「菅では無理」見切りをつけた二階幹事長が石破を担ぐ自民のカオス
https://www.mag2.com/p/news/509633
2021.08.31 高野孟『高野孟のTHE JOURNAL』 まぐまぐニュース
菅首相を始め、現在4名が出馬を表明している自民党総裁選。党最高権力者とも言われる二階俊博幹事長は「菅支持」を明言していますが、同氏が率いる派閥の若手議員たちから異論が噴出するなど、波乱含みの展開となっています。いわゆる「フルスペック」で行われる今回の総裁選を、識者はどう見るのでしょうか。今回のメルマガ『』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、菅首相の再選がほぼありえないどころか総裁選告示前の「退陣」の可能性すらあると指摘。さらに前回の総裁選で惨敗を喫した石破茂元幹事長を二階氏が担ぐ、との仰天情報を紹介しています。
※本記事は有料メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年8月30日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月無料のお試し購読をどうぞ。
プロフィール:高野孟(たかの・はじめ)
1944年東京生まれ。1968年早稲田大学文学部西洋哲学科卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。同時に内外政経ニュースレター『インサイダー』の創刊に参加。80年に(株)インサイダーを設立し、代表取締役兼編集長に就任。2002年に早稲田大学客員教授に就任。08年に《THE JOURNAL》に改名し、論説主幹に就任。現在は千葉県鴨川市に在住しながら、半農半ジャーナリストとしてとして活動中。
菅義偉政権の終わりが「見えてきた」/自民党総裁選の意外な目は石破茂元幹事長か!?
菅義偉内閣の支持率は、毎日新聞が8月29日発表した調査で、前月より4ポイント下げて「26%」と最低を記録した。医療崩壊の不安を感じる人が70%に達しており、同内閣のコロナ対応の失敗による感染爆発の拡大、それにもかかわらずオリ・パラを強行して国民の目をそちらに逸させて自分の政治生命を救おうという悪あがきが、国民からすっかりお見通しとなってしまったということだろう。
内閣支持率が30%を切り、しかも29とか28ではなく25%前後にまで下がるというのは、それ自体、内閣がいつ倒れてもおかしくない危険水域に完全に突入していることを意味する。そればかりか、この調査のもう1つの注目点は自民党支持率が前回から2ポイント下げて26%にまで落ちたことである。
かつて“参院のドン”と呼ばれた青木幹雄=元自民党参議院議員会長が言う「青木方程式」というものがあり、それは「内閣支持率と自民党支持率を足して50%を切ると必ず内閣は倒れる」というもの。別に理論的根拠のあることではなく、政局の直感的な読み筋としてその辺が判断の分かれ目だということなのだろうが、それが今回26+26=52で、すでにギリギリのところに来ていることが分かる。
「菅プッツン」の可能性はあるのか?
自民党総裁選は9月17日告示、29日投開票で行われることが決まった。ということは、菅が思い描いてきた政権延命策――ワクチン接種が進めば感染は鎮まり、その流れの中でオリ・パラを実施すれば国民は夢中になり、雰囲気が変わる。そこで9月のパラ閉会式に踵を接して総選挙を打ち、現有276議席の自民党が30〜40議席減らしても単独過半数233を割らないラインで止まれば、「健闘した」という話に収め、自民党総裁選は無投票再選、そこから先は長期政権を目指すという希望的観測だけで構築された夢が、粉々に砕け散ったということである。
そこで、これから9月17日までの間に起こりうることとして視野に入れておかなければならないのは、菅のプッツンの可能性である。彼の精神状態はすでに極限に達していて、官邸周辺から漏れ伝わる情報を総合すると……、
▼特に横浜市長選の惨敗が見えてきたことで逆上して、現地指揮官の坂井学官房副長官を「何で負けているんだ」「総理である俺が全面支援しているのになぜ票が逃げるんだ」と怒鳴り上げていた。周りからすれば「あなたが全面支援しているから負けるんですよ」と言いたいところだが、菅はそこがまるで分かっていない。
▼菅は、兄弟のような関係にある小此木が「IR反対」で出馬するという事態を巧く理解できず、とりあえず自分の地元である横浜市で自分の息のかからない市長が誕生することだけは避けようと小此木の背中にのし掛かった。が、その際まさか「私もIR反対だ」とは言えないので、それには触れないようにした。すると野党候補は当然、「小此木は隠れIR推進派で、もし当選したらコロリ転向するに決まっている」と攻撃する。だから票が離れていく。
▼ところが菅の“権力観”は幼稚極まりないもので、最高権力者である俺がこうしろと言っているのにそうならないのは世の中のほうが間違っていると考え、周りに「俺が言っているんだからその通りにしろ」「逆らう奴は異動だ」と怒鳴りまくるので、もう誰もついていけなくなっている。
▼どうして何もかもが思い通りにならないのか理解出来ないので、本人ももうヘトヘトで、執務室で一人になった途端に眠りこけてしまうこともある。
この有り様なので、9月5日にパラが閉会した直後のタイミングで「退陣」もしくは「総裁選不出馬」を表明する可能性もないとは言えないと、ベテラン政治記者は予測する。
【関連】自民党が国会を“ロックダウン”。総裁選を優先、臨時国会招集見送りで「国民の命より政局」露呈、菅政権の民意ガン無視に怒りの声
菅再選があるとすれば派閥談合しかない
確かに、総裁選に出ても勝てないのであれば、出ても仕方がないということになる。昨年の場合は、二階俊博幹事長の寝技によって二階派(47)、清和会(96)、麻生派(53)、平成研(52)が菅支持で談合し、それに石原派(10)も追随して5派体制が出来上がり、岸田派(46)、石破派(17)を難なく抑えて総裁選を制することができた。
しかし今年の総裁選が昨年と決定的に違うのは、10月に任期満了を迎える衆議院選挙が迫り、来年7月には参議院選挙も控える中、直接に「誰と一緒のポスターを作れば自分が当選できるか」の選択となることである。しかも、長く続いた安倍政権の下で楽々と勝ち上がってきた3回生以下の“安倍チルドレン”が衆参とも約半分を占めていて、この人たちが直面する初めての逆風ということになるので、彼らも必死である。
さらに昨年は、安倍の任期途中での辞任を受けてのものであったことから、衆議院283+参議院111の国会議員票計394票と、都道府県各3票ずつの地方票141票の総計535票を争った。それに対して今年は、いわゆるフルスケールで、衆議院276+参議院107=383の国会議員票に対して地方にも同じく383票が与えられ、その配分は114万人の党員・党友の投票をドント方式で配分する。その分、一般選挙民に近い感覚が反映されやすい。
従って、派閥のボスがいくら上から締め付けても、国会議員も地方組織も素直に従わないため、昨年のような5派閥談合体制のようなものは実現しない。ということは、菅の目はほとんどないということで、菅にとっては、それでも「めげずに頑張る菅」として討死覚悟で突き進むか、「もはやこれまで」と潔く事前に下りるかの選択となる。
「横浜ショック」が余りにも大きくて
こんなことになったのは、やはり「横浜ショック」のせいである。
誰よりも、菅政権の生みの親である二階が、「菅総理を代える意義は見つからない」との公言は撤回していないものの、内心では「菅ではもう無理」と見切りをつけ、菅と心中しないで済む方策を考え始めたと言われる。狸爺としては当然のことだろう。
安倍晋三前首相は、横浜ショック前は、ここは1つ早々に「菅続投」への流れを作って菅に恩を売り、総選挙でのほどほど敗北の責任は二階に押し付けて幹事長に盟友の甘利明=党税調会長を据え、自分は清和会の会長となって「キングメーカー」の地位を固めようという構想だったが、菅では衆院選は政権の維持もおぼつかないほどの大惨敗になりかねないということで、元々昨年は後継指名するはずだった岸田文雄支持に回帰すべきかどうか迷っているところだろう。安倍がそうなら麻生も腰が座らない。そういう訳で、昨年談合で菅政権を生んだ5派のうち、派閥としてはっきりと菅支持を打ち出しているのは、今のところ最小派閥の石原派だけなのである。
二階派は、二階自身は上述のように公言しているが、派閥の会合では多くの若手から「勝手に決めるな」と異議が上がった。清和会は細田博之会長が個人見解として菅支持を口にしたが、安倍はずる賢いことに明言を避けており、派閥としての議論もまだ行われていない。麻生派も幹部会で議論したものの結論を先延ばしした。平成研は、体調不良の竹下亘会長の代行を務めている茂木敏充外相が「基本は菅支持で」と言ってはいるが、この言い方は「他の選択もある」と言っているようなもので、いずれにせよここも合議はない。
この状況では、安倍と麻生が「岸田で行こう」と踏み出し、「菅でなければ誰でもいい」と思っている者たちが追随するということはあり得ても、菅への流れが派閥次元から生じることはあり得ないのではないか。
石破の可能性もにわかに浮上するか?
