★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年11月 > 15日08時25分 〜
 
 
2021年11月15日08時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK284] 岸田、拉致集会で「私の手で必ず解決する」自民の伝統口先話芸は健在なり(まるこ姫の独り言)
岸田、拉致集会で「私の手で必ず解決する」自民の伝統口先話芸は健在なり
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/11/post-40dade.html
2021.11.14 まるこ姫の独り言


拉致問題は政権にとって都合の良いやるやる詐欺みたいなもので。

安倍もそうだったが、やたら威勢のいい言葉ばかり。

安倍、「拉致問題は安倍内閣の最重要課題だ」何度このフレーズを使って来た事か。

菅も安倍を踏襲していた。
しかし言っただけで終わり。

8年間もこの手の口先話術で家族会議を翻弄して来た。


やったことと言えば日米会談で、トランプ大統領に「日本の立場を北に表明してくれ」とお願い、米にぶら下がるだけ。

独立国が、安保条約の名の元の親分米国に縋る事しか頭にないなんてどうかしている。

8年も政権の座についていたのに自分からは何一つ動こうとしなかった安倍。

そして岸田も似たような文言の「私の手で必ず解決する」

このフレーズも安倍の口からきいた気がする。


そんなにやる気が有ったのならなぜ自ら北に乗り込まなかったのか。小泉のように

拉致集会で岸田首相「私の手で必ず解決する」
 11/13(土) 18:26配信 TBS系(JNN)

>拉致被害者の早期帰国を求める集会が都内で開かれ、岸田総理は「私の手で必ず拉致問題を解決しなければならない」と決意を語りました。

>15日、横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されて44年となる中、母・早紀江さんはこのように話し、拉致被害者の早期の帰国を訴えました。

>集会で、田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんは、「『拉致問題は政権の最優先事項』としていた安倍政権以降、誰も帰国しなかった事実を認識すべきだ」「2002年に5人が帰国して以降、19年間誰も帰国しておらず、政府、家族の動きは0点だ」と訴えました。


辺真一じゃないけど、「私の手で解決する」どの総理もこれが冒頭にあり、最後は「私の内閣で解決できなかったのは断腸の思い」これで閉める。

綺麗な文言を言うだけで終わり。

誠実さがまったく感じられない。

いい加減にして欲しいと家族なら思うだろう。


下手に盾突くと政府からにらまれると思って声を上げないのだろうが我慢の限界じゃないか。

人の寿命は限界がある。

親世代ならいつ亡くなってもおかしくないのに、何一つ進展が無かった。

この先も展望がないでは本当にお気の毒だ。

辺真一もコメントをしているがアベスガ政権で何一つで解決できなかったことが岸田政権がやれる保証がどこにあるのか。

しかも岸田は安倍政権下で約5年間も外相をしていたのに動かなかった。。

総理になった途端、できるというのも変な話で信用性が無い。

しかし横田さんの双子の弟の卓也氏は
>北朝鮮に連絡事務所を作ろうといった『聞こえのいい話』には絶対に乗ることなく

と言っているが、北朝鮮に連絡事務所を作るはなぜいけないのだろう。

解決への第一歩だと思うが駄目だという。

どこが駄目なんだろう。



http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK284] カネモチだけバラまく自民党 貧乏人にもが「れいわ」 
カネモチだけバラまく自民党 貧乏人にもが「れいわ」
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51999726.html
2021年11月15日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


財務省の管理経済は天動説
れいわの循環経済が地動説です


もう積極循環システム経済が常識化したのです
日銀とれいわ新選組の違いもれいわが〇です
トリクルダウンはウソでしたから
賃金の伸び世界どん底
内部留保300兆円に

※立憲はいつでもどこでもあやふやだから 
れいわ でいきます

***

貧乏人をよけながら カネモチを温めるだけだから
天井だけ異常高温状態が日本です
下は冷え冷えです

麻生大臣が意地悪ゆうからです
貧乏人は貧乏が似合う こんな目つきで

部屋全体に空気流通させるのが
暖房のイロハのイです
中国のように床下暖房までは言いません
こんなことわかってたらやればいいのです

聴いてください 日経が2日前
7−9GDP▼0.56 下振れ1.5を5面最下段ベタです
マスコミもB猿です
貧乏人にいじわるするから
20年前からGDP累計成長率
ず〜と0張り付き%です

維新のように
貧乏人は死ぬのが合理的だなんて目つきされても
そう簡単には自殺できないのです

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 小池都知事は11.15開催の委員会も欠席…長引く不在で懸念される「深刻病状」(日刊ゲンダイ)



小池都知事は11.15開催の委員会も欠席…長引く不在で懸念される「深刻病状」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297372
2021/11/14 日刊ゲンダイ


どうしているのか(C)日刊ゲンダイ

 ひょっとしたら容体は深刻なのかーー。東京都の小池知事(69)の動向に注目が集まっている。小池知事は12日も定例会見を開かず、公明党の強い要請で顔を出し続けてきた都議会の各会計決算特別委員会も欠席。10月27日に「過度の疲労」で再入院し、11月2日に退院したものの、全く姿を見せていないのだ。

「知事には委員会への出席要請をしましたが、〈自宅静養中のため、決算特別委に出席できない〉との趣旨の文書が8日付で議長宛てに送付されています。15日開催の公営企業会計決算特別委員会についても欠席するとのことです」(議会局管理部広報課)

 小池知事が最後に登庁したのは入院前日の10月26日。16日にも姿を見せなければ、その不在は3週間にも及ぶ。

「小池知事は都議選告示直前の6月末にも『過度の疲労』を理由に9日間入院しましたが、退院翌日には公務に復帰。子飼いの都民ファーストの会の応援に駆けずり回っていました。しかし、今回は退院したにもかかわらず、(新型コロナウイルスの状況を分析する)モニタリング会議にオンライン参加もしない。このところせき込む場面が多く、会話にも難儀する様子だった。重病ではなくともCOPD(慢性閉塞性肺疾患)なのではないか、という話が流れています」(永田町関係者)

 COPDは慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称で、肺の炎症性疾患のひとつ。喫煙者の15〜20%が発症する生活習慣病だ。小池はいまでこそ受動喫煙防止の旗を振っているが、もともとは愛煙家。国会議員時代は超党派議連「もくもく会」に参加し、公然とプカプカやっていた。

