<「厚労省は大嘘つきだ」>ランボー怒りの厚労省データ改ざん(ニコニコ動画)
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/284.html
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/598.html
※補足 2022/05/27 日刊ゲンダイ3面
曰く付きの「桜をみる会」前夜祭、また不正行為サントリーがタダ酒提供
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/05/post-6fc790.html
2022.05.28 まるこ姫の独り言
「桜をみる会」はつくづく政治家と業界の癒着を示すもので、隠せば隠すほど得体のしれない腐臭が漂って来る。
また、共産党赤旗のお手柄だ。
「桜をみる会」の前夜祭にサントリーが酒を無償で提供していたと見事にすっぱぬかれた。
>社長はアベ友…「桜を見る会」前夜祭にサントリーがお酒無償提供で関与の衝撃
5/27(金) 14:02配信 日刊ゲンダイDIGITAL
>「桜を見る会」前夜祭を巡る新疑惑を「しんぶん赤旗日曜版」(29日付)がスッパ抜いた。記事によると、安倍元首相の秘書たちは会費(1人5000円)を上回る費用を補填すれば公選法が禁じる有権者への寄付行為にあたると認識し、補填額を抑えるため、大量の酒を会場に持ち込んでいた。しかも、補填ゴマカシに振る舞われた酒は1社からの無償提供で、安倍氏の“お友だち”人脈にたどり着く。 >赤旗編集部は刑事訴訟法に基づき東京地検に事件記録の閲覧を請求。開示資料から、2017〜19年の前夜祭で安倍事務所側が会場に持ち込んだ酒の種類や本数を詳細に報じている。
赤旗はスゴイ!
大手メディアは、政権と繋がりがあるからか事件記録の閲覧を請求などしない。
だからこそ、こういった事実が明るみにならなかったと言える。
ここへきて赤旗が「桜をみる会」の不正を掘り起こした。
大手メディアは我関せず。
それにしても、次から次へと出てくる「桜をみる会」の違法行為はとどまるところを知らず。
最近「桜をみる会」の追及はもう終わってしまったかのように見えたが、人々の記憶の外に置かれようとする頃に、また問題点が掘り起こされる。
いつまでも枯れない水脈のようだ。
大手メディアには、政治家や大企業と色んな繋がりがあるからなのか、今ではどんな不正があろうとだんまりを続け、政権の暴走を止める使命は放棄してしまっている。
それどころか、政権と深くかかわることで自社の利益にしているのが今の日本で。
メディアだって例外ではないし、経団連加盟の企業はほとんどこの手で利益を得たのだろうと予測は付く。
政府と仲良くなった社勝ちで、癒着の温床になっている。
サントリー社長の新浪はローソン社長時代から、新自由主義の塊のような人間だった。
だから新自由主義者である安倍に取り入って数々の政府委員を務め、安倍政権に深く入り込んでいたが、「45歳定年制」を提唱した時は本当にびっくりしたし、胡散臭さ全開だった。
その新浪社長が、安倍にゴマをするために「桜をみる会、前夜祭」に酒無償提供は当然ありうることだ。
ネットでは、サントリー不買運動が起きているが、この運動がどんどん広まればいいのに。
庶民が権力に抵抗できるささやかな運動だから。
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<赤旗がスクープ!>桜を見る会前夜祭 新たな利益供与 安倍氏側持ち込み ふるまい酒 収支報告書に記載なし(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/586.html
社長はアベ友…「桜を見る会」前夜祭にサントリーがお酒無償提供で関与の衝撃(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/595.html
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/599.html
日本の腐敗は「秘伝のたれ 志位君臨」が原因です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/52004795.html
