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2021年12月26日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] 立民「養育している保護者に10万円給付を」提案してもヤフコメ民はボロクソ(まるこ姫の独り言)
立民「養育している保護者に10万円給付を」提案してもヤフコメ民はボロクソ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/12/post-41e7e3.html
2021.12.25 まるこ姫の独り言


批判はいかん、提案しろと言われて立憲が「養育している保護者に10万円給付を」と要望書を出したそうだが、ヤフコメではまたボロクソ。

今まで、どの野党も批判をして来た。

自民党が下野した時は、民主党政権への怨念が溢れていた。


批判どころか、森まさ子や丸川珠代など、聞くに堪えない揚げ足取りが横行していたのに、その時でもほとんど「野党は批判ばかり」という声は聞こえてこなかった。

ここへ来てなぜか「野党は批判ばかり、」が最近の風潮になり、立憲は「批判はしない、野党ヒアも取りやめる」の姿勢に変化してしまった。

提案型を目指す立憲が9月以降に離婚や別居をした場合「養育している保護者に10万円給付を」と当たり前の要望書を出したのに、ヤフコメ民は、もっとましな提案をしろと言い出す。

立憲が気にくわないだけじゃないのか。

ヤフコメやネトサポなどDappi 的な人間が相当混じっていそうな感じがしないでもない。

維新や国民民主が、そろって「野党ヒアは人権侵害」を言い出したときにもDappi 的ものを感じた。

ヤフコメ民にとって、なにがましなのか分からないが、明石市は9月以降に離婚や別居をした場合「養育している保護者に10万円」を掲げて拍手喝さいを受けている.

無慈悲な国の松野官房長官は「当事者同士で解決してくれ」

それが出来るならここまで問題になっていなかった。

結局養育していなくても、口座を持っている方に都合よく横取りされる可能性大だ。

単細胞で自己責任論者のヤフコメ民は、国の姿勢に同調している。

立民「養育している保護者に10万円給付を」要望書提出
 12/22(水) 15:47配信 TBS系(JNN)

>18歳以下への10万円相当の給付をめぐっては、9月以降に離婚や別居をした場合、実際には養育していない保護者の口座に振り込まれる可能性が指摘されています。立憲民主党は、このようなケースを防ぐため、実際に養育している保護者に給付金が支給されるよう、国から自治体に事務連絡することなどを求めています。

そもそも、こういう事まで細かい想定をしていなかった国が悪いのではないか?

10万円を給付することに関しても、貯金に回るからと現金&クーボン券などわざわざ莫大な事務費がかかるようにしたトンマな国の責任はないのか。

しかしなんで立憲は「提案型、野党ヒアは無し」に方向転換したのか。

批判はしない、野党ヒアはしない、の方針転換で一番喜んでいるのは、自民党だろうに。。。

今までの国会を見ていて、どんな批判をされるか戦々恐々としていた自民党に取っては、立憲を拝みたくなるほどの方針転換だ。

野党ヒアリングで恐れおののいていた官僚も、これでどんどん公文書やデータ改ざんが出来るだろう。

批判を止め幾ら提案しようとどこからも評価されない立憲は、存在感さえ危うくなってしまった。

権力者の都合にまんまと乗った立憲はアホだよな。。。。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/739.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 「創価学会」若手エリートが連続放火 「仕事のストレスを解消するため」 (週刊新潮)
 創立90周年を目前に、創価学会の若手エリートが10月20日、警視庁に逮捕されていた。学会本部の職員で、聖教新聞社に籍を置く谷川竜平容疑者(27)である。

「谷川には、今年7月から8月に東京・豊島区内の複数のマンションで、ポリバケツやゴミ袋に火をつけて回った疑いが持たれています」

 と言うのは捜査関係者。

 現場はいずれも谷川の自宅から約200メートルの範囲で、

「動機を“仕事のストレスを解消するためだった”と話しています。他にも近隣で同様のボヤ騒ぎが通報されていることから、谷川による連続放火事件と見て余罪を追及しているところです」

 事情に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏によると、

「大阪出身で創価大OBの谷川は、在学中に学友会体育会委員長を務めていました。このポストは自治会委員長や学祭実行委員長などと並ぶ、学会の将来を担う幹部候補の登竜門。実際、正木正明前理事長や寺西宏友前創価大副学長らは、これらの役職を経て出世を果たしていきました」

 谷川の学会内での役職は〈少年部書記長〉。小中高校生が所属する〈未来部〉傘下の小学生を担当する組織で、6歳から12歳までの会員を指導しているという。

「書記長は少年部長に次ぐナンバー2。学会が“創価後継の宝”と位置付けている幼い子どもたちを、将来的に国内外で広宣流布を担う人材に育て上げるのが少年部の任務です」(同)

 少年部は昭和40年に、池田大作会長(当時)の発案で結成された。

「池田名誉会長肝煎りの組織を預かる幹部が、連続放火魔とは。全国の会員も呆れているはずです」(同)

 それぞれ見解を問うと、

「事実を重く受け止め、役職を解任しました」(創価学会広報室)

「誠に遺憾であり、事実関係を確認した上で厳正に対処します」(聖教新聞社)

 燃やすべきは信心だった。

週刊新潮 2020年11月5日号掲載

https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11060556/?all=1

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/740.html

記事 [政治・選挙・NHK284] " 京都アニメーション放火事件の青葉容疑者は創価学会員 " の衝撃
京都アニメーション放火殺人事件の青葉容疑者は創価学会員だったと報道される。

https://21cult.web.fc2.com/kyoani.htm
https://nichirendaihonin.hatenablog.com/entry/2019/07/28/002734

文春が青葉容疑者の過去をスクープしたようだが、記事によると、容疑者の父親が自殺した際、葬儀を取り仕切った(友人葬のこと)のが、付き合いの深かった創価の世話人だという。

過去にも、世間を震撼させた事件の犯人が、創価学会員であるとの噂が絶えなかったが、今回の34人殺しの犯人にも謗法悩乱者の影がちらつく。

思い込みの激しさと、怒りのテンションの異常な高さ・・・。

謗法一闡提人の地獄界の命が、日本の異常犯罪のランドマークタワーになりつつあるのは、偶然や会員数の多さではもはや説明できない水準であると言えよう。

世間を震撼させた創価学会の犯罪者達
http://hinoe410.blog.fc2.com/blog-entry-4220.html

【創価】世間を震撼させた創価学会の犯罪者達 / 創価学会員犯罪者リストより抜粋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』他。

●池田大作(在日)→信平信子レイプ事件 公職選挙法違反事件
●福田孝行(在日)→山口県光市母子強姦殺害
●畠山鈴香(在日)→秋田県児童殺害
●長谷部泰輔→林瑞枝さんスーツケース詰め殺人 小中高と創価学園
●三橋香織→夫バラバラ殺人
●三宅正信(在日)→ペッパーランチ強姦 創価大学卒
●北山大輔→ペッパーランチ強姦
●宅間守 (在日)→大阪 附属池田小学校児童殺傷 両親も創価学会員
●東慎一郎(在日) →酒鬼薔薇聖斗 神戸の首切り
●小原保 →村越吉展ちゃん誘拐殺人事件
●林真須美(在日) →和歌山毒入りカレー事件 4人毒殺 63人が負傷
●織原城二(金聖鐘)→神奈川 帰化人、外国人女性を強姦バラバラ殺人
●澤地和夫(元警官)→山中湖連続殺人事件・創価学会前原支部総会で体験発表
●関根元(在日) →埼玉愛犬家連続殺人犯 4人を殺害
●丘崎誠人→奈良連続強姦 事件 (在日朝鮮人)
●金大根 →在日韓国人の強姦魔 連続児童虐待暴行殺人 6名の女児死亡
●李昇一 →在日韓国人 東京 テレビ「ガキの使い」関係者を名乗り少女140人を強姦
●沈週一 →在日韓国人 鳥取 大阪 和歌山 9人を強姦
●張今朝 →在日韓国人 長野 「一緒に猫を探して」と小学校4年の女児を強姦
●ぺ・ソンテ →在日韓国人 横浜 女子小学生14人を強姦
●宋治悦 →在日韓国人 東京 主婦19人を強姦
●創価学会副支部長・木村昌幸 →強制猥褻事件
●創価学会地区部長・谷口博司→迷惑電話3000回で実刑判決
●創価大学卒・嘉村英二→NTTドコモ事件 福原由紀子さんに対する集団ストーカー事件で実刑判決
●公明党江戸川区議・松本弘芳(江戸川区文教委員)→児童売春で実刑判決

以上はあくまでも酷すぎる有名人のみです。

ちなみに、これらの事実を創価学会の信者に言うと、必ず、嘘だ、捏造だ、とか、創価学会は信者の数が多いからね、とか寝ぼけたことを言います。

創価学会の宗教団体としての表面はあくまでも、本当の組織の目的を隠すためであることがバレバレですね。全く宗教として機能してないことは誰の目にも明らかです。
以下はおまけ

池田大作(創価学会名誉会長・公明党の「黒幕」)
 =元信者の女性からレイプで訴えられた
 =選挙違反容疑で逮捕(1957年)
 =渡部通子元公明党参議院議員や多田時子元公明党参議院議員との不倫疑惑
池田克也(公明党衆議院議員)=リクルート汚職(1988年)で起訴

神崎武法(元公明党代表)
 =女性記者へのセクハラ疑惑(女性記者に肉体関係を迫った疑惑)

=共産党・盗聴事件=検察を辞職に追い込まれる=敗訴。

34年前の共産党委員長宮本宅盗聴事件=竹岡(実行犯)神崎(検事)浜四津(弁護士)
同事件は2審まで行き、学会側敗訴。3審上告も後棄却→宮本に賠償金を払い終了。

続訓弘(公明党参議院議員、公明党中央幹事、元総務庁長官)=信用保証詐欺事件に関与の疑い by「朝日新聞」「噂の真相」
片上公人(創価学会員・元公明党参議院議員) =女性秘書へのセクハラを行う(1995年)。
佐藤茂樹(公明党衆議院議員)
 =政策秘書が「中小企業金融安定化特別保証制度」等をめぐる不正融資事件で逮捕される(2000年)。
太田昭宏(公明党衆議院議員、公明党幹事長代行、公明党国対委員長)
 =政治資金収支報告書で、贈収賄事件で警視庁に摘発された「大創建設」の関係者から計100万円の献金を受けていたことがわかった(2001年)。

T(創価学会員・岩手県の知的障害者施設職員、創価学会副圏長)
 =知的障碍者女性を強姦し妊娠させる(2000年)。

大島豊太郎(創価学会員・元公明党大阪市議会議員)
 =特養老人ホーム入居便宜供与を盾に支持者女性を強姦する(2001年)。

松本弘芳(創価学会員・元公明党江戸川区議会議員)
 =サラ金から借金しつつ児童買春を20回以上行い、ビデオ撮影して保管(2000年)。

鈴木友吉(創価学会員・元公明党文京区議会議員)
 =知人女性と不倫。子どもの前で交尾する現場を不倫相手の男性によって撮影される(2001年)。
T(創価学会本部職員)
 =痴情のもつれにより不倫相手に対する殺人未遂罪、銃刀法違反の罪で逮捕(1999年)

大谷尚雄(創価学会員・元島根県出雲市公明党市議会議員)=覚醒剤取締法違反で逮捕(1993年)

高野博師(創価学会員・公明党参議院議員)=公設秘書、二セの診断書偽造に関与(1999年)

https://ameblo.jp/hokoritakakinihonjin/entry-11508890862.html
 
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/741.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 創価学会の暴力的教えを実行に移した男 建造物放火・刺殺未遂! これが学会の正義か!?
(政教一体)公明党・創価学会 政権参加を問うB しんぶん赤旗・特別取材班
新日本出版社
−−−−−−−(P24)−−以下、本文−−

