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2022年5月24日09時15分 〜
記事 [政治・選挙・NHK286] 「老後に備えて2000万円貯金せよ」が「貯蓄から投資へ」の変わりよう(まるこ姫の独り言)
「老後に備えて2000万円貯金せよ」が「貯蓄から投資へ」の変わりよう
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/05/post-3962bf.html
2022.05.23 まるこ姫の独り言

なにこの変わり身の早さは。

確か、数年前麻生財務相時代に、「老後に備えて2000万円貯金せよ」と言っていたのに、岸田総理はタンス貯金や貯蓄を投資に回せという。

貯蓄もままならないのに、なけなしの貯蓄を投資しろと。

政府は一体どうしたいのか。

それでなくても貯蓄のある世帯は年々減ってきているのに、「投資」は暴論すぎないか?

山口県で誤送金問題があり、本当か嘘か知らないがネットカジノに全額使ったという容疑者も悪いとは知りつつ魔がさして一攫千金を狙ったかもしれない。

これも一種の投資と考えていいかもしれない程、今、国内は急速に貧乏になりつつある。
金に余裕の無い人間ほど、下手に投資するとますます泥沼にはまるという悪循環は容易に想像がつくが、政府はその投資を推奨するのか。

しかもテレビに出てくる経済学者や日銀は目標としてきた2,1%の物価上昇が達成され、良いインフレだというし、円安誘導をして来た。

政府や日銀の願望が通じたのか(皮肉)めでたく円安になったが、賃金が上がるどころか可処分所得は下がり続けている今、この円安で恐ろしい程物価が上がり続けている。


そりゃあ、欧米のように経済が好循環で賃金が上がっていたら、物価高でもそれ相応に対応できるだろうが、日本の場合、30年以上も賃金が上がらず(という事はアベノミクスは大失敗だったという事になる)円安に振れればどうなるか、経済学者じゃなくても分る。


本当に生活が苦しい。

電気代も目に見えて上がっっているし、スーパーに行くのが怖くなるほど、行くたびに価格が変わっているような気がする。

その為に閉塞感が半端ないし、金を使わなくなればますます経済が悪くなるのではないか。

これは私だけの感想ではなく多くの人も感じていると思う。

ドンドン貧乏になっていく日本人の懐を当てにするしかない日本政府は、いったい何をしてきたのか。

射幸心を煽るとしか思えない、貯蓄より投資を

バイデン来日で、「日米首脳会談で防衛費増額表明」と報道されているが、その財源はどこから出てくるのか。

軍事大国になればなるほど、国民は貧乏になる。

ロシアや北朝鮮と同じ道をたどるのか日本は。

あちらは、資源があるからまだしも、日本は資源がないのに軍事ばかり拡大してどこへ行こうとしているのだろう。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/558.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 慟哭の人生を出版<本澤二郎の「日本の風景」(4453)<「在日歌人・朴貞花さんの告発・糾弾する日本近現代史」が話題に!>
慟哭の人生を出版<本澤二郎の「日本の風景」(4453)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32855756.html
2022年05月23日 jlj0011のblog

<「在日歌人・朴貞花さんの告発・糾弾する日本近現代史」が話題に!>

 自己をさらけ出して発狂するような文章を書いている凡人ジャーナリストの手元に、名古屋市の安川寿之輔さん(名古屋大学名誉教授)から、差別する日本人には、心臓をえぐられるような厳しい内容の冊子が届いた。恥ずかしいことに主役の朴貞花さんを知らない。在日歌人という名称も。万葉集は学校で少し教えられた記憶があるが、短歌に興味を覚えたこともない。しかし、彼が紹介する彼女の「生い立ちの記」を読むと、改めて日本の恐ろしいほどの差別社会が、結果的に生み出した、形容する言葉もない偉大な朝鮮人女性に圧倒される。晴耕雨読の貧者も、モグラになるしかない。

 「強制連行のアボジ(父)の子なり、棄民なり、差別・蔑視・無視・放置の60余年」と自身の人生を詠った短歌で歌人を紹介する安川さんは、日本を代表する国際社会に足場を有する平和学者。彼が朴貞花さんの代表的な歌を「強制連行・棄民・差別・蔑視・無視・放置」と詠う慟哭の叫びに、善良な日本人のほとんどが釘付け、ひれ伏すしかない。そして改めて、日本の近現代史を教えない日本政府と、それを知らない日本人の罪に天を仰ぐばかりだ。

