどうか。

自分達の不祥事には何ら処分を行わず、党の多数派に少しでも異を唱えたら厳しく処分って何なのか。

常にご都合主義の自民党。。

だから判官びいきじゃないが、村上に「よく言った」の声が上がるのだ。

自民党議員は、なぜか安倍の事を雲の上の人のように崇めている議員が多く、安倍を少しでも批判すると怒髪天を突くがごとく怒るが、自民党が安倍政権以降、三権分立を壊し、自分に取り入る人間だけを出世させて政治を私物化して来た政党だという事は、政治を見ていたらすぐにわかることだ。

「財政、金融、外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」

安倍思想にハマっている自民党議員にしたらとんでもない発言かも知れないが、事実じゃないか。

それほどこの国は壊れてしまった。

これを立て直すには長い年月がかかるのではないか。

そしてカルト教団との議員の長年の関係も衝撃を受けた。

世間の批判を浴びて来た自民党としては、ここで根っこから党改革するべきなのだが事の重要性にまだ気づいていない。

だから村上のような発言は許せないし、党から出て行けという思考になるのだろうが、自分達のして来た事、カルト教団と密接な繋がりを持っていた事を省みたら、党内から出た厳しい異論にも耳を傾けるべきだ。

しかも、統一教会の壺議員として長年のめり込んできた萩生田が村上を処分できるのか。
カルト教団と自民党議員との繋がりの解明は終わった事じゃない。

村上を処分するなら自分が初めに処分されるべきじゃないのか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/325.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 国葬で安倍応援団「悼む気持ちないのか」に騙されるな! 安倍元首相こそ災害や政治の犠牲者を「悼む気持ち」のない冷淡政治家だった(リテラ)
国葬で安倍応援団「悼む気持ちないのか」に騙されるな! 安倍元首相こそ災害や政治の犠牲者を「悼む気持ち」のない冷淡政治家だった
https://lite-ra.com/2022/09/post-6230.html
2022.09.27 安倍こそ政治の犠牲になった国民を「悼む気持ち」のない冷淡政治家だった リテラ


首相官邸HPより

 本日27日、ついに安倍晋三・元首相の「国葬」がおこなわれる。すでに指摘されてきたように、今回の国葬には法的根拠がなく、岸田文雄首相は国権の最高機関である国会での審議もおこなわないまま閣議決定だけで強行しようとしている。つまり、行政権の濫用によって巨額の税金を投入してまで故人の神格化を図ろうとしているのだ。

 さらに、各社世論調査で過半数以上の人々が反対の意思を示している理由は言うまでもなく、次々に明らかになっている安倍元首相と統一教会とのかかわりについて調査もせず、蓋をしたまま国葬を実施しようとしている点にあるだろう。

 ところが、国葬賛成派の安倍応援団たちは、こうした国葬反対の理由をまるで無視。有本香氏にいたっては「国葬反対派は極左暴力集団」(飛鳥新社「月刊Hanada」11月号)などとわめいている。

 まったく何を言っているのだろう。世論調査で半数以上が反対しているというのに「反対派は極左暴力集団」って、それならばこの国ではとっくに暴力革命が起こっているはずで、噴飯モノのレッテル貼りとしか言いようがない。

 しかし、こうしたおバカ妄想発言よりもっと悪質なのが、「葬儀のことをあれこれ言うのはおかしい」「亡くなった人を悼む気持ちがないのか」という論理で反対派を封じ込めようとする連中だ。

 三浦瑠麗氏などはその典型で、9月24日にも〈殺された人と遺族の思いには寄り添わず、殺した人の思いにばかり寄り添ってきたのが、この夏の日本でした〉とツイートしていた。

 三浦氏の場合は、森友公文書改ざん問題で近畿財務局の赤木俊夫さんが自殺した際、「この問題っていうのは人が死ぬほどの問題じゃない」などと、「寄り添う気持ち」どころか故人と遺族を傷つけるようなコメントをしておいて、何を言っているのか、という話だが、ほかにもテレビでは同様のコメントが飛び出している。

 25日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日)では、東山紀之が安倍元首相を悼むことの大切さを語り、和田アキ子も同日放送『アッコにおまかせ!』(TBS)で「お亡くなりになった方の葬儀にどうのこうの言うのは、それはちょっとね。お亡くなりになった方やご家族に失礼だと思う」などと述べた。こうしたコメントは本日の国葬特番でもコメンテーターたちから飛び出すだろう。

しかし、これ、問題のスリカエ以外の何物でもない。そもそも安倍元首相の葬儀・告別式はすでに7月に執り行われており、それについては誰も批判していない。反対する人々が問題にしているのは、繰り返しになるが、税金を使った公的行事として「国葬」を国会での審議も統一教会との関係についての調査も一切おこなっていないまま強行することなのだ。

デュープロセスを無視した国葬の実施を認めることは民主主義に反する重大な問題があり、「悼む気持ち」などという感情論で片付けることはむしろ、けっしてあってはならないだろう。

 しかも、こうした「安倍元首相を悼む気持ちはないのか」「亡くなった人や遺族に寄り添わないのはおかしい」いう主張に対して言っておきたいのは、安倍元首相こそ、自らの政治の犠牲になった国民に寄り添うことも、悼むこともしない政治家だったという事実だ。

安倍政権下では、さまざまな災害や事件が起こり、多くの国民が被害にあったが、安倍元首相は総理大臣という立場にありながら、国民の生命を守る責務を放棄し、犠牲者の死を悼むことなく冷淡で無責任な態度をとってきた。この機会に、あらためて安倍元首相の言動を振り返ろう。

