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2021年10月11日05時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] <「モルヌピラビル」年内にも特例承認へ>開発が進むコロナ治療薬 「飲み薬」だからこそ期待が大きい(日刊ゲンダイ)



開発が進むコロナ治療薬 「飲み薬」だからこそ期待が大きい
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/276815
2021年10月09日 日刊ゲンダイ


「モルヌピラビル」(米メルク社提供)

 新型コロナウイルスとの闘いに光が見え始めた。ワクチン接種が進む一方で、新たな治療薬が続々と開発されていて、中でも、自宅で服用できる経口治療薬=飲み薬への期待が高まっている。

 メルク社が開発中の経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」が、重症化リスクのある新型コロナウイルス感染症の患者に対し、「入院と死亡のリスクを半減させた」とする臨床試験の中間結果が発表された。臨床試験は発症から5日以内の軽度から中等度と診断された患者775人を対象に実施され、5日間にわたり1日当たり2回投与を受けた患者のうち、入院となったのが7.3%で、死亡者はゼロ。一方、プラセボ(偽薬)を投与されたグループの入院率は14.1%、死亡は8人だった。

 こうした結果を受け、日本政府は年内にもモルヌピラビルを特例承認して実用化する方向で動いている。今回の臨床試験データはあくまでメルク社のプレスリリースで発表されたものだが、期待できるのか。米国の研究機関で抗体製剤の開発研究をしていた岡山大学病院薬剤部の神崎浩孝氏は言う。

「モルヌピラビルは、『RNAポリメラーゼ阻害薬』といわれるタイプの抗ウイルス薬です。ウイルスが侵入し、RNAを複製する際に必要なRNAポリメラーゼという酵素の働きを阻害することで、ウイルスの増殖を抑制します。抗インフルエンザ薬のアビガンと作用機序は同じで、モルヌピラビルももともとはインフルエンザ治療薬として開発が進められたものでした。新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスはいずれもRNAウイルスで、同じような過程で増殖します。そのため、ターゲットとするウイルスを変更して“転用開発”しやすいといえます」 

日々の生活の不安を解消できる

 臨床試験の結果では、短期の検証で副作用も認められず、米国では年内にも緊急使用が承認される可能性が高まっている。そうなれば、新型コロナウイルスに対する初の経口治療薬となる。

「効果がきちんと認められることが大前提として、モルヌピラビルに期待がかかる大きなポイントは『飲み薬』だという点です。中等症から重症の患者に使われている抗ウイルス薬のレムデシビル、分子標的薬のバリシチニブ、ステロイド薬のデキサメタゾンは、すべて経口薬ですが、状態が悪化して入院が必要になってから使用されます。一方、酸素投与を必要としない軽症または中等症の治療で使われている『ロナプリーブ』と『ソトロビマブ』は、いずれも点滴で投与するタイプで、現時点では、基本的に医師によって投与してもらわなくてはなりません。そのため、デルタ株が猛威を振るっていた時期のように医療が逼迫している状況では、最大限の恩恵にはあずかれないといえます。しかし、重症化して入院が必要になる前に、自宅で薬を飲んで対処できるようになれば、医療逼迫の解消につながります。何より、これまでは対処法がなかったウイルスに対し、薬を飲めば改善が見込めるという選択肢ができることで、日々の生活の不安が解消される。通常の暮らしを取り戻すための大きな一歩になるといえるでしょう」(神崎氏)

 モルヌピラビルだけでなく、新型コロナの経口治療薬はいくつも開発が進んでいる。同じRNAポリメラーゼ阻害薬では、ロシュ社と中外製薬が手掛ける「AT-527」の臨床試験が最終段階まで進んでいて、来年早々の申請が予定されている。

 ファイザー社や塩野義製薬は、細胞内でウイルスが増殖する際に必要なタンパク質の切断を担う酵素の働きを阻害する「3CLプロテアーゼ阻害薬」と呼ばれるタイプの経口抗ウイルス薬を開発中で、いずれも臨床試験が進んでいる。

 ワクチンと経口治療薬が出揃うことで、これから新型コロナは季節性インフルエンザのような感染症に近づいていく期待を持てるようになる。マスクや手洗いといった感染対策と合わせ、やっと“出口”が見えてきたといえるのではないか。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/543.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 富裕層の金融所得課税、当面見直さずby岸田、早くもヘタレっぷり露呈(まるこ姫の独り言)
富裕層の金融所得課税、当面見直さずby岸田、早くもヘタレっぷり露呈
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-5c4def.html
2021.10.10 まるこ姫の独り言


総裁選に名乗りを上げた当初は、再調査に前向きな発言をしていたが、すぐに軌道修正をし「再調査は必要ない」に変る。

赤木雅子さんが岸田にあてた手紙は「しっかり受け止める」とはいうものの、それで終わり。

自民党総裁選で掲げた金融所得課税の強化について、早くもトーンダウンで当面見直さずだと。

金融所得課税、当面見直さず 岸田首相
 10/10(日) 8:20配信 時事通信

>岸田文雄首相は10日のフジテレビ番組で、自民党総裁選で掲げた金融所得課税の強化について、「当面は金融所得課税に触ることは考えていない」と述べた。

>首相は「すぐやるのではないかという誤解が広がっている。しっかり解消しないと関係者に余計な不安を与えてしまう」と釈明した。


ヤフコメでは、この発言に称賛の声が飛び、もっと税率を低くすべきだとか、税率を上げたら海外投資家が逃げていくという、いつものお約束コメントが圧倒的だ。

これは株を持っている人の言い分だが、多くの人はそれほど株に関係ない暮らしをしている。

だから岸田の総裁選で掲げた金融所得課税の強化に期待していた人もいるのではないか。

それをあっさり「当面見直さず」

見直さないという事は、これからもやる気なしという事だ。

こんなに早い変身では、総裁選で掲げた事すべてを引っ込める日も近いだろう。

ヤフコメではいかなる増税も許されないというが、これ以上庶民から増税は許されないが、持てる者から応分に負担してもらうことはできる。

これは野党も言ってきたことだ。

それさえ放棄していたら、どうやったら国の財政が持ちこたえられるのか、教えて欲しい。

今までの自民党政権は、庶民からなにがなんでも搾り上げてきて、持てる者への増税をしてこなかった。

それを岸田は、総裁選で熱く語った事を受けて、多分、富裕層やら大企業やらから突き上げを食らったのだろう。

だからこその方針転換。
分かりやすい(笑)

「成長無くして分配はない」は安倍が行ってきた政策だ。


アベスガ政権の9年間、成長を待っていても何の分配も無かったしトリクルダウンは起きなかった。

むしろ、「再分配無くして成長はない」に発想を変えた方が消費を促す活力になると思うが。

しかし、総裁選で行っていたことを選挙が始まる前にはどんどんトーンダウン

総裁・総理からしてこれだけのトーンダウンは、衆院選の自民候補の素晴らしい公約は信じない方が懸命だ。

信じてバカを見るのは国民だから。

私が疑り深いだけかもしれないが、これだけ疑り深くしたのは、今までの自民党の政権運営や、不祥事、「政治と金」問題がルーズ過ぎた事だと言うのを忘れてはいけない。

選挙になると、庶民のための政策を言い、あれもやる、これもやると言うが、勝つとみんな忘れてしまう。

本当に出来るのならずーっと自民党政権だったアベスガ政権で出来た筈だ。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/544.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 立憲内部崩壊証明 東京8区 他党協力党内調整内紛中 
立憲内部崩壊証明 東京8区 他党協力党内調整内紛中
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51998731.html
2021年10月10日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