 「在日の人生を短歌に詠うことによって、自己を取り戻し自己解放した朴貞花」とも評した安川教授ならではの解説にも脱帽である。いま彼女の前に立つことが出来る日本人がいるだろうか、とさえ思える。

 偶然、昨日は名古屋生まれの法律家から、抜きがたい日本の女性差別について教えをいただき、猛省する時機と重なった。朴貞花さんこそが、重層的な日本差別社会研究の第一人者に違いない。

<戦前の天皇制国家主義を知らない、学ばない日本人へ執念の警鐘歌集>

 近く出版される「在日歌人・朴貞花が告発・糾弾する日本近現代史」は、日本人に対して近現代史を学べ、との正当なメッセージである。日本人の差別と蔑視の卑しい文化の根源は、天皇制国家主義にある。国家神道と教育勅語で、日本人の五体を締め上げて、赤紙一枚でヒロヒトの侵略と植民地戦争へ若者の命を奪い、朝鮮半島と大陸の無数の人々の命を奪った。

 若者は列島に無数に張り巡らされた神社から、まるで犬猫のように戦場に狩り出されて、その蛮行の挙句、命を失った。その元凶・本源である「靖国神社」についても、この本は取り上げている。戦後復権した神社本庁が日本会議なる奇妙な組織を立ち上げて、いま新たな戦争へと蠢動している様子がくっきりと見える。

 怖い敵国づくりの日本・国家主義が、ヒトラーからワシントンの鋭いくちばしと爪に乗り換えている。それに連携する動きが、本日と明日の日米などの首脳会談である。80路を越えたという朴貞花さんの仲間と共に、平和を愛する日本人の反戦の戦いが、さらなる広がりが不可欠だろう。

 歴史を繰り返してはならない。過去に盲目だと未来も真っ暗闇となる。東アジアの人々が、お互い信頼と友情で結ばれる、そのための日本の差別社会を告発・糾弾する日本人でありたい。戦争ほど悲惨なことはないのだから。

<アジア諸国民を差別する日本人と米国に差別される日本人に警鐘乱打>

  この国は、日本を「神の国」と宣伝する森喜朗・日本会議の政権から小泉純一郎政権、そして10年前からの安倍晋三政権から、完全に平和憲法の隣国との平和共存理念を放棄して、ワシントンの戦争屋と結びついてしまった。

 改憲軍拡の嵐は、日本人のナショナリズム化を狙って、その成果は徐々に実っていることが、各紙の世論調査で判明している。

 その一つが、ウクライナのゼレンスキー政権への一方的な肩入れとなった。戦争に善悪はない。すべて悪である。ワシントンの仇敵・ロシア封じ込めの第二弾が、中国と北朝鮮封じ込めだ。そのためのバイデン来日である。死の商人は、日本をその中心に立たせようとしている。日本のゼレンスキー化である。小学生でも理解できるだろう。複雑な方程式ではない。

 歴史の繰り返しの準備は、日々作られた報道が裏付けている。賢く思考する日本人になろう。朴貞花さんに学ぼう。危険な道は、既に始まっている。アジア諸国民を差別する日本が、その実、アメリカに差別される対象として、その牙を研いでいる。ワシントンの意向を受けて第一線に立とうとしている自公体制である!

 朴貞花さんの戦いに続け。である。

2022年5月23日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/559.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 阿武町が「4299万円確保」発表 4630万円誤給付問題(毎日新聞)

※動画をスクリーンショット

阿武町が「4299万円確保」発表 4630万円誤給付問題
https://mainichi.jp/articles/20220524/k00/00m/040/096000c
毎日新聞 2022/5/24 11:19(最終更新 5/24 12:07)


誤給付した金の回収状況について記者会見する阿武町の花田憲彦町長(左)=山口県阿武町役場で2022年5月24日午前11時3分、福原英信撮影

 山口県阿武町の誤給付を巡り同町の無職、田口翔容疑者(24)が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された事件で、花田憲彦町長は24日、記者会見し、誤給付した4630万円のうち約4299万円を「法的に確保することができた」と明らかにした。誤給付分の約9割に当たる。

