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2022年3月23日00時08分 〜
記事 [政治・選挙・NHK285] 民主党の前田雄吉氏が創価学会から受けた嫌がらせ 惨殺した猫の死体を自宅に投げ入れ、尾行、イタズラ電話、住居侵入、障害を持つ娘への手出し (ジャーナリスト・古川利明)
民主党の前田雄吉・衆院議員が、創価学会から受けた壮絶嫌がらせ

惨殺した猫の死体を自宅に投げ入れる、尾行やイタズラ電話、住居侵入、障害を持つ娘への手出し


古川利明の同時代ウォッチング

民主党の前田雄吉・衆院議員と会ってきました

 と、本題に入る前に、目下、アエラが「自公5年 創価学会に何が起きているか」という名の連載を始めていますが、ぬあんと、第3回まで行ったところで、今週の月曜日(=11月22日)発売の号では、何のお断りの言及もなく、突然、休載されてしまいました(笑)。
 通常、このような連載記事であれば、休載するときは、「都合により今週は休みます」という一文があってしかるべきですが、それもなく、突然の休載ですので、私のようなヘソ曲がりは「また、何かあったのか?」というふうな憶測を抱いてしまいます(96年のときは、社長のルートを使って、信濃町はアエラの連載を潰していますので)。
 まあ、この原稿がアップされるであろう直後の来週の月曜日(=11月29日)発売の号のアエラがどうであるかが見物ですが、もし、2週連続して無断で休載ということになれば、「また、圧力で連載が止まったか」ということになってしまいます。
 そうなってしまうと、「そんなヘッピリ腰だったら、最初から信濃町の連載なんかすんな」と、また、週刊新潮あたりに書かれてしまいますので(笑)。まあ、楽しみに次の月曜日を待ちましょう。

 で、アエラの連載の第3回では、沖縄における創価学会の現状をルポしていました。
 まあ、現場の声も拾いながら、今のイラク戦争とも絡め、それなりに読ませてはいたのですが、やっぱり、肝心なポイントが抜け落ちているので、ここは学会おたくのプライドにかけて、きちんと批評させて頂きます。
 というのは、この7月の参院選で、マルハムは沖縄でもの凄く票を落としているのです。
 大センセイが「創価学会の集票力のバロメータ」として、最も重視しているのが、参院比例区の総得票数です(それに対し、衆院は全体での議席数です)。

 特に参院比例区では、01年から「非拘束名簿方式」が導入され、投票用紙には、政党名でも候補者名でもどちらを書いてもいいようになりました。
 最終的にはこの「政党名+候補者名」の総得票数のうち、いちばん多く獲得した候補者から当選が決まっていくようになっています。
 んで、通常(というか公明党以外)は、圧倒的に「政党名」での得票数が多く、例えばこの夏の参院選だと、民主党の場合は全体の8割を政党名で占めています。

 ところが、マルハムは全く逆で、「コーメイ党」と依頼すると、「コーメイ党って創価学会でしょ。創価学会って池田大作でしょ」というふうに、F票のターゲットとなる一般有権者から拒否反応を示されることもあって、01年もそうですし、今回の04年もそうですが、10数人分の候補者を搭載したうち、01年は「8人」、04年は「6人」を重点候補者とし、その候補者ごとに「責任地区」を全国のブロックに割り、それらを互いに競い合わせる形で集票させるのです(だから、今回のように見込みより全体の得票数が多く取れると、個人名の票がわずか1万7千票の、重点候補者以外の鰐淵洋子が当選してしまうという珍事も発生するのです)。

 で、01年では東京、山梨の他に沖縄が遠山清彦、同じく04年では東京、埼玉、神奈川などともに沖縄が浜四津敏子の「責任地区」として、集中的にF票をかき集める県だったのですが、そこで、01年のときは遠山が沖縄県で9・1万票もはじき出しているのにも関わらず(ちなみに「公明党」と書いた沖縄県での票は約1万票足らず)、ぬあんと、今年の浜四津は、沖縄県で6・3万票にまで落としているのです。
 つまり、3年前の参院選を比べて、じつにマルハムは全体の3分の1も票を落としているのです。これは本当に凄いことなのです。
 だって、3年前の遠山は新人で知名度はなかったのですが、浜四津は新進党時代に旧マルハム系の参院議員を中心に集めた「公明」の代表も務めるなど知名度もバツグンで、まあ、なんて言うのか、学会婦人部との繋がりが強いイメージを持っていて、どちらかというと、まだ、それでもうわべだけの“反戦平和”の錯覚くらいは抱かせる浜四津が、無名の新人の遠山をはるかに下回る票しか、沖縄県では出せなかったのです。

 じつは、この「沖縄での集票力低下」の事実を教えてもらったのは、何を隠そう、7月30日に新宿であった「平野貞夫&宮崎学勉強会」に出席していたコーメイ党本部の専従職員のA氏で、一緒にビールを飲みながら、「いやー、ウチは今回はほんと、沖縄で票を落として、3分の1も減らしてんですよ」とこぼしておられたので、私も「へえーっ」と思ったのです。
 んで、すぐに、開票翌日の新聞を調べて、ウラを取ったら、改めてまったくA氏の言った通りだったので、「これはかなり重要な情報だな」とは思っていたのです。
 ですから、こういうネタは、別にNTTドコモがどうしたこうしたといったような、アソコの謀略活動云々という胡散臭い話でもないのですから(笑)、ヒマな人間しか読まない、こういう超マイナーもいいところのウェブサイトではなく、アエラのような大マスコミがきちんとフォローすべき話なのです。で、こうした「冷徹なデータ(=得票数)」に裏打ちされた、「沖縄の創価学会のいま」をルポしたら、もっと厚みのある記事になっただろうにと、私は思うのです。

 この夏の参院選で、沖縄でマルハムの集票力がこれだけ落ちたというのは、もちろん、わが国でオキナワが唯一、本土決戦となったという歴史的、地理的な要因もあって、それで現地でF票を取りずらくなっているというのは、当然、あると思います。
 しかし、それと同等か、もしくはそれ以上に深刻なのは、そうやってはいずり回って外部のF票を取らされることを余儀なくされている末端の“善男善女”の学会員の人たちにも、こうした「自衛隊のイラク派兵」という大愚挙を前に、深刻な「アイディンティティ・クライシス」を引き起こし始めているのではないか、という気がするのです。
 それが、いみじくも平野貞夫氏が指摘していたように、7月の参院選での高知県選挙区で、じつに公明党支持層、すなわち、学会員の20%が社民党系の候補者に投票していたという出口調査の結果とも、1本の糸でつながってくるのです。

