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2021年8月26日07時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 東京の新規感染者4220人は不自然、パラ期間中は検査を抑えている疑惑(まるこ姫の独り言)
東京の新規感染者4220人は不自然、パラ期間中は検査を抑えている疑惑
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/08/post-2ed723.html
2021.08.25 まるこ姫の独り言


昨日は新規感染者数が増えると思っていたら、4220人。

拍子抜け。


までの感染者数を考えたら、これで収まるとはとても思えない。

国は隠ぺいや改ざんは当たり前で、数字の書き換えなど自由自在で、国民に見せたくない資料など請求しても真っ黒けの黒塗り状態。

東京都も思考は右へ倣えでオリパラ期間中は検査控えている可能性大だ。

東京の新規感染者4220人 ネットには懐疑的な声「もう検査追いついてないだろ」「絶対おかしい」
                  8/24(火) 17:11配信 スポーツ報知

>東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が24日、4220人だったことが発表された。2日連続で先週より減ったが、死者は4人増えて9人。重症者は268人だった。

隠ぺいや改ざんは当たり前の国、東京都も右へ倣えでオリパラ期間中は検査控えている可能性大だ。

日頃から、国民・都民に対して誠実であり続けて来たならここまで不信を呼ばないが、今までの行状が行状だけに、まるで信用性がない。

都知事は、パラリンピックも始まることだし、ここは検査を抑えてでも新規感染者数を減らしたいと思っても不思議ではない。

パラに弊害になるようなことはできるだけ排除する。

へたにPCR検査をしたらどんどん増えていくのは目に見えているし、パラリンピック期間中に感染者が増大したら、ますますパラへの風当たりが強くなると思ったから、検査数を控えている可能性は高い。

これだけ感染拡大が叫ばれているときに、急にパラリンピックの開催前に、感染者の数字が突如低くなるというのは解せない。

これでピークだと言う御用国際学者がいたりするからますます信用できなくなる。

>重症者は昨日より4人減っていますが、
入院していないと、重症者としてカウントされません。
病床逼迫地域は、病床を増やさない限り、
重症者数は増加しないことになります。
自宅療養者や宿泊療養者が、どれだけ悪化しても
重症者としては扱われません。


国や都は感染の危機的状況を重症者を基準にしているそうだが、ヤフコメにも書かれているように、これだけ在宅放棄が顕著になれば、ベッドまでたどり着けない人は山のようにいるだろうし、重症者として扱われる人も少なくなる。

国や都としては、重症者が増えて困るわけだから、菅にしたら重症者数を少なく見せることができる、今の自宅待機・放棄は理想的なのじゃないか?

とにかくパラだけは何が何でも遂行する決意だけは見えるが、国民の命や健康はおざなりで、オリパラを成功させることで総裁選に有利になるように思っている菅という図は、醜悪そのものだ。

総裁選しか頭になく権力に固執する自民党議員も国政をつかさどる者としては失格だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 海底にトンネルを掘り沖合1キロ地点で放出 福島第一原発・処理水の処分方法を東京電力が発表(福テレ) :原発板リンク 
海底にトンネルを掘り沖合1キロ地点で放出 福島第一原発・処理水の処分方法を東京電力が発表(福テレ)

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/651.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/696.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「1人の未来より10人の未来が大切」発言者は「人間失格」である ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)



「1人の未来より10人の未来が大切」発言者は「人間失格」である ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/293752
2021/08/25 日刊ゲンダイ

 中学2年の女子生徒が上級生の男女10人にいじめぬかれて、学校が守ってくれない中で、冬の北海道で失踪し、後日、凍死体で発見された事件は、信じ難い狂気に満ちている。

 加害者の上級生たちは、暴行、傷害、脅迫、強要、監禁、侮辱、名誉毀損、自殺教唆等の罪を犯した触法少年であり、彼らをかばう親たちを「ひとでなし」と言うのであろう。

 しかも、被害者の親が救済を求めた際に取り合わなかった担任も論外であるが、さらに、教頭が「(被害者)1人の未来より(加害者)10人の未来が大切」だと言い放ったという話に接して、私は、頭と心の中で何かが切れそうになってしまった。

 誰でも分かる道理であるが、教頭は、権限を持っていじめに介入し、まず、被害者1人の未来を救い、次に、加害者10人に「責任を取らせる」ことで社会常識を学ばせて、その10人の未来を救うべきであった。にもかかわらず、加害者10人を守るとして1人の被害者を「見殺し」にしたとは、異常である。

 言うまでもないことであるが、しかし、言わなければ分からないようなのであえて言うが、人は誰でも、単に「生まれた」というそれだけの事実を根拠に「至高の尊厳性」を持った存在である(憲法13条)。だから、人間それぞれの人生の価値は、10対1などと量的に比較できるものでも、してよいものでもない。

 12〜13歳の非力な少女が、毎日、10人以上の上級生にいじめられていたことを想像して、胸が苦しくならない大人、まして教育者は、人格の何かが欠落している。

 彼らは、教育者としての務めを果たしていなかったのだから、「職務上の義務に違反し、又は職務を怠った者」(地方公務員法29条)として懲戒免職が相当であろう。

 戦後民主主義の下で生まれ育って生きてきた私にとって、最近、日本人全体が、志を失ったというか、不法な欲望を丸出しにして、かつ、無責任になってしまったように見える。

 最高権力者が公然と罪を犯しても責任を取らない事実が続く中で、民族全体が破滅に向かって突進している状態に見える。

 権力や権限をあずかる者はその行使・不行使に責任を負うという常識の復権が急務である。



◆本コラム 待望の書籍化! 発売中

『人権』がわからない政治家たち」(日刊現代・講談社 1430円)



小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著) 5月27日新刊発売「『人権』がわからない政治家たち」(日刊現代・講談社 1430円)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/697.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 日本の司法権の独立のために 不当な訴追から岡口基一裁判官を守る会が発足
岡口基一裁判官が弾劾裁判所に訴追され、弾劾裁判所が同裁判官の職務停止の決定をしたことは、裁判官の独立(憲法76条3項)及び裁判官の身分保障(憲法78条)に対する重大な違反です。

この件に関しては、ネットでもいろいろな意見がでていますが、今般、不当な訴追から岡口基一裁判官を守る会が発足し、賛同を募集しています。https://okaguchi.net/

とりあえず、共同声明を貼り付けておきます。

    岡口基一裁判官の罷免に反対する共同声明

 本年6月16日、仙台高等裁判所判事である岡口基一氏が、裁判官訴追委員会により裁判官弾劾裁判所に罷免訴追された。訴追状によれば、都合13件にわたる訴追事由が挙げられているところ、いずれも職務と関係しない私生活上の行状であり、その全てがインターネット上での書き込み及び取材や記者会見での発言という表現行為を問題とする訴追となっている。
 訴追事由13件のうち10件は、殺人事件被害者遺族に関するものであり、その中には遺族に対してなされたものもあり、内容的あるいは表現的に不適切なものもないわけではなく、この点同判事にも反省すべき点があるのかもしれない。しかしながら、弾劾裁判による罷免は、裁判官の職を解くのみならず退職金不支給、法曹資格の剥奪という極めて厳しい効果をもたらす懲罰であり、裁判官の独立の観点から、軽々に罷免処分がなされてはならない。重大な刑事犯罪により明らかに法曹として不適任な者に対してなされてきた従前の罷免の案件とは異なり、本件には刑事犯罪に該当する行為はなく、行為そのものも全て職務と関係しない私的な表現行為であって、従前の罷免案件に比べ明らかに異質である。このような行為に対する罷免は過度な懲罰であり、岡口氏個人としての人権上も極めて問題であるばかりか、裁判官の独立の観点から憂慮すべき事態である。また、本件が先例となることにより、裁判官の表現行為その他私生活上の行状に対する萎縮効果も極めて大きい。本件行為に不適切性があるとするなら、話し合いや直接の謝罪等で解決されるべきであり、罷免とすることは相当ではない。

 私たちは、裁判官弾劾裁判所に対し、従前の案件との均衡や弾劾裁判所による罷免の重大性等を十分考慮の上、罷免しないとする判決をされるよう要請する。

賛同者

浅野 健一(ジャーナリスト)
浅野 宜之(関西大学教授)
阿部 泰隆(神戸大名誉教授)
井口 秀作(愛媛大教授)
石川 知広(都立大名誉教授)
稲葉 実香(金沢大学准教授)
鵜澤 剛(金沢大准教授)
大方 潤一郎(東京大名誉教授)
岡部 芳広(相模女子大学教授)
岡本 直貴(北海学園大学准教授)
小川 祐之(常葉大学准教授)
久保田 泰考(滋賀大学教授)
五野井 郁夫(高千穂大学教授)
後藤 弘子(千葉大教授)
斎藤 周(群馬大学教授)
斎藤 司(龍谷大学教授)
斎藤 民徒(関西学院大学教授)
佐藤 康宏(東京大名誉教授)
佐藤 雄一郎(東京学芸大学准教授)
志田 陽子(武蔵野美術大学教授)
白井 諭(岡山商科大学教授)
新屋 達之(福岡大教授)
菅原 真(南山大教授)
鈴木 賢(明治大教授)
曽我部 真裕(京都大学教授)
園田 寿(甲南大名誉教授)
山 佳奈子(京都大教授)
丹羽 徹(龍谷大学教授)
得津 晶(東北大学教授)
塚田 哲之(神戸学院大教授)
津田 大介(ジャーナリスト/メディア・アクティビスト)
中野 晃一(上智大教授)
中村 壽宏(神奈川大教授)
沼田 雅之(法政大教授)
野村 健太郎(愛知学院大学准教授)
馬場 健一(神戸大学教授)
町村 泰貴(成城大教授)
松宮 孝明(立命館大教授)
三木 義一(青山学院大前学長)
南野 森(九州大学教授)
三原 麗珠(香川大教授 )
毛利 透(京都大教授)
森 暢平(成城大学教授)
守谷 賢輔(福岡大学准教授)
山元 一(慶應義塾大教授)
渡辺 康行(一橋大教授)

