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2022年5月03日08時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK286] 安倍晋三の“息の根”を止めろ。元秘書が立憲から出馬、最強の刺客で戦々恐々の元首相  尾中香尚里(まぐまぐニュース) 
安倍晋三の“息の根”を止めろ。元秘書が立憲から出馬、最強の刺客で戦々恐々の元首相
https://www.mag2.com/p/news/537650
2022.05.03 尾中香尚里 まぐまぐニュース

7月の参院選で、安倍元首相のお膝元・山口選挙区では安倍氏の元秘書・秋山賢治氏が立憲民主党から出馬する。14年にわたって安倍事務所で私設秘書を務めた人物が反旗を翻した形だ。秋山氏から何らかの“暴露”があるのではとの声も上がる中、大切なのはそこではないと語るのは、元毎日新聞で政治部副部長などを務めたジャーナリストの尾中 香尚里さん。尾中さんは今回、秋山氏が立憲民主党から出馬した意味を解説するとともに、国民の政治不信を招いた「安倍政治」に対して強く批判しています。

プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

安倍氏秘書が立憲民主党から出馬の衝撃

安倍晋三元首相の「口だけ番長」ぶりは相変わらずだ。例えば、ウクライナへの侵攻を指揮するロシアのプーチン大統領について「力の信奉者。戦国時代の武将みたいなもの」と評した(4月21日)。

何が言いたいのか全く分からない。「プーチン氏との個人的関係」というメッキがはがれ、この非常事態に自身が何の外交力も発揮できない現実から目をそらそうとしているわけだ。

一方、急激な円安が国民生活を直撃すると「右往左往する必要は全くない」「日本のように輸出の工業力があり、外国からの観光客が再び戻ってくれば、円安は日本にとって間違いなくプラスの環境になる」などと強弁した(25日)。アベノミクスのメッキがはがれた現実を、何としても認めたくないのだろう。

外交でも経済政策でもその失敗が次々と可視化されつつある安倍氏だが、そのお膝元の山口県でも興味深い動きがあった。

夏の参院選の山口選挙区(改選数1)で、安倍氏の私設秘書を務めていた新人の秋山賢治氏(52)が、野党第1党の立憲民主党から立候補すると、13日に発表したのだ。

山口と言えば、あの「桜を見る会」前夜祭問題の主要な舞台である。安倍氏に批判的な勢力からは早速「どんな爆弾発言が飛び出すか」といった期待の声が聞こえる。

しかし筆者は、秋山氏自身による何らかの「暴露」の有無には、あまり興味はない。「桜を見る会」問題については、現在表に出ている情報だけで、安倍氏を政界から去らせるには、すでに十分過ぎるからだ。だいたい「国会で118回の虚偽答弁」だけでも、安倍氏はすでに首相はおろか、政治家を続ける資格がない。

だが、筆者は秋山氏の出馬表明について、そういうこととは違う期待をしている。秋山氏のような、古い保守政治のど真ん中を生きてきた人が、その限界に気づき、自民党と異なる「目指すべき社会像」の模索を始めることへの期待である。

秋山氏は安倍氏の選挙区・衆院山口4区に含まれる下関市の出身。1993年から2007年まで、14年にわたって安倍氏の私設秘書を務めた。

1993年と言えば、安倍氏が初当選した年であり、2007年と言えば、第1次安倍政権が突然終わった年である。秋山氏は安倍氏の新人議員時代から首相に上り詰めるまでを見届けたわけだ。

安倍事務所退職後は、2度の地方選に無所属で立候補し落選した。注目されるのは、その後一度政界を離れ、老人保健施設で支援相談員を務めていたことだ。

秋山氏によれば、安倍氏は秋山氏が務めていた老健施設を訪ねたこともあるそうで、少なくとも出馬の動機は、この世界によくある「仲間割れ」「遺恨」などではないようだ。

おそらく秋山氏は、市井の人々の生命と暮らしの現場に身を置いた時、政治の世界から見てきた景色とはまるで違うものが見えたのだろう。

山口市のホテルで開いた記者会見で、秋山氏は「アベノミクスを提唱した安倍首相の地元でありながら、その恩恵が県内隅々まで行きわたるどころか、一般庶民の暮らしは厳しくなるばかり。『一強政治は強い者を強くする政治に過ぎない』ことに気づかされた」と出馬の動機を語った。

