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2021年11月04日01時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] <政界地獄耳>立憲民主党敗北 幹事長辞任だけでは収まらず枝野も辞意表明(日刊スポーツ)


【政界地獄耳】立憲民主党敗北 幹事長辞任だけでは収まらず枝野も辞意表明
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202111030000058.html
2021年11月3日7時52分 日刊スポーツ


★総選挙での敗北を受け、立憲民主党では執行部の責任論が噴出した。「このチャンスを生かせず公示前勢力に届かなかったのだから進退論が出るのは当然だ」という声が大きくなる。1つは幹事長・福山哲郎への批判だ。福山は参院議員でどうしても緊張感も規模も違う衆院の議員心理が理解できないとの批判をこの4年間浴びてきた。また党代表・枝野幸男の言いなりで枝野も面倒なことは福山にまかせっきりと2人で1つの関係だ。だが福山の辞任だけで乗り切りたい枝野だったが2日の執行役員会で辞意を表明。結党以来の枝野執行部は退陣する。

★立憲関係者が言う。「選挙前から『枝野・福山を変えなければだめだ』は党内の合言葉のようになっていた。連合との距離の取り方、国民民主党との関係、ベテラン小沢一郎の扱い、元議員・本多平直問題の処理の仕方など何かしら執行部に意見のある議員が多かった。それを2人は蹴散らすように乗り切ってきた。今回の選挙も負けることを想定していなかったから枝野政権は続くとみていただけに党内の混乱が早く収まらないと来年の参院選への体制が整わない」。

★一方、今回落選したのは辻元清美、川内博史などの与党へ切り込む論客たち。野党は反対が仕事だと多くの有権者が勘違いしている。立憲は対案を提案できる野党第1党を維持しながら2大政党の一角になるために保守中道層を取り込みながら基礎票を持つ共産党とも組んだ。一見矛盾しているようだが、欲張って国民政党としてのウイングは広げたい。枝野の焦りが見えた。ただそのプロセスが不透明で、的外れだが連合の強い批判を浴びた。枝野が開票直後の会見で述べたように「自民党は1票を積み重ねる足腰が強い。足腰を強めないと政権にはたどり着けない」「風頼みの選挙では政権交代はできない」。民主党時代から指摘され続けた弱点を小選挙区制になってから野党は克服できていない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/902.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 政治・選挙・NHK284を起動しました
政治・選挙・NHK284を起動しました

旧板はこちら
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/101.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 政治・選挙・NHK284を起動しました
政治・選挙・NHK284を起動しました

新板はこちら
http://www.asyura2.com/21/senkyo284/index.html

よろしくお願いします。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/903.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 松井「 参院選と同時に国民投票を」自民に利する事は本当に素早い維新(まるこ姫の独り言)
松井「 参院選と同時に国民投票を」自民に利する事は本当に素早い維新
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/11/post-2f3b0b.html
2021.11.03 まるこ姫の独り言


もう大阪は好きなようにやって貰っていいが、全国的に維新に勝たせたらろくなことがないが、どうも自民党にお灸をすえると考えで維新に投票したという有権者も多いらしい。

総選挙が終わるとすぐに参議院と同時に国民投票をと言いだす松井。

維新が票を伸ばしたことで調子に乗っているとしか思えない。

早くも自民党の別動隊の行動開始!


「参院選と同時に国民投票を」憲法改正で維新代表
  11/2(火) 17:23配信 産経新聞

>日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は2日、市役所で開かれた会見で、憲法改正について「来年の参院選までに改正案を固めて(参院選の投票とともに)国民投票を実施すべきだ」と述べた。「参院選の大きなテーマにもなる」とし、活発な改正論議に期待感を示した。

一難去ってまた一難。

ようやく安倍が二度も政権を放り出し自民党の「改憲」気運が陰ったかと思っていたが、宏池会の岸田が「改憲」をしっかりやるというような発言をしていることから、自民党も極右に毒されまたもや「改憲」に突き進んでいくのかと暗澹たる思いに駆られたが。

敵は自民党だけではなかった。

維新票が伸びたことで、維新はすっかり強気になっている。

この政党も極右だけに、自民党とは相いれやすい


しかし維新は選挙中は「身を切る改革」で戦ったはずだ。

まずは、身を切る改革を論ずるべきだろうに。

選挙が終わった途端,「行政改革」「身を切る改革」そっちのけで「改憲」を言い出している。

コロナ禍で疲弊した経済などそっちのけで、次の参議院選挙には国民投票もバーターで行われるべきだと言っているが、今まで改憲の議論すらできなかったものを、これから半年の短期間で改憲の方向へ行くのだろうか。

急ピッチで改憲の機運を盛り上げると言うのは大反対だ。

資金力のある自民や口の巧い維新にかかったら、国民を赤子の手をひねるくらい簡単に誘導できる。

大阪都構想の住民投票だって、一度目、否決されたのに性懲りもなく二度目も提案しまたまた否決された。

二度も大阪で国民投票での「都構想」を否決されたのに条例で押し通そうとしたそうだし今度は「改憲」の国民投票を言い出す松井は、懲りることを知らない。

国民投票がどれだけ好きなんだか。。。

そして任期が来たら市長も止めると言った人の置き土産の大きい事は!

しかし、国民主権が嫌いな自民党や、弱肉強食の維新の会が「改憲」をしたらどんな国になるか今から想像がつく。

為政者の為政者による為政者の為の「日本国憲法」になることは火を見るより明らかだ。

維新が勝ったことで、維新思考の人間がバカみたいに増えているというか、表に出て来た。

維新支持者は単細胞な人が多いのか、護憲派の「立憲・共産・社民は必要ない」とか「岸田の尻を叩くべき」だとか、とにかく民主主義を真っ向から否定するような暴論ばかりで嫌になる。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/102.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 衆院選で当選した「維新」議員の顔ぶれがひどい! 暴言、ヘイト、極右、金の不祥事、女性への暴力行為を報道された議員まで(リテラ)
衆院選で当選した「維新」議員の顔ぶれがひどい! 暴言、ヘイト、極右、金の不祥事、女性への暴力行為を報道された議員まで
https://lite-ra.com/2021/11/post-6065.html
2021.11.03 「維新」議員の顔ぶれがひどい!ヘイト、極右、金、暴力を報道された議員まで リテラ

    
    日本維新の会公式Twitterより

 10月31日におこなわれた衆院選は、自民党が公示前より議席を減らしながらも絶対安定多数の261議席を獲得するという結果になった。これはおおいに問題だが、もうひとつ気になるのは、日本維新の会(以下、維新)が大きく躍進したということだ。

 維新は大阪府内の19選挙区のうち15選挙区で候補者を擁立して全員が当選を果たしただけではなく、兵庫6区でも維新公認の市村浩一郎氏が僅差で制し、大阪以外の小選挙区で初めて議席を獲得した。さらに比例代表では前回衆院選の8議席から大きく伸ばして25議席を獲得。これらにより、維新は公示前の11議席から4倍近い41議席となり、第3党に躍り出た格好だ。

 しかし、こんなヤバい政党が国政で発言力を持つようになって本当に大丈夫なのか。維新の松井一郎代表は今回の選挙戦でも「大阪の改革を全国に広げる」などと訴えてきたが、本サイトでは繰り返し指摘してきたように、吉村洋文・大阪府知事や松井市長の新型コロナ対策は“やってる感演出”のパフォーマンスだけで、維新の行政サービス切り捨て路線のツケによって医療崩壊が起き、全国で最多の死亡者を出したのが実態。こんなものを全国で広げられてはたまったものではない。