弁護士の賛同者
裁判所職員、司法書士、その他の士業、司法修習生の賛同者
その他の賛同者(実名)
その他の賛同者(匿名)
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/698.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 京大教授が暴露。コロナ禍を悪用する腐敗医師らの「命より金儲け」主義(まぐまぐニュース)
京大教授が暴露。コロナ禍を悪用する腐敗医師らの「命より金儲け」主義
https://www.mag2.com/p/news/509044
2021.08.25 『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』 まぐまぐニュース



これまでも「コロナ有事で露呈。京大・藤井聡教授が考える『日本経済が地獄に堕ちた根本原因』」等の記事で、政府や自治体のコロナ対策について厳しい批判を展開してきた、京都大学大学院教授の藤井聡さん。しかしここに来て、日本におけるコロナ禍をかくも悪化させた重要な要因に改めて気づいたと言います。今回のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』では藤井さんが、現役医師2人の話を総合し判明した医者たちの知られざる裏の顔を暴露。その「カネ儲け主義」こそがコロナ禍を長引かせている理由だとしています。

(この記事はメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』2021年8月21日配信分の一部抜粋です。続きはご購読の上、お楽しみください)

中川医師会長の不埒は決して例外では無い

コロナ禍は、「コロナ感染症による健康被害」と「各種の行動規制による社会・経済被害」との複合災害です。

後者の被害は、財政政策で(除去することは到底無理ですが)「軽減」することができますし、前者の被害についても、豊富な財源に基づく徹底的な医療供給力の増強によって同じく「軽減」することもできますから、現下のコロナ禍被害を激しく拡大してしまっているのは、菅政権、ひいては日本政府の「緊縮思想」であることは疑いを入れません。

しかし、緊縮思想以外にも以下の様な、コロナ禍を導いた複数の主要原因を挙げることができます。

・マスコミの視聴率主義(コロナが怖いと煽った方が視聴率が稼げるのでコロナリスクを適正に報道するのではなく、ただただひたすらに「コロナはヤバイ」という論調で国民を煽り倒す)
・政治家のポピュリズム(小池知事等の政治家が、自身の人気を得るために、「コロナに怯える国民」が望む緊急事態宣言等の行動規制を繰り返す)
・日本国民の虚無主義と剥き出しの生命偏重主義(国民が、豊饒な価値を理解する能力が喪失し、生きてさえいればそれで良い、それ以外の物事なんてたいして重要では無い、と考え、行動規制による社会経済被害を軽く見積もる)

当方、これまではこうした視点でコロナ騒動批判を繰り返してきましたが、以上に加えて、さらに重要な要因があることに、この度改めて気が付きました。それが、

・医者達の腐敗したカネ儲け主義

です。そもそも今の医者達の世界は、「患者の命・健康でなく、医者がカネ儲けするためのシステム」として作られています。その結果、コロナと無関係な医者達はカネにならないからという理由でコロナ緊急医療に真剣に取り組まず、いつまで経ってもコロナ対応病床は増えないのです。その不道徳の象徴が中川医師会長です。

一方で、コロナでカネが稼げる医者(尾身氏や岡田氏等)は、コロナがヤバイということにしておけば仕事がずっとやってくるので、ひたすらコロナはヤバイということをメディア上であおり立て、その結果、コロナ禍が一向に収まらなくなってしまっているのです。

当方がこういう認識を持つに至ったのは、この度出版した表現者クライテリオンの最新刊で、森田洋之医師と和田秀樹医師に、日本の医者業界達の行動原理や業界の仕組みを根掘り葉掘りお伺いしたからです。

彼等の話を纏めると、次の様になります。とても重要なお話しですので、以下、(1)から(14)まで順をおって、簡潔にお話ししたいと思います。

(1)かつて、日本の医者達は、諸外国と同様、患者の生命と健康、ひいては幸福の為の「仁術」として、医療行為を行っていた。決して、患者の命を出しにしてカネを儲けてやろうとか、カネ儲けのためだったら患者のトータルとしての健康が悪くなってもまぁいいやなんていう、「下劣かつ下品な不道徳」は医者業界に蔓延ってはいなかった。

(2)結果、多くの日本人は医師達に尊崇の念を持つに至った。

(3)ところが、戦後、アメリカ流の「専門医制度」というのが、日本に導入され、それが日本の医療業界を抜本的に変質させることになった。

(4)そもそもかつては医者と言えば、得手不得手はあるにしても、あらゆる病気の面倒を見る「町医者」が一般的であった。一方で「専門医」というのは、「循環器」だとか「消化器」だとか「眼」だとか「耳鼻」だとかいう何らかの「専門」を持つ医者である。そして、そういう

a.専門医を教育研修システムを通して量産し、
b.専門医として様々な病院に勤務させ、
c.患者の症状にあわせて、担当させる「専門」を決めて、その専門医に診療させる、という仕組みが「専門医制度」と呼ばれるものである。

(5)「町医者」は、患者を一人の人格を持った人間として扱い、その人間の「トータルな健康」の維持・増進を目的として診療をする医師である。一般の国民が持つ医師のイメージに近い。

一方で、「専門医」は、患者を一人の人間として捉えるのではなく、「障害のある腎臓」だとか「障害ある腎臓」だとか「障害ある循環器」を持っている人とだけ捉え、その障害を取り除こうとする医師である。したがって、専門医は、患者の「トータルな健康」の維持・増進に本質的な関心をさして抱かない。一般の国民が持つイメージとは大きくかけ離れた存在である。

(6)これは、「町医者」は患者の健康と幸福の維持増進すべきだというモラルを持つが「専門医」はそういうモラルではなく、「(患者が望む限りにおいて)自分が専門とする部位の障害を取り除くべきだ」という(彼等独自の職業的)モラルを持つ。

(7)だから専門医は、患者が不健康になろうが幸福でなかろうが、それについてはほぼ眼中になく、ただただ「自分が専門とする部位の障害を取り除くために有効な治療行為を、その副作用についてあまり頓着しないままに、延々と繰り返す」という事になる。

(8)ただしもちろん、専門医と言えど患者に対して最低限の意思確認は行うが、その際には、副作用についてはほぼ言及しない(なぜなら副作用の存在そのものについて頓着していないので、理解していないケースすら多い)。その結果、患者は医者に医療行為を提示されれば「お願いします」と言ってしまうのが常態化することになる。

折りしも(2)で指摘した様に、日本人は医者達に対して高い信頼感を持っているので、医師の進めを断る患者はほとんど居ない。この事は、日本人は、医者達の「言いなり」になって、通院するわ薬は飲むわ入院するわ……を繰り返すことを意味している。

(9)そして質の悪い事に、現在の日本の医師達は「自分が専門とする部位の障害を取り除くために有効な治療行為を、その副作用についてあまり頓着しないままに、延々と繰り返す」という行為を、さながら「中毒」のように進めてしまう動機を強烈に持っている。

なぜならば、それをやればやるほどに、おカネが儲かる仕組みが作られているからである。

(10)ここで、以下において医療における医者達のカネ儲けの仕組みを解説しよう。

まず、患者の大半が高齢者である。そして、その治療行為は「急性疾患」(急に熱がでた、急におなかが痛くなった、怪我をした、等の疾患)でなく「慢性疾患」に対するもの。

つまり、今の病院は、何年も何十年にもわたって、毎月毎月、月に数回、週に数回も訪れる老人達で埋め尽くされている。

(11)そうした慢性疾患の患者に対する基本的な治療行為は、聴診器をあてて、いくつかの項目を点検、ちょっと話を聞いて、「それじゃぁまた、数日分のお薬、出しておきますね」といって終わり。おおよそ5分。

この5分の診療行為で、約7,000円。こうした診療行為を一日、50件から100件行う。100件だとすれば、それだけで、70万円。開業医なら、看護師の人件費などの必要経費を除いた50〜60万円程度、たった一日で儲かる事になる(勤務医の場合は、一人一日10万円程度の給料)。しかも、高齢者の自己負担は僅か1割。残りの9割が国費の社会保障費を含めた「公的資金」!