山本太郎が立民と協議 東京8区で話がついて
2日後に大会で発表する 
だから10月6日だろう
10月7日即 新宿南口街頭記者会見と決め
準備活動を始めたのだから

***

立憲民主党の平野選挙責任者
立憲民主党代表代行(筆頭・党務総括)、選挙対策委員長。同大阪府連合特別代表

小沢氏に力を借りたい これから
枝野氏にイヤミの注射が始まった

平野氏が「それでいこう」
と 吉田晴美氏当選応援措置 

参議院引退議員後継へ嵌め込みで
選挙対策人事を内定し
枝野が自動承認 そして吉田晴美候補者に辞令
の流れだったのだろう

***

ここからが問題
小沢パージは表面握手だけだった
枝野統帥権=小沢パージは続行中なのだ

枝野内諾の裏手続き=平野は干され
裏選挙対策本部長は枝野兼任となる

普通の組織なら
N02=立憲民主党筆頭代表代行
なら200%表見代理人だから
このような紛争にならない

立憲は組織崩壊した
枝野の傲岸参謀的な動きで
民主党が破綻したように
今回も 地震7レベル震源地枝野だ


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/545.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 10代へのワクチン接種停止求め7万5千筆超の署名を提出 岡山の市民団体(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2044126.html
http:/


 新型コロナウイルスによる死者・重篤者がほとんどいない子供たちへの新型コロナワクチン接種の停止を求める署名7万5825筆が10月9日、要望書とともに後藤茂之・厚生労働相宛てに送付された。岡山・倉敷新型コロナ感染対策市民審議会(代表・片岡徹也)が7月2日から、オンライン署名を全国に呼び掛けていた。


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1010署名簿

 反響は、署名開始から大きかった。同会は夏休みの集団接種を警戒し、7月15日にも2万7272筆分の署名を郵送している。その後、児童・生徒へのm(メッセンジャー)RNAワクチン接種が進み、厚労省の副反応検討部会で接種後の死亡や重篤な副反応疑い報告が増え始めたため、急きょ提出を決めた。


 同ワクチンの接種は、5月にファイザー社製が16歳以上から12歳以上に、7月にモデルナ社製が18歳以上から12歳以上に引き下げられている。


 今回郵送した署名は10月6日分までのもの。厚労省が査収するのは、11日の見通し。


 要望書では、副反応疑い報告に関する分かりやすい情報公開と周知の徹底や、医師による副反応疑い報告がしっかり上がるための改善、ワクチン接種における差別や強制などを防止する啓発資料の作成と配布・掲示、ワクチン接種によって集団免疫を獲得できると誤認し得る誇張表現についての是正の検討、若年男性の心筋炎のリスクを踏まえ、対象者への接種勧奨と努力義務の停止検討などを求めている。


 厚労省は「接種を受けることは強制ではありません」としているが、接種を選択しない場合は社会活動が行えなくなることから事実上の強制になっているのが実態だ。児童・生徒の場合は、修学旅行などの学校行事や部活動の遠征、受験や就職活動などを通じ、接種を求められる環境にある。
 
 同ワクチン接種による副反応報告は増える一方だ。10月1日の副反応検討部会の報告では、接種後の死亡が1233人に達した。10代では3人が死亡、90人が重篤とされている。一方、10代の新型コロナ感染者(実際はPCR検査陽性者)の死亡は10月5日時点で3人(提出時点では2人)、重篤者は0人である。有害無益ではないか。


 しかも、接種後に死亡した10代3人のうち、1人は自殺で因果関係について「関連なし」、2人が「評価不能」。9月16日にモデルナ社製ワクチンを接種し5日後に脳出血で亡くなった15歳男子は、脳動静脈奇形の基礎疾患があり、接種の可否を医師に相談した上で接種を勧められたと思われる。同ワクチン接種をめぐる医師への金銭的な優遇が影を落とす。


 一方、10代の新型コロナ感染者の死亡3人のうち、2人は基礎疾患があった。もう1人は事故死と思われる。2人のうちの一人は「成人に近い10代」と伝えられる。


 「新型コロナウイルス感染症陽性10代の死亡は大きく取り上げられる一方、接種後の死亡についてはほとんど報道されません」と、片岡代表は肩を落とす。同会は10月5日、同1日の副反応検討部会で報告された10代2人の死亡について、各報道機関に報道するよう要望書を提出している。


 片岡さんが同会を組織したのは、自身が看護師であることが関係している。 2020年春ごろから新型コロナ騒動に違和感を抱き、PCR検査や感染症対策の科学的根拠が不明ではないかと気になっていた。国際協力で途上国のワクチン接種行政や活動に関わった経験があり、ワクチン一辺倒の流れとそのリスクを危惧していた。年が明け接種の流れが加速してくると、保健所や市議会議員に掛け合ったが、手応えがなかった。個人で意見を伝えるのではなく、組織として伝えた方が効果的と考えた。


 署名の目標は10万筆。11月中の達成を目指す。「署名活動に法的拘束力はないが、社会や市民一人ひとりにインパクトを与えることができる」と片岡さん。これまで非常事態宣言や感染症対策、仲介を引き受けてくれる国会議員がいないことから郵送を余儀なくしたが、直接の手交を模索する。


 9月3日には、読売新聞全国版朝刊に「本当に必要ですか? 子どもへのワクチン」と問い掛ける意見広告を掲載した。さらに、全国で同じ志の人々が各地元の地方紙での意見広告掲載に取り組んでおり、協力しながら進めている。


 「今回のコロナで、私たちの文化や生活がどんどん失われている気がする。接種後死亡者の副反応疑い報告がこれほど上がっているワクチンについて、いまだに接種を推奨していることも疑問で仕方がありません。違和感を感じている一人ひとりが同じ思いの人とつながり、行政や議員に意見を伝えていける動きが活性化するように頑張っていきたい」と話す。


 副反応被害ばかりが拡大する人類に初めてのワクチンを止められるかどうかは、われわれ国民の意識と行動にかかっている。


■参考情報
提出した要望書


同会署名ページ

Screenshot 2021-10-10

https://www.voice.charity/events/112


■関連記事





http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/546.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 共産支援消滅なら立憲大惨敗か(植草一秀の『知られざる真実』)
共産支援消滅なら立憲大惨敗か
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/10/post-9303af.html
2021年10月11日 植草一秀の『知られざる真実』


