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2022年7月17日00時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] <いよいよ国全体が狂ってきた>安倍国葬 一番の問題は気味悪さ(日刊ゲンダイ)

※2022年7月17日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大

 
 ※紙面抜粋


※2022年7月17日 日刊ゲンダイ2面


※文字起こし

 安倍元首相が凶弾に倒れてから1週間足らずの決断だった。岸田首相が14日、首相官邸での記者会見で安倍の「国葬」を今秋に行うと表明した。国会で何ら議論もせず、国民に諮ることもなく、そそくさと決めたことには、ただただ驚く。

 首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来、戦後2例目となる。実に55年ぶりの極めて異例な形式だ。法的根拠となっていた「国葬令」は47年に廃止され、吉田の場合は国会で議論した上で、生前の功績を考慮して例外的に行われた。以降、首相経験者の国葬は一度もなく、80年に死去した大平正芳元首相以降は「内閣・自民党合同葬」がほぼ定着していた。

 その慣例を明確な基準もなく、打ち破った理由として、岸田が勝手に持ち出したのは言うに事欠いて「民主主義」だ。

「安倍元首相を追悼するとともに、わが国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示していく」

 岸田はそう強調したが、戦後の歴代首相の中でも安倍ほど民主主義をないがしろにし、民主主義に挑戦し続けた総理はいない。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言った。

「『戦後レジームからの脱却』を標榜し、一貫して民主主義と平和を掲げる日本国憲法を歪め続けたのが、安倍元首相です。数の力に頼った強引な国会運営に走り、少数意見に耳を傾けず、解釈改憲で集団的自衛権を容認。安保法制を押し通し、米国と一緒に戦争できる国へと邁進。憲法53条に基づく野党の臨時国会の召集要請を無視し、国政私物化のモリカケ問題に頬かむりしたこともあれば、桜を見る会問題では118回も国会で虚偽答弁を繰り返しました。安倍元首相のどこに『民主主義を守り抜く』姿勢があったのでしょうか」

外交も経済も「負の遺産」ばかり

 自民党の高市政調会長は「国際社会で大きな存在感を示し、実績を残された。国葬は当然だ」と豪語。大マスコミや専門家の間でも「日本の国際的地位を一定程度築いた」などと“外交の安倍”を評価する声が上がっているが、冗談じゃない。トランプ米大統領を必死にヨイショし、米国製の高額兵器を買い漁り、尻尾を振りまくっただけではないか。

 内閣の最重要課題に掲げた北朝鮮の拉致問題は在任中は1ミリも進展せず、ロシアとの北方領土問題はレガシーづくりに焦るあまり、2島返還まで後退させてもプーチン大統領に足元を見られて大失敗。“ならず者”に巨額の経済協力費をむしり取られたことも含めて、成果はマイナスである。

「新型コロナ対策はアベノマスクと一斉休校だけ。経済政策もアベノミクスは大失敗です。岸田首相が『大胆な金融緩和』という負の遺産を継承した弊害で円高が加速し、国民生活は今、物価高に苦しめられています。安倍政権の実績を時間をかけて検証すればボロボロなのに、岸田首相は『国葬』決定で冷静な検証にフタをしているように映ります」(法大名誉教授・五十嵐仁氏)

 岸田は国葬の理由について、「国内外から幅広い哀悼、追悼の意が寄せられている」とも説明した。11日に増上寺で営まれた安倍の通夜には2500人が参列。敷地外にも多くの人が詰めかけ、自民党本部に設けられた献花台にも連日、大行列が成したことも岸田を後押ししたようだ。

 多くの人々が突然の蛮行に襲われた安倍を悼む気持ちは理解できる。しかし、そんな世論の盛り上がりに乗じて、何ら法的根拠のない国葬の実施に踏み切った岸田の発想はあまりにも陳腐だ。

死してなお国論を分裂させ、憲法を否定する

 安倍ほど功罪の評価が真っ二つに割れ、国民の分断を招いた総理は過去にいなかったのも、また事実である。

 岸田が国葬を決める前から、SNS上では賛成派が「#安倍さんを国葬に」、反対派が「#安倍晋三の国葬に反対します」とそれぞれハッシュタグを付け、激しい議論が起きている。死してなお、国論を分裂させるとはある意味、安倍は大した政治家ではある。

 ましてや「国葬」は費用の全額を国が負担する。その原資は言うまでもなく、国民の税金だ。会場は吉田の国葬と同じ日本武道館で調整しており、海外要人を招待し、大規模な形式で営む想定で準備を進める。

 当然、税金の使い道として国民から疑義をもたれ、政府内では「行政訴訟を起こされるリスクもある」との懸念もあった。そんな慎重論を退けてまで、岸田が安倍の国葬を押し切った背景には「元首相の非業の死」を政治利用して、政権基盤を固めようとする思惑が透けて見える。

 まず自民党の国会議員の約4分の1にあたる93人所属の最大派閥・安倍派への配慮だ。特に安倍の急死直後から保守系議員や支持層は国葬を求める声を強めていたため、党内結束の維持や、いわゆる「岩盤支持層」の自民離れを回避する狙いもあるだろう。前出の五十嵐仁氏はこう言った。

