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2021年10月03日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] “河野太郎一座”を台無しにさせた、菅首相の丸出し権力欲と進次郎の自己中  新恭(まぐまぐニュース)
“河野太郎一座”を台無しにさせた、菅首相の丸出し権力欲と進次郎の自己中
https://www.mag2.com/p/news/513165
2021.10.01 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース



世論調査では自民党の次期総裁にふさわしい人物として一番人気を誇っていたものの、岸田文雄氏との決選投票で惨敗を喫した河野太郎氏。何が河野氏の当選を阻んだのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、その要因として「菅首相と小泉進次郎氏の言動」と「古い自民党の狡猾な戦略」の2点を挙げ、それぞれについて詳細に解説しています。

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河野・小泉・石破の人気3人衆そろい踏みを興覚めにした人物は誰か

自民党の新総裁に岸田文雄氏が選ばれた。河野太郎氏は議員票、党員票ともに思ったほど伸びず、第1回投票で2位、決選投票での逆転もならなかった。

世間の期待度は高いのに、河野氏はなぜ負けたのだろうか。せめて党員票の勢いがもっとよければ、国会議員票も河野氏に雪崩を打っただろう。

色々な原因があるだろうが、菅首相と小泉進次郎氏の言動が深く絡んでいると筆者はみる。

菅首相が総裁選への不出馬を表明したことに関する9月9日の当メルマガで、立候補が取り沙汰されていた河野太郎氏と菅首相の関わり方について、筆者はこう書いた。


河野氏の場合は、自民党が変わるかもしれないという幻想を一時的には抱かせるだろう。だが、そのためには菅氏がきっぱりと権力闘争から手を引き、ゆめ河野氏の後見人のように見られないようにすることが肝心なのではないか。


ところが、菅首相は潔く身を引くなどという美学とは無縁の人だった。総裁選が告示された9月17日、わざわざ、河野太郎氏を支持すると公言したのである。

そこから浮かび上がったのは、キングメーカーに転身して、権力を維持しようとする姿だった。

それまで、“河野太郎一座”の舞台はすこぶる順調に見えた。河野氏の出馬が、自民党の将来にとってどれほど意味があることなのかを、小泉氏は切々と訴え続けた。9月14日、横須賀市内で記者会見した小泉氏の発言。

「河野さん、いろいろ攻撃されていますけど、なぜこれだけ攻撃されるかと言うと、最大の既得権益と戦っているからなんですよ」

「日本も世界もコロナで変わっているなかで、今までのやり方、発想、発信のあり方に囚われない新しいタイプのリーダーが必要です。河野さんのような強烈な個性が躍動できる懐の深い自民党に変わらなくてはいけない。古き良き自民党に戻ることを国民は求めていない」

現在の自民党は既得権益にまみれた古い自民党であり、それと決別できる政治家は河野氏しかいないと、位置づけたのである。なんと分かりやすいキャッチコピーだろうか。父、純一郎氏の「自民党をぶっ潰す」を彷彿とさせた。

この単純明快さゆえに、菅首相の河野支援は強い反発を呼んだ。小泉、河野両氏の背後で菅首相が糸を引いている。なにが既得権益と戦うだ、なにが古い自民党との決別だ。「改革」をうたいながら、その実、安倍前首相や麻生副総理とともに古い自民党を守ってきたのが菅首相ではなかったか、と。

情に訴えて共感を誘う小泉氏の巧みな弁舌。そのすべてが自己中心的なものに思えてきた。

9月3日、総裁選不出馬を決めた菅首相に面会した後、小泉氏は涙をにじませて記者たちにこう語った。

「悔しいのは首相が人間味のない人だと思われている節があることだ。まったく逆で、温かい、懐の深い人で、息子みたいな年の私に、常に時間をつくってくれて、感謝しかない」

私に時間をつくってくれる温かく懐の深い人。間違いなく、小泉氏にはそうなのだろう。ただし、誰にでも温かくはない。表情豊かな“進次郎節”にはいつもホロリとさせられるが、油断は禁物だ。

“河野一座”は、石破茂氏を引き込み、河野・小泉・石破の人気役者トリオで万雷の拍手を得ようともくろんだ。うまくいけば、党員票を根こそぎ奪い取り、1回目の投票で過半数に達したかもしれない。ただし、菅首相が大人しくしていてくれたらの話である。

今から思えば、小泉氏が官邸に日参し、総裁選不出馬を進言していた時期、河野氏を後継に据えるという腹案が菅首相に生まれていたかもしれない。

菅首相が、退任まぎわというのに渡米し、9月25日の日米豪印(クアッド)首脳会合に出席した経緯にも、その思惑が垣間見える。

クアッドは中国に対抗するためトランプ前政権が、外相会合として主催したのがはじまりだ。バイデン政権はそれを格上げし、今年3月、オンラインでトップ会合を開いた。その後、対面式の会合が企画され、9月下旬の国連総会の時期に開催すべく米国主導で日程調整が進められた。

しかし、9月3日に、菅首相が総裁選への不出馬を表明し、事情が一変した。9月29日には新総裁が決まる。クアッド開催時期を先にずらしてもらい、新首相の出席で未来を見据えた首脳会合とするか、あたかも“送別会”のようなものにしてしまうかは、菅首相の胸三寸にかかっていた。

9月23日のFNNプライムオンラインは、クアッドをめぐる外務省と菅首相のやりとりを以下のように記している。


首相周辺によれば、すでに退陣を表明していた菅首相は、外務省からクアッド出席の可否についてあらためて相談を受けた際、しばらく無言で考えた後、「俺が行かないと成立しないんだろ?日本のせいで(会議が)流れるのは、今後のためにも良くない」と静かに答えたという。


米国が9月下旬の開催にこだわり、菅首相の出席を切望した。ゆえに、菅首相が出席せざるを得なかったという理屈である。首相周辺が菅訪米を正当化するために作ったストーリーではないのだろうか。

9月25日の日テレニュースは、クアッド終了後の日米首脳会談について「『ヨシ』『ジョー』のベテラン政治家同士の絆を再確認する極めてプライベートなひとときとなった」と菅・バイデンの蜜月ぶりを報じたが、同時に、以下のような記述も添えている。


外務省幹部は今回の訪米ラブコールについて「バイデン大統領が菅さんのことを気に入っていて、最後に会いたがっている」と語ったが、バイデン政権関係者は「今回はとにかくクアッド実現が目的。『日本の総理』が出席してくれれば誰でもよかった」と冷ややかに受け止めた。


いつもながら、日米の温度差は大きい。この訪米は、米国のラブコールというより、菅首相が切望したと捉えるほうが、より正確なのではないだろうか。クアッドを軌道に乗せた首相として歴史に名をとどめ、後継者に外交成果を引き渡す。そんな形を整えるのが最大の目的ではなかったかと、筆者は思う。

菅氏が権力への未練を断ち切り、見事な引き際を演じていれば、小泉脚色による“河野太郎一座”の舞台は、自然に大成功をおさめていたことだろう。

一方、小泉氏の言う「古い自民党」は狡猾だった。

河野氏の勝利を阻止し、岸田氏を手の内に入れるため、安倍前首相がとった策は、高市早苗氏への支持表明だ。9月4日午前のTBSニュース。


安倍氏はこれまで菅総理の再選を支持してきましたが、菅総理が総裁選への不出馬を表明したことを受け、高市前総務大臣を支援する意向であることが複数の関係者への取材で分かりました。


この報道の前々日、岸田氏はテレビ番組で森友問題に関し「さらなる説明が必要」と発言したが、報道後には「再調査は考えていない」と安倍氏への配慮を示した。自分ではなく高市氏を支持するという安倍氏に、不穏な意思と気迫を感じ取ったようだ。

結果的に安倍氏は、岸田氏の恭順姿勢という成果を得た。しかし、高市氏支持には、ほかに真の狙いがあった。自ら体得した総裁選のセオリーの実践だ。

返り咲きを狙う安倍氏が、石破茂氏ら4人と戦った2012年9月26日の総裁選。5人による混戦となって票が分散したため、決選投票にもつれこんだ。このとき、第1回投票での1位は石破氏で、議員票34、党員票165。安倍氏は議員票54、党員票87で2位だった。ところが、議員のみによる決選投票では、安倍氏108票、石破氏89票と逆転し、安倍総裁が誕生した。

人気があり党員票を多く集めそうな候補者に対抗するには、立候補者数を多くして票を分散し、決選投票に持ち込むこと。そうすれば、ほぼ議員票だけの勝負となり、派閥の締めつけを効かせることによって、結果をコントロールできる。

高市氏に一定の票を集めて安倍氏の影響力を見せつけ、河野氏の過半数獲得を阻止しさえすれば、岸田・高市の連合で決選投票を制することができるというわけだ。しかも安倍氏にとって、高市氏を支援することは、国家観を共有する支持者への明確なメッセージとなる。

安倍氏は事務所にこもり、高市氏への支援を求めて細田派の若手ら党所属議員に自ら電話をかけまくった。報道によると、安倍氏は周囲に「裏切ったら、こちらから縁を切る」などと語ったといい、強い働きかけだったことがうかがえる。高市氏が第1回投票で岸田、河野氏に伍する票を集められたのは、そのおかげだろう。

決選投票では、高市氏の票がどっさり岸田氏にまわった。岸田氏は安倍氏に大きな借りができた。新総裁に選ばれ、やがて首相になる岸田氏は、政権運営にあたって安倍氏の影響を排除できるだろうか。

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新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/427.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 精巣にも受容体ACE2、新型コロナ重症者に無精子症、ワクチンもウイルスと同じS蛋白質が抗原なので同じリスクが!

 ワクチンがもたらす女性の不妊(一時的な可能性を含む)など生殖機能の変調を次の二つの投稿で問題視した。

「A:池上彰さん、経験された接種後発熱は、「副反応」ではなく、ワクチン関連抗原に“感染”した「主反応」による“感染症”(病気)です。」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/418.html

「橋下徹さん、娘さんのワクチン接種拒否は合理的で正当:閉経から数年の生理再開、生理不順・無月経・不正出血などが発生」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/400.html

 女性の場合は、月経という仕組みがあるのでワクチンの影響で生じた変調に気づきやすい。

 ところが、男性の場合、ワクチン接種後にセックスやオナニーで射精しても、それに精子が正常な状態で数多く含まれているかどうかわからない。
 そのため、ワクチン接種の影響(「主反応」)で無精子症になったとしても、しばらくは気づかず過ごすことになるだろう。

 「A:池上彰さん」の投稿では、ワクチン接種が新型コロナウイルス感染と類似的な感染状況を身体にもたらすものであると説明した。
 これは、新型コロナウイルスに対する抗体を作り出すのがワクチン接種の目的なのだから、当然のことである。

 ここでも簡単に説明すると、どのワクチンも、新型コロナウイルスが細胞に感染するための“鍵”となるスパイク蛋白質を利用し、それに対する(中和)抗体を産生させようとするものである。

 ざっくり言えば、新型コロナウイルスそのものではなく、外側に突起状に出ているスパイク蛋白質だけを免疫システムに認知させれば中和抗体ができ、“本物”の新型コロナウイルスが入ってきたとしても、ACE2への取り付きを阻害し細胞への侵入(感染)を妨げるという考えである。(身体の仕組みや免疫機構を考えれば、浅はかなロジックだと思うがここでは無視)

 新型コロナウイルスのスパイク蛋白質は、ACE2という特定部位の細胞表面にあるペプチドを感染に侵入するための“鍵穴”として利用する。
 そして、このACE2は、口腔・鼻腔・肺・血管などだけでなく精巣にも発現している。

 新型コロナウイルスに上気道で感染したケースでは、ウイルスが肺に到達することも稀だから、精巣に到達することはまずないと考えられる。

 精巣に到達するとしたら、エアロゾルのウイルスに肺で感染し、肺胞上皮や血管内皮のACE2を通じて細胞に侵入し、ウイルスが大量に増殖(産生)され、血管をめぐるようになったケースである。

 医師で大阪大学医学部教授に出世した忽那賢志さんのコラムで、「無精子症の発生は、新型コロナの重症度と大きく関連しており、ICUに入室した患者5人のうち4人、入院した26人のうち3人、非入院の12人のうち1人だけが無精子症」というイタリアの研究結果を紹介している。

※参照先

「新型コロナは一過性の男性不妊の原因になるのか 回復後に精子が減少するという海外の報告」
忽那賢志感染症専門医
5/23(日) 11:31
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20210523-00239323


 新型コロナウイルス感染症での重症は、間違いなく、エアロゾルになった新型コロナウイルスに肺で感染したことで陥る。
 飛沫による鼻腔や口腔といった上気道での感染では、その後も肺まで感染することはほとんどない。

 ワクチンは、恐いことに、上腕部の筋肉組織に抗原(mRNAや不活化ウイルスなど)を注入する仕組みだから、肺感染と同じように、血管内皮細胞さらには注射箇所近くにある腋リンパ節の免疫細胞に感染することになる。

 それは、新型コロナウイルス感染症の重症者と同じように、精巣に変調にきたす可能性があることを意味する。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/428.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 米国ジャパンハンドラーの子飼い・河野氏を落選させた安倍氏は虎の尾を踏んだか:河井事件で逮捕される可能性が急浮上!(新ベンチャー革命)
米国ジャパンハンドラーの子飼い・河野氏を落選させた安倍氏は虎の尾を踏んだか:河井事件で逮捕される可能性が急浮上!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11574980.html
新ベンチャー革命2021年10月1日 No.2794


1.今回の自民総裁選での河野氏の敗北は、背後で、元総理だった安倍氏が最期の悪あがきに走った結果か

 先日、自民の総裁選が終わり、事前の予想に反して、河野氏が岸田氏に敗れてしまいました。河井事件で逮捕の迫った安倍氏が、自分の身を守るため、必死で動き回り、河野総理誕生シナリオを粉砕した結果と観てよいでしょう。

 安倍氏にとって、破天荒に見える河野氏はまさに、アンコントロラブルなのです。

 さて、本ブログの穿った見方によれば、今、秘かに安倍失脚シナリオが動いており、河野・茂木コンビに加えて、林・福田コンビなど、米国留学組が厚遇されるだろうと予想しています(注1)。

 ところが、予想に反して、河野氏は敗れてしまいました。その敗因は、河井事件で窮地に追い込まれた安倍氏の最期の悪あがきの結果でしょう。

2.戦後日本を闇支配し続ける米国戦争屋CIAジャパンハンドラーはどう動くのか

 さて、本ブログは、戦後日本を闇支配してきた米国戦争屋CIAジャパンハンドラーのウォッチをメインテーマとしてきましたが、米戦争屋の定義については本ブログの過去記事(注2)の注4を参照ください。

 ちなみに、今の米国戦争屋CIAジャパンハンドラーは、河野支持の小泉ジュニアが一時所属していた米シンクタンク・CSIS(注3)を根城にしています。

 そのCSISは、米ジョージタウン大学に置かれており、河野氏は、そのジョージタウン大卒です。

 今回の菅おろしも、河野氏出馬も、その背後で、彼ら米国ジャパンハンドラーが暗躍しているせいと想像されます。

 にもかかわらず、彼らの意向に反して、安倍氏は、河野潰しに走ったのです。ということは、あの安倍氏は、米国ジャパンハンドラー様に盾突いたということです。

 今後、安倍氏は、タダでは済まないはずです。

3.米国ジャパンハンドラーは、CIA経由で東京地検特捜部を動かすはず

 米国ジャパンハンドラーは、その諜報活動をCIAに委託しています。一方、泣く子もだまる東京地検特捜部は、米CIAに牛耳られています。

 かつて、彼らCIAは、東京地検特捜部に田中角栄(元総理)を逮捕させたように、今度は、安倍氏を逮捕させる可能性があります。

 東京地検特捜部は、国民世論ではまったく動きませんが、米CIAから指令を出されたら、即、動きます。

 ところで、河井事件で使途不明の1億5000万円の一部は、安倍秘書が秘かに持ち去ったのではないかという疑惑は消えていません(注4)。

 本ブログの観測では、次期衆院選(来月11月以降の予定)までに、東京地検特捜部は、安倍氏の下関の自宅と事務所を家宅捜査しそうです。

 なぜ、本ブログにてそのような予想をするのかと言えば、現在、安倍氏の陣取る山口4区を本来の地盤とする林芳正氏(前・参院議員)は、次期衆院選に鞍替え出馬するため、参院議員を辞めて、すでにスタンバイしているからです(注1)。

 同氏は今のところ、山口4区の安倍氏に気を使って、隣の山口3区から出馬すると公言していますが、もし、今月中に、安倍氏の逮捕が実行されれば、林氏は、本来の地盤である山口4区から出馬するはずと本ブログでは観ています。


注1:本ブログNo.2790『米国留学に失敗した前総理・安倍氏の失脚シナリオが動いている:河野・茂木氏に加えて林・福田氏など米国留学組が厚遇されるはず』2021年9月15日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11384686.html

注2:本ブログNo.1560『戦後日本を属国支配してきた米国戦争屋勢力のボスがジョン・ロックフェラー四世に代わったとすれば、来年以降の日米関係は大きく変わる』2016年12月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/2439650.html

注3:戦略国際問題研究所(CSIS)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E7%95%A5%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80

注4:本ブログNo.2762『アエラの今西記者に次いで、朝日新聞の元記者・佐藤氏も、河井事件で不明の1億5000万円の行方を知っているのは安倍氏と証言』2021年5月22日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/10036449.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/429.html

記事 [政治・選挙・NHK283] [モデルナ異物混入]混入発覚後一定期間だけ死亡事例急増!政府が実地検分なしでメーカーの調査結果を受け容れたら犯罪!

「異物混入確認後のモデルナワクチン接種後死亡:93日間で17人の死亡だったものが、12日間で11人まで急増する異常事態」
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/372.html

の続報。

まず、武田薬品工業とモデルナ社が調査結果を発表したので転載する。

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モデルナワクチン異物混入「人的ミス」 武田薬品工業とモデルナ社が調査[FNN]
2021年10月1日 金曜 午後2:46

モデルナ社製の、新型コロナウイルスワクチンの一部に、金属片とみられる異物が混入していた問題で、武田薬品工業とモデルナ社は、「人的ミス」によるものだとの調査結果を発表した。

供給を担う武田薬品が、モデルナ社と共同で発表した調査結果によると、確認された異物は、ごく微量のステンレス粒子で、製造装置の、2つの金属部品の間に隙間を空けるべきだったところ、目視で見誤り、部品同士が接触したことが、原因として考えられるとしている。

https://www.fnn.jp/articles/-/247339
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 これがまともな調査結果というのなら、両社の信頼は、地に墜ちるどころか海底に沈むことになる。

 まず、「製造装置の、2つの金属部品の間に隙間を空けるべきだったところ、目視で見誤り、部品同士が接触した」というのなら、その接触した製造装置は工程のどこで何を行うところなのか、そして、いつまでは隙間が空いていて、いつから接触するに至ったのか明らかにしなければならない。
 また、ステンレススチールが削れるほど接触していたのに、なぜ、音などの異常に気づかなかったのか?

 ワクチン製造の開始段階から接触という不備状態になっていたのなら、最初の製造ロットからステンレススチールの粒子が入っていたはずである。そして、一定期間は異物混入が続き、長い期間を経て摩耗が進み接触がなくなったら異物混入は終わるという経過になる可能性が高い。

 さらに、ワクチン接種用注射器のシリンジ内でも発見されているのだから、「確認された異物は、ごく微量のステンレス粒子」というだけではなく、きちんとサイズを説明しなければならない。内径0.25mm以下とされる注射針を通って注射器に入っているのだから。

 また、製造装置などでよく使われるさびが入りにくい18−8ステンレスは磁石に反応しないが、モデルナの黒っぽい異物は磁石に反応したと報告されている。
 両社の調査結果では、製造装置をどのようなステンレススチールで構築していたのさえ説明されていない。

 両社のデタラメぶりがよくわかるのが、「目視で見誤り、部品同士が接触したことが、原因として考えられる」と、原因がきちんと特定確認されたわけでなく、“推定”や“想像”に基づく、たぶんそうだったのだろうという説明になっていることだ。

 また、混入物があったロットのワクチン成分や液体がどうなっていたのかといった重要な説明もまったくなされてない。

 日本政府がこんなイイカゲンで不誠実な調査結果をそのまま受け容れたとしたら、業務上過失致死罪及び業務上過失傷害罪の“犯人隠避”になる。

 日本政府は、最低でも、与野党国会議員と第三者機関専門家をスペインに派遣し、工場及び製造装置を実地検分し、両者の調査結果が妥当なのか検証する義務がある。


 10月1日に厚労省がワクチン接種後の“副反応”に関する新しい資料がでている。それを見ると、「異物混入」が接種者に死を含む重大な傷害を与えた可能性が高いことがわかる。

※厚労省「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html

 このなかの「▷令和3年10月1日開催」という項目のなかに、
「死亡例の報告について(資料2−3−1、2−3−2、2−3−3、2−7−1、一般社団法人日本循環器学会提出資料)」
という欄がある。
 さらにそのなかの2−3−2に、モデルナワクチンの死亡事例データがPDFでまとめられている。

(そこにはご丁寧に、「○対象期間までに、ファイザー社ワクチンについて1,157例、武田/モデルナ社ワクチンについて33例の報告がありました。現時点では、ワクチンとの因果関係があると結論づけられた事例はなく、接種と疾患による死亡との因果関係が、今回までに統計的に認められた疾患もありませんでした。」と恥ずべき文言が書かれている)

 こまかいデータ解析は省くが、10月1日発表のモデルナの死亡事例データでは、異物混入が発覚した8月16日から接種が身体に影響を与えていると思われる期間を含む20日ほどに限って、単位日数あたりで異常に高い死亡事例が発生している。


A:中長期

   期間       日数  死亡  死亡事例発生頻度
---------------------------------------------------------
5月22日〜8月07日:77日:11人:7.0日に1件
8月08日〜9月12日:20日:24人:0.8日に1件


B:短期

   期間       日数  死者   死亡事例
--------------------------------------------------------
5月22日〜8月07日:77日:11人:7.0日に1件
8月08日〜8月22日:14日:06人:2.3日に1件
8月23日〜9月03日:11日:11人:1.0日に1件
9月04日〜9月12日:08日:05人:1.6日に1件
9月13日〜9月24日:11日:02人:5.5日に1件


 接種回数などを無視した雑ぱくなデータで申し訳ないが、異物混入が発覚した8月中旬から9月初旬までの20日間に限り異常に多い死亡事例が発生し、9月中旬になると死亡事例の発生が収まってきていることがわかるはずだ。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/430.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「都民ファ、国政新党を設立へ」希望の党トラウマ、小池の無関与は怪しい(まるこ姫の独り言)
「都民ファ、国政新党を設立へ」希望の党トラウマ、小池の無関与は怪しい
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/10/post-fa17f2.html
2021.10.02 まるこ姫の独り言


総選挙前になると小池百合子が動き出す。

丁度4年前の総選挙時、小池百合子が立ち上げた「希望の党」

小池は「しがらみのない政治で日本リセット」スローガンに掲げ、野党を分断してバラバラにした。

それを修正するためにどれだけの長い時間がかかったか。

「希望の党」に対する期待が大きかったのか、民主党系の議員が「希望の党」から公認申請すると小池は、リベラル系は「排除します」と言い、そこから民進党内部が分断されてしまった感がある。

私は、小池百合子が表明した「希望の党」へのトラウマが大いにあり、小池には良い感情はまったくない。

当時は、野党が分断することで自民党が漁夫の利を得た。

せっかく自民党を追い詰めても、なぜか直前に「ガヤ」が出てきて台無しにしてしまう。

今度は都民ファーストの会が国政新党を設立するらしい。
どうせ小池が関与しているのだろう。

今回も選挙前に新党立ち上げは、野党を分断しなければいいが。

くれぐれも自民党を利することにならない事を願いたい。

都民ファーストの会、国政新党を設立へ 衆院選に候補者擁立へ
                 10/1(金) 18:32配信 毎日新聞

>設立される新党に小池氏は関与しないとされる。小池氏は1日、報道陣の取材に「私は都民フの動きについて関知していない。私自身が総選挙に出馬する意思もない。都政にまい進しているところで、何よりも今、新型コロナウイルス対策の真っ最中ということだ」と述べた。

どうもこの新党は国民民主と連携を考えていると言われているが、維新や国民民主なら「ゆ党」だからどうでもいいが、野党を引っ掻き回す役割だったら、小池は罪作りな人間だ。



柳の下の2匹目のどじょうを狙っているのかもしれないが、現職国会議員がこの党に参加するのだろうか。

ヤフコメにこういったコメントが載っていた。
>遠くで3Aが他党の邪魔をすべく、小池にハッパ掛けたように思う。うまくいけば、それなりのポストも用意してるだろう。でなければ、このタイミングでの設立表明は無い。

これが的を射ているとしたら、安倍は、悪知恵だけは誰にも引けを取らないというか、安倍のバックが考えたことかもしれないが、さもありなん。

安倍なら、この位の事はやりかねんと思う今日この頃。

官房長官から、領収書の要らない官房機密費を引き出すことが出来たらできる。

ちなみに、1年間に約13億円もの官房機密費を使うが、2020年度末に未使用分として国庫に返納したのはたったの13万円。だそう。

ほとんど使い切るという事だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/431.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 二階派が衆院選で壊滅危機! 自民党候補競合の6選挙区「公認争い」に全敗か(日刊ゲンダイ)



二階派が衆院選で壊滅危機! 自民党候補競合の6選挙区「公認争い」に全敗か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295505
2021/10/03 日刊ゲンダイ


栄枯盛衰(C)日刊ゲンダイ

 自民党内で二階前幹事長が力を失ったことで、衆院選に向けた公認争いは仕切り直しだ。露骨な二階派優遇で候補者が競合したままの選挙区は6つ〈表〉。そのうち、山口3区で動きがあった。

 県連が1日、くら替え出馬を表明している林芳正元文科相(60=岸田派)を公認候補として党本部に申請すると決定。一方、同区支部長で現職の河村建夫元官房長官(78=二階派)は「小選挙区で勝ち続けている候補者の選挙は現職優先」と主張し、かつてないほど地元で活動している。林氏も河村氏も所属派閥のナンバー2。互いに一歩も譲れない。

「『現職優先』の原則に従えば林さんに公認を出しづらいが、林さんは総裁派閥の重鎮で、将来の総理候補。河村さんよりひと回り以上も年下で、伸びしろもある。林さんが河村さんにダブルスコアで勝っているとの情勢調査もあり、地元のホンネは『河村さんは身を引くべき』です」(自民党関係者)

 遠藤選対委員長はきのう、選挙区調整について「当事者の意見を聞きながら進める」と言っていたが、衆院選の公示まで残り1カ月。公認争いは激化の一途だ。二階派は群馬1区と新潟2区で、安倍前首相が実質支配する細田派の現職とバトル。栃木2区では西川公也元農相の長男と茂木外相の元秘書の新人同士が争い、高知2区では前知事の新人と山本有二元農相が火花を散らしている。

「静岡5区では現職の吉川赳議員と、民主党政権の環境相だった二階派特別会員の細野豪志議員がバチバチ。岸田派の吉川さんが公認争いは有利なはずですが、細野さんは選挙区で6連勝している。とはいえ、甘利幹事長は疎んでいた二階さんの影響力の『徹底排除』も辞さないでしょう。競合する二階派の候補に公認を与えず、派閥ごと干すんじゃないか」(前出の自民党関係者)

 二階外しをブチ上げて浮上した岸田総裁のお手並み拝見だ。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/432.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田さん 民間TV有料化するだけで日本は再生します 
岸田さん 民間TV有料化するだけで日本は再生します
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51998540.html
2021年10月03日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


野田さん 岸田さんの言う通り 子供は国家の財産です
前提は
国家の知力はまじめな勉強時間の総和です
大人も勉強しなければなりません

それなのに
民放TVは朝から晩までアホ娯楽か
意図ある反中報道を繰り返し
日本は曲がった国家になりました

河野氏の虚像を民放は好き勝手につくります
実物を知らず国民は民放が作った
「意図ある河野」の投票したのです
自民党議員と「意図ある民放の虚像の河野」
危うく日本は
民放ロボット河野政権になるところでした

***

NHKは視聴料を取る分
民放より番組が遥かに真面目です

民放のバカ番組を糺さねばなりません
月額100円でもいいです
民放は国民から視聴料を取るよう
政府は強制力を持って指示しましょう

超簡単です
衛星番組のようにすればいいだけです

月100円の価値もない民放は
縮小再生産となり必死でもがきます
国民から月100円いただくために

アホ番組視聴をやめた時間が
必然勉強時間となるシステムです
実力ある民放は更に儲かるのです

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/433.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 失敗の自覚は? 総裁選不出馬で退く菅首相…為政者の責任の取りかたに国の本質が見える 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ)



失敗の自覚は? 総裁選不出馬で退く菅首相…為政者の責任の取りかたに国の本質が見える 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295469
2021/10/02 日刊ゲンダイ


自民党総裁選への不出馬を表明。首相官邸で待ち受けた記者団に一礼する菅首相(C)共同通信社

 為政者の責任の取りかたは、その国の本質をあらわす。9月にオランダの主要閣僚が2人、辞任した。カーグ外相とバイレフェルト国防相だ。2人とも、タリバンがほぼ全土を掌握したアフガニスタンからの撤退に際して、自国民と現地協力者の一部を退避させられなかった責任を取ったのだ。辞任に先立って同国の下院で可決された問責決議に対し、「全責任は自分にある」とカーグ外相は言ったそうだ。

 イギリスでも、ジョンソン首相が外相のラーブ氏をその座から降ろし、司法相兼副首相にした。やはりアフガン撤退の際の不手際による降格といわれている。

 当たり前の話だ。

 海外で活動する自国民の安全に配慮し、危急の際には最大限の力を注いで救い出すのは国の務めだろう。現地での協力者についても同じことだ。

 だが日本は、いち早く大使館員をアラブ首長国連邦に退避させたものの、JICA(国際協力機構)の職員や関係者、その家族など約500人もの人々を混乱の極みにある現地に置き去りにした。

 これが江戸時代の役人なら、間違いなく切腹ものの失策だろう。現代ではさすがに死をもって償わされることはないが、自分たちはそれに値するほどの失敗をしたのだと自覚すべきだ。

 それでも茂木外相と岸防衛相には辞める気配がない。菅首相だけが退く運びだが、就任から1年、あらゆる局面での失策続きと支持率の低下に「これ以上は続けられない」とあきらめの境地で総裁選不出馬を決めたに過ぎず、「国民に申し訳ないことをした」という反省があるとは思えない。

 国のトップに立つ者は大きな権力を手にする代わりに、失敗したらすべての責任を負う――。国民の生命と財産を守ることを責務とする政治家には当然のことだが、そのような潔い引き際をすっかり見なくなった気がする。

 思えば戦後の東京裁判の頃から、この国の政治を動かす者たちは責任を取らなくなっていた。A級戦犯として処刑されたのは7人。他の多くは一時収監されたものの、のちに釈放されたり不起訴となって、生き永らえた。首相や外相、法相をつとめた者さえいる。多くの国民や近隣諸国の住民を殺し、傷つけ、その人生を変えてしまった責任をどう感じていたのか。それを問うことはもうできないが、せめて私たちは何十年経とうが忘れずに、その責任を問い続けるしかない。

 多くの軍歌を作曲し、戦意高揚に貢献する形で戦争に協力した山田耕筰は戦後も巨匠の地位を保った。が、イタリア・オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」で知られる作曲家のマスカーニは戦後、ムソリーニ政権に協力したかどで財産没収の憂き目に遭った。オランダの指揮者メンゲルベルクは、近年になってようやく復権したが、やはりナチスに接近したおかげで戦後はまったく干されていた。フランスのデザイナー、ココ・シャネルも、ナチの将校と通じていたことをとがめられた。その墓はパリになく、スイスのジュネーブにある。それほど先進諸国では戦争責任に対して厳しいのである。

 現在の日本の政治はどうか。国民にウソをつきまくり地位にしがみつこうとする者ばかりだ。不正を暴かれ、落ち度を責められれば、お得意の逃げ口上か、トカゲのしっぽ切りで逃げ切ろうとする。それでも追及されると、ついには逆ギレだ。あったことを「なかった」、なかったことを「あった」と言い張り、恥じるところがない。

 この国の顔たる政治家たちは、世界の尊敬を集める面ざしをしているだろうか。彼らの態度や行動が日本の本質だと国際社会から思われているとしたら、「勘弁してくれよ、あの人たちと一緒にしないでくれよ」と言いたくなる。



三枝成彰 作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/434.html
記事 [政治・選挙・NHK283] <大仕掛けのスピンを取材した…>来年また総裁選の予感 茶番劇ウォッチ(田中龍作ジャーナル)



来年また総裁選の予感 茶番劇ウォッチ
https://tanakaryusaku.jp/2021/09/00025792
2021年9月29日 21:53 田中龍作ジャーナル


岸田派の決起集会を終え、いざ投票へ。安倍前首相が兄貴と慕う衛藤晟一氏(左)と麻生派の重鎮甘利明氏。今回の総裁選を象徴するワンカットだ。=29日、都内のホテル 撮影:田中龍作=

 コロナ下にもかかわらず新聞テレビをジャックした自民党総裁選。茶番劇ではあるが、この国の最高権力者を決めるイベントである。

 権力ウォッチが仕事の田中龍作は総裁選会場となった都内のホテルに出かけた。

 結果は岸田文雄・前政調会長が河野太郎・行革担当相を下して、新総裁となった。

 どんな綺麗ごとを並べても、最大派閥細田派(安倍派・96人)と第二勢力である麻生派(56人)の支持がなければ岸田氏が、総裁に選ばれることはなかった。

 麻生派から顧問として岸田派陣営に入り総裁選挙を取り仕切った甘利明・税制調査会会長が囲み会見に応じた。

 朝日新聞:岸田氏が議員投票でリードした原因をどのように見ているか?

 甘利氏:岸田新総裁は挫折を経験して人間が一回り大きくなった。

 TBS:岸田政権にどのように(政策を)進めてほしいと思うか?

 甘利氏:まずはコロナの不安を解消する・・・(中略)新しい資本主義。世界が二極化している中でどう人心を集めてゆくかが課題。中間層をぶ厚くしていく。


権力追及の名手、望月衣塑子記者も総裁選の行方を見守った。左は時事ユーチューバーのたかまつなな氏。=29日、都内のホテル 撮影:田中龍作=

 TBS:岸田体制をどのように支えてゆくか。

 甘利氏:私が決めることではないが、どうなってもそのポジションで全力を尽くしたい。(甘利氏は岸田政権で幹事長に就くとの下馬評もあり、氏はまんざらでもなさそうな表情だった)
 
 記者クラブならではのヨイショ質問が続いた。

 田中は「岸田政権では安倍スガ政治を刷新できないのではないかとの不安の声もあるが?」とぶつけた。

 甘利氏は「改革には一人で突っ走るヤミクモなものもあれば、志を同じゅうする人とコンセンサスを取りながら行く手法もある。どちらが成果が出るか?それは後に歴史が示す」。

 甘利氏は河野氏と岸田氏の手法の違いを挙げて、田中の質問を上手に煙に巻いた。

 間もなくに迫る総選挙を考えれば、改革を全面に打ち出す河野氏の方がうってつけだが、安倍麻生支配を脱することができない。そこに自民党の限界がある。変われないのだ。

 記者クラブは派閥の立場からの質問に終始する。十年一日、いや半世紀一日のごとく同じ質問を繰り返している。まったく変わっていない。

 安倍スガ政治を引き摺る岸田政権は長続きすまい。来年の今頃、また同じ光景が展開されるような予感がする。


新総裁決定後、岸田派の集会に駆け付けた高市早苗氏。いかにも自民党的だ。入閣が予想されている。=29日、都内のホテル 撮影:田中龍作=

 〜終わり〜

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/435.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 河野太郎氏「総裁選完敗→広報本部長」格落ちの元凶か 進次郎氏の“軍師気取り”に広がっていた嫌悪(日刊ゲンダイ)
河野太郎氏「総裁選完敗→広報本部長」格落ちの元凶か 進次郎氏の“軍師気取り”に広がっていた嫌悪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295473
2021/10/01 日刊ゲンダイ


河野太郎必勝会での小泉進次郎環境相(C)日刊ゲンダイ

 自民党の岸田文雄総裁(64)が新政権発足に向けた骨格作りを着々と進めている。

 内閣の要となる官房長官に松野博一元文部科学相(58)、政調会長に高市早苗前総務相(60)、総務会長に当選3回の福田達夫衆院議員(54)を抜擢し、選対委員長に遠藤利明元五輪担当相(71)がそれぞれ就く予定だ。

【写真】この記事の関連写真を見る(26枚)

 一方、各メディアで「冷や飯食い」などと報じられているのが、総裁選を戦った河野太郎規制改革担当相(58)だ。衆院選の発信力強化を期待――などを理由に「広報本部長」に就く見通しだが、党の要職とはいえ「格落ち感」は否めない。

 少し前まではメディアで「次期総裁の大本命」と持ち上げられ、総裁選の共同会見では記者から「1回目で決まる(決める)のか」と問われた際に「はい」と自信満々で答えていた河野氏。総裁選後、敗戦の理由について「力不足」を連呼していたが、「広報本部長」で満足するわけがないだろう。河野氏が負けた要因は何だったのか。自民党関係者がこう言う。

「進次郎が嫌だから岸田さん」

「ズバリ、最大の敗因は小泉進次郎さんでしょう。石破元幹事長と組んで『小石河連合』などともてはやされ、まるで河野陣営の軍師気取り。こういう小泉さんのスタンドプレーを苦々しく思っていた若手は少なくなかった。若手の間では『河野さんを応援したいが、進次郎が嫌だから岸田さん』と言っている人がたくさんいましたよ。

 対照的なのが総務会長に就く福田さんです。福田さんは変に前に出ることをせず、それでいて二階幹事長ら重鎮にも臆することなく『定年制を遵守しろ』と迫った。『党風一新の会』に若手議員約90人が集まったのが人望が厚い証左でしょう。今回の総裁選で、党内では『本当の敗北者は進次郎』とささやかれています」

<総裁選では河野さんよりも進次郎さんが目立っていたような……>

<後ろ盾の菅首相もいなくなり、総裁選に負けちゃってどうするの。進次郎さん>

 ネット上でもこんな声が広がっている小泉氏。記者から敗因を問われ、「戦わなければ見えてこないものが多く見えた」などと振り返っていたが、「自分」とは言えなかったのか、それとも言いたくなかったのか……。

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/436.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 原発止めろ!<本澤二郎の「日本の風景」(4223)<立憲民主党と日本共産党が初めて鉄の団結=政権交代夢でない!>
原発止めろ!<本澤二郎の「日本の風景」(4223)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30682353.html
2021年10月03日 jlj0011のblog


<立憲民主党と日本共産党が初めて鉄の団結=政権交代夢でない!>

数年ぶりに近くのスーパーマーケットで、マグロと貝の寿司を買って、贅沢を楽しんだ。おいしさにほほが転げ落ちそうになった。締めて1500円。やはり寿司は、日本を代表する食べ物であるが、味の秘訣は醤油とわさび、そして米だ。海の幸だけではない。その海の幸がSOS!

 自公政権は膨大な量の、生き物が生きられない猛毒・トリチウム汚染水を海洋投棄する方針だ。実施されると、海の幸が100%汚染する。寿司が食べられなくなる。これは風評被害ではない。真実である。

 今回の自民党・岸田新体制の人事では、脱原発が持論の河野太郎を、原子力ムラの安倍や麻生、甘利、細田らが寄ってたかって押しつぶした。党人事でも事実上、排除した。原子力ムラの圧政が続く。海の幸は食べられなくなる。いまでさえも魚介類は、地球の裏側から輸入されているものが多い。

 311のさい、枝野は家族を海外に逃避させて、国民の非難を浴びた。彼は当時の様子と、政府東電の嘘を知っている。東電の東芝製3号機の核爆発を知った。この世の地獄を官邸で体験した。人間の科学の限界を知ったし、科学者に善良な人物がいないことも学んだ。自公原発派と野党の反原発派が、雌雄を決する総選挙が、間もなく始まる。

 日本共産党も清水の舞台から飛び降りた。政権の閣外協力にも応じた。野党統一候補が、戦後初めて実現する。国民の99%は、原発NOである。第二のフクシマは、二度と繰り返させてはならないのだから。

<原子力ムラの岩盤を突き崩す勢い=原子力ムラが制圧した岸田・自公>

 安倍が大株主の自動選挙投開票システムを独占的に扱っている民間会社「ムサシ」の株式が、いま跳ね上がっているのかどうか。

 「ムサシ」による不正選挙疑惑が、選挙当事者の不安材料である。「ムサシ」とNHKが連携していないか。「ムサシ」の自動投開票システムを排除、全て手作業で処理することが不可欠である。野党最大の解決すべき課題である。

 先の自民党総裁選を見て分かるように、河野支持が岸田や高市を圧倒した。カネとポストによる締め付けなどで議員票でひっくり返したが、党員でさえも河野支持が圧倒したということは、反原発の世論は、原発派を圧倒している。

 大量のフクシマ東電汚染水を海中投棄に対して、高市の元夫でも反対している。安倍を担いだことが、小泉純一郎の評価をとことん落としてしまったが、小泉は真っ先に原発を止めろ、と叫んで、原子力ムラに対抗している。

 原子力ムラが総力を挙げて実現した今回の岸田体制とて、世論の大勢を動かすことは不可能である。自民党内の反原発派は、いずれ大きな塊になって、自公の岩盤を突き崩すはずである。

 今回の岸田人事にしてみても、安倍の要求はことごとく撥ねられて、本人は怒り狂っている。捜査に怯えている!

<放射能下のフクシマの人びとは人体実験にさらされている!>

 科学音痴が政界・官界・司法界に多い。言論界もそうである。

 311以後の日本もそうだった。何事も科学者・専門家に頼る姿勢は、政府のコロナ対策が裏付けている。専門家の嘘を暴く人物が少ない日本である。考えてみるがいい。原爆を製造した悪魔人間は、科学者である。武器弾薬に関与する人間もそうである。

 「悪魔に魅入られた人間の最たる者たちは、すべからく科学者」なのである。最近になって気づいた凡人ジャーナリストに、正直気が重い。日本学術会議は、真っ当な組織だと勘違いしてきた。

 フクシマを見よ!10年前と何がどう変わったというのか。廃炉は進んでいない。安倍のロシア外交、拉致問題と同じで、むしろ後退している。莫大なカネを湯水のように浪費しているだけであった。

 放射能下のフクシマは、ヒロシマやナガサキがそうだったように、人体実験にさらされている。それに文句ひとつ言えず、人びとは知事に原子力ムラの悪魔のような人間を起用して恥じない。与野党ともである。

<子供たちの哀れ過ぎる運命に科学者は沈黙>

 コロナもそうだが、科学者・専門家の行動様式は、まずはデータ・資料あさりに徹する。人命は後回しである。

 安倍と菅のコロナ対策は、重症者を治療する。その間、軽症者を自宅療養させて、重症化するのを待つ。本末転倒である。軽症者を治療、回復させることが感染者を押さえる道である。

 フクシマの10年余、放置された子供たちの様子が心配でならない。「フクシマは安全」と暴言する学者がいたことも分かった。トップクラスの医学者の大嘘に人々も、市民の代表もすべてが騙される、それがフクシマの現状であった。

 被ばくの影響は、免疫力の低い幼児や子供が多く受ける。フクシマは安全ではない。安全だとほざいてきた学者は、ならば幼い子供ら一族を含めて、フクシマで生活してみてはどうか。それを実行すれば、彼らの言い分を多少認めることもやぶさかではない。

 安倍は8年の間、何度、東電原発の現場に立ったというのか。誰か教えてほしい。フクシマに残った人々が、どんどん亡くなっている、との情報を信じたい。学者の嘘に騙されてはならない。

<反原発派の福井県議の不審死に原子力ムラの影が?>

 反原発派の福井県議が亡くなった!原子力ムラによる謀殺ではないか、との疑惑が浮上している。

 旧動燃のもんじゅ西村成生謀殺事件だけではない。電磁波攻撃によって殺害された大沼安史のこと、反原発の物理学者の水戸巌父子のことを思い出した。反対派を殺害する原子力ムラを退治しないと、この国は放射能と気候変動から逃れることは出来ない。

2021年10月3日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


「脱原発依存」を明記 立憲民主、エネルギー政策で自民との違いを鮮明に
https://www.tokyo-np.co.jp/article/134104


海道に避難された方からのメール 「福島に残った人がどんどん亡くなっている」  魑魅魍魎男 (asyura2.


「けがで意識不明の重体だった辻一憲県議が26日死亡」 (NHK福井 2021/9/27)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210927/3050009164.html


「辻一憲暗殺の犯行動機「反ワクチン派で反原発派だった」
福井県議殺害事件・原子力発電再稼働反対議員」 (トリちゃんのお見通し報告書 2021/9/27)
https://green-3-triangle.com/tujikazunori-gensiryoku-satugai/


共同英字新聞竹野内真理インタビューの一コマ

5)将来に東京に戻るか、別の都道府県・国に引っ越することは考えらますでしょうか?
https://savekidsjapan.blogspot.com/2021/05/special-thanks-to-kyodo-news-that-have.html

考えておりません。1番目の質問でお答えしたように、他の都道府県は安全ではありません。2002年、私がIAEAに地震と原発の問題を訴えた時、IAEAの職員の一人が「日本全国の人々が原発反対の声を上げない限り、日本の原発は止まらない」「500万人の日本人が死んでもおかしくない」と語りました。


関連記事
<画期的合意!>立民政権で共産は閣外協力 枝野氏と志位氏が合意 国民の玉木氏は首相指名選挙の要請を拒否(東京新聞)
http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/404.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/437.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 何が新総裁だ。世の中、どん詰まってるぞ! 何もかも解体してゼロからやり直せ  井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ)



何が新総裁だ。世の中、どん詰まってるぞ! 何もかも解体してゼロからやり直せ  井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/295461
2021/10/02 日刊ゲンダイ

 ここ何年か、冒頭に「これは実話に基づいている」と出る洋画が増えている。世界中、安直なフィクションにつき合う暇はないし、作り話は飽きられてるようだ。1日に公開される「007」の映画にしろ、「これは本当にあった世界転覆計画の実話です。ボンド以外は」とでも謳わないと、見てられないかもだ。でも、邦画は相も変わらず作り話ばかり。宣伝用のDVDでしか見ないが、ホラ話がほとんど。日本軍の南京虐殺の実相はこうだとか、あの政治家は田中角栄より悪党だったとか、そんな踏み込んだものがあってよさそうなのに一つもない。愛と正義の押し売りばっかり。「虚構の中にこそ真実が」なんてそんな時代はもう終わってるぞ。ウソ話でも号泣したとか、そんな映画や小説ほどアホらしいものはない。号泣とか、よく言えるもんだ。「癒やされた」とか、幼稚な言い草がはびこっている。

 先日、タクシーに乗るなり、70歳前の運転手のオヤジさんがまくし立ててきた。これは実話。「カントク、まさか自民党と違うやろ? あんなカッコだけの総裁なんか“アベの桜見る会”も“森友の改ざん忖度”も絶対に手ぇつけよらんし、ゴマかすやろけど、立憲民主の枝野のおっさんはええこと言うてたで」と。「はぁ、何ですの? っていうより先輩は大阪でんのんか」と聞くや、「そうやねん。岸和田、カントクの映画みたいに若い時、ワシもボウ振り回しとったんよ」「えー、ボウて何の棒でんの?」「いや、それより枝野が税金を……次の選挙で自民党いわっしょったら(政権を取ったら)」と。

 久しぶりに聞く“河内弁”が心地よかった。「悪名」シリーズの田宮二郎の清次の言い回しだ。「で、立憲民主が政権取れば、年収が1000万円の者までは、所得税を1年間払わんでええようにして消費税も減らしまっさ、と本気で言うとったよ。金持ちや株で儲けとるブルジョアから税金取ったるって。キャピタリズムちゅうのんは必ず崩壊するんやけど」と。感心しながら「オレも1000万以下やし、助かるわ」と返すと、「皆そうや。今、人口の9割5分は1000万以下。ワシみたいな貧民は3000万人はおるし。絶対、立憲民主か野党に入れたら税金タダや」と。「よう知ってまんな。おっちゃんは前から反自民?」と聞くと、「ワシは直接民主主義者やから代議制はナンセンス、選挙は行ったことなし」「ワシ、京大の全共闘やっとったんよ、69年の10.21国際反戦デモでもマルキにモロトフ投げまくったし」とその横顔が青年に戻っていた。

 モロトフは火炎瓶、マルキは機動隊だ。この日は心が弾んで、69年の東大安田講堂攻防戦の本など読み直した。ユーミンの歌じゃないが、あの日に帰るなら、日本人はあの頃のラジカル(根本を見つめる)思考に返って、何もかも解体してゼロからやり直したらどうだ。何が新総裁だ。世の中、どん詰まってるぞ。



井筒和幸 映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/438.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 二階俊博幹事長の長男直撃!「 跡を継ぐのはあなたですか?」(FRIDAY)

※FRIDAY 2021年10月8日号 紙面クリック拡大


二階俊博幹事長の長男直撃!「 跡を継ぐのはあなたですか?」
https://friday.kodansha.co.jp/article/207686
2021年10月03日 FRIDAYデジタル

幹事長退任が決定的な中、政界を電撃引退との噂も 実は総裁選より頭が痛い後継者不在の現実

永田町の自民党本部4階にある幹事長室で、最近、二階俊博幹事長(82)はひとり頭を悩ませている。自身の後継者が一向に定まらないのだ。二階幹事長の後援会関係者が語る。



「権力の権化みたいな見られ方をしている二階さんですが、本音では早く息子に地盤を譲って引退したいと考えているんです。地元では、次の総選挙には出ないのではとまで言われています」

二階幹事長には、引退したくても簡単にはできない事情がある。

「二階幹事長の引退を虎視眈々と狙っている議員がいる」

と、語るのは、二階派に属する自民党中堅議員。二階幹事長の後釜を狙う人物とは、世耕弘成(ひろしげ)参議院議員(58)である。

「世耕さんはかねてから衆院への鞍替えを画策している。二階さんの選挙区である和歌山3区は、祖父・弘一氏の出身地で世耕家の地盤という思いがある。世耕さんは『お世話になった二階幹事長が現職のうちは衆院へは出馬しない』としていましたが、息子に代替わりするのなら話は別。二階さんが無理矢理に息子を公認にするなら、無所属でも真正面から戦う構えです。二階さんとしては、『息子が選挙で世耕に勝つのは難しい』と考えているため、おいそれと引退はできないんです」(中堅議員)

頭痛の種はそれだけではない。どうやら二階幹事長は、肝心の後継者についても決めきれていないようなのだ。幹事長には3人の息子がおり、後継者候補とされているのは、長男の俊樹氏(56)、三男の伸康(のぶやす)氏(43)だ。

「地元で評判が良いのは三男の伸康氏です。全日空を退社後、二階幹事長の秘書を務めており、見た目も爽やかで物腰も柔らかい。すでに東京から和歌山に引っ越してきており、後援会への挨拶回りも始めています。一方、長男・俊樹氏は地元の御坊市で二階さんの事務所責任者を務めていますが、評判は芳しくない。

実際、’16年には御坊市長選に出馬し、大惨敗。小泉進次郎や稲田朋美が応援に来ていながらこの結果です。ただそれでも、長男はやる気満々。地元で挨拶回りをする三男を『誰に断ってやっているんだ』と怒鳴りつけたのは有名な話です。二階さんの胸の内はおそらく三男で決まっているが、長男も可愛くて無下にできないんでしょう」(前出・後援会関係者)

後継者は長男か三男か。こうなれば真実は本人に聞くしかない。本誌は9月中旬、御坊市内の二階事務所に俊樹氏を訪ねた。

――二階幹事長の後継者はあなたですか。

「忙しいから」

――あなたで決まりですか。

「それは絶対にない」

――では、伸康さんが出る?

「誰が後継者になるのかはわかりませんけれど、今は代議士(父親のこと)の選挙があるのでそれに集中しています」

意外にも、「後継者ではない」と断言し、しかも父・二階俊博が次期衆院選に出馬するつもりであることも明言した。とはいえ、腹の中とは真逆のことを言うのは政治家の常だ。俊樹氏の言葉を額面通りに受け取ってはいけない。ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「本当に引退して息子に地盤を継がせるとしても、二階幹事長はギリギリまで表明しない。理由は二つ。一つは、選挙まで時間がなければ公募で候補者を探す余裕がなくなり、票をまとめられるのは二階の名だ、となる可能性が高いからです。それに、世耕議員につけ入る隙を与えないことにもなる。もう一つの理由は、総裁選です。引退を表明すれば、いかに二階幹事長でも求心力はなくなり、派閥がまとまらなくなる。ドロドロの権力闘争の最中で引退は口が裂けても言えない」

衆院選の公示は11月上旬と見られる。その直前、二階幹事長の電撃引退があるかもしれない。


長男・俊樹氏は地元にある二階事務所の責任者を務める。後継者問題を問うと、笑顔を見せる場面もあった


衆院への鞍替えを狙う世耕参議院議員。二階幹事長が息子に地盤を譲れば、無所属でも打って出るとされる


「FRIDAY」2021年10月8日号より

撮影:鬼怒川 毅 加藤 慶 共同通信社


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二階派が衆院選で壊滅危機! 自民党候補競合の6選挙区「公認争い」に全敗か(日刊ゲンダイ)
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記事 [政治・選挙・NHK283] NHKの“広報”が「1億5000万円は買収には使われていない」という自民党の嘘を全国放送で流した 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)



NHKの“広報”が「1億5000万円は買収には使われていない」という自民党の嘘を全国放送で流した 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295399
2021/10/01 日刊ゲンダイ


1億5000万円が全部ビラ代なら、広島県民一家に162枚もビラが届いたことになる…あり得ないでしょ(安倍前首相と河井案里被告、2019年参院選)/(C)共同通信社

「党本部からの1億5000万円のうち、1億2000万円が政党交付金によるもので、ほとんどが機関紙や政策チラシの作成などに使われる一方、買収には使われていないことが確認できたとしています。」(NHK)

 これは9月22日のNHKニュースでのアナウンサーかスタッフの言葉。VTRには、元自民党だった河井夫婦が写ってた。ほら、一昨年の参議院選挙、自民党本部から河井案里氏に1億5000万円が振り込まれた、その金が選挙の買収に使われたんじゃないかって疑惑よ。その疑惑について、自民党の報告。VTRには柴山幹事長代理の会見も流れてた。

 そして、こういうアナウンスが入る。

『自民党は、検察に押収されていた資料を河井氏側が調べた結果、買収には使われていないことが確認されたと報告を受けたことを明らかにしました。』

 で、その後、冒頭に出した言葉だ。

 嘘に決まってんだろ。調べてみたらビラって一枚2円程度なんだそうだ。1億5000万円全部がビラなら、278万人の広島県民1人あたり27枚も配ったことになんぞ。もちろん、赤ちゃんも含めてだ。6人家族なら、一家に162枚もビラが届いたことになるんだけどな。

 つか、『自民党は(中略)河井氏側が調べた結果、買収に使われていないことが確認された』ってなに? なんで、買収疑惑をかけられている人間に、その問題を調査させんの?

 でもって、その調査の報告を受け嬉々として、「買収には使われていないことが確認できた」といっちゃう自民党も自民党だし、そういった自民党側の報告を嬉々として、そのまま全国放送で流すNHKもNHKだわさ。

 経費で1億5000万? 一回の選挙にだよ。ちょっと考えれば誰でもおかしいなってわかる。NHKの報道はこれでいいの? これは報道じゃなくて広報。事実の追求って大事な役目忘れたんか?