寺院放火未遂事件

ガソリン手に、ライターで……

 昨年(一九九九年)発生した寺院放火未遂事件のリポートです。
 一九九九年八月十七日午前九時五十分ごろ、神奈川県横須賀市日の出町、日蓮正宗法照寺(石井栄純住職)。一人の男が車で乗りつけ、玄関に入りました。

◆“何回でもやってやる”  
 男はじゅうたん敷きのロビーにかけ上がり、やにわに、手にもったポリタンクから液体を四方にまき散らしました。
発見者の住職夫人と石井昇事務長が現場へ急行。
「異臭から、ガソリンとわかった」と、住職夫人はいいます。
「大変だ!」事務長が男に突進。逃げまわる男を山門付近でとり押さえました。男は抵抗をやめず、ライターに火をつけ、「火をつけるぞ」「住職を殺す!」。

寺の通報でかけつけた横須賀署員に逮捕されたあとも、男はしゃべりつづけました。

寺側かとった録音テープによると−−。
「おれ、栄純(住職)を殺すつもりできたんだからさ、何回でもやるよ。そこ(男のカバン)によ、三十センチのよ、刺し身包丁があるんだよ、こん中に(現場検証の警察官の『あった』の声)。栄純が出てきたら刺し殺してやろうと思っていたんだ」
「おれは何回でもやるよ。出てきたら。十回でも二十回でもよ、懲役なんか何でもねえから。もう、今、刑務所へいくつもりでやってきたんだから」
「やっぱりやんのはガソリンだよ。一気にいくからボーンと」……。

 警察の調べによると、まかれたガソリンは五リットル。放火を未遂段階で防げたのは、まったくの偶然でした。 住職夫人がいいます。

「当日の予約で、午前十時に法華講員(日蓮正宗信者)が葬儀の申し込みにくることになつており、私は玄関付近を映すモニターテレビを見ながら待機していました」

◆ひとつ間違えば大惨事にも
 そのモニターに男の姿がうつり、異常を知ることができたのでした。男をとり押さえた石井事務長がいいます。
「もしモニタ−の設備がなかったら、来客との約束の時間が午前十時でなかったら、犯行を事前に発見することはできなかった。また、犯人をとり押さえた私の体がガソリンでぬれていたら、大惨事につながったことはまちがいない」

 建造物放火未遂で逮捕、起訴されたのは横須賀市三春町に住む男(46)。
十二月四日、第一回公判(横浜地裁)で証人尋問に立った被告の父親は、「息子(被告)も家族も創価学会員」と証言しました。

 被告は、創価学会が日蓮正宗から破門(九一年十一月)されるまでは法照寺に出入りしていたといいます。破門後は敵意をあらわにし、石井住職の車を尾行することもありました。寺のモニタ−−も、そうした嫌がらせ対策として設置したものでした。

       −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

“刃物まで持っていたとは……”
 この創価学会員による放火未遂事件は、寺周辺の住民にも衝撃を与えました。

◆学会員であることを伏せて報道
 寺のすぐ近くに住む主婦は、「心を救済するお寺に火をつけようとするなんて、前代未聞。もしガソリンに引火していれば火の回りが早いから、寺だけでなく住宅街にまで惨事がおよんでいたでしょう。住職を殺すために刃物まで持っていたとは、もう絶句」と語ります。
 事件翌日、新聞各紙は「四六歳会社員の男放火未遂で現行犯逮捕」(「神奈川新聞」)、「寺に放火未遂容疑の男逮捕」(「朝日新聞」)、「寺院に放火しょうとした会社員男を逮捕捕」(「読売新聞」)と実名で報道しました。しかし犯人が創価学会員であることは伏せていました。

「法照寺側が住民に配った文書で犯人が創価学会員と知った。宗教が違うからといってなぜ異常手段で襲うのか。とても理解できない」と、さきの主婦はいいます。

 男はなぜ、放火し、刺し身包丁を持って住職を殺そうとまでしたのか。
石井栄純住職によると、男は住職らにこんな言葉を浴びせていました。

「宗門(日蓮正宗や法照寺)はこんなに悪いと『聖教新聞』に書いてあるのに、だれも何もやらない。オレがやるしかない」「栄純(住職)は日顕(日蓮正宗法主)の一番弟子だ。だからあいつをやるんだ」

 事件当時、「聖教新聞」は連日、「日顕は一目で分かる偽法主」(八月十日付)、「日顕の魂は嫉妬で真っ黒け」(八月十一日付)、「法主の頭が腐った臭門」(八月十二日付)、「血脈詐称の日顕」(八月十三日付)、「本尊を否定のエセ法主。悪辣なる『宗教詐欺』」(八月十四日付)、「日顕、醜いぞ。ウソ八百の証言は、すべて陰謀」(八月十五日付)などと書いていました。

 法照寺は九八年三月、五十メ−トル先の現在地に新築移転しました。このときも猛烈な反対、妨害にあったといいます。

◆「暴力で解決」理解できない

「寺の新築は、日照権などを含め建築基準法を完全にクリアしている。一般住民の理解を深める努力もしたが、最後まで反対したのが創価学会。何が反対理由なのか、説明会でもいわない。ただ反対、反対のくり返しだった」と、石井住職はいいます。
 寺周辺は創価学会員の多い地域。法照寺は一般住民に迷惑を及ぼさないよう願い、山門前に看板を立てました。「悪質ないたずらは断じてやめてもらいたい」と。
 周辺住民からは、こんな声があがっています。
「寺の新築では、関係ない町内会まで反対運動に巻き込もうとした。寺が完成するとこんどは放火未遂。住民に迷惑をかけたのだから、創価学会から何らかの説明や謝罪があってもいいのではないか」
「宗教の争いを、暴力で解決しょうという行為は何としても理解できない」

https://blog.goo.ne.jp/youthuman/e/2cbf6f1c0d933ad63a9ead29b0698f15
 
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/742.html

記事 [政治・選挙・NHK284] <2021年、彼らのやったことを忘れるな!>女性差別の森喜朗が辞任どころか逆ギレ会見 こんな男がなぜ五輪組織委会長? 子分の安倍前首相による人事ゴリ押しの舞台裏(リテラ)
【2021年、彼らのやったことを忘れるな!】女性差別の森喜朗が辞任どころか逆ギレ会見 こんな男がなぜ五輪組織委会長? 子分の安倍前首相による人事ゴリ押しの舞台裏
https://lite-ra.com/2021/12/post-6108.html
2021.12.25 女性差別の森喜朗が逆ギレ会見! 組織委会長ゴリ押ししたのは安倍 リテラ

    
    首相官邸HPより

2021年も、残すところあとわずか。本サイトで今年報じた記事のなかで、反響の多かった記事をあらためてお届けしたい。
(編集部)

***************

【初出 2021.02.04】

 東京五輪大会組織委員会の森喜朗会長が「女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります」「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」などと女性差別丸出し発言をおこなった問題。

 国内外から大きな批判を浴び、本日4日、「謝罪会見」がおこなわれた。一部では「辞任の可能性」などとも報じられていたが、そこは首相在任中に「神の国発言」「えひめ丸事故でもゴルフ続行」など数々の問題を引き起こし、支持率が驚異の一桁台を叩き出しても総理大臣の座に居座り続けただけのことはある。昨日の発言について一応は「謝罪」「撤回」したものの、辞任は否定したのだ。

 しかも、「謝罪」とは名ばかりで、記者の質問に「さあ?」「面白おかしくしたいだけだろ」などと逆切れを連発。

 それどころか、女性の記者に対してばかり「声が聞こえない」「マスクを取ってくれ」と要求したり、「女性の話は長いという認識なのか」と問われると「最近、女性の話を聞かないからわからない」と答えるなど、さらに女性差別を重ねた。

 ここまでひどい謝罪会見は昨今なかなかお目にかかれないが、しかし、森会長の場合、これはある意味、通常運転。橋下徹・元大阪市長などは『ゴゴスマ』(CBCテレビ)で「おじいちゃんだから仕方ない」などと擁護していたが、「おじいちゃん」が一人家のテレビの前で、ぶつくさ言っているだけなら勝手にやればいいかもしれないが、森会長は東京五輪という世界各国がかかわる公共イベントの責任者なのだ。「おじいちゃんだから」で済まされるはずがない。

 だいたい「おじいちゃんだから」とかではなく、森会長の場合、首相時代から数々の暴言・不祥事だらけの御仁。東京五輪をめぐっても、多々暴言を吐いてきたし、数々の不祥事・疑惑も発覚している。しかも、それは組織委会長になってからの話ではなく、政治家時代からだ。

 問題は、そもそもなぜこんな人物が東京五輪組織委員会会長などという要職に就いているのか、ということだろう。

 しかし、その答えは簡単だ。安倍前首相がバックについていたから、それにつきる。実際、森氏の組織委会長就任の際も、安倍首相がゴリ押しし、ねじこんだことがわかっている。

■安倍前首相が周囲の反対を押し切り森を組織委会長に…反対する猪瀬直樹に圧力

 国際オリンピック委員会(IOC)総会で2020年五輪の開催地に東京が選ばれたのは2013年9月7日。それからわずか1カ月後の10月12日、新聞が一斉に、〈安倍晋三首相が2020年、東京五輪開催に向けた準備を総括する大会組織委員会会長に森喜朗元首相(を充てる方向で調整していることが分かった)〉と報じた。

「実は、森さんの五輪組織委会長は、招致決定前から決まっていたようです。当時の安倍首相と森氏は2013年8月に少なくとも2度、会っています。一度目は山口で、下村文科相をまじえて。二度目は笹川陽平日本財団会長の別荘に一緒に泊まり、ゴルフを楽しんでいる。そのときに、招致したら組織委の会長を森氏にやらせるという話が出ていたようです。さらに、9月に入って、森元首相が直接、安倍首相のところに『おれにやらせろ』と念押しの直談判をしてきたともいわれています。この圧力に押される形で、安倍首相が森氏の就任を決定。10日に官邸から既成事実化のための新聞辞令として情報がリークされたということのようです」(全国紙政治部記者)

 しかし、この動きに、反発していたのが当時の東京都知事、猪瀬直樹だった。猪瀬都知事は会見で、こうした報道について「森元首相の話はどこから出たか知らないが、全然議題に上がっていない」「(権限がない場所で)決めても、決めたことにならない」としたうえで、こう断言したのだ。

「(会長は)東京都とJOC(日本オリンピック委員会)で決める。いろんな人が今、こういう時期に便乗して出てくる」

「人選は安倍首相がやるわけではなく、ぼくのところでやる」

 猪瀬氏自身の体質はともかくとして、この主張は正論だった。五輪は都市開催であり、決定権は都とJOCにある。

 だが、森の会長就任を阻止しようとする猪瀬氏に対して、官邸=森喜朗サイドは猛然と反撃に出た。まず、森氏が「文藝春秋」2013年11月号に手記を寄せたのだが、そこにはこんな猪瀬批判が書かれていた。

「(猪瀬知事が)自分の力でやったと思い込んでいるところが可愛らしいけど、彼が英語でスピーチしたところで招致には大した影響はない」

「むしろ何も知らない猪瀬知事で正解だった。逆にもう少し五輪招致に首を突っ込んでいたら、我々の描いた戦略どおりには行かなかった可能性もある」

 また、裏では、官邸サイドから、猪瀬知事やJOCに相当な圧力がかかったという。

「猪瀬さんのところには、いろんなルートで『森さんをなんとか会長に』という話がきていましたし、JOCの竹田恒和会長も途中から完全に、『森さんでいいんじゃないか』という感じになってしまっていた。だが、猪瀬さんはがんとして首を縦にふらなかった」(東京都関係者)

