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2022年7月09日05時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] この日本で安倍元総理が二発も銃弾を受けるとは、ぜったいに生きて!(まるこ姫の独り言)
この日本で安倍元総理が二発も銃弾を受けるとは、ぜったいに生きて!
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/07/post-4270b7.html
2022.07.08 まるこ姫の独り言

まさか今の日本で、安倍元総理が銃弾を受けるとは想像もしなかった。

生々しい銃撃音

凄い発砲音だ。

【瞬間映像】安倍元総理が銃撃され心肺停止 2発の発砲音と銃撃男の取り押さえ 安倍氏はドクターヘリで病院へ搬送
 7/8(金) 14:55配信 MBSニュース

>安倍元総理が演説中に2発の銃撃音。安倍元総理は倒れ、近くで発砲したとみられる男がSPたちに取り押さえられる様子をとらえた映像です(視聴者提供)

>事件は7月8日、午前11時半ごろ奈良県にある近鉄「大和西大寺駅」駅付近で、演説を行っていた安倍元総理が銃で撃たれました。

日本は不思議な国だ。

街頭演説を聞いていて少しでも政権批判をするものなら即座に警官に排除されるのに、散弾銃を持ってきて背後から撃つような人間から(多分挙動不審であったろうに)演説者を守れないなんてどういう国なんだろう。

安倍は国家の総理の犯罪と言っても良いような森友学園や加計学園、桜を見る会の問題で未解明の渦中にいる人だった。

これを解明する前に不慮の事件などあってはならない事だ。

安倍元総理は絶対に死んではいけない。

無事を祈りたい。

この人こそ凶弾に倒れてはいけない政治家だ。

暴力で口を封じることはあってはならない事だ。

民主主義を否定するような言動はあってはならない。

もし安倍に何かあれば、この国の事だから、殉職者として昇華され批判することがタブー視されるし、まともな批判もテロリスト扱いにされてしまう。

安倍は司法が機能していたらきちんと決着をつけなければいけない人間だったことは確かで、日本国の為にも国民の為にも真相解明は必要だと思って来たのに、軽率な行為をした男に対してものすごい憤りを覚える。

安倍支援者は、安倍を批判してきた人間が、殺そうとしたかのような逆恨み状態はどうにかならないか。

感情的にぶつかっても良い事など何一つないのに。。。

批判は批判、そして殺す行為とは相いれない。

それが分からないからこそ、安倍と一体化してきたのだろうが。。。

そんなことを言っていたら、安倍支持者によって野党の議員は全員殺人者に認定されかねない。

山上徹也容疑者(41)は「安倍晋三元首相の政治信条に対する恨みではない」と供述しているそうだ。

安倍支持者は冷静になりましょう。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/212.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 銃による暴力と戦争(植草一秀の『知られざる真実』)
銃による暴力と戦争
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-c20b81.html
2022年7月 9日 植草一秀の『知られざる真実』

暴力は許されない。

安倍晋三元首相が銃撃され逝去された。

ご冥福をお祈りするとともに謹んで哀悼の意を表したい。

暴力は悪。

暴力を大きくしたものが戦争。

戦争も悪である。

暴力が許されないなら戦争も許されない。

暴力によって人命を奪う暴挙は許されない。

この意味で日本は正しい判断、正しい規範を持つ国。

日本国は憲法によって戦争を放棄した。

日本国憲法は、

「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」

「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」

「国の交戦権は、これを認めない」

ことを明記した。

日本は世界に類例を見ない平和憲法を定めた。

暴力を許さないとの認識を持つと同時に、戦争を許さないことについても見つめ直すことが必要だ。

他者から一方的に攻撃を受けたときに、これに反撃することは正当防衛。

許されるのは、他者に非があり、その非がある他者から一方的に攻撃を受けた際に反撃すること。

ウクライナで戦乱が起きたことを根拠に憲法改定、軍備増強、日米同盟強化の声がかまびすしい。

戦乱発生原因がウクライナになく、ロシアが何の根拠もなく領土拡張の野心だけでウクライナに攻め入ったなら、この主張に根拠がないとは言えない。

一方的に軍事侵攻する無法者国家が存在するなら、正当防衛で我が身を守る対応は必要。

これまで全否定することは適正と言い難い。

しかし、重要なことは暴力、武力の行使、武力による威嚇、戦争行為を未然に防ぐこと。

ウクライナの事例で戦乱に至る前に、戦乱の発生を未然に防止する方策がなかったのかどうか。

この検証が重要だ。

この検証を抜きに、攻め込まれたときに対応することを大義名分にして、安易に戦争に踏み込むこと、武力の行使、武力による威嚇に安易に依存することは正しくない。

まして、相手が攻撃もしていないのに、攻撃する可能性があるからと、自ら先に手を出すことを「反撃能力」として肯定することは許されない。

暴力を排除するなら、自分から一方的に仕掛ける戦闘行為に対して強い制限をかけることが必要不可欠だ。

銃による暴力を許してはならない。

このことは戦争そのものに対する強い制約を課すことと連動する。

日本国憲法は戦争行為、武力の行使、武力による威嚇について、厳しい制約を課している。

ところが、この制約を取り払い、安易に戦争行為に加担する、武力を行使する、武力による威嚇を行う、ひいては敵方が行動していないのに、自ら先制攻撃に着手することを可能にする法改定、制度改定を推進する行動が先鋭化していた。

これらの行為は銃による暴力を断じて許さないという姿勢と矛盾する。

銃による暴力を断じて許さないとしながら、戦争への安易な加担、安易な武力行使、安易な武力による威嚇を可能にするための法改定、制度改定を強行することは根本的な矛盾だ。

ウクライナの事例を考えれば、ウクライナが何をするべきであったのかは明白だ。

ロシアが何の理由もなく、ウクライナに非がないのに領土的野心で一方的に軍事侵攻したわけではない。

ロシアとウクライナの間に根深い確執、対立があり、これまでに紛争が表面化し、その紛争を解決するための合意が形成されたという事実が存在する。

ミンスク合意という両者が合意した問題解決の結論が存在した。

この合意を履行していれば戦乱の発生はなかった。

平和を愛する諸国民の信義と公正に信頼して問題を解決することが第一。

この基本をおろそかにして戦争への加担、武力の行使、武力による威嚇に安易に突き進むことは暴力の肯定になる。

暴力を許さないことと戦争の否定が通底することを認識しなければならない。

『日本経済の黒い霧
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http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/213.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 銃撃容疑者「母親が宗教にのめり込み破産」 安倍氏に一方的恨みか<もともと(特定の宗教団体)トップを殺そうとした> 
銃撃容疑者「母親が宗教にのめり込み破産」 安倍氏に一方的恨みか
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa21d4a85c2a5a2afb03e11ce0e667c036bf45f2
7/9(土) 11:15 毎日新聞


安倍晋三元首相の遺体を乗せ奈良県立医科大付属病院を出る車両=奈良県橿原市で2022年7月9日午前5時54分、藤井達也撮影(毎日新聞)

