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2021年11月03日07時25分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 与党の不正追及や官僚ヒアは必要ないという維新・国民民主は与党の救世主(まるこ姫の独り言)
与党の不正追及や官僚ヒアは必要ないという維新・国民民主は与党の救世主
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/11/post-eb9899.html
2021.11.02 まるこ姫の独り言


与党の不正を追及せず官僚ヒアリングも必要ないと言って来たのが維新や国民民主

この二つの維新と国民民主は、とても思考が似ている。

イソジンがコロナ患者の重症化を抑えると言って大パフォーマンスを仕掛けたパフォーマンス大嫌い(笑)の吉村。





>吉村知事「スキャンダル追及や官僚つるし上げ…」「パフォーマンスは大嫌い」 野党としての意気込み口に
 11/1(月) 17:38配信 スポニチアネックス


>吉村知事は今後の自民党との関係性について、「政策についてはもちろん是々非々です。

>日本にはまともな野党が必要だと思ってますんで、自民党と渡り合えるような野党があってこそ、やはり切磋琢磨がありますし、それが必要だと思ってます」と語った。

>また、「何でもスキャンダル追及したりですとか、官僚をつるし上げたりだとか、ああいったパフォーマンスの政治は大嫌いです」


国民民主の玉木は、政権与党が問題を起こしても予算委員会ではとり上げる必要はない。

大塚は野党ヒアリングは官僚の人権問題上、必要ない。という立場の人間だ。

吉村が「官僚つるし上げ」と言っているのは、いろんな委員会で、野党が官僚を呼んで事情を聴いたり数字を出させたりした、野党ヒアリングの事を皮肉って揶揄しているのだろうが、維新ならではの発想だ。

官僚の、国会答弁や野党ヒアリングの酷かったこと!

これは自分達が可愛いというのもあるだろうが、その事象を起こした上司や政治家を庇うために、無理やりつじつま合わせをするから変な方向へ進んで行き、確信からどんどん離れていく。

あまりの煮え切らない官僚の態度に、野党が声を荒げるのは当然じゃないか。

官僚が誠実にきちんと答弁をしていたら、誰もわざわざ声を荒げることはしないと思うが。

国会答弁でも野党ヒアリングでも、官僚の不誠実な対応は見ている方が声を荒げたくなるほど酷い代物だった。

パフォーマンス本家の吉村に、声を荒げる行為をフォーマンスと言われたらどうしようもない。

どうも維新も国民民主も、立憲を目の上のたん瘤としか見ていない。

自民党は泣いて喜ぶだろう。

森友加計桜の問題は元総理が関わっていた。


これを野党が追及したわけだが、元総理の顔を潰すわけには行かない官僚達が、答弁の二転三転は当たり前に行われてきた。

二転三転する過程が質疑答弁と共に炙り出されるわけで、それを「スキャンダルが嫌いと言って国会で取り上げない、元総理に質問しない、国会を閉会した後、閉会中審査でも取り上げない、追及しない。」と言っているも同然の維新と国民民主。

これが実行されたら、政権与党の不正は闇に紛れ犯罪やり放題、税金も私利私欲に使い放題になってしまう。

与党の不正を国会で追及しないなんて、維新や国民民主はどんな頭をしているのか。。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/888.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ! 1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで(リテラ)
甘利明の後任幹事長・茂木敏充も問題だらけ! 1億2000万円の使途不明金、有権者買収、報道潰し、パワハラ・セクハラまで
https://lite-ra.com/2021/11/post-6064.html
2021.11.02 新幹事長・茂木敏充の使途不明金、有権者買収、そしてセクハラ リテラ

    
        自民党HPより

 我が世の春から一転、衆院選では小選挙区で敗北した責任をとって自民党の幹事長を辞任した甘利明氏。選挙中の街頭演説では「私の妨害をしたら、これは国家の行く末を妨害しているのと同じことなのであります!」などと叫んでいたと報じられたが、口利き賄賂問題の説明もせずに逃げたことに対し、有権者が賢明な判断を下したというわけだ。

 だが、問題なのは、岸田文雄首相が甘利氏の後任に選んだのが、茂木敏充外相だったこと。というのも、茂木氏には1億2000万円以上もの使途不明金問題があり、さらに公選法違反が濃厚な疑惑まで抱えているからだ。

 まず、1億2000万円の使途不明金について。これは昨年末に共同通信が報じたもので、〈茂木敏充外相の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で2016〜19年、使途の詳細が分からない支出が全体の約97%、1億2千万円以上〉にもなっているという。

 そのカラクリはこうだ。まず、問題の「後援会総連合会」は茂木氏の資金管理団体から2016〜2019年のあいだに1億円を超える寄附を受けているのだが、「後援会総連合会」は政治資金規正法が定める「国会議員関係政治団体」として届け出られていないために支出の公開基準がゆるく、金の流れが確認できない状態になっている。

 実際、2019年の「後援会総連合会」の収支報告書を見ると、茂木氏の資金管理団体から2850万円もの寄附を受け、支出額も2874万8285円にのぼっているにもかかわらず、支出先が明かされているのは印刷費の53万5662円だけ。ちなみに、「後援会総連合会」と資金管理団体の会計責任者は同一人物、所在地も連絡先も同じだ。

 つまり、資金管理団体から公開基準がゆるい政治団体に巨額の金を流すことによって、政治団体がブラックボックスとなり金の流れを見えなくしている、というわけだ。

 無論、1億2000万円以上もの巨額を何に使ったのか、茂木氏には国民に明らかにする責任がある。ところが、茂木氏の事務所は共同通信の取材に対して「総連合会は国会議員関係政治団体ではない。政治資金は法令にのっとり処理、報告している」などと言い張るだけ。〈使途の詳細などについては回答しなかった〉というのだ。

 だが、茂木氏はこの問題以上に悪質かつ違法性の高い疑惑を抱えている。それは、2017年に「週刊新潮」(新潮社)がスクープした「有権者買収」疑惑だ。

■有権者に「衆議院手帖」と「線香セット」を配っていた行為は公選法違反

 茂木氏の有権者買収とはいったいどういうものだったのか。「週刊新潮」は2017年8月、当時経済再生相だった茂木氏が自身の選挙区である栃木5区の主に後援会幹部に対し、1部600円の「衆議院手帖」を毎年3000部(180万円分に相当)も配布していたことを報道。しかも、後援会費を払っていない人に手帖を配っていたという多数の証言を突きつけた。