 ところが、その少し後の11月末、猪瀬知事に徳洲会グループからの5000万円が発覚。猪瀬氏は五輪どころではなくなり、官邸はその間に一気に、外堀を埋めて、森氏の会長就任の正式決定に向けて動き始めたのである。

 実際、猪瀬氏にスキャンダルが浮上する前後の11月、当時の安倍首相と森氏は首相動静で公表されているだけでも、実に3回も会っていた。いくらかつての親分だからといって、現役首相が政治家を辞めた元首相にこの頻度で会うのは異常だろう。

「そんなところから、猪瀬氏に近い関係者の間では、このスキャンダルが官邸=森サイドの仕掛けだったのではないか、という疑念も持っていたようです。第一報は朝日新聞のスクープだったんですが、森さんが流したのではないか、と。まあ、そこまではちょっと陰謀論がすぎるとしても、官邸がこのスキャンダルを使って猪瀬氏に揺さぶりをかけていたのは間違いない。検察が捜査に乗り出したことで、猪瀬氏としても、官邸に逆らえなくなったんでしょう」(政界関係者)

■森は日本の密室談合政治の象徴 首相になるときも組織委会長になるときも密室で

 そして、組織委会長就任後も数々の失態・不祥事が発覚しながら、森氏は会長の座に居座り続けてきたが、これも安倍前首相のバックアップがあったからだった。たとえば、新国立競技場の建設費高騰問題をめぐって森会長の責任が問題になったことがあったが、当時の安倍首相が森会長を擁護したといわれている。

「あまりの建設費高騰で、当時の下村文科大臣が、安倍首相に別の案に変更を進言した際も、安倍首相から『森さんの了承を得ないと無理だ』と言われ、その結果、変更は実現しなかった。とにかく、安倍首相の森さんへの気の使いようは尋常ではなく、五輪については全権委任という状態だった。その空気が五輪担当相や文科省、組織委にも広がっていますから、解任なんてできるはずがなかった」(前出・全国紙政治部記者)

 これ以外にも、エンブレム問題や神宮外苑地区の再開発利権疑惑、招致をめぐる賄賂疑惑など数々の問題が発覚しているが、森会長は一切責任を取ることなく、その座に居座り続けてきた。

 しかし、なぜ、安倍前首相はそこまで、森首相に弱かったのか。

「安倍さんはかつての森派、清和会出身で、第二次森内閣で官房副長官に引き上げられた、いわば直系の子分さんですからね。当然、金銭的にもかなり世話になっているし、いろいろ弱みも握られているんでしょう。とにかく、森さんには絶対逆らえませんよ」(政治評論家)

 もっとも森元首相に甘いのは、安倍前首相に限った話ではないだろう。橋下徹・元大阪市長は今日の『ゴゴスマ』で「森さんの政治力は絶対に必要」などと評価していたが、森喜朗の政治力などというのは、裏で会食したり利権を分配したり恫喝したりと、homosocialな人間関係のなか、談合のような形で物事を決めることだ(菅首相の人心掌握術とやらも同類だろう)。民主的な議論や手続きとはまったく関係ない話だ。

 思えば、森会長の首相就任も小渕恵三首相急死という混乱のなかで密室の談合によって生まれたものだったが、組織委会長就任も都知事の不祥事をめぐる混乱の隙をついてなされたものだ。

 そういう意味では、森会長は日本の密室政治の象徴と言ってもいい。今回、森会長がオープンな議論を求める女性を「話が長い」「話す時間を制限しろ」などと言ったのは、女性差別であると同時に、民主的で透明性のある議論を排除して、密室ですべてを決めたい、自分の言うことを聞く男たちで理事会を固めたいというその政治手法がもろに出たものと言ってもいい。

 しかし、この密室談合体質は森会長一人の問題ではない。こんな差別男を五輪の組織委会長というポジションにつかせた安倍前首相や官邸、政府、そして女性理事4人以外は理事会の密室化に全員が賛成したJOCの理事たちの体質でもある。
 
 だからこそ、これだけ国内外から批判を浴びてもJOCも政府も森会長に辞職勧告すらできず、そのまま会長の座に居座ることを許そうとしているのだ。もしこのまま放置するようなことになれば、それこそ日本がいかに女性差別の許されている国か、homosocialな密室談合によって、物事を決めている国であるかを全世界に発信することになるだろう。

(田部祥太)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/743.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 岸田首相による安倍元首相への意趣返し? アベノマスク問題と森友改ざん裁判強制終了の狙い 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ)



岸田首相による安倍元首相への意趣返し? アベノマスク問題と森友改ざん裁判強制終了の狙い 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299217
2021/12/25 日刊ゲンダイ


アベノマスクの廃棄も決定(C)日刊ゲンダイ

 今回の臨時国会でにわかに取り上げられたのが、「アベノマスク」の不良在庫問題だ。現在も某物流会社の倉庫に115億円相当の8000万枚が眠っており、保管費用は今年3月時点で6億円にのぼっているという。

 一方で、いきなりの強制終了となったのが、森友学園問題をめぐって公文書改ざんを強要され、自ら命を絶たれた赤木さんの妻と国との裁判だ。訴訟のさなかに被告の国がまさかの賠償金を“認諾”して罪を認めたため、これ以上は法廷での追及ができなくなった。

 この2つの大きな波紋を世の中に投げかけた政府は、何を考えているのか。私はこれを岸田総理の安倍元総理に対する一種の意趣返しだと考えている。

 元総理の“子飼い”の政治家が総理大臣職を継いだ場合、普通は当時の政権が残した課題を隠蔽し、先送りにしようとするもの。総理本人にまつわるスキャンダルとなれば、なおさらだろう。問題は次の政権、その次の政権へと申し送りされ、いつしか世間からも忘れ去られる。程度の差こそあれ、政治家であれば誰もがそうするはずだ。

 しかし、岸田総理は違っていた。

 安倍総理にすれば、岸田総理はもっとも信頼を置いていた“イエスマン”の一人であったろう。岸田さんを傀儡(かいらい)とし、自分はキングメーカーとして隠然たる影響力を残しながら「次」を考えていたはずだ。

 しかし、安倍さんの意のままに動く操り人形であったはずの岸田さんには、実は心に秘めていた復讐心があったと読むことはできないだろうか。

 安倍総理が退陣する際、「次の総理は君だよ」と内々に言っておきながら、土壇場ではしごを外されたことへの恨みがあり、総理になったのを機に晴らそうとしているように見える。

 国会という政治のメインステージで「アベノマスク」の不良在庫や森友学園問題が再び取り沙汰されれば、当然、それを引き起こした安倍元総理にもスポットが当たる。世間が忘れかけていたはずの過去を蒸し返すことになるのは必定だ。そうなれば世の中に「安倍の罪を追及しろ」という機運が高まり、再び大きなムーブメントが来ないとも限らない。岸田総理は、それを狙っていたのではないか。追及しているのは野党だが、どこかウラでそうするように仕向けたのでは? あるいは誰か参謀がいるのかもしれない。

 これは私だけのうがった見方かもしれないが、当たっているとしたら、岸田さんはなかなかの策士、やり手だと思う。

 岸田さんには、「野党の声もきちんと聞こう」という姿勢もあり、評価できる。私の周りの「安倍シンパ」の人たちでさえ、野党の質問に木で鼻をくくったような対応をせず真摯に向き合おうとしている岸田総理を高く評価しているほどだ。庶民の感覚からすれば人の話を聞くことは常識中の常識だが、近年の劣化著しい政治家には絶えて見られなかった。

 はたして今後はどういう展開になるか。第3弾、第4弾の何かがもたらされるのか。人の話を聞く耳と常識を備えた策士の、次の一手を見守りたい。



三枝成彰 作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/744.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 法曹界絶句…赤木さん裁判で国が「認諾」という非道を選んだ理由(FRIDAY)
法曹界絶句…赤木さん裁判で国が「認諾」という非道を選んだ理由
https://friday.kodansha.co.jp/article/221130
2021年12月25日 FRIDAYデジタル

法曹界絶句。「夫の自死。真相を知りたい」という妻の訴えに国が選んだ「決着」の非道を考える


最愛の夫を失った妻は声を上げた。「なぜ夫が死ななければならなかったのか」その悲痛な思いを裏切った国の判断。私たちにできることは? 写真:つのだよしお/アフロ

公文書の不正な書き換えを業務として強要され、それを実行したことを苦に自ら命を絶った赤木俊夫さん。公務員としての誇りをもって生きてきた夫が57歳で逝った。妻の雅子さんは「なにが起きたのかを知りたい」と、訴え続けている。

上司だった元財務省理財局長・佐川宣寿(のぶひさ)氏に、話を聞きたかったがかなわず、国と佐川氏を訴える「裁判」という方法をとった。公判のなかで、「夫の身に何が起きたのか」がわかると期待したからだ。

法曹界が仰天した「禁じ手」の理由

12月15日、国が全面的に非を認める「認諾(にんだく)」をしたことで、この裁判はあっけなく「終わって」しまった。

「国が『認諾』したという報を聞いて、とても驚きました」

そういうのは、京都大学大学院法学研究科の曽我部真裕教授だ。

「赤木雅子さんが求めたのは、賠償金ではないでしょう。お金がめあてではなく、国家賠償請求の裁判という形で、真相を解明したかった。けれども国は、それを避けたかった。『認諾』つまり訴えの全てを認めてしまえば、それ以上裁判にはなりません。打算的な判断です。これには、なにか不純なものがあるんじゃないか、制度が悪用されたと感じます」

赤木雅子さんは会見で「悔しい」と語り「国は卑怯だ」と批判した。そもそも、公文書改ざん、赤木さんの自死があったとき、国会での調査が「できなかった」経緯がある。この国では、国政調査権が機能していない。

「ひとついえるのは、事件当時、安倍政権はあまりにも強力になりすぎていて、周囲が忖度をしすぎていたということ。その流れのなかで起きたことであるのは明白です」

政権与党の力がこれほど強く、これほど長く続いていると、そんな「流れ」を止めることはできないのだろうか。

「それに関して、日本は『ガラパゴス』なんです。海外にはそんな横暴を防ぐための制度があります。『少数派調査権』といって、国会議員の4分の1の発議で国政に関する調査ができる仕組みが、ドイツなど諸外国にはありますから。政権与党の協力、了解がないと国政を調査ができない日本の仕組みは見直すべきという議論があります」

航空機の事故や、医療事故のような公共性の高い分野については、「調査委員会」が設置され「外部」の調査が行われる制度がある。しかし、今回のような個別の件ではそんな方法もとれない。今の制度では、国会の場で真実を調査することは難しいのだ。「国有地払い下げの問題や、入管での人権侵害についても同様」という。

「そして別の観点からもうひとつ。これはそもそも、日本社会の普遍的な問題なんです。組織の命令には逆らえない、組織は命を守ってはくれない。ありえないことをやらされた赤木さんは、今回の認諾で、いわば『2度裏切られた』んです。これは、けっしてひとごとではなく、みんなに関わる問題です。雅子さんが実名を出して訴えていることはとても重要。声を上げていくことが大切だと思います」

組織の利益が、個人の尊厳に優先する社会。たとえば今回の国家賠償請求を担当した国側の「訟務検事(しょうむけんじ)」つまり「中の人」もまた、「組織の人」だ。

「国は、真相を究明させないためには、こんな突然の方針変更も厭(いと)わない。もし私が法務省の『中の人』だったら…良心が(とが)めます。しかし、勤め人である現場の訟務検事は、認諾を決めた上層部に従わざるをえないでしょう。法務省の職員たちも、組織の人ですから」