 安倍晋三元首相(67)が奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された元海上自衛官の山上徹也容疑者(41)が特定の宗教団体名を挙げ、「母親が団体にのめり込んで破産した。安倍氏が団体を国内で広めたと思い込んで恨んでいた」と供述していることが捜査関係者への取材で明らかになった。

【写真】確保される容疑者、手当てを受ける安倍氏…元首相が死去

 奈良県警は山上容疑者が、安倍氏はこの団体に近いと思い込み、一方的に強い殺意を抱いていた疑いが強いとみて詳細な動機を調べている。

 捜査関係者によると、山上容疑者は「安倍氏を殺害するつもりだった」と容疑を認め、母親が団体と金銭トラブルになった影響で家庭が崩壊したと説明。この団体を国内に広めたのが安倍氏だとする持論を展開し、「安倍氏を恨んで狙っていた」と説明しているという。「安倍氏の政治信条に対する恨みではない」とも供述している。

 県警は山上容疑者の家族と団体とのトラブルの有無も慎重に調べている。

 山上容疑者は8日午前11時半ごろ、近鉄大和西大寺駅周辺で街頭演説中だった安倍氏を手製の拳銃(長さ40センチ)で背後から銃撃した疑いが持たれている。安倍氏は心肺停止の状態で奈良県立医科大付属病院に救急搬送され、午後5時3分に死亡が確認された。

 県警は9日午前、安倍氏の死因は司法解剖の結果、左上腕部を撃たれたことに伴う失血死だったと発表した。体内に入った銃弾が左右の鎖骨付近の動脈を損傷したことが致命傷だった。

 病院によると、首の前部には約5センチ間隔で2カ所の銃創もあった。銃弾が首から体内に入ったとみられ、心臓に大きな穴が開いていた。

 安倍氏は当時、党公認候補者の応援演説をしていた。この日程は事件前日の7日夕に急きょ決定。山上容疑者は「ホームページで安倍氏の演説を知った。現場には電車で向かった」と話している。県警は事件当日の山上容疑者の足取りについても捜査している。【吉川雄飛、林みづき】


当初の狙いは宗教団体の幹部襲撃か「母親がのめり込み恨みがあった」 安倍元首相銃撃事件の容疑者が供述
https://www.tokyo-np.co.jp/article/188540
2022年7月9日 14時10分 東京新聞


東京都渋谷区の自宅に到着した、安倍元首相の遺体を乗せたとみられる車=9日午後1時37分

◆首と左上腕部の計2カ所に銃弾が命中した傷

 安倍晋三元首相が奈良市での参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、逮捕された元海上自衛隊員の無職山上徹也容疑者(41)=奈良市大宮町3丁目=が、「母親が宗教団体にのめり込み恨みがあった。団体と元首相がつながっていると思ったから狙った」という趣旨の供述をしていることが9日、捜査関係者への取材で分かった。事件前に元首相の別の遊説先にも行ったという趣旨の供述をしていることも判明。奈良県警は動機の解明を急ぐ。

 県警は、司法解剖の結果、首と左上腕部の計2カ所に銃弾が命中した傷があったと明らかにした。現場では2回の銃声が確認されており、県警は発射された銃弾の数や構造、入射角度などを詳しく調べる。

 山上容疑者が、当初は宗教団体の幹部を襲撃しようとしていたとの趣旨の供述をしていることも捜査関係者への取材で判明。一方で、山上容疑者は元首相に対する殺意があったと認めており、県警は結果的に元首相を銃撃対象とした経緯について調べている。

 県警によると、死因は「左上腕部射創による左右鎖骨下動脈損傷にもとづく失血死」。左上腕部を撃たれて動脈を損傷したことが原因だった。搬送先の病院は8日、首に銃創が2カ所あったと説明していたが、県警は首のもう1カ所の傷については、銃弾によるものかは分からないと説明している。(共同)


安倍元総理銃撃し逮捕の男 宗教団体に「家を破産させられた」

2022/07/09 ANNnewsCH

 安倍元総理に対する殺人未遂事件で逮捕された男が、特定の宗教団体について、「家を破産させられた」「もともとトップを殺そうとした」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

 捜査関係者によりますと、安倍元総理に対する殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)は取り調べに対し、特定の宗教団体の名前を挙げ、「安倍元総理がその宗教団体と関係があると考え、殺そうと思った」という趣旨の供述をしていることが分かっています。

 その後の捜査関係者への取材で、山上容疑者がその宗教団体について、「家を破産させられた」「もともとトップを殺そうとした」と話していることが新たに分かりました。

 警察は、供述の裏付けを進めるとともに、詳しい動機の解明を急いでいます。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/214.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 維新は大量の嘘デマ拡散 議論の前提を破壊する「社会のダニ」は駆除対象 それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)

維新は大量の嘘デマ拡散 議論の前提を破壊する「社会のダニ」は駆除対象 それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/307996
2022/07/09 日刊ゲンダイ


嘘やデマを拡散し選挙後シラを切るのが常套手段(日本維新の会・松井一郎代表)/(C)日刊ゲンダイ

 国会は「言論の府」と呼ばれる。議員活動の基本は言論であり、議会は議論によって物事を決める場であるということだ。世の中には多種多様な立場、意見がある。政党や政治家も、それぞれの主張を持っている。たとえそれが荒唐無稽なものであっても、言論の自由は守らなければならない。間違った意見に対しては相手の人格を尊重した上で、議論により批判すればいい。

 しかし、例外がある。嘘やデマを流す連中だ。嘘やデマは言論ではない。議論の前提を破壊する勢力、社会のダニは駆除の対象だ。

 6月27日、政見放送で維新の会の松井一郎と吉村洋文は全国に向けて嘘とデマを垂れ流した。松井は「維新の会は経費については領収書を公開しています。でも公開しているのが我が党の議員だけというのが大問題なんです」「私立高校、所得制限ありますけど、だいたい80%の人は授業料のキャップをはめてますんで、入学金、授業料、無償で自由に学校を選択できるようになっている」と発言。共産党は以前から使途を公開しているし、私立高校の入学金は有償。要するに完全な嘘である。これは今に始まった話ではない。投票日が近づくと、大量に嘘、デマを拡散させ、選挙後はシラをきるのが、維新の会の常套手段である。

 昨年の総選挙では共同代表の馬場伸幸がテレビ番組や街頭演説で「私立高校も、大阪では完全に無償」とデマを垂れ流した。この件に関し追及されると、「言いぶりというのはありますよね。選挙の時ですから。私がそれ国会で、公の場で質問したりとか、そういうことをしているということであれば大問題ですけれども、もちろんカッコ書きの中に所得制限はありますけれども完全に無償化してますと、該当者の皆さん方には完全に無償化していますという意味合いでね、言ってるんです」。

 屁理屈にすらなっていない。要するに、選挙では嘘もつくし、デマも流すと完全に開き直ったわけだ。確信犯的に世の中を欺こうとしている悪党を政界から駆除しなければ、われわれは悪の支配を受けることになる。


適菜収 作家

近著に「ニッポンを蝕む全体主義」「日本人は豚になる」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書45冊以上。「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。本紙連載が書籍化「それでもバカとは戦え」好評発売中

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/215.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 病んだ警察国家?<本澤二郎の「日本の風景」(4499)<「検察が腐ると私刑(リンチ)が始まる」は本当なのか=安倍銃撃事件
病んだ警察国家?<本澤二郎の「日本の風景」(4499)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33404348.html
2022年07月09日 jlj0011のblog

<「検察が腐ると私刑(リンチ)が始まる」は本当なのか=安倍銃撃事件

 昨日(2022年7月8日)はお昼前後、友人との長電話をしていて、別の緊急電話を取れず、その後の市民活動家からの連絡で「安倍銃撃事件」を知らされ、ショックで頭の回転が止まってしまった。「日本は病んでいる。本当に病んでしまった。落ちるとこまで落ちるのか」としばらくは茫然自失!