「吉田元首相には戦後日本の礎を築いたという国民的な評価があり、『吉田学校』と称されるほど戦後日本を牽引した多くの後継者を育てました。安倍元首相にそれだけの功績がありますか。今の安倍派の混乱は派閥領袖の不慮の死があったとはいえ、安倍氏が後継者を育ててこなかったのが大きな要因です。かような政治家の国葬を実施することで、吉田元首相に肩を並べる大政治家として顕彰し、政治的評価を度外視して『志半ばに非業の死を遂げた偉大な政治家』のごとく祭り上げる。国家指導者の個人崇拝強化は北朝鮮と同じ全体主義国の発想です。岸田政権は悲劇の元首相の神格化を図って、この先は『安倍さんの遺志』を錦の御旗にし、防衛費倍増や改憲に邁進するのは間違いありません」

凶弾に倒れた7月8日は「民主主義の日」に

 岸田は「憲政史上最長の8年8カ月」という在職期間の長さも安倍国葬の理由に挙げたが、「山高きが故に貴からず」という故事もある。「総理長きが故に貴からず」で、ましてや長くやってきたことが最大の罪である安倍には前出の通り、数えきれない罪がある。

 後世の歴史家の評価を待つ前に、安倍は「歴代最長・最低総理」との評価は揺るがない。歴代ワースト首相が非業の死を遂げただけで、天皇の葬儀にも匹敵するような国葬を執り行わなければいけないのか。前出の金子勝氏も疑義を唱える一人だ。こう語る。

「1926年に制定された『国葬令』は勅令(天皇が直接発する命令)だったこともあり、敗戦後に日本国憲法が施行されると憲法20条3項の『国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない』という『政教分離』の観点から廃止となった経緯があるのです。内閣が税金で安倍元首相の葬儀費を賄い、国民に弔意を強要させるような国葬は明確な憲法違反であり、戦前回帰そのものです。安倍氏に死後も憲法を否定させることにもなります。それなのに、野党からは『税金の使い道』に関する批判こそ上がるものの、憲法違反や戦前回帰への観点は鈍い。国が個人を弔うことに違和感を覚えないムードには、薄気味悪さを感じます」

 安倍銃撃事件は反社会的な宗教団体「統一協会」と自民党政治の密接な関係が招いた悲劇とも言える。今こそ政教分離を徹底させるべきなのに、国全体がいよいよ、狂ってきたのか。安倍国葬の一番の問題は戦前回帰を喜ぶような世論の気味悪さだ。このおぞましい空気が続けば、安倍が亡くなった7月8日を、国が来年には安倍の死を悼む「民主主義の日」に制定しても、何ら不思議ではない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/308.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 国葬に違和感、どうしてもと言うなら統一教会と自民党の合同葬が筋(まるこ姫の独り言)
国葬に違和感、どうしてもと言うなら統一教会と自民党の合同葬が筋
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/07/post-c27f15.html
2022.07.16 まるこ姫の独り言

自民党はこういう時は素早い。

岸田が自民党の総意かもしれないが、国民の総意でもないのに、安倍の葬儀を「国葬」にすると発表した。

安倍は国葬に値する人間なのか。

安倍が不慮の事件で亡くなった件は、本人の生きざまが死にざまになった。

天は見ていた。

安倍政権が歴代の総理大臣と比較して素晴らしい功績があったとは思えない。

安倍政権が長期政権になったのは、三権分立を意図して破壊したためだ。

自分の意のままに動く人物を、司法に配置し、国会に配置し、行政に配置したために、問題が有耶無耶になり表に出なかっただけで、相当な問題を抱えていた政権だった。

公文書改ざんや捏造・廃棄、統計不正などなど、あってはならない事が国で日常的行われて来た前代未聞の政権だった。

国家ぐるみの犯罪なのに、誰も責任を取らず居座り続ける政治家たち。

あれだけ鉄壁に安倍政権を守って隠ぺいしてきたにもかかわらず、時折、恐ろしい程の負の側面が噴出してくる。

モリカケ桜はその典型例のようなものだ。

アベノミクスだって、輸出関連の大企業には恩恵が沢山来たが、ほとんどの国民には恩恵は来ず、国民の所得は下がり続けて来た。

政策が間違っているのに未だに変えず、もう異次元の円安で国民生活はますます疲弊していく。

すべて安倍政権の負の遺産だ。

それが政治信条ではなく、自分の不徳の致すところで亡くなった途端、急に神格化されるし、悲劇のヒーロー扱いになるし、知らない間にありもしない功績まで称えられる始末。

そして自民党は安倍を「国葬」にすると発表。

国葬にすれば、海外から来た要人が葬儀に参列するだろうし、その警備にも莫大な金が掛かる。

どうしてもというなら、深く関わりのあった統一教会と自民党との合同葬が理にかなっていると思う。

ここまで円安が進んだら国葬をする余裕がどこにあるのか。

すべて税金だろうに。そのお金は国民生活が最優先だ。


安倍は都議選の時「こんな人達に負けるわけには行かない」と絶叫していた。


安倍を好きな人も国民、批判的な人も国民なのに、総理自ら分断して来た。

それなのに、国民の総意であるような「国葬」には違和感がある。

しかも「国葬」になったらますます神格化され、安倍政権の検証が出来なくなる。

自民党政権の「国葬」発表は、亡くなったら仏様・神様扱いで、いろんな疑惑に蓋をする行為だ。

ひょっとしたら、亡くなった事で統一教会と政治家の疑惑をチャラにしようとしている?