赤木さんの裁判で、国側が一転して訴えを認め「認諾」したことの背景には、いくつもの矛盾や疑問が隠れている。

「今、一部企業などでは個人を大切にする重要性が語られ始めています。が、やはりまだまだ、個人が組織の犠牲になるケースは少なくありません。

私たちにできるのは、これくらいのこと、と我慢するのではなく、それぞれが声を上げること。理不尽があれば声を出す、もっと声を上げていくことしかないんです」

ひとりひとりの決意や勇気で乗り越えていかなければならないのか。

「今回の認諾には驚きしかなかった。前例がなかったわけではありませんが、法律関係者は一様に驚いたと思います。ここまでして拒否したかったことは何なのか。裁判だけでなく、国会の責任追及機能も正しく機能していません。見直すべき点はいくつもあります。

そして、組織が個人を犠牲にしていく社会を続けていかないために、赤木雅子さんの勇気を高く評価しています」

私たちには、もっとたくさんの勇気が必要なのだ。

写真:つのだよしお/アフロ

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/745.html
記事 [政治・選挙・NHK284] おかしい岸田文雄の対中外交<本澤二郎の「日本の風景」(4305)<「月刊日本」1月号が岸田の中国外交大批判>

http://gekkan-nippon.com/?p=15214
※補足 月刊日本2022年1月号


おかしい岸田文雄の対中外交<本澤二郎の「日本の風景」(4305)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31568470.html
2021年12月25日 jlj0011のblog


<「月刊日本」1月号が岸田の中国外交大批判>

 亀井静香が主宰していると見られている月刊誌「月刊日本」が、極右の犯罪者で著名な安倍晋三の言いなりに、中国外交を演じる岸田文雄内閣に対して、

真っ向から批判をして、注目を集めている。

 米中の橋渡し役という大事な日本外交の核心を放棄して、台湾独立派と連携する一部欧米と波長を合わせていることに、日中貿易で利益を上げている経済界などに衝撃が走っている。

 確かに今の中国には、アメリカやイギリス、カナダのように、多くの課題がある。官僚の腐敗は底なしだし、香港問題の処理は乱暴すぎた。ウイグルの人権侵害を知らないが、日本政府として確たる証拠があれば、友人としてしっかりと指摘して是正を求めたらいい。日本もまた、今時の靖国参拝といった政教分離と歴史認識を改めねばならない。

 アメリカのやり口にも、柔軟な対応を求めるべきだろう。そこで「月刊日本」は、ずばり「大平正芳の哲学を学べ」「石橋湛山の知恵を活かせ」「林外相訪中批判は間違い」などの正論が、誌面を飾っている。久しぶりの言論の正義は、それぞれ小気味いいくらいだ。

<史上最低の極右・台湾派の犯罪者にいちいち無様すぎる報告>

 安倍は史上最低の愚宰相として、国際的に知られている。経済政策であるアベノミクスでは、日本経済と財政をとことん旗oさせてしまった。それによる大衆の貧困は、哀れをかこつ。正月を迎えられない弱者の悲鳴を聞かせたい。

 そんな安倍の事務所に首相官邸の主がのこのこと出向いて、報告や了承を得ている!こんな愚劣極まりない岸田を論評したくでも出来ない。みっともないではないか。恥ずかしくないのか。かりそめにも国民の代表である。象徴ではない。元首なのだ。

 このようなことを繰り返すというのであれば、即刻林外相に首相の座を委ねたらいい。軽すぎる首相ではないか。

 数か月前は、幹事長だった二階俊博に対して、岸田は安倍の河井1・5億円事件の真相を暴けと迫っていた。これは現在、どうしたというのか。すべてを今の茂木幹事長から記者会見で国民に公開する責任があろう。

 無力過ぎる野党をよいことに、対中外交を安倍に相談しながら、こそこそとやっているようでは、泉下の大平、宮澤喜一、鈴木善幸らが泣いているだろう。

<アベノマスクの廃棄に血税を使用する愚かすぎる官邸>

 それにしてもアベノマスクの処理は、国民誰しもが解せない。 

 不良品15%とはどういうことか。考えられないことである。出鱈目な発注に起因している。安倍と今井の利権に悪用したのであろう。

 不良品は、製造者責任によって対応することが、日本の法律で明記されている。一体何処のどいつが作ったのか。返品して合格品を収めさせずに、税金をつかって倉庫代を払って保管、ここにおいて今度は、税金を使って廃棄させる。

 こんな悪政は、岸田側近の木原という官房副長官の仕業なのか?明らかにしてもらいたい。

<正妻以外の愛人の子供の面倒見る官房副長官は人間失格者> 

 悲しいし、情けないことに木原の正体を週刊誌が暴いた。銀座のママを彼女にして、子供までもいるといい、多忙な官邸日程を抜け出して、母子家庭の二人と神社参りをしていた!

 人間失格ではないのか。宏池会のリーダー?ふざけるな!と誰もが問題にしている。このような不貞の輩を重用する岸田もまた、安部に似て居ようか?

 国民の代表として失格だ。政界を引退するのが、木原の選択肢であることを指摘しておきたい。

 岸田が屈服する清和会は、台湾派と原子力ムラ・改憲軍拡派で構成されている。21世紀日本にとって、最もふさわしくない危うい勢力である。

 桜事件で、林真琴検察が、安倍派に買収されていないことを祈ろう!一流ホテルに一泊5000円で泊めるという、ホテルニューオータニの犯罪性も追及せねばならない。政界全体を犯罪の巣にしてはなるまい。

2021年12月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/746.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 立憲民主が脆弱なのは政治家はいても「党」がないから 自民の強みは知恵者揃いの党職員 ファクトチェック・ニッポン!(日刊ゲンダイ)

※2021年12月21日 日刊ゲンダイ8面 紙面クリック拡大


立憲民主が脆弱なのは政治家はいても「党」がないから 自民の強みは知恵者揃いの党職員 ファクトチェック・ニッポン!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299038
2021/12/22 日刊ゲンダイ


野党第1党の責任を立件は示すべきだ(写真は辻元清美氏、2020年撮影)/(C)日刊ゲンダイ

「新しい体制に立憲がなって、泉さんが代表で西村さんが幹事長になられた。ある意味で世代交代したところもある。立憲は大事だと思っている。大阪の立憲も立て直ししたいと思っている。なんでもやる」

 先の衆院選挙で議席を失った立憲民主党(立憲)の辻元清美氏がそう語った。本人も認める強い敗北感と焦燥感、そして多少の気負いが入り交じった表情だった。

 これは、私も参加させてもらっているMBSラジオ「西靖・谷口キヨコのもっと聴きたい!水曜日」でのひとコマだ。私は辻元氏に、すぐに国政に戻るのではなく、しばらく裏方として立憲の立て直しに尽力したらどうかと問うた。その答えがこれだった。

 メディアに引っ張りだこといった感じの辻元氏には決まって問われる質問がある。敗因は何か? 参議院選挙に出るのか? 維新はなぜ強かったのか? そのいずれにしても、明確な答えはない。そこで私はこの番組では、質問の形をとった提案をすることにした。これには批判もあるだろう。しかし同じやりとりを続けるよりは意味がある。

 その提案は、小欄で度々触れてきた立憲への私の要望を含んだものだ。二の矢として、自民党の強みが政治家にではなく党職員にあること、一方、立憲には政治家はいても党がないことを伝え、辻元氏に、立憲の党の土台づくりに励むべきだと思うが、その考えはあるかと問うた。

 辻元氏は「なるほど……」と大きくうなずいた。そして「そういうことを考える余裕もなかったので、考えてみます」と応じた。そして国会対策委員長時のエピソードを語った。

「私は野党の代表として自民党の国対委員長室に行くわけです。私についているのは立憲の職員2人。いずれも国対をやった人はいなかった。で、自民党の森山国対委員長と2人で座ると、その周辺を自民党の職員がずらっと囲むんですよ。(自民党には)物凄い知恵をもっている職員がいる。その差は大きい」

 小欄で度々触れている野党によるシンクタンク構想についても、「政府与党は官僚を使える。壮大なシンクタンクを持っている。圧倒的に与党が強い」と話し、特に経済政策のシンクタンクを創設する必要があると語った。

 我が意を得たりという回答だったが、実は冒頭の辻元氏の言葉には続きがある。

「ただ一方で、うるさいおばさんが、新たに船出をしている時に、がみがみ言ったらうっとうしいと思われないかなぁ」

 立憲に望みたい。辻元氏には参院選に出るのではなく、次の衆院戦まで党本部、地方支部の立て直しに専念してもらう。それを表の西村幹事長、裏の辻元氏で仕切る。自民党は批判だけして倒れるようなやわな政党ではない。このままだと未来永劫、日本は事実上の1党体制の国となってしまう。それは選挙の日だけ形だけ民意が反映されるという極めていびつな民主主義だ。そうならないための野党第1党の責任を立憲は示すべきだ。それにはまず、「がみがみ言われたらうっとうしい」などと思わない大人の政党になる必要がある。



立岩陽一郎 ジャーナリスト

ジャーナリスト。1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」出演中。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/747.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 大阪・松井市長が“コネクティングルーム不倫”の和泉洋人元補佐官を府・市の特別顧問に! 維新と行政私物化官僚をつなぐカジノ利権(リテラ)
大阪・松井市長が“コネクティングルーム不倫”の和泉洋人元補佐官を府・市の特別顧問に! 維新と行政私物化官僚をつなぐカジノ利権
https://lite-ra.com/2021/12/post-6110.html
2021.12.25 “コネクティングルーム不倫”和泉洋人元補佐官が大阪府・市の特別顧問に! リテラ

    
    左・松井市長(大阪府HPより)/右・和泉氏(首相官邸HPより)

 昨日24日、この年の瀬に大阪府と大阪市がとんでもない発表をおこなった。なんと、安倍・菅政権で首相補佐官を務めてきた和泉洋人氏を、来年1月1日付で大阪府・市の特別顧問に就任させるというからだ。

 いわずもがな、和泉元首相補佐官といえば「菅義偉の懐刀」と呼ばれた人物であり、昨年には厚労省の大坪寛子・大臣官房審議官と公費を使った不倫出張疑惑が浮上、“コネクティングルーム不倫”として大きな批判を浴びた。和泉氏はその後、岸田政権発足後の今年10月に首相補佐官を退任したが、まさかそのような人物を、府・市の特別顧問に据えようとは……。

 実際、今回の人事は、菅前首相と近い松井一郎・大阪市長の意向が強く働いているのは明白だ。松井市長は和泉元首相補佐官を特別顧問に据えることについて、「これまでも、うめきた2期や夢洲の開発で国との調整に力を貸してもらってきた。幅広い人脈を持っており、これまでの経験を土台にアドバイスをいただきたい」と説明。さらに、松井市長は昨日夜にこの人事を伝えた朝日新聞デジタルの記事に対し、〈朝日新聞さんへ、和泉さんは無報酬ボランティアで協力して頂ける事はスルーですか?今日の会見で説明しましたよね〉〈因みに、大阪府大阪市とすれば、働いて頂く限りは他の特別顧問同様の身分補償を提示しましたが、和泉さんから無報酬で手伝うと言って頂きました〉と噛み付いていた。

「無報酬ボランティアとして協力してもらう」って、報酬以上の旨みがあるからとしか考えられず、一体何が差し出されるのかそっちのほうが怖いのだが、ともかく松井市長は無報酬のボランティアであることをことさら強調し、人事を正当化しようとしているのだ。

