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2021年10月20日00時06分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 「断種ワクチン止めなければ国がつぶれる」と木原功仁哉候補、司法と両面で阻止を模索[兵庫1区] 高橋清隆の文書館
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2044340.html
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 31日投開票の衆院選で新型コロナワクチン接種の是非が全国で唯一争点になっている兵庫1区では19日、弁護士の木原功仁哉(きはら・くにや)氏(37、無所属)が神戸・三宮で第一声を上げた。新型コロナワクチン特例承認取消訴訟の代理人を共に務める南出喜久治氏と姿を見せ、「人口削減や断種の目的がある今回のワクチンを止めなければ、本当に国がつぶれてしまう」と訴えた。


道行く人に新型コロナワクチンの危険性を説く(左から)南出・木原の両氏(2021.10.19筆者撮影)動画URL: https://www.bitchute.com/video/CRv3W95QELZg/


 第一声は午前10時、神戸市内の三宮センター街東口に響いた。「ワクチン中止」「地元、神戸から祖国再生」と書かれた青いのぼり旗がなびき、青いTシャツのボランティアや市民、報道陣が囲む。木原陣営は、立候補の届け出抽選で1番を引き当てた。


 応援に立った南出氏は、新型コロナワクチンが他のワクチンより圧倒的に致死率が高いことを挙げ、「ビル・ゲイツが『ワクチン開発によって世界人口を10〜15%削減できる』と言っている。それをデマ、陰謀論と言うこと自体が大問題」とくぎを刺した。


 mRNAを包む脂質ナノ粒子(LNP)が肝臓や脾臓(ひぞう)、卵巣に蓄積する実験データが提出されていることを挙げ、「皆さんがワクチンを打ってアナフィラキシーショックがなかった、副反応がなかったとおっしゃっても、半年後、1年後、数年後に必ず症状が出てくる」と警告した。


 「ワクチンが危ないという人が、政治家の中にいるか。メディアを含め、全部口封じされている。国民の命と健康を守れないような政治が、果たして政治なのか」「木原功仁哉は声を大にして、この神戸1区から全国に訴える」とたたえた。


 マイクを受けた木原候補は、「ワクチン、特に子供に対するワクチン薬害を絶対に止めなければいけないという強い思いで立候補した」と口火を切った。同じ場所で7月からほぼ毎朝、ワクチン薬害を警告するビラを配ってきたことを明かし、「小・中・高校生のワクチンに対する危機感、恐怖感は非常に強いものだと思っている」と吐露した。


 「不妊症や無精子症など、中長期的なリスクについて、いまだ明らかにされていない」と強調。9月の自民党総裁選で4人の候補に対し、ワクチン行政に対する公開質問状を出したら、野田聖子衆院議員から「中長期的リスクはこれから明らかになるだろう」と、不妊症になるリスクは否定できない趣旨の回答があったことを紹介。


 「それにもかかわらず今、政府は若い方、お子さんに対してワクチンを打たせている。こんなおかしなことはない」と糾弾した。


 新型コロナワクチン特例承認取消訴訟では、7月30日に訴状を提出したにもかかわらず、被告の国側から反論の答弁書がいまだに出されていない。第1回弁論で国は、提出を12月17日まで引き延ばしてきた。


 木原氏はこのことに言及し、「その間にワクチン接種が進んでしまう。本当に安全だったら、国はすぐに証拠を出せばいいじゃないか。『ワクチンで不妊症になるリスクはありません』と。しかし、どんどん引き延ばし、真っ正面から答えようとしない」と批判した。


 政府分科会の尾身茂会長が「コロナ禍はもう2、3年続く」と発言したことに触れ、「これはワクチンもずっと続くということ。薬害が拡大するのは確実。私たち国民は、製薬会社のモルモットじゃない」と突き放した。


 その上で木原氏は、「私としてはこのワクチンを即時中止させるために、この選挙を何としても勝ち上がらなければいけない。人口削減や断種の目的がある今回のワクチンを止めなければ、本当に国がつぶれてしまう」と訴えた。


 市内に住む50代の男性は、木原氏の演説に熱心に耳を傾けていた。昨年4月頃、コロナ騒動を茶番と確信したという。「マスクやワクチンは有害なだけ。マスクをして歩いている人は皆、マスコミ情報にしか触れてない。木原さんの選挙での戦いを通じ、国民に少しでも理解が広がれば」と期待を示した。


 木原候補は12日、東京地方裁判所で開かれた第1回口頭弁論で今選挙への立候補に言及したところ、裁判長の命令で警備員によって力ずくで法廷の外に引きずり出された。陳述書で事前に裁判官に読むなと言われていた箇所を読んだためだが、同弁護団はこれを検閲とみている。裁判官らを特別公務員職権乱用罪で刑事告訴し、裁判官弾劾法に基づく訴追請求を行う考えだ。


 兵庫県選挙管理委員会は立候補予定者向けの説明会を、弁論と同じ12日にぶつけてきた。木原弁護士が意見陳述することを裁判所が許可していたため、南出弁護士が代理出席を余儀なくされている。


 時間を引き延ばし司法判断から逃げようとする裁判所の姿勢について南出氏は、『國體護持塾』のホームページで「裁判所は行政機関の下部組織になってしまひました」と嘆いている。


 法廷と選挙の両面で戦う意義について木原氏は、「今止めるには、司法手続きでは無理だと思っている」と説明する。「仮に1議席取れたら、例えば質問趣意書などで情報収集できる。これを徹底的にやるから、即時中止にとって非常に重要な1議席になる」と意欲を見せた。
 

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ワクチンの即時中止には議席が必要と訴える木原候補(2021.10.19筆者撮影)


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■参考情報




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http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/678.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「個性と多様性を尊重する」自民党が選択夫婦別姓に9党中一党だけポツン(まるこ姫の独り言)
「個性と多様性を尊重する」自民党が選択夫婦別姓に9党中一党だけポツン
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-6b657d.html
2021.10.19 まるこ姫の独り言


岸田は、初めは威勢が良いが、党内で反対にあったのか、どんどん言っていた事がトーンダウン

基本的には夫婦別姓もLGBTも、自民党は未だに反対の党だ。

その党が、選挙のときだけ都合よく「個性と多様性を尊重する」と言うが、党首討論をしたらものの見事に、個性も多様性も尊重しない党と言う事が炙り出されてしまった。

付け焼刃はいかん、すぐバレる(笑)

「選択夫婦別姓」8対1の光景に 9党首の討論会、岸田首相だけ手を挙げず
  2021年10月18日 21時37分 東京新聞

>両脇に並んだ8党の党首が全員、高々と手を挙げる中で、岸田文雄首相(自民党総裁)だけはテーブルに両肘を付けたまま。来年の通常国会に、選択的夫婦別姓を認める法案を提出することの賛否を挙手で問われた際の「8対1」の光景は、多様性を巡る最大与党の消極姿勢を際立たせた。

>「社会全体で受け入れるにあたり、どこまで国民の意識が進んでいるのか」。首相は導入への疑問を口にしたが、今年3月、制度の早期実現を目指す議員連盟の呼び掛け人に名を連ねた。


整合性の取れない事ばかり露呈する。

「どこまで国民の意識が進んでいるのか」と言う岸田だが、今年の3月早期実現を目指していたではないか。

しかも「早期実現」と思っているのは自民党で、多くの党や一般はずいぶん前から「選択制夫婦別姓」を口にしていた。

社会は自民党よりは大きく進んでいると個人的には思っている。

社会の中の一員である、自民党政治家やヤフコメ、ネトウヨ等が、夫婦別姓やLGBTに関しては一番世間の感覚から遅れていると思う今日この頃。

という訳で恒例の討論会で、9党の中で岸田1人夫婦別姓に手を上げずボッチ状態。



これを見ただけでも世間の感覚とは大きくかけ離れていると思う。

他党の党首の考えが特別進んでいるわけではなく、支援者の考えや社会情勢を見ての代弁なんだろうから、自民党だけが世の中の意識と遅れているという事がよくわかる。

そう言えば2019年7月に記者クラブ主催の党首討論会があったが、原発新増設、選択的夫婦別姓の質問については安倍だけが手を挙げずにボッチ状態。

それでも一人安倍はニヤニヤ笑っていた。



LGBTの質問については、安倍と公明山口は否定した。

挙手によって賛成か反対かを示すよう求めた質問形式に対して、安倍は「印象操作はしないでほしい」と不満を述べていたことはよく覚えている。

挙手によって賛成か反対を示すののどこが印象操作なのかまったく分からないが、安倍の場合、すぐに不満を口にする習性がある。

それがないだけ、岸田はマシかもしれないが、やはり自民党の場合、誰が総理総裁になっても、全体主義であり、封建主義であり、一般庶民への視点はない。

安倍の時代から、嘘のつき放題。

ひょっとしたら、原発も夫婦別姓もLGBTも、そしてその他の政策もすべて昔も今も変わらないのかもしれない。

裏党是でも作っているのか。

またいつものように自民党に騙されるのか、賢い選択をするのかは有権者次第だ。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/679.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 衆院選で調子に乗る安倍晋三! 弟を使って杉田水脈の名簿順位上げ、森友・桜問題で暗躍した元秘書の公認ゴリ押し、YouTubeも開設(リテラ)
衆院選で調子に乗る安倍晋三! 弟を使って杉田水脈の名簿順位上げ、森友・桜問題で暗躍した元秘書の公認ゴリ押し、YouTubeも開設
https://lite-ra.com/2021/10/post-6052.html
2021.10.19 安倍晋三が杉田水脈の名簿順位を上げ、あの初村元秘書の公認ゴリ押し リテラ

    
    公式Twitterより

 ついに本日19日に公示された衆院選。岸田文雄首相はこの選挙を「未来選択選挙」などと呼んでいるが、これはとんだまやかし。今回の選挙は「事実上の安倍政権を選択するか否か」「安倍政治を今後も是認するか否か」を問うものだ。

 その安倍晋三・元首相はきょうYouTubeに「あべ晋三チャンネル」を開設するなど、完全に調子に乗っているが、こうした動きは裏ではもっと露骨だ。この衆院選で、自身の子飼いである「問題候補」をゴリ押ししているのである。

 そのひとりが、これまで数々の差別発言・歴史修正発言を繰り返してきた杉田水脈氏だ。安倍元首相はなんと弟を使って、あんな差別議員を衆院選で優遇するよう圧力をかけていたらしい。

 杉田氏は前回2017年の衆院選で比例代表中国ブロックから立候補し、自民党の比例名簿登載順位は、小選挙区との重複立候補者を除いて1位という厚遇を受けて当選を果たした。

