★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年9月 > 18日06時00分 〜
 
 
2021年9月18日06時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK283] 出馬表明する野田聖子の後ろになぜか三原じゅん子、推薦人だった(まるこ姫の独り言)
出馬表明する野田聖子の後ろになぜか三原じゅん子、推薦人だった
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-ac96b3.html
2021.09.17 まるこ姫の独り言


出馬表明する野田聖子の後ろになぜか三原じゅん子が!

自民党の場合、本人が一人で発言をすることがなく、なぜか背後に複数の人の顔見せのような光景が。

野田聖子自身、二階幹事長の後ろにいつも控えていている何人かの1人だった。

二階の場合、介護要員が必要だからかと思っていたが。

しかし今回、なぜ三原じゅん子が野田聖子の後ろに控えているのかと思っていたら、推薦人だった。

三原じゅん子議員 総裁選出馬・野田聖子氏の推薦人集めに奔走「論争をしっかり見守りたい」
                 9/16(木) 19:21配信 東スポWeb

>自民党の三原じゅん子参院議員(57)は16日、総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補表明した野田聖子幹事長代行(61)を支持する推薦人≠ニなった。

>三原氏は自身のツイッターに「#変えるなら野田聖子」というタグをつけ投稿。しかし立候補の意思を示した野田氏に拒否反応を示すフォロワーからは批判を浴びていた。

>党本部で行われた野田氏の会見を隣で見守った三原氏は本紙に「総裁選は自民党の多様性をみなさまに見てもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。


しかし、どの候補も自分の主張として「自民党の多様性」を必ず入れてくるが、自民党ほど多様性の無い政党はないと思えるほど、野党が幾ら選択的夫婦別姓を提唱しても未だに許容する気ないし、LGBT平等法の制定にも反対だし、人権に対してものすごく否定的な政党だ。

そもそも国民主権をないがしろにする政党が、何が多様性なんだか。。。

どこが自民党の多様性なんだかさっぱり分らん。

野田聖子が出馬することで、票が割れることだけは確かだ。


安倍政権が続いていたころは、安倍に擦り寄る「三原じゅん子」像がすさまじかった。

教祖様を崇めるがごとくの三原にはドン引きしたが。。

今度はよりによって野田聖子。
どこが推しなんだろう。

八紘一宇の三原じゅん子だったら、高市早苗だろうに。。。


それか三原じゅん子なら勝ち馬に乗ると思っていたが、よりによって最下位決定としか思えない野田聖子応援。

河野が勝利するかもで危機感募らせた陣営が、票を割れさせて決選投票に持ち込むために、野田を用意したのではという憶測は生まれる。

自民党だったらそのくらいやるのはへのカッパだろう。


「実は野田氏との親密な関係は、三原氏が政界に進出する前の芸能界時代から続いていた」「三原氏の選挙戦を遠くで見守っていたのが野田氏だったという」主義主張ではなく、政策でもなく、こんないい加減な理由で三原が野田を支持するとはやっぱり考えられない。

三原じゅん子の野田聖子支持は、どう見ても裏がある。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 総裁選に騙されるな、政府のコロナ対策のお粗末さは変わってない! 自宅死亡者数も把握できず、発熱した子どものPCR検査拒否続出(リテラ)
総裁選に騙されるな、政府のコロナ対策のお粗末さは変わってない! 自宅死亡者数も把握できず、発熱した子どものPCR検査拒否続出

https://lite-ra.com/2021/09/post-6022.html
2021.09.17 総裁選に騙されるな、政府のコロナ対策の酷さは全く変わってない! リテラ

    
    首相官邸HPより

 本日、自民党総裁選が告示され、テレビをつければまるでコロナ問題などないかのような密状態の出陣式の模様をはじめ、4人の候補者によるテレビジャック状態に陥っている。

 だが、新規感染者数が減少傾向にあっても、全国の自宅療養者数は6万人以上、東京都の重症病床使用率がいまだにステージ4のままであるように病床逼迫の状況は変わっていない。しかも、東京大学の仲田泰祐准教授らによる試算では、11月末までに約75%の都民が2回のワクチン接種を終わらせても、12月中旬には新規感染者数が1日平均で1万人を超えるとしている。いますぐに対策の強化が必要なのだ。

 にもかかわらず、政権与党の自民党は党内の権力闘争に明け暮れ、メディアもそれを批判することもなく丸乗り。この有事に臨時国会の招集を自民党が拒否しているという大問題も、不問に付されている。

 ようするに、自民党は総裁選の加熱報道によって菅政権によるコロナ対策の大失敗を糊塗し、国会を閉じたままにすることでポンコツの菅義偉首相など存在しなかったかのように目くらまししているのである。

 だが、この国民の目を欺く自民党のお祭り騒ぎによって被害を受けるのは、言うまでもなく国民だ。しかも、総裁選報道に夢中になっているメディアはほとんど取り上げないが、国会の閉会中審査では、いまなお菅政権にはすさまじい医療崩壊を巻き起こしたことの反省がまるでないことが浮き彫りになっている。

 たとえば、16日におこなわれた参院厚労委員会の閉会中審査。8月5日の参院厚労委員会で田村憲久厚労相は「中等症は原則入院だ」と強弁したが、ご存知のとおり、その原則はまったく守られることなく、中等症でも入院できず自宅に放置された患者が続出、自宅死を招く結果となった。当然、今回の閉会中審査でも田村厚労相に対してその責任を問う声があがったが、田村厚労相は言い訳に終始し、一切謝罪をしなかった。

 しかし、問題は謝罪をしなかったことだけではない。厚労省はいまだに、自宅死の実態をまるで把握をしていないのだ。

 先日、警察庁調べで8月中に自宅など医療機関以外で死亡した新型コロナ感染者は全国で250人にものぼり、そのうち死因が新型コロナあるいは肺炎だった人は187人だったことが判明。これは7月の約8倍、過去最多の人数となっている。

 ところが、立憲民主党の石橋通宏参院議員が「8月以降に自宅で亡くなられた方を把握されているのか」と質問すると、田村厚労相はこう答弁したのだ。

「HER-SYSで見ますと、8月中、自宅療養中に発生した死亡事案は全国で11件というふうに出ております」

 田村厚労相は「入力されていないものがたくさんある」「HER-SYSにあらかじめ登録した上でコロナが原因で自宅で亡くなられたというものはいま完全に把握できている状況ではないが、これから順次HER-SYSにデータが入ってくると思う」とも述べたが、警察庁によると、死亡者250人のうち93人は生前にコロナ陽性が判明し、コロナによって命を落としていた。にもかかわらず、厚労省はたったの11件しか死亡事案を把握していないのだ。ようするに、患者の状況をリアルタイムで把握するシステムすら、この国ではいまだに確立されていないのである。

■「子どもが発熱してもPCR検査を勧められなかった」と回答がなんと約65%に

 だが、さらに呆気にとられたのは、感染割合が増加している子どもたちにかんする問題での政府答弁だ。

 同じく参院厚労委員会で質疑に立った日本共産党の吉良よし子参院議員は、8月に「子どもの発熱にかんするアンケート」(回答者409人)をネット上で実施し、その結果を紹介。「保育園や学校で陽性者が出た際、どの範囲まで検査がおこなわれたか」という問いでは、「園や学校のすべての児童、教職員などの関係者におこなわれた」という回答はわずか0.3%、「濃厚接触者やクラス・学年のメンバー全員」もたったの8.6%で、「濃厚接触者のみ」が37.9%、「検査はおこなわれなかった」が24.8%と多数にのぼった。なかには「保育園や陽性者が出たが“濃厚接触者ではない”と判断され、発熱してもPCR検査を断られた。父親の勤務先でPCR検査を受けたところ陽性だった」という声もあったという。

 さらに、「子どもが発熱してもPCR検査を勧められなかった」という人の割合は64.7%にものぼっており、吉良議員のもとに寄せられた「医師の診断は『風邪ですね』の一言だけ。『検査しなくていいのか』と訊くと『子どもは軽症だから大丈夫』と言われた」「『大人が体調不良でなければ子どものコロナはありえない』と言われた」という声を紹介。「子どもが発熱した際にはすぐに検査を徹底すべきでは」と訴えた。