衆院総選挙は10月19日に公示され、10月31日に投票日を迎える。

目前に迫っている。

今回選挙は事実上の任期満了選挙。

想定される選挙期日のなかでもっとも遅いタイミングでの選挙。

政権刷新を目指す勢力は何年も前から準備を重ね、満を持して衆院選公示に臨む局面。

ところが、この期に及んで自公政権打倒を叫ぶ側の準備ができていない。

現在の選挙制度は小選挙区制が基軸だから、反自公陣営は候補者を一本化しなければ勝利を勝ち取れない。

基本政策を共有して連帯し、候補者を一本化することが勝利の方程式の一丁目一番地。

基本政策を共有しない勢力が共闘するのは野合。

仮に政権を奪取できても政策運営で躓く。

閣内不一致で政権が空中分解してしまう。

したがって、基本政策を共有することが必要不可欠。

「政策連合(オールジャパン平和と共生)」は

政策基軸、超党派、主権者主導

で大同団結し、候補者を一本化することを提唱してきた。

基本政策として、平和主義堅持、原発ゼロ、共生の経済政策

を掲げてきた。

共生の経済政策として

消費税減税・廃止、最低賃金全国一律1500円政府補償、生活保障法制確率、奨学金徳政令、一次産業戸別所得補償

を掲げた。

基本政策を共有して大きな連帯を構築して候補者を一本化する。

これが「政策連合」の主張。

その際、問題になるのは共産党との共闘。

共産党と基本政策を共有できないなら共闘すべきでない。

共産党と基本政策を共有できるなら共闘すべきだ。

単純なこと。

この点で立憲民主党のスタンスがあいまいであることが最大の問題だ。

これまで指摘してきているように、自公体制を維持しようとする勢力は反自公陣営の分断を目指してきた。

本尊はCIA。

CIAは1960年に民主社会党(民社党)を創設。

日本の革新勢力が一枚岩になることを妨害するためだった。

民社党支援組織に位置付けたのが大企業御用組合連合の「同盟」だ。

この使命を引き継いでいるのが現在の国民民主党と連合六産別。

反自公陣営が結集して政権刷新を実現するには反自公陣営の連帯、大同団結が必要不可欠。

かつての民主党、民進党には、「共産党と共闘する勢力」と「共産党と共闘しない勢力」が同居していた。

そのために、野党共闘があいまいになった。

ようやく旧民主党、旧民進党が国民民主党と立憲民主党の二つに割れた。

その上で、立憲民主党が共産党と共闘する勢力として明確な路線を示すことが期待された。

ところが、立憲民主党が先祖返りしてあいまい路線に回帰している。

立憲民主党は連合六産別の支配下に置かれつつある。

枝野幸男氏は共産党との共闘を明確に肯定しない。

その路線が確固たるものであるなら堂々と宣言するべきだ。

「私たちは共産党と共闘しない」ことを明確にするべきだ。

共産党の支援なしに当選できる立憲民主党候補は少ない。

比例復活で議席を確保できると高を括っているのかも知れないが、立憲民主党を除く反自公勢力が結集すれば立憲民主党を上回る票を獲得することになるだろう。

枝野幸男氏があいまいな対応を続けるなら、反自公陣営は立憲民主党を除いて連帯を構築することを検討する必要がある。

選挙で立憲民主党の本当の実力が明らかになる。

そのときに立憲民主党が後悔しても遅い。

鳩山友紀夫元首相との対談(アジア共同体研究所主宰YouTube動画「UIチャンネル」)
https://bit.ly/39BTgmd

10月5日発売の鳩山友紀夫元首相、孫崎享氏、前川喜平氏との共著『出る杭の世直し白書(ビジネス社)
https://amzn.to/3hSer8a

のご高覧も賜りたい。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/547.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 甘利幹事長就任から一転…イケメン自賛&おじさん構文ムキ出しツイッター封印の謎(日刊ゲンダイ)




甘利幹事長就任から一転…イケメン自賛&おじさん構文ムキ出しツイッター封印の謎
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295857
2021/10/11 日刊ゲンダイ


政界きっての“つぶやきオジサン”(C)日刊ゲンダイ

 政界きっての“つぶやきオジサン”が謎の沈黙だ。〈「チームジャパン」を構成出来る岸田文雄さんに勝って欲しい〉――。甘利幹事長が総裁選(9月29日)の前日にそう投稿して以来、自身のツイッターの更新をストップ。10日まで12日間も「つぶやき」を控えている。

 甘利幹事長が突然〈もうすぐ70歳ですが、SNS頑張ってみようと思います〉とツイッターデビューしたのは2019年6月1日のこと。同時に25秒程度の動画も投稿し、「ヒロシです……じゃなかった、アマリです」とやらかすと、〈賄賂の説明責任を果たしてください〉などと口利きワイロ疑惑に関するコメントが殺到。いきなり大炎上したが、本人はへっちゃら。

 2年以上も投稿を重ね、現在のフォロワーは約5万人。政界一の河野太郎・党広報本部長の約242万人には遠く及ばないものの、御年72歳にしては、なかなかの数字ではある。特に今年のGW以降はつぶやきまくり。お盆期間を除けば最長でも1週間に1度はツイート。東京五輪の金メダル獲得などスポーツ選手の活躍にハシャギ、著名人の訃報には思い出にふける。

「イケメン」自賛がお得意

 やたらと自分を「イケメン」と称するのが特徴で〈娘にF1レーサーのマゼピンに似てるって言われました。うん!若い頃はイケメンだったなぁ〉(7月18日)と、「笑い涙」のキャラ文字付きで愚にも付かない自慢話をしたり。〈安倍、麻生、甘利が揃うと「3Aで政局!」と面白おかしく報道されます。(中略)「3Aはアメリカのプロ野球じゃマイナーリーグ」と揶揄することも。でもAAA(トリプルA)は格付けでは日本国債(シングルA)より上ですよね〉(6月13日)と、また「額に汗」のキャラ文字付きでギャグのつもりなのか、意味不明の投稿をしたり。

あまりに長い沈黙

 話題の「おじさん構文」ムキ出しのキモいツイートをするたび、〈説明責任を果たせ!〉と批判コメントが殺到の繰り返し。それでも懲りずにつぶやき続けた“鋼の心臓”の持ち主が、なぜダンマリを決め込むのか。

「幹事長就任に世論は批判一色で、さすがに本人も情報発信に慎重にならざるを得ないのでしょう。“空気の読めない”ツイートをすれば格好の攻撃材料になるだけですから」(政界関係者)

 黙っても、もはや存在自体が罪なのに……。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/548.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <小沢一郎氏、平野博文選対委員長が東京8区は「山本太郎」で合意済み>山本太郎が統一候補である、これだけの理由 及川健二が解説 







山本太郎が統一候補である、これだけの理由❤️及川健二が解説✨

19 時間前にライブ配信  日仏共同テレビ局France10

※4:13〜 山本太郎さんは「東京都連」とも話が済んでいる 再生開始位置設定済み 









http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/549.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 野党をフェイク攻撃してきた有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が主要取引先のウェブ制作会社だった!(リテラ)
野党をフェイク攻撃してきた有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が主要取引先のウェブ制作会社だった!
https://lite-ra.com/2021/10/post-6045.html
2021.10.11 有名ネトウヨ「Dappi」の正体は自民党が取引先のウェブ制作会社! リテラ

    
    公式Twitterより

 内閣情報調査室の一室、男たちがパソコンに向かい、政権を告発した人物への攻撃を一斉に投稿している一──。望月衣塑子原作の映画『新聞記者』にこんなシーンが出てきて話題になったが、これはけっして妄想などではない。官邸や自民党によるネット、SNSを使った政治謀略は、日常的に行われている。

 最近もそのことを物語るような問題が浮上した。ツイッターで野党やマスコミ叩きをしている有名ネトウヨ匿名アカウント「Dappi」が、自民党に金で雇われた業者の運営だった疑惑が出てきているのだ。

 Dappiに攻撃を仕掛けられた立憲民主党・小西洋之参院議員らが発信者開示請求訴訟を起こしたところ、発信元がウェブや広告の制作会社であることが判明。しかも、その会社の取引先には「自民党」の名前があったのだという。

 2015年に開設されて以降、匿名アカウントながら10万人以上のフォロワー数を擁するなど、ネトウヨから強い支持を受けてきたDappi。2019年6月に一度凍結され現在のアカウントになり、いまは16万人というフォロワー数を誇っているが、その背後に自民党がいたとしたら、とても看過できるものではない。というのも、Dappiはたんに野党やマスコミを攻撃しているだけでなく、悪質なフェイクを駆使しているからだ。

 その象徴的な事例が2020年5月11日、立憲・福山哲郎幹事長が国会質問で、政府分科会会長の尾身茂氏を罵倒していると印象付ける動画を制作し、〈恫喝もするし、話も理解出来ない立憲〉といったコメントとともに拡散した件だ。

 このDappiの動画とツイートは2万件以上リツイートされ、〈#福山哲郎議員に抗議します〉というハッシュタグが大量に投稿される事態にもなった。

 しかし、この動画は切り取り歪曲されたフェイク動画だった。Dappiの動画では、冒頭で福山幹事長が答弁に立つ尾身会長を指差し「何、指導してんですか?」と声を荒げているように見えるが、実際、福山氏が詰め寄っているのは尾身氏ではなく、閣僚席から不規則発言で尾身氏を誘導しようとする安倍晋三首相(当時)に対してだった。実際、このときの国会では安倍首相の不規則発言により審議が止まり、委員長も安倍首相に注意を与えている。ところがDappiは安倍首相が不規則発言する姿をカット。あたかも、福山氏が尾身氏に対して声を荒げているように動画を編集していた。

 しかも、Dappiはこのツイートに福山幹事長と尾身氏のやりとりをテキストで添えていたのだが、そこでも、福山氏のセリフを、ことごとく乱暴な口調に改ざん。「話を短くしろ!」などという、福山氏が言ってもないセリフを加えていた。

■菅首相と枝野代表の党首討論の動画も歪曲編集、朝日の社説についても書いてないことをでっちあげ

 最近も、2021年6月9日におこなわれた立憲民主党の枝野幸男代表と菅義偉首相(当時)による党首討論で、切り取りによるフェイクを拡散している。

 このときの党首討論では、コロナ対策が大きなテーマだったが、Dappiはこうツイートしていた。

〈菅総理「立憲民主党の“ゼロコロナ戦略”は無症状も含めた徹底検査だが、私権制限強化に慎重だった立憲はどう国民に強制検査させるつもりなのか?また強い私権制限可能な台湾・NZ・オーストラリアと日本を比較する如何なものかと」
枝野幸男「党首討論に相応しくない話!」
哀れすぎる枝野〉

