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2021年8月22日07時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] パラ「安全安心を実現」寝言は寝て言え!この期に及んでもやる気満々(まるこ姫の独り言)
パラ「安全安心を実現」寝言は寝て言え!この期に及んでもやる気満々
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/08/post-fdd250.html
2021.08.21 まるこ姫の独り言


つける薬なしだ。

誰の目から見てもこの感染爆発は菅が五輪を強行したせいだと多くの人が気が付いているのに、まだパラに固執する総理。

五輪は人心を高揚させる。

ましてやテレビでは朝から晩まで五輪一色で、メダル量産ともなれば、熱しやすい国民は外に出て騒ぐ。

若い世代は、感染しても軽症で済むと思っているようだから、どんどん街へ繰り出すだろう。

会場の周辺なんて驚くほどの人出が確認されている。

週末など五輪会場付近は3割以上人が増えたそうだ。




それでも五輪で人流は増えていないと意固地に言い張る菅だが。

見たくないものは絶対に見ない主義なのだろうか。

今の感染者数は2週間前の数で、五輪を開くことで爆発的に感染拡大したことは数字を見たら容易に読み取れる。

私はこの感染爆発は五倫しか思いつかないが、菅は、なにが原因だと考えているのだろう。

相変わらず、パラリンピックの強行開催に向けて「安全安心」を呪文のように唱える菅。

東京パラ「安全安心を実現」 菅首相
     8/20(金) 11:37配信 時事通信

>菅義偉首相は20日、東京パラリンピックについて「感染対策を徹底して安全安心な大会を実現する」と強調した。

>首相は、一般的な感染対策に加え「車いすなど他者が触れる箇所の定期的な消毒などを実施する」と紹介。さらに「地域医療に支障を生じさせない」ことを前提に、選手村内にアスリートを支援する看護師の配置、酸素供給装置などの配備を行っていると説明した。


オリパラ選手だけが特別のようであまり気分は良くない。

巷では、医療や酸素までたどり着けない自宅放棄の国民が大勢いるのに、オリパラの選手には万全の態勢で臨む。

そこまで特別扱いをしてまでオリパラを強行するメリットはどこにあるのか。

菅にはあるかも知れないが、国民にない事だけは確かだ。

一時の熱狂や高揚感、感動などはコロナ感染の前では無力でしかない。

コロナに感染して生きるか死ぬかの時には、ほとんどの人が感動より医療の手助けだと思うが。

菅にはそういう考えがまったくない。

五輪一択、ワクチン一択・・・


柔軟性がない人が自民党の都合で総裁になり総理になり、自分の野望で国民の7割以上が反対したオリパラに突き進み、後は手が付けられないような感染者数でベッドが無くなり、多くの人は自宅で頑張ってくれと言われても。。。

それで良く、「国民の健康と命を守る義務が私にはある」と言えるよなあ。。。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/634.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <早ければ23日、「菅退陣」の報が…>横浜市長選 「菅首相が敗れた選挙」 来週早々から政局(田中龍作ジャーナル)
【横浜市長選】「菅首相が敗れた選挙」 来週早々から政局
https://tanakaryusaku.jp/2021/08/00025588
2021年8月21日 23:13 田中龍作ジャーナル


小此木陣営のマイク納め。聴衆はそこそこいたが、しんみりとしていた。白めのジャケット(後ろ姿)は石破元幹事長。=21日、横浜駅西口 撮影:田中龍作=

 選挙戦最終日。夜のとばりが下り始めた頃、候補者が最後の力を振り絞って訴える。マイク納めには、選挙戦のすべてが集約される。

 小此木陣営のマイク納めはあまりに淋しかった。大都市横浜の市長を決める選挙のマイク納めともなれば、大物議員がズラリと並んで当たり前である。

 駆け付けた大物議員は石破元幹事長だけ。小泉進次郎環境相、河野太郎ワクチン担当相、三原じゅんこ副厚労相は、地元神奈川県連の要人であるのにもかかわらず姿を見せなかった。

 自民党政権が続きさえすれば、小泉氏、河野氏は有望株だ。「岸田」「高市」…永田町では早くも次期首相の名前が取り沙汰されている。「菅の次」をめぐって永田町では熾烈な争いが始まっているのである。

 菅首相の最側近とされる小此木候補の選挙に駆け付ければ、巻き添えを喰らうことになりかねない。


「菅首相(のコロナ失政)が影響していないか?」とフリ―ジャーナリストが質問すると、小此木氏は「関係ない」と答えた。他人のせいにしない小此木氏らしい対応だった。=21日、桜木町 撮影:田中龍作=

 選挙戦終盤になって小此木陣営は「コロナ対策」のフレーズが付いたポスターに貼り替えた。

 コロナ対策に失敗した菅首相に大きく足を引っ張られた小此木陣営の選挙戦を象徴するような「新ポスター」だった。

 タウン誌上で小此木氏は菅首相の全面支援を受けた。「菅首相に叛旗を翻した方が良かった」。恨み節が、支持者から聞こえてくる。

 横浜市長選挙は「菅首相が敗れた選挙」だった。

 早ければ23日、遅ければパラリンピック閉幕直後の9月7日頃。「菅退陣」の報が駆け巡りそうだ。

       〜終わり〜



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/635.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 危険水域であえぐ菅内閣支持率の起死回生策は「北朝鮮カード」か? 首相動静に予兆あり(日刊ゲンダイ)
危険水域であえぐ菅内閣支持率の起死回生策は「北朝鮮カード」か? 首相動静に予兆あり
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293635
2021/08/20 日刊ゲンダイ


このままでは総選挙を戦えない(菅首相)/(C)JMPA

「苦しい時のナントカ頼みではないか」「いつものテだろう」――。

 朝日新聞の世論調査で内閣支持率が28%と、初めて3割を切った菅政権。他のメディアの調査でも過去最低の支持率を更新するなど、政府・与党内では「このままでは総選挙を戦えない」という見方がもっぱらだ。

 そんな中、19日の菅首相の行動をめぐって永田町や野党内で、ある“憶測”が流れている。支持率低迷にあえぐ菅首相が「北朝鮮カードを切るのではないか」というのだ。

 同日の首相動静を確認すると、菅首相が官邸で会っていたメンメンは次の通りだ。

<午後1時51分から同2時15分まで、秋葉剛男国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官、有馬裕外務省総合外交政策局参事官、防衛省の増田和夫防衛政策局長、鈴木康彦統合幕僚副長>

<午後2時29分から同57分まで、山谷えり子自民党拉致問題対策本部長>

<午後2時58分から同3時14分まで、石川正一郎内閣官房拉致問題対策本部事務局長>

 新型コロナウイルスの感染拡大が広がり、緊急事態宣言が発令されている中、厚労省幹部や医療関係者らとの面談に多くの時間を割いているのであれば分かるが、忙しい合間を縫って、わざわざ党の拉致問題対策本部長らと「個別」に時間を設けていたため、うわさが流れたようだ。

 過去には森友・加計問題で支持率が急落した安倍政権が「北朝鮮の脅威から国民を守り抜く」ことを公約に掲げて支持率を回復させたほか、テレビ番組で<内閣が危機水域に陥ると、申し合わせたかのように北朝鮮がミサイルを発射している>などと揶揄されたこともあった安倍政権を継承する政府だけに“憶測”が拡散したらしい。

「米国は北朝鮮に融和姿勢だったトランプ政権から対決姿勢のバイデン政権に変わり、後ろ盾である中国、ロシアもコロナ対策や他の問題で手一杯。北にとって、拉致カードはもはや意味がないと考えていても不思議ではない。支持率が落ちた菅政権の状況をみて、北が何らかのシグナルを送ってきている可能性はゼロではないでしょう」(福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏)

 2017年の総選挙で自民党が大勝した際には、当時の麻生太郎副総理兼財務相は「明らかに北朝鮮のおかげ」と発言。野党から「北朝鮮問題を選挙で利用した」などと批判を浴びたが、果たして菅首相はどうする?



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/636.html

記事 [政治・選挙・NHK282] アイクを読めば世界が分かる(高橋清隆の文書館)
元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2043111.html
http:/


 拙訳本デーヴィッド・アイク『答え』第1巻の出版記念お祝い会を2021年8月20日、郷里である新潟県内の某所で開催しました。その際の冒頭の講話ビデオを下に掲げます。



動画URL:https://www.bitchute.com/video/EC98ItqRXi0Z/


 なお、『答え』第2巻以降は他の人による翻訳になります。第2巻の途中で、挫折しました。私にとって目下、新型コロナ詐欺の告発が最大の関心事である上、英語力の乏しさから誤訳を避けるための労力がかかりすぎ、もはやこれ以上、訳出に向かえなくなりました。


 今後は当面、新型コロナ詐欺の告発にいそしみたいと思います。私による訳を期待して下さった方が万が一いらっしゃったなら、ご期待に沿えず、済みません。プロの翻訳者が、もっと洗練された確かな邦訳を提供してくれることでしょう。


■関連記事



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/637.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 横浜市長選で小此木氏失速、菅首相の「全面支援」がマイナス要因に(日刊SPA!)
横浜市長選で小此木氏失速、菅首相の「全面支援」がマイナス要因に
https://nikkan-spa.jp/1774596?cx_clicks_art_mdl=1_title
2021年08月21日 横田 一 日刊SPA!