 田口容疑者は3社に振り込んだ金を「ネット(オンライン)カジノで全て使った」などと説明していた。 代理人弁護士などによると、オンライン決済代行業者1社に4月10〜18日、27回にわたり計約3592万円を振り込んでいた。別の業者2社にもそれぞれ300万円と400万円を振り込んでおり、うち400万円分が逮捕容疑となった。そのほか、買い物時などに口座から代金を引き落とすデビット決済で計約340万円が出金されており、口座の残高は約6万9000円だった。

 町は新型コロナウイルス対策の臨時特別給付金として誤給付した分の返還を求めて提訴し、田口容疑者側は請求を無条件に認める「認諾」の手続きを取っている。【近藤聡司、福原英信】


9割にあたる「4299万3434円」を確保と公表 4630万円誤振込 山口・阿武町

2022/05/24  TBS NEWS DIG Powered by JNN

山口県阿武町から誤って振り込まれた4630万円の一部から不法に利益を得たとして、24歳の男が逮捕された事件で、町は9割にあたるおよそ4300万円を確保したことを公表しました。

阿武町 花田憲彦町長
「本日現在、合計で4299万3434円を法的に確保することができた」

事件は、田口翔容疑者が新型コロナウイルスの給付金について、町から入金された4630万円を誤った振り込みと知りながら決済代行業者の口座に400万円を振り込み、不法に利益を得た疑いで逮捕されたものです。

田口容疑者は「金はネットカジノに使った」と供述していて、3つの決済代行業者にほぼ全額を出金していました。

午前11時から始まった会見で花田町長は、およそ4300万円を回収したことを明らかにしました。会見は現在も続いていて回収に至った経緯などについて説明されるものとみられます。

▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/560.html

記事 [政治・選挙・NHK286] “ないもの”は倍増できない! 岸田さん、庶民がそこそこ貯金できる生活にして下さいよ ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)

“ないもの”は倍増できない! 岸田さん、庶民がそこそこ貯金できる生活にして下さいよ ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/305033
2022/05/12 日刊ゲンダイ


「所得倍増計画」を総裁選の公約に掲げた岸田総理(C)共同通信社

 日本語というのは難しい。頭に少し文字を足しただけで、全く意味が違ってしまう。

 岸田総理が総裁選で公約に掲げた、「所得倍増計画」。当初この頭には「令和の」という文字がついていた。つまりあの昭和の「所得倍増計画」の令和版。

 しかし総理になった途端この言葉をひっこめ、「倍増とは必ずしも『2倍』という意味ではない」などと言い出す始末。つまり「所得倍増計画」は実は「所得倍増(できたらいいなあ)計画」であって、(できたらいいなあ)の部分は悪徳金融業者のチラシのようにすっごい小さい字で書いてあったというわけだ。

 すると今回は外遊中の講演で、「資産所得倍増計画」をぶち上げた。あれ、また頭になんか文字がついてるぞ。「資産」てなんだ。ここが日本語の難しいところだ。これは「資産」も「所得」も「倍増」するということなのか。それとも「資産所得」を倍増するということなのか。

 実態を聞いてさらに驚いた。「皆さん、今日本には2000兆円の貯金が眠っています。それを投資に回して2倍に増やしましょう」って話だった。おいおい。所得倍増でもなんでもないだろう。我々が爪に火をともすようにして貯めた将来に備えるためのお金を、「その金私に預けませんか。倍に増やしてあげますよ」と猫なで声で近づいてきているのだ。チラシどころか悪徳金融業者そのものではないか。

 そもそも「資産」ってなんだ。そんなものみんなないんだよ。だから「資産所得」もないんだよ。ないものは倍増できない。いや貯金すらできないんだよ。だからまずは給料を上げてくれよ。税金を下げてくれよ。

 演説の最後に岸田さんは「安心して日本に投資してほしい。インベスト イン キシダ(岸田に投資を)」と締めた。これって「海外の投資家さん日本にはまだ2000兆円も眠ってますよ。どうぞ儲けて下さい」と言っているようにも聞こえる。おいおい。それじゃカジノじゃないか。大阪に誘致って話じゃない。日本全体がカジノになるよ。