 だが、ご存知のとおり杉田氏は「新潮45」(新潮社/2018年8月号、その後休刊)での性的マイノリティについて「生産性がない」などとする差別論文問題を引き起こしただけでなく、昨年9月にも自民党の内閣第一部会などの合同会議で性暴力被害の相談事業について語るなかで「女性はいくらでも嘘をつけますから」と発言。さらに、昨年1月には衆院本会議の代表質問で国民民主党の玉木雄一郎代表が夫婦別姓を選べず悩んでいる人のケースを紹介し選択的夫婦別姓について尋ねようとした際、「だったら結婚しなくていい」というヤジが飛ばされたが、このヤジの主も杉田氏だったとみられている。

 どこからどう見ても議員失格の差別発言を何度も繰り返してきた杉田氏。「生産性がない」発言の際には、杉田氏に対する批判のみならず、比例単独1位で議員にした安倍自民党に対する批判および責任を問う声も起こったが、なんと岸田自民党は今回の衆院選でも杉田氏を候補者として公認したのだ。

 公認したこと自体、岸田首相が杉田氏の発言を黙認している証拠であり、到底看過できないが、自民党内ではさらに信じられないことが起こっていた。

 前述したように、安倍元首相の実弟である岸信夫防衛相が、自民党本部の遠藤利明・選挙対策委員長に対して「今回の衆院選で杉田氏の比例名簿の順位を上げろ」と圧力をかけていた、というのだ。

■安倍の実弟・岸防衛相が選対委員長宛に「杉田水脈候補の名簿上位掲載にご配慮を」

 そのことを報じたのは、18日に「NEWSポストセブン」で配信された元NHK記者であるジャーナリスト・相澤冬樹氏によるレポート。相澤氏は、岸防衛相が自民党山口県連会長として遠藤選対委員長に宛てた「第49回衆議院議員総選挙に係る比例代表第二次公認候補者について」という文書を入手。山口県といえば、林芳正・元文科相が参議院から鞍替えして山口3区からの立候補を決め、同区の現職である河村建夫・元官房長官との対立が起こっていたが、長男・健一氏の比例区からの出馬を引き換え条件にして河村元官房長官は出馬を断念。自民党本部は健一氏を比例代表中国ブロックで追加公認していたのだが、この文書で岸防衛相は健一氏の同ブロックでの公認に抗議。その上で、このような要求をおこなっていた。

〈当県連といたしましては、比例代表中国ブロックでは、既に、現職の杉田水脈氏を第一次公認候補としてご決定いただいており、本候補の名簿上位掲載にご配慮をいただきますよう、強くお願い申し上げます。〉

 差別を助長する発言を連発してきた杉田氏がこれまで何ら処分も受けずに国会議員をつづけてきたこと自体が異常事態だというのに、その上、「比例名簿の順位を上位に上げろ」と要求するとは……。絶句するほかないだろう。

 無論、岸防衛相が「杉田氏の名簿順位を上げろ」と要求したのは、実兄である安倍元首相の意向であることは疑いようもない。

 そもそも、杉田氏は極右政党・次世代の党の所属議員だった2014年10月に国会で「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」と暴言を吐き、「週刊プレイボーイ」(集英社)でのインタビューでは、日本に男女差別は「ない」と断言。「あるとすれば、それは日本の伝統のなかで培われた男性としての役割、女性としての役割の違いでしょう」「(基本的人権が守られている上に)そこにさらに女性の権利、子供の権利を言い募ると、それは特権と化してしまう」との驚くべき前近代的主張を展開したことで大きな非難を浴びたことがある。

 だが、こうした杉田氏のアジテーションに注目したのが、安倍元首相だった。前述したように、杉田氏は前回2017年の衆院選で自民党から出馬し比例で当選を果たしたが、その舞台裏について、櫻井よしこがネット番組『言論テレビ』のなかでこう語っていた。

「安倍さんがやっぱりね、『杉田さんは素晴らしい!』って言うので、萩生田(光一・自民党幹事長代行)さんが一生懸命になってお誘いして、もうちゃんと話をして、(杉田氏は)『自民党、このしっかりした政党から出たい』と」

■「生産性」発言の後も杉田水脈を擁護した安倍元首相! 高市早苗も総裁選で杉田を帯同

 つまり、極右思想はもちろんのこと、女性や性的少数者に対する差別発言を繰り出すことを看板にする杉田氏を、当時首相だった安倍氏は「素晴らしい!」と称賛して、比例単独候補としては最上位という厚遇で自民党に引き入れた、その張本人なのだ。

 当然、杉田氏の言動に対して批判が殺到しても、安倍首相にとっては「問題議員」という認識はまったくなく、むしろ総理という立場では口にできない“本音”を広めてくれる役割を立派に果たしてくれる議員という認識だったはずだ。

 実際、くだんの「生産性」問題の際も、安倍首相行きつけの中国料理店「赤坂飯店」でおこなわれた自民党山口県連青年部・青年局の会合で仲良く同席。このとき杉田氏は「すみませーん、お騒がせしています」と笑顔で登場したといい、安倍首相は杉田氏の辞職を求める自民党本部前でおこなわれたデモに対して「なんでみんな騒いでいるんだろうね」などと口にしていたという(「週刊文春」2018年8月16・23日合併号/文藝春秋)。さらに、テレビ出演した際に杉田氏の問題を問われたときも、安倍首相は「『もう辞めろ』と言うのではなく、まだ若いですから、注意をしながら仕事をしてもらいたい」と擁護した。

 また、杉田氏は、先の自民党総裁選では安倍元首相が支持した高市早苗の最側近として活動。テレビ出演時には慣例上同行者は1人だけと決められており、他の候補者は副大臣経験者を連れていた一方、高市氏は要職に就いたことのない杉田氏を同行させていた。

 ようするに、安倍元首相は杉田氏の言動を何ひとつ問題視せず、それどころか野党議員やフェミニスト、研究者らに対する不当な攻撃を繰り出してネトウヨから拍手喝采を浴びてきた杉田氏を評価。今回、実弟を使って「比例名簿の順位を上位に上げろ」と党本部に圧力をかけた、というわけだ。

 そして、この圧力が功を奏したのか、比例中国ブロックからの立候補を予定されていた河村健一氏は公示直前になって比例北関東ブロック32位に変更に移動。昨日公表された自民党の比例代表名簿によると、杉田氏の順位は中国ブロックで比例単独候補としては3位となっている。つまり、河村氏を移動させたことで杉田氏の順位が上がった可能性が高いのだ。

 安倍元首相の意向により、差別扇動候補者がまたも厚遇を受ける──。岸田首相は「刷新」を謳ってきたが、その実態はまさしく「安倍自民党」のままだと言うほかないだろう。

■安倍が自民党公認をゴリ押しした元政策秘書・初村滝一郎は森友、桜前夜祭疑惑の隠蔽に暗躍

 しかし、安倍元首相の息がかかった問題ある候補者は、杉田氏だけではなく、もうひとりいる。それは、長崎1区から自民党公認で初出馬する初村滝一郎。この名前に見覚えのある人も多いだろうが、初村氏は安倍元首相の事務所で政策秘書を務めてきた人物だ。

 初村氏といえば、過去には首相の秘書でありながらFacebookで「保守速報」の記事を紹介したことでも物議を醸したが、じつは初村氏の父・謙一郎氏は安倍元首相が加計学園の加計孝太郎理事長と親交を深めた南カルフォルニア大学留学時代からの親友。ジャーナリスト・森功氏の『悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』(文藝春秋)によると、父・謙一郎氏との縁から初村氏は安倍事務所の秘書となり、「金庫番として事務所の顔」に。安倍夫妻が仲人を務めた初村氏の結婚披露宴には加計理事長やNHKの岩田明子記者が出席していたことがわかっているが、そればかりか「滝一郎君は安倍首相の懐刀であり、安倍首相本人が目に入れても痛くないほど大切にしてきた。昭恵夫人もずい分、気に入っていて一時は養子にするのではないか、とも囁かれていた」という。

 だが、このように「安倍首相の懐刀」と呼ばれてきた初村氏は、当然ながら安倍元首相の数々の疑惑でもその名前が浮上。たとえば、国会で森友学園の国有地売却問題が取り上げられ、昭恵夫人が名誉校長を辞任した際には、籠池泰典氏が「ハツムラさん」から「コワモテの声で」電話があったと証言。「(名誉校長から)降ろせ」「今日中に顔写真すべて外せ」と打診してきたと語っていた。

 さらに、「桜を見る会」前夜祭問題では、安倍事務所側は会場となったホテルニューオータニの広報部長ら2人を議員会館にある安倍事務所に呼び出し、「会費は5000円」だと口裏合わせを要求。その後、初村氏が官邸に出向いて安倍首相にその報告をおこなったと「週刊文春」が報道している。

 つまり、初村氏は安倍夫妻から寵愛を受けてきただけではなく、森友問題や、安倍氏が検察審査会から「不起訴不当」と議決された「桜前夜祭」問題の真相を知る立場にある「疑惑のキーパーソン」なのだ。

 そして、当然ながらこの初村氏の衆院選出馬にも、安倍元首相は一枚噛んでいる。西日本新聞の報道によると、自民党の長崎県連が衆院長崎1区の候補者の公募を始めた際、地元政界関係者のもとに安倍元首相から直接、こう電話があったというのだ。

「うちの秘書が応募するので、しっかりと公正に選考してください」
 
 長崎県連では公募前にはすでに女性県議を候補にすることで話は進んでいたというが、この安倍元首相の「鶴の一声」によって一変。さらに〈閣僚や安倍氏周辺から地元国会議員、業界団体への働き掛け〉などもあり、結果として初村氏の擁立が決まったという。

■調子に乗る安倍元首相を止めるには「安倍チルドレン」たちを落選させるしかない

 安倍氏の所属派閥である細田派のなかでは「安倍さんは初村さんが余計なことを言わないよう、口止めのために選挙にねじこんだのではないか」という声も出ているというが(「週刊現代」8月7・14日号/講談社)、疑惑の渦中にある人物が、安倍元首相の力によって衆院選の自民党公認候補になっているのである。

 このように、差別扇動や不正疑惑の当事者を安倍元首相がねじ込んでいる衆院選。当然ながら、これら正真正銘の「安倍チルドレン」は落選させるしかない。

 しかも、その目は十分にある。実際、初村氏が立候補している長崎1区の現職は国民民主党の西岡秀子で、前回選挙では自民党候補者に1万票差で当選。長崎1区では野党の候補者1本化はなされなかったが、初村氏には厳しい選挙戦になるという予想も出ている。

 さらに杉田氏の場合、前回2017年の衆院選では、杉田氏の名簿順位は比例単独候補としては1位だったが、実際の順位は17位で1〜16位までは小選挙区との重複候補だった。そして結果は、自民党は比例中国ブロックで5議席を獲得し、広島6区で落選した小島敏文が比例復活、杉田氏は2番目で当選となった。