 後援会費を払っていないとなれば、彼らは名前を貸しているだけに過ぎず、そうなれば一般の有権者と変わらない。そして、彼らが受け取った手帖は、600円で販売されているれっきとした「有価物」だ。選挙区内で有権者に有価物を配れば、それは公選法で禁じられている「寄附」にあたる。

 しかし、茂木氏は同誌発売日にすぐさまコメントを発表し、〈衆議院手帳は、茂木の名前や写真の入ったものではなく、党員や政党支部関係者らに政党の政治活動用資料として配布しており、記事にあるような不特定多数に配布した事実はありません〉と否定した。だが、「週刊新潮」はさらなる爆弾を投下する。「手帖の贈呈者リストと個別の配布数」が書き込まれた内部資料を入手し、その手帖を受け取った当事者たちから「後援会には名前を貸しているだけ」「党員資格はないし党費も支払っていません」という証言を掲載したのだ。

 さらに、同誌は2018年1月にまたもスクープを飛ばす。今度は、選挙区内の有権者に線香を配っていた、という問題だ。

 じつは、茂木氏の選挙区では、新盆に線香を茂木本人、あるいは秘書が配り歩くことが〈風物詩〉となっており、茂木事務所の関係者の証言によると、その線香の値段は1000〜1500円。茂木本人が配るのは「規模の小さくない企業の社長とか日頃から大きなサポートを受けている方や、そのご両親が亡くなった時に限って」。「それ以外の親しい人」については秘書が対応していたという。

 しかも、同誌は栃木5区の有権者にも取材。「新盆に秘書が線香を持ってきたか?」と質問すると、あっさりと「はい。はい。覚えています」と回答。別の有権者も「お線香だったか、かもしんねえ」「箱に入ってたね、幾つかね。6つだか5つだか、折箱みたいなんに入ってた」と答えているのだ。

■有権者買収問題を報道しないよう、大手メディアの幹部に連絡していた茂木敏充

 前述したように、選挙区内の有権者に有価物を配る行為は公選法違反にあたる。事実、小野寺五典・元防衛相は選挙区内で有権者に自分の名前が入った線香セット(計50数万円相当)を配ったことが発覚し公選法違反で書類送検、2000年にはこの問題で議員辞職に追い込まれている。また、自身の選挙区でうちわを無料配布したことが発覚した松島みどり氏も法相を辞任した。過去の例から考えても、茂木氏は大臣辞職、議員辞職に相当するものだったのだ。

 にもかかわらず、この悪質な有権者買収疑惑について、大手メディアの報道はほどなくしてフェードアウト。じつは、そうした裏で茂木氏はメディアに対して「報道潰し」をおこなっていた。

「週刊新潮」によると、第一報の後に茂木氏は「大手メディアの幹部」にこんな連絡をしていたというのだ。

「総務省のお墨付きがあるから、何の問題もない。だから新潮に乗っかると誤報になっちゃうよ」
 
 もしこれが事実であればなんとも姑息な話だが、実際に毎日新聞や地元・下野新聞、テレビ朝日などは茂木氏の言い分ばかりを垂れ流していた、と当時「週刊新潮」は指摘している。
 
 説明責任を果たさないまま逃げつづけた甘利氏を幹事長のポストから引きずり下ろしたというのに、その後釜は「有権者買収」疑惑を抱え、挙げ句、自ら報道潰しを仕掛けていた人物……。だが、茂木氏に対しては、別のかたちでも“幹事長失格”の声があがっている。それは、パワハラ・セクハラ気質と差別問題だ。

 茂木氏の差別問題というのは、昨年2020年8月の外相会見で起こった。質疑応答でジャパンタイムズの大住マグダレナ記者が「在留外国人を対象にした入国規制」について「背景になった科学的な根拠を具体的に教えてください」と質問。しかし、茂木氏は質問された科学的根拠については一切答えなかったため、大住記者は「すみません、科学的な根拠について」と問い直したのだが、すると茂木氏は「What do you mean by scientific?」と英語で話しはじめたのだ。

 これには大住記者が「日本語でいいです。そんなに馬鹿にしなくても大丈夫です」と返したが、茂木氏は「馬鹿にしてないです。いや、馬鹿にしてないです。まったく馬鹿にしてないです」と釈明。だが、さらに酷いのはこのあとで、茂木氏は「出入国管理の問題ですから、出入国管理庁にお尋ねください」と訊かれた質問に答えなかったばかりか、「お分かりいただけましたか?」「日本語、分かっていただけましたか?」と言い放ったのだ。

 肝心の質問に答えない上、日本語でしっかり質問されているのに高圧的かつバカにしたような態度で「日本語、分かっていただけましたか?」などと嫌味たらしく畳み掛ける。外国人に対して母語でない言語をめぐりあげつらうこの発言は人種差別そのものだ。さらにこの振る舞いからは茂木氏の差別性と同時にパワハラ気質も伺える。

■「週刊新潮」が報じた茂木のセクハラ 平成研究会の懇親会で女性記者に…

 そうした茂木氏のパワハラ気質が剥き出しになったのが、昨年2月19日の衆院予算委員会だ。この日の予算委では黒川弘務・東京高検検事長の定年延長問題について、安倍晋三首相の発言との辻褄合わせのために国会答弁を撤回・修正した人事院の松尾恵美子・給与局長(その後、事務総長に昇格)が山尾志桜里衆院議員から追及を受けていたのだが、松尾局長が答弁に立っていた際、後ろの閣僚席に座っていた茂木氏がまるで鬼監督のような表情で口元を左手で隠しながら何やら指示。茂木氏はこのとき手で払いのけるような動きをしており、中継動画の音声には「帰れ、帰れ」という声が入っていた。

 茂木氏は安倍元首相と同様に国会審議中にヤジをしょっちゅう飛ばすことでも有名だが、答弁に立つ官僚に厳しい口調で指示を出すその様子は、国会軽視であると同時にパワハラそのものだった。

 実際、茂木氏は以前から「人望がない」「下の者に対する態度がきつい」という評判がたびたび報じられ、無名の当選2回新人議員時代の段階から「約5年で秘書が38人も辞めた」と週刊誌に書かれたほど。また、2017年には「週刊文春」(文藝春秋)で茂木氏の元秘書が「ある秘書は、会合で人の動員がうまくできなかったことで怒りを買い、便所で土下座をさせられたことがあるそうです」と証言していた。

