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2022年7月16日00時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] <その癒着を暴いてきたのはいつも雑誌・週刊誌>なぜ、大メディアは自民党と統一教会の関係を報じないのか(日刊ゲンダイ)

※2022年7月15日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2022年7月15日 日刊ゲンダイ


※文字起こし

 安倍元首相が凶弾に倒れてから1週間が過ぎた。この間に営まれた通夜・葬儀などには一般市民も押し寄せ、テレビなどは今なお安倍報道一色に染まっている。そうした中、14日の会見で岸田首相は、費用を全額国費で賄う「国葬」を今秋実施すると発表。「在任期間が憲政史上最長」「国際社会からの高評価」「民主主義の根幹である選挙中の蛮行による死に国内外が追悼」などを理由に挙げたが、異例の対応だ。昭恵夫人は参院選投開票日のバラ付けや万歳の中止を検討した自民党に対し、「いつも通りやってください」と伝えたというが、国葬には「いい話ですから前に進めてください」とでも言ったのだろうか。

 首相経験者の国葬はサンフランシスコ講和条約を締結し、この国の主権を回復させた吉田茂元首相以来のこと。1967年だった。佐藤栄作元首相は自民党と国民有志による「国民葬」で、在職中に死亡した大平正芳元首相は「内閣・自民党合同葬」。橋本龍太郎元首相と中曽根康弘元首相も合同葬で、政府はそれぞれ約7700万円、約9600万円を支出した。安倍の国葬費用は軽く1億円を突破するだろう。河野元ワクチン相が〈日本外交を引っ張って来られた安倍元首相らしく、政府主催のご葬儀の式典とすることで、来年のG7の前にもう一つ、日本での外交の舞台をつくるべきです。〉とツイートするなど、地ならしをしてきた自民党内は「国際的に存在感を示し、実績を残した元首相。国葬は当然だ」(高市政調会長)、「外国からも多くの弔意が示されており、国葬にふさわしい」(高木国対委員長)ともろ手を挙げているが、賛否両論が渦巻いている。

連中が口そろえる「政治テロ」の欺瞞

 当然だ。国家を散々私物化し、モリカケ桜疑惑の真相解明から逃げ回り、国会で118回もウソをついたことを詫びもせずに鬼籍に入った人間に、なぜさらなる血税を投じるのか。アベノマスクに400億円超を浪費。アベノミクスの金融緩和で円安物価高は急伸し、国民生活は疲弊する一方、むやみやたらの財政出動で国の借金は1000兆円を突破した。安倍政権の8年8カ月でこの国を支えてきた経済力は衰え、国民の生活水準はどんどん低下。国富を吹き飛ばしたと言っていい。岸田は国葬を通じ、「暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く決意を示す」とも言っていたが、そこに民意はあるのか。なぜ国民を代表する機関である国会で何ら議論をすることなく、政府が独断専行するのか。そうでなくても安倍の死には疑念がつきまとう。自民党の連中が口をそろえる「政治テロ」の被害者とは到底言えないからだ。

 安倍を銃撃した山上徹也容疑者の供述からは、強い怨恨と殺意を募らせてきたさまが浮かび上がる。山上は両親、兄、妹の5人家族。妹が生まれる目前、トンネル工事の現場監督だった京大工学部出の父親が自殺し、実母を亡くして間もなかった母親は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に足を踏み入れたという。小児がんを患う兄も抱える中、母親はどんどん教団にのめり込んでいく。父親の生命保険金5000万円のほか、実父から相続した不動産などを次々に売り払い、1億円以上を献金したという。その一方で、子どもたちは食べる物にも困り、奈良県でトップクラスの県立高に通った山上は進学もままならなかった。生きる知恵も経済力もない子どもになす術はなかったことだろう。家庭を破壊し、人生をメチャクチャにした教団に恨みを抱くのは自然の流れだ。

第2次政権で開き直り、隠さなくなった深い関わり

 1954年に韓国で統一教会を創設した文鮮明氏の妻で、教団を牛耳る韓鶴子総裁が19年に来日し、愛知で開催された集会に出席したタイミングを狙い、山上は「火炎瓶で襲撃しようとしたが、会場に入れず、できなかった」という。コロナ禍で海外との往来が制限される中、目にしたのが、教団のフロント組織「天宙平和連合」(UPF)が昨年9月に主催したリモート集会に寄せられた安倍のビデオメッセージだった。「ご出席のみなさま、日本国・前内閣総理大臣の安倍晋三です」とにこやかに切り出した安倍は、「UPFと共に世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、みなさまに敬意を表します」などと惜しげもなく賛意を送っていた。「安倍とつながりがあると思った。絶対に殺さなければならないと確信した」ことから標的を変更。動機は明確であり、論理性がある。にもかかわらず、犯人が統一教会と安倍との関係を誤解し、「逆恨み」したような報じ方が横行しているのはなぜなのか。大メディアが両者の異様な関係に目をつむる理由は何なのか。

 統一教会問題に詳しいジャーナリストの鈴木エイト氏はこう言う。

「UPFの一件だけを切り取り、〈政治家は頼まれればメッセージくらいは送る〉と解説する識者がいますが、ミスリードです。意図したものであれば問題のすり替えですし、安倍元首相や自民党と統一教会の構図を理解できないのであれば力量が疑われる。安倍元首相について言えば、教団との関係は祖父の岸信介元首相、父親の安倍晋太郎元外相から続くものです。首相に返り咲いた第2次政権以降、開き直ったように関わりを隠すこともなくなった。大臣、副大臣、政務官に統一教会の支援を受ける議員をどんどん登用し、警察を掌握する国家公安委員長には、山谷えり子、小此木八郎、武田良太といった教団に近い議員を就けた。安倍元首相と親密な北村経夫参院議員が初当選した13年選挙では統一教会に組織票を出すように依頼し、15年8月には教団の悲願だった名称変更を文化庁に認証された。首相動静には出ていませんが、16年6月には教団の日本会長と総会長夫人が官邸に招待されています。米大統領就任前のトランプ氏との会談を仲介したのは統一教会で、そのバーターとして参院議員会館でフロント団体がイベントを開催し、閣僚5人を含む自民党議員63人が出席。代理出席を含めれば、その数は100人を優に上回りました」

「先生はすでに信徒となりました」

 なぜ大メディアは自民党と教団の関係を報じないのか。

 東京新聞(14日付朝刊)が「旧統一教会と自民党」と題して特集を組んだくらいで、その癒着を暴いてきたのはいつも雑誌だ。

 58年に日本に進出した統一教会は64年に宗教法人として認証された。岸信介元首相の後ろ盾を得て68年に反共運動を目的とした政治団体「国際勝共連合」を設立。私設公設を問わず、秘書養成所で訓練を受けた信徒を無償で送り込み、清和会を中心とした自民党にじわじわ入り込んでいく。文鮮明は「まず秘書として食い込め。食い込んだら議員の秘密を握れ。次は自らが議員になれ」と指示していたといい、実際その通りになった。