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 安倍元首相暗殺 山上容疑者の弾丸は90メートルも飛ばない 警察はとんでもなデッチ上げを行なっている 
警察は、安倍元首相暗殺現場から90メートル離れた立体駐車場の壁から弾痕が
3カ所見つかったと発表していますが、これはとんでもないデッチ上げです。

メーカー製の銃身の長い散弾銃でも、有効射程距離はせいぜい50メートルです。
山上容疑者の手製銃の弾丸が、90メートルも飛んで壁にめり込むとはとても思えません。

散弾銃もライフル銃も銃身が長く、筒の内側には腔線(こうせん、rifling)といって、
らせん状の溝が彫ってあります。
これは銃身内で加速する弾丸に回転運動を与え、ジャイロ効果により直進性を高めるためのものです。
この腔線がないと弾丸は空気抵抗によりまっすぐに飛ばず、命中精度は著しく落ちてしまいます。

山上容疑者の手製銃は、銃身は40センチと短く、おそらく腔線もなく、しかも散弾ですから、
90メートルも直進することはあり得ません。

警察は事件直後に現場を封鎖して検証を行なったのではなく、何日も経ってから現場検証を行なっています。
これでは、その間にいくらでも工作ができます。

おそらく警察は、山上容疑者の自宅から押収した弾丸をこっそり駐車場の壁に埋め込んで、
弾丸、弾痕が見つかったと発表しているのでしょう。

こんなものは裁判の証拠にはなり得ません。

山上容疑者の単独犯行にするために、何でもデッチ上げる。
これが今、警察のやっていることです。

だまされないようにしましょう。


-----(引用ここから)--------------------------------------

「現場90m先から“弾痕”見つかる 試作や試し撃ち…犯行入念に計画 母親入信に関する証言も 元首相銃撃」  
(FNN 2022/7/13)
https://www.fnn.jp/articles/-/388862

安倍元首相が銃撃された現場から、およそ90mほど離れた立体駐車場で、弾の痕のようなものが確認されました。

弾痕のようなものが見つかったのは、安倍元首相が銃撃された現場からおよそ90メートル離れた立体駐車場の壁。

それぞれ高さ4m、5m、8mの位置に、3カ所確認されました。

【記者リポート】
「作業車に乗り、高い位置の、弾痕とみられる痕の確認作業などを行っています」

13日午後からは現場検証が再開され、弾丸のようなものを取り出しているように見えます。

また、安倍元首相が応援演説をした候補者の街宣車にも弾痕が見つかっていて、さらに距離が離れた立体駐車場まで弾が飛んでいたとすると、山上容疑者が準備した手製の銃の威力は相当のものだったことが分かります。 (以下略)

-----(引用ここまで)------------------------------------


(関連情報)

「ライフリング」 (ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

「首を撃たれたのに、ほとんど出血していない安倍元首相 本当に射殺されたのか?」 (拙稿 2022/7/14)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/280.html

「安倍元首相射殺 別の狙撃手がいたのはほぼ確実だろう」 (拙稿 2022/7/10) 
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/225.html
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/310.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 旧統一教会の“分岐点”に…霊感商法初の犯罪認定「新生」事件とは? 渡辺博弁護士が振り返る 声を放つ 当事者の証言(日刊ゲンダイ)

※2022年7月15日 日刊ゲンダイ29面 紙面クリック拡大

旧統一教会の“分岐点”に…霊感商法初の犯罪認定「新生」事件とは? 渡辺博弁護士が振り返る 声を放つ 当事者の証言
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308384
2022/07/16 日刊ゲンダイ

【2009年 霊感商法初の犯罪認定「新世」事件】渡辺博弁護士


全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士(C)日刊ゲンダイ

 安倍晋三元首相の殺害事件で、にわかにクローズアップされているのが旧統一教会(世界平和統一家庭連合)だ。教会側は11日の会見で、「2009年以降はコンプライアンスを徹底している」「トラブルはない」と強調。そのきっかけとなったのが、同年に霊感商法初の犯罪認定された「新世」事件だった。

  ◇  ◇  ◇

 安倍元首相殺害容疑で逮捕された山上徹也容疑者(41)の母親は旧統一教会の熱心な信者だった。1998年に入信し、2002年に自己破産したことで一家は離散。山上容疑者は「多額の寄付で家庭がめちゃくちゃになった」などと供述しているという。

 教会側は11日の記者会見で、「献金は本人の信条に基づく」とし、「(山上容疑者の母親の)破綻の原因は把握していない」と答えた。だが長年、旧統一教会と対峙してきた全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士は、「神様にすべて捧げなさいという教え。財産がなくなった後は借金をさせる」と指摘する。

 そんな教会が摘発されたのは2009年2月10日。霊感商法の会社「新世」(東京・渋谷区)の事務所や同社代表取締役の男の自宅などに強制捜査が入った。さらに6月2日には旧統一教会渋谷教会など、同11日には豪徳寺教会などに強制捜査が入り、「新世」の社長や営業部長のほか、実行犯の5人が逮捕されている。実行犯5人は各100万円の罰金刑だったが、社長と営業部長の両名と法人としての「新世」は正式に起訴された。起訴内容は、「ことさら不安をあおって印鑑などを売りつけた特定商取引法違反」である。

