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2022年7月30日09時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] ナベツネの首相替えです ミヤネ屋の反統一教会爆弾司会 
ナベツネの首相替えです ミヤネ屋の反統一教会爆弾司会
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52006528.html
2022年07月30日 自民党的政治のパンツを剥ぐ

ナベツネさんは日本の「影の提督さん」です
首相を蹴っ飛ばしつぶし 意中の首相と交代させるのが「お仕事」です

安倍元首相の2回目退陣は誰もがおかしいと
退陣直後に食え飲めやですから
消化器官の難病が退陣名目なのに

あまりにも有名な自白言葉が
「きみら記者は 僕に近寄るな散れ! 僕が首相を考える 忙しんだ」

ナベツネさんが ミヤネ誠司の隠し子を擁護し「私兵化」した
なら
今続く ミヤネヤの統一教会狩り 自民党との死闘
はナベツネさんが「正しい応援者」です

安倍元首相vs広島もvs山口も
河合獄中で勝負あり

そしてスガ退陣 林外相です

****

岸田氏の首相は 逸ノ城の優勝のようなものです
つなぎでしょう

ナベツネさんはバイデンより人物が大きい
と見ます

岸田から乗り換える時は
バイデンが台湾から逃げたときでしょう

戦争ごっこだから
中国が敵で遊びます

真面目に戦争なら1秒で負けます
即国交断絶 食糧危機ですから

統一教会叩きは自民党首相交代
での勝負ネタと見ます
安倍派消滅作戦です

びっくりしたのは
大越 ナベツネインタビューでの
凄さです
彼は超人です

死んだら日本国民が
ナベツネは最後はいいことした 林新首相
を期待します


http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/456.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 自民党内で勝手に決めた安倍の国葬、甘利の追悼演説が党内で大揉め(まるこ姫の独り言)
自民党内で勝手に決めた安倍の国葬、甘利の追悼演説が党内で大揉め
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/07/post-e51b8f.html
2022.07.29 まるこ姫の独り言

まったく税金を何と思っているのか。。。

まるで反社の集まりの様に自分達の考えで勝手に決める自民党

安倍が銃弾に倒れた途端、すぐに「国葬」を決め、閣議決定で日時まで決め、臨時国会で実施する予定だった追悼演説は甘利だったらしいが、今度は党内で内輪もめ

「残した派閥をばかに」 安倍派の猛反発で甘利氏の追悼演説頓挫
 7/28(木) 20:42配信 毎日新聞

>自民党が8月の臨時国会で実施する予定だった安倍晋三元首相の追悼演説を先送りする検討に入ったのは、甘利明前幹事長(麻生派)が演説を行うことに対して与野党の反発が強まったためだ。特に銃撃事件で会長の安倍氏を失った自民党安倍派(清和会、97人)で批判が強まったことが大きな要因となった。

>同派から「なぜ安倍氏が残した派閥をばかにする甘利氏に演説させるのか」「国民の気持ちは甘利氏ではない」などの声が漏れた。

自民党は自分達のメンツでしか物事が決まらないらしい。

完全に神格化している。安倍の遺影の前で会議をする安倍派。


まるで安倍の死が自民党のメンツの為に利用されているも同然で、甘利は派閥をバカにしたとか、国民の気持ちは甘利ではないとか・・・

そんなことを言うなら、国民の半数の気持ちは「国葬」じゃないよなあ。。。

そもそも国葬に賛成反対は、約半々で、無理やりに国葬を強行した側が内輪もめまでしているんだったら、もう最初に考えたように、これだけ自民党と統一教会が一体化しているのなら、統一教会と自民党の合同葬でいいじゃないか。

税金も助かることだし。

それにしても自民党らしい醜い争いだ。

派閥をバカにしたとか、甘利は気に入らないとか、子供の喧嘩か!

この際、思う存分内輪もめ、そして悪口大会を開催して、自民党大好き有権者にアピールして欲しい。

しかし清和会が怒っている理由は甘利が「安倍派について誰一人カリスマ性がない」と言った事が清和会の逆鱗に触れたそうだが、実際問題、その通りじゃないか。

が、疑惑に対して何の説明もせず逃げ回って、そして幹事長でありながら小選挙区落選した甘利に「カリスマ性がない」なんて上から目線で言われたくはないよねえ。

安倍のように岸の時代から統一教会と繋がっている政治家の圧力は半端ないと思うし、統一教会も信頼できるのは安倍しかいないみたいな気持ちになっていただろうし、どう考えても他の議員は安倍以外は雑魚ばっかりで、影響力やカリスマ性は無いに等しい。

当たっている(笑)

しかしここまで、自民党の総意が国民の総意みたいな考え方はなんなのか。

こちらはまったく国葬に賛成していないのに、自民党とその支持者、統一教会と支持者だけが粛々と物事を進めていく。

税金ってこんなある特定の団体の人の為に使うものなのか。。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/457.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 福田達夫・自民総務会長「何が問題かわからない」 祖父・赳夫氏と旧統一教会の動画が急拡散(日刊ゲンダイ)
福田達夫・自民総務会長「何が問題かわからない」 祖父・赳夫氏と旧統一教会の動画が急拡散
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309042
2022/07/30 日刊ゲンダイ


福田達夫 自民党政調会長(C)日刊ゲンダイ

《孫の #福田達夫 は #統一教会 の声しか聞こえない?》《血統から考えても、ポスト安倍にふさわしいと統一教会が福田達夫にしがみついているかも。》

 自民党の福田達夫総務会長が29日、記者会見で旧統一教会と政治との関係について、「何が問題か正直分からない」と話した。

 福田氏は「わが党が組織的にある団体から強い影響を受けて政治を動かしているのであれば問題かもしれないが、僕の今の理解の範疇だとそういうことが一切ないので」としている。

 これにはSNSでも批判の声が相次いでいるほか、YouTubeにアップされた祖父の赳夫元首相と旧統一教会の文鮮明の映像が拡散され、話題になっている。

 映像は、1974年5月7日にホテルで開催された「希望の日 晩餐会」の一幕だ。

 そこには当時の福田赳夫大蔵大臣が登壇し、〈アジアに偉大なる指導者あらわる、その名は文鮮明ということである。〉〈今日は文先生から「お前らは神の子である」という風に激励をうけましてですね 少し何か偉くなったような感じもいたします。私はこの「神の子である」というのはですね やっぱりですね、この世の中のために大いに奉仕していく またそういう気持ちになった〉などとスピーチしているからだ。その2年後の76年12月には赳夫氏は総理大臣に就任している。本当に強い影響はなかったのだろうか。

 福田赳夫元首相の秘書で、自民党本部情報局国際部主事を務めた経験を持つ中原義正氏はこう言う。

「いろいろなメディアから、この件で取材を受けている。言い訳をするつもりは一切ないが、福田(元首相)が自民党内で統一教会系の話をすることや、誰かに指示したりすることは一切なかったと断言できる。おそらく福田は岸(信介)の指示を受けてあいさつしたのではないか。確かに当時、勝共連合(統一教会の政治団体)が自民党国会議員に近づいていたのは間違いない。ただ、だからと言って福田が統一教会の活動のお先棒を担いだことはないし、民間企業出身である(息子の)康夫氏はもちろん、(孫の)達夫氏も当時の状況を知らないだろう。とはいえ、(達夫氏は)発言には慎重であるべきなのは言うまでもない」