 だが、茂木氏にはこうしたパワハラ問題だけではなく、セクハラ疑惑まである。2016年に茂木氏が党三役に返り咲いて政調会長になった際に話題になったのは、茂木氏に張り付く番記者の16社中7社が女性であること。政治部記者は男性が大半であるため、この割合は異例であると「週刊新潮」が指摘したのだが、そんななかで茂木氏のこんな“セクハラ”が取り上げられていた。

 それは、茂木氏の所属派閥・平成研究会の研修会の懇親会でのこと。茂木氏はゴシック体で「いぬのさんぽ」と書かれた薄い紙を女性記者に見せ、「裏返して読んでみて」と指示したという。これは何のことかというと、ゴシック体の「さ」の字は、裏返すと「ち」に読める。つまり、男性器名を大勢の人の前で女性記者に口にさせようとしたというのである。同記事ではほかにも、男女構わず記者にブランド自慢やワイン自慢、果ては手品と称して女性記者の手を握るなど、茂木氏のパワハラ&セクハラが次々に書かれていた。

 金の問題のみならず、パワハラ・セクハラ常習疑惑まで──。岸田首相がこんな人望のない人物を幹事長に据えたのは、言うまでもなく安倍元首相の顔色を伺ってのこと。実際、茂木氏は麻生太郎・副総裁だけではなく安倍元首相とも近く、今年5月に「ポスト菅」候補について訊かれた際には、岸田氏や加藤勝信氏らより先に茂木氏の名前を挙げ、「誰もが手腕を評価している」と述べていた。ようするに、甘利氏から顔がすげ替えられただけで、茂木幹事長に代わっても安倍元首相が強い影響力を持つことは間違いない。

 自浄作用もなく、腐りつづけたままの自民党。だが、自民党にはDappi問題を筆頭に、説明が求められている数々の問題がある。茂木氏の幹事長就任の会見では、本人の使途不明金や公選法違反疑惑と合わせ、ぜひメディアにはDappi問題の追及もおこなってもらいたい。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/889.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 維新「第3党」躍進のお寒い実情…次点にもなれず比例復活の“ゾンビ議員”がウヨウヨ(日刊ゲンダイ)



維新「第3党」躍進のお寒い実情…次点にもなれず比例復活の“ゾンビ議員”がウヨウヨ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296904
2021/11/03 日刊ゲンダイ


第3党に躍り出て、比例制度サマサマ(会見を行う「日本維新の会」の松井一郎代表)/(C)日刊ゲンダイ

 今回の衆院選で驚いたのは日本維新の会の躍進だ。新型コロナウイルス対策で名を広めた大阪府知事の吉村副代表を「選挙の顔」に据え、候補を立てた府内15選挙区は全勝。公示前11議席から4倍近い41議席まで増やし、第3党に躍り出たが、その実情は選挙制度の“欠陥”に救われたようなものだ。

 イケイケムードとは裏腹に、大阪以外の小選挙区を制したのは1つだけ。それも大阪のベッドタウン、宝塚市や伊丹市を含む兵庫6区である。自民を上回るトップの10議席を獲得した比例近畿ブロックの約318万票の内訳も、得票率42.5%と他党を圧倒した大阪の171万5862票が半数以上を占める。

 維新旋風は、なにわのパワー全開があればこそ。その支えによって京都1区、兵庫1区、奈良1区で次点にもなれず、3位に甘んじた小選挙区候補3人が比例復活。さらに「惜敗率」50%台で2人が当選した。全国を見渡せば、そんな“ゾンビ議員”がウヨウヨいる。

 近畿ブロック以外で比例復活した維新候補は15人。うち13人が惜敗率7割未満で、選挙区で次点になれなかった候補は9人に上る。中でも四国ブロックで当選した吉田知代(徳島1区)の惜敗率20.1%は歴史に残る“珍記録”。歴代でも3番目に低い惜敗率での当選者となった。

立憲には惜敗率91.8%でも復活できなかった候補が


選挙区で次点にもなれなかった候補が続々の復活(C)日刊ゲンダイ

 立憲の「顔」がイマイチで反自民の受け皿になれず、比例票が維新に流れたせいで、選挙区で有権者に否定されたゾンビ議員が大量発生とはやりきれない。

 例えば沖縄3区で自民の島尻安伊子・元沖縄北方相と激戦を演じた立憲の屋良朝博の惜敗率は91.8%。それでも比例復活は果たせなかった。それが重複立候補制度の定めとはいえ、「民意を反映しているのか」と言いたくもなる。

「維新も大阪の候補は吟味して選んでいるようですが、他のエリアは『出たければどうぞ』のノリとしか思えない。さすがに落選しましたが、今度の選挙でも元秘書への暴行を機に自民を離党した石崎徹氏を新潟1区で公認したように誰でもオッケー。維新議員の不祥事が相次ぐのも、さもありなんです」(政界関係者)

 今回当選した41人のうち、また何人かはやらかすのだろうか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/890.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 甘利幹事長、神奈川13区で落選 「権力者に物申す」選挙は最高のツールだった(田中龍作ジャーナル)



甘利幹事長、神奈川13区で落選 「権力者に物申す」選挙は最高のツールだった
https://tanakaryusaku.jp/2021/11/00025990
2021年11月1日 00:01 田中龍作ジャーナル


地元住民は「13区に甘利という人間がいることが恥ずかしい」と訴えた。タスキを掛けて見守る後ろ姿は郷原信郎氏。=30日、海老名市 撮影:田中龍作=

 1日午前0時、NHKは神奈川13区の野党統一候補・太ひでし氏に当確を打った。自民党の甘利幹事長は少なくとも小選挙区で落選したことになる。比例復活も楽観できない。

 選挙の最高責任者が選挙に敗れたのである。今回の選挙を象徴的する事態だ。

 昨年5月の快事を思い出す。安倍首相(当時)が官邸の番犬・黒川弘務検事長を検事総長にするため、検察庁法を力づくで改正(悪)しようとした。しかし世論の猛反対に遭って断念せざるを得ない事態に追い込まれた。猛反対のツールはツイッターデモだった。

 甘利幹事長を落選させたのは、神奈川13区有権者の意志だった。元特捜検事の郷原信郎弁護士と共に街頭に立ち「甘利を当選させてはいけない」と呼びかけた。


「傲慢だ」と不評を買ったポスター。地元の評判を聞くと「甘利氏は威張っている」。=30日、海老名市 撮影:田中龍作=

 千葉県内の道路工事に絡んで甘利氏は建設業者から多額の現金を受け取ったとされる(2016年に発覚)。絵に描いたような斡旋利得で写真も音声も公開された。にもかかわらず検察は甘利氏を不起訴とした。