 しかも、維新といえば「不祥事のデパート」であり、衆院選でも元秘書への暴行で自民党を離党した石崎徹氏を公認(結果は落選)。日本記者クラブでおこなわれた党首討論でも、メディア側から不祥事を起こした候補者が多いことについて「議員の資質管理は大丈夫か」と突っ込まれていたほどだった。

 そして、この不安は的中した。今回、維新が公認して当選した議員も、御多分に洩れず、差別・暴言を連発したり、不適切な支出や不透明な資金の流れが指摘されたり、さらに極右思想を剥き出しにする「問題議員」がわんさといるからだ。

 そのひとりが大阪1区で当選した井上英孝氏だろう。井上氏といえば、2012年の衆院選に維新から出馬して国政初当選を果たしたが、「週刊文春」(文藝春秋)2013年1月3日・10日号で、女性への暴言や暴力行為を告発されている。「私は維新のプリンスに暴行されました」というタイトルのその記事は、食事会で一緒になった女性に対し、「お前らみたいな女が市会議員としゃべれるなんてないねんぞ」「お前みたいな女はカネさえもらえれば誰とでもヤりよるねん」などと暴言を吐き、帰ろうとする女性の首を背後から絞め上げたというもの。周囲の人がなんとか止めたものの、女性は失神寸前で唇の色が変色するほどだったという。

 当時、「文春」の直撃を受けた井上氏は「全然覚えてない。まあ、その場のノリでそういうことになるっていうことは、別に……。でも、そんなん言うたら、首絞めたということ書くんやろ。しかし俺のことを貶めたい人もおるやろうし、(こうした証言の)一個一個に反応せえへんよ。まあまあ、好きにして」などと回答し、事実をはっきりは否定していない。

 ちなみに、この「文春」報道と同一と思われる被害女性が今年10月7日付で井上氏を侮辱罪、暴行罪並びに傷害罪容疑で大阪地検特捜部に告訴状を提出している(警察への提出が適するという理由で不受理)。背景は不明だが、井上氏は真相をきちんと説明する必要があるのではないか。

■“暴言王”足立康史を筆頭に、ヘイトスピーチ、差別的発言が問題になった候補が次々当選

 維新といえば、2019年の参院選で維新公認で立候補予定だった元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が被差別部落に対する差別発言をおこない公認停止となったが、差別発言を連発しながら当選した議員も数多くいる。

 なかでもやはり問題なのは、公然と差別発言を連発しながら党として除名もせずのさばらせ、今回、大阪9区で当選してしまった「維新の暴言王」こと足立康史氏だ。

 周知のように足立氏は、維新のなかでもとりわけ極右色が強く、国会議員でありながらSNSで「朝日新聞、死ね」だの「立民は北朝鮮の工作員」だの暴言やデマを連発・拡散。国会でも数々のデマや暴言を吐き6回も懲罰動議にかけられているが、とくに酷かったのが2016年に起こった民主党(当時)代表だった蓮舫氏の「二重国籍」問題での執拗な攻撃。「差別だ」と批判されると、足立氏は〈外国の主張を繰り返す元外国籍の国会議員の発言について「外国の代弁者のよう(な発言)だ」と言うのが、なぜ民族差別になるのか。一国の総理をヒトラーとなじるより、民進代表〔蓮舫氏〕を中共の代弁者と批判する方が、よほど人道的では?〉などとツイートし、さらに2019年には国会(衆院総務委員会)で「国会議員に立候補している候補者が、日本にいつ帰化したのか、知りたいと思っている国民は僕の周りには多い」と発言した。

 また、このほかにも足立氏は、2018年に〈社会保障は、日本人を対象に支援が必要な方を徹底して支援する〉と投稿したり、昨年には「在日外国人にもマスク、現金給付も示唆 菅官房長官会見詳報」という毎日新聞の記事を引用した上で〈生活保護と同じ問題。執行状況の情報開示が必須〉とツイート。在日外国人の排斥を剥き出しにしてきた。

 さらに、東京1区で落選するも比例復活した小野泰輔氏も、ヘイトスピーチを拡散させたことを問題視されたことがある。小野氏は2012年6月から2020年6月まで熊本県副知事という公職にあったが、昨年、東京都知事選に出馬した際には、百田尚樹氏や高須克弥氏、野口健氏、竹田恒泰氏といったネトウヨ論客のツイートを繰り返しリツイートしていたこと、さらに、そのなかに韓国人に対するヘイトスピーチに該当すると思われるツイートもあったことが問題になった。

 しかし、こうした差別ツイート問題について、都知事選の候補者討論会でジャーナリストの津田大介氏から指摘を受けると、小野氏は「私には在日や韓国の友だちもたくさんいる」などと釈明。これは「I have black friends」と呼ばれる差別主義者が自分を正当化するためによく持ち出す典型的な論法であり、現に「在日や韓国の友だち」を持ち出したところを見ると、何を問題視されているかある程度認識していた証拠だ。その上で、差別そのものを否定するのではなく論点ずらしで応じたことは、過去のツイートそのもの以上に、小野氏の差別に対する認識が甘いことを露呈させたと言っていい。

 また、東海ブロックで比例復活した愛知維新の会代表の杉本和巳氏は、さっそく明日発売の「週刊文春」が、マントラを唱えることで力強い癒しを得るという「オームチャンティング」を議員会館で開催していた「議員会館の不正使用」疑惑を報道。しかし、杉本氏の問題行動といえば、2019年に「あいちトリエンナーレ2019」における企画展「表現の不自由展・その後」に対し、「公的な施設が公的支援に支えられて行う催事として極めて不適切」として展示の即時中止を求める要望書を実行委員会事務局に提出したことだろう。

 この主張自体が政治による不当な介入にほかならず、大前提には歴史修正主義があり、看過できるものではないが、さらに問題なのは、こうした動きが不正がおこなわれたリコール運動につながったことだ。実際、同じ維新の常滑市議会議員・山田豪氏は「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」の副事務局長を務め、その後、署名偽造に関与していたことを認めて議員辞職し、書類送検。同じく維新で今回の衆院選に愛知5区から出馬予定だった田中孝博事務局長は逮捕・起訴されている。

 維新がこのリコール運動に深く関与していたことは周知のとおりであり、その中心となった愛知の維新代表である杉本氏も当然、リコール不正署名問題への関与が疑われてきた。しかし杉本氏は、NHKの取材に対し「田中氏は、ことし2月に離党しているし、愛知維新の会は、署名が始まる前の段階でリコール活動に組織として関わらないことを役員会で決めたので、維新とは関係のない個人の問題だ」などと発言。田中氏が離党したのは疑惑発覚後であり、さらには維新の関係者が複数リコール不正にかかわっていることが判明しているにもかかわらず、無責任にも「個人の問題」などと言って説明責任から逃げたのだ。

■夫婦別姓反対論者の女性候補も当選、馬場幹事長は「命の選別」の本音むき出し

 女性の当選者にも問題議員はいる。近畿ブロックで比例復活した三木圭恵氏は、自身のHPで“愛国心や道徳心の育成”“日教組によりズタズタにされた学校教育の再生に向け教育改革を推進”“夫婦別姓は家族の崩壊に油を注ぐ”という文言を掲げてきた人物なのだが、さらに維新の女性局長としての挨拶文では〈「女性が生き生きと社会で働き、素晴らしい能力を発揮し、子育てにも介護にも、積極的に笑顔で取り組める」ことを目標〉と、子育てのみならず介護まで女の仕事だと決めつけていた。三木氏の主張は伝統的家族観を重視し、女性の権利を貶めようとする自民党の高市早苗政調会長とほとんど変わらず、国会でも“維新の高市”と化すことは間違いないだろう。

