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2021年10月17日07時40分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田福島で第一声、安倍も福島を利用し、拉致家族利用し、野党ディスリ(まるこ姫の独り言)
岸田福島で第一声、安倍も福島を利用し、拉致家族利用し、野党ディスリ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-5c4e03.html
2021.10.16 まるこ姫の独り言


2017年衆議院選挙時の安倍首相

福島で第一声

笑っちゃうくらい、自分達自民党の事を言っている。




2017年と今年が被る。

2017年野党を誹謗中傷していたのだろうが、私は安倍政権になってからまともな国会対応をして来たとは思っていない。

安倍が「審議を全くしない政党」というくだりは、自民党が強行採決したり、理不尽な国会対応が目に余ったり、腹に据えかねた野党が一時審議を拒否したことを受けて、いかにも野党が審議を怠けているかのようにイメージ操作をしての演説だと思う。

政策は富裕層や大企業に有利になるようなことばかりやる政党が、野党ディスリにかけてはどれだけ悪知恵が働くんだろう。

普通は、自分達の国会運営の姿勢を反省して大人しくしているものだが、わざわざ野党の負のイメージを捏造してまで語るのは安倍政権以降の自民党の伝統芸だ。

業者の野党ディスリに自民党が関係していた「dappi」問題と重なる

総理自ら捏造を主導してきた政党は、政策より野党ディスリが主流。

そして岸田も選挙時の恒例は、福島で第一声

そう言えば、反知性のアベスガより、少しは知性があるのかと思った岸田も安倍の薫陶を受けたのか、衆議院代表質問で民主党政権をディする。

野党ディスリしか政権与党の売りがないなんて恥ずべきことだ。

岸田首相、被災地福島で第一声=枝野氏は松江市【21衆院選】
 10/15(金) 22:29配信 時事通信

>岸田文雄首相(自民党総裁)は19日の衆院選公示で、第一声となる街頭演説を福島市で行う方針を固めた。

>関係者が15日、明らかにした。東日本大震災の被災地で行うことで、震災復興に全力で取り組む政権の姿勢をアピールしたい考えだ。

>2017年の前回衆院選でも、当時の安倍晋三首相が福島市で第一声を上げた。


日頃、福島には関心を示さないのに五輪に利用し、選挙に利用し。

>震災復興に全力で取り組む政権の姿勢をアピール

何時もやった振り、やった感だけの政党だから、震災復興は何時までも利用するし、言いづらい事だが自民党は解決しない方が利用できると思っていないか?。

拉致問題を見ていたらよくわかる。

小泉が拉致被害者を帰国させてからもう17年も経つそうだ。

17年間が経っても誰一人帰国できなかった。


岸田は、いち早く拉致被害者の家族に面会をしたし、そのうちに「米大統領と面会したら被害者を帰国させるように金ジョンウンに言ってくれとお願いする」と言い出すだろうし、「総理の私が金正恩氏と向き合わなければならない」も言い出す。

これが自民党のやった振りのテンプレートだ。

17年も被害者が帰国できなくても、拉致家族は「自民党しか解決できない」」と言い続けるのだろうか。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/633.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 専門家もお手上げ? コロナ感染者が急減のナゾ…「減ったように見えるだけ」の指摘も(日刊ゲンダイ)



専門家もお手上げ? コロナ感染者が急減のナゾ…「減ったように見えるだけ」の指摘も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296135
2021/10/16 日刊ゲンダイ


新規感染者急減も「減ったように見えるだけ」との指摘も…(C)日刊ゲンダイ

 新規感染者数が過去最多となった新型コロナの「第5波」は、9月に入って急激に収束した。厚生労働省の専門家組織でも感染者減の明確な理由は不明で、「減ったように見えるだけでは?」との声も上がっている。

 全国の1日当たりの新規感染者が過去最多の2万5866人を記録した8月20日以降は減少に転じ、今月3日には1000人を下回った。

 この間にワクチン接種も進み、15日は2回の接種を終えた人が全人口の66.1%に。厚労省専門家組織の推計では、ワクチン接種で3〜9月に約65万人の感染が抑えられ、約7200人の死亡が回避されたという。

 東京医科大の浜田篤郎特任教授は収束の背景として、ワクチンのほかに感染者の多さを知った人たちの行動自粛、暑さが和らいだことで部屋の換気が改善されたことなども考えられるという。

 一方、浜田氏は「病原性が弱くなったデルタ株蔓延により、感染者は今も一定数存在するが、無症状のため検査を受けておらず、減ったように見えているのかもしれない」と警告する。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/634.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 接種証明は反知性主義の象徴(植草一秀の『知られざる真実』)
接種証明は反知性主義の象徴
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-298d4c.html
2021年10月16日 植草一秀の『知られざる真実』


「ワクチン接種証明・陰性証明パッケージ」なるものがなし崩しで導入されているが、非科学的な施策は廃止されなければならない。

ワクチン接種を受けたことにどのような意味があるのか。

ワクチン接種を受ければコロナに感染しないのか。

ワクチン接種を受ければ他人をコロナに感染させないのか。

ワクチン接種を受ければ他者に害を与えないのか。

すべてNOである。

ワクチン接種を受けてもコロナに感染する。

ワクチン接種を受けても他者を感染させる。

ワクチン接種を受けていることに特別な意味がない。

中和抗体の量も摂取後3ヵ月も経過すれば大幅に減少する。

「ワクチン接種」は「安全の証明」にならない。

ところが、政府は「ワクチン接種」または「陰性証明」のある者に対してだけ、各種優遇措置を施すことを目論んでいる。

他者を感染させない目的とするなら、「陰性証明」に一定の意味はあるだろう。

「陰性証明」は当該期日から3日以内のものを有効とするという。

「接種証明」に代えて「陰性証明」を用いる場合、その都度、3日以内の「陰性証明」を取得しなければならない。

「ワクチン接種」を公費で実施していることを踏まえると、「陰性証明」のための「検査費用」と「陰性証明書発行費用」は公費で負担する必要がある。

「接種証明」は「安全の証明」の意味を持たないから廃止する必要がある。

「陰性証明」だけにする場合、検査費用と陰性証明書発行費用を公費負担にする必要がある。

同時に、いつでもどこでも無料で何回でもPCR検査を受けることの出来る環境を整備する必要がある。

しかし、その費用は膨大なものになるだろう。

国民にワクチン接種を強要するために「接種証明」を活用することは許されない。

厚労省サイトに新型コロナワクチン接種に関する解説が示されている。

新型コロナワクチンQ&Aを閲覧して、この記述にたどり着く人は少ないはずだ。

サイトのトップ画面などに分かりやすく表示されていないからだ。

厚労省の新型コロナワクチンQ&Aページの「メニュー」をクリックすると、Q&Aの項目が選択できるようになっているが、その項目のなかの「その他」をクリックしなければ、義務規定に関する記述を閲覧することができない。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/