 医学博士の米山公啓氏はこう言う。

「COPDを発症すると、階段や坂道を上るなどのちょっとした負荷で息切れしてしまう。硬くなった肺が酸素を十分に取り込めなくなり、血中の酸素濃度が低下するためです。症状が悪化すると安静時も息苦しく、高濃度の酸素を投与する在宅酸素療法が必要になります。根治療法がないため、肺がんよりもしんどいと言えるかもしれません」

 黒沼副知事は11日、小池都知事の近況について「医師の判断に基づき、必要な限度でテレワークしている」「現在は体調管理が最優先」と言っていた。大丈夫なのか。無事復帰できるのか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/231.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 実は政局好き…!?岸田首相が仕掛ける周到な「安倍潰し」の内幕(FRIDAY)
実は政局好き…!?岸田首相が仕掛ける周到な「安倍潰し」の内幕
https://friday.kodansha.co.jp/article/214904
2021年11月15日 FRIDAYデジタル

伝統の「宏池会」の時代を築きたい岸田文雄の野望と実力


岸田文雄首相の「安倍潰し」始動…!? 林芳正(左)を外務大臣に据え、野田聖子(右)内閣府特命担当大臣らとともに「脱安倍」政権を目指す 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

岸田文雄首相は、林芳正外務大臣を国会席次「ナンバー3」とした。林は、第二次岸田内閣で唯一の新任閣僚だ。

宏池会の「スター」育成計画

首相官邸における閣僚応接室席次も、首相をはさんで左隣が野田聖子内閣府特命担当大臣、右隣が林外相となる。岸田首相は、林外相を河野太郎や小泉進次郎に対抗できる「スター」に育て上げたいと目論んでいる。そうしなければならない事情があるのだ。

「岸田政権は、名実ともに安倍派となった清和研究会を追い落とし、伝統の宏池会政権の時代を築きたい。いつまでも安倍派の言いなりにならないために長期の権力維持をしなければならないんです。

人畜無害で一見頼りなさそうに見えますが、総選挙に勝っていよいよ党内掌握に動き出しましたね。政界最強といわれた安倍晋三元首相を、『過去の人』へと追いやる腹です」

こう語る麻生派議員は、岸田人事は「権力構図の塗り替え」を国民に印象づけるセレモニーなのだ、と解説した。そして、どこかの段階で一気に攻勢に出るだろうというのである。

「誠実そう」の素顔は「ぬえ」

別の有力議員もこう言う。

「自民党としては勝った総選挙でした。が、選挙情勢調査の杜撰を指摘する安倍元首相の激しいクレームから甘利幹事長が辞任に追い込まれた。対抗手段として、安倍、麻生から難癖をつけられない人材=茂木敏充氏を幹事長に起用し、返す刀で林外相を押し切った。

一方で、対中政策強硬論の中谷元・元防衛相を首相補佐官に任命。これは、安倍さんをなだめるための綱渡り人事。正面衝突は回避しながらも、対抗勢力の首をじわじわと絞めていくという権力掌握作戦なのです。

ぬえのような政治家、じつは、これが岸田文雄という政治家の本性です」

安倍の影響力をそぎ落としていかなければ政権を盤石にすることはできない。安倍再々登板を唱える勢力がいまなお党内にいるからだ。総裁選で高市早苗を支持したのは、この安倍勢力なのだ。

「岸田首相の無念は、宏池会事務総長を20年以上務め、岸田の参謀役として献身した望月義夫元衆院議員の早世です。存命なら岸田内閣の官房長官でした。

2年前、容態が悪化した望月さんは、駆けつけた岸田さんに『支えられず申し訳ない』と言い残した。岸田総理総裁が実現した今、ここからの党内権力闘争を、岸田は参謀不在で闘わなければならない」(岸田首相周辺議員)

岸田事務所には、望月氏の菩提寺から届いた札が今も祀られている。

「安倍政権の余韻」をばっさり切り捨て

岸田はさっそく、官邸の組織改編に着手した。内閣官房の39の「分室」のうち、感染症対策担当する3分室を「新型コロナウイルス等感染症対策推進室」に一本化。安倍政権当時に設けた「1億総活躍推進室」「人生100年時代構想推進室」など4分室を「不要」と判断し、廃止した。

「コロナ対策司令塔を簡潔にして、スピーディーな対応に。1億総活躍と人生100年推進室は十分に機能していない」

岸田首相はそう言って、安倍の作ったチームをばっさり切り捨てたのだ。

その一方で、菅義偉前首相に「新型コロナ第6派対応への協力」を要請し、二階幹前幹事長を引き続き国土強靱化推進本部長、2025年大阪・関西万博推進本部長とした。「安倍・麻生」との全面戦争へ、布陣は出来上がった。

岸田側近が言う。

「岸田政権は、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄、大平正芳の流れをくむ自民の本流。アベノミクスの新自由主義的な株主重視政策から脱却し、労働者への目配り、分配を打ち出す新しい資本主義を目指すと言っています。岸田政権は長期政権を目指せる体制が整えているのでしょう」

しかし総選挙で大きく打ち出した「10万円交付」は、「現金」+「クーポン」にすり替わった。「クーポン交付」のために、また中間業者が潤うのだろうか。それでは、まず必要な国民の信頼は得られない。党内の論理より国民の幸福を優先する気概は期待できるのか。

伝統の宏池会から輩出した久しぶりの首相、岸田文雄。経済政策に長けた頭脳派・宮沢喜一以来の宏池会出身首相が挑む「経済対策」と「安倍潰し」は、はたして…。今後の政局から目が離せない。

取材・文:岩城周太郎 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/232.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 最新の世論調査で 衝撃の展開! 初めての事態が 発生! 立憲民主党の支持率が とんでもないことに!
    
  
  
■ 最新の世論調査で 維新の支持率が立憲民主の支持率を大きく超えた 維新にとっては初の快挙


最新の世論調査で、維新の支持率が立憲民主の支持率を大きく超える結果となっています。(下記)

日本維新 11.7 %
立憲民主 9.0 %
  
https://www.sankei.com/article/20211115-CPCJ52W63BJP5OGC5MW2RRJPSA/
  
  
維新の支持率が立憲共産党、もとい立憲民主党を抜くのは初のことであり、維新にとっては快挙です。
  
立憲民主党は、日本を共産主義にする!と綱領で公約する共産党と手を握り、「立憲共産党」と揶揄される始末。
今回の衆院選でもその影響で大きく議席を減らし、惨敗しました。
  
片や維新は、批判ばかりの立憲とは違い、是々非々で政権に対応する真っ当な野党として評価を高めている。
   
立憲民主党は選挙だけでなく世論調査でも負けたわけです。
  
  
   
■ 岸田政権の支持率は63.2%と絶好調 自民党の支持率も40.2%と絶好調  立憲の支持はさらに減る方向
   
  
翻って岸田政権や与党、自民党の支持はどうか?
  
