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2021年12月25日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] 松井大阪市長、腐るものではないからとアベノマスクの受け入れ態勢(まるこ姫の独り言)
松井大阪市長、腐るものではないからとアベノマスクの受け入れ態勢
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/12/post-990076.html
2021.12.24 まるこ姫の独り言


あの嫌われ者のアベノマスクを受け入れると表明した奇特な人が現れた。

その名も維新の松井大阪市長。

大阪市、アベノマスク受け入れも 松井氏「念のため頂く」
 12/23(木) 16:46配信 共同通信

>大阪市の松井一郎市長は23日の記者会見で、国が希望者に配布した上で廃棄を指示した政府調達の布製の「アベノマスク」を巡り、輸送費などのコストを国が負担する場合は受け入れる選択肢もあるとの考えを示した。「布マスク需要は低いが腐るものでもない。念のために頂いておくのはありだ」と述べた。

>松井氏は「市場では不織布マスクが安価で出回っている。布より不織布の方がより感染リスクを抑えられる」と指摘したが「これから先、各家庭で必要だと言われればお渡しできる方がいい」と述べた。


理由は「腐るものでもないから」と。

腐らないかもしれないが変色する。


私は去年、確かマスクの買い置きがあると思って調べていたら、何年か前に買ったまま忘れていた「布マスク」が出て来た。

それは新品なのに見事にまだらに変色していた。

開封するまでもなく、一目で使える代物ではないと分かった。

見るからに気持ち悪くて即捨ててしまったが。。。


松井市長は本当にこんな使えないマスクを、各家庭が必要だと思う時期が来ると思っているのだろうか。

どこの店に行っても不織布マスクや高性能マスクが底をついて壊滅的に買えない状態ならともかく、市中にあるうちは各家庭が必要と思うとは到底考えられない。

当時の菅官房長官はアベノマスクを「洗って何回も使って貰える」と推奨していたが、説明している本人が不織布マスクだった(笑)

大昔ならいざ知らず、今の時代、洗ってまで使う人がどれだけいるのだろう。

元から小さいマスクは洗えば洗うほどどんどん小さくなってお飾り程度になるのではないか?

しかもアベノマスクは、これからオミクロン株に置き換わると言われているウイルスに対応できるとは思えない。

オミクロン株は、一説には空気感染をするのではないかと言われているほど感染力が高いそうだ。

災害時に役に立つかもしれないと保管していて数年過ぎたら、ますます使い物にならないマスクになっている可能性大だ。

しかも運送代、倉庫保管代にもまた金がかかる。

それでも松井は、念のために頂くというのか。。。


念のためなら不織布マスクや高性能マスクを保管していた方がどれだけ市民が安心するか。。。

新たにマスクを購入するのと違って、アベノマスクは、念のために保管するにも、めちゃくちゃお金がかかる.

開けてびっくりにならないことを祈るばかりだ。

それでも大阪市民は、「松井は政府を救った、安倍を救った、よく言った!」と思うのだろうか。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/729.html

記事 [政治・選挙・NHK284] <2021年、彼らのやったことを忘れるな!>NHK『NW9』有馬キャスターが降板! 原因は菅首相の激怒と官邸広報官の圧力電話 『クロ現』国谷裕子降板事件の再来(リテラ)
【2021年、彼らのやったことを忘れるな!】NHK『NW9』有馬キャスターが降板! 原因は菅首相の激怒と官邸広報官の圧力電話 『クロ現』国谷裕子降板事件の再来
https://lite-ra.com/2021/12/post-6106.html
2021.12.23 菅首相の激怒でNHK『NW9』有馬キャスターが降板に!【2021】 リテラ

    
    NW9公式HPより

 2021年も、残すところあとわずか。本サイトで今年報じた記事のなかで、反響の多かった記事をあらためてお届けしたい。
(編集部)

***************

【2021.02. 09初出】
 危惧されていた事態が現実になった。NHKの看板報道番組『ニュースウオッチ9』の有馬嘉男キャスターが降板することが明らかになったのだ。

 有馬キャスターといえば、本サイトでも度々報じてきたとおり、昨年10月26日放送の『ニュースウオッチ9』に菅首相が生出演した際、日本学術会議の任命拒否問題について「総理自身、説明される必要があるんじゃないですか?」などと食い下がって質問。これに対して、菅首相が「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」と逆ギレで返答したことから、有馬キャスターが降板させられるのではないかと危惧の声が上がっていた。

 まさにその不安が的中したのだ。有馬キャスター降板と菅首相逆ギレが無関係というのは考えにくい。

 実際、この日の放送をめぐっては、官邸がNHKを恫喝していたことも明らかになっている。「週刊現代」(講談社)2020年11月14日・21日号はこう報じている。

〈その翌日、報道局に一本の電話がかかってきた。
「総理、怒っていますよ」
「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思います」
 電話の主は、山田真貴子内閣広報官。お叱りを受けたのは、官邸との「窓口役」と言われる原聖樹政治部長だったという。〉

 山田真貴子内閣広報官は総務省出身で菅首相の“子飼い”。そんな人物が、「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う」「総理、怒っていますよ」などとクレームを付けていたのだ。

 さらに、菅内閣の坂井学官房副長官が菅首相との会食の場で、「NHKはガバナンスが利いてない」「NHK 執行部が裏切った」などとNHKを攻撃していたことも明らかになっている。

 また『デイリー新潮』の本日の報道によれば、これ以降、有馬キャスターの発言が厳しくチェックされるようになり、「ニュースの後に有馬さんが受けのコメントするときすら、アドリブは許されなくなりました」と番組関係者が語っている。

 そもそも菅首相といえば、安倍政権下で、同じくNHKの『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターや、『報道ステーション』(テレビ朝日)の古舘伊知郎キャスターなど、政権に批判的なキャスターを降板に追い込んできたことで知られる、言論弾圧体質の持ち主だ。

 今回の有馬キャスター降板は、こうした菅首相の言論弾圧体質がもろに剥き出しになったものだ。それに簡単に屈服してしまうNHKの姿勢も大問題だろう。最近のNHKの政権忖度ぶりについてはあらためて別稿で指摘したいが、菅官邸が有馬キャスター問題をめぐって、いかにNHKに圧力をかけてきたか、昨年12月の記事を以下に再録するので、ご一読いただきたい。
(編集部)

