去年「コロナ禍での政治空白は作らない」今年は党上げての総裁選祭り
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2021.09.18 まるこ姫の独り言
これほどご都合主義なことがあるだろうか。 去年の総裁選は「コロナ禍での政治空白を作る訳にはいかない」として、総裁選の手続きを大幅に省略して菅を総理に選出した自民党が、今年はなんなのか。 去年より数段コロナの感染拡大が深刻化していて、コロナにかかった人はベッド数が無いとして、自宅療養と言う名の自宅放置に切り替えられている。 アベスガ政権の念願だったオリパラが終わったのだから、もうそろそろ第六波に備えて、今後の医療体制や、国民の窮状を救う議論なり、野党の求めに応じると思っていたが、大きな間違いだった。 「コロナ下での政治空白と作らない」言った去年と比べても比較にならないほど酷い感染状況なのに、自分達の私利私欲に明け暮れて総裁選がお祭り騒ぎになっているのは、河野が総裁選出馬会見で語っていた「政治は国民のものだ。政治を通して人と人が寄り添う、ぬくもりのある社会をつくりたい。それが私のゴールだ」は程遠いと思う。 政治が国民の為のもので、そして寄り添うならなおさら、毎日テレビ局をハシゴしてでも出て大はしゃぎをしている場合じゃない。 総裁選を簡素化してでも国会を開くことが政治家の使命じゃないか。 総裁選にシャカリキになっている人たちは、この政治空白を何と捉えているのだろう。 今の状況は手段で、総裁選に勝利したら、今まで封印していたことを国民の為に実行に移すのではと言う人がいるが、私は、今のコロナに感染した人や医療状況を無視してまで目的を達したとしても、本当に国民に寄り添う考えになるとは思わない。 国会議員の仕事である国会を開催せず、自分達の内輪の話が最優先してしまえるような人達に、大所高所に立って国民の幸せを一番に考えることができるだろうか。 自民党総裁選に加担しているのは、大メディアだ。 コロナ禍真っ最中なのに、朝から晩まで、総裁選告示の何日前から大騒ぎしていると思っているのだろう。 国会を開けというメディアはごくわずかで、どの番組表を見ても朝から晩まで総裁選一色で気持ちが悪くなる。 この手の情報を、9月29日開票前まで流し続けるのだろうか。 今からうんざりだ。 野党の後ろにも多数の国民がいるという事を全く失念して、既得権益の塊である政権与党しか目が向かないメディアもどうかしている。 |