 同時に、同じやりとりになっている動画をアップし、菅首相からゼロコロナ政策を批判されて、枝野代表が「党首討論には相応しくない」と言って議論から逃げたような印象を与えていた。

 しかし、実際は菅首相が立憲民主党のコロナ政策について触れた後、延々と1964年の東京五輪の思い出を語っており、枝野代表の「党首討論には相応しくない」という発言はその思い出話を指してのものだった。

 ところが、Dappiは動画でもテキストでも、菅首相が五輪の思い出話を延々語っている部分を大幅にカットし、コロナ政策について枝野代表が「党首討論には相応しくない」と言ったように捏造編集したのだ。

 Dappiのフェイク攻撃は、もちろんマスコミにも向けられていた。たとえば、2020年9月18日に朝日新聞が「慰安婦合意 意義を再評価し前進を」という社説を掲載したところ、Dappiは以下のようなコメントをツイートしていた。

〈今日の朝日の社説は酷い。
起訴中の尹美香が『李容洙は被害者でない』と韓国側の主張の根本を覆す発言をしたのに『疑惑の真偽はどうあれ救済しろ』と真実は関係ない・日韓合意の『最終的かつ不可逆的に解決』はなかったことにしろと主張。
慰安婦問題を捏造した朝日らしい社説〉

 しかし、タイトルを見ただけでもわかるように、朝日の社説の主張は真逆。朝日は慰安婦日韓合意を「なかったことにしろ」などまったく書いておらず、一つの合意で解決済みとする日本政府の対応に疑問を呈するものの、合意そのものについてはむしろ日韓両国に対し〈慰安婦合意の趣旨を双方が再確認すること〉を求めている。

 ほかにも、立憲民主党の有田芳生参院議員について、有田議員の長男が北朝鮮に頻繁に出入りしたなどのデマ発言をはじめ(有田議員が裁判を提起する姿勢を見せたためか、現在は削除されている)、ネトウヨ論客たちが出演する『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)などでのデマ発言もやたら動画で拡散。

■立民・小西議員らの発信者情報開示でウェブ制作会社の名前が 同社の主要な販売先の筆頭に「自民党」

 そんな露骨なフェイクを連発していたDappiだが、ネット上では以前から「個人ではなく、ある程度の規模の組織がやっているはず」「背後に政権・自民党がいるのではないか」という見方が囁かれていた。

 疑惑がでてきた理由は、Dappiのツイートのペースだった。投稿されるのは基本的に、月〜金曜日の平日のビジネスタイムのみで、土曜・日曜はネトウヨの標的である『サンデーモーニング』(TBS)をディスる以外は休み、と会社の業務のようなペースで更新される。

投稿のすばやさ、量も個人でやれるようなものとは思えなかった。国会中継などの切り取り動画は中継の直後すぐや中継も終わらないうちにアップされ、特定のトピックに関する各局の報道時間の集計などの煩雑なデータがグラフ化し投稿される。入手の面倒な過去の新聞記事の紙面画像などを即座に投稿することもあった。

 こうした個人とは思えない投稿ペースに加え、内容が、ネトウヨアカウントの中でも、ストレートな自民党擁護と野党叩きが多いことから、自民党や政権に近い組織か、自民党に依頼された業者が運営しているのではないか、という声が大きくなっていた。

 そんなところに、行われたのが、今回の発信者情報の開示だった。前述したように、発端はDappiに質疑内容を歪められて攻撃されてきた小西洋之参院議員ら立憲民主党の議員2人が、Dappiを名誉毀損で訴えようとしたことだった。

 訴訟提起するためには匿名のDappiの実際の発信者を特定する必要があり、小西議員らはツイッター社に対して発信者情報開示を申し立て。仮処分決定が出て、Dappiがログインした際のIPアドレスなどの発信者情報の開示を受けたが、わかったのはNTTコミュニケーションズを経由してツイッターにログインしていたことまでだった。

 そこで、今度は、NTTコミュニケーションズを相手取って、発信者情報開示請求訴訟を東京地裁に起こし、この判決によって、IPアドレスを使用した契約者に関する発信者情報が開示されることになった。

 その結果、わかったのが冒頭にも出てきたウェブ・広告制作会社だった。しかも、その後の報道で、この会社は、自民党と取引があることもわかった。

「フライデーDIGITAL」は、Dappiのアカウントの持ち主について、こんなコメントを掲載している。

「このアカウントの『法人』というのは、都内のIT関連企業です。小規模な会社ですが、会社情報の『主な販売先』に『自由民主党』と謳っていました。この規模でこの業務内容、ふつうに考えて…おや? とひっかかります」(IT関係者)

 また、「弁護士ドットコムニュース」もこの問題を取り上げ、この企業が「会社情報検索サイトに、主要な販売先の筆頭に「自民党」を挙げている」と指摘していた。

■電通とタッグでSNS対策、ネトウヨサイト「政治知新」、野党攻撃の「terrace PRESS」にも自民党の影

 こうした経緯や証言を総合すると、野党やマスコミにフェイク攻撃を仕掛けてきたこの有名ネトウヨアカウントの正体が、情報開示で名前が出てきた広告・ウェブ制作会社にであることはほぼ間違いなく、自民党が金を払って、“仕事”としてやらせていた可能性も十分ある。

 実際、自民党はこれまでも、ネットやSNSを使って組織的な情報操作を行ってきた事実が判明している。

 有名なのが、電通からの提案で始まったとされる、自民党のネット対策の特別チーム「Truth Team」(T2)プロジェクトだ。2013年の参院選挙時、自民党は「T2」を立ち上げ、専門の業者に委託するかたちでツイッターやブログの書き込みなどを24時間監視。自民党に不利な情報があれば管理人に削除要請したり、スキャンダルなどネガティブな情報が検索エンジンに引っかかりにくくさせるための「逆SEO」までおこなった。
 
 しかも本サイトの取材で、その後も「T2」はいまも毎年、自民党から電通に発注されつづけていたことが判明。選挙や対立する政治課題が持ち上がったときは、特別な指示を出して、SNS監視や対策を電通にやらせていたという。

「2018年の沖縄県知事選挙でも、電通が請け負って子会社の電通デジタルなどがSNS対策をやっていた。あのときは、玉城デニー知事をめぐってさまざまなデマ情報が拡散したが、これらのなかにも電通が仕掛けたものがいくつもある」(自民党関係者)

 さらに自民党関係者がネトウヨ向けサイトを運営していた疑惑もある。有名なのが、「政治知新」なるネトウヨ向けサイト。共産党の吉良よし子参院議員の不倫デマや沖縄県知事のさなかに玉城デニー知事のたい麻吸引というデマ(いずれも完全なデマ)を流したのをはじめ、フェイクやデマを交えてしょっちゅう野党や政権批判者を攻撃してきたことで知られる。

 2019年、このサイト「政治知新」のドメイン情報から、登録されている運営者が菅義偉官房長官(当時)の息のかかった自民党神奈川県議の弟であることが発覚。さらに、その運営者とされる本人はなんと、2019年4月に開催された安倍首相主催の「桜を見る会」に招待されていたことを、自らFacebookで報告していた。

 また、2019年7月の参院選前には、正体不明の発行元による“野党&メディア攻撃”まとめ本を、自民党本部が所属国会議員にバラまいていたことが判明。『フェイク情報が蝕むニッポン トンデモ野党とメディアの非常識』なるタイトルの冊子は150ページもあり、たとえば「トンデモ野党のご乱心」なる第一章では、「立憲民主・枝野代表の無責任を嗤う」と題して〈辺野古移設への反対活動には過激派も入り込んでいます。枝野氏は、革マル派活動家が浸透しているとされるJR総連などから献金を受けており、革マル派に近いといわれています〉などとネトウヨ界隈で定番となっている“枝野幸男=革マル”のデマ攻撃が掲載されるなど、典型的な“野党攻撃”があふれていた。

 冊子の奥付には「terrace PRESS」なる聞きなじみのないウェブサイトの名称が記されており、そのサイトからピックアップされた記事を〈見出しを含め、加筆、修正したものを掲載〉しているとのことだった。

 しかし、この「terracePRESS」は検索エンジンにかけても、まったくヒットぜず、収入源となるはずのウェブ広告の類も一切なかった。そんなところから、同サイトの本を所属議員に配布した自民党の関係者がこのサイトの運営に関与し、身内だけで、密かに“野党叩きの作戦指南サイト”として利用している可能性が指摘された。

■小西議員らが起こした裁判で「Dappi」と自民党の関係が明らかに?