こうした中で、「もう終わった」とまで評されてきた石破茂=元幹事長がにわかに浮上し、総裁選の目となる可能性が出てきた。菅が出馬しなければもちろん、出馬した場合でも石破が出れば、「岸田ではどうも頼りない」という気分を持つ人たちの票を掻っさらっていくかもしれない。そうは言っても石破は昨年の惨敗の後、派閥の中心幹部3人が離れて行き、派閥そのものが解体状態ではないかと思うのだが、政治評論家の伊藤惇夫は、菅に見切りをつけた二階が石破を担ぐという「とてつもない隠し玉」を用意していて、何と、二階の宿敵である安倍も岸田を捨ててそれを容認する可能性があると指摘している(「週刊現代」9月4日号)。
ちょっと話を面白くしすぎているようにも思うが、要するにこのままでは自民党そのものが撃沈してしまうかもしれないという危機の中で、そこを突破できるのなら「何でもあり」ということなのだろう。
冒頭に引いた毎日調査では、次の総理に誰が相応しいかの問いに(1)石破13%、(2)河野11%、(3)菅、岸田10%と上位は接戦ながらやはり石破が頭少し抜けている。以下の高市、安倍、小泉はほぼ番外。下村は問題外である。
(メルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』2021年8月30日号より一部抜粋・文中敬称略)
image by: 首相官邸
高野孟 この著者の記事一覧
早稲田大学文学部卒。通信社、広告会社勤務の後、1975年からフリー・ジャーナリストに。現在は半農半ジャーナリストとしてとして活動中。メルマガを読めば日本の置かれている立場が一目瞭然、今なすべきことが見えてくる。
国会は開く気なし、総選挙・総裁選を最優先にする自分ファースト自民党
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/09/post-cf7c97.html
2021.09.01 まるこ姫の独り言
自民党はどこまで行っても、自分達の利害を最優先にする気だな。 これだけ、コロナ禍、豪雨災害、アフガンからの邦人脱出、いろんな議論をしなければいけないのに、国会開催を拒否した。 しかし、良く拒否できるよな。。。 解決しなければいけない問題は山積みなのに、それを無視してやれ総裁選だ、やれ二階降ろしだ、やれ総選挙だ。。。 国民を守ろうとする気がまったくない。 とにかく自分達の目先の利益が最優先だ。 もう、この政党に任せていたら国民は殺される。 もう国民が総力で鉄槌を下したいほど酷い政権運営だ。 選挙しかない、とにかく選挙で鉄槌を下さなければ。。。 国民の窮状など素知らぬ顔で、自分達がどうなったら得をするかばかり考える政党。 国民の命より党利党略を優先する自民党。 安倍は司法を壊滅させた、菅は立法を壊滅させた。 全て自分達の私利私欲、無知無能がバレないように。 いつも偉そうに「国民の命と健康を守る義務がある」と言いながら、肝心な時になると、よくもここまで国民を無視する気になれるものだ。 >政府・与党 野党が求めた臨時国会を拒否 8/31(火) 18:39配信 TBS系(JNN) >政府・与党は、野党側が要求した臨時国会を拒否する考えを正式に伝えました。野党側は「明白な憲法違反だ」と猛反発しています。 >しかし政府・与党側は「予備費は今年12月までは何とかもつ」として拒否する考えを野党側に正式に伝えました。 なにを言っているのだろう。自民党の思考はめちゃくちゃだ。 予備費があろうとなかろうと、議論をしないまま、政権が予備費を勝手に使っていいわけがない。 国民にも野党議員にも失礼じゃないか。 それでいて、総裁選や総選挙にはみんな全力で闘志を燃やしている。 優先順位が全然違うだろうに。 党内の難事解決は最優先、国民の暮らしは考える気なし。 平時の時ならいざ知らず、難問山積みなのに自分達のお家事情を最優先する自民党には、私は政権を担う資格はないと思う。 なにかあると「野党がだらしない」とか「野党よりマシ」と先入観を与えるようなデマ飛ばしをするネトウヨたち。 わざわざ、無能な権力者に擦り寄って何か利点があるのか。 日本を破壊してそんなに嬉しいのか。 ダメダメな政権与党、そしてそれを支えるネトウヨ思考の人達。 それこそ「こんな人達」に日本を壊されたくない。 |
断末魔菅首相の終焉が近付く
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/09/post-cb4de6.html
2021年9月 1日 植草一秀の『知られざる真実』
今年も残すところ4ヵ月。 3分の2が過ぎ去った。 いよいよ政治の季節に突入する。 菅内閣の支持率は3割を割り込んだ。 経験則に基づけば菅内閣は10ヵ月以内に消滅する。 8月22日投開票の横浜市長選で菅義偉氏は菅内閣現職閣僚だった小此木八郎氏の支援を自民党役員会で呼びかけた。 菅義偉氏が総力を投入して小此木候補の支援活動を展開した。 その横浜市長選で小此木候補が惨敗した。 菅義偉氏が首相に就任以来、主要な知事選挙、国政選挙のすべてで自公候補が惨敗を続けてきた。 国民の審判を受けていない菅内閣に対する主権者の審判である。 菅義偉氏は「結果を謙虚に受け止める」と述べるが口先だけ。 為政者は国民の幸福を第一に考えるべき存在。 ところが、菅義偉氏は自分自身の利益しか頭の中にない。 昨年来、コロナへの対応が最重要の政治課題だった。 コロナの実態を正確に把握して、国民の命と健康を守るための施策が求められた。 対策のあるべき基本は三つ。 第一は検査と隔離。 徹底的な検査でコロナ感染者を確認する。 その感染者を確実に隔離することで感染の拡大を防ぐことができる。 第二は十分な病床の確保。 日本は病床の不足している国ではない。 宿泊療養の場を確保することも十分に可能。 医療が必要な国民に対して必要十分な医療を提供すること。 これが政府の最大の責務だ。 第三はコロナに関する正確な情報の提供。 コロナを恐怖の感染症に仕立て上げて恐怖心を煽ることは正しくない。 コロナの正確な実態を周知させ、コロナに対応する窓口を広く確保する。 全国の医療機関を総動員して、必要十分な医療を提供できる体制を構築する。 この三つが必要不可欠だった。 ところが、菅内閣はこの三つのすべてをおろそかにした。 検査と隔離を徹底しないからコロナ感染が東アジアで最悪の状況を生み出した。 感染研・衛生研・保健所の「検査利権ムラ」が検査を独占しようとし、これを放置した。 保健所の「積極的疫学調査」と「保健所による医療の統制」が医療崩壊の主因である。 病床不足に対しては、国公立病院、国公立大学病院の病床を政府の指揮で大規模に確保することから実行すべきだった。 尾身茂氏が理事長を務める機構の傘下にある病院ですら十分な病床を提供していない。 コロナに感染しても病院にも宿泊療養施設にも収容されず、自宅に放置され、そのまま死に至らしめられる最悪の事態が多発している。 政府による殺人と言って過言でない。 菅コロナ大失政の極致だ。 菅義偉氏はワクチン一本足打法だがワクチンは札付き。 有効性すら疑わしい。 逆に重大な副作用が確認されている。 季節性インフルエンザと新型コロナワクチンの接種人数に大差がないにもかかわらず、接種後急死者数に1000倍の格差がある。 新型コロナワクチン接種後急死者数が季節性インフルエンザワクチン接種後急死者数の1000倍なのだ。 長期的な悪影響も未知である。 新型コロナに感染した人の比率は約1%。 99%の国民が感染していない。 そのコロナ感染をGoto強行と五輪強行で爆発させた。 日本の主権者はこの事実を冷静に見つめて、次の衆院総選挙で確実に政権の刷新を実現しなければならない。 |
東日本大震災に迫る死者数…コロナ禍は紛れもない人災だ 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294088
2021/09/01 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
「人命を救う」という観点からは何もしていない、緊急事態宣言拡大・延長で呼び掛けるだけ(菅首相)/(C)JMPA
東京五輪・パラリンピックの強行で、新型コロナウイルスの全国的な感染爆発が深刻になっている。自宅療養者数は東京で2万5000人を超え、全国では11万人を突破した。救急搬送されても入院できない事例が多発する中、全国の重症者数は過去最多を更新し続け、2000人に迫っている。死者数も次第に増え、26日には50人台に乗った。
*番外編を【動画】でご覧いただけます。
東日本大震災の死者数は1万5899人。コロナによる累計死者数は匹敵する。これを人災と言わず、何と言おうか。
残念ながら、菅政権は「人命を救う」という観点からほぼ何もしていない。緊急事態宣言を拡大・延長し、人流抑制を呼び掛けるだけ。緊急事態は年中行事化しており、効果が薄まっている。法規制などで強制する議論が出てきているが、間違った方法では解決しない。例えて言えば、風邪薬を用量通りに飲んでも効かないから1瓶全て飲んでしまえ、みたいなやり方。それは百害あって一利なしである。
まず必要なのは野戦病院型の治療施設による病床確保。重症化阻止は医療崩壊を防ぐ最大のポイントだ。感染拡大を抑止するためには、学校や保育園などでの大規模検査体制の拡充も求められる。デルタ株は若年層をも襲い、学校や保育園が媒介となって家庭内感染を引き起こしている。人流抑制に効果が見られない理由のひとつはそこにある。