菅首相の「全面支援」を受けた小此木氏が、まさかの大苦戦


菅首相の全面支援を受ける、前国家公安委員長の小此木八郎氏

 8月22日投開票の横浜市長選挙で、菅義偉首相が全面支援をする小此木八郎・前国家公安委員長がまさかの大苦戦を強いられている。

 自民党の横浜市議36名中30名と県議全員、さらに公明党議員も支援に回るという「自公推薦」に近い盤石の態勢にもかかわらず、立憲民主党推薦の山中竹春・元横浜市立大学教授(共産・社民支援)と現職の林文子市長を引き離せないどころか、期日前投票で山中氏に逆転を許したという情報も流れ始めた。全面支援がプラスになるどころか、小此木氏の票を減らすマイナス要因になっているようにさえ見える。

 そこでラストサンデーの8月15日、桜木町駅前での街宣を終えた小此木氏を直撃、単刀直入に聞いてみた。

横田:菅さんが応援すれば、一気に抜け出るのかと思いました。ところが、けっこう接戦になっているのではないですか。

小此木:選挙というのはそういうものでしょう。

横田:菅さんの不人気がマイナスに働いているということはないですか。

小此木:いろいろな要素が選挙にはあるの。自分をしっかりともって頑張ります。

 小此木氏の苦戦は林市長の善戦の裏返しでもある。15日付の『読売新聞』は「山中氏、小此木氏、林氏横一線」と横浜市長選の情勢を紹介したが、自民党は自主投票ながら36名の市議のうち30名(83%)が小此木氏を支援、残り6名(17%)が林氏支援なのだから、単純計算すれば4倍以上の大差がつくはずだが、実際は両候補が拮抗。自公支持層(保守層)はほぼ真っ二つに割れた結果、基礎票で劣る野党支援の山中氏が一気に追いついて抜き去るとの傾向が読み取れる。

元町「ハンドバッグのキタムラ」社長、菅首相を「ペテン師」と批判


林市長を支援する「キタムラ」の北村宏社長

「小此木氏支援の市議30名がフル稼働するとは限らない」と見ていたのが、横浜・元町発祥でハンドバッグ販売を手掛ける老舗「キタムラ」の北村宏社長だ。今回の市長選で林氏の支援を表明したことが『神奈川新聞』で実名報道され、不買運動が起きたというのだ。

 林氏との商店街練り歩きを終えた北村氏に聞くと、「自民党からの締めつけはすごい」と断言する一方、形式的な応援に止まる可能性を次のように話してくれた。

北村:市議30名が実際に(小此木)八郎と書くのか分からない。だって、菅さんの時代ではないじゃない。菅さんが全面支援をしても小此木さんは安泰とは言い難い。(他の横浜市民も)同じことを言うと思う」「(急にカジノ取り止めを言い出した)今回の経過はおかしい。はっきり言って公約違反だよ。『馬鹿にするな』と言いたくなる。

横田:菅さんは怖くないのですか。

北村:全然怖くないよ。「あのペテン師」と平気で言ってやるよ。

“菅首相離れ”が進む地元経済界は林氏の支援へ


菅首相と小此木氏の方針変更を批判する林文子市長

 地元経済界でも菅首相離れが急速に進み、小此木氏への追い風どころか逆風になっていることを物語る。小此木氏と菅首相のカジノ誘致をめぐる方針変更については、「カジノ推進」の旗を降ろさない林氏も街宣で次のように批判していた。

「今まで自民党と公明党とでIR(カジノ)を進めて来たのに、急に『横浜ではやらない』と決めたようです。国の重要な政策だったのになぜ、急に止めになったのか)」

 また林氏支援に回った自民党市議6名も「今まで『IRをやろう』と言っていたのに何の理由もなく、『IRやらない』なんて考えられない」として、菅首相に足並みをそろえなかった。4年前は自公の支援を受けて当選した林氏が今回の市長選では、「『自民党』ではなくて『市民党』になった」「今回の選挙は『政党』対『市民と経済界』という構図」と訴えているのはこのためだ。

 小此木氏はカジノ推進派からは突然の方針変更を批判される一方、カジノ反対の市民からも全幅の信頼を得られていないようだった。

 告示日の第一声で小此木氏は次のように訴えていた。

「『IRを本当に止めるの?』と4割の方々は疑いの眼差しで見ている。恐らく『どうせ菅さんと結託して当選して、ほとぼりが冷めたらもう一回カジノ誘致をやり直すのだろう。前の人(林市長)がそうだったではないか』というのが有権者の正直な思いでしょう」

“ハマのドン”が断言「山中氏の当選で、菅首相は終わりだ」


山中竹春・元横浜市立大学教授(左)の応援演説を行う、藤木幸夫・横浜港ハーバーリゾート協会会長
 カジノ推進派と反カジノ派の両方から突き放される中で小此木氏の票は伸び悩んでいたともいえるが、自公支持者(保守層)がほぼ真っ二つになっていく中で、一歩抜け出したように見えるのが山中氏だ。

“ハマのドン”と呼ばれる藤木幸夫・横浜港ハーバーリゾート協会会長も、告示前の外国特派員協会の会見では小此木氏勝利を予測したものの、告示日に直撃すると「(あの発言は相手陣営を)油断させるため」と語り、続く応援演説では「山中さんが当選するのは間違いない」と正反対の予測を口にした。

 そのうえで藤木会長は、山中氏への支持を次のように呼びかけた。

「これから山中さんのために私も頑張る。皆さん、『藤木が頭を下げていたな』と(思い出して)俺も頑張ろうということで、私を助けてください。私の夢を実現させて、私と一緒に万歳をさせてください」


8月17日に横浜市内で開かれた決起集会で、山中氏への支持を呼び掛ける藤木幸夫会長
 また8月17日には港湾関係の幹部を集めて「山中竹春氏 横浜市長選 決起集会」が開催された。約150人の参加者に向かって、藤木会長は「この男をよろしく」と訴え、電話かけによる支持拡大を訴えた。

 藤木氏は挨拶で「横浜には地方自治がない」と問題視。林文子市政が背後関係によって動かされているとも訴えた。そこで集会後、筆者は藤木会長を直撃した。

横田:山中氏当選で横浜市政の背後関係を断ち切るのですか。

藤木:そうだ。

横田:背後関係とは“影の市長”こと菅首相のことですよね。

藤木:みんな分かっていることだ。山中氏の当選で、菅首相は終わりだ。

「林市長にカジノ誘致表明を促した“影の市長”の影響力を断ち切り、山中市長誕生で横浜は菅首相の支配から脱却する」というのが藤木氏の考え方なのだろう。

可視化される菅首相の「不人気ぶり」


小此木氏の応援に駆けつけた坂井学・内閣官房副長官(右)
 小此木氏の出馬で菅首相に切り崩されたかのような印象のあった藤木会長だが、告示後は一転して山中氏全面支援となっている。このことも、山中氏が小此木氏を引き離しつつある一因になっているようだった。

 菅首相の全面支援でも小此木氏が苦戦を強いられている情勢について、自民党関係者は「コロナ感染爆発が逆風になっている」と次のように分析する。

「少なからぬ国民が『菅政権のコロナ対策がまずかったので感染爆発を招いている』と不信感を募らせ、内閣支持率が低下しています。その逆風が横浜市長選でも吹き荒れて、マイナスに働いているようです」

 小此木氏への菅首相の全面支援によって、「カジノ誘致」が最大の争点だった横浜市長選が、菅政権についての評価を問う戦いにもなっている。横浜市長選で小此木氏が敗れれば、「選挙の顔として失格」との烙印を押されて“菅降ろし”が始まるのは確実。自民党にとっては菅首相の不人気ぶりを可視化させる役割を、横浜市長選が果たすことになる。永田町に激震が走ることになるかも知れない、8月22日の投開票結果から目が離せない。

文・写真/横田一

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/638.html
記事 [政治・選挙・NHK282] <自公維を落とそう>新型コロナ騒動で国家を否定する「自助社会」が完全な形で到来した それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)


新型コロナ騒動で国家を否定する「自助社会」が完全な形で到来した それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293619
2021/08/21 日刊ゲンダイ



東京五輪開会式日には確認されていた「ラムダ株」、メディアが追及するまで隠匿されていた(成田空港=写真)/(C)ロイター


「ラムダ株」が東京五輪の開会式が行われた7月23日に国内で初めて解析され、国際機関に報告されていたにもかかわらず隠蔽されていた件。


 厚労省や国立感染症研究所(感染研)によると、国内で初めて確認されたのが7月20日、羽田空港に到着した30代女性からだった。女性はペルーに滞在歴があり、空港の検疫で新型コロナウイルス陽性が判明した。


 ラムダ株は2020年8月に南米のペルーで初めて報告され、中南米を中心に拡大、感染力が強く、ワクチンによる保護効果を回避する可能性があることも指摘されていた。


 にもかかわらず、メディアが追及するまで公表しなかった理由はその女性が東京五輪の大会関係者だったからだろう。要するに、浮かれ立つ連中の熱気に水を差さないよう忖度したわけだ。


 厚労省は、ラムダ株が日本の「VOC」(懸念される変異株)に分類されていないことを理由に挙げていたが、米ニュースサイト「デーリービースト」は「東京五輪後に発表する計画があった」とする感染研の研究者の証言を報道している。


 菅義偉は感染者が拡大する中で東京五輪を開催することについて、一貫して楽観論と無責任な発言を垂れ流してきたが、危惧されていた医療崩壊がいよいよ始まると、新型コロナの「中等症」であっても「症状が軽い」あるいは「重症化リスクの少ない」患者には「自宅療養」させる方針に切り替えた(8月2日)。


 その後、反発を受け、表現を修正したが、要するに、国民の見殺しである。権力の中枢に食い込んだ新自由主義勢力が30年かけて目指してきた国家の否定と「自分の身は自分で守れ」という社会が完全な形で到来したわけだ。


 今回の新型コロナ騒動は国家の機能不全と危機に立ち向かうための思想の脆弱性を明らかにしてしまった。


 私事で恐縮だが、この問題について評論家の中野剛志氏と詳しく論じ、先日「思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか」を上梓した。


