★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年8月 > 27日07時35分 〜
 
 
2021年8月27日07時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 相変わらずプロンプター棒読みの菅が「光は見え始めている」どこが!(まるこ姫の独り言)
相変わらずプロンプター棒読みの菅が「光は見え始めている」どこが!
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/08/post-a526a0.html
2021.08.26 まるこ姫の独り言


会見があるというものの、すっかり忘れていた。

その後、報ステでちらりと見たのが、相変わらずプロンプター棒読み.。

体が右へ向けばじーと右ばかり向き、左へ向けばじーと左ばかり向いて読み上げるだけ。

あれじゃあ、めちゃくちゃ不器用なマリオネットだ。

菅はプロンプタ―しか目に入らないらしい。


安倍は嘘付きで卑怯者としての印象しかないが、少なくともプロンプターを見る際には不自然に映らないように自分を演出していた。

ところが菅の場合、会見を開けば開く程、能無し感が際立ち、どんどん下手になっている印象しかない。

見る価値がない程、覇気が感じられないしメリハリもないし訴える力がないから、何一つ、この人の言う事を聞いてみよう、信用して見ようという気持ちにはならない。

勿論、プロンプターの読み上げ部分で、「光は見え始めている」何を根拠に「光は見え始めている」と言えるのか。

ワクチンの接種が進んでいるからと言うが、それが「光は見え始めている」には繋がらないのが今の現状だが、ワクチンにすがるしかない菅。

デルタ株の猛威の中で「光は見え始めている」と語った菅首相
   8/26(木) 5:50配信 Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE

>「光ははっきりと見え始めている」。菅首相はこの日もワクチン接種の効果に期待を示した。

>ただ日本で接種が進められているワクチンには「デルタ株にも明らかな効果があり、新たな治療薬で広く重症化を防ぐことも可能」だと強調。


ワクチンが当初言われていたほど、絶対的な効力がない事も分かって来たし、ファイザー製のワクチンは3カ月で効果が薄まるとも報道されている。

ワクチン一択・至上主義は無能だからだ。

有能な人間だったら、最悪の事態に備えた選択肢を用意するだろう。

五輪が発端で感染爆発をしたと多くの人は思っているが、菅やその周辺は頑として「五輪は関係ない」

それを認めたらパラリンピックが開催できないから、ここまで頑固に言い張るのだろうが、今、東京都でどれだけの人が医療もまともに受けられず自宅に待機させられているか、自分の目で見るべきだ。

コロナの感染が伝えられて1年半以上もたっているのに、中国がやったような野戦病院を作り、感染者を救う発想が未だない日本。

武漢はコロナの感染拡大が言われた途端、患者を収容するためにプレハブ小屋をどんどん建てていき、あっと驚く展開の速さ。

日本はこれだけ日数が立っても、ワクチンの接種も半数いかず、PCR検査不要論を言う有名人は未だにいる。

そしてワクチンさえ打てば感染者が画期的に減ると思っている。

他国がワクチンを打っても感染拡大をしている現実を絶対に見ようとしない菅政権。

ワクチンを打っても3カ月程度で効果が薄れるとの報道は、眼中にないのだろう。

「国民の命と健康を守る義務がある」総理が、こんな単細胞でいいのだろうか。

「光は見え始めている」は何をもって言えるのだろう。

私には安易に気休めを言っているとしか思えない。

それか自分自身の切なる願望かもしれない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/713.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 横浜市長選で「菅NO」が明らかなのに…それでも自民は衆院選を菅首相で戦うのか 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



横浜市長選で「菅NO」が明らかなのに…それでも自民は衆院選を菅首相で戦うのか 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/293879
2021/08/27 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


故・小此木彦三郎衆院議員の墓参りをする菅首相(左)。落選し、引退表明をした小此木八郎氏(C)日刊ゲンダイ

 横浜市長選挙で菅首相が支援した小此木八郎前国家公安委員長(56)が敗れた。

 菅首相は議員になる前は小此木氏の父で衆院議員だった故・彦三郎氏の秘書を務めた。昨年9月の自民党総裁選挙で菅氏の選挙対策本部長を務めた八郎氏は、菅首相にとって側近中の側近と言っていいだろう。

 今回の横浜市長選挙はカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致が争点だった。

 小此木氏も、当選した新人で立憲民主党が推薦した山中竹春氏(48)も共にIR反対を掲げていたため、主たる争点は新型コロナウイルス対策となり、それは菅内閣の信任を問う選挙でもあった。

 横浜市長選挙をめぐるJNNが行ったインターネット世論調査によると、菅内閣を支持するかについて、支持が24%だったのに対し、不支持は64%だった。つまり、「菅内閣NO」が小此木氏敗北の原因のひとつとなったのである。

 こうした結果を招くであろうことは、これまでの世論の動向で十分予想された。

 自民党政権に対して比較的好意的とみられる読売新聞が行った8月上旬の世論調査の結果として、「菅首相にどのくらい首相を続けてほしいか」との問いに対し、「すぐに交代してほしい」が18%、「今年9月の自民党の総裁任期まで」が48%で、「9月の総裁任期までの交代を求める人」は計66%に達した、と報じられた。

「次の首相には、誰がふさわしいと思いますか」の問いでは、石破茂(19%)、河野太郎(18%)、小泉進次郎(17%)、安倍晋三(10%)の4氏が続き、現職の菅首相は3%だった。国民は菅首相には、もうバイバイと言っているのである。

 だが自民党内はどうか。依然として菅首相を自民党総裁として担いでいこうという流れが主流のようだ。小泉氏は総裁選挙で菅首相の再選を支持する考えを示し、石破氏も会見で「私がやると言うべきでない」と述べ、菅氏の総裁再選支持を表明した。

 自民党は次の衆院選挙で本当に菅氏を自民党総裁として選挙を戦うつもりなのか。

 2017年の衆院選挙では、菅氏、小此木氏は極めて強い結果を残している。

 菅氏は、神奈川2区(横浜市西、南、港南区)で57%、小此木氏は同3区(横浜市鶴見、神奈川区)で50%の票をそれぞれ獲得して圧勝した。ところが今回の市長選挙では、この2人がタッグを組んで惨敗したのである。菅氏が総裁で戦えば自民党は打撃を受けることが十分予想される。

 自民党よ、それでも菅首相で戦うというのか。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/714.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅義偉政権「敗北覚悟のブチ切れ解散」断念の舞台裏 横浜の惨敗でついに「キレた」…解散未遂の夜(FRIDAY)
菅義偉政権「敗北覚悟のブチ切れ解散」断念の舞台裏 横浜の惨敗でついに「キレた」…解散未遂の夜
https://friday.kodansha.co.jp/article/201179
2021年08月25日 FRIDAYデジタル

政権発足以降、支持率をぐんぐん下げ続けている菅義偉首相が、ついに「解散」を決めた…という情報が永田町を駆け回った。

史上最長だった安倍晋三による疑惑まみれの政権を引き継ぎ、「仕事をする叩き上げ」として誕生した菅政権。当初は「パンケーキおじさん」「苦労人」などと持ち上げられ前任の「世襲ブルジョワ」との対比もあって、けっこうな人気だった。わずか11ヶ月前のことだ。


ついに「ブチ切れ」た菅義偉首相。最後の手段「ブチ切れ解散」で、「菅下ろし」の沈静化を図るが…背景にうっすら見えるのは「次期総裁」候補の岸田文雄政調会長 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

新型コロナ対応の失敗にともなって、発信力の低さが取り沙汰された。内閣支持率が下がるなか、8月22日の横浜市長選挙で、菅首相が全面支援を打ち出した腹心・小此木八郎前国家公安委員長が大敗、ついに「ブチ切れ」た。「菅の顔では選挙を戦えない」という党内の声に抗うため、解散という伝家の宝刀を抜く…という話が聞こえてきたのだ。

