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2022年7月05日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK287] スキャンダル報道は政治家選びの最高の指標(下) 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2050905.html
http:/

(中)からの続き
デジタル監視社会に盲目な参政党信者

 諸派の中で、新聞紙上での露出が最も多いのが参政党である。その論調は例外なく好意的である。毎日新聞は6月20日、山田孝男特別編集委員の署名で「参政党現象」と題するコラムを載せた。若い世代をネットで引きつける同党のパワーを礼讃し、「バカバカしいと笑って見過ごしてよい現象ではない」と締めくくっている。大新聞からの堂々たるエールである。

チラシ
参政党の今参院選での選挙公報。コロナへの言及はない。

 『日刊スポーツ』もコラム「政界地獄耳」で「世界同時にネット拡散する参政党の主張」と題する論考を掲載。“参政党現象”を橋下徹率いた大阪維新の会や山本太郎率いる「れいわ」の台頭になぞらえて持ち上げている。『日刊ゲンダイ』も「新興勢力参政党が参院選台風の目に? ネット戦略で支持拡大 比例1議席獲得の可能性」と大きく報じている。同夕刊紙は、政府や小池都知事の感染症対策の不徹底さやワクチン接種率の低さを糾弾してきた。

 参政党支持者のほとんどは、コロナ騒動に終止符を打ってくれることを期待している。確かに同党は、新型コロナは政府やメディアが言うほど脅威ではないとして、マスクやワクチンの有効性にも疑問を呈してきた。しかし、党ホームページに掲載されている政策「10本の柱」において、コロナ政策に関する記述は2本目の柱の1項目にとどまる。そこには「ワクチン接種の即時中止」という主張はないし、「マスク」という文言すらない。

 代わりに 「AI、IoT、5G/6Gなどの最先端技術で、モノとヒトと情報が高度につながる“Society5.0”に向け、これから一体化が進むリアルとバーチャルを人間本位で最適化するソリューションを各分野で生み出す国になる」「リモート化や身体機能を拡張させる先端技術の活用で、年齢性別地域に関係なく、社会参加や就業ができる基盤づくり」などの政策がうたわれている。前者は脳とAIを接続し、人間精神をクラウドにアップロードするというレイ・カーツワイルの計画に沿う。後者は米国防高等研究計画局(DARPA)の保健部門、米国健康高等研究計画局(HARPA)が推進する政策と重なる。すなわち身体障害者の欠損部分にIT機器を装着し、健常者より高い能力を発揮させるというもの。人間における機械性と生物性との融合の入り口として想定されている。これでは、自民党以上にカルト権力を喜ばせていないだろうか。

 このようなグロテスクな提案が出てくるのは、ひとえにボードメンバーの一人、松田学の存在から来る。「松田プラン」の骨格は、マイナンバーとひも付けしたデジタル政府通貨による国民監視にほかならない。同党の政策は基本的に松田氏が書いている。さらに当初の軍資金は松田氏が一人で引っ張ってきたと筆者はにらむ。他の候補者が街頭で何を言おうと、この本質は変わらない。

 一例を挙げれば、9本目の柱「地球と調和的に共存する循環型の“環境・エネルギー体系と国土づくり“」には「カーボンゼロ目標を目指すにあたっては、国民経済の負担増を回避できる範囲での次世代循環型エネルギーの活用と安全な次世代原発の推進をもって対応」の項目がある。これはボードメンバーの武田邦彦氏が20年前から展開してきた「CO2温暖化説はうそ」との主張に反するではないか。

 こうした同党の姿勢は、武田氏がSDGsやコロナ茶番を平素から糾弾しながらテレビで一度も言及したことがない「大人の姿勢」と重なる。これでは支配権力の補完性と呼ばれても仕方あるまい。テレビや新聞、ウェブニュースに参政党批判の記事が出たならば、筆者はこの認識を改めるが。街宣に群がる参政党信者たちには、この事実が全く見えていないか、見ないようにしている。

 7月1日に公開された参政党の政権放送には予想通り、コロナ対策への言及がなかった。唯一「ワクチン」という言葉が赤尾由美氏のスピーチで登場した。これは党が掲げる三つの重点政策、すなわち「子供の教育」「食と健康、環境保全」「国のまもり」のうち「国のまもり」に関するもの。赤尾氏は「ワクチンに言及するとユーチューブの削除対象になる」と吐露。その理由として「国が推進しているから、グローバル企業も従うしかない」との認識を示した。しかし、事実は逆ではないか。私企業による削除が怖くて国家によるコロナ茶番の終了という従来の看板政策を取り下げたなら、本末転倒ではないか。

 アリストテレスの時代、政治は目の見える距離、耳に聞こえる範囲でしか行われなかった。ところが現在ではろくに会ったこともない人に一票を投じてはいないか。情報は全てメディアを通じ、加工して届られる。代議制民主主義は、庶民には政策についての判断能力はないが、人物については判断能力を有するとの考えに基づいている。庶民と大衆は違う。大衆はマスメディアから流れる情報を受け取る人々であるのに対し、庶民とは歴史的精神の形式すなわち伝統を次の世代に引き渡す人々を指す。

 政治がこれだけ広範囲に営まれている現在、各政治家の考える政策や理念について検証するのは大衆には無理だ。公正な政治運営がなされるには、有権者がメディアから離れ、自分で調べ、自分の頭で良し悪しを評価しなければならない。ただし、正邪倒錯というメディアの法則を知ってしまえば、もはや調べたり考えたりする必要すらない。最も攻撃されている人に一票託せば、まず間違いはないからだ。

 かくいう私も、この視点で新聞の三面記事を見るのが密かな楽しみになってきた。7月24日までスキャンダル記事から目が離せない。(終わり)

■参考情報



■関連記事




http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/163.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <れいわ 追い上げ! 2〜4>与党が改選過半数の勢い・立民は伸び悩み・維新は大幅増の公算…読売情勢調査 

※2022年7月4日 読売新聞1面トップ 紙面クリック拡大


※2022年7月4日 読売新聞3面 紙面クリック拡大



※2022年7月4日 読売新聞4面 紙面クリック拡大


与党が改選過半数の勢い・立民は伸び悩み・維新は大幅増の公算…読売情勢調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220703-OYT1T50129/
2022/07/03 23:00 読売新聞オンライン

 読売新聞社は1〜3日の3日間、全国世論調査を実施し、第26回参院選(10日投開票)の中盤情勢を探った。自民、公明の与党は改選定数(124)の過半数(63)を上回る勢いだ。立憲民主党は伸び悩み、改選23議席の確保は微妙な情勢となっている。日本維新の会は改選6議席から大幅に増やしそうだ。


 選挙戦を左右する全国32の「1人区」(改選定数1)で、自民党は優位に戦いを進めている。保守地盤の強い栃木、群馬、富山、石川、山口など19選挙区で野党系候補をリード。複数区では、改選定数2の茨城、静岡、広島での議席獲得が有力となり、東京選挙区(改選定数6)では2議席獲得を視野に入れた。

 公明党は、候補者を立てた7選挙区のうち、東京選挙区で議席を獲得する可能性が高い。残り6選挙区を含めて「全勝」を狙う。比例選は前回2019年参院選と同じ7議席獲得をうかがう。

 立民は、複数区の千葉、東京で優位に立っているものの、埼玉や大阪、兵庫などは予断を許さない展開だ。比例選では、19年に獲得した8議席を下回る可能性がある。

 昨年10月の衆院選で躍進した維新は、支持基盤の厚い大阪で2議席を獲得する勢い。比例選で立民の議席数を上回る可能性があり、選挙区選と合わせ、改選議席を倍増させる公算が大きくなっている。共産党は東京、神奈川など都市部で接戦を繰り広げている。比例選は19年と同じ4議席に手が届きそうだ。