 政界取材に入り込んだ頃の永田町は、かなり自由だった。記者バッジさえつければ、誰でも自由に官邸から、国会議事堂、衆参の議員会館に入ることが出来た。権力の中枢のおおらかさは、世界一といってもよかった。「首相や大臣を狙う日本人はいない。警備(SP)はやめたらいい。無駄遣いだ」などと警察官僚の秦野章は豪語していた。

 そうした自由な雰囲気が、徐々に壊れ、厳しくなってゆく。警察官僚の台頭と無関係ではない。その極め付きが10年前から、極端に一変してゆく。官邸も霞が関も議員会館も自民党本部も、警備の警察がいたるところに張り付いている。いうところの監視する警察国家体制である。ワシントン化といえなくもない。

 張り詰めた社会環境の中で、首相犯罪疑惑が連発し、それに対して警察・検察は動かない。官邸の番犬に徹して、出世してゆく。国民の政治不信は高まる。もしも、検察が「法の下の平等」で適切に対応していたとすれば、私刑が行われる余地はない。

 安倍銃撃事件で一番衝撃を受けた人物は、最近検事総長をやめた林真琴ではないだろうか。あるいは警察庁長官の中村格ではなかっただろうか。

 まだ犯人の動機ははっきりしていない。「特定宗教団体への恨み」というが、具体的なことは明らかにされていない。捜査をかく乱する出まかせかもしれない。元首相の安倍街頭演説は、予定の前日の夕刻に決まった。一般人は知らない。極秘の日程が、どうして即座に犯人の耳に届いたのか?組織的かつ計画的な犯行なのか。

 奈良県警の警備の薄さも指摘されているが、対象者はもう首相ではない。警視庁からのSPは一人だ。あとは地元の県警と警察署になるが、安倍に反発する市民は少なくない。だからといって、武器による殺害を誰も想定できない。彼が現職であれば、到底今回のような事件は起きなかっただろう。阻止できたはずである。犯人が海上自衛隊員だったことから、安倍の戦争三法に対する反発なのかどうか?

 関西事情に詳しい御仁は「関西の風土と関係している」とも指摘した。捜査は簡単ではないだろう。

<司法全体も腐っている=憲法違反から逃げる最高裁>

 この機会に訴えたい。法律家は、憲法や法律に従って判断しなければならないが、現実は違う。依怙贔屓(えこひいき)ばかりといったら言い過ぎか。

 「これは捜査するが、これはしない」という警察と検事が多すぎる。法の公正を専門家が破っている。憲法違反事件について、最高裁は常に逃げる。統治行為論などと寝ぼけた屁理屈をつけて、憲法判断をしない。はては「憲法裁判所がない」などと釈明してすり抜ける。おかしい。主権者を納得させることは出来ない法曹界であろう。

 勇気のない正義を貫ける愛国人士が、民主主義の根幹を形成する組織に少なすぎるだろう。果たして、日本弁護士連合会が健全であるのかどうか、疑問符がついて久しい。問題を抱えた市民は、いい弁護士を見つけることさえできない。相手弁護士と取引する金儲けに徹する不埒な弁護士も、よく耳にする昨今である。

 要するに、司法界全体が健全に機能していないのだ。主権者のイライラは募る一方である。市民が入り込めない専門分野に潜り込んで、当事者はいい加減な対応をして、社会全体を腐らせている!違うだろうか。

 法務検察の不健全さを監視する日弁連のはずだが、それさえも主権者に見せてくれない。一片の声明でお茶を濁している。

 今回の恐ろしい暗殺事件を契機にして、司法界全体を改革する好機とすべきではないだろうか。元首相が生きて、法治の適切な処分を受けていれば、私刑はなかっただろう。司法界の人間改造が不可欠であると、強く指摘したい。司法改革抜きに政治暗殺を食い止めることは出来ない。警備強化では解決しない!「閉塞した社会では、一部に跳ね上がりが後を絶たないだろう。今後も続く。何をしても政治屋は許される自公体制に責任がある」とは今朝ほどの電話内容だった。

 日本は法治国家であるが、現在は壊れて、警察国家に向かっている。この機会に、幼児教育から憲法教育を始めるべきだろう。

2022年7月9日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/216.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 偶然が重なった必然
 安倍晋三元首相が銃殺された。あまりの突然のことに驚き、当初は、暗殺かと疑った。しかし、現段階での背景を調べれば、どこかの闇勢力による手下とは思えない。ともすれば、こういう大物の殺害事件をどこかの勢力によるものと考える。それはそれで構わないが、容疑者を見るとどうもそのように思えない。以下は現段階での私見であり、今後明らかなことが一層分かるかと思われる。前提として安部氏の死を軽んじているわけではなく、これは日本人全体が取り組まなければならない深刻な社会問題と考えていることをご理解していただきたい。