上記世論調査の結果の通り、岸田政権の支持率は63.2%と絶好調。
自民党の支持率も40.2%とこちらも絶好調。
 
自民の支持は立憲民主の実に4倍以上となっています。
  
衆院選以後、立憲民主党はなぜここまで落ちぶれたのか?
   
大きな変化は共産党と手を握ったことであり、これで中道の支持者が離れたことは、枝野元代表自体が認め、公表しています。(下記)

「立憲民主党・枝野が記者会見で爆弾発言を放ちました。  
共産党と関係が近いと有権者に受け取られたことが、衆院選惨敗の原因だとの考えを示したのです。」
  
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/211.html
  
  
この流れが続くなら、維新の支持はさらに増え、立憲民主はさらに支持を失う事態となるでしょう。
  


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 苦境の立憲民主党…代表選は「野党共闘路線」の岐路になる 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)



苦境の立憲民主党…代表選は「野党共闘路線」の岐路になる 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/297225
2021/11/11 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


立憲民主最大派閥グループ「サンクチュアリ」の小川淳也衆院議員は、全体を取りまとめられるのか?(C)日刊ゲンダイ

 立憲民主党が大きく議席を減らした責任をとって枝野幸男代表が辞意を表明したことから、同党は来月上旬までに新しい代表を選んで来年の通常国会から夏前の参院選に向け立て直しを図ることになった。

 同党の消息に詳しいインナーサークルの数人の方々に「これは一体どういう代表選になるのか」と聞くと、「簡単に言えば、旧民主党・民進党系は立憲・共産を軸とする野党共闘路線を守ろうとするのに対し、希望・国民民主党系は共産とは手を切ろうという方向に引っ張ろうとするだろう」と言う。

 党内最大グループである「サンクチュアリ」は、同グループ内の小川淳也を押し立てることを検討していて、そうなるかどうかは別にして、野党共闘路線を一層深化させていこうという立場である。サンクチュアリは、赤松広隆前衆議院副議長(元社会党書記長)が率いてきた現役26人の社民的リベラル勢力で、今回、赤松が引退したので近藤昭一が代表を引き継いだ。サンクチュアリがそう動くと、菅直人の「国のかたち研究会」(16人)や小沢一郎のグループ(10人)も同調するだろう。

 それに対して、共産との協力は間違っていたという主張で対抗する者が出るとすれば、恐らく中堅若手の「新政権研究会」(二十数人)を率いる泉健太で、それには階猛の「自誓会」(6人)は馳せ参じるだろうが、野田佳彦の「花斉会」(10人)や岡田克也の「小勝会」(10〜15人)などはどうなのだろうか。共闘に積極的に賛成ではないが正面切って反対するほどの迫力もないのではないか、と消息通はみている。

 いずれにせよ、問題は、共産との協力が好きか嫌いかという幼稚なレベルではないはずで、共闘推進派はいろいろ難しいことがあるにせよ、それを乗り越えて共産の力を借りてでも政権交代を実現しようという立場であるのに対し、それに反対する側は、しからば政権交代に近づくどういう現実的な道筋があるのかオルタナティブを提示しなければならないだろう。

 これは、マスコミも口先介入して相当に激しい論争になるはずで、その時に当選6期でまだ党内闘争をくぐり抜けてきた経験が多くなく、年齢も50歳と若い小川では、全体を取りまとめることができるのかどうか。

 そういう不安が出てきた場合には、共闘推進派が安定感のある長妻昭=元厚労相を担ぐという可能性もあると消息通はみる。長妻は枝野より4つ上の61歳で、若返りという意味では逆行するが、立憲のこの難局を乗り切るには、彼のような落ち着いた議論ができる人が必要かもしれない。



高野孟 ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/234.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 岸田首相が言う「新しい資本主義」はシュワブが言う「リセット」された資本主義(櫻井ジャーナル)
岸田首相が言う「新しい資本主義」はシュワブが言う「リセット」された資本主義
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202111150000/
2021.11.15 櫻井ジャーナル

 岸田文雄首相は「新しい資本主義」なる旗を掲げたようだが、これはWEF(世界経済フォーラム)のクラウス・シュワブが昨年6月に打ち出した「資本主義の大々的なリセット​​」を言い換えただけだろう。この計画を実現するために使われているのがCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)のパンデミック騒動だ。

 現在、世界の金融システムを支配しているのは「闇の銀行」と呼ばれる金融会社。1970年代から始まった金融規制の大幅な緩和によって誕生した会社で、銀行のような規制は受けない。「闇の銀行」の中で最も大きなブラックロックのラリー・フィンクCEOもWEFの役員に名を連ねている。

 ブラックロックのほか、バンガードやステート・ストリートも「闇の銀行」だが、この3社が大株主になっている会社はアメリカの主要500社の9割近くにおよび、つまり巨大医薬品メーカー、シリコンバレーのハイテク企業、あるいは有力メディアを支配している。「闇の銀行」へ資金を供給しているのは西側の私的権力だ。

 昨年12月8日、「リセット」の司令部になると思われる「包括的資本主義会議」の設立が明らかにされた。その看板になっている人物がリン・フォレスター・ド・ロスチャイルド。ロンドンを拠点とするNMロスチャイルド銀行の取り仕切ってきたエベリン・ド・ロスチャイルドの3番目の妻だ。

 シュワブは2016年1月にスイスのテレビ番組に出演、その際にマイクロチップ化されたデジタル・パスポートの話をしている。最初は服に取り付け、さらに皮膚や脳へ埋め込み、最終的にはコンピュータ・システムと人間を融合するというプランだ。脳へ埋め込まれたチップを使い、感情の起伏を調べるだけでなく、記憶を促進したり管理しようとしていると言われている。最終的にはコンピュータ・システムと人間を融合するという話をしている。