■高橋まつりさんの過労自殺を悪用して「高プロ」導入、過労死遺族の面会要請を無視して財界人と乾杯

 安倍首相は2017年2月、過労自殺した電通の高橋まつりさんの母親と面会し、まつりさんとの思い出話を「首相は涙ぐみながら聞いた」と報じられ、長時間労働の是正を「なんとしてでもやります」と述べたと伝えられていた。だが、翌2018年になると、安倍政権は長時間労働や過労死を助長する「高度プロフェッショナル制度の創設」を盛り込んだ働き方改革一括法案を野党の反対を押し切って強行採決、成立させた。まつりさんの母親も「全国過労死を考える家族の会」も過労死防止に逆行するとして高プロ創設に反対を表明しているなかで、である。

しかも、「家族の会」が安倍首相との面談を希望すると、安倍首相はこれを拒否。2018年5月23日の衆院厚労委員会では、過労死遺族が傍聴するなか、当時国民民主党所属の柚木道義衆院議員が「直接、安倍総理とお会いしたいとおっしゃっているんです。加計理事長と同じ15分でも、せめて15分でも会えないんですか」と安倍首相に訴えたのだが、安倍首相は質問されているのに答弁に立たず、加藤勝信厚労相が面会の話とは違う答弁をはじめる始末。その上、安倍首相は事も無げに「柚木議員の話は、まるで高プロを導入すると、過労死が増えるかのごときのお話」などと言い放ったのだ。

そればかりか、同年6月26日の参院厚労委員会では、過労死遺族が傍聴しているのに、野党からの質問に対し、加藤厚労相と一緒になって安倍首相は口を開けて大笑いする場面さえあった。

しかし、もっとも安倍首相の冷酷さを露わにしたのは、過労死遺族からの面会を拒否した日の過ごし方だった。前述した5月23日、安倍首相が遺族の面会を拒否して向かった先は、銀座の料亭「東京吉兆」。安倍首相はここで、経団連の今井敬、御手洗冨士夫・両名誉会長らと会食をおこなったのだ。

高橋まつりさんの過労自殺を「働き方改革」の宣伝として使い倒し、時間外労働の上限規制と高プロ創設をセットにすることで本質をはぐらかし、過重労働で死に追い込まれたまつりさんの事件を過労死を合法化するために利用した上、そのことに批判が高まると面会を拒絶して経済界の大物たちと乾杯する──。あまりに非道と言わざるを得ないが、過労死遺族が指摘してきた不安は的中。東京新聞は今年7月、〈高度プロフェッショナル制度で、会社にいる時間と社外で働く時間が「過労死ライン」を大幅超過する労働者が続出していることが判明〉と伝えている。

■原爆被害者の要望を拒否しながら、SNSでは被爆者幹部とのツーショットを悪用して“印象操作”

 首相在任中、広島と長崎の原爆被害者の思いを踏みにじってきた安倍首相。慰霊の式典では毎年のように“ほぼコピペ”の文章をただ読み上げてきたが、それだけではなく、それまで慣例として広島・長崎でおこなわれてきた被爆した人たちの暮らす原爆養護ホームの訪問を2018年を除いてサボりつづけ、2014年には訪問をドタキャンした挙げ句、戻った東京では歯の治療と美容室で散髪をするという信じがたい行動に出た。2018年に訪問したのも、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が長崎の式典出席や被爆者との面会を予定しているため、自分が被爆者との面会をしないわけにはいかなくなってのことだと見られている。

 だが、この年、安倍首相は絶句するような酷い言動に出た。

 2018年の広島での式典後におこなわれた被爆者7団体との「被爆者から要望を聞く会」では核兵器禁止条約への署名・批准を求める声があがったが、安倍首相は「参加しない考えに変わりない」と拒否。しかし、このあと安倍首相は、TwittertとFacebookの公式アカウントに、広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長(2021年に死去)とにこやかに握手する写真とともに、こう投稿したのだ。

〈「ネバーギブアップで頑張っていく」20歳の時、広島で被爆した坪井さんの言葉です。唯一の戦争被爆国として、我が国は、核兵器国と非核兵器国双方の橋渡しに粘り強く努めながら、「核兵器のない世界」の実現に向けて、一層の努力を積み重ねてまいります〉

 坪井理事長はこの日の「要望を聞く会」で、「原爆は人間の悪知恵が作ったもの。われわれが核兵器をなくすような力を発揮しなきゃいけない」と主張し、核兵器禁止条約を批准するよう求めた。それを無下に拒否しておきながら、自分があたたかく手を差し伸べる写真を投稿して、あたかも被爆者の要望に応えているかのような“印象操作”をSNSで発信したのである。被爆者を裏切る行為であり、冷酷にも程があるだろう。

 しかも、広島につづいて長崎でも安倍首相は被爆者の思いを無視。長崎での式典のあと、安倍首相は長崎の被爆者5団体と面会したが、団体側から安倍首相に手渡した要望書には急遽、手書きで「総理大臣は、あいさつの中で核兵器禁止条約に一言もふれていませんが、その真意をまとめの発言で述べていただけないでしょうか」と書き加えられた。しかし、安倍首相はそれでも、最後まで核禁止条約に触れない理由を一切答えなかった。被爆者団体側の最低限の要望さえ、安倍首相は踏みにじったのだ。

■死者230人以上の西日本豪雨のさなかに「赤坂自民亭」参加、翌日にも極秘で総裁選の選挙運動を優先

 2018年7月の西日本豪雨での死者は230人以上(令和元年版 防災白書)にもおよび、1982年の長崎大水害に次ぐ被害が出るという平成で最悪の事態となったが、対策をとるべきタイミングで「赤坂自民亭」なる内輪の宴会に安倍首相が人気の日本酒・獺祭を持参し参加していたことは大きな批判を浴びた。