まず、暗殺なら次の点が納得いかない。
@容疑者は奈良に住んでおり、元々は某宗教団体幹部を標的にしようとした。活動拠点は奈良であり、自民党関係者によると、安倍氏が長野入りの予定がとりやめになったのは7日の午後。そこから8日の予定を調整し直した結果、安倍氏はこの日は奈良、京都、埼玉の3県の応援に入ることが決まったという。しかも、この延期は長野選挙区の自民党公認の松山三四六氏が、「週刊文春」から女性問題を報じられたことを受けたものである。奈良での演説は偶発的なものであり、逆に奈良に行かなければ犯行は行われなかった。これを陰謀とは言わない。
A安倍氏と関係の深い宗教団体が、統一教会か創価学会であることは想像に難くない。マスコミが名前を非公開にしている点は実際に政治的影響力のある団体であることが察しがつく。実際に安倍氏が奈良に来なければこの団体が標的になったために、裏返しに言えば、この団体の差し金ではない。また、この2団体を正面切って敵に回せるほどの宗教勢力がないのも事実である。
B日本の公安は、この事件を全く察知しておらず、奈良県警を批判している点から、外国勢力のテロリストではなく、またその指示によるものではない。外国勢力がテロを仕掛ける時は容疑者に必ずコンタクトを取るはずであり、また声明文なども出す。だが、その様子はまったくない。したがって、外国のテロリスト集団による犯行ではない。同様に、公安は日本の暴力団や右翼団体についても掌握しており、暗殺のような気配を見せれば厳重に警戒を行う。政権与党の最大派閥の長であり、日本の政界で最も権力のある安倍氏に、公安が組織として動いて葬りにかかるとは考えられない。
C謀略と言えばCIAである。しかし、CIAは一組織であり、アメリカ政府の指令によって動く。現在のバイデン政権は国策としてウクライナの支援と反ロシアを掲げている。岸田政権はアジアの国でどこよりもバイデンを支持した。岸田首相が総裁選挙でどんでん返しで勝利できたのは最大派閥の長で、しかもCIAと繋がりの深い清和会であり、昔から政界スキャンダルは経世会系であった。
 安倍氏は民主党のオバマ政権とも共和党のトランプ大統領とも良好な関係を築いた。トランプの信頼は絶大で、共和党側が安倍氏を疎んじているとは考えられない。
D謀略の大国は、他に中国とロシアがある。安倍二次政権で長期支えたのが、右翼から「中国・韓国の犬」と批判された二階俊博であり、安倍氏の後見人である森喜朗は親ロシアでもあり、安倍氏とプーチン自身の関係も良好であり、暗殺の標的になるほど恨まれることはない。

 この度の参議院選挙では自公の圧勝が予想されていた。安倍氏は権力の絶頂にあり、権力側から見れば盤石以外何ものでもなかった。しかし、安倍氏は政治家として大きな欠点があった。それは、貧困層から恨まれていたことである。
 どこの偉大な政治家も、他国から恨まれることはあっても、自国の民衆から恨まれることは避ける。権力の基盤だからだ。また、政治家の使命でもある。
 日本の最も深刻な貧困層は就職氷河期世代である。皮肉にも7月8日づけの毎日新聞の調査では、安倍首相が重い腰を上げて策定した「就職氷河期世代支援に関する行動計画2019」が、極めて杜撰な計画であり、その予算が適切に使われなかったことが記されている。結局目標の10分の1であり、しかもコロナの流行により失業者が増え、効果がまったく出ていないことが明確になった。
 非正規雇用者・無業者は500万人以上いる。中には敢えてその地位にいる者もいるが、それにしても膨大な人数である、その呻き声は深刻な社会問題になっている。年齢的にも追い詰められて最も精神的に苦しんでいる世代である。
 現段階においても、容疑者が不安定な職で貧困状態にあり、また一部の宗教団体による宗教活動が家族を苦しめるという事実は、日本の政権が長期間放置してきた問題である。
 安倍氏は日本の民衆はおとなしく、権力者と仲良くし、著名人と交流をすれば民衆から恨まれることはないと勘違いしていたのではないだろうか。外国の貧困層は、例えばアメリカのBLMのように時に暴動を起こし凶悪化する。日本人の溜め込んだ不満を甘く見過ぎた故に、警備が緩くなったのが原因であろう。
 岸田首相に敢えて物申す。政治家の本義は首相に就けさせてくれた安倍氏への恩返しではなく、民衆に奉仕することだ。「言論弾圧」「暴力に屈しない」とは圧倒的な権力者側が用いる言葉ではない。私たちがいつ自民党に言論弾圧を行ったのか。政府という暴力装置を駆使してきたことがないと言えるのだろうか。政治家が民衆から恨まれるということがどれだけリスクを生むのか認識していたであろうか。与党議員におごり高ぶりがあったのではないか。
 貧困層の民衆の爆発が、様々な偶発と重なり、安倍氏に厄災となって降りかかったと私は考える。私の周りで安倍氏の死を悲しんでいる人は一人もいない。これがどれだけ重要なことか、マスコミは世に伝えることができるだろうか。
 私は暴力を肯定しているのではない。私たちにできることは、SPを増やしたり、警察の警戒態勢を見直したり、街頭演説を見直したりすることではない。そんなことをしても第二、第三の山上容疑者が出てくるだけである。
 最善の問題解決は全ての日本人が選挙に参加して、日本から貧困や差別を無くす政治を行うことである。明日の選挙で日本人全員が真摯に将来を考えて投票することを切に願う。
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/217.html
記事 [政治・選挙・NHK287] <禍々しい時代の到来を予感、なんとも薄気味悪い…>安倍元首相暗殺の次に来るもの(田中龍作ジャーナル)


安倍元首相暗殺の次に来るもの
https://tanakaryusaku.jp/2022/07/00027350
2022年7月8日 22:29 田中龍作ジャーナル


「安倍元首相、銃撃され死亡」。号外が配布された。=8日、数寄屋橋 撮影:田中龍作=

 きょう昼前、奈良市内で選挙遊説中の安倍元首相が元自衛官(41歳)に銃撃され死亡した。

 憲法改正がかかる選挙の期間中に言論がテロにより封殺されたのである。禍々しい時代の到来を予感させるようで、なんとも薄気味悪い。

 犯人がすぐ真後ろに迫っているのが映像に映り込んでいる。急な日程だったとはいえ警備の抜かりは否めない。

 安倍首相の現職時、警察は予防拘禁のようなことさえしていたのだから。
 
 奈良県警の警備課長と本部長は責任を問われるだろう。

 チョコレートに青酸カリを混入するなどして食品会社を脅迫した事件が1984〜85年にかけてあった。犯人を取り逃がした滋賀県警の本部長は焼身自殺を遂げた。

 社会党の浅沼稲次郎が日比谷公会堂で演説中、右翼少年に刺殺される事件があった(1960年)。

 右翼少年は獄中で不可解な自殺を遂げている。

 今回の安倍元首相暗殺事件で警察幹部から自殺者が出たりしないことを願うばかりだ。もちろん犯人の元自衛官にも死んでほしくない。

 たとえ暗渠がポッカリと口を開けて待っているとしても。


安倍首相、現職中の選挙遊説。=2017年、秋葉原 撮影:田中龍作=

 早くもテレビ局は安倍元首相を褒めちぎり始めた。「地球儀を俯瞰する外交」「大衆に飛び込む政治家」などと歯の浮くようなセリフを並べて。森友、加計、桜といった暗部には一切触れない。死者は貶(けな)さないのが日本人の美徳とはいえ。

 「私や私の妻が関わっていたとしたら総理大臣はおろか国会議員も辞めますよ」(2017年2月衆院予算委)。森友事件で野党議員から追及された安倍首相(当時)はこう答弁した。

 安倍首相の「口から出まかせ」がなければ、財務省の職員は自殺に追い込まれずに済んだ。

 安倍元首相の功罪をきっちりと総括して、私たちはテロに怯むことなく乗り越えなくてはならない。

     〜終わり〜


関連記事
<7月の参院選後、ほぼ確実にやってくる…>岸田がヒトラーになる(ニコニコ動画)
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/893.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/218.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 安倍元首相暗殺の謎 卑劣な蛮行の背景と混迷政局の今後(上)言語道断の蛮行に日本全体が震撼(日刊ゲンダイ)