■菅首相の激怒でNHK『NW9』有馬キャスターが降板か! 官房副長官が「学術会議問題を聞くなんてNHKはガバナンス利いてない」

 コロナ会食批判の高まりも無視して田崎史郎氏をはじめ、フジテレビに日本テレビ、読売新聞とメディア幹部・関係者と会食を繰り広げた菅義偉首相。新型コロナ対応を疎かにしながら会食でメディアを懐柔しようとは言語道断だが、その一方で、菅官邸はついに、あのキャスターを“圧力降板”させようとしているらしい。

 そのキャスターとは、NHKの看板報道番組である『ニュースウオッチ9』の有馬嘉男キャスターだ。

 有馬キャスターといえば、菅首相が所信表明演説をおこなった10月26日に同番組に生出演した際、日本学術会議問題について「もう少しわかりやすい言葉で、総理自身、説明される必要があるんじゃないですか?」「説明がほしいという国民の声もあるようには思うのですが」と食い下がって質問。これに対し、菅首相は「説明できることとできないことってあるんじゃないでしょうか」とキレ気味に返答したが、放送直後から菅首相のキレっぷりを見て、問題に切り込んだ有馬キャスターの処遇を心配する声が上がっていた。

 そして、その不安が的中しそうだという見方が、ここにきて出てきたのだ。

 この問題を報じたのは、今週発売の「週刊文春」(文藝春秋)。記事のなかでは、NHK関係者がこう証言している。

「十二月末のキャスター委員会で、来年三月での降板が決定すると見られます。大越氏(編集部注:2015年に降板した大越健介キャスター)は在任五年、前任の河野憲治氏は二年だった。有馬氏も丸四年を目前に、交代時期として不自然ではありませんが、親しみやすく、好感度も高い。それゆえ、降板の背景には官邸の怒りがあるのでは、と言われています」

 菅首相といえば、2014年に出演した『クローズアップ現代』で鋭い質問を浴びせた国谷裕子キャスターを降板に追い込み、さらには安倍政権に批判的報道が目立った『報道ステーション』(テレビ朝日)にも圧力をかけ、それが古舘伊知郎キャスターの降板につながったと言われてきた。有馬氏はその2人に比べれば及び腰なキャスターだが、しかし、それでも菅首相に怒りを買ったことで降板に追い込まれそうだというのだ。

■菅首相が『NW9』出演後、山田内閣広報官がNHK原政治部長に「総理、怒っていますよ」

 実際、本サイトでも報じてきたように、この日の放送に対する菅官邸の怒りは相当なものだった。

「週刊現代」(講談社)11月14日・21日号は、放送翌日に起こった一件をこう報じた。

〈その翌日、報道局に一本の電話がかかってきた。「総理、怒っていますよ」
「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う。どうかと思います」
電話の主は、山田真貴子内閣広報官。お叱りを受けたのは、官邸との「窓口役」と言われる原聖樹政治部長だったという。〉

 山田真貴子・内閣広報官というのは、総務省出身で安倍政権下の2013年から2015年まで広報担当の首相秘書官を務めた人物で、新政権発足で菅首相が官邸に呼び戻した“子飼い”だ。そんな人物が、番組の内容に「あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う」とクレームをつけ、「総理、怒っていますよ」と言い放ったというのである。この「総理、怒っていますよ」というひと言のインパクトは絶大で、NHKが震え上がったことは間違いないだろう。

 この“クレーム圧力電話”問題は11月25日の衆院予算委員会の集中審議でも立憲民主党の大西健介衆院議員が取り上げたのだが、大西議員は上述の山田広報官のセリフを読み上げた上で、キャスターはごく当たり前のことを訊いただけなのになぜ怒ったのかと菅首相に質問。すると、菅首相はこうまくし立てた。

「大変失礼ですけれども、私は怒ったこともありません。山田広報官に指示したこともありません」
「私はその辺のことの常識は持ってます」

 さらに、報道に対して反論ツイートや電話をすることでメディアは批判をしにくくなるのではないかと問われると、「山田広報官が電話したというのは、週刊誌か何かですか? 私は承知しておりません」と答えた。

 しかし、それからしばらくして、この「週刊現代」の報道を裏付けるような事実が明らかになったのだ。

■菅首相と会食の後、側近の坂井学官房副長官が「NHKはガバナンス利いてない」「NHK 執行部が裏切った」

 それは、今月5日の夜におこなわれた菅首相の会食の場でのこと。この日も菅首相は新橋にある第一ホテル東京内の焼鳥店「伊勢廣」で、自身の子飼い議員であり菅内閣の発足で官房副長官に引き立てた自民党の坂井学氏や、熊谷亮丸・内閣官房参与と会食。11日付の朝日新聞デジタルの記事によると、菅首相は1時間でその場をあとにしたが、その後も坂井官房副長官と熊谷参与は残って会食しており、廊下には複数社の記者たちが待機していたという。

 そのような状況下で、坂井官房副長官は、なんとこう口にしたというのだ。

「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない(日本)学術会議について話を聞くなんて。全くガバナンス(統治)が利いていない」

 しかも、記事によると〈坂井氏の店内での発言が、廊下にいる記者団にはっきりと聞こえた。なかには、「NHK執行部が裏切った」といった発言もあった〉というのである。

 学術会議の任命拒否問題では違法性が指摘され、世論調査でも菅首相の説明は不十分だという声が大きいというのに、その質問をおこなっただけで「ガバナンスが利いていない」「NHK執行部が裏切った」と怒る──。ようするに、当然おこなわれるべき当たり前の質問や、納得のいかない回答に対する追加質問など、菅首相には何もぶつけるな、ということだ。これで真っ当な政権追及などできるはずもない。

 だが、菅官邸にしてみればNHKを大本営発表の機関だと考えているのだろう。そして、菅首相の側近から飛び出たこの発言によって、いかに菅官邸がNHKを問題視しているかがはっきりした。

 そんななかで飛び出した、今回の「有馬キャスター降板」の報道──。前述したように、これまで国谷氏や古舘氏を降板に追い込んだ菅首相ならば、そこまでやらなければ腹の虫が治まらないのだろうということは容易に想像がつく。