 オーストリアでは11月15日から「COVID-19ワクチン」を接種にしていない人びとをロックダウン(監禁)する。アメリカに従属する国々では似た政策を実行しようと目論んでいるが、その道具として考えられているのがデジタル・パスポートだ。

 「資本主義の大々的なリセット」を目論んでいる人びとは新自由主義を推進、ISDS(投資家対国家紛争解決)条項を含むTPP(環太平洋連携協定)、TTIP(環大西洋貿易投資協定)、TiSA(新サービス貿易協定)を成立させようとしていた。同じ人びとが「COVID-19騒動」を煽り、「ワクチン」の接種を推進している。

 ドルを柱にしたアメリカ中心の支配システムが限界に達していると彼らも認識。その打開策として社会の収容所化を進め、監視システムを強化しようとしている。富の集中度をこれまで以上に高めようということであり、私的権力の力がさらに強まることを意味する。

 1938年にフランクリン・ルーズベルトは、私的権力が国を凌駕する力を持ち、政府を所有している状態をファシズムと呼んだ。シュワブたちはファシズム化を促進しようとしているとも言える。

 そうした政策の軸になるのはデジタル化だろう。通貨のデジタル化はすでに推進されているが、それだけでは終わらないことをシュワブは明らかにした。これが岸田首相が言うところの「新しい資本主義」でもある。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/235.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 高市政調会長「10万円相当給付」合意の内幕暴露 “蚊帳の外”に不満MAXで岸田首相に反乱か(日刊ゲンダイ)




高市政調会長「10万円相当給付」合意の内幕暴露 “蚊帳の外”に不満MAXで岸田首相に反乱か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297417
2021/11/15 日刊ゲンダイ


まだひと悶着ありそうだ/(C)JMPA

 19日の経済政策決定まで、まだひと悶着ありそうだ。

 18歳以下を対象にした10万円相当の給付は、先週、岸田首相と山口代表との自公党首会談で、年収960万円以上の世帯は対象外とする所得制限を付けることで合意し、条件の「世帯」について岸田は児童手当のしくみと同じ「世帯主単位」だと明言。これだと、夫婦共に年収950万円を稼ぎ、世帯年収が1900万円でも支給対象になってしまうため、ネット上は批判で大荒れだったが、与党の政策責任者である高市政調会長までこれに噛みついた。12日放送のインターネット番組で「共働き家庭でそれぞれが960万円くらい稼いでいたらすごい金額になる。個人の収入だと非常に不公平が起きてしまう」と不満タラタラだったのだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

 高市氏は公明党が選挙公約にした「18歳以下への10万円給付」に最初から反対し、「自民党の公約とは全く内容が違います」とバッサリ切り捨て、「自民党議員の事務所に抗議が殺到している」とツイートするほどだった。そうやって大騒ぎした結果、公明案は「所得制限付き」に修正されたわけだが、高市氏は納得していないようだ。

「幹事長同士で話をする」に不満タラタラ


「岸田・茂木VS.安倍・高市」の暗闘に…(C)日刊ゲンダイ

 ネット番組の司会の櫻井よしこ氏に対し、「岸田首相から『幹事長同士で話をする』と電話があった。公約を書いた当事者(政調会長)同士だとハブとマングースの戦いになってしまうと、岸田首相と山口代表の判断だったのだろうと推測するが……」などと内情を暴露した上で、週明けの自民党内での政策を議論する会議で、世帯主単位の所得制限について異論が出る可能性を示唆したのだった。

「高市さんは暗に『なぜ政策責任者の私を外すのか』と訴えているのでしょう。岸田首相が高市さんを党三役に就けたのは、安倍元首相に配慮しただけ。政策通の茂木幹事長には、高市さんを抑える役目も期待している。外されたことが分かった高市さんが、このままおとなしくしているはずがなく、ネット世論をバックに反乱を起こしかねません」(自民党関係者)

 安倍元首相も、林外相の起用などの人事で岸田に対して不満を募らせている。今後、自民党内は「岸田・茂木vs安倍・高市」の暗闘が激しくなりそうだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/236.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <国会で暴れていきたい!>大阪で猛威ふるう維新に対抗できるのは、れいわ大石あきこ(田中龍作ジャーナル)



大阪で猛威ふるう維新に対抗できるのは、れいわ大石あきこ
https://tanakaryusaku.jp/2021/11/00026050
2021年11月11日 17:04 田中龍作ジャーナル


大石あきこ衆院議員。=10日、国会正門前 撮影:田中龍作=

 維新の牙城にあって孤軍奮闘したのが、れいわ新選組の大石あきこだった。人気絶頂期の橋下徹・大阪府知事に「どれだけサービス残業やってると思ってるんですか?」と嚙みついた府職員が、国会議員となり国政の場で維新と対峙する。政治のドラマだ。

 維新が猛威をふるう大阪。自民も立憲も共産も今回の選挙で叩き潰された。立憲に至っては党の顔だった辻元清美副代表が、比例復活もできなかったのだ。

 初登院後の記者会見(10日)で、大石は「明るいニュースは維新が大躍進した大阪で私が当選したこと」と答えた。

 国会正門前では田中に「維新は非正規雇用を推進する。正規が非正規にどんどん置き換えられていき、社会は衰退した。(私は)安定した雇用を維新との対立軸にしたい」と抱負を語った。

 大石の当選を知った田中はTwitter上で本人にメッセージを送った。「大石さんのような直言居士が れいわ には必要です。これまで以上に山本代表に 言うべきことを ぶつけて下さい」と。第三者には「大石さんの直言がなくなった時、れいわは終わる」と送った。


山本代表、同僚の多ケ谷議員と共に初登院する大石あきこ。=10日、国会構内 撮影:田中龍作=

 10日の記者会見で「この先、山本代表と意見が対立しても『違うことは違う』と言い続ける信念と覚悟はあるか」と質問した。

 大石によれば、(初登院前日の9日)初めて打ち合わせがあり、党の運営をめぐって山本代表と早速、意見が対立して嫌な空気になったという。

 そのうえで「この社会を最大限早く変えていくにはどうすればよいのか。(党の)体制をめぐって軽く喧嘩になったが、真剣だからこそ、そういうことになる。(自説を)譲らずというか統合して行くことを責任を持ってやってゆきたい」と答えた。