※2022年7月9日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2022年7月9日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


安倍元首相暗殺の謎 卑劣な蛮行の背景と混迷政局の今後(上)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/308043
2022/07/09 日刊ゲンダイ

言語道断の蛮行に日本全体が震撼


奈良市で街頭演説中に山上徹也容疑者に銃撃され、路上に倒れた自民党の安倍元首相(C)共同通信社

 白昼堂々と行われた許しがたい言論弾圧テロは、この国の時計の針を巻き戻してしまうのか。

 参院選(10日投開票)が最終盤に入った8日、奈良市内で遊説中だった安倍元首相が凶弾に倒れた。享年67。マイクを握り、いつも通り力強く演説を始めて2分あまり。背後から2発の銃弾を撃ち込まれ、命を奪われた。ドクターヘリで搬送された奈良県立医科大付属病院によると、心肺停止状態で搬送され、首2カ所に銃創があり、大血管と心臓の心室に大きな傷もあった。失血死とみられるという。

 列島を震撼させる言語道断の蛮行。前代未聞の事件にテレビは深夜まで特別報道を続けた。銃撃の一報を受け、山形県内で街頭演説中だった岸田首相は遊説を取りやめ、自衛隊機を乗り継いで帰京。声を震わせて「民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行であり、決して許すことはできない」と犯行を糾弾し、与野党幹部も口をそろえた。

 その通りだ。民主主義を担保する自由で公正な選挙を暴力で封じることは断じて許されない。ただ、死をもってしても、ゆるがせにできない事実がある。

 憲政史上最長の政権を率いた安倍は数の力で強引な国会運営に走り、言論の府から議論の機会を奪い、民主主義をないがしろにした。国政を私物化したモリカケ桜疑惑には一貫して頬かむり。特定秘密保護法、共謀罪、安保法制からなる「戦争3法」の施行を強行し、米国と共に戦う国に変貌させた。民主主義を軽んじた政治家が民主主義を否定する凶行に襲われたのは、歴史の皮肉なのか。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「安倍元首相がこういった形で逝ったのは、主権者国民のひとりとして悔やまれます。しかし、アベ政治には暴力を生み出す素地があったことを忘れてはいけない。『戦後レジームからの脱却』という耳当たりの良いフレーズで戦前回帰の旗を猛烈に振ってきた。先の大戦を引き起こした天皇制や軍国主義への反省から、民主主義と平和を掲げる憲法を歪めようとしてきたのです。批判の声を敵視し、世論の分断を加速させた。そうした側面に言及せず、政治家としての歩みをマスコミが垂れ流すのは英雄視につながる。非常に危険です」

 自民党は幹部や閣僚の遊説をいったん中止したが、きょうは再開。岸田がマイク納めする新潟選挙区の陣営は〈蛮行に屈しない 予定通り開催します 特別応援弁士岸田総理〉と大書された告知をネット上にバラまき、弔い合戦の様相だ。「ピンチをチャンスに変える」──。安倍の常套句が思い起こされる。

動機は何か、政治的背景はあるのか


安倍元首相が銃撃された現場付近で取り押さえられる山上容疑者(C)共同通信社

 安倍を銃撃したのは、奈良市に住む無職の山上徹也容疑者(41)だ。犯行現場では聴衆に交じり、演説を始めた安倍に拍手を送っていた。その時、何を思っていたのか。

 山上は元海上自衛隊員。2005年8月までの3年間、1回分の任期を務めた。長崎県の佐世保教育隊を経て広島県の呉基地で護衛艦まつゆきに乗船し、第1術科学校を最後に海士長の階級で退官したと報じられている。

 現行犯逮捕した奈良県警は容疑を殺人未遂から殺人に切り替え、捜査中だ。山上は調べに対し、「殺そうと思って狙った」という趣旨の供述をする一方、「特定の団体に恨みがあり、安倍元首相と団体がつながっていると思い込んで犯行に及んだ。政治信条に対する恨みではない」とも話しているという。

 過去にも政治家が襲撃された事件はあった。自民党の金丸信副総裁や細川前首相が右翼団体関係者に発砲され、伊藤一長長崎市長は暴力団員に射殺された。山上も何らかの組織と関係があるのか、完全なローンウルフなのか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「街頭演説にヤジを飛ばす市民は排除するのに、強行犯は実行に移すまで手が出せない。要人警護が抱える最大の問題は、背景のない人物が増えている点です。思想信条も左右の価値観も持たず、組織にも属さない。客観的な動機がない。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したロバート・デ・ニーロ主演映画『タクシードライバー』を思い起こさせる事件です」

 ベトナム戦争帰りの元海兵隊員と称する主人公は不眠症に悩まされ、タクシー会社に勤務。深夜のマンハッタンを走らせる中で若者の退廃に嫌悪を募らせながら孤立を深め、浄化作戦を実行に移す筋書きだ。何やら山上と共通点がある。独特の歪んだ世界観から、世の中をキレイにしたいとの衝動に駆られたのか。

急遽決まった遊説での悲劇と計画性の有無


安倍元首相が銃撃された近鉄大和西大寺駅前の現場付近(C)共同通信社

 安倍は8日の遊説を当初、長野で行う予定だったが、自民候補のスキャンダルが報じられたこともあり、取りやめた。それで、維新候補に追い上げられている奈良に急遽、遊説先を変更した経緯があった。

 安倍の奈良入りは7日午後に決まり、同日夕から自民候補のSNSや街宣車で告知された。

 奈良市在住の山上は7日夕方以降に安倍の来県を知り、犯行を思いついたのか。遊説先が変更されていなければ、悲劇は起きなかったのだろうか。

 他方、奈良県警が8日、山上の自宅を家宅捜索したところ、爆発のおそれがあるものが複数押収され、自宅のパソコンには武器の製造に関するサイトを閲覧していた履歴が残っていたという。急に思いついたのではなく、計画性もうかがわせるのだ。

 元兵庫県警刑事で作家の飛松五男氏が言う。

「爆発物は簡単に作れるものではありません。長い時間をかけて周到に用意された計画的な犯行との印象です。参院選の投票日直前を狙ったと思われます。犯行を計画する中で8日に安倍氏が来県したのでしょう」

 山上は取り押さえられる際、逃げようともせず、観念している。

「捕まるのは覚悟の上の確信犯と言えます。安倍氏への強い恨みが読み取れます。動機や犯行の準備プロセスは今後の供述で明らかになっていくでしょうが、一番注目しているのは単独犯かどうかです。これだけの犯行を果たして山上容疑者一人でできるのか疑問です。バックに組織があるのかがポイントだと思います」(飛松五男氏=前出)

 謎の多い事件である。


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記事 [政治・選挙・NHK287] 《安倍元首相銃撃》「家を全然出たがらない子だった」「挨拶しても俯いたり、目をそらす」“計画的な犯行”で元首相を銃殺した山上徹也容疑者(41)の“正体”とは  #1(文春オンライン)