 国民民主党は山形、大分で議席獲得を狙う。比例選は伸び悩んでおり、改選7議席の維持は難しい情勢だ。れいわ新選組は比例選での議席獲得を射程にとらえた。諸派では、参政党が比例選で議席を取る可能性がある。

 与党と憲法改正に前向きな維新、国民などの勢力が、国会発議に必要な総定数の3分の2(166)を維持できるかどうかも注目される。維持するには82議席が必要だ。

 今回の参院選は、改選定数124(選挙区選74、比例選50)と、神奈川選挙区の非改選の欠員1を補う「合併選挙」を合わせた125議席が争われる。選挙区選に367人、比例選に178人の計545人が立候補した。

 調査は電話で実施し、6万809人から回答を得た。情勢には総支局の取材結果などを加味した。一定数の回答者が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的な要素がある。




[スキャナー]複数区 各地で激戦…参院選中盤情勢
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220703-OYT1T50187/
2022/07/04 05:00 読売新聞オンライン

 読売新聞社の参院選中盤情勢調査では、与党が手堅く選挙戦を進めている状況が明らかになった。改選定数2〜6の「複数区」では多くの候補が当落線上で競う。各党党首は3日、複数区での遊説で支持の積み上げを図った。全国32の「1人区」(改選定数1)では自民党が半数以上の選挙区で先行している。(政治部 栗山紘尚、植村信介)

当落線上に多数…党首らテコ入れ



 岸田首相(自民党総裁)が、投開票日までの最後の日曜日に選んだ遊説先は、札幌市だった。

 市内の大通公園で演説した首相は、「きょうはラストサンデー。全国有数の激戦区である北海道で、皆さんの力で勝利に導いていただきたい」と自民新人への支援を訴えた。

 首相とほぼ同じ時間帯には、立憲民主党の泉代表も新人の応援で札幌市に入り、「きょう私が来たのは、激戦だからだ。もう一押し、あと二押しが必要だから来た」と力を込めた。

 改選定数3の北海道では、自民現職が一歩リードする構図で、残りの「2枠」を巡って立民の現職と新人、自民新人ら計4人がデッドヒートを繰り広げる。

 全国13の複数区で、自民は大半の選挙区で当選圏内を確保している。北海道をはじめ、2人を擁立した東京や神奈川、千葉で「2人当選」を狙い、確実に議席を積み上げる戦略を描く。情勢が伸び悩む立民にとっても、「2人当選のチャンスがある北海道は最重点区」(幹部)となる。

 他の党首も、自党候補が当落線上で接戦を演じる選挙区を回った。

 公明党の山口代表は、神奈川県相模原市の街頭で現職候補の応援に立ち、「選挙戦も後半に入り、いよいよ胸突き八丁の戦いだ」と支持者に呼びかけた。

 改選定数4の神奈川では、非改選の欠員補充を加えた5人が当選する。自民の現職と元議員、日本維新の会の元議員が先行し、公明現職を含む4人が横一線で追う展開となっている。

 公明は複数区に擁立した7人全員の当選を目指す。東京で優位に立つ以外はいずれも接戦で、今後も党幹部を積極的に投入してテコ入れを図る。

 東京(改選定数6)も大混戦となっている。自民の現職と新人、立民現職、公明現職が頭一つ抜け出し、共産党現職や維新新人ら4人が競り合う。維新の松井代表は東京都内で「最後の1議席を争っている。なんとか取らせていただきたい」と声を張り上げた。

 共産党の志位委員長は大阪市でマイクを握った。大阪(改選定数4)では、維新現職2人と自民現職が優勢で、公明現職や共産元議員らがせめぎ合う。志位氏は「どうか逆転勝利をお願いする。きょうで3回目の応援だが、最終盤にもう1回来る」と約束した。

 国民民主党の玉木代表は、現職が出馬した愛知(改選定数4)に入った。愛知は自民現職が引き離し、立民現職や国民現職ら5人が団子状態で争う。玉木氏は「大変厳しい状況だ。皆さんの1票を託してほしい」と語った。

 れいわ新選組の山本代表、社民党の福島党首、NHK党の立花党首も、東京都内を回った。

1人区 自民優位…12選挙区は伯仲


 参院選の勝敗を左右する全国32の1人区では、自民党の優位な戦いぶりが目立つ。保守地盤の厚い北関東や北陸、西日本など計19選挙区で野党系候補に先行する。このうち18選挙区が再選を目指す現職で、長崎では新人が抜け出した。

 物価高騰などを受け、報道各社の世論調査で内閣支持率には陰りが見え始めているものの、党内は「大きなうねりにはなっておらず、影響は限定的だ」(幹部)との見方が大勢だ。

 党執行部は、緩みを警戒している。1日には、茂木幹事長名で「一瞬の油断が命取りとなる。風向きも一瞬で変わる危険性がある」として、引き締めを求める文書を各陣営に送った。岸田首相(党総裁)は4日夜、党本部に幹部を集め、終盤戦に向けた戦略を練る。

 野党は巻き返しに全力を挙げる。無所属を含む野党系候補が自民候補に先行するのは、立憲民主党の現職が2期目を狙う青森のみだ。16、19年の参院選では、野党は全ての1人区で候補者を一本化したが、今回は自民と野党系の事実上の一騎打ちとなった選挙区が11と大きく減ったことが影響している。

 立民の泉代表は3日、札幌市で記者団に「立憲民主党に投票しようという機運になるよう最大限努力したい」と語った。

 今後のカギを握るのが、自民党と野党系がしのぎを削る12選挙区だ。野党の地盤が比較的厚い地域が多く、7選挙区には野党系の現職がいる。福島と三重は、新人同士がつばぜり合いを演じている。

 自民の遠藤利明選挙対策委員長は3日、長野県上田市で演説し、「何としても議席を与えていただきたい」と訴えた。立民の西村幹事長は地元の新潟市で街頭に立ち、「大接戦だ。助けてください」と声を張り上げた。

 終盤戦では、与野党とも無党派層への働きかけを強めるとみられる。自民や立民などは、比例票の上積みを目指して大都市部での遊説を増やしつつ、競り合う1人区にも積極的に応援弁士を投入する見通しだ。


比例選、自民が全世代から支持・維新は伸長狙う…読売情勢調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20220703-OYT1T50138/
2022/07/03 23:00 読売新聞オンライン

 読売新聞社の参院選中盤情勢調査では、自民党は比例選(改選定数50)で2019年参院選に続いて第1党を確保する勢いだ。日本維新の会は大幅な議席増をうかがい、立憲民主党を抜いて比例選の野党第1党が視野に入る。


 自民は16年と19年の比例選で獲得した19議席には届かない可能性があるが、全世代で他党より支持を得ている。職業別でも全職業で他党を上回り、特に農林水産業では半数を固めた。

 ただ、内閣を支持すると答えた人の5割強しか固められていない。自民支持層でも8割弱の支持にとどまり、他の主要政党がそれぞれの支持者を8割から9割強固めているのと比べると低い。無党派層からの支持も1割超と広がりに欠ける。

 公明党は16、19年に獲得した7議席と同程度になりそうだ。支持層の9割強を固め、自民支持層の一部も取り込んでいる。

 立民は19年の8議席に達するか微妙な情勢だ。内閣を支持しない層からの支持が2割程度で、政権批判票を集め切れていない。無党派層からの支持は1割強で維新と分け合っている。重視する政策で「年金など社会保障」を挙げた層の2割弱から支持を得た。

 維新は19年に獲得した5議席から躍進し、2倍近くもうかがう。地盤の近畿では3割程度と自民を超える支持を集めている。内閣支持層と不支持層のそれぞれ1割超から支持を得ている。重視する政策で「外交や安全保障」「原発などエネルギー政策」を挙げた層の2割弱を取り込んだ。