 お願いしますよ。一回そこそこ貯金できるぐらいの生活にして下さいよ。

 閑話休題。

 前回の記事の中で「靖国神社」を「テーマパーク」と表現したことにご批判を受けた。確かに全体の趣旨から見て必要欠くべからざるものではなく、言い過ぎた比喩であった。なにより遺族の方、靖国を心の支柱にしておられる方への配慮を欠いた表現であり、心よりおわび申し上げる。私の本意は「戦争で失われた全ての命に対して哀悼の意を表する」ことであり、「二度とあのような悲劇を起こさない」ことが、なによりの慰霊であると考えている。世界中から争いをなくしたい。その思いは万人が共有する物だと思っている。そのためにこれ以降も発言し行動していくことに変わりはない。


ラサール石井 タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK286] はしゃぐ日本国の文雄君<本澤二郎の「日本の風景」(4454)<米大統領が交代するたびに日本防衛を確認する日米安保>
はしゃぐ日本国の文雄君<本澤二郎の「日本の風景」(4454)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32867246.html
2022年05月24日 jlj0011のblog

<米大統領が交代するたびに日本防衛を確認する日米安保>

昨日(2022年5月23日)の東京の政治的な会合を散見するたびに、ピカピカのランドセルを背負って「おててつないで」小学校の門をくぐったころを思い出した。間もなく教室のガキ大将が徒党を組んで、教室全体を支配しようとする。小心者で凡人のジャーナリストは、それに与しなかった。すると学校帰りに呼び出されて、喧嘩を売られた。不思議にもそれに立ち向かって、ガキ大将の頭をぽかぽか叩いて、泣かせてしまった。それ以来、いじめはなくなった。

 さてと我が岸田文雄君は、戦後の朝鮮戦争・ベトナム戦争・イラク戦争などで敗北、劣勢だったワシントンの主とじっくり会談したりして、大いにはしゃぎ回って、世の中を冷静に判断できる善人をイラつかせてくれた。威勢の良い市民は、いち早く都内で「クワッド反対」「戦争反対」の大規模なデモで、岸田・バイデン会談に冷水を浴びせていた。

 テレビがなくても、インターネットを開くと、以上の様子が手に取るようにわかる。バイデンは仲間を利用、後ろで操れば、ロシアの独裁者をやっつけることが出来ると、目下のウクライナ戦争で自信を抱いて、興奮しながら都心の米軍・横田基地にマッカサー気取りで降りたった。案の定、尻尾を激しく振る東京のポチの頭をなで、恒例行事となった「よしよし、何かあれば我々が守るよ」「日米安保は機能している。安心しなさい」と言い聞かせると、言われるとおり「武器弾薬を買います、そのための予算を倍に増やします」と日本属国論を繰り返し、ワシントンの主にひれ伏して見せた。

 日本の大政翼賛会的議会と高い内閣支持率のもとだと、平和憲法の国際協調と平和主義をドブに捨てて平然と振舞える文雄君?見方によると、かのバイデンが操るウクライナのゼレンスキーに私もなれる、と売り込んでいるようで、独立国の自立外交を求める識者をイラつかせてもいた。

<日本を侵略する国は存在しない=改憲軍拡の環境づくり>

 最近、さる宗教団体の教えの中に「中国がじわじわと日本に迫っている。蒙古襲来の第二弾が」と叫んでいることを知った。

 歴史を知らない言動なのだが、信者は史実を知らない。蒙古は中国を侵略した帝国である。漢民族の中国はモンゴル帝国によって、人口の半分以上が殺害されている。モンゴルの最大の被害国であって、中国の帝国と異なる。漢民族の中国は日本侵略などしていない。

 史実の捏造をカルト教団が強行している様子は、日本にいる中国人を敵視する動きも表面化しかねない。恐ろしいことである。あらぬ史実をまき散らすと、其れこそ争いを作り出しかねない。猛省すべきだろう。直ちに撤回しなければならない。日本国内に中国人は90万人前後いることも忘れてはならない。

 はっきり言わねばならない。日本を侵略する国は存在しない。日本が存在することで、生き残れなくなるという国が存在しない限り、戦争は起きない。断言できる。プーチンの戦争は、NATOという軍事同盟国が、隣国のウクライナに迫っていたことが、ロシアの独裁者に戦争を決断させたものである。キューバ危機のアメリカも、核戦争直前まで進行して、当時の人類に「この世の終わりか」と思わせた。

 匕首を喉に突き付けられると、武器弾薬を所持する人間はじっとしていない。NATOの暴走が、戦争原因であって、ロシアの方だけ非難するのは間違いである。ともあれナショナリストは、危機を作り出して、若者の命など軽視して武力行使をする。死の商人は、そうして莫大な金を手にする。