 一方、今回の衆院選における比例中国ブロックの比例名簿順位は、1位が比例単独で新人の石橋林太郎・元広島県議、2位から17位が小選挙区との重複候補、18位が参議院から鞍替えした比例単独の階恵美子・元厚労副大臣、19位が杉田氏となっている。今回の選挙では野党の選挙協力による候補者一本化が進んだことにより激戦が予想される小選挙区が続出しているが、中国ブロックの自民比例獲得議席数が前回と変わらず5議席になったとしても、小選挙区で自民党の重複候補が3人落選し比例復活となれば、杉田氏を落選させることができる。

 小選挙区でも比例でも、自民党にNOを叩きつける。それこそが「民主主義の危機」を打開し、「安倍政治と決別」するための唯一の方法なのだ。

(編集部)


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記事 [政治・選挙・NHK283] 接戦の参院静岡補選 “不人気”甘利幹事長の地元入りに「逆効果だ」の声(日刊ゲンダイ)



接戦の参院静岡補選 “不人気”甘利幹事長の地元入りに「逆効果だ」の声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296249
2021/10/19 日刊ゲンダイ


総選挙にも直撃、不人気の甘利明幹事長には…(C)日刊ゲンダイ

 24日(日)に投票日を迎える参院静岡の補欠選挙。地元の自民党関係者が「困った」と頭を抱えている。19日、不人気の甘利明幹事長が選挙応援のために静岡入りするからだ。陣営関係者からは「票が減らなきゃいいけど」の声が上がっている。

 24日に実施されるのは、参院静岡と参院山口の2つの補欠選挙。岸田政権の発足後、最初の国政選挙のうえ、1週間後に総選挙を控えているとあって注目を集めている選挙だ。もともと、自民党の2勝が当然視されていたが、静岡補選は自民候補と、立憲と国民が推薦する野党候補が横一線となっている。

「静岡補選で野党は統一候補の擁立に失敗し、自民の新人候補と、立憲と国民が推薦する新人と、共産新人の3人が戦っている。野党の自爆パターンです。ところが、大接戦となっている。しかも、投票先を決めていない有権者が4割もいます。最後まで勝負はもつれそう。もし、自民候補が負けたら“やっぱり岸田総理は選挙の顔にならない”のムードが広がり、1週間後の10.31総選挙にも影響しかねない。大事な時なのに“政治とカネ”の問題を抱える甘利幹事長が静岡入りするとあって、“逆効果ではないか”と懸念する声が上がっているのです」(県政事情通)

総選挙も直撃

 総選挙を戦う自民党候補者も、不人気の甘利幹事長が前面に出ることを懸念しているという。テレビに出演するたびに票を減らす恐れがあるからだ。大臣室で50万円を受け取ったことを国民は忘れていない。

「仮に静岡参院補選に敗北し、甘利さんが“自分の露出は控えよう”と謙虚になってくれればいいが、恐らく本人はまったく反省しないはずです。それどころか、テレビ番組に出演してスポットライトを浴びるのがうれしくてしかたない様子。国民の気持ちが分かっていない。これまで甘利さんは、キングメーカーの安倍晋三氏と麻生太郎氏の2Aに従う“3Aの末席”という扱いだったが、突然、権力を握り有頂天になっているのでしょう。31日の投票日までテレビ出演もやめないはずです」(自民党事情通)

 誰も“50万円”幹事長を止められない状況だ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/681.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 側近だった溝手氏を見殺しにした岸田氏は、安倍氏の幼児性に踊らされた哀れな存在:こんな連中が日本国総理とは絶句!(新ベンチャー革命)
側近だった溝手氏を見殺しにした岸田氏は、安倍氏の幼児性に踊らされた哀れな存在:こんな連中が日本国総理とは絶句!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11796947.html
新ベンチャー革命2021年10月19日 No.2797


1.気になってしようがない、河井事件で行方不明の1億5000万円の所在

 本ブログでは以前から、河井事件(注1)における1億5000万円の行方を追及しています。

 この事件を捜査している東京地検特捜部も、当然ながら、この事件を追いかけているはずですが、安倍氏逮捕シナリオの実行には、大きな壁があることは容易に想像がつきます。なぜなら、それは総理経験者の逮捕劇となるからです。

 もし、東京地検特捜部が、安倍氏逮捕を実行したら、70年代に起きたロッキード事件(注2)における田中角栄(総理経験者)の逮捕劇以来となります、筆者の記憶によれば・・・。

2.今回の自民党総裁選にて、岸田氏が選ばれたのは、すべて、安倍氏の采配

 先日行われた自民党総裁選(事実上の次期総理の選出)にて、まんまと岸田氏が選ばれたウラには、安倍氏の暗躍があったことは確かです(注3)。

 この結果、岸田氏はもう、安倍氏にアタマがあがりません(注4)。

 そして、案の定、岸田氏は、河井事件を本気で、追及する気はまったくなさそうです(注5)。

 以上より、あの安倍氏は今のところ、まんまと、河井事件への追及をかわした格好となっています。

3.この岸田という人物は、側近・溝手氏(注6)ではなく、あろうことか、あの河井案里氏を応援していたとは絶句!

 さて、上記、岸田氏という人物は、単なるお人好しにすぎないことは、すでに、予想できました。

 それを証明するシーンが今も、筆者の脳裏に焼き付いています。

そのシーンとは以下です、すなわち、2019年7月、河井案里氏の選挙の際、あの安倍氏が、わざわざ、広島入りして、河井陣営の選挙カーの上で応援していましたが、その際、ナナナンと、あの岸田氏が、安倍氏の隣にいたという事実です。

 このシーンをテレビで観たとき、筆者は、岸田氏という人物を疑いました。

 なぜなら、岸田氏の側近・溝手氏の刺客として立候補させられた河井案里氏をなぜ、岸田氏は応援しているのかと非常に、不可解だったからです。

4.世にも異常な河井事件から、安倍氏の本性が透けて見える

 あの安倍氏は、公金1億5000万円もの選挙資金を投じて、なぜ、あえて、新人・河井案里氏を応援したのか、それは、岸田氏の側近だった溝手氏を落選させるためだったからではないかと世間で言われています。

 いくら自民党が強くても、広島の参院選挙区で、溝手氏と河井案里氏を二人とも当選させることは無理だと事前にわかっていました。そして、案の定、溝手氏は落選しました。

 なぜ、安倍氏は溝手氏を憎んでいたのか、それは、溝手氏から、安倍氏はバカにされていたからです(注7)。それを安倍氏は根に持っていたのです。

 それにしても、あの安倍氏は、想像以上に幼稚な人間だということがわかります。

 ちなみに、このような安倍氏の幼稚な本性を見抜いていた人物が溝手氏の他にもう一人います、それは、トランプ(前・米大統領)です(注8)。

 ただし、トランプは溝手氏と違って、ストレートに安倍氏をバカにしませんでした。だから、安倍氏自身は、トランプにバカにされたことに気付いていないでしょう(笑)。


注1:河井夫妻選挙違反事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E4%BA%95%E5%A4%AB%E5%A6%BB%E9%81%B8%E6%8C%99%E9%81%95%E5%8F%8D%E4%BA%8B%E4%BB%B6

注2:ロッキード事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6

注3:本ブログNo.2794『米国ジャパンハンドラーの子飼い・河野氏を落選させた安倍氏は虎の尾を踏んだか:河井事件で逮捕される可能性が急浮上!』2021年10月1日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11574980.html

注4:本ブログNo.2796『安倍氏にアタマの上がらない岸田・新総理はなぜ、次期衆院選を早めたのか:林検察による安倍逮捕シナリオを邪魔するためか』2021年10月15日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11745289.html

注5:ゆるねとにゅーす“岸田総理、河井夫妻への「1億5千万円」の再調査に否定的な見方!→甘利幹事長が「再調査する考え方はないと岸田総裁がはっきりおっしゃっている」と念押し!”2021年10月16日
https://yuruneto.com/kisida-saityousa/

注6:溝手顕正
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%9D%E6%89%8B%E9%A1%95%E6%AD%A3

注7:日経新聞“「安倍元首相は過去の人」 自民参院幹事長が不快感”2012年2月28日
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDE28002_Y2A220C1PE8000/

注8:本ブログNo.2486『米国トランプ大統領は65歳の安倍氏を39歳呼ばわりしたが、彼は他人を罵倒するとき「お前のIQは低い」と吠えるクセがあった』2019年10月11日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/3960648.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/682.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 日本維新の会「議席3倍増」観測は本当か? 候補者2倍以上擁立でも高いハードル(日刊ゲンダイ)



日本維新の会「議席3倍増」観測は本当か? 候補者2倍以上擁立でも高いハードル
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296250
2021/10/19 日刊ゲンダイ


大阪以外の選挙区での当選は高いハードル(17日、上京し、都内選挙区で街頭演説をする大阪の吉村洋文府知事)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院選は19日公示を迎え、本格的にスタート。すでに週刊誌やネット上では獲得議席の予測が飛び交っている。目を引くのが「日本維新の会」の躍進ぶりだ。ナント、現有10議席の3倍にあたる30議席に手が届くとの観測も出ている。

 維新の当落予測はおおよそ、小選挙区が10〜13議席、比例代表が8〜19議席。最大で30議席というもの。しかし、そんなに伸ばせるのか。

「維新は前回2017年の衆院選で、大阪府内の3選挙区で勝利し、7人が比例復活で当選しています。人気があると言っても、選挙区では3つしか勝てなかった。でも、今回は大阪の選挙区で軒並み自民党を倒しそうです。大阪の19選挙区のうち4選挙区は公明党に譲って対立を避け、自民の渡嘉敷奈緒美氏が立つ7区と、立憲民主党の辻元清美氏の地盤である10区で勝利するのはハードルが高いが、残る13議席を維新が席巻する可能性があります」(与党関係者)

 ただし、あくまでも“地域限定”にとどまる可能性が高い。大阪以外では、選挙区での当選はカンタンではなさそう。議席3倍増のカギを握るのは比例票の行方だ。

 維新は第1〜3次公認で前回の候補者47人の2倍以上にあたる96人を擁立。自民は嫌だが野党にも票を入れたくない無党派層の受け皿になるのが狙いだ。

「19年の参院選で獲得した比例票と同じくらい集めることができれば、今回の比例代表ブロックでは、近畿で7議席、北・南関東と東京、東海の4ブロックで1議席ずつ獲得できるでしょう。九州ブロックも頑張れば、1議席を見込める。大阪の吉村知事の知名度が全国に広がっていることを踏まえれば、東京では最大3議席を奪取するかもしれません。比例ブロックは最高でも13議席が妥当です。小選挙区と合わせると、維新が獲得できるのはマックス26議席でしょうか」(前出の与党関係者)