 共産党は19年の4議席と同程度になりそうだ。国民民主党は19年の3議席を維持できるかどうか微妙だ。れいわ新選組と諸派の参政党は複数議席を獲得する可能性がある。社民党は改選1議席を死守できるかどうかの戦い。NHK党は議席獲得を視野に入れる。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/164.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 対ロ外交根本を誤る岸田内閣(植草一秀の『知られざる真実』)
対ロ外交根本を誤る岸田内閣
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/07/post-059f73.html
2022年7月 5日 植草一秀の『知られざる真実』

世界の支配者は米国ではない。

しかし、米国は勘違いしている。

米国の価値観が世界最高であり、米国の価値観を他国に埋め込むことを強制しても構わない。

そのために必要があれば武力の行使も辞さない。

これが米国ネオコン勢力の考え方。

一言で表現すれば「力による現状変更主義」。

「覇権主義」、「一極支配主義」とも表現できる。

軍事力によって他国支配を強行する21世紀の「新・帝国主義」だ。

紛争の解決に武力を用いた点でロシアの行動は批判されるべき。

しかし、これを米国が批判するのは噴飯もの。

2003年のイラク戦争は何だったのか。

イラク戦争は明白な米国による侵略戦争である。

米国の侵略戦争であったイラク戦争で、イラクの無辜の市民10万人ないし100万人が虐殺された。

この事実を脇に置いて米国がロシアを批判するのは噴飯もの。

G20で対ロシア経済制裁を実施しているのはEUを1ヵ国とカウントして10ヵ国。

10ヵ国は対ロシア経済制裁を実施していない。

EUの人口を人口最多国スペインで計算すると、人口比では制裁実施国が19%であるのに対し、制裁非実施国が81%。

日本のメディアはグローバル巨大資本に支配されている。

したがって、グローバル巨大資本に都合の良い情報しか流布されない。

ウクライナ戦乱について米国支配勢力が発する情報しか流布されない。

そのために、大多数の国民の判断が偏っている。

偏った情報しか入手しないから偏った判断しか持つことができない。

これは第二次世界大戦のときも同じ。

日本国民は大本営が発表する情報だけを入手していた。

そのために偏った判断しか持つことができなかった人が圧倒的多数だった。

問題の解決に武力行使を用いたことは批判されるべきだが、ロシアが軍事作戦始動に踏み切ったのには理由がある。

ウクライナに非がなく、ロシアが単に領土的野心から軍事侵攻に踏み切ったのならロシアだけが非難されるべきだ。

しかし現実はまったく違う。

戦乱発生までの経緯を踏まえれば、非はウクライナの側にあるとするのが適正だ。

日本の国会はゼレンスキーに演説の機会を与えたが、ものごとを正しく判断するにはロシアのプーチン大統領にも発言の機会を付与するのが適正だった。

ウクライナは独立国になって31年の時間しか有していない。

ウクライナは東西での内部対立をかかえる国。

ウクライナ西部ではネオナチにつながる国粋主義者、民族主義者が強い勢力を有する。

ウクライナ西部がナチスドイツの支配下にあった時代、ウクライナ西部の民族主義者はポーランド人、ユダヤ人、ロシア人虐殺に加担した。

第二次大戦終結後、ナチスドイツは断罪されたが、ウクライナのネオナチ勢力=民族主義者は米国が保護した。

米国の対ソ連戦略の一環でウクライナ・ネオナチ勢力が保護、温存された。

2014年ウクライナ政権転覆は、米国がウクライナ・ネオナチ勢力と結託して実行したものである。

米国は暴力革命によってウクライナ政権を破壊し、非合法の米国傀儡政権を樹立した。

この非合法新政府が直ちに「ウクライナ民族社会」設立を宣言し、東部のロシア系住民に対する人権侵害、差別的取り扱いを始動させた。

そのためにウクライナ東部で内戦が勃発。

クリミアでは住民が住民投票を実施してロシア帰属を決定した。

ウクライナ内戦を収束するために「ミンスク合意」が制定された。

2015年に制定された「ミンスク2」は国連安保理で決議され、国際法の地位を獲得した。

「ミンスク2」の核心は東部2地域に高度の自治権を付与すること。

これが実行されれば、自動的にウクライナのNATO加盟は消滅する。

ゼレンスキーはミンスク合意履行を公約に掲げて大統領に選出された。

そのゼレンスキーがミンスク合意を誠実に履行していれば今回の戦乱は発生していない。

ところが、ゼレンスキーは態度を変え、ミンスク合意を踏みにじり、ロシアとの軍事対決路線を明確化した。

この行動を背後から推進したのがバイデン大統領。

今回の戦乱は米国とウクライナが挑発して発生させたもの。

こうした歴史事実を踏まえて問題に対応しなければ、日本は針路を誤る。

日本はサハリンでの共同事業の権益を失うことになると見られるが、日本の外交対応の当然の帰結である点を見落とせない。

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ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
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http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/165.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <東京>迫力欠く小池・スベる吉村・踊る太郎…「三つ巴の戦い」最後のイスは誰? 2022参院選 激戦区ルポ(日刊ゲンダイ)

【東京】迫力欠く小池・スベる吉村・踊る太郎…「三つ巴の戦い」最後のイスは誰? 2022参院選 激戦区ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/307743
2022/07/05 日刊ゲンダイ

東京(改選数6)


ファーストの会・荒木千陽候補の応援に駆け付けるも、小池百合子都知事はお疲れ気味?(C)日刊ゲンダイ

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

 ◇  ◇  ◇

 最後の1枠を制するのは誰か。大手メディアの情勢調査によると、6議席を争う東京選挙区は、自民・朝日、生稲、公明・竹谷、立憲・蓮舫、共産・山添の5人が当選圏内。残る1議席をめぐり、維新・海老沢、れいわ・山本、「ファーストの会」の荒木が三つ巴の戦いを繰り広げている。

 3人の中でも苦戦しているのが、小池都知事の「相棒」の荒木だ。陣営が「唯一の弱点」と認める知名度の低さを補うため、小池が連日、応援演説のマイクを握っている。娘のような存在の荒木を何が何でも当選させたいという“親心”からか、小池も必死だが、持ち前の神通力は発揮できていない。

 ラストサンデーの3日、JR秋葉原駅前で行われた荒木の街頭演説に小池も登場。集まった約200人の聴衆に、「ファーストの会」と連携を組む国民民主党の玉木代表と共に支援を呼び掛けたが、聴衆の拍手はパラパラ。演台の選挙カー近くに控えていた陣営スタッフが「ウケが良くないなぁ……」と思わずボヤいてしまうほど、盛り上がりに欠けていた。

 演説終了後、小池は選挙カーから降りると、挨拶もそこそこに車へ。荒木と玉木は聴衆との記念撮影に応じていたが、小池はお疲れ気味なのか、塩対応でその場を後にした。

 一方、勢いづいているのが維新の副代表を務める吉村大阪府知事だ。小池がアキバでマイクを握った日の前日、吉村も秋葉原駅前に海老沢の応援弁士として登場。教育無償化の実績をアピールし、「次世代への投資が自民党との対立軸」と強調した。立憲をクサして「国会でプラカード掲げて、あんなんドリフ大爆笑。茶番劇です」などとコキ下ろしたが、ほとんど笑いは起きず、ややスベり気味だった。

 海老沢陣営は「吉村さんが秋葉原で演説したのは初めてじゃないか。その割には、結構人が集まったと思う」と手ごたえを感じた様子。「(海老沢は)追い上げている」と意気軒高だった。