 それは人命軽視と言わざるを得ないものだった。「赤坂自民亭」がおこなわれた7月5日の14時には気象庁が「厳重な警戒が必要」と異例の緊急会見を開き、実際に同日には避難勧告が数十万人におよんでいた。にもかかわらず、自民党は左藤章衆院議員(当時)いわく「酒飲んで、ワァーっというだけ」の宴会を開催し、安倍首相も総裁選対策として参加。宴が終わると、安倍首相は記者に「(赤坂自民亭は)和気あいあいでよかった」などとノーテンキな感想を口にしたのだ。

 しかも、翌6日には被害はどんどんと拡大していったが、安倍首相は7日の午前中に関係閣僚会議を15分間開いただけで、その後は私邸に帰宅。非常災害対策本部を立ち上げたのは8日午前8時。あきらかに初動が遅れに遅れたというのに「救命救助、避難は時間との戦い」と言い出し、その後も初動対応の遅さを指摘されると「政府として一丸となって、発災以来、全力で取り組んでまいりました」などとうそぶいたのである。

  だが、問題は初動が遅れた原因だ。「赤坂自民亭」に参加した翌日6日の首相動静では、公邸で18時49分から規制改革推進会議の大田弘子議長や議長代理のフューチャー会長・金丸恭文氏、梶山弘志規制改革担当相らと会食し、20時4分に終了し、安倍首相は公邸泊となっていた。だが、日本テレビの報道によれば、じつはこの日の夜、自民党の無派閥議員が乗った車が公邸に入っていく様子を確認。その上、そこには菅義偉官房長官の車もあり、公邸では「菅長官が自らとりもった、安倍首相と無派閥議員の極秘会合」がおこなわれたというのだ。無論、この極秘会合の目的は、総裁選3選に向けた、無派閥議員の囲い込みだった。

 この問題の7月6日といえば、午後から広島県内では土砂崩れがさまざまな場所で発生し、夕方には福岡県と佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発令。気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨」「重大な危険が差し迫った異常事態」「土砂崩れや浸水による重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況」と呼びかけていた。安倍首相はこうした情報を知らなかったわけではなく、事実、この6日の午後、安倍首相は7・8日に総裁選のための地方行脚として予定していた鹿児島・宮崎県への訪問を〈現地での捜索活動などに悪影響を与えてはいけないと判断〉(時事通信より)して取り止めたことを公表していた。ようするに、「捜索活動」がおこなわれる深刻な事態であることを理解していながら、自分は公邸で総裁選のための極秘の選挙運動に勤しんでいたのである。

 災害対応よりも総裁選の選挙運動を優先させる。西日本豪雨は、私利私欲で行動する安倍首相の無責任さがもたらした“人災”だと言うべきだろう。

■森友問題で赤木さん自殺の原因を作りながら、「手記には書かれていない」とフェイク主張で赤木夫妻を冒涜

 安倍元首相がいかに「悼む気持ち」に欠いていたのか。そのことを象徴するのは、やはり森友学園問題で公文書改ざんを強要されて自殺に追い込まれた赤木俊夫さんと妻・雅子さんへの態度だ。

 森友公文書の改ざんがはじまったきっかけは、言わずもがな、安倍首相が2017年2月17日に国会で言い放った「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」という発言であり、その点は財務省の調査報告書でも事実上認定している。だが、問題の元凶である安倍元首相は、最後まで俊夫さんと雅子さんを冒涜するような言動を繰り返した。

 そもそも、2020年3月に赤木俊夫さんの遺書と手記が公開された際には、安倍首相は「胸が痛む」などと言いながら、「麻生大臣のもとで徹底的に調査し明らかにした」として再調査を拒否。その上、同年3月19日の参院総務委員会では、改ざんのきっかけが安倍首相の「私や妻がかかわっていたら総理も国会議員も辞める」発言だったと指摘されると、「改ざんのターニングポイントとなったのは2月17日の発言だったとは手記のなかには(書かれて)ない」と言い出した。

 この安倍首相の卑劣な態度に対し、雅子さんは直筆の文書を公表。そこにはこう書かれていた。

〈安倍首相は、2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います。〉

 しかし、信じがたいことに、安倍首相は「安倍首相の国会発言が改ざんが始まる原因をつくった」とする雅子さんの反論がおこなわれたあとも、国会で「手記には書かれていない。(手記を)読まれたんですか?」などと連発。こうして赤木さん夫妻を冒涜しつづけたのだ。

 いや、そればかりか、国賠訴訟で雅子さんが求めていた「赤木ファイル」の開示についても、安倍氏は首相在任中、その要求を完全無視。結果として、安倍氏が首相を辞めたあとの2021年6月に開示されるにいたったが、その際、安倍元首相のTwitterアカウントは、安倍元首相と昵懇の産経のネトウヨ記者・阿比留瑠比氏が“野党の追及がしつこいから改ざんがおこなわれた”などと主張するコラム記事を貼った上で、このように投稿したのだ。

〈赤木氏は明確に記している。「現場として(森友学園を)厚遇した事実はない」この証言が所謂「報道しない自由」によって握り潰されています。《秘書アップ》〉

 本サイトでは当時、この主張がいかにフェイクと責任転嫁を目的とした投稿であるかを詳しく指摘したが(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2021/06/post-5931.html)、安倍元首相はこのように、再調査される側だという自身の立場を無視し、改ざんの責任をまったく認めようとはせず、「報道しない自由」だの「野党の追及がしつこいから改ざんがおこなわれた」などというネトウヨを煽るようなフェイクの主張を繰り返したのだ。

 安倍元首相の銃撃事件を受けて、赤木雅子さんは「安倍晋三さんの口から直接、謝罪の言葉を聞けなくなったのは、本当に残念です」とコメント。じつは銃撃される前日の7月7日、雅子さんは参院選の応援演説のために神戸・三宮に駆けつけていた安倍元首相に直接会い、名前を明かさないまま「再調査をしてください」と書いた手紙を手渡したという。そのとき、安倍元首相は「ファンレターかと思われたのか「えぇ、手紙」と喜ばれていました」と雅子さんは語っている(「AERA」9月26日号/朝日新聞出版)。雅子さんは国葬について「私は賛成でも反対でもありません。ただ、疑惑を残したまま国葬されることは安倍さん本人も望んでいないと思います」と述べている。