(11)つまり、現代の日本の医療システムは、医者達が「国費」を原資として濡れ手で粟のボロ儲けできる仕組みとなっている。その理由は以下の通り。

第一に、大半の「客」(患者)は、1割しかカネを払わないから、気軽にやってくる。800円のラーメンを80円で食わしてやる様なものだから、客はバンバンやってくる。

第二に、患者さえやってきて僅かなカネを払えば、その「10倍」ものカネが懐に入ってくる。国が残りの9割を払ってくれるからだ。いわば、客は80円しかラーメン代を払わないからバンバンやってくるが、一人一人の売り上げに対して国が自動的に残りの720円を補填し続ける。こんなにおいしい商売は無い。

第三に、カネが欲しいなと思えば、一旦やってきた客を「また来週来なさい」などといって、何度も何度も店(病院)にやってくる「リピーター」に意のままに仕立て上げることができる。場合によっては「入院しなさい」とか言って、毎日、店(病院)でサービスを受け続けさせることだって意のままにできる。

しかも、客(患者)は自分(医者)のことを信頼しているから、いくらでもホイホイ言う事を聞く(しかもしかも、客が払う金はちょっとだけなので、あまり気にせずに、どんどんやってくる)。

第四に、そうやって病院漬けにしておいて、いろいろな行動制限をかければ、どんどん病気は増えていく。一番分かり安い話が、一旦老人を入院させることができれば、もうそれだけで足腰が弱くなって新しい疾患も併発していくことになる。その結果、医者がカネもうけできる種が、自動的にどんどん増えていくことになる。

第五に、こうして医者達は「患者を不幸のどん底に陥れ」つつ「患者の命と健康を出しにつかって、半ば患者を欺しながら、国費を詐欺師同然の手口でかすめ取る」という事を繰り返してボロ儲けをしているわけだが、それにも関わらず一切の良心の呵責を持たない。なぜなら、周りの医者達が皆そういう振る舞いをやっているから、自分達が悪行をやっているとは全く思えなくなっていくのである。つまり、感覚が麻痺してしまっているのである。

しかも「専門医」だから、そもそも患者のトータルの健康や幸福に頓着しなくて良いという教育を受けており、かつ、専門の部位の治療行為を続けることが「道徳的だ」と信じて疑わない精神構造になっている。

だから、医師達がどれだけ客観的な視座から見れば下劣な悪行を繰り返していたとしても、良心の呵責を持たないどころかむしろ「俺は道徳的に素晴らしい行為をしてるのダ〜!」とすら思っているのが常態化している。

第六に、こうした悪魔的状況を批判する勢力は、我が国において皆無であり、誰も系統だって批判していない(例えば、世の中の邪悪な構造を読み解く力が並外れて高かった我が師匠西部邁ですら、医者業界の腐敗状況を認識してなかった。今の所、医者達に対するこうした「言論人」からの徹底批判は、当方以外、殆ど目にしたことが無い。もしおられるなら、是非、教えてもらいたい)。

(12)以上の帰結として、専門医が「真面目」に治療行為を行えば行う程、当該の障害が軽減していく事が仮にあったとしても、副作用が拡大していき、かえってトータルの健康が毀損されていく、という現象が頻繁に生ずることになる。

つまり、専門医達が働く病院が増えれば増える程、病院にぶち込まれる患者が増えていくと同時に、患者は医療行為の「副作用」故にどんどん不健康になっていき、バンバン医者が儲かる様になっていく、という構造がある(そして言うまでも無く、国家の医療費が膨大に膨らみ、それ以外の予算がどんどん削られていき、国防も,防災も、地方再生も都市再生も、教育も研究も、そしてデフレ脱却も全く進めらなくなり、国勢が衰えていく、ということにもなる。無論、政府がMMTを理解していれば、この弊害は除去はできるが、残念ながら全く理解しようとはしていない)。

(13)ちなみに、以上の構図の存在を示唆するエピソードとして次の様なものがある。

森田医師は20代、宮崎の病院に勤務していた。その時、夕張市が破綻し、公的病院がなくなり、医療供給量が圧倒的に不足する事態となった。森田医師はその報を耳にした時、夕張の高齢者達が大層困っているだろうと考え、「医師の使命感」故に宮崎の病院を辞めて夕張市にて勤務することとした。

ところが驚いた事に、夕張では病院は無いが、それでも誰も困っていなかったという。むしろ、夕張の方が宮崎のよりも老人達が生き生きと生きている状況だった。

この経験を通して、森田氏は

a.病院なんか無くたって老人達は元気だし、むしろ、病院があった方が老人達は不健康・不幸になるんだ、という事実、
b.病院に毎週来させるのが当たり前だと思っていたが、あんなのは当たり前でも何でも無かったのだ、あれは結局、病院が経営の観点から患者にそうさせていただに過ぎなかったんだ、という事実、

という二つの事実、すなわち、以上の(1)〜(13)に描写した医療業界の腐敗と害悪構造にまつわる二つの事実を認識した。

(14)以上を纏めると、次の様になる。

「かつて日本の医師は素晴らしかった。しかし、専門医制度が戦後日本で敷衍する様になると、医師は患者の健康でなく専門分野の治療のみを行う様になり、医師としてのモラルが崩壊。その結果、激しいカネ儲け主義に走る様になった。

現在は医師のカネ儲け主義が暴走し、さして不健康でない患者を、なんだかんだ言って無理矢理病院にぶち込んで膨大な国費(実に20兆円、30兆円という国費!)をかすめ取るという詐欺的行為が横行する様になった。

にも関わらず、医師に対する国民の信頼・尊崇の念は強く、かつ、この構図に気付く言論人もほぼ皆無であるが故に、誰も医師達を批判しない。だから専門医として訓練を受けた医師達は自らの(客観的な視座からいた)巨大な悪行を一切恥じる事無く、道徳的だ、立派だ(さらに言えば、尊敬されて当然だ、俺たち以外は俺たちに侮蔑されて然るべきだ)とすら自認しつつ、誰に咎められる事も無く、国費をむしり取る詐欺師紛いの悪行に従事し続けている」

…以上、ご理解いただけましたでしょうか…?

少々複雑な構造があり、かつ、ほとんど世間では言われていない話なので、俄にご理解頂くのは難しいかも知れません。

しかし、この問題は今の日本を改善するにあたって極めて重大な問題ですので、もし分かりづらい方、あるいは、ご納得いただけないというがおられましたら、ご理解頂けるまで、繰り返し上記の(1)〜(14)をお読み頂ければ幸いです。

なお、医師の読者の方がおられれば、「俺たちはそうじゃ無い!何も知らない素人がエラソーに言うな!!」とお怒りになる方もおられるかも知れません。

しかし、以上の(1)〜(14)は、当方が案出した見解ではなく、森田氏・和田氏という医師達が僕に教えてくれた見解を、できるだけ分かり易く順をおって説明したものに過ぎません。もしこの見解のどこかが間違っているというのなら、是非、教えて頂きたいと思います(なお、クライテリオン最新号には、この二人の医師と当方との対談記事がそれぞれ掲載されていますから、是非、あわせてご一読下さい)。

(メルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』より一部抜粋・敬称略。続きはご登録の上、お楽しみください)

image by: Shutterstock.com

藤井聡 この著者の記事一覧

京都大学大学院・工学研究科・都市社会工学専攻教授、京都大学レジリエンス実践ユニット長。1968年生。京都大学卒業後、スウェーデンイエテボリ大学心理学科客員研究員,東京工業大学教授等を経て現職。2012年から2018年まで内閣官房参与。専門は、国土計画・経済政策等の公共政策論.文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。著書「プライマリーバランス亡国論」「国土学」「凡庸という悪魔」「大衆社会の処方箋」等多数。テレビ、新聞、雑誌等で言論・執筆活動を展開。MXテレビ「東京ホンマもん教室」、朝日放送「正義のミカタ」、関西テレビ「報道ランナー」、KBS京都「藤井聡のあるがままラジオ」等のレギュラー解説者。2018年より表現者クライテリオン編集長。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/699.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 偉大な故・水戸巌教授<本澤二郎の「日本の風景」(4185)<311や東海村危機可能性を予告していた物理学者を竹野内真理が紹介> :原発板リンク 
偉大な故・水戸巌教授<本澤二郎の「日本の風景」(4185)<311や東海村危機可能性を予告していた物理学者を竹野内真理が紹介>

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/650.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/700.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 感染爆発のさなかに飲み会やBBQ…国民全体の予防意識が緩んでいる原因とは ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)



感染爆発のさなかに飲み会やBBQ…国民全体の予防意識が緩んでいる原因とは ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/293835
2021/08/26 日刊ゲンダイ


パラリンピック開会式で聖火をともす上地結衣ら(C)日刊ゲンダイ

 演劇界のコロナによる中止が相次いでいる。

 我々演劇人にとっては聖地とも呼べる劇場だった新宿シアタートップス。2009年に惜しまれつつ閉館したが、下北沢本多劇場グループにより今年8月に復活が決まり、25日からこけら落とし公演の幕が開く予定だった。