 自民党議員の統一教会総汚染は今後もどんどん明るみに出るだろう。参院選で安倍が熱心に推していた元首相秘書官の井上義行議員(比例)は選挙期間中に教団の集会に馳せ参じ、幹部から「井上先生は、もうすでに信徒となりました」と紹介されていたことが発覚している。

 選挙に弱い井上の獲得票数は過去最多の16万5062票。特定枠を除いて11番目だった。みんなの党から比例で立った13年の参院選は4万7757票で、4位の最下位当選。自民党の比例枠に潜り込んだ19年の参院選は8万7946票だったものの、25位で落選。この3年で8万票近くも上積みしたわけだが、8万〜10万票とされる教団の組織票と符合する。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言った。

「大手メディアの腰が引けているのは政府自民党への忖度のほか、統一教会からの嫌がらせを恐れた自主規制が働いています。教団がメディアに送り込んでいる内通者による活動も要因のひとつではないか」

 かつては社会問題化した高額な壺などを押し付ける霊感商法や、教祖のマッチングによる「合同結婚式」などの被害は絶えない。欧米で統一教会がカルト宗教と認識されるのには理由がある。事実をありのままに報じないメディアは自民党のみならず、教団に加担したも同然である。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/297.html

記事 [政治・選挙・NHK287] NHK「NW9」安倍元首相特集 旧統一教会の代理人だった自民・高村正彦氏の登場に疑問の声(日刊ゲンダイ)
NHK「NW9」安倍元首相特集 旧統一教会の代理人だった自民・高村正彦氏の登場に疑問の声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/308265
2022/07/13 日刊ゲンダイ


自民党両院議員で話し込む安倍元首相(右)と高村正彦氏(C)日刊ゲンダイ

 12日、NHK「ニュースウオッチ9」に自民党の高村正彦前副総裁が登場し、視聴者がざわついている。

 番組では、地元が同じ山口県で、閣僚や党の幹部として安倍政権を支えてきた立場として出演。安倍晋三元首相の銃撃事件について、「ただただ悲しくて、怒りがわいてきてことばもない」などと語っていた。

 高村氏は、第一次安倍政権で防衛大臣、第二次安倍政権で自民党副総裁に起用。安倍元首相へは強い思い入れもあるのだろうが、視聴者は醒めた反応だ。

 SNSでは、《昨日の「ニュースウォッチ9」は高村氏がとうとうと喋るのが本当に聞いていられなかった》

《安倍元総理の件で無批判野放しで話させるべきではない》

《この人は元は統一協会の顧問弁護士でしょ? ほぼ内部の人間に聞いてどうするの?》

《安倍晋三について敢えて高村正彦に語らせるNHKニュースウォッチ9》

 といったNHKの人選に疑問の声が相次いでいる。

 それも仕方がない。高村氏は弁護士時代、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の訴訟代理人を務めていたからだ。また、「第143回国会 参議院 法務委員会」(平成10年9月22日)では、元参議院議員の中村敦夫氏が問い質している記録がある。

「高村外務大臣、この方はかつて統一協会の代理人だったわけですね。裁判の記録などにも載っているわけです。それから、一九八九年の資産公開では、統一協会の霊感商法の元締めであるハッピーワールドという会社、ここから時価三百八十万円のセドリックを提供されているというような、これは相当に深い関係だと思うんです。」

 安倍元首相と旧統一教会との関わりが問われるなか、NHKが高村氏を出演させたことで、より注目が集まってしまったようだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/298.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 「この国の民主主義、沖縄は問い続けている」 政府の「辺野古」強行を批判 玉城デニー沖縄県知事インタビュー(東京新聞)
2022年7月16日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/189853

 沖縄県の玉城たまきデニー知事が横浜市内で、本紙の単独インタビューに応じた。米軍普天間ふてんま飛行場(沖縄県宜野湾ぎのわん市)の移設に伴う名護市辺野古へのこでの新基地建設に関して「参院選沖縄選挙区では辺野古反対の候補が当選した。それでも国は『辺野古が唯一』と言えば終わりだ。この国の民主主義とは何ぞやと、沖縄はずっと問い続けている」と述べ、民意をないがしろにしている政府を批判した。(村上一樹)
 参院選後も政府が辺野古への新基地建設を強行する姿勢を示していることについて「なぜ辺野古なのかという説明責任を果たしていない。対話によってお互いに納得しながら対応していくのが本当の民主主義だ」と指摘。「対話を求める沖縄県民の思いを放置し、見て見ないふりをしている。日本の民主主義は、崖っぷちまで追いやられているのではないか」と危機感をあらわにした。
 玉城氏は、1995年の米兵による少女暴行事件を受けて日米が96年に普天間返還に合意したことに触れて「沖縄の負担を減らすにはどうすればいいかを一番に考えて取り組んでいた方々がいた」と言及。普天間返還が進んでいないことには「『この国は民主主義国家なのか、沖縄県民も同じ日本国民なのか』と言わせないために何ができるのかを考えるのが政府の責任だ」と基地負担軽減を急ぐよう求めた。

◆「改憲より日米地位協定の改定を」
 参院選で与党や日本維新の会などの改憲勢力が国会発議に必要な3分の2を維持し、岸田文雄首相が改憲発議に意欲を示していることに対しては「改憲しようとするなら、もっと直接的に県民の生活や地域に影響が出ている日米地位協定を改定すべきだ」と強調。米軍の法的な特権を認め、憲法の上にあるともいわれる地位協定の改定を優先するよう訴えた。
 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、政府・与党などから台湾有事への備えとして沖縄での防衛力強化を求める声が出ていることには「あおるばかりでなく、冷静に考えるべきだ。歴史を振り返ったときに、沖縄を二度と戦場にしてはならないと叫び続けなくてはいけない」と力を込めた。

【関連記事】玉城デニー沖縄県知事インタビュー詳報 「政府は対話を求める県民の思いを見て見ぬふり」
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/299.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 大仰天!安倍元首相国葬?<本澤二郎の「日本の風景」(4506)<犯罪首相に血税葬儀?大義はない=超格差の貧困国にした暴政>
大仰天!安倍元首相国葬?<本澤二郎の「日本の風景」(4506)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33483379.html
2022年07月16日 font size="4">jlj0011のblog

<岸田内閣は第三次安倍内閣=韓国反共カルト教団の傀儡政権か>

 「この国はやはり狂ってしまった。暗殺された元犯罪首相が英雄に祭り上げられ、ありえない国葬の対象者!どういうことか。何か日本のために尽くしたことがあったのか?反共の韓国・カルト教団の自作自演ではないか、とさえも感じてしまう。恐ろしい日本の記録映画を見ているようだ」―。

 目下、岸信介や右翼の笹川良一らが日本の反共国家づくりに招き入れ、保護し育成してきた文鮮明の統一教会・勝共連合が、国粋主義者の奈良市での暗殺事件を契機に、俄然注目を集めている。