 さて、また、前置きが長くなってしまいましたが、最近、民主党の前田雄吉・衆院議員と面会し、情報交換をする機会がありました。
 前田議員は2000年6月の総選挙で、愛知6区(春日井市、小牧市、犬山市)で、公明党副代表の現職・草川昭三を破って初当選し、現在、2期目のバリバリ若手の民主党国怪議員です。
 じつは、前田議員と直に会って話をするのは、今回が初めてだったのですが、彼は、私が「フォーラム21」の今年の2月15日号に「代表直属の創価学会問題対策のプロジェクトチームを作れ!」と書いたことをきっかけに、菅直人の指示で極秘に同月下旬に結成した民主党の「創価学会問題プロジェクトチーム」が発足していますが、その事務局長を務めているのです。
 前田議員は私と同じ慶応で(彼は法学部で、私は文学部)、私が入学した84年に彼は大学を卒業しているので、キャンパスで重なる時期はなかったのですが、話していて、対「創価学会=池田大作」についてはもちろんですが、権力が引き起こす不正に対して、体ごとぶつかっていくというのか、「筋金入りの闘士」というオーラが漂っていました。
 いやー、正直、民主党にこんなにマトモというか、正義感も強くて、さらには政局カンもある若手議員がいたのかーと、ちょっと感動しました。

 前田議員は、慶応を卒業した後、松下政経塾に入っており、自民、民主を問わず、最近の若手国怪議員では多くなってきている、いわゆる「松下政経塾系」です。
 松下政経塾というと、どうしても、「日本版ネオコン」というイメージが強く、人情の機微にも疎い「政策ロボット」というような、私自身はいい印象を抱いてはいなかったのです。が、やはり人間は出自とかだけでなく、そのトータルな人格や人間性を見ないとなんだなあ、ということを実際に会ってみて、改めて思いました。
 私が前田議員に聞きたかったのは、「どうして、わざわざ創価学会・公明党の問題に首を突っ込むのか。そんなキケンを冒さなくても、民主党内でラクをして出世していく方法など、いくらでもあるだろうに」ということでした。
 曰く、彼も私と同様、身内に学会員がいるというわけではなく、衆院に立候補するまでは、ほとんど創価学会とは関わりがなかったということです。

 ところが、草川昭三の地盤である愛知6区から出馬を表明した途端、突如として、創価学会からのイヤガラセが始まったそうです。
 「イヤガラセはそれは凄かったですよ。猫の死骸が玄関先に投げ込まれたのはもちろんですが、いちばん許せなかったのは、私には小学生の娘がいるんですが、その娘を学会の青年部が取り囲んで、『オマエのオヤジは……』というふうに威圧を加えたんです。じつは私の娘はダウン症という障害を抱えているんです。小さな女の子であるのはもちろんですが、障害を持った人間に対して大の男がそんなことをしますか。これがあったとき、私は絶対に(公明党・創価学会=池田大作を)許せないと思いました」(前田議員)

 このダウン症の娘さんに対するイヤガラセというか、もうこれは立派な暴力ですが、この話を聞いたとき、私もびっくりしました。
 というのは、私自身も数知れぬほどのイヤガラセを受けてきました。尾行やイタズラ電話、住居侵入とキリがありませんが、私自身がイヤガラセを受けるのはもうしょうがないし、「与えられた試練」ぐらいに思っています。
 しかし、「女子供」、それも、障害を抱えた小さな娘さんにまで手を出すとは(それも大の大人の男が)、そこまで「創価学会=池田大作」というのは卑劣だったのか、ちょっとびっくりし、憤りがこみ上げてきました。「わが敵」ながら、そこらのところはもうちょっとマトモじゃないかと買いかぶっていましたので。正直、そこまで落ちぶれてしまったのかという感じです。池田大センセイもそのあたりは、スジを通す人間だと思ったのに、残念です。

 それと、「慶応卒、松下政経塾出身」と聞くと、何とも鼻持ちならない、冷たいエリート臭を感じる人が多いかもしれませんが、実際、話してみると、非常に気さくで、事務所の雰囲気もじつにオープンで、最初、面会依頼の電話を入れたとき、本人が出たことに私が気づかずに、「議員本人をお願いします」と言ったら、「私ですが……。スミマセン、秘書がみんな食事で出払っているんで、私が電話番をしてるんです」というカンジでしたので。
 会ったときは敢えて口に出しては言いませんでしたが、前田議員にそのダウン症という障害を持った娘さんがいることで、いろんな苦労もされて、しかし、そのことによって、社会の不条理な部分が改めて見えてきた部分もあったのではないかと思います。

 んで、前田議員がすごいのは、こうした度重なるイヤガラセにも屈せずに、選挙を戦い、そして、当選した後も、このような「暗黒権力の不合理」に対して、体を張って挑んでいる点です。
 彼はいま、衆院の決算行政監視委員会に所属していますが、ここで「予算」の対語でもある「決算」とあるように、ありとあらゆる官庁に関わる質問を行うことができるのです。
 で、そういった政治姿勢からか、際どい質問、すなわち、内部告発に基づくいわゆる「爆弾質問」ですが、これをちゃんとやっているため、さまざまなディープな情報が彼のところには集まってきているのです。

 じつはこの4月から6月にかけて、警察の裏金問題を前田議員は国怪で追及していますが、そこで警察庁が作成した「会計検査院検査官個人別応問状況」という内部文書をもとに、追及をしているのです(この内部文書については、『現代』の今年の5月号の「極秘内部文書を入手・警察庁が主導する裏金作り『捏造現場』」(真山謙二)という記事に詳しいので、興味のある人はそちらを読んで下さい)。
 要するに、この内部文書とは、毎年の会計検査院の検査で裏金がバレないように、それまで各県警本部に入った会計検査院の検査の「Q&A」を詳しくまとめたもので、要は、大学入試の何年か分の過去問を集めた、教学社の「赤本」みたいなものです(笑)。
 つまり、「例年、こういう感じで会計検査院のチェックは入りますので、そのような質問が入っても絶対にボロが出ないよう、ちゃんと対応しましょう」というマニュアルで、、何とも笑えることに、表紙には「取扱注意」、さらには「用済後廃棄」という文字が書いてあります。

 この内部資料について、国怪の質問で前田議員は「独自に入手した」とだけ触れており、警察サイドは答弁で「そういう文書は存在しない」と大ウソの答弁をしていますが、じつはこの資料は、彼が直接、地下鉄の駅で内部人間と会って、手渡して受け取っているのですが、このブツの出所が、ぬあんと、「40代以上の大キャリア官僚」なのです(もちろん、その人物の名前は明かしてくれませんでしたが)。
 「ですから、警察組織の内部には、こうしたキャリアの官僚の中にも、良心の呵責を感じ、マトモな考えを持って組織を変えていこうと思っている人間がちゃんといるんですよ。そういう人はものすごい危険を侵してまで、そうした重要な内部資料を私に渡してくれるんです。そして、そういう人はちゃんと私が国会で追及するかどうか見てるんです。で、私はきちんと取り上げて質問するんで、最近は私のところにこうした内部告発がたくさん来て凄いんですよ(笑)。この前もNHKから内部告発のブツが届けられ、委員会で追及しましたしね」