《安倍元首相銃撃》「家を全然出たがらない子だった」「挨拶しても俯いたり、目をそらす」“計画的な犯行”で元首相を銃殺した山上徹也容疑者(41)の“正体”とは #1
https://bunshun.jp/articles/-/55801
7/9(土) 「文春オンライン」特集班

「私がしたことに間違いない。安倍元首相に不満があり、殺そうと思って狙った」

 誰がこんな悲劇を予想できただろうか――。

 参院選を間近に控えた8日午前11時30分、近鉄大和西大寺駅前で応援演説のため壇上に登った安倍晋三元首相(67)の背後から、突如2発の銃弾が放たれ、白煙があがった。


銃撃された安倍元首相 ©共同通信

 あまりに突然の出来事に、1発目では周辺のSPは反応できず、2発目は後ろを振り向こうとした安倍元首相の左胸と首を貫通。心肺停止の状態で奈良県立医科大学付属病院にドクターヘリで搬送されたが、懸命の治療も虚しく、同日午後5時3分に死亡が確認された。

銃撃に使われた手製の銃「簡単に作れるものではない」

 犯行直後に警察官らに取り押さえられ、逮捕された男の名は山上徹也容疑者(41)。


山上容疑者 ©朝日新聞社

 演説中の安倍元首相に銃を発砲して殺害しようとしたとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された。山上容疑者は2002〜2005年までの約3年間、海上自衛隊の任期制自衛官を務めていたことが確認されている。自衛隊関係者によれば、「任期制自衛官とはいわゆる“非正規”の自衛官だが、年1回は実弾射撃の訓練をする」といい、射撃への心得はあったようだ。


「爆発物の可能性のあるもの」の運び出し。特殊車両が容疑者マンション前に到着し騒然となった。周辺の道路が規制され、通行止めされる市民もいた ©文藝春秋 撮影/上田康太郎

「現場で押収されたのは長さ40センチ、高さ20センチの手製の銃で、約10メートルの至近距離からの発砲でした。家宅捜索の結果、奈良市大宮町の自宅マンションからは他にも数丁の手製の銃が見つかっています。使用された銃は1本の筒に6発の弾丸が入っており、それが計3本。決して簡単に作れるものではありません」(捜査関係者)

 自宅の家宅捜索も事件当日の17時頃から行われた。午後6時過ぎには爆発物を移送する特殊車両が到着。県警が「爆発する可能性のあるものを運び出すから離れてください。遮蔽物のある場所に隠れてください」と周囲の報道陣や近隣住民に大声を張り上げて呼びかけ、あたりは騒然となった。


車両のドアを壁にして、運び出すものを見せないようにしていた ©文藝春秋 撮影/上田康太郎

 防護服に身を包んだ捜査員は、黒いガムテープを巻きつけた筒状のもの複数個を運び出している。筒状のものは赤色の導線などが取り付けられていて、発生現場で目撃された「手製の銃」と似ていた。午後9時半には「新たに危険物と見られるもの」が発見されたとして、県警はマンションの住民や周辺住民に対して避難を勧告する場面もあった。


パトカーで道路をふさぐ県警と、その様子をスマホで撮影する市民。規制内に自宅がある市民は「何が起きているのか。家に帰ることができない」と不安そうな表情を浮かべた ©文藝春秋 撮影/上田康太郎

爆発物を作った自宅では「目をそらす愛想のない人」

「安倍元首相は応援演説の予定を、前日夜に急遽、激戦区の奈良に変更しています。一見、偶然地元にやってくる安倍元首相を狙った、衝動的な犯行のようにも見えますが、山上容疑者は逮捕後の取り調べで、『最初は小型のダイナマイトで殺そうと思ったが、実験をしたらできないと分かった。春には既に銃を数丁完成させていた』と供述しています。

 もともと宗教団体関係者を狙っていたという話も出ていますが、いずれにせよかなり前から準備した計画的な犯行だった可能性があります」(前出・捜査関係者)

 山上容疑者は犯行現場の奈良市で生まれ育ち、1999年、地元の名門進学高校を卒業。その後、2020年秋から今年5月までは派遣社員として京都府内のプラスチック製品会社の倉庫で働いていたという。逮捕時まで住んでいたマンションの隣室の男性は、山上容疑者の陰鬱な印象をこう振り返る。


山上容疑者の自宅 ©文藝春秋

「この1年で山上容疑者を見たのは5回ぐらい。彼が朝6時頃、出勤時にエレベーターで乗り合わせた時ぐらいです。私服は地味で、私が挨拶しても俯いたり、目をそらす愛想のない人でした」

 幼少期の山上容疑者を知る地元住民もこう口を揃える。

「祖父は会社経営」「家を全然出たがらない子」

「まだ幼い頃に父が亡くなり、母方の祖父が住む家に引っ越してきました。1人、まだよちよち歩きの妹がいて、よく祖父と家の隣にある空き地で、ラジコンで遊んでいた姿を覚えています。祖父は会社を経営していて風格のある人でしたが、この時ばかりは柔和な顔をしていて微笑ましい光景でしたよ。家の中にも妹のことを呼ぶ声が聞こえてきてね……。

 だけど、お兄ちゃん(山上容疑者)のことは見た記憶がないんです。何でも後から聞いた話では、引きこもりだったらしく、家を全然出たがらない子だったようです。父親に先立たれた後、頼りの祖父も亡くなり、母は隣町へと引っ越しました。苦労を重ねる生活だったと思います」


山上容疑者がかつて住んでいた実家 ©文藝春秋

 山上容疑者の母は、1999年に祖父の家を売り払い、2002年には自己破産している。祖父と父を亡くして経済的に苦しむ一家だったが、家庭がうまくいかなくなった理由の1つは、母と子の宗教をめぐる対立にもあったようだ。


©朝日新聞

「母はある宗教団体に所属していて、山上容疑者もその影響を受けて会員となりましたが、ほどなくして脱会。その後、山上容疑者は母の宗教団体の分派の団体に所属していたようですが、母が所属する団体を恨んで対立が生まれたようです。母が所属していた団体は安倍元首相ともつながりが濃いとされる団体で、それを理由に安倍首相を敵視するようになった可能性があります。

 実際、山上容疑者は調べに対し、『政治信条への恨みではない』と話しつつ、『特定の団体に恨みがあり、安倍元首相と団体がつながっていると思い込んで犯行に及んだ』『そのせいで家族がバラバラになった』などと犯行の動機を説明しているようです」(捜査関係者)


©朝日新聞

 2006年に戦後最年少の首相となり、2012年に首相に再任されてからは7年8カ月の長期政権を全うし、“日本史上最長”の長期政権を築いた安倍晋三元首相。突然の悲報に、国内外からの悲しみの声は絶えない。