 果たして何が真実かは今後、明らかになるだろう。


福田総務会長「何が問題かよく分からない」“旧統一教会”と自民の関わりは…発言続々

2022/07/30 ANNnewsCH

“旧統一教会”をめぐり、様々な議員が関わりを持っていたことが明らかになるなか、自民党幹部は「組織的関係はない」としたうえで「何が問題かよく分からない」と発言しました。

自民党・福田達夫総務会長:「(Q.旧統一教会と自民党、証言が出てきているが、なぜこれだけ議員と付き合いがあるのか?)党としては(関係が)ないというのは、幹事長が明確に申し上げているというふうに僕も理解しています。正直、僕自身が個人的に全く関係がないので、何でこんな騒いでるのか、正直よく分からないというのはあります。わが党が組織的に、ある団体から強い影響を受けて政治を動かしているのであれば問題かもしれませんが、申し訳ない、僕の今の理解の範疇(はんちゅう)だと、そういうことは一切ないので。正直言います。何が問題か、僕よく分かんないです」

組織的な関わりがないことは確認済み。これは党としての立場です。

自民党・茂木敏充幹事長:「ご指摘の団体について、自民党として組織的関係がないこと、すでにしっかりと確認しています」

個人として関りを持つ議員には“慎重であるべき”と注意していくといいます。

ただ、その“個人”からは、こんな発言も出てきました。

選挙の際「旧統一教会の関係者に、電話で投票を呼び掛けてもらった」ことを認めている。岸信夫防衛大臣です。

岸信夫防衛大臣:「(Q.旧統一教会が社会的に問題ある宗教団体と以前から認識していたか?)そういうことが言われている団体であることは認識しておりました。(Q.“電話作戦”程度なら、旧統一教会メンバーの手伝いは問題ないという認識か?)電話作戦の中身にもよると思うが、そういう判断を当時はしていたんだと思う」

かつての重鎮から気になる証言も出てきました。前参院議長・伊達忠一氏です。

伊達氏は2年前から、世界平和統一家庭連合などが主催するイベントに、少なくとも3回登場していました。

その理由を本人に聞くと…。

伊達忠一前参院議長:「宮島喜文ってのがいるんです。これをお願いして、当選させてもらったんですよ。安倍さんに了解をとって。安倍さんに『統一教会に頼んで(票が)ちょっと足りないんだ』と。(安倍元総理が)『分かりました。ちょっと頼んであれしましょう』と。ナンボ(票が)入ったか分からんわね。どっちにしても当選はしたんだわ」

きっかけは2016年の参院選。伊達氏は、出馬した宮島喜文候補を当選させるため、旧統一教会の組織票の割り振りを安倍元総理に依頼したというのです。

伊達氏は、イベントに参加したのは“お礼のため”だと釈明しました。

立憲民主党・泉健太代表:「『党としての組織的な関係がない』と言ったということは、相当深く、各議員広範囲にわたって関係を有しているということが明らかになったということではないか。やはり自民党は、党で調査をすべきだ」

自民党・福田達夫総務会長は29日夜、会見での発言についてのコメントを発表しました。

自民党・福田達夫総務会長:「わが党が組織的に、党外の団体から強い影響を受け、それで政治が動くのであれば問題ですが、私の理解では、そのようなことは一切ありません。ただ、党としての問題ではなく、個人として何か抜き差しならない関係になっていて、その結果、その方の政治活動に非常に大きい影響を与えているのであれば、それは問題と思います。そのような団体との付き合いについて、何が問題か分からないという主旨の発言ではございません」

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/458.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 統一教会と自民の癒着に公明党代表がノーコメントを貫くしかない闇  新恭(まぐまぐニュース)
統一教会と自民の癒着に公明党代表がノーコメントを貫くしかない闇
https://www.mag2.com/p/news/546917
2022.07.29 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース


安倍元首相銃撃事件により、にわかに注目されることとなった政治と宗教の関係性。そのような中にあって、口をつぐまざるをえない状況に置かれているのが公明党です。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙社会部記者の新 恭さんが、公明党と創価学会のつながりを改めて振り返るとともに、元公明党所属議員が明かした、創価学会による数々の「好ましからざる行い」を紹介。さらに自公政権に対して、旧統一教会のみならず創価学会との関係についても問い直すべきとしています。

統一教会と自民の癒着に公明党がノーコメントの深いワケ

公明党の山口那津男代表は7月19日、政治と宗教の適切な関係性を記者に問われ、「コメントは控えたい」と語った。

その理由は「捜査が進展中なので状況をしっかり見極めたい」ということだった。つまり、答えたくないのである。

質問の趣旨は、公明党の母体である創価学会の票を自民党があてにし、自公が政権を握っている日本の政治について、コメントしてほしいということだろう。統一教会の問題を背景にした質問なのは言うまでもない。

山口代表にとって、この時期、いちばん嫌なテーマだろう。JBpressの「舛添直言」で、国際政治学者、舛添要一氏は自民党の政治家だった経験をもとに、こう書いている。

1999年10月から2009年9月まで、2012年12月から今日まで、20年間にわたって自公政権が継続しているのである。その間、自民党は足腰が弱くなり、公明党の支援なしには勝てなくなってしまった。禁断の実を食べてしまったようである。公明党は、宗教団体である創価学会を母体とする政治団体である。したがって、「政治と宗教」というテーマは、ある意味でタブーになっている。このテーマについては、自公連立政権下では沈黙を余儀なくされるようになっている。

山口代表が口をつぐんだのは、そういうことだ。創価学会は公明党を支配することによって、政権を動かしている。だが、公明党が連立政権入りするまでの道は平坦ではなかった。とくに1970年から80年代にかけて、創価学会は公明党幹部を政治工作にあたらせることで、生きながらえていた面がある。

公明党の政治家として30年間を過ごし、党委員長までつとめた矢野絢也氏は著書『闇の流れ』(2008年発行)のなかで、次のように書いている。

私の在職中には公明党首脳人事は池田氏の意向で決まっていた。議員の公認も形式的に選挙委員会を開いているだけで、ほぼ100%学会が決めていた。今はもっと学会支配が強まっていると思う。太田昭宏代表も池田名誉会長に壇上から声をかけられると直立不動になるのだから、党の最高幹部ですらマインドコントロールされていることが明白である。

矢野氏は政治や学会関係について内幕を書きためた100冊近い手帳を大切に持っていた。ところが、元公明党国会議員3人に家探しされ、持ち去られたため、返還訴訟を起こすとともに、2008年6月、日本外国特派員協会で会見した。

矢野氏は書記長だった時期に自ら関わった工作として、言論出版妨害事件、月刊ペン事件などをあげた。

1970年の言論出版妨害事件は、政治評論家、藤原弘達氏が書いた暴露本『創価学会を斬る』の出版差し止めを当時の田中角栄・自民党幹事長に依頼したものだ。田中幹事長の働きかけは実らず、暴露本が出版されたため、聖教新聞社、潮出版社の関係者や創価学会員らが取次店や全国の書店を回って取り扱いの中止や返本を要求する騒ぎになった。

月刊ペン事件は、75年末から76年4月にかけ「月刊ペン」誌上で、編集長の隈部大蔵氏が池田大作氏の女性間係を暴露。相手とされた多田時子、渡部通子両氏の告訴により名誉毀損罪で隈部氏が逮捕され、一審、二審で有罪になった。