2022年05月29日 自民党的政治のパンツを剥ぐ
志位代表君臨は長すぎます
共産党じり貧の原因です
ゼレンスキー翼賛政党じゃないですか
ヒステリック拍手で日本国民は
極右共産党と認識し始めました
***
ゼレンスキー大統領に一際高い拍手を贈ったのが
共産党です
理由は ゼレンスキーが好きだからです
老木は 芯から崩れます
共産党の「秘伝のたれ」継ぎ足し作戦の最果てが志位代表なのです
もう30年君臨してしまいました
オーラが消滅し▼オーラなのです
競馬で言えば 未勝利馬にも負けるのです
****
国内でも 新鮮民主主義の旗手 田中康夫より
黒幕談合候補に抱き着きました
ゼレンスキー翼賛と同じ 横浜黒幕翼賛です
宮本徹 田村 辰巳 レベルだと
こんなアホ選択をしないのに・・
共産党はこれ以上腐敗毒化してはなりません
全労連・全学連・医療労組を纏足し続けた結果
日本は連合が異常増殖し野党も連鎖腐敗中です
共産党のせいです
日本の腐敗暗部は共産党「秘伝のたれ 志位君臨」が原因です
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/600.html
何事も本気が好き
https://www.chosyu-journal.jp/column/23615
2022年5月26日 コラム狙撃兵 長周新聞
「性根の腐った奴らをガチで言論でしばきにいく」――。山本太郎の参院東京選挙区への出馬会見をネット越しに見ながら、その理由についてもおおいに納得し、反撃の狼煙が上がったのだと受け止めた。選挙公示までいよいよ1カ月、野党自滅の空気が支配的な政治状況のなかで、“国会の異物”“放送禁止物体”ことれいわ新選組はこれまで以上にフルパワーで連日街頭から訴えを広げている。メディアが存在を黙殺するなら自力で地べたを這いつくばってでも――である。聴衆の熱気も何ら衰えてはいない。演説する候補者本人もだが、街宣隊として裏方で支えるスタッフのみんなもさぞかしお疲れだろうと想像しつつ、しかしこの1カ月は勝負所。彼らに連帯して、全国津々浦々にいる支持者やボランティアのみんなも戦闘開始である。
2019年の参院選から3年、参議院に2人、衆議院に3人の5議席を獲得し、この参院選で仮に5議席獲得できれば政党結成から3年にして10議席という大台に乗り、さらに国会内の異物として存在感を増すことになる。昨年の衆院選でのれいわ新選組の比例得票数は221万票(衆院選はブロック単位で比例の議席が分けられるため3議席獲得)だったが、参院選の全国比例ではおよそ100万票で1議席獲得できることを考えると、300万票まで伸ばせば3議席、400万票まで伸ばせば4議席を比例で獲得でき、さらに選挙区で山本太郎やその他の候補者たちが善戦して当選すればプラスアルファとなる。確たる組織票があるわけでもなし、決して甘くはない選挙において、最大で8議席、最低でも3議席という目標設定も極めて現実的なものなのだろう。
この3年間、「なぜ、れいわ新選組を推しているのか?」と聞かれることもままある。25年のデフレで国民生活は貧困化が露骨なものとなり、一方で新自由主義政策が社会を侵食し、社会的弱者をはじめとしてみなが置き去りにされているもとで、身体を張って抗っている政治勢力が彼らしかいないからだろうか。山本太郎よりも年下とはいえ、ロスジェネ世代としてこの25年来のデフレ(山一証券の破綻が高校生の時だった)に思う事も多々ある。世の中がますますおかしくなっていくことへの危機感も共通する。掲げている政策に共感しているのはもちろんだが、一言でいうと右も左もどうしようもないほど堕落しきった政治状況のなかで、「彼らは本気だから」であろうか。まともな世の中にするためには、支配の枠内で安住しているようなものや欺瞞的勢力は淘汰されて然るべきで、為政者から睨まれることを屁とも思わない肝の据わったガチな政治勢力が必要だと思うからである。スタッフのみんなはじめ同世代が身体を張って立ち上がっているのを目にした以上、連帯して本気の闘いに参戦する――と記者一同心に決めて今日に至る。
比例票の上積み、選挙区での当選――。いずれも決して甘いものではないだろうが、「性根の腐ったヤツらをガチで言論でしばきにいく」をやろうじゃないの!