 判決公判は同年11月10日、東京地裁で行われた。「新世」には罰金800万円、同社社長には懲役2年(執行猶予4年)で罰金300万円、営業部長には懲役1年6月(執行猶予4年)で罰金200万円が下された。判決では、被告らの物品販売と旧統一協会の関係を認定。霊感商法で懲役刑を受けた初めての事件として注目された。

「旧統一教会の責任者は、違法行為について反省していない」


山上容疑者(C)日刊ゲンダイ

「『新世』事件の有罪判決は旧統一教会にとっても、分岐点となるものでした。事件前の08年に警察関係者が『治安フォーラム』(立花書房)で、旧統一教会について『反社会的活動を続ける統一教会の実像』と題する連載をしていましたから、取り締まり強化していたとみられます。ただし、旧統一教会の責任者は、違法行為について反省していません。彼らの機関誌の中でも、『政治家とのつながりが弱かったから警察の摘発を受けた』という趣旨の“反省”を述べていました」

 この判決がきっかけになったのか、12年の第2次安倍政権以降、若手の国会議員は、旧統一教会のさまざまなイベントに公然と参加するようになった。

現在は1人120万円を集めるために奔走

 そして霊感商法による被害は、2017年から21年の5年間で約55億円に上るという。渡辺弁護士によると、世界の旧統一教会の信者からの献金のほとんどが日本人によるものだそうだ。

「今は23年5月に韓国で完成予定の『天苑宮』の建築資金として、1人あたり120万円の献金を集めるため、大勢の信者が奔走しています。現在も私たちが国会議員に対して、『旧統一教会にエールを送らないように』と呼び掛けている理由はそこにあります。政治家が関係を断ち切れなければ警察は動かないですから……」

 政治家にとって、宗教団体のカネとマンパワーは魅力的に映るだろう。選挙の際は票を積み上げられるし、ボランティアとして働いてもくれる。だが、両者が密接な関係を築くことの代償は小さくない。

 山上容疑者の蛮行は許されるものではないが、宗教と政治のあり方を見直す時期にきている。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 自民党=統一教会?<本澤二郎の「日本の風景」(4507)<警察のトップ・二之湯国家公安委員長が統一教会派だった!>
自民党=統一教会?<本澤二郎の「日本の風景」(4507)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33495576.html
2022年07月17日 jlj0011のblog

<80年代に浮上した統一教会・勝共連合=岸信介・笹川良一の庇護>

 1972年が明けると、佐藤長期政権の後継争いが目の前で繰り広げられていた。そのころのことが走馬灯のように脳裏をよぎる。右も左もわからなかった駆け出し記者は、宏池会の大平派を担当した。参謀の鈴木善幸邸を夜回りしたことが、政治記者の一日目だった。鈴木が水割りを作ってくれ、娘が刺身の膳を用意した。娘はその後、麻生太郎の嫁に。鈴木の長男は、現在の財務大臣だ。

 日中友好・日中国交正常化を公約した大角連合が、台湾派の岸・福田派を破って政権を担当し、見事公約を果たした。その後、間もなくして首相退陣後の佐藤栄作との単独インタビューを、言論界として初めて成功させた。この会見で骨折ってくれたのが、岸信介を「岸くん」と呼んでいた千葉三郎である。佐藤が、ホテル・オークラに事務所を構えて間もなくだった。その時、彼は息子の信二を紹介した。後に彼が「高村正彦は統一教会の顧問弁護士だ」との秘密を明かした。少しは驚いたが、当時は極右反共の韓国のカルト教団の理解がなく、馬耳東風を決め込んだ。高村は三木派だが、ひとり同派の右翼議員として知られた。案の定、安倍内閣で防衛大臣・自民党副総裁。二人は統一教会の仲間だった。

 いま猛省しきりだ。80年代のころ、言論界や議会が統一教会・勝共連合にメスを入れておけば、戦前回帰の清和会政治を回避出来ただろう。むろんのことで、1億円もむしり取られた安倍暗殺犯人の山上徹也も存在しなかった。

<72年ごろ、岸信介や佐藤栄作らと対面、佐藤信二が「高村正彦は統一教会の顧問弁護士」と=だが、馬耳東風の凡人ジャーナリスト>

 東京・新橋駅西口の日石ビルに岸事務所があった。岸はいち早く石油エネルギー利権に食い込んでいた証拠だ。孫の晋三がロシアのサハリンに手を出した背景でもあろう。岸と安倍は遺伝子的に一体なのだ。

 統一教会・勝共連合は、福田赳夫を経由して晋三につながる。晋三の黒幕は、笹川の息子の陽平。地下鉄サリン事件で有名な、オウムの上九一色村の広大な大地を所有し、安倍家の別荘と日本・東京財団を率いる笹川家との共闘をひけらかしていて不気味だ。ここに森喜朗や小泉純一郎らが踝を接していたことは、ネット映像で確認できる。