 新型コロナは変異を繰り返し拡大する。小手先の対応は通用しない。われわれ人類は、新型コロナと同時に無責任な楽観論者やデマゴーグの類いを封じ込める必要がある。社会を防衛するのは最終的には一人一人の精神なのだから。



適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/639.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 横浜市長選、小此木八郎氏が敗北すれば“菅降ろし”に直結 世論調査では山中元教授がリード(デイリー新潮)
横浜市長選、小此木八郎氏が敗北すれば“菅降ろし”に直結 世論調査では山中元教授がリード
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/08210559/
8/21(土) 5:59 デイリー新潮 週刊新潮 2021年8月26日号


小此木八郎氏

 候補者8人が乱立することになった横浜市長選挙。今月22日の投開票に向け、本命視されるのはこの3人。現職の林文子氏(75)、国家公安委員長を辞して出馬した小此木八郎氏(56)、そして、コロナ禍のワイドショーで引っ張りだこだった元横浜市立大学教授の山中竹春氏(48)である。

 この乱戦、当初の下馬評では、小此木氏優勢との見方がもっぱらだった。

「菅義偉総理の盟友ながら、争点になっていたIR誘致を封印。これでIR反対を打ち出す山中氏の独自色を殺した。さらに自民党横浜市議団の大半の支持を得て、林市長の動きも封じたかに見えました」(政治部記者)

 ところが告示後、その見立ては早々に崩れ去る。

「最初の週に行われた期日前投票の出口調査で山中氏が小此木氏をリード。マスコミや政党の世論調査でも両者は横並びか、場合によっては山中氏が10ポイント近く差をつける結果がでていたのです」(同)

 突然吹いた“山中旋風”。多くの関係者がこの結果に驚いたのは、山中陣営とて一枚岩ではなかったからだ。


林文子氏

「山中氏は共産党の支援も受けていますが、推薦する立憲民主党の支持母体である連合は、共産党との共闘に未だに反発している。さらに横浜市政に影響力を持つ藤木企業の藤木幸夫会長が山中氏支持を表明していますが、額面通りに受け取る向きは少ないんです。藤木氏と小此木氏との関係は深く、どちらが勝ってもいいように、山中氏に唾をつけているだけだろうと」(同)

 では、この旋風の正体は一体、何なのか。

 ある市政関係者は、

「横浜は菅総理の地元とはいえ、睨みが利くのは彼の選挙区がある南部だけ。そのお膝元ですら、自民党横浜市議団の一部が“今さらカジノ誘致を止められない”と林陣営についてしまった。しかも、その中には菅事務所の秘書出身の市議も含まれるといいます。つまり、菅総理の威光も虚しく、保守分裂の漁夫の利を山中氏が得た形なんです」

 さらにこんな要因も。

「選挙のたびに客寄せパンダとして活躍する小泉進次郎環境相も神奈川県連。ただ、彼の演説は“密”を生むためコロナ禍では逆効果です。小泉氏の遊説日程も満足に組めず、小此木陣営は歯ぎしりしている」(同)

 市長選での敗北は“菅降ろし”に直結するといい、

「菅総理のもとで総選挙は戦えないとの声が党内に満ち、“総選挙での勝利後、総裁に再選”という菅総理の夢のシナリオはますます遠のく」(先の記者)


山中竹春氏


山中氏(左)の応援に駆け付けた藤木氏(右)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/640.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 誹謗中傷や差別を繰り返す人のアカウントをなぜ凍結しないんだ 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)



誹謗中傷や差別を繰り返す人のアカウントをなぜ凍結しないんだ 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/293571
2021/08/20 日刊ゲンダイ


写真はイメージ

『「当座の銭儲けのためなら差別やヘイトも放置」が、ヤフージャパンという会社の倫理観なのか?』 (山崎雅弘・文筆家)

 これは8月14日の山崎さんのツイッターの言葉。週刊朝日8・20ー27合併号に載った西岡千史さんの書いた『「ヤフコメ」は日本の恥? 社内で問題視も「PVが減るから閉鎖できない」』という記事を受けての。

 東京五輪を開催し、アスリートのネット上の誹謗中傷が問題となった。ニュース配信サイト大手ヤフーニュースのコメント欄は酷い言葉であふれていた。

 ヤフーニュースは多くの人が見ていて、メディアとして影響は大きい。が、コメント欄は誹謗中傷や差別の言葉で溢れかえっている。しかし、社内でも問題視している人がいるが、PVが減るから閉鎖できないんだとか。でもって記事の中でヤフーの広報担当の人が、誹謗中傷対策を強化している、とかいってる。

 嘘つけ。今も昔も、あたしは散々中傷されまくっていますけど。山崎さんのいうように、銭のためならヘイトも放置だろ。

 これはヤフージャパンだけじゃなく、ツイッタージャパンにも、ユーチューブにもいえる。誹謗中傷や差別をくり返す人のアカウントをなぜ凍結しないんだ。銭のためというのじゃなくて、むしろそっちを応援しているようにも見えんぞ。

 最近、話題になった有名人のホームレス叩き。謝罪したからいいじゃんって、この人謝罪動画でもPVを稼いでんじゃん。でもって、遡って調べてみたら、何度もヘイトをくり返してるじゃん。

 1、2回はまぁ大目に見るとして、でも「ルール違反です」という警告ぐらいは本人に出せよ。そして、それを無視して3回目に突入したら、即凍結でいいんじゃないの?

 はっきりいう。匿名の意見は大事だが、ヘイトや差別はそれ以前の問題だ。世界的なルール違反。銭儲け第一主義のプラットフォーマーが、世の中のヘイトや差別を広げている。日本を悪い方向へ、導いている。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/641.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 衆院選野党連合必勝秘策、超危険欠陥欧米製コロナワクチン接種中止とイベルメクチン等コロナ予防治療薬の全国民配布、金融取引税導入等での消費税廃止とBI実現

衆院選の野党連合必勝政権交代実現秘策は,万能免疫破壊(ADE)で短命化,超危険欠陥欧米製コロナワクチン接種中止と効果絶大イベルメクチン等コロナ予防治療薬の全国民配布を公約に加えて転換,ワクチン一辺倒の政府自民党と差別化,金融取引税導入等財源確保で消費税廃止,ベーシックインカム実現を行うべき。

これは私が先日ツイッターに投稿した内容です。
近い衆院選で野党連合が確実に勝利し政権交代を実現させるためには、政府与党自公政策と徹底的に差別化させるこのような思い切った政策転換が絶対に必要です。
欧米製(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ等)コロナワクチンの超危険欠陥性に覚醒している国民層は勿論支持、野党が選挙戦でこのワクチンの超危険欠陥性を伝えると同時にこのような政策転換を公約(マニフェスト)する事で、覚醒していない国民層の覚醒に繋がり彼らからの支持拡大にも繋がるでしょう。
そして、従来からの消費税廃止やベーシックインカム導入等の確実公約実施で国民からのその支持が確実、強化になります。

現在接種使用中、欧米製(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ等)コロナワクチンの超危険欠陥性については私も以前この阿修羅掲示板に詳しく投稿した所ですが、

http://www.asyura2.com/15/gaikokujin2/msg/253.html

これに書いた他、あれから、接種者自身が変異種コロナ発生培養槽となり周りに感染拡大させている事実(TV等マスコミメディアはこれを「ブレイクスルー感染」とぼかしてようやく報道を始める)が接種先行国のイスラエル、イギリス、シンガポール等のデータで明確に証明され、日本でも今接種者増加でこれが起こり始めているとしか思えない以前とは比べ物にならない感染急増が起き、それが証明しているわけです。
このように欧米製コロナワクチンは超危険欠陥性と共に接種自体が無意味と化してきています。
一方、以前感染者が日本とは桁違いに多かったインド等では、以前に日本が開発した本来は抗寄生虫薬のイベルメクチンがコロナ予防治療に今大いに活用され、顕著な感染防止と治療効果を上げ、コロナ撲滅レベルに近くなっている事が今明らかとなっています。

野党連合もこの世界の変化を先取りした政策に転換しない限り、衆院選での大勝利と政権交代実現は難しいでしょう。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/642.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 現役医師が指摘。大学医学部がコロナの「5類格下げ」を拒むウラ事情  和田秀樹(まぐまぐニュース)
現役医師が指摘。大学医学部がコロナの「5類格下げ」を拒むウラ事情
https://www.mag2.com/p/news/508353
2021.08.19 『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』 まぐまぐニュース



17日に行われた記者会見で菅首相は慎重な姿勢を示したものの、各所で議論がなされている新型コロナの感染症法上の「5類」への引き下げ。インフルエンザと同じ5類の扱いとすればより多くの医療機関でコロナへの対応が可能になるとされていますが、その移行が進まない理由はどこにあるのでしょうか。今回のメルマガ『テレビでもラジオでも言えないわたしの本音』では著者で現役医師の和田秀樹さんが、にわかに信じ難い「ウラ事情」を暴露。さらに、このままの状態が続けば日本だけがコロナ禍の中に取り残されることになると警告しています。

日本だけ終わらないコロナ禍

ここしばらくでコロナがらみで話題になっているのが、感染症法上のコロナの扱いの変更だ。

エボラ出血熱並みの1類と2類の間にしているから引き受ける病院にものすごい規制がかかる(その代わり多額の補助金が出る)。

死亡率も0.1〜0.2%とインフルエンザ並みになったのだから、インフルエンザと同等の5類にすれば、一般病棟でコロナを入院させることができるので、はるかに病床のひっ迫は治まる。

そもそも重症になると前回も問題にしたような濃厚治療を受けられるのに、中等症までだと家にいろというのは尋常なことではない。

医療従事者のワクチン接種が終わっているのだから(20代の看護師など尊い命がすでにワクチン接種後の死亡の犠牲になっているのだから)、普通の病気として受け入れれば、感染者が多少増えても対応できるのは当たり前のことだ。