 過去に霊感商法詐欺事件から、韓国での集団合同結婚式のことを、人びとは再び思い起こしている。統一教会の布教に永田町の自民党清和会が、ここまで関与していたとは!凡人ジャーナリストは度肝を抜かれて声も出ない。一時は天皇教の生長の家が跋扈していたが、水面下では戦前の国家神道と韓国の反共カルト教団が、永田町を制覇していた。

 そうしてみると、護憲リベラルと信じて疑わなかった宏池会の岸田文雄が、安倍晋三の「そっくりさん」を演じているではないか。それにゆでガエルの日本国民が騙されている。その極め付きが安倍国葬という閣議決定ではないか。問題は大ありである。

<犯罪首相に血税葬儀?大義はない=超格差の貧困国にした暴政>

 ともかく「死者に鞭打つ」わけではないが、このところの安倍英雄という捏造報道に対して、そこに統一教会の政治的影響力の大きさを考えてみると、言論人として相応の言論戦を展開することも不可欠であろう。

 統一教会・勝共連合の、強引すぎる洗脳と信者から私財を奪い取る、異様な詐欺宗教に愕然とするばかりだ。ことによると、創価学会・公明党の手口を上回るのか。集金力と集票力を政治屋は、一番歓迎する。統一教会はそのために結成されたといってもいい反共団体なのだから。

 文鮮明を岸と笹川らが狩り立てたものか、極右人士のカルト教団へのめり込みは、最近までの日本・東京財団を率いる笹川陽平と安倍の深い仲を象徴している。そのための長期政権だったのか!

 言及するまでもなく、安倍の首相時代の犯罪は、森友・加計から桜事件など山ほどあるが、警察と検察は手を出さなかった。国民が気が付くと、超格差社会の日本に沈没していた。日本は貧困国に転落しているのではないか。安倍の内外政に評価する実績はない。国葬に相当するような実績は全くない。いくら統一教会がメディアに売り込んでも、国民を納得させることは不可能である。

<60兆円バラマキ・北方領土氷漬け・拉致も凍結・財政は破綻>

 森や小泉の時代に積み上げられた巨大な借金の山を目の前にして、それでも安倍は60兆円もの血税を世界にばら撒いて、仲間を作ってきた。そんな一人だろうか、マレーシアのマハティールが弔問に来た。米国のトランプも、という。そこに莫大な血税投入の事実を国民に知らせている。

 27回ものロシアのプーチンとの会談で、北方領土は一歩も前進しなかった。何があったのか、公安の調査した資料の公開が、早くも待たれる。サハリンの液化天然ガスも止まる。プーチンと関係が深い北朝鮮の拉致問題も、結局のところ安倍特有の緊張政策でしかなく、一歩も前に進まなかった。

 目の前には、借金の山がある。まともな国民がいれば、金返せ運動が起きるところだろう。

<アベノミクス円激安の物価急騰で生活破壊する善良な市民>

 本来は物価の番人である日本銀行だが、安倍は素人の黒田東彦を総裁に起用して、円を激安にさせるアベノミクスを指示した。日銀は金融政策に特化して、1%財閥と株屋が儲かることを、現在も続けている。

 岸田もアベノミクス礼賛論者となって、財閥のための悪政を継続している。結果は物価の急騰である。貧困家庭・年金母子家庭の台所を直撃している。若い女性の自殺増加の元凶であろう。

 安倍暗殺者は「間もなく食べるカネが無くなる。それまでに決着をつける」との覚悟が、2022年7月8日だったことが、捜査当局の調べで判明した。

 奈良市には以前、鍵田忠三郎という護憲リベラルの市長がいた。大平正芳ファンで、それ故に同市は日本と中国との姉妹都市第一号となった。中国の古都・西安(昔の長安)と奈良市の友好関係は、今も続いている。極右・統一教会派の高市早苗だけではない。善良な奈良市民は、事件を複雑な思いで見ているだろう。

 いえることは、山上家が統一教会に乗っ取られなければ、今回の悲劇は起きなかったのだ。アベノミクスは人々を狂気に駆り立てるのであろうか。捜査当局はオウム真理教事件捜査に失敗したが、統一教会事件には全く手を出していなかった。岸・安倍一族と清和会自民党に手が出せなかった。

<改憲軍拡・緊張外交で日本社会を真っ二つに分断>

 「私は改憲に反対だ。それは社会を分断する。そうなると、他国に狙われやすくなる。断じて護憲だ」とは、吉田茂側近の小坂善太郎元外相の筆者への回答だった。安倍は、吉田や小坂らの保守本流に対抗した戦前派・国粋主義の立場を代表してきた。

 今の自民党は、統一教会に乗っ取られてしまった、護憲リベラルが消滅してしまった自民党であると断罪したい。それは創価学会公明党にもいえる。「自公は戦争党そのものなのだ」と。    

 間違いなく、日本社会は真っ二つに分断している。危うい日本は沈没する日本なのだ。参院選の結果が証明している。

<それでも国葬なら議会で徹底審議・会計検査院もメスを入れる責任>

 大義のない国葬対象者を、それでも「やる」というのか。それこそが、岸田内閣が、統一教会まみれであることを裏付けている。あえて統一教会傀儡政権と決めつけてもおかしくないだろう。

 問題は山ほどある。閣議決定そのものに疑問がある。なぜ国葬にしたのか。その経緯を明らかにする責任が議会と言論、霞が関にある。すべての血税の支出は、議会の議決が不可欠だ。そこでは統一教会・勝共連合の疑惑の洗脳方法や、市民から金を巻き上げる手段方法が問われる。民法の公序良俗違反に耐えられるわけがない。法廷闘争も起きるだろう。

 被害者の会の存在も明らかになった。専門の弁護団も組織されていることが分かった。勇気と正義の法律家の闘いに弾みがつくだろう。これに議会が沈黙するなどという不甲斐ない行動がとれるだろうか。

 筆者が声をからして叫んでいる、政教分離に徹底したメスを入れる必要が出てくるだろう。日本弁護士連合会は間もなく、このことのための研究を開始する責任と義務を負うことになる。

 最高裁も判断が求められる。日本社会の危機に沈黙することは許されない。言論界もしかりだ。憲法学者も勇気と正義で立ち上がることになろう。

 会計検査院も文句のつかない検査をすることになる。予算委員会と決算委員会で、安倍国葬問題は厳しく問われるだろう。日本の将来を決するような場面の招来が目に浮かんでくるのだが、読者諸兄はどうだろうか。

 近代法の大原則である政教分離をないがしろにすると、この国は再び悲惨すぎる歴史を繰り返すことになる!木槿(むくげ)という純白の花弁が美しい。朝鮮半島を代表する花という。木槿のような宗教は、この世に存在しないのか。

2022年7月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/300.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 「衆院山口4区」安倍元首相の後継問題 まさかの昭恵夫人擁立はあるのか? 地元に待望論(日刊ゲンダイ)


「衆院山口4区」安倍元首相の後継問題 まさかの昭恵夫人擁立はあるのか? 地元に待望論
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308366
2022/07/16 日刊ゲンダイ