 そこで、彼の強みは、もともと彼自身は小沢一郎と近く、いわゆる小沢一派である「一新の会」のメンバー(民主党内で約50人)でもあるのですが、それでいて「創価学会問題プロジェクトチーム」の事務局長をも務めている関係で、菅直人とも太いパイプがあるため、ぬあんと、小沢一郎、菅直人という民主党の“2大大物一兵卒”の双方から信用されているという、何とも希有なポジションにいるのです。
 んで、小沢、菅から重用されているということは、岡田も一目置いているということで、前田議員自身が現在、国対の副委員長であるがゆえ、そういった国怪の「与野党対決」の政局に参戦できるポジションであることに加えて、彼自身はもともと決算行政監視委員会に所属していますが、岡田、小沢、菅の3人の了承を取り付け、あらゆる委員会に「交代」でサクッと入って、いかなる「爆弾質問」もできる立場にいるのです。

 ですから、警察庁の所管は内閣委員会ですので、例えば、この裏金問題では、この6月9日の内閣委員会に前田議員はいわば“ピンチヒッター”として参戦し、警察庁の佐藤英彦長官を吊るし上げているのです。
 議事録を見てビックリしたのですが、下手をすると、彼の方が共産党の議員よりも全然、カゲキで(笑)、こういう元気のいい鉄砲玉が、民主党の若手、中堅に育ってきているというのは、いいことです。
 んで、ついでの話として、結構、笑えることに、この時の内閣委員会で、前田議員が入手したブツのコピーを配付しようとしたところ、言論検閲のごとく、これを配付しないよう「待った」をかけた人間がいるのですが、これが、ぬあんと、マルハムの議員だったというのです。
 北海道警で裏金問題が発覚し、道議会では野党が100条委員会の設置を要求し、徹底解明を求めたのにも関わらず、自民党とともに反対に回ったのが、北海道日本ハムならぬ、北海道マルハムなのです(笑)。
 もちろん、こうした「ケーサツ」に恩を売って、「いざ、鎌倉」の際は、事件をもみ消してもらうように配慮してもらうのは、池田大センセイの“専権事項”で、必ず、大センセイの「了解」を取ります(もちろん、調活費問題を抱えている法務・検察も全く同様ですが)。

 話を戻しますと、菅直人が民主党の代表を退いた後も、この「創価学会問題プロジェクトチーム」は今なお、解散することなく、存続して活動しているということなので、NTTドコモのケータイ電話通話記録不法大量アクセス事件も、改めて立件されたことですので、ここは菅直人以下、プロジェクトチームのメンバーに徹底追及してもらいましょう(#まあ、とりあえず、質問主意書をサクッと出してみるというやり方もあるしな)。
 前田議員を話していて思ったのですが、今回、菅直人がこうやってプロジェクトチームを立ち上げた最大の果実は、こうした民主党内にいる反信濃町の国怪議員のネットワークが構築されたということに尽きると思います。
 というのは、このプロジェクトチームが立ち上げれて最初に取り組んだのが、例のヤフーBBにおける、竹岡誠治ら元学会幹部が関与した恐喝未遂事件で、この際、樽井良和議員(当選1回)が衆院の総務委員会で徹底追及したのですが、このときマルハム側の議事録からの削除要求に対して、俄然、タタカッたのがこの前田議員で、こうした「共闘の絆」を通じて、若手・中堅の反学会の民主党議員が発言力を増し、存在感を強めてきていることが、非常に重要なのです。

 その意味では、このプロジェクトチームが一過性のものではなく、恒常的に活動を行っていること、さらにプロジェクトチームの事務局長を務めるこの前田議員が、小沢一郎と菅直人の両方に可愛がられているというのは、非常に重要だと思います。
 で、こうした活動をさらに今後も活発にやっていくことで、永田町で出回っている「民主党内創価学会シンパ議員リスト32人」の下から3番目に入っているという岡田克也も(笑)、安易に信濃町に組むという選択肢は取れなくなるわけです。
 ちなみに、前田議員によれば、「もし、民主党が政権を取った際、公明党と組むのであれば、我々は即、離党する。それに同調するのは一新の会のメンバーだけで50人はいるし、あと、声をかければ70人にはなる」ということを既に公言しているというので、なかなか頼もしい限りです。

 確かに、民主党の全体を見ると、どうしようもない部分が多々ありますが、しかし、若手・中堅にこうした彼のようなイキのいい議員がすくすくと育っているところを見ると、まだ、将来に期待が持てます。
 じつは以前、ある社民党のオバチャンの国怪議員(衆院)から、「創価学会・公明党のことでお話を伺いたい」ということで、面会して話をしたことがあるのですが、「もし、アソコと対峙するのなら、物凄いイヤガラセをやってきますよ。ですから、それを跳ね返すだけの勇気と志が必要ですよ」と説いたのですが、それっきり、そのオバハンは国怪で学会問題を追及することはありませんでした。

 まあ、その人は去年の秋の総選挙で落選をしましたが、「憲法を守る」「平和を守る」「民主主義を守る」というのは、口先でそういうお題目を唱えるだけでなくヤフーBBやNTTドコモなど、個別具体的な大人権侵害問題を国怪で取り上げ、ガンガン追及していく行為の中にこそ存在するのです。
 もちろん、そうすることで、誹謗中傷はもちろんのこと、尾行や住居侵入といったイヤガラセを受けることになりますが、そんなもの意に介せず、ガンガン切り返してこそ、「民主主義を体現している」と思いますが、そんな議員がいない(まあ、辻元清美チャンぐらいのものでしたが)ことが、現在の社民党の低落の最も大きな要因だと、私は思います。
 今のところ、永田町は相変わらずの「凪」が続いていますが、今後の展開次第では、ちょっと民主党に肩入れし政権を取らせる方向で、政局のシナリオを書いていくか、ということを思いはじめていますが(笑)。

https://toshiaki.exblog.jp/1369456/

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/871.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 公明党代表が告白。電話盗聴、盗撮、尾行、工作活動を業務とする創価学会の諜報機関「広宣部」の存在
黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録
元・公明党委員長 矢野絢也(著) 講談社

『私はかつて、学会内のハイテクを担当する部屋を案内されたことがあった。コンピューターなどのハイテク機器にはあまり詳しくない私でも、ずらっと並んでいるのが最新設備だとわかった。これが一〇年以上も前の話だ。今は、学会のハイテク(スパイ)技術は、当時よりはるかに進歩しているはずである。
創価学会がハイテク強化に注力しているのは、ひとつには敵対者や敵対組織の情報収集の大きな武器となるからだ。これまでも、学会は盗聴事件など数多くの非合法活動を行い、世間から非難を浴びた。

創価学会では、監視、尾行、嫌がらせ、ゆえなき誹謗中傷などの違法行為は学会のお家芸ともいえるほど、常套手段化している。
私の知る編集者も、公明党・創価学会がらみの書籍を担当した途端、正体不明のグループによって尾行や嫌がらせを受けたという。
元学会員の陳述書によると、「特殊部隊」の役割は「広宣部」が担っているという。
攻撃範囲は本人のみならず、家族・親族に及ぶものであり、精神的威嚇、社会的地位の抹殺、または生活の基盤を奪い取ろうとする、包括的なものであった。
いうまでもなく、これらの非合法的行為は、学会内部では極秘に行われており、一部の幹部しか知らない。
私は、当時、公明党の最高幹部で、学会との連絡役を務めていたことから、このような事実を知り得た。
(中略)