五輪強行に続き「解散」恫喝を狙う

自民党有力幹部が言う。

「菅総裁と二階幹事長が、党本部で今後の政治日程を詰めることになりました。が、その中身は総裁選飛ばしのための解散総選挙。その時期を話し合うことになります。安倍、麻生、二階のトロイカが必死に『菅下ろし』の声を封じ込めようとしているのですが、国会議員383票、党員383票が菅首相に向かず、どのような投票行動になるのか、今やまったく読めない。このことに執行部はかなり慌てているんです」

党内ガバナンスの回復と、立憲民主党と共産党の選挙協力を阻止するため、9月の早い段階に臨時国会を開き解散を宣言することで、菅首相が自民党を掌握する…そんな強硬手段に打って出るのでは、というのである。

総理の椅子にしがみつくために、この国難の時期に解散とは。

「こんな身勝手な解散宣言を国民が許すわけありません」(自民党関係者)

早期解散作戦を封じられ命脈が尽きた

「今解散をしたら、新型コロナの政府対策に不満が爆発して『菅拒否票』が吹き出した横浜ショックの二の舞だ。しかも、緊急事態宣言地域を拡大した直後では、感染症対策を政府が放棄したと捉えられる。『勝てない勝負』になるのは、火を見るより明らか」(自民党閣僚経験者)

コロナ禍の総選挙、自民党は圧倒的に分が悪いと予想されている。早くから「自公で過半数維持」とハードルを下げていたが、いまやその程度ですむ状況ではない。東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏だけで40議席減、全国では60以上の議席を失うという絶望的な選挙予測になっている。

「自民党始まって以来、最大級の逆風選挙になりますね。安倍チルドレンをはじめとする3回生がバタバタ落ちていきますよ。ベテランだって、落選の可能性があります。今、解散をちらつかせるのは策略です。『選挙前に総裁選を行い、新政権を発足させて選挙に挑みたい』という中堅、若手議員の意見を封じ込めようとする策略でした。

けれどもそれも通らなかった。24日夜、菅首相は党内世論に抗し切れず、早期解散を断念させられることになった」(自民若手議員)

起死回生の「ブチ切れ解散」を封じられた菅首相。解散はあっけなく撤回させられた。菅首相の「最後の手段」は未遂に終わった。

10月総選挙でも有権者は忘れない

「苛立つと周囲を怒鳴りつけ、キレると手がつけられない」とも言われる菅首相。

「いまや、菅首相の唯一の話し相手で知恵袋といわれた和泉洋人首相補佐官とでさえ、会話が途切れています。菅シンパの議員からは、電話やメールで様々なサゼスチョンがありますが、こうした連絡も遮断し、返信していません。ここまで頑なになってしまったら、アンコントロールから滝壺に落ちていく最悪の事態を招くことになってしまいます」(官邸スタッフ)

感染の拡大が止まず、まもなく小中高校の夏休みが明ける。懸念される「子ども感染」のリスクが大きくなる。昨年春からキャンパスに通えていない大学生、店を開けられない飲食店…。なにより、医療に結びつけず、自宅で療養している国民も多い。

「衆院総選挙を10月に先延ばししたのは、ワクチン効果によって事態が好転しているだろうと期待しているからです」(自民関係者)

これが、菅首相が考え抜いた「政権延命の唯一の道」だったのだ。しかし、菅・二階の狡猾は有権者に見抜かれている。

「今ごろになってようやく、酸素ステーションを設置しました。感染症法に基づく民間医療機関への協力要請などは半年前にやっておくべき施策です。安倍・菅の自民政権がコロナ禍に行った国民軽視の政府対策を、有権者が忘れることないでしょう…」(公明幹部)

「ブチ切れ解散」もできず、延命のために選挙を弄する。総選挙がいつであれ、菅首相は強制退場させられることになるかもしれない。

取材・文:岩城周太郎写真:代表撮影/ロイター/アフロ



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/715.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相の手法は戦略も戦術も定見もなく「おかしい」尽くし 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)



菅首相の手法は戦略も戦術も定見もなく「おかしい」尽くし 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/293826
2021/08/26 日刊ゲンダイ


もともと人に任せることが出来ず独断専行押しつけタイプ(菅首相)/(C)JMPA

 22日の横浜市長選で菅義偉首相の支援を受けた小此木八郎前国家公安委員長が惨敗した原因について、自民党中堅議員に尋ねると、「彼我の現地司令官の違いだ」と言う。

 立憲民主党側の司令官は江田憲司代表代行で、山中竹春候補を発掘し、共産・社民両党や連合も支援する事実上の野党統一候補に仕立て上げ、しかも裏では「ハマのドン」と言われる藤木幸夫やカジノ住民投票署名運動の岡田尚代表らと手を結んで勝てる構図をつくり上げたのは見事だった。

 で、小此木側の司令官は坂井学内閣官房副長官だったのか。

「いや、坂井は自民党横浜市連会長だから、形の上ではそうだが、実際は菅首相ご本人。首相はもともと人に任せることができず、独断専行して上から目線で押しつけるタイプ。ましてや横浜は自分の牙城で、自民系市議36人の中に自分の秘書経験者が5人もいるので、意のままに動かせると思っている。それが今回、裏目に出た」と彼は言う。

 そもそも、前回市長選で「IRは白紙」と訴えて3選を果たした林文子前市長を、任期途中で無理やりIR賛成に転向させたのは菅自身。だったら今回も林を支持しなければおかしいが、高齢だ、多選だなどと言って林を見限った。だったらすぐにでも別の候補を立てなければおかしいのだが、それができずにモタモタするうちに、林がムキになって立候補を表明。それを見て今度は小此木が閣僚の座を捨てて立候補し、しかも「IR反対」で打って出ることに。菅と小此木は、故小此木彦三郎衆議院議員の秘書と三男として兄弟のような関係なので、「出るのだったらIR反対は取り下げろ」と説得しなければおかしいが、それにも失敗。すると何と驚いたことに、自らのIR推進の立場に触れないようにしながら小此木支援を打ち出した。

 明らかに政策などどうでもいい、横浜での自分のメンツを救うために恥も外聞もなく“勝ち馬”に乗ろうとしたのである。だったら何が何でも小此木を勝たせなければおかしいが、大敗してしまった……。

 前出の自民党中堅議員が言う。

「戦略も戦術もなく、思想も定見もなく、ただ単にその場その時の思いつきで右往左往しているだけ。周りにも選挙民にもそれが透けて見えているのに、ご本人は『最高権力者は俺だ。俺の言う通りにしろ』とほえてばかりいる。これでは自民党はおしまいです」と。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/716.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 三馬鹿トリオ<本澤二郎の「日本の風景」(4187)<安倍・森・菅から今は小池・丸川・橋本のフクシマ隠しの4兆円五輪賭博>
三馬鹿トリオ<本澤二郎の「日本の風景」(4187)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30276303.html
2021年08月27日 jlj0011のblog


<安倍・森・菅から今は小池・丸川・橋本のフクシマ隠しの4兆円五輪賭博>

 昔の自民党組織は、いい加減なもので、党本部職員も「給仕扱い」だった。鹿児島から上京した小泉純也もその一人だった。純一郎の父親である。今の同党事務総長で、同党きっての元宿・金庫番は、そのころ党本部8階の名簿センターでアルバイトをしていた。同党本部はその後に、大学卒を試験して採用された者たちが、給仕からスタッフの地位を獲得、少しはましな組織となった。そんな大卒一期生の元自民党本部職員が、このところ「三馬鹿トリオ」を連発するようになった。