その甘利氏を岸田首相は幹事長に抜擢した。

 だが今回、13区の有権者は不正がまかり通る政治にノーを突き付けた。選挙は権力者にもの申す最高のツールであることをあらためて示したのである。

 
 〜終わり〜


関連記事
<落選の危機にトドメ>《衆院選・神奈川13区》 甘利幹事長の街宣現場に元検事の郷原氏 「落選運動」展開(田中龍作ジャーナル)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/846.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/891.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 立民・枝野氏、代表辞任を否定 維新と連携せず : 選挙で 惨敗にも関わらず 権力にしがみつこうとする 枝野代表  政治家の恥 
   
  
  
   
[私のコメント]
 
  
> 立憲民主党の枝野幸男代表は31日夜のフジテレビ番組で、衆院選で目標としていた政権交代を実現できなかった結果を受けた代表辞任を否定した。
前回衆院選の際に1人で党を立ち上げ、4年間で100議席以上に増やしたと強調し、「この間の党運営がうまくいった一定の成果だ。さらに伸ばしていくため、この路線で前に進んでいく」と述べた。
  
  
このように、選挙の開票当日夜、選挙で惨敗したにも関わらず枝野代表は責任を取っての辞任を否定しました。
  
ところがその後、枝野代表が辞任しないことへの非難がごうごう。
2日もたった11/2になって、枝野代表はやっと辞任することを発表しました。

何とかして権力にしがみつこうとするあさましさ、醜さが露呈したかたちです。
そして非難ごうごうを受けてやっと辞任を発表する対応の遅さ、対応のまずさ。
  
このような立憲共産党、もとい立憲民主党に政権が任せられるわけもありません。

国民の選択(自民圧勝、立憲民主党惨敗)はやはり正しかったようです。
  
   
  
[記事本文]
  
  
立憲民主党の枝野幸男代表は31日夜のフジテレビ番組で、衆院選で目標としていた政権交代を実現できなかった結果を受けた代表辞任を否定した。前回衆院選の際に1人で党を立ち上げ、4年間で100議席以上に増やしたと強調し、「この間の党運営がうまくいった一定の成果だ。さらに伸ばしていくため、この路線で前に進んでいく」と述べた。

一方、公示前勢力から3倍の30議席を確実にした日本維新の会について「まったく方向性が違う政党と組むことはできない。維新は国会では完全に自民党の補完勢力だ」と批判し、連携を否定した。

立民は衆院選で、全選挙区の7割以上となる213選挙区で共産党などと野党候補を一本化した。枝野氏は「政権の選択肢を明確に示す(与野党一騎打ちの)構造は、かなりの選挙区で示せた。この構造を貫いていくことが政権交代につながる」と成果を強調した。

https://www.sankei.com/article/20211031-RYBMT6O37FPXDCH6R7DIFQM62A/



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/892.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「勝ったのに勝った気がしない」自民党の空気がすごく重いワケ(FRIDAY)
「勝ったのに勝った気がしない」自民党の空気がすごく重いワケ
https://friday.kodansha.co.jp/article/212819
2021年11月02日 FRIDAYデジタル


微妙な空気が…(AFLO)

不思議の勝ち

「勝ちに不思議の勝ちありだ」

プロ野球の名将・野村克也氏の言葉が自民党に今、広がっている。

岸田文雄首相(自民党総裁)による超短期決戦となった衆院選で、単独過半数(233)を上回る261議席を獲得したものの、選挙区ごとの分析をしていくと、自民党への力強い支持はなく、党勢に陰りが見えるからだ。党総裁選からわずか1カ月。内閣支持率がこれ以上、上がることはないという見方が大勢の中、早くも「岸田氏がトップのままでは来年夏の参院選を戦えない」(自民党若手)との声も漏れる。

「政権選択選挙において大変貴重な信任をいただいた」

岸田総裁は10月31日夜、単独過半数維持に安堵する一方で苦虫を嚙み潰したような複雑な表情を見せた。4年前の衆院選で圧勝した自民党は284議席を獲得。一時は単独過半数割れもあり得るとの予測もあった今回は、23議席マイナスの261議席で「なんとか踏みとどまった」(自民党中堅)との見方もある。

たしかに獲得議席数だけを見れば、すべての常任委員会で委員長を出した上で過半数の委員を占めることが可能な「絶対安定多数」の261議席を確保し、そこまで悲壮感を漂わせる必要はないように思える。

だが、問題はその中身だ。ある全国紙政治部記者は「選挙に負けたというわけではないですが、自民党には重苦しい空気が充満しています。それもそのはず、獲得議席以上に中身が悪い。小選挙区では大接戦での薄氷の勝利を掴んだ選挙区も多く、実感以上の議席を獲得している。立民・共産の野党共闘が効果があまり出なかったのも大きい」と解説する。

4年前、自民党は218の小選挙区で勝利をつかんだ。それが今回は189にまで減少している。野党共闘の効果が想定よりも下回り、野党第1党の立憲民主党が惨敗(96議席)する中で、接戦区で競り負ける自民候補も相次いだ。日本テレビ系NNNが実施した出口調査によると、無党派層の支持を比例で集めたのは立憲民主党が最も高い23.6%で、自民党は2位(21.2%)。自民党の支持層の1割近くが日本維新の会に流れ、立憲民主党に投票した人も約7%あった。

保守層を中心に強固な支持基盤に支えられ、無党派層の多くもつかんで選挙で連勝してきた自民党の勝利パターンに揺らぎが生じているのは間違いない。平井卓也・前デジタル担当相や若宮健嗣・万博相、桜田義孝・元五輪相ら大物が選挙区で敗れ、17回目の当選を目指した野田毅・元自治相や原田義昭・元環境相、山本幸三・元地方創生相といった閣僚経験者が落選という憂き目にあった。少数ながらも派閥「近未来政治研究会」を率いていた石原伸晃・元幹事長の落選は、自民党内で衝撃的に受け止められている。

「自民党が厳しい批判を受けた。自民党を変えなければいけない」

石破茂・元幹事長は選挙後の総括が必要と明言し、岸田総裁ら執行部の責任を問う声は当面止みそうにない。超短期決戦の直前にドタバタと行われた公認調整や比例名簿の登載順位をめぐる不満も渦巻く。