 日石ビル事務所で岸が「福田君を総理にしないとバッジをはずせない」といっていた。その福田が、三木内閣副総理のころ、福田は文鮮明の集会であいさつ、ほめちぎった後、福田と二人が抱きつく映像を友人が送ってきた。岸と福田の統一教会は、安倍晋太郎や森喜朗を経由して安倍晋三につながった。すなわち、反共の国粋主義者・岸と、岸と共に巣鴨刑務所入りした笹川が、反共の政治宗教団体の韓国・文鮮明の日本布教に深く深く手を貸してきた。文鮮明が亡くなっても、夫人が教祖となって今も活躍している。被害者は今も。

 日本人を洗脳し、信者に仕立て上げて、悪魔となった日本人が、悪魔を信じる信者から、生活が出来なくなるまで、破産させるまで金を巻き上げるという、想像を絶するカルト教団が50年、60年と存続していることに驚愕するばかりである。誰が宗教法人を認可したのか。岸に違いない。そうした悪魔教団にも顧問弁護士がいたとなると、まともな人間は法治の日本を信じることなど出来ない。とことん日本人同士の間で、強引な金集めで1億円をむしり取られても、それでも反省も覚醒もしない容疑者の母親は、依然として悪魔信仰にまとわりついている。人間とは何なのか、を考えさせられるだろう。

 これをどう理解すべきか。理解しようとしてもできない。取り締まらない日本社会の狂気を裏付けている。そのことを安倍事件は、強く日本社会に警鐘を鳴らしている。

 死者に鞭打つわけではないが、加害者をそこまで追い込んだ悪魔のカルト教団を、普通の人間・日本人であれば、怒りを抱く。そんな悪魔を日本に呼び込んだ岸・笹川の罪は、まさに万死に値する。それらの悪魔を擁護するかのような警察と検察の責任はどうなのか。警備の問題ではない。頭が狂うではないか。悲劇のヒーローは逆ではないのか。

<「うちに来た運転手は統一教会・勝共連合よ」と千葉三郎秘書>

 いつのころか、千葉三郎代議士の事務所の寺部かつ秘書が「今度来た運転手は、統一教会・勝共連合の人よ」と教えてくれたことがある。無知な記者は馬耳東風を決め込んだ。岸と千葉の仲を利用したカルト教団の策略に、当時はだれも気付かなかった。

 藤山派から福田派に入会した中野四郎のもとに、20代後半のこぎれいな女性が押しかけてきた。男性秘書は「私は色仕掛けに引っかからなかった。清和会の連中からも、色仕掛けに引っかかったという話は聞かなかった」と証言してくれたが、男女問題が露見することはまずない。信じられない。

 古参の自民党秘書は「御殿場の岸邸にきれいな手伝いがいるが、彼女は統一教会の女性だよ」と教えてくれた。岸の晩年はまんざらではなかったらしい。カルト教団の配慮に違いない。それにしても「色仕掛け」という言葉を聞いたのは、何十年ぶりか。

 色仕掛けは、旧ソ連や韓国・台湾派国会議員からよく聞いた。中国に出入りした自民党議員が、ホテルに女性を呼んで遊んでいる時、公安警察が飛び込んできたという話も。

 福田赳夫が首相になる前のことだった。清和会の集金パーティーの壇上に笹川良一が、小走りに駆けあがって福田とあいさつした場面を目撃して驚いた。同派の右翼体質は岸譲りだった証拠。千葉三郎とおしゃべりしてた時のことだが、彼は「岸くん」といい、笹川を「笹川さん」と呼んでいた。背後に金の流れを感じた。

<警察のトップ・二之湯国家公安委員長が統一教会派だった!>

https://news.yahoo.co.jp/articles/b3f95dd0e9eafbe01f742863a7c23d18cb0f1

 大変な事態が起きていた。国家公安委員長が統一教会派であることが判明した。これでは警察も検察も動くことが出来ない。まともな内閣であれば、即首であろう。議会も言論界も大騒ぎする場面であるのだが、どうしたことか。

 「日本はアメリカだけでなく韓国の属国」と揶揄されても文句ひとつ言えない。恐ろしい日本は、既に経済力でも韓国に負けている、と怒る日本人は少なくないのだが。

2022年7月17日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

関連記事
安倍元首相銃撃事件で注目の旧統一教会「主導イベント」国家公安委員長が呼びかけ人だった!( FLASH)
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記事 [政治・選挙・NHK287] 安倍元首相銃撃で事実や論理をねじ曲げヨタ流す“いかがわしい連中”の不謹慎 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)

安倍元首相銃撃で事実や論理をねじ曲げヨタ流す“いかがわしい連中”の不謹慎 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/308367
2022/07/16 日刊ゲンダイ


安倍元首相が亡くなってもいない時点で…(右から、自民党の高市早苗政調会長と佐藤正久議員)/(C)日刊ゲンダイ

 本当に汚い、おぞましいものを見た。7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で、参院選の街頭演説中だった安倍晋三が銃撃を受け殺害されると、安倍周辺に群がっていた連中が、早速事件を都合よく利用し始めたのである。私はこれまで安倍を批判してきたが、連中のやり方は故人に対してあまりにも失礼ではないか。