 だが、田村厚労相の答弁は、信じられないものだった。

「発熱された患者は基本的に診療・検査外来という医療機関に行っていただければ検査をしていただくというふうに我々は認識している」

 65%近くもの人たちが「発熱しても検査を受けさせてもらえなかった」と言っているのに、田村厚労相は質問を聞いていたのか?という話だろう。しかも、吉良議員は12歳未満の子どもたちはワクチン接種ができないことも踏まえて保育園や学校などでの定期検査を求めたのだが、田村厚労相の答弁は「重症化リスクという意味では、高齢者と比べると(子どもは)明確に数字が違う」などと述べて定期検査の実施を拒否したのだ。

■菅首相は小池都知事と連れ立って利用率最大3割の「酸素ステーション」視察する頓珍漢ぶり

 コロナの自宅死亡者の数も把握せず、発熱したら検査が受けられるという仕組みも徹底せず、その上、定期検査の実施も拒絶──。この体たらくは一体何なのか。

 しかも、呆れるのは、「コロナ対策に専念する」と言って総裁選不出馬を決めた菅首相だ。「専念する」と大見得を切ったのだから、本来ならばこの閉会中審査に出席してしかるべきだが、国会にその姿はなし。その間、何をしていたのかと思ったら、またも小池百合子都知事と連れ立って、東京・築地に開設する「酸素・医療提供ステーション」を視察していた。

 だが、都内の「酸素ステーション」の利用率はピーク時でも3割程度で、菅首相肝いりで開設された渋谷の「酸素ステーション」では看護師が「少ないときは(患者が)5人とかしかいない。看護師も何すればいいか困ることもある」「宝の持ち腐れ」と証言しているほど(TBS『news23』15日放送)。菅首相は今回の視察でも「画期的な施設であり、こうした施設を全国に増やしていきたい」などと胸を張ったが、全国に増やす前に抜本的な見直しが必要であるはずだ。

 しかし、この菅首相よりももっと酷い「国会サボリ閣僚」がいる。総裁選候補者であるワクチン担当の河野太郎・行革相だ。

 16日の閉会中審査では、前出の立憲の石橋議員や国民民主党の芳賀道也参院議員がワクチン担当として河野大臣の出席を求めたというが、なんと「拒否された」というのだ。

 ご存知のとおり、河野大臣といえば総裁選告示前からテレビに出ずっぱりで、「やはり河野太郎でなかったらワクチンはここまで来なかった」などと自画自賛。ここまできたのは言うまでもなく自治体の努力にほかならないが、挙げ句、ワクチン担当大臣として国会に出席を求められてもそれを拒否し、総裁選にかまけているのである。

 そもそも、15・16日とおこなわれた衆参厚労委員会の開催は3週間ぶりだったというのに、審議時間は2日合わせてたったの4時間。その上、大臣として国会での説明を拒否する人物が、次期総裁・首相の第一候補だというのだ。臨時国会も開かず、閉会中審査に現首相も次期首相有力候補の大臣も出てこないというこの現実を見れば、いかに国民がバカにされているのか、そして自民党政権がつづくかぎりは何も変わらないということが、よくわかるというものだろう。

(水井多賀子)



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民党総裁選は1回目投票から「1位・岸田」の票読みまで飛び交い…河野陣営“甘すぎる皮算用”(日刊ゲンダイ)





自民党総裁選は1回目投票から「1位・岸田」の票読みまで飛び交い…河野陣営“甘すぎる皮算用”

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294899
2021/09/18 日刊ゲンダイ


事実上、「河野太郎行革担当相(右)VS岸田文雄前政調会長」の一騎打ち(C)日刊ゲンダイ

 いったい、誰が勝つのか。河野太郎行革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4人で争うことになった自民党の総裁選。自民党議員は“勝ち馬”に乗ろうと大混乱している。

*こちらの関連の【動画】をご覧いただけます。

早くも飛び交う各陣営の皮算用

 総裁選は「国会議員票383票」と「党員・党友票383票」の計766票で行われる。事実上、<河野vs岸田>の一騎打ちとなっている。早くも各陣営からは都合のいい“票読み”が飛びかっている。選挙の構図は、高市氏と野田氏が2人合わせて約160票を確保し、残り600票前後を河野氏と岸田氏が奪い合う戦いになりそうだという。

「野田さんは20人の推薦人を集めるのに苦労した。議員票は20票止まりでしょう。党員票は10票前後。合わせて30票程度だとみられています。それに比べて高市さんの決起集会には代理も含めて70人も集まった。党員票も60票近く取りそうです。まだ、石破茂さんが不出馬を決める前ですが、日本テレビが自民党員を対象に行った調査では、党員の高市の支持率は16%だった。換算すると60票程度になる。計130票前後を獲得する計算になります」(自民党事情通)

 残る票は、議員票290、党員票310。

 岸田氏周辺の票読みでは、議員票は「岸田170、河野120」と50票の差をつけているという。もともと、議員票は“岸田氏優勢”だったが、さらに上積みされそうだという。

「テレビメディアは、総選挙を控えた衆院議員が“選挙の顔”を期待して河野氏支持で雪崩を打つと報じています。でも、衆院議員と違って109人いる参院議員は圧倒的に岸田氏支持です。参院議員は利益団体の出身者も多く、既得権益を壊す恐れのある河野氏を警戒している。ただでさえ敵が多い石破氏を陣営に入れたことで河野氏は党内で反発を買っているのに、河野氏支援に回った小泉進次郎氏が最大派閥“細田派”を名指しで批判したため、他派閥からも“若造がエラソーに”と怒りを買ってしまった。進次郎氏の一言は余計だった。河野は議員票をどんどん減らしています」(政界関係者)


16日、河野行革担当相を支援する国会議員が開いた会合に臨む小泉進次郎環境相(右)と石破茂元幹事長(C)共同通信社

河野陣営は「党員票で圧勝」と計算するが…

 もし、議員票を120票前後しか取れないとなると、河野氏は党員票を260票以上、取らないと過半数に達しないことになる。

「河野陣営は、党員票では圧勝すると踏んでいます。でも、計算通りにいくのかどうか。党員のうち約4割は“職域党員”だといわれています。いわゆる利益団体に所属している党員です。彼らは、絶対に既得権を手放したくない。河野太郎さんには投票しないでしょう。それに自民党員は高齢者が多い。彼らは河野さんに不安を感じている。このままでは党員票は180票程度に沈みかねない。そうなると、議員票と合わせても河野さんの総得票は300票にとどまり、1回目の投票で過半数を奪うどころか、同じく300票となる岸田さんに並ばれます。最悪、1位・岸田、2位・河野ということもあり得ます」(自民党事情通)

 選挙戦が本格的に始まったら、河野氏は岸田氏、高市氏の2人から集中攻撃を受ける可能性が高い。

 河野氏の陣営は、19、20日に行われる大手メディアの世論調査で“河野圧勝”の数字が出れば、一気に引き離せると皮算用しているが、計算通りにいかないのではないか。



【古賀茂明】自民党総裁選 河野太郎の本心は? 改革の本気度は? 【ONEPOINT日刊ゲンダイ】

2021/09/17  日刊ゲンダイ

自民党総裁選(29日投開票)は岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、河野太郎行革担当相(58)、野田聖子幹事長代行(61)の4人で争う。元経産官僚の古賀茂明氏は「岸田さんは安倍・麻生の傀儡になっていくのでは」「高市さんは安倍さんの分身」と指摘するが、脱原発を封印したといわれる河野太郎の本心は? 改革の本気度は? 野党はどうする? 古賀氏に詳しく聞いた。【チャンネル登録、よろしくお願いします!】※2021年9月16日収録

◆古賀茂明氏の日刊ゲンダイ掲載コラムはこちらで
  https://www.nikkan-gendai.com/articles/authors/343
◆「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」はこちらで
  https://lounge.dmm.com/detail/1504/