■技能実習生の死にヘラヘラ笑いながら「答えようがない」、相模原・障害者殺傷事件も無視

 ようするに、安倍元首相こそが改ざんにいたる原因をつくり、にもかかわらず最期の最期までその事実を認めずに俊夫さんと雅子さんを貶めつづけた。いや、これだけではない。安倍元首相はここに挙げてきた言動だけではなく、死亡した技能実習生の実態を国会で追及された際、ヘラヘラと笑いながら「私はいまここで初めてお伺いをしたわけでありまして、ですから私は答えようがない」と答弁したり、2016年に起きた神奈川県相模原市の障がい者福祉施設「津久井やまゆり園」での入所者19人が殺害された事件でもお見舞いのツイートをせず、ヘイトクライムを厳しく批判することもしなかった。このような人命を軽んじる安倍元首相の態度は、排外主義や差別を助長させ、いまにつながっている。

 このように、「悼む気持ち」どころか、国民の生命を守るという責務さえ果たさず、その態度でさまざまな被害者・遺族を傷つけ、さらなる被害者を出す政策を主導してきたのが、安倍晋三という政治家なのだ。

 そんな人物に弔意を事実上強要しようとする「国葬」を実施することには、真正面から反対と言わなければならないだろう。

(編集部)

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/326.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 名ばかりの安倍国葬に大金投入の珍事<本澤二郎の「日本の風景」(4576)<G7から現役トップは一人も参加しない寂しい武道館>
名ばかりの安倍国葬に大金投入の珍事<本澤二郎の「日本の風景」(4576)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/34267107.html
2022年09月26日 jlj0011のblog

<G7から現役トップは一人も参加しない寂しい武道館>

 ハリケーン対策を優先するといって、突然のカナダ首相の欠席通知に岸田官邸は衝撃を受けている!閣議決定による「安倍国葬」に対して、大西洋の熱帯低気圧も、史上最低の国賊・安倍晋三の日本政府決定の「国葬」にへそを曲げた、との新たな世評がインド太平洋上に舞っている?

 かくして「二流、三流の国葬かな」と安倍国葬を前にして、国際社会はほぼ完全無視しながら冷笑している。「弔問外交」を事前に大宣伝してきた官邸御用聞き新聞テレビも、当てが外れてしまった。直前の英国エリザベス女王の国葬を見せつけられてきた人々の中には「まるで中世絵巻」とばかりうっとりする人もいた。それでも経費13億円、日本の憲法違反の国葬費用はざっと40億円に腹を立てる国民は7割前後。来月の臨時国会が乗り切れるか、との新たな不安が、官邸と自民党本部に襲い掛かっている。

 結局のところ「自公政権最後の線香花火」という珍事で終止符を打つかもしれない。

<時間のあるドイツ前首相・メルケルさんも参列拒否>

 安倍晋三の首脳外交の相手は、トランプとプーチンだった。その両者とも目下、息も絶え絶えで共倒れの事態に追い込まれている。安倍の国葬参列どころではない。安倍とトランプは、共に統一教会資金と言論の支援を受けて暴走を続けてきたことも発覚した。

 トランプ資金にも、民主党のワシントンは狙いをつけているようだ。統一教会資金は、ワシントンのメディアにも相応の影響力を与えてきていることも分かってきた。共和党びいきの日本の新聞テレビだったことも。

 最近までのG7の有能な政治家というと、ドイツのメルケル首相(当時)がずば抜けていた。彼女はフクシマ311を目にした後、即座にドイツの原発を止める決断をした。彼女は原発と気候変動について理解していたのだ。400基もある世界の原発の廃炉が、地球を救う道ということが分かっていた。

 歴史認識もそうだが、安倍とは水と油だった。彼女は今は時間があるが、それでも極東の右翼政治屋の参列に興味を示すことはなかった。弔問に値しないからだ。むろん、中世の冠をかぶったエリザベスの国葬もNOだった。

 英女王の葬儀に比較して比較できない大金・血税を投入しながら、国際社会に影響力を与える欧米からのトップは、安倍国葬を無視した。

<空前の2万人体制の要人警備=遺骨は自衛隊が死守の珍事>

 もう東京都内は、いたるところ警察官ばかりが徘徊している。史上最大の海外の要人警護作戦だという。

 元警視総監の秦野章さんとのやり取りの中に「閣僚に警備など要らない」「だれも狙われるような人物などいない。無駄使いもひどすぎる」との話に納得したものである。

 日本国憲法を尊重し、擁護する政治家を襲うような人物は、この日本にはいない。いうところの警備は、血税獲得目的にすぎなかった。敗戦後の混乱期に彼は、自ら拳銃を懐に入れてやくざ暴力団退治をした、その体験からの持論だった。日本ほど安全な国はない。今回、要人と思われる人物はいない。

<警察と自衛隊が主役の安倍国葬の珍事かな>

 思えば安倍官邸の中枢は、官邸の犯罪を消し去るという防護服に警察官僚で固めた。菅義偉がよく知っている。安倍は軍拡施策に熱心で、年中自衛隊・防衛省幹部を官邸に呼んでいた。官邸を去ると、最後っ屁とばかり実弟の岸信夫を防衛相にした。

 警察と防衛省を防護服にした最初で最後の、史上最低の首相だった。自民党の村上誠一郎が「安倍は国賊」という評価を下した覚悟を外野席の人間は理解できないだろうが、それはそれはすごい彼なりの決断だった。

 石破茂が「統一教会解散論」をちらと言いだした。はっきり言うべきだ。オウム真理教事件とも共通する点が多い。税金を免除される超優遇税制の宗教法人は、政府ではなく、主権者や国際社会から受け入れられる教義の存在が不可欠だろう。弱者を不幸にさせる邪教が宗教法人であるわけがない。

