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2022年6月02日01時38分 〜
記事 [政治・選挙・NHK286] 自民党本部前で約100人が抗議。会合で相次いだ差別発言を受けて。「トランスジェンダー女性を犯罪性と結びつけるな」
「トランスジェンダー女性を犯罪性と結びつけるな」自民党本部前で抗議集会。会合で相次いだ差別発言を受けて
「LGBT理解増進法案」をめぐる自民党の会合でLGBTQに差別的な発言が相次いだ問題で、自民党本部前で約100人が抗議した。

HUFFPOST 2021年05月22日
Jun Tsuboike 坪池順

「LGBT理解増進法案」をめぐる自民党の会合で出席議員から「LGBTは種の保存に背く」「道徳的にLGBTは認められない」やトランスジェンダー嫌悪といった差別発言が相次いだ。この問題を受けて5月21日、東京・永田町の自民党本部前で抗議集会が開かれた。

「トランスジェンダー女性を犯罪性と結びつけるな」「わたしたちはもうすでに一緒に生きている」ーー。そう訴える人たちが永田町に並び、主催者によると約100人が参加した。

「自民党で未だにこのようなことが起きている」

抗議集会では当事者らが思いを訴えた。

トランスジェンダー当事者の浅沼智也さんは「自分の性自認で生きる。なぜそれが許されないのか」と話した。

「3年前に杉田水脈議員が『LGBTは生産性がない』と発言をして、自民党では未だにこのようなことが起きています。その時より、さらにひどいと思います」

「自分もトランスジェンダーの一人としてずっと苦しんでいた時がありました。誰にも言えないまま密かに暮らしてきて、やっと生きやすい社会になったと思えば、議員がこのような発言をしている。また傷付いて、死にたいと思ってしまう当事者がいるかもしれません。差別発言をしている自民党の議員たちには、その気持ちを考えてほしいと思います」

集会でマイクを持ったトランスジェンダー女性も、ヘイトを社会に一般化させ、人の命を奪いかねない発言だと訴えた。

「脆弱な状況で日々働いている人々や、理解がない家庭で過ごしている子供たちには逃げ場がない。そういった環境で苦しんでいる人たちをさらに苦しめるような社会に私はしたくありません」
どんな発言があったのか

差別発言が相次いだ20日の自民党会合では、超党派の議連で与野党が合意した「LGBT理解増進法案」の審査が行われていた。

会合は非公開だったが、出席議員から「道徳的にLGBTは認められない」「人間は生物学上、種の保存をしなければならず、LGBTはそれに背くもの」という趣旨の発言があったと複数のメディアが報道。朝日新聞は21日夜、発言者の一部が判明したと報じている。

山谷えり子議員は会合後、記者団に対し「アメリカで学校のトイレで、いろんなPTAで問題になったり、女子の競技に男性の身体で心が女性だからっていって競技参加して、いろいろメダル取ったり、そういう不条理なこともある」と主張。「社会運動家・政治運動化されるといろんな副作用もあるんじゃないでしょうか」とも述べた。

山谷議員は19日の会合でも同様の発言をしていた。

発言撤回・謝罪に約7万人が賛同

相次いだ差別発言には、SNSを始め、多くの批判が集まった。

20日には自民党議員らの発言の撤回と謝罪を求める署名キャンペーンが立ち上がり、 22日午前10時の時点で7万筆以上の賛同が集まっている。

性的マイノリティのための法整備を求める「LGBT法連合会」は21日に緊急声明を発表し、発言が「オリンピック憲章違反である」と指摘した。

署名キャンペーンの呼びかけ人の1人でトランスジェンダー当事者の時枝穂(ときえだ・みのり)さんは、トランスジェンダーの人たちが生きやすい社会にしたいと思って声をあげたという。

「私自身、これまで自分が社会不適合者なのか、生きていていいのかと悩んだ時期がありました。今でも自分らしく生きられているかというと100%そうとはいえません」

「トランスジェンダー当事者が性暴力といった、問題やトラブルを起こす存在であるかのようなレッテルを貼られて排除されるのはすごく悲しいです。そういったことで傷ついて、命を落としてしまう当事者もいるので、ヘイトや差別発言にはきちんとNOと声をあげていきたいです」

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60a85018e4b031354797192f

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/630.html
記事 [政治・選挙・NHK286] 創価学会と韓国の反日
創価学会と韓国の反日
こんまんき 2018年12月16日

 「世界宗教」を自称し、海外での布教活動にも熱心な創価学会。彼らが日本以外で最も
多くの信者を獲得しているのが、ほとんどの日本人にとって近くて遠い国、韓国である。

 もともと創価学会は、日本がまだ貧しかった戦後間もない頃に「病気が治る」「商売が
繁昌する」などのご利益を説いて急拡大した新興宗教である。

 その当時、現世利益を重視し、しかも日本の伝統宗教を敵視する教義に惹かれて、多く
の在日韓国人・朝鮮人が創価学会に入信した。

 そうした在日の中から祖国に帰国した者が、かの地でも熱心に布教活動に取り組んだこ
ともあって、多くの入信者を獲得した。現在では一時期と較べると減少したものの、それ
でも約50万人の勢力を擁しているという。

 だが、そこにいたる道筋は平坦ではなかった。反日が「国是」とまでいわれる韓国で、
日本発祥の創価学会もまた、激しい敵意を向けられ、軍事政権から禁教扱いをされた時期
もあった。

 弾圧を受けたことへの対応としてか、創価学会はかの国の国民感情をくみ、極端なまで
の低姿勢を取るようになった。

 創価学会の機関紙、聖教新聞では「日本と韓国」について言及する場合、「日韓」では
なく「韓日」という表現が長らく用いられてきた。これは、日本国内の学会員の中に多く
いる在日韓国人への配慮だったのであろうが、本国の韓国人の歓心を買いたいという思惑
もあったはずである。そうした例を以下に示す。

 記事は創価学会が「韓日友好の碑」を九州に、「韓日友好研修道場」を韓国の済州島に
建設すると述べている。

 済州島に建設予定の「韓日友好研修道場」が「韓日」なのは分かるが、福岡県糸島市に
ある創価学会福岡研修道場に設置の「友好の碑」までもが「韓日」なのは異様である。

 平成12年(2000年)に開かれた、日本と韓国の創価学会の代表者の会合について述べた
記事も「韓日」なのは一貫している。


 この会合は、一応、日本発祥の宗教である創価学会が本邦で開催し、日本国内で発行さ
れた聖教新聞がそれを報じたものである。それでも「韓日友好代表者会議」なのである。

 この会議の席で池田大作が行ったスピーチは、学会員ではない者も含め、多くの韓国人
を感激させたという。一部を引用する。


>  韓国は、日本にとって「文化大恩」の「兄の国」である。「師匠の国」なのである。
> その大恩を踏みにじり、貴国を侵略したのが日本であった。ゆえに、私は、永遠に貴
> 国に罪滅ぼしをしていく決心である。最大限の礼をもって、永遠に貴国と友情を結び、
> 貴国の発展に尽くしていく決心である。 