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK283] きちがいに刃物<本澤二郎の「日本の風景」(4208)<安倍実弟・岸信夫の最後っ屁=岸・安倍一族の野望炸裂か>
きちがいに刃物<本澤二郎の「日本の風景」(4208)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30512872.html
2021年09月18日 jlj0011のblog


<安倍実弟・岸信夫の最後っ屁=岸・安倍一族の野望炸裂か>

 菅内閣は、あと半月足らずで幕を引く。極右の女性候補の靖国参拝発言に歩調を合わせるかのように、防衛相の安倍の実弟・岸信夫も負けじと最後っ屁よろしく、中国対決の姿勢を鮮明にさせ、沖縄県民を驚かせている。

 安倍内閣の軍拡の中軸は、沖縄とその以西諸島の軍事基地拡大強化であることが見て取れる。新型コロナに押しまくられて、日々の生活に四苦八苦している庶民大衆をよそに「台湾海峡は岸・安倍一族の野望が開花するのではないか」との危機感を抱かせる昨今だ。そのことを防衛相が、米CNNが怪しげな会見を受け入れて、ワシントンと北京に発信した。

 これが岸信夫の最後っ屁で終わるものなのか、まさかの台湾問題にのめり込んでいる防衛省の火遊びに、事情を知る国民はいら立ちを募らせている。自民党総裁選で「それはおかしい」とブレーキをかけた野田聖子の正論に、安倍一族は聞く耳を持たないようだ。

<CNNインタビューで米国に台湾有事に万全の日本発信!>

 1972年の日中国交正常化に際して、両国は台湾が中国の領土であることを認めた。日本は、それまでの日華条約を破棄して、台湾との外交関係を断った。国連の代表は、台北から北京に代わっていた。

 だが、反共主義者・岸の怒りの遺言が、安倍晋三と岸伸夫に感染していたのだろう。安倍は中国包囲網構築にざっと60兆円の巨費を使った。ことあるごとに中国脅威論をまくしたて、米国の不動産大統領を説得、米中経済戦争に発展するという意外な成果を手にした。

 それが民主党のバイデンに交代すると、俄然、台湾問題で対立が激化、そこに日本を巻き込んできた。内心大喜びの安倍と岸である。二人とも台湾独立派の蔡英文と深い結びつきがあるのだから。

 米中対立は、日中対立へと発展してしまっている。親中派の自民党幹事長・二階俊博の抵抗の行方とも関係してきている。

 岸は会見で「台湾情勢は日本の安全保障に重要だ」と踏み込んだ発言を冒頭から切り出した。「台湾で起きることは、(日本の)直接的な問題と考えている」と台湾独立派が聞いたら、飛び上がるほどのコメントを連発。「台湾で発生したことは、日本問題になる可能性が高い。それに日本は対処していく」と勇ましい。

 台湾有事は、即日本有事と言わぬばかりである。筆者は不勉強で知らなかったが、既にミサイル部隊を沖縄県の与那国島に配備、続いて石垣島にも配備するのだという。国民が知らない間に、沖縄の軍事力強化作戦は、かなりの速度で進行していたことになる。

<対中戦を想定した装備=核武装をにおわせる岸発言に驚愕!>

 対中戦を想定した作戦披歴に、度肝を抜かれそうなのだ。そこには歴史の教訓はない。反省謝罪のない国家は、再び同じことを繰り返すというのか。恐ろしい安倍と菅の内閣ということになろう。

 岸は敵基地攻撃能力を備えるとも。「武器システムの開発と獲得も含まれている」とCNNも解説。ということは日本核武装を意図していると理解するしかない。「日本はあらゆる脅威から守るための適切な装備を持つ」とも公言した。

 対中戦は必死と見ているのか、その先の第三次世界大戦まで念頭にあるのかどうか。日本国民と自民党と公明党は、憲法破壊のとんでもない小僧どもに武器弾薬を任せてきたことになろう。

<外交・平和戦略皆無の岸・安倍の大軍拡路線=野党は徹底抗戦?>

 政治も外交もわからないやんちゃ坊主の発言と軽く聞き流していいものか。背後の岸・安倍一族の野望と認識すると、この一連の暴言を軽視することは出来ない。安倍路線そのものを、岸はより分かりやすく世界に発信したことになる。

 万一、台湾有事ともなれば、大陸のミサイルは台北と沖縄に同時に発射されることになろう。平和な琉球王国は、薩摩藩に侵略された後、日米開戦で守ってくれるはずの日本軍からも殺害された沖縄人。また新たな戦争に巻き込まれるのか?こんなことが許されていいわけがない。

 武器弾薬では、国民を守れない。武器の平和は無縁である。この小学生でもわかる常識を、岸・安倍一族は無視している。なんとも恐ろしいことである。政権交代は、どうしてもやり遂げる必要があろう。

<台湾独立派・蔡英文との連携プレーと分析可能>

 「台湾有事は日本有事」「台湾海峡は日本の生命線」だどという戯言を聞いたことがある。岸信夫の暴言からは、戯言と思えない。彼らの本心に違いない。日中関係を破壊しようというのであろう。

 李登輝からも特訓を受けていた安倍である。今の蔡英文と安倍兄弟の仲は、知る人ぞ知るである。ベトナム華僑といわれる日本名・櫻井よしこの反共教育を重視する見方もある。

 台湾問題は、中国の内政の枠内であることを、日本の外交当局は熟知している。それでいて岸暴走は、霞が関の崩壊を裏付けている。官僚機構が壊れると、日本も壊れる運命にある。覚醒する官僚はいないのか。

 「きちがいに刃物」というが、本当のことなのだ。

2021年9月18日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(毎日)中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)の首脳会議が17日、中央アジアのタジキスタンで開かれた。オブザーバー国のイラン大統領も出席し、正式加盟に向けた手続きを開始することで合意する見通し。アフガニスタンからの米軍撤収後、米国と対立するアフガン周辺国がSCOを通じて連携を深める構図となっている。


【AFP=時事】リオデジャネイロ五輪で資金を着服したケニアの元スポーツ相ハッサン・ワリオ(Hassan Wario)被告に対し、同国の裁判所は16日、禁錮6年もしくは罰金刑の有罪判決を言い渡した。


(JBプレス)日本で通常得られる中国関連情報は政治・外交・安保関係に偏っており、中国の経済・社会・文化に関する報道は少ない。

 このため、民主主義とは異なる政治体制の特徴、対外強硬姿勢、東シナ海・南シナ海における中国の軍事的脅威といったネガティブな側面が強調される傾向が強い。加えて、ここ数年は米中関係が悪化しているため、米国の政府・有識者・メディアなどからは中国に対するネガティブな評価ばかりが流入する。

 特に日本の政府関係者やメディアの情報収集の中心地はワシントンDCである。このワシントンDCで話題に上る情報は政治外交分野に偏っており、経済分野は少ない。


[ジャカルタ 17日 ロイター] - インドネシア外務省は17日、オーストラリアが米英と合意したインド太平洋の新たな安全保障協力の枠組みの下で原子力潜水艦を建造すると発表したことについて、軍拡競争を懸念していると表明した。


【シドニー時事】オーストラリアと英国、米国による新たな安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」に関して、日本政府筋は17日、米英からの技術協力で原子力潜水艦を保有した後の豪州の行動範囲が東シナ海や日本周辺水域まで広がれば「(日本は)共同行動を取る余地が増える」と述べ、日本にも恩恵が広がるとの認識を示した。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 安倍・菅政権で「政治は人」と痛感 国民にウソをつかない人を選ぶべきである 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ)



安倍・菅政権で「政治は人」と痛感 国民にウソをつかない人を選ぶべきである 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294916
2021/09/18 日刊ゲンダイ