吉田充春
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「ガチで言論でしばきに行く」 れいわ・山本太郎、東京選挙区から出馬へ 参議院選に向け反撃の狼煙(長周新聞)
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/596.html
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/601.html
赤木雅子さんの覚悟「夫婦そろって日本に殺された。でも、私はまだ生きている」 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/305822
2022/05/27 日刊ゲンダイ
布川事件勝利集会であいさつする桜井昌司さん(撮影・相澤冬樹)
「これが日本だよ。司法は正義の体現が目的ではないのさ。司法を使って治安を守り、体制を守る。そのためには正義や真実は二の次なんだよね」
国と闘い続けたベテランからメール
そんなメールが赤木雅子さんに届いた。財務省の公文書改ざん事件で夫の赤木俊夫さんを亡くし、真実を知りたいと裁判を起こした雅子さん。ところが去年12月、国との裁判が“認諾”という異例の手続きで強制的に終わらせられた上、5月25日、元財務省理財局長・佐川宣寿氏との裁判でも、佐川氏や財務官僚ら5人の証人尋問の申請がすべて大阪地裁で退けられた。この裁判で真実を解明する道は事実上閉ざされてしまった。
その翌朝、事態を知ってメールを送ってきたその人は、桜井昌司さん(75)。強盗殺人の濡れ衣を着せられ、無実の罪で獄中29年間の末、再審(=裁判のやり直し)で無罪を勝ち取り、国などの責任を問う国家賠償訴訟でも勝訴。地名をとって「布川事件」として知られる。
赤木雅子さんとは共通の知人を介して知り合い、意気投合して信頼関係を深めてきた。国を相手に闘い続けてきたベテランだからこそ、重みのある言葉が続く。
「でも、雅子さんの闘いは無じゃないからね。その司法のウロンさを社会に知らしめ、日本を覚醒させる声になっているし、これで声を上げるのを止めないでしょ? ならば、その正義と真実を求める行動は、必ず人に届き、目的を実現させるはず。これに屈しないでやってね」
雅子さんはすぐに返事を返した。
「ありがとうございます。『これが日本だよ』って。そうなんだなあって、その日本に殺されたんだなあって、夫婦そろって日本に殺されたんだなあって思います」
夫の俊夫さんは、財務省近畿財務局で森友学園との土地取引をめぐる公文書の改ざんに反対して組織内で孤立し、見放された状況で命を絶った。いわば「日本」にそっぽを向かれて殺されたようなものだ。
そして雅子さんは、なぜ夫が命を絶つところまで追い込まれたのか、真実を知りたいと裁判を起こしたけれども、国も佐川氏も裁判でほとんど何も語らず、裁判所も証人尋問を認めなかった。雅子さんは、今度は自分が日本に相手にしてもらえなくなったと痛感した。「私はいま、日本に殺されかけています」と。だけど、希望は捨てていない。桜井さんへの返事につづった。
「でも、私はまだ生きています。朝からご飯をモリモリいただきました。この裁判は終わりますが、何ができるか(弁護士の)先生方と相談して闘い続けます」
これに桜井さんがすかさず返事を送ってきた。伝えたかったのは「社会に訴える」ことの大切さだ。布川事件を最終的に勝利に導いた恩人と桜井さんが感謝する柴田五郎弁護士(故人)は、初めて面会で会った時、「この事件は裁判だけでは勝てない。社会に訴えろ」と告げたという。
実際その通りだったと桜井さんは感じている。裁判は法廷内で闘うのはもちろんだが、それだけではない。最後は社会的な支援も得たから裁判にも勝てた、というのが実感だという。
「雅子さんも同じだよ。最後は世論だからね。正義と真実の声は強いから、その力を信じて闘うようにね」
その通りだと雅子さんも感じる。夫、俊夫さんが改ざん指示のメールなどを記録に残していた、いわゆる「赤木ファイル」が裁判で開示されたのも、世論の後押しがあったからだろう。これからも真実を知りたいと闘い続けるためには、ますます世間の共感と支援が必要になる。
