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2021年8月01日00時35分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] <平然と私権制限、居酒屋いじめ>「TVで五輪を見てろ」という国民愚弄(日刊ゲンダイ)

※2021年7月31日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋



※2021年7月31日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 何度繰り返されれば、国民は平穏な生活を取り戻すことができるのか。

 政府は、30日夕、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・菅首相)を開き、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県を緊急事態宣言の対象に加えることを決めた。北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県には宣言に準じる「まん延防止等重点措置」を適用する。いずれも期間は8月2日から同31日までで、東京都と沖縄県に発令中の宣言の期限も8月22日から同31日に延長する。

 宣言下の飲食店には引き続き酒類提供の停止を求める。重点措置の区域でも、酒類提供の停止を要請するが、「感染が下降傾向にある場合」には知事の判断により、感染対策に関する一定の要件を店舗が満たせば午後7時まで提供を認めるという。

 だが、すでに酒類提供の停止を呼び掛けている東京で、新型コロナの新規感染者数が3日連続で3000人を上回る状況を見れば、果たしてどこまで効果があるのか。もはや「私権制限による居酒屋いじめ」という言葉がピタリ当てはまるのではないか。

 30日夜、首相官邸で記者会見した菅は「新型コロナとの闘いのゴールは国民の命と健康を守ることで、必要なことは地域で機能する医療体制の維持だ」「今回の宣言が最後となる覚悟で、全力で対策を講じていく」と語っていたが、「覚悟」「全力で対策」という菅の言葉はもう聞き飽きた――というのが国民の本音だろう。

今の状況は「カミカゼ・オリンピック」

<感染者が過去最多の東京でオリンピックのバブルは維持できるのか>

 29日付の米NYタイムズは、日本国内の新型コロナ感染者数が過去最多となった状況を受け、<安心で安全な大会という約束が試されている>と報道。バブル方式が維持されず、アスリートらが感染する可能性があることも指摘した上で、日本政府の緊急事態宣言の延長や地域拡大に対しては、<もはや大きな効果をもたらすかどうか明らかではない>と疑問を呈していた。

 陸上選手団が自主隔離となったオーストラリアのメディアも、<五輪コロナのカオス>と皮肉交じりに報じていたが、これが常識的な見方だろう。

 ところが菅政権は違う。政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が29日の参院内閣委で「今の最大の危機は社会一般の中で危機感が共有されてないことだ」と強い懸念を示しても、政府の「新型コロナウイルス感染症対策本部長」である菅の危機感は乏しい。

 連日のように更新しているツイッターを見ても、<金メダルおめでとうございます!>と日本勢のメダル獲得に反応するばかりで、コロナ対策の呼び掛けは21日以降、一度もなかったからだ。

 揚げ句、過去最多の新規感染者数に対する受け止めを求める内閣記者会の取材要請を拒否していたから言語道断。コロナ禍で五輪強行という蛮行の果て、予想されていた以上の感染地獄絵を招きながら、責任を取らないどころか、まともな説明も謝罪すらない。いつもの官僚原稿が間に合わなかったのかもしれないが、それでいて緊急事態宣言の乱発なんて、許されると思っているのか。まったく冗談ではない。

 福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏がこう言う。

「コロナ感染者は増え続け、誰が見てもバブルがはじけているのは明らか。それなのに政府の危機感はゼロに等しく、朝から晩まで五輪だ、メダルだと浮かれている。菅首相に至っては当事者意識がまるで感じられず、すべてが他人事。かつての大本営と同じで、NYタイムズが懸念を示すのも当然だろう。いずれ東京五輪は海外で『カミカゼ・オリンピック』と揶揄されるのではないか」

五輪選手の活躍を“人質”にコロナ無策の菅政権

「国民の命と健康を守り抜く」

 首相就任来、幾度となくこう繰り返してきた菅。ところが、新型コロナの感染爆発と言ってもいい現状下で、国民に向けて発したメッセージは「不要不急の外出は避けていただいて、オリンピック・パラリンピックはテレビなどで観戦をしてほしい」だから呆れるばかり。国民を愚弄するにもホドがあるだろう。「パンとサーカス」の言葉じゃないが、おそらく菅は、サーカス(=五輪)という“娯楽”で国民の目をごまかせると考えているに違いない。

 だが、国民が切望しているパン(=定額給付金・協力金・補償金)をケチり、コロナ禍で強行開催したことによるサーカスのツケも将来負担させられるかもしれない中、そんな菅の薄汚い思惑に騙される国民はどれほどいるのか。

 しかも、東京五輪をめぐる一連の騒動で、国民は、IOC(国際オリンピック委員会)が仕切る五輪の正体にも気が付いた。「平和の祭典」「スポーツの力で世界をつなぐ」などと耳当たりのいい言葉を掲げてはいるものの、開催都市、開催国の新型コロナの感染状況などはお構いなし。一部の特権階級に牛耳られた利権とカネまみれの興行であり、その闇を「感動」や「勇気」という言葉で“ロンダリング”するのが五輪なのだ。

 国民の生命も財産も守る気のない悪辣首相が、そんな興行を見てほしい、とはよくぞ言ったもの。まさに無能男の勘違いの極みと言っていい。

感染防止の切り札は「五輪中止」

「ワクチン接種者数が極めて順調に増えているため、その懸念は当たらないと思う」

 菅は、五輪開催が新型コロナの感染拡大につながっているのではないか――との記者団の指摘に対してもこう反論していたが、なるほど、確かに過去最多の新規感染者数になった直接的な要因は「五輪」ではないだろう。では誰かと言えば“犯人”は決まっている。緊急事態宣言の発令中にもかかわらず、開催を強行し、社会に根拠なき楽観論をふりまいている無為無策の「政府」だ。

 その政府内からは「感染拡大を止める切り札がない」なんて声も漏れているらしいが、何をとぼけているのか。切り札なら「五輪中止」という最高のカードがあるではないか。菅だって6月9日の党首討論で、「国民の命と安全を守るのは私の責務だ。そうでなければ(開催)できないということを私は申し上げている。守れなくなったら(五輪は)やらないのは当然」と断言していたはずだ。国立国際医療研究センターの大曲貴夫氏が「尋常じゃない増え方。爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘していた通り、まさに今が「国民の命が守れなくなった時」なのであり、菅は国民の生命と財産を守るためにも、すぐに「五輪中止」の切り札を切るべきなのだ。

 それなのに口を開けば「そこはない」「当たらない」とゴニョゴニョ繰り返す。それこそ菅自身が総理大臣の器に「当たらない」のは明々白々だろう。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。

「人流を抑えるため、国民に外出自粛などを求めるのであれば、休業補償などの手厚い対策が必要なのは言うまでもない。そこから地道に始めなければ今の感染拡大の状況は変わらないのです。ところが、今の政府、菅首相は何もしない。五輪選手の活躍を“人質”にする形で世論批判をはぐらかしている。まったく論外で、一刻も早く総退陣してほしいと思います。無策の極みが、今の状況を招いたことを忘れてはなりません」

 まずは菅政権を終わらせることがコロナ感染対策の一歩目だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/309.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅「コロナへの対応私はできる」できないからこその今の惨状(まるこ姫の独り言)
菅「コロナへの対応私はできる」できないからこその今の惨状
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/07/post-fd2787.html
2021.07.31 まるこ姫の独り言


昨日の菅の会見、すっかり忘れていた。

日本の総理として今度はどういう会見になるのか数回は見たが、いつもショボい内容でこの人には何の期待もできないと思い、会見を見る気も失せてしまった。

いつもはぐらかししかせず、的確な答弁をしない菅に興味が無くなったというか。

何回も記者会見をしていたら、少しは話術が上達していい筈なのに、やっぱり何時ものように、日本語理解能力がない菅は記者の質問にもトンチンカンな答えしかなかったようだ。