れいわ“常套”のイベント型演説会に400人の聴衆


イベント型演説会「盆ダンスパーティー」でボルテージ大(れいわの山本太郎候補)/(C)日刊ゲンダイ

 れいわの山本は2日、JR池袋駅前で「景気爆上げ 盆ダンスパーティー」を開催。歌や踊りで盛り上げるイベント型演説会は、れいわの常套手段だ。ザッと400人の聴衆が詰めかけた。

 埼玉県から出馬している西美友加候補や比例候補者の演説と、盆踊りが交互に繰り返される中、駅前広場の踊りの輪は徐々に拡大。20人程度だった輪は、最終的に40〜50人まで膨れ上がった。場の熱気や盛り上がり具合で言えば、小池や吉村が駆け付けた演説をはるかに上回っていた。

 パーティー開始から約1時間後、山本が満を持してマイクを握ると、盆踊りで高まっていた400人の聴衆のボルテージは最高潮に。「消費税止めたら毎日が10%オフなんですよ」と訴える山本の演説に拍手が起こり、「そうだ!」の声が飛んだ。

「盆ダンスパーティー」終了後、山本と記念写真を撮ろうと50〜60メートルに及ぶ長蛇の列ができた。未就学児を連れた夫婦は「池袋に買い物に来たら、たまたま(パーティーに)遭遇して一緒に写真を撮ってもらいました」「山本太郎、良いんじゃないですか」と、好印象を抱いた様子だった。

 知名度に劣る海老沢と荒木が、知事の威光を借りて票を伸ばすのか。知名度に勝る山本が突き放すのか。

(取材・文=高月太樹/日刊ゲンダイ)


関連記事
<生稲と山本、海老沢が横一線! 山添が激しく追う>参議院選挙・東京 朝日・蓮舫・竹谷が盤石(日経新聞)
http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/158.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/166.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 暴かれた「神の国」神道国家<本澤二郎の「日本の風景」(4492)<反省謝罪なしの神道国家主義の危機的な覇権航海への前途>
暴かれた「神の国」神道国家<本澤二郎の「日本の風景」(4492)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/33322204.html
2022年07月02日 jlj0011のblog

<反省謝罪なしの神道国家主義の危機的な覇権航海への前途>

 英国の歴史家が、過去の幻想に取りつかれたような日本を分析したようだ。白水社から出版された「戦争記念碑は物語る第二次世界大戦の記憶に囚われて」。著者はキース・ロウ(田中直翻訳)。月刊TIMES7月号に弁護士の内田雅敏が概要を取り上げている。

 大英帝国の属国のような極東の小さな島国が、明治の廃仏毀釈運動によって、神道天皇を神に崇め立てて、調子に乗ったヒロヒトがヒトラーの三国同盟に参加したものの、2発の原爆投下で大敗した。それでも悲劇の300万人の兵士を「英雄」だとする神道・靖国神社の日本を、真正面から取り上げている。

 A級戦犯の岸信介やその子孫は、神道だけでは不安なのか、韓国の生まれの反共宗教の統一教会、しかしそれでも不安だとばかり、信濃町の創価学会まで抱え込んで、いまや第三次世界大戦に向き合おうとしている。いまだに「日本は天皇中心の神の国」と信じ込む自民党最右翼派閥・清和会が主導して、自公圧勝の参院選投開票目前だ。 

 この国は目下、世界恐慌下においても、露骨な円安政策で1%向けに暴利、民衆には大増税と超物価高政策を強行している。それでも国民の半数が支持して、戦争社会へと掉さしている。その狂気の先導役が神道・靖国神社というのであろうか。

<欧米の学者の研究で注目される神道・靖国神社の立ち位置>

 英国の歴史家曰く「靖国神社は記念碑でも記念施設でもない。教会や寺院に似た神聖な場である。アメリカ人がアーリントンで父親を悼むように、イギリス人がフランスのティブバル記念碑で祖父を弔ったりするように、一般の日本人は祖先を弔うためにここを訪れる。ただし、この場所には誰も埋葬されていない。ここには死者の魂が祀られているのだ。彼らの名前など詳細は、巻物(霊璽簿)に手書きで記され、本殿奥の奉安殿に保管されている。参拝する人は、神社の前に立って深々とお辞儀をし、神の注意をひくために、手を二回叩いて祈りを捧げる。一般の観光客にとっては、なぜこの場所がこれほどまでに騒がれているのかを理解するのは、むつかしいに違いない」。

 なるほどそういうことか。合点した。多数国民の認識に違いないだろう。

<自民党宏池会の加藤紘一の予言が的中する!>

 歴史家のキースは、戦没者の追悼に理解を示しながらも、重大な疑念を日本国民・アジア諸国民・世界の人々に投げつける。

 「靖国神社のメッセージはこれだけか、違う」といって、欧米人の知識・価値観では理解できない、怪しげな危険な正体を断罪してゆく。「別のメッセージがある。それも単純ではない」と。日本人でもアジア諸国民も理解している異様な宗教施設なのだ。

 「神社の後ろ側には、日本国内でも民間人を恐怖に陥れた憲兵隊の記念碑が建っている」と。ヨーロッパ人の目はするどい。「この大いに恐れられた組織によって実行された人権侵害については、議論の余地がないほど膨大な資料が存在する。例えば数十万人の民間人や戦争捕虜を働かせ、餓死させた収容所の運営を担当していた。また、何万人もの女性が性奴隷としての生活を強いられていた、軍の慰安所を運営する責任も負っていた。そして様々な反戦感情を表明した日本国民を根絶やしにして、恐怖を与える役割を担っていた。欧米においては、この組織はナチスの親衛隊やソ連の秘密警察といったものに相当する。それがどうして、このような敬意をもって、ここでは記念されているだろうか」

 本殿に近い場所に立つ記念碑、それは1946年の東京裁判でラーダービノード・パール博士の記念碑、彼は12人の裁判官の中で一人無罪という破天荒な判断をした。1951年のサンフランシスコ平和条約締結に際して日本政府は、東京裁判を受け入れた。これら内外の判断を無視したパールの記念碑は「歴史をゆがめ、新たな強いメッセージを発信している」と強く指摘し、警鐘を鳴らしている。

 日本の宗教指導者の中には、パールを崇める人物がいるようだが、国際社会は強くNOと非難する。「神社当局は、日本は何も間違いを犯していない、その行動に、なんの責任を負う必要もないということなのだ」と手厳しく断罪している。当然であろう。神道・靖国神社は、敗戦後も世界に対して挑戦状を送り続けているのだ。安倍晋三や小泉純一郎・森喜朗ら清和会の靖国派・国家主義者・国粋主義者の正体なのだ。英国の歴史家に脱帽である。

<遊就館の「聖戦史観」に気分が悪くなった英人歴史家の衝撃>

 靖国の遊就館のことが分かったら欧米と激突する」と警鐘を鳴らした人物がいた。護憲リベラルの宏池会指導者・大平正芳の秘蔵っ子の加藤紘一である。彼の一言で遊就館のことを知ったが、まだ覗いたことがない。

 英国の歴史家は、この中で気分が悪くなった。加藤の指摘した通りである。「日本が中国を侵略したのは、中国人のせいである。日本が真珠湾を攻撃したのは、アメリカ人のせいである。日本が東南アジアを侵略した唯一の理由は、アジアの人々をヨーロッパの植民地から解放したいという無私無欲からのものだ」となり、とどのつまり「日本が戦争の責任の一端を担っていたかもしれないということを、微塵も受け入れていなかった神道史観」と総括した。これこそが靖国天皇の「聖戦史観」なのだ。