総裁選に出馬表明している(左から)河野太郎、岸田文雄、高市早苗の3氏(C)日刊ゲンダイ

 紳士や聖人君子では一国の宰相は務まらない――このセオリーがいつできたのかはわからないが、今回の自民党総裁選にも、それはあてはまってしまうのだろうか。

 最初に出馬を表明した岸田文雄さんは、いまどきの政治家には珍しいインテリだと思う。議員一家の3代目だが、どこかの誰かと違って嫌みがない。かつての池田勇人の「所得倍増計画」にならった「令和版所得倍増」を提唱して、小泉政権以来の新自由主義に基づく政策を転換すると主張している。コロナ対策では「健康危機管理庁」を設立し、省庁を横断した対応ができるようにするという。姿勢は明確だ。

 昨年は自民党政調会長として減収世帯に限定した30万円給付を安倍前総理に進言したが、土壇場で公明党が出した一律10万円給付案にひっくり返され、株を下げた経緯がある。これも、おそらく育ちの良さなのだろう。クセがなくていい人だから、強硬に押されると受け入れてしまうのではないか。

 クセがないのはいいことかもしれない。だが、“いい人”とは“都合のいい人”でもある。根回しや駆け引きがものをいう政界において、“いい人”がいい目を見たことはあまりない。“いい人”は他人のペースに乗せられがちで、何かと利用されたり競り負けることが多いように思う。トップに立つ人間は清濁併せのむところがないと、海千山千の連中を相手に伍していけないと思う。

 自身の長所を「聞く力とチーム力」とする岸田さんは総裁=総理として、大所帯の与党をまとめきれるのだろうか。

 同じく総裁選に名乗りを上げた河野太郎さんも議員一家の出だ。彼が以前から脱原発を主張してきたことは評価できるが、総裁の椅子が視野に入り明らかにトーンダウンした。「周りの声に耳を貸さない」とか「変人」という話も散見する。同じく「変人」と呼ばれた小泉元首相に似たタイプだともいえる。「変人」はともかく「耳を貸さない」が本当なら、岸田さんと対照的だ。ワクチン接種推進担当大臣としてワクチンが不足することを分かっていながら菅総理の目標を優先し公表も調整もしなかったとか、資源エネルギー庁の幹部を恫喝(どうかつ)したとされる音声が雑誌にスクープされるとか、芳しくない評判もある。

 しかし、朝日新聞が今月行った全国世論調査では、新総裁に河野さんを推す人が33%。自民党支持層では42%だった。ツイッターのフォロワー数は241万人超。国民からの人気と注目度が強みだが、総理ともなれば世界からも注目されることになるだろう。

 女性初の総裁=総理を目指して立候補された高市早苗さんは、失礼ながら、とても危なっかしい人に見える。高市さんは基本理念として「『大切なものを守り抜ける国』を創る」を掲げ、「守り抜きたいもの」のひとつに「国家の主権(独立統治権)と名誉」を挙げている。自衛隊法の改正を主張し、2012年の自民党改憲草案を引き合いに出して自衛隊を「国防軍としたい」とも話す。

 そして「危機管理投資・成長投資」に財政出動するため、プライマリーバランスの黒字化目標を凍結するという。尖閣諸島に「自衛隊や海保がしっかりと動ける環境を整備したい」そうだが、それも「危機管理投資」の中に組み込むつもりなのだろうか。中国と張り合って日本が勝てるはずもなく、刺激しない方がいいと思う。

 安倍〜菅政権の8年半を経て、政治は人だな、とつくづく思う。いろいろな主義主張があって当然だが、少なくとも国民にウソをつかない人を選ぶべきである。



三枝成彰 作曲家
1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 党首でなく政権の抜本刷新が必要(植草一秀の『知られざる真実』)
党首でなく政権の抜本刷新が必要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-85fd2d.html
2021年9月17日 植草一秀の『知られざる真実』


メディアが政治を娯楽エンタメのように取り扱うから勘違いしてしまうが政治はエンタメではない。

政治は私たちの生活そのもの。

政治は私たちの選択。

堅苦しい表現だが日本国憲法前文にこう書かれている。

「日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、

(中略)ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」

政治の権威は国民に由来する。

福利は国民が享受する。

日本は議会制民主主義の仕組みを取っているが、具体的には

国民が正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、

権力を国民の代表者が行使して、行われる。

政治は政治家に任せるものではない。

主権者である国民が代表者を正当な選挙を通じて選出し、国民に福利を提供するために代表者に権力を行使させるもの。

この原点を忘れてはならない。

これまでの自公政権首相の質があまりにも低かったから、首相の交代を誰もが歓迎する。

新しい自民党党首を選出するイベントを一種のエンタメとして国民が受け取っている。

しかし、その感覚で党首選を政治ショーにしてしまうことは誤りだ。

政治が何をするのかが大事。

自民党の党首が誰になろうと自公政治そのものが変わるわけではない。

たしかに、同じ自民党でも政策路線に大きな相違を示す政治勢力が同居しているから、どちらの系列の人物が党首になるのかによって、政治の方向が若干変化することはあるだろう。

しかし、根本的な変化がもたらされることはない。

私たちの暮らしに大きな影響を与える政治。

とりわけ次の三点を考える必要がある。

第一は米国との関係。

敗戦後の日本敗戦直後の2年間を除き、米国の巨大資本に支配され続けてきた。

敗戦後の2年間だけが例外だった。

米国の民主主義勢力が日本の占領統治を担ったために、音速の勢いで日本民主化が推進された。

しかし、本格的な民主化は巨大資本にとって不利益になる。

米国の基本路線が転換して日本民主化に急ブレーキが踏まれた。

1947年以降は米国の巨大資本による日本支配の構造が堅持されてきた。

爾来、日本政治の基本が「対米隷属」とされてきた。

このことの是非を考える必要がある。

第二は憲法観。

日本国憲法制定においてGHQが主導的役割を果たしたのは事実。

しかし、最終的に決定したのは日本の国民。

結果として世界に誇ることのできる崇高な憲法が制定された。

平和主義、国民主権、基本的人権の尊重の基本を揺るがすことはできない。

ところが、この憲法の破壊=壊憲を目論む勢力が存在する。

基本的人権を制限し、日本を「戦争をする国」に変える。

日本国憲法を大日本帝国憲法に

先祖返りさせることを目論む勢力がいる。

これについてどう考えるか。

第三は経済政策の考え方。

市場原理を基軸に据えて格差拡大を放置する立場と、市場原理がもたらす結果としての格差・貧困問題を是正しようとする立場がある。

どちらの立場を取るのか。

この三つの点でこれまでの政治のありようを根本から変える必要があるなら自公政治を打破するしかない。

自民党の党首が誰になろうとも大きな変化は生じない。

日本政治を根本から変える必要があるのかどうか。

この視点から政治を見つめ、政治ショーと化している自民党党首選を遠くから見ることが必要だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 自民党総裁選を「野田聖子票」が撹乱 論戦で他候補をグサリ、安倍・麻生・岸田連合はビクビク(日刊ゲンダイ)





自民党総裁選を「野田聖子票」が撹乱 論戦で他候補をグサリ、安倍・麻生・岸田連合はビクビク
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294942
2021/09/18 日刊ゲンダイ


「聞かせる力」のネックは夫の過去(C)JMPA

「ポスト菅」を決める自民党総裁選(29日投開票)は4候補が立つ乱戦で、勝敗の行方が分からなくなってきた。推薦人20人を確保し、滑り込みエントリーした野田聖子幹事長代行は遠慮ない物言いで論戦を撹乱。党員票に一定の影響を与えそうだ。世論人気の高い石破茂元幹事長や小泉進次郎環境相らの支持を前面に打ち出し、一発勝負で決めたい河野ワクチン担当相の目算はもろくも崩壊。決選投票にもつれ込む公算大だ。

 ◇  ◇  ◇

 総裁選告示日の17日、4候補は党主催の所見発表演説会や共同記者会見などに出席。ひときわ異彩を放ったのが野田氏だ。

 安倍前首相の子飼いの高市早苗前総務相はさておき、岸田文雄前政調会長も河野氏も最大派閥の細田派に影響力を持つ安倍氏や、第2派閥の麻生派を率いる麻生財務相の顔色をうかがって持論を封印。つまらない展開になる中、野田氏は唯一、森友問題の再調査に踏み込んだ。