これではますます会見に信用性が無くなり、総理として一目置かれる事も無くなる。

しかし、これだけコロナに対しての対応が出来ていない人が、「私はできる」

菅首相記者会見 コロナへの対応「私はできる」                  
         7/30(金) 20:21配信 産経新聞

>菅義偉(すが・よしひで)首相は30日の記者会見で、新型コロナウイルスへの対応に失敗した場合、引責辞任する考えがあるかを問われ、「対応することが私の責任で、私はできると思っている」と語った。

ここに至るまでの記者の質問も掲載しないといけない。

高橋記者
>あまりにも甘い見通し、そして根拠なき楽観主義でオリンピックを開催していることが、ここまで感染を引き起こしているのではないか。救うべき命が救えなくなった時に職を辞する覚悟はあるか

菅総理
>感染対策でしっかりと対応することが私の責任で、私はできると思っている

全く記者の質問に答えていない。

感染対策が出来なかったからこそ、5回もの緊急事態宣言になったのだろうに。

しかも、緊急事態宣言を出しながら5輪開催をするという、考えられないような荒業に出る。

国民の命と健康、医療のひっ迫を考えたらこんな無謀なことができる訳がない。

しかし高橋記者の言うように、菅も政権の連中も見通しが甘いし、根拠なき楽観主義だ。
データをまともに無ることもなく「人流は減っている」と言ったり、「パラリンピックは有観客で」と言ったり。

こんな人間がコロナへの対応はできているという。

しかも報道1930で、菅は長期政権にもものすごい関心を示していると言っていたが、「ホント勘弁してくれ」と言いたくなる。

無能で無為無策な人間がどうあがいても有能になれない。

これだけ国民から総スカンを食っても、菅は自分を有能な人間だと勘違いしているのだろうか。

ああああ。。。うっぷんが溜まる



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/310.html

記事 [政治・選挙・NHK282] コロナ感染拡大の責任は「五輪大成功」のプロパガンダでうやむやに それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)



コロナ感染拡大の責任は「五輪大成功」のプロパガンダでうやむやに それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292668
2021/07/31 日刊ゲンダイ


東京五輪柔道の試合で来場したIOCのバッハ会長(C)真野慎也/JMPA

 新型コロナウイルスにより世界で410万人以上が死亡する中、感染拡大が危惧されるオリンピックを強行するという人類史上類いまれなる愚行が発生した。

 開会式が行われた国立競技場では、上空に約1800台のドローンが地球を描き、ジョン・レノンの曲「イマジン」が流れたそうな。

 一体なんのブラックジョークか。想像力が完全に欠如しているから、世界中の医師や専門家が危険性を指摘し、国民の7〜8割が反対する中、一部の利権団体や関連企業のために、国民や選手の生命を危険に晒したのではないか。

 東京都内では新型コロナの新規感染者数が急上昇、来日した選手や大会関係者も感染し、拡大傾向を続けている。

 国際オリンピック委員会(IOC)会長のトーマス・バッハは「選手村の他の住人や日本人へのリスクはゼロだ」などと言っていたが、荒稼ぎした後は、なんの責任も取らずにトンズラするのだろう。

 菅義偉も頭の悪さを露呈。開幕直前には「感染者が増える中で開催することで国民の命を本当に守れるのか?」との質問に対し、「そこは守れると思っています。ぜひ分析をしてほしいです」などと無責任なことを言っていた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル日本版では、菅は周囲から中止が最善の判断だと何度も助言されたことを明かし、「やめることは一番簡単なこと」「挑戦するのが政府の役割だ」と発言。意味不明。「競技が始まり、国民がテレビで観戦すれば、考えも変わるとして自信を示した」というが、残念ながらこれは当たっている。

 官房長官時代を含め、菅は政府の不祥事の数々を徹底的に時間稼ぎすることでうやむやにしてきた。今回の五輪で感染が拡大しても、国民が忘れるまで放置する算段だろう。それどころか周辺メディアが「五輪は大成功」とプロパガンダを垂れ流せば、簡単に騙される人々が一定数いる。

 人間は同じ間違いを何度も繰り返す。新聞には「日本が快進撃」と戦意高揚の見出しが並び、反対しているのは「反日」(安倍晋三)と非国民扱い。「もうはじまってしまったのだから、批判の声をあげても仕方がない。それよりも頑張って戦っている兵隊さんを応援しよう」というわけだ。

 日本が再び焦土と化す日も近い。結局、歴史に学ばない人間が国を滅ぼすのだ。



適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/311.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <政界地獄耳>政府を信じなくなった時に、国民はどう対応するのか(日刊スポーツ)


【政界地獄耳】政府を信じなくなった時に、国民はどう対応するのか
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202107310000038.html
2021年7月31日9時15分 日刊スポーツ


★東京都は29日、新型コロナウイルスの入院患者が3039人になったと明らかにした。政府はコロナウイルスの急速な感染拡大を受け、大阪、埼玉、千葉、神奈川の4府県に緊急事態宣言を発令、東京、沖縄と合わせ6都府県に拡大し、期間は8月いっぱいの予定だ。この政府の対応に与党公明党代表・山口那津男は人ごとのように「ちぐはぐ感がある」「現場とずれが生じており、国民の不安や不満が表れている」と言い出した。誰も責任を取らず評論するだけの政府に期待してはだめだ。

★東京都の感染者が2800人を超えた27日、首相・菅義偉は東京五輪を中止する選択肢はないかと問われ「人流は減少している。そうした心配はない」と否定したばかり。政府幹部は全国のコロナ感染者1万人超えは想定していたこととは言うものの、ここに至るプロセスで政府は五輪の開催を堅持しながらワクチン接種に頼っていたにすぎず、「言うことを聞いてくれない国民が感染を拡大させた」とでも言いたげだ。結局、専門家会議が踏み込めば批判し、都合のいいところだけ専門家会議の答申を待つという演出を国民はぼんやりと眺めているしかないのだろうか。

★今こそ政治家の劣化を問うべきではないか。年配のベテランが牛耳れば経験豊かな政治ができるという幻想も捨てねばならない。国会議員や政治家と呼ぶべき人材が与野党の中に圧倒的に足りない。政治のプロとしての経験、予見性や想像力、永田町と霞が関の役割の差別化ができず、理屈は立派だが融通が利かず、都合のいい側近や都合のいいデータだけでものを進めようとする。見たいものだけ、見えるものだけで判断するのは五輪開催の是非、コロナ禍と多くの人災を経験していれば国民は嫌でも感じる。政府を信じなくなった時、国民はどう対応するのか、間もなくわかる時が来る。(K)※敬称略





http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/312.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 民主主義が終わった前提で物書きに何ができるのか 存在理由を考える 二極化・格差社会の真相(日刊ゲンダイ)



民主主義が終わった前提で物書きに何ができるのか 存在理由を考える 二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292474
2021/07/28 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


国民の8割が反対した五輪があっさり開催(C)真野慎也/JMPA

 別に自虐的になっているわけではないが、最近、自分の存在理由というものをしみじみと考える。この政権の所業に憤怒しながら、こうした思いを抱いているのは私だけではないかもしれないが。

【写真】この記事の関連写真を見る(22枚)

 私の日刊ゲンダイにおける連載コラムは2003年に始まった。2001年に小泉政権が誕生し、世の中には市場原理万能主義があふれていた。財政が苦しいとされる日本である。このままでは競争至上主義の錦の御旗の下、弱者を切り捨てることこそが、“効率的”な投資になり、礼賛される社会になるのではないか。強く危惧した担当編集者からの依頼であった。

 同時に、狡猾な政権は巧妙に民主主義の破壊工作を続けている。それは国民にわからないように進行する。そのことについて、コラムで取り上げ、警鐘を鳴らす目的もあった。ボンクラであろうとなかろうと、どんな政権も一応、正義のふりをする。しかし、その裏で、民主主義を壟断し、自分の権力を絶対化しようとする。長期政権に飼いならされ、「安定」を美化しているうちに、取り返しのつかないことになる。沖縄の米軍基地や原発の問題が典型だが、大手メディアが黙殺し、国民も気づかないような政権の“横暴”をコラムで取り上げ、指弾することは民主主義を守るという意味において、手応えのある仕事と感じていた。