しかし、菅政権や政府分科会の尾身茂会長らは口先では「やるやる」と言いながら、医療提供体制の手当てはいまだに自治体や病院任せ。やっているフリだけだ。
なぜ一般病院でコロナ患者の受け入れが広がらないのか? 酸素が必要な中等症U以上の患者を受け入れれば、人工呼吸器や陽圧酸素療法によってエアロゾルを発生させるリスクがあり、ICUの部分転用は不可能だからだ。大阪の医療崩壊で浮き彫りになったのに、失敗から何も学んでいない。ワクチンや抗体カクテル療法については正確な供給量を明かさない。大手メディアは大本営発表を垂れ流すだけ。
宣言の期限は9月12日とされているが、それまでに重症者数や死者数が急減するとは考えにくい。菅首相が再選を狙う自民党総裁選への立候補に色気を見せている面々は、誰ひとりとしてマトモなコロナ対策を打ち出さない。これでは争点がないに等しい。党内にオルタナティブを持つ人材がいないのではないか。だとすれば、来る総選挙で決着をつけるしかない。
金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。
【金子勝】天下の逆襲 番外編〈5〉コロナ対策はどうした!自民党総裁選
2021/09/01 日刊ゲンダイ
「9月17日告示・同29日開票」の日程で決まった自民党総裁選。コロナ対策優先を強調するも、人出は減らず医療体制の危機的な状況が続いている。立教大学特任教授の金子勝氏は「菅政権では今の状況は改善できない」と憤る。【チャンネル登録、よろしくお願いします!】※2021年8月27日収録
◆金子勝氏の日刊ゲンダイ連載コラムはこちら
https://www.nikkan-gendai.com/article
◆金子勝氏のツイッターはこちら
https://twitter.com/masaru_kaneko
高市早苗・前総務相 “総裁選出馬” にブーイング「女性議員の会合に来ない方」「女性が社会進出できない」
https://smart-flash.jp/sociopolitics/156122
2021.09.02 06:00 FLASH編集部 SmartFLASH
要職も経験した自民党中堅女性議員は困惑気味に明かす。
「先輩の女性議員から『高市さんの推薦人になれないか』という相談がありました。でも、私は高市さんとは、ほとんどお話ししたことすらない。存じ上げない方なんですよ」
【画像あり】バイク愛好家でもある高市議員。29歳当時のバイクにまたがったマブシイ写真
9月29日投開票が決まったことで、自民党総裁選は号砲が鳴った。いま注目を集めるのは “落日の首相” よりも、高市早苗前総務相(60)だろう。
安倍晋三前首相(66)の “路線踏襲” を打ち上げた高市氏は、10月が有力視される総選挙を “新総裁” で迎えたい若手議員からも支持が厚い。
「高市さんといえば、前政権時に『安倍ガールズ』の一角を自任していたほどで、第2次安倍内閣では歴代最長の4年間も総務相を務めた。ところが、菅義偉内閣であっさりと交代になりました。
その背景には2019年夏に発覚した、かんぽ生命の不祥事への処分をめぐって、当時官房長官だった菅首相と対立したことがある、といわれています。菅政権が続く限り、高市さんが閣僚や党役員に就ける可能性はほぼないでしょう」(自民党関係者)
しかし、冷や飯を喰わされた菅政権は失策続きで、「総裁選に勝つ可能性は菅さん8割、高市さん2割」(永田町関係者)と健闘予想の声まで出てきた。
「推薦人が集まらなくても、『やっぱり壁は厚いんだ』となるだけで、“女性首相” へのチャレンジで失うものはない、と思い切って手を挙げたのでしょう。今回は有力な出馬候補もいないし、政権はガタガタ。初の女性首相どころか、総裁選に出馬できた時点で話題になりますから」(同前)
だが、ほかの女性議員たちとの間には冒頭で中堅女性議員が語ったような “溝” がある。
「国会でも党内でも “場” をともにしたことがないんですよ。彼女は女性議員の会合や議連にもほとんど顔も出さなくて」(前出・中堅女性議員)
別の若手女性議員も「私も高市さんとは挨拶程度の関係しかありません。だって、彼女は女性の社会進出などについて、非常に保守的な方ですから。“女性活躍” への思いが、ほかの女性議員とはまったく違うんです。その彼女が “初の女性首相” と騒がれることへの印象ですか……初の女性首相にふさわしい方とは……」と答えにくそうに話すのだった。
なによりも自民党内には、女性議員たちのなかで “長女” を自負する議員がいる。
「野田聖子さんは、自分こそ自民党の女性議員のトップという思いで、実際に政治家として女性活躍を実現する旗振り役を担ってきた。それなのに『高市出馬』にはだんまりです。
高市さんは無所属で初当選し、自由党、新進党などを経て自民党に入り、極度に保守化した経緯がある。
野田さんと高市さんでは政治的なスタンスが違いすぎるとはいえ、女性首相候補について “無言” を貫く野田さんの態度が、まさに高市さんへの自民党女性議員たちの気持ちを如実に表わしていますよ」(前出・自民党関係者)
同性議員全員から支持されれば、首相就任も夢じゃないのに。
東京五輪の大量破棄問題は医療備品や弁当だけじゃない ボランティア服も余りまくり最大1.7億円!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/294125
2021/09/01 日刊ゲンダイ
関係者を誘導するボランティア(C)日刊ゲンダイ
またも「税金」の無駄遣いが発覚した。
組織委は8月31日、コロナ対策用に五輪会場の医務室に配備していた医療用手袋やガウン、マスクの一部を廃棄していたと発表。医療施設などへの譲渡が可能だったにもかかわらず、保管場所がないとして捨てたという。総額は約500万円というから、呆れるばかりだ。
【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)
組織委は先日、競技会場で7月3日から8月3日までの1カ月間に、大会スタッフらの弁当約13万食を廃棄していたと発表している。金額は明かしていないが、仮に1食300円としても3900万円だ。
「ボランティアのユニホームも余りまくっています。購入した役所は山積みの段ボール箱に頭を抱えている。当初、8万人を予定していたボランティアの人数は、コロナの感染拡大による辞退者や、無観客開催に伴う業務縮小で激減。組織委は1万人が辞退したとしているが、ユニホームは大会の1年延期が決まる前に購入しているケースが多い。弁当と同様、直前にボランティアの人数を減らされても、返品ができないのです」(放送関係者)
観光案内などの業務を担う「都市ボランティア」のユニホームは、ポロシャツや帽子など1セット当たり3万円程度だという。東京都は5890人が辞退したと発表しているが、仮にすべてのユニホームが余ったとすれば、1億7670万円にも上る。全国の自治体のボランティアも含めれば、その金額はさらに膨らむだろう。弁当や医療用具どころではないだけに、組織委にはきちんとした説明が求められる。
【速報】池袋暴走事故 飯塚被告に禁錮5年の実刑 ブレーキとアクセル踏み間違えを認定
https://www.tokyo-np.co.jp/article/128456
2021年9月2日 14時33分 東京新聞
飯塚幸三被告
東京・池袋で2019年4月、暴走した車に母子がはねられて死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長飯塚幸三被告(90)に対し、東京地裁(下津健司裁判長)は2日、禁錮5年(求刑禁錮7年)の実刑判決を言い渡した。
判決理由で下津裁判長は、被告がブレーキと間違えてアクセルを踏み続けたことを認定し、「過失がある」と述べた。
弁護側は車のシステムの異常が事故の原因だとして「過失はない」と無罪を主張。検察側は、被告が間違えてアクセルを踏み続けたとし、「能力の衰えを感じていたのに、運転のもたらす危険の防止をなおざりにした」と指摘していた。
起訴状などによると、飯塚被告は19年4月19日正午すぎ、豊島区東池袋4の都道で、時速約96`まで加速し、赤信号を無視して交差点に進入。横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん=当時(31)=と長女莉子ちゃん=当時(3つ)=をはねて死亡させたほか、通行人ら男女9人に重軽傷を負わせた。
【速報】池袋暴走事故 飯塚幸三被告に禁錮5年の実刑判決 東京地裁
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a878a2ec633098476299b2575363dea48ad0d2c
9/2(木) 14:01 TBS
おととし、東京・池袋で親子を含む11人が死傷した事故の裁判で、東京地裁は、旧通産省工業技術院の元院長で90歳の飯塚幸三被告に、禁錮5年の実刑判決を言い渡しました。
裁判で検察側は、過失運転致死傷罪の法定刑で最も期間の長い禁錮7年を求刑、飯塚被告は、無罪を主張していました。
5年は短いよ…
— なお 冬弥無限回収 オルト物により有限回収 (@naoakari17) September 2, 2021
2人殺してるんだぞ?