 「安倍・森・菅か」と確認すると、首を横に振った。フクシマ東京電力原発放射能隠しの、4兆円五輪賭博の推進者の「小池・丸川・橋本」だというのである。

 国民は新型コロナという疫病に襲われて、老いも若者も命を守るために必死である。医療の世話になれなくて、自宅療養中に二つとない命を奪われている市民も少なくない。「明日は我が身」か?仕事を失った市民は、塗炭の苦しみを受けている。誰も否定できない事実である。

 したがって、311で被ばくした母子家庭の悲劇は、筆舌に尽くせないほど計り知れない。顔で笑って、心は地獄なのだ。

 それをよそに、4兆円五輪賭博に狂奔する小池・丸川・橋本は、確かに狂っている。

 念のため、三馬鹿トリオを評してもらった。

 「カイロ大学を首席で卒業したと経歴詐称までしてのし上がった人物で、到底小池を評価など出来ない。丸川はテレビ局のキャスター崩れ。政治の勉強をしていない。ことなかれ主義で、国民国家のためではなく、自分のため。橋本は五輪に3回出ただけの女。ガバナンスは無理。勉強などしていない。世の中の常識を知らない。第一、アスリートが政治の世界に出ているなどという例は、日本だけ。自民党が腐りきっている証拠だ。自民党を叩き潰さないと日本はおしまいになる」とぼろくそに採点した。

 心底から納得したい。菅に夢を託す日本人がいるのかどうか。日本に多少の期待を抱いて暮らしている外国人の多くも、いまでは悲嘆に暮れている。

<小池都知事に直訴!公園協会職員S・T君の養育費支払義務違反正せ!>

 この機会に小池百合子都知事にお願いしたいことがある。

 都の外郭団体の、東京都公園協会の幹部職員のS・T君のことである。東京都の職員給与は、かなり高額であると自民党秘書らから、何度も聞いたことがある。「都議の利権アサリは国会議員以上だ」とも。都議も職員も、都民が反発するほど給与が、恐ろしく高く恵まれている。

 伏魔殿・東京は、石原慎太郎時代から変わっていない。そんな時、小池は「石原の膿を除去する」などと公約して、都政を担当した。都議会・都職員をシャンとさせる、というものだったはずである。

 そこでS・T君の話になるのだが、彼には11歳になる子供がいるが、養育費を払っていない。動物以下の職員ではないだろうか。母子家庭の大半が、生活苦で苦しんでいる元凶・原因なのだ。心中する家庭もある。都職員レベルの高給を懐に入れているS・T君の場合、養育費支払い義務を果たせる力が存分にあるだろう。国民はみなそう考えている。

 小池さん!都政刷新の一環として、直ちに東京都公園協会のS・T君の養育費支払い義務を、都知事として指示してもらいたい。当方は既に同協会広報G氏に問い合わせたが、彼は「業務以外」を口実にした官僚隠ぺい方式で逃げを打ってきた。許しがたいことである。

 不埒な都職員一掃の一環として勇断を振るって、母子家庭にローソクを灯してもらいたい。結果が出るまで、引き続き監視を続けたい。心から善政を期待したい。

 最近、また体調の悪化を心配する報道が出た。精密検査をするといい。2011年3月15日に相当量の放射能が首都圏に襲い掛かっていたことを、最近になって知った。私事だが、翌年妻の咳が止まらなくなった。精密検査で肺腺癌の悪化が判明したが、すべて手遅れだった。時事通信OBの長沼節夫氏も、あわれ急性白血病で亡くなった。

 311との因果関係が大ありだ。フクシマに限らず、首都圏の沢山の人が亡くなっていると見たい。原子力ムラの圧力を排して、東京都としてまともな死因調査をしてはどうか。ここにきてまた、週刊誌がすごい見出しの記事を書いた。

<創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?>

 確かに安倍晋三のように、犯罪事件から逃げることが出来ても、核放射能被ばくからは、誰も逃げることが出来ない。小池さん!遠慮せずに精密検査を受けることを勧めたい。

 ワクチンは打たれたか。異物混入事件が、いま新たな不安を国民にかき立てている。これも深刻だ。4兆円五輪賭博に浮かれている日本国民はいない。世界から「日本馬鹿」との嘲笑が聞こえてきている。

2021年8月27日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

<児童虐待は生活環境悪化が背景か>

(読売)全国の児童相談所(児相)が2020年度に対応した18歳未満の子どもへの虐待件数は、前年度比6%増の20万5029件(速報値)で、初めて20万件を超えたことが27日、厚生労働省の集計で分かった。


関連記事
創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?(デイリー新潮)
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/709.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/717.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 9.29自民総裁選に安倍前首相「暗躍説」 候補4人の乱戦で菅首相“批判票”分散狙い(日刊ゲンダイ)





9.29自民総裁選に安倍前首相「暗躍説」 候補4人の乱戦で菅首相“批判票”分散狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293929
2021/08/27 日刊ゲンダイ


安倍前首相が糸を引いている?(C)日刊ゲンダイ

 予定通り「9月17日告示、29日投開票」の日程で行われることが決定した自民党の総裁選。党内には「菅首相では選挙を戦えない」という空気が蔓延している。しかし、「俺は勝負に強い」が口グセの菅首相は強気の姿勢を崩さず、菅陣営は“再選戦略”に自信を持っているという。

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

  ◇  ◇  ◇

 はやくも総裁選の“争点”は、「本当に菅首相で衆院選を戦うのか」になりつつある。

「9.29総裁選の最大の特徴は、いわゆる“人気者”が一人も手を挙げないことです。世論調査で“次の総理になって欲しい人”の上位は、石破茂氏、河野太郎氏、小泉進次郎氏の3人ですが、3人とも出馬しそうにない。現職閣僚の河野氏、進次郎氏の2人は、総理大臣が再選を目指しているのに、まさか弓を引くわけにはいかないし、石破さんも“不出馬宣言”しています。もし“選挙の顔”になれる石破さんや河野さんが手を挙げたら、衆院選が迫っているだけに雪崩を打ったはずです。でも、人気者は誰も出ない。総裁選は、人気投票で“下位”の候補者だけの争いになる。菅陣営は、そこに勝機を見ています」(自民党事情通)

 総裁選は<菅首相vs岸田元外相>の一騎打ちが想定されていた。ところが、下村政調会長と高市前総務相の2人も出馬しそうだという。これまで20人の推薦人を集められそうにないとみられていたが、2人とも20人確保のメドがついたという。

「批判票」の分散

 このままいけば、総裁選は候補4人の乱戦になる可能性が高い。菅陣営にとって“候補乱立”は理想の構図だという。菅首相vs岸田元外相の一騎打ちだと、“反菅票”が岸田元外相に集中してしまうが、候補乱立になれば“菅批判票”が分散されるからだ。

「“政界一、話のつまらない男”とされる岸田さんの頼りは、“菅批判票”です。“反菅票”が分散されてしまうのは痛手でしょう。菅さんの周辺は、地味な岸田文雄氏や下村博文氏、実績ゼロの高市早苗氏と並んだら、菅さんのダメさ加減も薄まると計算しているようです。実際、4人が並んだら、“これなら菅首相でもいいか”となっておかしくありません」(政界関係者)