 ところが、第2次安倍政権のころから、こうした“巧妙さ”が消えた。あからさまに、民主主義を破壊し、露骨に憲法をなきものとし、人権を踏みにじり、差別を隠そうともせず、言論を弾圧して、平然としている。私が指摘するまでもなく、悪党がその正体をあらわにして、居直ったのである。

 具体的な事例は集団的自衛権容認の閣議決定、それに続く安保法の“凶行”など挙げていけば限りがないが、そのころから私の冒頭の自問の頻度が高くなった。

 そして、今回、決定的な事態に至った。東京五輪の強行を指していることは、改めて指摘するまでもないだろう。

 これをもって、私の連載のテーマは決定的に変わったと思っている。従来は薄汚い政治屋から民主主義と私たちの命と生活、人権を守ることが物書きの端くれとしての務めみたいに考えていたが、今後は私が守ろうとしていた民主主義はもう終わったという前提に立たなければならないのではないか。

 なぜなら、国民の8割が反対した五輪が、とどのつまりは実にあっさりと開催された。それも障害者やホロコーストを笑いにする人物の辞任解任劇つきで。

 菅首相はこの間、「安心安全の大会にする」と繰り返すだけで、国民世論が大反対している五輪を開催するまっとうな理由を説明できずじまいだった。野党ももちろん、追及したが、追い込めずになし崩し開催となった。

 ここには大きな問題がいくつもはらんでいる。野党の追及は本気だったのか。言わずもがなだが、五輪スポンサーである大メディアの正体もまた、安倍政権が居直ったごとく、あからさまになったのではないか。

 IOCのバッハ会長が来日し、小池都知事と会談した日の都庁周辺には、自衛隊員や彼らの車両が絶え間なく行き来していた。果たして大手メディアは何も伝えようとしない。これは治安出動なのか、だとしたら、軍事政権とどこがどう違うのか。あからさまな暴政の前に物書きが何をできるのか。私は恐ろしい自問の答えを見つけなければならない。



斎藤貴男ジャーナリスト
1958年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号(国際学MA)取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」(河出書房新社)、「日本が壊れていく」(ちくま新書)、「『明治礼賛』の正体」(岩波ブックレット)など著書多数。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/313.html

記事 [政治・選挙・NHK282] (((赤かぶ氏への公開質問状))) いつまで逃げ回るんですか
公開質問状といいつつ、管理板での質問のまとめ。
板違いであることは承知だが、赤かぶ氏が遁走を続けているためあえて目立つ政治板に転載。

●その1
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c1
赤かぶさんへ。

昨年12月、以下コメントを提案させていただきました。
最早、貴殿がとことんまで逃げるのは明白ですが、抗議の意を込めて転記を継続します。
ここまでで貴殿の姑息さ・小心さ・嘘つきぶりを炙り出せたのは収穫でした。

(ついでに私の推測した返答の無い理由)

新規で水増し投稿を乱立させることで、短絡的で堂々巡り、かつステロタイプなコメントを誘発させる。
それにより、阿修羅掲示板の質を低下させる。
こんなとこですかね。おかげさまでロクに頭も巡らせずにインボーロンインボーロンと喚く輩も増えてきました。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/615.html#c16

(以下全文抜粋)

赤かぶさんへ。

政治板についてですが、せめて2,3日以内の同一もしくは類似内容の投稿についてはレスポンス投稿で一箇所に纏められませんでしょうか。
スレが乱立するとコメントも分散されて不便なので。

別に然程手間取るとも思えないので、今更ながら提案させていただきました。


●その2
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c2
赤かぶさんへ。
こちらも転記します。

回答出来ない理由は、単純に私のコメントが貴殿にとって都合が悪いものだからですね。
公に出来るご立派な理由など何もない。
なので、私のほうで貴殿に遠慮する理由は微塵もありません。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c7

(以下全文抜粋)

赤かぶさんへ。

以下に書いたことに関連します。

<煽りではない?>投稿者による非表示で納得いかない一部コメントの転記
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/286.html

年末、「意味のないコメント多数でアラシ認定」ということでアラシ認定され、ついに本日は以下で「拙稿へのコメントは以後、ご遠慮ください。」とまで言われましたが、どのような理由でしょうか。
前後で特にコメントの姿勢を変えてはいないので、私の中で納得できるものがありません。

http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/342.html#c29

ざっくり言って、初期非表示は「投稿者が気に入らなければ」非表示に出来るため、そのように言われたら納得するしかありません。
ですが、同時に投稿者の器量が試される機能だと捉えています。

回答お待ちしております。


●その3
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c3
赤かぶさんへ。

1月の引退宣言についてです。
こちらも転記します。

撤回理由を問いだしてますが、回答出来ない理由は単純で、そもそも最初から引退するつもりなどサラサラ無く、自分の意見を通しやすくするための姑息な脅し文句ですね。
よっぽど自分の意見に自信が無いみたいですね。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c32

(以下一部抜粋)

私は投稿を始めて10年となる昨年の8月をもって引退する予定でしたがクラゲ一派の攻撃が続いたため追い込まれ撤退とされるのを懸念し意地になって継続しているだけです。

しかし、従前の投稿しいるのに、たびたび変わる投稿規定の見直し。もう、継続する意思も薄れてきました。今日から通常国会が始まりますが今月をもって引退します。


●その4
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c6
赤かぶさんへ。

ついでにこちらも転記します。

クラゲ一派はふるえて眠れ!その凄まじい正体とは!!
でも後日が何年先になるかは不明(笑)
宿題忘れた子供の言い訳みたい。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c32

(以下一部抜粋)

なお、クラゲ一派については後日、引退前に凄まじい正体を記します。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/314.html

記事 [政治・選挙・NHK282] (((管理人さんへの公開質問状))) いつまで赤かぶ氏を特別扱いするんですか
公開質問状といいつつ、管理板での質問のまとめ。
板違いであることは承知だが、管理人さんが遁走を続けているためあえて目立つ政治板に転載。

●その1
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c4
管理人さんへ。

どこまでも完全無視なんですね。

・赤かぶ氏は特別な投稿者。
・赤かぶ氏の権限は管理人さんよりも上。

上記、阿修羅掲示板の闇を顕在化できたのは収穫でしたが、明らかに健全な状態ではないため、抗議の意を込めて転記を継続します。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/618.html#c4

(以下全文抜粋)

管理人さんへ。

昨年12月から順次、赤かぶ氏に上記>>1>>2>>3の問いかけをしておりますが、未だに回答をいただけていません。
>>1>>2については個人的なやり取りなのでここでは問題にしません。

ただし、>>3については話が別で、赤かぶ氏は1月に管理板で威風堂々と引退宣言をしているにもかかわらず、何の説明もなしに投稿を継続しています。
赤かぶ氏は毎日の投稿数が非常に多いこともあり、この件を放置することは赤かぶ氏のみならず阿修羅掲示板の信用を大きく落とすことになると考えます。

よって提案なんですが、赤かぶ氏から本件の回答が得られるまで、投稿数1日10件までの例外対象から外す、当月までに回答を得られなかったら投稿を制限するというのは如何でしょうか。

この引退スルスル詐欺が今後も繰り返しおこなわれることを危惧します。
ご検討よろしくお願いします。


●その2
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c5
管理人さんへ。
>>4同様こちらもご検討お願いします。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/618.html#c46

(以下全文抜粋)

管理人さんへ。

赤かぶ氏のツイッター貼り付けが度を越している件について。

以前2度ほど話題になった際、赤かぶ氏は以下の自分ルールを提示しました。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/599.html#c65
(一部抜粋)
以前にも書きましたがツイッターの初期投稿は概ね10個程度に自主管理しています。
(抜粋終了)