もちろん、25日の法廷で起きたこと、証人尋問がすべて却下されたのは悔しいし、クヨクヨする気持ちがないと言えばウソになる。でも、この事態を前向きにとらえるようにしたい。自分を変えて何かを始めなければ。雅子さんは、これから何ができるかを考えている。そして今、強く願っていることは……。
「あの裁判官が、尋問しときゃよかったって後悔するような世の中にならないかなあ」
相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/602.html
赤旗・安倍桜新事実発見!<本澤二郎の「日本の風景」(4459)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32923662.html
2022年05月29日 jlj0011のblog
<大量の酒提供のサントリー不買運動へ、東芝だけではなかった>
日本の新聞テレビが衰退する中で、日本共産党機関紙が安倍晋三の桜事件に関係する新事実を発見、久々の特ダネにゆでガエルの永田町を震撼させている。「今度は逃げられない」と検察への圧力が噴き上がろうとしている。
さっそく東芝不買運動の会の仲間から「サントリー不買運動だ」と呼びかけてきた。「最近の志位和夫の共産党も眠ってばかりいる」と不満たらたらの支持者も、今回の刑事訴訟法の規定を活かした、動かぬ安倍秘書の証言記録開示のスクープに大満足のようだ。
<政治資金規正法違反をよくよく承知した上でのサントリー悪徳商法>
政治資金規正法に詳しい元自民と議員秘書は「安倍桜の晩さん会にサントリーが大量の酒を3年間も提供していた。これは明らかに政治資金法が禁じる寄付行為、違法だ。しかも、安倍の方もサントリーも、その違法性を十分認識している。実に質の悪い違反行為だ。徹底追及だ」と意気込んでいる。
サントリーと自民党の関係は昔からだ。自民党の政治団体「国民協会」の寄付は言うまでもなく、個々の議員に対する裏献金も党内の常識となっている。現にそうしてサントリー社長は、安倍政権時代に政府の審議会に首を突っ込んでいる。勲章狙いだ。安倍のゴルフ仲間としても有名である。
東芝の政府与党との癒着ほどではないものの、悪徳企業としては先行している。ビールの季節となったが、サントリーはこの際、遠慮すべきだろう。筆者は、次男の命を東芝病院で奪われた。しかも、反省も謝罪も一切なし。徹底して反東芝運動を展開しているが、ビールも反サントリーを訴えようと思う。
悪徳・ブラック企業に対する抵抗は、不買運動が最適だ。
<兎(逃げ足の速い安倍)と亀の競争の行方はこれからも続く>
それにしても、毎回のことだが、安倍晋三という小僧は逃げ足が速い。いくつもの犯罪をしながら、法と正義を踏みにじって、今も永田町の清和会を乗っ取って、改憲軍拡一本やりの戦争思考に凝り固まっている。
これに本来は、リベラルのはずだった岸田文雄や林芳正までも右旋回させて、悦に入っている。
泥棒は逃げ足が速い。兎だ。その点で、攻める側は亀だから、なかなか追いつくことが出来ない。しかし、今度はそうもいかないだろう。検察の調書だ。公明・維新・国民民主が蓋をかけようとすればするほど、票が減ることになる。
亀はのろい。気味が悪いほどおそい。しかし、噛みついたら決して放すことはしない。安倍が逃げても断じて離れない。
<稲田信夫検察批判も政治不信の元凶>
問題は、相変わらずの日本検察の税金泥棒体質である。証拠を握りながら、政治資金規正法違反を知りながら、犯人を意図的に逃がした。「木更津レイプ殺人事件」と同じだ。
これは検察官適格審査会に掛けねばなるまい。当初はマージャンとばくの黒川弘務に辟易させられた国民は、稲田信夫検事総長に多少の期待をかけたのだが、稲田も賭け麻雀の一味かもしれない。
筆者らは、稲田を検察官適格審査会にかけたが、法務省は一枚の紙きれで逃げてしまった。民主主義という好ましい制度も、主権者が甘いと権力者も監視人もいい加減になる。永田町と霞が関に対する監視を、本気で強めていく責任と義務を自覚したいものだ。日弁連は何している!