頼むから無期懲役に…
でも
実刑判決下ったのは本当によかった!
実績的な終身刑なのか
— 裏垢gentleman (@uragentleman01) September 2, 2021
厳罰なのかはなんとも言えないが
遺族側の感情、心情としたら
間違いなく足りないと思う
終身禁錮となる可能性も高い
法律上の権利とはいえ
上告なんて最悪な結果には
繋がらないよう祈るばかりです https://t.co/cgrZf569dq
2人も殺しておいて、しかも事故後の態度を見てれば5年は甘いなという印象
— じゅり (@juricats) September 2, 2021
たった5年 やはり上級国民様という感じね
遺族がお気の毒 https://t.co/13MkLX2kCD
菅首相“名誉回復退陣”の仰天シナリオ! 自民党有力議員も公然と「新しい総裁で」とグサリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294195
2021/09/02 日刊ゲンダイ
奇策、禁じ手、大暴走(C)JMPA
菅首相が再選を狙う自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を巡る策謀が連日乱れ飛び、党内は上を下への大騒ぎ。早ければ3日にも党役員人事が行われる見通し。自分の延命のためには奇策も禁じ手もいとわない菅首相の執念はダダ漏れで、反発は強まる一方だ。「サラバ、菅首相」とばかりに、「名誉回復退陣シナリオ」まで浮上している。
総裁選を衆院選後に先送りするという菅首相の暴走プランには、安倍前首相までもが反対の意向を伝え、子飼いの小泉進次郎環境相も同様に「踏み切れば自民党も終わる」とクギを刺したという。菅首相は1日、「今は解散できる状況ではない」と打ち消しに躍起だったが、いったん火がついた不信の炎はそう簡単には消えない。
谷垣グループの代表世話人を務める中谷元防衛相は1日の会合で、「総裁選は党則に基づいて、決められた日程の下で正々堂々と行って、自民党が『新しい総裁』の下でしっかりとした政治基盤の下に政策を実行していく」とグサリ。中谷氏は「衆院選後に『小池新党』との保守合同を真剣に検討すべきだ」とトンチキ発言をしたこともあったが、総裁選では石破元幹事長が出馬するたび推薦人に名を連ねるなど、ある種の“正統派”だ。公然と「菅降ろし」の口火を切ったことで、党内にグズつく不満が一気に噴出しかねない。
もう黙ってはいられない(中谷元元防衛相)/(C)日刊ゲンダイ
政権にしがみつくほど醜態をさらすだけ
二階幹事長外しで同派の若手は不安でガタつき、後任の座で釣れると甘く見られた岸田前政調会長は憤慨。石破氏も「次の次」を見据え、菅首相にくみしないともっぱらだ。
「感染爆発を見れば、菅さんに総理総裁の資格がないのは明らか。政権にしがみつくほど醜態をさらすだけ。総裁選告示ギリギリまで粘るにしても泥仕合は回避し、潔く退陣した方がいい。安倍前総理の辞任を受け、官房長官として支えた責任から残り任期と政策を引き継いだが、満了を迎えるので退くと言えばいいのです。人の噂も七十五日。新総理総裁が誕生すれば『コロナ禍のショートリリーフ首相』としてしか記憶されず、名誉も回復できます」(自民党関係者)
もっとも、人事とカネがすべての権力亡者かつ、楽観論にとりつかれた菅首相に正論が響くのかどうか。
岸田の攻撃に菅がキレた!「総裁選断固中止、総理の座は渡さない」
https://friday.kodansha.co.jp/article/202594
2021年09月02日 FRIDAYデジタル
「なぜ国会を開かない?」憲法違反の蛮行に国民無視の党内抗争が激化する…
「こんな岸田は見たことない」
総裁選出馬を早々宣言した岸田の猛攻。岸田文雄という政治家は「行儀の良いおとなしい子」「スマートな政治家」と、どこか物足りなさを感じさせていた。ところが、26日の総裁選正式立候補表明以来、まるで別人のようなキレと迫力を見せていた。
怖くて誰も手出しができなかった二階俊博幹事長をばっさり切り捨て、これに圧倒された菅義偉首相を党役員人事へと追い立てた。岸田のロケットスタートに、菅はかなり動揺したのだ。
「新型コロナの対策に国会を開会せよ」という野党の声を完無視。今、菅総理は総裁選で頭がいっぱいだ。国難を察知するや逃げ出した前政権と現政権。悪いのはどっちだ(両方)
出馬表明の後、安倍晋三前首相の議員会館事務所に挨拶に行った岸田を、安倍は「よい会見だった」と評価した。菅、二階にとっては、安倍の裏切りとも取れる発言だ。
「二階おろし」成功で得をしたのは
「オレから首相に、幹事長を辞めるといった覚えはないよ」
飼い犬に手を噛まれた二階は悔しそうにこう漏らした。一方、「二階おろし」の人事をせざるえなかった菅は、二階派が岸田支持に回る可能性に恐怖している。官邸で記者団に囲まれた二階は悔し紛れに本音をぶちまけてしまった。
「自民党は、発言は自由だ」
と前置きして、こう続けた。
「岸田が言ったから(幹事長交代を)どうしなきゃいかんって、そういうことではないのじゃないか」
公の場で、二階が「岸田」と呼び捨てたのは初めてだ。憎悪が隠せなくなった瞬間だった。
菅首相の「自信の源」は、まさかの…
8月最後の日曜日、菅首相は、小泉進次郎を赤坂議員宿舎に呼び軽い昼食を共にしたという。現状から逃げだしたい気分だった菅に、進次郎がエールを送ったのだ。
「『降ろすなら降ろせ!』と戦う姿勢をもって挑んでもらいたい。首相自身の言葉で戦いきってもらいたい」
進次郎らしい、エモーショナルなエールだった。
首相周辺にいた若手議員たち「ガネーシャの会」、「韋駄天の会」、「令和の会」などは、活動停止状態だ。菅の周辺は閑散としている。進次郎の言葉は、菅をおおいに励ました。ここから、菅は持ち前の気力で反転攻勢に出たのだ。
30日から、二階切りの決断、総選挙閣議決定案リーク、内閣改造と、岸田への攻勢が次々と繰り出されている。31日夜には、ささやかれていた「9.14解散」の情報を流すに至る。
危機意識からなりふり構わぬ攻勢に「振り切った」菅。高揚するあまり、ここのところ一睡もできない日が続いているという。自民党幹部議員が言う。
「小泉政権で安倍幹事長という抜擢人事があったように、菅政権のサプライズは小泉進次郎です。しかし、進次郎をどのポストで起用するのか難しい。内閣支持率の低下に窮して、禁じ手の人寄せパンダを使ったと揶揄されるのは明らかですから」
そういえば閣僚だったっけ?と、忘れられかけた進次郎が、菅政権の切り札となるのかは疑問だ。
なりふり構わない菅に岸田の目が泳いだ
31日夜、テレビのインタビューに答えた岸田は、菅の「解散ブラフ」に当てられたのか、出馬当初のキレ、冴えはなかった。
「菅政権のコロナ対策は、そう大きく間違っていない。疫病は政府の責任ではないですから。この1年は、誰がやってもたいへんな時期だったんです。その国難を前にさっさと放り出して逃げた前首相の責任こそ問われるべきでは」(自民党関係者)
疑惑の解明から逃げた前首相と、盟友・元首相は「高みの見物」を決め込んでいるが、党の危機に内心穏やかではないだろう。今、国民が求めているのは有効なコロナ対策と日常の回復だ。真のリーダーは、どこにいるのだろうか。
取材・文:岩城周太郎
今月分、管理板での質問のまとめ。
板違いであることは百も承知。
赤かぶ氏が遁走を続けているため、抗議の意を込め、あえて目立つ政治板に転載を継続。
せめて自分の発言には責任持ちましょう。
●その1
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c1
赤かぶさんへ。
昨年12月、以下コメントを提案させていただきました。
最早、貴殿がとことんまで逃げるのは明白ですが、抗議の意を込めて転記を継続します。
ここまでで貴殿の姑息さ・小心さ・嘘つきぶりを炙り出せたのは収穫でした。
(ついでに私の推測した返答の無い理由)
新規で水増し投稿を乱立させることで、短絡的で堂々巡り、かつステロタイプなコメントを誘発させる。
それにより、阿修羅掲示板の質を低下させる。
こんなとこですかね。おかげさまでロクに頭も巡らせずにインボーロンインボーロンと喚く輩も増えてきました。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/615.html#c16
(以下全文抜粋)
赤かぶさんへ。
政治板についてですが、せめて2,3日以内の同一もしくは類似内容の投稿についてはレスポンス投稿で一箇所に纏められませんでしょうか。
スレが乱立するとコメントも分散されて不便なので。
別に然程手間取るとも思えないので、今更ながら提案させていただきました。
●その2
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c2