 このように、歴史修正主義に基づく差別的言動や表現への不当な攻撃を繰り出してきた足立氏、杉本氏らの問題議員に加え、新人でも差別発言予備軍を国会議員にしてしまう維新。だが、それも当然だろう。党の幹事長であり、大阪17区で当選した馬場伸幸氏自身が差別を丸出しにしてきたからだ。

 昨年、京都でALS患者の女性が元厚労省医系技官ら2名の医師によって殺害された事件が発覚した際は、松井代表が〈維新の会国会議員のみなさんへ、非常に難しい問題ですが、尊厳死について真正面から受け止め国会で議論しましょう〉などと呼びかけ、そこに足立氏や音喜多駿・参院議員らが同調。だが、もっと酷かったのが馬場幹事長で、馬場幹事長は自身もALS患者であるれいわ新選組の舩後靖彦・参院議員がこの事件を受け〈「死ぬ権利」よりも、「生きる権利」を守る社会にしていくことが、何よりも大切です〉といった声明を出したことに触れ、「議論の旗振り役になるべき方が議論を封じるようなコメントを出している。非常に残念だ」などと非難。「尊厳死」の名を借りて「命の選別」をしたいという欲望を丸出しにした挙げ句、当然の権利を訴えた舩後議員に「議論を封じるな」とまで言い出したのだ。

 さらに、維新は前述の蓮舫氏に対して「二重国籍」問題を攻撃してきたが、今回の選挙公約においても〈二重国籍の可能性のある者が国会議員となっていた事例に鑑み、外国籍を有する者は被選挙権を有しないことを定めるとともに、国政選挙に立候補する者は自らの国籍の得喪履歴の公表を義務づけます〉などというグロテスクな純血主義・人種差別を全開にした公約を盛り込んだ。この問題について、投開票日にTBSラジオで放送された『総選挙スペシャル2021』では、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏が「これ自体が偏見や差別を助長する政策ではないのか」と馬場幹事長を追及。しかし、馬場幹事長は「公人ですからきちっとした経歴を明らかにするのは当たり前」「“人歴”をオープンにするのは当たり前」などと開き直った上、評論家・荻上チキ氏から「たとえば被差別部落出身であることを書け、とは言わないと思うんですけど、国籍についてはどうして求めることが妥当なんでしょうか?」という質問に対し、「同和地域の出身の方は同じ日本人ですからそういうことを公表する必要はまったくないと思いますけれども、どこの国籍を持っていたかとかいうことは(中略)オープンにしていただく必要がある」と回答。荻上氏が「帰化された方などにかんしては同じ日本人というカテゴリーとはまた別という理解ですか?」と問うと、馬場幹事長は「そうですね」と言い切ったのである。

馬場幹事長の問題はさらにある。それは「金の問題」だ。

 馬場幹事長は自民党堺市議時代の2009〜2010年に、自身が代表を務めていた党支部を介して計415万円を自らの後援会に還流。これにより税金の還付を受けていたとみられている。また、同じく市議時代の2007年には、大阪府警から「暴力団員と社会的に非難される関係を有している業者」とされた警備会社から12万円の献金を受けていたこともわかっている。

■金の疑惑も続々…松井代表が志位委員長にやり込められる原因をつくった“文通費疑惑議員”も当選

 しかも、今回当選した維新議員には、過去にこうした政治と金の問題を引き起こした人物がほかにもいる。

 たとえば、前述の大阪1区で当選した井上氏も、馬場幹事長と同様、自民党大阪市議時代の2009年に代表を務めていた政党支部を介して100万円を自身の政治資金管理団体に還流していたことが判明しており、迂回させることで税控除を受けていたとみられる。

 また、大阪11区で当選した中司宏氏は、枚方市長時代の2005年に枚方市が発注した清掃工場建設工事の入札で特定の企業が工事を落札できるようにしたとして、2007年に大阪地検が競売入札妨害罪で逮捕・起訴。2009年に大阪地裁は懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡し、2013年に最高裁で上告が棄却され有罪が確定した。

 さらに象徴的なのが、前述の比例復活組である杉本和巳氏をめぐる金の問題だ。

 2019年の参院選の日本記者クラブ主催・党首討論会では、松井代表は領収書なしで毎月100万円が支給される国会議員の「文書通信交通滞在費」の見直しを自分が訴えたことを誇らしげに語り、共産党の志位和夫委員長に「志位さんは『(領収書の公開を)やる』とはっきりと言った。2年が経過しているが知らぬ存ぜぬで実行されていない。志位さんの公約はそういう軽いものなのか」などと絡む一幕があった。だが、その場で志位委員長は「あの共産党ウオッチャーの松井さんがご存知ないとは驚きましたが、私たちはホームページで文通費の使途をすでに公開している」と反論。さらには維新の杉本議員の使途報告書では、100万円の文通費の全額を杉本氏が支部長を務める政党支部に入れ、領収書の発行も受け取りも杉本氏自身であることを突き付け、ものの見事に返り討ちにあった松井代表が「ぐぬぬ」と言わんばかりの表情を浮かべる様子は、Twitter上でも大きな話題を集めた。

 この杉本氏をめぐる一件がよく表しているが、松井代表をはじめとして維新は「身を切る改革」「自分たちに厳しい政治をやってきた」などと言うが、これはとんだ嘘っぱち。そして、自分たちが言い出した文通費の領収書さえ不適切な処理をおこなう議員を平気で擁立し、今回、当選させたのである。

 差別・暴言を繰り出す議員を野放しにし、「政治と金」問題にもユルい。それこそがまさに維新の実態であり、そんな政党が大躍進を果たしてしまったという事実。しかも、今後もっとも重要な問題となってくるのは、維新が憲法改正の与党補完勢力になることだ。

 実際、今回当選した維新の議員にも「日本会議国会議員懇談会」に所属する者が多数含まれ、さらにこれまでも維新は、改憲の議論をめぐっては自民党の完全なアシスト部隊となってきた。そのひとりが今回、大阪18区で当選した遠藤敬氏で、たとえば初の緊急事態宣言の発出に先立って昨年4月7日におこなわれた衆院議院運営委員会では、当時の安倍晋三首相に対し、遠藤氏は「憲法改正による緊急事態条項の創設が不可欠だ」などと煽り立てると、安倍首相は「日本維新の会が憲法改正について具体的な案を示し、真摯に議論しておられますことに対しましては、まずは敬意を表したい」と呼応。「国会の憲法審査会の場で与野党の枠を超えた活発な議論が展開されることを期待したい」と答弁した。

 そして、今回の衆院選では、自民・公明は前回よりも議席を減らしたものの、維新の大幅議席増により、国会による改憲案の発議に必要な衆院での議席(310議席)を自公維の改憲勢力で維持、さらに積み増した。とくに躍進した維新の役割はさらに大きくなり、今後は国会で維新による自民党への露骨なゴマすり茶番劇が繰り返されるだけではなく、維新自身の存在感アピールのために、これまで以上に踏み込んだ改憲発言、自民のアシストが展開されることになる。事実、松井代表は2日におこなわれた会見で、さっそく来年夏の参院選の投票と同じ日に憲法改正の国民投票を実施すべきだと主張した。

 現在、参議院では、自公維の議席数はかろうじて改憲案の発議に必要な数を満たしていない。来年夏の参院選と同時に国民投票を実施するなどという暴論を阻止するのは当然のこと、その参院選では不祥事・問題議員のデパートであると同時に改憲勢力である維新の躍進を、必ず止めなければならない。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/103.html
記事 [政治・選挙・NHK284] れいわ を評価 愛国・積極財政を まっすぐ右翼が 
れいわ を評価 愛国・積極財政を まっすぐ右翼が
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51999390.html
2021年11月04日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