2022年5月29日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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(追記)昨日は小さな耕運機を転がし、電動草刈り機を回した。残念なことは昨年同様に大量に実った桑の実が、病気で全滅。病原菌を退治することが大変だと知った。桃もダメ、10個ほどのサクランボも落ちた。たんばぐみはよく実ったが、口に入れると渋い。それでも食べた。確かに口の中が渋くなる。そうだ、ドクダミが軒下にある。これでお茶をつくろう。1週間後どうなるか。野生の三つ葉はいいにおいがするが、料亭でのお吸い物のようには作れそうもない。ビタミン野菜は、ほとんど虫に食べられた。農家が農薬を使用する事情もわかる。ともあれ漢方のドクダミ茶は、成功させたい。蚊のシーズンも辛い。国が壊れている様子を見せつけられるのは、もっとつらい。
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本澤先生 桜を見る会にサントリーが無償で酒類を提供していたデジタル記事です。八千代、青柳
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/305837
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長野県での無作為な子供の尿検査で、ネオニコチノイド系農薬を100%検出。3歳児223人の尿検査で、有機リン系農薬を100%検出、ネオニコチノイド系農薬を79.8%検出しています。即刻中止すべきです。
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関連記事
<赤旗がスクープ!>桜を見る会前夜祭 新たな利益供与 安倍氏側持ち込み ふるまい酒 収支報告書に記載なし(しんぶん赤旗)
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/586.html
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/603.html
海外観光客規制の解禁を表明・・・それも講演会の席で・・・ヘタレ総理には「聞く力」どころか「伝える力」もないってことだ!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-8f7ceb.html
2022年5月27日 くろねこの短語
海外からの観光客受け入れが、団体ツアーに限って6月10日から解禁になるってさ。なんでも、東京での講演会でヘタレ総理がぶち上げたそうなんだが、その是非はともかくとして、なんで講演会なんだ。コロナ禍が襲って以来、2年2カ月ぶりの政策転換なんだから、規制緩和するのなら、それなりの数字を示して、国民の納得いくまで説明責任を果たすべきだろう。
「今後も感染状況を見ながら、段階的に、平時同様の受け入れを目指していく」ってヘタレ総理は言うけれど、そこには科学的根拠が絶対に必要なのに、専門家の意見ってのがまるで聞こえてこないのも不思議なものだ。
おそらく、防衛費増額も国会を無視して勝手にバイデンに約束したように、ヘタレ総理の辞書には「国民主権」って言葉は載ってないんでしょうね。なんでもかんでも閣議決定で強行突破してきたペテン師・シンゾーに倣ったわけではないだろうが、スタンドプレイがあまりにも目に余る。
・海外観光客、6月10日から解禁 2年2カ月ぶり、経済効果期待―新千歳・那覇の国際線再開へ・政府
そう言えば、記者会見だってずいぶん長いこと開かれてないんだよね。ロシアによるウクライナ侵略では、アメリカと共にロシア制裁に加担した経緯なんか、まったく説明なしですからね。「聞いてないよォ」はギャグだから笑えるんであって、それを政治家がやっちゃ世も末だ。
【まだまだあるぞ気になるニュース】
・肺に転移して2度手術、大学は中退…20代女性は「元の身体に戻りたい」と訴え 福島子ども甲状腺がん訴訟
・国民 玉木代表 補正予算案賛成の方針 “原油高騰対策に手当”
・杉田水脈氏への賠償請求棄却 「ネットで中傷」教授ら訴え 京都地裁
・鶏卵汚職、吉川元農相に有罪判決 在任中の500万円「全て賄賂」
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/604.html
書評 「検察審査会:日本の刑事司法を変えるか」
http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-801.html
2022-05-28 八木啓代のひとりごと
本書は、検察審査会に特化した本である。
検察審査会についての書籍というものはほとんどなく、研究もあまりされていない。そういった意味では、このような書籍が新書で刊行されたことには、一定の意義はあると言えるだろう。
しかし、その一方で、素朴な疑問も湧く。
なぜ、この日本独自の制度であり、しかも何度もメディアを賑わせた対象である検察審査会についての書籍が、いままでほとんどなかったのだろうか。
その答えは簡単で、まさしく本書自体も述べているように、「透明性がない」「運用の実態がわからない」からだ。
だから、その必然的な結果として、本書の内容も、米国の大陪審との制度的な比較、統計的な分析、そして、そのような統計的結果が生まれる理由についての「仮説」にとどまっている。
そういった分析と仮説の中では、強制起訴案件となった東京電力福島第一原発事件について、無罪判決を出した裁判所に対し、指定弁護士(検察官役)に対して不当なまでに高い立証ハードルを設け、また、不自然なほどに東京電力側の主張を信用したという点で、その判断に疑義を投げかけ、その一方で、たとえ結果として無罪判決になったとはいえ、この裁判の中で、多くの隠蔽されていた事実が明らかになったとして、検察審査会の強制起訴による裁判の意義を認める。