 維新に対抗できるのは れいわ だけ、と田中は言ってきた。誇張ではない。昨秋の都構想・住民投票は、山本太郎の活躍がなかったら、可決されていた可能性が極めて高い。

 野党第一党をうかがう勢いの維新と戦うことを考えた場合、大石は山本と並ぶシンボルとなる。橋下知事をギャフンと言わせた実績があるのだから。

 「そうやな。橋下徹もおらんし、吉村も松井もおらんし。国会では誰に噛みつこうかな」。衆院議員となった大石は新たな闘志を燃やす。

 (文中敬称略)


いよいよ初登院。=10日、国会正門前 撮影:田中龍作=

    〜終わり〜



【記者会見LIVE】#れいわが始まる 衆議院議員 山本太郎、たがや亮、大石あきこ 国会内(2021年11月10日)

※11:02〜 大石あきこ議員、たがや亮議員、当選のあいさつ 田中龍作氏、質疑
再生開始位置設定済み







http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/237.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 東京で第6波の兆候が…岸田首相「コロナ対策最優先」は看板倒れ、PCR検査拡充“条件付き”に後退(日刊ゲンダイ)



東京で第6波の兆候が…岸田首相「コロナ対策最優先」は看板倒れ、PCR検査拡充“条件付き”に後退
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297415
2021/11/15 日刊ゲンダイ


日本は「検査体制を拡充」と重い腰を上げたばかり…(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルス対策の全体像を取りまとめた岸田首相。12日の新型コロナ対策本部で病床の確保や無料検査の拡充などを打ち出したが、東京は早くも第6波の兆候を見せている。

 14日の都内の新規感染者数は22人。3日連続で30人を下回ったが、油断は禁物だ。11日の都のモニタリング会議で専門家は、100%を超えると感染拡大の指標となる新規感染者数の増加比(対前週)について、〈7週間連続して50%台で推移していた増加比が、前回70%台、今回110%台に上昇し、100%を超えたことに注目すべきである〉と注意を促した。

 東洋経済オンラインによると、1人の感染者が平均して何人に感染させるかを示す「実効再生産数」は都内で1.14(13日時点)。1週間前の0.88(6日時点)より高い。すでに第6波の“入り口”に立っている可能性がある。

「上昇傾向にあるかどうかはまだ評価できませんが、入り口である可能性は否定できません。冬を迎え、今後は50人台、100人台が続く恐れもある。第6波が襲来した後、結果的に『今が入り口だった』ということになるのではないか」(西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏=感染症学)

「検査と隔離」を徹底しないのは安倍・菅政権と同じ

 感染再拡大を食い止めるには検査の徹底が必須だが、日本はようやく、岸田首相が「検査も抜本的に拡充します」と重い腰を上げたばかり。しかも、自民党総裁選では〈予約不要の無料PCR検査所の拡大と在宅検査手段の普及〉とうたっていたのに、12日に示した「全体像」では〈健康理由等でワクチン接種できない者を対象とする検査を予約不要、無料とできるよう支援〉〈感染拡大時には、無症状でも無料で実施できるよう支援〉ーーと「条件付き」に後退した。

 今ごろになって検査体制を拡充しようとしている日本は、欧州に比べ周回遅れ。

 例えば、英国は政府が無症状者を対象に〈1週間に2回検査を受けるのが望ましい〉として無料の抗原検査キットを配布。有症状者は誰でも、無料でPCR検査を受けられる。

「結局、感染症対策の基本である『検査と隔離』を徹底しないのは、岸田さんも安倍・菅政権と同じ。来る第6波を抑えられるとは思えません」(中原英臣氏)

 岸田首相は感染対策を最優先に掲げるが、看板倒れに終わりそうだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/238.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 変わらない「古い資本主義」(植草一秀の『知られざる真実』)
変わらない「古い資本主義」
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-9f7f9e.html
2021年11月15日 植草一秀の『知られざる真実』


2012年に斎藤貴男さんと

『消費税増税「乱」は終わらない』(同時代社)
https://amzn.to/3Cexfpm



を上梓した。

消費税の問題を軸に税の問題を多面的に考察した書である。

このなかで私は経済政策の課題に

「成長と分配」

があり、低成長時代に移行して、とりわけ「分配」問題の重要性が上昇していることを指摘した。

民主党が消費税増税を強行決定した、いまから9年前の出版だ。

そこで指摘したのは「分配」問題に二つの側面があること。

第一は生産活動の果実である国民所得をどのように「分配」するのかの側面。

第二は民間経済が分配を終えたあとでその所得分布をどのように「再分配」するか。

財政が関わるのは「再分配」である。

しかし、その前に民間経済活動のなかで「分配」が行われる。

日本の実質GDPは1996年度が476兆円、2020年度が527兆円。

24年間の年平均経済成長率は0.4%。

四捨五入してゼロだ。

経済成長なしの24年間を経過した。

今後も人口減少は続き、技術進歩も見込まれない。

日本経済の低迷は続く。

このなかで労働者の所得は減少し続けた。

労働者一人当たりの実質賃金は2012年から2020年までの8年間に5.6%も減少した。

世界最悪の賃金減少国と言って過言でない。

アベノミクスの下で日本経済は低迷を続けたが、大企業利益だけは激増した。

その一方で労働者分配所得は減少し、一人当たり実質賃金が6%も減少した。

安倍晋三氏は雇用が増えたと自画自賛するが、非正規雇用者が大幅に増加しただけ。

減少した労働者分配所得を分け合う人数だけが増えた。

その結果、一人当たり労働者実質賃金が激減した。

この日本で新しい貧困問題が深刻化している。

年間を通して働きながら、年収が200万円に届かぬ人が全体の2割を超える。

年収が400万円に届かぬ人が全体の55%を超える。

最低賃金の最低値は820円。

年間2000時間労働でも年収は164万円にしかならない。

「成長」と叫んでも成長しない。

安倍内閣以降の政権が叫んできた「成長」は「大企業利益の成長」に過ぎない。

大企業が利益の成長をどう実現するか。

方法は二つ。

第一は労働者への分配を減らすこと。

第二は大企業以外が営む営利事業を強奪すること。

この目的を達成するために実行されたのが「成長戦略」である。

労働規制を撤廃し、農業、漁業、林業への大企業参入を促進し、公的事業を大企業に譲渡する施策が推進された。

すべてに共通するのは大企業利益の極大化だ。

格差問題に対して、これを是正するのではなく、これを拡大することを熱烈推進したのである。

その政策を見直すべきときが来ている。

岸田文雄首相は「新しい資本主義」を唱えるが、いまのところ「新しさ」は皆無。

「古い資本主義」を完全踏襲している。

抜本改革には政治刷新が必要不可欠であることが改めて確認されている。

「分配問題」こそ今日の主要テーマである。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 公明党「来年2月にGoTo再開」が大ヒンシュク…相次ぐ“大盤振る舞い発言”疑問や不信の声(日刊ゲンダイ)
公明党「来年2月にGoTo再開」が大ヒンシュク…相次ぐ“大盤振る舞い発言”疑問や不信の声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/297446
2021/11/15 日刊ゲンダイ