会見で詳細を明らかにすることはなかったと記憶するが、月刊ペン事件について矢野氏は「編集者が逮捕されるという異例なことを、どうしてできたのか、いきさつが手帳に書いてあった」と語った。

矢野氏や顧問弁護士の山崎正友氏らがどのような工作をしたかは、山崎氏の著書に生々しく書かれている。

裁判官や検事に根回しし、警視庁に圧力を掛け、笹川良一氏、陽平氏父子に頼んで、月刊ペン社長と弁護人の懐柔工作を行い、2,000万円を相手側に支払って、池田大作を証人出廷させないまま、隈部大蔵に有罪判決が下るよう司法を曲げる作業の中心者として働いたのだ。もちろん、池田大作の厳命によるものである。

このような工作活動が効力を発揮したとは信じがたいが、矢野氏のメモにはおそらく詳細な記録が残されているのだろう。矢野氏は当時の創価学会について、こう述べた。

脱会する人に嫌がらせをする。半ば無理やりに、会員を選挙活動に駆り出す。お金集めをやる。海外にはきわめて危険な団体と規定している国もあると聞いております」「これは中傷ではない。これを教訓に、正しい宗教団体になっていただきたい

「政治と宗教」タブーは、報道の世界にも見られる。安倍元首相襲撃事件の後、大メディアが警察発表そのままに統一教会の名を伏せて容疑者の供述を報じていたことは、その顕著な実例だ。警察の政権に対する忖度をメディアまでが見倣う必要はない。

もとをただせば、統一教会は反共団体である「勝共連合」を日本につくったことにより自民党と結びついた。その点では創価学会・公明党よりはるかに自民党との身内意識が強いかもしれない。

自民党のなかでもとりわけ統一教会とのかかわりが深いのは、「勝共連合」の最大の協力者、岸信介氏の流れをくむ派閥「清和会」(安倍派)である。

第一次安倍政権で首相秘書官をつとめた同派閥の井上義行氏が統一教会の全面支援を受け今回の参院選に当選したことは多くのメディアで報じられているが、同じく安倍派のメンバーである参院議員、北村経夫氏もまた、統一教会との異常に近い関係が明らかになっている。

北村氏が立候補した2013年夏の参議院議員選挙直前、統一教会が全国の信者に以下のような内部通達を出したことをジャーナリスト、鈴木エイト氏が報じている

全国区の北村さんは、山口出身の政治家。天照皇大神宮教(「踊る宗教」とも)の北村サヨ教祖のお孫さんです。首相からじきじきにこの方を後援してほしいとの依頼があり、当落は上記の『踊る宗教』と当グループの組織票頼みですが、まだCランクで当選には遠い状況です。参院選後に当グループを国会で追及する運動が起こるとの情報があり、それを守ってもらうためにも、今選挙で北村候補を当選させることができるかどうか、組織の『死活問題』です

なんと、当時の安倍首相が統一教会にじきじきに北村氏への後援を依頼してきたというのだ。しかも、統一教会が国会で追及される恐れがあるので、それを防ぐためにも北村氏を当選させる必要があるという。統一教会と政治権力の持ちつ持たれつの関係がこの文面で露骨に明かされているではないか。

安倍元首相襲撃事件の後、ANNの取材に対し、自民党の青山繁晴参院議員が統一教会と自民党について、こう語っている。

非常に信頼している良心的な議員から話があった。『自身が所属する派閥の長から現状では今回の参院選で当選圏内に届かない恐れがあるから旧統一教会の票を割り振りたいという話があり、それを断った』と。その方の派閥の領袖(りょうしゅう)は『自分が断った分の票を他の議員に割り振ったようだ』と

この“派閥の長”に事実を確認したところ、こんな答えが返ってきた。

『旧統一教会の丸抱えで当選させようとしているのではなく、業界団体が抱えている票自体が減っているからそれだけでは当選できない』と

“派閥の長”が誰なのかは定かでないが、青山氏は「安倍さんに諫言したかった」とも語っており、推して知るべし、かもしれない。

南都北嶺の僧侶たちがそうであったように、宗教組織が権力を持ちたがるのは世の習いだ。明治憲法の復活を唱えた「生長の家」創始者・谷口雅春氏の教えを源流とする政治運動体「日本会議」は元来、宗教色が強く、その役員に神道や新興宗教の関係者が多いことに留意したい。

このように考えをめぐらせると、自公政権は宗教勢力に取り囲まれて身動きできない状態のように見えてくる。

憲法20条は信教の自由を保証しており、誰がどんな宗教を信仰しようと自由である。しかし同条は「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と定めている。

政権に働きかけ、警察の捜査や行政の規制を逃れるのは「国から特権を受け」ることと同じではないのだろうか。これを機に自公政権は、統一教会はもちろん、創価学会との関係についても、問い直すべきである。

image by: 安倍晋三 − Home | Facebook

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。


旧統一教会と政治の“距離感” 自民党 現職議員が激白

 安倍元総理の銃撃事件を発端に注目が集まる旧統一教会。政治家と教団の“距離”の近さについて、現役の自民党議員が取材に応じました。

 事件が浮き彫りにしたのは、政治と旧統一教会のかかわりです。

 自民党の現職議員が、「参院選前に聞いた」という話です。

 自民党・青山繁晴参院議員:「非常に信頼している良心的な議員から話があった。『自身が所属する派閥の長から現状では今回の参院選で当選圏内に届かない恐れがあるから旧統一教会の票を割り振りたいという話があり、それを断った』と。その方の派閥の領袖(りょうしゅう)は『自分が断った分の票を他の議員に割り振ったようだ』と」

 今回の参院選で再選した青山繁晴議員は、この“派閥の長”に事実を確認したといいます。

 自民党・青山繁晴参院議員:「『旧統一教会の丸抱えで当選させようとしているのではなく、業界団体が抱えている票自体が減っているからそれだけでは当選できない』と」

 自民党の候補者が旧統一教会の支援を受けることをどう考えているのでしょうか。

 自民党・青山繁晴参院議員:「旧統一教会については、支援しているということが伏せられている。宗教でなくてもどこかの団体の支援を受けて、それがかなりの票なのに有権者が知らないというのはおかしい。伏せられている理由の中に被害者や訴訟の存在があるんだったら余計に大問題」

 旧統一教会は取材に対し、「政治に関する取り組みは“友好団体”が行っているようだが、私どもから回答すべきではない」と答えています。

 自民党の全国比例候補で出馬した井上義行氏は、当選後こう話しました。

 自民党・井上義行氏:「私がご支援頂いたのは世界平和連合。6つの国づくりの政策について賛同を得たということで、賛同会員ということになっておりますし」

 「世界平和連合」は、旧統一教会の創始者、故・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏が総裁を務めていた団体です。

 より広く「政治と宗教」の関わりについて問われた公明党の山口代表は…。

 公明党・山口那津男代表:「(Q.政治と宗教どういった関わりが適切か)そこは様々な報道もあるし、また事件としての捜査も進展中でありますので、コメントは控えたいと思います。今後状況をしっかり見極めたいと思っております」

 旧統一教会との関係が指摘されているのは自民党だけではありません。

 日本維新の会・吉村洋文副代表:「日本維新の会の議員の中にも、旧統一教会のイベントに参加したりしている議員もいると報道されていますので、どういった経緯で、どういう関係で、それがどういうものなのか、しっかり説明するべきだと思います」