 テコ入れを図る維新の副代表の吉村氏は17日、千葉と東京、愛知で演説。代表の松井一郎大阪市長も18日、都内で街頭演説に立った。維新の全国進出に、有権者はどんな判断を下すのか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/683.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <安倍と二階が真っ青に!>総選挙予測 岸田首相の地盤・広島、河井事件の批判根強く現職閣僚も苦戦必至(NEWSポストセブン)

   ※週刊ポスト 2021年10月29日号 各紙面、クリック拡大




























総選挙予測 岸田首相の地盤・広島、河井事件の批判根強く現職閣僚も苦戦必至
https://www.news-postseven.com/archives/20211018_1699626.html?DETAIL
2021.10.18 16:00  週刊ポスト NEWSポストセブン


広島の戦局にも注目が集まる(時事通信フォト)

 4年ぶりの衆院選挙が行われる(10月31日投開票)。この間、政治家の不祥事や失言が相次ぎ、消費税が増税され、コロナ失政で国民は苦しめられた。そうした政治に有権者の審判が下される。

『週刊ポスト』は、選挙情勢分析に定評がある政治ジャーナリスト・野上忠興氏の協力を得て、解散直前の10月12日時点の野上氏の情勢分析から、各小選挙区と比例代表を合わせた全465議席の当落、各党獲得議席をシミュレーションした(別掲表参照)。

 では、国民を怒らせたあの不祥事議員、失言議員たちはどんな選挙戦を強いられているのか。西日本を中心に注目選挙区の動向を見ていこう。

北陸・信越ブロック

 新潟1区はスキャンダル議員対決。自民党は秘書への暴行問題で離党した石崎徹氏に代えて、麻生太郎・副総裁の元秘書で「忖度発言」(※注)を批判されて前回参院選で落選した塚田一郎・元国交副大臣を擁立。

【※注/国土交通副大臣だった2019年4月に福岡県知事選の応援演説で、道路事業計画を巡って安倍晋三・前首相らに「忖度した」と発言】

 スキャンダル議員の後任にスキャンダル元議員をあてるという無反省なやり方だが、その石崎氏が維新公認で出馬の姿勢を見せているからモラルなき戦いの様相。

東海ブロック

 静岡5区は自民党入りを希望する“元・野党のホープ”細野豪志氏(二階派加入)が岸田首相直系の自民現職・吉川赳氏と対決。選挙戦は細野氏が優勢だが、後ろ盾の二階氏が事実上失脚し、当選しても自民入党を認められるかは微妙とみられている。

近畿ブロック

 大阪3区では自公協力で公明党現職の佐藤茂樹氏が当選を重ねてきたが、そこに自民党の元大阪市議・柳本顕氏が無所属で出馬を表明。最終的に柳本氏は比例に回る調整が進むが、両党は大阪都構想の住民投票でも対応が割れており、しこりは大きい。

 大阪では維新が躍進、自公両党とも議席を減らしそうだ。緊急事態宣言下の“銀座通い3人衆”の残り2人、大塚高司氏(大阪8区)は出馬断念に追い込まれたが、奈良3区の田野瀬太道氏は当選ラインと、同じ不祥事を起こしても明暗が分かれている。


2021年衆議院総選挙、予想獲得議席数

中国ブロック

 最大の注目は広島3区と山口3区。大型選挙買収事件で議員辞職した河井克行・元法相の広島3区には斉藤鉄夫・元公明党幹事長が出馬。広島が地盤の岸田首相は斉藤氏を国土交通大臣に起用し、万全の応援態勢を敷いた。しかし、広島では河井夫妻事件の批判が依然強く、斉藤氏は立憲新人と大接戦、現職閣僚の落選となれば政権に大ダメージとなる。

 山口3区は二階派の河村建夫・元官房長官と岸田派の林芳正・元農相という自民党大物議員同士が激突。形勢は地元議員の多くの支持を得ている林氏が大きくリード。

九州ブロック

 自民党の地盤が強い九州は、保守分裂による混乱が目立つ。

 福岡5区では麻生派の長老、原田義昭・元環境相に対抗して自民党の元県議が公認を申請し、無所属でも出馬すると表明。自民党の地元議員の多くは新人側を支持して分裂状態に陥っている。

 宮崎1区でも、公設秘書が車検切れの車で当て逃げ事故(本人も同乗)を起こすなど不祥事続きの“魔の3回生”武井俊輔・元外務政務官への地元県連から批判が強く、自民党県議の脇谷のりこ氏が無所属で出馬を表明している。

 さらに長崎1区には安倍元首相が秘書を出馬させるが、国民民主の現職が優勢。鹿児島2区も、三反園訓・前鹿児島県知事の出馬で情勢は混沌としてきた。

 自民党の地方組織からも、不行跡な“魔の3回生”への不満、あるいは選挙区を長年仕切ってきた長老議員に世代交代を求める声が高まり、自民党の地殻変動を促していることがわかる。

「今回の総選挙は、有権者の一票で自民党長期政権の慢心を諫め、権力の歪みを解消できるかが問われている」

 野上氏はそう指摘する。

【表の見方】
 小選挙区は別掲表のシミュレーションをもとに集計。印で差がつかなかった選挙区は議席を分割配分した。比例区は各ブロックの情勢分析から試算。現有議席に欠員4。衆院議長、副議長は自民、立憲の現有議席にカウント。

 289選挙区の当落予測は10月12日時点の情勢をもとに作成。原則として、公職選挙法に基づく政党要件を満たす政党が公表する各選挙区の支部長、公認予定・内定者、また無所属での立候補の可能性がある者を掲載した。現段階で党の支部長が決まっていないが、候補を立てれば当選の可能性がある場合、(未定)として枠を設けた。

「現」は前回衆院選で同じ小選挙区で当選した議員、は比例当選の現職議員。本誌取材により、当選可能性が極めて低いとされる公認予定・内定者、無所属、諸派は掲載を見合わせた。

 予想は当選する可能性が高い順に○→△→▲→無印で記した。/表中敬称略。

 政党名は、自=自由民主党、公明=公明党、立憲=立憲民主党、共産=日本共産党、維新=日本維新の会、国民=国民民主党、社民=社会民主党。自民党現職議員の派閥は細=細田派、麻=麻生派、竹=竹下派、二=二階派、岸=岸田派、石=石原派、破=石破派、無=無派閥。

※週刊ポスト2021年10月29日号



2021年、衆議院総選挙の当落予測【1】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【2】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【3】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【4】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【5】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【6】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【7】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【8】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【9】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【10】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【11】


2021年、衆議院総選挙の当落予測【12】

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/684.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 菅前首相vsハマのドン「第2ラウンド」 衆院選・神奈川2区で“横浜市長選の激突”再び(日刊ゲンダイ)



菅前首相vsハマのドン「第2ラウンド」 衆院選・神奈川2区で“横浜市長選の激突”再び
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296312
2021/10/20 日刊ゲンダイ


地元の神奈川2区で第一声を上げる菅前首相(C)日刊ゲンダイ

 菅前首相にとって悪夢の再来か。19日公示された衆院選で、菅前首相が出馬している神奈川2区に“ハマのドン”こと藤木幸夫・横浜港ハーバーリゾート協会会長が殴りこみ。菅前首相が推した候補が野党系候補に惨敗した8月の横浜市長選でも藤木会長は菅前首相と対峙。衆院選スタートで「第2ラウンド」のゴングが鳴った。

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 菅前首相の対抗馬として同選挙区に立つ野党統一候補の岡本英子氏(立憲民主党)が19日、横浜市内の選挙事務所で行った出陣式。応援に駆けつけた藤木会長は集まった聴衆を前にこう話した。

「市長選では、この2区(西区、南区、港南区)で、(与党系候補に)計約2万票の差をつけさせていただいたので、そのお礼で参りました。市長選の時と同じように、今回も(野党系の)岡本さんに通って欲しい」

 冷静な口調で語った藤木会長だったが、出陣式終了後、記者に「岡本さんに通って欲しいということは、菅さんが落選するということですよね」と聞かれると、「そんなの当たり前じゃないか!」。議員秘書時代から菅前首相の面倒を見てきた“ドン”だが、戦う気満々のようだ。

菅前首相支援の小此木氏はボロ負け


立憲民主・岡本英子候補の応援に駆け付けた、横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長(C)日刊ゲンダイ

 横浜市長選では、カジノを含む統合型リゾート(IR)の市への誘致に反対していた藤木会長が、推進する菅前首相とガチンコのバトルを展開。菅前首相が支援した小此木八郎・元国家公安委員長は、藤木会長が応援した現市長の山中竹春・元横浜市立大教授に18万票差でボロ負け。菅退陣の引き金となったのだった。藤木会長はこれまで「自民党はアウト。IRを推進する議員や首長は全員落とす」と話したこともあった。今回も容赦なく菅前首相を潰しにかかる可能性が高い。

 一方の菅前首相は19日、側近の坂井学・前官房副長官(神奈川5区)の応援名目で、地元・横浜市で第一声。「マスコミは私のことを『ワクチン一本足打法』と揶揄していた」とぶんむくれ、「接種が進むにつれて、猛威を振るったデルタ株、勢いがなくなってきたじゃないですか! ワクチンは効くんです!」とブチ切れ。その後、自分の選挙区で街宣した。菅前首相ほどの大物なら、普通は地方の応援に入るものだが、ホームで選挙活動とはよほど焦っているのか。

「第2ラウンド」は意外な結果になるかもしれない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/685.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 一寸の虫にも五分の魂<本澤二郎の「日本の風景」(4240)<裏金内部告発で首を切られた長崎県警入江憲彦が鬼滅の刃で逆提訴>
一寸の虫にも五分の魂<本澤二郎の「日本の風景」(4240)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30869711.html
2021年10月20日 jlj0011のblog


<裏金内部告発で首を切られた長崎県警入江憲彦が鬼滅の刃で逆提訴>

 日本の治安を担当する警察は、地方公務員もしくは国家公務員で構成されている。全体の奉仕者だ。強姦魔の逮捕をチャラにして警察のトップに就任することは、首相官邸の腐敗と連動している。安倍・菅人事だ。また木更津では、やくざ強姦魔事件を捜査しない千葉県警・木更津署が話題になって久しい。徳洲会医療事故をもみ消した同県警・四街道署も、まともな警察ではないことを裏付けている。

 警察には、不正がはびこっている。群馬県警と長崎県警では、内部告発した警部補が、逮捕されるという信じがたい事件が起きた。両者は屈せず「警察正常化協議会」を立ち上げ、警察の不正監視に狂奔していて頼もしい。