 誰が見ても、統一教会は信教の自由をひけらかせるような真っ当な教団ではない。国民は改めて宗教とはなにか、政治と宗教のこと、憲法20条についてしっかりした理解が不可欠である。そのうえで統一教会は宗教法人の資格がない。石破発言を岸田内閣は受け入れる必要がある。解散させることが、政府・議会・司法の責任である。

 安倍銃撃事件が、戦後の政治の危うさを次々と露見させてくれていることに反骨の凡人ジャーナリストは、心から感謝している。それにしても岸田文雄は、とんでもない新たな国葬ババをつかんだものである。安倍国葬という憲法が禁じる、あってはならない策略を考案した悪党の追及も忘れてはなるまい。麻生太郎のボンクラにそのような知恵はない。官房副長官に持ち込んだのは誰か。

 安倍側近の誰なのか。ワシントンではない。ソウルか東京か。御用記者たちか?目下、謎である。

2022年9月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/327.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 世界から奇怪視される安倍氏国葬(植草一秀の『知られざる真実』)
世界から奇怪視される安倍氏国葬
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/09/post-5176c6.html
2022年9月27日 植草一秀の『知られざる真実』

民主主義を健全に発展させる上で重要なことは根本的な誤りを放置しないこと。

重大な問題について面倒だからと見すごしてしまえばその咎が積み重なり取り返しのつかない事態に至る。

重大な問題について声を上げて行動することが重要だ。

「ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから

そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。」

このマルティン・ニーメラーの言葉をかみしめなければならない。

重大な出来事が発生しているのに自分に直接関係がないこととして放置した。

これは大変だと気付いたときには手遅れだったという逸話だ。

思い起こせば腰の重い日本国民だが声を上げて行動したことがあった。

2015年9月、安倍内閣は戦争法制を制定した。

集団的自衛権の行使は歴代内閣が憲法違反であるとして現行憲法下では認められないとしてきた。

安全保障環境が変化し、集団的自衛権の行使が必要になったと政府が判断したなら、憲法改正の手続きを踏んで変更しなければならない。

手続きが煩雑で容易でないからといって正規の手続きを踏まずに内閣が憲法の内容を勝手に変えて良いわけがない。

しかし、安倍内閣は暴挙を強行した。

政治権力であっても憲法の前には従順でなければならない。

こうした政治権力の暴走を防ぐために憲法が定められる。

憲法という砦によって政治権力の暴走を抑止する。

これが「立憲主義」の考え方。

安倍内閣は立憲主義を破壊した。

政治権力者は憲法をも勝手に変えられる。

立憲主義を否定し、権力独裁の手法を用いたのが安倍内閣だった。

この暴挙に対して日本国民が立ち上がった。

国会議事堂を包囲する主権者10万人の輪ができた。

私も国会包囲の市民行動に参加した。

私たちの民主主義、私たちの立憲主義は私たちが守らなければならない。

このうねりがいま再び巻き起こっている。

問題の本質は同じ。

安倍晋三氏の国葬を実施すること自体に素朴な疑問が投げかけられている。

国葬が「敬意と弔意を国全体として表明する国の公式行事」

だとするとき、安倍晋三氏がその対象になるの無理があるとの思いが国民多数の声。

客観的に安倍晋三氏の行動を振り返れば、この声が順当であることに異論は生じないだろう。

なぜよりによって安倍晋三氏が国葬なのか、というのが国民多数の偽らざる声である

とりわけ、旧統一協会の反社会的活動に光が当てられているとき、その核心に位置したと見られる安倍晋三氏の国葬を実施することは世界からも奇異の目で見られている。

しかし、安倍国葬が問題とされる根源はこの点には置かれていない。

より重大な、民主主義の根幹を破壊する根本問題という側面があるからだ。

岸田首相の独断専横による国葬実施強行が民主主義の根幹、立憲主義の根幹を破壊していることが問題の核心。

日本国憲法は国民主権を基本原理とし、主権者である国民の代表者で構成される国会を国権の最高機関としている。

同時に国会を国の唯一の立法機関と定めている。

行政権を担う内閣は国会が決定する法律と予算を執行する役割を担う。

行政の基本は「法律による行政の原理」にある。

国権の最高機関が決めた法律と予算を執行するのが内閣の機能。

内閣がやりたいことを勝手にできるわけではない。

憲法は同時に基本的人権を「侵すことのできない永久の権利」と定めている。

安倍国葬実施強行は「思想及び良心の自由」を侵害する。

「法の下の平等」にも反する。

国費の支出は国会の議決に基くとする「財政民主主義」にも反する。

そもそも国葬を定める根拠法令が存在しない。

この国葬を実施することは「立憲主義」の根本を破壊するもの。

この暴挙に対して主権者である国民が声を上げ、行動していることは正しい。

このような行動がなければ、権力の横暴、専横は拡大し、取り返しのつかぬ事態を招くことになる。

立憲主義を破壊した安倍晋三氏の国葬を、立憲主義を破壊する手法で強行するのは岸田首相のウケ狙いなのかもしれない。

しかし、国政はウケを狙うものでない。

立憲主義、法の支配を破壊する岸田首相には一刻も早い退場が求められる。

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記事 [政治・選挙・NHK288] 自民党に塩を送る野田佳彦氏の「国葬出席」…見返りが「追悼演説」なのか?(日刊ゲンダイ)

自民党に塩を送る野田佳彦氏の「国葬出席」…見返りが「追悼演説」なのか?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/311907
2022/09/25 日刊ゲンダイ