 国民民主党の玉木代表は、旧統一教会と関係が深いとされる「世界日報」の元社長から献金を受けていたことを明らかにしました。

 国民民主党・玉木雄一郎代表:「2016年に世界日報の元社長から2万円と1万円の寄付を私が受けていたということ。これを調べましたら事実です。公開もされているので何らやましいところはないので、今のところは返還は考えておりません」

 共産党は、旧統一教会問題追及チームを21日に立ち上げる方針です。

 共産党・小池晃書記局長:「自民党など多くの議員が関連団体の集会に参加したり、メッセージを送ったりしてきたことが明らかになっています。自民党と(旧)統一教会の癒着。さらに(旧)統一教会による政界工作。この全容解明をすることが必要であると考えます」

 社民党の福島党首は、自民党の政策への影響を検証すべきだとしています。

 社民党・福島瑞穂党首:「持ちつ持たれつというか、(旧統一教会が)秘書や色々な形で(自民党議員に)派遣していたと言われております。まさに自民党の政策が、もっと言うと国会の政策が極めてゆがめられていたのではないか。徹底的な検証が必要だと思っています」

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp


関連記事
自民党安倍政権と統一教会。2013年参院選時に蠢いた策動<政界宗教汚染〜安倍政権と問題教団の歪な共存関係・第一回>
http://www.asyura2.com/19/senkyo256/msg/274.html

<青山繁晴議員が暴露!>「旧統一教会の票を“割り振る”と言われ…」自民議員が実態証言 参院選でも“政治と宗教の関わり”が(TBS)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/360.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/459.html

記事 [政治・選挙・NHK287] カルトはどこまで政界に食い込んでいるのか 議員から湧き出るしらじらしい釈明 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)

カルトはどこまで政界に食い込んでいるのか 議員から湧き出るしらじらしい釈明 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/309018
2022/07/30 日刊ゲンダイ


早急に検証すべきだ(旧統一教会の渋谷本部)/(C)日刊ゲンダイ

 ソムリエがワインはブドウからできていると知らなかったと言ったらどうか。化学者が水は水素と酸素からできていると知らなかったと言ったらどうか。くだらない冗談としか思わないだろう。しかし、その類いの連中が次々と現れた。

 政治ジャーナリストの田崎史郎は、安倍晋三と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について「安易に結び付けない方がいい」と発言。

 日本維新の会の松井一郎は、勝共連合が統一教会系とは知らなかったとすっとぼけた。勝共連合が1968年に創設されたときの名誉会長は笹川良一である。松井の父親の良夫は笹川の側近だ。松井が知らないはずはなく、本当に知らなかったとしたら、また別の問題である。

 同じく維新の足立康史は統一教会系の世界戦略総合研究所で講演していた件について〈関連団体とは存じ上げませんでした〉とツイートし、「統一教会の何が問題なのか正確に承知していません」と釈明。56歳の元官僚が知らないわけがない。しらじらしいにも程がある。

 自民党と統一教会の関係は「ずぶずぶ」どころではない。

 元参議院議員の有田芳生のツイートによると〈統一教会の関連組織から、国会議員(事務所)に「取材があったら、知らなかったと答えてください」と連絡が行われている〉とのこと。また、有田芳生事務所はツイッターで〈統一教会の内部文書。摘発されないために警察に力を持っている議員への工作や裁判対策費用が「毎月1億円」。これらは霊感商法や信者たちからの献金です〉と明らかにしている。

 また有田は警視庁公安部の幹部が統一教会を摘発できなかった理由について、「政治の力」と語ったと証言。

 元参議院議員の舛添要一は〈私は、衆参両院の自民党議員の選挙応援に駆り出され、仲間のために何度も街頭演説を行ったが、右寄りの議員の集会に勝共連合や日本会議のメンバーが大挙して応援に駆けつけているのを何度も見ている〉〈こうして、政権党に食い込んでいった統一教会は、検察の捜査の対象から外されるという大きな成果を得ているのである〉と記している。

 参議院議員の青山繁晴は、ある派閥の長から今回の参院選での「統一教会の票の割り振り」について聞いたと証言。カルトはどこまで日本の政界に食い込んでいたのか。早急に検証すべきだ。


適菜収  作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/460.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 教団を追うジャーナリストが明かす 旧統一教会 ”濃厚接触議員”(FRIDAY)

※FRIDAY 2022年8月12日号 各誌面クリック拡大





教団を追うジャーナリストが明かす 旧統一教会 ”濃厚接触議員”
https://friday.kodansha.co.jp/article/255835
2022年07月29日 FRIDAYデジタル

祝電、イベント参加、教団トップに花束を渡して絶賛 票欲しさに問題だらけの団体と蜜月に 閣僚級議員がズラリ、その数100人超


’17年5月14日の母の日に、都内で開かれた統一教会のイベントで韓鶴子総裁に花束を手渡す山本朋広議員(画像は「PeaceTV」より)

「日頃より世界平和統一家庭連合の徳野会長、また世界平和連合の太田会長を始め、本当に皆様には我々自民党に対して大変大きなお力をいただいていますことを改めて感謝を申し上げたいと思います」

これは、統一教会(現世界平和統一家庭連合)が’17年5月14日の母の日に有明コロシアム(江東区)で開いた「1万人集会」における、自民党・山本朋広衆院議員の来賓挨拶での発言だ。

国会議員と統一教会の親密過ぎる関係が、世間を賑わせている。現時点で統一教会と何らかの関係を持っていたことが判明している国会議員は、衆参合わせて100人を優に超える。統一教会系のメディアの取材を受けたり、頼まれるまま祝電を送ったりしたケースだけでなく、’12年の第2次安倍政権以降、積極的に教団イベントへ参加する議員も続出している。

ここからは、なかでも特に統一教会とのつながりが深い「濃厚接触議員」をご紹介しよう。

自民党を代表してお礼を述べた冒頭の山本議員は、さらに教団への賛辞を続けた。教団の韓鶴子(ハンハクチャ)総裁を「マザームーン」とまで呼び、

「実の母にも贈ったことのない立派なカーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」

と壇上から述べると、信者たちから大喝采を浴びた。

その山本議員とともに、国会議員団として統一教会及び関連団体の幹部らと’17年7月にアメリカ外遊へ出かけたのが武田良太衆院議員だ。ワシントンDCの米下院議院会館で「韓日米の国会議員カンファレンス」に出席した武田議員は、その後、第4次安倍第2次改造内閣で国家公安委員会委員長と行政改革担当大臣など要職を歴任した。

山本議員と武田議員の統一教会との蜜月関係はそれだけにとどまらない。
’17年2月には、韓国・ソウルの大韓民国国会会館とロッテホテルにおいて、統一教会の関連団体であるUPF(天宙平和連合)が主導して開いた、世界平和国会議員連合(IAPP)の世界総会にも出席している。

さらに、その総会の場で二人は、韓鶴子総裁から、

「それぞれ自分の国の氏族メシアになってください。皆さんの国の国民を救って生かす、実質的な真の父母様の教えを教育する、誇らしい国家メシアになることを祝願いたします」

と直接ミッションも託された(通称”国家復帰”指令)。

’19年10月5日、UPFが名古屋で開催した国際指導者会議「ジャパンサミット&リーダーシップカンファレンス(JSLC)」では、当時清和会の会長だった細田博之衆院議長が基調講演を行った。