地元では待望論(安倍昭恵夫人)/(C)JMPA

 安倍元首相の急逝により降って湧いた「後継」問題。衆目の一致する会長候補が不在の派閥(清和政策研究会)は跡目争いが勃発しているが、補欠選挙となる「衆院山口4区」の候補者選びも難航必至だ。

「補選は毎年4月と10月に実施されますが、1票の格差をめぐる訴訟が最高裁で続いているため、山口4区については、今年10月ではなく、来年4月になりそうです。『弔い選挙』として親族が候補者になる可能性が高い。“有資格者”は4人です」(自民党関係者)

 安倍氏には子供がいないため、かねて、安倍氏の母親、ゴッドマザーの洋子さん(94)の意向は、安倍氏の兄で三菱商事の子会社社長だった寛信氏(70)の長男・寛人氏(31)だという。しかし、寛信氏が政治家を目指さなかったように、寛人氏もその気はないとされる。

 一方、安倍氏の実弟で、洋子さんの実家である岸家の養子になった岸信夫防衛相(63)の長男、信千世氏(31)はいずれ政界進出するとみられてきた。フジテレビを退職し、現在は防衛相秘書官として“修業中”。急死した安倍氏の後継として最適なのだが、「信千世氏は、車椅子を使わなければならないほど体調が悪い岸防衛相の後継ぎになるという見方が、最近はもっぱらです」(前出の自民党関係者)という。

 岸氏には次男(29)もいて、最終的に、岸氏の長男と次男の2人が安倍家と岸家の双方の後継候補になることも考えられるが、4人目のウルトラCがある。安倍昭恵夫人だ。

定数是正の減区を見越しワンポイント

 地元山口の後援会の一部では、“昭恵夫人待望論”がすでに上がっているという。

「補選は現行の区割りのまま実施されますが、定数是正が適用される次の総選挙では、山口は定数が1減となり、安倍家は選挙区を失う可能性がある。どうせ1期限りなら、ワンポイントとして昭恵さんを擁立する手もあるんじゃないか、という話は派閥でも出ています」(清和会関係者)

 安倍氏の父・晋太郎氏の時代から安倍家を取材してきた政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「晋三さんの後継については、洋子さんは兄の長男・寛人氏を推し、晋三さんは弟の長男・信千世氏を望んでいて、長らく家庭内紛争となっていました。しかし、衝撃的な晋三さんの死で状況は一変した。洋子さんは、定数是正の減区後も岸家と安倍家の両方の地盤を維持したいと思っているでしょうから、安倍家存続のため、寛人氏が翻意することもあるかもしれません。後継が昭恵夫人というのでは、洋子さんが許さないでしょう」

 世襲が当たり前、という感覚はどうかと思うが、「国葬」が決まり、礼賛報道一色の前では疑問をはさむ余地ナシ、のようだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/301.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 事件前に記事が書かれた疑惑で各社に公開質問状 安倍元首相銃撃(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2051207.html
http:/

 安倍晋三元首相が銃撃されたことを伝える記事が事件前に書かれていた疑いについて筆者は7月16日、日本テレビなど4社に公開質問状を送付した。ヤフーで検索すると事件当日の8日に「2日前」で表示されたり、共同通信提供の『信濃毎日新聞デジタル』の記事が9時間以上前にキャッシュ(保存)されていることが確認できた。

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 送付先はほかに、ヤフーと共同通信、信濃毎日新聞。配達証明付き内容証明郵便で送った。「2日前」と表示されたウェブサイトの画面やキャッシュ日付が表示された記事画面も、スクリーンショットにして別便の書留で同時送付した。回答期限は7月26日に設定した。

 郵便局で8808円も使ったのは初めてかもしれない。

 下段に4社への公開質問状全文を掲載する。

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7月8日に「2日前」の表示が出るヤフーの検索画面

nshot聞デジタル
銃撃伝える記事に「7月8日2:44」のキャッシュ

信毎記
7月14日午後時点で、同事件を伝える信濃毎日新聞の記事が「7日前」で表示される。

2022年7月16日

日本テレビ放送網株式会社
代表取締役 社長執行役員
石澤 顕 様
〒1○○-○○○○      
東京都○○○○○○○○○○
                         □□□□□□□□□
高橋 清隆  
E-mail:urepytanopy@yahoo.co.jp
電話0△△−△△△△−△△△△


公 開 質 問 状

 私はフリーライターをしております。7月8日に安倍晋三元首相が銃撃されたことを伝える貴社の報道に関し、どうしてもふに落ちない点が1つあります。つきましては、後段の通り、質問させていただきます。
 なお、誠に勝手ながら、2022年7月26日までにご回答いただけますよう、お願い申し上げます。頂いた回答は、拙ブログ『高橋清隆の文書館』(http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/)で公開する予定です。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。


【質問】
『Yahoo!ニュース』に7月8日、貴社が提供する「【速報】安倍元首相が奈良県内で銃撃(日テレNEWS)」と題する記事が掲載された。同日、Yahoo! JAPANでニュース検索すると、検索結果では同記事脇に「2日前」の表示がされた(https://onl.la/8V5jGnW)(https://onl.la/2Kw7zgR)。貴社は同記事を2日前に書き上げていたのか。

以上



2022年7月16日

ヤフー株式会社
代表取締役社長
小澤 隆生 様
〒102-8282
東京都千代田区紀尾井町1-3
東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
〒1○○-○○○○      
東京都○○○○○○○○○○
                         □□□□□□□□□
高橋 清隆  
E-mail:urepytanopy@yahoo.co.jp
電話0△△−△△△△−△△△△

公 開 質 問 状

 私はフリーライターをしております。7月8日に安倍晋三元首相が銃撃されたことを伝える貴社ニュースサイトの記事に関し、どうしてもふに落ちない点があります。つきましては、下段の通り、2つ質問させていただきます。
 なお、誠に勝手ながら、2022年7月26日までにご回答いただけますよう、お願い申し上げます。頂いた回答は、拙ブログ『高橋清隆の文書館』(http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/)で公開する予定です。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。


質問事項1
 『Yahoo!ニュース』に7月8日、日本テレビが提供する「【速報】安倍元首相が奈良県内で銃撃(日テレNEWS)」と題する記事が掲載された。同日、Yahoo! JAPANでニュース検索すると、検索結果では同記事脇に「2日前」の表示がされた(https://onl.la/8V5jGnW)(https://onl.la/2Kw7zgR)。貴社はこの記事のニュースサイトでの公開予約設定を2日前(7月6日)にされたと理解してよいか。

質問事項2
 記事を公開予約設定する際、この記事を読まれたか。

以上

2022年7月16日

株式会社共同通信社
代表取締役社長
三土 正司 様
〒105-7208 東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー
電話03-6252-8000
〒1○○-○○○○      
東京都○○○○○○○○○○
                         □□□□□□□□□
高橋 清隆  
E-mail:urepytanopy@yahoo.co.jp
電話0△△−△△△△−△△△△