しかし、その後何度も逸脱している上、こちらから指摘しても改める気配がありません。

・自分で決めたルールを守れない。
・人が何度も指摘しても改めない。

はっきり言いますが、これはルールや規則以前の人としての常識・良識の問題です。
この間アクセス禁止になった罵愚と同レベル、もしくは投稿数と影響力を考えればそれ以下でしょう。

この際、思い切って本人が行状を改めるまでアクセス禁止にしては如何でしょうか。

●以下、問題のツイッター貼付け

・30コメント
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/266.html
・24コメント
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/280.html
・32コメント
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/308.html
・28コメント
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/652.html
・17コメント
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/743.html
・24コメント
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/748.html

※私が閲覧して目に点いたところだけ提示しているので氷山の一角でしょうね。


●その3
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/625.html#c7
管理人さんへ。
どうせ回答出来ないことはわかってますが、こちらもご検討お願いします。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/620.html#c14

(以下全文抜粋)

管理人さんへ。

ついでに。
物凄く今更なんですが、>>4に関連する事柄として、赤かぶ氏を投稿既定「1人1板1日11個以上の投稿は禁止」の例外規定で、「(2011.11.12追記) 1人1板1日11個以上の投稿を、管理人に特別に許可されている人」としている理由について教えてください。

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/315.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 新型コロナ感染爆発は人災:東京五輪強行に突っ走る菅政権をいまだに支持する3割の国民に責任あり!(新ベンチャー革命)
新型コロナ感染爆発は人災:東京五輪強行に突っ走る菅政権をいまだに支持する3割の国民に責任あり!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/10749672.html
2021年07月30日 新ベンチャー革命2021年7月30日 No.2777


1.東京五輪強行のタイミングに合わせるように、菅政権下の日本は、案の定、新型コロナ感染爆発に見舞われ始めた

 コロナ禍での東京五輪を強行した菅政権下の今の日本は、案の定、コロナ感染爆発に見舞われています。この難局を乗り越えるには、日本のトップリーダーである日本国総理のリーダーシップが強く求められます。

 ところが、不幸にも、よりによって、リーダーシップの資質が欠如していると思われる人間が日本国総理をヌケヌケとやっています。

 今後、コロナ感染者がどれだけ増えるのか、想像するだけでゾッとします。

 いずれにしても、今の日本国民は東京五輪で有頂天になっている場合ではありません。

 さて、今回の東京五輪強行には、国民の7〜8割が反対していました。にもかかわらず、菅総理は、これを強行し、国民に向かって、東京五輪を中止するのは簡単だとほざいたのです(注1)。

2.なぜ、シナリオ発想力に欠ける人間が今、日本国総理をやっているのか

 本ブログでは、すでに、菅総理は、国家のトップリーダーに必須のシナリオ発想力が欠如していると断じています(注2)。

 さらに、なぜ、国家のリーダーシップ能力に欠ける人間が、あえて、日本国総理になっているのかについても、言及しています(注3)。

あの菅氏を日本国総理に直接、選んだのは国民ではありません。政権党である自民党の内部事情で、菅氏が総理になっています。

 本ブログの見方では、菅氏の前任の安倍氏の都合で、菅氏が後任総理に選ばれたと観ています。

 スキあらば、返り咲きを狙っている安倍氏は、自分より劣ると思っている菅氏を後任に選んでおけば、再度、総理に復帰できるとタカを括っているのではないでしょうか。

3.コロナ禍での東京五輪強行に突っ走った菅政権をいまだに支持する国民が3割もいるとは、もう、絶句!

 電通配下の大手マスコミの菅内閣支持率はだいたい、3割前後です(注4)。筆者個人は、いまどき、どんな人が依然、菅政権を支持できるのか、まったく、想像できません。

 上記、3割の半数は、おそらく、信頼できる野党がないので、やむを得ず、自民党を支持している結果でしょうが、このような能天気国民が多いせいで、新型コロナ感染爆発を誘発する危険の高い東京五輪を菅氏が強行し、その結果、日本全体が、感染列島と化しています。

 コロナ感染爆発を何としても、阻止したい国民は、東京五輪強行に突っ走っている菅政権にNO!をつきつける以外にありません。

 いまだに、漫然と菅政権を支持する一部の国民は、自分で自分のクビを絞めていることに早く気付くべきです。


注1:ヤフーニュース“首相「五輪中止は簡単、挑戦が政府の役割」 米紙取材に”2021年7月21日
https://news.yahoo.co.jp/articles/f474ef41d5abd653d36d9a6ea7dc176d949982f5

注2:本ブログNo.2734『コロナ危機に瀕する今の日本において、国民にとって最大の不幸は、シナリオ発想力が皆無の人物が国家リーダーを務めている点にある』2021年1月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8908527.html

注3:本ブログNo.2773『現総理・菅氏はなぜ、安倍氏の後継者になれたのか:菅氏は能力的に安倍氏よりも劣るからか』2021年7月10日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/10525571.html

注4:NHK選挙WEB 内閣支持率
http://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/316.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「感染爆発23都道府県」リスト 菅首相のガン無視&打つ手なしが招くウイルス拡散(日刊ゲンダイ)





「感染爆発23都道府県」リスト 菅首相のガン無視&打つ手なしが招くウイルス拡散
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292719
2021/07/31 日刊ゲンダイ


目新しさは何もなく…(菅首相)/(C)共同通信社

「感染対策をしっかりと対応することが私の責任。できると思っている」――。30日の会見を菅首相はこう締めくくった。しかし、新型コロナウイルス対策に目新しさはなく、巨大な第5波の勢いを止められるとは思えない。首都圏から地方へ。感染爆発は間もなく全国規模になりそうだ。

  ◇  ◇  ◇

「宣言」6都府県、「重点措置」5道府県

 埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県と大阪府を対象とする緊急事態宣言の追加発令、北海道、石川、京都、兵庫、福岡の5道府県にまん延防止等重点措置適用が30日、決定。すでに宣言下にある東京都と沖縄県も含め、実施は来月2日からで、期限は8月末まで。しかし、都内では宣言発令から2週間経過しても感染拡大は収まらず、むしろ加速している。同日の全国の新規感染者数は1万744人。3日連続、過去最多を更新した。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「感染拡大を食い止めるには、インパクトのある新たな対策やメッセージが必要ですが、織り込まれなかった。これでは国民に響きません。協力を呼びかける上で、最も効果的なのは五輪中止でしょう。それが無理だというならば、宣言を全国に拡大する手もあった。菅首相が本気で感染拡大を抑え、国民の命と健康を守る気があるのか、首をかしげたくなります」


(C)日刊ゲンダイ

全国一律要請をガン無視

 日本医師会など医療系9団体は29日、全国一律の宣言発令を求める緊急声明を出したが、菅政権はガン無視だ。

 第5波は地方にも波及しつつある。7月に記録した最多の新規感染者数を都道府県ごとに東京の人口に換算したのが〈表〉だ。過去最多を更新したのが8都県。そのうち茨城、千葉、神奈川、鳥取の4県は30日に更新した。最も深刻な東京換算500人以上の爆発的感染拡大は23都道府県に上る。

 特に深刻なのが重点措置の適用が新たに決定された石川県だ。最多の新規感染者数は28日の119人。東京の人口なら1456人に相当する。30日は110人だった。一体どうなっているのか。

「石川県は東京、大阪、名古屋とのアクセスがよく、もともと都市部との往来が多い。新型コロナも東京や大阪で火がつくと、3週間から1カ月後に県内で感染が広がる傾向がありました。ビジネスや観光など今年の夏は往来が盛んです。7月の4連休前から一気にデルタ株が広がりましたが、東京や大阪が影響していると考えられます」(石川県健康福祉部)