同じくその会議に出席した自民党の江島潔参院議員は、主賓の韓鶴子総裁に花束を贈呈。江島議員は同月、東京・新宿の京王プラザホテルで統一教会関連団体が開いた「平和大使と地方議員の集い」にも出席している。この集いこそ、政治家に青年信者たちを引き合わせ、選挙活動や議員活動をサポートする運動員やスタッフを斡旋する顔合わせが行われる会だと指摘されている。

青年信者たちが自転車リレー形式で日本を縦断する、UPFの「ピースロード」プロジェクト。全国各地で開かれるピースロードイベントでは、数多くの国会議員が実行委員長を務め、信者ライダーを激励した。なかには、信者と一緒に自転車に乗って走行する議員も現れた。平井卓也衆院議員と逢沢一郎衆院議員だ。平井議員は’16、’17、’19年に、逢沢議員は’20年にピースロードイベントに参加している。

逢沢議員は統一教会系イベントの常連である。’18年7月には北村経夫参院議員や山下貴司衆院議員らとともに、岡山県で開催された教団1万人集会「復興祈念・2018孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA」に来賓出席し、壇上から祝辞を述べた。

この集会では、教祖夫妻の五女である文善進・世界会長(当時)が韓鶴子総裁の”みことば”を代読。
日本人信者に韓国への贖罪(しょくざい)意識を植え付けた上で課す、過重な献金負担(通称”責任分担”)が改めて可視化された。

「私は日本に言いたいです。私たちがひとつになるためには、過去に誤ったことを認め、これからは未来のために良くしていこうと手をつないでいかなくてはなりません。人間的に考えれば赦すことのできない民族です。しかし天の摂理において、真の父母は日本を世界のために生きるエバ国家、母の国として祝福しました。母の特徴は自分を顧みずすべてを惜しみなく与えてくれることです」

逢沢議員は精力的だ。’18年10月、議員会館の裏手に立つザ・キャピトルホテル東急(千代田区)で、統一教会系の政治組織・国際勝共連合が開催した「国際勝共連合創立50周年記念大会」にも、前出の山本議員や武田議員らと出席している。

この大会には多くの国会議員が出席したが、彼らのほとんどは顔出しだけで、30分程度でそそくさと議員会館に戻って行った。しかし逢沢議員は、いったん議員会館に戻った後、再び夜になって会場に戻ってきた。どうやら、晩餐(ばんさん)会での食事が目当てだったようだ。

それにしても、なぜこれだけ多くの国会議員が統一教会やその関連団体と付き合いを続けるのか。

統一教会側のメリットは、内部統制と体制保護にある。信者が過酷な献金要請によって信仰生活に疑問を感じたとしても、「こんなに偉い国会議員の先生が来賓として出席するほど素晴らしい団体なのだ」と納得してしまう。そして、教団側は警察の手入れや国会での追及に怯えることなく組織運営と資金収集に励み、布教活動に邁進できるというわけだ。

一方の政治家側にとってのメリットは、何といってもマンパワーだ。選挙時に限らず、無尽蔵のスタッフを無償派遣してくれるばかりか、後援会まで結成し全面応援してくれる統一教会はありがたい存在だ。

政治家が統一教会との関係を続けることができたのは、メディアがほとんど報じてこなかったことも要因の一つだ。これまで筆者は、’12年の第2次安倍政権発足以降、継続してこの不適切な関係を報じてきたが、問題の深刻さはなかなか世間には届かなかった。

山上徹也容疑者の凶行は許されるものではない。しかしその背景には、国会議員が国民の目から隠れて統一教会との関係を続けてきたという事実があるのも忘れてはならないのではないだろうか。

同様の事件を二度と起こさないためにも、政治家には襟を正してもらいたい。


萩生田光一議員は関連団体のイベントに参加、会費の支払いもしていた



’12年4月、関連団体の定例会で講演した下村博文議員。教団との「親密な関係」が取り沙汰されている(講演の画像は世界戦略総合研究所のHPより)


16年7月、「ピースロード四国実行委員会出発式」では、実行委員長の平井卓也議員自ら先陣となり出発した(画像は「PEACE ROAD in Japan」のHPより)


菅義偉前首相にも疑惑は報じられたが、FRIDAYの取材に関与を全否定している


’19年10月5日、名古屋内のホテルでUPFが開いた国際指導者会議に参加した江島潔議員。主賓の韓鶴子総裁に壇上で花束を贈呈した(画像は「PeaceTV」より)




『FRIDAY』2022年8月12日号より

取材・文:鈴木エイト

ジャーナリスト

PHOTO:鬼怒川 毅(萩生田議員、下村議員、菅前首相) 原田義昭元環境大臣のフェイスブックより(表2写真) 世界戦略総合研究所のHPより(表3上写真) 「ピースロード岡山」のインスタグラムより(表3下写真)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/461.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 自民・甘利明前幹事長の嫌われ方…安倍前首相「追悼演説」延期で“復権”の足がかりもパー(日刊ゲンダイ)


自民・甘利明前幹事長の嫌われ方…安倍前首相「追悼演説」延期で“復権”の足がかりもパー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/309057
2022/07/30 日刊ゲンダイ


自民党内から異論噴出(甘利前幹事長)/(C)日刊ゲンダイ

 まさか、こんな結果になるとは本人も想像していなかったのではないか。8月の臨時国会で実施する予定だった安倍元首相の追悼演説は、秋の臨時国会に先送りされることになりそうだ。

 理由は、自民党の甘利明前幹事長が追悼演説することに、足元の自民党内から異論が噴出したためだ。「遺族の意向」を理由に甘利前幹事長が演説することでほぼ決まっていたが、安倍派から「冗談じゃない」の声が噴出。追悼演説そのものが、延期される方向になった。

 発端は、甘利前幹事長がメルマガ(20日付)で安倍派について<「当面」というより「当分」集団指導制をとらざるを得ない。誰一人、現状では全体を仕切るだけの力もカリスマ性もない>と指摘したことだ。この指摘に、安倍派最高顧問の衛藤征士郎議員が21日の派閥会合で「こんなに侮辱されたことはない」と激怒。他の議員からも「甘利こそカリスマがない」「国民の気持ちは甘利じゃない」という批判があったという。これで甘利前幹事長が追悼演説する可能性はほぼなくなった。

 そもそも自民党内には「なぜ甘利なのか」の声があったという。

「甘利さんは“政治とカネ”が発覚して大臣を辞めた男ですよ。昨秋の衆院選では小選挙区で落選している。それに、本人は『自分は安倍、麻生、菅の3人と同格だ』と思っているようですが、どう考えても格下でしょう。追悼演説の打診があっても、普通は固辞すると思う。なぜ、断らなかったのか。心配なのは追悼演説が延期されることで、追悼ムードに水が差されることです」(自民党関係者)

 甘利氏本人は29日、TBSのCS番組に出演し、「私が申し出た話ではない」「国対委員長から内々に打診があった」と説明している。

 どうやら追悼演説を“復権”の足がかりにしたいという思いもあったようだが、それもすべてパーになる可能性が高い。

「追悼演説を行えば、間違いなく脚光を浴びる。9月に予定されている人事でポストに就くチャンスもあったかも知れない。でも、今回の一件で、ポストに就くのは難しくなった。甘利さんを擁護する声もなかった。やっぱり、最初から断っておくべきでした」(同)