監視や尾行ばかりではない。聖教新聞などのメディアをつかった私への誹謗中傷は限度をこえて目に余るひどさになり、それにともなって執拗な脅迫電話や嫌がらせ電話も増えた。脅迫や嫌がらせは私や家族だけではなく、遠方に住む親戚にもおよんだ。

録音されたデータが裁判で公開されて、彼らの魂胆が見えた。明らかに改竄されていたからだ。
ICレコーダーの音声データは、パソコンに取り込み、いかようにも編集できる。コンピューターに少し詳しい人なら音声データは容易に改竄できる。
ハイテク集団を持つ創価学会なら痕跡を残さず、データを編集し直すことなど、お茶の子さいさいだろう。』

http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04s07.html
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04.html

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/872.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 「ロシア、北方領土交渉の中断発表」慌てる事なし、元々返す気無いから(まるこ姫の独り言)
「ロシア、北方領土交渉の中断発表」慌てる事なし、元々返す気無いから
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2022/03/post-6ff69a.html
2022.03.22 まるこ姫の独り言


ロシアが日本の制裁に対して、北方領土交渉の中断発表をしたが、日本の多くの人はロシアがめでたく4島返還と行かないだろうことは肌で感じてきたと思う。


今までも領土問題は硬直状態で、安倍の代では「北方領土」 という固有名詞までロシアに使ってくれるなと言われていた。
当時の外相だった河野も、記者に聞かれたら苦虫かみつぶした顔でダンマリだった。


そんなこんなでロシアの通達は別に大騒ぎするような事でもない。


ロシア、北方領土交渉の中断発表 ビザなし交流も停止、制裁に反発
 3/22(火) 0:35配信 共同通信


>ロシア外務省は21日、北方領土問題を含む日本との平和条約締結交渉を中断すると発表した。北方領土への旧島民の墓参などを目的とした日本とのビザなし交流の停止や、北方領土での日本側との共同経済活動から撤退する意向を表明した。ウクライナ侵攻に伴う制裁に日本が加わったことへの反発が理由とみられる。


ロシアの場合、自分が一番で相手の言い分など聞く耳持たない。


ロシア側は、証拠も示さず「ウクライナは化学兵器を作っている、ネオナチだ、ジェノサイドだ。」 だから聖戦を仕掛けただけという言い分は、俺は悪くない、お前が悪いからだという屁理屈にしか聞こえない。


ちなみに、ネトウヨ様たち、ロシア軍による連日のウクライナ民間人大量虐殺(ジェノサイド)はどう考える?


いくらなんでもウクライナ側の自作自演と言う事はあり得ないし、こちらのジェノサイドは容認するのだろうか。


誰が考えても、どんな理由があっても、一方的に他国を侵攻した方、仕掛けた方が悪い。


これは西側も東側も関係ない。


とにかくロシアは、あれやこれや勝手な理屈をつけて、因縁つける、難癖をつける、人のせいにするで俺様気質が酷すぎる。


協調性がまるでないが、それが独裁国家だともいえる


そんな国と北方領土返還交渉をしてきた安倍元総理。


能力もないのに回りに外交上手だ、優秀だと煽てられて来たアホボン安倍が、侵攻好きの海千山千で難癖をつけることに関して名人級のプーチンに歯が立つわけがない。


難癖をつけてウクライナに侵攻したロシアの姿を見たら、安倍では歯が立たないと誰もが実感したのではないか。


プーチンは北方領土だって初めから返す気無かったのに、相手(安倍)の妙に能天気で明るいキャラに調子を合わせていただけで、腹の中ではほくそ笑んでいたという話だ。


ビザなし交流というのも、使用条件を非常に限定しての特例だったそうで、こうなったら一部の人に我慢して貰うしかない。


西側がロシアの無茶苦茶な侵攻を許してしまえば、成功体験に基づいて日本だって危うい事になりかねない。


そうなった時、プーチン悲劇のヒーロー説の陰謀論者やネトウヨたちは、どう態度を変えるのだろう。


この人達変わり身早いから。。。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/873.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 「電力需給逼迫警報」を煽りまくる先にあるのは「だから原発」のプロパガンダ!!  
「電力需給逼迫警報」を煽りまくる先にあるのは「だから原発」のプロパガンダ!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-6db8ab.html
2022年3月23日 くろねこの短語


 昨日の夕方のテレビは、NHKを筆頭に民放各局も「電力需給逼迫警報」で花盛り。いまにも停電するかのように煽る煽る。そのくせ、なぜ電力需給が逼迫したのか、その背景はスルーしちゃって、あたかも「だから原発再稼働しなくちゃね」のプロパガンダの片棒担いでいるかのようなあり様だった。


 実際は、地震による火力発電所停止と突発的な気温低下で電力需給が増加したことが原因なんだね。同時に、気温低下は前日から指摘されていたことで電力会社の需給見通しの甘さも見逃せない。


 さらに言えば、電力自由化も影を落としているし、電力融通を容易にする送電網システムの整備の遅れも原因のひとつなのだ。福島第一原発事故の時に「発送電分離」が議論されたが、それだっていまは忘れ去られている。


 つまり、福島第一原発事故から何も学ぶことなく、エネルギー政策がまったく進歩してこなかったってことがこうした事態を招いたと言えなくもない。それなのに、電力不足だけをひたすらアピールして、「電力需給逼迫警報」で危機感を煽るのは、やはり「原発再稼働」のためのプロパガンダってことなのだ。そんな中、国民のタマキンは、さっそく、ツイッターで「原発再稼働」をほのめかす始末だ。


 ロシアによるウクライナの原発攻撃でわかったように、原発の危険性に改めてスポットが当たっているいまだからこそ、その流れを止めるためにも「電力需給逼迫警報」が必要だったってことに決まってます・・・って、妄想してみる3回目のワクチン接種の朝であった。


首都圏の停電危機なぜ起きた?どう乗り切った? 政府が繰り返した要請の効果は




http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/874.html
記事 [政治・選挙・NHK285] 安倍元首相の近大卒業式“自画自賛”スピーチに批判殺到! 表立って動くほど空回り(日刊ゲンダイ)


安倍元首相の近大卒業式“自画自賛”スピーチに批判殺到! 表立って動くほど空回り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/302896
2022/03/23 日刊ゲンダイ



希代の?功績は…(安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ


 相変わらず、ツラの皮の厚さだけは誰にも負けないようだ。


 世間は卒業シーズンだが、19日に行われた近畿大学の卒業式に自民党の安倍元首相がサプライズ登場。自画自賛を繰り広げて顰蹙を買っている。


 この日、大阪府の近大東大阪キャンパスで卒業式が執り行われた。新型コロナ禍で、対面での卒業式典は3年ぶりだという。


 卒業生謝辞の後、スクリーンに学園祭などのイベントや「近大マグロ」など学生生活を振り返る映像の中で突然、「緊急事態宣言を発出します」という当時の安倍首相の記者会見の映像が流れた。その後、東日本大震災復興曲「花は咲く」をピアノで奏でる安倍氏の姿が約45秒間も流され、本人が登場。「希代のリーダー」と紹介されて、こうスピーチしていた。