 池田大作の韓国への媚びへつらいは、言葉だけに留まるものではなかった。
 創価学会・公明党は、在日韓国人への参政権付与に熱心に取り組んでいるが、そのこと
についての「創価学会関係者」の証言を、週刊新潮から引用する。


> 「もともと、学会には在日韓国人が多い。戦後、差別意識が強かった時代、彼らは貧
> しい生活を強いられていて、入信も多かったんです。在日学会員に参政権が与えられ
> れば、当然、公明票も増える。熱心になるわけですよ」
>  特に池田大作名誉会長はこの問題に力を入れていたという。
> 「98年に金大中大統領が来日した時、韓国SGI(創価学会インタナショナル)の当
> 地での布教活動を許してくれるように学会側が頼み、その引き換えに在日韓国人の地
> 位向上と参政権法案の実現を約束したといわれています。それだけにSGIの会長で
> もある池田名誉会長は、なみなみならぬ熱意をもってやってきたんです」
 (『週刊新潮』2009年2月19日号より引用)


 この他にも韓国SGIは、慰安婦問題や竹島問題での署名運動などの反日活動にも熱心
に取り組み、それが評価されて韓国内に根を張るようになった。

 その結果、日本の小選挙区と同様に、かの地でも選挙においてキャスティングボート的
な影響力を行使しうるまでになったという。再び週刊新潮から、韓国の宗教事情に詳しい
という釜山の東西大学教授、李元範氏の証言を引用する。


> 「過去の大統領選を見ると、金大中は三十九万票差、盧武鉉は五十七万票差、朴槿恵
> でも百八万票差での勝利でした。つまり、『学会員五十万人』の票が動けば、大きな
> 影響力を発揮できる。地域間の対立が根深い韓国において、全国一律の強い結束力を
> 持つ宗教はSGI以外にありません。日本で公明党を成功させたノウハウもあるので、
> 韓国でも選挙のプロはSGIの動向を常に注視しています」
 (『週刊新潮』2014年9月11日号より引用)  


 韓国SGIは最盛期には百万人近い会員がいたものの、創価学会が日蓮正宗から破門さ
れたことによる混乱から、大きく信者数を減らしたが、それでも重要な国政選挙において
無視できない勢力であり続けているのである。

 韓国においても小さからぬ政治力を持つようになったことに慢心してか、池田大作は彼
の数ある問題発言の中でも、屈指の妄言を吐いている。


> 「実は、韓国の大統領は、私が決めるんです」
>  一九九五(平成7)年十月十四日、イギリスの国営放送・BBCは、人気ニュース
> ドキュメンタリー番組『アサイメント』で、「THE CHANTING MILLIONS(百万遍
> の題目)」と題して日本の創価学会を特集し、池田大作創価学会名誉会長のインタビ
> ューを放映した。
>  この池田インタビューは、同年七月六日、東京・信濃町にある聖教新聞社で行われ
> たもの。その席上、池田氏はBBCのスタッフに対し、突然、「これはオフレコです
> が」と前置きした上で、韓国の大統領は自分が決めると豪語し、一同を驚かせたとい
> う。
 (『現代』2000年10月号より引用)

 ※ 1995年時点で直近の韓国大統領選挙は1992年に実施されており、金泳三が次点の
  金大中に193万票あまりの差をつけて当選している。
   この時点では、韓国SGIの信者数は最盛期の百万に近かったと見られる。これは
  推測になるが、どちらか、あるいは両陣営から、創価学会に対して選挙協力の打診が
  あり、それが池田に過剰な自信を抱かせたのかもしれない。


 表では韓国を「兄の国」「師匠の国」と呼んでおきながら、裏では「韓国の大統領は私
が決める」とのたまう。いかにも池田センセイらしい逸話である。

 下手に出ることで人の好意を得ることを得意としているという池田だが、学会員たちに
自らを「本仏」として崇拝させるように仕向けてきたことからも明らかなように、本心で
は自分以外の人間すべてを見下しているのであろう。

 このような人物が支配してきた創価学会が政治的影響力を発揮し、日韓関係にも悪影響
を及ぼしていることは、日本にとっても、韓国にとっても不幸なことではないだろうか。

参考文献
乙骨正生著「池田大作・創価学会 韓国折伏四十年史」(『現代』2000年10月号所収)
常井健一著「韓国創価学会『反日活動』の記録」(『週刊新潮』2014年9月11日号所収)

https://konmanki.blogspot.com/2018/12/blog-post_16.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/631.html
記事 [政治・選挙・NHK286] 創価学会の軍国主義
創価学会の軍国主義

創価学会が急速に拡大できた理由の一つとして多くの論者が指摘していることに、第二
代会長・戸田城聖が軍隊式の組織運営を導入した点が挙げられる。

 入信してさほど日を経ずして聖教新聞の編集主幹に抜擢されるなど、戸田から何かと目
を掛けられてきた石田次男氏を押しのけて、池田大作が第三代会長に就任できたのも、池
田が「参謀室長」という役職についており、青年部を掌握していたことが大きかった。

 参謀室長に就任した際、池田は以下のように語っている。

>(前略)参謀室の任務はあくまでも広宣流布成就の青年部の立法機関であり、十五部隊
> は行政機関である、又参謀室は大本営であり、各部隊長は武将であり将軍である。新
> しき闘争は民衆を相手とするものであり、広宣流布遂行途上に起る大衆性の問題政治
> 経済等あらゆる一切の源泉の命令は参謀室より発せられる。


また、創価学会は昭和30年代まで、軍歌を学会歌として用いていた。昭和32年(1957年)、
10歳の時に母親と同時に入信した女性の証言を引く。


>  そのころ夜には座談会に一時間位歩いて会場に行き、ついたら寝て学会歌が始まる
> と起きるという子供時代でした。今では覚えている人も少ないですが、当時の学会歌
> は軍歌で、“貴様と俺とは同期の桜”で壮年部が扇子を振って指揮を執るものでした。
 (創価学会・公明党を糾すOB有志の会 編著『サヨナラ私の池田大作』)


 それだけでなく、創価学会が多数の青年部員を「部隊」と称する組織に編成し、大挙し
て大石寺に結集して閲兵式もどきの大集会を行ったりしたことから、当時のマスコミから
も「新手の右翼団体か?」と警戒された。

 『週刊読売』(昭和30年10月30日号)に掲載された「“軍旗”のある新興宗教」という特
集記事は、創価学会の強引な折伏の事例とともに、その組織が軍隊と酷似していることや、
「部隊旗」と称して軍旗に似た旗を用いていることなどを伝えている。