 2発の銃弾を放った時、山上容疑者の心に何がよぎったのか。事件の真相解明が待たれる。

◆◆◆

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記事 [政治・選挙・NHK287] <写真速報>密着・れいわ新選組2022参議院選 in 東京選挙区D  記事「政治はこの手で変えられる!」――参院選終盤戦の訴え(長周新聞)<山本太郎代表 7月9日 新宿駅> 

※補足 
【動画&文字起こし全文】山本太郎代表(参院選2022 東京都選挙区候補)7月9日 新宿駅
https://sanin2022.reiwa-shinsengumi.com/archives/3375


【写真速報】密着・れいわ新選組2022参議院選 in 東京選挙区D  記事「政治はこの手で変えられる!」――参院選終盤戦の訴え
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/24067
2022年7月9日 長周新聞

7月4日(月) JR吉祥寺駅前、立川駅前、八王子駅前











7月5日(火) 練馬駅中央北口、大宮駅西口デッキ下 ルミネ2前(埼玉)、大山駅ハッピーロード商店街入り口


7月6日(水) 三軒茶屋駅パティオ口、神奈川・横浜駅西口高島屋前、有楽町駅前広場











与野党馴れ合いの国会に風穴あける

 「皆さんの存在は希望でしかない。50%の人たちが選挙に参加していないもとで、財界や大企業による一部のための政治がおこなわれてきた30年。デフレ不況が長引き、貧困は拡大し、自殺が10〜30代の死因第1位を占める国になった。こんな地獄のような国をつくったのが政治なら、それを変えられるのも政治。投票を捨ててきたみんなが力を合わせれば必ず変えていける。永田町の空気を読まず、徹底的に抗う者たちを国会に送り込んでほしい!」――参院選(7月10日投開票)が大詰めを迎えた東京都内で、れいわ新選組・山本太郎の訴えが響く。賑やかな選挙フェスを交えながら、ターミナル駅頭、商店街、街角でのゲリラ街宣や練り歩きを続けるれいわ新選組の選挙戦は、最終盤に向けて地べたを這うように都内を縦横無尽に駆け巡る。メディアによる「与党優勢」のアナウンスがもたらす白けムードを払拭し、不特定多数の心に切々と訴えかける粘り強いたたかいは、水面下で鬱積する人々の政治要求と繋がりながら着実にその力を束ねている。

 選挙戦終盤戦に向けて新聞各紙には、「自民優勢」「自公、改選過半数上回る勢い」「改憲4党(自民、公明、維新、国民)が3分の2確保の見通し」など、与党が大勢を維持する世論調査結果の見出しが躍り、毎度変わらぬ低調な選挙イメージが振りまかれている。改選6枠をめぐって34人が争う東京都選挙区では、自民2候補、公明、立憲、共産などの組織票を基盤とする5候補の優勢が伝えられ、最後の一枠をめぐって、れいわ新選組の山本太郎、維新新人の海老沢由紀が競り合っているとの情勢評価が飛び交っている。

 主要メディアが情報戦で陽動するなかでも、硬直した国政に挑む勢力にとって鍵を握るのは、選挙に背を向けている約50%の無党派層の動向であることには変わりない。経済政策や改憲、安全保障政策などにおいて、与野党の違いや鮮明な争点が見えづらい状況のなかで、れいわ新選組は不特定多数の人々を対象にした街頭キャンペーンに力を入れ、都内だけでなく、首都圏、東海、関西、九州でも比例候補者や所属議員たちが東奔西走し、独自の政策を訴えながら比例票の積み上げに向けて汗をかいている。

 「誰もが政治を身近に感じてもらえる選挙戦に」とミュージシャン、芸人、ブラスバンドなどを招いた選挙フェスをおこないながら、積極財政(国債発行による大胆な給付や社会保障充実)を基本に、消費税廃止、国内生産物の買い上げによる産業保護、奨学金返済免除と教育費無償化、子ども手当拡充、介護・保育従事者の所得の全産業平均までの引き上げ、アジア近隣諸国との平和外交による安全保障政策など、「誤った経済政策(緊縮)を抜本的に転換し、財政出動で景気を回復させる」「一部のための政治ではなく、全体の奉仕者となる政治をとり戻す」「突破力で、与野党が馴れ合い弛みきった国会に緊張感を与える」ことなど、道行く人を巻き込みながら懸命に訴える。

 なかでも東京選挙区に挑む山本太郎の街頭演説は、連日多くの人を集め、相手を選ばずにマイクを渡す質疑応答を交えた街頭活動は、他の政党には見られない独特の存在感を放っている。

 マイクを握った聴衆からは、「非正規雇用で職場までの交通費を自費で払わなければいけない人が非常に多い。月に2、3万円も自己負担しているのにもかかわらず控除もなく、住民税に全額計上される。住民税も社会保険も、企業側と折半ではなく個人が全額負担だ。非正規雇用の具体的な苦しみを国会で訴えてほしい」(男性)などの要望から、「高校生だが教育費無償化について聞かせてほしい」「消費税を廃止したら、そのツケが他に回ってこないのか?」「社会人になって10年以上経っても奨学金を払い続けている。この返済免除はどのようにするのか?」「コロナ禍で中小企業の業績は悪化した。小規模事業者への支援について聞きたい」など、さまざな質問が次々に飛び交う。

 山本氏は、これらに丁寧に答えながら、「社会全体の景気をよくするしかない。25年の不況を作り出した政治。そこにコロナ、さらに戦争の影響による物価高が激しくなっても消費税の減税すらしない政治。これはもう鬼と呼ぶしかない。人々がバタバタと倒れても、“パンがないならケーキを食え”という鬼だ。であるなら、この参議院選挙は鬼退治だ。やつらにお灸を据えたい。やらせてください、れいわの鬼退治。消費税廃止。その先頭に立つのがれいわ新選組だ」と呼びかける。

 また、「私たちは大企業を潰せというのではない。でも今のやり方では国内が潰れる。一握りの者たちに利益を横流しするために、多くの人から搾取し続けた。それが消費税だ。社会保障のためではなく、73%が大企業減税の穴埋めに使われている。消費に対する罰金である消費税によって内需が失われ、国内の産業は旺盛な需要を求めて海外に逃げる。国内は空洞化し、消費税増税のたびにモノは売れなくなる。誰かの消費は誰かの所得なのだから、当然所得も落ち込んでいく。一人一人の購買力が奪われたら、事業者の売上も下がり、賃金を下げるか、解雇するか――このような負のスパイラルが25年も続いている。国内の空洞化と貧困化という悪循環を生んだのが消費税の歴史だ。GDPの6割を占める景気のエンジンである個人消費を喚起することによって、国内で事業が継続できる健全な形に戻していく。そのためには消費税を廃止し、失われた25年の需要をとり戻しながら、国が国内製品を積極的に買う。生産基盤を強化し、良質な雇用を生み出していくという循環を今つくらなければ、ぺんぺん草も生えない状態にして、未来に一体何をバトンタッチしていくのか? 一部のために大多数から中抜きし、減っていくパイを下々がみんなで奪い合うような状態にしていけば、国は滅びるし、人々も企業も倒れていく。一部ではなく、全体の奉仕者として生活を底上げする政治こそが必要だ」と訴えている。