公 開 質 問 状

 私はフリーライターをしております。7月8日に安倍晋三元首相が銃撃されたことを伝える貴社の報道に関し、どうしてもふに落ちない点が1つあります。つきましては、後段の通り、質問させていただきます。
 なお、誠に勝手ながら、2022年7月26日までにご回答いただけますよう、お願い申し上げます。頂いた回答は、拙ブログ『高橋清隆の文書館』(http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/)で公開する予定です。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。


【質問】
『信濃毎日新聞デジタル』は7月8日、共同通信提供「安倍元首相、拳銃で銃撃される 逮捕の容疑者は元海自隊員か」と題する記事を掲載した。警察発表によると安倍元首相が銃撃されたのは同日13時半頃とされるが、検索エンジン“Yahoo! JAPAN”で同記事のキャッシュ(保存)を調べると、予約設定した日時が7月8日2時44分と表示された(https://onl.la/5tmnrNN)。同様に、共同通信提供「安倍元首相、奈良市で銃撃される 意識不明、心肺停止か」と題する記事のキャッシュ(保存)日時は同日2時46分と表示された(https://onl.la/2SDdby1)。
 「安倍元首相、奈良市で銃撃される 意識不明、心肺停止か」と題する貴社提供記事のキャッシュ(保存)はGoogleでも「7月8日03:31:07」の表示がされていた(https://onl.la/MWBthMk)。事実、7月14日午後時点でも、ニュース検索すると、同記事は「7日前」の検索結果が表示がされた(https://onl.la/iAudDWd)。
 現在、これらの日時表記は変わっており、上書きされたと思われるが、貴社は遅くとも事件が起こる9時間以上前にはこれら記事を書き上げていたのか。


以上



2022年7月16日

信濃毎日新聞株式会社
代表取締役社長
小坂 壮太郎 様
〒380-8546長野市南県町657
電話026-236-3000
〒1○○-○○○○      
東京都○○○○○○○○○○
                         □□□□□□□□□
高橋 清隆  
E-mail:urepytanopy@yahoo.co.jp
電話0△△−△△△△−△△△△

公 開 質 問 状

 私はフリーライターをしております。7月8日に安倍晋三元首相が銃撃されたことを伝える貴社ニュースサイトの記事に関し、どうしてもふに落ちない点があります。つきましては、下段の通り、2つ質問させていただきます。
 なお、誠に勝手ながら、2022年7月26日までにご回答いただけますよう、お願い申し上げます。頂いた回答は、拙ブログ『高橋清隆の文書館』(http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/)で公開する予定です。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。


質問事項1
 『信濃毎日新聞デジタル』は7月8日、「安倍元首相、拳銃で銃撃される 逮捕の容疑者は元海自隊員か」と題する記事を掲載した。警察発表によると安倍元首相が銃撃されたのは同日13時半頃とされるが、検索エンジン“Yahoo! JAPAN”で同記事のキャッシュ(保存)を調べると、予約設定した日時が7月8日2時44分と表示された(https://onl.la/5tmnrNN)。同様に、「安倍元首相、奈良市で銃撃される 意識不明、心肺停止か」と題する記事のキャッシュ(保存)日時は同日2時46分と表示された(https://onl.la/2SDdby1)。
 「安倍元首相、奈良市で銃撃される 意識不明、心肺停止か」と題する記事のキャッシュ(保存)はGoogleでも「7月8日03:31:07」の表示がされていた(https://onl.la/MWBthMk)。事実、7月14日午後時点でも、ニュース検索すると、同記事は「7日前」の検索結果が表示がされた(https://onl.la/iAudDWd)。
 現在、これらの日時表記は変わっており、上書きされたと思われるが、貴紙は遅くとも事件が起こる9時間以上前には共同通信から記事提供を受けていたと理解してよいか。

質問事項2
 『信濃毎日新聞デジタル』でウェブ公開を設定する際、この記事を読まれたか。

以上

■関連記事




http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/302.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 安倍元首相銃撃事件で注目の旧統一教会「主導イベント」国家公安委員長が呼びかけ人だった!( FLASH)
安倍元首相銃撃事件で注目の旧統一教会「主導イベント」国家公安委員長が呼びかけ人だった!
https://smart-flash.jp/sociopolitics/191574
2022.07.15 16:30 FLASH編集部 Smart FLASH


7月12日、会見をおこなう二之湯智・国家公安委員長(写真・時事通信)


「新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い」のチラシ。表面には「共催」として「天の父母様聖会・世界平和統一家庭連合』と書かれ、裏面には「呼びかけ人」として二之湯氏の名前がある


「新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い」のチラシ。表面には「共催」として「天の父母様聖会・世界平和統一家庭連合』と書かれ、裏面には「呼びかけ人」として二之湯氏の名前がある

 7月14日、二之湯智(にのゆ・さとし)国家公安委員会委員長は、安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件を受け、警察庁が設置した検証チームを奈良県警に派遣することを明らかにした。二之湯氏は会見で「本日の委員会でも活発な議論があった。国家公安委員会としては、警護警備の見直しにつながるよう、しっかりとした検証を行うよう警察庁に指示した」と語った。

【関連記事:安倍晋三元首相 94歳母・洋子さんに悲しみ広がる「息子を見送る事になるなんて」】

「今回の事件で、警備に問題があったことは岸田文雄首相も指摘しています。中村格(いたる)警察庁長官、警察庁を管理する立場である国家公安委員長ともに、進退問題に発展することは間違いないでしょう」(政治部記者)

 国家公安委員長である二之湯氏は2021年、岸田内閣で初入閣。京都市議を経て、2004年の参院選で初当選し、3期務めたが、今回の参院選には出馬せず、引退する意向を示している。

 二之湯氏といえば思い起こされるのが、2022年2月に「文藝春秋」が報じた「マネーロンダリングによる現金配布」だ。自民党京都府議連が国政選前に候補者から集めた現金を地方議員に配っていた問題で、二之湯氏は「買収の意図はない」としながらも現金を配っていた事実を認めている。

 だが今回、さらに大きな問題になりそうな事案がクローズアップされている。それは、二之湯氏と「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係だ。

「2021年4月、国立京都国際会館で『新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い』というイベントが開催される予定でした。実行委員長は旧統一教会の京都教区長で、『天の父母様聖会・世界平和統一家庭連合』や教団系列組織『京都府平和大使協議会』などが共催しており、実質的に旧統一教会の主導イベントであるのは明らかです。その『呼びかけ人』に名を連ねているのが二之湯氏なのです」

 そう説明するのは、旧統一教会の問題を追い続けているジャーナリストの鈴木エイト氏だ。

「イベントは結局、開催されませんでしたが、旧統一教会のイベントに国立の施設が使われるのは問題です。二之湯智議員は同会館の元職員であり、何らかの口利きをした、といわれてもおかしくありません。

 このイベントのチラシには、二之湯氏のほかにも世話人として、田中英之衆院議員、木村弥生衆院議員、繁本護衆院議員の、計4人の京都を選挙区とする国会議員が名を連ねています。4人の国会議員に旧統一教会との関係をきくため質問書を送ったのですが、どの議員からも回答はありませんでした」