 さらに、NHKにとっても菅首相の怒りを広げるわけにはいかない事情がある。菅首相は総務相時代からNHK改革を掲げてきたが、菅政権でも武田良太総務相は受信料をめぐって「(NHKは)国民に対して常識がない」などと批判。「次期通常国会に、NHKのことに関して放送法改正案を提出することを考えています」と明言している(「ダイヤモンド・オンライン」17日付インタビューより)。また、「総理、怒っていますよ」とNHKに電話をかけたとされる山田真貴子・内閣広報官は、前述したように総務省出身だ。“下手な報道をするとNHK改革でどうなるかわかるか”という脅しのメッセージが含まれているとNHK側は受け取ったはずだ。

 国谷氏や古舘氏につづいて、菅首相に楯突いたキャスターとして有馬氏も降板させられてしまうのか──。今後の動きに注視が必要だ。
【2021.02. 09初出】

(編集部)


関連記事
総理、怒っていますよ…官邸からNHKへの「クレーム電話」その驚きの中身 再びの圧力(週刊現代)
http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/345.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/730.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 《人口動態調査9月速報 今見るとゾッとするメッセージ…》と5-11歳ワクチン承認に異論を唱えず賛成した全員も十三階段が待っている : 医療板リンク


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/731.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 最後まで金目!落ち目の石原伸晃に放った父・慎太郎の冷たい一言(FRIDAY)
最後まで金目!落ち目の石原伸晃に放った父・慎太郎の冷たい一言
https://friday.kodansha.co.jp/article/220741
2021年12月23日 FRIDAYデジタル


しばらくは国会でこの顔を見ることもないのか…(AFLO)

わずか1週間で内閣官房参与を辞職した石原伸晃前衆院議員への批判が止まらない。失言が相次いでも自民党幹事長経験者として一定の政治権力を保ち、派閥を率いてきた石原氏だが、10月の総選挙で落選。

さらに自らが代表を務める政党支部で国の雇用調整助成金を受領していたことが明らかとなり、ネット上には「最後も金目か」「どこまで国民をなめているのか」などと厳しい声が飛び交った。父は作家で元東京都知事、叔父は昭和の大スターという「石原ブランド」はいよいよ消えてしまうのか。

「勝負は時の運」

「まだ私は十分に体力、能力ともにあると思っているので、国や地域などのために役に立てるアドバイスをしていきたい」

盟友関係にあった岸田文雄首相から内閣官房参与に任命された石原氏は12月6日、記者団に意気込みをこう力説した。選挙結果については「勝負は時の運だと思っている」とも語った石原氏。総選挙で敗北した人物が内閣官房参与として「再就職」することには批判が渦巻いていたが、その負い目を感じさせることはなかった。

岸田政権は12月17日の閣議で「石原氏は国土交通大臣や観光立国の担当大臣を務めるなど、観光分野をはじめとした幅広い知識と経験を有していることなどを踏まえて任命したものであり、『失業者の救済』との指摘は当たらない」とする答弁書を決定している。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大で苦しむ国民には2年の間に10万円の給付金が配られたものの、内閣官房参与の石原氏には1日2万6400円、4日間で10万円超の報酬が支払われるとあって、国民の理解を十分に得ることはできなかったようだ。

全国紙政治部記者が語る。

「伸晃氏は、そういうキャラクターなんですよ。一言でいえば、空気が読めない。『岸田首相から請われて任命されるのに、なんで国民から文句を言われなければいけないんだ!』という感じでしょう。助成金の受領も法令や制度に基づいてやっているのに『なにが問題なんだよ』というスタンスではないでしょうか」

石原氏のホームページをのぞくと、そのプロフィール欄には輝かしい歩みが掲載されている。1957年に神奈川県鎌倉市で生まれた石原氏は、76年に慶應義塾高等学校を卒業し、78年にニューヨーク・エルマイラ大学留学。81年に慶應義塾大学文学部を卒業後、日本テレビに入社。政治部記者として、旧大蔵省や外務省、首相官邸などを担当した。90年の総選挙で旧東京4区から出馬し、初当選している。

石原氏の地元の中小企業経営者はこう憤る。

「あまり熱心に陳情を聞いてくれるということがなかった。こっちは必死でお願いをしているのに、理解ができないのか、私の陳情をそもそも聞く気がないのか。党では『石原慎太郎』がみんな怖くて丁重に扱うし、選挙では『石原軍団』がやってきたら当選してしまう。他の陳情を熱心にやっていたという話も聞かない」

その後の「スピード出世」ぶりは有名で、94年に自民党財政部会長に就くと、96年には第2次橋本龍太郎内閣で通商産業政務次官に就任。2001年には第1次小泉純一郎内閣で行革担当相として初入閣を果たした。03年に国土交通相や観光立国担当相、10年には自民党幹事長に君臨した。

略歴の「主な役職」欄にも党政調会長や経済再生相、環境相などの重要ポストがこれでもかとばかりにズラリと並び、「将来の宰相候補」として階段をのぼっていたことがうかがえる。

「石原氏は、父親の慎太郎氏と叔父の石原裕次郎氏という『石原ブランド』を背景に、2人と交流があった人々から可愛がられていました。森喜朗元首相や青木幹雄元参院議員会長も寵愛し、入閣時や2012年の自民党総裁選出馬の際などには、党重鎮格から支持を受けていましたね」(自民党担当記者)

2度目の挑戦となった12年の総裁選は、「平成の明智光秀問題」とも呼ばれた。野党・自民党総裁の谷垣禎一氏が再選を目指して準備を進めていた矢先、谷垣総裁を支えるはずの幹事長である石原氏が出馬の意向を表明。背後から足をすくわれた形の現職総裁が政権奪還直前の総裁選に出馬することは叶わず、麻生太郎元首相は「下剋上とか、平成の明智光秀とか、ありがたくない冠をこの人は当分いただくことになる」と石原氏を痛烈に批判した。

結局、5氏が立候補した総裁選は安倍晋三元首相が勝利し、出馬を強行した石原氏は4位に終わっている。

「失言の数々」

政治活動以上にメディアの注目を浴びたのは「失言」の数々である。東京電力福島第1原発事故に伴う汚染土の保管場所を「サティアン」と呼び、胃ろう措置を見学した際は「エイリアン」と発言。環境相として除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の交渉に当たっていた時には「最後は金目でしょ」と述べて、猛批判を浴びた。