「公文書の隠蔽、偽造、改ざん、廃棄。絶対にあってはならないこと」「多くの国民が納得していない」とハッキリ主張。安倍氏をイラ立たせようがお構いなし。他候補がそろって反対する女系天皇についても「議論を閉ざしてはいけない。さまざまな選択肢のひとつに女系天皇は含まれると理解している」と明言した。

 “ブロック太郎”の異名を持つ狭量な河野氏に対し、「私は決してブロックはしない。どんな嫌なことも受け止めて、それを逆に返せるように努めている」とグサリ。選挙候補者の一定比率を女性にするクオータ制導入を巡っても、「自民党では候補者選定をする段階で男性しかいない」「国民は半分が女性。政策のバランスを取るためには必要だと思う」と否定的な高市氏をやり込めた。

「女性初の首相候補」といわれてきた野田氏だが、過去3度の挑戦は推薦人が集まらず、今回が初出馬。今年3月出演のテレビ番組で「私が総裁選で推薦人を20人集めて全力で演説すれば、(女性首相誕生は)最短で今年の可能性はある」と言っていたぐらいだから、「聞かせる力」に、よほど自信があるのだろう。

「場数を踏んでいるだけあって話がうまい。顔と名前が売れているし、ジェンダー問題に関心の薄いタカ派の高市さんよりも親近感がある。女性に期待する党員・党友票は野田さんにだいぶ流れるんじゃないか。若手時代から夫婦別姓を訴えており、安倍さんらを意識して選択的夫婦別姓に消極的になった岸田さんの票も食うかもしれません」(自民党関係者)

推薦人の6割が二階派と菅グループから

 もっとも、野田氏には「夫の過去」を報じた週刊誌との民事訴訟で、問題の夫が「元暴力団員」と認定された問題がくすぶる。幅広い支持を得られるかは微妙だ。

「野田陣営は推薦人代表と選対本部長くらいしか決めておらず、勝ち抜けるとは考えていない。だからこそ、開き直って論陣を張れる面があるし、『女性総裁候補』になるだけでも十分なハク付けになる。野田氏がカキ集めた推薦人は半数が参院議員なのも特徴ですが、二階派と菅グループが6割を占めている。告示ギリギリの出馬表明は、決選投票をにらんだすり合わせに時間を要したからでしょう。最終的には岸田・安倍・麻生連合vs“小石河”+野田連合の戦いになりそうです」(中堅議員)

 野田氏の撹乱で波乱の展開となるか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 河野太郎総理大臣 誕生しても短命に終わる恐れアリ(FRIDAY)

※FRIDAY 2021年9月24日号 紙面クイック拡大


河野太郎総理大臣 誕生しても短命に終わる恐れアリ
https://friday.kodansha.co.jp/article/205055
2021年09月17日 FRIDAYデジタル

揺れる党内では若手を中心に「衆院選を戦うにはこの人しかいない」と支持が集まる


総裁選ではこれまで封印してきた「脱原発」を掲げるかどうかに注目が集まる。Twitterを駆使した政策発信で国民人気は高い 撮影:鬼怒川 毅

「ポスト菅」をめぐり自民党内がかつてないほど揺れている。そんななか、党の若手からいま熱い支持を受けている男がいる。河野太郎行政改革担当相(58)だ。

「自民党には’12年に初当選した『魔の3回生』を始めとして、追い風での選挙しか経験したことのない若手議員が多い。地盤も脆弱(ぜいじゃく)で、この逆風下での衆院選におびえているのです。そんななか、河野氏はワクチン担当相として連日メディアに登場し、SNSでも政策発信を続けており、知名度も高い。それで、『河野氏でないと選挙は戦えない』と支持が集まっているのです」(自民党ベテラン秘書)

河野氏は’11年に本誌に登場し、当時俳優だった『れいわ新選組』の山本太郎代表(46)と「脱原発」をテーマに対談。その際に撮影したのが下の写真だ。’15年に初入閣して以降は持論を封印していた。しかし、ひっそりと準備を進めていたという。ジャーナリストの鈴木哲夫氏が話す。

「河野氏は約2年前から脱原発政策を念頭においた政権構想を温めてきました。総裁選に勝利した場合、幹事長には石破茂元幹事長(64)を置き、脱原発の同志である小泉進次郎環境相(40)にも要職を用意するといった布陣も考えられる。麻生太郎財務相(80)や安倍晋三前首相(66)の影響力が弱まり、自民党内で世代交代が加速する可能性があります」

しかし、『週刊文春』が河野氏による官僚への「パワハラ音声」を報じたように彼が抱える問題は少なくない。仮に河野政権が誕生しても、「短命で終わる可能性がある」と指摘するのは政治ジャーナリストの安積明子氏だ。

「迎撃ミサイルシステム『イージス・アショア』の配備断念が顕著な例だと思います。河野氏には地元関係者への根回しや丁寧な説明など、きちんと手続きを踏まないまま独断で決めてしまうきらいがあります。仮に政権が発足しても、霞が関と適切な関係を築けるのかといった懸念もあります。脱原発を進めるのであれば、自民党内から大きな反発を受けること必至でしょう」

世代交代か、自民党分裂か。運命の総裁選は9月29日に迫っている。


’11年、本誌に登場した河野氏は山本氏と対談。「脱原発」について熱い議論を交わした。自民党内では”異端児”扱いを受けていた

「FRIDAY」2021年9月24日号より

撮影:鬼怒川 毅、吉田暁史



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/236.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 八代英輝がタレ流したデマに嬉々として便乗した自民と維新 国を破壊してきたのはどっちだ? それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)



八代英輝がタレ流したデマに嬉々として便乗した自民と維新 国を破壊してきたのはどっちだ? それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294904
2021/09/18 日刊ゲンダイ


「八代英輝弁護士の事務所は暴力団」とデマを流しても謝れば納得するのか(C)日刊ゲンダイ

 弁護士の八代英輝が、日本共産党に関するデマをテレビ番組で垂れ流した。八代はTBS系「ひるおび!」(10日放送)にコメンテーターとして出演。野党4党(立憲民主、共産、社民、れいわ)の次期衆院選での共闘について「共産党はまだ暴力的な革命ってのを党の要綱として廃止していませんから、よくそういうところと組もうって話になるなと個人的には感じますね」と発言した。

 要綱は綱領の言い間違いなのだろうが、これはシンプルなデマである。

 弁護士なのだから、共産党が暴力革命路線を放棄していることを知らないわけがない。仮に知らなかったとしたら、それに反発した新左翼の動きも、日本の現代史もまったく知らないということになる。さすがにそれはありえない。よって、野党共闘を潰すために選挙直前を狙って確信犯的にデマを流した可能性を疑われても仕方がない。

 番組は「日本共産党の綱領にそのようなことは書かれていませんでした。訂正しておわびします」と謝罪(13日)。八代は「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした。一方、日本共産党はそれをたびたび否定していることもあわせて申し上げるべきでした」などと言っていたが、話をゴマカすな。問題になったのは「私の認識」ではなく、デマを流したことである。

 また、謝れば済む話でもない。デマを流すのは簡単だが、デマを修復するのは難しい。テレビ番組で「八代の弁護士事務所は暴力団」とデマを流しても謝れば納得するのか。

 デマゴーグを放置すれば社会はどんどんおかしくなっていく。実際、維新の会の議員らがこのデマに便乗。足立康史は〈逆にTBSが謝罪とか訂正とかしたら、大変な問題になる〉、音喜多駿は〈共産党は公安も認定する通り暴力革命の路線を捨てておらず、TBS番組でコメンテーターの方が言いたかったことは正しいです〉とツイート。