 安倍元首相銃撃事件で注目を集めている旧統一教会。そこが関連するイベントで、警察組織を管理する立場の国家公安委員長が呼びかけ人を務めていたとは……。

 だが、政治家が旧統一教会と関わることで得られるメリットはあるのだろうか。

「政治家が教団に求めるのは『票集め』ではありません。選挙戦での運動員、事務所スタッフなどの『人的貢献』です。それは政治家が何よりほしがるもので、教団は無尽蔵に提供してくれるわけです。政治家と旧統一教会――その関係は、世間一般の人たちが思うよりも、ずっと深いものなのです」(鈴木氏)

 本誌はあらためて二之湯氏の事務所に、旧統一教会との関係について質問書を送ったが、期日までに返答はなかった。

( SmartFLASH )

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/303.html

記事 [政治・選挙・NHK287] お目出度い日本政府自民党<本澤二郎の「日本の風景」(4505)<山上徹也容疑者に同情が集まってきた=兄は自殺、自身も自殺未遂>
お目出度い日本政府自民党<本澤二郎の「日本の風景」(4505)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33470982.html
2022年07月15日 jlj0011のblog

<「岸・安倍は国賊=国葬」に怒る福田赳夫元秘書の中原義正>

 安倍晋三暗殺事件がこの島国を激震させている。同情論はいうまでもなく、そこまで犯人を追い込んだ韓国のカルト教団・統一教会(勝共連合)の卑劣極まりない金集めと、それに手を貸してきたA級戦犯の岸信介と孫を「国賊」と断罪する福田赳夫元秘書も口を開いた。

 「生きて法律で裁くべきだった」との彼の思いは強い。相次ぐ犯罪事件を追及されると、国権の最高機関を嘘発言で覆い隠し、経済も外交もぶち壊した安倍の負の実績に蓋をして「功績あり」とする、目下のお上の手口に怒り狂っている。もちろん、そうした真っ当な市民も少なくない。

 岸や安倍の出自を知る中原は「彼らのアイデンティティは日本ではない。文鮮明に日本を譲り渡そうとして汗をかいた岸信介や安倍一族は、明らかに売国奴・国賊である」と非難している。

 しかし、岸田文雄内閣はそれとは真逆の立場で安倍を祭り上げ、吉田茂に次ぐ「国葬」にすると、そそくさと決めた。ということは、統一教会(勝共連合)は、依然として日本乗っ取りに成功していることを証明しているのか。

 元衆院議長の星島二郎や中野四郎、福田赳夫の薫陶を受けた清和会秘書会のボスにとって、これらのことは耐えがたいことなのだ。

<山上徹也容疑者に同情が集まってきた=兄は自殺、自身も自殺未遂>

 昨日、妹が奈良市に住んでいるという中上明子さんの話を聞いた。関東人の知らないことが、関西では報道されているという。容疑者の母親が、実に1億円以上も統一教会に貢いで一家離散したというのに、現在も覚醒していないことに驚かされている国民は多いが、容疑者の兄も自殺し、自身も自殺未遂事件を起こしていたという。

 とても真面目で優秀な若者だったらしい。同志社大学工学部に合格していながら、金がなくて断念していたという。他人に迷惑をかける子ではなかった。

 家庭を破産させられた無念はいかばかりか。それでも母親は、依然として統一教会のマインドコントロールが解けていない。宗教は恐ろしい。本当にそう思う。政教分離は近代の人類が勝ち取った原則のはずだ。それがあいまいなため、宗教を悪用する政治屋と、政治を悪用するカルト教団の連携に、日本は押しつぶされている。日本の前途が危ういことを、改めて裏付けているだろう。

 この国は神社神道によって侵略戦争を起こし、敗戦後の現在も自民党議員は神棚信仰で当選したと思い込み、同時に統一教会の信者の支援に感謝しているらしい!恐怖ではないか。

<森・小泉・安倍の清和会政治で日本社会分断と経済的衰退>

 信仰は自由である。断固として信仰する、信仰しない自由が保障されている。ただし、国民全体の奉仕者は、公人として宗教に加担することを厳禁している。天皇も首相、国会議員も公設秘書、役人もその地位を利用した参拝はNOである。決して許されない。皇室の責任も厳しく問われている。

 この政教分離原則を、政治屋の岸も安倍も蹴飛ばしてきた。清和会は無論、無視してきた。日本国憲法に真っ向から違反してきた。ロシアのプーチンは、ロシア正教会と一致しているため、かの国を近代国家といえない。日本もまたロシアレベルである。

 岸信介を敬う森喜朗首相が「日本は神の国」「天皇の国」と公言したことで、国民は驚愕した。戦前回帰宣言である。宏池会の加藤紘一が森打倒に走ったが、既に自民党は統一教会・勝共連合に取り込まれてしまっていた。加藤は警察情報でスキャンダルを暴かれて、あえなく失脚してしまった。警察までも統一教会に呑み込まれていたことになる。

 長期間の清和会政治のもとで、日本社会は完全に分断された。日本の経済力はこの10年で衰退し、先進国から脱落した。それを覆い隠す策略が、アベノミクス・日銀の黒田東彦の金融政策だった。国民は物価高で呻吟している!

<カネはサタンといって信者からむしり取れ=統一教会の日本侵略に手を貸した岸・安倍一族は売国奴>

 中原は「信者はカネは悪魔」と信じ込まされて、統一教会にむしり取られてきたと解説した。資本主義社会では、人びとは働いて金を手にして生活している。それを全面的に否定することで、信者から私財を巻き上げる、こんな詐欺宗教が日本で60余年も続けられてきた!今もそうである。どういうことか。

 「統一教会は日本侵略が目的で、日本語を使わせないでハングル語を標準語にする」とも。これも初めて知った。韓国の教祖・文鮮明と岸と笹川良一の野望だったという。確かに霊感商法にも手ぬるい捜査、合同結婚式にも手をこまねいてきた日本政府を、彼の認識は「日本は韓国の属国」ということになる。

 ゆでガエル日本は、お目出度い日本でもある。これでは希望が見えないだろう。真面目に「安倍の貢献は、こうした日本の正体を暴いてくれたことだ」と感謝しなければならないだろうか?