 創価学会のこうした体質については、前述のように多くの方が論じているが、それらの
中で私がもっとも的確だと感じたのは、哲学者・鶴見俊輔氏の以下の論考である。


>  敗戦によって日本の文化に欠落が生じた。軍隊がない。天皇が人間宣言を出したの
> で、戦前の現人神信仰を、もはや支えとすることができない。教育勅語がなくなって、
> それまでの倫理的背骨とされたものが失われた。子供のしつけをどうするか。親が年
> 老いてから子供をたよりにできるか。あふれるエネルギーを持つ少年少女を、どのよ
> うに調教できるか。金の価値がなくなったり、たのみにしていた会社がつぶれたり、
> そういう不安定な状況の中で、しかも、戦争中まで残っていた親類や隣近所の助け合
> いの慣習が薄れた。こうした不安に悩む人びとのあいだに、創価学会は急速にのびて
> いった。それは仲間の助け合いの習慣をつくり、青少年を訓練する道場をつくった。
> 天皇が戦前スタイルの観兵式をやめているその時期に、戸田城聖は白馬にまたがって、
> 青年団男女の観兵式をおこなった。そこにあったのは、自衛隊にも増して戦力なき軍
> 隊であった。目標は平和日本の建設であるとされたが、この団体訓練でとられた方式
> は、旧軍隊でとられたものと瓜ふたつである。軍人勅諭のかわりに、与えられたお経
> のテキストの暗誦。そのテキストの文句についての問答。たえず要求される集団への
> 参加。規則的な昇進。かつて軍隊において身分や学歴にかかわらず、軍務そのものに
> よる公平な競争をとおして昇進がおこなわれたとおなじように、ここでも、身分や富
> や学歴にかかわらず、努力と才能に対して公平な昇進が約束された。まさにおなじ時
> に、外の社会においては資本の独占化が進み、会社は系列化され、学歴なく一流会社
> から外れた人びとにとっては公平な昇進の希望は失われつつあった。
>  独占資本主義下に安定した社会において、不安的な状態にさらされるのは、中小企
> 業、農業、炭鉱労働に属する人びとである。それらの階層が、創価学会信者の急速に
> 膨張する部分だった。
>  今日の創価学会は、戦前日本の軍隊、在郷軍人会、青年団、少年団、さらにそれら
> を最終的に一本に編みあげた体制翼賛運動の思想から多くのものをゆずり受けた。そ
> の共同体信仰。行動力。論争形式。それらは、戦後直後、誰もゆずり受けて住もうと
> しない廃屋として、誰も利用しようとはしないが、しかし依然として存在する国民的
> 慣性としてそこにあった。その国民的遺産をそっくりそのまま、創価学会がゆずり受
> けたのである。
 (『鶴見俊輔著作集』第三巻所収 「牧口常三郎と戸田城聖」)

 ※ 引用にある「戸田城聖は白馬にまたがって、青年団男女の観兵式をおこなった」と
  は、昭和29年(1954年)10月31日、創価学会が1万人を結集して、大石寺への登山を
  行った時のことを指す(この出来事は『人間革命』第八巻にも描かれている)。


 現在でも大半の人は軍国主義には反対だろうが、 昭和20年代から30年代にかけての日
本では、戦争の傷跡がまだ生々しかったことや、新憲法のもとで民主的な社会を築こうと
いう機運が強かったことから、軍国主義との決別はより切実な問題だった(軍閥の復活を
策動する者もいたという)。

 こうした時勢にあったにもかかわらず、創価学会は軍隊式の組織運営を行い、大規模な
集会でそれを誇示しさえしたのだ。

 世間の反感を買った面もあるにせよ、それを意に介さず創価学会に入信した者が多数い
たこともまた事実である。軍隊方式の何が人を惹きつけたのだろうか。

 軍隊には厳しい規律があり、上官の命令には絶対に服従しなければならない。窮屈な組
織なのは確かである。

 一方で軍隊においては、何が正しいか、いかに生きるべきかを自分で考える必要はない。
上官の指示に従い、敵と戦うことが正しいのだ(士官には作戦立案能力が求められるが、
一兵卒にはそんな能力は必要ない)。

 戦後の日本は自由な社会になった。
 しかし、何が正しいか、いかに生きるべきかを各人が自己責任で考え、実践しなければ
ならなくなった。

 この自由を重荷に感じる人にとって、「絶対に正しい」生きる指針や、同じ目標を共有
する同志を与えてくれる創価学会は、魅力的に見えたのかもしれない。

 軍隊からの復員者の中には、従うべき命令が何もない状況で、与えられた自由を前にし
て途方に暮れていた人もいただろう。そんな人にとっては、なおさらのことそうだったの
ではないか。

 自分から進んで自由を投げ出し、盲信を選ぶ人はいつの時代にもいた。
 そして、「自分には大衆を導く使命がある」と自称する、ペテン師のような連中も……。

 多くの学会員にとって、そして日本にとって不幸だったことは、長年にわたって創価学
会の意思を担ってきたのが、池田大作という邪悪な俗物だったことである。

 公明党の政策に異を唱える学会員を軍法会議さながらの査問にかけ、恭順しない者には
除名処分を下していることから明らかなように、池田が表舞台から去った現在も、創価学
会の体質は変わっていない。自分の頭で考えることは、末端の学会員には期待されていな
いのだ。

 今でも学会員の大部分は、何も考えずに上意下達に従い、「自分たちは地涌の菩薩で、
学会員でない人より格上の存在なのだ」という選民思想に酔い痴れて、満足しているのだ
ろう。

 そのような学会員たちによる組織的な投票が、現在でも日本の国政に小さくない影響を
与えているのである(良識あるマスコミはなぜ問題視しないのだろう)。

 学会員から折伏などで迷惑をかけられた経験のある人なら、こうしたことは許しがたい
と思うだろうし、そうでない人でもおかしいと感じている方は少なくないはずである。

 そうした人々が一斉に声を上げれば、現状を少しでも変えられるのではないかと私は考
えるのだが、いかがだろうか……。


補足 『週刊読売』(昭和30年10月30日号)の創価学会特集記事について

 本文でも触れたとおり、週刊読売はこの号で創価学会についての特集記事を掲載した。
その概略を述べる。

 まず冒頭で、強引な勧誘の事例として、静岡県沼津市に住む仏立宗――日蓮系宗派の一
つ――の信者である女性のもとに、二人組の学会員が折伏に訪れ、女性が創価学会への入
信を拒んだところ、学会員たちが仏壇に祭られていた日蓮像を奪い去り、ドブ川に投げ捨
てたという事件が報じられている。

 また、別の事例として、福島県相馬郡で地元の人から信仰されていた観音堂を複数の学
会員が打ちこわし、安置されていた観音菩薩像を焼き払ったことも伝えられている。

 創価学会の実態にも言及されており、「会費を取らない」と言いながら新聞購読料や書
籍の購入代金などで、かなり稼いでいるとも述べられている。

 その後、青年部の組織と軍隊との類似性が論じられ、各部隊が「部隊歌」と称して軍歌
の替え歌を用いていることを述べ、そのことについて後に第五代会長となる秋谷城栄(栄
之助)が記者の質問に答えている。

>  部隊長クラスになると戦後、大学を出た若いインテリが主だが、第五部隊長秋谷城
> 栄君(二五)(早大仏文卒)はこういう。
>  「私どもの教えの中に“依義判文”というのがある。例えば戦陣訓の歌でも、日本男
> 子と生れきて戦の場にたつならば――とあるのは、邪宗との戦いの場と解釈する。散
> るべきとき清く散れ――は、弾圧にひるむなであれ、御国にかおれ桜花――は日蓮正
> 宗はサクラのようにかおれであると解釈するから、少しも右翼とは思わない」
>  教義のためには、宗教戦争も辞せずといった表情である。

 現在の創価学会は、外面を取り繕う知恵を身につけはしたものの、実態としてはこの記
事で述べられている折伏大行進の頃と、そう変わらない体質を少なからず残していると見
てもよいのではないかと思われる。

https://konmanki.blogspot.com/2019/12/blog-post_22.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/632.html
記事 [政治・選挙・NHK286] <れいわ、予算委で爆裂!>くしぶち万里議員「消費税を減税しない総理は鬼!」 大石あきこ議員「この鬼!資本家の犬!財務省の犬!」





【LIVE10Minutes】くしぶち万里の国会質問! 衆議院・予算委員会 (05/27 )

2022/05/27 にライブ配信  れいわ新選組 くしぶち万里チャンネル

【衆院選2021 れいわ新選組マニフェスト「れいわニューディール」】

ウェブサイトからご覧ください
https://reiwa-shinsengumi.com/reiwa_newdeal/


















【LIVE4Minutes】大石あきこの国会質問! 衆議院・予算委(06/01 16:56〜)

10 時間前にライブ配信  れいわ新選組 大石あきこチャンネル

※10:37〜 再生開始位置設定済み









http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/633.html
記事 [政治・選挙・NHK286] 「持ち株ゼロ」の岸田の「資産所得倍増プラン、一億総株主」の説得力の無さ(まるこ姫の独り言)
「持ち株ゼロ」の岸田の「資産所得倍増プラン、一億総株主」の説得力の無さ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/06/post-3a6c13.html
2022.06.01 まるこ姫の独り言

自分が株を持っていてそれで成功したというならともかく、持ち株0の人間が人の懐を狙ったような「資産所得倍増プラン」

「新たな資本主義」が今までにない画期的な試みを発表するのかと思いきや、何のことはないタンス貯金や貯金に回っていた分を投資に回せというだけの話で、それを政府が推奨するとは。

使い古された手口を、新たな資本主義と言う詭弁。

「持ち株ゼロ」の岸田首相が掲げる「1億総株主化」にSNSで憤怒の声「投資費用くれ」「『1億総玉砕』ときたか」
 5/31(火) 15:33配信 SmartFLASH

>5月30日、自民党の経済成長戦略本部は、「1億総株主」の目標を掲げた提言を政府に申し入れた。日本の家計資産において、預金の割合が欧米の比べて「非常に高い」と指摘。岸田文雄首相が掲げる「貯蓄から投資へ」の流れを促進するため、NISA(少額投資非課税制度)の抜本的な拡充などを求めた。

しかしこのご時世、貯蓄の無い世帯がどんどん増え、しかも投資に素人の人間がにわか投資を始めて、岸田の言うように資産倍増と行くわけがない。

投資はよほど、経済の裏表を知っていても損をするときは損をするし、岸田は投資した人がみな成功をするかのような幻想を抱かせるべきではない。

貯蓄は金利が付かなくても0にはならないが、投資は元本割れをするという事もあるのに、これほど政府が投資を煽るとは正気の沙汰ではない。

簡単に投資したものが倍増するのなら誰だって投資するだろうが、笑っている人の裏には必ず泣いている人がいる。

投資にリスクはつきもので、多くの人は損をする。

それをいかにも投資は儲かるものと思わせ幻想を抱かせ、なけなしの金や、消えたら困る老後の為の資金までつぎ込ませようとするのは国家的な詐欺商法じゃないか。

自民党の成長戦略とやらは、小金を持っていて株に疎い人ほど、深みにはまりそうな予感。

まずは個人のタンス貯金を狙う前に「賃金倍増計画」を発表するべきだ。

賃金が倍増すれば投資にも回しやすい(笑)

30年間賃金が上がらない政策をやって来たのは自民党で、そのツケをタンス貯金にまで狙いを定めざるを得ないのは、結局、自民党ではこの先の日本の浮揚は無いという事じゃないか。

はっきり言ってジリ貧状態。

これでは一億総株主どころか、一億総貧乏にまっしぐらと言う事だ。

国民のなけなしの資産を狙う前に、好循環になるような新しい経済の創生とか枠組み作りとか確立しないのだろうか。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 前・ワクチン担当大臣の河野氏は、ワクチン懐疑派国民の主張を“デマ”呼ばわりする限り、自分が“デマ太郎”と呼ばれるだけ!(新ベンチャー革命)
前・ワクチン担当大臣の河野氏は、ワクチン懐疑派国民の主張を“デマ”呼ばわりする限り、自分が“デマ太郎”と呼ばれるだけ!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/14897284.html
新ベンチャー革命2022年5月31日 No.2875

1.2021年初頭、新型コロナパンデミック対応の治験中ワクチンが登場して以降、早、1年以上経過して、このワクチンの正体が徐々に、日本国民にも見えてきた

 世界的寡頭勢力であるディープステート(DS)の一員であるビル・ゲイツなどの仕掛ける新型コロナパンデミックが世界規模にて、2019年暮れ頃から始まり、2022年5月の今もまだ、続いています。

彼らDS勢力のシナリオ通り、2021年初頭あたり、タイミングよく治験中ワクチンが登場、2022年5月の今、日本では、国民の8割が、このワクチンをすでに2回以上接種したことになっています。

 今の日本では、新型コロナパンデミックが始まって2年半以上、経過していますが、上記、治験中ワクチンに関して、様々な問題や疑惑が発生し始めて、今日に至っています。

 そして、今では、この治験中ワクチンの正体に気付いた日本国民が大幅に増えています。

2.菅内閣の初代ワクチン担当大臣となった河野太郎氏は、今でも、この治験中ワクチンを全面支持している

 多くの日本国民が今では、上記、治験中の米国製ワクチンに疑惑を抱き始めているのに、あの河野太郎氏は、2021年1月にワクチン担当大臣になって以降、この大臣ポストを降りた今も、いまだに、このワクチンを積極的に、国民に勧めています(注1)。

 この人物は、相変わらず、強気で、悪名高い治験中ワクチンを、何の根拠もなく、ほめちぎっています。

 こんな詐欺師的人物は、昨年9月の自民党総裁選(=事実上の総理大臣)に出馬し、現・総理の岸田氏と接戦を演じたとは驚きです。

 ということは、ちょっと間違えば、河野氏が今、総理大臣だったのです。

3.今の河野氏は、日本国民のワクチン懐疑派を、反ワクチン派と糾弾することによって、過去の自説を正当化しているに過ぎない!