 出し物は「演劇の街をつくった男」。本多劇場創設者の本多一夫氏の評伝劇で、ご本人も出演するはずだった。しかし、当の本多氏がコロナに感染、中止となった。

 ワクチンは2回接種済みというブレークスルー感染で、健康状態は良好ということらしい。やはり、ワクチンを打っても陽性にはなるようだ。

 ほかにも明治座、A.B.C−Z橋本くんの音楽劇、キティちゃんのミュージカルなど、知人が関係する芝居だけでも4、5件の演劇が軒並み中止となった。

 これだけ多くなったのは、やはり感染爆発が起きていることを実感するし、その中心が若者であるということも納得できる。

 かくいう私も27日から始まる舞台の稽古中で、キャストもスタッフも戦々恐々としながら準備をしている。

 もう、公演中は喫茶店やレストランに1人で行くのも控えなければならないだろう。

 そんな中、やれ打ち上げだ、人事異動のお疲れ会だ、果ては河原でBBQだという人たちがいるのが信じられない。

 五輪終わりの閉会式の夜に、あろうことかカラオケに興じ、泥酔していたテレ朝のスタッフ。多人数でBBQをしていた「イッテQ」のスタッフ。彼らは一体何を考えているのか。

 責任ある立場のそこそこの年齢の者もいたはずだ。何よりこれらは突発的に起こったものではない。場所を取り、人数をまとめ準備する。少なくとも数日前から予定しなければできない。

 なのに誰も反対するものはいなかったのか。

 いや、上司に知れれば絶対に反対されているはずだ。

 それが漏れては実行できない。つまり彼らは、バレないように秘密裏に事を運んだ確信犯である可能性が極めて高いのではないか。

 いやもうこの時期にBBQなんて気がしれない。一般の皆さんも、みんなこの程度の意識なんだろうか。今が感染確率も医療崩壊も過去最高のこの時期に、なぜ国民の予防体制が一番緩くなっているのか。

「東京オリ・パラやってるなら」という漫然とした空気が日本中に流れているからではないか。

 去年の段階で中止を決め、その予算を感染対策に使い、粛々とコロナに真摯に立ち向かっていたら、自宅で治療も受けられないまま亡くなる人などいなかったのではないか。

 これは国による緩やかな殺人ではないのか。



ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/701.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 自民党総裁選のカギは河野太郎氏 出馬なら菅首相、二階幹事長体制は崩壊〈AERA〉
自民党総裁選のカギは河野太郎氏 出馬なら菅首相、二階幹事長体制は崩壊
https://dot.asahi.com/dot/2021082600041.html
2021.8.26 13:05 AERA dot.


ボスの麻生財務相と話す河野ワクチン担当相(C)朝日新聞社


左から下村政調会長と二階幹事長、菅首相(C)朝日新聞社


総裁選出馬を明言した岸田文雄元外相(C)朝日新聞社

9月17日、いよいよ自民党総裁選がスタートする。29日の投票日を目指して立候補者がしのぎを削る。

 菅義偉首相は「出馬は当然」と続投に意欲を燃やす。しかし、神奈川2区の地元、横浜市長選で現職閣僚だった小此木八郎氏を擁立して大敗。新型コロナウイルス対策では失政続きで、支持率は3割を切るという惨状だ。

「もう菅首相では、解散総選挙は戦えない」

 自民党で当選3回の衆院議員は明確にNOを突きつける。だが、菅首相に近い国会議員はこう話す。

「菅首相は周囲にイエスマンばかりを置きたがる。だから、総裁選でも
まだ勝てると信じている。マイナス情報は入らないので『ワクチンさえ浸透すればまったく大丈夫。再選される』とハッキリ言っている」

 前回、菅首相支持をいち早く表明したのは、二階俊博幹事長だ。25日にも菅首相と会談した。記者団に菅首相は「コロナについて話し合った」とだけ述べたが、総裁選の話が出なかったというのは、あり得ない。

 今回の総裁選で前回と違う大きな点は、自民党内では非主流派とされる
石破茂衆院議員が「不出馬」を表明していることだ。

「前回の総裁選で各派閥が菅首相でまとまった理由は、石破氏をつぶすことでした。二階派だけでなく、安倍前首相、麻生太郎財務相らは『石破以外ならだれでもいい』という意向だった。岸田派会長の岸田文雄氏がパッとしないので、菅首相に乗り換えた。今回はそう簡単に二階氏も菅首相支持でまとめられないだろう。これだけコロナで失敗が続き、人気がない菅首相の再選を派閥で支持すれば、離反する若手議員もいるでしょう」(二階派の国会議員)

 菅首相には非常に厳しい情勢だ。最初に立候補を表明したのは、岸田派会長の岸田文雄元外相だ。昨年は菅首相と総裁の座を争い、敗れたが、得票数は2位だった。岸田派の衆院議員はこう話す。

「これまで優柔不断、グズグズしているイメージの岸田さんは、今年4月の参院広島選挙区の再選挙でも負けて、勝負弱さを露呈した。今回は誰よりも早く、出馬表明する以外に総理総裁への道はない、とやっと決断してくれた」

 岸田氏は自身が派閥のトップなので、20人の推薦人はすでに確保。岸田派は宏池会の系譜で麻生太郎財務相の麻生派(志公会)とは同門。両派が合併する「大宏池会」構想が以前からささやかれ、麻生派はじめ他派閥から支援が得られれば、菅首相を脅かす最有力候補だ。

 そして、自民党では「台風の目」として注目されているのが、下村博文政調会長だ。一部報道では推薦人集めで苦戦しているとされる。下村氏は安倍晋三前首相の出身派閥の清和会(細田派)所属だ。下村氏を支援する清和会所属の衆院議員はこう話す。

「下村氏はもう20人、キッチリと集めています。清和会の若手を中心に固めている。マスコミで推薦人が集まらないと吹聴されるのは、清和会は安倍前首相の次を狙う候補が何人もいます。下村氏が有力視されることへのやっかみもあってです。集まった推薦人は、菅首相では選挙は戦えないという危機感ある若手が多い。下村氏は安倍前首相とも親しい関係は知られるところ。すでに水面下では了解を取り付け、細田派の細田会長らにも挨拶を済ませている。26日にも出馬表明するのではないか」

 また、前総務相の高市早苗衆院議員も出馬に意欲を燃やす。しかし、無派閥とあって推薦人集めに苦労している模様だ。高市氏も安倍前首相に近いとされるが、前出の清和会所属の議員はこう話す。

「清和会から高市氏に推薦人を貸すなど協力するという話は聞いたことがない」 

 そして注目は世論調査でも「次の総理候補」ではトップの支持を常に集める河野太郎ワクチン担当相だ。河野氏は麻生派に所属。ボスである麻生氏の意向が問題だ。しかし、解散総選挙が遅くとも10月には実施される。選挙の顔として、河野氏へ出馬を期待する声は大きい。麻生派に所属する衆院議員はこう話す。

「ボスの麻生さんの意向ではなく、河野氏自身が出馬を決断するかどうか。麻生さんが止めても出るというほど強い思い、根性があるなら、支持は一気に広がります」

受けて立つ菅首相にとって一番の脅威は、河野氏だ。今回は国会議員だけではなく、自民党の党員投票も含めたフルスペックの総裁選となるだけに、国民的人気が高い河野氏が有利という見立てもある。

「若い河野氏となれば、菅首相に引導を渡すことになる。菅再選の流れはゼロでしょう。菅首相は総裁選に出馬しても、2位にもなれずに惨敗というみじめな結果になりかねません。また河野氏が首相となれば、二階氏も幹事長は交代となるでしょうから二階氏の反撃もあるでしょう。そこまで河野氏が踏み切れるかですね」(自民党幹部)

 自民党で20年以上、政務調査会の調査役を務めた政治評論家の田村重信さんはこう語る。

「解散総選挙がすぐそこ。支持率が落ち込む菅首相では厳しい。自民党は候補者を3、4人を立てて賑やかに総裁選をやり、党勢回復を狙っている。カギは河野氏の動向。出るか出ないかで、情勢が一変する。政治は一寸先が闇ですからね」

 自民党の総裁選の行方が注目される。

(AERAdot.編集部 今西憲之)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/702.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 小池都知事に健康不安説 特捜“ガサ入れ”案件に名前浮上し「明らかに様子がおかしい」のか(日刊ゲンダイ)





小池都知事に健康不安説 特捜“ガサ入れ”案件に名前浮上し「明らかに様子がおかしい」のか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293869
2021/08/26 日刊ゲンダイ


東京五輪閉会式では元気そうに旗を振っていた小池百合子都知事だが…(C)真野慎也/JMPA

「声はかすれ、顔色もすぐれない。見るからに体調が悪そうです……」

 感染爆発が止まらない東京都のトップ・小池知事の近況について、都民ファーストの会(都ファ)の関係者は不安げな表情でこう話した。小池知事は25日自身のツイッターで、東京・渋谷駅近くに若者向けのワクチン接種会場を設置することに触れ、〈ワクチンで自分の身を守って下さい〉と投稿したが、自らの「身」を守り切れなくなっているのか。「健康不安」説が、都庁のみならず永田町でも囁かれているのだ。