 これも論点のゴマカシだが、そもそも今の日本共産党は暴力革命路線どころか、かなり保守色が強い。一方、「社会をリセット」だの「新しい国をつくる」だのと騒ぎ、国を破壊してきたのは、新自由主義と政商、カルトに乗っ取られた自民党であり、その補完勢力としての維新の会である。公安が監視対象とすべきはこうした連中ではないか。




◆本コラム待望の書籍化!(9月30日発売・予約受付中)
それでもバカとは戦え」(日刊現代・講談社 1430円)



適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。




http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <5割棄権状態の打破を>自民党総裁選 有権者愚弄した化粧直し 対中強硬や格差拡大は共通(長周新聞)
自民党総裁選 有権者愚弄した化粧直し 対中強硬や格差拡大は共通
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/21790
2021年9月17日 長周新聞



 自民党総裁選を巡る駆け引きが連日のようにとり沙汰され、河野太郎、岸田文雄、高市早苗の三つ巴に野田聖子を加えて、後釜争いがくり広げられている。自民党にとって直接的にはトップの看板すげ替えによって、直後の衆院選での傷跡を少しでも和らげたいという願望から始まった騒動ではあるが、安倍8年、菅1年を経て、とりわけコロナ禍で高まる批判世論に晒され、追い込まれたうえでの七転八倒でもある。この自民党総裁選をどう見るか、また総裁選の直後に控える衆院選の展望について記者たちで論議した。

避けられぬ新自由主義20年への審判

  目下、メディアは連日のように自民党総裁選を巡る動きを報道して、いよいよ17日告示からの29日投開票、その後の臨時国会の召集と首班指名、解散総選挙へと雪崩を打って進む日程になっている。一連の電波ジャックによって自民党内の暗闘に視線を釘付けにしつつ新総裁へとお色直しをして、「自民党は変わった」アピールによって次の衆院選で首の皮をつなごうというのだろう。それで劇的に無党派層が自民党支持になびくような空気もないなかで、むしろ離れていく自民党支持者の引き留めのような意味合いに見えて仕方がない。

 安倍・菅と続いてきて「さすがに今回は自民党には入れたくない」と口にする自民党支持者は保守王国といわれる山口県でも相当数いる。街中で様々な人と話して感じるのは、野党支持者は野党支持のままだが、そうはいっても自民党を支持してきた人々の自民党離れというか、愛想を尽かしたような空気があることだ。年間4000円を納めている党員の数などたかが知れているが、「そうはいっても与党に入れておこう」と考えてきたような層のなかでの変化みたいなものを感じる。とくにコロナ対応について頭にきている人は多く、世代を問わず堪忍袋の緒が切れたような感じだ。

 先日も山口4区のある神社の総代会で「自民党には入れたくないな」「でも対抗馬はいるのか?」ともちきりだったと関係者が話していた。神社組織とか氏子組織は自民党の固い支持基盤でもあるが、いわゆるこうした地域の世話役の人たちすら公然と自民党離れを象徴するような思いを吐露し始めている。これまであまりなかった光景だ。

  10年一昔というけれど、安倍・菅で既に9年も経つ。2000年代初めに小泉が「自民党をぶっ壊す!」と叫び、郵政劇場で持ち上げられて本格的に新自由主義の旗を振り始め、そこから安倍、福田、麻生とバトンをつないだものの、自民党は叩きつぶされて政権交代に追い込まれた。

 あの2009年の政権交代選挙は投票率が69%を記録し、民主党は公示前よりも193議席増の308議席と圧勝した。対して自民党は181議席減の119議席と国会の議席数は綺麗にひっくり返った。当時、比例の絶対得票率としては18%と以後の自民党の16%よりは多いのに、それ以上に批判票が民主党に向かったために議席数をがた減りさせた。これは小選挙区制度の為せる技で、一つの政党がボロ勝ちできる仕組みによるものだが、いずれにしても碁盤の目がひっくり返るように自民党は下野を余儀なくされた。鬱積した自民党への批判世論が民主党を受け皿にして雪崩を打ったのだ。

 ところがそんな民主党政権も裏切りの連続で、鳩山降板や小沢切り等等ですったもんだしている間に世論は見離し、最後は野田がみずから安倍自民党に「消費税増税を約束できますか?」みたいなやりとりのうえで大政奉還して今日に至る。あれから9年なのだ。

  2009年の選挙では、投票率を見てもわかるように、自民党ではダメだと見なした有権者が2割近く投票行動に出たことで局面が動いた。ところがその後の民主党に幻滅し、潮が引くように2割が選挙からも距離を置いて、50%そこらの投票率だと自民党が圧勝する選挙が続いている。寝た子を起こさないことによって自民党は政権与党の座を欲しいままにしてきたし、野党のていたらくに担保されている構図はその後も変わらない。民主党の残存物である立憲民主党や国民民主党も2009年当時ほどの勢いはなく、野党勢力としての存在感は霞み、「民主党の残りかす」みたく見られがちだ。しかし、それでもなお自民党そのものへの風当たりが強烈で、今回の2021年の衆院選は脅威に感じているし、だからこその化粧直しなのだ。



  とはいえ、安倍晋三とか麻生太郎がキングメーカーとして振る舞う総裁選で、一体どこが「生まれ変わった自民党」だよとは思う。安倍晋三がコロナ禍で困り果てて放り投げたところから菅義偉の尻拭いが始まり、いわば「尻拭いの尻拭い」選びなのだ。それなのに放り投げの張本人が尻拭い役を誰にするのかキングメーカー気取りで口出しするというのだから、まったくおこがましいというか、厚かましいというか、傍から見ていると唖然とする。本来なら恥ずかしい話なのだが、一目散に敵前逃亡した者がその後も黒幕気取りで戻ってきたような話だ。最大派閥の実質的な領袖というポジションもあるのだろうが、それでよく求心力が保つものだと思う。

安倍・麻生の顔色窺う各候補

  自民党のなかでキングメーカーといわれているのが麻生太郎・80歳、二階俊博・82歳、安倍晋三・66歳の3人だそうで、この間いわれてきたのは幹事長ポストからの二階外しにあらわれたように安倍・麻生と二階・菅の間にも矛盾があり、この矛盾の狭間で二階を切ったことで菅義偉も政権基盤が揺らいで降板となった。



 そしてこれらのキングメーカーたちのご機嫌を伺うかのように、まず岸田文雄が出馬表明して、二階切りの急先鋒をきることで安倍・麻生に秋波を送ったり、ごますりを始めた。岸田ノートを30年書き続けて有権者の意見をメモしてきたとかで、第三者からすると「メモするだけで30年間何やってきたんだよ」とも思うのだけど、当初の出馬表明では、弱肉強食の新自由主義を否定して、「助け合う社会」「令和版所得倍増」などを掲げ、分配による格差是正を訴えていた。

 ところが安倍が高市支持を表明すると立場を変節させて改憲を叫び始め森友事件の再調査は「考えていない」といい、外交・安保政策についても対中強硬を強調。アベノミクスの継承を掲げ、原発は再稼働。敵基地攻撃能力保有についても防衛費拡大についても積極的な姿勢を見せ始めるなど、「高市ではなくボクを応援して!」のパフォーマンスに終始している始末だ。それ自体、安倍・麻生の傀儡であることを端的にあらわしており、彼らや彼らの派閥にいかに見初められるかを競っているような光景だ。



  今頃になって、どうして高市早苗なんだろう? という疑問もあるが、にわかに飛び出してきたのが高市だった。清和会としては稲田朋美ではなく、現在では無派閥の高市早苗が稲田以上の右巻き風情を丸出しにして総裁選に登場してきた。元々清和会所属ではあるが、そんな彼女の推薦人集めに至るまで安倍が手を回し、派閥領袖ではもっとも早く高市支持を表明した。