しかし、ここでも前回も問題にしたように利権がからんでくる。

前回も問題にしたように厳しい規制がかされ、人員も設備も相当なものを用意しないといけない代わり、1ベッド月額で900万円も入ってくる(しかも、入院していなくてもこの金が入ってくる。某県立病院で民間の理事が、入院していない分は国に返還してはどうかと提言したら、相当嫌な顔をされたそうだ。入院しなくても大金が入ってくるなら、コロナ指定病院がいろいろな難癖をつけて入院を断るのは当然のことだ)。

5類に引き下げ、多少の補助金は足しても普通の病気扱いでやってくれという話になれば、多くの大学病院は再び経営危機に陥る。

結果的に一度おいしい汁を吸った大学医学部が「やめられない、止まらない」状態になっているので、5類にされることを拒むだろう。

そのために、感染症学者だけでなく、大学の医者全体が、コロナが必要以上に怖い病気だと言い続ける構造になってしまったのだ。

もちろん、裏切りは許されない。

ついでにいうと、この補助金は東京のほうが大阪の医学部よりはるかに手厚い。死者数は実は大阪のほうが多いのに。

これに吉村という知事が怒らないとすれば、維新という政党が地元民の味方のふりをする第二自民党であることを露呈しているのか、賢そうな顔をした本物のバカなのかどちらかだろう。

デルタ株騒ぎもあるし、さらに変異を繰り返すだけでなく、コロナというウイルスの性質上、冬場に強いのは間違いない。要するに感染者数はこのまま増え続けるということだ(一時的に治まっても冬場になるとまた感染が爆発するということになるかもしれないが)。

感染者数で騒いでいる限り、いくらワクチン接種が進んでも、コロナ騒ぎは収まらないということだ。

【関連】デルタ株が奪う日本人の優位性。ファクターXの正体とコロナ安全神話の終焉

そしてワクチン会社から金をもらってワクチン接種を勧めていた学者が、変異株には効果が薄いとか、ワクチンを2度打っていても安心とは言えないと言い始め出している。

コロナを怖がらせていたら、テレビにも出られるしワクチン会社から金がもらえるのでおいしかったのが感染症学者だけだったのが、大学病院全体の収益にかかわるのなら、コロナ騒ぎが続いてほしいのが医学界全体の総意ということになる。

これは怖いことだ。

日本のマスメディアは権威に弱い。

臨床ができる人や、心の問題を気にしている人、このままだと高齢者の要介護が増えるとか憂えている人より、〇〇大学医学部教授という肩書を信じる。

そもそもノーベル賞学者にせよ、大学医学部教授にせよ、昔はそれなりに優秀な研究者だったことが多い。ただ、それは10年前、20年前の話だ。

今回、コロナ対策にまともな研究成果を応用できなかったり、アジアで感染や死者数が解明できずに欧米並みの規制ばかりを強いてきた尾身という人も、金子勝氏がラジオで言ったように、臨床経験がなく論文もゼロの医師ではない。

昔は論文も書いていたし、西太平洋地区でポリオを根絶したという実績はある。しかし、それは20年以上前の話だ。

要するに彼らに感染対策であれ、いろいろな医療政策の最前線に立たせるというのは、現役を20年前に引退した評論家のチームをオリンピックに出すようなものだ。

スポーツの世界ではありえないことが、学問の世界ではまかり通ってしまう。

こんなことだから学術論文でもインドに抜かれ、韓国に肉薄され、中国には相手にされない体たらくになってしまうのだろう。

そして、そんな二流の「元学者」が20年前の知識で感染症対策をやるから、自粛しか思いつかないのだろう。そして飲食ばかりを目の敵にする。

でも、テレビ局にしたら権威付けになる上、彼らの都合のいいように世の中を脅し、恐怖を煽るのだからこんなに便利な存在はない。

そのくせして、こんなに人が死んでもワクチンの危険や死因の解明をしようとしない。人の命が大事というのがいかにダブルスタンダードかわかるし、テレビ局も同罪だ。

医学部の教授たちがコロナ政策の諮問をし、テレビの寵児になっている限り日本のコロナ禍は終わることはないだろう。

もちろん、その間に欧米も開放政策に向かうし、アジアの他の国も同様にする(シンガポールがいい例だ)。日本だけまたさらに置いてけぼりは続く。

image by: Shutterstock.com

※本記事は有料メルマガ『和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」』2021年8月14日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会に初月すべて無料のお試し購読をどうぞ。8月分のすべてのメルマガが届きます。




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記事 [政治・選挙・NHK282] 小池知事は児童のパラ観戦をゴリ押し コロナ感染「子どもがスプレッダーの恐れ」とカナダが警鐘(日刊ゲンダイ)





小池知事は児童のパラ観戦をゴリ押し コロナ感染「子どもがスプレッダーの恐れ」とカナダが警鐘
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/293660
2021/08/21 日刊ゲンダイ


小池都知事は子ども動員をゴリ押し(C)日刊ゲンダイ

「全国一斉の休校要請は考えていない」――。20日の閣議後会見で、萩生田文科相はこう断言した。夏休み明けの授業再開に不安を覚える親もいる中、24日開幕の東京パラリンピックの学校連携観戦に最大14万人の児童生徒が動員される可能性も浮上。10代未満は他者を感染させるリスクが高いとの海外研究が出ているのに大丈夫なのか。

 ◇  ◇  ◇

 20日の全国の新規感染者数は2万5876人で3日連続の最多更新、15府県でも過去最多を更新した。経験したことがない規模の第5波のピークアウトがいつになるのか、まったく見通せない状況だ。

 感染爆発に伴い子供の感染者も急増している。厚労省によると、8月5〜11日は10代未満が5422人、10代が1万826人。それが、17日までの1週間で10代未満が7441人、10代が1万4734人。東京では1日当たりの新規感染者に占める10代以下の割合が12%(7月)から14%(8月)へと膨らんでいる。

 海の向こうの米国でも感染して入院した子供の数が過去最多の1900人に上った。国内外で子供の感染・入院リスクが問題となっているのに、「(感染者が出た場合は)学級や学年、学校単位で閉鎖することを想定しないといけない」(萩生田文科相)。これじゃ自治体に丸投げだ。

 小池都知事に至ってはパラリンピックの学校観戦に都教育委員会メンバーの大半が反対したにもかかわらず、「より安心・安全な形でできるように準備を進めていく」とゴリ押し。きのうの定例会見で「デルタ株は、もう皆さんのすぐ隣にいるという意識を持っていただきたい」と危機感をあおる一方、学校観戦は強行では支離滅裂だ。


親の心配は増すばかり(C)日刊ゲンダイ

年少者は10代と比べ1.4倍の感染力が

 子供を巡っては「感染する」リスクが高まっているだけでなく、「感染させる」リスクも高いとの研究結果が出てきた。年少であるほどスーパースプレッダーになる恐れがある、というものだ。

 カナダのPHO(オンタリオ州保健機関)が昨年6月から12月末までに確認された感染事例を基に、子供による家庭内感染を調査(6280世帯対象)。家庭内で最初に感染が発覚した子供を0〜3歳、4〜8歳、9〜13歳、14〜17歳の4グループに分け、他の同居人に感染させるリスクを比べた。

 PHOの研究チームが米医師会雑誌で発表した論文(16日付)によると、14〜17歳が家庭内の誰かに感染させる確率を基準とした場合、0〜3歳が1.43倍、4〜8歳が1.40倍、9〜13歳が1.13倍だったという。

 論文は〈年齢の低い子供の方が、年長の子供よりも誰かに感染させる可能性がある〉と指摘。〈小児の年齢ごとの感染力の違いは、家庭内や学校、保育現場の感染予防管理に影響する〉と結論付けた。

 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏がこう言う。

「あくまでも統計的な調査なので、実際のリスク評価には更なる研究が待たれます。小児の感染を防ぐためにも、やはりワクチン接種が要でしょう。米国では9月末までに、5〜11歳に対するファイザー製の治験結果が出るといいます。生後6カ月〜5歳のデータもすぐに集まるはず。日本は小児のワクチン接種に関する議論が進んでおらず、冬場の大流行にも無防備のままです」

 子供の安全・安心の確保に向き合わない国や都に、親の不安は増すばかりだ。



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記事 [政治・選挙・NHK282] 自滅へ!公明党創価学会<本澤二郎の「日本の風景」(4282)<清和会OBが土曜日なのに「朝日が大報道・公明党が潰れる」と>

※補足 2021年8月21日 朝日新聞4面 紙面クリック拡大


自滅へ!公明党創価学会<本澤二郎の「日本の風景」(4282)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30223548.html
2021年08月22日 jlj0011のblog

<清和会OBが土曜日なのに「朝日が大報道・公明党が潰れる」と>

時々刻々、世の中は変わっていく。政党も新聞も変わる。読売日テレ主導の言論界も変わる。自公3分の2議席体制も変わる。池田大作の平和主義をドブに捨てた公明党創価学会も、運命の自滅への日が迫ってきている!

