「おもいやり」と何を思いやるのか意味不明な名称を止めるのは良いが。軍事「同盟強じん化」とは如何なものか。
軍隊の無いはずの日本の「自衛隊」が、「米軍下の軍隊」である事を既成事実化しているとしか見えないのだが。
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思いやり予算様変わり? 自衛隊と米軍強化に注力、光熱費負担は削減
https://mainichi.jp/articles/20211221/k00/00m/010/258000c
深掘り 畠山嵩 飼手勇介 秋山信一
毎日新聞 2021/12/21 20:41(最終更新 12/21 20:57) 有料記事 2228文字
*敵の有無を確認しながら上陸する訓練を行う陸上自衛隊水陸機動団員と米海兵隊員=沖縄県金武町の金武ブルー・ビーチ訓練場で2020年2月9日、遠藤孝康撮影 https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/02/09/20200209k0000m040138000p/0c8.jpg?1
日米両政府が21日合意した2022年度から5年間の在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)は、抑止力重視の予算となった。米側も在日米軍基地・施設の光熱水費負担といった「既得権益」の削減に同意。軍拡を進める中国を念頭に、自衛隊と在日米軍の能力向上に力点を置く内容に様変わりしている。
林外相「通称を同盟強じん化予算とする」
「メリハリのある経費負担の合意ができた。『思いやり予算』との俗称が使用されることがしばしばあったが、政府としては、通称を『同盟強靱(きょうじん)化予算』とするので、周知させていただきたい」。林芳正外相は21日の記者会見で強調した。
日米が交渉で最重視したのは、在日米軍の即応性向上と、米軍基地の防衛力強化だ。「訓練資機材調達費」の項目を新設し、在日米軍や自衛隊が日本から米本土の大規模演習に仮想的に参加できるシミュレーター整備費を盛り込んだのは、戦闘機などが訓練のために日本を離れることで生じる「防衛力の空白」を避ける狙いがある。
「提供施設整備」も増額し、在日米軍基地への攻撃に備え、航空機用防空壕(ごう)などの整備を進める。台湾海峡などの有事の際には、前線となる在日米軍基地は急襲を受けるリスクがある。老朽化が進む在日米軍基地の改修を進める。
予算全体は増額となったが、在日米軍基地・施設の光熱水費の日本側負担割合は現行の61%から35%へと大幅縮小させた。1991年度から負担が始まった光熱水費は、当時米国内にあった「安保ただ乗り」批判をかわすための費用でもあった。日本は今回、米側との交渉を通じ、厳しい財政事情と抑止力強化関連予算の増額を理由に挙げて「光熱水費は抑止力に直結しない」と減額を要求。米側も受け入れた。
政府が思いやり予算の内容を…
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■米軍に国民の税金20兆円 「思いやり予算」開始以降38年間に/無法重ねた世紀の愚策 在日米軍活動経費・思いやり予算
http://www.asyura2.com/16/senkyo199/msg/450.html
投稿者 gataro 日時 2016 年 1 月 10 日 13:36:23: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv