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2021年9月29日05時02分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 異物混入確認後のモデルナワクチン接種後死亡:93日間で17人の死亡だったものが、12日間で11人まで急増する異常事態

 8月16日から確認され始め(6月説もあるが、厚労省はたいしたものではなかったと説明)、8月25日に公表されたモデルナ新型コロナワクチンの異物混入問題は、厚労省をはじめとする日本の保健医療行政のデタラメぶりを見事なまでに浮き彫りにした。

 そして、この投稿で問題にする重大データは、20日ほど前の9月10日に公表されているのに、メディアは素知らぬ顔で取り上げようともしない。

 この事件でなにより驚くのは、厚労省や河野“ワクチン担当”大臣が、ワクチンに混入している物質がどのようなものなのか確認する前に、接種しても健康に重大な被害が及ぶとは考えにくいと語ったことである。
 身体の組織に注射し免疫細胞を含む細胞や血管に入り込む「医薬品」に対し、これほどイイカゲンで軽んじた言動はないだろう。

(頻繁にTVに出るワクチン推進応援団の医者たちも、異物が注射器の先端シリンジで見つかったと報道されているにも関わらず、異物が針を通って注射器に入ることは考えにくいから体内には注入されていないはずとウソをふりまいていた)

 さらに、厚労省と河野大臣は、混入した異物や混入経緯の分析・調査を国内供給会社(武田薬品)とメーカー(モデルナ)に丸投げするという恥ずべき暴挙まで行っている。

 これをたとえて言うなら、盗賊グループに、地域で窃盗事件が起きているのでおかしなことをしたヤツはいないか調査して報告しろと言っているようなものである。

 購入(供給)契約でなぜか“免責特権”が付与されているとは言え、重大な過失や良からぬ細工が公になれば、両社の信用はガタ落ちになる。

 最高度の利益相反にあたる組織に混入問題の分析調査を委ねたのである。

 また、異物は目に見えているものだけとは限らない。何かがワクチンの液体に溶け込んでいる可能性もある。溶け込んでいるほうが体内でより深刻な害を及ぼすかもしれないのだ。

 初歩の初歩だが、厚労省は、当然、異物が混入しているロットを確保し、厚労省が管轄する調査研究機関で内容を分析しなければならなかったのである。

 しかし、現実としては混入異物の調査が利益相反の供給者に丸投げされた。

 そして、混入した異物はステンレススチールの破片で、おそらく、スペインのロビ・ファーマ・インダストリアル・サービスの製造ラインにおける不具合で混入した可能性が高いという報告を受け、それを鵜呑みにして調査を終わらせてしまったのである。

 ここでも、報告の真偽や今後のリスクを確認するため、ロビ・ファーマ・インダストリアル・サービスに立ち入り調査し、製造ラインの不具合を検証するという最低限のことさえ行っていない。

 ワクチンについてこのような問題を抱えていながら、“ワクチン担当”大臣河野太郎氏は、ワクチン推進を大きな業績として自賛しながら総理を目指し自民党総裁選を戦っているのである。

 前段はここまでとし、異物混入に関係して可能性を指摘出来るとワクチン接種後の死亡例データを確認していきたい。

内容は、厚労省の次なる公表データに依る。

厚労省「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html

 このなかの「▷令和3年9月10日開催」という項目のなかに、

「死亡例の報告について(資料1−3−1、1−3−2、1−7−1)」

という欄がある。

 さらにそのなかの1−3−2に、モデルナワクチンの死亡事例データがPDFでまとめられている。
https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000830624.pdf

 その「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要 (モデルナ筋注、武田薬品工業株式会社)」には、

「1.報告状況

○前回の集計対象期間(8月8日)以降、モデルナ筋注の副反応疑い報告において、医療機関又は製造販売業者から死亡として報告された事例が新たに6件あり、令和3年5月 22 日から令和3年8月 22 日までに報告された死亡事例は計 17 件となった (別紙1、2)。

○なお、上記に加え、令和3年8月 23 日から令和3年9月3日までに、医療機関又は 製造販売業者から死亡として報告された事例が 11 件あった。」

と公表されている。

==============================================================

[考察]

 公表されたデータをざっとまとめると、モデルナ接種適用開始の5月22日からの3ヶ月(93日)間で発生した死亡事例は17件であるのに対し、異物混入のワクチンを接種した人に重大な影響が数値として現れてくる可能性がある8月23日から9月3日までのわずか12日間に発生した死亡事例が11件にも達しているのである。

 職域と一般と別々の管理になっているので、モデルナの接種回数は把握しにくい。

 そこで、日々同じ接種回数で同等の頻度で死亡事例が発生すると仮定すると、8月23日から9月3日までの12日間に発生する死亡事例は、8月22日までの93日の7.75分の1なので.17/7.75の2.2件ほど(2件から3件)と考えるのが妥当だろう。

 異物混入ワクチンの接種の影響が考えられる期間に報告された死亡事例11件は、8月22日までの93日間に較べ、単位期間で5倍も高いのである。

(異物混入まで、ファイザーもモデルナも、ほぼ2週間ごとの接種回数あたり死亡事例発生数は、数十%レベルの変動にとどまっており、2倍の変動にさえなったことがないから、5倍というのは、季節要因を考慮しても異常な数値である)

 異物混入(最初の確認が8月16日とされている)ロット内の一定数(使用の中止を求めた約163万回分のうち少なくとも約50万回分が接種済みと公表)がすでに接種されている。

 添付データで確認できるが、異物混入ワクチン接種後に死亡したと報道された38歳(17番)と30歳(23番)の男性が亡くなったのは、8月18日と8月25日である。


[試算]

 前述したように、モデルナは職域と一般に分かれて管理されており、公表データも、とりわけ職域分は雑なので、接種回数あたりの死亡事例発生数を勝手に試算してみたい。

 厚労省の「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」のなかの「▷令和3年9月10日開催」の項目に、「ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチンについて副反応疑い報告がなされ、それぞれの頻度は0.02%(101,809,021回接種中21,381例)、0.01%(16,501,085回接種中2,075例)でした」とある。

 官邸が公表しているワクチン接種データとはズレがあるが、8月22日までのモデルナワクチンの総接種を16,501,085回と設定する。

 また、「▷令和3年8月25日開催」の項目に、同じく、8月8日までの接種回数が出ている。そこで示されている接種回数は12,261,354である。

このことから、モデルナワクチンの接種については、

(令和3年5月22日から8月8日まで)

12,261,354回の接種で死亡事例が11件発生しているので、1,114,668回の接種につき一人死亡。

(令和3年5月22日から8月22日まで)

16,501,085回の接種で死亡事例が17件発生しているので、970,652回の接種で一人死亡。

 8月9日から8月22日を加えてみても、5月22日から8月8日までの数値が占める割合が極めて高いので、それほど大きな違いは出てこない。

 8月23日から9月3日までの接種回数データはないので、それまでの接種回数から、モデルナの一日当たり接種回数を推定してみると、

(8月22日までの総接種回数−8月8日までの総接種回数)/14日間と計算すると、1日当たり302,838回の接種になる。

 これを基に、異物混入ワクチンが接種回数あたりの死亡事例にどような影響を与えたか試算してみたい。

 接種と死亡のあいだに日付的なズレがあることはとりあえずおく。

 8月9日から8月20日までの間で報告された死亡事例は5件なので、

 この12日間に3,331,217回の接種があったと仮定すると、666,243回接種あたり一人の死亡となる。

 これは、8月8日までの1,114,668接種あたり一人の死亡に比べると、1.67倍も悪化していることになる。

 さらに、8月23日から9月3日までに報告された死亡事例は11 件なので、

 この12日間に3,331,217回の接種があったと仮定すると、302,838接種あたり一人の死亡となり、急激に悪化していることがわかる。

 異物混入ワクチンが接種された影響が出ていると想定できる時期の接種回数あたり死亡事例は、8月8日までの1,114,668接種あたり一人の死亡に比べて、3.68倍も悪化しているのである。

 直前の期間である8月9日から8月20日までの666,243回接種あたり一人の死亡と比較しても、8月23日から9月3日の死亡データは2.2倍の悪化を示している。

 仮にだが、死亡事例の急増が異物混入の影響によるものと考えると、同時期に異物が入っていないワクチンも数多く接種され、異物混入可能性ロット排除の影響で接種回数が少なからず減っていたはずなので、異物混入ワクチン接種回数あたりの死亡事例は均一的な計算上の数値より格段に多いと推測できる。

 異物混入可能性ワクチンの接種は50万回以上と公表されているが、仮に60万回としても、その量はモデルナ全体が2日間に接種される量より少ないのである。


 このような現実を踏まえると、“ワクチン担当”河野大臣は、総理を目指す戦いにうつつを抜かしているヒマはなかったのである。

 ワクチン調達の責任者である河野太郎氏は、モデルナの異物混入問題をゼロから調査し直す責務がある。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/372.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 「桜を見る会」公開質問状、河野太郎は受け取り拒否、総理の器じゃない(まるこ姫の独り言)
「桜を見る会」公開質問状、河野太郎は受け取り拒否、総理の器じゃない
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-e15050.html
2021.09.28 まるこ姫の独り言


自民党の議員の総裁選を、メディアは国民の総意のように朝から晩まで流し続けて来た。

そもそも自民党総裁=総理だとしても、自民党党員しか選挙権がない総裁選を見せつけられてもほとんどの人が投票の機会はない。

その候補の人となりや政策は毎日報道しなくても、何日かに一度で十分なはずだ。

ところがこの国では、オリパラの時は朝から晩までそれ一色、総裁選の時も朝から晩までそれ一色。

コロナが収束したのなら話も分かるが、オリパラの時はコロナの感染拡大が最高潮だった。

総裁選の報道がしつこくなされている時も、コロナは収束していない。

オリパラ、総裁選と、コロナは無かったことにされてほとんど報道されない。

メディアはいつも「野党の存在感」「野党は埋没」と書くが、埋没させてきたのはメディアじゃないか。

総裁選を報道するなら、その一方でコロナ問題や野党4党が共闘したという話も報道しなければ公平公正とは言い難い。

その総裁候補も、みんな小粒感にあふれたメンバーだ。

総裁候補に「桜を見る会」についてどんな見解を示すのか、弁護士が公開質問状を送ったそうだが、なんと河野太郎だけ「受け取り拒否」



野田聖子を除いた岸田と高市は回答せず。

河野氏は受け取り拒否、回答は野田氏だけ 「桜を見る会」公開質問状 
               9/27(月) 19:33配信 朝日新聞デジタル

>安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、安倍氏らを刑事告発した弁護士有志の会が27日に会見し、自民党総裁選の候補者らに一連の問題への見解を尋ねる公開質問状を送ったと明らかにした。同日までに野田聖子氏だけが「丁寧に説明すべきだ」と回答し、岸田文雄氏と高市早苗氏は回答せず、河野太郎氏は質問状の受け取り自体を拒否したという。

野田聖子の場合誰が見ても最下位候補だけにいくらでも正論を言えるし、正論を言っている節があるが、他の三人は党内を意識しているとしか思えない行為だ。

回答せずも無責任だが、受け取り拒否は、酷すぎる。

一国の政治のトップになろうとしている人間がこれでは先が思いやられる。

この3人は、誰が総理になってもおかしくない議員なのに、自分が総裁・総理になったとき「桜を見る会」の税金私物化疑惑に対して、調査する気はないと思う。

森友の文書改ざん問題にしても、当事者の麻生からして問題を蒸し返す気はないというし、河野も再調査はしないという。

税金私物化問題に関して、野田聖子を除く3人は興味もないし、再調査をする積りもないという事だ。

総裁選でどんなにきれいごとを言い、国民に寄り添う社会をつくると言ってもそれは方便で、既得権益のある政党は、長年税金を私物化されている国民に対して寄り添うつもりもないし、国民の疑問にも答えるつもりはないと見える。

何度も書くが「受け取り拒否」は総理を志している人がやる事ではない。

国民の悲痛な叫びや批判の声を、誹謗中傷・罵倒と言いブロックする河野太郎らしい一幕だ。

河野の場合、自分を正当化してくれる人や評価してくれる人だけが国民なんだろう。

例え河野が総理になったとしてもすぐにその本性を現すと思う。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/373.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 総裁選中に自民党が発表「河井夫妻の選挙買収に党本部の1億5000万円は使われず」の嘘! 誰が総裁になっても安倍の責任は闇に(リテラ)
総裁選中に自民党が発表「河井夫妻の選挙買収に党本部の1億5000万円は使われず」の嘘! 誰が総裁になっても安倍の責任は闇に
https://lite-ra.com/2021/09/post-6033.html
2021.09.28 「河井夫妻の選挙買収に自民党の1億5000万円使われず」の嘘を徹底検証 リテラ

  
        河井克行ブログより

 こんな幕引きが許されるはずがない。河井克行・元法相と河井案里・前参院議員が有罪となった2019年参院選における大規模買収事件で、自民党本部が投入した1億5000万円の選挙資金について、今月22日、自民党の柴山昌彦幹事長代理が会見をおこなって「(買収に)使った事実がない」と公表。説明責任を果たしたという見解を示したからだ。

 この日の会見は直前になって開催が発表されたといい、会見の時間もたったの20分。しかも「(買収に)使った事実がない」という証拠として示したのは、河井夫妻の連名による書面を含む、たった3枚の文書のみ。そこには領収書もなく、1億5000万円のうち約1億2400万円は機関紙や政策チラシの作成・配布費に充て、そのほかは人件費や事務所に使ったという河井夫妻の報告を、柴山幹事長代理はそのまま説明しただけだった。

 そして、柴山幹事長代理は「私どもとしては、こうした客観的な資料について報告をいただいたので、これに従って真摯に受け止めたいと考えている」「いま私どもが現執行部としてできうる最善のことをしたのではないか」などと発言。ようするに、有罪となった夫妻の言い分を提示しただけで、自民党としては何の調査もしていないというのに、事実上「この問題はこれで終了」宣言をおこなったのだ。

 有権者をバカにするにもほどがあるだろう。河井案里氏と同じ広島選挙区で公認された岸田派の重鎮・溝手顕正氏に自民党から提供された選挙資金は、河井案里氏の10分の1でしかない1500万円。なぜ河井陣営には1億5000万円もの資金を提供したのか、まずはその理由を説明しなければ意味がない。

 しかも、法相経験者が逮捕され有罪判決を受けるという大規模買収事件を引き起こしただけでなく、疑惑の1億5000万円のうち1億2000万円は政党交付金、つまりは税金なのだ。当然、これほどの重大事について説明すべきは選挙資金の決裁権者だった二階俊博幹事長であり、あの田崎史郎氏も「総裁である当時の安倍総理は決裁にかかわる立場にいた」と指摘していたように、安倍晋三・前首相も会見で説明をおこなう責任がある。

 ところが、問題の当事者たる二階幹事長も出てこず幹事長代理に説明させ、安倍前首相にいたっては会見もせずに総裁選に熱中。〈国会内の自身の事務所にこもり、党所属議員に電話をかけて応援を依頼し、高市氏の好感度を上げる演出にまでもの申す「軍師」ぶり〉だという(西日本新聞26日付)。

 まさしく自民党の無反省ぶりと腐りっぷりを象徴する展開だが、当然ながら、「大規模買収に自民党本部からの1億5000万円は使われていない」とする自民党の主張には、何の裏付けもない。

■地元政治家に渡された金はすべて新札、「安倍さんからじゃけえ」「二階さんから」と…

 まず、疑念が高まっているのは、人件費だ。前述したように、今回の自民党の報告では、1億5000万円のうち約2600万円を人件費や事務所に使ったことになっている。

 また、先日、河井夫妻が代表を務めていた2つの自民党支部の、2019年分の政治資金収支報告書と政党交付金使途等報告書の訂正分が公表されたが、そこでも、案里氏が代表を務める「自民党広島県参院選挙区第七支部」は人件費に2574万円を支出したと報告している。だが、〈県選管によると、人件費の記載には領収書が必要ないため、詳細は分からない〉(中国新聞デジタル24日付)。

 しかも、克行氏の公判で運動員への買収費用がこの人件費のなかに含まれていることがうかがえる事実が明らかになった。2月におこなわれた公判で検察側が読み上げた会計担当者の供述調書によると、会計担当者は克行氏から指示を受けて党本部からの資金を管理するための専用口座を開設し、買収罪の対象とされた3人の陣営スタッフに支払われた計約220万円も、ここから引き出され振り込まれたという。そして、6月の東京地裁の判決では、この3人の陣営スタッフへの報酬を買収と認定している。

 さらに大きな疑問は、地元政治家たちにばらまかれた買収資金の問題だ。河井夫妻が買収に使った現金は3000万円近くにのぼるが、裁判で克行氏は「全て手元にあった資金」「議員歳費を自宅の金庫に入れていた」と説明してきた。

 だが、2019年分の資産補充報告書によると、河井夫妻には計5000万円近い借入金があったといい(中国新聞デジタル24日付)、さらに金を受け取った側は「全て新札」「帯封の付いた状態」と証言。このとき「安倍さんからじゃけえ」「二階さんから」と言われて金を手渡されたという証言も出ている。

 いや、そればかりか、買収が「自民党公認」でおこなわれていたことを疑わせる証言も出ている。2月におこなわれた公判での前三原市長の天満祥典氏の証言によると、克行氏が広島市内のホテルにある鉄板焼店の個室で会食し、天満・前市長に現金100万円を渡した際、当時、自民党の組織運動本部長だった山口泰明衆院議員も同席。そのほか党の職員も居合わせていたというのである。

 前述したように、もっとも重要なのは、なぜ安倍自民党は河井陣営に溝手陣営の10倍にものぼる選挙資金を提供したのか、という点だ。買収がおこなわれたこの選挙には、当時の安倍首相が地元の安倍事務所の秘書複数名を指南役として投入していたこともわかっており、さらには克行氏が広島県議サイドに金を渡したあと、安倍首相の秘書がこの県議を訪ねて案里氏への支援を求めていたことも判明している。

 自民党は1億5000万円のうち約1億2400円は機関紙や政策チラシの作成・配布費に充てられたというが、そもそもこれほどの巨額を選挙活動にかけられるという状況自体が異常だとしか言いようがない。そして、安倍首相の秘書や自民党本部のかかわり方を見れば、この大規模選挙買収事件はやはり、かつて溝手氏が安倍氏を批判し「過去の人」と発言したこと私怨を抱いていた安倍前首相の意向を受け、自民党本部が主導したとしか考えられないのだ。

■河井買収問題の解明に岸田文雄は腰くだけ、河野、高市、野田も追及する気なし

 選挙買収という違法行為を時の総理大臣と党本部が主導した疑惑がまったく払拭されていないにもかかわらず、徹底した外部の専門家による検証もおこなわず、幕引きしようとする──。だが、最大の問題は、明日の総裁選で誰が新総裁・次期首相になったとしても、この大規模買収問題にメスが入れられることはなく、自民党のこの体質は変わることはない、ということだ。

 実際、最有力と見られている岸田文雄氏は、地元・広島で起こった買収事件の際、溝手陣営側におり、総裁選でも党改革の柱に「政治とカネ」の問題を挙げているが、今回の河井事件の自民党本部による説明に対しては“今後を注視する”という生ぬるい姿勢を見せ、本格調査が必要であることは明々白々なのに「(自分が総裁になれば)必要であれば説明する」と発言。すでに腰が引けた状態だ。

 また、河野太郎氏や高市早苗氏も“党本部に十分な説明を求める”としているが、河野氏のバックには買収事件当時は官房長官だった菅義偉首相が、高市氏のバックには事件の元凶になった安倍前首相がおり、河野氏にしても高市氏にしても十分な説明などできるはずがない。野田聖子氏にいたっては、バックが二階幹事長である上、現執行部の一員でもあるため、すでに「党本部の説明を信じなかったら何を信じるのか」などと開き直っている始末だ。

 もはや「クズ揃い」としか言いようがないが、トップの顔が誰になっても、自民党の腐りきった体質は引き継がれるだけ。今後も選挙買収という有権者を裏切る違法行為を平気でやらかしかねないだろう。つまり、自浄作用がまるでない自民党に対しては、有権者が今度の衆院選でその審判を突きつけるしかないのである。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/374.html

記事 [政治・選挙・NHK283] コロナ対策の根本的間違いに反省ゼロ…切迫感ない自民党総裁選 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)



コロナ対策の根本的間違いに反省ゼロ…切迫感ない自民党総裁選 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/295283
2021/09/29 日刊ゲンダイ


候補者は誰一人としてコロナ対策の間違いを反省していない(C)JMPA

 この国の新型コロナウイルス対策は一度たりともマトモに機能しないまま、破綻に向かい始めている。ウイルスは拡大と自壊を反復しながら感染の波をつくり出す。だから、人流抑制策が効果を発揮していないのに、新規感染者数が急減しているのだ。それは、インフルエンザの流行と収束に似ている。下降期にロックダウンを検討するとはピンボケだ。

*番外編を【動画】でご覧いただけます。

 自民党総裁選が最終盤に入ったが、候補者は誰一人としてこれまでのコロナ対策の根本的間違いを反省せず、全く意味がない。この間、400人以上が犠牲になっている。あきれるほどに国民の命を軽視している。河野ワクチン担当相は後手の当事者なのに、開き直って自己正当化。菅首相は4月中旬、接種対象となる国民全員分のワクチンを9月までに供給するメドが立ったと言っていたが、全然行き渡っていない。東京都板橋区、新宿区、中野区などでは新規予約の受け付けができなくなっている。河野は米モデルナ製ワクチンの供給遅れをゴールデンウイーク中に把握していたのに2カ月も隠していたが、その後も後手後手だ。

 ワクチンパスポートの導入で社会経済活動を正常化へ向かわせる議論が活発化しているが、時期尚早だし、「GoToキャンペーン」や東京五輪の二の舞いになりかねない。各地でブレークスルー感染が確認されているからだ。

 群馬県伊勢崎市内の医療機関で25人が感染するクラスターが発生したが、そのうち24人は2回接種済み。福井県越前市内の介護施設でのクラスターでは、33人全員が接種完了済みだった。いま必要なのは抗体検査やゲノム解析だ。ワクチンで先行する米英などはアルファ株のデータに基づいて行動制限を緩和したが、ブレークスルー感染が問題になり、3回目接種が始まった。デルタ株によるブレークスルー感染は4割に達するという。

 翻って日本では2回目接種が遅れ、河野は医療従事者対象の3回目接種について12月開始とか言っている。総裁選には切迫感がない。敗戦と同じ状態になっている。実に深刻な事態だ。



金子勝 立教大学大学院特任教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。



【金子勝】天下の逆襲 番外編〈6〉政策論争にならない自民党総裁選

2021/09/15 日刊ゲンダイ



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/375.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 白人が束になっての「対中負け戦」団結太りのアホラシサ 
白人が束になっての「対中負け戦」団結太りのアホラシサ
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51998423.html
2021年09月29日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


辺野古を見てください
訳わからないことになってます
ミサイル戦争は陳腐化しました

これからは宇宙戦争です
人工衛星無力化戦争が中国の先端科学の焦点です

***

中国が圧勝しています
人工衛星破壊成功しました
人工衛星捕食=吸いつき食べます 成功です
もちろん 

自国衛星を新陳代謝させるためですが スイッチBを押せば
捕食の頂点君臨です

***

宇宙=電波を支配すれば
地球上の兵器は一瞬で死滅します

台湾もいつの間にか
電波の蜘蛛の糸に絡めとられるのです
あと数年で
現在の軍事産業成果物は既に時代遅れです

配備するまでの時間に
競技は終了し 次の時代になるのです

***

もう中国の掛け算技術に 
白人が財物を独占しそれを隠匿し 日本に負担させ
割り勘で中国に対抗することがアホなのです

日本のマスコミは中国を過小評価する
安心マジックです

中国が景気減速すれば日本は▼成長へ墜落します
それが嬉しい日本は脳混乱=国家が酔っぱらっています



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/376.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <医は算術となるのだ…>命よりカネ 小池知事「都立病院の独法化」宣言(田中龍作ジャーナル)



命よりカネ 小池知事「都立病院の独法化」宣言
https://tanakaryusaku.jp/2021/09/00025786
2021年9月28日 21:49 田中龍作ジャーナル


都立病院独法化の廃案を要請。右側が東京都病院経営本部。=28日、都庁 撮影:田中龍作=

 都民の命と健康をカネ儲けの道具にする― 

 小池知事が宣言したように聞こえた。きょう28日始まった東京都議会第3回定例会の所信表明演説で知事は「都立公社病院の地方独立行政法人化に伴い、東京都立病院機構の設立に向けた定款を整備します」と述べた。

 いかにも役所独特の言い回しでわざと分かりにくく表現しているが、8つの都立病院と6つの公社病院を独立行政法人化するというのである。独法化すれば公立病院のような採算度外視の治療は許されない。

 2000年初頭に独法化された東大病院の元看護師によれば、病棟は売り上げ目標を達成するために手術を早めたり、薬を大量に投与したりするのだという。医は算術となるのだ。


医療従事者たちは道行く人に都立病院独法化の危険性を訴えた。=28日、都庁前 撮影:田中龍作=

 コロナ下で、救えるはずの命が救えなかった。保健所はじめ公立の医療機関は、拡充されこそすれ、削減されることがあってはならない。

 議会初日に合わせて医療従事者たちが、東京都庁を訪れ「(独法化のための)都立病院機構定款について」の議案を撤回し、廃案とすることを要請した。1万3千余筆の署名を添えた。(主催:「都立病院つぶすな!」署名運動 呼びかけ人一同)

 都側は病院経営本部が対応した。

 介護士や元看護師が「都庁は医療崩壊の現実をどう受け止めているのか」「都立病院をなくしたいんですか」などと追及した。

 病院経営本部は「役割は独立行政法人でも果たせる」「迅速に機動的に対応する」と判で押したように内容のない回答を繰り返した。

 要請行動をかけた一行の中に都立墨東病院の患者がいた。「今回(コロナ)で都立病院の大切さを思い知っているはずなのに、(独法化するとは)バチが当たる。税金払うのを止める」と語った。

    〜終わり〜



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/377.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民党総裁選 1位 岸田氏と2位 河野氏の2人で決選投票へ 岸田氏256票 河野氏255票 



自民党総裁選 1位 岸田氏と2位 河野氏の2人で決選投票へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210929/k10013282091000.html
2021年9月29日 14時17分 NHK



自民党総裁選挙は、国会議員票と党員票の開票の結果、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田前政務調査会長と2位の河野規制改革担当大臣の上位2人による決選投票が行われることになりました。

自民党総裁選挙は、河野規制改革担当大臣、岸田前政務調査会長、高市前総務大臣、野田幹事長代行の4人が立候補し、国会議員1人1票の「国会議員票」382票と、「党員票」382票の、合わせて764票をめぐって選挙戦を展開してきました。

29日は、午後1時から、東京都内のホテルで国会議員の投票が行われ、28日までに党員・党友が郵便などで投票した「党員票」と合わせて開票結果が発表されました。

それによりますと、有効票762票のうち、
▽岸田氏が国会議員票146票、党員票110票の合わせて256票
▽河野氏が国会議員票86票、党員票169票の合わせて255票
▽高市氏が国会議員票114票、党員票74票の合わせて188票
▽野田氏が国会議員票34票、党員票29票の合わせて63票となりました。

この結果、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田氏と2位の河野氏の上位2人による決選投票が行われることになりました。

決選投票は、国会議員の1人1票と各都道府県連に1票ずつ割りふられた47票で争われます。

各都道府県連の1票は、党員投票の結果に基づき、上位2人のうち得票数が多い候補者が自動的に獲得する仕組みです。

決選投票は、終了後、直ちに開票され、午後3時ごろにも結果が発表される見通しです。

「党員票」は河野氏が最多獲得



全国の党員・党友の投票で配分が決まる「党員票」は、河野規制改革担当大臣が169票と最も多く、次に岸田前政務調査会長が110票、高市前総務大臣が74票、野田幹事長代行が29票獲得しました。



自民党総裁選 投票始まる 決選投票になるのは確実な情勢
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210929/k10013281861000.html
2021年9月29日 13時08分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210929/k10013281861000.html

自民党総裁選挙は、国会議員による投票が始まりました。
1回目の投票では、4人の候補者いずれも過半数に届かず決選投票になるのは確実な情勢で、決選投票を経て、午後3時半すぎに、新しい総裁が選出される見通しです。

菅総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選挙は、河野規制改革担当大臣、岸田前政務調査会長、高市前総務大臣、野田幹事長代行の4人が、国会議員1人1票の「国会議員票」382票と、「党員票」382票の合わせて764票をめぐって選挙戦を展開してきました。

東京都内のホテルでは、国会議員による投票が始まりました。

一方、28日までに党員・党友が郵便などで投票した「党員票」は、29日午前から、各都道府県連で開票作業が行われました。

「国会議員票」と「党員票」の開票結果は、午後2時すぎに発表される見通しですが、いずれの候補者も過半数に届かず、決選投票になるのは確実な情勢です。

決選投票は、国会議員が1人1票の382票と各都道府県連に1票ずつ割りふられた47票の合わせて429票で争われ、午後3時半すぎに結果が発表され、新しい総裁が選出される見通しです。

河野氏「国民の支援を背に しっかり勝ち抜いていきたい」



河野規制改革担当大臣は、午前9時前に、東京都内の議員宿舎で記者団の取材に応じ「やるべきことをしっかりやったので、あとは審判を待つだけだ。大勢の仲間や党員、地方議員の皆さんに支えていただき、多くの国民からエールを頂戴した。国民の支援を背に、しっかり勝ち抜いていきたい」と述べました。

このあと河野氏は、まだ態度を決めていない議員を中心に、みずから電話をかけるなどして、支持拡大を図りました。

岸田氏「あとは天命を待つのみ 勝利を確信している」



自民党の岸田前政務調査会長は、午前11時すぎに、国会近くの議員宿舎で記者団の取材に応じ「今も直前まで電話をかけるなど努力を続けてきた。やることはやり尽くしたという思いで、あとは天命を待つのみだ。勝利を確信している」と述べました。

また、身につけた青のネクタイについて「先月26日に立候補表明した時に、このネクタイをしていた。今回の総裁選挙の原点であり、あの時の思いや覚悟を思い返すため同じネクタイで開票に臨みたい」と述べました。

高市氏「とてもすがすがしい気持ち 必ず勝ちにいく」



自民党の高市前総務大臣は、午前10時すぎに、国会内で記者団の取材に応じ「とてもすがすがしい気持ちだ。私が訴えた政策は今すぐ着手しなければならないものばかりで、政策に自信を持っている。多くの皆さんに感謝し、必ず勝ちにいく」と述べました。

また高市氏は、記者団から、決選投票になった場合の対応について問われたのに対し「陣営でいろいろ考えてもらっている。私には『ぎりぎりまでたくさん電話をするように』ということだったので、一切、私は関わっていない」と述べました

野田氏「100%以上の活動でき 本当に誇りに思っている」



自民党の野田幹事長代行は、午前10時半ごろ、国会内で記者団に対し「与えられた環境ですばらしい推薦人や秘書の皆さんと、日々100%以上の活動ができ、本当に誇りに思っている」と述べました。

そのうえで「さまざまな論戦を通じて、学びも多かった。仲間と政策を考え、これから生きていく子どもたちや、今苦しんでいる人たちに手が届き、生きる喜びを見いだしていただきたいという一心で頑張ることができた」と述べました。

午前11時50分現在 「党員票」は

NHKの取材によりますと、午前11時50分現在「党員票」は、開票作業が終了している11の都道県を合わせて、河野規制改革担当大臣が最も多い、10万1890票で得票率はおよそ46%。

岸田前政務調査会長が6万247票で得票率はおよそ27%。

高市前総務大臣が4万5494票で得票率はおよそ20%。

野田幹事長代行が1万6140票で、得票率はおよそ7%となっています。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/378.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <岸田氏圧勝!第100代、総理大臣就任へ>自民党新総裁に岸田文雄氏 決選投票で河野太郎氏降す 岸田氏257票 河野170票 



自民党新総裁に岸田文雄氏 決選投票で河野太郎氏降す
https://mainichi.jp/articles/20210929/k00/00m/010/111000c
毎日新聞 2021/9/29 15:04(最終更新 9/29 15:09)


自民党総裁に当選し、立ち上がり拍手に応える岸田文雄前政調会長=東京都港区で2021年9月29日午後3時3分、梅村直承撮影

 菅義偉首相の自民党総裁任期満了に伴う総裁選は29日午後、東京都内のホテルで行われ、決選投票の結果、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=が河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=を降し、当選した。両院議員総会で第27代総裁に選出される。岸田氏は10月4日召集の臨時国会で第100代首相に選ばれ、岸田内閣が発足する。

 総裁選は両氏のほか、高市早苗前総務相(60)=無派閥、野田聖子幹事長代行(61)=無派閥=が立候補し、382人の国会議員票各1票と党員・党友票382票の計764票で争われた。議員票の有効投票総数は380票だった。党員票は党員・党友による投票結果を党本部で全国集計し、ドント方式で各候補者に割り振られた。

 その結果、1位は岸田氏で256票(国会議員票146票、党員票110票)、2位は河野氏で255票(国会議員票86票、党員票169票)となったが、岸田氏は当選に必要な過半数の得票に達しなかったため、岸田、河野両氏の上位2人による決選投票が行われた。決選投票は382票の国会議員票と、2人のうち党員票の得票が多かった候補者に1票を割り振る47票の都道府県票で争われた結果、岸田氏が河野氏を上回った。

 高市氏は3位で188票(国会議員票114票、党員票74票)、4位は野田氏で63票(国会議員票34票、党員票29票)だった。

 岸田氏は銀行員、衆院議員秘書を経て1993年に衆院初当選。自民党青年局長、沖縄・北方担当相、党国対委員長、外相、党政調会長を歴任した。2020年9月の総裁選に出馬し、菅首相に敗北したが、今回の総裁選では自身が率いる岸田派に加え、細田、麻生、竹下各派のベテラン議員や参院議員らからの支持を獲得した。

 一方、河野氏は菅首相の支持を受け、石破茂元幹事長や小泉進次郎環境相とも連携し、知名度の高さを武器に支持拡大を図り、党員票ではトップの得票を集めた。だが、国会議員票で岸田、高市両氏に及ばなかった。【小田中大】



自民党新総裁に岸田氏 決選投票で河野氏に勝利
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210929/k10013282241000.html
2021年9月29日 15時11分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210929/k10013282241000.html

自民党総裁選挙は、1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず、決選投票の結果、岸田前政務調査会長が、河野規制改革担当大臣を抑えて新しい総裁に選出されました。
岸田氏は来月4日に国会で行われる総理大臣指名選挙を経て、第100代の総理大臣に就任する見通しです。

菅総理大臣の後継を選ぶ自民党総裁選挙は、河野規制改革担当大臣、岸田前政務調査会長、高市前総務大臣、野田幹事長代行の4人が立候補し、国会議員1人1票の「国会議員票」382票と、「党員票」382票の、合わせて764票をめぐって選挙戦を展開してきました。

午後1時から、東京都内のホテルで国会議員の投票と開票が行われ、28日までに党員・党友が郵便などで投票した「党員票」と合わせて開票結果が発表されました。

有効票762票のうち
▽岸田氏が国会議員票146票、党員票110票の合わせて256票
▽河野氏が国会議員票86票、党員票169票の合わせて255票
▽高市氏が国会議員票114票、党員票74票の合わせて188票
▽野田氏が国会議員票34票、党員票29票の合わせて63票となりました。

この結果、4人の候補者のいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田氏と2位の河野氏の上位2人が、決選投票に進みました。

決選投票は、国会議員1人1票と各都道府県連に1票ずつ割りふられた47票の、合わせて428票で争われました。

その結果
▽岸田氏が国会議員票249票、都道府県票8票の合わせて257票
▽河野氏が国会議員票131票、都道府県票39票の合わせて170票で、岸田氏が河野氏を抑えて、新しい総裁に選出されました。

これを受けて、自民党は、このあと臨時の役員会と総務会を開き、新しい党役員の人事を岸田氏に一任することにしています。

岸田氏は、午後6時をめどに党本部で記者会見し、今後の党運営の方針や、重点的に取り組む政策課題などみずからの見解を明らかにすることにしています。

その後、直ちに、幹事長や総務会長など党役員人事の検討に入るものとみられます。

そして、来月4日に召集される臨時国会の冒頭で行われる総理大臣指名選挙を経て、第100代の総理大臣に就任する見通しです。







http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/379.html
記事 [政治・選挙・NHK283] 自民党・岸田新総裁誕生までの「仁義なき多数派工作」 ポストをエサに裏切りと脅迫が横行した醜悪(日刊ゲンダイ)




自民党・岸田新総裁誕生までの「仁義なき多数派工作」 ポストをエサに裏切りと脅迫が横行した醜悪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295338
2021/09/29 日刊ゲンダイ


自民党の新総裁に選出された岸田文雄前政調会長(C)共同通信社

 2週間に及んだ自民党総裁選は29日、やっと決着した。

 事前予想では議員票、党員票各382票による1回目投票で1位になるとみられた河野太郎氏だが、議員票86票、党員票169票の計255票でまさかの2位。議員票146票、党員票110票の計256票を獲得した岸田文雄氏に1票差で敗れる波乱。そして決選投票の結果、257票の岸田氏が170票の河野氏を破り、第27代総裁に選出された。

 選挙戦最終盤、各陣営は政策そっちのけで議員票382票を奪い合う多数派工作を展開。寝返りを誘う“人事案”が飛び交い、脅迫まがいの引きはがしも行われた。まさに文字通りの「国民不在」だった。

  ◇  ◇  ◇

「高市さんを応援して欲しい」「でないと衆院選の応援は難しいな」

 高市前総務相の支援に回った安倍前首相は、党内若手議員の携帯を鳴らしては、こう迫っていた。脅迫めいた多数派工作に、若手議員は震え上がったという。

「選挙が弱い若手は、もちろん安倍さんの応援が欲しい。それ以上に、裏切ればマークされかねないから、とても断れません。実際、議員の間では『安倍総理は裏切りを許さないだろう』と言われていた。突然の直電を受けた若手は『ここまでするのか……』と、戦々恐々としていました」(自民党関係者)

 えげつない多数派工作を展開したのは安倍前首相だけではない。日本テレビの報道によると、高市陣営は、「表向きは河野のままでいいからこっちにこいと言っている」「寝返りそうな人には高市本人にピンポイントで電話をかけさせている」とロコツな引きはがしをやっていたという。

 よほど、各陣営の切り崩しが激しかったのか、河野陣営で選対事務総長を務めた坂本哲志1億総活躍担当相はきのうの会見で、議員票を巡って「(支持を)ひっくり返されたり、ひっくり返したりの連続だ」と吐露していた。

「終盤にさしかかるほど、『○○が他陣営に寝返った』『△△は裏切ったようだ』と疑心暗鬼が拡大。『どうせ、決選投票になる。1回目の投票は野田幹事長代行に入れ、様子見しよう』などと漏らす議員もいたようだ。河野応援団からは、決選投票で優位に立つための情報が流された。決選投票になった場合、47票ある都道府県票のうち40前後が河野支持に回るとの情報です。『世論を無視するのか』と議員を揺さぶる“材料”になったはずです」(永田町関係者)

「自由に投票できたのは地盤が固い世襲議員だけ」


決選投票で岸田文雄前政調会長(右2)が新総裁に(C)共同通信社

 ポストをチラつかせた多数派工作も過熱。選挙戦終盤では、真偽不明の“人事情報”が飛び交った。

「まことしやかに囁かれたのは“岸田政権”の人事です。安倍前首相の出身派閥・細田派の支持を固めるためでしょう。幹事長として同派の萩生田文科相の名前が浮上。また、竹下派を取り込む狙いから、派内で将来の総裁候補とされる小渕優子元経産相も幹事長として名前が挙がった。一方、“河野政権”の人事も飛び交ったが、『本当にポストを約束してもらえるのか』と疑問の声が上がっていた」(前出の自民党関係者)

「誰なら選挙に勝てるか」「誰を支持すればポストにありつけるか」と思惑が渦巻いた総裁選だった。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「安倍前首相ら重鎮の意向が働いた今回の総裁選で、自由に投票できたのは地盤が固い世襲議員だけではなかったか。多くの議員が勝ち馬に乗ることに右往左往し、各陣営も多数派工作にかまけていた。国民不在はもちろん、『党を良くしたい』という思いも見えてこなかった。公職選挙法が適用される選挙ではないので仕方ありませんが、ちょっと醜悪な選挙でした」

 国民はだまされず総選挙で鉄槌を下すべきだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/380.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 拝啓 小池百合子殿<本澤二郎の「日本の風景」(4219)<「政界一寸先は闇」(川島正次郎)は嘘ではなかった!>
拝啓 小池百合子殿<本澤二郎の「日本の風景」(4219)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30636309.html
2021年09月29日 2021年09月29日


<「政界一寸先は闇」(川島正次郎)は嘘ではなかった!>

 一時は「五輪中止宣言で小池新総裁か」と思いきや、本日9月29日の自民党新総裁選挙では、統一教会派が支援する安倍側近の極右候補の善戦が伝えられている。小池さんの国政復帰と官邸の主への道は、はかなく消えたしまった。

 目下、台風が接近中だ。原発による海水温上昇で、日本接近で急速に大型化するため、国民は悲鳴を上げているが、総裁選で原発阻止の声は、国民無視の総裁選のため、ついぞ聞こえてこなかった。

 感度の鋭い小池候補が実現していれば、脱原発・原発廃止が総裁選の争点となったであろうが、残念ながらこれもなかった。猿山のボス猿選びは、間もなく終わりを告げる。野党が本気を出せば、政権交代の場面だ。

 それにしても、政界一寸先は闇とはよく言ったものである。小池さんの目の前には、空前絶後の「フクシマ隠し4兆円五輪賭博」の大赤字の山が岩盤となって聳え立ってしまった。これをどう処理するのか。これと相撲を取らないと、来年の東京都の予算の編成が出来ない。

 安倍晋三や菅義偉に見習い、辞任するのか。しかし、都民は逃げても追いかけて、法廷での裁きを求めるかもしれない。五輪強行のツケは、彼女の晩年の政治生活を破壊したかのようである。

<どうするコロナ?フクシマ隠しの4兆円五輪賭博の超赤字清算>

(NNN)赤字が見込まれる東京オリンピック・パラリンピックの経費について、組織委員会が赤字の場合、契約に基づき東京都が支払うことになりますが、武藤事務総長は「IOC(=国際オリンピック委員会)は責務を果たしている」とし、IOCにさらなる負担を求めることは難しいとの考えを示しました。

 元大蔵事務次官の無責任発言が、早くも飛び出した。「赤字の責任は都民が払え」と。1000万都民はどうする?東京都は財政破綻、国民に押し付けるのか?「安倍晋三・石原慎太郎・森喜朗や小池・橋本・丸川・武藤に払わせろ」の合唱も浮上している。

 世界からは「コロナ五輪に突っ込んだ日本はアホか」と物笑いの種として、長く記憶されるだろう。既に専門家の指摘によって、莫大な大赤字は2兆4000億円以上。安倍と菅の置き土産は膨大である。

 専門家の試算だと、五輪組織委1000億、国1兆、東京都1兆5000億とはじいている。ざっと3兆円の大赤字になると思われる。

 フクシマ隠しの4兆円五輪賭博の多くは、電通やゼネコンに流れている。読売グループはどうか。徹底的な精査が不可欠である。1円のムダ金支払いは、豚箱行きである。政界への還流にも、メスを入れなければならない。

 既に長野冬季五輪の出鱈目決算が判明している。びた一文無駄な支払いはご法度であろう。これを徹底的に洗うことで、小池評価が改めて決まるだろう。

<母子困窮家庭など貧困対策費用は大丈夫か?>

 この10年来の格差の極め付きは、貧困の母子家庭のことである。なぜなのか、よく理解できなかったのだが、それは子供を産んで、さっさと逃げ出した卑怯者の男どもが、養育費支払いの義務を果たしていないことだと分かった。不勉強を猛省するばかりだが、極貧の母子家庭に対する都の福祉行政が壊れていないか。

 高給を食んでいる高級公務員は、母子家庭データを集計して、実態を調査しているのかどうか。そのうち養育費を支払っていない元夫を見つけて、多少強引な形でも、幼子救済のために、支払わせることが不可欠であろう。無理な場合は、生活保護を支給させるとか、一時金の支給などで救済する方法も。

 貧困児童救済は、都政の大事な福祉行政の根幹のはずだ。

<都公園協会S・T君の養育義務果たせ!知事に衷心よりお願い>

 具体的な事例を紹介したい。東京都公園協会幹部職員のS・T君のことである。彼は東京都の一級都民!として、都民税から高額の報酬を得ている。しかるべき品行方正の持ち主でなければ、都民から「税金泥棒」と指摘される。

 彼は養育費を支払う義務がある。それは人の道である。自らの子供を養育する、養育できる資格もある。それでいてもう10年ほど支払いをしないで、逃げている。これを放置できるだろうか。

 小池さん、知事としてS・T君を説得して欲しい。衷心よりお願いしたい。一人の幼子の人生に目を向けることが出来れば、伏魔殿・石原都政の闇を照すことができる。いかがか。繰り返したい。真剣にS・T君を説得してほしい。彼の父親は日経新聞OBで、北朝鮮問題について詳しい人物として知られている。悠々自適の生活を送っている、と聞いている。

 池にはまっている幼子の救済に手を貸してくれるかどうか、成り行きをしっかりと見守りたい。

<身を捨てて肥満体都政を一大行財政改革断行!浮揚チャンス>

 「政界一寸先は闇」も真実、他方で「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」も真実。

 昔話になる。中東紛争時、石油確保のため、自民党の佐藤文生らと共に通訳?として活躍したということを、衆院議長をした伊藤宗一郎から聞いたことがある。佐藤は、ジェラルド・カーチス著「代議士の誕生」のモデルだ。

 彼の原水爆反対の信念も、小池さんは忘れていないはずだ。そう石原慎太郎の伏魔殿・都政改革を公約した信念を、まだ忘れていないはず。

 五輪大赤字を契機に東京都のドブ掃除をする、これが政治家・小池百合子の最後の任務!初心忘れるべからず、辞任などしている余裕はない。身を捨てよ、と諫言したい。

2021年9月29日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/381.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民64議席減の予測 石原伸晃 下村博文、萩生田光一も当落線上か〈週刊朝日〉

※週刊朝日 2021年10月8日号 各紙面クリック拡大






自民64議席減の予測 石原伸晃 下村博文、萩生田光一も当落線上か
https://dot.asahi.com/wa/2021092800047.html
2021/09/29 07:00 筆者:西岡千史,池田正史 週刊朝日


左から、自民党総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎行政改革担当相 (c)朝日新聞社

 天下分け目の衆院選が近づきつつある。新総裁のもとでイメージを一新した自民党に、野党は今回もしてやられるのか……いや、そうとも限らない。過去のデータを分析すると、野党共闘の成立次第で勝敗はガラッと変わることがわかってきた。

【“落選危機”自民・公明党議員リストはこちら】

*  *  *

 コロナ禍の拡大で国民から総スカンを食らった菅義偉政権。衆院議員の任期満了が10月21日に迫るなか、自民党は近年では最大の危機を迎えていた。ジャーナリストの二木啓孝氏は言う。

「8月ごろに自民が実施した衆院選の情勢調査は『60議席±10減』という衝撃的な結果だった。二階俊博幹事長が8月末にその資料を持って菅義偉首相と官邸で面会。この数字が退陣の決定打になったと言われています」

 次期衆院選の定数は465。過半数確保には233議席が必要だ。自民の現有議席は275で、43議席減らすと自民単独過半数割れ。また、公明党の現有議席は29。自公両党で合計72議席減ると与党過半数割れとなる。自民にとって“政権からの転落”が現実味を帯びていたのだ。

 進退窮まった菅首相は9月3日に総裁選不出馬を正式表明。11月までに実施される衆院選は新しい首相・総裁のもとで実施されることとなった。その後は連日、メディアをジャックした「総裁選ショー」で菅政権の失政は“リセット”され、またも与党は安泰……という結果になるのだろうか。

 だが、次の衆院選は前回と決定的に違う点がある。前出の二木氏は言う。

「2017年の衆院選で与党が圧勝したのは、選挙直前に民進党(当時)が希望の党と立憲民主党に分裂し、混乱の中で共産党との選挙協力も進まず、野党候補者が乱立したから。今回は前回ほど野党候補者の分裂選挙にはならない。自民は決して安泰ではなく、『どれだけ負けを減らせるか』の戦いになるでしょう」

 そこで本誌は、17年衆院選で仮に野党候補者の一本化ができていた場合、選挙結果がどうなっていたかをシミュレーションした。なお、国会で与党寄りのスタンスをとり、立憲らと明確に距離を置く維新の会は、野党候補の票に合算していない。


社民、共産、立憲、れいわのトップが集って政策協定を結んだが、国民民主の玉木雄一郎代表の姿はなかった (c)朝日新聞社

 その結果は衝撃的なものだった。野党の合算票が、勝利した与党候補者の票を上回った小選挙区は64。なかには、石原伸晃元幹事長(東京8区)、下村博文政調会長(東京11区)萩生田光一文部科学相(東京24区)、上川陽子法相(静岡1区)など、現職大臣や要職経験者といった“大物議員”も複数含まれていた。

 さらに、17年衆院選と19年参院選で与野党が拮抗した選挙区や、保守分裂選挙になりそうな選挙区など13選挙区を抽出した。この合計77選挙区が、与党の「“落選危機”リスト」だ。仮にこれらの選挙区をすべて落とせば、「自公で過半数割れ」もあり得る。


“落選危機”自民・公明党議員リスト1(週刊朝日2021年10月8日号より)

 個別の選挙区事情を見ても、与党が安泰でないことがわかる。永田町関係者は言う。

「香川1区の平井卓也デジタル担当相は、立憲の小川淳也衆院議員と拮抗している。小川氏を主人公にしたドキュメンタリー映画がヒットしたことで、メディアへの露出も増えた。与野党逆転があるかもしれない」

 東京9区は菅原一秀前経産相が違法な寄付で略式起訴され自民を離党。自民は候補者を立てられず不戦敗の公算大だ。

 石原伸晃氏だけではなく、弟の宏高衆院議員(東京3区)もリスト入りしている。

「東京3区は立憲の松原仁衆院議員が保守層にも浸透している。野党一本化が実現すれば、伸晃氏と一緒に兄弟で危ない」(自民党関係者)

 広島3区からも目が離せない。二木氏は言う。

「河井克行元法相の選挙買収事件を受け、公明の斉藤鉄夫副代表が候補者になりましたが、選挙戦で手足になる主だった自民系地方議員のほとんどは河井氏から現金をもらっていて活動ができない。4月の参院広島選挙区の再選挙も野党候補が勝利している。斉藤氏はかなり厳しい」

 野党が決して非力でないことは、次のデータからも読み取れる。

 17年衆院選で全国の比例得票数は、自公が計約2553万票なのに対し、立憲・希望・社民・共産は計約2611万票で野党が上回っていた。

 19年参院選の結果を見ても、リストにある宮城、秋田、長野、静岡、愛知、滋賀、京都、大分は野党の合算票のほうが多い。東京は与党が上回ったが、得票率の差はわずか1.8ポイント。同じく与党合算票が上回った千葉と神奈川も、その差は5ポイント未満だ。北海道では、知名度の高い高橋はるみ前北海道知事が自民から出馬した影響で選挙区票は与党が上回ったが、比例票は野党のほうが多かった。

 もちろん、野党がその“潜在能力”を発揮するには、まだまだ突破しなければならない壁がある。

 一つは自民党新総裁が誕生した際の「ご祝儀相場」だ。昨年、菅首相が誕生したときも内閣支持率は一気に6割以上まで回復した。政治アナリストの大濱崎卓真氏は言う。

「メディアでは総裁選ばかり取り上げられ、野党の存在感は埋没している。しかし、総裁選後は臨時国会が開かれ、代表質問も実施される可能性が高い。野党は総選挙に向け、早めに争点を設定しておく必要があります」

 最大の問題は、野党が候補者を一本化できるかだ。現在、次期衆院選の289選挙区のうち、立憲の候補が共産、社民、れいわと競合する選挙区が70以上残っている。前出の大濱崎氏は言う。

「菅首相の不出馬表明で与党有利な状況になり、共産や国民も比例票狙いで候補者を多く立てたいという考えが強くなっている。あと1カ月程度でどの程度まとまるかです」

 野党候補の一本化を目指すため、立憲の平野博文選対委員長は9月24日、同党の小沢一郎衆院議員に共産党との交渉役を依頼した。過去の失敗から学習し、力を結集できるのか。それ次第で、11月以降の政治風景は激変する。(本誌・西岡千史、池田正史)


落選危機”自民・公明党議員リスト2 1/3(週刊朝日2021年10月8日号より)


“落選危機”自民・公明党議員リスト2 2/3(週刊朝日2021年10月8日号より)


“落選危機”自民・公明党議員リスト2 3/3(週刊朝日2021年10月8日号より)

※週刊朝日  2021年10月8日号



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/382.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 1年9ヶ月もの長期にわたって人々を不安と苦悩に陥れている新型コロナウイルスだが、たった「二週間」の“我慢”で消え失せる!

 新型コロナウイルスは、伝播力(感染力)はインフルエンザウイルスに較べて弱く(体内でのウイルス産生ペースが10分の1)、中央値ベースで、感染から発症まで6日・発症から感染力(伝播力)喪失まで7日とされている。

(日本でも検討され実施もされているが、フランスなどでも、肺炎などの合併症がない罹患入院者は発症から7日後に退院し、普段取りの生活ができる)

 新型コロナウイルス感染者の他者への感染力(伝播力)のピークは発症1日前で、冒頭のグラフでわかるように、発症後急激に感染力(伝播力:ウイルス排出量)は減衰し、発症から7日後には他者に感染させる力を失う。

 このような疫学的感染症学知見が意味しているのは、水際(入国者)も同時に行うことを条件に、全国民を二週間だけ“隔離”すれば、日本から新型コロナウイルス感染症が消え失せるということである。

 人々を二週間隔離し、その過程で新型コロナウイルスに感染・発症したひとを医療施設でさらに一週間隔離することで、日本国内から新型コロナウイルスをなくすことができるのである。

(仮に、感染から20日後も感染力を持つひとがいたとしても、新型コロナウイルスの感染力(伝播力)は低いのでほとんど問題にならない)

 方法論としては、予め、国民をはじめ在住者一人あたり10万円(迷惑料込み)を給付し、そのお金で二週間分の食材を購入する。
 障害があって買い物や調理が出来ない人は、毎日感染チェックを受ける公務員から食事が届けられる。
 食事や服薬などの介助が必要な人も、毎日感染チェックを受ける介護士のサポートを受ける。

 4回も緊急事態宣言が出され、1年9ヶ月もの長期に亘り不安に怯え生活に苦しんだ今なら、“たった”二週間で解決するこの対策に反対するひとは少ないだろう。

 ただし、この対策が奏功するのは、新型コロナウイルスの感染拡大が“自然”(人為的要因がない)に起きていることが条件である。

 持説でもあるが、電子タバコ用ポッドや市中施設内撒布という“人為的感染拡大手段”が使われて感染拡大が起きているのなら、一時的に抑え込んでも、またぞろ感染が拡大することになる。

 内閣や新型コロナ対策専門家は、新型コロナパンデミックがどうして起きているのか“知っている”から、新型コロナウイルス感染症パンデミックが“自然”に起きているわけではないことを知られてしまうこの方法を採らないのである。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/383.html

記事 [政治・選挙・NHK283] コロナ第6波は11.14に本格化「2つの根拠」 菅首相ラスト会見で楽観視のフシ穴無責任(日刊ゲンダイ)



コロナ第6波は11.14に本格化「2つの根拠」 菅首相ラスト会見で楽観視のフシ穴無責任
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295336
2021/09/29 日刊ゲンダイ


菅首相の最後の会見も楽観論(28日、東京・新宿)/(C)日刊ゲンダイ

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の全面解除が28日、正式決定された。最後の首相会見に臨んだ菅首相は「ワクチンを打っていますから、第6波が来ても状況がだいぶん違う」と楽観的な見方を披露した。しかし、11月中旬にも大きな第6波に見舞われる恐れがある。

 コロナは夏と冬に流行を繰り返す季節性がある。昨年冬の第3波は11月に立ち上がった。新規感染者数は11月5日に1000人を突破し、18日には2000人を超え、今年1月8日には7957人まで駆け上がった。同時期に流行するとしたら、今年は総選挙の本命日とされる11月14日ごろから目に見えて感染拡大が本格化することになりそうだ。

ワクチン接種頭打ちと効果切れ


副反応が起こりやすい20〜30代の接種は高齢者のように進まない可能性も…(C)共同通信社

 11月ではまだワクチン接種が進んでいない可能性もある。9月3日の政府分科会で尾身会長が提出した資料によると、ワクチン接種率が60代以上は90%、40〜50代は80%、20〜30代は75%に達しなければ、場合によっては緊急宣言などの強い対策が必要になるという。27日時点の2回の接種率は50代が63%、40代が47%、30代が36%、20代が33%と“合格ライン”に遠く及ばない。副反応が起こりやすい20〜30代の接種は高齢者のように進まない可能性がある。海外では7割接種で頭打ちが起きている。

 ワクチンの効果減少も気がかりだ。米ブラウン大の研究によると、ファイザー製ワクチンの2回接種を完了した半年後に抗体量が8割以上減少したという。高齢者は5月の連休明けから接種が本格化したが、11月以降、半年超が経過していくのだ。12月から始まる3回目のブースター接種は11月には間に合わない。

 西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「ワクチンは大きな武器ですが、過度に期待してはいけません。ブレークスルー感染、2回接種者の重症化、死亡事例もあります。ワクチン効果を大幅に低減させる新たな変異株も想定される。政府の対応はワクチンの成果を強調するあまり、検査拡充や水際対策がおろそかになっているように見えます」

 最悪の事態に備えるべきだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/384.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 岸田新首相は野党にとって組みしやすい。政権奪取を念頭に選挙協力の構築が急務だ。(かっちの言い分)
岸田新首相は野党にとって組みしやすい。政権奪取を念頭に選挙協力の構築が急務だ。
https://31634308.at.webry.info/202109/article_6.html?1632918032

あれだけ、狂乱して総裁選挙を行っていたが、最後は派閥の力学によって、岸田氏が総裁に選ばれた。野党にとっては、高市氏になれば菅首相と同じ程度の自民の顔となったが、自民議員の心理で岸田氏が一番無難と考えたのだろう。河野氏は何をしでかすかわからないので、改革よりは現状維持を狙ったと思われる。

今回、岸田氏が勝ったのは、結局安倍の影響力を使ったからで、今後安倍には頭が上がらない。つまり、岸田氏が森友、加計、桜の再調査をしないことを意味している。岸田氏の背中には安倍の背後霊が背中に入り付いていることになる。つまり、安倍の路線から大きく逸脱することはない。ここでも安倍が、日本の政治の発展を阻害している。

岸田氏が選ばれて、民主主義の危機にあると述べた。その危機は、戦後の自民のせいである。岸田氏自身が認めてしまった。

野党にとって、岸田氏が総選挙の顔になってくれて一安心である。自民内では河野氏は人気がないが、野党から見れば岸田氏よりは河野氏の方が怖い。安倍の背後霊の岸田氏の方が組みしやすい。本来岸田氏に個人魅力が抜群にあるわけではない。自民は菅氏から新顔に変わったからと言って、支持率が急激に上がることないと思っている。

突然の解散ではなく、総裁選挙をやってくれたお陰で、その間立憲の枝野代表も適時、野党の公約を訴えることが出来た。野党のマスコミ露出は自民よりはるかに少なかったが、それなりに野党の公約を知らしめたことは幸運だった。

岸田氏は自分の特技は、「人の話をよく聞く」ことと述べた。国会の論戦が楽しみである。安倍、菅よりは、もう少しましな議論が成立しそうである。予算委員会での野党との論戦を期待する。それによって、与党の政策欠陥も明らかになるだろう。

野党にとっては、政権奪還も夢ではない。立憲と共産の選挙協力が不可欠である。共産はその前提は政権構想であると述べた。共産は閣外協力でもいいと述べている。しっかりと協議しなければならない。


http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/385.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 侮れぬ自民党の力示した総裁選(植草一秀の『知られざる真実』)
侮れぬ自民党の力示した総裁選
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-3ab462.html
2021年9月29日 植草一秀の『知られざる真実』


9月29日に投票日を迎えた自民党の党首選。

勝利したのは岸田文雄氏だった。

党員票382票、議員票382票で行われた1回目の投票結果は以下の通り。

岸田文雄 国会議員票146票 党員票110票 合計256票
河野太郎 国会議員票 86票 党員票169票 合計255票
高市早苗 国会議員票114票 党員票 74票 合計188票
野田聖子 国会議員票 34票 党員票 29票 合計 63票

1回目の選挙で過半数に達した候補はいなかった。

1回目の投票でトップに躍り出たのは岸田文雄氏だった。

過半数を確保した候補がいなかったため、上位2者で決選投票が行われた。

投票は47都道府県1票ずつの党員票47票と国会議員票382票で行われた。

投票結果は以下の通り。

岸田文雄 国会議員票249票 都道府県票 8票 合計257票
河野太郎 国会議員票131票 都道府県票39票 合計170票

この結果、岸田文雄氏が自民党総裁に就任し,10月4日に召集される臨時国会で第100代内閣総理大臣に就任する見通し。

メディアは河野太郎人気をはやし立てたが河野太郎氏は大差で敗北した。

河野太郎氏は、国民は自分を総理に選出すると嘯(うそぶ)いていたが、国民の多数は河野氏敗北、岸田氏選出の結果を歓迎していると思われる。

所詮は自民党の党首選であり、誰が選出されても大転換は起こらない。

しかし、各候補に差異がないわけではなかった。

重要な二つの視点がある。

第一は経済政策路線。

2001年以降、自民党の経済政策路線の中核に新自由主義が置かれた。

大資本の利益を極大化すること、そのために労働者への分配を極限まで圧縮すること。

大資本のための経済政策運営が強行された。

その結果として、日本は世界有数の格差大国に成り下がり、年越し派遣村のような惨事が繰り返された。

これに対する基本路線が福祉国家路線。

最適資源配分よりも所得再分配を重視する考え方と表現することもできる。

自民党政治の二大潮流である清話会(旧福田派)と平成研(旧田中派)はそれぞれが新自由主義経済政策と福祉国家経済政策を代表する政策集団だ。

大平正芳氏の系列である宏池会は平成研に近い考え方を示してきた。

今回総裁選で新自由主義経済政策路線を提示していたのが河野太郎氏と高市早苗氏。

これに対して岸田文雄氏と野田聖子氏は福祉国家経済政策の主張を示していた。

第二の視点は人格。

首相の条件として最重要であるのが「人格」。

人格面で最重要であるのが「公私の分別」。

安倍・菅内閣の最大特徴は「私の優先」だった。

「公」よりも「私」を優先する。

森友・加計・桜疑惑は、すべて安倍氏が政治に「私」を持ち込んだもの。

菅氏も「公」の視点ではなく「私情」を軸に官僚人事を壟断した。

為政者に求められる最重要の資質が高邁な精神性、公の優先である。

この人間性、人格面での比較をすれば、岸田文雄氏と野田聖子氏の評価が高かったと言える。

岸田氏は経済政策における「新自由主義からの脱却」を明示した。

2001年以降、鳩山内閣の1年を除き20年間にわたって日本の経済政策の中核に位置付けられてきた「新自由主義経済政策」の路線に修正が加えられる可能性がある。

また、安倍・菅内閣と比較して、人格面での優位が岸田氏に認められた。

問題は自民党の私優先路線派の3A=安倍・麻生・甘利の影響力を排除できるのかどうか。

この点を注視する必要がある。

しかし、自民党は4人の候補者のなかでは最適な人物を党代表に選出したと言える。

岸田内閣の下で実施される次の衆院総選挙は野党にとって非常に厳しいものになる。

野党は謙虚に低迷を反省し、総選挙に対する取り組みを一気に加速しなければならない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/386.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <こんな自民党を勝たせていいのか>茶番劇は終わった さあ次は政権交代(日刊ゲンダイ)

※2021年9月29日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年9月29日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

「ポスト菅」選びのお祭り騒ぎがやっと終わった。自民党総裁選は29日、投開票。決選投票の結果、岸田文雄前政調会長が257票を獲得し、河野太郎ワクチン担当相(170票)を抑えて総裁の座を射止めたが、腐敗した党の体質は変わらない。自民が政権を牛耳っている限り、この国の政治はマトモになりっこない。12日間の選挙戦でイヤと言うほど見せつけられた現実だ。国民騙しの茶番劇は終わり、衆院選へのカウントダウンが始まった。国民に見放された菅首相の退陣の次は、いよいよ政権交代だ。

 独善的でデタラメな新型コロナウイルス対策で国民の暮らしをメチャクチャにした揚げ句、「コロナ対策に専念したい」と耳を疑う言い訳で撤退した菅は28日、通常国会閉会以来、104日ぶりに国会に姿を現した。19都道府県対象の緊急事態宣言と8県に適用中のまん延防止等重点措置を今月30日の期限で全面解除する決定に伴い、衆参両院の議院運営委員会で政府方針を報告するためだ。宣言および重点措置地域がゼロになるのは4月4日以来、180日ぶりだが、酒類を提供する飲食店などの営業時間は当面短縮。失政による日常生活の制約はまだまだ続くのに、菅に反省の色なし。野党4党はコロナ対策の国会審議を求め、7月16日に憲法53条に基づく臨時国会召集を要求したが、徹底的に無視し続けた。野党議員から「コロナ対策の軽視だ」と批判されると、「与党と相談しながら検討してきた。憲法に規定された義務を踏まえた。閉会中審査も実施している」とメチャクチャな強弁。最後の最後までたちが悪い。

 その後、官邸で開いた20回目のラスト会見ではワクチン接種の進展を「誇らしい」と臆面がなく、感染収束の見通しについて先月末の会見で「明かりが見え始めている」と発言して総スカンを食ったにもかかわらず、「明かりは日々輝きを増している」と自画自賛。質問を求める挙手が続く中、例によって1時間ほどで会見は打ち切り。菅はサッサと議員宿舎に引き揚げた。

退陣首相への忖度で全面解除

 そもそも、全面解除は適切なのか。政府決定に先立つ基本的対処方針分科会では、首都圏や大阪府などを中心に重点措置に移行すべきとの意見が相次いだが、菅政権は一蹴。「感染再拡大の傾向がみられた場合は、重点措置の適用を含め機動的な対応を取る」と押し切った。この政権の寿命は残り5日だ。どう担保するのか。「任期中に区切りをつけたい」という菅の身勝手な意向、そして「全面解除で首相に花を持たせたいのだろう」とサジを投げた専門家。ここでも忖度が働いて、国民の「安全安心」は二の次、三の次にされた。こんな自民に総選挙で勝たせていいのか。菅の投げ出しは無能ゆえにしょうがないとして、電波ジャックでこれでもかと見せつけられたのは醜悪な自民党の正体と限界だ。

 河野と岸田に加え、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行が参戦した総裁選は、「政策論争」とは名ばかり。それぞれが実現可能性を度外視した政策をブチ上げ、かみ合わない舌戦が連日繰り広げられた。その一方で、立憲主義をないがしろにし、国家を私物化する安倍・菅政治との決別を世論の多くが求めているのに、本丸であるモリカケ桜疑惑には頬かむり。全国の弁護士や法学者でつくる「『桜を見る会』を追及する法律家の会」は4候補に桜疑惑への考えを尋ねる公開質問状を送ったが、河野は質問状の受け取りそのものを拒否。岸田と高市は受け取ったものの無回答。野田だけが安倍前首相に対する不起訴処分を「不起訴不当」と議決した検察審査会の指摘に「国民の代表が意見を反映したもの」と賛同し、「政治家は自らの潔白を丁寧に説明すべきだ」と回答した。森友疑惑の再調査が必要だと明言したのも、野田だけだ。

誰が勝っても悪はのさばり続ける

 参院選広島選挙区が舞台となった大規模買収事件もウヤムヤにされかねない。安倍の肩入れで党本部が河井夫妻に提供した1億5000万円の使途をめぐり、柴山幹事長代理は「買収資金ではない」とする河井側の報告資料をそのまま発表。機関紙の作成に大半を投じたとの主張にもかかわらず、裏付けとなる領収書なども示さず、「私どもとしてできうる最善」と居直った。カネを差配する立場にあった二階幹事長も「あれ以上の説明はありますか」とスゴみ、「詳細は承知していないが、こういうことが再び起こらないことを願いたい」とまるで他人事。票欲しさにタヌキおやじを詣でる河野、高市の節操のなさといったらない。

 だいたい、根拠薄弱な「突破力」を売りにする河野は安倍・菅政権で要職に就き続け、コロナ失策で菅が追い込まれたのに名乗りを上げる厚顔無恥。「政高党低でなければ困る」と断言し、安倍1強の負の遺産のひとつである官邸主導を評価したのもある種の秋波なのか。安倍の全面支援を受けたウルトラ右翼の高市は言うに及ばず、「岸田さんはしっかりしてきた。たくましくなった」とかいうキングメーカー気取りの安倍発言をありがたがる岸田。誰が勝っても、悪はのさばり続けるのだ。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)は言う。

「自民党がいかにアベ支配に毒されているかが、総裁選でハッキリしました。安倍前首相との近さが新総裁の前提条件であり、反アベを掲げればもはや立候補すらできない。異端児と評されてきた河野大臣が持論の脱原発を修正し、安倍前首相にスリ寄ったのが象徴的です。国民政党を掲げてきた自民党は多様性を失い、振り子の論理による疑似政権交代すら起こせなくなった。世論とは真逆の方向へ突き進んでいます。多くの国民が求めているのは表紙の差し替えではなく、本そのものの新調です。それは政権交代でしかなし得ないという現実を総裁選はわれわれに知らしめた。野党は好き嫌いを横に置き、国民民主党を含むすべての勢力を結集し、今までにない反自民の受け皿づくりを急ぎ、関ケ原の戦いのような構図を示さなければなりません」

野党キャンペーンのマズさ

 政権交代という大手術なくして、権力にへばりつく膿を出しきれない。立憲民主党の枝野代表は「新しい政権を発足させる準備ができている」と繰り返しているが、本当にその覚悟があるのか。市民連合を仲立ちに野党4党で政策協定を結んだものの、共産党との共闘についてはいまだ詰め切れていない。志位委員長が「自民党は新総裁の下で態勢を立て直して総選挙に打って出る。野党が結束した姿をつくり上げ、迎え撃つ必要がある」と言っていた通りで、自民の政党支持率は持ち直している。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「野党は総裁選の向こうを張るような仕掛けが何ひとつできなかった。立憲民主がまとめたアベノミクスの検証がリポート用紙2枚ではズッコケます。格差拡大を裏付けるありとあらゆるデータを引っ張り出し、連日訴えるだけでも相当なインパクトがあったはずです。4候補の政策にしても言いっぱなしが少なくなかったのですから、翌日にでも過去の発言や自公政権の方針と照らし合わせてファクトチェックするなど、キャンペーンの張りようはあった。安倍・菅政治の終焉を求める世論をバックに、ネチネチと攻めるずぶとさがほしい」

 野党は国民の命と暮らし、民主主義を守るために一致団結して「表紙のすげ替え国民愚弄政治」に終止符を打つ必要がある。

 この好機を逃せば、二度と浮上できまい。



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