 そして今、元長崎県警の入江憲彦が、鬼滅の刃を名乗って、長崎県警の不当警官を法廷に引きずりだすという逆提訴をして、列島に波紋を投げかけている。

 戦前の特高警察から、戦後の民主警察へと進展した日本のはずだったが、警察の裏金問題は、今も常態化しているようだ。「警察が税金泥棒している」との指摘も。

 全体の奉仕者を忘れた警察と、不正に埋没した組織の警察の前途は、日本の治安を暗くさせている。内部告発は、公人の義務のはずであるが。

<警部・警視・警視正ら6人を法廷に引きずり出す騒動へ発展>

 警察は事件をでっち上げることが得意という。公文書捏造を強行した財務省もそうだったが、役人は平気で嘘をつく。警察は官邸の意向を受けると、あからさまに犯罪にも手を染める。伊藤詩織さん事件で証明された。

 長崎県警の入江は、警察の内部告発をして逮捕、警察官の地位を奪われてしまったが、彼はそれに対して自ら法律を学んで、悪徳警官6人を裁判所に訴えた。本人訴訟に裁判所は、それらを受理した。その概要を「警察正常化協議会」のblogから一部を末尾に貼り付けた。

 逮捕権を乱用した長崎県警に対しても、国家賠償の訴えを起こしたのだ。前代未聞の珍事であろう。というよりも、市民の正義の発露だ。長崎県はキリシタンの発祥地で知られる。反骨の風土は今も生きる。入江を支えるキリスト教徒という事情から、法廷も疎かに対応することは出来ない。

<日本には冤罪事件で泣いている人たちが今もいる!>

 不勉強で知らなかったのだが、日本には冤罪事件で牢獄に押し込められて、自由のない人生を送っている悲劇の人たちがいる。市民運動家の仲村さんが、資料の一部を郵送してきた。

 星野文昭さんをご存知か。沖縄返還目前の東京・渋谷での大規模デモのリーダーとして逮捕、既に獄中40余年。何ということか、国民の多くは気付いていないだろう。ヒラメ判事に恐怖を覚えてしまう。

 狭山事件の石川一雄さんは、偏見に基づく思い込み捜査で犯人にされてしまった。文字も書けない若者を警察は犯人に仕立て上げた。無実の罪である。国連の勧告にも耳を傾けようとしていない最高裁に、この国の司法の歪みを感じる。今度の選挙では、11人の最高裁判事に対して、真剣な厳しいな審判が求められている。

<本blogにも内部告発、その直後に不当逮捕、怒りの倍返し>

 警察正常化協議会を知ったのは、まだ最近のことである。その線で、長崎の入江と連絡が取れた。「木更津レイプ殺人事件」を捜査しない千葉県警、311福島放射能事件を告発した被ばくジャーナリストを、侮辱罪での刑事告訴に、即座に行動を起こした福島県警と、不可解千万な警察に疑問を抱いて、入江取材を敢行、見事、警察の不条理を暴くことに成功した。

 その仕返しとしか思えない長崎県警の不当な入江逮捕に驚愕していると、なんと裏金告発者の入江が、反撃に転じた。反対に県警幹部を、国家賠償法で提訴したのだ。

 怒りの倍返し、鬼滅の刃である。

<本部長経験のない中村新長官も不正大好き警察官僚?>

 中村・格新警察庁長官に対して、公開質問状を出したが、今のところ回答がない。全体の奉仕者として真摯に対応してほしい。再度の要求である。

 ところで、新長官は警察官の内部告発をどう評価しているのか。内部告発は公人の義務である。それによって組織は健全化される。裏金を排除すれば、警察の経費は3分の2で済むという。これこそ国民・納税者に奉仕する警察であろう。

 時折入江らと会見して、警察の内情を知れば、警察の改革が進むだろう。検討すべきではないか。

2021年10月20日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


長崎県警元・警部補入江憲彦氏が長崎県警警視らを相手に裁判提訴

通称「西の鬼滅の刃」入江憲彦 長崎県警元・警部補が この程 長崎県警現職警視らを相手に「6連発の裁判を始めましたので ここに紹介いたします。

先ず 6連発の裁判の概要等を 開廷期日順に羅列してみます。

訴状受理の裁判所は いずれも 長崎地方裁判所です。

  1 令和3年10月22日(金) 10:00〜 

被告 警部 本村泰治

2 令和3年10月28日(木) 16:00〜 

被告 元・警視 中村正義(添付の公開写真参照)

  3 令和3年10月29日(金) 13:30〜

    被告 長崎県(長崎県警)=a@1=

  4 令和3年11月 4 日(木) 13:30〜

    被告 警視 横山信也

5 令和3年11月 5 日(金) 14:00〜

    被告 長崎県(長崎県警)=a@2=

  6 令和3年11月12日(金) 10:00〜

    被告 警視正 北村秀明

という面々です。

それでは 裁判提訴に至った経緯等を 説明いたします。

今から15年前の2006年 韓国語上級資格を有した長崎県警・公安部門「外事警察畑」のエキスパートであった入江憲彦(いりえ のりひこ 当時53歳)という警部補の要職にあった現職警察官が 同僚警察官らによって「高島の住民にけん銃を突き付けた(※高島とは 「長崎市高島町」のことです。)」という在りもしない犯罪事実をでっち上げられて不当に逮捕され 長期間勾留されるという大事件が作られ 重大な人権じゅうりんにさらされました。

長崎県警は この入江憲彦・警部補に対して 弁解の機会を与えず「無実の罪」で堂々と「免職」の懲戒処分を下し 「警察官の身分」及び長期間積み上げてきた「退職金」まで剥奪しました。

その入江憲彦 元・警部補が 原告となり この程 長崎県(長崎県警)や長崎県警の警察署長級の幹部ら6者を被告とした冒頭記述の裁判を起こし 何れも裁判所に受理され いよいよ法廷における審理が開始される運びとなったという経過であります。

冒頭の6つの裁判の 訴え内容は 割愛することとしますが 要は

   2006年の冤罪(でっち上げ)「けん銃突き付け事件」

  と

   つい最近である 2021年7月 長崎県警・長崎警察署員らによって

入江憲彦氏に対して犯された不当逮捕を含む「集団暴行事件」

等について その責任を追及する裁判であります。

数千万円超の退職金を剥奪された 入江憲彦氏は 弁護士費用が捻出できず 自ら訴状を作り 「本人訴訟」で 巨大権力機関「警察」を相手とする裁判に臨むのであります。

入江憲彦氏の健闘を祈るばかりであります。

読者の皆様も どうぞ応援してください。

究極目的であります「警察の正常化」の為にも・・・

入江憲彦氏といえば 2021年7月の不当勾留事件では 「牢獄の中から 弁護士以上のお仕事 『勾留請求却下の判決』を勝ち取った人物」(警正協・長崎県支部長)であることは 既に 本会ブログで紹介したとおりの 優秀な人材であります。

きっと 良い結果が見られるものと期待を申し上げる次第であります。

結びに 被告の人物像について若干の紹介しておきましょう・・・


先ず 

上記「2 の裁判」の被告

元長崎県警・警視 中村正義(添付の公開写真参照)

は 入江憲彦氏に対する 「冤罪(でっち上げ)けん銃突き  付け事件」(2006年)当時のでっち上げ首謀職「長崎県警察本部 刑事部刑事総務課長たる警視の階級であった幹部警察官であり

次に

 上記「4 の裁判」の被告

    被告 警視 横山信也 は 同「冤罪でっち上げ事件」で入江憲彦氏

    の取調べ担当をし その手法は「拷問」であり 後に 入江憲彦氏か

    らこの拷問で 刑事告訴され=特別公務員暴行陵虐罪=の被疑者とさ

    れた人物であります。

なお 「被告 警視 横山信也」は 現在も長崎県警の現職幹部警察官であり 偶然の皮肉にも「2 事件の被告 中村正義」が本「冤罪でっち上げ事件」当時の職であった「長崎県警察本部 刑事部刑事総務課長」の職に在るという 偶然中の偶然の出来事となっていたことも何かの因縁・・・なのだろうか

「皆 訴えてやった」ということとなっています。

入江さん 頑張ってください・・・

警察正常化協議会 代表 大河原宗平 (群馬県警 元・警部補)は応援しています・・・


東電福島3号機核爆発を公表できないで嘘の垂れ流し!

(NHK)福島第一原子力発電所の事故で、建屋を損壊させた爆発について、主な原因となった水素以外にも可燃性ガスが含まれていた可能性があるとする指摘を受けて、東京電力は発生原因などを調べる試験を来月から始めることを明らかにしました。


https://maritakenouchiyoutube.blogspot.com/2020/05/2011.html
(フジテレビの独自だね)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民・河村建一候補「比例中国」→「比例北関東」追放劇のア然…安倍家・岸氏に影響力低下の焦り(日刊ゲンダイ)




自民・河村建一候補「比例中国」→「比例北関東」追放劇のア然…安倍家・岸氏に影響力低下の焦り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296313
2021/10/20 日刊ゲンダイ


地元の山口県下関市で第一声を上げる安倍元首相(C)共同通信社

 19日に公示された衆院選で驚いたのは、山口3区の公認争いで林芳正元文科相に敗れて引退した河村建夫元官房長官の長男・建一氏が、当初発表されていた「比例中国ブロック」ではなく「比例北関東ブロック」に変更になっていたこと。どうやら裏には、地元での影響力低下に焦る安倍元首相の蠢きがあったようだ。

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  ◇  ◇  ◇

 先週16日、自民党山口県連が、岸信夫会長名で党の選対委員長宛てに「比例候補者について」という文書を提出していたことが分かった。そこにはア然とするほどトゲトゲしい文言が並ぶ。

 河村氏の長男が中国ブロックの候補となったことについて〈当県連から党本部に対して公認決定を願い出た候補でもありません〉〈河村建一氏が決定されたことに強く抗議を申し上げるとともに、この方は、山口県連とは何ら関わりのない候補であることを確認させていただきます〉。そのうえで、〈杉田水脈候補の名簿上位搭載にご配慮いただきますよう、強くお願い申し上げます〉と記されていた。

 杉田氏は「LGBTには生産性がない」で物議を醸したウルトラタカ派の女性前職。安倍元首相の強力なプッシュにより、前回2017年衆院選でも比例中国ブロック上位となり、当選した。

 今回も、文書が“威力”を発揮したのだろう。結局、杉田氏は中国ブロック19位(小選挙区との重複候補を除き3番目)となり、一方の河村氏は、北関東ブロック32位(同2番目)へと追い出された形となった。

「15日に中国ブロックに建一氏の名前が入ったのを見て、『世襲で比例優遇はありえない!』と、安倍元首相が激怒し、弟で県連会長の岸防衛相に文書を出させたようです」(党本部関係者)

