2021年12月19日
中国政府 学校以外の英語教育を禁止
中国政府は2021年夏頃にテレビ放送や出版物、ネットニュースで外国語と中国語を混ぜて使うのを禁止した。
例えば日本語ではG7、GDPなどあらゆる英語が混在して使われるが、それらは禁止されたようです。
第一漢字は漢の文字なので日本では外国語だが、1000年以上普通に使ってきました。
中国でも日本風に漢字と英語を混ぜて使うのが一般的になっていたが、ある日禁止された。
米中対立で英語禁止になったらしいが、影響はそれだけにとどまりませんでした。
これは後から分かったのだが、同じ21年7月に学校以外の英語教育が禁止されていました。
英語とは書いてあおらず、報酬を得て外国語を教えるのが禁止されたが、英語が標的なのは明らかです。
中国でも日本の駅前留学のような英語教育が大人気で、英語を習得するのは出世コースのひとつでした。
これからは中国で英語が堪能だったりアメリカ留学経験があると、下手をするとスパイ容疑を持たれかねない。
困ったのは英語を習得して成功しようと思っていた人たちで、突然キャリアが白紙になってしまった。
報酬を貰って英語を教えるのが違法になったので、無償で教えている人もいるが生活は成り立たない。
一言で言えば中国ではある日突然、英語に関係した業界がすべて消滅してしまいました。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
中国では学校の英語教育は続いているが、今年に入って大幅に授業時間が減らされたという
変わって体育と芸術の時間が増えたのだが、これは英語を減らして時間が余ったからだと言われている。
中国で英語教育が始まったのは1970年代後半で、改革解放政策の始まりと同時期でした。
ニクソン訪中後に米中は急接近し、アメリカは中国に投資し中国はそれを受け入れた。
英語を話せる人材が必要になり、共産党幹部の師弟をアメリカに留学させるのが流行った。
そんな米中蜜月が終わったのは北京五輪の2008年だったと言われています。
中国は「アメリカのGDPを越え超大国となりアメリカを倒す」と公然と宣言した頃です
2009年に就任したオバマ大統領と習近平が初めて会談したとき、中国がわはG2を持ちかけた。
太平洋を二等分しハワイとグアムはアメリカ領にしてやる、代わりに太平洋の西半分は中国のものだと言ったそうです。
以降オバマは中国の正体に気づき日本と接近するが、中国とは険悪になった。
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