おそらく、筆者らにとっても、このケースが、本書の執筆を考える中での、もっとも大きな「注目案件」だったのだろう。
検察審査会の審議には事務局の介入がどの程度あるのかどうかなど不透明な部分が多く、その審議の大半は検察の捜査の是認であることが多く、しかも、起訴議決数が減少してきている傾向があるとしながらも、(とりわけ2009年の強制起訴を可能とした検察審査会法改正以後)の、検察審査会の存在意義を認めているわけだ。
この結論自体に異を唱えるつもりはない。
非常に限られたデータの中から導き出される結論としては、そこそこ妥当としか言いようがないからだ。
しかし、それゆえに、強制起訴議決が可能になって以後のわずか12〜13年の間のごく限られた案件を研究対象としている割には、本書の分析はきわめて表層的であり、取材力に致命的に欠けていると断じざるを得ない。
たとえば、本書でさらりと取り上げている、陸山会事件での小沢強制起訴裁判に関しては、当時、検察審査会はかなり大きな問題としてクローズアップされた。それは、東電原発事件でのある種まっとうな「起訴議決」とは、真逆の意味で、だ。
つまり、当時、大手メディアですら大々的に報じた「検察審査会の信頼性そのものにかかわる問題」がふたつあった。
ひとつは、審査員の平均年齢の問題だ。
本書ですら、審査員の構成が「高齢者」「男性」「保守派」に偏っているのではないかということを示す研究があることに言及しているが、このときの審査会では、平均年齢が異常に若いことが話題になった。
一度目の審査員の平均年齢は、34.55歳。二度目もまったく同じ、34.55歳。
審査員は入れ替わっているはずなのに、これは統計学的にあり得ないのではないかという指摘が当時あった。それを受けて、何度も平均年齢の発表が修正されるという珍妙な事態が起こった。
そして、さらに大きな問題として、このとき、吉田繁実補助弁護士が記者会見で、堂々と、事実上の議論の誘導を行ったことを述べたことだ。
すなわち、日本人の平均から見ても明らかに非常に若い審査員たちを相手に、プロの法律家である補助弁護士が、明確な意思を持って起訴議決に誘導したとしか言いようのない問題だ。しかし、本書はこの件には、一切言及していない。
さらにこの事件では、起訴議決の決定打となったとされる「虚偽報告書問題」が存在した。
この件には、本書はさすがに言及しているが、「2011年の検察官対象の調査で26%の検察官が、被疑者や目撃者の発言と異なる調書の作成を指示されたことが明らかになっている」という、あたかも「褒められたことではないが、検察ではよくある話」であるかのように述べ、さらに「この検事は懲戒処分を受けて辞職した」と、さらりと流している。
これはまさに、ことの本質をはき違えているとしか言いようがないだろう。
むろん、「26%の検察官が、被疑者や目撃者の発言と異なる調書の作成を指示されたことが明らかになっている」ことは、日本の検察の体質を示す問題だ。しかし、この事件については、「被疑者や目撃者の発言と異なる調書が作成」されたのではない。
これが、調書ではなく報告書であったこと、それこそが、筆者らが見落としてしている重大な問題だ。
調書は被疑者なり目撃者の署名を必要とする。つまり、被疑者や目撃者の発言と異なる調書の作成があったとしても、結果的に被疑者なり目撃者はその調書に署名しているので、それが強要による不本意な署名であったとしても、被疑者や目撃者は、そういう内容の調書の存在自体は知っている。
しかし報告書には、被疑者の署名はない。被疑者が退出したあとに検事が勝手に作る、言ってみればメモ書きのようなものに過ぎない。だから、このときの対象者となった石川元議員自身、一から十まででっち上げと言っていいほどの「してもいない涙ながらの自白」の報告書が存在していることなどまったく知らなかった。涙ながらの自白どころか、石川議員は、検事と単に雑談をしていたにすぎなかったのだから。
そもそも、報告書というもの自体、そのようなものだから、裁判の証拠としてはまったく使えないし、使ってはならない。
東京地検特捜部は、そこもわかったうえで、明白に、法律知識のない検察審査員を欺すことだけを目的として、本来作成するはずがない報告書をあえて作り、検察審査会に提出したのである。
すなわち、「検察捜査の過程で生まれた若干問題のある捜査資料が結果的に検察審査会に持ち込まれた」のではなく、どうあっても公判が維持できるわけがなかったゆえに検察が不起訴にせざるを得なかった案件を、検察審査会というシステムを悪用することで、素人を欺して利用し、起訴させようとして、虚偽の証拠まで作った。その意図は、(もともと検察上層部が、公判を維持できないと判断したほど、まともな証拠がないような事件だから)最終的には裁判で無罪となるとしても、あえて裁判に持ち込むことで、政権交代の前夜の当時の民主党の信頼性を落とし、その機能を削ごうとし、結果として分裂を促したということだったと考えるのが妥当だろう。
しかも、担当検事が虚偽報告書を一通作成し、上司が「虚偽であることを知りながら何もしなかった」というのも、とんでもない事実誤認である。報告書は、上司の作成したものも含めて、わかっているだけで5通存在していた。これも当時、かなり大きく報道されていた事実である。
これは、「検察が検察審査会を操り、誤った情報を与えて、政治利用をしたという見方もある」というようなことでさらりと片付けていい問題ではないだろう。
しかも、この5通の偽報告書はネットに流出し、そのあまりにとんでもない内容が、当時、大問題になった。これが当時の小川法務大臣解任事件につながったことは、当の小川敏夫現参議院議員も手記に記している。
筆者たちは、これらの事実をまったく知らなかったというのだろうか?