「菅vs岸田」の一騎打ちにはしたくない(左上から時計回りに、菅首相、岸田元外相、下村政調会長、高市元総務相)/(C)日刊ゲンダイ

安倍前首相は下村、高市両氏の親分

 菅首相を利することになる候補乱立は、キングメーカーをもくろむ安倍前首相が絵図を描いているのではないか、という臆測が飛び交っている。

「下村氏も、高市氏も自力で20人の推薦人を集めるのは難しいはずです。2人の親分である安倍さんが推薦人を“貸す”のではないか、という話が流れている。それに安倍さんが“絶対に出るな”とクギを刺せば、2人とも出られないでしょう。出馬するということは、安倍さんの了解を得たということだと思う。やはり安倍さんと菅さんは一蓮托生、菅首相を推しているのではないか」(自民党関係者)

 菅首相周辺は「総裁選の頃には、新型コロナの感染者は急減している」「第5波が収まれば支持率は回復する」と楽観視しているという。パッとしない4候補の戦いでは、菅首相再選の可能性はゼロではない。しかし、それで衆院選を戦えるのか。



【古賀茂明】自民党総裁選 菅首相VS岸田元外相なら不人気投票!?【ONEPOINT日刊ゲンダイ】

2021/08/27 日刊ゲンダイ

9月17日告示、29日投開票の自民党総裁選日程が決まった。早速、岸田文雄元外相(64)が出馬表明し、菅義偉首相(72)も出馬の意向。元経産官僚の古賀茂明氏は「最も見たくない総裁選。不人気投票をやっている場合か」とバッサリだ。下村博文政調会長(67)、高市早苗前総務相(60)は立候補できるのか? 世論人気の高い石破茂元幹事長(64)は? 新型コロナの感染拡大の中で総裁選をやりきれるのか?【チャンネル登録、よろしくお願いします!】※2021年8月26日収録

◆古賀茂明氏の日刊ゲンダイ掲載コラムはこちらで
  https://www.nikkan-gendai.com/articles/authors/343
◆「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」はこちらで
  https://lounge.dmm.com/detail/1504/



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/718.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 横浜市長選の結果が示す自民党基盤の瓦解 コロナが炙り出した統治の腐敗 衆院選の大荒れは必至(長周新聞)
横浜市長選の結果が示す自民党基盤の瓦解 コロナが炙り出した統治の腐敗 衆院選の大荒れは必至
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/21629
2021年8月26日 長周新聞



 首相・菅義偉のお膝元でもある横浜市長選で、首相官邸が全面支援した小此木八郎(元国家公安委員長)や、菅に見捨てられた現職の林文子が惨敗し、野党が担ぎ上げた山中竹春(元横浜市立大学医学部教授)が大差をつけて当選した。8人も立候補した今回の市長選では、かねてから市民の反対世論も強かったIR(カジノ含む総合リゾート)誘致の是非が問われ、その他にもコロナ禍において他より遅れていたワクチン接種等の行政対応、旧市庁舎の売却や将来的な水道民営化など、310万人もの有権者を抱える都市の運営を巡って、その舵取りを誰に委ねるのかが問われた。政府あげて推進してきたIRは、選挙の結果を受けて名実ともに白紙撤回に追い込まれ、なおかつ衆院選を控える自民党にとっては肝いりで担ぎ上げた小此木八郎がまるで歯がたたず、すさまじい逆風に晒されていることを突きつける結果となった。

 横浜市へのIR誘致については地元でも反対世論が根強く、2017年の前回選挙において林市長は「白紙」を掲げて3選を果たしていた。ところがその後、横浜市に影響力を持つ菅官房長官(安倍政府当時)とのつながりのもとで推進する動きを見せ、2019年8月に正式に誘致を表明していた。今年6月には2グループが事業計画を提出し、市長選後の9月には第5回事業者選定委員会が開かれ、来年春には事業者を決定するスケジュールとなっていたが、土壇場で選挙によって覆された。

 IRとは、カジノを含む総合型リゾートで、安倍政権においてアベノミクスの成長戦略の一つとして位置づけられ、それまで刑法の賭博罪などで禁止されていたカジノを合法化するために、2016年12月にIR推進法が、2018年7月にはIR整備法が成立。大阪、長崎、和歌山、横浜が名乗りを上げていた。東日本唯一の立候補となった横浜・山下埠頭への誘致については、安倍政府のもとで官房長官をつとめていた菅義偉の肝いり事業と見られ、地元家老だった林文子市長が立場を変節させながらというか、世論を欺きながら推進し、いわば強行突破をはかってきたものだった。

 これに対して、地元で絶大な影響力を持つ“ハマのドン”こと横浜港ハーバーリゾート協会会長の藤木幸夫氏(91歳)らがIR誘致には猛烈に反対し、今回の選挙ではかねてよりバックアップしてきた菅、小此木といった地元横浜を地盤とする自民党代議士たちと袂を分かち、恩を仇で返した「嘘付き」こと林文子についても灸を据え、立憲民主党や社民党、共産党、連合が推したIR誘致反対を掲げる山中竹春陣営の応援に加わるなど、これまでにない共闘体制も見られた。選挙では、菅からも切り捨てられた林文子と、泡沫に終わった元衆院議員のみがIR誘致賛成を掲げ、菅義偉が全面支援した小此木自身も苦し紛れにIR反対を叫びつつ選挙をたたかうという奇妙な構図となった。

 IRを巡っては、約20万人の署名を集め、住民投票の実施を求める市民運動も起こっていたが、自民党多数の議会で否決されるなどしていた。

 しかし、最終的には今回のコロナ禍における有権者の自民党嫌悪が渦巻く選挙一発でケリがついた。街の未来を博打に委ね、民意に背く政治家たちの暴走は、結果として手痛いしっぺ返しを食らうこととなった。

菅首相のお膝元で  自民支持層の自民離れ


山中竹春(左)、小此木八郎

 市長選には与野党ともに乱立にも見える8人が立候補した。自民党系では現職の林文子、首相官邸の大本命・小此木八郎。それに対して野党系や自民批判の受け皿となったのは、当選した山中竹春のほかに、元長野県知事の田中康夫、元神奈川県知事で民主党や維新などの政党を転々としてきた松沢成文で、その政策や訴えによって得票は大いに割れたが、IR誘致の是非もさることながら、大きくはコロナ禍における自民党菅政府に対する審判が問われる選挙となった。そして、首相のお膝元であり、小此木、菅という代議士たちにとって鉄板だったはずの地盤・牙城が想像以上に突き崩される結果となった。


※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/6088.jpg

 菅義偉の選挙区である神奈川2区を構成する西区、南区、港南区の開票結果【表参照】を見てみると、山中竹春の合計得票が6万811四票だったのに対して、小此木八郎が4万8653票、林文子が3万634票、田中康夫が2万5952票、松沢成文が2万1176票となっている。これまでの衆院選において同選挙区で12〜14万票を積み重ねてきた菅義偉だが、いわゆる自民党支持層の得票が顕著に崩れていることが出口調査からも浮き彫りになった。この流れが秋の衆院選につながり、野党候補が一本化されて二択の争いになった場合、現役首相の落選も現実味を帯びてくる極めてシビアな数字といえる。

 鶴見区、神奈川区で構成する神奈川3区(小此木八郎の地盤)やその他の衆院選挙区も傾向は同じで、小此木、林のいわゆる分裂した自民党系の得票を足しても批判票の合計値には敵わないという特徴があらわれている。市長選としては前回よりも11ポイント近く投票率が伸び、有権者のなかで一定の関心の高まりを物語ったが、それでも50%前後(衆院選と同レベル)と相変わらず伸び悩んだ。これは無党派層といわれる日頃から選挙や政治に背を向けてきた層はさほど動いていないことをあらわした。