 土日以外、毎日電話をくれる永田町監視人が、珍しく土曜日の21日にも連絡してきた。理由は、同日付の朝日新聞の朝刊記事だった。「公明党創価学会特集記事にびっくりした。問題の信濃町の、深刻で大混乱な有様を詳細に報道している。こんなことはかつてなかったことだ。例の遠山事件の致命的な事件の全容を暴いたのだ。もう公明党創価学会の再起は不能だろう」と。残念ながら朝日を見ていないが、彼の指摘する遠山事件の処理に、ナツオや太田ショウコウ以下公明党と創価学会が慌てふためいている様子が目に浮かぶ。

 自業自得だ。自民党に負けず劣らない、腐敗の海に呑み込まれていた結果であろう。安倍晋三の戦前の天皇制国家主義に傾倒、憲法違反の「戦争三法」やカジノ法を強行したツケを払わされているのである。「自民党も救いようがないが、信濃町も腐敗まみれで、もはや宗教政党の体をなしていない」とも斬り捨てたものだ。

<安倍暴政の元凶は3分の2議席体制の主犯は信濃町>

 国民は、安倍の首相犯罪に辟易している。国権の最高機関を嘘の連発の場にしてきた。それでも政権は存続、悪政の数々を引きずる長期政権だった。なぜか。

 原因を考えない国民は多い。専門家でさえも指摘しない。テレビに出てくる御用評論家は、決して触れない。連中は血税である官房機密費で雇われているためだが、それゆえに安倍が潰れることはなかった。

 「犯人は公明党創価学会」との正解を、即答できる日本人は今もいない。政治を理解できないからだ。安倍の暴政は、3分の2議席にある。野党も言論も手が出せない独裁政権を実現した主犯が、公明党創価学会なのである。それゆえの「戦争三法」とカジノ法だった。小学生でもわかる。

 その莫大なツケを信濃町は、秋の総選挙で支払う義務を負った。逃げられない。新聞と野党の覚醒も求められていることを付記したい。

<原子力ムラを排除する政権の誕生が、日本の生きる唯一の道>

 朝日新聞も、ようやく気付いたのか、読売の後追い新聞では生き延びることが出来ない、と判断したものだろう。そのうち読売を決定づけている「原子力ムラ」にも、メスを入れる責任がある。放射能まみれのフクシマは、人間が住める安住の地ではない。ゆえに、五輪はフクシマ問題を隠すための政治的魔術だった。これに4兆円を使い果たし、結果的にこれの借金の行方が問われ続けていく。もうこれだけのことで、菅は議会に立つことが出来ないだろう。

 朝日覚醒は、毎日新聞やブロック紙の東京新聞、西日本新聞、北海道新聞、中国新聞にも波及する。沖縄の新聞も元気が出てくるはずだ。ポスト自公の時代への、跳躍への2021年8月なのである。

 日本学術会議も覚醒する重大な場面である。駄目なら解体するほかない。小出裕章のような、勇気ある物理学者に政権を委ねるしかないだろう。200万福島県民を、棄民にするなかれ、である。

<池田大作の護憲平和を放り投げた太田ショウコウも安倍と共に墜落>

 わが地元・房総半島の木更津市にも、野党にもいない、勇気ある公明党創価学会の婦人がいたことに、改めて心底誇りたい。特定秘密保護法を太田ショウコウが、安倍の指示に従って強行した際、彼女は怒りをもって「裏切り者」と叫んでいたことを知ったからである。

 戦争遺児が、心からの怒りを、裏切り者の悪党である太田にぶつけた。もしも、池田大作が元気であれば、太田は即破門になっていたはずだ。「護憲平和の池田は、日ごろから学会幹部らに対して、太田を監視せよ、油断するなと警鐘を鳴らしていた」という事情通の解説に納得したい。その太田に一撃を加えた最初の人物が、木更津市の戦争遺児だった。

 「木更津レイプ殺人事件」の被害者を強いられた彼女を殺害した、やくざ浜名逮捕・極刑にこだわる理由でもある。内外の支援者の決起に期待したい。

 実際問題として、公明党創価学会は、太田どころか、ナツオ以下の全公明党と原田と谷川の創価学会も、戦争犯罪人・岸信介の神道の軍門に降ってしまっていたのだから、仏罰は必然と思われる。今後の行方を監視したい。

 その契機を遠山の銀座通いが作った。途方もない不正融資詐欺事件で、前代未聞の公明党議員事務所への、東京地検特捜部による家宅捜索へと拡大した。国会議員の事務所のある議員会館の捜索は、戦後初めてのことだったことからみても、検察の力の入れ方を見て取れる。

 林検察は、この勢いでもって、検察審査会が「安倍桜事件の不起訴不当」の議決という、重すぎる民意を軽視することなく、安倍逮捕へと駒を進めるしかないだろう。時代の変化を読み取る検事総長として、見事な実績を見せてもらいたい。

<原発再稼働・核武装化は地球と人類を100%の確立で滅ぼす!>

 大義のない東京五輪の中止を訴えてきて、改めて地球と人類を滅ぼす真犯人・殺人鬼・死の商人でもある「原子力ムラ」の暴走に辿り着いた凡人ジャーナリストである。

 核兵器開発のための高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件の存在を、なんと20年後に気付いた。筆者の覚醒が遅れたことに、正直恥じ入るばかりだが、それでもこの重大事件と関連する、10年前の蓋をかけられていた、311フクシマの恐怖の現状を、竹野内真理ブログ・ファイルで認識させられた。

 フクシマのことを忘れたわけではなかったが、その蓋掛けが「原子力ムラ」の仕業だと確信的に理解できたことは、したがって最近のことだった。「電通五輪強行」と「制御されたフクシマ」・原発再稼働(自公)の太い鋼鉄の結びつきに、ようやく気付くことが出来た。科学技術が人類と地球を破壊している日本と世界に驚愕するほかない。

 元京大の物理学者は「無限の核エネルギー」研究に取りつかれたものの、発見したことは、人間と大地を破壊する悪魔のエネルギーであることを悟った。真っ当な科学者は、皆知っているが、原子力ムラに制御され、カネで沈黙させられていたのである。

<もんじゅ西村成生謀殺事件・竹野内真理blogに目を向けよ>

 原子力ムラを支える神道・創価学会のカルト教団が、核兵器製造に突進していたのだ。正義の物理学者は「石破茂は危険」だと警鐘を鳴らしていたことを、昨日になって知って驚いている。凡人ジャーナリストも、ようやく覚醒したと胸を張れる現在である。

 もんじゅ西村成生謀殺事件裁判が、覚醒のきっかけを作ってくれた。改めて指摘しておきたい。手元の「原子力ムラの陰謀」(今西憲之)は核兵器開発という原子力ムラの真の目的について、意図的なのか、回避して蓋してしまっている。西村未亡人は「政治的圧力を恐れたのではないか」と語った。

<仏罰か「菅も見放した証拠」の遠山事件捜査の拡大止まらず>

 話を公明党創価学会に戻そう。池田の護憲平和を放り投げた、太田やナツオと原田と谷川の裏切りには、誰もが驚きを禁じ得ない。彼らは、人間の道から外れている。

 核武装化で再びアジアで覇権を求めたいとの、国家神道・天皇制国家主義の野望に共闘した公明党創価学会を、どう理解すべきだろうか。角度を変えてみても、理解できないだろう。

 悪魔の化身なのか。そうだとすると、誰かさんが叫んでいたように、公明党創価学会は仏罰が落ちるしかない。第二のオウムでなければ幸いである。落ちるとこまで落ちた信濃町である。

 池田の無念は、推して知るべしか。

<「谷川が新聞から消えた」との情報も>

 最近の創価学会機関紙「聖教新聞」によると、腐敗に厳しい「婦人部」と「女子部」を廃止して、新たに「女性部」にしたという。こざかしい組織の改編である。遠山問題に厳しかった婦人部長を更迭したのだろうか。

 安倍と菅に縋りついた次期会長候補・谷川について「聖教新聞が報道しなくなった」との異変情報も入ってきた。組織替え・まともな幹部更迭の信濃町なのだろう。むろん、世間を納得させることなど出来ない。

<「すごいblogがいま大変話題になっている」とメール送信>

 断末魔の公明党創価学会を伝えるblogが話題になっているらしい。友人がメールしてきた。


本澤先生、おはようございます。

フェイスブックに貼り付けられていました。かなりの方が観ている?ので貼り付けました。  八千代、青柳

乗っ取り原田創価悪党宗教マフィア! : yamanoyokohama2050のblog
http://yonagototori2050.livedoor.blog/archives/10973743.html?_f=sl

2021年8月22日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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記事 [政治・選挙・NHK282] <菅首相にトドメ!小此木八郎氏落選>横浜市長選 立民推薦の山中竹春氏 当選確実 小此木氏ら及ばず 


横浜市長選 立民推薦の山中竹春氏 当選確実 小此木氏ら及ばず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/k10013216971000.html
2021年8月22日 20時00分 NHK

過去最多の8人が立候補した横浜市長選挙は、立憲民主党が推薦した元横浜市立大学教授の山中竹春氏の初めての当選が確実になりました。菅総理大臣が支援した元国家公安委員長の小此木八郎氏や4期目を目指した現職の林文子氏らは及びませんでした。

横浜市長選挙の投票は、午後8時で締め切られ、9時すぎから開票が始まります。

NHKの事前の情勢取材や、22日投票した有権者を対象にした出口調査では、立憲民主党が推薦し、共産党と社民党が支援した元横浜市立大学教授の山中竹春氏が、元国家公安委員長の小此木八郎氏や現職の林文子氏らを大きく引き離して極めて優勢です。

また、21日までに期日前投票をした人に行った出口調査でも山中氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、山中氏の初めての当選が確実になりました。

山中氏は、埼玉県出身の48歳。
横浜市立大学の医学部の教授として新型コロナウイルスのワクチンの有効性などに関する研究を行いました。

今回の選挙戦は、神奈川県内に緊急事態宣言が出される中で、過去最多の8人が立候補し、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の横浜市への誘致計画や、感染の急拡大が進む新型コロナウイルス対策などを争点に論戦が交わされました。

その結果、IRの誘致計画に反対し、新型コロナのデータ分析などにあたってきた経験をアピールした山中氏が、立憲民主党の支持層からおよそ70%の支持を、無党派層の40%台半ばの支持を集めました。

一方、閣僚を辞任して立候補した小此木氏も、IR誘致計画への反対を打ち出し地元選出の菅総理大臣や自民党の多くの市議会議員、それに公明党の支援を受けて組織戦を展開しました。

しかし、自民党支持層からはおよそ40%の支持に、また、無党派層からの支持はおよそ10%にとどまっています。

菅総理大臣が支援した小此木氏が及ばなかったことで衆議院選挙などを控え菅総理大臣の政権運営に影響を与えることも予想されます。

また、自民党の一部の市議会議員の支援を受け、4期目を目指した現職の林文子氏も、IRの誘致計画の推進などを訴えましたが届きませんでした。



【LIVE】横浜市長選 開票速報!「選挙をSHARE」(2021年8月22日)

63 分前にライブ配信開始 TBS NEWS

知事や国会議員経験者ら8人の候補者が乱立した横浜市長選挙。

緊急事態宣言下での選挙はコロナ対策が争点として急浮上。

横浜は“菅総理のお膝元”ということもあり、その結果次第では、政権の行く末さえも左右するという指摘もあります。

この選挙の結果が今後の政治にどのような影響を与えることになるのでしょうか。

TBS NEWS「政治をSHARE」MCの久保田智子が、政治部・後藤俊広 記者とともに、TBS報道局から最新情報をお伝えします。

8月22日(日)20時〜ライブ予定!