2022年7月15日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/304.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 旧統一教会にとって政治家や芸能人は“広告塔”…「隠れ信者」という言い方で会員扱いに 安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態(日刊ゲンダイ)


旧統一教会にとって政治家や芸能人は“広告塔”…「隠れ信者」という言い方で会員扱いに 安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308360
2022/07/16 日刊ゲンダイ


握手を交わす岸信介元首相(右)と文鮮明・旧統一教会創立者(「統一教会四十年史」より複写)

「動画を見て安倍元首相と団体(旧統一教会)につながりがあると思い、絶対に殺さなければいけないと確信した」

 安倍晋三元首相を銃撃し、逮捕された山上徹也容疑者(41)は、インターネットに投稿された動画を見て犯行を決断した。昨年9月、安倍氏が統一教会の創始者・文鮮明と妻の韓鶴子現総裁が設立した団体「天宙平和連合」(UPF)のオンライン集会に寄せたビデオメッセージだった。安倍氏は「総裁はじめ、皆さまに敬意を表します」と持ち上げ、このオンライン集会には米国のトランプ前大統領もメッセージを送っていた。

「全国霊感商法対策弁護士連絡会」代表の山口広弁護士は12日の記者会見で、「統一教会の社会悪を考えれば、反社会的団体にエールを送るような行為をやめていただきたいと、安倍元首相や他の政治家に何回もお願いした。どんなに被害者が苦しむのか、絶望するのか、それによって新たな被害者が生まれかねない」と訴えた。

 旧統一教会にとって、著名人は信者勧誘のための重要な役割を担っていた。旧統一教会の集会や式典に政治家が出席したり、祝電を打ってくれれば、「問題のない団体」とお墨付きをもらえることになる。安倍氏は内閣官房長官だった2006年にも、UPFの行事に祝電を打っている。

 同日の記者会見では40代の元女性信者が自らの経験談をこう話した。

「組織を守るために政治家を利用しているところはあると思います。私の場合、ゴルバチョフ(元ソ連書記長)、金日成(元北朝鮮国家主席)、岸信介(元首相)らと文鮮明が一緒に写った写真を見せられました。大物政治家と通じているんだ。この人(文鮮明)はすごいんだ。メジャーなんだという一つの動機付けになります。やっぱりメシア(救い主)なんだという思いにさせられてしまいます」

理由があって名前を出せない「隠れ信者」の存在

 政治家や芸能人を「広告塔」として利用するため、実際は会員ではないのに、教会内で「会員扱い」されているケースもあるという。

 紀藤正樹弁護士がこう指摘する。

「統一教会のシンパとして来る政治家や芸能人は、『隠れ信者』という言い方をするんです。『本当は信者なんだけど、理由があって名前を出せないんだよ』ということが多い。山上容疑者もシンパ、イコール信者と思わされていたか、そう説明されていた可能性もあります」

 山上容疑者が、安倍氏と旧統一教会の間に強いつながりがあると思い込んでもおかしくない。

安倍元首相、今月に入り決断か 6月にも地元で機会も動きなし

 その山上徹也容疑者が、7月に入って襲撃実行を最終決断したと供述していることが分かった。

 安倍氏は6月28日にも現場に近い大和西大寺駅南口の街頭で参院選の応援演説を行っていたが、捜査関係者によると、山上容疑者が演説会場を訪れた様子はなく「6月の時はやるつもりはなかった」という趣旨の供述をしているという。

 奈良県警は6月末から決行までの心境の変化や背景について事情を聴いている。


独自「火炎瓶持って…」供述で判明した旧統一教会“襲撃計画”安倍元総理を狙った理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/c160cb1629acdba4fb11cc42ac6282d4a849124d
7/12(火) 23:30 ANN


2022/07/13  ANNnewsCH

安倍元総理を銃撃した山上徹也容疑者(41)の、これまで明らかにされていなかった詳細な供述を取材することができました。

山上徹也容疑者:「私は、近鉄大和西大寺駅近くで、選挙の演説をしていた安倍元総理を散弾銃で撃って殺そうとしました。本当は統一教会のトップを狙っていましたが、韓国にいて、コロナウイルスのために日本に来ませんでした。安倍元総理を狙って撃てば死ぬかもしれないことは分かっていましたが、どうしても統一教会が許せず、そこにつながっている安倍元総理を散弾銃で撃ったのです」

はっきりと認めた“強い殺意”。そして、山上容疑者が語ったのは、長年にわたって膨らんでいった“恨み”でした。

山上徹也容疑者:「20〜30年前に、母親が統一教会に入会しました。その後、多額のお金を振り込んだ影響で破産。それがそもそもの元凶です。その頃から恨んでいました。当時はナイフ1本を持って、教会の会合などをしている周辺をウロウロしたりしていました。トップの韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁をずっと狙っていました」

韓鶴子氏は“旧統一教会”の創設者の妻であり、名前を変えた現在の『世界平和統一家庭連合』の総裁を務める人物です。

山上容疑者の母親は1998年、山上容疑者が高校3年生の時に、当時の統一教会に入会したとみられています。

どれだけ献金していたのかなど、詳しくは分かっていませんが、山上容疑者の母親は2002年に自己破産しています。

山上容疑者の実家からは「家庭を壊された」と、積年の恨みを走り書きしたようなノートも見つかっています。

山上容疑者は韓総裁に対し、実際に行動を起こしていたことも新たに分かりました。

山上徹也容疑者:「2〜3年前に、愛知に韓総裁が来ていました。その時、火炎瓶を持って行きました。教会のメンバーしか会場内に入れなかったので、行くだけで何もできませんでした」

3年前、韓総裁が来日した際、火炎瓶で襲撃を試みようとしたと山上容疑者は話しています。

その後、コロナのパンデミックによって、韓総裁が来日する機会は訪れませんでした。

すると山上容疑者は、恨みの矛先を安倍元総理にも向けるようになります。

山上徹也容疑者:「元凶は韓総裁かと思っていました。だから韓国に行って殺ってやろうかとも思いましたが、出国などできないと思いやめました。韓総裁を日本に連れてきた岸元総理の孫ということで、安倍元総理も一緒と思っていました。今年の3月か4月に、安倍元総理が統一教会に向けてビデオメッセージを送っていました」

岸元総理の名前を口にする山上容疑者。ただ、団体側は11日の会見でこう説明しています。

世界平和統一家庭連合・田中富広会長:「私たち法人との関係というよりは、創設者の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁、韓鶴子総裁が推進する平和運動に、強く理解を深めてくださっていたと私は理解しています。私たちの教団は、韓国から宣教師が送られてきて、その宣教師によって1人から2人3人と広がって定着した宗教団体です。従って、その動きのなかに岸元総理が何か特別な計らいをしたとか、あるいは特別な影響を与えているかということは、まずないと思います」

また、安倍元総理のビデオメッセージについては、別の組織である友好団体宛に送られたものだったと説明しています。

山上容疑者は、自作した武器のことも詳しく供述しています。作っていたのは銃だけではありませんでした。

山上徹也容疑者:「圧力鍋の爆弾等を最初に作りました。試しに爆発させたりしましたが、特定の誰かを狙うのは向いていませんでした。銃ならば狙って撃てると思い、銃を作りました。昨年の秋ごろに銃は完成し、弾はネットで空の薬莢(やっきょう)を買ってから火薬を詰めました」

そして、実際に行動を起こします。それが事件前日の7日、岡山市民会館での演説です。

山上徹也容疑者:「実際に安倍元総理を殺そうと動いたのは、岡山県に行ったことです。自民党のホームページで、安倍元総理が岡山に応援演説に行くと予定表があったので、自分も岡山に行きました。3発発射できる銃を持っていきました。黒いリュックに入れて、弾は入った状態で、バッテリーだけ外して持っていきました」