被災地域への「金目」発言にはじまった石原氏の凋落は、雇用調整助成金を受領という「金目」で終幕を迎える形となってしまった。

2007年12月、山崎拓元副総裁が率いていた派閥「近未来政治研究会」に入会し、その5年後には同派リーダー格の甘利明前幹事長を追い出す形で自ら派閥会長に就いた石原氏。だが、最盛期に40人近く所属した山崎派は、石原派になると勢力を失い小派閥に。総選挙で落選した石原氏の後継会長には森山裕前国対委員長が就いたが、その所属議員は7人にまで減少している。

「甘利氏の幹事長辞任、石原氏の内閣官房参与辞任に加え、山崎氏は総選挙で他党候補を応援したことで1年間の自民党員資格停止処分を12月13日に受けている。『石原氏の周辺は今年、呪われているのではないか』との声も出ているほどですよ」(別の自民党担当記者)

石原氏は、12月5日放送された「そこまで言って委員会NP」で、落選を石原慎太郎氏に報告したところ、「がんばれよ」の一言だったと明かした。

昭和の大スター、石原裕次郎氏が設立した「石原プロモーション」は今年1月に解散し、89歳となった慎太郎元都知事も政界から身を引いた今、「石原ブランド」はこのまま消えていくのだろうか。

取材・文:小倉健一 写真:AFLO

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/732.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 安倍・麻生・茂木3氏会合の裏で不穏な動き 菅氏・石破氏ら“冷や飯食い”非主流派集結の狙い(日刊ゲンダイ)



安倍・麻生・茂木3氏会合の裏で不穏な動き 菅氏・石破氏ら“冷や飯食い”非主流派集結の狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299192
2021/12/24 日刊ゲンダイ


岸田政権では“冷や飯食い”(菅元首相と石破元幹事長=右)/(C)日刊ゲンダイ

 同時開催された「2つの会合」が波紋を広げている。

 22日、東京・浅草で安倍元首相、麻生副総裁、茂木幹事長の3人が3時間にわたって会食。それぞれ安倍派(95人)、麻生派(53人)、茂木派(53人)を率いる党内3大派閥の会長だから大きな注目が集まった。3人は「結束して岸田政権を支えていくことを確認した」という。

【写真】この記事の関連写真を見る(51枚)

 実は、同じ時間帯に東京・赤坂では岸田政権と距離を置くメンメンの会合がひそやかに開かれていた。こちらは菅前首相、森山前国対委員長、林前幹事長代理、武田前総務相、石破元幹事長という顔ぶれ。いずれも岸田政権では“冷や飯食い”の非主流派だ。

 菅氏と森山氏、林氏、二階前幹事長の4人は菅政権の時から頻繁に会合を開いてきた。二階氏の代わりに二階派幹部の武田氏が出席した形で、おなじみの会合なのだが、石破氏も参加したことに党内では驚きの声が上がっている。

国交省データ改ざん問題で揺さぶり


菅元首相のカードは国交省のデータ改ざん問題、総務省側は摘発も視野に(C)日刊ゲンダイ

「総裁選で河野太郎氏を推した反・岸田の集まりだからキナくさい。菅政権を支えたメンバーが石破氏とも手を組んで、“岸田降ろし”の悪だくみとしか思えません。復権を狙う菅氏が派閥を立ち上げるという話も以前からある。菅氏を慕う無派閥議員のグループ『ガネーシャの会』を派閥化し、二階派と合流するのか。そこに石原派から衣替えした森山派と石破グループも加われば一大勢力で、岸田降ろしを仕掛ける原動力になりそうです」(自民党ベテラン議員)

 菅氏が持っているカードのひとつが、国交省がGDP算出に使われる基幹統計のデータを改ざんしていた問題だ。国交省の調査委員会が不正の経緯を調べることになっているが、それとは別に、総務省に設置された統計委員会も独自に調査を行う。総務省側はなんと摘発も視野に入れているという。

「3年前に起きた厚労省の勤労統計不正を受け、他の統計も総点検を行って、再発防止に取り組んできた。国交省は総点検後も今年3月まで不正を続けていた上、都道府県の担当者にも改ざんの指示を出していたのだから悪質です。統計法は、虚偽の基幹統計を作成した者は『6月以下の懲役または50万円以下の罰金に処する』と定めている。統計を管轄する総務省内では『統計法違反で摘発するべきだ』という声が上がっています」(総務省関係者)

 国が統計法違反に問われるなんて前代未聞だが、総務省は菅氏の“天領”と言われたほど影響力が強い。異例の摘発で岸田政権に揺さぶりをかけることは十分あり得る。



岸田首相 自民麻生副総裁・茂木幹事長と3者会談 政権安定図る

2021/12/23  TBS NEWS

岸田総理は、自民党の麻生副総裁、茂木幹事長と会談しました。年明けの通常国会やその後の参院選もにらみ、緊密な意思疎通を図っています。

 岸田総理は午前10時半前に自民党本部に入り、麻生副総裁、茂木幹事長との会談に臨みました。麻生氏と茂木氏はともに党内第2の派閥を率いていて、岸田総理は3人での定期的な会合を重ねています。きょうは党運営や来年夏の参議院選挙について協議していて、岸田総理は2人と緊密に意思疎通を続けることで、安定的な政権運営を図る狙いです。

 また、麻生氏と茂木氏はきのう夜、党内最大派閥のトップ・安倍元総理とも、都内の日本料理店で会談しました。来年の参院選などについて意見を交わし、3大派閥が連携して岸田政権を支えていくことを確認しています。(23日11:31)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/733.html
記事 [政治・選挙・NHK284] オミクロン株で吉村知事が手柄横取りのやってる感演出! 非維新の寝屋川市長の迅速対応を「僕の判断」、ネットでは“僕村”のあだ名(リテラ)
オミクロン株で吉村知事が手柄横取りのやってる感演出! 非維新の寝屋川市長の迅速対応を「僕の判断」、ネットでは“僕村”のあだ名
https://lite-ra.com/2021/12/post-6107.html
2021.12.24 吉村知事が寝屋川市長のオミクロン株迅速対応を「僕の判断」と手柄横取り リテラ