「第1次政権はたった1年で幕を閉じ、政権を投げ出したと日本中から批判された」


「しかし、決して諦めなかったから政権を取り戻し、第2次政権は憲政史上最長になった」


「大切なことは、失敗から立ち上がること。失敗から学べれば、もっと素晴らしい」ーー。


 どの口が言うのか、と思ってしまうが、案の定、ネット上では<いや、まず「大切なことは嘘をつかないこと」でしょ><こいつに偉そうなことを言われても釈然としない><大切な事は嘘をつかず、失敗をしたら認め反省する事です><こんな人を呼ぶ近大の見識の低さに呆れる>など、批判が殺到。安倍氏に対する反応は冷たい。


 それも当然で、いま日本はアベノミクスの副作用によるスタグフレーションや、プーチン大統領との蜜月関係を演出してきた日ロ外交など、安倍長期政権の後始末に追われている。


 近大は、安倍派に所属する世耕参院幹事長の祖父が創設した学校だ。安倍氏側近の世耕氏自身も第4代理事長を務めていた。参院和歌山選挙区選出の世耕氏は最近、衆院に鞍替えして首相を目指すと公言してはばからない。和歌山県内に複数のキャンパスがある近大の卒業式に安倍氏を呼んだことで、他派閥は警戒している。


「衆院和歌山の現職は二階派と岸田派。そこに殴り込みをかけるつもりで親分の安倍さんを招いたのでしょうが、逆効果かもしれません。今夏の参院選で唯一、公認候補が決まっていなかった長崎選挙区でも安倍派と岸田派の争いがありましたが、引退表明した金子農相が推す候補が20日に後継に決まった。安倍さんは長崎県連関係者や党幹部に電話をかけまくって、意中の候補を猛プッシュしていたが実らなかった。党内の影響力は如実に低下しているし、表立って動くほど空回りしているように感じます」(自民党関係者)


 安倍氏こそ、そろそろ政界卒業の潮時かもしれない。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/875.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 安倍晋三とオウム<本澤二郎の「日本の風景」(4393)<岸は統一教会・勝共連合、安倍はオウムというカルト教団を利用か>
安倍晋三とオウム<本澤二郎の「日本の風景」(4393)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/32419155.html
2022年03月23日 jlj0011のblog


<岸信介―安倍父子の野望=日本による核兵器開発だった!?>


 島津レポートから推認できることは、岸と安倍一族の野望が垣間見えてくることだが、読者諸兄はどうだろうか。CIAを信頼させて政権を手にし、60年安保改定を強行して退陣した岸信介は、米国の核の傘に満足しなかった。核の自主開発を、娘婿の安倍晋太郎と孫の晋三に委ねたのだ。安倍家の長男を、原発企業の財閥・三菱に入社させた。孫を神戸製鋼に入れて、彼の部下をオウムの麻原彰晃の側近にさせた。岸を心酔する石原慎太郎は、4男を入信させて、彰晃の曼陀羅を描かせている。


 オウムの兵器工場・第七サテアンは、旧上九一色村に建設した。笹川財団の広大な別荘地内か、安倍家の別荘もそこから近い。いわばオウムの兵器工場の番犬役?だったのか。地下鉄サリン事件は猛毒ガスを用いたが、実際はその心臓部で核兵器開発が行われていたのではないか。


 ここに公安警察も近づくことが出来なかった。驚くばかりだ。


<岸は統一教会・勝共連合、安倍はオウムというカルト教団を利用か>


 岸がなぜ韓国の文鮮明・統一教会と勝共連合と親しい関係を持っていたのか、ずっと不思議な思いで眺めていた政治記者は、筆者一人ではなかったはずだ。岸の出自が分かれば、大いに納得できる。


 うがった見方をすると、天皇家も含めて、日本と隣国の深い関係と、先祖同士の攻防戦が見て取れるのだが、どうだろうか。半島出身者同士の争いだ。勝敗の決め手となる武器が、核兵器となるのだろうか。しかし、ワシントンの主流はNOである。となると、自主開発しかない。


 国内にはCIA要員がいたるところに張り付いて、目を光らせている。カルト教団利用は目隠し戦術か。石原もそうだったが、極右・国家主義者は、カルト教団が大好きな面々である。公明党創価学会は?


<なぜソ連崩壊直後にモスクワ・キエフに教団を派遣したのか、そのための莫大な工作資金は?>


 正直なところ凡人ジャーナリストは、息子がサリン事件直後に地下鉄に乗っていたという話を、妻が語っていたことを記憶している。毎年の慰霊祭を何度かテレビの映像で見ていたが、27年も経過すると、空前絶後の無差別殺人事件が、すっかり風化していることに気付かされた。島津レポートを知るまでは、オウムのことなど税金泥棒とささやかれている公安任せでやり過ごしてきたが、今は違う。


 重大な関心事となってしまった。オウムがソ連崩壊後に即座に乗り込んで、教団活動だけではなく核技術者獲得にも手を出していた、そのための莫大な工作資金の出所とそれを誰が?島津取材が明らかにしていることに愕然としてしまった。


<核兵器技術を入手=豪州のウラン採掘へ突進した麻原彰晃>


 しかも、テレビ報道でオウムが麻原自ら豪州に乗り込んでいた。目的は何と核兵器の原料であるウラン採掘だった。これでモスクワ・キエフでの工作と、旧上九一色村の兵器工場が結びつく。


 それを見逃してきた公安警察とは何だったのか。オウムは官邸や霞が関の防護服を着ていたのである。警察庁長官殺人未遂事件も見えてくるだろう。坂本一家殺害事件も、そうである。


<警視庁の極秘の一斉捜査を事前に分かっていた不思議>


 社会部記者であれば、警視庁などがオウム一斉捜査という極秘の日程が、オウムに事前に伝わっていたこと、その前に地下鉄サリン事件が強行されたことについて、なぜ真相究明をしなかったのか。そのための捜査が行われなかったのか。オウム事件が単なるカルト教団の事件でないことが分かる。


 何ということか、日本の警視庁も事件記者もどうかしていたのか。壮大なる平和国家転覆計画を見て取れよう。


<安倍27回のプーチン会談は領土棚上げの核取引だった?!>


 岸を心酔している森喜朗、そして岸から薫陶を受けて成長した晋三が、とことんロシアにのめり込んだ理由も見えてくる。ロシアの核兵器を入手する、そのためだった。プーチンは必ずそれを明かすだろう。


 安倍にとって、平和条約や領土問題は表向きの話題に過ぎなかった。27回ものプーチンとの楽し気な晩餐会のような会談が、いずれ公開されるだろうが、その時までに安倍が生きているのか。