クリックすると

Q.今回のワクチン接種の「努力義務」とは何ですか。

が表示される。

ここに

「「接種を受けるよう努めなければならない」という予防接種法の規定のことで、義務とは異なります。感染症の緊急のまん延予防の観点から、皆様に接種にご協力をいただきたいという趣旨から、このような規定があります。」

と記述され、さらに「詳細を見る」をクリックすると次の記述が登場する。

「今回の予防接種は感染症の緊急のまん延予防の観点から実施するものであり、国民の皆様にも接種にご協力をいただきたいという趣旨で、「接種を受けるよう努めなければならない」という、予防接種法第9条の規定が適用されています。

この規定のことは、いわゆる「努力義務」と呼ばれていますが、義務とは異なります。

接種は強制ではなく、最終的には、あくまでも、ご本人が納得した上で接種をご判断いただくことになります。」

つまり、ワクチン接種は義務でなく、本人が納得した上で、接種を受けるか受けないかを判断する。

完全な「任意制」なのだ。

厚労省の新型コロナワクチンサイトでは、トップページに、何よりも重要なこの事実を明記するべきだ。

各個人が個別に判断して接種を受けるか受けないかを判断する。

「任意制」であることを最優先で周知させる必要がある。

「任意制」であるワクチン接種に関して、国がワクチン接種した者だけに対して利益を供与することは日本国憲法第14条の「法の下の平等」に反するものであり、直ちに撤回することが求められる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田首相の中国を念頭に置いた発言 経済安保の愚かしさと時代錯誤 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



岸田首相の中国を念頭に置いた発言 経済安保の愚かしさと時代錯誤 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/296036
2021/10/15 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


所信表明演説をする岸田文雄首相(C)日刊ゲンダイ

「新たに設けた担当大臣の下、戦略物資の確保や技術流出の防止に向けた取り組みを進め、自律的な経済構造を実現します。強靱なサプライチェーンを構築し、我が国の経済安全保障を推進するための法案を策定します」

 岸田首相は所信表明演説でこう説明していた。おそらく、中国を念頭に置いた発言で、多くの日本国民は「もっともだ」と受け止めただろうが、本当にそうなのか。

 これは「全体主義的国家中国に対し、特に軍事に関係するとみられる技術の提供を停止する」という考え方である。

 日本がこうした政策を取れば、当然、中国も同種の対抗措置を取る。その際、日中の損得勘定はどうなるだろうか。

 各国の技術水準を示す指標として論文数がある。文科省の「科学技術・学術政策研究所」が毎年報告書を発表しており、1997〜99年の平均シェアでは米国が世界の1位で、全体の42.8%を占めていた。続いて英、独で、日本は第4位(6.1%)。中国は第13位(1.4%)で、日中双方で技術提供を止める措置を取ったとして、当時、被害が大きかったのは中国であった。

 それでは現在はどうだろうか。2017〜19年の最新データを見ると、日本は10位に転落し、全体に占める割合は2.3%。一方、中国は1位(24.8%)となった。

 今、日中双方で技術提供を止める措置を取れば、どちらの国の被害が大きいのかは明らかだろう。数字を見れば日本ということが明らかだ。にもかかわらず、日本政府は被害を拡大するような措置を取ろうとしているのである。

 日本の一定層は極端な「嫌中」「嫌韓」の空気を持っている。それが中国、韓国の国力に対する客観的な姿を見えなくしていると言っていい。

 経済力を見ても、米CIA(中央情報局)がまとめた報告書(WORLD FACTBOOK)によると、購買力平価ベースをもとにした「真のGDP」で、中国は22.5兆ドル、米国は20.5兆ドル。対する日本は5.2兆ドルである。

 大きな市場を持つ国と緊密な経済関係を持つことは国益である。

 それなのに、今の日本政府はなぜ、逆の政策を遂行するのだろうか。最大の理由は日本国民が感情的になり、中国、韓国といった隣国を客観的に捉えることができないからではないだろうか。



孫崎享 外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/636.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田首相の話が「とにかく長くて中身がない」と悪評芬芬! 嘘つきの安倍、説明拒否の菅の後は、ダラダラ話でごまかす総理が誕生(リテラ)
岸田首相の話が「とにかく長くて中身がない」と悪評芬芬! 嘘つきの安倍、説明拒否の菅の後は、ダラダラ話でごまかす総理が誕生
https://lite-ra.com/2021/10/post-6050.html
2021.10.17 岸田首相に「話が長くて中身がない」「何を言いたいのかわからない」と悪評 リテラ

    
    『news23』での岸田首相と小川キャスター

 こんな露骨な掌返しがあるのか──。12日に自民党が衆院選に向けて公約を発表したが、岸田文雄首相が総選挙で看板に掲げていた「令和版所得倍増」をはじめ、「健康危機管理庁の創設」「金融所得課税の見直し」「子育て世帯への住居・教育費支援」などの政策が、ものの見事に消えてしまっている件だ。

 1カ月以上も総裁選でメディアジャックをしてさんざん訴えていた政策を、首相になった途端に取り下げてしまう。もはや詐欺師の手口としか言いようがなく、当然、岸田首相には国民に向けてきっちり掌返しの理由について説明する必要がある。

 折しもテレビの報道番組では与野党代表を集めた党首討論がスタート。一体、岸田首相はどんな説明をおこなうのかと、本サイトも検証すべく視聴してみた。……してみたのだが、説明の検証以前に、まずツッコミを入れざるを得ないことがある。

それは、岸田首相の話がとにかく長く、まどろっこしく、一向に何を言っているのか、聞いているだけではさっぱり意味がわからない、ということだ。

 たしかに、岸田首相は以前から「岸田は話がつまらない」と自民党内でも言われてきた人物だが、話がつまらないのは別に悪いことではない。真摯な政策論争はけっして万人が面白いものではないし、橋下徹のような攻撃的・刺激的な話で大衆に迎合したり扇動しようとする政治家の話は面白いかもしれないが信用ならないものだからだ。