そして、「この検事は懲戒処分を受けて辞職した」という解説も、結論だけ言えば誤りではないが、重大な誤解を与えるものだ。
この「完全にでっち上げの報告書」を書いた田代政弘元検事は、刑事告発された。そして、(当然ながら)検察がこれを不起訴にしたため、これも検察審査会案件となっている。本書は、知ってか知らずか、そこも、ものの見事にスルーする。
この田代政弘とその上司らの虚偽報告書問題の検察審査会では、さらにおかしな点があった。
つまり、不自然に長い審査期間だ。本書でも述べられるとおり、検察審査会の審査員は任期6ヶ月。そして3ヶ月で半数が入れ替わる。だから、時間をかけることで審査が深まるわけではない。にもかかわらず、この審査は9ヶ月かけて行われた。
そして、何より問題になったのは、検察審査会の補助弁護士に、元検察高官である澤新(さわ・あらた)弁護士が就任しており、中立性・公正性に重大な疑惑が取り沙汰されたことだ。
結果は、不起訴不当となり、この検察史上最大と言ってもいい大スキャンダルは幕引きされたが、この「後味の悪い結末」も当時、大きく報道されている。
この件がなぜ、さらりと流してよい問題ではないのか。
なぜなら、この虚偽報告書の虚偽っぷりは半端なものではなく、一検事どころか当時の東京地検特捜部ぐるみの犯罪としか考えられないもので、しかも強制起訴議決の決め手になった疑いが濃厚であったことから、裁判になれば、おそらく相当の特捜の膿が出てくることが確実視されていたからだ。検察にとっては、なんとしてでも「起訴議決を出されては困る」案件だったことは窺える。
この事件については、私も論者の一人として参加している毎日新聞社刊「検察崩壊」に詳しいが、単にタイトルやサブタイトルに「検察審査会」という文字が入っていなかったから、この陸山会事件における「検察審査会を悪用した検察の犯罪」の分析である本書をまるまる見落としたのだとしたら、本書の筆者たちの目は、節穴だったと誹られて検察崩壊も仕方がないだろう。
本書で、もっとも大きな検察スキャンダルとして言及している福岡判事妻ストーカー事件などは、確かに検察審査会に強制起訴権限を与えるきっかけの一つとなった有名な事件ではあるが、所詮、男女の愛憎のもつれと地方の一検事の忖度の問題で、規模も悪質さも比較にはならない。
また、この陸山会事件がらみに関しては、検察審査会自体が存在しなかったなどという類いの陰謀論的な論考やそれに基づく書籍なども出たことは確かだが、そういったトンデモ本があったからといって、問題に対する指摘のすべてがトンデモであろうはずがない。
これは、コロナワクチンに関する妄想的な陰謀論が多々あるからといって、コロナワクチンの副反応や後遺症の研究まで十把一絡げにして目をそむけてよいことにはならないというようなものだ。
ちなみに、この一件以後、検察審査会では、「証拠も明白であり、明らかに裁判になれば有罪になるであろうにもかかわらず、検察が不起訴にしてしまったきわめて重要な政治案件」については、不思議と、明白な犯罪の証拠があるにも関わらず、不起訴不当止まりで、起訴議決が出ないことが通例になってしまった。
ドリル優子事件、甘利事件、森友事件、桜を見る会などがそうだ。
東電問題や黒川賭博事件では起訴議決が出たではないか、と言われるかもしれないが、それは違う。東電事件も黒川賭博事件も、そもそも政府与党の重鎮は被疑者にされていないし、東電裁判は、証拠が明白であって明らかに有罪が出るという案件ではなく、むしろ、会社上層部の業務上過失致死を問うことが難しい現行の日本の過去判例に照らしてみれば、強制起訴裁判になったところで、無罪になる可能性が高かったからだし、黒川賭博事件に関しても、裁判という公開の場で、この賭博事件の全貌(裁判になれば明るみになった可能性がある、大手メディアと検察高官の癒着の実態)が解明されることにはならなかった。一度の起訴議決を受けると、検察は略式起訴というもっとも軽い形で罰金だけで、事件に封をしてしまったからだ。(黒川事件については、もとより、本書執筆者たちはそういう視点を欠いているが)