  どのような経歴をたどった人物なのかだが、もともとは自民党所属ではなく93年の衆院選で無所属で政界に出てきたようだ。そして村山内閣が瓦解した後に小沢一郎率いる新進党にも参画し、二転三転したうえで96年に自民党に入党。その際に身を寄せたのが清和会だったようだ。現在は無派閥だが、元々は清和会所属で、その頃からタカ派的な言動が始まったようだ。「安倍晋三の女性バージョン」という見方もあるが、右翼的な振る舞いがそう思わせるのだろう。アベノミクスの継承として「サナエノミクス」を叫び、原発政策も継承、防衛費は現在の2倍の10兆円にすると主張したり、敵基地の先制攻撃について主張するなど、かなり戦争に前のめりであることがわかる。福祉政策を巡っては過去に「さもしい顔をしてもらえるものはもらおうとか、弱者のフリをして少しでも得をしようと、そんな国民ばかりいたら日本が滅びる」と発言したことが改めてクローズアップされているが、国民や弱者への視線がいかほどのものかを想像するには十分だ。どれほどの実力があるのかはさておいて、いわゆるタカ派の象徴的候補として今回の総裁選では存在している。

  安倍晋三が選挙区である下関に戻ってきて自民党員に「党員投票では高市さんをよろしく」とお願いして回っているが、安倍後継としてどれだけの得票になるのかだろう。ただ、細田派のなかでも若手のなかで造反する動きもあるようだ。清和会のなかでは福田赳夫の息子の福田康夫元首相が公文書改ざんなどに批判的なコメントを出したりして、安倍とはそりが合わないふうだったが、その息子の福田達夫をはじめとした若手が今回の総裁選に際して派閥横断的に70人の若手(3期以下)を集めて、「派閥一任ではなく議員の自主投票を」と主張し始めるなどしている。これが派閥幹部に弓を引く行為ともいわれているが、細田派も一枚岩ではないし、如何せん高市では総裁選を勝てずに冷や飯だという危機感に駆られるのだろう。

  自民党の派閥ごとの勢力図は以下の通り。
 ・細田派 97人 (衆61、参36)
 ・麻生派 54人 (衆41、参13)
 ・竹下派 52人 (衆32、参20)
 ・二階派 47人 (衆37、参10)
 ・岸田派 46人 (衆34、参12)
 ・石破グループ 16人 (衆15、参1)
 ・石原派 10人 (衆10)
 ・旧谷垣グループ 15人 (衆14、参1)
 ・旧菅グループ 23 (衆13、参10)
 ・無派閥 26人 (衆19、参7)

 細田派すなわち清和会を源流とする実質の安倍派が抜きん出て頭数を揃えていることがわかる。ただ、そのうち当選3回以下が衆参合わせて62人と、第二次安倍政権下の選挙を通じて大所帯として囲い込んできたような格好だ。最大派閥ということで投機的に寄生する者も当然いるだろうし、それが他の派閥のおよそ2倍という規模になっている。その数の力を背景にしているからこそのキングメーカーポジションなのだ。



  3人目の候補者に河野太郎がおり、麻生派所属のため領袖の麻生太郎と何度も面談して出馬表明に至るという経緯があった。いわゆる改革派標榜で、こちらもいざ総裁選になると脱原発を封印したり、「日本の伝統は皇室」などと右派を意識した発言を始めるなどしている。そこに「安倍、麻生から嫌われている」といわれている石破茂が河野支持で固まりそうなふうで、同じく安倍・麻生との主導権争いをくり広げる二階俊博や菅、あるいはその他の派閥の利害も絡んだ動きになるのだろうし、あとは党員投票でどれだけ集められるかなのだろう。「世論調査で一番人気」という表現が枕詞のようにメディアでくり返されているが、果たしてそうなのかだ。

 要するに自民党内では勝ち馬の瀬踏みみたいなことをみんなしてやっている状態で、勝ち馬に乗った暁に派閥に対する処遇や大臣ポストを見据えているだけなのだ。そのための合従連衡でしかない。実質的には岸田vs河野の争いなのだろう。そして、その「顔」のすげ替えで辛うじて総選挙を乗り切ろうというのだ。基本的には誰が何を叫ぼうが20年来の新自由主義路線をより強烈におし進めていくことは明白で、今になって労働分配率や格差の是正とか小手先の主張を展開したところで、次の日にはブレブレなのが実態ではないか。所詮、人気とりの目くらましであって、衆院選では「これからの自民党」以上に「これまでの自民党」の9年間なり20年来を徹底検証し、審判を下すことが求められる。

5割棄権状態の打破を

  総選挙に向けて、野党も4党が共通政策で合意するなど、いわゆる野党共闘の動きも急転直下で進行している。1人区をはじめ選挙区での候補者調整も進むのだろう。ただ、肝心なのはやはり5割が棄権しているような政治不信の状況を打破することだ。

 先程来から論議してきたように、2009年の政権交代選挙は誰が相談したわけでもないのに自民党を下野させるほどの有権者のすさまじい力が働き、民主党はおかげで政権を獲得した。棚ぼたみたいなものだ。そこからの幻滅感によって有権者がそっぽを向くことで自民党が返り咲いたわけだが、選挙区においても比例においても、自民党自体はその間も得票を減らし続けている。野党がそれ以上に得票を減らしていることによって助かっているだけなのだ。

 野党共闘なるものがどれだけ有権者に受け入れられるのかは未知数で、現局面において手の問題としては当然あり得るとしても、果たして魅力があるかというと、一般的には弱小政党の寄せ集めのようにも見える。しかし、それしか自民党批判の受け皿がないというのなら、仕方がないともいえる。高望みできない現実がある。

  一気に局面が動くほど甘くはないが、しかし衆院選は地殻変動を必ず反映すると思う。そのうえで将来を展望するなら、あきらめや幻滅を乗りこえて、残りの5割の有権者も政治参加するような局面にならない限り日本社会で新しい政治風景など拝めない。5割は無理でも、せめてそのうちの2割、3割の支持を得る勢力が台頭するなら、国政政党として第一党の位置にのし上がることが可能だ。既存政党がシーラカンスみたく旧世界の遺物と化していくなかで、新しい政治勢力の台頭が待たれる所以だ。

 そして、貧困化をもたらした新自由主義からの転換をはかり、多国籍企業の草刈り場みたいな状態を是正し、全ての国民が安心して暮らせる社会を築いていくことだ。対米従属構造からの脱却も重要な課題だ。

  ちなみにキングメーカー気取りの安倍晋三だけど、毎週のように選挙区である下関や長門に戻ってきて挨拶回りをくり広げている。それはそれは必死だ。ただ、なぜかマスクもせずにやってくるものだから、地元有権者のなかでは「あの人、マスクもせずにやってくる…」と困惑の世論が広がっている。東京から頻繁に来ることも引き気味に受け止められているが、「せめてマスクくらいせい!」と周囲は教えてやるべきだと思う。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK283] 退陣を予言か…議員会館のセブンイレブンで「スガちゃんせんべい」が投げ売りされていた(週刊現代)

 ※週刊現代 2021年9月25日号 紙面クリック拡大




退陣を予言か…議員会館のセブンイレブンで「スガちゃんせんべい」が投げ売りされていた
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/87422
2021.09.18 週刊現代 :現代ビジネス

支持率とともに売上も減ったせんべい

急転直下の菅義偉総理退任劇では、それを予言するかのような事件が起きていた。

「実は、9月3日の退陣表明の直前に、参議院議員会館地下のセブン-イレブンで、『スガちゃん瓦割りせんべい』が半額で『投げ売り』され、議員のなかで話題になっていたのです」(全国紙政治部の中堅記者)


「スガちゃん瓦割りせんべい」のパッケージ

この「スガちゃん瓦割りせんべい」(定価760円)は、昨年、菅総理誕生を記念し発売されたものだ。菅氏が大学時代に空手部に在籍していたことにちなみ、パッケージにもせんべいにも道着姿の総理のイラストがあしらわれている。

発売当初は、わずか一週間で3500箱が完売するなど売れ行きも好調だったが、その後は内閣支持率とともに売り上げ数も急落した。

「累計出荷数3万6500箱のうち、大部分は昨年の数字です。今年1月の緊急事態宣言の発令以降は、売れ行きが急激に落ち込んでしまいました」(製造元である大藤の広報)