 だが、この人事は黙って見過ごせるような問題ではない。というのも、和泉氏の問題は公費を使った“コネクティングルーム不倫”疑惑にかぎったものではなく、むしろ問題の本質は、安倍政権の数々の不正問題に和泉氏が深くかかわり、露骨な圧力や恫喝を繰り返して行政を歪めてきた倫理もクソもない人物だという点だ。

 そもそも和泉氏は国土交通省出身で、政府が名護市辺野古で進めている埋め立て工事での関係省庁の統括や、新国立競技場の管轄を文科省から取り上げ“やり直しコンペ”を仕切ってきた。もともとは民主党・野田政権時代に内閣官房参与として官邸入り、そのまま安倍首相が留任させるという異例の人事がおこなわれたが、その背景には和泉氏と付き合いが長かった菅義偉官房長官の後押しがあった。

 そして、安倍官邸内で菅官房長官の右腕として暗躍する一方、和泉氏は先にも触れた大坪氏との不倫関係においても、人事や国策にまで影響を及ぼしていた。

■不倫コンビでノーベル賞・山中伸弥所長を恫喝して予算カット、“愛人”の担当プロジェクトに予算を

 実際、最初に「不倫疑惑」が持ち上がった京都への不倫デートを楽しんだ出張では、和泉氏と大坪氏の2人が京都大学iPS細胞研究所に赴き、ノーベル賞受賞者の山中伸弥所長に対して、翌年から山中所長の取り組むプロジェクトに「国費は出さない」と言い放ち、大坪氏が「iPS細胞への補助金なんて、私の一存でどうにでもなる」と恫喝していたことがわかっている。この予算カットは、文科省が反対していたものを和泉氏が後ろ盾となるかたちで大坪氏が強硬に主張したものだ。

 オープンな場で決めるべき予算の問題を密室で恫喝する。これだけでも2人とも辞職モノだったのだが、問題はもっと根深い。こうした予算配分自体が行政内部で何の手続きも踏んでいない大坪氏の独断専行であったことが内部の公式の会議で明らかになり、当時、本サイトがいち早く取り上げたように、和泉氏が室長、大坪氏が次長を兼任した内閣官房の「健康・医療戦略室」を舞台に、和泉氏の後ろ盾によって大坪氏が緊急的な感染症対策に使われるような予算約80億円を無理やり自分の担当するプロジェクトにつけていたことが、AMED(独立行政法人日本医療研究開発機構)理事長による告発で明らかになっている(詳しくは過去記事参照→https://lite-ra.com/2020/02/post-5254.html)。

 しかも、AMEDの方針にことごとく介入する大坪氏の高圧的なやり方に対してAMED側が反発すると、和泉氏が直々に乗り出し、2019年7月にはAMEDの幹部職員3人に対し、こんなセリフを吐いていたことも暴露されている。

「大坪次長もさ、激しくてみなさんとうまくいっていないかもしれないけど、彼は健康・医療戦略……彼女か、健康・医療戦略室次長に残すし、AMED担当室長は彼女になるから。そういうつもりでちゃんと付き合ってもらわないと困るよ」
「ちゃんとできていないようだったら、もともとの出身省庁からこのポストを置くのはまずいってことになる」
「財務省は全面的に、皆さん方の頭を飛び越えて、本省の各原課も飛び越えて、各々会計課と直接やるから。あなた方がどういうつもりか知らないけど、そんな生易しい話じゃないからさ」(「週刊文春」2020年2月27日号/文藝春秋)

 山中教授への恫喝、コネクティングルーム出張、さらには愛人が思い通りに動かせる組織にすべく人事や予算をちらつかせて圧力をかける──。まさに私利私欲によって行政を歪める「政治の私物化」にほかならないが、和泉氏の「恫喝」問題はほかにもある。それは、和泉氏に大きな注目が集まるきっかけとなった、加計学園問題だ。

 ご存知のとおり、前川喜平・元文科事務次官が、獣医学部新設をめぐって和泉首相補佐官から「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と“恫喝”され、このほかにも獣医学部新設を早く認めるように複数回言われたことを証言したからだ。

■安倍の意向を受けて加計学園の獣医学部新設でも暗躍、前川喜平氏の口封じまで

 しかも、和泉首相補佐官は前川氏に圧力をかけただけではなかった。NHKがスクープした「10/21萩生田副長官ご発言概要」という文書では、〈総理は「平成30年4月開学」とおしりを切っていた〉という決定的な文言のほか、こうも記されていたからだ。

〈内閣府や和泉総理補佐官と話した。(和泉補佐官が)農水省とも話し、(中略)畜産やペットの獣医師養成とは差別化できると判断した。〉

〈和泉補佐官からは、農水省は了解しているのに、文科省だけが怖じ気づいている、何が問題なのか整理してよく話を聞いてほしい、と言われた。官邸は絶対やると言っている。〉

 なんと和泉首相補佐官は農水省にまで直接手を回し、萩生田光一官房副長官(当時)まで動かしていたのだ。このあと、萩生田官房副長官は獣医学部新設の条件に「広域的に」「限り」という文言を追加するよう指示。これにより獣医学部新設に名乗りを上げていた京都産業大学が事実上、振り落とされてしまった。

 ようするに、和泉首相補佐官はまさに安倍首相の代わりとなって加計学園の獣医学部新設を実現させた、最大のキーマンともいえる人物なのだ。

 実際、2017年6月に日本記者クラブ主催の記者会見に出席した前川氏は、「全体のシナリオを描いていた」人物として、和泉首相補佐官の名を挙げた。

「私の目から見ますと、和泉総理補佐官がいちばんのキーパーソンではないかと」

「10月21日付けの萩生田副長官のご発言の内容を見ても、萩生田さんは和泉さんと話をした結果として、それを文科省に伝えている。やはり情報発信源になっているのは和泉さんではないか。和泉補佐官がいちばん全体のシナリオを描いて、全体の統括もしている、そういう立場にいらっしゃったのではないかと思っています」

 だが、和泉首相補佐官は加計学園の獣医学部新設を実現させるべく「全体の統括」をしただけではなかった。あの“読売新聞を使った前川氏の告発潰し”でも、和泉首相補佐官は暗躍していたのである。

 2017年5月、「総理のご意向」文書が飛び出た際に前川氏の実名告発の動きがあるなかで、読売新聞は同月22日付で「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中、平日夜」と報道。本サイトでも繰り返し伝えてきたが、これは官邸が、前川氏の告発を潰す目的で読売にリークして書かせたものだ。そして、読売に記事が出る前日、前川氏に揺さぶりをかけたのは和泉首相補佐官だった。前川氏はこう証言している。

「21日に和泉補佐官からのアプローチもあった。文科省の藤原誠初等中等教育局長からのショートメールだった。(自分の携帯から着信記録を示して)これです。『和泉さんから話を聞きたいと言われたら、対応される意向はありますか?』。それに対しては、『ちょっと考えさせて』と返信した」

「和泉さんが私の口を封じたかったのではないか、と思っている。ちょうど私が加計関係の文科省内部文書について、メディアの取材を受け始めた時だ。前川がしゃべっているとの情報が伝わったのではないか」(「サンデー毎日」2017年12月10日号/毎日新聞出版)

■和泉は首相補佐官時代、PCR検査、ワクチンも任され、立ち遅れの最大の原因に

 実名告発を潰すために“脅し”をかける。これが首相補佐官の仕事なのかと衝撃を覚えずにいられないが、じつは加計学園問題以外でも、和泉氏は安倍首相の意向をかたちにするため恫喝と圧力をかけていたことがわかっている。

 それは、2016年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」をめぐってのこと。「明治日本の産業革命遺産」は幼少時から安倍首相と家族ぐるみの付き合いで、加藤勝信前官房長官の義理の姉でもある加藤康子氏が中心になって推し進めていたプロジェクト。「週刊新潮」2015年5月21日増大号に掲載された康子氏のインタビューによると、自民党が野党に転落していたころ、安倍氏は康子氏に「君がやろうとしていることは『坂の上の雲』だな。これは、俺がやらせてあげる」と声をかけ、さらに、総裁の地位に返り咲いた3日後、「産業遺産やるから」と、電話をかけてきたという。

 そして、安倍首相が血道を上げたこの「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録でも、安倍首相の名代として現場に介入したのが、和泉首相補佐官だった。じつは、「明治日本の産業革命遺産」を世界遺産の国内候補にするため、和泉首相補佐官が候補を決める文化審議会の委員から反対派の委員を排除するよう圧力をかけていたのだ。文化庁を外局とする文科省の事務方トップの事務次官を務めた前川氏は、こう証言している。

「和泉氏は文化庁の幹部に対し、文化審議会の委員から日本イコモス委員長(西村幸夫氏)を外せ、と言ってきた。日本イコモスは産業遺産の推進に消極的だった経緯があり、とにかくけしからんから外せ、と。結局、西村氏は委員から外れました」(「週刊朝日」朝日新聞出版/2017年6月23日号)

 つまり、安倍首相がこれまでのルールや行政手続きをひっくり返し、お友だちに利権を優遇したいとき、安倍首相の代わりに現場に圧力をかけ、ゴリ押しをするのが和泉首相補佐官に役目だった、というわけなのだ。

 このような恫喝と圧力によって行政を歪めてきた人物を、松井市長と吉村府知事は特別顧問に据えようと言うのだから開いた口が塞がらないが、さらに問題なのは、和泉氏は安倍・菅政権におけるコロナ失策の責任者でもある、ということだ。

 例の“コネクティングルーム不倫”問題が噴出していた昨年2月、政府は大坪氏を「ダイヤモンド・プリンセス号」に派遣。大坪氏が感染対策で飲食が禁止になっている作業エリアにスイーツやコーヒーを持ち込んだり、マスクをしていない姿をしょっちゅう目撃され、注意を受けていると報じられ、大坪氏はもちろん和泉氏もさらなる批判を浴びることになった。だが、安倍首相の最側近だった今井尚哉氏ら経産官僚が仕掛けた「アベノマスク」や星野源に乗っかったコラボ動画に非難が集中したことで、官邸内では菅官房長官が復権。和泉氏は「PCR検査の拡充やワクチン開発、特効薬の承認の推進を一手に引き受け、コロナ対策の要となっている」と言われていた。つまり、PCR検査の拡充が一向に進まなかった元凶のひとりが和泉氏なのだ。

 さらに、コロナ失策への批判に耐えきれなくなった安倍首相が辞任し、菅政権が誕生すると、よりにもよって菅首相はワクチン対応のために、和泉氏と大坪氏という“コネクティングルーム不倫”のコンビを中心にしたタスクフォースを組んだ。その結果、日本はワクチン確保に出遅れてしまったのである。

■コロナで多数の死者を出してなお、維新が“コロナ立ち遅れの元凶”和泉補佐官を抜擢する理由

 言うまでもないが、大阪は、橋下徹時代からつづく維新府政による公的医療の削減・合理化の煽りを受けてコロナで医療崩壊を起こし、東京以上の死者を出すなどコロナ対策で失敗してきた代表格だ。そのうえ、特別顧問として国のコロナ失策の責任者を迎え入れようとは、もはやブラックジョークのような展開ではないか。

 だが、もっと恐ろしいのは、今回、松井市長らが和泉氏を特別顧問に迎え入れようとしている目的が、大阪カジノ実現のための布石にあるということだ。

 実際、松井市長は昨日、記者団に「(和泉氏には)夢洲の街づくりに能力を発揮してほしい」と語ったというが、2025年大阪・関西万博の会場でありカジノ建設予定地となっている夢洲をめぐっては、土壌汚染対策費用の約800億円を大阪市が負担すると公表されたほか、公金支出が膨らみつづけている。