 まだ続く。ぜひ日本人とアジア諸国民が読む価値のある本である。白水社と訳者・田中直に敬意を表したい。

<森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三・高市早苗らの神道政治連盟に注目>

 ちなみに「神道政治連盟国会議員懇談会」で配布された冊子を松岡宗嗣がネットに発信していた。参考までに貼り付ける。

今月、自民党議員の大多数が参加する議員連盟の会合で、ある冊子が配られた。そこには「同性愛は精神障害で依存症」など、性的マイノリティに関する差別的な内容が書き連ねられていた。

「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です」「(同性愛などは)回復治療や宗教的信仰によって変化する」「世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいる」「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺につながる」「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」

性的マイノリティの権利保障が一向に進まない日本。その背景には、政権与党である自民党が、同性愛嫌悪やトランスジェンダー嫌悪、性的マイノリティに対して差別的な認識を持つ「宗教」組織によって支えられている実態がある。

冊子が配られたのは、「神道政治連盟国会議員懇談会」の会合。

全国各地の8万社の神社が参加する宗教法人「神社本庁」を母体とする政治団体「神道政治連盟」、その趣旨に賛同する国会議員により構成される議員連盟だ。

懇談会には、262名もの国会議員が会員として名を連ねており、自民党議員の多くが参加。神道政治連盟は自民党政権に強い影響力を与えているという。

先日の会合で配られた冊子のタイトルは「同性愛と同性婚の真相を知る」。弘前学院大学の楊尚眞氏による講演録のようだ。

冒頭、「今日の講演の目的は(中略)性的少数者を卑下したり、軽んじることではありません。性的少数者の人格、尊厳は尊重しなければなりません」と書かれている。

しかし、そのあとに続く言葉は、明らかに「人格と尊厳の尊重」とは真逆の、ヘイトスピーチや憎悪言説と呼べるようなものばかりだった。

例えば、「同性愛は心の中の問題であり、先天的なものではなく後天的な精神の障害、または依存症です。」「しかし個人の強い意志によって依存症から抜け出すことは可能なので、同性愛からの回復治療の効果が期待できる」といった主張がされている。

世界には、宗教的な背景から、同性愛を「病気」とし、電気ショックやカウンセリングなどで異性愛へと無理やり“矯正"しようとする「転向療法(コンバージョンセラピー)」が、今なお行われている国がある。こうした処置は著しい人権侵害であり、カナダのように法律で明確に「犯罪」と規定されているところもある。

日本では、このような暴力的な人権侵害行為は確認されていないが、会で配られた冊子では、転向療法を推奨するような危険な考え方が記載されていた。

WHOは1990年に「同性愛」を精神疾患から除外している。「性同一性障害」についても、2019年に精神障害というカテゴリから外す判断を行った。

アメリカ精神医学会は、2007年に「同性愛者への転向治療は効果がない」ことや、むしろ転向療法によって「うつ病、自殺などが増加する」といった指摘をしている。これに対して冊子では「回復療法をしたから彼らがこのような状態になるのではなく、元々彼らは自分たちの内面に様々な問題を抱えていることに起因する」のだと主張されている。

加えて、「LGBTの自殺リスク」について、「自殺率が高いのは社会的な差別があることが原因かというとそうではありません。LGBTは自分自身が様々な面で葛藤を持っていることが多く、それが悩みとなって自殺につながる」と綴っている。

さらにこう続く。学校で教えるべきは「回復治療や宗教的信仰、又は自然に変化していくことがあり、世界には同性愛や性同一性障害から脱した多くの元LGBTの人たちがいるということ」。

性的マイノリティの自死未遂の割合は、非当事者に比べてLGB(同性愛者や両性愛者等)で約6倍、トランスジェンダーは約10倍高いという調査もある。厚労省が委託実施した職場実態調査でも、性的マイノリティ当事者が、非当事者よりもメンタル不調の割合が高かった。これは明らかに、社会の側に性的マイノリティに対する根強い差別や偏見があるからだ。

2022年7月2日記(東芝製品・サントリー・トヨタ不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/167.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 国後経済特区に北朝鮮なら日本失神します 
国後経済特区に北朝鮮なら日本失神します
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52005813.html
2022年07月05日 自民党的政治のパンツを剥ぐ

6月7日に 日ロ漁業協定止められました

1998年に発効したこの漁業協定は「海上の共同経済活動」と言える、非常に重要な取り決めです

そして
サハリン2は 政府判断対象にとは
事実上の接収でしょう

2022/06/30 ・ 石油・天然ガスの開発プロジェクト「サハリン2」についてロシアのプーチン大統領は30日、
事業主体を、政府が新たに設立するロシア企業に変更

更に
尖閣でロシア軍
4日に接続水域入りしたロシア軍と連携したのかとの問いには「それは記者の個人的な解釈だろう」と述べ、
正面から答えなかった

****

台湾侵攻前に尖閣奪取されそうです
中ロ軍の合同行為が急拡大しています

ウクライナ戦争で
岸田政権がNATOと日米安保
=繁栄と自由の弧を合体させました
中ロ軍も対抗したようです

****

冷戦の次段階では
北方領土経済特区に北朝鮮で話がつくのが
自然の流れです

北朝鮮への賠償金は韓国へ払いましたですが
小泉純一郎氏は ピョンヤン宣言で
国交と戦後賠償金を含む交渉を約束しました

この流れを利用し
北朝鮮と国交交渉をするべき時期は今です
@北朝鮮復興に日本が進出できます
A国後経済特区北進出の悪夢が解消されます
B米国・韓国が乗ります
C日本は米中の中間値の地の利で再発展します
D中露貿易港が確保できます


http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/168.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 神宮外苑の再開発問題 自然にも文化にもスポーツにも愛がない人たちが都民のオアシスを破壊する ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

神宮外苑の再開発問題 自然にも文化にもスポーツにも愛がない人たちが都民のオアシスを破壊する ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/307531
2022/06/30 日刊ゲンダイ


樹齢100年の巨木約1000本が伐採される(C)共同通信社

 神宮外苑の再開発に住民が反対しているのはご存じだろう。樹齢100年もの巨木が1000本近く伐採されるという。しかしよく調べてみると、開発はそれだけの問題ではなかった。

 反対運動の中心はアメリカ人のロッシェル・カップさん。日本在住の経営コンサルタントだ。東京オリンピックの時に樹木の枝を切ってパブリックビューイング場を造る計画が反対にあって中止になった。あれを勝ち得たのが彼女だ。彼女は、ただ木が可哀想と言っているのではない。

 もともとこの計画は2013年から始まった。当時の都知事・石原慎太郎氏と森喜朗氏の間で。出ました森喜朗。それ以前の2011年には東京オリンピック招致が決定している。この開発が周到に用意されたものであることがわかる。オリンピックは到達点ではなかったのだ。なぜ反対の声が多くても押し切って開催されたのか。最終的な開発までどうしてもオリンピックが必要だったからだ。その証拠に、それまで高いビルは建築できなかったのに、新国立競技場の建設の際、その制限が緩和されている。そして今回の計画に高層ビルの商業施設が含まれている。

 とにかく再開発したい人たちが、利用できる地面をあちこち探して、ついに聖域である都民のオアシス神宮外苑に目をつけた。というのが正しいのではないか。

 開発は商業施設と箱モノが乱立し、市民が使える軟式野球場もテニスコートもイチョウ並木のカフェもなくなる。しかもあろうことか歴史ある神宮球場と秩父宮ラグビー場の位置を入れ替え、どちらも取り壊して一から建て直すというのだ。老朽化は修復すればいい。100年も経つ歴史的施設をなぜ残さないのか。森喜朗氏はラグビー場に思い入れはないのか。むしろ歴史的建造物として残す方に動くべきではないのか。他の欲望がラグビー愛に勝るのか。