赤かぶさんへ。
こちらも転記します。
回答出来ない理由は、単純に私のコメントが貴殿にとって都合が悪いものだからですね。
公に出来るご立派な理由など何もない。
なので、私のほうで貴殿に遠慮する理由は微塵もありません。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c7
(以下全文抜粋)
赤かぶさんへ。
以下に書いたことに関連します。
↓
<煽りではない?>投稿者による非表示で納得いかない一部コメントの転記
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/286.html
年末、「意味のないコメント多数でアラシ認定」ということでアラシ認定され、ついに本日は以下で「拙稿へのコメントは以後、ご遠慮ください。」とまで言われましたが、どのような理由でしょうか。
前後で特にコメントの姿勢を変えてはいないので、私の中で納得できるものがありません。
↓
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/342.html#c29
ざっくり言って、初期非表示は「投稿者が気に入らなければ」非表示に出来るため、そのように言われたら納得するしかありません。
ですが、同時に投稿者の器量が試される機能だと捉えています。
回答お待ちしております。
●その3
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c3
赤かぶさんへ。
1月の引退宣言についてです。
こちらも転記します。
撤回理由を問いだしてますが、回答出来ない理由は単純で、そもそも最初から引退するつもりなどサラサラ無く、自分の意見を通しやすくするための姑息な脅し文句ですね。
よっぽど自分の意見に自信が無いみたいですね。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c32
(以下一部抜粋)
私は投稿を始めて10年となる昨年の8月をもって引退する予定でしたがクラゲ一派の攻撃が続いたため追い込まれ撤退とされるのを懸念し意地になって継続しているだけです。
しかし、従前の投稿しいるのに、たびたび変わる投稿規定の見直し。もう、継続する意思も薄れてきました。今日から通常国会が始まりますが今月をもって引退します。
●その4
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c6
赤かぶさんへ。
ついでにこちらも転記します。
クラゲ一派はふるえて眠れ!その凄まじい正体とは!!
でも後日が何年先になるかは不明(笑)
宿題忘れた子供の言い訳みたい。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c32
(以下一部抜粋)
なお、クラゲ一派については後日、引退前に凄まじい正体を記します。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/813.html
今月分、管理板での質問のまとめ。
板違いであることは百も承知。
管理人さんが遁走を続けているため、抗議の意を込め、あえて目立つ政治板に転載を継続。
掲示板の公正な運営のために。
●その1
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c4
管理人さんへ。
どこまでも完全無視なんですね。
・赤かぶ氏は特別な投稿者。
・赤かぶ氏の権限は管理人さんよりも上。
上記、阿修羅掲示板の闇を顕在化できたのは収穫でしたが、明らかに健全な状態ではないため、抗議の意を込めて転記を継続します。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/618.html#c4
(以下全文抜粋)
管理人さんへ。
昨年12月から順次、赤かぶ氏に上記>>1>>2>>3の問いかけをしておりますが、未だに回答をいただけていません。
>>1>>2については個人的なやり取りなのでここでは問題にしません。
ただし、>>3については話が別で、赤かぶ氏は1月に管理板で威風堂々と引退宣言をしているにもかかわらず、何の説明もなしに投稿を継続しています。
赤かぶ氏は毎日の投稿数が非常に多いこともあり、この件を放置することは赤かぶ氏のみならず阿修羅掲示板の信用を大きく落とすことになると考えます。
よって提案なんですが、赤かぶ氏から本件の回答が得られるまで、投稿数1日10件までの例外対象から外す、当月までに回答を得られなかったら投稿を制限するというのは如何でしょうか。
この引退スルスル詐欺が今後も繰り返しおこなわれることを危惧します。
ご検討よろしくお願いします。
●その2
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c5
管理人さんへ。
>>4同様こちらもご検討お願いします。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/618.html#c46
(以下全文抜粋)
管理人さんへ。
赤かぶ氏のツイッター貼り付けが度を越している件について。
以前2度ほど話題になった際、赤かぶ氏は以下の自分ルールを提示しました。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/599.html#c65
(一部抜粋)
以前にも書きましたがツイッターの初期投稿は概ね10個程度に自主管理しています。
(抜粋終了)
しかし、その後何度も逸脱している上、こちらから指摘しても改める気配がありません。
・自分で決めたルールを守れない。
・人が何度も指摘しても改めない。
はっきり言いますが、これはルールや規則以前の人としての常識・良識の問題です。
この間アクセス禁止になった罵愚と同レベル、もしくは投稿数と影響力を考えればそれ以下でしょう。
この際、思い切って本人が行状を改めるまでアクセス禁止にしては如何でしょうか。
●以下、問題のツイッター貼付け
・30コメント
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/266.html
・24コメント
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/280.html
・32コメント
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/308.html
・28コメント
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/652.html
・17コメント
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/743.html
・24コメント
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/748.html
※私が閲覧して目に点いたところだけ提示しているので氷山の一角でしょうね。
●その3
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/626.html#c7
管理人さんへ。
どうせ回答出来ないことはわかってますが、こちらもご検討お願いします。
↓
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/620.html#c14
(以下全文抜粋)
管理人さんへ。
ついでに。
物凄く今更なんですが、>>4に関連する事柄として、赤かぶ氏を投稿既定「1人1板1日11個以上の投稿は禁止」の例外規定で、「(2011.11.12追記) 1人1板1日11個以上の投稿を、管理人に特別に許可されている人」としている理由について教えてください。
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/814.html
眞子さまを政治利用してまで「菅首相隠し」の姑息 事実上の“駆け落ち婚”報道のウラ側
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/294194
2021/09/02 日刊ゲンダイ
婚約内定から4年(代表撮影)JMPA
「内親王の慶事が政権浮揚につながると当てこんでいるのなら、あまりにも身のほど知らずだ」――政界関係者はカンカンだ。怒りの矛先は1日、読売新聞が報じた秋篠宮家の長女・眞子さまの「年内結婚」スクープ。自民党関係者の多くが「官邸発の報道」と受け止め、「とうとう目くらまし策に皇族まで政治利用するのか」と、菅首相周辺への反感を強めている。