    
    大阪維新の会公式サイトより

 大阪府に続き東京都や京都府など、感染力がこれまで以上に高いと言われているオミクロン株の市中感染例が相次いでいる。これが第6波のはじまりとなる危険は高まっており、さらなる対策が求められているが、そんななか、またも吉村洋文・大阪府知事の「やってる感」アピールが目につくようになってきた。

 吉村知事といえば、22日に府内で渡航歴のない家族3人がオミクロン株に感染していたことが確認されたと公表。これが国内初の市中感染事例となったわけだが、この日おこなわれた定例会見で吉村知事はこう述べた。

「今回、オミクロン株陽性になったお父さんについては、教員をされているということで、その学校については全数検査をおこないます。現在すでに休校中です」
「学校の教員をされていますので、その学校の生徒さん、小学校の生徒全部(検査を)やる」

 すでに休校措置をとっている、小学校の児童全員の検査もやる──。まるで“僕のリーダーシップで万全の態勢をとった”かのような口ぶりだが、しかし、これは吉村知事の手柄ではまったくない。

 というのも、今回オミクロン株への感染が確認された小学校教員はすでに報道されているとおり寝屋川市の小学校に勤務しているのだが、寝屋川市では独自に「学校園・保育所における対処方針」を設けており、今回もそれに則って対応。そのため、20日に小学校教員のコロナ陽性が判明した時点で、ただちに全児童を下校させて完全休校の措置をとっていたのだ。

 実際、寝屋川市の広瀬慶輔市長は20日、自身のTwitterで〈全教職員の「全員スクリーニング検査」と、担当したクラスの「部分スクリーニング検査」等を行います〉〈全教員の検査結果判明までの間休校となります〉と投稿。21日には全教職員のPCR検査を実施し、22日には20日の陽性確認者がオミクロン株に感染しており、別の教職員1人もコロナ陽性であることが判明すると、広瀬市長は〈さらに範囲を拡大して全校児童のスクリーニング検査を実施します〉〈全教職員の検査の結果、新たに担任教員1名(市外)の感染が確認されたことから、2名の教員が担当したクラスの児童全員の行政検査を実施し、結果に関わらず2週間の自宅待機となります〉と報告していた。

 広瀬市長は同じく22日にTwitterで〈寝屋川市では、これまでも独自の“学校園における対処方針”に基づき、感染対応を行っています〉〈今回もオミクロン株「判明前」の初動から「全教職員のPCR検査」や「検査結果判明までの休校」などの措置をとっており、市中感染を食い止める為に徹底した追跡・対応を行います〉と述べていたが、ようするに、今回の素早い措置は吉村知事の手柄などではなく、寝屋川市の独自のコロナ対策があってこそだったのだ。

■寝屋川市の広瀬市長が主導した全校検査・迅速な休校を吉村知事が自分の判断のようにPR

 寝屋川市の広瀬市長といえば、まだ市内で新型コロナの感染者が確認されていなかった昨年2月下旬の段階からいち早く感染者が学校等から出た場合の休校・休園措置を決定したほか、昨年5月から自宅療養者や濃厚接触者で自宅待機中の人、その同居家族を対象に食事を無料で届ける配食サービスを開始。昨年市内すべての児童や生徒にタブレットを配布するなど環境を整備し感染拡大期にはオンライン授業を実施したり、ワクチン接種でも高齢者の年齢や施設ごとに細かく優先順位を設け、独自の基準によって保育士や教員などの優先順位を引き上げるなどの「寝屋川モデル」を実行してきた。

 このように、広瀬市長はコロナ対応で先進的な取り組みを数々おこなってきたのだが、なぜかメディアは後手後手でしかない吉村知事ばかりをクローズアップ。しかも、広瀬市長は維新王国の大阪にあって「非維新」の首長であるため、吉村知事は寝屋川市の取り組みを評価して学ぶことすらしてこなかった。つまり、今回の全校検査および休校措置は「非維新」の首長のもとでおこなわれたものであって、断じて「吉村知事のリーダーシップ」「維新の実行力」などではないのだ。

 実際、維新のドンたる松井一郎代表が市長を務める大阪市では、市内の小学校で16日に教職員の感染が確認され、翌17日は2限で休校となったが、土日を挟んで20日からは再開。翌21日になって児童2名の感染者が新たに判明したが、濃厚接触者の確認と校内消毒のために22日を休業としただけで、23日には臨時休業を解除し再開している。ようするに、オミクロン株の市中感染が確認されたあとも、大阪市では全校児童がすぐさま検査を受けたり教職員の検査結果判明まで休校といった措置がとられていなかったというわけだ。

 にもかかわらず、寝屋川市ですでに休校措置をとっていることをあたかも自身の手柄のように語った吉村知事。だが、さらに絶句したのは、昨日23日14時すぎからおこなわれた囲み会見での発言だ。この場で吉村知事は、国立感染症研究所のクラスター班が大阪入りしていることを踏まえた上で、こんなことを言い出したのだ。

「今回、学校の全生徒に対する検査もそうですけども、まずは専門家である国立感染研のクラスター班の意見を受けて、最終的には僕が判断するということで、検査の範囲とか、そういうことを受けていま(検査を)進めています」

 どう考えても寝屋川市の取り組みのなかでおこなわれた全児童への検査実施について、吉村知事はなんと「専門家のアドバイスを受けた上で最終的に僕が判断しておこなった」と言い出したのである。

■「寝屋川市のPCR検査への取り組みが早期発見に」の質問に、吉村知事は「関係ない」

 いや、それだけではない。記者から「オミクロン株の市中感染が明らかになり、たとえば学校や施設関係、市中感染を疑った場合に、これまでよりも広範な検査などの方針強化をする予定はあるか」と質問されると、吉村知事は「それはもうすでに実行しています。濃厚接触者でなくても検査を広くする方針を僕もつねに判断してますし」「先程申し上げたとおり、学校の先生だけじゃなくて濃厚接触者じゃないだろうという生徒も全員検査に含めています」と、またも手柄の横取りのような発言をおこなった挙げ句、記者から「寝屋川市は以前からPCR検査、拡大検査に積極的な市町村だったと思うが、そういった検査に対する前向きな姿勢自体が今回のオミクロンの早期発見につながったという考えか」と尋ねられると、吉村知事はこう答えたのだ。

「いや。これは、今回の市中感染の方は、自らが発熱が出たので通常の検査に行かれて、そこでデルタのマイナスとわかったので、その日のうちにゲノム解析をしたということになるので。そこはあまり関係ないかなと思っていますね」