古谷節に聞きほれています
一水会にも

小沢さんは最後の障子を破れなかった
どうする どう描く 
積極財政 愛国の絵

***

日本の政治は日米委員会に完全掌握されました
もう黒幕は不要とカーテンが開けられたのです
それが維新です
黒幕の正体は竹中率いるスズメバチ売国維新です

と 同時に愛国右翼がのろしを上げ始めました
@真っすぐ右翼の一水会 まっすぐ純情の須藤元気議員
A右翼的評論家の古谷氏
B愛国経済評論家 藤井氏 
この流れです
三橋貴明「れいわ新選組の経済政策を評価する」
自分ブログで 一心同体的に賛同誘導まで進んでます

***

今回の衆議院選挙で 
山本太郎が源流となったのが
女性も聞きほれる「愛国積極財政」の雄叫びです


立憲民主党が連合変異ウイルスで重態です
ウイルスに感染した枝野執行部は自死しました

馬淵代表になれば立憲が航空母艦の役割を担うでしょう
緊縮=連合のカツラが外せなければ
纏足頭のままで立憲は終わり 
愛国・積極財政集団が芽吹きます


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/104.html

記事 [政治・選挙・NHK284] <仰天プラン、内幕を暴く>「選挙に勝ったので」岸田政権が描く「ちゃっかり増税」シナリオ(FRIDAY)
「選挙に勝ったので」岸田政権が描く「ちゃっかり増税」シナリオ
https://friday.kodansha.co.jp/article/211799
2021年11月03日 FRIDAYデジタル

コロナ禍に苦しむ日本経済、そして国民。岸田文雄首相は当面の消費税率引き上げや金融所得課税の強化を否定し、大規模な経済対策を講じるとの安心感を与えてみせ、選挙では薄氷の勝利を収めた。その勝利を背景に、いま政府内では「まさかの増税シナリオ」が進行中だとの話が聞こえてきた。

その仰天プランの内幕を暴く。


新しい時代、とは…(AFLO)

10月4日の首相就任後、自らが所信表明演説で掲げた「車座対話」の実行に向け、東日本大震災の被災地や病院、居酒屋などを精力的に訪問している岸田氏。内閣支持率は低調な船出といえるものの、首相官邸にこもることなく各地に赴く姿勢に好感を抱く人々も多い。

だが、新しい指揮官を迎えた霞が関官僚の胸中は複雑だ。その理由は新首相がもつ「曖昧さ」「玉虫色」にある。

首相は9月末の自民党総裁選で掲げた「令和版所得倍増計画」や「健康危機管理庁」の創設などは、所信表明演説や自民党の政権公約に盛り込まず、政策集に明記した「金融所得課税の見直しなど『1億円の壁』打破」も一転して見送る考えを表明した。「分配なくして次の成長なし」と声高に訴えるが、その分配政策の具体策はいまだ曖昧なままである。

部下が複数の選択肢を示し、トップが責任を持って1つの進むべき道を決定する――それが本来の組織のあり方のはずだ。しかし、岸田政権は方向性が定まらず、どの選択肢に落ち着くのかが「曖昧」のまま、決定だけが下されることも少なくない。その先行きに官僚のみならず、経済界や市場にも動揺が見られる。

見方によってはどのようにも解釈できる「玉虫色」、それこそが今や岸田カラーの「真髄」ともいえる。

密かに進行していると噂される「増税シナリオ」は、まさにその象徴ともいえるだろう。それでは、内幕を見ていこう。
巧妙に隠されたメッセージ

「一見しただけでは気づかないとは思いますが、見る角度を変えればわかるはずです」

こう声を潜めるのは経済官庁の中堅官僚だ。そのシナリオの前提は、菅義偉前政権でクローズアップされたエネルギー政策にあるという。

菅政権は2020年10月、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「脱炭素社会」の実現を目指すと宣言した。地球温暖化の主な原因となる温室効果ガスの排出量から植林や森などによる吸収量を差し引き、その合計を実質的にゼロにする。いわゆる「2050年カーボンニュートラル」である。

菅前首相は今年4月、温室効果ガスの排出量を「2030年度までに13年度比46%減」とする目標も新たに掲げ、当時の小泉進次郎環境相は「カーボンニュートラルに向けた大きなモメンタムを作り出すことができた」と胸を張った。

それらを裏打ちするのが、中長期のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画」だ。菅氏の退任後、岸田首相の下で10月22日に閣議決定された同計画には国内外の注目が集まった。3年ぶりに改定された計画の中身を見てみよう。

太陽光や風力発電などの再生エネルギーについて、同計画は「主力電源として最優先の原則のもとで最大限の導入に取り組む」とし、最優先との言葉を初めて用いた。電源構成の割合は、2030年度に再生可能エネルギーを「36〜38%」と現状の2倍にまで引き上げる野心的な見通しだ。

ここからが重要なポイントである。再生エネルギー以外の割合を見ると、原子力は「20〜22%」(現状6%)で従来の目標と変わらない。その一方で、二酸化炭素の排出量が多い石炭火力は「19%」(同32%)に減らすとした。2050年に向けては、再生可能エネルギーと原子力など「実用段階にある脱炭素電源を活用」し、特に原発は「必要な規模を持続的に活用する」との表現が盛り込まれた。

もうお分かりだろう。石油や石炭などの化石燃料を燃やす火力発電は熱エネルギーを利用する発電の過程で二酸化炭素を排出するが、原発は核分裂した時の熱を利用するため排出されない。エネルギー基本計画に「脱炭素電源」とあるように、脱炭素社会の実現は「原発推進」への追い風となるのだ。

原発について、岸田首相は安全性を再優先に再稼働を進める考えであるものの、新増設については明言を避けてきた。だが、計画には「可能な限り依存度を低減」と明記する一方で、「必要な規模を持続的に活用」するとの文言で含みを残している。

経済産業省の現役官僚はこう力説する。

「世界的な脱炭素に向けた動きを無視はできない。本気で脱炭素化を実現していくならば、必要な手はすべて打たなければならない」

そこでもうひとつ、政府内で検討されているのが、二酸化炭素の排出量に応じて課税する「炭素税」という増税プランだという。

炭素税を導入すれば、企業もコスト負担を避けるためにエネルギーの過剰利用を控えるようになる。それが二酸化炭素の排出を抑えることにつながるとされ、スイスやスウェーデンなど欧州を中心に導入されている。ある政府関係者は「反対はいろいろあるだろうが、あくまで原発と炭素税がセットになるだろう。年内に方向性は出てくる」と語る。

原子力の利用に加え、増税という「禁じ手」が実行に移されれば、たしかに温室効果ガスの削減は進むかもしれない。だが、企業には新たな負担が求められることから、経済界は反対だ。経団連は今年9月、「現状では新規導入の合理性は明らかとはいえない」と牽制している。

加えて、国民の負担も忘れてはならない。炭素税が導入された場合には、ガソリンなどの価格上昇につながるからだ。

ただでさえ、コロナ禍で苦しむ国民は、原油価格の高騰を原因とするガソリン価格の値上げに頭を抱えている。経済産業省が10月20日に発表した調査によると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格は7週連続で値上がり、1リットル当たりは164円60銭と7年ぶりの高値だ。ここに炭素税という増税が加われば、家計への「トリプルパンチ」の衝撃は計り知れない。

前出の経産官僚は「これから岸田首相が『よし、これで行こう』といっても、自民党の重鎮らの考え方も大きなポイントになる」とも指摘し、岸田政権の方向性にブレが生じる可能性も示唆する。