◇ ◇ ◇
2017年9月の婚約内定から4年。眞子さまと小室圭さんが30歳の誕生日を迎える10月までに結婚を決めるのではないか、と皇室担当の記者たちは見通しを立て取材に動いていたという。
「ただ、今月11日には紀子さまが55回目のお誕生日を迎えます。そのタイミングで毎年、記者から3つの質問を事前に預かり、文書でお答えになるのが恒例行事。今年も、眞子さまのご結婚に関するお考えを問う予定です。その回答を出されるまでは、静かな環境でお考えになっていただこうとご結婚に触れるのを控えるのが、皇室記者の間で暗黙の了解だったのに……」(ある皇室記者)
こうした情報は政界にも届く。読売が“不文律”を破った裏に何があったのか。ここ数日、総裁選前の二階幹事長外し、党役員人事の刷新など奇策を連発してきただけに、真偽はともかく「官邸が書かせたのでは」と、菅首相周辺に疑いのまなざしが向かうのは当然の帰結である。
隠しても隠し切れない浅ましさ(C)日刊ゲンダイ
自民党にはさらなる逆風が吹き荒れる |
実際、各メディアとも読売の後追い記事を垂れ流し、ニュースもワイドショーも、結婚の話題に触れざるを得ない。その分、コロナ無策や総裁選を巡る迷走など菅首相のポンコツぶりに費やす時間は減る。官邸発のリークだとすれば「眞子さま利用の菅隠し」は奏功したようにも映るが、話はそう単純ではない。
週刊誌は小室さんの母の新たな醜聞を報じているが、肝心の元婚約者との金銭トラブルの解決は膠着状態。母とは別人格とはいえ、小室さんが2度にわたって公表した説明文書の言い訳内容も、世間の反発を招いた。
「国民の理解」を重視してきた秋篠宮さまも、昨年11月の記者会見で「決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない」との見方を示された。だからこそ、一般の結納にあたる「納采の儀」や、結婚の前に天皇・皇后にあいさつする「朝見の儀」など関連儀式の執行は見送り。眞子さまも皇籍離脱に伴って国から支給される最大約1億5000万円とみられる一時金を辞退する意向で、結婚後は小室さんが暮らす米ニューヨーク州で新生活を始められる見通しだという。
「いずれも戦後初の極めて異例の事態です。それだけデリケートに対処すべき問題なのに、菅首相が自分の延命しか考えず、皇室を政治利用したのなら言語道断。オリパラ強行でかなわなかった政権浮揚の“夢よ、もう一度”とばかりに、祝賀ムードで総選挙になだれ込もうとする浅薄な小ズルさが見透かされ、自民党内の逆風がますます吹き荒れるだけです」(政治評論家・本澤二郎氏)
最近の菅首相について、ある自民党議員はこう言った。
「総理は自信満々に誤りを繰り返している」
ワクチン疑惑<本澤二郎の「日本の風景」(4192)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30340647.html
2021年09月02日 jlj0011のblog
<経口薬・イベルメクチン人気=4錠(一錠300円)で安心は本当か>
先日、突然元自民党代議士秘書をしていたA君が、耳寄りな話を持ち込んできた。彼は福祉関係の事業をしている関係から、仕方なくワクチン接種を2度した。最近は、イスラエルなど欧米でも「3度打て」とワクチンメーカーを小躍りさせる報道が少なくない。「効き目が悪い」というのだ。接種後の死者も少なくないが、政府も新聞テレビも公表しない。
A君も心配で、友人の薬剤師に電話を入れた。彼の兄弟が大学病院の医師をしている。その線で「イベルメクチンを使うといい」とのアドバイスを受けた。彼はさっそく「買いたい。売ってくれ」と注文すると、意外や「在庫がない」「インドで製造している。個人で輸入すれば可能」との話。そう言えば、大量の死者を出していたインドの感染死亡報道は、このところ聞かない。
100歳で亡くなった母の病は、ダニである「疥癬」。中郷記念館という不衛生な施設の、医師も看護師もこれが分からず、命を落としてしまった。日本の高齢者施設もいい加減すぎるのだが、その薬がコロナに効くという。しかも1錠300円程度。4錠呑むと重症化しないという。
菅内閣のお陰で、全国の自宅療養患者は10万人以上で、健康保険も使えずに亡くなっている市民が、どんどん増えてきている。
<東京医師会長も推奨=市民に分かりやすく説明を!>
「藁をもつかむ」心境の日本の棄民は、放射能まみれの200万福島県民だけではない。フクシマ隠しの4兆円五輪賭博を中止して、コロナ救済に特化する責任を放棄した、菅・自公政権に対する怨嗟の叫びが、列島に響き渡っているではないか。
友人の中には「コロナは大嘘。巨大財閥が、世界の中小の企業を壊滅させるための生物兵器。いまのワクチンを打つと、もともとある免疫を破壊してしまう。打つのは危険」という陰謀論めいた説を心から信じている人もいる。
最近の新しいデータの中には、2回接種した人と、全く打たない人の死亡率は、後者の方が低いという。これも驚きである。
A君の2回目の電話だと「東京都の医師会長が、イベルメクチンを使え
と言いだしている。いい加減な話ではない」と駄目推してきたので、さっそく知り合いにも伝えた。
<輸入ワクチンに不正・利権はないのか。値段・量を正確に公表せよ!>
不可解なことは、輸入ワクチンは1本いくらなのか。総計いくら輸入したのか。大量輸入による値引きはいくらだったのか。政府関係者への懐にいくら流れているのか。
会計検査院は遊んでいないのか。国民は厳しく監視する必要がある。本来は、議会や言論の役割である。全体の奉仕者が血税をくすねていないのか。電通はどうか。4兆円五輪賭博の詳細も明らかにする責任が、政府・都議会・五輪組織委にある。既に莫大な赤字が、専門家によって指摘されているが、ワクチン関連もまた同様のはずである。
国民は、五輪強行によって大量の感染者と命の危機に追い込まれ、そのうえ血税をいい加減に処理されている菅・自公内閣に対して、鉄槌を加えるしかないのは当然のことである。
総裁選の前の人事という、馬鹿げたお芝居に惑わされるお人よしは、現在の日本にいない。総選挙で自公を叩き潰すという合言葉が、列島のいたるところから、声なき声として噴出しているではないか。「安倍逮捕」の合掌は、連日、耳にタコが出来るほどである。
<それでも国民は騙されていないのか=ネット監視で大暴れ!>
日本人が安心して医療も受けられずに生きている。不運な人は、人生を奪われている。遺族とその関係者は、全国に次々と増えている。それが慢性化して、いまの新聞は記事にもしない。NHKが率先して見本を見せている。
異常・異様な危機に、なすすべを持たない日本国民と日本政府である!
棄民化政策を、日々慣らされている日本人だ。抗議の電話をしても、役人は怯えて、電話に出ない。何も知らない女子職員任せだ。
優秀なはずの官僚が、塹壕にもぐって、公僕である責務を回避して恥じない。懐には世界一の高給を入れて、ゆでガエルを決め込んでいる。
ならば国民の武器は、インターネットである。ネットでの反撃である。凡人ジャーナリストでも、こうして毎日怒りを爆発させて、日本危機を救済するための愛国運動に賢明である。右翼も左翼も立てといいたい。隣国では、携帯で不正腐敗に対して、当局を監視しているという。日本人だって出来るはずだ。
2021年9月2日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
COVID-19ワクチンより人間の免疫は桁違いに効果的との研究報告
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202108310001/
2021.08.31 櫻井ジャーナル
(抜粋)
それにもかかわらず、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のような利権団体でなく、WHO、CDC、FDA、あるいは西側の政府や有力メディアは「ワクチン」を接種させ、ロックダウンしようと今でも必死だ。
ロックダウンや「自粛」によって社会の収容所化が進み、人びとの主権やプライバシーは奪われ、生産活動や商業活動は麻痺して多くの企業や店の経営が悪化、必然的に倒産、失業、ホームレス、そして自殺者を増やしている。ただ、大きなダメージを受けているのは中程度より小さい規模の企業や個人であり、強大な私的権力と結びついた大企業は大儲けだとされている。こうした状況は今後、さらに深刻化するだろう。
そして、デジタル化された「ワクチン・パスポート」は全人類を管理するために使われる可能性が高い。すでにアメリカなどの情報機関は個人情報を集め、分析するシステムを開発しているが、そのシステムとつながるだろう。
悲劇、悲劇!