出演:久保田 智子(TBS報道局) / 後藤 俊広(TBS政治部官邸キャップ)




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記事 [政治・選挙・NHK282] <横浜市長選敗北で引導>菅 9・6「首相解任」(週刊文春)

※週刊文春 2021年8月26日号 紙面クリック拡大






【横浜市長選敗北で引導】菅 9・6「首相解任」
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b1521
2021/08/17 「週刊文春」編集部 期間限定無料

《菅ハイテンション「パラ直後に解散」に周囲は唖然》《菅“官邸ひとりぼっち”医療ブレーンも切り捨て》《自民党幹部が小誌に「菅・二階では戦えない」》《安倍動き出した「菅さんじゃダメと若手が…」》《安倍 麻生極秘会談で岸田推し河野は出馬準備》


パラリンピック閉幕とともに……


 五輪開催でも下がり続ける支持率。離れていく秘書官や閣僚たち。それでも、パラ閉幕後の解散を狙う首相はひとり闘争心を燃やしている。官邸・事務所ぐるみで挑む横浜市長選だ。だが敗色は濃厚で、いよいよ首相は――。


 時の宰相のお膝元、神奈川県横浜市。その市長選が、いま政界に地殻変動を起こそうとしている。

 8月14日の夕刻。地下鉄戸塚駅の改札前では、水色のポロシャツやTシャツを着た20人ほどのスタッフが、せわしなくビラを配っていた。この日は生憎の大雨。コンコースには生ぬるい湿気がこもり、皆じっとりと汗を浮かべている。

 ポロシャツ姿でマイクを握るのは、小此木八郎氏。この市長選に出馬するまで国家公安委員長という要職を務めていた“大物”候補である。ところが、足を止める人はごく僅かだ。


戸塚駅で遊説中の小此木氏

 近くでビラ配りに精を出すのは、横浜市戸塚区が地盤の坂井学官房副長官。スタッフと同じ服装のその人物が、菅義偉首相の最側近であり、政府高官であると、誰が気付くだろうか。

 小誌記者は坂井氏に声をかけたが、そっけない返事を繰り返し、最後には、

「ちょっと、いま活動してるから。こっちは真剣にやってるんだから」

 と、怒気を含んだ答えが返ってきた。

 最近まで大臣だった候補者と現職の政府高官を擁する陣営。にもかかわらず、余裕は全く見られない。投開票日は8月22日。この横浜の地で、小此木氏が敗れると――。



 菅政権への逆風が日に日に強くなっている。NHK世論調査(8月7日〜9日実施)では、内閣支持率は29%まで下落。NHKの調査で30%を切るのは、12年に自民党が政権復帰してから初めてのことだ。

「首相は『日本人が金メダルを獲れば盛り上がる』と政権浮揚を狙っていましたが、今回の調査で、五輪の効果が無かったことが露呈しました。周囲には『全部コロナなんだよ』と愚痴っています」(首相周辺)

 失態も相次いだ。8月6日には広島市の平和記念式典で原稿を大幅に読み飛ばし、9日は長崎市での平和祈念式典に遅刻したのだ。


広島の平和記念式典では原稿を読み飛ばした

「広島の原稿読み飛ばしは『糊がついていたせい』と釈明しましたが、事前に下読みをしていれば、違和感に気付けたはず。長崎ではトイレに寄ったために遅れたそうで、同行した鹿沼均首相秘書官を『時間管理はちゃんとしてくれ』と叱っていました」(同前)

 首相は落ち込んだ様子で、こうボヤいたという。

「トイレの場所が遠かったのに、誰も言ってくれなかった……」

 たかがトイレではない。この騒動からは、菅首相の孤立が垣間見える。

「首相は以前に増して、周囲の進言に耳を傾けなくなりました。五輪開会式では天皇陛下の開会宣言の際に起立しなかったことが批判されましたが、この直前、首相は式での陛下の動線をレクしようとした秘書官を『要らない』と一蹴した。そのため陛下のご移動にあわせて即座に起立できなかったのです」(同前)

“神奈川組”の進言も無視した

 3月28日以降、丸一日の休みを取っておらず、最近は「疲れた」と漏らすことが多くなった菅首相。秘書官が「お盆は休んで下さい」と気遣っても、

「休めるわけないだろ」

 と、語気を強めるばかりだという。

 官邸関係者が嘆息する。

「気に入らないと声を荒げる。秘書官たちも必要最小限のコミュニケーションしか取ろうとしなくなりました」

 盟友であるはずの閣僚たちの声も届かない。

「感染者数が増え続ける中で五輪開催に固執していた菅首相に、小此木氏や小泉進次郎環境相、梶山弘志経産相らが『中止すべき』と進言していました。小此木氏は、首相が秘書として仕えた小此木彦三郎元通産相の息子です。首相にとって、小此木氏や進次郎氏ら“神奈川組”は、コロナで会食が封じられてからも議員宿舎で集まっていた数少ない相談相手でもある。また梶山氏にしても、首相が師と仰ぐ梶山静六元官房長官の息子。いずれも身内同然の閣僚たちでしたが、彼らの意見もマトモに取り合わなかったのです」(官邸担当記者)

 彼らだけではない。首相の医療ブレーンだった人物も、切り捨てられてしまったという。

「岡部信彦・川崎市健康安全研究所所長です。官房長官時代に感染症対策の話を聞くようになり、政権発足直後の昨年10月、内閣官房参与に任命。首相が拘ったGoToキャンペーンにも理解を示すなど、コロナ対策の理論的支柱とも言える存在でした。しかし、五輪の直前から岡部氏が『医療状況によっては大会中止も検討すべき』と発信し始めた。すると、菅首相は岡部氏を遠ざけるようになったのです」(政治部デスク)

 7月30日、岡部氏は政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長とともに、菅首相と面会した。

「いまの状況に危機感を抱いています。我々が見ている中で、楽観的な材料はほとんどありません」

 懸命にそう説明する岡部氏に、菅首相は「よく分かりました」と、淡々と言うのみだったという。

 その岡部氏は、小誌の取材にこう語る。

和泉補佐官から鹿島会長に電話

「感染状況を考え、五輪の中止も当然、選択肢の一つとして考えておくべきです。これは、私が座長を務める組織委員会の専門家会議などでも、一貫して発言してきたことです」

 だが中止の検討どころか、有観客開催に拘り続けた首相。大会中も感染者数は増加の一途を辿った。8月12日の東京都のモニタリング会議では専門家から「感染拡大は制御不能」と声が上がり、翌13日には全国の感染者数が2万人を超えた。岡部氏が言う。

「間接的に、五輪の影響があったことは否定できません。マラソンなどでは人々が沿道に集まって声援を送る場面も見られました。そういう場所で感染が起こった可能性、『五輪をやっているんだから、俺たちも集まっていいじゃないか』という心理的影響もあったでしょう。パラリンピックも開催ありきで考えるべきではない。慎重に状況を分析し、検討すべきです」

 菅首相との関係について尋ねると、

「同じ神奈川だからということではなく、知人の紹介で菅官房長官(当時)のところへ説明に行くようになり、その流れと思いますが、参与の打診を受けました。(首相の岡部氏への不満については)僕の耳には入ってきていません」

 秘書官、閣僚、医療ブレーン……。側近たちの言葉にも耳を塞ぎ、自ら“官邸ひとりぼっち”の状況を作り出した菅首相。支持率も下がり続け、窮地に陥っているはずだが、実はひとり闘争心を燃やしている。

「ワクチン接種は結構なスピードで進んでいる。8月下旬に感染者数もピークアウトする。そうなると雰囲気も変わるからね」

 と、時にハイテンションで語り、周囲を唖然とさせていたというのだ。

「これまでも、首相は毎週のように『来週には感染者数は減るから』と口にしてきましたが、実際は減るどころか、増え続けてきた。現実的には緊急事態宣言の延長は不可避ですが、首相の楽観的な姿勢は変わりません」(前出・首相周辺)

 そして――。

 首相が今でも思い描いているのが、

「9月5日のパラリンピック閉幕直後の6日にも臨時国会を召集し、衆議院を解散。勝利を収め、総裁選での無投票再選を狙う」

 という“強行突破”シナリオなのだ。

 8月26日には総裁選の日程が決まる。現状では9月17日告示、29日投開票が濃厚だが、首相が解散に踏み切れば、この日程は凍結され、総選挙後に先送りされることになる。

「そこで首相は、昨夏にGoToの推進を掲げ、一気に総裁選勝利を掴んだのを彷彿とさせるような“ギャンブル”に出たのです」(事務所関係者)