山口3区の公認争いの末、地元の比例代表中国ブロックから北関東ブロックへの転出を余儀なくされた河村建夫・元官房長官の長男・建一氏や、栃木2区の公認調整で北関東ブロック比例単独候補となった西川公也・元農林水産相の長男、鎭央氏の落選は深刻だ。「選挙直前に公認争いの醜態をさらされ、そのマイナスイメージで戦える状態ではなかった。執行部の責任は重い」との怨嗟の声も噴出する。

選挙を取り仕切った神奈川13区の甘利明・幹事長は、各候補者の応援のため全国へ駆け回る役割を求められていたものの自らの選挙で手一杯で、加勢を失った接戦区の候補者が涙を飲むことにつながった。

現職幹事長として敗北するという初の失態は、20時の開票直後に「当選確実」が報じられた二階俊博・前幹事長や菅義偉・前首相の安定感とはあまりに対照的だ。幹事長辞任の意向を固めた甘利氏の処遇について「最後は私が決めます」と不安な表情を見せた岸田総裁には、議席減と幹部の敗北により早くも政権運営に黄信号が点滅している。

「自民党の獲得議席がこの程度の減少で済んだのは、新型コロナウイルスの感染者数が急減していることが大きいでしょう。岸田首相や甘利氏の打った手ではなく、あくまでも菅前首相のお陰なんですよ。そうなると、なぜ『菅おろし』なんてマイナスになることを総選挙の直前にやったのか、ということなんですよ」

寂しき前首相

選挙担当の全国紙記者は、もしも感染者数が増加傾向にある中で投開票日を迎えていれば、自民党は単独過半数割れもあり得たとの見方を示す。

感染防止と社会経済活動の両立が課題だった中で、「1日100万回」という目標を上回るワクチン接種を強力に推進し、医療提供体制の逼迫解消や重症者数減少につなげた菅前首相。9月の自民党総裁選直前に女房役の二階幹事長(当時)を交代するよう岸田氏らに迫られ、その職を追い出された菅氏だが、やはり衆院選での人気ぶりは健在だった。「あのまま菅総裁の下で選挙をしていれば結果は違ったはず…」と悔やむ議員も少なからず存在する。

米国を上回るペースでのワクチン接種に成功し、現時点では感染を抑え込んでいる菅氏のコロナ対策。「コロナ対策で世界一」などと党内外で再評価の声もある中、「わたしは、ブレない」と書かれた上着を羽織った菅前首相は総選挙で、岸田執行部の失態を当てこするようにこう力説した。

「ワクチンは効くんです!」

党総裁選で掲げた「令和版所得倍増計画」や金融所得課税の強化といった公約の軸を一転修正し、「新しい資本主義」の柱となる経済安全保障政策の司令塔だった甘利氏が影響力を失う中、「選挙の顔」として不安視される岸田氏は一体どのような進路を突き進むのだろうか。


取材・文:小倉健一

イトモス研究所所長

写真:AFLO

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/893.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 新型コロナウイルス「死滅説」と「風邪化説」は朗報か? 国立遺伝学研究所とNY大が指摘(日刊ゲンダイ)



新型コロナウイルス「死滅説」と「風邪化説」は朗報か? 国立遺伝学研究所とNY大が指摘
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296903
2021/11/03 日刊ゲンダイ


第6波はどうなるのだろう?(C)日刊ゲンダイ

 1日の東京の新型コロナウイルス感染者数は9人。1年5カ月ぶりの1桁に安堵感が広がった。だが海外では10月下旬から感染者数と死者数が増加に転じ、ロシアなどでは深刻な状況が続いている。10月28日、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は「パンデミック収束は程遠い」と警戒を呼びかけた。

 そんな中、2つのニュースが注目されている。1つは国立遺伝学研究所などがまとめた研究結果。第5波が収束したのはウイルスの変異を修復する酵素「nsp14」が変化したためで、担当した研究者は「修復が追いつかず死滅したのではないか」と指摘している。

 もう1つはニューヨーク大の見解で、ウイルスが変異を起こし過ぎると感染力と複製力が低下すると予想。ウイルスは今後も感染拡大を繰り返し、最終的に普通の風邪のような状態になると推測しているのだ。

 ハーバード大学院卒で近著に「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」(三笠書房)がある医学博士の左門新氏に解説してもらった。

 まず「死滅説」について。

「ウイルスが変異するとき変異を修復して元に戻す酵素が存在しますが、この酵素はウイルス内の遺伝子によって作られる。この遺伝子が変化すると酵素も変異し、その結果、酵素が本来持っていた修復能力が働かなくなるとの理論です。その酵素がnsp14で、修復が阻害されたためウイルスが死滅したのではないかと研究者が推測しているのです」

 ニューヨーク大の理論には2つの裏付けがある。@度重なる変異によってウイルスの毒性が強まると、感染した人などが死に、ウイルス自体も一緒に死滅する(自然淘汰)A毒性が強いと人間がワクチンなどの対策を強化するため、毒性の弱いウイルスのみが生き延び風邪の状態になる(適者生存)。こうした理由でウイルスの脅威が収まるというのだ。

「死滅」と「風邪化」――。どちらも朗報だが、信じていいのか。

「遺伝学研究所が言うように、第5波収束の原因は酵素の変化が多少関係しているとも考えられます。ただ、それが大きな原因とは言えず、死滅はあくまでも推測にすぎない。普通の風邪に変化するとの見方は以前から医師たちが指摘していること。断定はできませんが、新型コロナで同様の現象が起きるとも考えられます」(左門新氏)

 第6波が深刻にならないよう祈りたい。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/894.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 野党共闘潰しに血眼大手メディア(植草一秀の『知られざる真実』)
野党共闘潰しに血眼大手メディア
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-d64276.html
2021年11月 3日 植草一秀の『知られざる真実』