こうした末の、退陣表明直前の投げ売りだったわけだ。議員会館のコンビニだけに、「そろそろ政権は終わり」と政局を先読みし、いち早く在庫処分に動いたのか。

実際に店舗に聞くと、「あくまで賞味期限が近かったから」であり、タイミングはたまたま一致しただけなのだという。

退陣表明後、定価に戻ったせんべいは「レア感」が増したためか、売り上げは急回復した。次は、すぐ投げ売りされたりしない政権を望みたい。


『週刊現代』2021年9月25日号より



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK283] <自民党の国民ダマシに気を付けろ>総裁選4候補 舌先三寸か打ち上げ花火か(日刊ゲンダイ)

※2021年9月18日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年9月18日 日刊ゲンダイ2面



※文字起こし

 このバカ騒ぎが10日も続くのかとウンザリしている国民も多いのではないか。結局、自民党の総裁選は、河野太郎行革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4人で争うことになった。

 右翼路線を突っ走っている高市はともかく、河野、岸田、野田の3人は、国民の歓心を買おうと耳あたりのよい言葉を並べ立てている。どの政策も実現すれば結構な話だが、はたしてどこまで本気なのか。舌先三寸なのか、ただの打ち上げ花火なのか、国民はしっかりと見極めた方がいい。とくに、本命候補の河野と岸田の2人の訴えは検証が必要だ。

 持論だった“脱原発”と“女系天皇容認”をトーンダウンさせ、変節したと批判されている河野が、持論を取り下げていないのが、使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル政策」の見直しである。

 出馬表明後も「核燃料サイクルは、なるべく早く手じまいすべきだと思う」「最終的にやめることになる」と強調している。

 これまで日本政府は「核燃料サイクル」を実現させるために巨額のカネを投入してきたが、いつまで経っても実現せず、計画が破綻していることは公然の秘密だ。将来、実現するメドも立っていない。

 河野が訴えるように「なるべく早く手じまいする」のは、当然のことである。だが「核燃料サイクル」をストップすることは、脱原発とほぼイコールである。いま動いている原発すら稼働させるのが難しくなるからだ。

 それだけに、もし本気で「核燃料サイクル政策」の見直しに着手したら、原子力村が強硬に抵抗してくるのは間違いない。早くも60人の自民党議員がメンバーとなっている原発の建て替えを推進する議連は、河野発言に猛反発している。

「日本の原発は、まさに“政官財”が巣くう利権の巣窟です。電力会社や経産省、自民党議員だけでなく、原発メーカーからゼネコンまで、多くの日本企業が既得権益を分け合っている。

 もちろん、世界の流れは“脱原発”“自然エネルギー”ですが、この日本では“脱原発”に動いたら巨大な利権集団を敵に回すことになる。キングメーカーとされる安倍前首相も“原発推進派”です。総理総裁になった河野さんが“核燃料サイクル”をストップさせようとしたら、受ける抵抗は小泉純一郎元首相がやった“郵政改革”の比ではないでしょう。党を割るくらいの覚悟がないとできない改革です。河野さんは、そこまで腹をくくっているのかどうか」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 わざわざ安倍事務所を訪ねた河野は、脱原発について「ご懸念には及びません」と伝えている。これでは、とても主張をうのみにはできない。

河野も岸田も覚悟なし

 一方、「新自由主義的政策を転換する」とブチ上げている岸田はどうか。

 典型的な新自由主義であるアベノミクスは、富める者をさらに豊かにし、貧しい者をドン底に落とした。貧富の格差を拡大させただけだった。

 それに対して岸田は「効率や利益を優先して民間や市場に任せればいいという考え方は考え直すべきだ」「成長の果実を分配しないと社会の分断・格差が広がってしまう」と訴えている。

「適正な配分」「格差是正」という発言は、穏健な「保守本流」を掲げる宏池会を率いる岸田の本音なのだろう。至極まっとうではあるが、これまで安倍前首相に忖度してきた弱腰男に、アベノミクスを否定するような政策を実現できるのか。

 そもそも岸田は、1年前まで党の政策立案を仕切る政調会長を3年以上も務めていたはずである。新自由主義からの決別を打ち出すタイミングは、いくらでもあったはずだ。なぜ、いま頃になって「新自由主義からの決別」をブチ上げているのか。総裁選での人気取りとみられても仕方あるまい。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「当選9回のベテランで派閥領袖の岸田氏は、政調会長時代、自分の信じる経済政策の実現に動けたはずです。動かなかったのは、親の地盤を引き継いだだけのお坊ちゃんで、実行力に欠けるからでしょう。加えて、安倍前首相の顔色をうかがうあまり、アベノミクスを否定するような政策を打ち出せなかった。岸田氏は今回の総裁選で『聞く力』を強調していますが、安倍前首相の声を聞きすぎているように見えます。仮に新首相に就いても、多くの声を聞きすぎて、いま打ち出しているビジョンを自ら骨抜きにしてしまうのではないか。実行できるかは甚だ疑問です」

 森友問題の再調査を巡っても、当初、岸田は「国民が納得するまで説明を続ける」と勇ましかったのに、安倍が激怒しているという観測が流れると「再調査は考えていない」といきなりトーンダウン。安倍からの禅譲を夢見続けてきた軟弱男に、新自由主義との決別という大転換をやれるのか。

 かつて、ドイツのメルケル首相は、所属政党の「キリスト教民主同盟」の党首であり、恩師でもあるコール元首相が「政治とカネ」のスキャンダルに見舞われた1999年、コール氏の責任を徹底追及し、引退を勧告している。当初は党内から「裏切り者」「世話になった恩人を追い出すのか」と批判されたが、重鎮と決別し、国民目線に立ったことで真のリーダーとして認められている。

 キングメーカーにおもねる河野、岸田にメルケルほどの決意は見えない。

総裁選は自民党の“延命装置”

 これから10日間、総裁選が終わるまで大手メディアをジャックした自民党は、その勢いのまま解散・総選挙に突入するつもりだ。候補者4人が連日、テレビに出演して派手な論戦を繰り広げれば、一気に支持率がアップすると踏んでいる。実際、すでに自民党の支持率は10ポイントも上がっている。

 しかし、国民は絶対にだまされたらダメだ。政権が行き詰まるたびに総裁選を行い、新しい顔を選んで息を吹き返すのは、自民党の常套手段である。総裁選は自民党の“延命装置”みたいなものだ。

 森喜朗首相の支持率が1ケタまで落ち込んだ時も、総裁選を実施して後任に小泉首相を選び、その後の参院選でまんまと大勝している。森政権の不祥事は、総裁選の熱気に吹き飛ばされてしまった。結局、自民党の体質は変わらなかった。

 今回の総裁選も、誰が新総裁になっても自民党の腐敗堕落した体質は変わらない。自民党を変えるためにはアベ政治を否定する必要があるのに、河野、岸田の本命2人が、キングメーカーの安倍晋三に恭順の意を示しているのだから話にならない。

 河野太郎は「自民党を変え、政治を変える」をキャッチコピーにしているが、安倍の顔色をうかがいながら一体なにを変えるというのか。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「総裁選を利用して権力を維持するのは自民党の十八番ですが、それでも、かつては金権政治の田中内閣からクリーンな三木内閣へと代わったように、振り子の理論が働いていました。常に主流派と反主流派が存在し、主義主張の違う主流派と反主流派が入れ替わることで、“疑似政権交代”が起きていた。でも、いま行われている総裁選はどうですか。もし、この8年間、安倍政治を批判してきた石破茂元幹事長が総裁選に出馬し、新総裁に選ばれるのなら、疑似政権交代とも言えるでしょう。でも、石破氏は総裁選にさえ出られない。劣化した自民党は多様性も柔軟性も失い、もはや“疑似政権交代”さえ演出できなくなっています」

 9月29日に総裁選が終わった後、時間を置かずに衆院選が行われるはずだ。

 誰が新総裁になろうと、有権者はアベ政治に決着をつける選挙だということは忘れてはいけない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo283/msg/240.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年9月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。