<安倍の通訳は?プーチンの暴露に怯える清和会会長>


 安倍の通訳は、いまどうしているだろうか。外務省勤務か、それともモスクワの日本大使館勤務なのか。危なくなれば、口封じが国粋主義者のやり口である。森友事件では、赤木俊夫さんが犠牲になったが、安倍は知らぬ存ぜぬの態度を貫いている。そこに人間性は感じられない。


 本日6時からのゼレンスキー演説について、安倍は少しだけ心配しているかもしれない。安倍とプーチンの関係を、彼がどう説明するのか。プーチンと安倍の密会の中身について、米CIAも調べているのであろう。


2022年3月23日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/876.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 衆院・赤坂議員宿舎「10%値下げ」に批判殺到! 家賃は相場の4分の1と格安、理由も超非常識(日刊ゲンダイ)


衆院・赤坂議員宿舎「10%値下げ」に批判殺到! 家賃は相場の4分の1と格安、理由も超非常識
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/302911
2022/03/23 日刊ゲンダイ



家賃相場50万円のところ、今の13万円台でも安過ぎというのに(赤坂議員宿舎)/(C)日刊ゲンダイ


<国会議員には、コロナで苦しむ国民の多くが置かれている生活を味わってほしい> 


 資源高、円安により食品や日用品をはじめさまざまなものが続々と値上げされる中、地方選出の衆議院議員の住まいである東京・赤坂の議員宿舎が、4月から10%ほど値下げされることに批判が集まっている。


 赤坂議員宿舎は、都心の超一等立地にある地上28階建ての300戸あるタワーマンション。約80平方メートルの3LDKで13万8066円の家賃が、今回12万4652円になるという。


「この辺りの同レベルの住戸の家賃相場は50万円ほどです」(地元の不動産業者)


 というように周辺相場からすると超破格だが、2007年4月の入居開始時の家賃はなんと9万2213円。12年には8万4291円に値下げされ、今よりさらに格安だったことで批判が集まり、段階的に値上げされて現在に至っている。値下げ理由は、築年数が15年経過することによる措置だという。


「今回、建物の耐用年数からくる固定資産税における減価償却という考え方を無理くり反映させたものと考えられます。しかし、家賃は周辺相場の4分の1程度とすでに安い上に民間の場合、空室が埋まらない郊外の物件でもない限り、築15年経ったからといって家賃が10%も値下げされることはまずありません」(不動産アナリスト・長谷川高氏)


 議員宿舎は衆議院の赤坂と青山(住所は港区六本木)の他に参議院の新清水谷(千代田区紀尾井町)、麹町と都心にあるが、その抜群の利便性から、国会議員が愛人との密会の場や直接関係がない親族の住まいにしていたことが発覚し、問題になったことがあった。


「極論ですが、私は議員宿舎の家賃はゼロ円でもいいと思っています。ただ、今の国会議員からは国民のために必死に働いている様子が感じられず、宿舎以外にも議員特権を享受するために議員になったような人物も見受けられます。普段から全体的に知性が感じられない言動が目立ち、日々の活動に捨て身で取り組んでいる様子が見えてこない。それが、こうした批判の根本原因になっているのではないでしょうか」(長谷川高氏)


 働きに見合っていると国民が実感していれば、こうした批判はそもそも起こらなかっただろう。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/877.html

記事 [政治・選挙・NHK285] <「日本はアジアで初めてロシアに圧力をかけた」>ゼレンスキー大統領が国会演説 ロシアに対する制裁継続求める(NHK)
ゼレンスキー大統領が国会演説 ロシアに対する制裁継続求める
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220323/k10013547721000.html
2022年3月23日 18時36分 NHK



※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220323/k10013547721000.html

ウクライナのゼレンスキー大統領は23日午後6時から日本の国会でオンライン形式で演説し、ウクライナの惨状を訴えたうえで「日本はアジアで初めてロシアに圧力をかけた」と述べ、日本の対応を評価したうえで、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけました。



ウクライナのゼレンスキー大統領は23日午後6時から国会でオンライン形式での演説を行い、演説の内容はウクライナ政府の同時通訳で伝えられました。


この中でゼレンスキー大統領は「日本とウクライナがお互いの自由を感じる気持ちに違いはありません。日本がすぐにウクライナへの援助の手を差し伸べてくれたことに感謝申し上げます」と述べました。


そのうえでロシアがウクライナの原発を攻撃したことについて「ロシアは核物質の処理場を戦場に変えました。戦争のあとこの処理にどれほどの時間がかかるか想像してみてください」と述べました。


そして「ウクライナではすでに数千人が犠牲になり、そのうち121人は子どもでした」と述べ、多くの市民が命を落としているウクライナの惨状を理解してほしいと訴えました。


また「ロシアがサリンなどの化学兵器を使った攻撃を準備しているという報告を受けています。さらに核兵器が使われた場合の世界の反応が話題になっています」と述べ、ロシアが大量破壊兵器を使用することに強い危機感を示しました。


そのうえでゼレンスキー大統領は「日本はアジアで初めてロシアに圧力をかけました」と述べ、日本の対応を評価したうえで、ロシアに対する制裁の継続を呼びかけました。


大統領演説 衆参の国会議員約500人が出席



ゼレンスキー大統領の国会演説は、衆議院第1議員会館にある国際会議室と多目的ホールでオンライン形式で行われました。


会場には岸田総理大臣や衆参両院の議長、ウクライナのコルスンスキー駐日大使のほか、各党の衆参の国会議員およそ500人が出席しました。


会場に設置された2台の大型スクリーンにゼレンスキー大統領の姿が映し出されると、出席者からは拍手が起こりました。


演説に先立って細田衆議院議長が挨拶し、軍事侵攻で亡くなった人たちに哀悼の意を表したうえで「わが国の議会はウクライナと共にあり、平和を取り戻すために今後とも国際社会と一致結束して協力していく決意だ。生命の危険がある中、国際社会に支援を訴え、国民を鼓舞し続けているゼレンスキー大統領の勇敢な姿勢に改めて敬意を表する」と述べました。


そしてゼレンスキー大統領の演説が始まると、出席者は真剣な表情で聞き入っていました。


演説が終わると出席者は立ち上がって拍手を送り、ウクライナの国旗と同じ色の服装を身につけた山東参議院議長が「日本でもロシアの暴挙は絶対に許せないと、ウクライナへの支援の輪が着実に広がっている。1日も早く平和と安定を取り戻すため、私たち国会議員も全力を尽くしていく」と述べました。


衆参両院によりますと、海外の要人の国会演説は、通常、国賓などで招かれた際の歓迎行事として行われていて、オンライン形式での実施は初めてだということです。



【LIVE/同時通訳】ウクライナ ゼレンスキー大統領が日本の国会で演説

※14:28〜 再生開始位置設定済み



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/878.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 二枚舌は通用しない!「サハリン」より筋悪な安倍案件「アーク2」から即撤退せよ 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)


二枚舌は通用しない!「サハリン」より筋悪な安倍案件「アーク2」から即撤退せよ 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/302843
2022/03/23 日刊ゲンダイ