どちらとも受け取れる「玉虫色」が目立つ岸田首相。選挙で「勝利」を収めたことを背景に、環境保全を錦の御旗として「原発推進」「炭素税導入」を進めていくのだろうか。注目である。

取材・文:小倉健一写真:AFLO

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/105.html
記事 [政治・選挙・NHK284] どうやら、立憲民主党執行部は辞任のポーズだけとって、次の代表選で、再び枝野を代表に推そうと狙っているらしい。これでは旧民主党時代から、何も変わらず、自公の思惑どおり衰退の一途をたどるだろう。(板垣 英憲)
どうやら、立憲民主党執行部は辞任のポーズだけとって、次の代表選で、再び枝野を代表に推そうと狙っているらしい。これでは旧民主党時代から、何も変わらず、自公の思惑どおり衰退の一途をたどるだろう。
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/05b7a7844bdcfd6b8059c5d4168c9d35
2021年11月03日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」


◆〔特別情報1〕
 今回の総裁選挙、野党共闘の敗因は何だったのか。野党共闘に本腰を入れてこなかった枝野代表執行部の責任であることは明白だ。公示前の議席数を割り込んだ衆院選結果を受け、福山哲郎幹事長が1日、「執行部として責任がある。私自身の対応は腹を決めている」と辞任を示唆した。翌2日の執行役員会で枝野幸男代表は、代表を辞任する意向を表明。そして福山幹事長も辞める意向を語ったようだが、ただし役員会の終了後、福山は今後の党運営について「特別国会の閉会式まで、現執行でやります」とのこと。つまり、次の代表選は現執行部で執り行われ、現執行部が投票された党員票をとりまとめることになる。

【参考】立民・枝野代表辞任ショック 福山幹事長も沈痛「現有議席を割るとは夢にも思っていなかった」
 11/2(火) 16:14 東スポweb

 こうしたなか、ネット上では、「#枝野辞めるな」がトレンド入りした。枝野を支持する立憲民主党支持者はもちろんだが、枝野が代表でいてもらったほうが自公は安泰と考える保守層からのラブコールも入り乱れてのトレンド入り。そのなかで、原口一博副代表が枝野に対して、「枝野代表辞めるな、一旦けじめをつけて一回辞めるということであれば、次のフルスペックの代表選にもう一回出て下さい」と電話で直訴した動画をアップしている。原口は「首長選挙でも一回辞任して、そして出直し選挙に出る。フルスペックでやるということならば、それくらいやらなきゃいかんということで話をしました。そこで皆さんにお願いは、『枝野辞めるな』のハッシュタグを、これを皆さんでぜひ拡散してほしい」と呼びかけている。原口からの電話に対して枝野は、「政治家冥利に尽きる」と答えたとのことだが、どうやら、立憲民主党執行部は辞任のポーズだけとって、次の代表選で、再び枝野を代表に推そうと狙っているらしい。

【参考】原口一博「報告とお願い」

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/106.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 立民の新しい顔は森裕子<本澤二郎の「日本の風景」(4254)<蓮舫を幹事長にすれば、ひるまない、ぶれない体制構築>
立民の新しい顔は森裕子<本澤二郎の「日本の風景」(4254)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/31030840.html
2021年11月04日 jlj0011のblog


<蓮舫を幹事長にすれば、ひるまない、ぶれない体制構築>

 日本改革の主役は、女性にある。女性を自立させる。そうして男尊女卑の法制を変えて、初めて日本の民主主義が確立できるだろう。本物の言論の自由を手にすることも、政教分離の日本にもすることも可能だ。

 ドイツのメルケル体制の成功が物語っている。ひるまない・屈しない・ぶれない野党の党首には、もはや妥協するばかりの男たちでは無理である。立憲民主党という名前に恥じないためには、森裕子・蓮舫体制が好ましい。

 本物の護憲リベラルだ。ワシントンとも互角に対応できる。

<連合の軍閥・原発労組(電機連合)を蹴散らせる体制構築>

 立憲民主党を狂わせる犯人は、労組・連合の怪しげな組織にある。ズバリ原発派であり、武器弾薬労組であって、彼らは自民党のスポンサーであることに恥じない財閥の配下のような労働組織である。

 名前だけの野党として国民を欺く元凶の、単なる反共組織といえる。ついでに言わせてもらうと、過去のイメージを引きずりかねない日本共産党も、そろそろ大衆・庶民・女性に基盤を置く政党に、党名も含めて衣替えすべきではないだろうか。同党の政策は、今では最も護憲リベラルを代表しているのだから。

 一部の左翼評論家に左右されてはなるまい。

 過去に自民党には、護憲リベラルの宏池会が存在したが、清和会の森喜朗から極右・自民党に変質してしまった。気付くと、平和の公明党までが、安倍晋三のもとで「戦争党」に変質して、今や軍拡・改憲政党にのめり込んで、極右与党の一翼を支えている。

 東アジアに緊張をまき散らす政権与党では、国民は枕を高くして眠れない。そこに波長を合わせる連合右派勢力が、立民の足を引っ張っている。連合を主導する電機連合は、軍拡と原発とその関連する労組である。そこには国民の視点が皆無といっていい。

 以前の労働組合というと、総評と同盟に別れて、前者が革新の社会党、後者が右派労組として民社党を率いていた。合体して軍拡と原発に傾いてしまった、現在の連合に引きずられる立憲民主党では、弱者・庶民大衆を擁護することは出来ない。

 政策にキレがない。そして男性優位の執行部では、今日の日本の危機を乗り切る力は無理だ。枝野執行部は、そこが問われたもので、世論の支持を集めることが出来なかった。繰り返す、立民の再生には森―蓮舫体制が、極右の自公体制、ないしは自公維体制を打ち砕く破壊力があると断じたい。自公維が脅威を抱く体制は、これしかない。

<安倍・日本会議の逆手を取る新戦略で展望>

 小泉純一郎もそうだったが、安倍晋三のもとで、表向きに安倍好みの極右女性が重用されてきた。極右女性と女性の忠誠心という二つの要因を重視、肩入れしたものだ。今の岸田体制のもとでも。

 中国では、清朝末期に女性が君臨したことがあったが、日本史において極右女性が、世論の支持を受けて指導層に食い込んだ例はない。たとえ安倍の日本会議の支援を受けても、まず大成することはない。日本人の反戦・護憲の思いは、確固としている。

 赤紙一枚で、若者を戦場に送り出す時代ではない。痩せても枯れても、これから昭和天皇の再来を想定できない。それは安倍・自公の「戦争三法」を駆使しても、不可能であろう。

 いざ有事ともなれば、たとえゆでガエルの日本人でも、目を覚ますことになろう。森―蓮舫体制は、安倍の極右女性起用の逆手を取ったもので、多くの国民に期待と希望を付与するだろう。

 腐敗しない・ぶれない野党体制を約束するからだ。どうだろう、小沢一郎や岡田克也、鳩山由紀夫も異存はないのではないか。

 極右の維新躍進に、平和を愛する国民の警戒心は、一段と強まってきている。平和軍縮派の巨頭・宇都宮徳馬の至言「野党と言論が健全でないと、民主主義は正常に機能しない」のだから。

 死の商人から、日本国民を死守する完璧な防護服なのだ。


ロスチャイルドの陰謀<本澤二郎の「日本の風景」(4253) : jlj0011のblog (livedoor.blog)

列島をフクシマ放射能で埋め尽くす<本澤二郎の「日本の風景」(4250) : jlj0011のblog (livedoor.blog)

2021年11月4日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/107.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 爆問・太田光ピンチ!TBS選挙特番「戦犯」発言などに批判殺到、芸人MCに世間からは厳しい目(日刊ゲンダイ)
爆問・太田光ピンチ!TBS選挙特番「戦犯」発言などに批判殺到、芸人MCに世間からは厳しい目
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/296874
2021/11/01 日刊ゲンダイ


時間切れで中継先の映像が途切れるシーンも多々あった(C)日刊ゲンダイ

 10月31日に放送された「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」(TBS系)で選挙特番の司会に初挑戦したお笑いコンビ「爆笑問題」太田光(56)がピンチだ。番組内で政治家に投げかけた発言について、SNSなどで批判が上がっているのだ。

 太田は自民党の甘利明幹事長と中継を結んだ際、選挙戦で苦戦を強いられていた状況について「幹事長ですから責任問題」「甘利さん戦犯ですよ」と厳しい口調で迫った。また、二階俊博前幹事長に「いつまで政治家続けるつもりですか?」と質問し、二階氏に「当選したばかりで失礼だよ! 言葉を選びなさい」とたしなめられる場面もあった。

「太田さんの質問はいずれもストレートで芸人らしいものでしたが、言葉が少しきつ過ぎました。二階さんに82歳で確かに高齢ですが、小選挙区での当選はその地域の民意です。太田さんの発言は二階氏を選んだ和歌山3区の有権者をバカにしている思われても仕方のないものでした。もっとも、一番批判されるべきは彼をMCに起用したTBSでしょう」(民放関係者)

 ネットでは太田の発言について「芸人だからウケると思っているのか知らないが、言っていいこと、悪いことがある」といった指摘が相次いでいる。

「バイキングMORE」(フジテレビ系)の坂上忍(54)、「ワイドナショー」(同)のダウンタウン松本人志(58)など、数年前から芸人をMCにする民放の情報番組が増えている。今回のTBSの選挙特番もそうしたトレンドに乗っただけかもしれないが、今後、少しずつ芸人MCに対して厳しい視線が向けられていきそうだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/108.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 今回の衆院選にて、長男への議員世襲に失敗した河村健夫氏(前・山口3区衆院議員)は、私立幼稚園連合会における6億5000万円もの使途不明金の行方を知っているはず(新ベンチャー革命)
今回の衆院選にて、長男への議員世襲に失敗した河村健夫氏(前・山口3区衆院議員)は、私立幼稚園連合会における6億5000万円もの使途不明金の行方を知っているはず
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11938219.html
2021年11月01日 新ベンチャー革命2021年11月1日 No.2802


1.山口3区の衆院議員だった河村健夫氏は、長男・健一氏への議員世襲に失敗した

昨日、2021年10月31日、衆院選が行われました。

 この選挙において、筆者個人は山口県選挙区に注目していました。なぜなら、筆者は山口県出身だからです。

 山口県選挙区では、あの安倍氏が順当に勝ち、衆院選に鞍替え出馬した林芳正氏(前参院議員)も、順当に当選しました。ところが、林氏に山口3区を譲った河村健夫氏(元官房長官)の長男・健一氏(比例北関東ブロック)は落選してしまいましたが、その原因は明確です。

 河村健一氏は、安倍氏の圧力によって、比例中国ブロックからはずされたからです。

 この結果、河村健夫氏にとって、長年苦労して築いてきた山口県の地盤を失ったのです、さぞかし、くやしい思いをしているでしょう、今。

 このように、河村氏に恨まれることを傲慢にやってのけたのは、あの安倍氏です(注1)。

2.あの安倍氏に、してやられた河村健夫氏はこのまま引き下がっては、死んでも死にきれない!

 あの安倍氏は、子飼いの杉田水脈氏(比例中国ブロック当選)を勝たせることを優先した結果、その犠牲になったのが、上記、河村健夫氏の長男です。

 ところで、筆者の出身は山口1区ですが、ここは、高村正彦氏の長男・正大氏が世襲していますから、上記、河村氏にとっては余計にくやしいでしょう。

 ちなみに、高村正大氏の祖父は、筆者が高校生時代の徳山市長でした。

3.あの安倍氏に、まんまと、してやられた河村健夫氏は、安倍氏に仕返しすべき!

 河村健夫氏は、なぜ、長男への議員世襲に失敗したのか、その原因は誰よりも、本人が一番よくわかっているでしょう。

 この河村氏は、6億5000万円もの使途不明金を出している私立幼稚園連合会のスキャンダルの真相をすべて知っているはずです(注2)。

 なぜなら、河村氏は、上記、私立幼稚園連合会の関連団体・私立幼稚園PTA連合会の会長を務めているからです。

 さて、本ブログでは、上記、6億5000万円の使途不明金事件には、あの安倍氏が一枚かんでいるとにらんでいます。

 したがって、河村氏は、安倍氏を失脚させることが十分、可能なのです。

 もし、安倍氏(山口4区)が失脚すれば、山口4区を安倍氏に譲った林氏が、本来の山口4区に戻れるし、河村氏の長男は、めでたく、山口3区の議員になれるのです。

 このたびの衆院選にて、長男を落選させられた河村氏には、是非とも、恨みを晴らしてもらいたい!


注1:本ブログNo.2798『あの安倍氏(山口4区)は、子飼いの杉田某を当選させるため、河村氏(山口3区)を裏切った:なんという人間か!』2021年10月21日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11819452.html

注2:本ブログNo.2799『私立幼稚園連合会などの6億5000万円もの使途不明金事件が闇に葬られている:現在の警察機構のトップは強姦魔逮捕をもみ消した人物だからか』2021年10月22日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11828333.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/109.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 立民「ポスト枝野」めぐり大混乱!出馬候補が出るわ出るわ、“わがまま集団”新代表に就くのは誰だ(日刊ゲンダイ)




立民「ポスト枝野」めぐり大混乱!出馬候補が出るわ出るわ、“わがまま集団”新代表に就くのは誰だ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296954
2021/11/04 日刊ゲンダイ


(左から)立憲民主の小川淳也衆院議員と泉健太政調会長(C)日刊ゲンダイ

 衆院選で惨敗した立憲民主党が早くも「ポスト枝野」をめぐって大混乱だ。枝野幸男代表(57)は10日に召集される特別国会の閉会をもって辞任。その後、国会議員から一般党員・サポーターまで含めたフルスペックの代表選が実施され、年内に新代表が選ばれる見通しだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

“昔の顔”もまた浮上

 代表選出馬に意欲を示しているのは小川淳也衆院議員(50)、泉健太政調会長(47)、馬淵澄夫元国交相(61)、大串博志役員室長(56)。ほかに蓮舫代表代行(53)、岡田克也元外相(68)、玄葉光一郎元外相(57)、江田憲司代表代行(65)、逢坂誠二代表特命補佐(62)、長妻昭元厚労相(61)らの名前も取り沙汰されている。

 立候補するには推薦人を20人集める必要がある。衆参合わせて140人の所帯だから、キレイに振り分けても最大7人しか立てない。

「長妻代表―小川幹事長」に期待する声も


(左から)立憲民主の長妻昭元厚労相と安住淳国対委員長(C)日刊ゲンダイ

「現実的には3人出馬が限界でしょう。旧国民民主党から合流した泉政調会長は旧国民系をまとめて20人の推薦人を確保するでしょう。逢坂さんも引退した赤松広隆衆院副議長が率いていたグループに属していた流れから、出ようと思えば推薦人確保のメドは立つはず。小川淳也氏も勢いがある。ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で全国区になったし、平井前デジタル担当相との激闘を制して一段と顔が売れた」(立憲関係者)

 来夏の参院選まで残り8カ月。衆院選の結果に基づいた時事通信の試算では、参院1人区は「与党30勝2敗」。野党系が勝てるのは岩手と沖縄の2県のみだという。モタモタしている時間はない。

「野党共闘を深化させるには、支援団体の連合との複雑な関係をうまくさばく腕が必須。それに、わがまま集団を何とかハンドリングする点を考えると、ベテランの長妻さんあたりでないと厳しいのではないか。有権者の票を集めるならフレッシュな小川さんでしょうね。『長妻代表―小川幹事長』に期待する声もある。ただ、代表選については沈黙している安住国対委員長は幹事長狙いだとも言われ、野田元首相や蓮舫さんあたりが動き回る気配もあります」(永田町関係者)

 トコトンやってノーサイドになればいいが、そうはできないDNAが心配だ。代表選で党内がガタつくようだと有権者から完全に見放されることになる。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/110.html
記事 [政治・選挙・NHK284] 無理な同居が不幸の原因(植草一秀の『知られざる真実』)
無理な同居が不幸の原因
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-8f3e6c.html
2021年11月 4日 植草一秀の『知られざる真実』


「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」との間にある違いは何か。

違いが重要で決定的なら、両者が同居することに矛盾と無理がある。

「共産党と共闘しない勢力」の代表が「連合六産別」と「国民民主党」。

この人々の主張は次の傾向を持つ。

1.戦争法制=安保法制を容認

2.原発稼働を容認

3.新自由主義経済政策を容認=消費税増税を容認

これが基本政策。

これに対して「共産党と共闘する勢力」の主張には次の傾向がある。

1.戦争法制=安保法制に反対

2.原発稼働ゼロ

3.共生の経済政策=消費税減税・廃止

これが基本政策。

根本的な相違がある。

この勢力が同居していることに矛盾がある。

2017年に旧民進党が立憲民主党と国民民主党に分離したとき、矛盾解消が期待された。

立憲民主党が「共産党と共闘する勢力」として分離・独立したと理解された。

実際、立憲民主党は共産党の選挙協力を得て議席を増やした。

ところが、紆余曲折があった。

背景に「共産党と共闘する勢力」が拡大することを阻止しなければならないという既得権勢力の思惑があった。

1960年に民社党が創設された。

日本の革新勢力が一枚岩で連帯することを阻止するための工作だった。

民社党の創設に資金支援したのがCIA。

民社党の支援母体とされたのが大企業御用組合連合体である「同盟」だった。

日本の革新勢力が大同団結して選挙に臨むと、いつでも政治刷新、政権交代が生じ得る。

実際、2009年には鳩山内閣が誕生した。

日本の既得権勢力にとっての「悪夢」だった。

この「悪夢」を繰り返さないこと。

これが日本の既得権勢力の至上命題である。

旧民主党=旧民進党が分離・分裂して、「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分かれることは、既得権勢力にとって極めてリスクが大きい。

立憲民主党と国民民主党に分離・分割されて、この方向感が鮮明になった。

「共産党と共闘しない勢力」としての国民民主党が弱体化して立憲民主党が拡大した。

この状況を踏まえて、日本の既得権勢力が立憲民主党に手を入れた。

立憲民主党をかく乱し、立憲民主党が「共産党と共闘する勢力」として純化することを阻止しようとした。

工作部隊の先頭に立ったのが「連合」。

「連合」は旧同盟系組合と旧総評系組合が核になって構築された連合体だが、その主導権を確保したのは旧同盟系組合である「六産別」。

電力、電機、自動車、鉄鋼、機械、金属、繊維、流通等の大企業御用組合連合だ。

連合加盟組合員数は約700万人。

そのうちの約6割に当たる約400万人が「六産別」組合員。

全労働者の6%に過ぎない。

全労働者の6%に過ぎない大企業御用組合連合が立憲民主党に介入し、立憲民主党が振り回されている。

CIAをバックボーンとする彼らの目的は対米隷属・新自由主義追求日本政治を堅持すること。

この目的から、日本の革新勢力の大同団結を妨害している。

立憲民主党がこの混乱から抜けきれないなら、新たに革新連合を創設することが必要になる。

共産党、れいわ、社民と立憲民主党内の革新勢力が大同団結することが必要になる。

立憲民主党が第二自公の方向に進むなら国民民主党と差異がなくなる。

両者が合流しても主権者の強い支持は得られない。

政治刷新を求める日本の主権者は、第二自公勢力と明確に訣別する判断を示すことが必要になる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/111.html

記事 [政治・選挙・NHK284] 落選した石原伸晃氏は政界引退が濃厚…消滅危機「石原派」7人に囁かれる次の“受け入れ先”(日刊ゲンダイ)



落選した石原伸晃氏は政界引退が濃厚…消滅危機「石原派」7人に囁かれる次の“受け入れ先”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296953
2021/11/04 日刊ゲンダイ


落選し、比例復活もかなわず頭を下げる石原伸晃氏(C)日刊ゲンダイ

 岸田首相まで応援に駆けつけたのに比例復活もかなわず落選してしまった石原伸晃氏(64)。突然、派閥の領袖がいなくなった“石原派”も大混乱だ。消滅の危機に瀕している。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

「選挙後、派閥幹部3人が急きょ東京に集まって対応を協議したようです。地元・熊本に帰っていた坂本哲志前地方再生担当相も呼び戻された。もともと、石原派は10人しかいない最小派閥。そのうえ、トップの石原伸晃氏や、当選16回だった野田毅元自治相も落選し、無所属から追加公認された田野瀬太道氏を加えても7人しかいなくなった。ベテランは森山裕前国対委員長と坂本氏だけで、ほかは当選3〜5回の若手・中堅です。どうやら幹部3人の結論は“もはや派閥の存続は難しい”だったようです。石原氏本人も、このまま政界引退となりそうです」(自民党事情通)

 7人はどうするのか。まとまって二階派に合流するのではないかという見方が浮上している。二階俊博前幹事長と盟友関係にある森山裕氏が、全員、引き連れていくとみられている。派閥の人数を47人から37人に減らした二階氏にとっても、7人の加入は大歓迎のようだ。

岸田派への加入説も


もし派閥として岸田首相支持を鮮明にしていたなら…(衆院選の応援に駆け付けた首相とグータッチをする石原伸晃氏)/(C)日刊ゲンダイ

 その一方、石原伸晃氏と岸田首相が個人的に親しかったこともあり、岸田派への加入説も流れている。これまで石原派は“主流派”扱いされず、ポストに恵まれなかったため、総裁派閥入りを希望する議員がいておかしくない。

「石原さんは政局が苦手なのか、党内でうまく立ち回ることもできなかった。この前の総裁選でも、7派閥の中でいち早く“菅再選支持”を打ち出したはいいが、菅さんが不出馬を表明すると、方針が定まらず“岸田支持”なのか“河野支持”なのか“高市支持”なのか、派内をまとめきれなかった。本人は岸田支持で動いたようですが、それでも役職を得られなかった。もし、派閥として岸田支持を鮮明にしていれば、役職に就き、選挙の結果も違ったかも知れません」(政界関係者)

 残された7人も大変だ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo284/msg/112.html
記事 [政治・選挙・NHK284] <悪魔の選挙制度では共闘しかない>それが潰されれば この国は一党独裁になるだろう(日刊ゲンダイ)

※2021年11月4日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年11月4日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 衆院選で議席を減らし敗北した責任を取って、立憲民主党の枝野代表が2日、辞意を表明した。10日召集予定の特別国会の閉会日に辞任し、年内に党員参加のフルスペック代表選挙を実施する。

「ポスト枝野」争いは早くも過熱。小川淳也、泉健太、大串博志ら民主党政権時代に要職に就いていない世代交代感のある議員の他、馬淵澄夫元国交相や玄葉光一郎元外相らベテランの名前も浮上している。

 今回の選挙結果について「野党共闘失敗」「野党共闘不調」と書き立てる大メディアは、「代表選の争点は共闘路線の是非」と解説し、この人は共闘派、あの人は見直し派など品定めを始めているが、ちょっと待って欲しい。野党共闘をやめて、果たして巨大与党に対峙できるのか。

 確かに立憲は、公示前の110議席を96まで減らした。だがその内訳は、比例が62から39へと大幅減で、小選挙区は48から57へと9議席増えているのだ。これぞ、野党共闘が機能した結果だ。

 自民党に衝撃を与えた石原元幹事長の落選や甘利幹事長の小選挙区敗北が象徴的で、一本化によって勝利した野党統一候補は62人に上った。217の一本化選挙区での勝率を「3割弱しか」と大メディアは書くが、共闘がなければ小選挙区でもっと負けていた。実際、野党5党が一本化しなかった72選挙区での勝利は6にとどまった。

 一本化しながら野党が負けた選挙区にしても、惜敗率90%以上の大接戦で競り負けたのは実に33選挙区。わずかの差で黒が白になってもおかしくなかった。

 それは、幹部が「薄氷の勝利」と評した自民党こそよく分かっていて、投票日直前まで「100以上の選挙区で接戦」と分析し、岸田首相はチャーター機を使ってまで全国の激戦区を応援に回ったのだった。

共闘批判より足腰の強化

 ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「野党一本化の意味は小選挙区にあり、小選挙区での議席は増えている。なぜそれが評価されないのでしょうか。減らしたのは比例で、比例は政党が乱立していたことや政策的なアピールが足りなかったこともあるでしょう。もっと冷静な分析があっていいのに、メディアが、ただ『敗北』と片付けるのは、野党共闘に対する『ネガティブキャンペーン』の類いです。これに立憲内部の共闘慎重派が乗っかっている。1万票以内の僅差で野党が敗れた選挙区は約30。むしろ、なぜそこでこらえられなかったのかが今後の課題です」

 投開票当夜の会見で、自公との大接戦区を制することができなかった理由について問われた枝野はこう言っていた。

「空中戦では一定の支持を広げることはできたが、一票一票積み重ねていくという足腰が弱い。ここを強くしないと政権に近づくことはできないと痛感した」

 足腰の違い。それは候補者個人が足しげく地元を歩いて、自らの名前と政策を浸透させたり、後援会をつくって支援者を増やしたりといった地道な努力の差だ。立憲は共闘の是非を議論する暇があれば、今すぐ足腰の強化に取り組むべきなのだ。

 小選挙区制度は、得票率が50.1対49.9でも勝者は1人。2大政党に集約され、ドラスチックな勝負で政権交代が起きやすくなるということだったが、裏を返せば、政権交代がなければ49.9%は全て「死に票」という悪魔的な制度でもある。

 だからこそ共闘しなければ、政権交代はおろか、与野党伯仲で国会論議に緊張感を与えることすらできないのに、「共闘が失敗」なんてメディアが茶々を入れ、立憲内部が対立したら、それこそ自公の思うつぼだ。

何が何でも政権という執着と本気度の問題

 与党だって自民と公明が“共闘”している。メディアは立憲と共産の連携には野合批判を展開し、「共産の力を借りて立憲が政権を取れば日米同盟は終わりを迎える」などの悪質なデマに乗っかった。だが、自公にも政策の違いはある。「改憲勢力3分の2」とひとくくりにするが、公明は改憲に慎重。自公共闘が野合だと、なぜメディアは書かないのか。

 選挙についても自民は公明の支持母体である創価学会票で底上げしてもらっている。対する野党は労働組合の連合が学会票ほど頼りにならないから、各選挙区に1万〜2万の組織票があるとされる共産と連携するわけだ。

 それなのに、大して力もない連合がヒステリックに共闘に口を挟む。「現場が混乱し、連合が戦いづらかった」と批判し、来夏の参院選での立憲と共産の協力は「認められない」と言ってのける芳野会長は勘違いも甚だしい。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう話す。

「連合と共産のどちらが票を持っているのか。候補者が共産と連携したくなるのは当然ですよ。自公に勝つためには、保守票も左派票もどちらも取り込みたい。野党共闘は決して間違った戦略ではありません。連合は、共闘が組織の方針と違うのならば、立憲の支援を止めればいいだけです。『支援してやるから、共闘を止めろ』という越権的な政治介入には、どうしてそこまでエラソーなのかと呆れます。もっとも立憲側も、共産について『限定的な閣外からの協力』とし、一緒にやるのかやらないのか曖昧な説明で、本気度がよく見えなかった。こうした対応が有権者に嫌われた一面もあった」

 立憲が比例で議席を大きく減らしたのは、小政党が多いと比例票は分散するという制度的な背景もある。前回2017年衆院選は、民進党が直前に希望の党と立憲に割れ、それぞれが比例票を獲得している。今回は立憲に統合しているから、比例票が減る要因はあった。

 とはいえ、政党支持率1ケタでは、立憲の比例票が増えないのは当然で、それは、枝野の「個人商店」のような体質や発信力の弱さなど、政党としての魅力が足りないからだ。連合に気を使って右往左往するのも、有権者には頼りなく映る。

プロセスの積み上げと国民へ伝える努力

 今度の選挙で、立憲は政権批判票の受け皿になり切れず、“ゆ党”の日本維新の会に票が流れた。「何が何でも政権という執着がないから『万年野党でいい』という雰囲気を醸し出してしまう。それでは国民はバカバカしくて野党に投票しない」と、日刊ゲンダイの取材に以前、小沢一郎衆院議員が語っていたが、最初から「150議席程度を目標」では、過半数にはるか遠く、お話にならないのだ。

「そもそも立憲は衆院定数の過半数程度しか候補者を擁立していない。全員当選しないと政権交代できず、これでは本気度は見えません。今後も継続すべき共闘についても課題はある。プロセスの積み上げ方、信頼関係の醸成、それを国民にどう見せ、どう説明するか。来夏の参院選までに野党合同で勉強会をやるなど、あらゆることに取り組むべきです。共産党も、『自由民主主義を選ぶのか、共産主義を選ぶのか』と与党が言っても有権者が惑わされないよう、いかに『変わった』ことを伝えていくのか」(角谷浩一氏=前出)

 立憲に求められているのは、何が何でも自民党政治を止める覚悟と戦略だ。参院選を考えたら、32ある1人区で自民に勝つには、野党共闘で候補者を一本化するしかないのは自明の理。いま議論すべきは、共闘の是非などではなく、共闘して国民に何をどう訴えるかということである。

「政権批判票を維新に奪われたのは、政策面での野党間の調整とアピール不足もあった。今後は、国会での活動を通じて、できる限り政策をすり合わせ、協力を続け、国民に伝えていく努力が必要でしょう」(鈴木哲夫氏=前出)

 自公の思うつぼの共闘潰しは、野党潰し。政権交代できる政党が育たなければ一党独裁が永遠に続く。行政の私物化、公文書破棄・改竄、嘘がまかり通る国会。政治の腐敗がさらに進むだけだ。国民はそれを望んでいるのか。独裁国家が先進国と言えるのか。立憲敗北の結果を、短絡的に野党共闘批判に向ければ、将来に禍根を残すことになるのは間違いない。

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