 小池都知事は「SDGsの考え方にも沿ったまちづくり」と言うが、全く真逆ではないか。樹木は移植するとも言うが、新国立競技場の建て替えで移植した木の7割が病気になっている。新しい木を植えても木陰はすぐに戻ってこない。大木の木陰で涼むのは節電にも理にかなっている。

 開発に血道を上げる人たちは全く市民のことなど考えていない。そして自然も文化もスポーツも愛してはいない。愛しているのは金だけだ。

 ロッシェルさんは「外国人はカラオケ映像でよく見たイチョウ並木を実際見たら感動する」「商業施設の予想図を見たら、これ、ららぽーと?(笑)これ神宮外苑にいりますか」と笑わせたあと、「まちづくりと言って、なぜ一度街を壊すのか。できるだけ温存して共に暮らせばいいではないか」と言う。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/169.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 山際担当相「野党の話は聞かず」クズ議員大集合政党を支持するマゾ国民(まるこ姫の独り言)
山際担当相「野党の話は聞かず」クズ議員大集合政党を支持するマゾ国民
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/07/post-d07ce5.html
2022.07.04 まるこ姫の独り言

自民党の議員はどいつもこいつも・・・

奢り高ぶっている

有権者やメディアが甘やかしてきたツケが、議員の劣化として今に至る。

普通の神経を持っていたら、日頃、そういう思いで生きてきても自分の正体がバレないように選挙時だけは封印するはずなのに、選挙演説でこれは絶対にないと思うほど、有権者を舐め切った発言。

議員としての資質が皆無で、人間としても最低最悪だ。

そして独裁国家の思想だ。

山際担当相、「野党の話は聞かず」 発言に反発相次ぐ
 7/3(日) 17:35配信 時事通信

>山際大志郎経済再生担当相は3日、青森県八戸市で街頭演説した際、「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない。本当に生活を良くしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」と述べた。

何のために国会が開かれると思っているのか。

なんちゃって民主主義でも民主主義を担保するために国会が開かれている事すら知らない無知な奴。

山際の言うように政府が野党の話を一切聞かないのなら、選挙で自民党が勝ったら野党は必要ない。

しかし、すべての選挙区や比例もすべて自民党が選挙で勝ったなら仕方がないが、野党が勝っている選挙区や比例で野党に投票している人もいるわけで、どんな少数意見だって国会で意見を出し合って国政を高めていくのが民主主義国家だろうに。

山際は野党に投票した人の民意まで無視するのか。

無知な上に恥ずかしい程の唯我独尊でもある。

昨日の記事の麻生と言い、今日の記事の山際と言い、馬鹿丸出しの民主主義の何たるかも知らない輩の巣窟が自民党じゃないか。

レベルが低すぎる。

国政を預かる資格のない議員が政権与党の一員でいることがこの国の悲劇だ。

しかも、有権者の神経逆なで男が大臣だと。。。

立憲の枝野曰く、この30年の間のたった4年間野党が政権を取ってきたと。

後はすべて自民党が政権を取ってきて、何一つ生活が良くなってはいず、むしろドンドン貧乏になっていくのに、「本当に生活を良くしたいと思ったら自民党の政治家を議員にしなければいけない」など馬鹿に付ける薬はない典型例のような演説。

自民党議員は、どんなに経済が悪くなっても、権威主義が抜けきれず我慢強いマゾの国民性に助けられているだけの話と言う事が分かっていない。

それが証拠に、どんな世論調査も「消極的に支持する」が圧倒的じゃないか。

自民党に取ったら、大手企業に勤める人間や、富裕層、正規の公務員だけが国民で、後の国民は10羽一からげで選挙の時に投票してくれる愚民にしか思っていないのだろう。

それでも「自民党しか政権を担えない」の岩盤層がいるから。。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/170.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 生稲晃子氏に今度は“パクリ疑惑”が! 候補者アンケートの回答が朝日健太郎氏と丸かぶり(日刊ゲンダイ)
生稲晃子氏に今度は“パクリ疑惑”が! 候補者アンケートの回答が朝日健太郎氏と丸かぶり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/307838
2022/07/05 日刊ゲンダイ


(5日付の東京新聞から)

 今度は「パクリ疑惑」が浮上だ。7月10日に投開票される参院選の東京選挙区(改選数6)で、自民党から出馬している元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)。NHKの候補者アンケートに対してほとんど回答せず、批判の声が続出したのを受け、急きょ本人がツイッターで《私の回答に不備があり申し訳ございませんでした》と謝罪、全部で26ある問いへの回答を投稿したのは記憶に新しい。

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 ところが、7月5日付の東京新聞に掲載された候補者アンケートを見ると、東京選挙区から出馬している自民党の朝日健太郎氏(46)となぜか「回答」が酷似しているのだ。

 質問は<コロナ対応の緩和>についてで、<新型コロナの感染症法上の扱いを結核など2類と同等の現行の対応を維持するべきか>──などを問うたもの。

 これに対し、生稲氏の回答と朝日氏の回答は<新型コロナは〜>から始まり、<適切に対応>まで全て同じ。辛うじて異なるのは、生稲氏の回答のほうが「読点」が4つ多いことと、朝日氏の回答は、語尾が<なってしまう><すべきだ>としているのに対し、生稲氏は<なります><していきます>と変わっているだけ。

 この回答に対し、ネット上では《生稲氏がパクリか》《いや、朝日氏かもしれん》などと“祭り”状態となった。

 4月6日に自民党本部で立候補表明した際、「おニャン子クラブという名前を汚さないように頑張って当選したい」などとあいさつした生稲氏。すでに汚しているのではないかと危惧するファンも少なくないだろう。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/171.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 『元SPEED』のゴリ押しばかり… 今井絵理子「参院選日記」「アイドルの撮影会かよ!」と憤る聴衆も…(FRIDAY)
『元SPEED』のゴリ押しばかり… 今井絵理子「参院選日記」「アイドルの撮影会かよ!」と憤る聴衆も…
https://friday.kodansha.co.jp/article/251837
2022年07月03日 FRIDAYデジタル


「イク・イマコンビ」がそろって…


松葉杖を付きながら、黒いゆったりとしたパンツに水色のTシャツを合わせた茶髪の女性が登壇すると、「かわいいーっ」と客席から声があがった。

自民党公認で比例代表の2選を目指す元「SPEED」メンバーの今井絵理子氏(38)は手話を駆使しながらこう述べた。

「『イク・イマ』でお願いします。一枚目の投票用紙には生稲晃子、二枚目の用紙には私、今井絵理子。イク・イマでタッグを組んで頑張っていきます」

6月30日、300人が収容できる竹ノ塚地域学習センターの竹ノ塚ホールは立ち見客まで現れた。この日は参院選東京挙区で自民党公認のアイドルグループ元「おニャン子クラブ」メンバーの生稲晃子氏(54)の個人演説会が開催。応援弁士として登壇した今井氏は「鉄板ネタ」で切り出した。

「この中にSPEED世代の方、おられますか?」

会場内の客に挙手を促すも、高齢者が中心で、手があまりあがらなかった。

「SPEEDを知らない世代の方もいるかと思いますが、一応、紅白にも出たことがあります今井絵理子でございます」

コロナ禍でダメージを受けたライブ・エンタメ業界の業績悪化を語りつつ、「12歳でSPEEDでデビューして以来、音楽とともに生きてきた」と語る。

生稲氏とともに日本音楽事業者協会など音楽4団体から推薦を受けたことを報告するとふわっとした抱負をこう語る。

「ここ足立区の皆さんにも歌声だけでなく政治の世界でも元気と笑顔をお届けできるように頑張って参りたいと思います」

政策の部分となると、「光の当たらないところに光を当ててきた。今日、皆さんにお配りしたビラを一読していただき、今井絵理子の6年間の実績を知っていただきたい」と語るのみ。