ただただプーチン大統領(右)の歓心を得るために献上…(安倍首相と。2019年当時)/(C)ロイター


 ロシアのウクライナ侵攻に対する岸田政権の経済制裁は尻抜けだ。米英は戦争財源となるロシア産の原油や天然ガスを禁輸し、依存度が高いEUも2027年までの脱却で合意した。ところが、岸田首相は「エネルギー安全保障の追求」を名目に、安倍政権時代の負の遺産を整理しようとしない。対ロ制裁はやっているフリ。プーチン大統領の戦争に協力するかのような二枚舌を使っている。


 前回は極東ロシアの資源開発事業「サハリン1」「サハリン2」が抱える問題を指摘したが、ロシアが北極海で主導する液化天然ガスプロジェクト「アークティックLNG2」はさらに筋悪だ。ロシアのガス大手ノバテクを中心とするJV(共同企業体)がギダン半島に採掘施設を建設し、23年から年間最大1980万トンのLNGを生産するビッグプロジェクトなのだが、ノバテクの事実上のオーナーは「プーチンの黒い金庫番」と呼ばれるオリガルヒ(新興財閥)のゲンナジー・ティムチェンコ氏。14年のクリミア併合をめぐって欧米による対ロ制裁の対象となった人物だ。


 アーク2に3000億円超を出資する日本勢の権益は10%。出資割合は三井物産が25%、経産省系の独立行政法人JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が75%だ。協調融資の形を取って国際協力銀行が2200億円超、三井住友銀行が数百億円規模を用立て、三井住友銀の融資分は、これまた経産省系のNEXI(日本貿易保険)が保険を提供。つまり、経産省丸抱えで、裏を返せばそれほどリスクが高い事業だということ。実際、三菱商事は参画を見送った。国際ビジネス感からいって当然だ。


 さらに商船三井や日本郵船が砕氷LNG船の長期定期傭船契約を締結したが、LNGの主な供給先は中国。実態はロシア発中国向けのプロジェクトで、日本のエネルギー安全保障とは関係ない。


 問題プロジェクトになぜ日本企業が首を突っ込んだのか。安倍元首相が「レガシー」にしようともくろんだ北方領土返還交渉が絡んでいたからだ。19年のG20大阪に出席するためプーチン大統領が来日したタイミングで三井物産などに出資契約を締結させた。プーチンの歓心を得るため、国際社会による対ロ制裁には頬かむりで献上したのだ。


「ストップ・プーチン」に動く気が岸田にあるのなら、あらゆるアベ案件から直ちに撤退しなければおかしい。二枚舌は通用しない。



金子勝 立教大学大学院特任教授


1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/879.html

記事 [政治・選挙・NHK285] 「全部ロシアが悪い」岸田首相がキレて媚プーチン外交から脱却へ 北方領土返還へ…日露「平和条約交渉」とは、なんだったのか(FRIDAY)
「全部ロシアが悪い」岸田首相がキレて媚プーチン外交から脱却へ 北方領土返還へ…日露「平和条約交渉」とは、なんだったのか
https://friday.kodansha.co.jp/article/235412
2022年03月23日 FRIDAYデジタル



20日にカンボジアを訪問、現地で内戦取材中に行方不明になった記者の石山幸基さん、国連の活動中に殺害された中田厚仁さんの記念碑に手を合わせた。ウクライナで今、多くの市民とともに報道陣らの命も危険にさらされている 写真:AFP/アフロ


岸田文雄首相がついに、感情を露に猛反発をみせた。


「すべてロシアによるウクライナ侵攻に起因して発生している。今般のロシアの対応、これは極めて不当であり、断じて受け入れることができない。逆に日本国として強く抗議をするところであります」


22日午前の参院予算委員会で、岸田首相はいつになく強い語気でこう話した。21日にロシア外務省が発表した「対日平和条約交渉」の決裂声明に対する「日本の返答」だ。外相経験者が言う。


「アメリカからもたらされる軍事情報は、官邸と市ヶ谷自衛隊本部に集中していることから、今、外務省は脇に追いやられています。戦火が拡大している現状ではやむを得ないのかもしれないが…。


今日の岸田発言は、ロシアのウクライナ侵略が一段と深刻になるという情報が背景にあるのでしょう。ここ一週間ほどで、さらに大きな動きになるという判断もあるのではないかと。


安倍晋三元首相は、アメリカ大使と会談して以降、発言をピタリと止めました。彼は親プーチンでしたから。そして外務省も、今や外交的にロシアや中国に気を遣うことを諦めたように見えます」


この外相経験者は、「この戦争は、一気に停戦となるのかもしれない」とも言う。それぐらい「Xデーが近づいている極めて緊迫した情勢」だと付け加えた。


どのような形にせよ、ウクライナ国内は今後も非道にさらされ、混沌とした政情が続く。


岸田内閣の支持率が下がらない理由


直近の岸田政権支持率調査は、支持率微増または微減と小幅な振幅にとどまり、総じて比較的高い水準を示しているが、そこに明確な「理由」はない。


「岸田首相の政権運営、失点最小限大作戦は効を奏している。何もしないから、反発もない。しかし、今回のスピード感のある『猛反発』で存在感を示した。一方、頭越しにやられた感のある外務省は、この対応に右往左往しています」(岸田首相周辺)


岸田政権にとって不測の事態続きとはいえ、だからこそ、切羽詰まった内外情勢をどのように乗り切るか政治家としての器量が問われるところだ。


「この国際的な危機に、これまでのような何もしない作戦では政権を運営できません。各省庁との連携も含め、政権を強固にしなければ」(同前)


エネルギー関連の危機が迫り、また国民に節電を呼びかける事態にもなっている今、東欧の戦争は「遠い国の出来事」ではない。政権の知恵と明確な態度、リーダーシップが期待されている。


取材・文:岩城周太郎 写真:AFP/アフロ

http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/880.html

記事 [政治・選挙・NHK285] <日本にとっても地獄はこれから>国際世論や経済制裁で悪魔のプーチンがひるむのか(日刊ゲンダイ)

※2022年3月23日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2022年3月23日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし


 これぞちゃぶ台返しだ。無法なウクライナ侵攻を続けるロシアに対する米欧主導の経済制裁に加わった岸田政権に、プーチン大統領は“絶縁状”を送りつけてきた。北方領土問題を含む平和条約締結交渉を中断するというのである。これに伴い、北方4島でのビザなし交流や元島民の自由訪問も停止。さらに、対ロ交渉に前のめりだった安倍元首相が国際社会の動きに逆行し、プーチンのご機嫌取りで推し進めた共同経済活動からの撤退も通告された。言わんこっちゃない。赤っ恥も赤っ恥だ。


 22日の参院予算委員会で岸田首相は「すべてウクライナ侵略に起因している。日ロ関係に転嫁する対応は極めて不当で、断じて受け入れることはできない」と非難したが、ならず者の胸に響くわけがない。「北方領土問題を解決して平和条約を締結する基本的なわが国の立場は変わっていない」というお決まりの政府答弁がむなしく響く。自公与党と国民民主党などの賛成多数で成立した2022年度予算は、一般会計総額が過去最大の107兆円に膨張した。そのうち、エネルギー開発や医療、都市づくりなどで日本企業からロシアへの投資を促す「8項目の経済協力プラン」に関連し、約21億円も計上。野党から対ロ制裁との整合性が取れないと減額を求められても、アベ忖度から抜け出せない岸田はウクライナ情勢の先行きは不透明だとして「修正は考えていない」と突っぱね、「プーチン予算」を守り通した。その揚げ句がこの仕打ち。面目は丸潰れ。制裁解除の見通しは立たず、北方領土は、はるかかなただ。