 ようするに、吉村知事は寝屋川市の独自方針のもとで実施された全校児童への検査を「最終的には僕が判断」などと語ったばかりか、幅広くPCR検査を実施してきた寝屋川市の取り組みを評価することもなく、今回オミクロン株をキャッチしたことも「寝屋川市は関係ない」と否定したのだ。

 何かあると「僕が」「僕が」と自己アピールを繰り広げる吉村知事に対し、ネット上では「僕村」というニックネームが付けられてきたが、この発言はいかにもそれを象徴するものだろう。

 だが、吉村知事の問題は、この手柄の横取りだけではない。吉村知事はオミクロン株の大阪府内での市中感染が判明した22日の会見で、現在実施中の「大阪いらっしゃいキャンペーン2021」について、「このたび兵庫、京都、奈良、和歌山と同意をいたしまして、近接府県に広げるということになりました」と発表。このキャンペーンはワクチン接種者あるいは検査で陰性であったことを証明すれば府内で宿泊・日帰り旅行をすると料金が最大5000円割引、最大3000円のクーポンが付くというものなのだが、ブレイクスルー感染が増加していることを考えれば安全とは言い難く、昨年の「GoToキャンペーン」同様、感染拡大を助長しかねない施策だ。しかし、23日の夕方におこなわれた会見でも、吉村知事は「感染状況を見て知事として適切な時期に判断したい。いま何か中止する判断はない」と断言したのである。

 府民には「オミクロン株の市中感染がある前提で対策を」と呼びかけながら、旅行促進のキャンペーンはやめない──。この反省なき吉村知事の態度は、どんな結果をもたらすのか。不安は募るばかりだ。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/734.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 都内でも初のオミクロン市中感染! “穴”だらけの拡大防止策「性善説は通用しない」と専門家(日刊ゲンダイ)




都内でも初のオミクロン市中感染! “穴”だらけの拡大防止策「性善説は通用しない」と専門家
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299241
2021/12/25 日刊ゲンダイ


先手先手というものの…(C)共同通信社

 案の定だ。大阪・京都に続き、都内で24日、初めてオミクロン株の市中感染が確認された。首都圏も感染爆発の温床になりかねない。東京都の小池知事は同日の会見で「『こういう年末年始は最後にする』という覚悟で、みんなで取り組んでいく意識を共有したい」などと言っていたが、肝心の感染拡大防止策は“穴だらけ”だ。

  ◇  ◇  ◇

 市中感染が判明したのは、都内のクリニックに勤務する50代の男性医師。現在は入院中で海外渡航歴がなく、ワクチンは2回接種済み。勤務先の職員や家族ら計5人の濃厚接触者はいずれも陰性だった。男性は診察時にフェースガードとマスクを着用しており、患者は濃厚接触者に該当しないというが、都は職員と受診者計約100人にも検査を呼び掛けている。

 市中感染を許してしまった以上、問題は「どう感染拡大を防ぐか」だ。都は25日から、希望者全員に無料でPCR検査と抗原検査を実施。速やかな検査拡大は当然としても、一方でオミクロン株感染の有無を調べる都の変異株スクリーニング検査体制は不十分だ。

 厚労省が「基本的に新規感染者の全数検査を自治体にお願いしている」(コロナ本部)にもかかわらず、目標に達していない。

 都は「(全数検査に向け)数字を積み上げている」(感染症対策部)と説明するが、オミクロン株のスクリーニング検査を始めた今月3日以降、新規陽性者に対する検査件数の割合は、6〜12日が56.6%。13〜19日は77.2%に増えたものの、検査開始から2週間経っても100%に届かず。対象の約4分の1を“放置”した分、オミクロン株の感染状況を把握しきれなかったことになる。

もう2520人 増え続ける濃厚接触者にもてこずり

 都は〈市中感染の監視体制の強化〉をうたう割には動きがノロいうえ、増え続ける濃厚接触者の扱いにもてこずっている。

 オミクロン株感染が確認された患者の濃厚接触者は23日時点で2098人に上り、感染疑い患者の濃厚接触者は422人。都は計2520人の濃厚接触者に宿泊療養施設での待機を求めているが、入所者または入所予定者は767人にとどまる。

「濃厚接触者のほとんどが自宅待機を選択している中、自宅待機中に他人と接触しないルールも徹底されているとは言い難い。米国から今月帰国した都内の20代女性が自宅待機中に発症し、その待機中に接触した20代男性が感染判明前にサッカー天皇杯準決勝を観戦していた事例もありました。感染拡大防止に性善説は通用しません。宿泊療養を徹底できず、中途半端な感は否めません」(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏=感染症学)

 ただ、全ての濃厚接触者を宿泊施設に入所させようにも、肝心の施設数は不足気味だ。都は現在の4040室を年内に4200室、年明けには4760室に増やす予定だが、濃厚接触者全員を受け入れると、半分以上が埋まる。このまま感染が急拡大すれば、アッという間に上限に達するだろう。

 目標未達のスクリーニング検査や半端な宿泊療養要請に施設と、“穴”が目立つ。最強最速の感染力を持つオミクロン株を相手に太刀打ちできるのか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/735.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 遅すぎるHIS関連GoTo不正捜査(植草一秀の『知られざる真実』)
遅すぎるHIS関連GoTo不正捜査
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/12/post-1adf90.html
2021年12月25日 植草一秀の『知られざる真実』


12月15日付ブログ記事
「Go to trouble 巨大詐欺事件立件へ」
https://bit.ly/32skIm5

に、旅行大手HISの子会社である「ジャパンホリデートラベル」と「ミキ・ツーリスト」が宿泊実態のない架空の宿泊についてGoToトラベル給付金の申請を行った可能性が浮上したことを記述。

