元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2045323.html
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新型コロナワクチン特例承認取消訴訟の主任弁護士、木原功仁哉(きはら・くにや)氏らが11月29日、新党「祖国再生同盟」を結成し、大阪市内で記者会見を開いた。人口削減のためのワクチンを買わされる理由を「真の独立国ではないから」と断じ、大日本帝国憲法の復元などによる国体護持を主張。来年7月の参院選で1議席以上獲得するため、支援を呼び掛けた。
会見には記者・市民が約40人集まった。「祖国再生同盟」は木原氏が代表を務め、弁護士の南出喜久治が最高顧問、元衆院議員の西村眞悟氏が特別顧問に就任したことが報告された。
冒頭のあいさつで木原氏は、13年前から憲法を研究してきた立場から、「日本国憲法は本当にわれわれの憲法なのか。祖先が守り抜いてきた日本が何でこんな国になったのかと、忸怩(じくじ)たる思いだ。来年7月の参院選で日本国憲法の効力の問題、日本の独立のため何をしなければいけないのか、国政選挙で問わなければ」と結党の動機を明かした。
南出氏は、1890(明治23)年11月29日に大日本帝国憲法が施行されたことを挙げ、「今日は真の憲法記念日」と日にち設定のいきさつを説明。「日本国憲法は占領憲法として本来無効であり、皇室典範も無効」と指摘し、旧憲法復元の動きが戦後2回あったことを紹介した。1969(昭和44)年8月、岡山県奈義町(なぎちょう)で復元決議が可決し、2012(平成24)年6月、石原慎太郎東京知事のときに都議会で日本国憲法と皇室典範無効を求める請願の採択が行われ、共産党議員の半数4人が賛成に回っている。南出氏は「今回、新党を立ち上げることで、本格的な運動を開始したい」と表明した。
西村氏は保守の第一戦で戦ってきた半生を念頭に、「万策尽きた後の一手は、憲法の無効宣言しかない」と口火を切る。固く結ばれたひもを解いた者は、アジアの王になるというゴルディアスの伝説を引き、「ゴルディアスの結び目を切らなければならない。われわれはその一心で参った。この簡単なことをやらずに国が滅びてよいのか」と決意のほどを吐露。「国会に憲法無効を掲げる候補者を1人当選させることは、ゴルディアスの結び目を切断するに等しい効果がある」と鼓舞した。
木原氏が綱領と基本政策を説明した。基本政策では、「武漢ウイルス禍」を国際金融資本や製薬会社などが人口削減の目的を達するために計画した騒動と分析した上で、「このままではワクチンが止まっても、おかしな薬品や添加物だらけの食料、遺伝子組み換え作物を買わされる。真の独立国ではないからというのが根本的原因」と断じた。
政策の柱は@賭博経済の撲滅AGHQ占領法制からの脱却B自立再生社会の建設、祭祀(さいし)の道・感謝の道の復活、の3本。
@賭博経済の撲滅には、証券取引所・商品取引所の閉鎖や、日銀解体と通貨発行権の国への返還、金本位制復活などが含まれる。国際金融資本が1913(大正12)年に米国で通貨発行権を手中に収め、力をつけた後、これを奪還しようとする大統領が暗殺に遭ってきた経緯が説明された。木原氏は、「パチンコも禁止。江戸時代もばくちは禁止されていた」と補足した。
AGHQ占領法制からの脱却では、日本国憲法は米国との講和条約の限度で有効である一方、旧憲法は現在でも有効であるとする真正護憲論の立場を踏まえ、帝国憲法秩序の復元や、明治に制定した「正統の」皇室典範の有効確認による皇室の自治・自律、自衛隊と海上保安庁の陸海軍への改組などを掲げる。「旧宮家の皇籍復活も必要」と言い添えた。
B自立再生社会の建設、祭祀(さいし)の道・感謝の道の復活には、食料・医薬品・燃料など基幹物資の自給率100%追求や、伝統的家族制度の保障、教育勅語の有効確認などが含まれる。木原氏は、中川昭一元財務相の「酩酊(めいてい)会見」とその後の死亡の裏に尖閣諸島沖の石油採掘への取り組みがあったことを指摘し、「自国のエネルギーを自給するという当たり前のことすらできない」と嘆き、現状打破を期した。家族制度に関連し、LGBTを「思想的断種」と否定。教育勅語については「詔勅を国会決議で失効できない。同じ詔勅方式でなければ。現在も有効」との解釈を披歴。「日本の国を守るという目的に基づいて、教育はしていかなければ」と強調した。
質問で筆者は、「明治維新を仕掛けた連中は、今回のコロナを仕掛けた連中と同じだと思う。木原代表の言う『保守』は、明治以降の新しい国家体制を守るということか」と尋ねた。木原氏は「そうは考えていない。明治維新には、いい面も悪い面もある」と返答。負の面として、生活感と合わない新暦の採用や神仏習合、正の面として皇室に統治権を回復させたことを挙げ、「是々非々で考えている」との見解を示した。
さらに筆者は、「保守がなぜ反コロナなのか。論理的整合性を」と説明を求めた。これに対し木原氏は、「ご先祖様が守った日本を子孫に継承するのが保守。今回のワクチンは人口削減の目的があり、絶対反対しないと」と民族主義の立場からの致命性を挙げた。
終了のあいさつで木原氏は、「今ここで立ち上がらないと、日本の国がつぶれてしまうという強い危機感がある。憲法、ワクチンの問題を、国政選挙という公の場で問わないといけない」と述べ、来場者やインターネット中継の視聴者に賛同と支援を呼び掛けた。
動画URL: https://www.bitchute.com/video/XMmJ2yn95AZw/
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