 しかし、岸田首相の場合は、何を伝えようとしているのか、まったく見えないのだ。

 実際、テレビで党首討論が放送されると、Twitter上にはこんな声が溢れた。

〈岸田さん、不憫になるくらい、具体性がなくて、何言ってるか分からなかった〉
〈岸田さんが一番曖昧でつまらんなー。ダメだこりゃ〉
〈いつもはっきりと回答しない岸田総理。なんかイライラする〉
〈党首討論観たけど1番ハッキリしてないのが岸田さんだったわ〉
〈岸田総理って、なんか何が言いたいのか話がまとまってなく感じる〉
〈岸田総理全然具体的な話しねーな〉
〈結局、岸田さんは何にも答えてない事だけは理解した!〉

 主張に対する明確な非難・賛同の意見というよりも、「不憫になるくらい何言っているかわからない」「何が言いたいのか話がまとまっていない」と視聴者に言われてしまう新総理……。だが、こうした感想が出るくらい、党首討論での岸田首相の話は「なにもない」ものだった。

■小川彩佳に「具体的に簡潔に」と言われても、具体性のない話を延々語った岸田

 たとえば、14日の『news23』(TBS)で放送された党首討論でのこと。小川彩佳キャスターは「若い世代が出産・育児がしやすくなる社会をつくるにはどうしたらいいのか」と問いかけ、「具体策を簡潔にお答えいただければ」と前置きした上で岸田首相に回答を求め、岸田首相はこう答えた。以下、時間の無駄遣いと罵られても致し方がない退屈な文章がつづくが、ここは我慢してお読みいただきたい。

「はい。若い人たちが、この、家庭を持ち、子どもを育てていく、こうした希望を持てる社会をつくっていく。これはあの、少子化問題、あるいは人口減少問題、我が国のこの大きな課題のなかで、大変重要な取り組みです。そのためにどうしたらいいか。これはですね、結論から言うと、いろんなもう、社会全体に関わるいろんな事柄の組み合わせだとは思います。しかし、やはり現実考えた場合には、まず心配なく、子育て、このー、妊娠から始まって幼児期、そして思春期の子どもたちを、心配なく育てるための環境整備、これがやっぱり何と言っても重要だと思います。保育の環境整備から学童保育から、さまざまな環境整備。そして、こう……、えーっと、高等教育においても、一部無償化がスタートしていますが、この就職した後も出世払いで高等教育の授業料を支払うことができるような、この長い、息の長い対策など、さまざまな対策を組み合わせることによって、若い人たちの子育てに対する不安をできるだけ解消していく。これがまず基本ではあると思います。それを基本にしながら、社会全体を変えていかなければならないと思っています」

 小川キャスターが「具体策を簡潔に」と前置きしたのを聞いていたのか?と問い詰めたくなる、この具体策のなさ……。まず、「結論から言うと」などともっともらしく口にして「社会全体に関わるいろんな事柄の組み合わせ」であると主張したのに、「現実を考えれば妊娠から幼児期〜思春期の子どもを心配なく育てるための環境整備が何と言っても重要」と言い出す。なのに、肝心の妊娠・出産・子育てにいたる過程の具体的な施策は何も言わず、「保育の環境整備から学童保育から、さまざまな環境整備」。その「さまざま」とは何かを答える場なのに……。これでは、長い進次郎構文だ。

 結局、この長い話のなかで岸田首相が挙げた具体策は「高等教育授業料の出世払い」だけ。しかも、子育ての不安を解消するための「環境整備」「対策」の中身をまるで語っていないのに、最後の締めは「子育ての不安を解消することを基本にしながら社会全体を変えていく」ときた。もしかして、岸田首相は「社会を変える」と言っておけば、何か言ったような感じがするとでも思っているのだろうか。

 言っておくが、これは「与えられた発言時間が短いから答えられない」という問題ではない。実際、立憲民主党・枝野幸男代表は岸田首相と同程度の発言時間のなかで「若い世代の雇用と収入を安定させるため正規雇用が原則だという労働法制に戻す。最低賃金を上げる」「子育て支援の質と量の確保のために保育士・学童保育指導員の賃金を上げる」「公教育の質の向上のために教職員数を増やして少人数学級に。私立の高等教育では給付型奨学金を現行より2桁ベース増やす。国公立大学の授業料を半額に」と、これだけの具体策を挙げていた。

 もちろん、政権交代が起こったときに枝野代表がここで掲げた政策を実行できるどうかという問題はある。しかし、岸田首相の場合は、出産・子育ての問題にかんして、そもそも何かを掲げようとさえしない。掲げるものがないから話はスカスカになるし、それをごまかすために、埋め草のように「語っている感」がある言葉を繋いでいるだけだから、結局何を言いたいのかさっぱり意味がわからないのだ。

■「金融所得課税」を引っ込めた理由を訊かれたときも、支離滅裂な言い訳をダラダラ

 だが、岸田首相の話がもっと意味不明だったのは、総裁選では掲げておきながら公約から消えてしまった「金融所得課税の見直し」についての言い訳だ。

『news23』では、コメンテーターの星浩が「富裕層増税、金融資産への増税、どうやら腰くだけ、先送りという印象なんですけども」と問うと、岸田首相は「政策の順番として、まずはみなさんの賃金を引き上げる優遇税制、ここから始めるべきであると。その先に、金融所得税制を考えるべきである」と発言。これを受けて星氏は「そうするとその金融所得課税は、どのぐらいのスパンで、いずれ見直していくという考え方なんですか?」と重ねて質問したのだが、岸田首相はまたも、長々とこう語り始めた。

「あのですね、いま、この、えー、アフターコロナ、コロナ後の経済ということを考えた場合に、私は、成長と分配の好循環ということを申し上げていますが、この成長と分配の好循環のなかで、まずはその、国とそして民間、協力するかたちで、しっかり分配を考えていかなきゃいけない。その際に、みなさんの所得をできるだけ幅広く引き上げることが大事だということをずーっと言い続けてきました。ですから、そこからまず始めて、格差の問題や、この分断の話に対してしっかり向き合う。そしてその先に、金融所得課税というのは、この富裕層の税率が低いということが問題になってるという課題ですので、まずは所得を全体引き上げた上で、この税制についても考えるということですから、これはこの、何年かのこの幅広いスパンのなかで、物事を考えていく。この経済の復活の、このタイミング、あるいはこれからのこのスケジュール感のなかで考えていくわけですので、いつまでと、限って言うんではなくして、先ほど言った順番を間違えないように進めていくことが私たちは大事だと思っています」