子飼いの杉田水脈氏を猛プッシュ


問題の文書。杉田水脈候補(右)はウルトラタカ派(C)日刊ゲンダイ

 安倍元首相は自分も世襲のくせに、よく言うよだが、ついでに言うと、山口県内の小選挙区の4候補は全員世襲だ。

 県連は日刊ゲンダイの取材に、「杉田さんが県連唯一の比例公認候補であり、ごく自然な形で、県連の認識を本部にお伝えした文書です」(事務局長)と答えた。

 19日の公示日、安倍元首相は地元・山口4区で第一声。09年の選挙以来のことだった。

 もっとも、安倍元首相は公示前から何度も地元入りするなど、これまでのようなぶっちぎりの圧勝に不安がある様子。地元有権者の空気に変化の兆しが見えるからだ。

「首相を退陣し、安倍さんは“終わった政治家”。『次は林(芳正)さんだね』と、有権者の期待は移っている。安倍・岸家が永遠に安泰というわけじゃない。山口県内の小選挙区は、次回は現行の4から3に減ることが確実。だからその前に、河村家を追い出したということじゃないか」(地元関係者)

 岸田政権の人事で、安倍元首相は自身が望んでいた「高市幹事長、萩生田官房長官」が実現せず、いまだにイライラし、細田派の幹部に八つ当たり電話をかけているという。比例名簿に強権“介入”する暴走は、地元・山口でも求心力が低下していくことへの焦りの表れだ。 

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/687.html
記事 [政治・選挙・NHK283] (山本太郎 代表談話)2021年10月19日「衆議院選挙」
【山本太郎 代表談話】2021年10月19日「衆議院選挙」

何があっても心配するな。
あなたには国がついている。
れいわ新選組は、そんな国をあなたと作りたい。

コロナで苦しいのではない。
25年以上続く不況の中にコロナまでやってきて苦しんでいるのだ。

その不況を作り出したのは、
雇用の流動化の掛け声とともに、労働環境を破壊。
不安定、低収入がスタンダードな労働者を大量に作り出し、
大企業に減税、金持ちに減税、
その穴埋めとしての消費税を景気低迷期にも幾度も増税し続けた
資本家の手先である組織票と企業献金で魂を抜かれた政治屋たちである。

政治で壊され、奪われたものは、政治によって修復が可能だ。
そのチャンスが選挙である。
やられっぱなしで黙ってられるか。
どんな目に遭おうとも、その先頭で叫び続けてやる、抗い続けてやる。
そのために旗揚げされたのが、れいわ新選組である。

50%の投票に行かない人々とも繋がって、
この社会を180度変える第一歩を踏み出してやろう。

私たちには、政策と財源の根拠がある。

今こそ徹底した積極財政で壊れた社会と人々の生活を立て直すチャンス。
自国通貨を持ち、変動相場制にある日本は財政破綻、ハイパーインフレも起こらない。
それは財務省でさえ認めている。

上限のインフレ率2%までは徹底的にお金を出せる。
つまりは年100兆円を超える国債発行でも問題はない。

6波に向けた検査、保健所、医療の供給拡大はもちろん、
コロナで傷ついた事業者への損失を補填。
消費税廃止、教育の無償化、最低賃金1500円を政府が補償、
自然エネルギーへの転換で250万人の雇用を生み出す10年計画(脱原発グリーンニューディール)などなど、
やるべきことは山積み。
失われた25年をみんなで取り戻す作業の始まりである。

れいわは、
今日からの12日間、
全身全霊でやる。

れいわニューディール>> https://reiwa-shinsengumi.com/reiwa_newdeal/

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 れいわ新選組 事務局
https://reiwa-shinsengumi.com
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http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK283] マイナンバーカードの正体は「透明衣服」です 
マイナンバーカードの正体は「透明衣服」です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51999009.html
2021年10月20日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


マイナンバーは今の政治環境
ではダメデス

@改ざん 隠ぺい 謀略パージ 
政治と官僚が裏で支配しています
敵視される人間=立憲・共産・れいわ関係者は
マイナンバーカードをミクロまで調べ上げられます


A文春の不透明なプライバシー暴露
司法官僚と情報産業と日米委員会は
プライバシーほじくりだしが商売です
マイカード情報が武器として使用され
文春への実弾と代わります

B公安ののぞき見
パチンコ屋事務所にあるの看視カメラでは
顔から胸が覗かれます
ビデオ見放題です
役得ですから
マイナンバーカードもそうなります
役得ですから

Cマイナンバーで記録されれば
プライバシーは全てが全て
マジックミラーとなり
見られる側と見る側が共存します
プライバシーを覗く権利が全ての記載事項の産まれます

見る側はマスターキーが必ずできてしまいます
黒幕側に

D警察パソコンでナンバー打てば
交通事故での処分でさえも
好き勝手に検索できます
国民誰もが見られます
必ずバレマスだけではありません

E更に最大問題は
マイナンバーにウソを記載されれば
本当になるのです
虚偽情報が真実となる
身の毛がよだつことです


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 津軽海峡冬景色 (Walk in the spirit)(中国とロシアの艦艇が同時に津軽海峡を通過)
寒々とした景色!?
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4385768.html

https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/202110190001/より転写


19日 11時16分 TBS
海上自衛隊は、きのう午前8時頃、中国とロシアの海軍の駆逐艦などあわせて10隻が津軽海峡を通過したことを確認しました。

防衛省によりますと、中国とロシアの艦艇が同時に津軽海峡を通過することを確認したのは初めてだということです。

今月、中国とロシアは日本海で合同の軍事演習を実施し、ロシア国防省は潜水艦の追跡訓練などを行ったとしていて、通過した艦艇も演習に参加していた可能性があります。

政府は傍観?
                                       記事続く⤵
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「Dappi」の背後には“自民党の金庫番”がいた! 赤旗日曜版スクープの衝撃(日刊ゲンダイ)
「Dappi」の背後には“自民党の金庫番”がいた! 赤旗日曜版スクープの衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296347
2021/10/20 日刊ゲンダイ


自民党本部(左)と「Dappi」のツイッターアカウント(C)日刊ゲンダイ

 大疑獄事件に発展するかもしれない。日本共産党の機関紙「赤旗」が大スクープを放った。

「しんぶん赤旗日曜版」(10月24日号)が<ウソ情報で野党攻撃のツイート 「Dappi」運営企業の社長 自民党本部事務総長の親戚名乗る>と題した記事を掲載するからだ。

「Dappi」とは、野党に対する数多くの誹謗中傷ツイートを投稿し、拡散させてきた匿名のツイッターアカウントだ。衆院選の直前、「Dappi」を運営するウェブ関連会社が自民党と取引関係にあることが判明し、「背後には自民党がいるのか」とSNSは大騒ぎになっていた。

 日刊ゲンダイの調べでは、このウェブ関連会社は、自民党の岸田首相や甘利幹事長が代表取締役を務めていた企業と取引関係にあったことも分かっている。

 ネット上では<だからどうした>などとトンチンカンな投稿があるが、巨額な税金が投じられた公党・政権与党が、関係の深い民間企業を使って野党を攻撃するネットを「裏」で操り世論誘導していたということ。これが許されるとしたら、民主主義国家でも何でもない。

 日刊ゲンダイの取材に対し、ウェブ関連会社や自民党は「ご質問のツイッターアカウントは全く存じ上げません」「ご指摘のツイッターアカウントに関する報道を把握していないため、答えようがない」などとそろって回答を拒否していたが、「しんぶん赤旗日曜版」の報道の通りであれば、これは大嘘。自民党本部そのものが関与していた疑いが強まってくるからだ。

 この記事に出てくる「自民党本部事務総長」とは元宿仁氏(76)のことだ。以前から<自民党の金庫番>と呼ばれた人物で、2004年に起きた日本歯科医師連盟(日歯連)の不正献金事件でも東京地検特捜部の事情聴取を受けているほか、19年の参院広島選挙区をめぐって元法相の河井克行、案里夫妻が逮捕、起訴された大規模買収事件でも名前が取り沙汰され、当時の菅前首相の首相動静でも複数回の会談が確認されている。

 日本記者クラブがネット上に掲載しているエッセー「記者ノート」(2020年2月)には、元日本テレビ政治部長による元宿氏についての、こんな記述が出てくる。

<党員歴50年を越えた彼には、退職に関するルールはなく、これまで幾度となく辞表を提出したが、その都度慰留され続けて来た。総裁、幹事長がそろって反対したためだ。党の政治資金とその流れの裏の裏を知り尽くしているが故に、「余人をもって代えがたい」ということだろう。田中角栄から現職の安倍晋三まで、20人の総裁と37人の幹事長に仕えた。ベテランの仕事師を徹底的に重用するのは、自民党の得意技であり、長期政権の強みあるいは、秘訣の一つだろう。

 ロッキード事件やリクルート事件など「政治とカネ」のスキャンダルで、自民党はしばしば糾弾され、逆風に立たされることも多い。2004年(平成16年)に発覚した「日歯連迂回献金事件」では、彼の関与が疑われ、検察から何度も事情聴取を受けた。「政治資金を扱う裏方をやる以上は、汚いと言われるかも知れないが、自分のような役回りも必要だ。政治はきれいごとでは動かない。話せないことばかりで、それは墓場まで持って行く」と彼は言う。>

「墓場まで持って行く」なんてとんでもない。すべてを洗いざらい明かすべきだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/691.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 甘利幹事長、発言すればするほど大炎上…ついに「テレビに出さん方がいい」との声も(FLASH)
甘利幹事長、発言すればするほど大炎上…ついに「テレビに出さん方がいい」との声も
https://smart-flash.jp/sociopolitics/160738
2021.10.20 06:00 FLASH編集部 Smart FLASH



 10月19日、第49回衆院選が公示された。31日の投票日まで、各党がそれぞれの公約を掲げつつ、12日間の選挙戦をたたかうことになる。

 今回の選挙では、喫緊の課題である「新型コロナウイルス対策」のほか、消費税問題や再生可能エネルギーの導入、夫婦別姓の是非など、幅広い論点が示されている。岸田首相にとって大事な初陣となるが、それを支えるのが、自民党幹事長である甘利明氏だ。

「幹事長起用について岸田首相は『適材適所』と語っています。たしかに甘利さんは、安倍晋三・元総理や麻生太郎・自民党副総裁と並び、『3A』と呼ばれる党内の重鎮です。しかし、甘利さんは麻生派で、安倍さんの盟友です。安倍さんと麻生さんに総裁選で支援してもらったお礼として入閣したのではないかと囁かれています。

 また、都市再生機構への口利き依頼のため、千葉県の建設会社から総額1200万円を受け取ったことが『週刊文春』で報じられており、いまだきちんとした説明はされていません。有権者は甘利さんにクリーンなイメージを抱いているとはいえないでしょう」(政治ジャーナリスト)