司会者が生稲氏と今井氏を中央に呼び、「ぜひ皆さんでたくさん写真を撮ってSNSで拡散をよろしくお願いします」と声をかけると撮影音がしばらく続いた。

「イク・イマ」コンビの結成の秘話を自民党東京都連幹部が語る。

「選挙選が始まってみると、生稲が思ったほど伸びてこない。情勢調査によっては4位で選対は危機感を募らせた。無党派層を取り込むにはどうすべきか、と議論がされ、『今井絵理子と組んでみては』と提案があった。全国比例の今井にとっても悪い話ではなく、この4日前の6月26日に浅草の雷門前で、二人がはじめてタッグを組むと2000人ほどの聴衆が詰めかけた。どこの会場よりも熱気で溢れ、これは無党派にアプローチできる。このコンビで行こう、となった。ちなみに三原じゅん子陣営にも声をかけたことろ、『うちは菅派なんで』とにべもなく断られたとか」

演説と撮影会を終えると、今井氏は元神戸市議の橋本健氏(42)が運転するワンボックスに乗り込んだ。橋本氏は、17年に今井氏との「新幹線手つなぎ不倫」が報じられ、今年の秋にも二人は再婚すると言われている。選挙公示日以降は運転手として活動。本誌記者が折をみて声をかけるも、笑顔を浮かべるのみだった。


上野駅前で演説をする今井氏

次の演説会場である上野駅広小路口でも今井氏の口から同じフレーズが飛び出した。

「この中にSPEED世代の方、おられますか?」

上野駅周辺の30代の男女が次々と挙手。竹ノ塚と違って聴衆の反応の良さに気を良くしてか、「私が6年間、何をしてきたかについてお話したい」と実績を語りだした。

「30年にわたり改訂されることがなかった特別支援学校の教科書を改定しました。聴覚障害のある方に電話は困難なことでした。電話リレーサービス法の成立により手話通訳や文字通訳を通じて電話を利用できるようになりました。コロナ禍において20年のDV相談件数は19万30件と過去最高となりました。DV相談で、SNSでの相談や24時間対応のメール相談ができるDV相談プラスを開設し、女性を守る役割を果たしてきました」

しかし、二期目を目指す理由になると、ふわっとした言葉でこう述べた。

「政治をやっていると批判もあります。だけど真剣にやっていれば誰かに届く。その先に喜んでくれる人がいることを知りました。だから私は諦めません。諦めるのは簡単です。困難でも進んでいきたい。その姿を子どもたちに見て欲しい。その思いが皆さんに届いたのであれば二枚目の投票用紙には、『今井絵理子』と個人名をお書きください」

約5分のスピーチを終えると、上野駅前の広場に場所を移して撮影会がはじまった。

「アイドルの撮影会かよ。わけわかんねーな」

そう怒鳴って去っていった男性もいたが、多くは行列を作り、200名ほどの列ができた。今井氏は一人ひとりとスマホの画面に収まり、笑顔でグータッチを繰り返した。地元の若手区議が「元SPEEDの今井絵理子です。いま撮影会をしております。ぜひSNSで拡散をしてください」とマイクで連呼していた。

30分以上の撮影会の後、秘書に守られた今井氏を直撃した。

——政策よりも撮影会がメインですか?

「どうも。お疲れ様です」

——橋本さんは運転手をされていますね。

「……」

周囲に手を振り感謝の言葉を述べる一方で、本誌記者がいないかのように黙殺。その後は橋本氏が運転するワンボックスに乗り込んで、走り去っていった。今後も議員を続けるつもりなら、「元SPEED」のゴリ押しばかりではなく、橋本氏との関係をきちんと説明し、なによりもっと政策について語るべきなのではないか。


「落牛」して以来、車イスや松葉杖を使っている

取材・文:岩崎大輔

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/172.html

記事 [政治・選挙・NHK287] 山際大臣発言だけじゃない! 岸田自民を待ち受ける参院選終盤“まさか”の落とし穴(日刊ゲンダイ)


山際大臣発言だけじゃない! 岸田自民を待ち受ける参院選終盤“まさか”の落とし穴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/307798
2022/07/05 日刊ゲンダイ


「優勢」と報じられているが…(有権者に声を掛ける岸田首相=左)/(C)日刊ゲンダイ

 いよいよ終盤戦に突入した参院選。大新聞は「与党優勢」と中盤情勢を報じるが、「好事魔多し」だ。

 山際経済再生相が「野党の人から来る話は、われわれ政府は何一つ聞かない」という民主主義否定のトンデモ発言。早速、松野官房長官は4日、山際氏を注意し、火消しに走ったが、野党は攻勢を強めている。さらに岸田自民には“まさか”の落とし穴が待ち構えている。

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◆アップルショック

 岸田政権の物価対策への有権者の不満が日に日に高まる中、追い打ちをかけたのが米アップルショックだ。1日、iPhoneやiPadなど主力製品を即日値上げ。最大4万円もアップした。急激な円安が理由とみられている。

 新機種に買い替えたくても、これだけ価格が急騰すれば躊躇する人も多い。4日まで手に入ったはずの商品が、円安を理由にアッという間に手を出せなくなる。消費者は改めて円安の恐ろしさを痛感したはずだ。その怒りの矛先が円安放置政権に向かう可能性は十分ある。

◆コロナ感染急拡大

 4日の東京の新型コロナウイルスの新規感染者数は2772人。前週の同曜日より1255人増えた。前週同曜日超えは17日連続。直近7日間平均は3380人で前週比162%とすごい増え方だ。瞬間的には投票日前の7日ごろには5000人を突破してもおかしくない。

 全国的に感染者数は急増しており、感染が拡大すると、内閣支持率は下がる傾向にある。与党には逆風だ。

楽勝ムードがここにきて一転


突然の大幅値上げ(アップルのスマートフォン「iPhone13」シリーズの4機種)/(C)共同通信社

 メディアは、序盤から一貫して「与党優位」と報じている。

「1人区での野党候補の一本化が11選挙区にとどまり、自民には当初から楽勝ムードがありました。ただ、ここへきて福島、福井、宮崎など『自民優勢』から『接戦』に転じた選挙区も出てきた。楽勝ムードで失速気味の自民に対し、必死の野党候補が猛追すれば、自民が圧倒的に強い県を除いた多くの1人区で接戦に持ち込める可能性は高いと思います」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 4日の読売新聞と日経新聞は、32の1人区のうち、19選挙区で「自民優勢」と伝えた。逆に言えば、13選挙区で野党が勝つ可能性が残っている。前々回の11勝、前回の10勝を上回る数字だ。自民が1人区で気を抜いてオセロのようにひっくり返れば、全体の勝敗も違ってくる。

「野党に追い風が吹いているとは思えませんが、逆風もない。自民はマイナス材料が出てきています。事前の情勢報道と違った選挙結果になることはよくあること。投票日までに情勢はいくらでも変わります」(五十嵐仁氏)

 岸田自民が落とし穴にハマれば、アッと驚く開票結果が出るかもしれない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/173.html

記事 [政治・選挙・NHK287] <ここまでだよ!ここから先は総理になってからだよ!>速報 メロリンキューが山本太郎の応援スピーカーとして、約30年ぶりに登場! 















http://www.asyura2.com/22/senkyo287/msg/174.html
記事 [政治・選挙・NHK287] <あるか、最後の大逆転>「庶民の敵」政権に逆風強まる(日刊ゲンダイ)

※2022年7月5日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2022年7月5日 日刊ゲンダイ2面


※文字起こし

 節電ポイントのプログラムに72%が「参加するつもりはない」──。

 JNNの世論調査(2、3日実施)の結果に、官邸はひっくり返っているんじゃないか。逼迫する電力需給のシワ寄せを家庭に押し付けんがため、岸田政権が8月をメドにスタートさせる予定の節電ポイント還元制度が大不評だ。