 これまた、先ほどの出産・育児の問題と同じでやたら話が長いだけで、具体性が何もない。一度聞いただけでは何を言おうとしているのかさっぱりわからない。読者のみなさんもこれを一読しただけでは、何も頭に残らないだろう。

 しかし、この金融所得課税見送りに関するダラダラした言い訳をあらためて冷静に検証すると、岸田首相の話がなぜ、こんなに長くてつまらないかがわかってくる。都合の悪いことを、聞く気の起きないダラダラ話法でごまかしているのだ。

 実際、その長さに騙されて誰もツッコまなかったが、岸田首相がこのとき語った論理は、以前、語っていたことと完全に矛盾していた。

 岸田首相は、総裁選に向けておこなった9月8日の政策発表の記者会見では「中間層の拡大に向けて分配機能を強化し、そして所得を引き上げる」と発言。「成長の果実の分配や国民の一体感を取り戻すという点において(金融所得課税を)ひとつ考え直す、見つめ直す必要があるのではないか。(金融所得課税の見直しは)さまざまな分配の手法のひとつとして挙げさせていただいた」と語っていた。ようするに、分配によって所得を引き上げるための手法のひとつとして金融所得課税の強化を持ち出していた。

 ところが、この『news23』では、「所得を全体引き上げた上で税制についても考える」などと言っていたのだ。これって、9月8日の政策会見のときに言っていたのとは順序が完全に逆。しかも、金融所得課税見直しの具体的なタイミングについては「この経済の復活の、このタイミング、あるいはこれからのこのスケジュール感のなかで考えていくわけですので、いつまでと、限って言うんではなくして」などと、空疎な言葉を重ねて、具体的なことを最後まで口にしなかった。

 ようするに、岸田首相は、自民党や経済界に圧力をかけられて金融所得課税見直しを引っ込めただけで、それを正当化する理由なんて何もなかった。それで、こんなわけのわからない、中身のない言い訳をダラダラと語ってごまかしたのである。

■嘘つきの安倍、開き直りの菅、ダラダラの岸田、手法は違っても国民に説明する姿勢がないのは同じ

 そういう意味では、岸田首相も結局、安倍晋三や菅義偉と同じで、国民にきちんと説明する気なんて最初からまったくなく、ウソでゴマカシを図ろうとする“詐欺師総理”にすぎない。

 ただし、岸田首相の場合、息を吐くようにウソをついた安倍元首相、説明そのものを拒否して開き直った菅前首相のように横暴にはなりきれない。むしろ、安倍元首相をはじめ、いろんな勢力の顔色をうかがってさらに言い訳が長くなり、自分でも何を言っているのかわからない状態に陥ってしまうこともある。

 その典型が、先の『news23』で選択的夫婦別姓制度について話が及んだときのことだ。星氏から「子育てに関連して女性の働き方のなかで多くの女性が選択的夫婦別姓を早く実現してくれというのがある」「選択的夫婦別姓、切り替えていくという考えはないですか」と投げかられると、岸田首相はこんなことを口走ったのだ。

「えっと、若い女性のみなさんが……若いというか女性のみなさんが、社会で思いっきりこの能力を発揮していただくためには、まずは基本的に兼業・副業などさまざまな働き方が可能になる社会の仕組みが大事だと思っています。そのなかのひとつとしてご指摘の選択的夫婦別姓の問題もあると認識をしています」

 選択的夫婦別姓制度の導入を求めているのは若い女性にかぎったものではないのに「若い女性」と言ってしまったことには岸田首相の問題意識の低さがにじみ出ているが、もっと呆れたのが、「まずは基本的に兼業・副業などさまざまな働き方が可能になる社会の仕組みが大事」と言ったことだ。そもそも、働き方の問題と選択的夫婦別姓制度の導入はまったく次元の違う話なのに、兼業・副業を可能にしてからって、いったい何を言っているのか。

 これまで本サイトでは、安倍元首相や菅前首相の詭弁や嘘に対して「騙されてはいけない」と警鐘を鳴らしてきた。しかし、岸田首相の場合、それ以前に、何を言っているのかを国民に理解されないのではないか。

 だが、それは岸田政権が「無害」ということではない。首相の意味不明なダラダラ話の裏で、3Aによってどんどん国民不在の政策が進めていくだろう。

(水井多賀子)



【NEW】TBS与野党9党首討論会 学生の前で…現金給付は?財源は?子ども・子育ては?【ノーカット】


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/637.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 立憲民主党の選挙センスのなさ 野党にいる「剛腕」に頼ったらどうでしょうか 三遊亭鬼丸の与太噺(日刊ゲンダイ)



立憲民主党の選挙センスのなさ 野党にいる「剛腕」に頼ったらどうでしょうか 三遊亭鬼丸の与太噺
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/296104
2021/10/16 日刊ゲンダイ


山本太郎(C)日刊ゲンダイ

「山本太郎が東京8区からの出馬を断念」のニュースを見て立憲民主党の選挙センスのなさにはホトホト呆れました。

 100人ほどのデモだか屋外集会だか知りませんが「地元で地道に頑張ってた人をないがしろにするな!」と抗議を受けたら途端に萎縮。「困惑している」という他人事のような党首のコメント。石原伸晃はホッとしたでしょうね。今回の選挙もご当選おめでとうございます。

 山本太郎はこれからどこか他の選挙区から出るのでしょうが、今回重要だったのは東京8区という場所です。相手は10回連続当選の強豪。そこに野党統一候補の山本太郎が出れば今回の衆院選一番の注目選挙区。しかも杉並区ならテレビのキー局も近くて取材に行きやすいため連日報道することでしょう。

 報道となれば山本太郎の演説も当然時間多めに放送されるはず。現在はSNSぐらいでしか見ることのない山本太郎の演説が全国放送されれば、どれほどの効果があったことでしょう。ヤジがあれば、そのヤジも拾って説明をする機転。弱者に向けての政治を変えればあなたの生活も変わると訴えられる情熱。放送時間がそれほど長くなかったとしても全国の有権者に今の政治を変える希望を与える演説だと思いますよ。ただこれは東京の選挙区でなければ、強敵相手の野党共闘の象徴でなければできなかったんです。今回も野党は勝てませんね。いやわざと勝たずに野党第1党の党首の座にしがみつきたいんじゃないかとさえ私は疑ってますよ、枝野さん。東京8区の当選ラインが1000票くらいなら100人の声にも耳を傾けなければなりませんが、いつも選挙に行かない層や自民党に不満を持った無党派層の票を獲得しなければ勝てない今回の選挙で、あまりにも選挙戦術が稚拙ですよ。