 そこに、国土交通省出身で横浜カジノ参入でも菅前首相の右腕として暗躍してきた和泉氏が入り込んだら、これまで以上にカジノ事業者や建設業者の要求ばかりが呑まれ、公金をさらにじゃぶじゃぶと使いまくることになるのは目に見えている。

 だが、こんな露骨な人事を平気でやってしまえるのが、まさしく松井市長・吉村知事であり、このふざけた暴政こそが「維新クオリティ」なのだ。この連中は、どこまで大阪の政治を壊せば、気が済むのだろうか。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/748.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 東京五輪・パラの経費は1兆4530億円、追加公費ナシなんて誰が信じるのか(日刊ゲンダイ)



東京五輪・パラの経費は1兆4530億円、追加公費ナシなんて誰が信じるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/299126
2021/12/23 日刊ゲンダイ


橋本聖子大会組織委会長は自画自賛だが…(代表撮影)

 まだ隠していないか。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の年内最後の理事会が22日、都内で開かれ、橋本聖子会長は冒頭の挨拶で「厳しい状況でも大会開催という公約を守り、後世に残せたことは日本の国際的評価にとっても良かった」といった。

 この日の報告では、開催経費は1兆4530億円になる見通しとか。コロナ禍による大会の簡素化などで、昨年12月に発表された1兆6440億円から1910億円減となり、東京都や国の追加の公費負担はないという。

 最終的な決算は来年6月ごろになるそうだが、なにしろ都合よく公文書を改ざんする国だ。そもそも開催経費も、五輪招致段階(2013年)は7340億円だった。コロナの感染拡大で開催が1年延期されたとはいえ、この金額は信用できるのか。

 コロナ禍前の2019年12月には、会計検査院は2018年度までの6年間に国が支出した五輪関連経費の総額が約1兆600億円あったことを明らかにした。組織委と東京都の費用約2兆円と合算すると3兆円超になるとはじいたのだが、公表されていない経費がいくつもあった。ちなみに、経済波及効果の分析で知られる関西大学の宮本勝浩名誉教授は8月末、最終決算を見据え、東京オリ・パラの組織委員会、東京都、国の赤字総額は約2兆3713億円になると試算している。

 今回発表された1兆4530億円の中には、この日に公表された約30万食の廃棄された弁当代やアルバイト、ボランティア、警備会社に支払った高額経費なども当然含まれているはずだが、国民への影響でいえば、今回の1兆4530億円には、大会関連経費や五輪のツケまでは入っていない。

 例えば、年間維持費が24億円と試算されている国立競技場の具体的な後利用は決まっていない。カヌー会場の「カヌー・スラロームセンター」や競泳などに使われた「東京アクアティクスセンター」など、5つの競技会場の年間赤字も10億円以上とみられている。

 コロナ禍によりこの国の財政はさらに逼迫し、政府は今年度補正予算案の財源として国債を22兆円追加発行する。年度末の国債残高は初めて1000兆円を超える借金大国が、2030年札幌冬季五輪も招致するというのだから正気の沙汰ではない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/749.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 「75歳のおばあさんですが、《つぶやき》はどうすればつぶやけるのですか(コメント)」緊急事態条項阻止 第弐/Ichibei3ch

次の第2段階なんですけど。…先ず、「近年の政府に対し、昼夜問わず、我々日本国民は一丸となり、憲法改正案緊急事態条項などに抗議し続けている中、(これ1℃さんからのメッセージになります)…この国の悪策に対して地方国会議員などは、今もなお他人事のような毎日を過ごしている。我々国民一人々々が自ら選出し、地元議員に選ばれし者達が、今目の前で起きようとしている緊急事態に対して、『自分達には関係が無いよ』と過ごしていることがどこまで許されるだろうか。…さらに、この悪策を通すにはこれらの議員の…賛成が必要となる。我々は地方選出された議員等に対し、この悪策に決して賛成してはならないと強く抗議しなければならない。
一.各国会議員の地元事務所
一.永田町議員会館の各事務所
に電話・メール・FAXで抗議しなければならない。我々全体が一致結束し、強く抗議しなければいけない」
ということです。

今まで、昨日はガンガンそちらを内閣の方とか、ガンガンみんなで出していった、と思うんです。出していったものはスクショを撮って頂いて、僕達がシャンクスやる時に、先ほどのシャンクス、あの、最終手段シャンクスやりますから、…甲さんたちの援護の元、シャンクスをやるので、シャンクスやる前に「ダン!」と叩きつける大義になるんで。それが始まる、開始する時の「バン!」というあれになります。そう、国民に大義を示すことになります。それからじゃなきゃシャンクスにならないんです。合同で行かなきゃならないんです。僕達はあくまでも常に善なる光の戦士達なので、そこは、ちゃんとそれが「ダン!」とやらなければ。その時に、サーバーとかが一杯々々になっちゃって、各地域の覚醒プロジェクトの皆さんがそれでもう大変なんですよ、今。だけど、とんでもない数来ます。それ見せて貰いましたけど、もうね。…それはスクショにして、覚醒プロジェクトに出して頂きたい。…それをきちっと皆さんで、協力よろしくお願いします。

そして、次の第2段階の話になりますが、今、1℃さんからの文書の内容の通りで、次は要するに地方選出された議員緊急事態・憲法改正法案とかをやるときにその人達の賛成とかが必要になって来る。で、その人達は今どうしているかというと、全く「国から決められたことに私たちは賛成するだけですよ」っていう。何もその地域のこととかを考えずにそこで従うだけ。要するにグレーゾーンというか、闇が一杯多いと思うけど、グレーゾーンだらけですね。…細川先生みたいな有志も、光側の方達もいますけど、そういう人達は大体がもう無理じゃないですか。…だから、そういう人達の何も考えない全くDS加担のグレーゾーンでのんびりしてるみたいな。「そういう人達を僕達は今から叩いていかなければならないんだ」と。「そこを次は叩きましょう」ということで、そこに電話・メール・FAXで抗議して行きましょう。…覚醒プロジェクトの方は、地域で分けて行動してますから。各地域2000人とか3000人とかなっているんじゃないかな。…「こいつを叩こう」「こいつを叩こう」って、各地域のリーダーが1℃さんの統合リーダーと打ち合わせしてやっているんですね。なので、そこで指示が出ると思いますので、是非、自分の地域の方は、別に「あの、私、こんな活動もしてますから」とかって、関係ないですから、そんなの。国を、祖国を守ろう、子供達を守って、子供たちが安心して過ごせる未来を作ろうっていうことに「私はこっち派だから」「こっち派だから」は無いから。そういうの全く無いんだから、自分の地域を守るために、地域のネットワークに参加されたらいいんじゃないですかって思うんですね。

…ただの善なる自然な魂からの行動を取る者達が集まっているだけなので、地域の自分のところに参加されて、そこで、「こうやって行きましょう」「こうやって行きましょう」っていう指示を貰って。後はね、僕がこういう配信とかで伝えさせて貰うとか、つぶやきの方とかで、「ここはこういう動きをされてます」とかっていう情報は流すことがあるんですけど。あくまでも情報が動き始めてから出すっていう感じになります、僕に場合は。そうしないと、向こうに、わざわざDSにこっちの動きを先に知らせる必要は、僕無いですから。別に何も義理はないんで、DSに。なのでね、ぜひ、そこに参加して頂いて。で、僕はつぶやきの方であれを挙げているんで、ようつべの方でもコメント欄に張れるかどうか、ちょっと、今日やってみますが、出来れば、ここを見てる方で「私も一緒に立ち上がるぞ」と、「一緒に祖国・自分の家族や大切な仲間を守りたい、命を守りたいんだ」という方はね、是非、つぶやきをやられてみて。なかなか、「私そういうの苦手なのよ」という方もね、いらっしゃると思うんですけど、そこは周りにやり方を聞いてでも、やっていくっていうことが、一番やっぱり大事なことじゃないかなと。この戦を生き延びていくのに、やっぱり情報の戦なので、そこはね、周りの若い人捕まえて「どうやってやったらこれ始められる?」とか聞いてみてやっていって欲しいですね。なるべく、そういう「スクショの撮り方も分からない」とか、そういう人が対応できるように、なるべくそっちの覚醒プロジェクトではやってくれてますから。

そして。今日もこれで終わりますが、の方もね、僕達の援護には必ず駆け付けてくれますし、いつも今も命がけでやってくれてます。そして、〇〇連邦員としましては、グリッドを1日も緊急事態条項が通る前に僕は本当に早くやりたいです。もうそれをやられてからでは、覚醒数どうこうの問題というよりは、身が持たないんで。なのでね、周りの人に、眠ってる周りの人に伝えて下さい。こういうものっていうのは、もう、ピンチですけど、向こうがやってきたことっていうのは、ピンチ以外の何物でもないけど、周りに気付かさせるためのチャンスになるんですね。なので、僕が一番考えていることというのは、デノ(デモ)とかシャンクスであるとかそういうのじゃなく、一番の目的はグリッド、光の真実の計画を成功させること。それに命を懸けてます。

緊急事態条項阻止 第弐/Ichibei3ch

国が終わる 緊急事態条項迫る!!! /Ichibei3ch
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/701.html

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段階《1》政府への抗議文提出・記録
           @抗議文の提出
               宛先:A.首相官邸(2,000文字以内)
                        B.内閣府 (1,000文字以内)

           A抗議文のスクショを撮影する。

           Bスクショ画像をファイルに保存する。

           Cファイルの送信
               宛先:大和15万人覚醒project(検索)

Ichibei Okamoto
https://twitter.com/matatabi2437

+1℃
https://twitter.com/plusone0824

段階《2》国会議員への抗議
           @各国会議員の地元事務所
     手段:電話・メール・FAX

           A各国会議員の国会事務所(永田町)
     手段:電話・メール・FAX

国会議員の連絡先一覧(りぼん・ぷろじぇくと)
https://rpj-action広告文字列により全部置換/%E5%9B%BD%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AE%E9%80%A3%E7%B5%A1%E5%85%88/

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注) 甲さん…軍人(特殊部隊員)
覚醒プロジェクト…DS支配による洗脳解消を目指す
1℃さん…覚醒プロジェクトの統合リーダー
軍…甲さんの軍及び同盟軍
覚醒数…軍の解放活動には支持する住民が一定数必要
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上記事務所に電話した方の印象では、半数は無知。残りは承知の上で知らないふりだそうです。
DSの脅迫で迂闊な行動は禁物でしょうが、光側の政治家はまだ少ないので、今なら厚遇されるでしょう。
知人がいる方は、出処進退を誤って後悔することの無い様、忠告してあげて下さい。
「光側に命を賭ける者は数万いるが、DS側は一切皆無である」

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/750.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 《オミクロン濃厚接触者は追試を 大学入試で指針―文科省》大体SARS-CoV-2ウイルスの試験管内分離もできていないのにどうやってオミクロン株に感染したと特定できるのか?これは未接種者差別どころでなく、政府による全くのでっちあげによるアパルトヘイト!