 いずれにしても、安倍政権下の自民党では、こうしたネットやSNSを使った謀略が日常化していた。だとすれば、Dappiもまた、同じパターンで自民党が仕掛けていた可能性はあるだろう。

 Dappiについては、とりわけ、安倍元首相、麻生太郎・前財務相を擁護し、その政敵を叩く傾向が強かったことから、自民党でも、安倍・麻生に近い勢力が動かしていたのではないかという見方もある。

 また、名前の上がっている広告制作会社は下請けで、実際は自民党と関係の深い大手広告代理店が元請けになっているのではないかという疑いの声も上がっている。

 ほかにも、疑惑はつきない。もし、自民党が動かしていたとしたら、どういう立場の人間が依頼し、内容にどうコミットしていたのか。

 Dappiは、小西議員らの発信者情報開示請求が認められた少しあと、10月1日を最後に、ツイートをストップさせているが、小西議員らが起こした裁判でそうした疑惑が解明されるかもしれない。裁判の行方を注視したい。

(編集部)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/550.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 赤木雅子さん「岸田総理への手紙」を立憲・辻元清美議員が代表質問で全文読み上げ 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記 相澤冬樹(日刊ゲンダイ)



赤木雅子さん「岸田総理への手紙」を立憲・辻元清美議員が代表質問で全文読み上げ 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295844/2
2021/10/11 日刊ゲンダイ


手紙を手にする辻元衆院議員(提供写真)

 辻元清美さん。国会で総理大臣に厳しく迫る“闘う”議員。政治にうとい私でも名前を知っている。(「私」は赤木雅子さん=以下同)

 その辻元さんから人づてに連絡があった。私の夫、赤木俊夫のことを国会で質問してくれるという。夫は財務省で公文書の改ざんをさせられ、命を絶った。でも財務省の調査報告書にはその事実が書かれていない。私は再調査をお願いしているけど、国は応じてくれない。

 それを国会で岸田総理大臣に問いただすからメッセージをいただけませんか、というお話だった。

 総理大臣に言葉を伝えてもらえるなんてありがたいお話だ。でも私は怖かった。辻元さんは国会でもネットでもよく攻撃を受けている。メッセージを預けたら私も攻撃されるだろう。折角だけどお断りしてしまった。

 でも、これをきっかけに私は自分で岸田総理大臣に直接手紙を出した。想像以上に大きく報道され、話題になった。驚いたのはヤフーニュースの「みんなの意見」。衆院選で重視するテーマは? という質問に「森友問題の再調査」と答えた人が4分の1で断トツの1位だ。

 そして辻元さんからまた連絡が。国会の代表質問で手紙を全文読み上げて岸田総理に見解を聞くという。そこまでしてくださるのに逃げる訳にはいかない。9日、大阪・高槻市の地元事務所を訪ねた。

 会うなり盛り上がったのは2人とも同じピンクのマスクだったこと。「あ〜同じだ!」と笑う姿は闘士のイメージとは程遠い。携帯のカバーも身の回りのどれもがピンク。男ばかりの中で頑張ってるけど、本当は可愛い人なんだと感じた。辻元さんは怖くない。怖いのは辻元さんや私を攻撃してくる人たちなんだ。

「私の裁判人生に、やっと女性が現れた」

 うちとけたところで辻元さんは私の目を見て「一人で暮らしてるの?」。その言葉に、一人で闘う女性同士の心遣いを感じた。辻元さんも攻撃されれば傷つくし怖いこともあるだろう。私も同じだ。政界も裁判も財務省も周りは男性だらけ。男性に囲まれる圧迫感、攻撃される恐ろしさ。女性同士だからこそわかりあえる。私の裁判人生に、やっと女性が現れた……。

 辻元さんの代表質問は11日の午後3時前後。私の総理への手紙が読み上げられる。NHKが全国に生中継する。岸田総理もだけど、全国の女性の皆さんが聞いてくださったらうれしい。



相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。



【国会中継】衆院本会議 立憲・枝野代表らが代表質問(2021年10月11日)

※2:24:42〜 辻元清美議員代表質問、「岸田総理への手紙」読み上げ 
再生開始位置設定済み


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/551.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <速報>れいわ新選組 山本太郎代表 東京8区からは立候補しないことを表明 「野党共闘を壊すつもりはない。私が8区から下りるしかない」







http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/552.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 菅・二階の逆襲<本澤二郎の「日本の風景」(4231)<神奈川戦争も同時並行か、甘利明もSOS!>
菅・二階の逆襲<本澤二郎の「日本の風景」(4231)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30769460.html
2021年10月11日 jlj0011のblog


<神奈川戦争も同時並行か、甘利明もSOS!>

敗軍の将は兵を語らずという。現実は違う。敗者は勝者に対して怒り心頭、隙あらば背後からでも抜刀する。現在は、先の自民党総裁選で、安倍と麻生にしてやられ、自民党の浮浪児となった菅義偉と二階俊博の、怒りの反撃の行方が永田町の関心事という。敗者連合の矛先は、いうまでもなく安倍晋三と甘利明・麻生に向けられる。彼らはともに「醜聞政治屋」で知られる。

 既に甘利スキャンダルは火を噴いている。「甘利が大臣室でカネをもらった恥ずべき事件をもみ消したのは、菅による官房長官時代のことだ。彼の子分は、今では警察庁長官に就任させている。菅の言うことは何でも聞く。面白いことになるよ」と政界雀は、菅の次の一手に関心が集まっている。

 いうところの神奈川戦争だ。菅にとって総裁選の本命は、同じ神奈川の河野太郎だった。小泉純一郎も河野支援に奔走した。党員・党友で50%の支持を集めれば、国会議員票も雪崩を打って、選挙に強い河野総裁と見ていた。

 安倍と麻生が、岸田を推しても勝てると踏んだのだ。菅・河野・小泉の神奈川連合で、甘利と安倍を押しつぶせるとにらんだ。ところが、意外や安倍が擁立した極右・高市早苗を、神道・日本会議と統一教会のカルト軍団が必死でテコ入れした。フジサンケイの右翼メディアも全面的に高市にテコ入れした。

 すると、ネットのYoutubeなどでは、一瞬にして高市を持ち上げ、逆に河野をやり玉に挙げた。神奈川連合から外れた甘利は、安倍の指示で岸田陣営に潜り込んで、国会議員票の取りまとめに汗をかいた。

 菅・河野・小泉連合と安倍と麻生が背後を固めた甘利の神奈川戦争は、熾烈を極めた。結果は岸田に軍配が上がった。そのしこりはただ事ではないのが、4兆円五輪賭博とは異なる永田町である。ましてや甘利は、二階に取って代わって、幹事長の椅子を手に入れた。副総裁は麻生である。麻生・甘利体制で党本部を乗っ取ってしまった格好である。

 反対に二階派は、路頭に迷った老いた、仲間外れの狼さながらで、誰も相手にしない。菅はというと、安倍に使い捨ての雑巾を強いられた。安倍内閣は、菅の泥被りと二階の安倍支持で、長期政権を維持できたのだが、とどのつまり二人とも安倍にドブに捨てられてしまった。

 二人とも腸が煮えくり返っている。そこをじっと耐えて、そのまま消えてゆくのか。それとも、総選挙後に敗者復活戦を交えるのか。いまは選挙の行方も定まらない。結果次第では、政局に発展することも想定される。  