 こうして、いわば定番となった選挙に行く半数の人たち(無党派層含む)のなかだけで争われる形となったが、そのなかで保守票が割れただけでなく、従来の保守層のなかから自民党を見限り、あえて勝機があるであろうと見なした野党候補に投票する行動をとっている層がいることが選挙結果から伺える。コロナ対応について発言してきた医学部教授の山中にコロナ禍ならではの優位な力が働いた側面もあるものの、野党候補がとくに強いわけでもないのに、それ以上に自民党離れが加速度的に進行しており、しかもそれらの自民党支持層が棄権ではなく対抗馬に投票していることが結果を劇的に変化させている。いわゆる選挙に行かない五割の無党派層が覚醒してひっくり返したものではなく、従来から選挙に行く五割の人々のなかでの変化をあらわしているのである。IR利権の暴走を巡って地元ボスの逆鱗に触れ、その影響力によって動いた力もさることながら、そうはいっても自民党に入れてきた層すら見離している状況が、改めて顕在化したといえる。

 これは広島における先の参議院再選挙でも同じで、自民支持層のおよそ2〜3割が野党候補に投票し、8年にもわたった安倍私物化政治やその象徴にもなった河井案里事件に辟易として見切りを付け、コロナ禍における政府対応への批判世論とも合わさって保守地盤を揺るがした。そうして、河井案里が当選した参議院選挙よりも投票率は下がり、無党派層はそっぽを向くという状況のなかで、同じように「自民離れ」によって野党候補が当選することとなった。

 こうした「自民党支持層の自民党離れ」が秋の衆院選でも各地で共通現象となってあらわれるのは必至といえる。保守にもさまざまあるなかで、例えば山口県内を見ても昔ながらの保守を豪語する人やとりわけ年配の自民党支持者たちのなかで、安倍政府以来続く私物化にケジメのない自民党の在り方や腐敗堕落した状況に眉をひそめ、国の未来を憂う人は少なくない。そうした人たちが事ここまできて見限り始めていることが、全有権者のなかでの支持率が17%、公明党との野合でかつがつ25%だった自民党をさらに凋落に誘っているといえる。

総裁選は「泥船」化  無党派動かす新勢力待望

 横浜市長選の結果を受けて自民党には衝撃が走り、権威失墜で菅政府の足下が揺らいでいる。

 自民党総裁選を巡る水面下の攻防や解散時期とも重ねた様々な憶測や見立てが飛び交い、「泥船の船頭争い」ならぬコロナ禍のババ抜きにも見える自民党総裁、総理大臣ポスト争いが衆院選(解散)ともリンクする形で動きはじめた。

 ただ、自民党総裁すなわち総理大臣ポストについては、安倍晋三がコロナ禍で慌てて敵前逃亡した時から貧乏くじ(とはいえ権力だけは握れる)以外の何物でもなく、菅義偉では選挙の顔にならないからといって岸田その他に変わろうが、いまや劇的に自民党政府への評価が変わるような代物でもない。

 コロナ禍で渦巻く有権者の鬱積した怒りが投票行動の変化につながっており、来る衆院選は大荒れになることが予想される。とはいえ、現状では野党のなかにも自民党の支持率17%をこえる政党など存在せず、単独で選挙区で張り合う政党組織は乏しい。政党政治が体を為していない状況、対抗勢力とおぼしき存在がとくになく、有権者が個々バラバラに孤立分散させられた状況のなかで、大企業や財界の組織票によって支えられた自民党の独り勝ちが続いてきた。このなかで「自民党支持者の自民党離れ」という現象にくわえて、政治に背を向ける5割の有権者のうちの1〜2割の期待を背負う存在が出現するだけでも、日本の政治風景はガラッと変わることを教えている。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/719.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 医療従事者ら「3回目ズル接種」発覚!東京・港区内の会場でこっそり…罪になるのか、防止策は?(日刊ゲンダイ)



医療従事者ら「3回目ズル接種」発覚!東京・港区内の会場でこっそり…罪になるのか、防止策は?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293877
2021/08/27 日刊ゲンダイ


集団接種会場(写真はイメージ)/(C)共同通信社

 ドサクサに紛れて医療従事者3人が、「抜け駆け接種」をしていた。

 今月中旬、東京都港区のワクチン集団接種会場で、接種業務に従事していた男性看護師2人と女性薬剤師1人が、こっそり3回目のワクチン接種、いわゆる「ブースター接種」をしていた。3人は5月ごろから接種業務を行っていて、すでに医療従事者枠でファイザー製のワクチン接種を終えていた。

 男性看護師は15日、2人で示し合わせ、業務終了後、周囲に気付かれないように、こっそりモデルナ製のワクチンを接種し、同じ会場で接種業務に携わっていた女性薬剤師にも声を掛けた。薬剤師も3日後の18日、医師の許可や指示もないまま、勝手にモデルナ製ワクチンを接種。3人が接種していたのを別の医療従事者が見つけ、ズル接種がバレた。同区では、集団接種会場での2回接種率が34.4%(24日時点)となかなか進んでおらず、余ったワクチンは区職員やその家族に接種する方針だった。

「海外では認められている」と言い訳

 看護師らは区の聞き取り調査に対し、「海外では認められている国もある」と言い訳しているそうだが、ココは日本だ。海外ではブースター接種により回復した免疫は持続力が高く、変異株にも効果的とされている。

 厚労省が自治体に示した実施規則では「接種は2回」となっていることから、区は今回の事案を区内の接種会場で共用し、「日本では3回目の接種は認められていません」と呼び掛けるという。

 これまで医療従事者枠で接種を終えた人が、自治体の接種券を不正に使用して4回打ったケースはあるが、接種業務に携わっている医療従事者の場合、その気になれば「打ち放題」だ。

 区のワクチン接種の担当者がこう説明する。

「3人には口頭で注意し、接種業務から外しました。再発防止策といってもなかなか難しい。注射の数と書類を照らし合わせるのは、バイアル(ワクチン容器)から液剤を注射器に引き上げる際、液漏れしたりするので現実的には無理があります。そもそも医療従事者が違反行為をして、勝手にワクチンを打つことは想定していませんでした。後は良心に頼るしかありません。ただ許可なしに接種したわけですから、何らかの法令違反にあたるかどうか、関係機関と協議のうえ、処罰するかどうか検討します」

 果たして罪に問えるのか。弁護士の山口宏氏に聞いた。

「管理者である区の占有を侵害して接種券を持ってきた区民に打つためのワクチンを自分のところに物理的に移転したということで、窃盗罪が成立する可能性があります」

 厳正に処分しなければ、次々と不届き者が現れる。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/720.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 高市氏 憲法改正し「国防軍」明記主張 月刊誌で保守強調 岸田文雄氏 自民総裁選出馬意向を表明「国民の信頼が崩れている」 菅首相と対決姿勢鮮明(スポニチ)

※2021年8月27日 スポニチ18面 紙面クイック拡大


高市氏 憲法改正し「国防軍」明記主張 月刊誌で保守強調
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/08/27/kiji/20210827s00042000148000c.html
2021年8月27日 05:30 スポニチ


記者団の取材に応じる自民党の高市前総務相
Photo By 共同

 自民党の高市早苗前総務相は月刊誌「Hanada」10月号とインターネット版のインタビューで、憲法改正による「国防軍」保持の明記を主張した。出馬意欲を示す党総裁選に向けて保守的な立場を打ち出す狙いとみられる。

 現行憲法9条2項の戦力不保持と交戦権否認を削除した2012年策定の党憲法改正草案を挙げ「今の自民党案よりベターだ。自衛隊ではなく『国防軍』と明記したい」と提起した。

 中国や北朝鮮の軍備増強を「国防上のリスク」と位置付けて、先進装備調達、研究開発と防衛費増額が必要とした。ミサイル防衛に関し、敵基地機能を一時的に喪失させる攻撃を可能にする法整備を訴えた。