「7月上旬の都議選直前に過度の疲労で入院していたが、退院後も体調が戻らないと聞く。入院前は会見に立ったまま臨んでいたが、退院後は『着席』で行っている。明らかに様子がおかしい」(政界関係者)

 その割には、五輪の閉会式ではバッチリと着物で決め、満面の笑みで旗を振っていた。元気そうに見えたが……。

「最近は昼すぎに登庁し、夕方4時45分に感染者数が公表される直前にそそくさと帰るケースが多くなっている。都庁記者らは、『体調不良というより、感染爆発について追及されるのを嫌がっているのでは』と噂しています」(都政関係者)

 前出とは別の都ファ関係者は「ひょっとして、国政進出についてコッソリ検討を進めているんじゃ……」といぶかしむ。一方で、「心労が重なっているんでしょう」と言うのは、ある官邸事情通だ。こう続ける。

特捜事件に名前浮上で心労か

「融資金詐欺などで東京地検特捜部に起訴された太陽光発電関連会社『テクノシステム』の代表・生田尚之被告を巡る報道で、公明党・前衆院議員の遠山清彦氏と同時に、小池知事の名前も挙がっている。小池知事の関連政治団体が、過去に生田被告から献金を受けていたのです。テクノ社問題に関連し、小池知事の名前が何度も報じられていますから、本人は精神的に参ってきているのではないか」

 25日にはデイリー新潮が、〈創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?〉という記事を公開。SNSで話題になった。記事では、テクノ社の元最高顧問が「遠山以上に生田と懇意だったのは小池百合子都知事」と証言している。

 危機的な感染爆発の今こそリーダーシップが必要なのに、東京は大丈夫か。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/703.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 今の菅総理は、歴代の総理と比べてどうなのか:潔く総理を辞めた福田康夫氏の真逆かもしれない(新ベンチャー革命)
今の菅総理は、歴代の総理と比べてどうなのか:潔く総理を辞めた福田康夫氏の真逆かもしれない
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11149805.html
新ベンチャー革命2021年8月26日 No.2787


1.神奈川選挙区出身の菅総理は、彼をよく知る横浜市民からサジを投げられた:彼は最悪・最低の総理だからか

 本ブログ前号(注1)にて、菅総理が肩入れしてきた小此木氏が横浜市長選で大敗した話題を取り上げました。

本ブログではこのところ、菅総理批判を繰り返していますが、政治評論家でジャーナリストの元木氏も菅総理批判を展開しています(注2)、

同氏によれば、戦後、活躍した多くの日本国総理と比べて、菅氏は、戦後の総理で、最悪・最低と断じています。

 もし筆者が、菅総理だったら、第三者に、ここまで酷評されたら、もう、耐えられません!

 かつての安倍氏のように、仮病を使って、即、辞任するでしょう。

 元木氏の菅氏評を、もし、菅氏本人が知ったら、どういう気分になるのでしょうか。

 筆者が菅氏だったら、ショックを受けて立ち直れず、仮病を使って、即、辞任するでしょう。

2.戦後の総理の中で、最悪・最低の総理を誕生させた責任は、前任の安倍氏にある

 なぜ、菅氏のような人物が、日本国総理大臣になれたのでしょうか。

 本件に関する本ブログの見方は、ズバリ、菅氏は、総理大臣として、安倍氏よりもさらに劣るからではないでしょうか。その点については、本ブログにてすでに指摘しています(注3、注4)。

 要するに、実質的に安倍氏の指名によって、彼の後任の総理に就任した菅氏は、安倍氏にとって、ワンポイント・リリーフでしかなく、ほとぼりがさめたら、そのうち、自分が再登板する予定だったのではないでしょうか。

 しかしながら、今のところ、安倍氏の再登板を求める声は、自民党内からも、自民党外からも、聞こえてきません。この点は、安倍氏にとって大誤算だったのではないでしょうか。

3.菅氏のやり方は、官僚や議員の人事権を握って、有無を言わせず従わせる手法であり、そこには、知性のカケラもない

 菅氏のキャリアを振り返ると、小此木彦三郎の秘書からスタートして、市議から国会議員、そして総理まで上りつめていますが、ここまで、出世できたのは、もう、奇跡に等しいでしょう。

 その反面、彼は、おのれの人格を磨く修練はしてこなかったのではないでしょうか。

 その結果、総理大臣の地位に相応しい、知性や教養は身に付いていないことが歴然としています。

 このような人物は、一筋縄ではいかないことが多いような気がします。

 さて、筆者個人の主観では、歴代の総理大臣の中では、福田康夫氏(注5)は人格的にまともだったと思っていますが、菅氏は、福田氏と違って、あっさりと総理大臣を辞任しそうにもありません。

福田氏とは育ちが違う菅氏の場合、地位に恋々とするタイプでしょう。

 もしそうなら、この先が思いやられます。

注1:本ブログNo.2786『現総理・菅氏は“ハダカの王様”か:オレサマが応援した小此木氏がなぜ、横浜市長選で大敗したのか理解できているのか』2021年8月23日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11119675.html

注2:プレジデント“「ついに安倍首相も上回った」菅首相が"戦後で最悪最低の首相"になった根本原因”2021年8月25日
https://president.jp/articles/-/49228?page=1

注3:本ブログNo.2773『現総理・菅氏はなぜ、安倍氏の後継者になれたのか:菅氏は能力的に安倍氏よりも劣るからか』2021年7月10日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/10525571.html

注4:本ブログNo.2784『菅氏のコロナ対策は“失敗の本質”の戦後版:彼はProactive(先回り)思考ができない国家リーダーの典型』2021年8月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/11046723.html

注5:福田康夫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E5%BA%B7%E5%A4%AB



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/704.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相&二階幹事長「悪だくみ」会談の中身…まだまだ自信満々でも任期満了選挙→総裁選凍結画策か(日刊ゲンダイ)





菅首相&二階幹事長「悪だくみ」会談の中身…まだまだ自信満々でも任期満了選挙→総裁選凍結画策か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293871
2021/08/26 日刊ゲンダイ


ツートップ会談、二階幹事長はなぜかゴキゲン(菅首相=右)/(C)日刊ゲンダイ

 衆院議員の任期満了まで2カ月を切り、自民党内で「菅降ろし」の声が上がる中、政権ツートップの会談が臆測を呼んでいる。25日、菅首相が党本部を訪れ、二階幹事長と約30分にわたって面会した。そこで何が話し合われたのか。

  ◇  ◇  ◇

「大事な話なら秘密裏にするだろうし、議員宿舎内でこっそり会うこともできる。総裁選の日程を決める直前に、わざわざ表の場で会ってみせたのは、“政権運営はオレたちが決める”という示威行為ですよ。悪だくみの相談にしか見えません」(自民党若手議員)

 2人は会談で、菅首相の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選を予定通り実施することなどを確認したとされる。菅首相は「総裁選は粛々と進めて欲しい。日程が決まれば異論はない」と話していたという。26日、党の総裁選挙管理委で正式に決まるが、予定通り「9月17日告示、29日投開票」になりそうだ。

 正式決定に先立ち、岸田前政調会長は25日、総裁選に立候補することを岸田派幹部に伝達。ほかに高市前総務相、下村政調会長も出馬に意欲を示していて、複数候補による総裁選が、党員・党友投票も含めた“フルスペック”で行われることになる。

「支持率が低迷し、地元の横浜市長選でも惨敗した菅総理では『総選挙を戦えない』という声は日増しに大きくなっている。フルスペックの総裁選を行うと発表するだけで、党内のガス抜きになります。菅総理は、複数候補と戦っても勝てると自信を持っている。しかし、二階幹事長は慎重で、権力基盤を維持するため、安全策をとって、総裁選を回避する方法を探っているのではないか。総裁選告示前に任期満了選挙の日程を発表して、総裁選を飛ばすことを考えているという情報もあります」(自民党関係者)


フルスペックの総裁選!?(左から岸田前政調会長、高市前総務相、下村政調会長)/(C)日刊ゲンダイ

任期満了選挙で総裁選凍結か

 戦後2度目の任期満了選挙になった場合、公選法の規定で10月21日までの衆院議員の任期中に投開票を終える必要があり、「10月5日公示・17日投開票」の日程が有力だ。また、総選挙では自治体側の準備に3週間程度かかり、投開票日の約1カ月前には期日を閣議決定する必要がある。ちょうど、総裁選告示の頃だ。

「総裁選は自民党内の行事であり、公選法に優先されることはない。10月17日投開票の日程を9月中旬に閣議決定した瞬間に総裁選は凍結、総選挙後に先送りでしょう。緊急事態宣言下で解散することは難しいが、『新型コロナ対応が最優先なので解散は見送ったが、任期満了選挙の期限が来た』というのは、誰も文句を言えない。実質的には解散権行使と同じ効力があります」(政治評論家・有馬晴海氏)

 総裁選をやるフリで党内の不満を抑え、電撃的に任期満了選挙を発表する――。各派閥が総裁選の準備にかまけている間に、菅降ろしはタイムアウトになる可能性があるのだ。菅首相、二階幹事長はそれを狙っているのか。