 そうそう、そういえば昔自民党で幹事長をやってて抜群に選挙を勝たせられる政治家が幸いにも野党にいるので、その方の「剛腕」に頼ったらどうでしょうか。過去政権交代をその方の力で成し遂げたことを忘れてるみたいですけど。

◆10月22日(金)千代田区立内幸町ホールで「鬼丸独演会第80夜」。19時開演、当日券2000円



三遊亭鬼丸 落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/638.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 恩師・宇都宮徳馬長男逝く<本澤二郎の「日本の風景」(4236)<気丈な夫人(臼井荘一長女)介護に安らかに去った恭三さん>
恩師・宇都宮徳馬長男逝く<本澤二郎の「日本の風景」(4236)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30825852.html
2021年10月16日 jlj0011のblog


<気丈な夫人(臼井荘一長女)介護に安らかに去った恭三さん>

 昨日の10月15日午後、平和軍縮派の故宇都宮徳馬長男夫人から、悲報が届いた。長期療養中の夫・恭三さんが亡くなったと。気丈な彼女は、しっかりとした口調で、電話口で明かしてくれた。「本当にご苦労さんでした」と応じるほかなかった。

 僅かな年金で生活できる凡人ジャーナリストは、大恩ある宇都宮さんと恭三さんのお陰で「厚生年金に入っていた」、そのおかげで現在も生きている。それとは関係なく恩師の遺言「ジャーナリストは断じて権力に屈してはならない」を生涯忘れない。言論人は、すべからくこれを死守する使命がある。

 戦争責任者の岸信介を生涯許さず、批判してきた宇都宮さんは、他方で大事に育て上げたNが極右に転向、衝撃的な無念からの遺言だから、その言葉の重みを感じて、今も毎日、ペンを握って折れることはない。左右に屈せず、是々非々を貫く。権力の不正腐敗に対して、妥協することをしなかった見事な政治姿勢を、河野洋平さんや故土井たか子さんらが、戦後日本の稀有な「平和軍縮派」を崇敬して当然だった。

 人は「戦闘的リベラリスト」と呼んだ。行動する国際的政治家・行動する言論人だった。右翼に屈することはなかった。長州や薩摩に対抗して屈しなかった、佐賀・鍋島藩の英傑・宇都宮太郎(陸軍大将)の精神が五体にみなぎっていたのだろう。

 日中友好など国際的活動の原動力が、自ら立ち上げた肝臓の特効薬で有名な「ミノファーゲン製薬」だった。恭三さんは、実弟と共に営業の第一戦に立って、業績を拡大した。いわば真面目を絵にかいたような息子たちが、縁の下の力持ちだった。

 甘草を原料とする「キョウミノ」は、免疫力を高める、ほとんど副作用のない妙薬である。危ないワクチンを打つのであれば、こちらを選択したい。

<政界入りを拒絶、政治の世襲を拒否した恭三さん夫妻>

 ところで、昨今の永田町に政治家はいない。政治屋ばかりだ。しかも、政治姿勢は言うまでもなく、政治家としての資質が低すぎて話にならない。世襲議員ばかりが横行している自民党である。追い打ちをかける言論界の凋落である。結果、野党議員までが腐臭をまき散らしている。

 宇都宮さんが、生きて岸の孫たちの改憲軍拡論を目撃したら、どうだったろうか。恥ずかしくて日本に住めなかっただろう。ことほど極右政治に怒り狂ったはずである。それに気付こうとしない多くの国民!?

 日ごろから、宇都宮政治を見せつけられてきた恭三夫妻は、政治の世襲に反対していたと思われる。恭三さんの政界入りを画策した政治家がいたが、夫妻とも妥協しなかった。父親の薫陶が生きていたのだろう。

 夫人もそうだった。彼女は千葉の名門の三木派・臼井荘一(元総務長官)の長女。古武士のような雰囲気をまき散らしながら、その実、穏健リベラルそのもので人格者だった父親の血を引いているが、政治嫌いで知られている。臼井家は息子の日出男(元法相)から現在は、孫が県議という。いずれ政界に打って出ると見られている。 

<「ミノファーゲン製薬」は宇都宮恭三夫妻長男・徳一郎君が率いて安泰>

 宇都宮さんが創業した「ミノファーゲン製薬」は、既に恭三さんから、長男の徳一郎君の時代に入り、新たに新薬を次々に世に送り出している。

 超有名な「キョウミノ」を最寄りの医院で打とうとしてお願いしたら、宇都宮さんの会社のものでなかったので断った。ということは、その薬の効果よろしきをあ得て、他社でも真似て製造販売しているのだろう。

 「ともかく、この薬は副作用がなくて、免疫力を高めてくれる。白血球を活発化させる。だから俺は、毎日打って社長自ら実験台になっているんだよ」と自信満々の創業者の言葉が思い出される。

 徳馬さんも恭三さんも天界で徳一郎君の活躍を見守っている。14億人の中国でも人気を博しているようだ。日中友好の扉を開いた徳馬さんを、今は14億人の人たちの健康に一役買っている。

 ともあれ、恭三さんに代わって大変苦労した介護者の夫人に「ご苦労さん」と御礼も言葉かけたい。人生は一瞬、日々大事に大事にして生きる、これが人間の宿命でもある。

2021年10月16日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK283] “ビッグマック指数”でも明白 日本人が世界で爆買いできる時代はもう来ないかもしれない 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ)



“ビッグマック指数”でも明白 日本人が世界で爆買いできる時代はもう来ないかもしれない 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/296106
2021/10/16 日刊ゲンダイ


(C)日刊ゲンダイ

 別表のランキングは、英誌エコノミストの“ビッグマック指数”だ。世界各国で販売されているマクドナルドのハンバーガー「ビッグマック」の売価を調べたもので、その国の物価や経済力を表すひとつの指標とされる。

 今年7月の調査によると、日本は57カ国中32位で390円(1位のベネズエラは現在ハイパーインフレ中のため除外する)。実質1位のスイス(793円)の半額で、アメリカやユーロ圏、韓国にも抜かれ、現在のレートだと中国にも僅差だが下回る。日本より安いのはアジア諸国や南米、ロシア、中東、東欧の国々。指数がその国の経済力を表すなら、日本はいまや世界の下位グループということになる。