 この夏は全国的に県境を越える人流が増加傾向。全国一律宣言も見送られ、ウイルス拡散は必然だ。 



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/317.html

記事 [政治・選挙・NHK282] ワクチン詐欺にだまされるな(植草一秀の『知られざる真実』)
ワクチン詐欺にだまされるな
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-03a6d3.html
2021年8月 1日 植草一秀の『知られざる真実』


米CDC(疾病対策センター)の調査で

「新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人のうち、新型ウイルスに感染して死亡した例は0.001%未満にとどまっていること」

が明らかになったと報じられている。

https://www.cnn.co.jp/usa/35174631.html

この種の数字のトリックに注意が必要だ。

日本では、

「ワクチンを打たずに新型ウイルスに感染して死亡した例は0.012%にとどまっている」

新型コロナワクチンで死亡する確率は極めて低い。

全人口の99.99%の人は新型コロナウイルスで死亡していない。

他方、ワクチンを接種して急死した人は驚くほどの多数になっている。

3760万人が接種を終えた7月11日の時点でワクチン接種直後に

重篤化した人が2858人

急死した人が667人

と報告されている。

https://bit.ly/2VaY1zp

新型コロナウイルスワクチンの接種をした人のうち、

重篤化した人の比率は0.0076%

急死した人の比率が0.0018%

である。

コロナで死亡した人の人口比が0.012%。

ワクチン接種直後に重篤化した人の比率が0.076%

コロナで死亡する確率は、ワクチン接種後に重篤化する確率の1.5倍強でしかない。

ワクチン接種後の死亡者、重篤者が多すぎる。

それにもかかわらず、この重大事実がほとんど報道されない。

NHKはワクチン接種を推奨する放送にだけ積極的で、ワクチンのリスクに関する情報をほとんど報じない。

明らかな放送法第四条違反である。

新型コロナワクチン接種後の急死者、重篤者の比率が極めて高いことを理解するには、季節性インフルエンザワクチン接種後の事例と比較することが有用だ。

2018−19年シーズンのインフルエンザワクチン推定接種人数5251万人に対して接種後急死者数は3人であると報告されている。

https://bit.ly/3jdz9iH

新型コロナワクチン接種後の急死者数、重篤者数は異常に多い。

これはデマではなく真実。

NHKはデマに注意と呼びかけるなら、この真実を適正に報道するべきだ。


ワクチン接種直後に重篤化する確率がコロナで死亡する確率の65%。

この数値を正確に知れば、どれだけの人がワクチンを接種するだろうか。

若年でコロナ死する人は皆無に近い。

若年の健常者がワクチンを接種するメリットは皆無に近いと言える。

ところが、圧倒的多数の関係者がワクチン接種大キャンペーンを展開している。

巨大なワクチンマネーが流れていると推察される。

新型コロナワクチンについて冷静で正確な情報を提供されているのが新潟大学名誉教授の岡田正彦氏。

https://okada-masahiko.sakura.ne.jp/

岡田氏は次のように指摘する。

「ほとんどの医師は、医師免許のほかに専門医の資格を取得していくが、その資格を継続するには、定期的に開催される学会主催の講演会などに参加しなければならない。

講演会では大学教授など有名医師が演壇に立つが、彼らは製薬企業から高額な謝礼と旅費を受け取り、豪華なホテルでの宿泊が約束されている。

もちろん研究費と称する寄付金も受け取っている。

つまり医師たちの耳には、製薬企業に不利な情報はいっさい入ってこない仕組みが出来上がっている。

医師たちは「製薬企業の手のひらで踊らされている」と言っても過言ではないだろう。」

すべての市民は新型コロナワクチン接種後に急死、あるいは重篤化する人が極めて多いという「知られざる真実」を確実に認識した上で判断する必要がある。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/318.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <6月半ばから314%急増>アメリカでデルタ株まん延 新規感染者6万人超 入院も増加(FCI) :国際板リンク 
<6月半ばから314%急増>アメリカでデルタ株まん延 新規感染者6万人超 入院も増加(FCI)

http://www.asyura2.com/21/kokusai30/msg/750.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/319.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約  中島聡(まぐまぐニュース)
「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約
https://www.mag2.com/p/news/505891
2021.07.28 中島聡『週刊 Life is beautiful』 まぐまぐニュース



2012年に行われた第46回衆議院議員総選挙の圧勝以来、長きに渡り政権与党として君臨し、数々の疑惑が噴出するも全てを数の力で握り潰してきた自民党。もはやこの国の民主主義は、すっかり形骸化してしまったと言っても過言ではありません。このような状況を打破する術は残されているのでしょうか。今回のメルマガ『週刊 Life is beautiful』では「Windows95を設計した日本人」として知られる米シアトル在住の世界的エンジニア・中島聡さんが、東京新聞の望月衣塑子氏のツイートにヒントを得たという、次期衆院選で野党が必勝するために掲げるべき公約を提案。さらに野党に対して、具体的な選挙戦術と政権交代後すぐに取り組むべき課題についても提言しています。

プロフィール:中島聡(なかじま・さとし)
ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。ブロガー/起業家/ソフトウェア・エンジニア、工学修士(早稲田大学)/MBA(ワシントン大学)。NTT通信研究所/マイクロソフト日本法人/マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。現在は neu.Pen LLCでiPhone/iPadアプリの開発。

日本に政権交代が必要な理由とその実現方法について

私がブログをあまり書かなくなった一番の理由は、原発や自民党の批判をすると、すぐに「お前は左翼か!」と噛み付いて来る人たちがいるから、ということはここでも以前に触れたことがあると思います。彼らは「ネトウヨ(ネット右翼)」と呼ばれる人たちで、その多くは自民党に(もしくは自民党が雇った電通に)雇われた人たちだ、というのが今では常識になっています。

私自身は、人権に関してはリベラルな発想を持ち、夫婦別姓は認めるべきだし、女性や社会的弱者の差別は徹底的に排除すべきと考えていますが、こと経済に関しては、可能な限り政府が関わらない自由競争が好ましいと考えているし、政府は小さい方が良いと考えているので、その面では、保守的な考え方を持っています。

そんな私にとっての理想は、米国のように2大政党が拮抗する状態です。二つの政党の力が拮抗していれば、選挙の結果を決めるのは、私のような中間層なので、保守側の党があまりに保守的な政策を推し進めれば、お灸を据えるべく次の選挙ではリベラル側の党に票を投じることができるし、その逆も可能になります。

そんな形で政権が時々入れ替わると、今の自民党のように好き勝手なことをしていると、その悪事が政権が変わった時に白日の元にさらされることになるため、下手をすると、その人たちは牢屋に入ることになります。そのリスクが歯止めとなって、政治家が好き勝手なことをしなくなるのが、2大政党制の一番のメリットとも言えます。

特に今回は、森友学園、加計学園、東京オリンピックにまつわる買収事件、政権と電通とパソナの間の癒着など、長期間続いた安倍政権の膿が山ほど溜まっているので、政権交代さえ起こせば、彼らがした悪事を白日の元に晒して、悪徳政治家を政界から一掃し、シロアリのように税金にたかっている電通やパソナにお灸を据えることすら可能なのです。

そんなことを考えていた時に、目に飛び込んできたのが、東京新聞の望月衣塑子氏のこのツイートです。


これは素晴らしいアイデアだと思います。野党は、原発・消費税・地球温暖化・夫婦別姓などの、野党内部ですら意見が分かれる政策を掲げる必要は一切ないのです。次の選挙の争点は、「政権交代による膿出し」一点に絞るべきなのです。野党が一丸となって、この一点だけをひたすら連呼し、「ここでお灸を据えなければ、政治家はますます好き勝手なことをするし、電通やパソナは税金の甘い汁を吸いづつけるだけ。この問題を解消する唯一の方法は政権交代。そのためには一人でも多くの人が票を投じ、自民党にNOを突きつけるしかない」という一点の曇りもない、誰にでも分かるメッセージを国民に伝えるべきなのです。