岡山に向かう前、7日の未明には、奈良市内にある教会関連施設に隣接する建物へ“銃の試し撃ち”をしたとみられます。7日午前4時ごろ、その銃声と思われるものが防犯カメラに捉えられていました。

しかし、岡山で犯行に及ぶことはありませんでした。その理由も詳しく話しています。

山上徹也容疑者:「安倍元総理が会場に入る時か出る時を狙っていましたが、裏口からの入退場で、周りにSPがいるので、結局その日は何もできませんでした。帰りの新幹線で、自民党のホームページで、安倍元総理が翌日、奈良県に来ることが分かりました。岡山で実行できなかったので諦めかけていましたが、奈良に来るということなので、この日に安倍元総理を殺そうと思いました」

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/305.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 日本会議や神道議員連盟だけではなかった議員と統一教会との深い繋がり(まるこ姫の独り言)

日本会議や神道議員連盟だけではなかった議員と統一教会との深い繋がり
まるこ姫の独り言

日本会議や神道議員連盟だけでは無かった、議員と統一協会の深い繋がり。

特に自民党議員との繋がりは想像以上だった。
Fxjkc7lusaaf3hf

自民党が、日本会議や神道議員連盟と自民党は切っても切れない仲だと思っていたが、安倍への銃弾事件で統一教会とも多くの議員が深い繋がりを持っていたことが明らかになって来た。

統一教会の信者であった母親が自分の家庭を顧みず、すべての身代を統一教会に捧げてしまったがために家庭崩壊と言う憂き目にあった子供が、統一教会の広告塔であった安倍晋三を銃で襲って死なせたことで、ようやく政治家と統一教会とが裏で繋がっていた事実が少し表に出るようになった。

テレビでどうなっているか知らないが、今までダンマリだったメディアがネットでこれだけ大きく取り扱う事は珍しい事じゃないか。

この記事は米紙の記事だが、日本のメディアだって追随している。

米紙が斬る「統一教会にとって日本は大事な“金づる”だ」 教団が安倍晋三を重宝した理由 7/14(木) 18:50配信 クーリエ・ジャポン

>悲嘆にくれる高齢者を狙う訪問販売と、著名な政治家との人脈づくり──世界平和統一家庭連合(旧統一教会)はこの両輪により、数十年をかけて日本を最も当てにできる「金脈」として確立してきた。
>安倍は他の多くの世界的指導者と同様に、旧統一教会関連のイベントに登壇し、講演料を得ていた。直近では2021年9月に開催された行事にビデオメッセージを送っている。
>その歴史を通して、旧統一教会と関連団体は、世界の政治指導者や有名人、他の宗教の著名聖職者を講演に招くために高額を支払ってきた。これは、有名で尊敬される人物と教会を関連付けることによって信用を勝ち取るための長年の戦略である。

統一教会は実に巧い戦略を立てたものだ。

表では、政治家やネトウヨたちによって韓国国民や在日は虐げられてきたが、裏では統一教会の幹部たちは、日本の政治家を手名付ける為に高額の報酬を払い、そして日本国民を洗脳すれば金の生る木になると、戦略を立ててきたのがよくわかる。

金になびく政治家を広告塔にして、日本人の信者から財産を奪い取る。

のど元過ぎれば熱さをすぐに忘れてしまう単純な日本人と違って、真の恨みは生涯、孫子の代まで持ち続けられる韓国人の国民性としては、今まで精神的に虐げられてきた分、日本人の信者が破たんする様を見るのは、韓国側からすると自分達が優越意識も持てるし暗い愉悦にも浸れるし。だったのではないか。

 あくまでも勝手な想像にしか過ぎないが。

政治的信条ではなく、自分の浅はかな行動で広告塔になり銃弾に倒れても、国民葬にすると言う自民党。

そして生存中は、税金を私物化してあれだけ国民をないがしろにして来た政治家が、亡くなった途端、国民の間で神格化され悲劇のヒーロー扱いはなんなんだろう。

日本国民が単純であり短絡的だからこそ、長年、統一教会の野望に利用されてきたのではと思う今日この頃。


http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/306.html
記事 [政治・選挙・NHK287] 旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 歴代政権の重要ポスト経験者が34人も 自民党議員は98人(日刊ゲンダイ)



旧統一教会と「関係アリ」国会議員リスト入手! 歴代政権の重要ポスト経験者が34人も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/308409
2022/07/16 日刊ゲンダイ


この中に10人も(C)共同通信社

 安倍元首相の暗殺事件でクローズアップされている旧統一教会(現在は世界平和統一家庭連合)と自民党の関係。山上徹也容疑者(41)の供述によれば、昨年9月に安倍元首相が統一教会の関連団体「天宙平和連合(UPF)」のイベントにリモート出席した動画を見て殺害を決意したという。

 ◇  ◇  ◇

 実際、旧統一教会の政界への浸透は凄まじい。日刊ゲンダイは旧統一教会と関係のある国会議員112人のリストを入手。ジャーナリストの鈴木エイト氏が長年の調査によってリストアップしたものだ。

「統一教会との関わり方は様々ですが、議員本人のイベント出席や秘書の代理出席、祝電など、教団系メディアの生配信やネットに残っている公開資料等で確認できたものをリスト化しています。公になっていないだけで、関りのある議員は他にもいると考えられます」(鈴木氏)

 リストを見ると、やはり自民党議員が圧倒的に多い。衆院議員78人、参院議員20人が統一教会系の団体等との何らかの関わりが確認された。野党でも立憲民主党6人、日本維新の会5人、国民民主党2人が関わりを持っていた。そのうち閣僚、党幹部の経験者だけでも34人に上る(別表)。

 イベント参加や祝電のほか、米国で発行されている統一教会系の日刊紙「ワシントン・タイムズ」や機関紙「世界日報」にインタビューなどが掲載されたケースもあり、献金を受け取っていた議員もいる。

統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用


自民党議員は98人(C)日刊ゲンダイ

 そして、旧統一教会との関わりが認められる議員の多くが、第2次安倍政権以降、大臣や副大臣、政務官などに起用されてきた。2019年の第4次安倍第2次改造内閣では、閣僚20人のうち10人が旧統一教会関連だった。

「以前はこれほど関係を大っぴらにはしていなかったのですが、第2次安倍政権以降、教団も政治家も親密な関係を隠さなくなった。安倍元首相が統一教会から支援を受ける議員を政務三役などにどんどん登用したため、アピールするかのように国会議員が統一教会系のイベントに関わるようになりました。『頼まれてメッセージを送るくらいよくあること』と擁護する声もありますが、政治家の影響力を考えれば、これだけ問題のある団体に祝電を送ればお墨付きを与えることになる。それが新たな被害を生むかもしれないということは少なくとも考えるべきでしょう。『統一教会の関連団体とは知らなかった』では済まされません」(鈴木氏)

 大メディアは旧統一教会を糾弾するだけでなく、政治とのズブズブ関係もしっかり報じるべきだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/307.html

   

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