立憲民主党からの出馬を選んだ理由については「一強政治に対峙するもう一つの政治勢力が必要であり、(出馬するなら)野党第1党の立憲民主党しかない」と述べた。

言うまでもなく、山口は全国有数の保守王国だ。自民党は衆参両院で長年議席を独占しており、民主党政権の下野後3回の参院選ではすべて、自民党が得票率6割を超える圧勝だった。

おまけに今回の参院選は、野党が四分五裂している。秋山氏のほかにも国民民主党が候補擁立を決め、共産党も独自候補擁立を模索している。

全選挙区で野党候補が一本化した前回とは一転して、現時点では絵に描いたような「一強多弱」。簡単な戦いではないだろう。

それでも秋山氏は、あえて野党からの出馬を決めた。

「強い者を強くする政治」とは違う政治、つまり「弱い者を底上げし、支え合う政治」を求めた、ということだ。

だから、秋山氏はかつて所属した自民党と政策的に親和性が高いだろう保守系の「第三極」政党などではなく、立憲民主党という「野党第1党」からの出馬を決めた。

そこには「自民党と対峙する勢力を構築する」「選挙で有権者に『目指すべき社会像』を選択してもらう」という、明確な目的意識がある。政治を「分かっている」人の選択だと考える。

私たちは選挙のたびに「政治への無関心層に働きかけて投票率を上げよう」と叫んできた。「投票に行かなければ政治は変わらない」と訴えてきた。確かに、一人でも多くの人に政治への関心を持ってもらうことは、民主主義を守るためには死活的に大切だ。

しかし、国民の政治不信がこれほど根深いものになってしまった今、一から無関心層を掘り起こすのは容易ではない。そんな状況で政治を変えるためには、これまで政治の「内側」にいた人々や、常に当たり前のように「いつもの自民党」に投票してきた人々の意識が変わることが、より重要なのではないか、と考え始めている。

自民党の政策はおおむね正しい。アベノミクスは成功しているし、外交もうまくやれている――。長年とらわれてきたそんな「常識」は、コロナ禍対応の不手際やウクライナ危機の影響などを受けて揺らぎ始めている。

アベノミクスで経済指標がどんなに好景気を示しても、足元の地域で実感できない。「外交が得意な首相」の名を欲しいままにしていたのに、首脳間の個人的信頼関係を誇示していた国の蛮行に、全くなすすべもない。

「常識」を揺るがせた張本人の地元で、外野ではなく内側からそのことを指摘する存在が現れた。驚くとともに歓迎している。野党サイドが敗北した昨秋の衆院選の後、ともすれば忘れかけていた「この道しかないのか、別の道を歩むべきか」という選択肢の提示の大切さを、改めて思い起こされたからだ。

山口だけではない。日本各地で長年にわたり、誠実に自民党で政治にかかわって来た、どんなに低投票率の選挙でも必ず投票所に足を運んでいた人々の中から「このままでいいのか」という声が出始めた時、ようやく政治に地殻変動が起きるのかもしれない。

秋山氏が将来、その先陣を切った存在として記憶されることになるのか、それとも「2022参院選の注目選挙区の一つ」として記憶されるにとどまるのか。与野党各党の戦いぶりを含め注視したい。

なお、この記事の中で「桜を見る会」問題について「秋山氏の暴露には興味はない」と述べたが、「桜を見る会」問題そのものへの関心を失ってよいという話でないことは、念のため付言しておきたい。

この問題をめぐって最近、略式起訴された安倍氏の元秘書の供述調書の内容が報じられた。元秘書らが前夜祭の費用の補填について、違法性を認識していたことが明らかになった。