「巨大な詐欺事件に発展する様相」と記した。

この問題についてHISは調査委員会を設置。

調査委員会は12月24日に記者会見を開いて子会社による不正受給を認定したと発表した。

返還すべき給付金の総額は最大6億8300万円に上るとした。

HIS創業者の沢田秀雄会長兼社長は会見を開き、

「子会社の管理不行き届きで大変申し訳なく思っている」と謝罪したが、

「HIS本体は不正に一切関与していない」と強調した。

同時に、今回の問題への率直な受け止めを問われると、

「むかついている。なんでそんなことをしたのか」

と笑いながらコメントした。

不正受給の金額は最大6億8300万円にのぼる。

不正はHIS元社長の平林朗氏が代表を務めるホテル運営会社JHAT(ジェイハット)との取引によるもの。

HIS調査委員会で委員長を務める荒竹純一弁護士は24日の会見で、子会社の不正受給が「刑罰法規に当たると思う」と述べ、詐欺罪に問われる可能性があると指摘した。

Gotoトラブル事業では不正受給事案が数多く摘発されている。

岡山県倉敷市にあるホテルセントイン倉敷を経営するNPO法人の代表の男性がホテルの宿泊者数を水増しして申請してGoToトラベル給付金をだまし取った疑いで本年10月から12月にかけて3度逮捕された。

不正受給の総額は約1億3500万円にのぼると見られている。

本年4月には、広島市東区愛宕町で経営していた民泊施設に客が泊まったように装って国から給付金を詐取したとして、東京都品川区西大井在住の女性が詐欺の疑いで逮捕された。

逮捕容疑は、実際には宿泊していない客が2020年8月5日から31日までの間、トラベル事業を利用して泊まったように偽ってオンラインで給付金を申請し、2020年11月6日に計27万3千円を自身が管理する口座に振り込ませ、だまし取った疑い。

本年6月には、栃木県警が那須町で宿泊施設を経営する会社役員の男性ら5人を同様の疑いで逮捕している。

不正受給の金額は630万円。

GoToトラベル事務局は「外部通報窓口」を設置して、事業にかかわる不適切な行為を発見した場合は報告するよう求めていたが、多くの不正受給事件が顕在化している。

今回のケースでは不正受給の金額が最大で6億8300万円に上る。

これまで摘発された事案と比較しても規模が桁違いに大きい。

巨大な公金横領、詐欺事件として立件されることになると見込まれる。

ところが、捜査当局の対応はあまりにも遅い。

HISは今後内容を精査して不正に受け取った給付金の返還を進めるとしている。

このなかでGoToトラブル事業が早ければ2022年1月下旬に再開される方針が示されている。

HISは子会社2社には参加を辞退させるが、HIS本体については、「希望としては参加させていただきたい」とした。

HISは上場企業である。

今回の事案はJHATが主導したものであると見られているが、JHATの平林朗社長はHIS社長を務めていた人物。

JHATの本社はHISの本社と同じ東京都港区虎ノ門4丁目に所在する神谷町トラストタワーにある。

国民の税金を詐欺によって横領するという極めて重大かつ悪質な刑事事件として立件される可能性が高い。

その事案に深く関与するHISのGotoトラブル事業への参加は国民世論が許容しないと見られる。

不正受給の金額はいずれもHISの子会社であるミキ・ツーリストが4080万円、ジャパンホリデートラベルが最大6億4249万円。

GoToトラベル事務局が実施した参加者向けアンケートで、本人が知らない、宿泊していないとの回答が相当数に上り、不正が明るみに出たとのこと。

表面化している不正受給は氷山の一角と見られる。

不正受給の全面的な解明を行わずにGoToトラブル事業を再開するべきでない。

根本の問題は財政資金の利権化である。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/736.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 「2021年のバカ」トップ101位は誰だ? 三浦瑠麗、安倍晋三、吉村洋文がランクイン それでもバカとは戦え



「2021年のバカ」トップ10<後編>1位は誰だ? 三浦瑠麗、安倍晋三、吉村洋文がランクイン それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/299199
2021/12/25 


平和記念式典であいさつする菅首相=2021年8月6日、広島市の平和記念公園(C)共同通信社

 前回に続き恒例の年末企画「今年のバカ」トップ10を振り返る。

【第5位】枝野幸男

 自民党の暴走に抵抗するための野党共闘のお膳立てを散々周辺にやってもらいながら、それを棒に振ったボンクラ。自民党は総選挙直前に元法相が票の買収をしていた件で実刑判決まで食らっているのに単独過半数を確保。一方枝野は「単独過半数の獲得を目指す」と豪語しておいて、その半数にも満たなかった。敗因は「野党共闘」ではない。連合や党内の思考停止した連中の顔色をうかがう枝野が優柔不断な態度を取り続けたからだ。

【第4位】三浦瑠麗

 自称国際政治学者の三浦は「本当は、コロナ自体は当初思ったよりも大きな脅威ではありませんでしたと宣言すべき」などとデタラメなコロナ軽視論を散々垂れ流し、医療が崩壊し、とりかえしがつかない状況になると「(国は)高をくくっていたんじゃないか」と正反対のことを言い出した。高をくくっていたのはどこのどいつなのか?

【第3位】安倍晋三

 ネトウヨ向け月刊誌「Hanada」で「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の(五輪)開催に強く反対している」「彼ら(野党)は、日本でオリンピックが成功することに不快感を持っているのではないか」と妄想を垂れ流した。日本国民の7〜8割が開催に反対していた中、日本人の命を守ろうと声を上げる人々に向かって「反日」って……。反日の親玉は安倍である。

【第2位】菅義偉

 広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式のあいさつで、菅は事前に用意した原稿の一部を読み飛ばし、さらに「広島市」を「ひろまし」、「原爆」を「げんぱつ」と読み違え、訂正。事前に用意された原稿すらまともに読めないのなら、何のために存在しているのか。それ以前に日本および日本人を完全にナメている。事前に原稿の確認もせず、文章の内容すら理解していなかったのだから。

【第1位】吉村洋文

 朝日新聞社が新型コロナに関し「対応を評価する日本の政治家」の名前を聞いたところ、第1位は大阪府知事の吉村洋文だった(昨年11〜12月調査)。なお、人口当たりの新型コロナ死者数は大阪府がトップである。いい加減、目を覚まそう。現実を直視できなければ、国は滅びるだけだ。



適菜収 作家

近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/737.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <しょせん、同じ穴の自民党>胡散臭い安倍と岸田「本当の関係」(日刊ゲンダイ)