岸田文雄氏 自民総裁選出馬意向を表明「国民の信頼が崩れている」 菅首相と対決姿勢鮮明
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2021/08/27/kiji/20210827s00042000150000c.html
2021年8月27日 05:30 スポニチ


自民党総裁選への出馬表明の中で「国民の声を聞きこの小さなノートに書きためてきた」とアピールする岸田文雄氏 Photo by スポニチ

 自民党の岸田文雄前政調会長(64)は26日、国会内で記者会見し、菅義偉首相(72)の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に出馬する意向を正式表明した。党はこの日、9月17日告示、29日投開票の日程を決定。首相も再選に向けて出馬する見通しで、2人を軸に衆院選の「顔」を選ぶ戦いが熱を帯びそうだ。

 岸田氏は菅政権の現状について「政治の根幹である国民の信頼が崩れている」と強調。新型コロナウイルス対策に関して「国民の間には政治が応えてくれないとの切実な声が満ちあふれている」と断言した上で「たぶん良くなるだろうでは打ち勝つことはできない。最悪の事態を頭に置く必要がある」と力説した。政権の対策が後手後手と批判されていることを念頭に「先手先手で行っていく」とも語り、首相との対決姿勢を鮮明にした。

 昨年9月に続く2回目の出馬。前回は5派閥から支持を得た首相に大差で敗れた。今回も二階派(47人)に加え、細田派(96人)に大きな影響力を持つ安倍晋三前首相が首相支持を表明。麻生派(53人)の領袖(りょうしゅう)、麻生太郎副総理兼財務相も安倍氏に同調するとみられる。一方、石原派(10人)の石原伸晃会長はこの日「私たちは引き続き、首相をしっかり支えていきたい」と語り、首相支持を表明した。

 岸田氏にとって鍵となるのは中堅・若手議員や党員・党友の「反菅票」を取り込めるかどうか。会見では「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期までとすることで権力の集中を防ぎたい。党中堅若手を大胆に登用し、党を若返らせる」と強調。総裁に選出されれば、在職期間が5年を超えた二階俊博幹事長の続投は認めない考えを示唆し、中堅若手の重用を約束した。地元広島の参院選買収事件を踏まえ、政治とカネの問題は「丁寧に説明し透明性を高める」とも語った。

 岸田派では林芳正元文科相が首相を目指し衆院山口3区に参院から鞍替え出馬予定。林氏当選を見越し「今回が岸田氏ラストチャンス」と指摘する声もある。岸田氏は「政治生命を懸けて新しい選択肢を示す」と決意表明。不退転の覚悟で臨むことになりそうだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/721.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 奈良県知事「緊急事態宣言」発令要請を再三拒否の独善 奈良市は呆れ、医師会はカンカン!(日刊ゲンダイ)



奈良県知事「緊急事態宣言」発令要請を再三拒否の独善 奈良市は呆れ、医師会はカンカン!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293930
2021/08/27 日刊ゲンダイ


誰が何を言っても…(奈良県の荒井正吾知事)/(C)共同通信社

「今(宣言を)出すことで、強いメッセージ効果があるのでは」という記者の質問に、知事は「ありません!」と一言。

 新型コロナの感染拡大が全国に広がり、知事会は政府に対して「緊急事態宣言を全国に発令して欲しい」と要望している。

感染急拡大で県民が危機感を募らせる中

 ところが奈良県の荒井正吾知事(76)が、「効果がないのに要請しろという空気を送られても……」と、「緊急宣言」の発令の要望を拒否し、地元で大騒ぎになっている。もちろん、奈良県の感染が抑え込まれていれば「緊急宣言」も無用だが、24日には新規感染者が過去最多の223人となるなど、感染が急拡大している。

 さすがに県庁所在地の奈良市は23日、県に対し、「今後、市内の医療提供体制などの逼迫は災害時に近い局面となることが大いに懸念され、救える命が救えなくなる」と、国に宣言を要請するよう求める要望書を提出している。同市秘書広報課の担当者がこう言う。

「隣接する大阪、京都、三重に緊急宣言が出ると、奈良に行けばお酒が飲めるというアナウンスになり、人が集まってしまいます。これまで緊急宣言とまん延防止等重点措置を要請してもらうよう、それぞれ2回、県にお願いしてますが、一切、回答はありません」

 市がほとほと困った様子なら、県医師会はカンカンだ。安東範明医師会長はこう憤る。

「県内には重症病床が34床しかありません。このまま無策で感染が拡大すれば、医療体制が逼迫します。医師会として知事に宣言の要請をお願いすると『医師会はそんなこと言うな』と。対策本部会議や県議会でも『医師会はワクチン接種もしないで、緊急事態というのは責任逃れだ』と発言しているから、むちゃくちゃです。会員は各医療機関で個別接種を行い、診療の合間を縫って集団接種に駆け付け、全力で接種をやっています。ところがワクチンの供給が非常に不安定で、8月になって断たれてしまったのです」

 荒井知事はどんな人物なのか。

 東大法卒の運輸省の元官僚で、元海上保安庁長官。退官後は自民党参院議員を務め、2005年の郵政民営化法案の採決で党の賛成方針に従わず、投票を棄権し、党から戒告処分を受けている。

 一度決めたら、テコでも動かなそうだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/722.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相の顔で選挙を行わして、与党を過半数割れに持ち込もう。(かっちの言い分)
菅首相の顔で選挙を行わして、与党を過半数割れに持ち込もう。
https://31634308.at.webry.info/202108/article_7.html?1630069546

昨日の報道1930で、自民の総裁選挙について取り上げられた。二階幹事長、安倍、麻生、石原は菅首相の再選を支持した。その中で、岸田が総裁選に出馬表明した。報道1930の中で、岸田の出馬表明が随分誉められた。その理由は、やっと本物の政治家のように原稿を読まずに、自分の考えを述べたからだという。当たり前のことが誉められる。コメンテーターの堤氏は、政治家の当たり前の行為が褒められるというのは異常で、如何に菅首相の発信力能力がないかを示していることと述べた。

この岸田氏の表明の中で若手を起用するとある。これは、3回生以下の議員が40数%を占める衆議院議員に向けてのアッピールである。若い議員だけでなく、派閥に縁の無い党員、党友には大きな影響を与えると分析した。従って、菅首相の再選はそんな簡単ではないと分析された。

政権交替を望む国民からすると、下手に岸田が総裁になり目先が変わるよりは、菅首相の儘の顔で選挙をやってもらった方が確実に議席を減らしてもらえる。過半数を割るのではないかとの予測も出ている。小選挙区の怖さは、少しの得票率の大きさが、ボロ勝ち、ボロ負けを生む。今までは、少しの得票の多さで自民がボロ勝ちしてきた。しかし、今度の状況は明らかに環境が違う。選挙になるまでとてもコロナ感染は減らない。菅政権の無策に嫌気がさしている。

毎日発表される東京の感染者の陽性率は30%を越している。この数字は、感染者を中心にせいぜい家族内程度の範囲しか調べていないからだ。保健所は濃厚接触者の検査は放棄している。この放棄は、小池知事が暗に認めているからと思っている。なぜなら、パラリンピック、非常事態宣言最中に、感染数が増えてもらっては困るからだ。濃厚接触者の中には感染者がうようよ居ることになる。無症状の感染者は悪意は無いが、人にどんどん感染させる。当分、絶対に減らない。