 この河野氏の本心では、さすがにもう、この治験中ワクチンには、予想以上に危険ロットが含まれていたことに、今ではもう、秘かに気付いているでしょう。

そして、自分がワクチン担当大臣だったときの自説が、詐欺師まがいであったことにも秘かに気付いているでしょう。

 そこで、彼は、過去の自分を正当化せざるを得なくなって、苦し紛れに、ワクチン懐疑派の主張を“デマ”呼ばわりしています。

 しかしながら、賢明な国民は、過去の彼の詐欺師的言動を察知しており、逆に、河野氏こそ、”デマ太郎“だとみなしています。

 一度は、首相ポストを目指した河野氏は、今後、どのようにして、日本国民に対して、自分の信用を取り戻そうと考えているのでしょうか。

 筆者を含む、治験中ワクチン懐疑派の日本国民の主張を“デマ”呼ばわりするだけでは、彼は単に、墓穴を掘っているだけでしょう、ほんとうに、大人げない人物です!

注1:ニコ動“太郎がなんか言ってます・・・”2022年5月29日
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40542245

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK286] ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る 厚労省再集計で判明(日経ビジネス) :医療板リンク 
ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る 厚労省再集計で判明(日経ビジネス)

http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/305.html



http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/636.html
記事 [政治・選挙・NHK286] 何ひとつ決められない岸田首相の下で日本経済は未曽有の混乱に陥る 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)

何ひとつ決められない岸田首相の下で日本経済は未曽有の混乱に陥る 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/306011
2022/06/01 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


言い逃れ、責任逃れ、すり替え政策、ますます支離滅裂…(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ

 緊急経済対策とは聞いて呆れる2022年度補正予算案が自公与党や国民民主党などの賛成で成立する見通しだ。この間の国会審議はデタラメのひと言に尽きる。岸田首相の答弁は本当にひどい。質問に何ひとつ答えない。政府は無方針だと言っているに等しい。

 例えば、防衛予算倍増。来日したバイデン米大統領に岸田が勝手に約束したが、具体性を突っ込まれると「白紙で何も決まっていない」と開き直る。通常、財源の裏付けなしに政策は決定されない。安倍元首相は国債発行でやると言い出したが、岸田は曖昧で、これを否定せず、つなぎ国債案が急浮上している。

 予備費の流用も目を覆いたくなるが、支給額が減らされた年金生活者に対する予算もほぼない。来年4月にこども家庭庁が発足し、岸田は「こども予算倍増」を打ち出しながら達成目標時期すら明言できない。政府の新型コロナウイルス対策を検証する有識者会議をめぐっても、病院団体などから都合の悪い意見が出てきたら2回で打ち切り。死者は3万人を超え、岸田政権の下で1万人以上が犠牲になっているにもかかわらず、もはやコロナ禍は終焉したかのようだ。

 家計や中小企業を苦しめ、格差を拡大している円安による物価高騰についても、ひたすら責任逃れ。岸田はどこまでも他人事で、金融緩和に拘泥する日銀の黒田総裁は「物価上昇は今年だけ」「出口は難しいが可能だ」とか口先だけ。来年4月の任期切れまでゴマカし続け、逃げ切ろうとしているのはミエミエだ。アベノミクスで国債を乱発したため、金利を引き上げれば国債費が膨張し、国債価値が下落する。だから緩和策にピリオドを打てない事実を岸田は認めようとしない。

 岸田政権の金看板であるはずの「新しい資本主義」はますます支離滅裂になっている。成長と分配の好循環による「令和版所得倍増」は、正反対の投資による「資産倍増計画」にすり替えられた。富裕層がターゲットの金融所得課税の強化は投げ出したままだ。メチャメチャな「骨太の方針」(経済財政運営と改革の基本方針)になりそうな勢いである。

 世界はかつてない経済危機に直面しつつある。このまま岸田に国政を預からせておけば、日本経済は未曽有の混乱に陥る。疑う余地はない。何せ、何ひとつ決められない首相なのだから。


金子勝 立教大学大学院特任教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 今回の新型コロナワクチン禍でボロが出た岸防衛大臣と河野・前ワクチン担当大臣:候補者の家系と血統を重視して投票する選挙民は大いに反省すべき!(新ベンチャー革命)
今回の新型コロナワクチン禍でボロが出た岸防衛大臣と河野・前ワクチン担当大臣:候補者の家系と血統を重視して投票する選挙民は大いに反省すべき!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/14911385.html
新ベンチャー革命2022年6月1日 No.2876

1.今回の新型コロナワクチン禍で話題となっている岸防衛大臣と河野・前ワクチン担当大臣の選挙区で彼らに投票した国民は、大いに反省すべき

 われらの日本を含み、世界規模で大被害の出ている新型コロナワクチンの問題について、本ブログでは、このところ頻繁に取り上げています。

 そんな中で、直近の拙投稿記事にて、岸防衛大臣と河野・前ワクチン担当大臣の両名が関与する新型コロナワクチンの問題について取り上げています(注1、注2)。

 両政治家の共通点は、まず、両者、自民党所属である点、そして、両者、著名な自民党政治家の家系である点です。

 岸防衛大臣は、岸信介・元総理の家系であり、河野・前ワクチン担当大臣は、河野一郎元副総理の家系です。

 そのため、岸・河野両氏の選挙区の国民は、ともに、岸信介、河野一郎の孫ということで、彼らを、ほぼ無条件に当選させています。

 有名政治家の孫であっても、優秀ならば、何ら問題はないのですが、上記、両議員の選挙区の国民は、今後の投票行動にもっと慎重になるべきでしょう。

2.有名政治家の孫だから、有能とは限らない

 上記、岸防衛大臣は、本ブログ(注1)でも指摘しているように、体調が悪く、とても、大臣業務を務められる状態ではありません。

 本ブログの見方では、彼は、新型コロナワクチンの後遺症に罹っているように見えますが、いまだに、大臣職を辞任していません。

 もっと言えば、この人物は元々、とても大臣職をこなせる能力があるようには見えません。

 にもかかわらず、彼は、2022年6月1日現在、いまだに大臣を辞任もせず、記者会見の際も、やっとのことで、原稿を棒読みするだけです。

 一方、河野・前ワクチン担当大臣は、この危険ワクチンのせいで、どれほど、国民に被害が出ても、まったく平気であり、いまだに、根拠のないワクチン絶賛論を強弁しています(注2)。

 上記、両者とも、世間の常識、社会の常識が全く通用せず、国民に大迷惑を掛けるばかりです。

3.岸防衛大臣や河野・前ワクチン担当大臣を当選させた選挙区の国民は、有名政治家の家系の候補者というだけで、1票いれるのはもう止めるべき!