千葉県で1日、新型コロナウイルスに感染した11人の死亡と、1134人の感染が確認された。県と千葉市、船橋市、柏市が発表した。死亡した1人は船橋市の20代男性で、自宅療養中に容体が急変し、入院調整中の救急車内で心肺停止となり搬送先の病院で死亡が確認された。
関連記事
COVID-19ワクチンより人間の免疫は桁違いに効果的との研究報告(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/831.html
※週刊文春 2021年9月9日号 各紙面クリック拡大
河野太郎大臣パワハラ音声 官僚に怒鳴り声「日本語わかる奴、出せよ」
https://bunshun.jp/articles/-/48318
2021/09/01 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2021年9月9日号
9月29日に自民党総裁選が迫る中、世論調査で「次期首相1位」に挙げられる河野太郎ワクチン担当相兼規制改革担当相(58)。8月24日に行われたオンライン会議の場で、資源エネルギー庁の幹部職員にパワハラを行った疑いがあることが「週刊文春」の取材でわかった。
ワクチン政策も取り仕切る河野氏 ©文藝春秋
会議には河野氏のほか、内閣府の山田正人参事官と、エネ庁の山下隆一次長、小澤典明統括調整官の3名が参加した。「週刊文春」はこの会議の様子を録音した約28分間の音声を入手。河野氏が山下氏と小澤氏を大声で怒鳴りつける様子が収録されていた。
議題となったのは、3年に一度見直しが行われる「エネルギー基本計画」だ。10月の閣議決定を目指す中、エネ庁は8月4日に素案を発表していた。
エネルギー基本計画の素案
経産省関係者が語る。
「エネ庁の素案では、2030年に総発電量のうち、再生可能エネルギーの比率を『36〜38%程度』にすると記されています。これは2019年度の実績(約18%)の2倍に相当する、極めて高い目標値です。ただ、規制改革相として再エネ推進に取り組む河野大臣は『36〜38%』が『上限』ではないという意味で、『36〜38%以上』と明記するよう求めてきました」
会議の場で行われたのは、「程度」と「以上」という文言を巡る攻防だ。
河野「日本語では、36〜38以上と言うのが日本語だろ」
小澤「え、え、えっと。えっとですね、政策的な裏付けを積み上げてですね……」
必死で「程度」という文言について説明しようとする小澤氏に対して、河野氏はあくまで同じ言葉を繰り返す。
河野「だから36〜38以上だろ!」
小澤「いや、積み上げて36〜38程度……」
河野氏はなおも説明しようとする小澤氏の発言を遮り、ドスの利いた声でこう怒鳴った。
河野「積み上げて36〜38になるんだったら、以上は36〜38を含むじゃないか! 日本語わかる奴出せよ、じゃあ!」
河野大臣の“ダメ出し”は13回に及んだ
前出の経産省関係者が嘆息する。
「『36〜38%』という数字が『上限』でないことは素案に明記してありますし、『以上』という文言を入れれば、産業界に『最低でも38%は達成するだろう』と誤ったメッセージを与え、企業の設備投資などにも大きな影響を及ぼしてしまいます」
そして、官僚に対する激しい言葉はこの後も続き、怒鳴る場面もあった。官僚の言葉を遮るように、「はい、次」「はい、ダメ」と連発される“ダメ出し”は計13回にも及んだ。
パワハラ問題に詳しい佐々木亮弁護士が語る。
「『日本語わかる奴、出せよ』などの発言はパワハラに当たる恐れがあります。厚労省が作成したパワハラの指針では、『精神的な攻撃』という欄で、『人格を否定するような言動を行うこと』と明記されていますが、これに該当するでしょう。こうした高圧的な振る舞いが常態化した場合、官僚からパワハラで訴えられる可能性も出てきます」
2009年には総裁選に出馬(左から西村康稔、河野太郎、谷垣禎一各候補) ©共同通信社
経産省に書面で尋ねると、こう回答した。
「各省協議を行っている最中であり、どの省庁とどのような協議を行っているかなど、各省協議についてコメントすることは控えさせていただきます」
河野氏にも書面で事実関係を尋ねたが、期日までに回答はなかった。
9月1日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および、9月2日(木)発売の「週刊文春」では、件のオンライン会議の席上、河野氏が官僚の説明に耳を傾けず、約28分間にわたって大声を張り上げる様子を詳報している。さらに、「週刊文春 電子版」では、音声も公開している。
【パワハラ音声入手】菅「錯乱」と河野パワハラ音声
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) September 1, 2021
深層レポート 日本中枢の崩壊 #週刊文春https://t.co/0DGEr5t6NP
#河野太郎パワハラ#自民党政治を終わらせよう https://t.co/BBdjtNzi1L
— snow (@snow_0166) September 1, 2021
#無能ワガママぼんぼん https://t.co/Ubsz318UVW
— 漆黒 (@freemababa) September 1, 2021
河野太郎を首相にしたくない派閥のしかけた罠だろ。おそらく菅義偉の取り巻き https://t.co/d7w14UriCt
— 丸井輪太郎6 (@41kfLkhuu2lHZfI) September 1, 2021
総裁選で自民党のテレビジャックが始まった!『ひるおび!』などワイドショーはコロナ対策放置、国会拒否を批判せず総裁選候補PR
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2021.09.02 総裁選で自民党のテレビジャックが始まった!『ひるおび!』は総裁選候補PR リテラ
TBS『ひるおび!』9月2日放送より
菅義偉首相の醜い悪あがきが止まらない。自民党総裁選で一騎打ちになると見られている岸田文雄・前政調会長が掲げた党改革案を骨抜きにするべく「二階外し」に動いたかと思えば、突如「9月解散」説が急浮上。今度は「6日の党役員人事で河野太郎氏を要職で起用」という情報が駆け巡っている。
「9月解散」説については、菅首相が昨日1日朝に「解散ができる状況ではない」と打ち消したことからネット上では「スクープした毎日新聞の誤報」などとも言われているが、党内で渦巻く「総裁交代論」に焦った菅首相が奇襲作戦として解散に踏み切ろうとしたことは紛れもない事実だ。
「31日の夜に衆院議員宿舎内で二階俊博幹事長と会談した際、菅首相は総裁選を先送りにして解散する案を二階幹事長に伝えたと見られている。そして、菅首相の最側近である森山裕・国対委員長が9月解散案を認めたため、毎日が同夜にスクープとして報道。それを皮切りに各社が一斉に解散説を打った」(全国紙政治部デスク)
だが、この報道を受けて安倍晋三・前首相や麻生太郎・副総理が解散に反対する意向を菅首相に伝達。これによって菅首相は一夜で解散を否定せざるを得なくなっただけなのだ。
菅氏といえばこれまでも権力誇示・維持のために人事権を濫用してきた人物だが、コロナ対策が第一優先されるべきこの局面でも私利私欲を丸出しにし、解散権まで行使しようとしたとは──。しかも、菅首相は来週に二階幹事長を外すことを柱にした党役員人事と内閣改造をおこなう姿勢は崩しておらず、さらにはここで河野行革相や小泉進次郎・環境相らを要職に起用することでイメージ刷新を狙っているというのである。
まったく自己中にも程があるだろう。河野行革相は肝心のワクチン供給安定化の仕事も放り出してワクチン担当の立場を自身の売名に利用するばかりだとはいえ、ワクチン担当の大臣であることに変わりはない。さらに自治体ではいま、10月に深刻なワクチン供給不足が起こるのではと不安が広がっているという。そんな最中にワクチン担当の河野氏を党の要職に就かせるような人事を強行すれば、ますます混乱を引き起こすことになる。
菅首相は政権発足時、「国民のために働く。」なるスローガンを掲げたが、それがいかに嘘っぱちであったかはこの1年のあいだに周知された。だが、それがここまで明らかになっても、いまだに自分が延命することしか考えていないのだ。官房長官時代、菅氏は前川喜平・元文科事務次官について「地位に恋々としがみついていた」などと非難したが、いまの菅首相こそまさしくこの言葉のとおりではないか。
■『ひるおび!』は岸田文雄と高市早苗を生出演させて大はしゃぎ、無批判に「菅総理は闘争モード」と解説
だが、問題は国民をどこまでも蔑ろにする菅首相の姿勢だけではない。最大の問題は、このコロナ禍に国民を蔑ろにしつづける菅首相の姿勢を徹底批判することもなく、自民党の政局に丸乗りして大々的に報じるメディアの態度だ。
実際、報道番組もワイドショーもこの間、「急展開 菅総理 二階幹事長交代へ」「解散する?しない?総理“本音”は」「総裁選先送り? 岸田氏けん制 どうなる?衆院解散・総裁選」などとコロナ対策を置き去りにしていることへの批判もそっちのけで自民党の党内政局報道に終始。
なかでも、連日のように田崎史郎氏を出演させて党内政局の話題を熱心に取り上げている『ひるおび!』(TBS)の場合、昨日1日の放送では「目まぐるしく動く永田町」「総選挙を取り仕切る幹事長は誰に?」などと政局一色で、さらに本日2日放送では、総裁選の告示もまだされていないというのに、出馬に意欲を示している岸田文雄氏と高市早苗氏を生出演させる始末。菅首相による「総裁選先送りのための9月解散」説についても、「最近の菅首相は予測不能」「菅総理は闘争モードに入った」などと大はしゃぎで伝えた。
無論、これは『ひるおび!』にかぎったことではない。ほとんどの番組が菅首相の一挙手一投足をはじめ、自民党内の権力闘争にすぎない話題を無批判に垂れ流しつづけている。ようするに、まだ総裁選前だというのに、すでに自民党による「メディアジャック」がはじまっているのだ。