この検察審査会の「揺らぎ」の裏には何があるのか。
私も関わっている市民団体「健全な法治国家のために声をあげる市民の会」では、この田代虚偽報告書事件、詩織さん事件(本書では女性ジャーナリストAさん事件と仮名にしているが、すでに伊藤詩織さんは実名で闘っておられるので、ここでは名前を出させていただく)、森友事件などで、検察審査会に対して情報開示請求を行っている。
検察審査員がどのように選ばれているのか、また、その選定の立ち会いに弁護士は同席できず、裁判官と検察官だけが立ち会えるという妙なシステムには本書も微妙に疑問を呈しているが、その裁判官と検察官の立ち会いすら、詩織さん事件以後、その立ち会い官僚の名前は黒塗りで秘匿されるようになっている。
さらに言えば、なぜ、単に事件を裁判所に回すというだけの審査会とは違って、死刑を宣告することすらあるという点ではるかに重い決断を下すこともある裁判員裁判では、裁判員が重大事件のあと記者会見を行い、メディアの質問を受けることが普通であるのに、検察審査会では、記者会見どころか、検察審査会事務局や補助弁護士がどのようなアドバイスを行ったのかすら、一切の公開がされないのか。
なぜ、くじ引きで選んでいるはずの検察審査員が「高齢者」「男性」「保守派」に偏る傾向があるのか。
そもそも、検察審査員は、数千万円をかけて納入されたくじ引きソフトで選ばれるとされているが、そのくじ引きソフトそのものが、専門家の目から見て首をかしげるような異様な仕様のソフトであることなど、ツッコミどころはいくらでもあるのである。
これについては、検察審査員の候補者となった人物から、私のもとに、検察審査会事務局の人物が「ややこしそうな人は審査員から外す」と発言したという証言も得ている。
本書の筆者らは、真摯に調査をする気があるのであれば、そのあたりの情報には十分アクセスできたはずだ。
公式発表のデータだけ並べて統計を取ってみました。検察審査会は不透明だが、なんとなくそれなりに機能しているようです。裁判記録だけは一通り目を通しましたが、東電事件に関してはちょっとムカつきました。
大学院生の論文ではないのだ。学者の結論が、そんなものでは、困る。
どうでもいい案件ではまあそれなりに機能するが、検察組織や政府与党に関わる案件では極端に不透明で妙な結果が出る、みたいな検察審査会なら、単に、検察の忖度を強化するものにしかならない。米国の大陪審にもそれなりの問題があるからどっちもどっち、みたいな話ではなく、検察審査会法のどこにどういう不備があり、どう透明性を作っていけるか、どうしたら民主的に機能しうるかという視点が必要だろう。
そういった意味で、本書は、検察審査会についての入門書的価値はあるが、深い掘り下げには遠い、表層的な内容というしかない。そして、入門書的役割を果たすというには、原文の英文が頭に浮かんでしまうほど、ひどい直訳調の(ところどころ、日本語として意味不明な箇所すらある)文章は、大きなマイナスであろう。
とはいえ、それまでなかった検察審査会に光を当てた書籍が生まれたことには意義はある。著者らの一層の奮起と研究の継続を願う。
http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/605.html
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