 上記、岸氏も河野氏も、今回の新型コロナワクチン問題で、世間から注目された人物ですが、われら国民が、わかったこと、それは、両者とも、とても、常識人とは言えない人物であることが、世間にばれてしまったことです。

 なぜ、こんなことになったのか、それは、両者の選挙区の国民が、選挙で投票する際、候補者の家系というか、血統だけで、無条件に選んでいるからでしょう。

 この結果、日本全国の多くの国民が大迷惑しているということです。

 いずれにしても、日本国民は、国政選挙の際、候補者の家系や血統を重視しすぎる人が多いように思いますが、この際、みんな、反省すべきです。

注1:本ブログNo.2873『治験中の米国製新型コロナワクチンを3回も接種したせいか、岸防衛大臣の体調不良が深刻:自衛隊員も同様か』2022年5月27日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/14843569.html

注2:本ブログNo.2875『前・ワクチン担当大臣の河野氏は、ワクチン懐疑派国民の主張を“デマ”呼ばわりする限り、自分が“デマ太郎”と呼ばれるだけ!』2022年5月31日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/14897284.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/638.html

記事 [政治・選挙・NHK286] ウクライナ侵攻に刺激され、挙国一致で中国との戦争に突き進みかねない危うさ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)

ウクライナ侵攻に刺激され、挙国一致で中国との戦争に突き進みかねない危うさ 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/306076
2022/06/02 日刊ゲンダイ


ますます言いなり…(日米首脳会談)/(C)ロイター

 日本経済新聞とテレビ東京が行った世論調査で、内閣支持率が前月から2ポイント上がって66%、昨年10月に発足して以来の最高を記録した。目の前の日程を可もなく不可もなくこなしているだけに見えるのに、一体どうしたことなのか。自民党のベテラン秘書に尋ねると、「そりゃ、やっぱり、ウクライナ効果でしょう」と彼は言い、こう分析した。

 まず第1に、ウクライナの街が焼かれ市民が殺傷される画像を毎日のように突きつけられて、全国民が涙し、地方の小学生が千羽鶴を折って届けるとか、女子高生が駅前で募金をするとかの支援活動が広がった。ミャンマーやアフガニスタンやイラクやシリアで似たようなことが起きても、日本人がこれほどまでに遠い国の人々の生き死にを気遣ったことはなかっただろう。米国発の「プーチンは悪魔、ゼレンスキーは善人」という情動操作キャンペーンが成功した。

 第2に、その上に立って、バイデン米大統領と岸田文雄首相が協力して、「ロシアは〔旧共産国だから〕怖いぞ」という感覚をアジアに横滑りさせて「中国も〔現共産国だからなおさら〕怖いぞ」と思わせることにも成功しつつある。

 第3に、その結果、日本はますます米国の言いなりになって、台湾有事の際に自衛隊を繰り出して中国軍と戦うことを避けられなくなった、と彼は言う。

 確かに、調査結果では「防衛費のGDP比増加」に賛成56%、「反撃能力の保有」に賛成60%と、自民党の軍拡路線はおおむね支持されている。「台湾有事に備え法改正で対応強化」には、さすがに賛成が41%止まりで、「今の法律の範囲で備える」の50%を下回ったが、「備える必要はない」は4%しかない。つまり、台湾をめぐっては軍事的手段で中国に立ち向かうしかないと考える人が9割以上に達しているということである。

 立憲民主党も共産党も、中国の尖閣問題への態度や南シナ海での演習など現状変更の試み、国内でのウイグル族らへの人権抑圧を非難するのはいいとして、戦争を回避して交渉で解決するための具体的な提案はない。

 このままではこの両党を含め挙国一致で中国との戦争に突き進みかねないのが今の日本である。


高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 変よ、ホントに変だ!<本澤二郎の「日本の風景」(4462)<NHK日曜討論会=自衛隊は憲法違反と誰も言わない>
変よ、ホントに変だ!<本澤二郎の「日本の風景」(4462)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32971219.html
2022年06月02日 jlj0011のblog

<NHK日曜討論会=自衛隊は憲法違反と誰も言わない>

 教養人が声を上げ始めた!筆者はNHKの日曜討論会を聞いたことがない。各党がそろって党利党略・自党宣伝する場のため、情報の価値がない。それでも真実の情報を得ようとして、毎週の政党討論会を聞く教養人はいる。

 そんな一人が電話をくれた。「おかしい。どうかしている。変だよ」と声を上げた。「恐ろしい。この国がひっくり返るのも、そう遠くない」と言ってうめいた。

 討論の中身は、安倍や高市ら極右・日本会議の主張に岸田も同調、改憲軍拡の嵐が本格化していることに対する各党の対応だったらしい。

 政府は日本国憲法を順守する義務を憲法上、課されている。憲法は武器の所持を禁じ、戦争を禁じている。答えは決まっている。それなのに「どこの政党、政府も日本国憲法について、出席者の誰も口にしなかった。もともと野党は日米安保に反対していた。それなのに日本共産党でさえも、発言しなかった。正論で勝負しない共産もどうかしている。なぜ政府の腹の中に手を突っ込もうとしないのか」といって声を詰まらせた。

 多少、日本の先行きを考えている識者は、以上の指摘に同意するだろう。「イケイケどんどん」の日本政府に野党までも追随している現在の日本である。

 歴史を振り返ると、ドイツの民主的なワイマール憲法体制が、選挙で選ばれたナチス・ヒトラーによって崩壊してゆく。同じ有様が、今の日本であることが、はっきりと見て取れるというのにである。だが政府も野党も、憲法を口にしない。どういうことか?筆者の不安が的中する2022年の、戦後最大の日本危機に、教養人も遂に口を開いてくれたのかもしれない。

<日米安保・地位協定・合同委員会=占領体制そのままに沈黙>

 アルバイトで学費を稼ぐのに忙しかった筆者は、法学部に籍を置いても勉強は二の次だった。それでも橋本公亘教授が憲法9条を解説してくれた時は、本心から「日本はすごい国だ」と感動した。中学や高校で、9条のことを教えてくれる教師はいなかったものだから、戦争を拒絶する平和な日本の前途に、心底から希望を感じたものである。

 言論活動の原点である。日本人の普遍的な原点だ。これを何人たりとも破壊することは無理だろう。改憲軍拡は憲法に違反する行為だから「世の中は変わった」というイカサマの煽りで、死の商人の言い分に与することは、日本人にとって大罪である。

 独立国として平和に生きるためには「日米安保を廃止することである」という論理へとつながるはずだが、この点が筆者も「寄らば大樹」を決め込んできた。しかし、教養人は「日米安保・地位協定・合同委員会が日本の平和主義を損なう元凶だ」と喝破した。最近になって「合同委員会」を調べると、まさに77年前の占領下の日本が継続している。

 自民党本部の国際局に所属していた人物も委員会は「ジャパンハンドラーズが事実上、操っている。彼らこそがワシントンの死の商人」と決めつけた。国際条約にも関わらず、秘密裏の組織が日本政府を拘束しているとなると、もう開いた口が閉まらない。日本はアメリカの属国そのものである。

 敗戦後の日本は、平和憲法によって平和に生きる権利を手にした。が、その実、ワシントンのポチ・ワシントンのポケットを強いられている。このことに野党でさえも、現在はなびいて恥じない、今の日本なのだ。ウクライナのゼレンスキーと大差ないだろう。

<駅前で自衛隊員募集=大変な事態=これに気が付かない国民>

 プーチン独裁下のロシアでは、若者の兵役拒否が表面化しているという。当然であろう。ウクライナもそうだが、こちらの報道を西側はカットしている。21世紀において、人を殺し、殺される人生に飛び込む人間などはいない。

 それでも生きるために軍隊に入る若者の多くは、アメリカでも貧しい家庭の黒人青年が多い。

 100歩譲ろう。軍拡を叫ぶ与野党の議員と政府要人、霞が関の特に原子力ムラの輩は、率先して子弟を戦場に送り出す義務があろう。これを自衛隊法に規定してはどうだろうか。憲法を蹂躙する輩の義務として?できるか!