 選挙を控え、甘利幹事長は率先してメディアに登場し、さまざまな政策を提言している。

「10月17日には、NHKの討論番組『日曜討論』に出演し、30基の原子力発電所を再稼働させるべきと語りました。従来の原発ではなく、出力の小さい『小型モジュール炉』への切り替えを前提としていますが、脱原発の世論が根強いことを考えると、かなり大胆な発言です。

 これに対して、SNSでは《「安全な原発」そんなものはない》《安全な原発があるんなら屋根の上にソーラーパネル載せなくてもお庭に原子炉置けるよね》など数多くの批判が寄せられました。

 温室効果ガス削減のため、原発が有効なのは確かですが、そもそも甘利氏のパーティー券を電力各社が分担購入してきたことが2014年に報じられるなど、甘利氏と電力会社の深い関係はよく知られた話です。これではまったく説得力がないでしょう」(同)

 甘利氏は、10月15日、自身のツイッターで

《立憲民主党はついに共産党と閣外協力を宣言しました。日本に初めて「(自公の)自由民主主義政権」か「共産主義(が参加する)政権」かの選択選挙になります》

 と発言。このツイートに対しても、コメント欄には

《政策では野党に勝てないから、共産主義との選択、ですか。それは暴論です》
《「口利きして金もらう=自由民主主義」理論》

 などの批判の声があふれた。ほかにも、「世界を席巻しているスマホは日本の発明です」「消費税の使い道は社会保障に限定されている」などの発言が報じられるたび、それに異議を唱えるツイートが大量に投稿され、炎上状態になっているのだ。

 実際、SNSには、

《甘利 「あまり」にも酷かった》
《いま、最も自民党の支持率を下げるのに貢献している政治家だと思う》
《甘利さんはあまりTVに出さん方がええんではないやろか...?》

 と、甘利氏が頑張って発言すればするほど、自民党の評判を落としているとの声もある。こうした批判に、いったいどのように答えるのか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/692.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <自民党はどんどん票を減らすだろう>聞けば聞くほど怪しい岸田の「分配」 激戦区はオセロゲームの可能性(日刊ゲンダイ)

※2021年10月20日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年10月20日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

「この選挙、皆さん一人一人が未来を、そして日本のあすを選びとる大変重要な選挙です」

 いよいよ、衆院選がスタート。投開票日まで、たった12日の戦後最短決戦で、岸田首相が冒頭の「第一声」の場に選んだのは、福島市の土湯温泉だった。3・11以降の国政選挙で、福島県を第一声の場に選び続けた安倍元首相の姿勢を踏襲。ここにも、傀儡政権の“安倍カラー”がにじむ。

 岸田は第一声で「成長の果実を分配する、みなさんの給料を、所得を引き上げる経済対策をしっかり進めていきたい」と聴衆に訴えたが、具体策ゼロ。「未来選択選挙」とブチ上げながら、目先の未来像さえ何ひとつ打ち出そうとしない。

 公示前日に開かれた日本記者クラブの党首討論会でも、岸田の言葉はアヤフヤだった。「新しい資本主義を訴え、成長と分配の好循環で皆さんの所得を上げる」とは言うものの、看板政策の「新しい資本主義」はどうも定義すら怪しい。

 岸田は「民間に任せず、官が成長と分配を進めるのが新しい資本主義だ」と説明したが、官が経済をコントロールするとは、中国のような国家社会主義を想起させる。

「自由民主主義の思想で運営される政権と、共産主義が初めて入ってくる政権とどちらを選ぶのかという政権選択だ」

 そう甘利幹事長が野党共闘をクサす中、まさか、岸田は共産主義国家の中央集権的な計画経済を目指すのか。どうにも、チンプンカンプン。自分でも何を言っているのか、分からなくなっているとしか思えない。

ズッコケ、ゴマカシ、もったいぶる

 持論の「成長と分配の好循環」にしても、柱に現金給付を据えたが、その時期や必要な財源などの具体策は乏しい。維新の松井代表は「コロナで厳しい状況の方々を支える分配の手法と時期を」と求め、国民の玉木代表が「いつ手元に届くのか」とぶつけても、岸田は「今度整理しないといけない」と語るのみだから、ズッコケてしまう。

 立憲の枝野代表は「法人税の負担率は資本金1000万円以下の企業では13・5%、1億円から10億円以下の企業では19・6%、100億円を超えた企業では13・0%。実は1000万円以下の企業より100億円超の方が負担率は低い」と指摘。「不公平を是正すべきだ」と岸田にただすと「経済全体の活力や循環も考えあわせたうえで具体的なありようを考えていく」とゴマカす。

 枝野が100億円超の企業の負担率を「1億〜10億円の企業より高い水準に上げる」と踏み込んだのとは大違い。枝野は、岸田が先送りした金融所得課税の強化についても「来年度から(20%を)25%に引き上げる」と明言した。

 それでこそ本物の「再分配」だろうが、岸田は金持ち・大企業優遇策の見直しを封印。そのクセ、「新自由主義的な政策はトリクルダウンがなかなか起きなかった」ともったいぶるから、タチが悪い。

 その認識に本気で立つのであれば、岸田は9年に及ぶアベノミクスの失敗をサッサと認め、その清算を総選挙で掲げるべきだ。ところが、自民党の選挙公約で経済政策に触れた箇所で真っ先に出てくるのは〈「金融緩和」「機動的な財政出動」「成長戦略」を総動員〉。アベノミクスの「3本の矢」と一言一句たがわないのである。

国民の7割が望まない 地獄道を歩む軽い神輿


 岸田の「分配」は聞けば聞くほど怪しい。総裁選の勝利直後は「分配なくして次の成長なし」と豪語したのに、アッという間に「まず成長。その果実を次の分配に回す」とアベノミクス路線に転向。成長に必要な具体的な戦略の影も薄い。

 選挙公約では「令和版所得倍増」も引っ込め、「防衛費倍増」に転換。その防衛費を倍増させる対GDP比「2%以上も念頭」についても、岸田は討論会で「数字ありきではない」とグニャグニャだった。

 自身も前向きで、公約に記した敵基地攻撃能力の保有だって、否定的な公明党の山口代表が横にいると「幅広い議論を展開することが大事だ」とトーンダウン。公示日に北朝鮮が弾道ミサイルをぶっ放せば一転、「敵基地攻撃能力の保有を含め、あらゆる選択肢を検討するよう改めて確認をした」と勇ましぶる。

 ここまで発言がブレブレだと、誰も公約を信用しなくなる。「どうせ、選挙が終わったら、また変わるよ」と思われるだけだ。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言った。

「欧米諸国では次々と中道左派政権が誕生しているのに、この国でそれを拒んでいるのは、今の自民党の岩盤支持層である伝統的なお金持ちと極右です。この層に支えられて安倍元首相も長期政権を築き上げた。総裁選で支援を受けた安倍氏、麻生氏、甘利氏の『3A』のうち、とりわけ岸田首相が安倍氏に忖度するのも、背後に岩盤支持層の意向を嗅ぎ取っているからでしょう。富裕層優遇の金融所得課税の強化を事実上撤回し、新自由主義からの脱却も断念。選挙公約も実務を担った高市政調会長の主張が目立ち、悪しき党内調整で差別発言の極右政治家を比例中国ブロックで再び優遇と、岸田氏は岩盤支持層に逆らえず、安倍氏の言いなり。宏池会のプリンスとしてリベラルだけが売りだったのに、自分のカラーを失って、がんじがらめ。もう何もできず、担がれるだけの“軽い神輿”です」

未来を決める与野党一騎打ち激戦61選挙区

 安倍が絡んだ森友問題を巡っても岸田の発言は変遷が激しい。総裁選出馬直後は「さらなる説明をしないといけない」と言っていたが、今では「財務省の調査や検察の捜査で結論が出ている」として、第三者による再調査をかたくなに拒否。自殺に追い込まれた近畿財務局職員の遺族が真相解明を求める切実な声に聞く耳を持たず、旧政権の疑惑にフタをする。

 岸田が「私の特技」とアピールした「人の話をしっかり聞くこと」も結局、安倍と岩盤支持層の意見を聞きすぎて自我を失っただけ。どうやら、本籍・安倍菅両政権のタチの悪い「やるやる詐欺」のようだ。

 自民党もこんな表紙を替えただけの短期決戦で国民がダマされると思っているのか。立憲、共産、国民、れいわ、社民の野党5党が候補者を一本化した小選挙区は213に上り、132選挙区で事実上の与野党一騎打ちの構図となる。

 289ある小選挙区の5割ほどを占め、2割程度だった4年前の総選挙から、大きく前進。このうち、当落線上に与野党の候補が横一線に並んでいる超激戦区は61もある。自民党も野党共闘に脅威を感じているから、「体制選択選挙」(甘利)などと立憲と共産の“野合”批判に躍起になっているのだろう。

 先週末に実施した共同通信の世論調査でも、岸田政権が安倍・菅両政権の路線を継承するべきかを聞くと「転換するべきだ」が68・9%に達していた。安易に国民が望まない“地獄道”を歩み出した岸田が口を開くたび、自民党はどんどん票を減らすのではないか。未来を決める激戦区は与野党逆転のオセロゲームの可能性だって十分あり得る。

「岸田首相は総裁選の頃は『丁寧な説明』や『分配重視』を掲げ、路線転換を目指しているように見えましたが、今や『自民党の論理』に染まり、独自路線を進む政治力もない。ひたすらアベスガ路線を踏襲し、権力維持へとカジを切ったのは、どうせ自公両党で過半数は押さえられるとタカをくくっているからでしょう。つまり有権者をナメている。アベスガ路線を望まない7割の国民は、主権者として毅然たる投票態度を示すべきです」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 国民愚弄の自民党政権が勝つなら世も末。有権者は今度こそアベスガ路線に終止符を打つべきだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/693.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 特集/創価学会の国際感覚―そのご都合主義と謀略性 日中友好を勢力拡大に利用する池田創価学会
特集/創価学会の国際感覚―そのご都合主義と謀略性
日中友好を勢力拡大に利用する池田創価学会