 参院選(7月10日投開票)の公示直前、電力会社の節電プログラムに参加するだけで2000円相当のポイントをバラまくとブチ上げたのだが、小銭で釣ろうとしたのが裏目に出た。“愛国芸人”と呼ばれるほんこんにまで「2000円を電気代から引いたらええやん。これね、アプリでやるからややこしいのよ。高齢の方って、スマホでアプリよう入れへんやん。せやから、ほとんど意味ないと思うよ」とコケにされる始末。「天下の愚策」と名高いアベノマスクに匹敵する大失策になりかねない。ちなみに、「参加するつもり」は16%だった。

 そりゃそうだろう。今年は全国各地で異例の早さで梅雨明け。途端に殺人的な暑さが列島を襲っている。例えば、東京都心は3日まで9日連続の猛暑日(最高気温35度以上)を記録。2015年に記録した8日連続を抜き去り、観測史上最長となった。

 岸田首相はマイクを握れば「万全の体制で国民の皆さんの暮らしを守る」と頼もしいが、口先だけ。口車にウカツに乗ってポイ活に励み、健康を害したら目もあてられない。「節電死」が保障されるわけはない。2000円と命を引き換えにするお人よしはそういないだろう。

 それにしても、人気取りのバラマキがここまで非難されるのは珍しい。何もしないのに高止まりしてきた内閣支持率は下落傾向に歯止めがかからなくなってきた。

テレビの自主規制がネット誘導

 JNN調査では前回6月と比べて4.1ポイント減の60.4%。それでもまだまだ高いが、政府の物価対策については「評価しない」が9ポイント増の67%に上り、8ポイント減の20%となった「評価する」を大きく上回った。帝国データバンクの集計によると、食品の値上げは予定を含めて年内累計で既に延べ1万5257品目。最終的には2万品目を超える可能性が高いという。円安物価高で庶民の暮らしはどんどんカツカツになっている。

 岸田は「今年の春闘の賃上げ率2.08%は過去20年間で2番目に高い」と胸を張っているが、定期昇給を除く賃上げ分は1%にも満たない。消費者物価上昇率が2%を超えているのだから、実質賃下げだ。それなのに、ロクに手を打たない。原油価格高騰で過去最高益を叩き出す石油元売りに補助金を出して、「1リットル当たり210円であるところ、170円程度の水準に抑えている」とアピールしているが、総額1兆6000億円もの予算に見合った効果が出ているのか。

 物価高を放置し、付け焼き刃のゴマカシで乗り切ろうとしている国民愚弄政権に対し、有権者の怒りが全国規模で広がっている。終盤に入った参院選の情勢も変わってきた。大手メディアは当初、総じて「自民圧勝」と報じてきたが、勝敗のカギを握る32の1人区で野党系が盛り返してきた。野党が候補を事実上一本化した11選挙区のうち、接戦区がじわり広がり、「庶民の敵」でしかない政権に逆風が強まっている。最後の大逆転はあるか。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「野党が持ち直してきた背景には、テレビの報道姿勢が少なからず影響しているとみています。自民党から『選挙報道の公正中立』を強く求められているテレビが萎縮し、自主規制を敷いて参院選を積極的に扱わない。民放と比べれば、NHKは時間を割いている方ですが、それでもかつてと比較すれば少ない。それが当初は与党に有利に働いていた。ところが、情報に飢えた有権者がネットで検索すると、失言、暴言、放言などで炎上した自民党議員の動画などが次から次へと流れてくる。野党がある程度の勢力を維持して政府のチェック機能を果たし、国会に緊張感を取り戻させなければダメだと考える有権者が増えているのではないでしょうか」

身内以外はすべて敵、批判を許さない本性

 防衛費倍増を正当化しようと、ウクライナ戦争をこう引き合いに出したのは舌禍の常連、「ナチスの手口に学べ」の麻生副総裁だ。

「子どもの時にいじめられた子はどんな子だった。弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない」

「国も同じ。強そうな国には仕掛けてこない。弱そうな国がやられる」

 第1次安倍政権で首相秘書官を務め、国政返り咲きを狙う安倍派の井上義行候補の同性愛差別は、論評にすら値しない。出陣式でマイクを握り、こうがなり立てていた。

「僕はあえて言いますよ。同性愛とかいろんなことでどんどん可哀想だと言って、じゃあ家族ができないで、家庭ができないで、子どもたちは本当に日本に本当に引き継いでいけるんですか」

 野党がそろって主張する消費減税をめぐり、選挙の陣頭指揮を執る茂木幹事長からして、「年金財源を3割カットしなければならない」「社会保障を3割カットしなければいけない」などと、繰り返しドーカツする政党だ。

 青森選挙区に立つ新人議員の応援で山際経済再生相が「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞きませんよ。だから皆さんの生活を本当に良くしようと思うなら、やはり自民党、与党の政治家を議員にしなくてはいけない」と言い放つのもさもありなんだ。

「山際氏は民主主義を理解していない。与党の声しか聞かないとは恫喝による独裁政治だ」(立憲民主党の逢坂代表代行)、「ずいぶん傲慢になった」(国民民主党の玉木代表)、「断じて許されない暴言。野党の声は無視するのが岸田政権か。一体どこが『聞く耳を持つ』のか」(共産党の小池書記局長)などと、野党が一斉に猛反発するのは当然だが、自民の本性がにじみ出ただけ。

 身内以外はすべて敵。政権批判は許さない。安倍元首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と露骨にイキったのは、オブラートに包む知性を欠いているからだ。

日銀が踏み込むデタラメの極み

 お天気報道に明け暮れる大メディアの選挙無視、絶えない与党や関係者の舌禍や醜聞。パパ活疑惑で離党し、比例選出なのにバッジを外さない元岸田派のホープの吉川赳衆院議員(比例東海)。衆院小選挙区定数「10増10減」をねじ曲げようとし、セクハラ疑惑から逃げ回る細田衆院議長の存在も忘れちゃいけない。これで自民党が圧勝ならば、この国の民主主義はもうオシマイだ。

 岸田政権が青天井の円安物価高に対処できないのは明白だ。この間、日銀が必死でやっているトチ狂った市場介入によって、日本経済は未曽有の大混乱に陥る可能性がある。アベノミクスに固執する黒田総裁が居座る日銀は、決まった利回りで国債を無制限に買う指し値オペで金利上昇を抑える一方で、低金利による円安進行で値崩れしやすい株価を買い支えるためETF(上場投資信託)を買い入れている。

 アクセルとブレーキを同時に踏むような矛盾に満ちたダブル介入を先月17日に実施しているが、1ドル=140円が迫る中、円買いに踏み込むトリプル介入が現実味を帯びているという。通貨安を食い止めたければ金利上昇を容認するのが筋なのに、アベノミクスの失敗を糊塗するため、デタラメの極みに突っ走ろうとしているのだ。

 政治評論家の本澤二郎氏はこう言った。

「物価の番人である日銀総裁は庶民を苦しめる物価高対策をやり、平和憲法を順守しなければならない首相は軍事同盟のNATO(北大西洋条約機構)に喜々として首を突っ込んでいる。国民は完全に置き去りです。参院選で自公与党を勝たせれば、防衛費を捻出するための大増税が待ち受けています。社会保障費カットも加速しかねない。与党の暴走を食い止めるには投票率アップで対抗するしかありません。ゆでガエルに甘んじるのか、抜け出すかの分かれ目です」

「プーチンの戦争」を止められないロシア、終身皇帝をいただくことになる中国。いずれも、専制主義体制を固めたターニングポイントは憲法改正だった。選挙はラスト3日間が勝負。まだ十分に間に合う。

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