 復権したいなら、まず金銭疑惑について国民に説明してからだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/462.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 岸田政権「BA.5対策強化宣言」で装う“やってる感”…識者も「お茶濁し」とバッサリ!(日刊ゲンダイ) :医療板リンク 
岸田政権「BA.5対策強化宣言」で装う“やってる感”…識者も「お茶濁し」とバッサリ!(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/531.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/463.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 旧統一教会と岸一族と北朝鮮 この奇妙な三角関係をどう考えるべきか(東京新聞)
2022年7月30日 17時30分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/192732
https://www.tokyo-np.co.jp/article/192732/2

 連日報道される政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係。教団所属の人物から選挙で支援を受けたと証言したのが、岸信夫防衛相だ。その関係を聞くと、兄の安倍晋三元首相が教団の友好団体にメッセージを寄せたのも「さもありなん」と思える。ただ、話はそこで終わらせられない。教団側は北朝鮮と親密な関係を築いてきたからだ。北を警戒すべき防衛相が、北と縁深い教団側とつながるのは問題ないのか。奇妙な三角関係をどう考えるべきか。(特別報道部・中山岳、中沢佳子)

◆岸一族と教団、関係の源流は「勝共連合」後押しした岸信介元首相
 「選挙というのは、まさに戦。手の内を明かすようなことはしたくない。適切に判断をし、対処したい」
 29日の会見でそう述べたのは岸防衛相だ。3日前には、教団に所属する人物から過去の選挙で支援を受けたと明かしたが、今後については曖昧に語った。
 兄の安倍氏の銃撃事件以降、同氏と旧統一教会の関係が取り沙汰されてきた。源流をたどると、教団の日本進出のほか、反共産主義を掲げる政治団体「国際勝共連合」の設立を冷戦下に後押しした祖父の故・岸信介元首相に行き着く。
 「反共」を名目に接点を持った岸一族と教団。両者の関係を考える上で気になる存在がある。共産主義を掲げて誕生した北朝鮮だ。教団は冷戦末期から同国とつながりを深めてきたからだ。
 教団のサイトによると、教祖の故・文鮮明氏は現在の北朝鮮・平安北道出身。1954年に韓国で教団を創立して信者を増やした一方、91年に北朝鮮側の招きに応じて電撃訪問。文氏は主席の金日成キムイルソン氏と会談し、南北の離散家族を捜す事業の推進などで合意した。
 その後、金正日キムジョンイル、金正恩キムジョンウン両氏ら後継指導者とも関係を築いた。2012年9月に文氏が死去した際は、正恩氏が「民族の和解と団結、国の統一と世界平和のために傾けた先生の努力と功績は長く伝えられる」と弔文を遺族に送った。一周忌を前にした13年8月にも追悼メッセージを出すなど、教団への配慮を見せた。

◆教団と北朝鮮、南北統一や資金面で相互にメリットか
 反共を掲げる教団が北朝鮮と接近したのはなぜか。文氏訪朝時に教団系の日刊紙「世界日報」記者だった元信者で、金沢大の仲正昌樹教授(思想史)は「文氏には祖国統一の理念があった。教会としても、訪朝目的は北朝鮮が共産主義を克服するために指導者に働きかけ、悔い改めさせるとの理屈が成り立つ」と語る。
 教団とつながりを持つことは北朝鮮にもメリットがあったとみる。「教会信者の経営する会社が北朝鮮に協力するなどし、利益をもたらした面はある」
 朝鮮半島問題の専門誌「コリア・レポート」の辺真一編集長は「一九八九年にベルリンの壁が崩壊してから東西陣営の緊張緩和が進み、反共一辺倒だった統一教会の姿勢も変わった」と指摘。「北朝鮮は統一教会の資金力に加え、米共和党へのコネクションを利用する思惑もあった。北に強硬姿勢だった同党との関係を改善しようとしたからだ」

◆安倍氏ら、教団の北朝鮮とのパイプを重視か
 一方で岸一族、特に首相時代の安倍氏は、北朝鮮と教団のつながりをどう捉えていたのだろうか。先の仲正氏は「教会は北朝鮮にいろいろなパイプがある。拉致や安全保障を巡る問題を抱えていた安倍氏らは北の情報を得るため、同国と教会との関係は黙認したのだろう」と推し量る。
 教団側は、社会的認知度を上げるために安倍氏らとの関係は重視しつつも、信者になってもらうのはハードルが高いと考えていたと仲正氏は見立てており、「賛同を得られる範囲で接点をつくり、両者は『ウィンウィン』の関係を続けたのだろう」と解説した。

◆教団を介した北朝鮮との接点、国民に不信・不安招く
 「保守」を名乗る面々には、教団側がもたらす北朝鮮絡みの情報に関心を抱く向きもある。
 ジャーナリストの桜井よしこ氏は「週刊新潮」今月7日号の連載コラムで、旧統一教会系の日刊紙「世界日報」の掲載記事を「特ダネ」と持ち上げたうえ、日本人拉致被害者の生存情報を引用して伝えた。
 防衛相である岸氏は、北の情報を得る上で教団に価値を見いだすことはあるのか。つながるとしても別の理由があるのか。
 「教団は植民地支配への恨みを解くとして、日本で献金を募った。保守の政治家と相いれないのに、多くの自民保守系議員に教団側の息がかかっている。人手や票など、目先の利益を求めたのだろう」。英軍事専門誌の元東京特派員で、国際ジャーナリストの高橋浩祐氏はそう語る。
 29日の岸氏の会見に出席し、教団との関係を改めてただした高橋氏は「終始歯切れが悪い。岸一族に脈々と続くつながりが深過ぎて、手を切れないんだと感じた」と振り返る。
 教団側を介した防衛相と北朝鮮の接点はむしろ、リスクが潜むと懸念を語る。
 「実際には情報漏洩などがないとしても『何か起こるのでは』と疑念を抱かせる。国防の根幹は国民の安心感なのに、国民の不信と不安を招く」

◆教団側が政治家をコントロールしうる立場に
 山口大の纐纈こうけつ厚名誉教授(政治学)は「岸氏や兄の安倍氏の選挙区がある山口県は、朝鮮半島に近い。岸一族はさまざまな『半島ルート』を持っている」と語る。その力を思わせる一件として、2002年の拉致被害者5人の一時帰国を挙げる。当時、官房副長官として小泉純一郎首相の訪朝に同行したのは安倍氏だ。
 「北朝鮮との公式なパイプが細っている今、外交、国防、拉致問題の解決といった問題には、私的ルートを頼らざるをえない。ただ、それを持つ人物が防衛相だと、安全保障上、大いに問題だ」と纐纈氏は話す。
 「教団側はさまざまな政治家とパイプを持ち、政治家をコントロールしうる立場にある。そんな集団と防衛相が近しいと、日本を危機に追い込みかねない」
 岸氏はこれまでの会見で、選挙で手伝いをした教団所属の人物が「(投票を呼びかける)電話作戦などはあったと思う」と明かした。お膝元の選挙区は、米軍と海上自衛隊が共同使用する岩国基地のある山口県岩国市が含まれている。「教団関係者が電話作戦をしたのなら、岸氏の事務所から支持者名簿が教団に渡っていないか。それがどこまで流れたのか、検証しなくては」と纐纈氏は訴える。