もうこの記事をみたとき目が・になってしまいました。



オミクロン濃厚接触者は追試を 大学入試で指針―文科省 JIJI.COM
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021122401140&g=soc



大都市圏での諸交通機関のラッシュなどを勘案すればこういった政策が全く意味をもたない事は明瞭であるのに、どうしてそれを実行しようとするのでしょうか。


まして私は以前からも申し上げているように、日本を含め世界中のどの研究機関もSARS-CoV-2ウイルスの感染実証はおろか、その純粋単離ですらできていません。


ウイルスは存在しない
《あるのに出せない(行政文書)11/26論争決着》とイベルメクチンに関する齟齬についてのお詫びと説明
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/798.html


《ウイルス論文 の「分離に成功」は違う意味でした》より大多数による事実の共有を恐れる権力による分断工作に載らないで-ウイルス噺の正体を暴く-
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/813.html


《コロナ分離/純粋化「記録なし」🌏@A》科学的にウイルスの存在を立証した研究機関は全くない、おそらくそういうモノがあるという仮定に基づいてワクチンを強要する非科学的オカルト国家群・似非医療産業・権力
http://www.asyura2.com/21/kokusai31/msg/177.html


その上感染の基準となるPCR検査にしても、感染者であると考えられる血液などの体液にミドリザルの腎臓細胞とウシ胎児血清と毒性のある化学物質を加え、サルの細胞が死滅したのはウイルスによるものと決めつけ、不純物や少なくとも人・サル・ウシの三つの種のDNAなどを含むごちゃごちゃな物質を、コンピューターによるシュミレーションして作り上げた架空のアミノ酸配列をもって”ウイルス”と称し、しかもその配列の数%の合致で陽性とするような何ら科学的根拠を持たない詐欺検査に過ぎないのです。


科学的根拠を持たない似非PCR検査
《コロナの裏側を知ったアナウンサーの悲痛な叫び》と水道水でもPCR検査陽性結果!! って、もはや”コロナに感染”などという言葉には何の科学的根拠は存在しないでしょ!!

http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/836.html


《ミネソタ州知事に立候補したスコット・ジェンセン医師より「約2分でわかる、政府のコロナワクチン義務化に関する手のひら返し」》事象を俯瞰できないお目出度いバカが大多数を奈落の底へ突き落とす、権力のお手伝いをしている
http://www.asyura2.com/21/iryo7/msg/852.html


安倍政権は正しかった?《でっち上げられたパンデミック》信頼できる反体制研究機関が警告!杜撰PCR検査実態と創作された可能性の高い世界似非感染禍
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/148.html


このように元々のSARS-CoV-2ウイルスの標本すら持ち合わせていない世界現代科学はいったいどのようにしてやれ、”オミクロン株”だ”デルタ株”だとそれを特定できるのでしょうか? 


阿呆なメディアも”オミクロン感染が爆発”などと煽っていますが、その根拠となる特定方法を世界中の全ての科学的権威は持ち合わせていないのが実状なのです。


話が少しそれてしまいましたが、文科省にしても”オミクロン濃厚接触者”などといっていますが、そういった時点で自分が詐欺師であるのを国民に開陳しているのは明らかですし、またそういう人々の行動の自由(今回は試験を受けるという権利)を全くいわれない理由で阻害するのは政府による民主主義の否定、重大な人権侵害であるのは言うまでもありません。




引用部以外はオリジナル



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/751.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 自民・維新の改憲ゴリ押しが始まった! 日本会議系議員が牛耳る「憲法審査会」開催を強行、コロナ口実に緊急事態条項創設へ(リテラ)
自民・維新の改憲ゴリ押しが始まった! 日本会議系議員が牛耳る「憲法審査会」開催を強行、コロナ口実に緊急事態条項創設へ
https://lite-ra.com/2021/12/post-6112.html
2021.12.26 自民・維新が改憲ゴリ押し!日本会議系議員が牛耳る「憲法審査会」強行 リテラ

    
    会見で改憲について発言する岸田首相(首相官邸HPより)

 今月21日、たった16日間の会期しかなかった臨時国会が閉会したが、このわずかな会期中、この国が重大な危機的状況に追い詰められていることがあらためて可視化された。それは、安倍政権や菅政権では動かなかった憲法改正が、いよいよ数の力によって強引に進められようとしている、という危機だ。

 臨時国会では予算審議中にもかかわらず異例となる憲法審査会が開催されたが、臨時国会閉会を受けて21日におこなわれた会見で岸田文雄首相は、憲法審査会がおこなわれたことを踏まえて「通常国会ではさらに議論が深まることを心から期待する」と発言。さらに同日、岸田首相は自民党「憲法改正実現本部」の会合に出席したが、この場で安倍晋三・元首相と麻生太郎・自民党副総裁らが同本部の最高顧問に就任。改憲に向けて地方組織に実現本部を設置する方針を決定し、本部長である古屋圭司・元拉致問題相は「(衆参両院の)憲法審査会でしっかり審議せざるを得ない環境(づくり)を党をあげてやっていこう」と発破をかけた。

 あらためて指摘するまでもないが、国会ではコロナ対策や生活困窮者支援など喫緊の課題が山積している。挙げ句、安倍政権時から基幹統計が改ざんされていたという検証・真相追及が必要な重大な問題まで判明した。にもかかわらず、世論もまったく盛り上がっていない憲法改正の議論を進めようというのは優先順位が滅茶苦茶だ。だいたい、2015年に憲法審査会で憲法学者が安保法制を違憲だと指摘すると、自民党はその後、約1年半も憲法審査会を開こうとはしなかった。それを自民党改憲案を押し通すために「しっかり審議せざるを得ない環境をつくろう」などとご都合主義で国会を動かそうとは、はっきり言って言語道断だ。

 しかし、岸田自民党は改憲の最大のチャンスがやってきたとし、来年の通常国会で一気に弾みをつけようとしていることは明らかだ。

 自民党が改憲に本腰を入れてきた背景にはふたつの要因がある。まずひとつ目は、岸田首相にはリベラルのイメージがあるため、改憲への世間の警戒が緩い点だ。実際、安倍元首相は13日に『深層NEWS』(BS日テレ)に出演した際、「リベラルな姿勢を持っている岸田政権だからこそ、可能性は高まった」と発言。岸田首相が改憲を打ち出しても自分のようには反発は起こらないと高をくくっているのだ。

 だが、最大の要因となっているのは、先の衆院選で議席を伸ばして野党第2党となった日本維新の会の存在だ。衆院選の結果、自民・公明・維新の改憲勢力は改憲発議に必要な3分の2の議席を確保したが、選挙後から松井一郎代表や馬場伸幸・共同代表、遠藤敬・国対委員長らは声高に憲法改正の必要性を謳ってきた。さらには同じく議席を増やした国民民主党が維新と急接近、玉木雄一郎代表も「『憲法審査会を開くな』『議論をするな』の勢力とは一線を画したい」などと発言、同じく改憲に前向きな姿勢を鮮明に。これを追い風にして自民党も前のめりになっているのだ。

 ちなみに、自民党「憲法改正実現本部」本部長である古屋圭司・元拉致問題相は極右団体「日本会議」の国会議員懇談会の会長であり、衆院憲法審査会の与党筆頭幹事である新藤義孝・元総務相、維新の馬場伸幸共同代表は同副会長を、維新・遠藤敬国対委員長は同議連の事務局長を務めている。つまり、維新の躍進によって自民党は願ってもない「改憲シフト」を組むことに成功した、というわけだ。

■自民・維新の改憲威力が目論む危険な改憲 コロナ対応失敗をすり替え緊急事態条項創設を主張

 そして、この改憲シフトに追い詰められたのが、野党第一党である立憲民主党だ。ご存知のとおり、立憲の新代表となった泉健太は「批判ばかりではなく政策提案型」「護憲ではなく論憲」などと打ち出しているが、そのせいで憲法審査会を強引に開催しようとする自民・維新・国民民主党の標的となった。実際、自民党の茂木敏充幹事長は8日におこなわれた衆院代表質問で「(改憲議論に応じないのは)国会議員の責務、国会の役割を果たしたと言えるのか」と批判。維新の馬場氏も9日に「立民が(憲法審を)『やらない』ということであれば立憲主義の標榜はやめてほしい」などと発言した。

 揃いも揃ってふざけるな、という話だろう。そもそも、与党・自民党こそコロナ禍に通常国会をさっさと閉じ、共闘野党が憲法53条の規定に基づいて臨時国会の召集を要求しても無視して平然と憲法違反を犯してきた「国会議員の責務、国会の役割」を放棄してきた当事者だ。その上、馬場氏の「憲法審査会をやらないなら立憲主義を標榜するな」というのはアホ丸出しでしかない。立憲主義というのは憲法に基づいて権力者による恣意的な権力の行使を制限しようというものであり、世論がまったく盛り上がってもいないのに改憲ありきで強引に憲法審査会を開催しようとする権力の行使にNOを叩きつけるのは当然の姿勢だからだ。

 このように自民・維新の主張は筋違いにも程があるイチャモンでしかなかったのだが、さらに維新と国民民主党は憲法審査会の与党協議に参加するなど外堀を埋められ、泉代表が「提案型」を標榜する立憲は衆院憲法審査会の開催と自由討議の実施に応じてしまったのだ。

 そして、こうして開催された16日の衆院憲法審査会は、改憲への「地獄」のはじまりを予感させる、恐ろしい展開になったのである。

というのも、この日の憲法審査会では、与党筆頭理事である自民の新藤元総務相は、緊急事態条項の創設や9条への自衛隊明記を示した自民の改憲案4項目を議論のたたき台として活用することを求め、「緊急事態条項は議員任期延長やオンライン国会など国会機能維持の論点を含む。国民の関心も高い」などと発言。政府のコロナ失策の戦犯でもある西村康稔・前経済再生担当相も「衆院議員の任期が迫るなか、緊急事態宣言の発出中に選挙をどのようにおこなえばいいのか私なりに思考をめぐらせていた。新たな感染症が発生したら、適正な選挙の実施が困難な場合があり得ることはコロナの経験から明らかだ」などと言い出した。

自民党改憲案の緊急事態条項は、大災害時には国会議員の任期を伸ばして選挙を先送りすることを可能にし、さらには法律と同じ効力を有する政令の制定権を内閣に与えるという独裁を可能にする危険なシロモノだ。それをコロナ対応で失敗を繰り返してきた西村氏を筆頭にした自民がコロナにかこつけて緊急事態条項の創設を憲法に盛り込もうもうと主張するとは、火事場泥棒以外のなにものでもない。

だが、これに対し、維新や公明のみならず、国民民主党の玉木代表も「緊急時に任期の特例を定める議論は速やかにおこなう必要がある。感染が抑えられているいまだからこそ、国家統治の基本的な在り方を静かな環境で議論していきたい」などと緊急事態条項の創設に同調したのだ。

■国民民主党・玉木雄一郎代表も前言翻し、緊急事態条項創設に賛成の動き

 言っておくが、玉木代表は衆院選直後に「憲法審査会では維新と国民民主党は緊急事態条項の創設を強く主張してきた」とするTwitterユーザーの投稿に対し、わざわざ〈緊急事態条項はそうでもないですよ〉と返信していた。ところが、この日の憲法審査会では完全に緊急事態条項の創設に賛成する側に回ったのである。

 玉木代表といえば、東京都武蔵野市が提出していた外国籍の住民にも住民投票の参加を認める条例案が否決されたことを受け、「こういうことが(外国人に対する)地方参政権の容認につながっていく。否決されて安心したというのが率直な思いだ」「憲法に外国人の権利をどうするのかという基本原則が定められておらず、ここが一番の問題」などと発言。極右と見紛う排外主義と人権意識のなさをあらわにして批判を浴びているが、緊急事態条項の創設を認めようという姿勢からも、あらためてこの男の憲法に対する姿勢がいかに粗雑で危険であるかがはっきりしたと言えるだろう。

 それだけではない。この日の憲法審査会で立憲は「改憲ありきであってはならない」という従来の立場をとり、憲法改正が発議された際の国民投票運動中のCM・ネット規制問題の議論を優先するよう主張。これはCM規制がないままで憲法改正が発議されれば170億2100万円(2021年度)というダントツの政党交付金を受け取っている自民党をはじめ、国会で多数を占めて潤沢な広告資金を抱えている改憲派がCMを使った広報戦略では圧倒的に有利となり公平性が担保されない危険があるためで、当然、議論が優先されるべき重大事だ。