※2021年12月25日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※文字起こし

 人事で対立ーーなどと書きたてられているが、岸田首相と安倍元首相が本当はどういう“関係”なのか、これでよく分かったのではないか。

 政府は24日、2022年に開催される北京五輪に政府代表を派遣しない「外交的ボイコット」を行うと表明した。

 岸田は「総合的に勘案し、自ら判断した」などと記者団に強調していたが、どう考えても安倍の意向に従ったのは明らかだ。その証拠に前日、わざわざ安倍と直接会っている。

「どちらが声をかけたのか分かりませんが、岸田さんは23日、手土産に広島
産の牡蠣を抱えて議員会館の安倍さんの部屋を訪ねています。時間にして30分。どうやら安倍さんは、北京五輪のボイコットを早期に表明するよう強く迫ったようです。恐らく、その場で24日に表明することが決定したのでしょう。安倍さんも政府の決定について『大変、良かった』とうれしそうにコメントしています」(官邸事情通)

 岸田が安倍の意向に従ったのは、北京五輪のボイコットだけじゃない。

 2023年度にスタートする「こども家庭庁」の名称についても、当初は「こども庁」が予定されていたのに、安倍一派から「子どもは家庭でお母さんが育てるもの。“家庭”の文字が入るのは当然だ」とネジ込まれ、あっさり変更してしまった。

「岸田が安倍外しをはじめた」という臆測も飛びかっていたのに、いったい2人の関係はどうなっているのか。「岸田-安倍の2人は、利害と打算と思惑でつながっている」と、ある自民党関係者がこう言う。

「いま岸田さんが頼りにしているのが、麻生副総裁と茂木幹事長です。岸田派(43人)ー麻生派(53人)ー茂木派(53人)の3派閥が結束していれば政権は続くと考えているようです。それに対して、安倍さんとの間に信頼関係はないと思う。もともと2人は思想信条が正反対だし、これまで岸田さんは散々、安倍さんから煮え湯を飲まされてきた。かといって、最大派閥(95人)を率いる安倍さんとケンカをする気はないでしょう。手を握った方が得策だと計算しているはずです。花を持たせることくらいやすいものだと考えているに違いない。安倍さんの方も、政界での地位を保つためには、現職総理との関係を決定的に悪くするわけにはいかない。2人は利用し合い、利害が一致しているということです」

 しょせん、岸田も安倍も同じ穴の自民党ということだ。

“沖縄イジメ”まで一緒

 実際、政治スタイルは違うが、岸田のやっていることは安倍と全く一緒だ。象徴的なのが、米軍基地問題に揺れる沖縄県への対応である。岸田政権は22年度の沖縄振興予算を大幅にカットしてしまった。過去10年間、毎年3000億円以上、支出されてきたのに、突然、2680億円に減額している。

 予算カットは、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する玉城デニー知事への“嫌がらせ”なのは明らかだ。従う者にはアメを与え、逆らう者は徹底的に痛めつける“アベ政治”をそのまま継承している。

「辺野古への基地移転が進むかどうか、決定づけるのが、来年秋に行われる沖縄県知事選です。自民党政権は、何が何でも“基地移転反対”を掲げる玉城知事を倒したい。予算の大幅カットは、『玉城県政では政府からカネを引っ張ってこられないぞ』という沖縄県民へのメッセージです。コロナ禍で沖縄経済は冷え込んでいるだけに、このメッセージは相当“効果的”です」(県政関係者)

 モリカケ桜といったアベ疑惑についても、完全に封印するつもりだ。多くの国民が求める森友問題の再調査について国会で問われても「結論が出ている」と拒否し、日本学術会議の任命拒否問題にも正面から向き合わなかった。森友問題を追及した共産党の小池晃書記局長が、「真摯にやると言いながら、結局具体的なことは全部否定する。安倍政権と同じじゃないか」と批判していたが、その通りだ。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「安倍元首相は野党の批判に耳を傾けず、色をなして反論するケースが目立ちました。それに比べると岸田首相は国会で野党の質問にうなずき、メモを取る姿を見せているため、真摯に対応しているように映りますが、答弁は中身が空っぽで、ほとんどゼロ回答。『聞く力』を掲げていますが、実際は聞くようなそぶりを見せて、説明から逃げている。2人とも『批判に耳を傾けない』姿勢が共通しています」

 安倍の意を受けてか、岸田は「改憲」や「敵基地攻撃能力の保有」にまで前のめりになっている。

ハト派が「アベ政治」を進める

 経済政策だって「新しい資本主義」などと口にしているが、中身はアベノミクスとまるで変わらない。

 そもそも、10月の所信表明で真っ先に触れたのが、安倍政権とウリ二つの「デフレからの脱却」だった。

 続いて掲げた「大胆な金融政策、機動的な財政出動、成長戦略」も、アベノミクスの「3本の矢」とまったく同じ内容。キャッチフレーズの「成長と分配の好循環」も、安倍が16年1月の施政方針で打ち出した言葉だ。

「安倍さんは、アベノミクスを否定されることを極端に嫌がっています。23日に収録したBSテレビでも、“新自由主義を採らないと岸田さんは言っているが、成長から目を背けると捉えられないようにしないといけない”と、改めて牽制しています。岸田さんもアベノミクスから大きく離れるつもりはないでしょう」(政界関係者)

 岸田ー安倍の対立が囁かれ、“アベ政治の一掃”を期待する声もあったようだが、自民党政権が続く限り、もはや顔を代えただけでは、この国の政治は変わらないということだ。とくに、これといってやりたいことがない岸田は、政権維持のためなら安倍一派の意向をどこまでも受け入れかねない。

 やはり、膿を出し切るためには政権交代が必要なのではないか。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「自民党の顔が岸田首相に代わったことで、むしろ巧妙にアベ政治が進められている印象を受けます。もし、安倍首相が“改憲”や“敵基地攻撃能力の保有”“防衛費の2倍増”を掲げたら、国民や野党、メディアの警戒と反発は相当、強かったはずです。ところが、ハト派の宏池会という看板を背負っている岸田首相が同じことを口にしても、警戒や反発は小さい。恐らく安倍シンパは、ハト派イメージのある岸田首相に右傾化を一気に進めさせるつもりなのでしょう。岸田首相も、安倍シンパが期待する政策を進めていれば政権は安定する、と計算しているように見える。その意味でも、岸田ー安倍の2人は、お互いに利用し合っている関係なのでしょう」

 なぜか、内閣支持率が上昇しているが、国民は岸田政治の本質をきちんと見るべきだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/738.html

   

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