「安倍政治」の清算は、まだ決して終わってはいないのだ。

image by: 安倍晋三 − Home | Facebook

尾中香尚里
プロフィール:尾中 香尚里(おなか・かおり)
ジャーナリスト。1965年、福岡県生まれ。1988年毎日新聞に入社し、政治部で主に野党や国会を中心に取材。政治部副部長、川崎支局長、オピニオングループ編集委員などを経て、2019年9月に退社。新著「安倍晋三と菅直人 非常事態のリーダーシップ」(集英社新書)、共著に「枝野幸男の真価」(毎日新聞出版)。

http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 永井隆博士の予言(植草一秀の『知られざる真実』)
永井隆博士の予言
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-91316b.html
永井隆博士の予言 植草一秀の『知られざる真実』

長崎医科大学で被爆して重傷を負いながら、医師として被災者の救護に奔走し、「原子病」に苦しみつつ「長崎の鐘」などの著書を通じて、原子爆弾の恐ろしさを広く伝えた永井隆博士。

永井氏は原爆投下で妻を失い、自らも原子病に苦しみ、1951年5月に亡くなった。

誠一(まこと)と茅乃(かやの)という二人の子供に託した未来への指針。

それが「いとし子よ」。

永井隆氏は現代の壊憲論議を予言した。

「いとし子よ。

そなたたちの寄りすがりたい母を奪い去ったものはなんであるか。

原子爆弾。いいえ、それは原子の塊である。

そなたたちの母を、あの優しかった母を殺したのは、戦争である。

戦争が長引くうちには、はじめ戦争をやりだしたときの名分なんかどこかに消えてしまい、戦争がすんだころには、勝った方も、負けた方も、何の目的でこんな大騒ぎをしたのか、わからぬことさえある。

そして生き残った人々はむごたらしい戦場の跡を眺め、口を揃えて

「戦争はもうこりごりだ。これきり戦争を永久にやめることにしよう」

・・そう叫んでおきながら、何年かたつうちに、いつしか心が変わり、何となくもやもやと戦争がしたくなってくるのである。

私たち日本国民は憲法において戦争をしないことに決めた。

どんなに難しくても、これは良い憲法だから、実行せねばならぬ。

自分が実行するだけでなく、これを破ろうとする力を防がねばならぬ。

これこそ戦争の惨禍に目覚めた本当の日本人の声なのだよ。

しかし理屈はなんとでも付き、世論はどちらへもなびくものである。

日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から、「憲法を改めて戦争放棄の条項を削れ」と叫ぶ声が出ないとも限らない。