自らの人生観まで持ち出し国葬出席表明(立憲民主の野田元首相)/(C)日刊ゲンダイ

「追悼演説」もやるつもりらしい。安倍元首相の「国葬」に出席することを表明した立憲民主党の野田佳彦元首相が、10月に召集される臨時国会で安倍元首相への追悼演説を行う可能性が強まり、「自民党に利用されているのではないか」との声が噴出している。

 立憲民主党は、執行部の国葬欠席を決めている。ところが、野田元首相は18日、「元首相が元首相の葬儀に出ないのは、私の人生観から外れる」と、人生観まで持ち出して、国葬出席を表明。

 その直後からネットでは、《国葬は政治的なセレモニーの場。そこに出席するということは極めて政治的な意味を持つ。党首が欠席するのに野田氏が出席すれば立憲民主党の分断が印象付けられる》《多くの国民が異を唱えている中での野田氏の参列は“スト破り”と同じで非常に恥ずべき行為だと思う》《どこまでいっても鈍く愚鈍な「政治オンチ」さらけ出す、自党潰しの達人》と批判が殺到していた。

いつも自分が最優先、周囲は迷惑

 どうやら「国葬出席」と「追悼演説」は、セットになっているようだ。

「当初自民党は、衆院本会議での安倍追悼演説を、安倍さんの盟友だった甘利前幹事長にやらせるつもりでした。でも、党首クラスの故人の追悼演説は、対立政党の党首クラスが行うのがひとつの慣例です。首相経験者の野田さんが演説するのは、おかしくない。ただ、国葬に欠席しておきながら、ひな壇で演説だけはやるという都合のいいことを自民党が認めるはずがない。野田さんは、自分に追悼演説の出番が回ってくることを期待して、国葬出席を表明した可能性があります」(政界関係者)

 野田元首相の国葬出席が、自民党を喜ばせ、立憲民主党が分裂している印象を与えたのは間違いない。

 政治評論家の本澤二郎氏がこう言う。

「もはや安倍国葬は、純粋に故人を偲ぶ場ではなくなっています。政治家なら政治的な影響を考えて行動するのが当然でしょう。それに弔意を示したいなら、国葬に出席しなくても方法はあるはずです。野田さんは総理時代、仲間の声を無視して消費税増税に走り、民主党を分裂させた過去がある。どうして、いつも自分を最優先して周囲に迷惑をかけるのか。もし、追悼演説をやりたくて国葬に出席するなら問題ですよ」

 どちらを向いているのか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/329.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 暗黒の日<本澤二郎の「日本の風景」(4577)<国民に迷惑をかけ憲法をぶち壊した国賊を国葬する2022年9月27日>
暗黒の日<本澤二郎の「日本の風景」(4577)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/34277511.html
2022年09月27日 jlj0011のblog

<国民に迷惑をかけ憲法をぶち壊した国賊を国葬する2022年9月27日>

 我が埴生の宿の彼岸花(曼殊沙華)数十本が、いま真っ赤に燃えている。まるで人々の怒りを象徴しているかのようだ。2022年9月27日の日本は、暗黒の日である。悔しい、悲しい日が到来するとは、考えもしなかったが、間違いなく暗黒の日である。詩人はどう記録するだろうか。岸田文雄の手帳にはどう記録されるのであろうか。

 人びとは「国民に迷惑をかけた人物を国民の税金で、権力で喪に服させるとは何事か」「血税を悪党のためになぜ使うのか。困っている人たちの生活費に充てるべきだ」と腹の底から叫び声を上げている。昨日も今日も反国葬デモは、日本列島を覆いつくしている。

 「安倍晋三と道連れはいやだ」と幼子の半狂乱の声も聞こえてくる、そんな暗黒日である。昨日は秋晴れだったが、本日はどうだろうか。いま時は午前8時前である。房総半島は曇ってきている。

<大金投入と警察・自衛隊の警備で統一教会向け反国民的国葬強行>

 岸信介・安倍晋太郎・晋三は善人ではない。敗戦後、平和を誓った日本国憲法を誇りに思って、平和に生きてきた日本人の敵である。彼らは悪人である。彼らは真っ当な日本人ではない。

 国家神道と統一教会という悪しきカルト教団を悪用し、再び「神の国」という覇権国家へと日本の航路を切り替えてきた。安倍晋三と公明党創価学会の太田昭宏と山口那津男らは、2015年に国民の反対を押しきって自衛隊参戦の「戦争の出来る日本」にした。

 これ一つで安倍は万死に値する。安倍は間違いなく国民の平和な生活を脅かし続けてきた国賊・売国奴である。

 国葬に2万人という史上最大の警備作戦一つとっても、国民に嫌われていることが証明されている。G7大国の首脳は一人として東京の武道館に訪れるものは現れなかった。安倍の死を本気で服喪する人たちはいない。それに在位70年の英国エリザベス女王の国葬費用13億円に比較して、安倍はざっと40億円。これはどういうことか。小学生でも納得しない。

 統一教会と神道というカルト教団まみれの自民党と、創価学会の公明党の政教一致体制を裏付けて余りあろう。彼らの野望に大義は全くない。そもそも民主的な憲法は、国葬そのものを否定している。

<それでも政府・電通によってNHKと民放の公共電波独占>

 恐ろしい事態が起きていることを、昨夜日刊ゲンダイ記者から知らされた。それは公共の電波をNHKはじめ民放テレビ局までも政府が独占し、一斉に安倍国葬礼賛報道を流すというのである。

 公共の電波を使って、史上最悪の人物の葬儀を宣伝するという。こんなことも過去になかった。おそろしい。民放はそれぞれ大手の新聞が操縦している。ということは、日本の言論界が政府と国策会社電通に買収されてしまったことになるだろう。

 言論界買収費用もまた大金だ。なんと恐ろしい政府であろうか。屈した言論界に言葉も出ない。国賊を礼賛する報道に国民は反対する。本日も都内では反国葬デモが繰り広げられる。主権者の反撃は止まらない。