理想的には野党は一つにまとまるべきですが、(どんなに素晴らしいことを言っていても)「共産主義」の看板を掲げる共産党とだけは組めない人がいることも理解できるので、まずは立憲民主党あたりを中心に一つの大きな野党を作り、自民党+公明党 vs. 立憲民主党+共産党の4大政党の図式を作り、上に書いたシンプルなメッセージで、政権交代を起こし、最初の100日で徹底的な膿出しを行うべきなのです。

それが実現して初めて、国民は「票を投じて時々政権交代を起こす」ことの重要さを学ぶし、政治家たちは政権交代時に開示されることを恐れて悪事が働けなくなります。

一つ付け加えておくと、電通のような広告代理店に税金を流すことを許してしまうと、その返礼として政権を握っている党に有利になる世論操作を行うことが出来てしまうので、とても危険です。

特に怖いのが、自民党が計画している憲法改定です。電通が本気になれば、多くの人々の意見を「改定に賛成」側に動かすことは十分に可能です。特に最近は、インフルエンサーのSNSでの発言が世論に与える力が大きいので、インフルエンサーを雇って、彼らに「今の憲法は時代遅れ」「この憲法は米国に押し付けられた」などの発言をさせるだけで十分に人々の見方を変えることが可能です。

自民党が政権を握っている限り、持続化給付金事業のような仕組みで電通に大量の税金を流し込み、その返礼として憲法改定に向けた世論操作を電通にさせるだろうことは、火を見るよりも明らかです。

そんな横暴をさせないためにも、ここは何がなんでも政権交代を実現し、汚れ切った日本の中枢にメスを入れるべきなのです。

最後に野党の人々に一言。今の日本にとって、日本の中枢の腐敗を正すことが何よりも大切です。それと比べれば、野党間の政策の違いやイデオロギーの違いなど、些細な話です。消費税、エネルギー政策、少子化などを今回の選挙のトピックにしてはいけません。そんなことをすれば、野党は一致団結できなくなるし、自民党につけ入る隙を与えてしまいます。

ここぞという時には「引き算」をすることもとても大切なのです。今回の選挙では、「政治の腐敗是正のための政権交代」だけを政策に掲げて、野党一丸となって戦ってください。それこそが自民党のアキレス腱なので、そこだけを徹底的に攻めるべきなのです。

分かりやすいメッセージで2016年の選挙に勝ったトランプ氏に学ぶのであれば、「安倍晋三の悪事を暴いて牢屋に入れる」ことを公約として掲げても良いと思います。「電通を税金を使うすべての事業から排除する」でも結構です。そして「安倍晋三を牢屋に入れるために選挙に行こう!」をキャッチフレーズにして、普段選挙に行かない人たちに、票を投じてもらいましょう。

そして、政権交代を実現した際には、少なくとも最初の1年間は、本気で自民党の悪事を暴き、役所の文書を黒塗りなしで公開し、電通やパソナのような悪徳企業を、政府が絡む事業から排除することに専念してください。具体的な政策の議論は、その後で結構です。

日本は、90年代のバブルの崩壊以来、30年以上に渡る低成長期に入り、そこから脱却出来る気配をいまだに見せません。その主たる原因は、保守的なサラリーマン経営者が経営する国際競争力を失った企業が、さまざまな利権にしがみつくことによりいつまでも生き残り、それがベンチャー企業の活躍を阻み、人材の流動化を妨げていることにあります。

日本企業の多くは、単に「内向き」なだけでなく、「いかに政府から流れてくるお金を手に入れるか」に最適化してしまっているのです。電通やパソナはもちろんのこと、土木建設業、ITゼネコン、介護産業などにもそんな企業が溢れているのが日本の現状です。

利権政治は、自民党に限らず、一つの党が長い間政権を維持すると必ず生じてしまうのです。その利権政治の罠から日本を脱却させるには、数年おきの政権交代を起こすしかないのです。

image by: 首相官邸

中島聡 この著者の記事一覧

マイクロソフト本社勤務後、ソフトウェアベンチャーUIEvolution Inc.を米国シアトルで起業。IT業界から日本の原発問題まで、感情論を排した冷静な筆致で綴られるメルマガは必読。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/320.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 呪われた国<本澤二郎の「日本の風景」(4161A)<満洲事変(9・18)90周年から何が変わったのか!>
呪われた国<本澤二郎の「日本の風景」(4161A)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/30001252.html
2021年08月01日 jlj0011のblog


<満洲事変(9・18)90周年から何が変わったのか!>

 とろんとした目で、ぼそぼそ声の、一向に風采の上がらない、地方議員出身の小男が、何も言っても、国民は聞く耳を持たない今である。311フクシマ東電原発隠しのコロナ五輪に浮かれる国民は、ほんの僅かである。筆者は日本勢にメダルを乱発して、日本国民を浮かれさせているIOCとJOCの策略にも、反吐が出る思いである。NHKラジオから流れる、アナウンサーの絶叫宣伝を聞くと、即座に止める。

 そんなことよりも、日本を満洲事変前後の日本に墜落させた犯人である、安倍逮捕への林検察の動向に注目している。国民はイラついている。マッチ一本で、人びとは立ち上がる社会環境に置かれている。全体の奉仕者を義務付けられている検察ゆえ、横道に反れることは、万万が一ないと判断している。

 東京都では、感染者が4000人という大台を超えた。五輪感染である。やってはいけない5万人、10万人を結集させるという、狂気の五輪を強行している。それでも中止しないというIOCと、むしろ激励するWHO!世界がこぞって日本破壊に刃を向けている!呪われている国は、安倍の祖父の内閣からだから、戦後からずっと続いている。それでも目を覚まさない。日本原子力ムラ・原発派政治に対して、地球は原発推進による温暖化で、恐ろしい気候大変動を起こしている。

<731・広島・長崎の教訓をドブに捨てた戦後の米傀儡政権日本?>

 未だに判明しないが、新型コロナは細菌兵器ではないか、との憶測が消えない。もし、そうであればハルビン731部隊の生体実験に由来することになろう。

 731部隊の蛮行の延長線上に、広島と長崎に原爆が投下された。さらに敗戦後の日本統治に、米謀略機関CIAが標的にしたのが、侵略推進派の官僚グループだった。1953年に米大統領のアイゼンハワーが国連演説で、核の平和利用をぶち上げると、翌年に日本政府は原子力関連予算をつけた。政権は保守本流の吉田茂から、民主党の岸信介が支える鳩山一郎内閣に移行していた。

 この素早い日本政府の対応を主導したのが、内務官僚の正力松太郎と中曽根康弘、財閥官僚(商工官僚)の岸だった。「夢をもう一度」と夢見る戦前派官僚を、CIAがたき付けたものであろう。歴史の教訓を学ぼうとしない侵略戦争勢力である。

 読売・日テレを率いる正力は、1955年総選挙でバッジをつけると、初代科技庁長官(岸内閣)に就任、1957年8月には茨城県東海原発の実験炉を建設した。

 この間、読売記者の渡辺恒雄と元海軍主計中尉・中曽根議員が、間に右翼の児玉誉士夫を交えた、恐怖のトリオが構築される。この時点で、渡辺は大恩ある宇都宮徳馬を斬り捨てて、左翼から右翼に転向、正力の原発派新聞+改憲新聞づくりに狂奔、宇都宮をして「ツネは忘恩の徒だ」と言わしめた。

 「ナベツネの資産は200億、300億は原発利権」とささやかれている。101歳で亡くなった中曽根の遺産の真相も注目を集めている。彼ら原発派にとって、広島も長崎も眼中になかった。

 第五福竜丸被ばく事件を呑み込んで、遂に2011年の311へと突き進む。それでも彼ら原発派は、公明党創価学会を引きずり込んで、再稼働に舵を切りながら「311隠し」の戦略に突っ走った。これの311隠しの主役が、岸の孫・安倍晋三だった。