 「“あなたがたとえどんな状況になったとしても、国は絶対に見捨てない。全力で好きなように生きてくれ。困ったときにも、困る前にもあなたに手を差し伸べる”――もしも、そういう国があったとするならば、私は世界最強の国になると思う。それぞれが持っている力を100%発揮できる国だ。この仕事を失ったらもう自分の人生は終わりだと思い込まされてブラック企業に使い潰される、それらのために自分の価値を示し続けなければ社会から認められなかったり、誰かの足を引っ張ってでもよじ登らなければならないという空気のなか、生産性で人間の価値がはかられるような社会を極めていけば、死にたくなるのは当然だ。10代から30代まで死ぬ原因の1位が自殺。大人から子どもまで死にたくなるような社会、それはもう国ではなく、地獄と呼ぶしかない。その地獄を作ったのも政治なら、変えられるのも政治。その政治は、この国のオーナーである皆さんの力がなければ変えられない。50%の人々が投票を諦めている。その力を合わせていきながら、これまでと違う社会、生きていたいと思える社会をみんなで作っていこう」――切々と語りかける山本氏の訴えに、雑踏のなかから1人、2人と足を止め、その輪は次第に膨らんでいく。高齢者から10代、20代までが真剣なまなざしを向けるその営みは、地道ではあるが着実に浸透を見せ、選挙戦終盤の追い込みに向けてラストスパートに入っている。

もう終わりにしたい 弱者を踏みにじる政治

 涙ぐみながら演説を聞いていた40代の女性は、「利権、権力欲、お金、しがらみ……正直この国の政治はもう変えられないのではないかと絶望していた。これまでは無力感しかなかった。でも、みんなのために裏表なく正直に行動し、決して浮ついた風潮におもねらない山本太郎さんの存在に希望を感じ、思わず感極まってしまった。テレビ局からの依頼で脚本を書く仕事をしてきたが、コロナ禍でプロパガンダ的な注文が増え、“SDGsをテーマに書いてくれ”とか企業キャンペーンの下請のようなものを押しつけられることが露骨になった。ウクライナ問題一つとっても、戦争の火種を生み出し、さも同情する格好をしながら裏では戦争ビジネスが盛んになっている。日本が軍備拡大をしても何も解決しないと思っていたが、そのことを真正面から訴えているのは、れいわ新選組だけだ。金持ちや大企業優先で、消費税減税などできないと刷り込まれ、苦しくても受け入れてしまっている。でも誰かが声を上げないと首が絞まるばかりだ。メディアが作り出す世論操作の外側で、れいわの地を這うような活動には、ひたむきに挑戦することの大切さを教えられるし、みんなの力で政治は変えられるという希望を与えていると思う」と語った。

 「政党は信用していない」という50代の女性は、「長く福祉行政にかかわってきて、イジメや虐待などの現場を目の当たりにしてきた。そこでは日頃は弱者の味方であるかのように振る舞っている革新政党の人の冷酷な姿も見てきたので、結局は権力を持てばこうなるのか……と失望を感じてきた。山本太郎さんのように組織や企業に依存せず、常に足場を庶民のなかに置く政治家こそ支えなければいけないと感じている。微力ながら力になりたい」と語り、チラシ配りを手伝っていた。

 選挙ボランティアに参加していた40代の女性は、「コロナ禍に経産省がおこなった月次給付金事業のコールセンターで働いていた。国はコールセンター業務を民間会社に委託し、そこに派遣された私たちが中小企業のみなさんからの相談に乗るのだが、1日9時間以上、窓のない部屋で電話対応をした。わずかなマニュアルが渡され、それ以外の相談や要望は“上に伝えておきます”と答えるのだが、それを上部に届けるシステムはなかった。諦めて申請をとりさげる業者さんが多数いた。しまいには派遣社員は公表している説明以外の何も知らない派遣社員なのに、事務局を名乗るように命じられ、クレーム処理のように右から左に聞き流すだけの仕事になった。心を病んで職場を離脱する人が増えて人手が足りなくなると、最後は“友だちを連れてきたら10万円支給する”という指令が出るようになった。このベンチャー企業は、この給付金業務で財を成し、今では人材派遣会社になっている。この実態を大手新聞社などに告発してもとりあげられなかった。誰のための支援事業だったのか。こんな政治はもうやめにしないといけない」と話した。

 別の30代の女性は、「社会保障の充実のためといいながら、大企業の減税の穴埋めに使っているという消費税のカラクリについて、テレビではまったくいわない。多くの人が消費税廃止などできないと思わされているが、れいわ新選組は根拠を持って廃止を訴えている。はじめは“一人で何ができるのか?”と思っていたが、山本さんの話を聞くなかで一人一人が動けば変えられるということが実感できるようになった」と話した。

 演説の様子をスマホで撮っていた20代の女性は「得意なイラストの仕事で生計を立てていきたいが、今はアルバイト生活なので物価上昇はつらい。一番効果的なのが消費税の廃止だと思う。山本さんは庶民の生活を理解し、その側から政治を語ってくれるので、話を聞いていて元気が出てくる。インボイスが導入されたら、フリーランスは今食べられている人も食べられなくなり、それを職業にしようとする人の道は閉ざされるのではないかと心配だ。自分もやれることからやっていきたい」と話した。

 「これまで一度も選挙に行ったことはない」と明かした21歳の男子学生は、「友だちの間でも、山本さんは注目候補として話題になっている。SNSでもよく流れてくる。今日は偶然演説を聞いたが、選挙っておもしろいものなんだなと初めて感じた。友だちには奨学金を借りていたり、学費をバイトで稼いでいる人も多い。情報処理関連の学科なので、使えるパソコンや有料ソフトなどで、経済的格差がそのまま研究レベルの差に繋がっていると感じることもある。自分は大学入学時からコロナで入学式もなく、ずっとリモート授業だった。コロナ禍でバイトが減り、学費捻出に苦しんでいる学生も多い。授業が充実するように努力している先生たちもいるが、大学任せではなく、国がなんらかの救済に動くべきだと思う。今回は選挙に関心をもって参加したい」と語っていた。

 幼い子どもを連れ、家族で演説を聞いていた男性は、「主要野党の元気がないなかで、山本さんには本気で社会を変えようとする気迫を感じる。芸能人時代から脱原発で動き始め、今は消費税廃止と、常に根本的な問題に切り込んでおり、この国で困っている人たちを救うために何をするべきかを常に追及する姿勢に胸を打たれる。どうみても日本経済は下降線をたどり、上向く兆しもないが、絶望と諦めによって自公政権が補完されている状態だ。このガチガチの支配に抗うのは並大抵ではないが、風穴を開けるのはれいわ新選組しかないと思っている。東京で山本太郎を落とすような結果にしてはいけない」と語気を強めて語った。


【動画&文字起こし全文】山本太郎代表(参院選2022 東京都選挙区候補)7月9日 新宿駅
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