実刑判決を受けても高齢ゆえに執行停止されます。
前例はロッキード事件で、丸紅の檜山廣会長は最高裁の実刑判決後、高齢を理由に執行停止となっています。檜山氏は1909年12月生まれで、95年2月に最高裁で有罪が確定した当時は85歳。収監されないまま、2000年12月に91歳で死去した。
そもそも刑務所は囚人一人を養うのに年間300万円もの税金を使っているので、更に手間と費用がかかる病人や年寄りを押し付けられると法務省が困るのです。
法務省矯正官署の平成22年度の予算額は2300億円で、矯正施設の収容者は7万5000人である。一人あたりの排除コストは年間300万円という計算になる。
現在の刑務所は福祉施設になっていて、世間で食べていけない底辺の人間を引き受けています。三食昼寝軽作業付きで生活の不安が無くなるので、わざわざ万引きや無銭飲食をして刑務所に入れてもらう囚人ばかりです。
最近話題になっているベーシックインカムというのは、極貧層が食べて行けなくなって強盗殺人や詐欺・窃盗をやるより、最小限必要な生活費を政府が出した方が社会的コストが安くなるという判断に基づいています。
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