 「駅前に自衛隊員を募集する事務所が列島にくまなく配置されている」という教養人の説明に頷くばかりだ。ことほど人の道に反する、殺し合いの世界を誰もが拒絶する。しかし、働く場所のない青年、最近は子供を持つはずの女性も自衛隊に入隊している。

 憲法違反を堂々と推進する財閥傀儡政権に反吐が出るだろう。日米安保を廃止すれば、憲法に従って武器弾薬を海中に放棄し、魚介類の住み家に提供することが、真っ当な憲法人間なのだ。

<憲法を前面に出す政党がいない>

 それにつけても「討論会において、憲法を取り上げて改憲軍拡の非を指摘する議員が一人もいなかった」というのである。

 世界一の高給を自分たちで決めて、優雅な昼寝する国会活動に、自民党から共産党までが、永田町劇場でお芝居をしている?いまこうした真実に目を覚ます国民は、かなり増えている。間違いない。

<原発反対の知事候補が大敗した新潟>

 ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの核爆発を経験した日本人である。誰もが核はNOであるが、安倍晋三は違った。「彼はロシアから核兵器の技術を手に入れようとして、27回もプーチンと肩を叩きあってきた大罪人。そのためだろう、北方四島を二島でいいと主権放棄もした大罪人」との指摘は、おそらく事実に相違ないだろう。

 教養人は、最近実施された新潟の知事選に触れた。「反原発派候補が現職を打倒するかもしれないと期待した。たとえ敗れても、接戦に違いない」と判断していた。蓋を開けると反原発派候補は、完璧に敗北してしまった。

 東電からの選挙資金がモノを言ったのだろうが、フクシマの教訓さえも活かそうとしなかった新潟県民に「腹が立つ」といった。当然であろう。読売宣伝の成果ではないにしても、日本国民の劣化にも識者は衝撃を受けている。

<「戦争停止せよ」と誰も言わない日本と国際社会>

 確かにおかしいことばかりの日本と世界ではないだろうか。日本は憲法に違反して、ワシントンの指示に従ってウクライナ支援に狂奔している。肝心要の「戦争を止める工作」に無関心である。このことはウクライナとロシアの共倒れを狙っているとしか言いようがない。

 不思議なことは、唯一トルコのエルドアンだけが調停役で、中国が全く動こうとしていない。「ロシアがこけると中国にプラス」ということが、果たして本当なのか?戦争被害者は、アメリカを除く人類すべてだ。それなのに国際社会は、戦争阻止に動こうとしていない。まるでドラマを見るように、偏見映像に興味を示している。おかしいと教養人は嘆く。 

<NATO軍事同盟に日本の首相が参加する!=どういうことか>

 NATOは軍事同盟である。その外相会談に日本の外相が参加した。ワシントンの厳命に従ったものだ。今度はNATO首脳会議に首相が参加するという。まるでNATOの一員になって、戦争の世界に埋没する日本に、誰も異論を唱えようとしていない。

 危険極まりない事態に掉さすだけの日本丸に、武器弾薬のみが膨らんで、財閥を喜ばせている。狂喜乱舞の列島か。

2022年6月2日記(東芝製品・サントリー不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

関連記事
<日曜討論>山本太郎「日本は国連憲章で、 未だ敵国」「徹底した平和外交、専守防衛の基本路線に戻ることが何よりも重要」
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/610.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 岸田政権「年金政策」ではロシア以下…日本は減額、インフレ深刻なロシアが大盤振る舞い(日刊ゲンダイ)


岸田政権「年金政策」ではロシア以下…日本は減額、インフレ深刻なロシアが大盤振る舞い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/306074
2022/06/02 日刊ゲンダイ


高笑い?(ロシアのプーチン大統領) (C)ロイター/Sputnik

 値上げラッシュが止まらない。1日から食品メーカーが続々と値上げを実施。今後2カ月間に3000品目超の値上げが予定され、今年は累計1万品目を突破する公算が大きい。

 そんな中、今年度の年金は0.4%減額される。2018年度から20年度までの3年間での現役世代の「賃金変動率」がマイナス0.4%だったため、支給額を0.4%引き下げるマイナス改定となったのだ。

 31日の参院予算委員会でこの問題を取り上げた小池晃議員(共産)は「物価高騰下で年金を下げれば、消費が冷え込み、地域経済が衰退し、現役世代の賃金にも波及する。その結果、また、年金が下がる悪循環になる」と追及したが、岸田首相はやる気なし。31日に成立した2.7兆円の補正予算には年金減額や賃上げ対策は盛り込まれなかった。

 はたして、無策の岸田首相はロシアの現状を知っているのか。インフレは日本よりも深刻で、4月のインフレ率は前年同月比17.8%と過去20年で最高水準。通年でも最大15%が見込まれている。膨れ上がる戦費と経済制裁で物価対策どころではないと思っている人も多いが、そうではないのだ。

 プーチン大統領は5月25日、6月1日から年金支給額を10%引き上げると発表。すでに年初に8.6%引き上げており、プーチン大統領は「年金引き上げ率はインフレ率よりも高くなる」と胸を張った。加えて、最低賃金の10%引き上げも行う。

 岸田政権とは比較にならないほどの大盤振る舞いだ。

ロシアは原油バーゲンセールで利益確保


EUのミシェル大統領は「ロシアへの最大の圧力になる」と強調したが…(C)ロイター/HANS-LUCAS

「G20のうち、9カ国は対ロ経済制裁に参加していません。原油価格の高騰を受け、途上国を中心にロシア産の安い原油が売れています。国際相場が高いため、値引きしてもロシアにとっては十分利益を確保できる価格で販売できているのです」(金融ジャーナリスト・森岡英樹氏)

 IEA(国際エネルギー機関)の推計によると、4月のロシアの石油輸出収入は190億ドル(約2兆4000億円)と昨年同月比35%も増えている。5月の中国のロシア産原油の輸入量は日量200万バレルとなり、昨年の平均日量160万バレルより25%も多い。

 インドのロシア産原油の輸入量は昨年の平均日量3万バレルから、4月は日量70万バレルへと23倍となっている。ロシアはインドに対して4割引きの価格を提示しているとみられている。まるでバーゲンセールだ。