 岸田も岸田内閣も、そして安倍の清和会も国賊の仲間である。人々の怒りは一段と強まっていくだろう。

<主権者の総意に背いた政府・自公政府は憲法の名において罷免の対象>

 公務員は憲法を尊重し、擁護する義務がある。この点で安倍晋三は失格であるが、岸田内閣も同じく失格となる。主権者の総意は憲法が保障している。

 安倍を国葬にするという要件はない、それどころか憲法は国葬を認めていない。にもかかわらず閣議決定でこれを強行した岸田もまた万死に値する。

 岸田・自公内閣が、主権者を裏切って安倍国葬を強行したことは、すなわち憲法の名において、岸田内閣は罷免される。内閣を総辞職するほかない。国賊を神格化させる今回の愚行を、国民は断じて容認することは出来ない。

 国際社会は知っている。バイデンもマクロンも来日しない。隣国のトップさえも来ない。当然のことである。

 暗黒の日のあとの処理に全国民は、一丸となって体当たりするほかない。その基は、日本国憲法に従うことである。三権の長の協議を直ちに開け!開けなければ即総辞職しか道はない!

2022年9月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/330.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 静岡は台風15号で甚大な被害、岸田首相は「弔問外交」…県民からは怒りや悲痛な声が(日刊ゲンダイ)
静岡は台風15号で甚大な被害、岸田首相は「弔問外交」…県民からは怒りや悲痛な声が
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/311939
2022/09/26 日刊ゲンダイ


静岡県浜松市天竜区、記録的大雨で一部が崩落した二俣川にかかる橋(C)共同通信社

《やはり、国葬どころではないのでは…》、《自助で何としろということか》

 SNSで怒りや悲痛な声が飛び交っている。台風15号による記録的豪雨で土砂崩落や浸水など、甚大な被害を受けている静岡県民からだ。

 県などのまとめによると、台風15号による県内の人的被害は死者2人、行方不明者1人、けが人は3人。浸水などの家屋被害は4100戸以上に上り、静岡市清水区では6万3千世帯が断水に見舞われた。同区の住民とみられるSNSでは、浸水被害を受けたとみられる家屋などの写真や動画が次々と投稿され、《お願いですから助けてください》との声も。

 道路の寸断などで同県川根本町や島田市の一部集落が孤立状態となっているほか、静岡市では約300戸で停電が続いているという。この事態を受け、川勝平太知事は26日に始まった県議会9月定例会代表質問の冒頭、台風15号による大規模な被害が出ているとして、陸上自衛隊に災害派遣要請したことを明らかにした。

西日本豪雨の夜「赤坂自民亭」を思い出す


2018年西日本豪雨の夜、安倍首相や岸田氏他自民党議員は「赤坂自民亭」なる宴会に(西村康稔氏のツイッターから、=当時)

 まさに未曽有の大災害なのだが、岸田文雄首相の頭の中は27日の安倍晋三元首相の「国葬」でいっぱいのようだ。26日午後から早速、安倍氏の国葬に参列するために来日した各国首脳らと東京・赤坂の迎賓館で会談をスタートさせ、「弔問外交」に臨んでいたからだ。

 こうした岸田首相の動きに対し、ネット上では静岡県民などから呆れる声が上がった。

《カナダのトルドー首相はハリケーン被害を理由に国葬欠席だったよね。岸田さんは? 静岡県民のことは?》

《国会議員って選挙前だと、少しの被害が出ても現場にすぐ来るけれど…。やっぱり、あれは票狙いのパフォーマンスか》

《2018年の西日本豪雨の夜を思い出す。あの時、安倍首相や岸田さんら自民党国会議員は衆院赤坂宿舎で「赤坂自民亭」なる宴会に興じていたよね。結局、こういう性格なんだよ》

 岸田政権は安倍氏の「国葬」に本年度の予備費を充てるとしているが、予備費とは本来、今の静岡で起きている大災害に支出するべきものなのではないだろうか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/331.html

記事 [政治・選挙・NHK288] 安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(上)何をやっても許されるという民主主義蹂躙の集大成が安倍国葬(日刊ゲンダイ)

※2022年9月27日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2022年9月27日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


安倍国葬強行 これは民主主義終焉のセレモニー(上)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/311971
2022/09/27 日刊ゲンダイ

何をやっても許されるという民主主義蹂躙の集大成が安倍国葬


各地で反対デモが拡大でも(下、26日)安倍元首相の国葬は始まった(一般献花=上、27日午前)/(C)日刊ゲンダイ

 世論の大半が反対する中、2カ月あまり前に凶弾に倒れた安倍元首相の「国葬」が27日、強行される。葬儀委員長を務める岸田首相は「民主主義を断固として守り抜く決意を示す」と言い張り続けてきたが、2022年9月27日は、この国、この社会の転轍点として歴史に刻まれることになるだろう。立憲主義をないがしろにする岸田自民党の忌まわしい体質を具現化したものが、この国葬だ。民主主義終焉のセレモニーと言っていい。

 反社会的カルト集団の統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と手を結び、その活動にお墨付きを与え、見返りとして教団票を差配し、オトモダチを国政に送り込んできた。それが憲政史上最長の8年8カ月にわたって政権を担ってきた安倍晋三の正体だ。因果はめぐり、統一教会への多額の献金による家庭崩壊に苦しむ宗教2世の銃撃によって、その命を奪われた。弔意の強制や巨額の血税投入もさることながら、そうした事実が明るみに出るにつれ、「国葬反対」の声はどんどん強まっていった。

 ところが、二階元幹事長は「黙って手を合わせて見送ってあげたらいい。こんなときに議論すべきじゃない」「終わったら、反対していた人たちも必ずよかったと思うはず。日本人ならね」などと吐き捨てた。これほど分かりやすく自民の驕りを凝縮した発言もない。