室井佑月 作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。



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記事 [政治・選挙・NHK283] <「自民党を打倒する」>小沢一郎、次期衆院選で政権奪取宣言「思い切った経済政策で必ず勝てる」〈週刊朝日〉

※週刊朝日 2021年10月8日号 紙面クリック拡大


小沢一郎、次期衆院選で政権奪取宣言「思い切った経済政策で必ず勝てる」
https://dot.asahi.com/wa/2021092800048.html
2021/09/29 08:00 筆者:亀井洋志 週刊朝日


小沢一郎氏 (撮影/写真部・高野楓菜)

 世間は自民党の総裁選の話題で持ちきりだが、一方の野党も次期衆院選に向けて着々と準備を進めている。政権の座を追われて9年。野党共闘も進展を見せる中、今度こそ、新たな時代を切り開くことができるのか。自身3度目の政権交代を狙う立憲民主党のキーマン、小沢一郎氏を直撃した。

*  *  *

──結党から1年。政権交代の受け皿を目指し、立憲民主はじめ共産・社民・れいわの野党4党が9月8日に政策協定を結びました。

「いまこそ政権を奪取する最大のチャンスです。安倍・菅政権のコロナ対策の失敗は目に余る。昨年、新型コロナの流行が始まった段階で、僕は早く臨時病院をつくれと訴えました。各自治体にある体育館など公共施設にベッドを置き、症状の軽い人はそこで療養してもらう。全国民を無料で何回でも検査し、陰性の人は日常生活を送れます。そうすれば緊急事態宣言をくり返す必要はなく、多くの国民に迷惑がかからずに済んだはずです。菅(義偉)首相ばかりたたかれているが、初動の対策を誤った安倍(晋三)さんの責任は大きい。しかも任期途中で放り出した」

──飲食店などが破壊的ダメージを受け、国民の不満は高まっています。それなのに、野党の支持率が伸び悩んでいるのはなぜでしょうか。

「自公政権とは違う思い切った政策を打ち出して、国民の気持ちに訴えるメッセージを発信しなければならない。けれども、大変残念なことにわが党内には、かつての日本社会党のように万年野党でいいや、みたいな意識を持っている人たちがいるのも事実です。政権を取って国民のための政治を実現させようという意識が薄いのです。だから、支持率がなかなか伸びないのです」

──4月の衆参三つの補選・再選挙では全勝し、横浜市長選でも擁立した候補が当選するなど一定の成果は上げています。

「それはいかに自公への批判票が多いかということです。例えば、横浜市長選では投票率が前回よりも約12ポイント上がりました。それだけ浮動票が増え、現政権への批判票となったのです。“敵失”だけで風を恃(たの)んでいるようじゃダメです。2009年9月の民主党政権誕生時に、僕は『国民の生活が第一』を掲げた。あの時のように、自分たちで風を巻き起こさなければなりません。国民の支持を背景に政権を取る意欲がない政党は、政党じゃない。枝野(幸男)代表には勇気を持って衆院選に挑んでほしい」


小沢一郎氏 (撮影/写真部・高野楓菜)

──自民党の総裁選が注目されています。18日の日本記者クラブでの討論会をどう見ましたか。

「党内議論が活発化しているとは感じられず、盛り上がりを欠きました。河野太郎氏は一定の年金額を保障する『最低保障年金』の創設に言及しました。財源は消費税を増税して充てるという。09年に民主党政権が最低保障年金を提案した時、給付額を月7万円とし、高所得者への給付を削減・廃止しても約13兆円かかると試算した。当時、自民党はさんざん批判したが、今回、河野氏は具体的な年金額も、消費税率をどれくらい引き上げるかも明言しませんでした」

──河野氏は脱原発が持論だったのに、原発再稼働も認めています。

「やはり脱原発を公言している小泉進次郎氏も河野氏の支持に回っていますが、そういう矛盾点を他の候補者たちはなぜもっと強く問いたださないのか。岸田文雄氏もアピール力が弱い。天下を取ろうという人たちなのだから、年金改革も原発も曖昧にしていていい問題ではありません。国民も呆れているのではないでしょうか」

──森友・加計問題や「桜を見る会」など政権を巡る疑惑について再調査を明言しているのは、野田聖子氏だけです。

「まったく反省がないし、僕はいまの自民党で改革はできないと思っています。誰が総裁になっても同じでしょう。こんな体たらくでは自民党に支持が集まるはずがないのですが、一方の野党も影が薄いとなると、国民の政治不信につながります。そうなるといよいよ民主主義の危機です」

──しかし、新総裁が選出されると、「ご祝儀相場」で自民党の支持率が上がる可能性があります。

「日本人は情緒的でお人好しのところがある。目先の看板が変わるだけで、何かをやってくれるんじゃないかと期待感を抱いてしまいがちです。10月4日に臨時国会を召集して首班指名、その後は党役員人事と内閣の閣僚人事です。毎日、与党のニュースばかりで、メディアは自民党の広報担当のようになっています」

──菅さんが相手のほうがよかった?

「菅政権のままであっても、そう簡単に勝てるものではない。自民党というのは、こういう危機的な時には底力を発揮します。いくら菅首相の人気が落ちても、個々の衆院議員の選挙が弱くなるというものではありません。まして、総理が新しい顔になると野党は大変です」

──立憲と共産はまだ約70カ所の小選挙区で候補者が競合しています。

「共産党との選挙協力は不可欠です。09年衆院選では、民主党単独で勝てました。例えば、東京では25小選挙区のうち21選挙区を制することができました。しかし、いまの状況では、共産党に全国で候補者を立てられたら非常に厳しい」

──国民民主党や連合は、共産との共闘路線から距離を置いていますが。

「野党が協力して、候補者を一本化すれば勝てる選挙区はいくらでもある。要は、自民党に選挙で勝って政権を取る気があるのかないのか、どっちなんだということです。国民民主や連合の主張をみていると、共産党が嫌いだから政権もいらないという話になってしまっている。これまでの仕組みを変えようとすれば、軋轢(あつれき)が生じるのは仕方がない。枝野代表には、あちこち気兼ねしないで思い切ってやってほしい」

──衆院選の勝算は。

「このままでは勝てません。いまこそ大胆な政策を掲げるべきです。すぐにでも着手すべき問題は、コロナ対策だけではありません。いま、日本の非正規雇用の割合が雇用者全体の約40%を占め、相対的貧困率も高まっている。日本の国民1人当たりのGDP(国内総生産)は、かつてOECD(経済協力開発機構)諸国で2位でしたが、近年は20位前後にまで低迷しています。この状況を変えるために思い切った経済政策を打ち出せば、必ず勝てます。僕らには次の次を狙うという選択肢などない。今度の衆院選で政権交代を実現し、国民の生活が第一の政治を行うという気概こそが、国民から求められているのです」

(本誌・亀井洋志)

※週刊朝日  2021年10月8日号



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/441.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田総理誕生の“ウラ”で「キングメーカー」を狙う、安倍晋三がいよいよ動き出している(週刊現代)

  ※週刊現代 2021年10月2・9日号 紙面クリック拡大




岸田総理誕生の“ウラ”で「キングメーカー」を狙う、安倍晋三がいよいよ動き出している
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87840
2021.10.02 週刊現代 :現代ビジネス

「後継」の問題

「亡くなる直前、竹下さんが『次は茂木が派閥をまとめろ』と言い残したという話が広がっています。しかし、派内のベテラン勢は『どうせ、茂木が自分で勝手に言ってるだけだろ』と冷ややかです」(平成研議員)

食道がんで闘病中だった竹下亘元復興相が、9月17日に74歳で亡くなった。会長を務めていた派閥・平成研究会では、先送りにしてきた「後継」問題が紛糾している。

年齢的には、65歳の茂木敏充外相と加藤勝信官房長官が筆頭候補だ。ただ「加藤さんでは実力不足」(前出と別の平成研議員)との声が多い。小渕優子元経産相は、人気は抜群だが47歳と若すぎる。こうした条件を鑑みれば、茂木氏が継ぐのが自然な流れと言える。



「しかしOBの青木幹雄さんをはじめ、参院を中心に難色を示す議員も少なくない。人望や性格の面で難ありと見られているのです」(冒頭の議員)

そんな中、平成研に手を突っ込み、茂木氏を引き上げようとする大物がいる。安倍晋三前総理だ。

安倍氏はかねて、側近などの前で「茂木さんは自民党で一番優秀」と褒めちぎってきた。5月に受けたインタビューでは、次期総裁候補の筆頭にノーマークの茂木氏を挙げ、党内を驚かせている。

安倍氏の異様なまでの「茂木推し」の背景には、最大派閥の清和研が「安倍派」へ衣替えするのに合わせ、平成研を傘下に収めたいとの思惑があるのだという。

「安倍さんは以前は岸田(文雄)さんを手駒にしていましたが、二度の総裁選で岸田さんの弱さが露呈した。そこで、次は仕事ができて押しの強い茂木さんを担ごうと考えている。

茂木さんを総裁候補に育てれば、安倍嫌いの青木さんたちを牽制でき、平成研に恩を売れ、勢力拡大も狙えるわけです」(自民党ベテラン議員)

冒頭のエピソードが示す通り、茂木氏自身も出世欲は強い。キングメーカーを目指す安倍氏の、次の駒が決まったようだ。


『週刊現代』2021年10月2・9日号より

http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/442.html

   

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