公明党の山口那津男代表(C)日刊ゲンダイ

 公明党がさりげなく景気のいい話をまた持ち出して世間のヒンシュクを買っている。

 13日、読売テレビの「ウェークアップ」に出演した同党の山口那津男代表は観光支援策「GoToトラベル」の再開時期について、「感染の収束をしっかり視野に入れないといけません。(GoToトラベル再開は)来年の2月ごろ、つまり暮れや正月のシーズンは避けたほうがよい」と語った。つまり“来年2月には再開する”と明言したわけだ。

 需要喚起策「GoToキャンペーン」ですでに計上した予算がまだ2兆円以上残っており、タイミングを見計らって再開すること自体に問題はないが、公明党が再開時期まで指定しようとすることに違和感を抱く人が多いようだ。ネット上には〈税金のバラマキも含めてこの人たちのやっていることは理解ができない〉〈公明党の言っていることが少しうるさく思うようなってきた〉といった声が上がっている。

 公明党の“景気のいい話”に「また?」と思う国民がいるのも当然だ。先週、自民公明両党は@マイナンバーカードの保有者に最大2万円の「マイナポイント」を段階的に付与することA年収960万円未満の家庭の18歳以下の子どもに対し現金とクーポンで10万円を支給することで合意した。いずれも衆院選で公明党が掲げた選挙公約をベースにして合意形成されたものだ。

 今回使われようとしているお金ももちろん税金だ。大盤振る舞いしようとする公明党に国民が不安を抱くのも無理はない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/240.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 人格に問題アリか。自民新幹事長に就任の茂木敏充が血相を変えた“ある質問”  新恭(まぐまぐニュース)
人格に問題アリか。自民新幹事長に就任の茂木敏充が血相を変えた“ある質問”
https://www.mag2.com/p/news/518260
2021.11.12 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース



5日間というわずかな在任期間で辞任した甘利明氏に代わり、自民党の幹事長となった茂木敏充氏。茂木氏を巡っては先日掲載の「茂木敏充、致命的な欠点は“パワハラ”。頭脳明晰&能力抜群も問題だらけの人間性、官僚への逆ギレが得意な新幹事長」でもお伝えしたとおりその人格を疑問視する声も聞かれますが、果たして党幹事長という要職を勤め上げることは可能なのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、茂木氏の外相時代のとある会見を紹介し、その疑わざるを得ない品格を指摘。さらに「政治とカネ」の問題を、氏にまつわる不安材料として挙げています。

【関連】茂木敏充、致命的な欠点は“パワハラ”。頭脳明晰&能力抜群も問題だらけの人間性、官僚への逆ギレが得意な新幹事長

傲慢、姑息、自己過信…甘利氏と茂木氏は同じ穴の狢だ

まさかの選挙区敗戦で退いた甘利明氏に替わり、自民党の幹事長に就任したのは、まさかの人物だった。前外相、茂木敏充氏。

その、“人となり”にメディアが言及するとき、必ずといっていいほど、出てくるのは「頭脳明晰」「切れ者」という言葉である。そしてまた、そのあとには間違いなく「怒りっぽい」「人望がない」が付いてくる。

幹事長としては芳しくない評価だ。経産相、外相を歴任し、安倍元首相や麻生副総裁とゴルフ仲間ではあっても、茂木氏に実力者のイメージは薄く、カリスマ性も乏しい。そのうえに怒りっぽく、人望がないというのである。自民党という大所帯をうまくまとめられるのだろうか。

なにしろ、自民党幹事長といえば、選挙の立候補者を公認し、莫大な資金を配分する党内最高権力者だ。党の政策を最終決裁する権限を持ち、過去には首相も盾突けない幹事長さえいた。

実力でそのポストにのしあがってきた政治家なら、それなりの求心力もあろう。二階元幹事長はどう見ても「頭脳明晰」という感じではなかったが、親分肌で、勝負カンと度胸があり、人心掌握術に長けていた。

茂木氏の場合、竹下亘氏亡きあと代表代行として派閥・平成研を束ねているとはいえ、甘利氏の失策でたまたま転がり込んできた印象も拭えない。そのうえ人格上の問題もあるとしたら、かなり厄介だ。

ただし、善かれ悪しかれ実務派の茂木氏がメディアに登場することはさほど多くなく、われわれ一般市民がその人物像を知る機会は限られている。つまり、人間性については、判断のつきかねるところがある。

そこで、頼りにしたいのが、大臣時代の記者会見動画だ。なにかと面倒な質問をぶつけてくる記者に対し、どういうふうに答え、振る舞っていたか。外務省のホームページから印象に残った二つの場面をピックアップしてみた。

一つは今年8月31日、米国がアフガンからの撤退を完了した日の会見である。話題は、現地の日本大使館で働いていたアフガン人スタッフと家族の救出作戦に集中した。そのうちのワンシーン。

朝日新聞記者 「カブールの陥落から、自衛隊の派遣の決定に至るまで、大臣や担当の局長が中東の外遊に出ているタイミングだったが、一連の事態に対応する影響が出たか」

茂木外相は8月15日から24日までエジプト、パレスチナ自治区、イスラエル、ヨルダン、トルコ、イラン、カタールを訪問した。

この間の8月17日、カブールの日本大使館で働く日本人スタッフは全員、ドバイに脱出したが、アフガン人スタッフとその家族約500人は現地に残され、カブールを制圧したタリバンの脅威にさらされていた。