菅も流石に過半数割れ近くまで行けば、責任を取らなければならない。過半数割れとならなくても、それに近くになれば、与党も独善的に法案を決めることは出来なくなる。野党の意見も聞き入れなければ委員会が動かなくなる。せめてそのような状態にするには、菅の顔の儘、選挙させなければならない。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/723.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 調子に乗る安倍晋三が東京五輪強行を自画自賛! 一年延期を「感動を与えるため」と強弁、「オールジャパンで成功」「国民の絆は強固に」(リテラ)
調子に乗る安倍晋三が東京五輪強行を自画自賛! 一年延期を「感動を与えるため」と強弁、「オールジャパンで成功」「国民の絆は強固に」
https://lite-ra.com/2021/08/post-6001.html
2021.08.27 調子に乗る安倍晋三が東京五輪強行を自画自賛! リテラ

    
        自民党HPより

 医療崩壊が深刻化するなか、ついに本日27日には国内の重症者数が2000人となったが、そうした現実を尻目に、予想通り、あの男が「五輪成功の功労者」として出しゃばりはじめた。安倍晋三・前首相だ。

「TOKYO五輪、金メダルものです!」

 安倍前首相は今月26日発売の極右雑誌「WiLL」(ワック)10月号に登場し、こう題した記事で、五輪開催強行を自画自賛し、「オールジャパンで成功」「日本国民の絆はいっそう強固に」と言い募ったのだ。

 よくもまあこの状況下でこんな話ができるものだ。東京五輪の開催が現在の感染爆発に大きく影響を与えたことは論を俟たないが、世界的パンデミックの最中に東京五輪が強行開催されたのは、もともとはこの男が昨年春に「1年以内の延期」をゴリ押したせいだ。

 しかも、五輪開催中の7月30日には「桜を見る会」前夜祭の費用負担問題で検察審査会は「不起訴不当」と議決したことが判明。つまり、この男は再捜査を受ける立場にいまあるのだ。

 安倍前首相は「不起訴不当」と伝えられたのと同じ日、読売新聞の朝刊に掲載されたインタビューに登場し、「陸上男子400メートルリレーに金メダル期待」などと無邪気に語っていた。本当ならば、このように御用メディアを使って世の中の五輪祝福ムードに乗じるかたちで自分の存在をアピールしようと考えていたのだろうが、急転直下、「不起訴不当」となったため、大会期間中は鳴りを潜めざるを得なかったというわけだ。

 そして、ほとぼりも冷めたと見るや否や、こうして御用メディアを使って“東京五輪の功労者は俺だ”と言わんばかりにしゃしゃり出てきたのである。

 まったく、相も変わらずこの男の頭のなかには私利私欲しかないことがよくわかるというものだが、肝心の中身も呆れるような話ばかりだ。

■「1年延期」についても「人々に感動を与えるため」と開き直った安倍晋三

 たとえば、安倍前首相は「1年延期」問題についても〈大切なのは中止することではなく、安全で安心な大会を開いて多くの人々に感動を与えることだと考えました〉と無茶苦茶な正当化をした上で、〈そうした経緯があっただけに、東京五輪が無事に開催されたことは感無量です〉と記述。本日27日時点でオリパラ関係者のコロナ陽性者数は累計759人にものぼり、ついにはコロナ陽性のパラ関係者が入院となったというのに、いまだに「安全で安心」「無事に開催」などと主張するのである。

 さらに、安倍前首相といえば東京五輪開幕前には「反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対しています」と言い放ち猛批判を浴びたが、いまごろになって〈今回も感染が拡がるなか、国民の皆さんが「果たして大丈夫か」と心配されたのは当然のことです〉などと言い出す始末。

 しかも、実際にその国民の心配は的中して感染が拡大、直ちに治療を受けるべき患者がそれを受けられず自宅で亡くなるという医療崩壊に陥っているいるが、そんな状況下でも安倍前首相は、政治家として信じられないようなことを口にするのだ。

〈まさにオールジャパンで成功に導くことができた。日本の努力を称賛する海外メディアの報道などを見て、本当に嬉しい気持ちになりました。〉

 入院すべき患者が入院できないという悲鳴が轟く最中に、「五輪は成功し、海外メディアにも褒められて嬉しい!」と無邪気に口にする、この神経──。だいたい、腰砕けの国内メディアとは違い、海外メディアは東京の感染者増や「バブル方式」のザルっぷり、ラムダ株の国内初確認を隠蔽していた問題を追及するなど東京五輪に厳しい視線を向けていた。だが、安倍前首相のなかではそうした報道はものの見事に“なかったもの”扱い。「称賛されて本当に嬉しい気持ちになった」と、事ここに至っても“日本スゴイ”というネトウヨ感性を爆発させるのである。

 さらに、とどめの一言がこれだ。

〈コロナ禍において、私たちは会合や会食を控えなければならず、仕事でも日常生活でもリモートでのコミュニケーションを余儀なくされています。人と人とのリアルな交わりが希薄になるなか、スポーツがもたらす感動は私たちを一つに結びつけてくれた。表彰台で日の丸が掲げられ、君が代が流れる──感動を分かち合うことで、日本国民の絆はいっそう強固なものとなります。思い出の共有はアイデンティティに向き合い、日本人としての誇りを形成するうえでも欠かせない要素です。〉

「新規感染者数、最多更新」というニュースが読み上げられるその最中に「金メダル獲得」のニュース速報が覆いかぶさる異常な光景が繰り広げられたように、東京五輪によって多くの国民は引き裂かれた。それはいま開催されているパラリンピックでも同じだ。しかし、そうした国民を苦しめる現実には一切目を向けず、安倍前首相は「表彰台で日の丸が掲げられ、君が代が流れることの感動によって日本国民の絆はいっそう強固になった」とはしゃぐだけ……。

■安倍は総裁選でキングメーカー気取り、菅、岸田、高市、誰になっても「傀儡政権」に

 最初からわかっていたことだが、ようするに、この男にとっては徹頭徹尾、東京五輪は国威発揚のための装置でしかなく、自分の権力維持のためにその恩恵にあずかることしか頭にないのである。

 もはや負の遺産となった東京五輪をつくった張本人が、この期に及んでも五輪礼賛を繰り広げ、自分の功績だとアピールするという厚顔無恥ぶり。しかも、ネトウヨすら読んでいるのか怪しい極右雑誌で語っているだけならまだしも、さらに呆れるのは、これが明らかに自民党総裁選に向けた動きであるという点だ。

 昨日、9月17日告示・29日投開票と日程が決定した総裁選だが、自民党最大派閥である細田派を牛耳る安倍前首相は、自身は再捜査を受ける身でありながら、すっかりキングメーカーきどり。現段階では「菅義偉首相の続投を支持」のポーズをとっているが、出馬表明した岸田文雄にしろ、出馬に意欲を見せている高市早苗や下村博文にしろ、全員が安倍前首相にとっては自分の息がかかった人物ばかりで、どう転んでも安倍前首相の傀儡政権になることは既定路線だ。むしろ、安倍前首相にとって重要なのは、今後も権力を維持するため、この総裁選でいかに自分の影響力を誇示できるかということ。そんななかで「東京五輪成功の功労者」という看板を使い倒そうという目論見なのだろう。

 しかし、繰り返すが、東京五輪は感染爆発を招き、さらには国民を分断した「負の遺産」であり、安倍前首相は「功労者」ではなく、まぎれもない「戦犯」だ。そして何度でも言うが、御用メディアにしゃしゃり出てアピールする暇があるのならば、まずは「桜を見る会」前夜祭の明細書、ならびに河井案里氏の選挙買収問題の責任者として、検察から返却されている自民党本部から流れた1億5000万円の使途にかんする書類を国民に提示するべきだと言っておきたい。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/724.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <何度も接種しないとダメなのか>ファイザー 3カ月で抗体4分の1の衝撃(日刊ゲンダイ)