そもそも総裁選報道をめぐっては、自民党だけがクローズアップされるため、国政選挙の“事前運動”になりかねないものだとして批判されてきた。だが、2005年の総裁選でメディアが異常な熱狂ぶりで「小泉劇場」を垂れ流してテレビも新聞もたんなる自民党のPR機関と化したことに味をしめた自民党は、総裁選でメディアジャックをおこない、国政選挙の事前運動として利用してきた。
ようするに、菅首相によるここ最近の動きはメディアジャックを狙ったものでもあり、当のメディア側も、過去の反省もなくまんまとそれに乗っかっているのである。
しかも、今回、メディア側の罪がとりわけ深いのは、菅首相がコロナ対策を放り出して権力闘争に明け暮れていることを正面から批判しようとしていないことだ。
そのことを象徴するのが、野党4党が要求した臨時国会の招集を、政府・与党が拒否した問題だ。
■臨時国会の招集を政府・与党が拒否してコロナ対策を放棄している問題を批判しないマスコミ
本サイトでは繰り返し指摘してきたが、この臨時国会の招集要求は憲法53条に基づいたもので、衆参いずれかの総議員の4分の1以上から要求があった場合、内閣は臨時国会を招集しなければならないと義務づけられている。つまり、政府・与党は憲法違反を平気で犯しているのだ。
その上、現在は自宅で放置されているコロナ患者が全国で10万人を超え、自宅死の事例も増加するなかで臨時の医療施設の設置が叫ばれている。さらに、長引く緊急事態宣言によって企業倒産や生活困窮者も増加しており、喫緊の新たな対策が必要だ。これらの財政措置のためにも一刻も早く補正予算の編成をおこなうべく国会を開かなくてはならないことは言うまでもない。
ところが、その国会招集を政府・与党は拒否したというのに、テレビではこの問題について触れても、たんなる「永田町の動き」として処理。菅首相の周辺から「9月解散」説が出ても、その権力闘争の内幕を伝えるばかりで、解散権の行使によって11月まで国会が開かれず、追加のコロナ対策を盛り込んだ補正予算が先送りにされることの問題はほとんど指摘しようともしなかった。
国民の命と生活を守るためのコロナ対策を放棄する菅政権と自民党を批判するどころか、嬉々として自民党のPRに協力し、唯々諾々でジャックされてしまったメディア──。腐っているのは菅政権だけではなく、メディアも同じなのである。
(水井多賀子)
※2021年9月2日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大
※紙面抜粋
※2021年9月2日 日刊ゲンダイ2面
【こんな首相、見たことない】
— 笑い茸 (@gnXrZU3AtDTzsZo) September 2, 2021
憲政史上空前の悪あがきに国民はドン引き
日刊ゲンダイ pic.twitter.com/u312FLiRZf
※文字起こし
国民が切望している新型コロナウイルス対策に対しては後手後手の対応ばかりにもかかわらず、自民党総裁選となると次々と新たな悪知恵、策謀アイデアが浮かぶらしい。「令和のスガーリン」こと、菅首相のことだ。
17日告示、29日投開票と報じられる総裁選期日を控え、岸田前政調会長ら候補者が続々と名乗りを上げる中、菅が総裁選を先送りし、月内の衆院解散、総選挙に出る――との観測が永田町で流れたのが8月31日夜だった。
この突然の方針を聞いた党内は蜂の巣をつついたように大騒ぎ。最大派閥細田派の幹部会では、「あり得ない。阻止すべきだ」と怒りの声が続出し、別の党幹部も「衆院選は相当議席を減らすだろう」「菅は何を考えているのか」と猛反発したという。
総裁、衆院議員ともに任期が迫る中での前代未聞の展開にどうなることかと思っていたら、一夜明けた9月1日午前、菅は報道陣の囲み取材で、あっさりと「月内解散」を否定。「最優先は新型コロナウイルス対策だ。今のような厳しい状況では解散できる状況ではない」と説明し、総裁選について、「先送りも考えていない」と明言した上で、「そういう中で(衆院選などの)日程は決まってくるだろう」と答えた。
一方、週明け6日にも実施する意向と伝えられる党役員人事とそれに伴う内閣改造に関しては「(人事は)やる」と断言していたのだが、この二転三転するドタバタ劇、醜態は一体、何なのか。
権力が体に染み付いた「パワハラ・サディスト」
もっとも、当初から「解散、総選挙後の総裁選」というシナリオを描いていたのは菅だ。見立てでは、東京五輪のメダルラッシュ、お祭りムードの余韻が国民に残る中、9月5日のパラリンピック閉幕後に衆院を解散。総選挙で勝利を収めた勢いを保ったまま総裁選を行い、「無投票再選」を果たす腹積もりだった。
ところが新型コロナの感染拡大で歯車が狂う。新規感染者は増える一方、具体策は何も打てず、もっぱらワクチン頼みとなり、感染しても医療機関に入院できず、自宅待機中に亡くなる患者が続出し、世論の批判は急上昇した。
支持率は右肩下がりとなり、菅政権にとって最初の国政選挙となった4月の衆参3選挙(衆院北海道2区補欠、参院広島再選挙、長野補欠)は全敗。菅のお膝元である横浜市長選でも野党候補に敗れるなど、もはやレームダックに等しい状態となった。
勝利の方程式は完全に破綻したわけで、これでは党内から「菅では選挙を戦えない」と批判が出るのも当然だろう。マトモな政治感覚を持った首相であれば、総裁選で再選を狙うなんてとんでもない。「自分は総理総裁の器じゃなかった」と退くのが筋だが、権力欲が体に染み付いた「パワハラ・サディスト」はそんな気はサラサラない。出馬の可能性が報じられた下村政調会長を官邸に呼び出して“恫喝”し、下村に出馬を断念させたかと思えば、総裁選の公約で党役員任期の制限を打ち出した岸田前政調会長を“潰す”ため、菅政権誕生を主導した二階幹事長を“ぶった切る”奇策に出たのだ。総理総裁のイスにしがみつくためにあの手この手の浅ましさ。こんな首相、見たことがないだろう。
政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう言う。
「菅首相は権力志向の強い人です。かつて官房長官時代の菅首相と会った時、彼は『官邸には全ての情報が集まる。ヒラの大臣より面白い』と話していました。情報、つまり権力を握ることが快感なのでしょう。官房長官の上といえば、首相しかいませんから、絶対に離したくない。そういう姿勢が今回の件にはよく表れていると思いますね」
禁じ手とルール破りを犯して地位にへばりつく卑しさ |
「『国民のために働く』ではなく、『自分のために働く』だ」
自民党内からは、菅に対してこんな声が出ているらしいが、そもそも、総裁選を目前に控えながら、幹事長を含む党役員人事に手を突っ込むこと自体が異例、異様なのだ。総裁選で自身が負けたら、また役員人事をやり直すことになるし、さらに言えば、総選挙後の役員人事だってどうなるのか分からないだろう。
国民ウケを狙った選挙のための「化粧直し」は明らかで、まさに権力にしがみつくためなら何でもあり。憲政史上空前の悪あがきともいえる愚行に多くの国民はドン引きしているに違いない。
菅は官房長官時代、加計問題で「総理の意向」と記した文書を「本物」と認めた前川喜平・元文科次官に対し、会見で「地位に恋々としがみついていた」と強く批判していたが、今の菅の姿は「地位に恋々としがみついている」なんてものじゃない。あらゆる禁じ手を繰り出し、ルール破りを犯してでも地位にへばりつきたい。そんな卑しい品性が透けて見えるではないか。
もがけばもがくほど、菅は泥沼にはまるとしか思えないが、摩訶不思議なことに菅本人に辞めるという選択肢はないらしい。自身の限界すら見えていないのだから、何をやっても裏目に出てガンジガラメになるのは当たり前。コロナ対策が機能停止に陥っているのも当たり前で、外交でもアフガン退避失敗の件がいい例だ。タリバンが首都カブールを制圧した際、現地職員について与党から問われた菅の様子は「ほとんど関心がなかった」と報じられている通り、関心があるのは私利私欲、保身だけ。こうなると、菅を辞めさせるには自民党員総がかりで羽交い締めにするか、自爆解散しかない。
菅は首相に就く以前から無能だった
自身の責任をホッタラカシにして権力維持に固執する姿には呆れるしかないが、そんな男を「たたき上げの苦労人」「パンケーキ好きの気さくな政治家」などと持ち上げた自民党にも問題があるだろう。
今ごろ、大慌てで「菅では勝てない」「何を考えているのか」などと、まるで「殿ご乱心」のように驚いているが、菅の性格は、もともとが「パワハラ・サディスト」だ。「岸田潰し」や「二階外し」だって、ある意味、予想されたこと。昨秋の総裁選でも、菅はフジテレビの番組で、政治決定に反対する官僚について「異動してもらう」と冷徹に言い放っていたではないか。つまり、有能な政治家が首相になって突然、無能になったわけではない。首相に就く以前から無能は明らかで、その本性が国民の目に触れる首相となって広く知れ渡ったに過ぎないのだ。
繰り返すが、官房長官として安倍前政権の公文書隠蔽、改ざんの揉み消しに手を貸し、人事権を盾に歯向かう官僚らを恫喝してきた「パワハラ・サディスト」の無能男を総理総裁にしたのは他ならぬ自民党なのだ。
政治評論家の小林吉弥氏がこう言う。
「何が何でも権力の座にしがみつこうとする菅首相の姿は呆れますが、自民党内から『この国難を変える』という声が出てこないのも情けない。だから、菅首相も『この様子なら俺が総裁選で勝てる』と高をくくっているのでしょう。レベルの低くなった今の政治家、政党の実相が透けて見えます」
「自分が生き延びるための菅ファーストだ」などと怒ったところで、野党が求める臨時国会の開催すら応じず、新型コロナ対策そっちのけで総裁選に血道を上げている党の姿勢はしょせん、菅と同じ穴のムジナ。
置き去りにされた国民が求めているのは一刻も早い菅退陣と自民党の下野だ。
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