宗教と社会の関係を考える週刊誌 FORUM21
乙骨正生 ジャーナリスト

 尊敬・謝罪・補償を強調

 平成11年4月12日、創価学会の池田大作名誉会長は、東京都港区にある中国大使公邸に陳健駐日中国大使を表敬訪問したが、その際、陳健大使に次のように語ったと「聖教新聞」は報じている。
 「貴国に対する創価学会の姿勢は一貫して変わりません。文化の大恩の国であり、日本は心から尊敬し、侵略の大罪を誠心誠意、謝罪し、償っていかなければならない。
 日本に対して、貴国が戦争賠償の請求を放棄してくださったおかげで、今日の日本の経済発展もあります。
 もしか、日本が歴史の真実を見つめることなく、“傲慢”になり、貴国との友好を損なうような方向に行ったならば、日本自体が衰微していくことでしょう」(平成11年4月13日付)
 1中国を尊敬し、2侵略の歴史を謝罪し、3補償し続けていかなければならないと強調する池田氏は、中国に対する「創価学会の姿勢は一貫して変わりません」と述べているが、たしかに中国に対する池田氏ならびに創価学会の姿勢は、今日においても不変のようだ。というのも池田氏は、3月下旬、「聖教新聞」紙上に「創価大学創立者第2回特別文化講座 革命作家・魯迅先生を語る」を上・中・下の3回にわたって掲載したが、その中で(「下」3月24日付「聖教新聞」)創価大学生らに対して「正しき歴史観を持て」と次のように強調しているからだ。
 「1977年の5月、私は第10次の訪中で、大発展を遂げる上海を訪れた。招聘をいただいた上海大学のキャンパスは、かつて日本軍の攻撃で、破壊しつくされた場所である。銭偉長学長は言われた。
 『中国と日本は、力を合わせて、偉大なる東アジアを建設すべきです。唯一、残念なのが日本の軍国主義なのです。日本は正しい歴史を若い人に教えるべきです』
 今年は戦後60年。青年に正しい歴史観を!世々代々の友好を!――時代がどう変わろうと、創価大学は『日中友好の大道』『世界平和の大道』を誠実に進みゆくことを明確に宣言しておきたい」
 こうした池田氏の指示・指導に基づき、創価学会は中国礼賛と迎合を繰り返している。例えば今年3月28日から4月6日にかけて、中華全国青年連合会から派遣された中国青年代表団が創価学会青年部の招聘を受けて来日、全国各地で創価学会の青年部と交流を重ねたが、4月3日に広島市にある創価学会施設・広島池田平和会館で行われた平和座談会の発言からも、そうした事実が確認できる。その席上、創価学会の河合青年平和会議議長と中国青年代表団の張団長は次のような発言を行っている。まずは河合青年平和会議議長。
 「正しき歴史観に立ち、中国を尊敬しつつ、感謝する心を持つこと。戦後60年、両国の永遠の友好と平和創造の決意を込め、貴国に対する日本の非道を深くお詫びします。三代会長の平和への精神を継承し社会に訴えることこそ、青年部の平和運動の根本です。本日お集まりの皆さまと力をあわせて、両国の友好のため前進してまいります」(4月11日付「聖教新聞」)
 これに対して中国青年代表団の張団長は、「人類は、歴史への眼差しをもち、反省してこそ進歩するのです。特に、『勇気ある反省』が人類の未来を開きます」「子どもの頃から『正しい教育』を行うことです。正しい歴史を何世代にもわたって継承することが大切です」(同)などと発言した。
 昨年、中国で行われたサッカー・ワールドカップ予選において、全日本チームは、激しい反日の洗礼を浴びた。そして広島での平和座談会の直後から中国では反日の嵐が吹き荒れ、北京・上海などで反日デモが頻発。日本大使館や総領事館、そして日系企業などが襲撃され、上海に留学していた日本人学生に対する暴行事件も生じた。
 一連の反日デモでは、日本に日中戦争の侵略の事実を反省、謝罪し「正しい歴史観」を持てとのアピールが繰り返し声高に叫ばれた。
 日本国内では、大使館等への破壊行為を中国当局が黙認したこともあって、中国の姿勢に対する批判が噴出。特に愛国教育の名のもとに行われている反日教育への批判が高まっている。また戦後の日本は、戦前の日本とは異なり平和国家としての道を歩んできたこと、さらには、村山談話に代表されるように日本政府は過去に17度(ロンドン・タイムズによる)も謝罪していることや、戦時賠償に代わるODAや円借款で中国の社会資本整備に多大な貢献をしている事実などを、きちんと主張すべきだなどの声があがっている。

 勇気と先見の行動?

 だが創価学会は、破壊行為を含む異常な反日デモについても、これを批判しないばかりか、反日デモの事実にすら言及せず、4月23日の日中首脳会談の結果、中国政府が違法デモを取り締まる姿勢を示し、事態が沈静化した後の4月27日になって初めて、「聖教新聞」掲載の首脳幹部らによる座談会記事で、「政治外交で立ち遅れた日本」「日――中関係悪化が国際問題に」と日中問題に言及。いかに池田氏が日中友好に貢献してきたかを次のように強調した。
 「原田(副理事長)それにしても、今の焦点は、何といっても日本と中国の関係だ。国際的にも大問題になっている。
 青木(理事長)今の状況が続けば、日本も中国も、決して得はない。これは確かだ。
 大川(墨田区副総合長・元公明党参議院議員)その通りだ。先日(4月23日)、やっと両国の首脳会談が実現した。しかし、予断は全く許さない。マスコミでも連日、報道されている。
 青木 日中関係の歴史に詳しい識者が心配し、私にこう語っていた。『国連の首脳も指摘していたが、今、大事なのは、両国に橋を架ける存在だ。かつて日中に国交すらなかった当時、その役割を創価学会の池田大作会長が果たした。国と国の関係において、意見の衝突、利害の相違は、常にある。避けようがない。その両者を結びつけてきた池田会長の勇気と先見の行動に、今こそ学ぶべきだ』このように語っていた。
 原田 そういう先見の指導者が今の日本にいなくなっているからだ」
 だいたい中国政府は、日本の人民大衆に対して侵略戦争の歴史を謝罪しろとは求めていない。その対象はあくまでも日本政府である。ところが創価学会は、先述のような日本の立場を主張することはせず、必要以上の謝罪をひたすら繰り返しているのである。
 そうした創価学会そして池田氏が、中国にとって都合の良い人物であることは間違いなかろう。だが、その存在が真に「両国に橋を架ける存在」になりうるかどうかは疑わしい。そもそも「池田会長の先見性」なるものが、極めていいかげんなものであることは、中国の文化大革命に対する池田氏の姿勢に象徴的に示されている。
 すでに本誌の平成14年10月1日号の特集記事「中国に迎合・礼賛し売名行為に利用した池田大作氏の?恪゚?掾vでも触れたことだが、昭和49年5月の第1次訪中後に、池田氏は中国の文化大革命を礼賛する『中国における人間革命』を出版した。しかし同年12月の第2次訪中時にトウ小平副首相は、池田氏の文革礼賛をたしなめた。だが、その際、池田氏はトウ小平副首相の忠告に逆らい開き直ったことを、翌50年の3月6日に聖教新聞社で会見したアドブル・ホセイン・ハムザービイ駐日イラン大使に対して次のように自慢している。
 「私は昨年、中国のトウ小平副首相と会った。この時、第一次の10日間の訪中を本にしたことが話題になったんです。それで、本の内容は、少し、ほめすぎではないかとトウ小平はいった。私はこたえた。これは50年先の本質をみている。その視点から書いたと。子供を見て、その子供が50年先にどうなるか、この本質を見抜かないと大変なことになる。私は私なりに、そうした本質の上に立って、必ずそうなってもらいたいという期待を込め、私は私の責任のもとで、信念に基づいて書いた。論じたものであって、閣下は何もいう必要はないと申し上げた」
 ところが池田氏は今日では、読売新聞社から出版した『私の世界交遊録」』(平成8年刊)の中で、「文化大革命。『十年の内乱』と呼ばれる狂気の時代に触れるのは、あまりに痛ましい」「文革という『大ペテン劇』がなぜ起こったのか」などと否定的記述を行っている。いったいどこに「50年先の本質」を見ていたというのだろうか。
 そもそも中国を礼賛し、迎合する池田氏だが、本当に中国を尊敬しているかといえば疑問符がつく。というのも昭和52年1月11日に聖教新聞社で行われたJ・D・ホッドソン駐日アメリカ大使との会見の際、ホッドソン大使に中国首脳に対する評価を質された際、池田氏はこんな発言を行っているからである。
 「大使 ところで会長が中国に行かれて、トップの指導者と会われた。中国の指導者をどう評価しているか。
 会長 周恩来は近代という視点から考えるならば、どちらかといえば過去の人です。しかし、人間的には知的、円満、熟知の人ということができるでしょう。しかし、知的だが行動的ではない。周恩来の大きなポイントは、天は二物を与えずで、結局、周恩来は、側近から後継者を育てなかったところが唯一の欠点といえる。毛沢東は、教育者ではあったが、国際経済というものをくわしく知らなかった」
 現在、創価学会は、全国各地で周恩来展を開催し、周恩来首相と池田氏との関係をアピールし、池田氏が日中友好を促進したと誇示しているが、周恩来・毛沢東の中国建国の指導者を見下したような発言からは、中国に対する池田氏の本音が透けて見える。
 では、池田氏の本音とはなにか。それを窺わせる2つの発言を紹介しよう。まずは昭和51年6月28日に、創価大学施設・万葉の家で行われた松下電器産業の創業者である松下幸之助氏との会談での発言。
 「(上海京劇団の歓迎集会に5万人の男女青年部が集ったという話から)
 共産主義は制度である。したがって制度的にいくら締めつけていっても人間の生命に沈殿しているものまで否定できない。
 したがって、いま中国は宗教を否定しているけれど、中国の民衆の生命の中に沈殿しているものは必ず芽を吹き出す。
 したがって将来(中国で)学会員が何百万人にもなると見越している。そのためにいま、手を打っている」
 そしてもう1つは、平成2年4月29日に行われた創価学会の東京記念総会での池田氏の発言。
 「私は正しいことを一生懸命やっているのに、日本中でこんなに迫害を受けている人は誰もいない。でも世界が証明してくれた。私は日本の勲章などもらわなくてもよいのだ。今度は北京で、これまで日本人が誰ももらっていない教育貢献賞をもらう。勲章なんか眼中にないが、皆が喜んでくれるだろうと思って受ける。日本人は嫉妬深く、人間の思いがわからない。二百年遅れている後進国だよ」
 ここには勢力拡大と礼賛という、池田氏ならびに創価学会にとっての自己利益が露骨なまでに示されている。悪化する日中関係を改善するためには、対等な関係に立った上での両国間での冷静かつ真摯な話し合いが必要だが、自己利益のために動く創価学会の言動が、日中友好にプラスなのかマイナスなのか、それは自ずから明らかだろう。

乙骨正生(おっこつ・まさお)フリージャーナリスト。1955年生まれ。創価中学・創価大学法学部卒。宗教・政治・社会分野などを取材、週刊誌・月刊誌を中心に執筆。著書に『怪死』(教育資料出版会)『公明党=創価学会の野望』『公明党=創価学会の真実』(かもがわ出版)など。

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