 しかし、足元の原油価格(WTI)は1バレル=118ドル。4割引きの70ドルで売っても、昨年平均の原油価格(WTI)68ドルを上回る。

 EUはロシア産原油の海上輸入禁止で合意。年内に約9割が禁輸される見通しだ。EUのミシェル大統領はツイッターで「ロシアへの最大の圧力になる」と強調したが、うまくいくのか。

「ロシア産原油が欧州に供給されなくなると、原油価格はさらに高騰しかねない。欧州分の輸出が減っても、他国向けにロシア産原油の安売りが加速し、かえってロシアを利する可能性があります」(森岡英樹氏)

 プーチン大統領の高笑いが聞こえてきそうだ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 日本は世襲に滅ぼされる。安倍晋三に麻生太郎、利権を食い物にする“ボンボン”たち  佐高信(まぐまぐニュース)
日本は世襲に滅ぼされる。安倍晋三に麻生太郎、利権を食い物にする“ボンボン”たち
https://www.mag2.com/p/news/540472
2022.05.30 佐高信『佐高信の筆刀両断』 まぐまぐニュース


政治の世界では未だに『世襲』という時代遅れともいえるものが蔓延し、それぞれの子孫たちで牛耳られています。そんな人間が国のトップを牛耳っている以上、日本は何も変わらないと言わざるを得ません。今回のメルマガ『佐高信の筆刀両断』で評論家の佐高信さんは、世襲が日本を滅ぼすとして徹底的に批判。何も国の実情がわからないまま育ち、上に立つようになってしまった人たちの内情を晒しています。

「世襲」がこの国を亡ぼす

世襲という民主主義に反するものが女性議員の進出をも妨げている。

上杉隆氏の『世襲議員のからくり』(文春新書)に、安倍晋三の若き日の姿が次のようにとらえられている。秘書官だった晋三についての別の秘書の匿名での証言である。

「父親の死期が近づき、無念の臨終を迎えるという時期に、隣の部屋でゲームに興じていた。もちろん時間つぶしというのもわかるが、なにかしらやることはあるんだろうと思った。彼が後継者なのかと思うと、どこかしら頼りなさを感じた」

晋三はエスカレーター式の成蹊学園の高校生の時、創価学会の池田大作の次男と同級生だった。この次男は早くに亡くなったが、祖父の岸信介以来の学会との結びつきは、これによってさらに強められた。

社民党の福島みずほが格差是正について質問し、非正規雇用をなくすよう迫った時、世襲議員から、こんな野次が飛んだという。

「がんばって働いてマンションぐらい買え」
「がんばって正社員になれ」

がんばっても非正規の人が正社員になることが絶望的に難しいといったことがまったくわかっていないのである。

麻生太郎が首相になった時、ハローワークへ視察に行った。高級車で乗りつけた麻生は特設された「緊急相談口」に陣取り、肘をつきながら、相談者にほざいた。

「今まで何してたんだ。これがやりたい、というのがないと相談される方もな・・・。何かありませんかね、と言うんじゃなかなか仕事は見つからないよ。目的意識がないと雇う方もその気にならない。何をやりたいかを決めないと就職は難しい」

選挙民に向かって“下々のみなさん”と呼びかけたという麻生に“下々の生活実態”は金輪際わからないだろう。

安倍や麻生は政治家は公職であり、私有すべきものではないということは絶対にわからない。彼らには公け、パブリックという観念がないからだ。ないから、世襲できる。

上杉氏はテレビ局に子女を入れている政治家は年々増加していると指摘し、鈴木宗男(NHK)、小渕恵三(TBS)、加藤紘一(TBS)らの例を挙げている。

この中で、鈴木と小渕の娘は自民党議員となった。「本来は入社に際して倍率が高いはずのテレビ局が大量に政治銘柄社員を抱えている」のである。

たとえばイギリスでは、チャーチルの子孫さえ特別視されることなく、「むしろ、二世政治家は胡散臭いものとして、ジャーナリズムからの厳しい批評の対象にさえなっている」とか。

後援会は利権団体となっているから、世襲を望み、組織そのものも相続される。つまりは利権の世襲なのだ。

会社も息子に社長を継がせる例が多いが、それをやらなかった本田宗一郎は「相続って何だ」と問い、「そんなバカな。そりゃおかしいよ」と声を高くしている。

image by: 安倍晋三 − Home | Facebook

佐高信 この著者の記事一覧

活字にならなかった本当の想いを届けなければと、アナログ代表が初トライします。政治、経済、教育、文学etc。質問にも答えて行けたらと思っています。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 細田“セクハラ”議長「音声流出」時の破壊力…岸田自民が切望する「誰か引導を渡してくれ」(日刊ゲンダイ)


細田“セクハラ”議長「音声流出」時の破壊力…岸田自民が切望する「誰か引導を渡してくれ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/306120
2022/06/02 日刊ゲンダイ


いつまで「三権の長」でいられるのか(細田博之衆院議長)/(C)日刊ゲンダイ

 あいさつ代わりに自民党の女性職員のお尻を触り、女性記者たちに「家に来ない? 添い寝するだけだから」と手あたり次第に誘いまくる。そんなセクハラ問題が浮上している議長に今度は「圧力電話」疑惑だ。2日発売の週刊文春が報じている。

 文春が先週号で細田博之衆院議長(78)のセクハラ問題を詳報すると、その記事を目にした細田議長本人が女性記者たちの携帯電話を鳴らし、暗に「口止め」をほのめかすような会話をしたという。記事の詳述は避けるが、文春が細田議長のセクハラ問題を報じるのは実に3週連続である。

 その内容で気になるのは、セクハラや圧力電話を受けたとされる女性記者たちが、細田議長の言動を「電子データ」や「デジタル記録」の形で残していると伝えていること。この存在には岸田首相をはじめ、自民党の幹部たちも頭を悩ませているようだ。

参院選直前に戦々恐々


2018年、当時の福田淳一財務次官も、最初は否定していたが音声データが決め手に…(C)日刊ゲンダイ

「どのような形であれ、細田議長の“セクハラ記録”が流出することを皆、恐れています。仮にその記録が音声や動画だとしたら、公開された際のインパクトは大きい。細田議長の『記事は事実無根』という主張は完全に崩れ、公開のタイミングによっては公示まで3週間を切った参院選にも多大な悪影響を及ぼします。細田議長には音声流出で辞任に追い込まれる前に、自発的に辞めていただく方がダメージは少ないのですが……」(自民党関係者)

 2018年4月、当時の福田淳一財務次官が女性記者へのセクハラ問題で辞任した際も、懇談の場で「今日ね、今日ね……。抱きしめていい?」などとキモイ発言をした音声データを週刊新潮にネット公開されたことが決め手となった。

 すでに岸田首相の側近が細田議長本人に接触したとの情報も流れており、「誰か議長に引導を渡してくれ」が自民党内のホンネだろう。戦々恐々だ。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/643.html

   

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