◆「関係を切る」と明言しないことが問題 野党は解明を
 教団と政治家の関係は複雑に入り組み、闇が深い。
 千葉商科大の田中信一郎准教授(政治学)は教団との結び付きを追及された政治家たちが「関係を切る」と明言しないことを問題視する。
 「岸氏は防衛相の前に国会議員として不適任。そんな人物が与党にいる。そもそも自民党は税金や権限、政治を私物化する利権集団に支えられて政治の舞台に出てきた人々の集まり。教団との関係も悪いと考えていないのだろう」
 一方で野党には、教団と政界の闇を解明する動きが広がっている。立憲民主党は被害対策本部、共産党は追及チームを設置。社民党も教団と自民の関わりを調べようとしている。ただ、歩調はバラバラだ。
 田中氏は「本来は合同ヒアリングをするべきだが、野党にも教団側と接点を持つ議員がおり、足並みをそろえるのは難しい。まずは政党ごとでも解明に動くことが大切。どこまで取り組むかは、その党と教団の結び付きの見極めにもなる」と語っている。

◆デスクメモ
 岸田首相は岸防衛相と教団、北朝鮮の関係をどう捉えてきたのか。北につながるパイプがあれば北の情報が入りやすくなるが、逆に漏れ出るリスクもある。危うさをはらむ岸氏を防衛相に任命すべきだったのか。事情を知りながら登用したのか。首相の認識と責任も問わねばならない。(榊)

【関連記事】旧統一教会と自民党国会議員、接点次々と明らかに…関係を断てないワケとは
【関連記事】旧統一教会と自民党の関係批判に「何が問題か分からない」 福田達夫総務会長が不快感
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/464.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 福田達夫は何者か<本澤二郎の「日本の風景」(4520)<祖父は文鮮明と抱擁、崇めていたのだから「問題ない」と本心明かす>
福田達夫は何者か<本澤二郎の「日本の風景」(4520)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33638721.html
2022年07月30日 jlj0011のblog

<祖父は文鮮明と抱擁、崇めていたのだから「問題ない」と本心明かす>

自民党の福田達夫総務会長は29日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と同党所属議員との関係が取り沙汰されていることについて「正直に言う。何が問題か、僕はよく分からない」と述べた。 (共同)

「こやつ何者か」と多くの国民は思ったに違いない。

 安倍銃殺事件の核心は、統一教会・勝共連合とその関連団体の反社会的カルト教団である。霊感商法という詐欺商法などでの莫大な金集めは、80年代に大問題になっていた。調べればすぐわかることだ。婚姻は両性の合意が前提だが、その点で文鮮明の合同結婚は、人格の否定であろう。

 安倍銃殺は否定されるものの、国民は犯人家庭から、1億円もの巨費を奪い取った統一教会の反社会的集金方法に怒りを抱いている。まさにやくざの血も涙もないような反社会的カルト教団である。

 記者会見で達夫は「何が問題か。正直僕はよくわからない」!これが自民党総務会長の統一教会認識なのだ。どっぷりつかってしまっている証拠に違いない。自民党断末魔の末期的症状かもしれない。

<三世議員は祖父の遺伝子=麻生太郎・河野太郎・安倍晋三など>

 祖父の遺伝子がまとわりついている三世議員の政治家資質は、とくに目立ってよくない。吉田茂は戦後復興に貢献した実績の持ち主で知られるが、他方で人を食ったような横柄な態度が、孫の麻生太郎に遺伝した。

 岸信介の遺伝子を100%以上兼備した安倍晋三は、自己中心的で、そのためには国の行事にも便乗して、身内や仲間を招いて優遇した。桜事件や加計孝太郎事件がその典型である。

 御用ジャーナリストの強姦事件に対しては、警視庁高輪署の逮捕状を現在の中村格に指示してチャラにした。日本の法曹界・最高裁が激しく怒り出す場面だが、野党も言論界も蓋をかけてしまった。

 安倍の実績に見るべきものはない。犯罪疑惑が山のようにそびえているだけだ。彼が首相官邸と議会の権威を失墜させたことを、すべての国民は知っている。新聞を読まない、テレビも見ない日本人も知っている。

 安倍内閣は、麻生太郎と提携して、党内の言論を封じ込めてきた最悪の政権だった。安倍国葬を主権者は認めるわけがない。

 河野太郎の祖父・河野一郎も、鳩山一郎や岸らと暴れまくったことで知られる。父親の洋平は、まともな政治家だったが、今の三世は右翼的で洋平の信条は全くない。

 なぜか三世は祖父の遺伝子がいっぱい詰まっている。福田達夫も同じなのだ。一時は安倍離れをして、岸田文雄の目を狂わせて、資格もないのに自民党3役にのし上がったが、目下のカルト教団に乗っ取られてしまっていることに危機感もない。「何が問題か」で治めようとしている。ひどい福田三世であろうか。ともかく清和会にはろくな人物が一人もいない。日本沈没もむべなるかな。

<子供の教育に失敗した福田康夫の衝撃!>

 偉そうなことをいう資格はないが、福田康夫は息子・達夫の教育に失敗した。幼くしてアジア蔑視の福沢諭吉の慶応のエスカレーターに乗せてしまった。慶応ボーイは、皮肉を込めたもので「坊ちゃん大学」である。

 父親の福田康夫は、おそらく一番真っ当な清和会メンバーだったろう。理由は、福沢がテコ入れした靖国神社を否定した。戦死者を非宗教的な施設で弔おうと汗をかいた。しかし、靖国派の小泉や安倍の反対で実現できなかった。もう諦めたのか。信念を貫けといいたい。日本が国際社会で胸を張れるための、これは大事な一里塚である。

 康夫は官房長官時代、自民党の外交の重鎮で知られた宮澤喜一に師事した。福田赳夫も派閥は違うものの、宮澤の能力を買って特別視していた。宮澤と福田家の関係は、知る人ぞ知るである。岸田と宮澤家は親類である。今の岸田は、宮澤の宏池会の伝統を捨ててしまって安倍化してしまって哀れだ。

 康夫は政治の道に進む考えはなかった。それゆえ息子を、安易な教育のレールに乗せたのだろう。福沢の大学から、親の力で米国留学、帰国して三菱商事だ。戦前の侵略戦争を推進した財閥だ。富国強兵の精神を学んだものか。目下の自民党危機さえも理解できない、お粗末すぎる三世である。康夫の衝撃が目に浮かぶ。

 康夫は宮澤といういい先輩を得たが、倅の達夫にはいない。次期清和会の代表?とんでもないだろう。第二の安倍か?

2022年7月30日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(追記)5,6年ぶりか、昨日市営プールに飛び込んだ。水遊びを楽しんだ程度だが、それでも体の皮膚が少しは絞まったかもしれない。月に数回プールで泳ぐべきだろう。コロナどこ吹く風か?