 語り尽くされていることではあるが、この国葬は憲法違反の疑いがある。根拠法がない上、国権の最高機関である国会の議決も経ていない。内閣府設置法(4条3項33号)は事務担当を定めた手続き法に過ぎない。内閣は国会の意思をすっ飛ばしてコトをなすことはできないのだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「信教の自由について定める憲法20条を厳格に解釈すれば、国葬を執り行うことはできません。葬儀そのものが宗教的行為だからです。現憲法下では国葬をめぐる立法措置を講じることはできないため、法整備がうやむやにされてきた経緯があるとはいえ、国会に諮ることなく強行するのは国民主権を形骸化させる暴挙です。保守派が好む国家の品格を貶めることになり、下品な国葬として記憶に残ることになるでしょう」

 安倍の盟友だった麻生副総裁に「これは理屈じゃねんだよ」とスゴまれ、党内最大派閥の安倍派に突き上げられ、「安倍1強」を支えた岩盤保守層に揺さぶられた岸田は見切り発車。何もしない男が「政治決断」した途端、政権は暗転した。昨秋の衆院選、今夏の参院選で蓄えた政治資産を食い潰した。安倍からの悪しき流れで自民からは独裁志向の強い首相しか出てこない。丸ごと政権から引きずり降ろさなければ、この国は専制主義国家へまっしぐらだ。

弔問外交が聞いて呆れる赤っ恥


同盟国の副大統領が“主賓格”(ハリス米副大統領と握手する岸田首相=代表撮影)

「外交の安倍」の遺産を受け継いで発展させる──。岸田は国葬実施の意義をこうも強調していたが、その大義はアッという間に失われた。アテにしていた欧米首脳らはそろって内政優先。カナダのトルドー首相はハリケーン被害対応を理由にドタキャンした。これでG7は全滅。ド派手な弔問外交を演出するもくろみは木っ端みじんだ。これまた何の因果なのか、直前に挙行されたエリザベス英女王の国葬には各国のトップや王族らが一堂に会した。見劣りは鮮明である。

 誤算続きの末、東京・元赤坂の迎賓館を舞台に26日スタートした弔問外交の“主賓格”となったのは、同盟国の米代表団を率いるハリス副大統領だ。岸田は30分あまり会談後、夕食会でもてなしたが、それもピッタリ1時間で終了。大して盛り上がらなかったのだろう。先だってIEA(国際エネルギー機関)のビロル事務局長やベトナムのフック国家主席ら10人と会談したが、おおむね20分前後で、最短はフィリピンのサラ・ドゥテルテ副大統領の9分だった。

 それもそのはずで、岸田は都合3日間で30人超の海外要人と個別会談を計画。会談相手を2部屋に振り分け、岸田がピストンよろしく往来するアバウトなやり方なのだ。元外交官で平和外交研究所代表の美根慶樹氏はこう言っていた。

「国際会議でもそうした方式の首脳会談は聞いたことがない。特異です。国葬に参列する要人は弔意を表すために来日するのですから、会談などなくて当然だと受け止めていると思います」

 27日はEUのミシェル大統領、シンガポールのリー首相、オーストラリアのアルバニージー首相、インドのモディ首相らと、28日は韓国の韓悳洙首相らと会談するという。

「各国が抱える国内事情もあるでしょうが、派遣される海外要人の顔ぶれを見る限り、岸田首相は足元を見られた印象です。安倍元首相が横死した背景や国葬に対する世論の反発を知れば、当然の判断でしょう」(金子勝氏=前出)

 東京地検特捜部が五輪汚職にメスを入れている真っただ中、諸悪の根源であるIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長がのこのこやって来ているのもマンガ的な展開だ。世界に恥をさらしたこの一事で、この国もいよいよ奈落の底に転落の予感である。

どこを探しても見当たらなかった安倍元首相の功績


ベノミクスで国民の暮らしはボロボロ(日銀の黒田東彦総裁)/(C)共同通信社

 岸田は「安倍元首相は各分野で大きな功績をあげた」(9月8日の衆院閉会中審査)と「安倍国葬」を正当化してみせたが、一体、どこに功績があるというのか。

「日本経済再生に努力を続けた」(岸田)というが、アベノミクスにより、国民生活は苦しくなる一方だったのが実態だ。

 たしかに円安が進行し、大企業は潤い、株価は上昇したが、富裕層が豊かになれば、庶民も恩恵を受ける「トリクルダウン」は最後まで起きなかった。大企業の利益は内部留保に向かい、賃金上昇にはつながらなかった。

 足元で、日本経済が急激な円安と物価高騰に直撃されているのも、すべてアベノミクスのせいだ。最悪なのは、規格外れの異次元緩和を10年間も続けてきたため、もはや日本は金融緩和から抜け出せなくなっていることだ。世界中がインフレを抑えるために金利を引き上げているのに、日本だけが利上げもできなくなっている。

 いずれ、無理な経済政策だったアベノミクスは破綻するに違いない。

 経済評論家の斎藤満氏はこう言う。

「アベノミクスは国民の犠牲を伴うものでした。円安政策のほかに大きいのが税制です。法人税を減税する穴埋めに2度も消費税増税を強行しました。年間の消費税収が第2次安倍政権発足時の約10兆円から20年は約21兆円へと倍増しています。分配を怠り、富裕層以外をどんどん貧しくしたことを、分配を重視しているはずの岸田首相は、本気で“功績”と思っているのか、はなはだ疑問です」

 安倍は「出生率上昇」「地方創生」「女性活躍」など、次々と目標を掲げた。しかし、どれも大幅未達の結果に終わった。

 他方、「モリ・カケ・桜」で明らかになったように、国政を私物化。この国をメチャクチャにした。

 どこを探しても、功績は見当たらず、酷い悪事ばかりが目立つ──。日に日に国葬反対の世論が高まったのは当然だ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/332.html

   

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