<依然、ネタを握られ安倍は枕を高くして眠ることが出来ない!>

 言論界の中には、岸田内閣を安倍傀儡政権と呼んでいるが、実際はどうなのか。病気持ちの実弟・極右台湾派の岸信夫を留任させた。萩生田の官房長官を潰されたが、原子力ムラの経産相に横滑りさせた。だが、安倍には桜事件に絡んで、検察審査会が安倍不起訴は不当、起訴相当と決議した。その捜査が始まっている。刑事被告人も現実化してきている。

 それだけではない。河井1・5億円事件は、イコール安倍事件である。国民の判断でもある。しかも、自民党広島県連が「1・5億円の使途を明らかにすべきだ。今のままでは広島は焼野原。選挙どころではない」と御大・岸田に対して官邸において直訴した。これの衝撃は絶大だ。安倍にとって予想外の展開である。

 これの波紋は大きい。言及するまでもなく1・5億円は、政党助成金・国民の税金である。これが買収資金に化けたことを、誰もが理解している。「安倍逮捕でないと総選挙も戦えない。自民党は惨敗だ」との声が列島全体から噴きあがっている。岸田が法務検察にブレーキをかけるわけにはいかない。

 安倍の今は、岸田の「安倍傀儡」どころか、枕を高くして眠れないというのが正直なところだ。

 既に権力は、岸田の手に移っている。総選挙目前である。「安倍や麻生の声を聴くのではなく、党内・国民の声を聴くのが、自民党総裁の使命である。安倍事件をいい加減に処理することは許されない」とは清和会OBの強い指摘でもある。岸田としては、安倍事件擁護によって、自民党惨敗を招来させる決断は出来ない。

 岸田決断は、宏池会の本拠地・広島の命運もかかっている。安倍・麻生に傾斜すれば、菅と二階の反撃も予想される。岸田はサンドイッチの状態に追い込まれているのである。

 「昨日の友は今日の敵」の永田町である。

 獰猛な狼も、今は牙を抜かれてしまった。安倍擁護の人物など清和会にいない。党本部にただ一人高市のみである。甘利は傷物で力がそがれている。

<総裁選のしこりがこびりつく極右・自民党>

 嫉妬というと、男女関係と思いがちだが、永田町の住人もまた、嫉妬の塊のような世界で、敵か味方かで行動する。

 動物に例えると、狼かハイエナの共食いが日常化している。まずは自己のために動く。党のためや国のために行動する者は、まずいない。

 菅・河野・小泉の神奈川連合と二階派が、このまま沈没するはずもない。ご祝儀相場のない岸田内閣のそれは、あたかも公明党創価学会に似ている。安倍にぶら下がった太田ショウコウ、そのショウコウに追随した山口那津男によって、戦前派国家主義の悲願だった「戦争三法」を強行した。

 平和の党が「戦争党」に変身したことから、信濃町は内部崩壊の過程に突入している。同じく総裁選では、安倍に忖度した岸田は、憲法や外交、安全保障で、安倍そっくりさんを公約して、そうして手に入れた政権である。宏池会の寛容とリベラルを放棄した宏池会の自滅を印象付けている。

 自民党の足から頭のてっぺんまで、右翼色で染まってしまっている。右翼・極右化した勢力の特徴は、目的のためには手段を選ばない。総裁選のしこりが、総選挙を通して、埋まっている地雷が、あたかもアフガンのように爆発するかもしれない。

 野党の決意次第で展望は開けてくる局面である。安倍に昼寝する余裕はない、が政局の深読みである。

2021年10月11日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(追記)昨夕、弟が刈り取ったばかりの青々とした枝豆を持参した。今季初である。新鮮そのものの豆は、大きく膨らんで、鮮魚のようにぴちぴちしている。さっそく急いで、缶ビールを冷やして、枝豆をゆで上げた。高給料亭でも出せない高給枝豆だ。お腹いっぱい食べて飲んだ。至福の時間となった。岸田新政権は、この新鮮味がない。昨日は小学生が、Twitterを作ってくれた。最近は掲示板も仰天するような「島津レポート」を紹介すると、恐れおののいて拡散しないための新たなネット作戦である。うまくいくのか?何事も挑戦である。O君が留守中、見事な茗荷を玄関においてくれていた。感謝したい。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/553.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「二階派が菅派に衣替え」の衝撃 「河野太郎氏の合流」もあるか(NEWSポストセブン)
「二階派が菅派に衣替え」の衝撃 「河野太郎氏の合流」もあるか
https://www.news-postseven.com/archives/20211011_1697014.html?DETAIL&from=imagepage
2021.10.11 07:00  NEWSポストセブン


二階氏はどうなる

 つい最近まで「自民党の最高実力者」と呼ばれて権勢をふるった二階俊博・前幹事長が、総裁選の負け戦と岸田内閣の発足で権力の座から真っ逆さまに転落した。

「次の衆院選に私が立候補するのは当たり前のことだ」──二階氏は総裁選後の10月2日、地元・和歌山で報道陣にそう語って引退を否定した。だが、二階氏の“衆院選出馬”がニュースになるほど、自民党内には依然として引退説が根強い。

「二階さんは82歳、年齢的にみても復権は難しい。選挙準備だけしておいて、総選挙直前に体調を理由に引退を表明、急遽、後継者の三男を出馬させるのではないか」(細田派幹部)との見方もあるほどだ。

 これまでポスト面で“我が世の春”を謳歌してきた二階派は、総裁選の対応で河野支持、高市支持、野田支持に割れた挙げ句、大きな亀裂が入って分裂の危機にある。二階氏が派内でも威信低下を露呈したのは、総裁選前日の同派会合だった。

「対応したくない人は(派閥を)出て行ってもらうよりしょうがないね。ちょっと愚問じゃないかな、こういうプロの世界では」

 そう語って派閥の対応一本化に強い決意を示したものの、河野支持派と高市―岸田連合支持派が反目してまとまらない。その結果、総裁選本番では“二階切り”を掲げて出馬した政敵の岸田文雄氏に二階派からもかなりの票が流れたとみられている。子分たちが勝ち馬に乗ろうと寝返ったのだ。

 岸田内閣の組閣を見ても、二階派から入閣した山口壮・環境相と小林鷹之・経済安全保障担当相はいずれも高市氏の推薦人。「決戦投票で二階派が河野太郎氏に一本化することを防いだ論功行賞」(同前)と見られている。

 二階派ベテラン議員が語る。

「二階さんを支え続けた林幹雄(前幹事長代行)さんくらいは今回の人事で処遇されてもよかったのに、入閣したのは岸田―高市連合に走った2人だけ。二階さんの意向は全く配慮されなかった」

 派閥領袖の力は子分の議員に「ポスト」を配分することで保たれる。総裁選で派内を切り崩され、ポスト配分権も失った二階氏にはもはや派閥を維持する力さえ残っていない。

 注目したいのは二階派の跡目をめぐる動きだ。党内では“負け組派閥の後継者問題など些事”と関心が薄いようだが、ことの成り行き次第では自民党に再び波乱が起きる呼び水になるかもしれない。

 二階派の有力な後継者候補の1人が武田良太氏。防災相、総務相を歴任したことで急速に力をつけ、派内で頭角を現わした。総裁選ではまず石破茂氏擁立に動き、石破氏が出馬断念すると河野支持に転じて負け組となったものの、若手に一定の支持がある。

「武田に近い若手議員たちは、派閥を草刈り場にされないために武田を総裁選に担ぎ出そうとしたが、世代交代を怖れた二階会長が野田聖子に推薦人を貸したためにうまくいかなかった。だが、その二階会長は力を失い、重鎮として支えていた最高顧問の伊吹文明(元衆院議長)さんも引退する。いまや派内はバラバラで、このままでは空中分解に向かう。二階会長が派閥を譲らないのであれば、武田は中堅若手を引き連れて派閥を割る決断をするのではないか」(同派中堅)


岸田内閣発足で自民党内のパワーバランスが変化(写真/雑誌協会代表取材)

 注目すべきはその先、武田氏らの受け皿になるとみられているのが菅義偉・前首相のグループなのだ。

 もともと二階氏は「引退後は二階派と菅グループの無派閥議員を合流させ、菅さんに後事を託すつもりだった」(二階側近)とされる。菅氏も二階派議員を人事で厚遇し、それに呼応する姿勢を見せていたが、総裁選前に菅氏が二階氏を幹事長から降ろそうとしたことで2人の関係が悪化、合流構想はご破算になったと見られている。