第49回衆議院議員総選挙の結果を受けて立憲民主党の枝野幸男氏が代表辞任を表明した。

11月1日付記事メルマガ記事
「立憲枝野代表の引責辞任不可避」
https://bit.ly/3wb7IvY
https://foomii.com/00050

に記述した通りの結果になった。

今回総選挙の核心は枝野立憲の大惨敗。

その理由は枝野立憲民主党が主権者から支持されなかったことにある。

最大の要因は枝野幸男氏が野党共闘を冒涜、否定する姿勢を押し通したこと。

289の小選挙区のうち213の選挙区で反自公候補の一本化が実現したことから、立憲民主党が共産党を含む野党共闘に積極的であったと報じられている。

しかし、これは事実誤認。

候補者一本化が実現した最大の貢献者は共産党。

共産党が多くの選挙区で候補者擁立を取り下げたことで候補者一本化が実現した。

そして、その恩恵を最大に享受したのが立憲民主党。

しかし、立憲民主党の枝野幸男氏は野党共闘に背を向けていた。

今回の総選挙直前に枝野幸男氏は記者に対してこう述べた。

「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方からは使っていません。

あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体となって選挙を戦う。

共産党さんとは(共産、社民、れいわの3党と一致した政策に)限定した範囲で閣外から協力を頂く。」

枝野氏は、共闘の対象は国民民主と連合であって、共産、社民、れいわとは共闘しないと述べていた。

10月23日に都内で行われた市民団体のイベントでは、立憲民主党の枝野幸男代表が共産党の志位和夫委員長との記念写真撮影を拒絶した。

枝野氏は野党共闘を推進したのでなく、野党共闘に背を向ける対応を示し続けた。

このために、立憲民主党が野党共闘構築を牽引することを期待した主権者多数が立憲民主党不支持に回った。

その結果として立憲民主党が比例代表選挙で大敗した。

2017年総選挙と2021年総選挙の結果を客観的に検証すると、この事実が鮮明に浮かび上がる。





旧民主党=旧民進党である「立憲民主党と希望の党」、および「立憲民主党と国民民主党」の獲得議席数を見てみよう。

2017年選挙
選挙区36  比例代表69

2021年選挙
選挙区63  比例代表44

他方、自民党獲得議席は

2017年選挙
選挙区218 比例代表66

2021年選挙
選挙区189 比例代表72

旧民主・旧民進の2017年、2021年獲得議席数を見ると、

選挙区で27議席増大、比例代表で25議席減少

となった一方、自民党は

選挙区で29議席減少、比例代表で6議席増大

となった。

つまり、小選挙区で反自公候補が一本化されたことで立憲民主党は議席激減を免れたのである。

ただし、立憲民主党への支持が急減したために立憲民主党が比例代表での獲得議席数を大幅に減らした。

自民党が獲得議席数で大健闘したのは比例代表で議席を積み増したからだ。

この状況で野党候補一本化が消滅すると何が起こるか。

立憲民主党は獲得議席数をさらに激減させ、野党第一党から転落する可能性が高い。

読売、産経、日経が「野党共闘路線が立憲惨敗の主因」とのプロパガンダを流布している。

公明と関わりの深い毎日も同調している。

通信社の時事、共同も歩調を合わせている。

狙いは単純明快。

米国が支配する日本の政治構造を固定化する上での最重要課題が「野党共闘の粉砕」なのだ。

この情報誘導に乗せられて立憲民主党が野党共闘路線を放棄すると、立憲民主党は小政党に転落する。

これが日本支配勢力の狙いである。

この点を見落としてはならない。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/895.html

記事 [政治・選挙・NHK283] ジワる“岸田ポエム”の連発…自民党内に破廉恥な仲間がいるからですね! 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)



ジワる“岸田ポエム”の連発…自民党内に破廉恥な仲間がいるからですね! 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296717
2021/10/29 日刊ゲンダイ


岸田文雄首相(C)日刊ゲンダイ

「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」(岸田文雄・首相)

 前回につづき、またまた8日におこなわれた岸田首相の所信表明演説を取り上げる。

 しつこいっていわないで。前回も書いたけど、なんかほんとうに後からジワるんだもん。

 岸田ポエムはおもしろかった。経済対策やコロナ対策、差別問題や外交、大事なことではなんら新しい話はなかったけどさ。

 冒頭の言葉なんて、どうよ? なんでもアフリカのことわざらしい。よっぽど気に入ったのか、岸田さんはこれをくり返した。

 ま、合ってるちゃ合ってるよな。彼はお利口ちゃんよろしく、派閥の長老たちの意見を受け入れて、総理にまでなったんだから。

 でも、それってその座に就きたかったってだけ。なんでその座に就きたかったのか、なにをしたいのかが、閣僚人事を見ても、会見を聞いてもまるでわからない。

 このことわざを披露した後、岸田首相は、

「仲間とならもっと遠く、はるか遠くまで行くことができます」

 といっていた。

 確かに、その通りです。総裁選からぎゅっと見ていましたが、自民党の政治家たちは、ずいぶんあたしたちから遠いところまで行ってしまった印象だ。

 同志社大学の浜矩子先生が『自民党の政治家たちは完璧な“バブル”の中に生きている』といっていたが、まさにそう!

 新型コロナ対策にしても経済にしても、英知を集結させ、合理的な判断を下せばいいのに、あたしたち多くの人間は早くそうしてくれといっているのに、絶対にそうならない。自民党内に破廉恥な仲間がいるからですね!

「明けない夜はありません」

 岸田さんはそうもいった。ん? 今が闇って思ってんのか。でも、大丈夫、闇の中でも仲間内でぬくぬくしてれば、ってとこかしら。


 
室井佑月 作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/896.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <各地「1区」に擁立>維新躍進、比例票掘り起こし奏功 松井代表「候補者の多さとリンク」(朝日新聞)

※2021年11月3日 朝日新聞4面 紙面クリック拡大


維新躍進、比例票掘り起こし奏功 松井代表「候補者の多さとリンク」
https://digital.asahi.com/articles/ASPC27399PC2PTIL00L.html
2021年11月2日 21時47分 朝日新聞


衆院選での日本維新の会の獲得議席数


記者会見で質問に答える日本維新の会代表の松井一郎・大阪市長=2021年11月2日午後2時10分、大阪市役所、本多由佳撮影


記者会見で質問に答える日本維新の会副代表の吉村洋文・大阪府知事=2021年11月2日午後、大阪府庁

 第49回衆院選で、日本維新の会は公示前の11議席から約4倍の41議席へと大幅に増やし、第3党となった。本拠地・大阪府で候補者を立てた15の小選挙区で全勝し、全国の比例区でも25議席を得た。副代表の吉村洋文・大阪府知事の人気に加え、各地に候補者を擁立して比例票を掘り起こす戦略が奏功した形だ。

 維新は、前回の2017年衆院選の2倍近い96人(比例単独2人)を擁立した。このうち19人は無党派層が多いとされる各都道府県の1区だった。

 代表の松井一郎・大阪市長は2日の記者会見で、「候補者が多いと地域での活動量が増える。候補者の多さと比例票の掘り起こしは完全にリンクしている」と語った。吉村氏も同日、「人間関係ではなく、中立に判断いただけるようなエリア、1区でできるだけ活動するのは普通のこと」と説明した。