米欧各国は、8月15日のカブール陥落を受けてすぐに軍用機を現地に送り、救出作戦は一定の成果を挙げていた。日本は米欧に遅れること1週間、同23日に自衛隊輸送機3機と政府専用機を派遣したが、自爆テロ事件もあって、目的を果たせなかった。

記者は日本政府の動きの鈍さについて、外遊の影響がなかったかどうかを外相本人に確かめようとしたのだが、なぜか茂木外相は血相を変えた。

茂木外相 「何時代のことを言っているんですか。明治時代ですか。Wi−Fi通じてないんですか。飛行機の中でも通じますよ。毎日、連絡とっていました。中東の主要国と連絡を取りながら、現地の情勢がどうなのか、トルコとしてどんなことができるのか、また、カタールとしては一番タリバーンと関係が深いという中で、今、タリバーンが何をしようとしているのか、そういったことを…」

確かにどこにいようと情報は入手できるし、判断もできる。それなら、なぜもっと早く自衛隊に派遣要請をしなかったのか。

「明治時代のことですか」などと人を見下すのではなく、Wi−Fiが飛行機の中でも使えるので何の問題もないことを淡々と述べるだけでよかったのだ。

茂木氏は東大経済学部卒、ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学という経歴から見る限り、たしかに優秀と推察できる。しかし、高飛車な態度からは人間としての器の大きさが感じられない。

「豊富な知識と頭の回転の速さ、高い説明能力は党内随一といっていい」(産経新聞)。

このような茂木評がメディアでは多々見受けられる。しかし、自分を客観視できず、他者への想像力が及ばない人の「頭の良さ」など、たかがしれている。

そもそも、勉強ができるとか、頭の回転が速いとかいうのは脳味噌のごく一部の力でしかない。

作家、司馬遼太郎氏は学校の授業についていけず、図書館で本を読むのが好きだったという。豊かすぎる想像力が集中をさまたげたため、先生の言うことがよく理解できなかったのだ。

もちろん、そういう人は学校や組織では評価されない。だが、授業のような制約がない環境のもと、自分のペースで書物や資料を読み漁り、時間をかけて文章にする自由を与えられると、あのような偉大かつ膨大な作品群が生み出されてゆく。

茂木氏の所属する派閥の源流をつくった田中角栄氏は確かに頭の回転が早かったが、それよりも、人心掌握術と演説の巧みさ、政策の構想力といった面でスケールが大きかった。学歴など些細なことだと思わせた。

茂木氏の場合は小才が利くものの、ちょっとしたことに気分を害し、それが言動にはっきりあらわれる。もう一つのシーンは、昨年8月の会見で生まれた。

大住マグダレナ記者はポーランドから2005年に来日し、ジャパンタイムズで働く女性である。在留資格を有する外国人が再入国するさいの新型コロナ規制について質問した。

マグダレナ記者 「在留外国人を対象にした入国規制は、その背景になった科学的な根拠を具体的に教えてください」

茂木大臣が「再入国を認める方向で最終調整している」と答えただけだったので、マグダレナ記者は「すみません、科学的な根拠について」と聞き直した。

その時だった。茂木大臣の口から英語がこぼれ出た。「What do you mean by scientific?」(科学的とはどういうことか)。

きょとんとするマグダレナ記者に、茂木大臣はもう一度「What do you mean by scientific?」とたたみかけた。このあとのやり取りはスリリングだった。

マグダレナ記者 「日本語でいいです。そんなに馬鹿にしなくても大丈夫です」

茂木大臣 「馬鹿にしてないです。いや、馬鹿にしてないです。全く馬鹿にしてないです」

マグダレナ記者は「日本語で話しているから、日本語でお答えください」と言って「科学的な根拠」ついて質問を続けたが、茂木大臣は「出入国管理の問題ですから、出入国管理庁にお尋ねください。お分かりいただけましたか。日本語、分かっていただけましたか」と、マグダレナ記者に対しては最後まで、その日本語能力を問題にするかのような態度を続けた。

マグダレナ記者は日本語で問いかけたのである。たとえ、それが滑らかな日本語でなく、茂木氏が気を利かして英語でのやり取りを持ちかけたのだとしても、質問者が嫌がらせのように受け取るのは仕方がない。相手を重んじるなら日本語で返すのがスジであろう。

茂木氏にまつわる不安材料は、ほかにもある。「政治とカネ」の問題だ。

昨年末に共同通信が報じたところによると、茂木氏の政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で、使途の詳細が分からない支出が2016〜19年の4年間で全体の約97%、1億2,000万円以上にもなっているという。

このうち2019年の収支報告書を見ると、収入のほとんどは茂木氏の資金管理団体の寄附によるもので、その額2,850万円。支出額は2,874万8,285円だが、支出先が記されているのは印刷費の53万5,662円だけである。

「後援会総連合会」は政治資金規正法が定める「国会議員関係政治団体」として届け出られていないために支出の公開基準がゆるく、これほどの杜撰な報告書記載でも違反にならないという。

茂木氏はこの抜け道を利用し、公開基準の厳しい資金管理団体から政治資金を移したとみられている。姑息きわまりないやり方だ。今からでも使途を明らかにしたらどうか。

さもしい割りには頭が高く、自分を過大に評価する。その点で、甘利氏と茂木氏は同じ穴の狢である。幹事長の顔は変わっても、自民党がよき方向に向かうとは思えない。

image by: 茂木敏充 − Home | Facebook

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/241.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <驚くべき勘違いと謀略報道>立民は負けを共産党のせいにするな(日刊ゲンダイ)

※2021年11月15日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大




※紙面抜粋



※2021年11月15日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 マトモな総括もないままで、再出発ができるのか。衆院選で議席を減らした立憲民主党の迷走が続いている。

 敗北の責任を取って、枝野代表が12日に正式に辞任。後任を決める代表選が「19日告示、30日投開票」の日程で行われる。最大の争点は、「衆院選敗北の一因とされる共産党との共闘路線継続の是非」だと大マスコミは書き立てるのだが、本当にそうだろうか。