 それが、冒頭に触れた横浜市長選だ。

「IR推進を掲げる現職の林文子市長に対し、小此木氏が突如、閣僚を辞任してIR反対の立場で出馬を表明した。保守分裂選挙となった横浜市連は7月11日、小此木氏には推薦も出さず、自主投票することを決めました」(同前)

 ところが、当の首相だけは違った。ブレーキを踏むどころか、アクセルを吹かせたのだ。8月3日の党役員会では「小此木八郎をお願いします」と異例の呼び掛けまで行っている。

「ここで勝てば、『選挙の顔』にもなり得ることが証明される。一発逆転、求心力の回復を狙ったのでしょう」(同前)

 この前後から火の玉のように、首相は選挙戦へと力を注いでいく。

「小此木さんを推している。よろしく頼む」

 鹿島建設の押味至一会長のもとに一本の電話が入った。声の主は、和泉洋人首相補佐官。横浜市出身の元国交官僚で、ゼネコンや不動産、鉄道各社に絶大な影響力を持つ人物だ。大手デベロッパー首脳が明かす。

「ゼネコン各社はもともと現職の林市長を担ぎ、IR誘致を進めてきました。和泉氏も当初はその線で動いていた。ところが突然、小此木氏の出馬が決まり、首相も支援に舵を切ったことで業界は大慌て。和泉氏から各社に電話が入ったようですが、これまでの経緯からも、そう簡単に指示通り動けないのが実情です。小此木氏が敗れる可能性も出てきたとあって、和泉氏も必死だったのでしょう」


“不倫補佐官”こと和泉氏

「菅ちゃんは全部1人でやる」

 鹿島建設に、押味氏への電話について尋ねると、

「横浜市長選挙の期間中のため、回答は控えます」

 と否定しなかった。

 和泉氏だけではない。前出の事務所関係者が続ける。

「8月11日には政務秘書官に戻したばかりの新田章文氏が、横浜駅西口でビラを配っていました。政務秘書官が選挙戦の前線に立つのは極めて珍しい。いわば官邸・事務所総出の闘いになっているのです」

 8月14日、小誌記者は坂井氏に続き、演説を終えて聴衆へ近付いてきた小此木氏に声をかけた。

――週刊文春です。

「エッ! 文春!」

 と、驚きながら記者とグータッチを交わす小此木氏。

――五輪中止を首相に進言したそうですね。

「色んなことを進言しました」

 スタッフに促され、小此木氏はにこやかに去って行った。しかし――。

 自民党関係者が言う。

「首相がギャンブルに出たにもかかわらず、五輪閉幕後に行われた自民党の情勢調査や期日前投票の出口調査では、立憲民主党が擁立した山中竹春氏が小此木氏を逆転。自民党は組織票を固めきれておらず、政権批判が加速して浮動票も取り込めていません。勢いは明らかに山中氏のほうが上で、戦況は絶望的です」



 衆院選を目前に控え、お膝元の横浜で、首相自らが肩入れした候補者が敗れ去るという非常事態。まして、国政選挙の帰趨を決める都市部での敗北だ。ここから政局は、雪崩を打つように動いていく。

 小誌の取材に自民党幹部はこう断言する。

「菅、二階ではもう総選挙は戦えない。『五輪で政権浮揚』はできなかった。人気がないから、首相との2連ポスターも誰も使おうとしない。このままだと議席を大きく落としてしまう」


首相を支えてきた二階幹事長

 ここに来て、現有の276議席から70議席前後減らす可能性も取り沙汰されてきた。自公での過半数割れが現実味を帯びている。中でも厳しい状況なのが、当落線上にいる中堅・若手だ。細田派の4回生議員、土井亨・党情報調査局長が語る。

「コロナでは、国民の皆さんに寄り添い、語りかける必要がある。菅さんにはその辺りが足らない。しっかりやって頂けると思ったのに、空回りしています」

 同じく細田派の4回生議員、鳥修一・前党総裁特別補佐も口を揃える。

「地元を回った肌感覚として、菅政権への評価は非常に厳しい。このままでは非常に厳しい結果が出ます」

 そうした彼らの嘆きの声は“あの人物”にも届いていた。細田派出身の安倍晋三前首相である。横浜市長選が告示された8月8日の数日後、親しい知人にこう漏らしていたのだ。

「派内の若手が『菅さんじゃダメだ』って言うんだよね。これは、また麻生さんと会わないと……」

「また麻生さんと」――実はその2週間ほど前、安倍氏と麻生太郎副総理、盟友関係にある前政権の2トップは極秘会談を持っていた。


安倍氏と麻生氏が総裁選の鍵を握る

 7月下旬の平日、渋谷区にある安倍氏の私邸。2時間に及ぶ会談で2人の口から出てきたのは、“次”を託す人物の名前だった。

 それまで安倍氏は、自身の体調悪化に伴う形で急遽、菅首相に政権を引き継いだこともあり、「菅さんを支える」と公言してきた。一方の麻生氏も、かねてから首相との折り合いが良いとは言えないが、閣内で支える立場として「菅しかいねぇから」と口にしている。

「ただ、二階俊博幹事長を重用する首相の姿勢に、2人は不満を抱いてきました。特に安倍氏は最近、『菅ちゃんは全部1人でやろうとする』とも漏らしています」(安倍氏周辺)

 では、大派閥に大きな影響力を持つ2人が描く“次の顔”とは一体、誰なのか。

 安倍氏、麻生氏の身近には、それぞれ総裁選への強い意欲を見せる人物がいる。8月10日発売の「文藝春秋」9月号で総裁選出馬を表明したのは、かつて清和会にも所属していた高市早苗前総務相だ。

「安倍氏が高市氏を将来の総裁候補の一人と考えていたのは確かです。自身の退陣後は『稲田(朋美)はダメだけど高市さんがいる』と語るようになっていた。ただ、時期尚早だったのでしょう。事前に出馬宣言のことを聞いた安倍氏は首相に電話を入れ、『自分は関係ない』と伝えたそうです」(同前)


「文藝春秋」に寄稿した高市氏

 その高市氏は小誌の取材にこう答えた。

「安倍氏には何度も(再びの)出馬をお願いしてきましたが、断られました。(安倍氏には)私自身への支持はお願いしていません。お立場を理解していますので。正式に総裁選が行われる事が決まりましたら、立候補したいと存じます」

 一方、麻生派の有力候補と言えば、河野太郎ワクチン相だろう。総裁選の日程が決まる8月26日の翌27日には政策集「日本を前に進める」を出版予定と、ヤル気満々。しかし、肝心の派閥領袖の後押しが得られないのだという。


自著を出版する河野氏

9月6日へのカウントダウン

「麻生氏は、パフォーマンスに走りがちな河野氏を評価していません。ワクチンについても、例えば、7月中旬には『9月末までに12歳以上の希望者全員分をカバーできる量を確保する』と大見得を切りながら、少し後の説明では『10月上旬までに12歳以上の8割が接種できる量を自治体に配布する』と変わった。残りの2割はどうなったのか、明確な説明はありません。さらに河野氏は、麻生氏以上に、同じ神奈川県の菅首相と近い関係。そうしたことからも、河野氏を担ぐのは早いと判断しているようです」(麻生派担当記者)

 安倍氏も、自身の内閣で外相などを歴任した河野氏について、最近こう辛口評価を下しているという。

「河野さんほど、口だけのパフォーマンスのやつはいない。ミスの責任はとらないし、彼はダメだ」

 高市氏でもなく、河野氏でもない。安倍氏と麻生氏の2人が視野に入れているのは、この男だった。

「岸田しかないな」――。

 昨年の総裁選では、菅首相に惨敗した岸田文雄前政調会長だ。

「麻生氏は岸田氏をたびたび財務大臣室に呼び、叱咤激励しています。安倍氏との会談を行った数日後にも、岸田氏に『総裁選に備えて、全国を回っておけよ』と言い含めていた。一方の安倍氏にとっても、岸田氏は政権を禅譲しようとした相手です。細田派には他にめぼしい総裁候補は見当たりません。岸田氏の頼りなさは克服されていないとはいえ、麻生氏と連携できる意味でも、安倍氏はゴーサインを出すはずです」(麻生氏周辺)


出馬に意欲を示す野田氏、岸田氏

 2人の極秘会談が行われた直後の7月末、岸田氏も小誌の取材に対し、

「総裁選があったのに誰も立たない。それを国民がどう見るか。チャンスがあれば挑戦したいと従来から申し上げています」

 と意気込みを見せた。

 衆院選を目前に控え、風雲急を告げる政局。大きな節目となるのが、菅首相が解散を狙うパラリンピック閉幕翌日の「9月6日」だ。

「首相は、自身の地元、かつ都市部の横浜で敗れることで、『選挙の顔』にならないことが証明され、一気に菅降ろしが始まる。無派閥の首相を、これ以上守ろうとする派閥はない。当落線上の議員を多く抱える二階派とて例外ではありません。それは、安倍氏も同じです。ここで菅首相を守り続ければ、派閥に戻り、院政を敷きたい自らが苦しい立場に陥ってしまう。最後は、安倍氏が首に鈴をつけにいくことになるでしょう。首相は9月6日に解散できなければ、総裁選にも出られなくなる。事実上、“解任”に追い込まれてしまうのです」(前出・デスク)

 外堀を埋められ、菅首相は“解任”されるのか。それを振り切って解散に踏み切るのか。「9月6日」へのカウントダウンが始まった――。


昨年の総裁選からまもなく1年

source : 週刊文春 2021年8月26日号




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/647.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 横浜市長選で衝撃の大敗 菅首相が総裁選前に電撃解散も「勝ち抜くと驚嘆のメンタル」〈AERA〉
横浜市長選で衝撃の大敗 菅首相が総裁選前に電撃解散も「勝ち抜くと驚嘆のメンタル」
https://dot.asahi.com/dot/2021082200020.html
2021.8.22 20:10 AERA dot.