目障りな在日米軍


 国際世論や経済制裁で悪魔のプーチンがひるむのか。答えは否だろう。今月上旬、193カ国で構成される国連総会はロシアを非難し、ウクライナからの即時撤退を求める決議案を141カ国の賛成で採択。ロシアの孤立化を浮き彫りにしたが、プーチンの動向になんら影響を与えていない。米国のバイデン大統領の旗振りで、国際決済網のSWIFTからロシアの主要銀行を排除し、中央銀行の外貨準備も半分凍結。ルーブルは大暴落し、デフォルト(債務不履行)も現実味を帯びているが、プーチンは「ソ連は実質的に常に制裁下で生きてきたが、発展し、大成功を収めた」と一顧だにしない。


 そのロシアの無差別攻撃でウクライナの国土は焦土と化し、無辜の市民の4分の1が国内外に避難している。


経済苦拡大でも7割が「対ロ制裁支持」


 もっとも、日本にとっても地獄はこれからだ。ロシアが指定した「非友好的な国・地域」に米英やEUなどとともにリストアップされ、平和交渉を破棄されたことでも分かるように、ロシアは日本も参戦したと思っている。第2次安倍政権時代に首相を務め、プーチン政権を支えたメドベージェフ元大統領は〈米国の後を追い、「誇り高く独立した侍」であることを示した〉とツイッターで皮肉り、内幕をこう暴露していた。


〈クリル(千島列島)に関する交渉は常に儀式的な性質のものだった。この問題は決着した〉


〈島のテーマでは、われわれは日本人と何のコンセンサスも見つけることはできなかっただろう。以前からわれわれも、彼らも理解していたことだ〉


 筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。


「平和条約締結交渉は完全に破綻しました。そうでなくても、ロシアは択捉島と国後島に艦艇攻撃用ミサイルを実戦配備し、新型戦闘機も常駐。択捉島には高性能な地対空ミサイルも配備するなど、北方領土の軍事拠点化を進め、頻繁に軍事演習も実施している。ウクライナ侵攻でハッキリしたように、ロシア軍の軍事演習は訓練ではない。本番に向けた予行演習なのです。プーチン大統領は2018年から在日米軍は目障りだと言わんばかりの発言を繰り返してきました。在日米軍が管理する重要な戦略拠点の三沢基地(青森県)が狙われるのではないかと危惧しています。果たして日本に手だてはあるのか。防衛省関係者によると、北方領土から攻め込まれた場合、自衛隊は旭川-帯広ラインで押し戻すのが精いっぱいだというので、非常に不安です」


 まさか、日本がウクライナの二の舞いになる日がくるのだろうか。プーチンは今後も容赦ない対抗措置を取ってくるのだろうが、こうした冷徹な現実を大メディアはてんで報じない。ウクライナの惨状をこれでもかと見せつけられると、どうしたって世論は感情に流される。


 朝日新聞の世論調査(19、20日実施)によると、ウクライナ侵攻をめぐる岸田首相の対応を「評価する」は52%に上り、26%だった「評価しない」を大きく上回った。資源大国であり、穀物大国でもあるロシア包囲網で需給逼迫の懸念が高まっている上、アベノミクス踏襲による金融緩和の継続で「有事の円買い」神話は崩壊。輸入物価高が庶民の懐を直撃している。


 にもかかわらず、国内経済への影響がさらに広がったとしても対ロ制裁を「続けるべきだ」との回答は67%に達した。この苦境が半年、1年と続いても、同じ評価がなされるだろうか。岸田外交に主体性はなく、米欧追従でしかないことがハッキリしても、「ウクライナ頑張れ」で耐え忍ぶことができるだろうか。


 岸田は先週末、インドとカンボジアを歴訪。経済的にも軍事的にも存在感を増す中国をにらんだ日米豪印の「クアッド」の一角を占めるインドのモディ首相と会談し、G7首脳会合への手土産として対ロ共闘の言質を取ろうとしたが、案の定かわされた。共同声明でウクライナ情勢について「深刻な懸念」を表明し、戦闘行為の即時停止を求めたものの、ロシア名指しには至らなかった。インドは伝統的なロシアの友好国で、武器輸入の半分を頼る関係。国連のロシア非難決議案を棄権した国を札ビラ外交で容易に翻意させられるわけがない。


4月下旬にヤマ場


「民主主義と権威主義の戦い」を前面に押し出してプーチンを刺激し、インテリジェンス(機密情報)をやたらとオープンにして戦禍を引き寄せたともいえるバイデンにしたって、出口戦略を描けているのか。「プーチンは戦争犯罪人だ」と相変わらず口先は勇ましいが、ウクライナ西隣のポーランド訪問は計画しても、ロシア軍が迫るキエフには決して入ろうとしない。鳴り物入りの米中首脳会談でも、習近平国家主席を動かすことはできなかった。


 口だけ抗議の岸田。評論家のようなバイデン。岸田のインド訪問失敗が物語るように、事態はますます悪化の一途の出口なしなのか。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。


「オープン・ディプロマシー戦略を取るバイデン外交は失態を重ねています。インテリジェンス公開で手の内を明かし、エスカレーション抑止を狙ったものの、効果を全く発揮しなかった。戦略的合理性のないプーチン大統領にチキンゲームは通用しないのです。抑え込むには徹底的な孤立化しかない。経済制裁をチラつかせ、逃げ道となりそうな中国、抜け道になりかねないインド、そして核合意をめぐって利用されつつあるイランも引きはがす必要があります」


 事態は一刻一秒を争う。


「プーチン大統領はシリアから毎日300人ほどの傭兵を呼び寄せてウクライナ戦線に投入し、総勢4万人を送り込む計画です。シリア内戦で生物化学兵器の扱いを覚えた彼らの任務は神経ガスのサリンによる攻撃。誰も暮らせないほどにウクライナを壊滅させ、緩衝地帯とすることも視野に入れている。侵攻は4月下旬が大きなヤマ場になるとみています。ロシアの経済学者は今年1〜3月のGDPは前期比年率で10%減のマイナス成長に転じ、4〜7月は35%減と予測しています。5月9日は対独戦勝記念日で、ロシアにとって輝かしい祝日をデフォルトで迎えるわけにはいかない。戦況次第ではやぶれかぶれになってウクライナで戦術核を使用し、バルト3国やポーランドに進撃する可能性は否定できません」(中村逸郎氏=前出)


 戦争を本気で止める意思もなく、現実的な知恵を出さない政治家どもが第3次世界大戦を招き寄せているのか。



http://www.asyura2.com/22/senkyo285/msg/881.html

   

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