※2021年8月27日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年8月27日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 新型コロナウイルスのワクチンは数カ月間で効果が減少してしまうのか!? 気になる調査結果が発表された。

 愛知県(豊明市)の藤田医科大学が、ファイザー製ワクチンを2回接種した20代から70代の教職員209人を対象に、抗体の量を調査。接種前、1回目接種の2週間後、2回目の2週間後、1回目から3カ月後の血液中の抗体の量を調べたところ、3カ月後には、2回目接種後のおよそ4分の1まで低下することが判明したという。

 調査した抗体は「IgG抗体」と呼ばれるもので、年代・性別を問わず減少が見られた。

 藤田医科大によれば、抗体が4分の1になったからといって、効果も4分の1になるわけではなく、重症化リスクは2回接種で長期的に抑えられるというが、やはり3回目接種は必要なのか。そもそも3回で済むのか。この先も毎年、接種しないとダメなのか。分からないことだらけだ。

 昭和大医学部客員教授の二木芳人氏(臨床感染症学)が言う。

「もともと新型コロナワクチンに使用されているファイザー製などのメッセンジャーRNAは抗体の量、免疫がいつまでも持続するわけではないと言われていたし、藤田医科大と同様の調査報告は他の医学部も発表しています。実際に2回接種しても感染してしまう“ブレークスルー感染”も起きている。国民の6割程度が接種を終えている国でも再び感染が拡大しています。ワクチンに関しては、まだよく分からないことも多く、今後も研究が進められていくでしょう」

 以前は、国民の6〜7割がワクチンを接種すれば、集団免疫が得られて、コロナ感染は収束に向かうといわれていた。しかし、“ワクチン先進国”のイスラエルや米国、英国などでも、6月末ごろからデルタ株が猛威を振るい、感染が再拡大している。

入院患者の60%が接種済みのデータも

 米国は来月から「ブースター接種」と呼ばれる3回目の接種を始めることを決め、英国など欧州でも準備が進められているが、3回接種でデルタ株に対抗できたとしても、ラムダ株にはどうなのか。さらなる変異株が流行しても、ワクチンの複数回接種で重症化を予防できるのか。それとも違う種類のワクチンが必要なのか。

「日本でも、諸外国のケースを参考に3回目接種について検討していくのでしょうが、接種を希望しているのにまだ1回目の予約も取れない人がいる状況です。また、現状では、国内の発表データは医大などが自分のところの医療従事者を対象に行った数百人単位の調査がほとんどで、医療従事者は感染者と接触しやすいという職業的な特異性もある。本来は厚労省や感染研など公的な機関が数千、数万人規模の調査を行って、日本独自のデータをまとめ、ワクチン政策を考えていく必要があるでしょう」(二木芳人氏=前出)

 すでに12歳以上の8割近くがワクチン接種を完了したイスラエルでは、50歳以上を対象に3回目のワクチン接種が始まっているが、米科学誌「サイエンス」によれば、8月15日時点で入院している「重症以上」の患者の60%がワクチン接種完了者だという。

 イスラエルは世界的にも格段に早い段階でワクチン接種が進んだ国であり、多くの国民が接種から数カ月を経て抗体値が下がっていることが原因かもしれないが、入院患者の半分以上がワクチン接種済みとは驚きだ。しかも「重症以上」なのだから、ワクチンの効力に疑念が生じるのも当然だろう。3回接種でもデルタ株を抑え込めるかは未知数だとして、イスラエルの専門家は「追加接種は解決策となり得ない」とクギを刺している。

ワクチン頼みの楽観で国会は開かず総裁選を決めた

「コロナ対策が後手後手の日本は、ワクチン接種も遅れましたが、デルタ株という強敵にはワクチンだけで対抗できないことが明らかになってきても、菅政権は相変わらずのワクチン一本足打法です。政府分科会の尾身茂会長も国会の閉会中審査で『ワクチンは重要な柱だが、柱は1本ではなく、2本、3本、4本必要だ』と訴えていました。現政権の『ワクチンさえ行き渡れば大丈夫』というワクチン頼みの姿勢は、もはや周回遅れどころか、世界の潮流から2周、3周も遅れているのではないか。いまだに医療体制の逼迫は解消されないし、医療従事者へのバックアップや、営業自粛を余儀なくされている事業者、職を失って困窮する国民への手当ても不十分だというのに、ワクチンが普及すれば、すべてが解決するという“夢物語”を語っているように見えます」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 デルタ株による「第5波」は一向に収束する気配がなく、政府は25日に緊急事態宣言に8道県、まん延防止等重点措置に4県を追加。8月だけで3度目の追加・拡大だ。9月12日までの対象地域は計33都道府県に上る。

 この政府決定後に会見した菅首相は、「ワクチン接種は8月の間も1日100万回以上のペースで進み、昨日までに全国民の54%の方が少なくとも1回の接種を行い、43%の方が2回の接種を完了」「8月末には全国民の半数近くの方が2回の接種を行い、9月末には6割近くの方が接種を終え、現在のイギリスやアメリカ並みに近づく見通しであります」と自画自賛し、「明かりははっきりと見え始めています」と成果を誇った。

誤っても軌道修正できない頑迷さ

 いまだ感染ピークも見通せず、自宅療養者が重症化する事案も増えているのに、「明かり」なんてどこに見えるのか。幻覚なら、いよいよヤバイ。辞職して長期休養でも取った方がいい。

 菅は質疑応答でもワクチンと抗体カクテル療法の効果を繰り返し、「今は2つの武器を持っている」とか言っていたが、入院もできず自宅放置で、いつ体調が急変するか、死の恐怖と戦い続けている人は絶望のトンネルの中だ。コロナ対策にあたる自治体も、医療従事者も、嵐の真っただ中なのである。

「菅首相の発言は楽観的すぎるし、昨年の『GoToキャンペーン』がそうだったように、一度決めたら覆さず、うまくいっていると強弁し続ける頑迷さを感じます。それが、コロナ対応の失策につながっている。臨機応変な対応ができず、間違っていても決して誤りを認めようとしないのです。それでオリパラ大会も強行し感染爆発を招いたのに、因果関係はないと言い張っている。これでは、国民は政府の言うことを何ひとつ信用できません。この国難に国会も開かず、自民党総裁選の決行だけは決めた与党を見ていると、どこまで危機意識があるのかも疑問です。五輪と同じで、自粛を呼びかけながら総裁選をやるのは矛盾したメッセージになりかねません」(五十嵐仁氏=前出)

 26日、自民党総裁選が9月17日告示、同29日投開票で実施される日程が決まり、事実上の選挙戦が始まった。9月末まで自民党議員は国民生活そっちのけで総裁選にかまけ続けるわけだ。

 さらには衆院議員の任期満了が10月21日に迫り、その前後に必ず行われる衆院選でも1カ月程度の政治空白が生まれる。今から11月まで、自民党はコロナ対策を放棄するつもりなのか?

 立憲民主党の安住国会対策委員長は26日、国会内で自民党の森山国対委員長と会談し、臨時国会を自民党総裁選前の9月7〜16日に召集するよう求めた。

 会談後に安住は「総裁選をやっても自宅で療養している方々を誰一人助けることはできないが、国会を開けば、財源が枯渇しているところに手当てできる」と言っていたが、本当にその通りだ。

 自分たちの延命にしか関心がない与党政治家にコロナ対策は任せられない。連中は国民の命なんて何とも思っていないのだ。


関連記事
モデルナ製ワクチン「異物混入」160万回分接種見合わせ、ファイザー製は接種3カ月で抗体量4分の1に(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/707.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/725.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年8月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。