菅義偉首相と小此木八郎・前国家公安委員長(C)朝日新聞社


横浜市長選で当選確実となった山中竹春氏(C)朝日新聞社

「やばい。午後8時に野党候補に当確が出るなんて衝撃だ…。出口調査ですでに野党に10ポイント以上、負けていた。菅首相は最後まで望みがあると言い続けていただけに今頃、真っ青だろうな」

 こう力なく語るのは、自民党幹部だ。22日投開票された横浜市長選は、立憲民主党などが推薦する元大学教授、山中竹春氏が自民党の推す前国家公安委員長、小此木八郎氏を破り、勝利を確実にした。

 菅義偉首相の側近で、閣僚を辞して横浜市長選にのぞみ、圧勝と思われていた小此木氏。午後8時に投票が締め切られるとすぐ、山中氏に当確が出る衝撃の幕切れとなった。

「横浜市長選の大敗でもう菅政権はだめなんじゃないか、というムードが一気に強まりました。菅首相や政権幹部のイライラはピークに達し、周囲もピリピリして官邸の空気は澱んでいます。いまだに菅首相はなぜ、小此木氏で勝てなかったのか、自分が動いたのになぜだ、と敗因を理解できずにいます。首をかしげていました」(官邸関係者)

 菅首相は小此木氏の父親で建設大臣などを歴任した彦三郎氏の秘書を経て、横浜市議、衆院議員となり、神奈川2区(横浜市内)が地盤だ。小此木家は八郎氏の祖父の時代から横浜を地盤に衆院議員を世襲してきた名門なだけに大敗の打撃は計り知れない。前出の自民党幹部も動揺を隠せず、こう言う。

「小此木氏が出馬表明した時は、誰もが圧勝と思っていた。それがこのザマです。菅首相の地元でもある横浜市長選を落としてしまった。コロナの感染拡大が止まらず、対策が後手にまわる菅政権にNOが突きつけられた選挙だったと思いますね」

 選挙戦の最終日。横浜市内を演説していた小此木氏の周囲には聴衆がまばらで閑散としていた。自民党の横浜市議はこう振り返る。

「空気に向かって演説しているようでした。動員はかけたが、支援者が反応しなかった。閣僚まで務めた小此木氏にとって、屈辱的な光景でした。菅首相のコロナ対応に対する市民の不信感がそのまま、現れたなと思いました」

 横浜市長選の争点は、いつの間にかカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致から新型コロナウイルス対策になっていったという。

「小此木氏がコロナ対策を訴える度に『感染者を減らせ』とヤジが飛んだ。有権者からの冷たい視線を感じました」(同前)

 横浜市長選の大敗で「菅おろし」も始まりつつある。9月17日に告示され、同29日に予定される自民党総裁選挙。安倍晋三前首相が率いる清和会(細田派)所属の国会議員はこう語る。

「横浜市長選で市民、国民が菅首相に対し、ダメ出しをしたということ。月曜日から政局が激化し、清和会など大派閥の総裁候補選びが本格化する。解散総選挙も間近ですから、選挙に勝てる人が総裁候補となるでしょう。うちでは政調会長の下村博文さんが名乗りを上げているけど、安倍前首相の3度目の登板もありうる。派閥を超えて人気が高いのは、麻生派の河野太郎ワクチン担当相ですね」

 安倍前首相に近い高市早苗衆院議員も立候補の意向を示している。だが、菅首相も黙ってはいないはずだという。

 新型コロナウイルスの感染拡大で9月12日まで延長された東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪などの緊急事態宣言は当初、8月31日までだった。延長幅が12日間というのは、なんとも中途半端な感があるが、そこに「駆け引き」があるという。

「自民党総裁選のスタートが9月17日。同12日まで緊急事態宣言ですから、5日間の空白が生まれる。菅首相がここで電撃的に解散総選挙に打って出るという話が周辺から出ています。もともと解散の余地を残すために緊急事態宣言を12日まで延長した訳です…。自公連立与党で過半数を取れば、国民から信任された、と総裁選に出て続投するというシナリオを考えているようだ」(前出の自民党幹部)

 だが、新型コロナウイルス対策の相次ぐ失敗で新規感染者、重症者の増加が止まらず、不人気の菅首相が解散総選挙に踏み切れば、自民党が大敗する危険性もある。

また、東京地検特捜部が捜査を進めているテクノシステム社の詐欺事件に関連した公明党の遠山清彦元財務副大臣の「口利き疑惑」という爆弾もある。公明党の国会議員はこう語る。

「東京地検特捜部の捜査のメスが入り、遠山氏の”爆弾”がいつ炸裂するのか気が気でないです。捜査の影響で解散総選挙になれば、うちは厳しい選挙となる。自民党の選挙まで手が回りませんよ」

「菅おろし」が加速する中、菅首相は21日午前、東京・代々木のJR東京総合病院を受診した。演説原稿の読み飛ばしや読み間違いなどの失敗も続き、体調面を心配する声も出ている。

「人間ドックのフォローで受診自体は、大したものでは全くないのですが、ずっと休んでないので疲労が蓄積しているのは周囲から見ても明らかです。それでも気力の衰えなどで、辞めたいなどとは一切、漏らさず、総裁選も勝ち抜けると思っているのが、菅首相のメンタルの偉大さ。そこだけは感嘆しますね」(前出の官邸関係者)

 菅首相の次の一手が注目される。(今西憲之 AERAdot.編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/648.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 横浜市長選惨敗で菅義偉氏退陣秒読み(植草一秀の『知られざる真実』)
横浜市長選惨敗で菅義偉氏退陣秒読み
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-52246d.html
2021年8月22日 植草一秀の『知られざる真実』


8月22日に実施された横浜市長選で、菅義偉氏が総力を挙げて支援した菅内閣現役閣僚であった小此木八郎氏が落選した。

菅義偉氏は小此木八郎氏の父である小此木彦三郎元通産相の住み込み秘書を経て横浜市議に当選して政界への進出を果たした。

小此木八郎氏は側近中の側近。

昨年9月の首相就任以来、失態が続く菅義偉氏にとって、横浜市長選での支援候補落選は致命傷になる可能性が高い。

菅義偉氏が首相に就任以降、主要な選挙で菅内閣与党は敗北を続けてきた。

1月24日 山形県知事選
3月21日 千葉県知事選
6月20日 静岡県知事選

4月25日 北海道、長野、広島国政三選挙

7月4日  東京都議選

のすべてで菅自公が実質的敗北を重ねてきた。

東京都議選は自民党が都議会第一党を確保したが獲得議席数は歴代第2位の少なさだった。

内閣支持率が多くの世論調査で危機ラインの30%を割り込んだ。

NHK調査でも29%になった。

支持率が3割を割り込んだ内閣は10ヵ月以内に崩壊するのがこれまでの経験則。

菅首相退陣が秒読み態勢に移行している。

菅義偉氏の自民党総裁任期は9月末で完了する。

他方、衆議院任期は10月21日で、次期衆院総選挙がいつあってもおかしくない状況。

菅義偉氏は衆院総選挙を先行させ、衆院での自民党過半数を維持して自民党総裁選での無投票再選を狙ってきた。

そのために、最後のよりどころにしたのが東京オリパラ。

東京オリパラ開催を強行して国民をお祭り騒ぎに巻き込み、その余勢で衆院総選挙を乗り切ろうとした。

コロナについてはワクチン接種が国民の4割に到達すれば感染が急速に抑制されるという不確かな情報に基づき、8月末での緊急事態宣言解除を前提に進んできた。

しかし、この強気の行動も完全に裏目に出た。

菅義偉氏は常に強気に自分の判断を押し通す。

そして、常に失敗する。

連戦連敗のギャンブラーである。

昨年11月にはGotoトラブル事業を強硬に維持して感染第3波の悲劇を招いた。

昨年12月には英国変異株N501Yを甘く見て感染第4波を激烈なものにした。

そして、本年3月にはインド変異株L452Rを甘く見て感染第5波の爆発を招いた。

7月には五輪開催を強行してペルー変異株F490Sの国内流入を招いた。

今後、F490S変異株が重大な悲劇をもたらす可能性がある。

すべてにおいて、根拠が不確かな判断をゴリ押しして大失態を演じる。

このことが繰り返されてきた。

ワクチン接種はコロナ収束の切り札にはならない。

逆に、コロナ接種で極めて多くの人命が失われ、極めて多くの人が重篤な状態に陥れられている。

ワクチン薬害問題が重大問題に発展する可能性は極めて高い。

菅義偉氏は自民党総裁、首相の地位にとどまり、次の衆院選に臨むことを目指しているが、衆院選の前に自民党総裁選が実施される場合、再選されない可能性が高まっている。

自民党総裁選は党員投票を含むフルスペックの選挙になる。

派閥の論理で、国会議員票で多数票を獲得する可能性はあるが、党員投票をコントロールすることはできない。

党員票で菅氏得票が著しく少なくなれば国会議員票も雪崩現象を起こす。

9月12日に緊急事態宣言を解除して自民党総裁選が告示される9月17日の前に衆院を解散する、あるいは9月26日を投票日とする任期満了選挙を自民党総裁選告示前に確定してしまう可能性が残されているものの、菅内閣支持率が3割を切るなかでの衆院選強行に自公が猛烈に反発することは間違いない。

菅義偉氏のおひざ元である横浜市長選で小此木八郎候補が惨敗したことが菅降ろしの号砲になる可能性は著しく高まった。

立憲民主党と日本共産党の共闘によって山中正春氏が勝利したことも次期衆院選に向けて極めて重要だ。

いよいよ2021政治大決戦が本番を迎えることになる。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/649.html

   

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