 ニュース動画のコメント欄には、死んでもいない段階で「参院選は弔い合戦」「犯人は在日」「中国人の仕業」とネトウヨが騒いでいた。

 佐藤正久は「政治家、安倍晋三氏の目標は、憲法改正含め道半ばだったはず。我々がやらねば」とツイート。

 高市早苗は犯行の動機がわかっていない時点で「政治テロとして許せない」と決めつけた。報道によれば、山上徹也容疑者の母親は統一教会にのめりこみ、家庭が崩壊。山上は「政治信条に対する恨みではない」「安倍と団体につながりがあると思い、絶対に殺さなければいけないと確信した」と供述したと報じられている。つまり、「民主主義への挑戦」でもなんでもなく、私怨による殺人だ。しかし、いかがわしい連中は事実や論理をねじ曲げ、挙げ句の果てには「政権批判」や「政治家批判」に責任があると言い出した。

 百田尚樹は「今回の事件を引き起こしたのはメディアだ!」とツイート。フジテレビの平井文夫は安倍応援団の八幡和郎が書いた〈安倍狙撃事件の犯人は「反アベ無罪」を煽った空気だ〉という文章を紹介。〈安倍元首相狙撃事件の犯人がいかなる人物かは、あまり重要でない〉〈安倍晋三氏については、特定のマスコミや「有識者」といわれる人々が、テロ教唆と言われても仕方ないような言動、報道を繰り返し、暗殺されても仕方ないという空気をつくりだしたことが事件を引き起こした〉という言葉に賛同し、〈私たちが苦しんでいるのは、日本という国が、この社会の空気が、安倍さんを殺してしまったのではないかということなのだ〉と書いていた。

 バカにも限度がある。政治家を揶揄、批判したらテロ教唆になるって、「風が吹けば桶屋がもうかる」みたいなヨタを垂れ流すこと自体が不謹慎。

 政治家を厳しく批判するのは完全に自由であり、さらに言えば文明社会にとって必要なことだ。世の中をおかしな方向に導く「空気」を生み出しているのは、この類いの連中である。


適菜収 作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 安倍晋三と統一教会の歴史はウクライナのネオ・ナチにつながる(櫻井ジャーナル)
安倍晋三と統一教会の歴史はウクライナのネオ・ナチにつながる
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202207170000/
2022.07.17 櫻井ジャーナル

 安倍晋三が7月8日に奈良市の近鉄大和西大寺駅前で射殺されて以来、「統一教会(現在の名称は世界平和統一家庭連合)」が話題になっている。銃撃した山上徹也が海上自衛隊の元隊員だということは早い時点で伝えられていたが、その後、統一教会の名前が浮上したのだ。山上の母親が統一教会に多額の寄付をし破産したという。

 山上家の状態は​デイリー新潮などが伝えているが、それによると、母親は統一教会の前に「朝起会」なる団体へのめり込み、それが原因で夫は精神が病んで自殺している。

 ところで、統一教会は、1954年に韓国で文鮮明により創設され、日本では1959年から伝道が開始された。日本では1964年に久保木修己を初代会長として宗教法人の認可を獲得、68年には「国際勝共連合」を設立している。

 統一教会が創設される際、韓国軍の将校4名が教団の幹部として参加して重要な役割を果たしたという。そのひとりである朴普煕は1950年に士官学校へ入り、朝鮮戦争を経験してからアメリカのフォート・デニングにある陸軍歩兵学校で訓練を受けている。

 その一方、1954年に「APACL(アジア人民反共連盟、後にアジア太平洋反共連盟に改名)」が韓国で創設される。その際に中心的な役割を果たしたのは台湾の蒋介石や韓国の李承晩、日本からは児玉誉士夫や笹川良一が参加、日本支部を設置する際には岸信介が推進役になったとされている。言うまでもなく、岸の孫が安倍晋三だ。

 この団体は1966年、アメリカの情報機関を後ろ盾とする東ヨーロッパ出身の親ファシスト派組織、「ABN(反ボルシェビキ国家連合)」と合体し、WACL(世界反共連盟。1991年にWLFD/世界自由民主主義連盟へ名称変更)になる。(Scott Anderson & Jon Lee Anderson, “Inside the League”, Dodd, Mead & Company, 1986)

 ところで、統一教会の創設に関わった朴普煕を含む4将校は陸軍情報局に所属していた金鐘泌と緊密な関係にあり、1961年5月に朴正煕が実行したクーデターに参加した。1962年10月にはサンフランシスコで統一教会の幹部と秘密裏に会談、韓国における政治的な支援を教団側に約束したという。(Jeffrey M. Bale, “The Darkest Sides Of Politics, II,” Routledge, 2018)

 当初、WACLの主導権はAPACL系の人脈が握っていたが、1970年代になるとCAL(ラテン・アメリカ反共同盟)が実権を握る。ラテン・アメリカは第2次世界大戦後にアメリカやローマ教皇庁の支援でナチスの幹部や協力者が逃げ込んだ場所だということもあり、ヨーロッパのナチス人脈との結びつきが強く、中でもイタリアの反コミュニスト人脈との関係は深い。必然的に、そうした人脈を利用してアメリカやイギリスの情報機関が編成した「NATOの秘密部隊」ともつながる。