 たしかに、立憲の党内では、共産との共闘は解消すべきだという声も出ている。共闘解消を掲げて代表選を勝ち抜こうと動いているメンバーもいる。

 枝野も、辞任会見の質疑応答で野党共闘に関して「新代表にも同じ方向性を求めていくのか」と問われると、「戦略、戦術論としては、実態以上に(共産党と)近い関係と受け止められてしまった」とか言っていたが、それは共産に対して失礼ではないか。協力は欲しいが仲間と思われたくないというのは、あまりに都合が良すぎる。何様なのかという話だ。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「共産党のせいだと責任転嫁しているようでは、話になりません。現行の小選挙区制で自公に勝つには、候補者を一本化するしかない。共産党と共闘したから、甘利前幹事長や石原元幹事長に選挙区で勝つことができたのです。共闘を解消すれば、野党が乱立して自公を利するだけ。立憲がさらに議席を減らすのは自明です。実際、衆院選の小選挙区では公示前の46から57に議席を増やしている。共闘の効果はあったのです。全体で14議席減の96議席に落ち込んだのは、比例代表で23議席も減らしたことが主因で、政党名を書いてもらえなかった立憲自身の問題です」

 共産と手を組んだせいで負けたと思いたいのかもしれないが、敗因というのは往々にして自らの内にあるものだ。

支持率低迷は野党共闘以前の問題

 野党共闘が思うような成果に結び付かなかったのは、共産との「近い関係」が主因ではない。今では共産党に対する一般有権者のアレルギーは都市部ではほとんどない。地方部では根強いとしても、「共産党」というだけで拒否反応を起こすような有権者はハナから自民に投票する。立憲がどこと組もうが関係ないのだ。

 共闘の是非以前に、衆院選の前からずっと立憲の支持率が低迷していたことの原因を考えた方がいい。自民党のデタラメ政治を許してきた不甲斐なさ、あるいは党首の不人気、それに気づかず野党第1党の立場に驕って有権者の思いを置き去りにしてきたこと……。比例票を大幅に減らしたのは、普段の活動が評価されていなかったことに尽きる。

 そんな立憲に付き合って、一本化のために候補者を降ろしまくり、その結果、議席を減らした共産の方が「いい迷惑」かもしれない。

 それでも共産は、10日の国会の首相指名選挙で「枝野幸男」と書いた。志位委員長は「衆院選に向けた協議で共通政策や政権協力で合意している。公党間の合意を掲げて戦った以上、国民に対する公約でもある。合意と公約に照らせば、枝野氏に投票するのが当然だ」と話していた。野党共闘で自公政権を追い込むと覚悟を決めているのだ。

 一方の立憲はどうだ?

 選挙中も枝野は志位と一緒に写真に収まることを嫌がったり、共産との共闘に難色を示す支援組織の連合に気を使って中途半端な言動を続けていた。こういうフラフラ腰の定まらない姿勢が、有権者から呆れられたのではないか。

問われているのは共産との関係ではなく立憲の覚悟

「枝野代表は野党共闘について、『選挙後の首班指名選挙では枝野と書いていただきたい』と言いながら『政権そのものは単独政権を担わせていただく』とも言っていて、立憲の議席を増やして自分が政権を握るために共産を利用しているように見えてしまった。それでは選挙目当ての野合と言われても仕方がないし、同じ野合でも選挙のたびに合意文書を交わして連立政権を維持する自公の方が筋が通っているように見える。本当に国民生活を良くするという信念があれば、“自公政権を倒す”という一点で野党が共闘するしかないはずです。『与党と拮抗する議席数という力をくれれば、国会に緊張感が生まれてデタラメ政治はできなくなる』と愚直に訴えればいいのに、野党同士で牽制しあうような中途半端な姿勢では、野党第1党の座を守ることが目的と思われても仕方ない。国民生活を守るために自公政権を倒すという本気度が欠落していたことが有権者に見透かされ、それが比例の大幅減に表れたのではないでしょうか」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 野党共闘そのものは間違っていない。メディア各社の情勢調査で当初は自民の苦戦が伝えられていたし、自民候補も「本当に苦しい」と言っていた。投開票当日まで、自民は単独過半数割れを危惧していたのだ。「不思議の勝ちあり」が今の率直な心境だろう。野党共闘は自公にとって脅威。だからこそ、「立憲共産党」などと執拗に攻撃したわけだ。

批判は自公の危機感の裏返し

 引退した自民の伊吹元衆院議長も10日の福岡市内での講演で、衆院選は「自民が政権を失った(2009年の)時と似たような雰囲気があった」と話していた。その上で、「立憲はとんでもないミスをした。国家運営の基本に関わる意見が違う党が、選挙の票のために集まった」と批判していたが、危機感の裏返しだ。自民と公明だって、基本に関わる意見は違う。それなのに、ことさら野党共闘の失敗を喧伝するのは、解消してもらった方が今後の選挙が楽だからだ。

「そういう共闘解消論に大メディアも加担している。野党も支持者もこれに惑わされないことです。立憲が見直すべきは共産よりむしろ連合との関係でしょう。連合の主体は大企業の労組ですから、コロナ禍にあえぐ一般庶民の気持ちは分からない。派遣や非正規労働者の待遇改善にも関心がありません。立憲は、連合の顔色をうかがわなくても勝てるように地方組織をしっかりつくって足腰を鍛えることに注力すべきです。労組に“おんぶに抱っこ”では、独自の政策を打ち出すこともできない。連合と共産の仲介役を担えるような地力をつけることが先決です。問われているのは共産との関係ではない。民主主義か非民主主義かの戦いで、共産との共闘を解消すれば、来年の参院選で野党はさらに惨敗し、自民独裁の暗黒国家が未来永劫、続いてしまうことになりかねません」(五十嵐仁氏=前出)

 野党第1党の座を守ることだけに汲々とすれば、かつての社会党の二の舞いになるだけ。

 公示前より減らしたといっても野党第1党である以上、新たな政治の希望を有権者に提示して欲しいし、そのためには野党共闘が欠かせない。人権より利権の自公政権が制度疲労を起こしていることは疑いようもないのだ。

 立憲の代表選は、党所属の国会議員と国政選挙の公認候補予定者のほか、地方議員と党員・協力党員(サポーター)も投票に参加する「フルスペック」で行われる。

 自民の総裁選は連日、大メディアで取り上げられて、衆院選の得票に寄与したという分析もあるが、「フルスペック」だからといって、野党の代表選も同じように報道されると思っているのなら甘い。どういうビジョンを見せてくれるのか。代表選で問われるのは、いかに党を立て直すかであり、自公政権に代わる未来像を示せるかだ。共産との共闘の是非ではない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/242.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年11月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。