「任期満了選挙の期日を9月中旬に決めても、その後に解散すれば投開票日を後ろにズラすことは可能です。菅首相はギリギリまで様子を見て、総裁選に勝てそうだと思えば、再選されてから解散する道を選ぶかもしれない。ただ、いったん決めた投開票日をズラせば、全国的な混乱を招いて批判が集中しかねません」(有馬晴海氏)

 菅首相は25日の会見でも、衆院選の時期は「コロナ対策を最優先する中で判断」と言っていた。任期満了選挙を延命に利用する可能性は十分ある。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/705.html

記事 [政治・選挙・NHK282] トリチウムは猛毒!<本澤二郎の「日本の風景」(4186)<風評被害では全くない!環境被害と健康被害!> :原発板リンク 
トリチウムは猛毒!<本澤二郎の「日本の風景」(4186)<風評被害では全くない!環境被害と健康被害!>

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/653.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/706.html

記事 [政治・選挙・NHK282] モデルナ製ワクチン「異物混入」160万回分接種見合わせ、ファイザー製は接種3カ月で抗体量4分の1に(日刊ゲンダイ)



モデルナ製ワクチン「異物混入」160万回分接種見合わせ、ファイザー製は接種3カ月で抗体量4分の1に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293870
2021/08/26 日刊ゲンダイ


モデルナ製の新型コロナワクチン(C)ロイター

 厚生労働省は26日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、複数の接種会場から異物混入が報告されたとして、計約163万回分の使用を見合わせると発表した。一部は既に使用され、接種を受けた人もいる。これまでに健康被害の報告はないとしている。

一部は接種済も健康被害の報告なし

 厚労省によると、東京都と埼玉、茨城、愛知、岐阜各県にある計8カ所の接種会場で16日以降、使用前の容器39本で異物が見つかった。異物は数ミリ程度とみられ、成分は不明。国内で流通を担う武田薬品工業がモデルナ社に調査を依頼した。

 異物混入は製造番号が「3004667」の製品(計約57万回分)。同時期に同じ工場で製造された「3004734」「3004956」の計約106万回分とともに、使用を見合わせる。既に全国計863カ所の接種会場に納入済み。同省は代替品の供給を検討し、「影響を最小限にするよう努める」としている。


ファイザー製の新型コロナワクチン(C)ロイター

ファイザー製ワクチン 接種3カ月で抗体量4分の1に

 ファイザー製の新型コロナワクチンは、接種3カ月後に抗体量が4分の1に減少することが分かった。愛知県の藤田医科大学が25日発表した。

 同大はワクチンを接種した20代から70代の大学の教職員209人を対象に、血液中のウイルスに対する抗体の量を調査。1回目接種から3カ月後の抗体の量は、2回目の接種から14日後と比べ、約4分の1にまで減少した。それでも自然感染で得られる抗体よりは多い量で、ワクチン接種の有効性を減じるものではないという。

 また年代別や男女別で抗体量の平均値を比較すると、年代・性別を問わず、同様の減少がみられた。ワクチンの効果が時間とともに低下している可能性がある。しかし、抗体量の減少がワクチンの発症予防効果に与える影響の度合いははっきりしておらず、今後も研究が必要だとしている。
 



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/707.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 群馬 朝鮮人労働者の追悼碑訴訟 一審判決を取り消し 東京高裁(強制連行は政治的用語??)
「政治的」とは便利な言葉。若者は反射的に拒絶。公園内から市民団体を追い出すのも利用できるらしい。
「強制連行」が事実であれば、口にする事が政治的とは言えないと思えるのだが。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
群馬 朝鮮人労働者の追悼碑訴訟 一審判決を取り消し 東京高裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210826/k10013225311000.html
2021年8月26日 19時18分

群馬県高崎市の県立公園にある朝鮮人労働者の追悼碑を設置した市民団体が、県が設置期間の更新を認めなかったのは違法だと訴えた裁判で、2審の東京高等裁判所は「市民団体が『強制連行』という言葉を使って歴史認識についての主義主張を訴えたことで追悼碑は中立的な性格を失った」などと指摘し、団体側の訴えを認めた1審判決を取り消しました。

群馬県高崎市の県立公園にある戦時中に動員された朝鮮人労働者の追悼碑は、前橋市の市民団体が平成16年に県の許可を得て設置しましたが、碑の前で行われた追悼式で政治的な発言があったとして県は設置期間の更新を認めませんでした。

これについて市民団体は県の処分の取り消しを求める訴えを起こし、1審の前橋地方裁判所は「追悼碑が公園の機能を失わせたとは言えず、裁量権の逸脱があった」として県の処分を取り消しました。

26日の2審の判決で東京高等裁判所の高橋譲裁判長は「政治的行事を行わないことが設置許可の条件とされているのに市民団体の共同代表らは追悼式で、群馬県の助言で碑文の文面から削除された『強制連行』という言葉を使って、歴史認識についての主義主張を訴えた」と指摘しました。

そのうえで「このような行為によって記念碑は中立的な性格を失ったというべきで、『公園施設』には該当しない」として、団体側の訴えを認めた1審判決を取り消しました。

弁護団の下山順事務局長は「1審の判断を根本から覆すもので到底容認できず、上告したい」と話しています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 強制連行はかつて自党総理もみとめている。
■世界遺産交渉で強制連行を認めた安倍政権に批判殺到!遂には外務省に責任を押し付ける!海外では「奴隷島が世界遺産に」と報道!
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/239.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 07 日 21:50:05: igsppGRN/E9PQ
http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/708.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?(デイリー新潮)
創価学会に激震 東京地検特捜部が公明議員の事務所にガサ入れ、本当のターゲットは小池百合子?
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08250556/
8/25(水) 5:56 デイリー新潮 週刊新潮 2021年8月26日号掲載


遠山清彦前衆院議員

 秋に控える衆院解散・総選挙を前に、政権与党の公明党とその支持母体である創価学会に激震が走っている。公明・学会側が「選挙妨害」と批判の矛先を向けるのは、現職公明議員の事務所にガサ入れを強行した東京地検特捜部の潜行捜査だ。

 ***

 8月4日、公明党の吉田宣弘、太田昌孝・両衆院議員の事務所に特捜部が家宅捜索に入って以降、永田町が揺れている。

 公明党が猛反発するなか、注目の捜査の行方について、全国紙社会部デスクがこう解説する。

「両議員の秘書らが昨年、貸金業の登録を受けずに融資の仲介をした貸金業法違反が捜索容疑ですが、特捜部の狙いはもちろん秘書ではない。今年2月、緊急事態宣言中に銀座のクラブに深夜まで滞在していたことが発覚し、議員辞職した遠山清彦前衆院議員がターゲットといわれています」

 捜索対象の面々は遠山氏が辞職する前まで彼の秘書を務め、実際、議員事務所へのガサ入れと同時に、遠山氏が代表を務めるコンサル会社なども捜索を受けた。

 つまり、事務所ぐるみで違法な融資仲介に関与した疑いが持たれているわけだ。

「問題となっているのは、コロナ禍で売り上げの落ちた企業を対象とした日本政策金融公庫の特別融資です。同融資をめぐり、仲介を依頼した数十の業者から、遠山氏側に数百万円の現金が渡ったとされ、単なる口利きでなく、贈収賄事件に発展する可能性も囁かれています」(同)

 当時、遠山氏は財務副大臣の職にあり、同公庫は100%政府出資で財務省の所管。仲介における職務権限の有無が捜査のポイントになっているという。

本丸は別にいる


特捜部のターゲット?

 遠山氏本人に訊ねると、

「弁護士とも相談し、取材は受けないことにしている」

 と詳細は語らなかった。

“遠山ルート”は今年6月、金融機関からの融資金詐欺などで起訴された太陽光発電関連会社テクノシステムをめぐる一連の捜査の過程で浮上したものだ。小泉純一郎元総理が広告塔になっていたことでも話題になった会社だ。

 遠山氏と融資の仲介を依頼した業者を繋いだのは、他ならぬテクノ社の最高顧問を務めていた人物。

 その元最高顧問が言う。

「遠山とは約8年前からの付き合いで、当時から俺は遠山の支援者で応援団長。遠山とテクノの生田尚之社長を繋いだのも俺だ」

 今回の件で、彼も特捜部から事情聴取を受けている。

「俺はテクノ以外にも数十の会社の顧問をしていて、それら顧問先から昨年“コロナで会社が潰れる。何とかしてほしい”と頼まれた。だから俺の秘書が遠山の秘書に“公庫の担当者を教えてほしい”と相談したのは事実。でも俺から遠山にカネを渡したことはないし、俺が顧問先から手数料を受け取ったこともない」(同)

 一方で、融資を受けた顧問先が遠山氏側に現金を渡した可能性は否定せず、「ただし、それは謝礼や手数料でなく、政治献金だ」として、遠山氏が適正に処理していれば問題はないと話す。