 ナチスとの関係が深いUPA(ウクライナ反乱軍)は1947年3月にポーランドの副大臣を暗殺するが、これに対してソ連、チェコスロバキア、ポーランドは共同してゲリラ掃討作戦を実施、ドイツが占領していた地域からステパン・バンデラ派を一掃してしまう。

 同じ頃にイギリスの情報機関SIS(MI6)は反ソ連組織の勢力拡大を図り、1947年7月にインテルマリウムとABNを連合させ、9月にはプロメテウス同盟も合流させた。翌年の後半、新装ABNはウクライナ人の団体OUN・Bの幹部だったヤロスラフ・ステツコを中心として活動を開始する。つまり、この頃の動きは現在のウクライナ情勢につながる。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 国葬を規定する法的根拠なし(植草一秀の『知られざる真実』)
国葬を規定する法的根拠なし
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-722d67.html
2022年7月17日 植草一秀の『知られざる真実』

国葬の法的根拠があいまいであることについて、岸田首相が、内閣府設置法第4条(所掌事務)33項「国の儀式並びに内閣の行う儀式及び行事に関する事務に関すること」が法的根拠であるとしていると報じられている。

御用新聞と化す産経新聞は

「安倍氏国葬、内閣府設置法が根拠 「国の儀式」に」

の見出しで伝えている。

法的根拠があいまいであるとの指摘に対し、根拠は明白と主張したいのだろう。

しかし、まったく答えになっていない。

内閣府設置法の定めは以下の通り。

第一章 総則
(目的)
第一条 この法律は、内閣府の設置並びに任務及びこれを達成するため必要となる明確な範囲の所掌事務を定めるとともに、その所掌する行政事務を能率的に遂行するため必要な組織に関する事項を定めることを目的とする。

(任務)
第三条 内閣府は、内閣の重要政策に関する内閣の事務を助けることを任務とする。

(所掌事務)
第四条 内閣府は、前条第一項の任務を達成するため、行政各部の施策の統一を図るために必要となる次に掲げる事項の企画及び立案並びに総合調整に関する事務(内閣官房が行う内閣法(昭和二十二年法律第五号)第十二条第二項第二号に掲げる事務を除く。)をつかさどる。

三十三 国の儀式並びに内閣の行う儀式及び行事に関する事務に関すること(他省の所掌に属するものを除く。)。

内閣府設置法の規定は、

「国の儀式」の企画及び立案並びに総合調整に関する事務をつかさどることを任務とする

ことを定めているに過ぎない。

いま、問題になっているのは、「国葬」が、内閣府設置法が定める「国の儀式」であることを定める法的根拠がないこと。

戦前、岩倉具視や伊藤博文、山縣有朋などの首相経験者に「国葬」が実施されたが、1947年に法的根拠である「国葬令」が失効した。

国葬令が失効したのは1947年に日本国憲法が施行されたことによる。

日本国憲法に次の条文が置かれた。

第20条 【信教の自由】
第1項 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

第2項 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

第3項 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

第1項は、いま問題となっている統一教会(現在の世界平和統一家庭連合)と国との関係にかかわる条文だが、国葬との関係では第2項、第3項が問題になる。

第2項には「何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない」こと、

第3項には「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない」ことが規定されている。

国葬は、

1.宗教行事の側面を強く有する

2.国民に政治的評価ならびに弔意を強制することにつながる

3.費用全額の負担を国民に強制する

点に問題がある。

首相経験者の死去に際しての対応では内閣と自民党による「合同葬」が主流。

鳩山一郎氏、池田勇人氏、石橋湛山氏らの場合は「自民党葬」。

首相経験者でも政府が関わらない形での葬儀が執り行われたケースも少なくない。

岸田首相は記者会見で、安倍氏が選挙中の襲撃事件で死去したことを踏まえ、国葬を執り行うことで「我が国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示す」と発言したが現実に適合していない。

今回の銃殺事件は民主主義を否定するテロではなく、安倍氏に対する山上容疑者の怨恨が事件の主因だと見られている。

国葬が「我が国は暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜くという決意を示す」ことになるとは考えられない。

岸田文雄首相は7月14日の記者会見で、安倍晋三氏が憲政史上最長の通算8年8ヵ月にわたり、卓越したリーダーシップと実行力で我が国のために首相の重責を担ったことを挙げたが、首相在任日数では国葬が実施された吉田茂氏より佐藤栄作氏の方が多い。

また、国葬が実施されない首相経験者は「卓越したリーダーシップと実行力」を保持していない、あるいは「我が国のために首相の重責を担っ」ていなかったと判断するのか。

血税を注ぐ儀式を実施するに際しては明確な法的根拠が必要不可欠。

首相経験者の死去に際しての国としての対応について明確な法的基準が存在しない。

このことが問題だ。

国葬実施を強行しようとすれば賛否の激論が交わされることになる。

このことが死者を貶めることに気付く賢明さを保持するべきだ。

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http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <強く反対する>声明 安倍元総理の葬儀を国葬で行うという政府の決定について(れいわ新選組 2022年7月15日)


【声明】安倍元総理の葬儀を国葬で行うという政府の決定について(れいわ新選組 2022年7月15日)
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/12485/
2022年7月15日 れいわ新選組