 先週、世界各国の購買力平価の1人当たりGDPで日本は30位だと書いたが、ハンバーガーの値段ひとつとっても、やはりもはや日本は豊かな国とは言えないと思う。

「日本は治安が良く、人々は親切で礼儀正しい」――これは日本を訪れた外国人観光客が口にする定番のセリフだが、近年ではそこに新たな評価が加わった。

「日本製品は質が良いうえに、安くて素晴らしい」

 以前なら考えられなかったことだ。

 いまはコロナで見かけなくなったが、銀座などのショッピング街で重そうなスーツケースを押しながら中国人が日本製品を“爆買い”するさまは、バブルのころ、ヨーロッパに買い物ツアーに出かけていた日本人の姿をほうふつとさせた。観光地や温泉でも、外国人観光客は大きなお得意さまだ。日本の経済力が低下する一方で世界各国の経済力が上昇するに従い、外国人観光客がかつての日本人と同じ振る舞いをするようになった。そして彼らの需要に依存しなければ、旅行業やホテル業、小売業などはやっていけなくなっている。コロナが落ち着けば、やがて世界の旅行者は戻ってくるだろう。だが、過ぎし日のバブルよろしく、日本人が外国に出かけて“爆買い”できる日が再び訪れることは、もうないのかもしれない。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は国会の代表質問で、2012年の安倍内閣発足以来、1億円以上の資産を持つ世帯数は1.6倍、資産額は1.8倍に増えたのに対し、12年を100とした実質賃金は19年までに95.6まで下がり、20〜30代の貯蓄ゼロ世帯は2倍近くに増え、世帯消費は10%近く下がっていると指摘した。

 かつて“1億総中流”といわれた日本だが、ここまで貧富の差が開いているのが現実だ。この格差を是正して全体の賃金を底上げし、消費を上げていかなければ、負のサイクルが終わることはないだろう。



三枝成彰 作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/640.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <日曜討論・山本太郎>「有権者の皆さん、政権を交代させてください」「給付金を出すとか寝言は寝てから言っていただきたい」








【NHK】日曜討論 れいわ新選組・山本太郎(2021年10月17日)


00:59〜 文字起こし

選挙の前までには十分時間ありましたよね。

100日以上ありましたけれども国会開かず新たな
保証も付けず給付金も出さなかったいったい何
やってたんですか。

一方でこの選挙において給付金を出すとか補償を
するとか成長させるとか寝言は寝てから言ってい
ただきたい。

有権者の皆さん、政権を交代させてください。

れいわ新選組は皆さんの使えるお金を増やしていきます。







NHK「日曜討論」れいわ山本太郎氏のフリップ映さない不自然映像 立花氏「もめてた」
https://www.daily.co.jp/gossip/2021/10/17/0014767958.shtml
2021.10.17 デイリースポーツ


山本太郎氏

 衆院選の公示を19日に控え、17日放送のNHK「日曜討論」では与野党幹部が集結し、討論を行った。途中、れいわ新選組代表の山本太郎氏がフリップを取り出すと、フリップが映らないように横から撮影された。

 不自然なカメラワークにツイッターでは「正面から撮らないって露骨すぎ」という声も上がった。しかし、出演した「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」党首の立花孝志氏は「フリップは使用禁止のルール」で、放送後に山本氏とNHKスタッフがもめていたことをツイッターで明かした。

 番組には甘利明自民党幹事長、福山哲郎立憲民主党幹事長らが集まり、議論を展開した。中盤、岸田文雄首相が経済政策として掲げる「成長と分配」の財源をテーマにした場面で、山本氏は「こちらをご覧ください」と「消費税収と法人税収の減少額」の推移をグラフ化したフリップを取り出し説明。その後も2枚のフリップを掲示した。

 ところが、山本氏は2枚目のフリップを手にした時点でNHKのカメラは山本氏を横から撮影。正面を向けたフリップが映らないような映像となった。山本氏はそれに気づき、カメラがある右を向き「抜いてくださいね、ちゃんと」とフリップをカメラに向けた。その後、山本氏がフリップを下げるとまた正面からの映像に切り替わった。

 立花氏は放送後にツイッターで「山本太郎さんとNHK制作スタッフ、放送終了後もめてた」と明かした。つづけて「フリップは使用禁止のルール。ラジオでも放送してる肉声のみで説明して下さいが、NHKの説明。」とつづった。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 枝野氏を首相にと思う主権者は少ない(植草一秀の『知られざる真実』)
枝野氏を首相にと思う主権者は少ない
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-ee83df.html
2021年10月17日 植草一秀の『知られざる真実』