そしてその叫びにいかにももっともらしい理屈をつけて、世論を日本の再武装に引き付けるかもしれない。

もしも日本が再武装するような時代になったら、その時こそ、誠一よ、かやのよ。

たとえ最後の二人となっても、どんなののしりや暴力を受けても、きっぱりと戦争絶対反対を叫び続け、叫び通しておくれ。

敵が攻めだした時、武器が無かったら、みすみす皆殺しされてしまうではないか、と言う人が多いだろう。

しかし、武器を持っているほうが果たして生き残るだろうか。

オオカミは鋭い牙を持っている。

それだから人間に滅ぼされてしまった。

ところが鳩は何一つ武器を持っていない。

そして今に至るまで人間に愛されて、たくさん残って空を飛んでいる。

愛で身を固め、愛で国を固め、愛で人類が手を握ってこそ、平和で美しい世界が生まれてくるのだよ。

いとし子よ。

敵も愛しなさい。愛し愛し愛しぬいて、こちらを憎むすきがないほど愛しなさい。

愛すれば愛される。愛されたら、滅ぼされない。

愛の世界に敵はない。敵がなければ戦争も起らないのだよ。」

「戦争に勝ちも負けもない。あるのは滅びだけである」

これも永井隆氏の遺した言葉。

ウクライナが核武装していなかったから侵攻されたと主張する者がいる。

これは違う。

ロシアとの戦乱が生じた理由は、ウクライナがミンスク合意を踏みにじったからだ。

ウクライナの政権を転覆した黒幕は米国。

米国が極右勢力と結託して暴力革命によってウクライナ政府を転覆した。

一種の軍事侵攻である。

ウクライナに非合法政府を樹立してこれを直ちに承認したのが米国。

この非合法政府を合法政府に仕立て上げた。

ウクライナの親ロシア勢力が反発した。

その東部2州に対してウクライナ非合法政府が武力攻撃を展開した。

その結果、ウクライナで内戦が勃発した。

この内戦を収束するためにミンスク合意が制定された。

ミンスク合意をウクライナ政府が誠実に履行していれば今回の戦乱は発生していない。

ミンスク合意を踏みにじり、ロシアに対して軍事挑発し続けたのはウクライナとその背後で糸を引く米国だった。

今回の戦乱は、米国が米国の欲する戦乱をウクライナを舞台にして創出したもの。

日本はこの戦乱に加担するべきでないが、最重要兵器であるドローンを供与して戦乱拡大に加担している。

日本の「不戦の誓い」が踏みにじられている。

憲法を破壊して戦争を全面的に遂行する国になることを日本国民は許してはならない。

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 ウクライナ戦乱と資源価格インフレ
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http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK286] 「立民福山氏、男に殴られる」暴行をした男が擁護されるようでは(まるこ姫の独り言)
「立民福山氏、男に殴られる」暴行をした男が擁護されるようでは
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/05/post-a0633c.html
2022.05.03 まるこ姫の独り言

最近の風潮は本当におかしい。

立憲の福山が暴行された。
それに対してのヤフコメの反応が分かれた。
共同通信と日刊スポーツではヤフコメの反応が全然違う。

私は共同通信のヤフコメを支持したい。

立民福山氏、男に殴られる 京都市、大きなけがなし
 5/2(月) 16:16配信 共同通信

>2日午前7時40分ごろ、京都市伏見区の近鉄京都線伏見駅近くの路上で、街頭活動中だった立憲民主党の福山哲郎参院議員(京都選挙区)が、近寄ってきた男に胸を殴られた。福山氏は大きなけがはしていない。男は京都府警に逮捕されたという。

日刊スポーツの記事は
>容疑者は酒に酔った状態で「飯、食えへんやんけ。どうしてくれんねん」などと罵声を上げ、福山氏に接近していったという。

逮捕された男は日頃のうっぷん晴らしに福山を攻撃したのだろうがなぜ野党ではなく権力者に立ち向かわないのか。

日刊スポーツコメントのほとんどが

>1人子育て世帯ばかりを優遇対象にしていた結果論だと思う。
>暴力は絶対良くないんだけど選挙の街頭演説はうるさいから地声でやってほしい。
>暴力はいけないけど西村幹事長の発表も問題がある。
>西村幹事長の談話はオーバーというか指針膨大というか蓮舫氏もこんな口調だけど、未成年者の感情的な表現のように聞こえる。

殴られた福山にも問題があったと言わんばかりのコメントで溢れかえっていた。

一方、共同通信へのコメントの「彼やその党の支持者ではないが、暴力も悪いが彼にも原因は…論は非常に危険だと思う」が賛同を得ていたが、まさにその通りで、「暴力は良くないが福山にも問題があった」というのは的外れだと思う。

私は、福山が街頭演説中に暴行を受けるような問題があったとは思えないし、たとえ福山にどんな問題があったとしても、暴力を容認する動機にはならない。

暴行をする方にどんな理由があっても暴力を肯定するような社会は民主主義国家とは言えない。

最近、ロシアのウクライナ侵攻に対して「ロシアは悪いがゼレンスキーにも問題がある」とロシアを正当化する意見が散見するが、「イジメは駄目だがイジメられた方にも問題がある」と同じことで、結局、暴行をした方、イジメた方、侵攻をした方にも一部の理があると思っていると同じことだ。

それが高じたら加害者が大手を振って歩くことになる。

しかし、最近の風潮は国民視点の野党に対して非常に風当たりが強く、日本的に少しでも出過ぎたと思うような行為に対して容赦ない国民感情。

一方で、無責任で勇ましい発言をする橋下(最近は影響力低下だが)や松井や吉村、元総理の安倍晋三等の政治家たちには、コメンティター達が守ってくれるし、メディアもおおむね賛意を示す。

それに乗せられる国民。
世界は極右化傾向にあるが、日本もご多分に漏れず。。。



http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/385.html

   

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