 松井、吉村両氏が各地で行った街頭演説も、無党派層や政権批判票の取り込みを意識したものだった。大阪府・市で実行した行財政改革や子育て支援策の拡充をアピールしつつ、岸田政権については「分配としか言わない。改革という文字が消えたのは残念でならない」などと批判した。

 維新の小選挙区での結果は、大阪府では公明候補がいる4選挙区を除く15選挙区に擁立して全勝し、兵庫県でも1勝した。前回は大阪府の3議席だけだった。

 さらに、11ある比例区のうち北海道を除く10ブロックで25議席を獲得。内訳は近畿が10で最も多く、南関東が3、北関東、東京、東海、九州が各2と続いた。得票数は805万票(得票率14・0%)で、自民党、立憲民主党に次いで3番目に多かった。

 前回は近畿が5、南関東、東海、九州が各1で、得票数は339万票(同6・1%)。今回は議席数が3・1倍、得票数が2・4倍に伸び、全国に支持を広げたことになる。東京での得票数は4・3倍の86万票にのぼった。

 維新は獲得議席の最低ラインについて、衆院で予算を伴わない法案を提出できる21議席と設定していた。これを大きく上回る41議席を得たが、松井氏は全国的な支持を固めていくには「基礎体力がまだまだ不足している」との認識を示す。今後の活動について「選挙に魔法の杖はない。大勢の人に維新の政策を直接分かりやすく伝えるには、地方議員を増やすしかない」とする。(本多由佳、久保田侑暉)



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/897.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 枝野氏代表辞任で立憲民主党「次の顔」は誰? 政治評論家・森田実氏が挙げた議員の名前(日刊ゲンダイ)
枝野氏代表辞任で立憲民主党「次の顔」は誰? 政治評論家・森田実氏が挙げた議員の名前
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296937
2021/11/03 日刊ゲンダイ


執行役員会であいさつする立憲民主党の枝野幸男代表。辞意を表明(C)共同通信社

 ある意味、当然だろう。立憲民主党の枝野幸男代表(57)が2日午後の党執行役員会で、衆院選で公示前勢力に届かなかった責任を取って辞任する意向を表明した。

 この日の会合で、枝野氏は「現有議席を下回るという大変残念な結果となった。私の力不足で心からおわび申し上げる」と陳謝し、その上で、「新しい代表の下、新しい体制を構えて、来年の参院選、次の政権選択選挙に向かっていかなければならない」と語った。

 前回(2017年)の衆院選直前、東京都の小池百合子知事(69)率いる「希望の党」をめぐる旧民進党の「排除、分裂」騒動に巻き込まれ、たった一人で「立憲民主党」を立ち上げた枝野氏。この4年間、「真っ当な政治」を訴えてきたものの、実現しないまま党代表辞任に至った決断は無念に違いない。

「えだのん以外に誰がいるの?」の声も


(左から)泉健太、小川淳也、大串博志の3氏(C)日刊ゲンダイ

 ネット上では枝野辞任の報道に対し、<遅いよ><当然>という声の一方、<辞めないで>との投稿もみられるが、少なくないのは<でも、えだのん以外に誰がいるの?><あらためて立憲を見ると、知らない人ばかりだな>という書き込みだ。

 枝野氏に代わる新たな「顔」は誰になるのか。来夏の参院選に向けて、立憲民主党もここは重要だ。

 行動力があり、弁が立ち、狡猾な自公政権と渡り合える人物はいるのか。政治評論家の森田実氏は、新たな代表候補として真っ先に党政務調査会長の泉健太氏(47・京都3区)の名前を挙げてこう言った。

「直接、話をしたことはありませんが、若くて元気で頭の回転も速いようです。選挙にも強いと聞いている。(新代表として)いいのではないでしょうか」

 他にも若手候補としては、自民の平井卓也・元デジタル相(63)を破った小川淳也氏(50・香川1区)や大串博志氏(56・佐賀2区)などがいるが、いずれにしても「えだのん」を引き継ぐ新代表は党の態勢立て直しが急務の課題だ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/898.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 米国が改憲に反対する 「日米談合国家の心地よさ」 
米国が改憲に反対する 「日米談合国家の心地よさ」
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51999365.html
2021年11月03日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


日本国憲法を改憲しようとする 憲法の中にはめ込む「意思」は
実質核保有です

戦略は「日米安保の一体化」による
日本全土は米国の防衛権の一部である
ですが

改憲すれば「日米は頭脳を共有する」と
書きます
実質核保有宣言です

***

改憲しようがしまいが
日本は既に核保有国家です
日米安保が憲法の空白に君臨済ですから

米国の日米安保の狙いは
日本は米国の従属国家であり全命令権は米国にある
です
言い換えれば
日米安保の頭脳は米国が所有する です

***

憲法は「国の意思」を書きますが
現憲法は「国の意思」は曖昧模糊としてるからこそ
米国が日本を「裏所有可能であり」
日米委員会が統帥権を保有してるのです

日本国が日本防衛の意思を書かれて困るのは米国です


状況を枝野=野田=連合族民主党が
認識是認しようとしての矛盾で
大混乱し壊滅状態が今です

***

このことはプーチンが
正しく認識(日本は米国従属国家)しており
北方領土を事実上の核ミサイル基地としました
ロシア副首相が2人そろって3泊するのです

日本は認識能力がありません
訳わからず改憲ありきです

改憲すれば日本は2流国家宣言憲法となります
米国偏重改憲=中国は敵改憲となり
日中国交断絶に向かいます
当然GDP▼▼墜落です


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/899.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <スクープ速報>朝日新聞33歳記者が自殺 直後に部長が異例の人事異動(文春オンライン)


朝日新聞33歳記者が自殺 直後に部長が異例の人事異動
https://bunshun.jp/articles/-/49782
2021/11/02 「週刊文春」編集部 文春オンライン

 朝日新聞大阪本社の経済部に所属する男性記者(33)が、10月6日に自殺し、その直後に経済部長が異例の人事で異動していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 亡くなったのは、朝日新聞大阪経済部のキャップを務めていた竹岡正貴記者(仮名)。2011年に入社した11年目の記者だった。

 竹岡記者が亡くなった当日の夜8時半から、朝日新聞では、東京、大阪など全国の経済部員約70名がオンラインで参加する臨時部会が開かれた。部員には約1時間前に突然開催が伝えられ、東京経済部長を務める伊藤裕香子氏が中心になって説明がなされた。