衆院総選挙が10月19日に公示される。

投票日は10月31日。

安倍・菅政治が9年近くにわたって持続し、政治の劣化が目を覆うばかりになった。

菅内閣の支持率が3割を割り込み、自公が野党に転落することも現実味を帯びた。

しかし、9月3日に菅義偉首相が辞意を表明して以来、情勢が急変した。

自民党は党首選出に1ヵ月の時間をかけた。

この間、主要メディアが自民党の広報機関と化した。

新自由主義路線継承を色濃く表出した河野太郎氏がメディアの誇大宣伝にかかわらず失速。

新自由主義政策路線からの転換を唱える岸田文雄氏が新しい党首に選出され、10月4日に岸田文雄内閣が発足した。

菅義偉首相の辞任によって自民党の支持率は大幅に上昇した。

岸田文雄氏は「政治とカネ」疑惑に対する十分な説明責任を果たしていない甘利明氏を自民党幹事長に起用。

この結果、岸田内閣の支持率は政権発足時としては異例の低さとなった。

岸田氏は甘利明氏を幹事長に起用すれば国民から批判を受けることを認識した上で、あえて甘利氏を起用したと見られる。

背景には野党第一党の不人気持続がある。

甘利氏起用でも与党過半数割れはないとの読みがあるのだろう。

本来は政権交代に向けての期待感が沸騰する局面。

ところが、その高揚感はない。

最大の理由は野党第一党の立憲民主党に有権者の政権刷新実現への期待を呼び起こす迫力がないことにある。

政策を基軸に党派を超えて強い連帯を構築する。

強固な選挙協力を実施して与党を過半数割れに追い込む。

この気魄がなければ政権交代を実現することは難しい。

自公は立憲民主と共産の共闘を「野合」と批判するが、自民党もかつて基本政策で対立する社会党と連立政権を構築している。

これまでの自公政治に正面から対峙し、自公政治の腐敗を厳しく追及してきた共産党こそ、野党の要の地位を確立している。

立憲民主党が政権刷新を求めるなら、共産党と強い共闘体制を構築しない選択はない。

ところが、立憲民主党が共産党との共闘体制構築に背を向けている。

枝野幸男氏は記者に対してこう述べた。

「「野党共闘」というのは皆さんがいつもおっしゃっていますが、私の方からは使っていません。

あくまでも国民民主党さんと2党間で連合さんを含めて政策協定を結び、一体となって選挙を戦う。

共産党さんとは(共産、社民、れいわの3党と一致した政策に)限定した範囲で閣外から協力を頂く。」

枝野氏は共闘の対象は国民民主と連合であって、共産、社民、れいわとは共闘しないと述べている。

総選挙に向けて共産党が候補者擁立を取り下げて野党候補の一本化に尽力している。

共産党の支援なしに当選できる立憲民主党候補者は多くない。

しかし、その立憲民主党が共産党に対して非礼な対応を続けている。

連合は本来の労働組合と大企業御用組合の寄り合い所帯だが、現在の連合を支配しているのは大企業御用組合。

大企業御用組合の使命は左派陣営の分断にある。

左派陣営を「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」に分断し、対米隷属政治を維持すること。

これが大企業御用組合の使命だ。

連合の大企業御用組合が連合の六産別。

連合は会長が神津里季生氏から芳野友子氏に交代したが、芳野氏が早速「共産党との閣外協力あり得ない」と叫んでいる。

立憲民主党の枝野幸男氏は、立憲民主党は共産党、社民党、れいわと共闘せずに、国民民主党、連合と共闘すると述べている。

これでは共産党を含む野党共闘は大きな力を発揮しないだろう。

日本政治刷新を求める主権者の多くも立憲民主党を支援しないだろう。

枝野幸男氏は10月13日の記者会見で

「ぶれ続ける岸田首相を選ぶのか、一貫している枝野を選ぶのかが争点だ」

と述べたが、枝野氏が野党共闘に背を向けていることを踏まえれば、政治刷新を求める主権者であっても、枝野氏よりは岸田氏の方がまだましと判断することも多いのではないかと考えられる。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK283] ポスト岸田・林芳正が「メディア禁制朝食会」で語ったこと ホテルニューオータニの一室で…(FRIDAY)
ポスト岸田・林芳正が「メディア禁制朝食会」で語ったこと ホテルニューオータニの一室で…
https://friday.kodansha.co.jp/article/209930
2021年10月15日 FRIDAYデジタル


会場に入っていく林氏

緊急事態宣言が明けたとはいえ、10月8日朝の東京・紀尾井町『ホテルニューオータニ』は人影もまばらだった。そんなホテル内において、宴会場『鶴の間』にだけは、黒や濃紺のスーツ姿の男性たちが次々と入っていく。女性秘書を伴って、その会場に現れたのは、自民党の林芳正元文科相(60)だ。

「この日、林氏の朝食勉強会が開かれたのです。メディアには公開せず、現職議員や支援者などだけで開催されました。本当は9月中旬に開かれる予定だったのですが、緊急事態宣言の延長により、この会も順延されたのです。林氏は宏池会のナンバー2ということで、岸田文雄総理もやってくるのではという話も出ていました。結局、この前日に関東を中心に震度5弱の地震が起きたこともあり、岸田総理は姿を見せませんでした」(出席者の一人)

総理の姿はなかったとはいえ、出席者の数は100名は優に超えていたという。会の中で林氏はこう挨拶した。

「皆様のおかげをもちまして岸田総裁を誕生させることができました。誠にありがとうございました」

林氏はいままさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。林氏は今年7月に衆院への鞍替えと、山口3区からの出馬を表明。しかし、同区は二階派の河村建夫元官房長官の選挙区であるため、候補者調整が懸念されていた。しかし、10月1日に自民党の山口県連は林氏を推薦することを党本部に申請したのだ。自民党中堅議員が語る。

「山口県連が推薦を決めたのは、岸田総裁誕生のわずか2日後のことです。河村氏は抵抗を示していますが、二階(俊博)氏も幹事長でなくなったいま、林氏の公認が濃厚でしょう。林氏はかねてから、総理総裁への意欲をみせてきましたが、参院であることがネックだった。次の衆院選で、その課題が解消されれば、より一層本腰を入れるでしょう」

林氏は10月8日に発売された文藝春秋11月号でも、岸田政権が発足したばかりにもかかわらず、次期総裁選への意欲を見せている。

林氏は朝食会で「しっかり岸田政権を支えていきたいと考えています」と語ったというが、その発言を額面通り捉えている人間はいないはずだ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/643.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 戦争を強烈に推進する創価学会・公明党の呆れた「反戦平和主義」
戦争を強烈に推進する創価学会・公明党の呆れた「反戦平和主義」

創価学会教祖である池田大作は著書「人間革命」で、「戦争ほど悲惨なものはない。どんな理由があろうとも戦争をしてはならぬ。」と繰り返し言っていました。

ところが、

公明党・冬柴幹事長 「戦争反対は利敵行為」

公明党の冬柴鉄三幹事長は十六日のNHK日曜討論で、イラクへの査察について
「ベーカーさん(駐日大使)は査察の成功はアメリカが圧力をかけているからですよとおっしゃっていた。その通りだ」
と強調し、
「戦争反対」といってアメリカの圧力を抜くようなことは「利敵行為」、「解決を先延ばしする」とのべ、世界各国に広がる反対世論を敵視する暴言をはきました。
 同席した日本共産党の市田忠義書記局長は、「重大な発言だ」とのべ、「利敵行為をやめようと思えば、戦争をやればいいということになる」ときびしく批判。「査察を継続して平和的に解決すべきということも利敵行為となる」と指摘し、撤回を要求。冬柴幹事長は撤回しませんでした。
 冬柴幹事長は、同日のテレビ朝日の報道番組でも暴言を連発。「査察継続はいいんだが、それはサダム・フセイン(イラク大統領)の喜ぶところ」とのべ、査察継続を求める各国を批判。継続を求める「フランス、ドイツ、ロシア、中国は間違っているのか」と司会者(田原総一朗氏)に問われて、「間違っていますよ」と断言しました。
 アメリカがねらう、フセイン体制の転覆に日本は賛成するのかという質問にたいしても「世界中が賛成するんではないか」と全面的に支持する態度を明らかにしました。

https://www.t-ichida.gr.jp/mado/data/2003/mado_20030217_02.html

2003年3月10日
公明党がアメリカによる国連決議なしの武力攻撃を認めた。
そのとき自民党の中曽根・宮沢・森および保守党の海部は
小泉にアメリカによる武力攻撃を思いとどまるよう進言しろと説得をしていた。