 しかし、二階派の議員たちにすれば、負け組は人事で干されるうえ、派閥が空中分解すると総選挙でも支援が受けられない。菅氏の側近たちも事情は同じだ。武田氏が菅グループとの合流を目指せば、総選挙前に「菅派」旗揚げ構想が復活する可能性が高い。興味深いのは、それを引き金にもっと大きな「負け組連合」形成につながることだ。

 菅内閣の閣僚経験者が言う。

「岸田総理や安倍さん、麻生さんのやり方は党内に深い恨みを残した。一番、雪辱に燃えているのは強引に総理を引きずりおろされた菅さんだろう。菅派をつくるときは安倍―麻生に切り崩されて存続の危機にある石破派にも合流を呼びかけるだろうし、岸田人事で広報本部長に格下げされて屈辱にまみれた河野太郎や冷や飯組に転落した小泉進次郎とも連携をはかるはずだ」

 二階派分裂という小さな動きが、菅派の結成につながり、それが自民党内に「菅+小石河」という反主流派連合勢力の結成を促す。

 反主流派は議員の勢力では細田派、麻生派、岸田派の主流派には遠く及ばないが、岸田首相より国民の支持が高い河野氏、進次郎氏、石破氏らが党内で生き残る足場ができることが大きい。仮に、10月31日投開票の総選挙で岸田自民党が敗北した場合、攻守逆転する番になるからだ。

 岸田政権で「我が世の春」を謳歌している安倍氏や麻生氏が、菅派結成の動きを「しょせんは負け組互助会」と侮っていると、足を掬われかねない。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/554.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田内閣、疑惑満載でスキャンダル続出か…「鈴木宗男が安倍元首相に激怒」情報も(Business Journal)
岸田内閣、疑惑満載でスキャンダル続出か…「鈴木宗男が安倍元首相に激怒」情報も
https://biz-journal.jp/2021/10/post_256395.html
2021.10.11 10:40 永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報 文=神澤志万/国会議員秘書 Business Journal


鈴木宗男オフィシャルブログ『花に水 人に心』Powered by Ameba」より

 国会議員秘書歴20年以上の神澤志万です。

 10月4日、第205臨時国会が召集されましたね。会期は14日までで、8日には天皇陛下をお招きして開会式と岸田文雄新首相の所信表明演説が行われました。新型コロナウイルス対策や新自由主義からの脱却などを述べられ、立派な演説でしたよ。

 しかし、新内閣の支持率は思っていたよりも伸びなかったようです。共同通信の調査では、菅義偉内閣発足時の支持率が66.4%だったのに対し、岸田内閣は55.7%だそうです。毎日新聞の調査では、50%を割り込む49%でした。

「もうちょっと高いと思ってたけどなー」と大半の自民党関係者はボヤいていましたが、神澤的にはこんなもんでしょうと思います。岸田首相はともかく、内閣の顔ぶれに新鮮味が感じられず、知名度も低い閣僚が多いので、政治マニアでないと、なかなか魅力はわからないでしょうからね。

 とはいえ、最悪に近かった菅内閣末期の支持率を思えば、各社調査でいずれも20ポイント以上も上がっているので、それを考えると好調なスタートといえるのではないでしょうか。

新内閣は“疑惑の玉手箱”

 それにしても、新閣僚や自民党役員は危うい人が多い印象ですよね。収賄疑惑が尾を引く甘利明幹事長のほか、過去の下着泥棒を“新潮砲”に蒸し返されている高木毅国会対策委員長、1500万円のガソリン代を政治資金から支出した疑惑のある鈴木俊一財務相、地元のダム関連業者からの収賄が疑われる金子恭之総務相、あの加計学園の学部新設をめぐって文部科学省への圧力問題が浮上した過去のある萩生田光一経産相などなど、すごいことになっていますよね。

 日刊ゲンダイは、西銘恒三郎復興・沖縄北方相と後藤茂之厚労相が「特に問題」としています。西銘復興相は沖縄の基地建設の関連工事の受注業者から献金を受けて公職選挙法違反が疑われ、献金を返したことがありました。これは「万引きが見つかったら品物を返すようなもの」ですよね。また、後藤厚労相は、巨額の年金消失事件を起こしたAIJ投資顧問の系列会社・ITM証券からのパーティー券購入や献金などが報じられています。

 さらに、「週刊文春」(文藝春秋)は「疑惑の玉手箱」として、牧島かれんデジタル相のNTT接待疑惑や、金子原二郎農水相の長崎・諫早湾開拓事業をめぐる親族会社からの裏金疑惑などをスクープしています。これからも、岸田内閣のメンバーのスキャンダルはどんどん出てきそうです。

 支持率が高い状態で総選挙に突入できると思っていたのに、マスコミの批判がすごくて「この政権、いつまでもつかなぁ」とすでに弱気になっている大臣の事務所もあるようです。

 ちなみに、国会女子たちは入閣速報をLINEでやりとりしながら「『下着泥棒』が入閣らしい」とか面白半分に盛り上がっていました。ちょっと怖いですかね(苦笑)。

鈴木貴子外務副大臣に注目のワケ

 疑惑大臣たちに比べて、新副大臣や政務官人事は、なかなかの変革意識が感じられる面々だと思います。ただ、知名度の高い方はいないので、肩書頼みになりますね。その中でも、神澤は鈴木貴子外務副大臣に注目しています。

 鈴木副大臣は現在35歳、2児の母で、あの鈴木宗男元官房副長官の長女です。2012年の第46回総選挙で新党大地の公認候補として、当時は公民権停止中だった父上に代わって出馬しています。

 このときは比例復活もできずに落選していますが、比例北海道ブロック選出の石川知裕衆議院議員の辞職で繰り上げ当選しました。この時点で27歳、最年少衆議院議員として話題になりました。

 その次の総選挙では民主党から出馬し2期目の当選を果たし、3期目の現在は自民党から北海道ブロック比例単独候補で当選という流れです。安倍内閣では防衛政務官を経験し、今回は晴れて岸田内閣で外務副大臣となりました。

 お父さんが「あの」鈴木宗男さんですし、海外留学の経験もあるのでエリートに思われますが、けっこうご苦労もされています。政党も好んで変えたわけではなく、信念を突き通すために変わっているのです。いわば彼女の信念は変わらないのに、政党のあり方が変わり、現在は自民党にいるという感じです。

 もちろん、父上の影響はかなり大きいようです。たとえば、今回の副大臣拝命も、裏には宗男議員のごり押しがあったといわれています。

 実は、鈴木副大臣は今回の総選挙で選挙区が確定していません。希望している北海道7区は、現職の伊東良孝衆議院議員の選挙区です。伊東議員は元釧路市長で選挙区で勝ち続けていますから、他の誰かと替わることはないでしょう。そこで、自民党本部、岸田内閣としては鈴木議員の副大臣就任で「副大臣だから」と自民党北海道連を説得し、北海道ブロック比例単独の上位での出馬を考えているようです。

 この件で、永田町では「宗男議員が安倍元総理の事務所に『約束が違う!』と怒鳴り込んだ」という噂が流れています。安倍晋三元首相は鈴木議員に選挙区からの出馬を約束していたようなんですね。さすがに事務所に怒鳴り込むのはないんじゃないかなあと思いますが、どうでしょう。

 そして、北海道つながりでは、4区の中村裕之議員と12区の武部新議員のお二人が農林水産副大臣になりました。「北海道だから農業」という単純な思考で決まったのかと思いきや、こちらも選挙区でなかなか勝てない方に「副大臣の肩書」をつけて選挙を戦わせる作戦のようです。ちなみに、武部副大臣はあの武部勤元農水相の長男さんで、お父さんの地盤を引き継がれています。

元維新の党代表の次女が自民党から出馬か

 ところで、松野頼久元維新の党代表の次女の松野未佳さんが、自民党の比例代表東京ブロックから出馬すると、産経新聞が報じましたね。未佳さんは「ミス日本コンテスト2016」グランプリに選ばれた美人さんです。