<財閥官僚岸信介と内務官僚正力松太郎の核・原発国日本>

 商工官僚は現在の通産官僚である。日本財閥の配下の者たちで、国民の命に目を向けていない。

 CIAは商工官僚を政権に就ける一方で、内務官僚を手なづける。正力や中曽根である。さらに言うと、右翼の児玉である。ただでさえも反共主義者で知られる。そこから見ると、1972年の日中正常化交渉が、いかに難題であったか、命がけの決断であったのかが、一般人も理解できるだろう。

 幸い、当時の新聞テレビはややまともだった。それに財界も、市場としての中国に手を伸ばそうとしていた。直前に、ニクソン大統領補佐官・キッシンジャーの電撃北京訪問と、続くニクソン訪中が重なって、国際情勢は大きな変革期にあった。

 とはいえ岸と正力が敷いた原発レールは、岸の実弟・佐藤栄作長期政権下、ほぼ定着していた。原発の安全神話に人びとは、不安を抱きながらも「安いエネルギー」という嘘の宣伝に乗せられていた。

<初代科技庁長官正力・7代中曽根(岸内閣)・平泉渉(佐藤内閣)>

 中曽根取材は1972年からだが、記者懇談などで彼の口から原発の話が出たという記憶がない。原発の「平和利用」と「安全神話」にすっかり慣らされてしまっていた記者クラブの面々だった。

 中曽根文献を開けてみると、初入閣に喜ぶ中曽根のことを知っても「なぜそんなに喜ぶのか」と首を傾げたほどである。永田町では、科技庁長官ポストは、閣僚として「もっとも軽いポスト」と見られていた。政治記者にとって科技庁は関心外の役所だった。ことほど読売ナベツネの宣伝に、他の朝日や毎日も振り回されていた証拠といえる。

 科技庁は2001年まで継続するが、この間に中曽根の倅・弘文が59代、60代を歴任している。中曽根家の執念を見て取れる。岸の実兄・佐藤も、12代、13代を歴任、岸=佐藤ラインの強固な原発派が、いまの安倍に継承されていることを裏付けている。

<神道勢力も平泉渉長官就任で深く原発派に関与>

 新発見である。戦前の国家神道の流れを継承する白山神社宮司の平泉澄

は、その世界では有名らしいが、彼の息子の外務官僚の渉が鹿島守之介の三女と結婚するや、鹿島建設の専務に就任、その後、参院議員になるや1971年に科技庁長官(佐藤内閣)に就任している。

 侵略戦争に深く関与した神道は、今も反省謝罪さえもしていない。それでいて原発利権にも手を伸ばしてきたことに、驚きを禁じ得ない。神道はすべからく靖国派・戦争神社である、と国際社会から警戒されている。しかし、いまでは開き直って、核・原発にのめり込んで恥じない。

 改めて原発建設を独占してきた、鹿島の太すぎる原発人脈を見て取れる。

 中曽根の娘が鹿島に嫁入りしたことは知っていたが、それが原発利権がらみの政略結婚であることに気付かなかった凡人ジャーナリストとして、毎日猛省するばかりである。

 最近気づいたことの一つは「悪人は他人も自分と同じような悪人である」と決めつけている点である。したがって、反省も謝罪もしない、それが当たり前だと思い込んでいる。安倍もそんな一人なのであろう。

 満洲国傀儡政権を作った戦前の官僚たちにとって、アメリカの傀儡政権日本もまた、しかりだと満足しているのだろうか。311はそうして起きた。また起きるのであろうか!

2021年8月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/321.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 5年で1000億の異常。政府「すべて丸投げ体質」が招いた五輪開会式の大混乱  新恭(まぐまぐニュース)
5年で1000億の異常。政府「すべて丸投げ体質」が招いた五輪開会式の大混乱
https://www.mag2.com/p/news/506122
2021.07.30 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース



先日掲載の「無駄で無謀。東京五輪の開会式はNYタイムズ記者の目にどう映ったか」等の記事でもお伝えしているように、賛否両論が入り乱れる東京五輪の開会式。批判意見の中には「演出の脈絡のなさ」を指摘する声が多く聞かれましたが、何がこのような事態を招いたのでしょうか。今回のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では元全国紙社会部記者の新 恭さんが、日本政府の五輪開会式に関する「丸投げ体質」の裏側を紹介しています。

【関連】無駄で無謀。東京五輪の開会式はNYタイムズ記者の目にどう映ったか
【関連】IOCバッハの狙いはノーベル賞?五輪開会式「元ラーメンズ小林氏解任劇」のウラ
【関連】京大教授が呆れた五輪開会式「文化祭クオリティ」と、菅“陛下お言葉で起立せず”の大失態

電通利権が招いた五輪開会式直前の演出陣ドタバタ解任劇

午後8時から始まって、終わったのが12時前。光の絵巻物をながめるうち、途中で眠くなり、終盤は二人の会長の挨拶が長くてイライラ…。東京オリンピックの開会式を見た筆者の感想である。

当然、評判はさまざまで、海外メディアでは絶賛もあれば酷評もある。日本の識者にも、「金返せ」(北野武氏)だの「開会式は金メダル」(木村太郎氏)だのと、極端な言い方をする人がいる。

ただ、あえて不足をあげるなら、“統一感”の無さだろう。個々には見ごたえのあるショーがあり、感激するシーンもあったのだが、全体を貫く“美学”のようなものが感じられなかった。

お家芸となったサブカルチャーを多用すれば重厚感に欠け、伝統にこだわれば渋みが強すぎる。しかし、日本を表現するにはどちらも必要だ。そこに、総合的な演出力を発揮すべき余地がある。

もう亡くなってしまったが、長野五輪を演出した劇団四季の浅利慶太氏や、国際的な評価の高かった演出家、蜷川幸雄氏のような存在が全体を見渡し、混然一体とした美しさに昇華できれば、よかったかもしれない。

新型コロナ緊急事態宣言下の東京で幕が開いた東京五輪。周知の通り、開会式直前にいたって、演出や音楽にかかわる重要なスタッフが辞めたり解任されたりするドタバタ劇があった。

開会式の楽曲を担当していた小山田圭吾氏は、若いころ、障害者に“いじめ”をしていたのを自慢するかのように話していたことが表ざたになり、辞任した。総合演出の小林賢太郎氏は、お笑い芸人時代にユダヤ人虐殺をネタにしていたカドで解任された。

小山田氏や小林氏を式典演出の重要なポストに起用したことで、サブカルチャー色を強める狙いがうかがえた。小山田氏の実験的なロックミュージックといい、一風変わった小林氏のコントといい、現代的、かつ個性的だ。

彼らがいなくなったことで開会式の演出が変わったのか、あるいは変わらなかったのか、よくはわからない。しかし、何の影響もないのなら、彼らはいったいどんな存在だったのか、ということになる。

パナソニックが東京五輪用に開発したプロジェクションマッピング。1,824台のドローンが国立競技場の夜空に浮かび上がらせた“地球”の輝き。荒事の演目「暫(しばらく)」の衣装をまとった市川海老蔵さんの豪快な見得と、上原ひろみさん奏でるジャズピアノのコラボ…それぞれ見事だった。王貞治氏、松井秀喜氏とともに元気な姿を見せた長嶋茂雄氏や、大坂なおみ選手の聖火点灯シーンも感動モノだった。

それで十分と思う老ジャーナリストにすれば「開会式は金メダル」。いや、もっと凄いものができたはずと思う世界的映画監督にすれば「金返せ」になるのだろう。

【関連】嘘つき安倍晋三が世界を騙した。東京五輪の酷暑にアスリートが悲鳴、“虚偽の常習犯”逮捕までのカウントダウン

筆者が思うには、いくら才能があるといっても、小山田氏や小林氏でなければならない理由など、ほとんどなかったのではないか。他に人材はいたはずだ。彼らの過去の言動は、調べたらすぐ分かることだし、実際には分かっていただろう。