凶弾に倒れた安倍晋三元総理大臣に改めて哀悼の意を表します。
言論に対する一切の暴力行為を許容しない、とれいわ新選組は宣言する。

本題に入る。

元総理大臣の葬儀を国葬で行うという政府の決定について、私たちは強く反対する。その理由は大きくは2点に集約できる。

理由の1つ目は、

現在の日本において、国葬を実施する法的根拠が存在していないことである。
1947年に「国葬令」が失効して以降、国葬を行う法的根拠はない。
仮に政府が「国民葬」のようなものを提案するのであれば、国民全体が納得いく根拠を示し、
国会においても議論を行うことを大前提にすべきである。

一方で、 安倍元総理の政策について肯定的に評価する意見があることは理解する。
安倍元総理の功績を評価する方々が、葬儀の場でその功績をたたえることは広く認められるべきであろう。

しかし、それを国葬として行うことは筋違いである。
支持者や、特定の宗教団体や党の関係者主催の葬儀を行えばよく、
国葬という形をとる必要は全くない。

理由の2つ目は、
岸田総理が閣議決定で国葬を決定するとした理由の具体的な内容である。
岸田総理は
「日本経済の再生、日米関係を基軸とした外交の展開、東日本大震災からの復興」
の3点を上げている。

しかし、安倍元総理が日本経済の再生を実現したとは到底言えない。
長引く不況のさなか、2度に渡る消費税増税を断行したのは安倍政権である。
最も大きな声で主張してきた、「徹底した財政出動」が実際は十分に行われなかったことで、
より格差を拡大することになったのは残念でならない。

また、日米関係を基軸とした外交の展開については、安倍政権が長期間続いたことにより、
日米同盟の強化が実現されたが、一方で、強硬な国会運営で、
憲法上疑義のある集団的自衛権行使を可能にしたほか、
日本の周辺諸国との距離も拡大した。

震災復興についても実際は未だ道半ばだ。
事故原発の廃炉完了に向けた道筋も見えず、避難指示解除された自治体でも、
住民の多くにとって地元での生活再建の展望が描けない状況が続く。
国葬とすることで、これら評価の大きく分かれる政策を「レガシー」(遺産)として正当化することは許されない。
政治家の非業の死と、生前の政治的評価とは分けて論ずるべきである。

だからこそ、国葬という形でこれまでの政策的失敗を口に出すことも憚れる空気を作り出し、神格化されるような国葬を行うこと自体がおかしい、と私たちは考える。
加えて、今回の事件は霊感商法などで社会問題化した新興宗教と
自民党政治との密接な関係から生み出された悲劇とも言える。
政教分離の徹底が必要であることも申し添えておく。

以上

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <ヤバさ満点>「統一教会と政界」データベース登場 新聞テレビは扱えるか(田中龍作ジャーナル)


「統一教会と政界」データベース登場 新聞テレビは扱えるか
https://tanakaryusaku.jp/2022/07/00027392
2022年7月17日 11:55 田中龍作ジャーナル


データベースをお披露目する『やや日刊カルト新聞』藤倉総裁。逮捕スレスレの体を張った取材でカルトの真相を暴き出してきた。=16日、新宿 撮影:田中龍作=

 ヤバさ満点。参院選挙の投票日前に公開されていたら自民党は圧勝していただろうか。

 統一教会と関係を持った政治家のデータベースがこのほど完成した。制作したのは『やや日刊カルト新聞』の藤倉善郎総裁で、情報取材は主筆の鈴木エイト氏。

 昨夜(16日)、藤倉総裁が新宿のロフトプラスワンでお披露目した。

 伏せ字は一文字たりともない。統一教会と関わりのある国会議員112名のフルネームがスクリーンに映し出された。

 自民党98名、立憲6名、維新5名、国民2名、参政1名が衆院北海道から“紹介”されていった。

 下村博文元文科相、稲田朋美元防衛相、高市早苗前総務相らお馴染みの名前が、次々と登場した。


御用メディア(正面)のみを招いて開いた旧統一教会の記者会見。特権供享と忖度にまみれた新聞テレビがデータベースを扱えるか?=11日、都内 撮影:田中龍作=

 一方で「エッ、この人も統一教会と関係があるの!?」と思わせる議員の名前も数多く飛び出した。汚染の深刻さを物語っていた。

 統一教会との関わりにおいて濃淡があるようだ。

 関係濃厚な議員の名前が出てくると、藤倉総裁と相方の菅野完氏(著述家)が「ガチです」「確信犯です」と強調した。

 選挙で一票でも多く欲しいため止むなく統一教会に近づいていった議員も少なくないようだ。総裁と菅野氏が「この人(議員)は気の毒な面もありますねえ」とフォローした。

 藤倉総裁はこのデータベースをマスコミ各社に提供したという。情報は鈴木エイト主筆が教団の『Peace TV』や関連団体のHPなどで確認済みである。

 マスコミ各社は裏取りしさえすれば記事化できるのだが・・・


壺とは統一教会と関係のある議員。サタンはそれ以外。保守傍流ほど統一教会に汚染されていることが分かる。=16日、新宿 撮影:田中龍作=

 〜終わり〜


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旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 歴代政権の重要ポスト経験者が34人も 自民党議員は98人(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/307.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/317.html

   

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