 しかし、国民民主党の玉木代表は「具体的な憲法上の論点が複数あるなかで、論点を絞った議論も必要不可欠だ」としてテーマごとに「分科会」を設置して議論を進める方式を主張し、「国民投票法と憲法本体の議論は同時並行で進めていける」と発言。維新の足立康史衆院議員も「(国民投票の)CM規制に関する分科会もつくったらいい」と言い、立憲の奥野総一郎・野党筆頭幹事に対して「今日この場で(分科会方式で)やろうと合意していただきたい」などと迫ったのだ。

 こうした強引な議論に対し、立憲の奥野議員は「分科会をやる段階で一定の価値観が入る。取り上げる項目も決まっていないのにいきなり分科会というのは拙速だ。自由討議を中心にするべきだし、国民投票法改正案をきちんと煮詰めていくべきだ」と指摘したが、改憲勢力が選挙の結果、以前より力を持ち、発言力が増していることから、立憲やそもそも憲法審査会を動かすこと自体に反対している日本共産党が劣勢に立たされているのは明らかだ。

 実際、維新の馬場共同代表は「野党第一党は憲法審の開催に労をとるべき立場にある。役割を果たせないなら野党第二党が引き受ける」などと乱暴極まりないことを言い出す始末。立憲の泉代表は、来年の通常国会で憲法審査会を週1回の定例日に開催するという改憲勢力の要求を「『憲法審査会だけを動かせ』というのは国民をだます行為だ」と批判したが、「提案型」を掲げたことによって基幹統計改ざん問題でも追及が鈍ったように、こうした要求を通常国会で撥ね付けられるかは不透明だ。

 このように、自民党政権や維新、そしてメディアによる「野党がだらしない」「批判ばかり」という的はずれな批判に唯々諾々と従い、立憲が政権の暴走を監視・批判すべき野党第一党としての責務を放り出せば、来年、危険な改憲への道は一気にひらかれることになるのは間違いない。いま、改憲に向けて安倍政権時よりも危うい状況に陥っているということを、けっして忘れてはいけないだろう。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/752.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 草津町再炎上<本澤二郎の「日本の風景」(4306)<町長から性被害受けた女性元町議が町長選で真正面対決!>
草津町再炎上<本澤二郎の「日本の風景」(4306)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31576636.html
2021年12月26日 jlj0011のblog


<町長から性被害受けた女性元町議が町長選で真正面対決!>

現職町長が町長室で女性市議をレイプ!?という前代未聞の話題を提供した上州は群馬県草津町で、第二幕が降りた。再び国際的な話題を提供するという。週刊誌の記事を見て気付いた。

 レイプ事件というと、被害者の女性の立場からすると、これは殺人に相当する重罪である。真っ先にTBS強姦魔事件を思い出し、その先に自ら暴いた「木更津レイプ殺人事件」が、心臓にぐさりと突き刺さる。

 男尊女卑の上州の風土で、被害女性が一敗地に塗れたようだが、今回は町長選で堂々と決着をつけるというのだ。事件の詳細は知らないが、一般的にレイプ被害者は進んで蓋をすることで、生き延びようとする悲しい日本女性である。「木更津レイプ殺人事件」の取材によって、心底分かったことである。ゆえに、伊藤詩織さんの勇気に感銘を覚えると同時に、新井祥子元市議の健闘を祈りたい。レイプ犯罪者を叩きのめす草津町を天下に証明して、世界の観光者を引き込んでもらいたい。

 それにしても「町長室でレイプ!?」とは、驚くほかない。被害者の被害妄想で語られてはなるまい。草津町の民度が試されていることを、町民は知るべきだ。知事の山本一太は、でしゃばると火の粉をかぶるだろう。

<上州かかあ天下で男尊女卑の風土返上を期待したい!>

 明治の男尊女卑の悪弊は、天皇親政下においても助長された。戦後の歴代首相のもとでも変わることなく、首相夫人が政治に口ばしを入れることはなかった。安倍晋三夫人の昭恵は、其の点で例外中の例外だったが、それも安倍の女好きと関係している、と見られがちだった。

 横道に入る。「木更津レイプ殺人事件」の取材で分かったことの一つは、関東以北において男尊女卑の悪弊は、より強固であるということだった。。被害者の夫は、婿養子にもかかわらず、出身地の秋田県に妻を連れ込むと、妻の母親を事実上、食卓から排除した。これは関東の人間にとって異常なことで、彼女は母親の介護を理由に、故郷の木更津市に引きこもった。離婚原因ともなった。

 秋田県の古老の話に「秋田県に嫁をやるな」という言葉も残っているという。レイプ殺人被害者は、夫が秋田へと行くと決心した時点で、離婚を決意したが、その時、既に子供を身ごもっていた。被害者は戦争遺児である。悲惨すぎる運命に、ただただ合唱するほかない。筆者がレイプ殺人犯人のやくざ浜名追及をやめることはない。JR岩根駅近くのデーサービス「かけはし」を監視し続けるだろう。千葉県警の捜査から逃げる犯罪的怠慢についても、である。

 戦前の貧困時代、東北の農村では、生活のために、娘を売り飛ばす風習もあった。5・15事件や2・26事件の、陸軍将校反乱の引き金ともなった。

 次期草津町の町長選に注目する理由は、上州の男尊女卑の民度を返上したいとの思いを、挑戦者に感じるからだ。自立する全国からの女性応援団にも期待したい。伊藤詩織さんも、泉下の戦争遺児も応援するであろう。

<温泉よりも選挙が大好きな土地柄>

 昔話になるが、現役記者として福田赳夫と中曽根康弘の戦いを取材したことがある。その戦場の一つが、群馬県を代表する温泉地の草津町だった。旧群馬3区は、わが故郷の旧千葉3区に似ていた。後者は、現役のやくざがバッジをつけるという、信じがたい民度が、今も継続している。その証が君津市や袖ヶ浦市の放射能騒ぎである。

 福田は後継者の次男郁夫を、確か草津温泉を代表する横手館に養子に出した。郁夫はおとなしい赳夫の息子として、いずれ赳夫の後釜になるはずだったが、不幸にして病に倒れてしまった。かくして後継者は長男の康夫になったのだが、ことほど草津町は福田が圧倒していた。そこへと中曽根が食らいついて、小渕恵三の基盤は極めて小さかった。

 男同士の戦いであって、女の出番などこれっぽちもなかった。性的被害を受けたという市議の訴えを、警察も排除した背景であろう。果たして、今度はどうか。実に興味深い町長選であろう。

<性的暴行を受けても110番通報できない風土を断ち切れ!>

 今の警察を信用できるか?ほとんどの国民は、警察を信用していない。それまでは信用してきた凡人ジャーナリストも、木更津のレイプ殺人事件以来、やくざの背後の政治力に配慮しているらしいことが判明して以来、信用しない。

 そして問題は、レイプ被害者が警察に駆け込もうとはしない点だ。伊藤詩織さんのような自立した女性は、この日本にほとんどいない。TBS強姦魔を支援する女まで現れたことに、何よりも驚いてしまった。女性の敵は女なのだ?

 被害者が安心して飛び込めるような、男女平等の警察に格上げする必要があろう。これは深刻な改革問題である。伊藤さんは警察を信用して告訴したが、現在の警察庁長官の中村格に裏切られてしまった。 

 犯人は、当時首相だった安倍に手を回したのだ。こんなことが許されていいわけがない。安倍と強姦魔を告訴すべきだろう。菅も、である。官邸の警察官僚も怪しい。

<警察庁から中村格を排除して真っ当な警察改革が不可欠>

 日本の民主主義は崩壊している。その原因の一つが、警察の対応にある。腐敗しているのだ。これを改革しなければ、法治主義も絵にかいた餅である。

 一日も早く中村格を追放・排除することが、警察改革の第一歩である。そのためにも、草津町の町長選挙における挑戦者と、支援するであろう自立した女性群の活躍を期待したい。日本女性の自立の一歩なのだ

2021年12月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


草津町長選「町長室で性交渉」告白の新井元町議が立候補へ 黒岩町長と全面対決の異常事態
12/25(土) 6:00配信デイリー新潮

 群馬県の地元紙・上毛新聞(電子版)は12月17日、「草津町長選 新井元町議が出馬表明 『町長から性被害』告白」との記事を配信した。新井祥子元町議(52)の名前を記憶している方も多いだろう。担当記者が言う。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/753.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 森友問題の賠償裁判 年末のどさくさに、国が狡猾な幕引き。許さんぞ! 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ)



森友問題の賠償裁判 年末のどさくさに、国が狡猾な幕引き。許さんぞ! 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/299208
2021/12/25 日刊ゲンダイ

 煮え切らない年末だ。そして、身勝手な世間だ。誰も「許せない!」と声ひとつ上げない。

 こんないい加減なことばかりで、年が納まるわけないので書いておきたい。

 ちんたらした揚げ句の果て「全額現金給付」と岸田政府が応じたら、世論の「評価する」が50%に上がったという。ちゃんちゃらオカシイ世論調査だ。アホらし屋の鐘が鳴ってるぞ。評価どころか、常識で考えたら「許さん! ふざけるな」が半数以上いて当然と思っていたが。

 18歳以下の子はおらんわ、コロナで仕事ないわ、貯金も底ついたわという者はどうするんだ? まったく政府は分かってない。

 ヤツらはただただ経済を回すためだけで配るのを許しただけだ。

 そんなふざけた岸田政府のやり口に、何が「認める」だ。世論の半数がそんなやり口を認めてしまうのがまったく分からんわ。どこが世論だ! お上からたかだか10万恵んでもらうだけで、子育て世代の30、40代がどれだけ納得してるんだ。テレビでも誰も、ふざけるな! と声を上げるコメント屋を見ない。能面みたいな無言の世論だ。

 60年安保粉砕闘争の国会デモにビビっていた岸信介総裁が、「デモの参加者は多数じゃないし、後楽園球場も映画館も満員で銀座通りも変わりないし、私は『声なき声』を聞きます」とほざいた頃から、結局この国の静かな大衆たちの意識は何も変わっていないんだと思い知ったよ。今の政治屋たちも一緒だ。

 世論の“静まり”と“諦め”に呆れてたら、国民の預貯金やら株式やらの資産合計が2000兆円にも膨らんだと、日銀がほざいていたのでさらにびっくりした。

 しかも、60代以上の高齢者がその2000兆の6割以上を貯めこんでいて、資産ゼロか、ほとんどない世帯が全体で3割もいて、氷河期世代の40代が最も多いというのだ。持ってる者と持ってない者の格差がいかに広がってしまったか。

 60代以上の資産家たちこそ「声なき声」の代表か。かといって、「認めんぞ、ふざけるな」と氷河期世代は声を上げてるわけじゃなし。どこまでフニャフニャの社会なんだ。

 こんなひどい格差の中、岸田は「新しい資本主義」とお経のように唱えているが、企業に給料を無理やり上げさせたところで、ビタ銭止まりだろが。

 それより、年末のどさくさに、国が狡猾な幕引きをしたのが、森友問題の文書改ざんに絡む財務局職員の自殺の賠償裁判だ。

 国会で呼び出された佐川という忖度官僚が「捜査中なので」と黙ってしまった改ざんの真相こそ再調査する裁判だったんだろが。それを急に、国は強制終了させ、金を払ったらいいだろと逃げくさった。許さんぞ!



井筒和幸 映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/754.html

   

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