 そして、こう続けるのだ。

「特捜部のテクノ捜査は終わっていない。遠山以上に生田と懇意だったのは小池百合子都知事。7月の都議選直前の緊急入院も、実は特捜部から事情聴取を受けていたことのカモフラージュだったとの話を関係者から聞いている。捜査の本命は遠山ではないはずだ」

 小池氏からは締切りまでに回答を得られなかったが、生田被告と小池氏が仲良く納まった写真の存在は本誌(「週刊新潮」)6月10日号で報じた通り。「本丸」の正体が明らかになる日は来るか。


小池百合子都知事


小池百合子都知事

ワイド特集「『鋼のメンタル』の人間学」より



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/709.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 朝鮮人追悼碑不許可は違法 前橋地裁(2018年の地裁は追悼碑設置を認めていた)
 「政治的」の判断は微妙な所であるが。少なくとも地裁は石碑設置を認めていた。「強制連行」と公園で言えないのでは、むしろ表現の自由に触れてしまうのではないか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
朝鮮人追悼碑不許可は違法 前橋地裁
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26894240U8A210C1CR8000/
社会
2018年2月14日 19:00

群馬県高崎市の県立公園にある朝鮮人労働者の追悼碑の設置期間更新を県が許可しなかったのは違法として、管理する市民団体が不許可処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、前橋地裁(塩田直也裁判長)は14日、「裁量権の逸脱があった」と認め処分を取り消した。

原告側が年に1度、碑の前で開いた式典で、出席者が戦時中の朝鮮人動員を「強制連行」と述べたことなどが、建立許可の際に県が付けた「政治的行事を行わない」との条件に違反するかどうかが主な争点だった。判決は一部式典が条件に違反したと認めたが、憩いの場としての公園の役割は失われなかったとして「裁量権の逸脱があり違法」と結論付けた。

碑は2004年、原告「『記憶 反省 そして友好』の追悼碑を守る会」の前身団体が、都市公園法に基づき10年間の設置許可を受け、県立公園「群馬の森」に建立。県は12年4月の追悼式など4回の式典が政治的行事に当たるとして14年7月、10年間の設置期間更新申請を不許可とした。

12年5月以降、碑に抗議する意見が県に寄せられ、公園では街宣活動があった。県議会は設置許可取り消しを求める請願を採択していた。

判決は、建立の際の県と団体の交渉過程で碑文案から「強制連行」の文言が削除されたことを挙げ、「強制連行の文言を使うと政治的行事になることは原告も認識していた。一部式典が政治性を帯びることは否定できない」と指摘した。

一方で、12年5月までは抗議がなく、追悼式での混乱はなかったと指摘。街宣活動で公園の利用者も減少しておらず、公園周辺で具体的支障は生じていないとした。

10年間の更新義務付けは「いかなる期間や条件で許可するかは、県知事の裁量に委ねられている」として認めなかった。〔共同〕
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関連:
■表現の不自由展・その後 (表現の不自由展・その後実行委員会)(群馬県朝鮮人強制連行追悼碑)
http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/882.html
投稿者 こーるてん 日時 2019 年 11 月 06 日 11:25:40: hndh7vd2.ZV/2 grGBW4LpgsSC8Q

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/710.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相が今頃打ち出した「国立病院機構のコロナ病床拡大」のお粗末な裏側! 機構本部が「コロナ補助金を借金返済に回せ」と指示(リテラ)
菅首相が今頃打ち出した「国立病院機構のコロナ病床拡大」のお粗末な裏側! 機構本部が「コロナ補助金を借金返済に回せ」と指示
https://lite-ra.com/2021/08/post-6000.html
2021.08.26 菅首相が今頃打ち出した「国立病院機構のコロナ病床拡大」のお粗末な裏側! リテラ

    
    首相官邸HPより

 昨日25日、緊急事態宣言を追加で北海道や宮城県など8道県に適用することを決定したことを受けて記者会見をおこなった菅首相。相変わらず原稿をただ棒読みし、ワクチン接種状況をアピールするばかりだというのに、ついには「(感染収束への)明かりははっきりと見え始めている」とまで言い放った。

 指摘するまでもなく、感染拡大は全国に広がり、重症者数も過去最多を更新しつづけている。当然、感染収束の明かりなどまったく見えていない。楽観主義によってこの国を非常事態に陥らせた菅首相だが、ついに幻覚まで現れているのだろうか。

 しかも、昨晩の会見では、菅首相はこんなことを打ち出した。

「国立病院機構においては、新型コロナ対応の病床を東京全体で200床まで拡大し、全国の新型コロナ対策センターとしての役割を果たしてまいります」

 菅首相はまるで先手を打つかのように語ったが、何をいまさら、という話だ。というのも、厚労省管轄の独立行政法人である国立病院機構や、政府分科会の尾身茂会長が理事長を務める地域医療機能推進機構(JCHO)に対しては、昨年の1次補正予算で「医療提供体制の整備」として計65億円もの予算が出ている。また、昨年の3次補正予算でも国立病院機構には同じ名目で93億円、「コロナ対応にかかる研修事業」に約9億円の予算がついていた。にもかかわらず、両機構ともコロナ患者の受け入れに消極的だとされ、「コロナ患者をもっと積極的に受け入れるべきだ」という指摘があがりつづけてきたからだ。

 実際、今年1月25日の衆院予算委員会でも、立憲民主党の長妻昭議員が都内の国立病院機構とJCHOの病院におけるコロナ病床は6%程度にとどまっているとし、「何とか工夫して病床を増やすよう総理からメッセージをいただけないか」と追及したが、このとき菅首相は「率先して病床を確保するように、私からも指示をいたしておきます」と答弁していた。

 ところが、第5波によってすでに医療逼迫が叫ばれていた7月末の時点でも、全国の国立病院機構の全国140病院・総病床数3万8896床(重症心身障害病床を除く)のうちコロナ受け入れ病院数は95病院・コロナ確保病床数は1854床(4.8%)、JCHOは57病院・1万4285床のうち43病院・816床(5.7%)にすぎない。

 ようするに、菅首相自ら「率先して病床確保するよう指示する」と答弁していたのに、実態はこのとおり、まったく増えていなかったのである。

■「病院名公表」方針を発表した際に「民間に強制する前に国立病院機構が先だ」と質問も田村厚労相は法的根拠知らず

 その上、8月23日になって田村憲久厚労相と小池百合子都知事は揃って、改正感染症法に基づいて都内すべての医療機関に病床確保と人材派遣を要請。最終的に従わなければ医療機関名を公表できるという強権発動に出たことで、「民間に強制する前にまずは国立病院機構とJCHOが先だ」と批判が殺到していた。

 これは当然の批判だ。というのも、国立病院機構法とJCHO法では、それぞれ21条で〈厚生労働大臣は(中略)公衆衛生上重大な危害が生じ、若しくは生じるおそれがある緊急の事態に対処するため必要があると認めるときは、機構に対し(中略)必要な業務の実施を求めることができる〉〈機構は、厚生労働大臣から前項の規定による求めがあったときは、正当な理由がない限り、その求めに応じなければならない〉と規定している。民間に強権発動する前に、まずはこの規定に基づいて病床を確保すべきだったのだ。

 にもかかわらず、民間への強権発動を持ち出す直前におこなわれた今月20日の会見で記者から「国立病院機構とJCHOにかんして法に基づいてコロナ病床の確保を要請するという考えはあるか」と問われた際、田村厚労相は「法律というのは何の法律か? 医療法、感染症法か?」と発言。つまり、自身の権限で病床確保を指示することができるというのに、これらの規定を把握していないとしか思えないリアクションを見せたのだ。

 その上、記者が国立病院機構法とJCHO法の21条について指摘しても、「法律に則ってというよりかは、いまももうお願いはしており、病床を確保していただいている」と言い張ったのである。

 前述したように、菅首相は1月の時点で国立病院機構とJCHOに対し「率先して病床確保するよう指示する」と国会答弁していたが、田村厚労相のこの態度を見ても、とてもじゃないが必要な指示がおこなわれていたとは考えにくい。つまり、ここにきて批判が高まっていたことから、慌てて「都内の国立病院機構で200床まで拡大させる」と言い出したのだろう。

■菅首相「200床確保」は詐術、実際は78床増えるだけ! コロナ補助金を借金返済に回すよう指示も

 しかも、その内実は、菅首相が言っていた「全国の新型コロナ対策センターとしての役割を果たす」などというものとは程遠い。

 菅首相は「200床まで拡大する」と言うが、国民民主党の玉木雄一郎代表が厚労省から得たという資料(8月25日付)によると、7月末時点の都内にある国立病院機構の3病院(骨・運動器疾患を主に専門とする1病院は除いた数/3病院の病床数1541床)のうちコロナ確保病床数は128床となっている。つまり、増える病床は72床にすぎないのだ。

 だいたい、菅首相が国立病院機構の病床について明言したのは、都内についてのみ。繰り返すが、昨年の第3次補正予算で国立病院機構には「医療提供体制の整備」として93億円もの予算が付けられているのだ。にもかかわらず、なぜ全国で増やそうとしないのか。これで「全国の新型コロナ対策センターとしての役割を果たす」などと言えるわけがない。ちなみに、JCHOのほうは言及さえなかったが、こちらも都内5病院(病床数1455床)のうちコロナ確保病床数は158床にすぎないのだ。