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/465.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <緊急検証>「エンドレス・ワクチン接種」は正気か 4回目打つ前に もう5回目!?(女性セブン) :医療板リンク 
<緊急検証>「エンドレス・ワクチン接種」は正気か 4回目打つ前に もう5回目!?(女性セブン)

http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/532.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/466.html
記事 [政治・選挙・NHK287] <恐るべき神経だ>岸田カルト内閣も総汚染自民党も統一教会を切る気なし(日刊ゲンダイ)

※2022年7月30日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2022年7月30日 日刊ゲンダイ2面

※文字起こし

 耳を疑うような発言だ。

 安倍元首相の横死をきっかけに露見した自民党議員と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との“癒着”について、自民党の福田総務会長が29日の会見で「何が問題か分からない」と言ってのけた。恐るべき神経だ。

 福田は「ボク自身がまったく関係がないので、なんでこんなに騒いでいるのか、正直な話よく分からない」とスットボけ、「我が党が組織的にある団体から強い影響を受けて、それで政治を動かしているのであれば問題かもしれませんけど、ボクの理解の範疇だとそういうことは一切ないので正直に言います。何が問題か、ボクよく分からないんです」と話した。長年、旧統一教会の問題を追及してきたジャーナリストの鈴木エイト氏が言う。

「本当に何が問題か分からないのだとしたら、政治家としての資質が問われます。霊感商法や異常な高額献金などで知られる統一教会は、宗教の仮面をかぶった反社会的カルト集団であり、今も多くの被害者を生んでいる。そういう団体と政治家が親密に付き合えば、結果としてお墨付きを与えることになり、有名政治家が“広告塔”になることによって被害者が増える。福田氏の発言には、そういう被害者を救おうという政治の視線もまったく感じられず、まるで他人事です。実際に統一教会と関係を持ってきた自民党議員の存在が映像などで次々と明らかにされているのに、深刻な問題に向き合わず、見て見ぬふりをしているようにしか見えません」

 鈴木氏の独自調査によれば、旧統一教会と関連がある国会議員は100人以上が確認されていて、その約9割が自民党議員だ。福田も所属する清和会(安倍派)の議員が突出して多いが、中には岸田内閣の現職閣僚もいる。

関係を隠すのではなく「開き直り」

 警察行政を所管する二之湯国家公安委員長は26日の会見で、旧統一教会系のイベントで実行委員長を務めたことを認めた。「名前を貸してほしいということだったので貸した」と釈明したが、イベント当日に参加して挨拶していたから、体も使っている。ただの「名前貸し」ではない。

 宗教法人を所管する末松文科相も、旧統一教会の関連団体にパーティー券を購入してもらっていたことを認めた。教会関連のイベントにも複数回、祝電を送っていた。これを「常識の範囲内」とか説明していたが、自民党内では、旧統一教会とのこういう付き合い方が「常識」ということか?

 安倍の実弟の岸防衛相は26日の会見で、自身と旧統一教会の関係について「付き合いもあり、選挙の際もお手伝いをいただいている」と悪びれずに明かした。さらに驚くのは、29日の会見で、旧統一教会が霊感商法や献金強要被害などで社会的に問題がある団体だということについて、「そういうことが言われている団体だということは認識をしておりました」と話したことだ。

 問題がある団体と知りながら付き合い、選挙の際は手伝ってもらっている。それの何が問題なのかと言わんばかりで、前述の福田の発言とも重なる。 

 旧統一教会との関係が報じられた議員の多くが、「関連団体とは知らなかった」「お答えは差し控える」という定型の文で鮮明に統一して逃げるだけかと思っていたら、ここへきて堂々と関係を明かし、開き直るようになってきたわけだ。何かフェーズが変わった感もある。そこに戦慄してしまう。

「親分」を殺されて怒りの声が上がらない不思議

 現政権の警察、防衛、文科のトップが旧統一教会と癒着している上、細田衆院議長も旧統一教会のイベントに参加して賛辞を述べ、旧統一教会系の議員連盟の会長まで務めていたことが発覚。政権与党への浸透はとどまるところを知らず、それを隠そうともしなくなっている。

 北海道テレビ放送(HTB)が28日に報じた伊達忠一前参院議長の証言も強烈だった。

 伊達は旧統一教会系のイベントに少なくとも3回参加したことを認め、それは「選挙でお世話になったお礼」と話した。

 2016年の参院選に全国比例で出馬した自民党の宮島喜文氏を応援した際、安倍に頼んで旧統一教会の組織票を回してもらい、当選にこぎつけた。今回の参院選では、安倍から「井上(義行)をアレ(支援)するから」と支援を拒否され、宮島は出馬を辞退したのだという。生々しい話だ。自民党の清和会で参院議長まで務めた伊達の証言だから信憑性がある。

 実際に、かつて安倍の秘書官を務めていた井上義行は、旧統一教会の「賛同会員」として、今回の参院選で当選を果たした。旧統一教会票を取りまとめる安倍の差配で国会議員の進退、当落が決まっていたのだ。

 安倍を銃撃した山上徹也容疑者が「最も影響力のある統一教会シンパ」と考えて安倍を狙ったのは「思い込み」ではなく事実だったわけだ。

 もちろん、それで山上の蛮行が免責されるわけではない。減刑署名などもってのほかで、人殺しの罪はしっかり償ってもらわなければならないが、不思議なのは、自民党内から旧統一教会に対する怒りの声がまったく聞こえてこないことだ。

自民党こそ愛国心教育が必要

 山上がしたことは許されざる暴挙だが、背景には、旧統一教会に家庭を壊された恨みがあった。旧統一教会が抱える問題が犯行を誘発し、安倍が衆人環視の下で銃殺された。

 自民党が国葬で遇するほどの大物政治家なのである。安倍派にしてみれば親分を殺されたのだ。岸にいたっては肉親だ。それなのに、旧統一教会を非難する声は自民党内から聞こえてこない。怒りに震えて「関係を切る」と言い出す議員もいないのはなぜなのか。

「政権中枢までカルトに汚染され、マインドコントロールされているのではないかと疑ってしまうレベルです。日本人の財産を巻き上げ、韓国に貢ぐことを教義としているカルト集団と癒着している政党のどこが“保守”なのか。自民党の政治家こそ愛国心教育が必要でしょう。ところが、幹事長は『組織的な関係はない』と言い、総務会長も『何が問題か分からない』と言ってフタをしようとしている。あまりに多くの所属議員が関わっているため、党としての調査ができないのかもしれませんが、これほど自浄能力がない自民党に政権を任せていたら、内部から他国に侵略されてしまう懸念すらある。警察や防衛まで侵されていたら国家の危機です」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 自民党に自浄能力がないのなら、メディアが厳しく追及するしかないのだが、残念ながらそれも期待薄だ。

 一部のニュースショーは連日この問題を取り上げてはいるが、“公共放送”のNHKはまったく報じようとしない。旧統一教会の問題など何も存在しないかのような世界観の報道を続けている。大新聞も腰が引けていて、決して真正面から斬り込もうとはしないのだ。

「現場の記者が問題意識を持っていても、メディア各社の上層部がことなかれ主義に陥って徹底追及を避けたがる傾向はある。統一教会と自民党の癒着を報じるメディアに対し、政権側からの圧力もあると聞きます。『何が問題か分からない』と言い放った福田総務会長も、同じ会見で『個々の議員との接点を問題視することに何の意味があるのか』『どんな意図でやっているのか』とメディアを恫喝するような発言もしていました。これは“政治と宗教”の問題というより、政治家とカルトの癒着問題なのに、信教の自由などに論点をズラして報道を牽制した。自民党が開き直っているのは、他にバレたらもっとマズいことがあるので、無理やり幕引きをはかっているのかもしれません」(鈴木エイト氏=前出)

 政治とカルトの闇は深い。説明責任から逃げる政治にも、追及しないメディアにも、国民の不信の目が注がれている。

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