2003年3月11日
アメリカは国連決議を延期し、イラクへの武力攻撃自体を延期した。
アメリカがイラク攻撃を決定する前に、自民党がまだ割れていた時期に・・・・
公明党はイラク攻撃賛成を公言し、創価学会はそれを無視するどころか
全く無批判に公明党を支持し続けてきた。

創価学会はイラク10万人の人々の命を見殺しにした謗法与同の人殺しの団体です。

http://mildsevenxx.fc2web.com/page013.html

矛盾だらけの創価学会の「平和主義」に呆れた創価学会員と創価大学職員が、安保法案に反対する署名運動を始めたところ、たくさんの信者から嫌がらせ、罵倒、メール爆弾攻撃などを受けて衰弱してしまったという。

創価大学出身のジャーナリストいわく、「上層部には創価学会の意向に不満を持つ異端と映り、“反逆者は叩き潰せ”と指示を出したと思う」と分析している。

“仏敵”と罵倒…創価学会「安保反対サイト」に陰湿な嫌がらせ
日刊ゲンダイ 2015/08/20号

改めて宗教の恐ろしさというか、危険な一面を垣間見た気がする。
 創価大学の教員や学生、OBが今月11日に立ち上げた安保法案に反対する署名サイト「安全保障関連法案に反対する創価大学・創価女子短期大学関係者 有志の会」。反対署名はみるみる増えて、18日までに1300人が集まった。瞬く間にこれだけの署名を集めた行動力、団結力は「さすが」だが、一方でサイトの発起人に対する嫌がらせが始まっている。

 署名サイトの呼び掛け人のひとりである創価短大教員の氏家法雄氏がツイッターでこんな苦悩を吐露しているのだ。

〈早速ですけど、家族に対する嫌がらせがはじまりました。勘弁してください〉

〈今回の案件で「仏敵」認定の第一号は私の母親です。有志の会を立ち上げた翌日「仏敵、反逆者、泥を塗りやがって」と罵倒されました〉

もうひとりの呼びかけ人、創価大教員の佐野潤一郎氏もツイッターで、

〈最近、「仏敵」と罵声を浴びせかけられることが多い〉
〈苛烈な戦いの中で、心が折れそうになったり、疲れて涙も出ないことがある〉
と漏らしていた。

 ほかの呼びかけ人も無言電話や正体不明のメール攻撃などの被害を受けているそうだ。

 創価学会について長年取材しているジャーナリストの乙骨正生氏が言う。

「創価学会の正体見たり、と言いたくなるエピソードです。反戦平和を掲げる創価学会の内部から、“安保法案反対”の声が出るのは当然なのに、公明党を側面支援しようとする組織上層部がそうした声を抑えつけてきたのでしょう。
ところが、学識があり人権意識が高い人たちは、そうした矛盾と欺瞞に耐え切れなくなり、勇気を振り絞り、反対署名サイトの立ち上げに踏み切ったのだと思います。
それが上層部には『不満分子』と映り、“反逆者は叩き潰せ”となっているのでしょう」

 だとしたら、言論の自由も何もないが、氏家氏は4日間で体重が4キロも落ちてしまったという。やりきれない話である。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162899

2003年 3月20日 アメリカがイラク攻撃を開始。

以後,池田大作教祖は無言。

イラク戦争のさなか、お金で買った顕彰授受に明け暮れる。

聖教新聞はイラクの戦禍を伝えず、勲章まみれの池田大作の写真のみを掲載。

公明新聞はありもしない大量破壊兵器の存在をでっちあげ「非はイラクにあり」を連呼する。

創価学会にとって、イラク10万人の命などごみ同然。


池田教祖がノーベル平和賞を欲しがるなんてトンデモ無い事が分かるでしょう。

別にどんな事があっても平和を求める宗教者ならともかく、

大量破壊兵器保有疑惑があるから、テロ戦争だから、アメリカが言うから仕方ないというのは政治家の感覚です。少なくとも宗教者じゃないでしょう。

https://ameblo.jp/cultsoudan/entry-12701361655.html

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/644.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「Dappi」疑惑をTBS『報道特集』が徹底取材・・・自民党による卑劣な情報工作か!? 
「Dappi」疑惑をTBS『報道特集』が徹底取材・・・自民党による卑劣な情報工作か!?
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-23d270.html
2021年10月17日 くろねこの短語

 東京新聞以外のメディアがスルーを決め込んでいた「Dappi」疑惑を、TBS『報道特集』が取り上げた。「Dappi」疑惑ってのは、政党がネットを使ってデマやフェイクニュースを垂れ流して情報工作をするという組織ぐるみの犯罪で、これが罷り通るとなると民主主義の根幹を揺るがす由々しき問題なんだよね。


 たまたま「Dappi」疑惑は立憲民主の若武者・小西君が起こした訴訟でその実体が白日の下に晒されつつあるけど、それ以外の匿名アカウントを使ってただいま現在も情報工作が行われているかもしれないんだね。  だから、衆議院選挙を前に、この問題を放置しておくってのは、極めて危険なことなのだ。代表質問で立憲民主の姉御・森君が「Dappi」疑獄について熱弁をふるったが、それすらTVニュースはカットしてましたからね。ひょっとしたら、この問題を掘り下げていくと、自民党とメディアの蜜月関係も表に出てきちゃう可能性があるからってことだったりして。妄想だけど。

「Dappi」情報工作巡り立民・森裕子氏「卑劣な行為、やらせるな」 参院代表質問 首相は原則論答弁

 聞くところでは、ドリル小渕君だけでなく、ヘタレ総理や口利きワイロの睡眠障害・甘利君の名前も浮上してきているらしいから、「Dappi」疑惑は選挙後も徹底して追及する必要があるだろう・・・・てなことを我が家のドラ猫に囁いてみる亜呂模様の日曜の朝でる。

岸田首相はDappi疑惑を放置して衆院選を戦うのか






http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/645.html

   

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