 いや、これだけだけではない。じつは国立病院機構のコロナ患者受け入れにかんして、聞き捨てならない話も出ているのだ。

 というのも、昨日おこなわれた衆院厚労委員会の閉会中審査では、長妻議員が質疑の最後に「首をかしげる通知・指示が国立病院機構から出ている」とし、こんなことを口にしていたのだ。

「国立病院機構は全国に140の病院があり、そこが新型コロナを診た場合、補助金が出ます。その補助金が出たならばそれを借金返しに回してくれと。本部が各病院にお金を貸しているらしいんですが、(借金返済に)回してくれと。こういう指示が出てですね、ちょっと現場は相当問題だということで声が聞こえておりまして」

 コロナ患者を受け入れることで得られる補助金は、言うまでもなく治療の最前線に立って奮闘する医療従事者の手当として真っ先に振り分けられるべきだ。なのに、国立病院機構の本部は各病院に「借金返済に回せ」と指示している──。長妻議員によると、どうやらこの問題を指摘したところ、国立病院機構の本部は「訂正の通知を出す」と返答したということだが、このような現場軽視の姿勢で「全国の新型コロナ対策センターとしての役割」など果たせるのか。いや、それ以前に、これまで「医療提供体制の整備」という名目で同機構に振り分けられてきた100億円を超える予算は本当に適切に使われているのか、疑問が湧いてくる。

 ともかく、国会で「率先して病床確保を指示する」と国民に約束しながら、菅首相はいまのいままで動こうともせず、この期に及んでも病床確保に真剣に取り組む素振りも見えない。「明かりは見え始めた」どころか、先行きは真っ暗と言わざるを得ないだろう。

(水井多賀子)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/711.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <いつまでこんなシュールな光景を続ける気なのか>菅・尾身同席会見の国民愚弄(日刊ゲンダイ)

※2021年8月26日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大




※紙面抜粋



※2021年8月26日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 この国の新型コロナウイルス対策は、菅首相の認識によるとうまくいっているらしい。東京五輪強行が招いた感染爆発で医療提供体制は見るも無残に崩壊。感染しても入院できず、「自宅療養」の名目で放置されている患者は全国で12万人を超えたのに、一体どういう感覚なのか。

 緊急事態宣言の対象地域に8道県、まん延防止等重点措置に4県の追加決定を受けた25日の会見も訳が分からなかった。原稿を読むのもままならず、マトモに話せない菅は当初、ぶら下がり取材でお茶を濁そうとしたものの、説明不足批判を気にして一転。イヤイヤ臨んだのだが、27日から宣言は21都道府県、重点措置は12県に拡大する深刻な事態なのに、目新しい対策はナシ。それでいて、「明かりはハッキリと見え始めている」と根拠不明の楽観論を振りまき、何かといえば「ワクチン」「ワクチン」「ワクチン」。

「ワクチン接種は8月も1日100万回以上のペースで進み、25日までに全国民の54%が少なくとも1回の接種を行い、43%が2回の接種を完了し、総接種回数は1億2000万回に達している」

「今月末には全国民の半数近くが2回の接種を行い、来月末には6割近くが接種を終え、現在の英国や米国並みに近づく見通しだ。特に目立って重症化の傾向が見られる50代については、これまでにおよそ5割が1回の接種を行い、2回の接種を終えた人は3割となっている」

 そして、「ワクチン接種証明書の積極的な活用を含め、飲食店の利用、旅行、イベントなど社会経済活動の回復もしっかり検討する」ときた。

接種率95%でも「集団免疫は無理」

 米感染症学会は感染力が強いデルタ株について、「集団免疫獲得の目安は接種率80%を優に超え、おそらく90%近い」と分析。全米で最も優れた病院のひとつとされるメイヨークリニックの研究班は「変異株の出現と接種率向上のイタチごっこで、95%でも無理だ」と厳しい評価をしている。全人口の約75%が接種を完了したアイスランドでは7月以降、ブレークスルー感染が広がり、保健当局者はロイター通信に「感染者の77%は接種者」と話していた。ワクチン頼みでは経験したことのない規模の第5波を抑え込むのは不可能だと認めざるを得ない状況なのに、菅は意に介さない。情報が一切アップデートされていないのか、あるいはパラレルワールドの住人なのか。

 新型コロナ対策に関する基本的対処方針分科会の尾身茂会長とのチグハグは、もはや隠しようがない。会見では発言回数が減らされていたが、先立つ衆院厚労委員会では東京パラリンピック開幕に合わせて再来日したIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長について、「なんでわざわざ来るのか。常識で判断できるはずだ」と非難。菅政権の新型コロナ対応をめぐっても「専門家の分析より、やや楽観的な状況分析をされた」と批判し、経済活動と感染対策の両立についても「一定方向にメッセージが集中すればいいが、矛盾したメッセージがあった」とボルテージを上げていた。

 ついに口を開けば菅批判の専門家だが、見ている国民はチンプンカンプンだ。楽観論にとりつかれたままの首相と、“戦う専門家”に衣替えした御用学者の矛盾。保身という共通項はあれど、菅と尾身が同席する会見は国民愚弄でしかない。いつまでこんなシュールな光景を続ける気なのか。

感染大爆発を招いたトランプ政権末期を彷彿

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)は言う。

「菅首相と尾身会長の方向性には明らかに食い違いが生じている。甘い見通しと緩い対策で米国の感染爆発を招いたトランプ政権の末期を彷彿とさせます。もっとも、米国ではトランプ米大統領が誤ったメッセージを発するたびに、大統領首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所所長が修正を試み、政権交代したことでコロナ対策が軌道に乗った。尾身会長も発言のトーンを強めてはいますが、国民に浸透しているとは言い難い。どれほどの覚悟を持っているのか。国民は中ぶらりんです。ワクチン一本足打法から抜け出せなければ、緊急事態という例外的状況が常態化してしまう」

 それにしても、菅の楽観論は筋金入りだ。「爆発的な感染は絶対に防ぎ、国民の命と健康を守り抜く」と自信たっぷりに語ったのは、昨年10月の所信表明演説だった。間もなく第3波を招き、今年1月に東京都などに2回目の宣言を発令。「1カ月後には必ず事態を改善させる」とタンカを切ったものの、宣言は再々延長され、計73日間に及んだ。3月には「感染拡大を二度と起こしてはいけない。その決意を自らにも言い聞かせている」とまたも大見えを切ったが、第4波になす術はなく、4月末に3回目の宣言発令。それでも東京五輪開催による熱狂で政権浮揚を果たし、総選挙に勝って自民党総裁無投票再選という「必勝シナリオ」に固執し、沖縄県以外の宣言を6月下旬に解除した。

 見切り発車が第5波を招いたのは周知の事実だが、この間も唐突にブチ上げた「ワクチン接種1日100万回」の目標を達成すると、「俺は勝負に強い」などと周囲に語っていたという。逆に言えば、菅の新型コロナ対策は何の目算もない思い付きなのだ。

「次は勝てる」と思い込み、負け続けるギャンブル依存症のような首相と、保身のために口だけ批判はするが体は張らない専門家。どうしようもない連中に国民の暮らしと命は委ねられ、この国の命運も左右されている。局面を打開するには菅政権退陣、それしかない。

 にもかかわらず、自民党内ではコロナを理由に“菅降ろし”を潰す醜悪派閥が幅を利かせるデタラメである。

「誰がやっても難しい」のおためごかし

 26日の総裁選挙管理委員会で「9月17日告示、29日投開票」の日程が正式決定。党員・党友投票も含めたフルスペックで実施され、前回、菅に敗れた岸田前政調会長が名乗りを上げている。しかし、菅政権の生みの親の二階幹事長は「国民の皆さんの命を守る、暮らしを守るという原点に立って、しっかりとした対応をやっておる」「誰がやっても難しい時です」とか言って、第4派閥の二階派として菅再選を全面支持。牽制を強めている。最大派閥の細田派出身の安倍前首相、第2派閥の麻生派を率いる麻生財務相も引き続き菅を支持する構え。桜を見る会をはじめとする数々の疑惑を抱える安倍にしてみれば、グリップが利かない政権が誕生すれば、政治生命どころか余生も危うくなるからだ。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「菅首相はいわば、感染拡大を促進した張本人。世論の大半が『菅首相以外なら誰でもいい』と悲鳴を上げるのは当然です。ところが、安倍政権時代につくり上げた1強支配の構造の下、甘い汁を吸ってきた面々はそれを許さない。党内も多数派に流され、菅首相の次は菅首相でいい、最後まで泥をかぶってもらおうという内向き論理が働き始めている。自民党は多元的競争メカニズムを失った。衆院選が迫る中、敗北覚悟のバンザイ突撃で腹を決めるのであれば、それはそれで結構ですが、無能無策が証明された菅首相が一日でも長く居座ればコロナ克服は遠のく。それに巻き込まれる国民はますます不幸になる」

 このままでは永久に緊急事態は続くだろう。それを止めるのは世論のうねりしかない。



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