 日本にも死の商人がいる。対立を作り上げて、危機を生み出して9条憲法破壊と軍拡予算がお目当てなのだ。人間は生き物の中で最低の動物なのだ。

<米国が血を流して他国を守ることはしない=武器弾薬の売り込み専念>

 ワシントンの主が代わると、その都度東京の下僕は「本当に守ってくれるんでしょうね」と念押しすることが、日米同盟の年中行事となっている、実に怪しげな同盟である。

 日本が戦前のような覇権侵略国になれば、戦争は起きるだろうが、隣国に脅威を与えない9条憲法下の日本を、侵略する国は存在しない。たとえ戦争を仮定したとしても、アメリカは第二次世界大戦の敵対国である日本を防衛することはあり得ない。他国のために自国民の血を流すことはしない。分かりきっている事柄である。

 従って日米安保・地位協定を廃止することが、日本の独立を意味する。平和憲法の立場である。アメリカの狙いは、日本のポケット(カネ)にしか興味はない。国際常識である。今回武器弾薬を倍額購入すると言われて、バイデンの表情は緩む、日本に来てよかった、と安堵しながら、本日のクワッドというインド、豪州の4か国首脳会談で、IPEF結成に次ぐ中国包囲網を構築して、北京を刺激することになる。いわば大掛かりな中国敵視政策なのだ。

 14億人の中国排除ができるか?まず無理であろう。中国は世界最大の消費市場である。資本主義経済が手をださない?ありえない。それよりも政治的な敵視政策・仲間外れ政策に大義はない。不条理そのものである。北京も変わるだろう。

<米国民は極東の島国をよく知らない>

 最近うれしいことを見つけた。14億人の中国に一度も行ったことがない素敵なお年寄りに気付いた。何としても機会を見て案内したい。筆者は北朝鮮に一度だけ入った。そのことだけでも、なんとなく様子がわかるものだが、一度も行ったことがないとなると、例えば亡くなったナショナリスト・石原慎太郎の「南京大虐殺はなかった」と恐ろしい嘘を平然と叫ぶ。

 現地に足を踏み入れた者であれば、誰一人石原の嘘に気付く。

 アメリカ人は日本に来ている人は少なくないが、それでも研究者はともかくとして、庶民のそれは少ない。日本を知らないアメリカ人が多いことも事実だ。従って日本を知らない観光地巡りのアメリカ人が多数派。中国に感心と興味を抱くアメリカ人はいても、日本にのめり込んでいるジャパンハンドラーズという死の商人は別として、そう多くはない。日本でもアメリカ通はごく少数である。

 極東の島国は遠い存在なのだ。海兵隊の一部は、沖縄を知っていても、日本の国内事情を知るものはほとんどいない。

<日本の国連安保常任理事国入り支持=幻想か夢物語>

 国連安保理の改革は必要不可欠だが、それは拒否権を有する常任理事国制度をなくすことに尽きる。従って第二次世界大戦の勝利国が支配する国連が、肝心なところで機能不全に陥っている。

 常任理事国制度をやめようとしないため、改革は進まない。したがって日本の常任理事国入りもない。それでいて「国連改革の時点で、アメリカは日本の常任理事国入りに賛成する」とバイデンに言われて、有頂天になる文雄君が哀れに見える。架空・幻想にも、嘘つき政治屋は有頂天になるものか。それを報道する日本の言論界の自由度は、世界で71番目の低さだ。

<不条理なクワッド=中国封じ込めにゼレンスキー役を自公政府が?>

 人間は動物に劣る。殺し合いを金儲けの手段にしている。武器弾薬で経済を転がす覇権国ありの世界だ。ウクライナの戦争で、米国の武器を大宣伝する日本の言論界にもうんざりする。

 ワシントンが操るIPEFで中国を経済的に締め上げ、クワッドで政治的にも中国を封じ込める、となると、これは北京の経済と政治に打撃を与える。争いの種をばらまくワシントン戦略で、いいことではない。世界経済を衰退させ、危機を招来させ、アメリカの武器弾薬の価値を引き上げる、実に巧妙な策略であろう。そこに掉さすわが文雄君が、安倍に劣らないナショナリストとして要警戒!

2022年5月24日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/562.html

   

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