「その日の朝に竹岡記者が亡くなったことが伝えられました。ただ、死因などについてはまったく伝えられなかった」(出席者)


朝日の東京本社 ©共同通信社

 その場で伊藤部長はこう発言したという。

「故人のプライバシーに配慮し、説明は控えます」

「この件は口外しないようにして下さい」

 参加した部員は困惑の色を隠せなかった。さらに、

「部長が『悩みがあったら相談してください』と言ったので、メンタルだったのかな? と思いましたね。不可解な説明ぶりに皆驚き、誰も質問することすらできませんでした」(前出・出席者)

 直後、大阪経済部では異常事態を加速させる動きが起きた。

竹岡記者の上司に異例の人事異動

「竹岡記者の上司に当たる大阪経済部長の渡辺知二氏が出社しなくなったのです。そこで、東京と大阪の経済部長を歴任した東京本社のゼネラルマネージャーが急遽職務を代行することになり、大阪に来た。その後、11月1日付けで渡辺氏が、突如、論説委員になる異例の人事異動が行われた」(朝日関係者)

 28日の取締役会の承認から、4日後の異動という極めて異例の人事だった。

 実は亡くなる直前、伊藤部長や渡辺部長が竹岡記者と電話で話をしていたという。

「精神的に追い詰められた様子を受け『病院に連れて行った方がいい』という話は共有されていた」(大阪経済部関係者)


朝日の大阪本社 ©文藝春秋

 朝日新聞社広報部はこう回答した。

「前途ある有望な社員を失ったことは痛恨の極みであり、心からご冥福をお祈りしています。(略)現時点までの調査では、労働時間や休日取得の記録には特異な点はありませんが、勤務実態などについてはなお調査を続けていきます。

 また、当該部長が11月1日付で大阪在勤の論説委員に異動となったことは事実です」

 異動と竹岡記者の自殺が関係しているかの質問については、回答しなかった。

 11月2日(火)16時配信の「週刊文春 電子版」および11月4日(木)発売の「週刊文春」では、自死の直前に竹岡氏が遺していた“上層部批判”ととれるツイッターや、上司との取材や記事執筆を巡るやり取りなどについて、3ページにわたって報じている。








http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/900.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<下>「成長」も「分配」もできない岸田政権が続ける安倍菅政治(日刊ゲンダイ)

※2021年11月1日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年11月1日 以下、日刊ゲンダイ3面





野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296851
2021/11/01 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし

「成長」も「分配」もできない岸田政権が続ける安倍菅政治


悪政は続く(安倍元首相)/(C)日刊ゲンダイ

 この先、自公政権の経済政策はどうなるのか。もし、自民党が大敗し、単独過半数を下回っていたら、経済政策もドラスチックに変わる可能性があった。しかし、自公の“安定多数”という結果になったことで、従来の政策が継続されるのは間違いない。

 この総選挙は、貧富の格差を拡大させたアベノミクスを転換する絶好の機会だったのに、有権者はチャンスを生かせなかった格好だ。

「岸田首相は“新しい資本主義”“成長と分配による好循環”などとキャッチフレーズを並べ立てていますが、いまだに具体的な経済政策を示していません。確固たる信念や独自の経済政策はないのだと思います。となると、多少、形は変わっても、このままアベノミクスが続くことになるでしょう。最悪なのは“分配”も“成長”も実現しない恐れが強いことです。当初、岸田首相は“まず分配”と訴えていましたが、途中から口にしなくなり、分配のための財源を捻出するのに必要だった“金融資産課税”の強化も撤回してしまった。分配は断念したのでしょう。まして“成長”は絶望的です。アベノミクスはいまだに3本目の矢である“成長戦略”が出てこない。10年経っても見つからないのに、岸田政権から成長戦略が出てくるとは思えません」(経済評論家・斎藤満氏)

 アベノミクスを10年間続けた結果、賃金は上がらず、GDPも拡大せず、日本経済は「低位安定」を続けている。上向いたのは株価と大企業の業績だけだ。

「来年夏には参院選があるので、これから強まるのはバラマキでしょう。バラマキは野党も反対しづらい。ただし、GoToのように富裕層向けのバラマキになるのではないか。維新の会が躍進したことで、岸田政権が新自由主義路線を強めることも考えられます」(斎藤満氏=前出)

安倍・菅・岸田政権の継続がこの国と国民には痛恨となるだろう

 自民党に決定的な打撃を与えられなかった選挙結果は、いずれ国民にツケとなって返ってくるだろう。

 過去3回の総選挙のように、最初から自民大勝が予想されていれば、「こんなものか」という受け止め方もあっただろうが、野党共闘が成立し、多くの選挙区でギリギリまで自民候補を追い詰めただけに、「もう一歩だったのに」と歯ぎしりしている有権者も多いのではないか。

 自民党が261議席という“絶対安定多数”を確保したことで、自民党の傲慢な政治が続くことになってしまった。

 甘利が“落選”したのは、有権者の怒りの表明だろう。一票で意思表示したということだ。他にも問題を起こした大物議員が、有権者からノーを突きつけられている。

 ただし、怒りの矛先は個別議員にとどまり、自民党政治全体には向かわなかった。それがこの選挙の限界だった。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「この10年間、なにがあったのかを思い起こせば、怒りの矛先は個別議員ではなく、自民党全体に向かったはずです。もし、自民党が過半数を割り込む大敗を喫していたら、さすがに自民党も危機感を強め、アベ政治のリセットを迫られたはず。モリカケ桜や1億5000万円問題についてもスルーはできなかったのではないか。野党がそれなりの数を奪っていれば、政治に緊張が生まれ、国会運営にしても、これまでのような横暴なことはできなかったでしょう。でも、“魔の3回生”も続々と国会に戻り、自公で絶対安定多数を確保したことで、自民党は“やっぱり自分たちは支持されている”と反省もしないはずです」

 国民の多くが望んでいる「夫婦別姓」や「自然エネルギー拡大」は無視され、「防衛費2倍」「敵基地攻撃」「原発再稼働」が一気に進められるだろう。まんまと安定多数を握った自民党は、この先4年、解散をせずに権力を握り続ける可能性が高い。自民党を勝たせてしまったツケは、あまりに大きい。


前回記事
野党共闘競り負け こんな自民党政権が続く痛恨と絶望<中>いろいろ大メディアは書き立てるだろうが、野党共闘の成果はあった(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/884.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/901.html

   

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