 永田町では「小川直也が応援に入るそうです(嘘)」「選挙リーフには小川直也の写真が使用予定……なわけない」「出馬は阻止しましょう」などと、冗談ともいえない冗談が飛び交いました。

 以前も書かせていただいていますが、柔道の元銀メダリストで現在はプロレスに転身されている小川氏は、松野氏の奥様との不倫疑惑が報じられたことがあります。選挙応援に小川氏が登場するかどうかで、「関係」がどうなっているのか、わかるかもしれませんね。

 もっとも、出馬したところで比例順位は選挙区から出馬する方より下位になるでしょうから、今の自民党の人気から考えると当選する見込みはないと思います。よほどの奇跡が起これば、小泉純一郎フィーバーで当選した杉村太蔵氏のように、議員バッジをつけることもあるかもしれませんけどね。そういう先行きも見通せない「お嬢様」なんでしょう。でも、思えば秘書になりたての頃の神澤も世間知らずでしたから、最初はみんなそうですね。

 さて、今回は「10月14日に解散」という、とても珍しい「予告解散」となりました。解散日を予告するって、異例中の異例なんですよ。この先も経験することがないと思います。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/555.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <右往左往の野党も情けない>騙されてはいけない 岸田の分配は「今だけ」「口だけ」(日刊ゲンダイ)

※2021年10月11日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年10月11日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 岸田首相の所信表明演説に対する与野党の代表質問が11日、スタート。衆院を皮切りにたった3日間の日程ではあるが、本格的な国会論戦は6月に閉会した通常国会以来だ。

 1日目は立憲民主党の枝野幸男代表と辻元清美副代表が質問に立つ。化けの皮が早くも剥がれてきた岸田を、どこまで追い込めるか。見ものである。

 岸田内閣の基本姿勢を示す所信表明のポイントは、「成長と分配の好循環」と「コロナ後の新しい社会の開拓」によって中間層を拡大する「新しい資本主義」の実現だ。弱肉強食で格差を拡大し、コロナ禍を深刻化させた新自由主義について岸田は「富めるものと、富まざるものとの深刻な分断を生んだ」と指摘。「世界では、健全な民主主義の中核である中間層を守り、気候変動などの地球規模の危機に備え、企業と政府が大胆な投資をしていく。そうした、新しい時代の資本主義経済を模索する動きが始まっています。今こそ、我が国も、新しい資本主義を起動し、実現していこうではありませんか」と声を張り、「『成長か、分配か』という、不毛な議論から脱却し、『成長も、分配も』実現するために、あらゆる政策を総動員します」と訴えた。

 庶民に聞こえがいいことを並べ立てていたが、岸田が「新しい資本主義」の前提としているのは「大胆な金融政策、機動的な財政政策、成長戦略の推進」。

 この国の経済を停滞させたアベノミクスそのものの上、大企業ベッタリ、金持ち優遇、金権まみれのボス支配が続く自民党の本質を知っていれば笑止千万だ。

 岸田の威勢が良かったのは、自民党総裁選が本格化するまで。

 そのヒヨり方はあからさまだ。

「岸田ショック」で金持ち増税封印

 アベノミクスの恩恵をたっぷり受ける経団連の十倉会長は岸田を表敬訪問後、「新しい資本主義」と経団連が目指す持続可能な資本主義について「哲学がいかに一致しているかを互いに確かめ合った」と協力関係をアピール。

 大企業が貯め込む内部留保を吐き出せ、従業員の給与に回せ、と迫られていれば蜜月なんてあり得ない。分配の財源に掲げる株式売却益などの金融所得課税強化も、岸田はあっさり先送り。10日に出演したフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」で、「民間企業の従業員の給料の引き上げを考え、看護・介護・保育といった、国が主導して決められる賃金も引き上げていく。こういったことが先で、当面は金融所得課税について触ることは考えていない」と封印。「すぐやるのではないかという誤解が広がっている。しっかり解消しないと関係者に余計な不安を与えてしまう」と釈明したが、株価暴落の「岸田ショック」にオロオロして引っ込めたのはミエミエだ。

 来る総選挙では口利きワイロ疑惑が再燃中の甘利幹事長が陣頭指揮を執り、ウルトラ右翼ムキ出しの高市政調会長がまとめた公約で戦うというのも何をかいわんや。甘利は大臣室で現ナマを受け取った経済再生相時代、関税自主権を失う売国的なTPP締結に奔走。高市はアベノミクスを焼き直したサナエノミクスを主張している。

 新自由主義の信奉者に気持ちの入った弱者への目配りが期待できるわけがない。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)は言う。

「岸田首相の所信表明演説の実質は『3ナイ演説』。過去の自民党政治に対する反省がない、問題に正面から向き合う覚悟がない、政策に具体性がない。総裁選を勝ち抜くため、『新自由主義からの決別』をブチ上げるなど大風呂敷を広げたものの、どんどん後退しています。要するに、これまでの発言の多くがまき餌だったのでしょう。コーティングされ、当初は見栄えの良かった岸田政権の実態が日を追うごとに明らかになってきています。宏池会の看板である『軽武装・経済重視』のイメージが先行していますが、安倍・菅路線の継承が地金。政権をブン投げた元首相が背後霊のようにまとわりついている政権なのです」

分配は回りに回って大増税につながる

 岸田の言う「分配」は今だけ、口だけ。耳あたりのいい言葉に騙されてはいけない。

 安倍政権時代の放漫財政にコロナ禍が直撃し、国の借金は1000兆円超え。国債頼みには限界がある。そうなれば、待っているのは大増税で、回り回って庶民が苦しめられることになりかねない。

 にもかかわらず、お株を奪われたとばかりに右往左往する野党も情けない。岸田が掲げる「成長と分配の好循環」は、立憲が衆院選公約でうたう「分配なくして成長なし!」と酷似。政府による所得の再分配機能を高めて低所得者層の所得を底上げする――とする枝野の政権ビジョンと違いが分かりにくいと頭を抱えているのだ。与野党の政策責任者が顔をそろえた10日のNHK「日曜討論」は、所得分配が主なテーマだった。

 高市は生活困窮者への給付や持続化給付金の運用改善に取り組むと強調し、「分配には大方のみなさんに賛成していただける」と議論を主導。立憲の泉健太政調会長は「富裕層や企業にたまっているお金を分配しなければいけない。分配が足りないから日本経済はうまくいかなかった。勝負は分配の具体策だ」とし、大企業や富裕層への課税強化や、消費税率5%への時限減税などを訴えたが、目力全開で弁が立つ高市に食われている感は否めなかった。

野党は土俵に引きずられるな

 自民が言う「庶民に寄り添う」は常にマヤカシだ。地方創生、女性活躍、1億総活躍、働き方改革、人づくり革命……と、次から次へと実現させるつもりもないキャッチフレーズを掲げて“やってる感”を振りまいてきた安倍元首相。「雪深い秋田の農家の長男に生まれ……」と地方出身をことさら強調し、「パンケーキ好きの令和おじさん」と庶民派をアピールしながら、コロナ禍に苦しむ国民に最後まで「自助」を強いた菅前首相。冷血冷酷な党体質を小手先の修正でゴマカしても、政治も経済も何ひとつ変わらない。国家を食い物にした輩、私腹を肥やした輩がデカい顔をしてのさばり続けているのが現実だ。だから、政権交代がいま必要なのだ。欺瞞集団に国政を牛耳らせたままでいいのか。あのヒトラーだって、失業対策で公共事業をフル展開して経済を急回復させた。その先に完成したのは狂った独裁体制だった。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「岸田政権の経済政策に焦った立憲は向こうを張ろうとするでしょうが、そもそも引きずられて同じ土俵に乗ったらダメなんですよ。総選挙の争点は政治とカネ以外の何物でもない。甘利幹事長の口利き疑惑はもとより、参院選広島選挙区が舞台となった大規模買収事件の原資はどこから出たのか。閣僚や党執行部の面々もスネ傷だらけです」

 衆院選の公示まで残り1週間あまり。岸田の奇襲にオロオロし、いまだ内輪モメで統一戦線を張れない野党は本気で受け皿になるつもりがあるのか。「準備はできている」と吠えているだけでは、“やってる感”よりよほどタチが悪い。



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