二人を演出スタッフに引き入れたのは、広告界のガリバー、電通である。電通の人選ミスが今回の騒動を招いたといえる。さらに言うなら、政府や大会組織委員会の、電通丸投げ体質がなせるわざである。

演出の総合統括は当初、狂言師の野村萬斎氏だった。そのままだったら、開会式はまた違った趣向に仕上がったかもしれない。が、なぜか、野村氏や椎名林檎氏ら7人のチームは昨年12月に解散、チームの一員で電通出身のクリエーティブディレクター、佐々木宏氏が総合統括を担うことになった。佐々木氏ら電通側と野村氏との間で、演出方針をめぐる意見がかみ合わなかったとみるのが常識的だろう。

佐々木氏は1977年に電通に入社し、ソフトバンク「白戸家シリーズ」、サントリー「BOSS」など有名CMを手がけてきた。電通から100%子会社のシンガタに移り、安倍前首相がマリオに扮して登場したリオ五輪閉会式のフラッグ・ハンドオーバー・セレモニー(五輪旗引き継ぎ式)の演出チームにも加わっていた。

寄り合い所帯である大会組織委員会から企画、マーケティング、スポンサー獲得、五輪本番の進行まで一切合切を引き受けている電通が、OBとはいえ不可分の関係にある佐々木氏を、五輪演出の中心に据えたがるのは自然なことかもしれない。

しかし、それも行き過ぎると、おかしなことになる。野村萬斎氏という異分子を排除してからというもの、電通支配がますます目立ってきたようだ。

昨年3月、佐々木氏が、タレントの渡辺直美氏を豚になぞらえるアイデアを出した。これに反対した演出振付家、MIKIKO氏は責任者を外された。その仕打ちの裏に、電通ナンバー2、高田佳夫代表取締役の意思が働いていた。MIKIKO氏は高田氏や佐々木氏にとって扱いにくい存在だったのだ。

この事実が週刊誌報道で発覚。佐々木氏はそれを認めて今年3月に辞任したが、東京五輪の開閉会式演出は「総合統括」という柱を失うことになった。いわば、司令塔不在のまま五輪本番に向けた演出の詰めの作業を進めていたのだ。

小山田氏や小林氏にかかわる問題の背景には、そのような組織的欠陥があった。そして、その遠因には、政府が政策遂行やイベント開催の実務を安易に電通に丸投げする体質がある。

2015年から19年にわたる5年間で、政府からのその種の支出額は電通本社だけで1,000億円(約560件)をこえる。最も額が多いのは、一定の性能を有する住宅の新築やリフォームに、様々な商品等と交換できるポイントを発行する事業の約80億円である。しかし、トンネル会社を通じて巨額の税金を中抜きするなど、見えない政府関連の収入があるのは持続化給付金支援事業でも明らかであり、当然のことながら1,000億円にはそういう類の金額は含まれていない。

各省庁や東京都などからの出向者が多い大会組織委員会事務局も、下請けに再委託、再再委託するやり方を承知で電通に頼りきっている実態がある。

むろん、国際的なスポーツイベントやそのマーケティングにおいて、電通が世界トップクラスの企業であることは間違いない。だが、金儲け主義をスポーツ界にはびこらせた元凶もまた、電通である。

「最初の商業五輪」といわれる1984年のロス五輪は電通の企業史のなかでも大きな転換点だった。

その2年前に、スポーツ用品大手「アディダス」創業家のホルスト・ダスラー氏と折半出資で設立していたスポーツマーケティング会社「ISL」がロス五輪で、電通に大きな利益をもたらしたのだ。

その後、電通はISL社を使って、IOCや国際陸上競技連盟などをとりまくスポーツビジネスの世界に食い込んでいったのだが、ISL社は2015年にスイスの司法当局が摘発したFIFA(国際サッカー連盟)の汚職事件で、FIFAの幹部たちにカネを貢いでいたことが発覚し、その後、破綻する。電通はISL社を通じて取得したワールドカップの諸権利を日本のメディアに売りさばいてぼろ儲けしていた。

FIFA汚職事件の裁判では、電通からISL社へ提供された資金の一部が当時の電通専務、高橋治之氏あてに、キックバックされていたことが判明したが、これについて電通は何も語らず、高橋氏は現在、東京五輪組織委員会の理事におさまっている。

東京五輪の招致もまた、IOCのマーケティングパートナーだった電通の主導でおこなわれ、多額のカネが動いた。

2016年5月、日本から振り込まれた買収資金でアフリカ票の獲得工作が行われた疑いが英紙の報道で浮上。これを受け、東京五輪招致委員会は、元国際陸上連盟会長の息子が関係する「ブラック・タイディングズ社」の口座に、コンサルタント料として2億3,000万円を送金したと発表した。ブラック社の代表は電通の系列会社の関係者だった。

【関連】五輪とFIFA、「ふたつの裏金」に絡む電通のキーマン

また、電通が招致委員会の口座に寄付として6億7,000万円を振り込み、招致委員会から高橋治之氏の会社に9億円の送金があったことが分かっている。

こうした不透明なカネの流れについては、昨年11月26日の参院文教科学委員会で取り上げられ、「高橋さんはアフリカ票を確保できたのは自分のおかげと威張っているが、まずい発言だ。招致委と組んでロビー活動をしていたと疑われても仕方がない」(松沢成文議員)との発言があった。

東京開催が決まった後、当時の電通トップはオリンピックで1兆円の売上をめざすと宣言したという。それはそうだろう。五輪でいちばん利益を得るのは電通だ。

五輪のスポンサーは約80社に達していて、電通一社が契約業務を独占している。五輪マークがつく一切のCMやグッズの制作、流通に電通がからんで利益を享受している。五輪放映権は、米国分をNBC、日本分をNHK・民放の企業連合が獲得したが、アジア分は電通が入手しアジア各国に販売した。

それでも、電通の経営は安泰とはいえない。電通グループは20年12月期、過去最大1,595億円の赤字を出した。コロナ禍で企業の広告出稿が激減し、テレビや新聞の業績が悪化したのが響いたのだ。本社ビル売却で穴埋めするようだが、このうえ東京五輪が中止になって、見込んでいた収益が吹っ飛んだら大変な事態に陥るところだった。無観客でも開催できただけ、マシだろう。

探査報道に特化したジャーナリズム組織「Tansa」が入手した資料によると、今年6月30日、大会組織委員会とパートナー(スポンサー)企業との会議が、非公開で開かれたさい、電通出身の坂牧政彦・組織委マーケティング局長は以下のように五輪開催の意義を強調したという。

「日本でなければ、とっくの昔に中止になっていたと思います…やはりここでやめるのはもったいないです」「(五輪を開催することで)日本という国の評価、東京という街の評価を世界に示していけるのかなと。それがコロナ後の新しい社会の中での東京・日本の価値を高めていくと信じています」

電通としては、組織委員会や政府、そしてスポンサー企業の尻をたたき、ようやくこぎつけた東京五輪開会式だった。いまや、テレビ各局は、高い放映権料の元を取ろうと、どのチャンネルも五輪中継ばかりで、人々の関心を、メダル獲得ラッシュにひきつけている。

新型コロナの新規感染者がこれまでで最多となり、デルタ株の脅威が一段と高まるなか、電通のメディア支配はとどまるところを知らない。

image by: A.RICARDO / Shutterstock.com

新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧

記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/322.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 自民河村、選手の活躍「政権に力」五輪選手は自民党の持ち物じゃない(まるこ姫の独り言)
自民河村、選手の活躍「政権に力」五輪選手は自民党の持ち物じゃない
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/08/post-1a8878.html
2021.08.01 まるこ姫の独り言


自民党ってこんな奴ばっかりだな。。

選手の活躍は政権の力になるととシャアシャアと言っているが、それを聞いた人がどう思うがまったく分かっていない。

いい年してアホ丸出しだ。

選手の活躍「政権に力」 五輪開催で自民河村氏
         7/31(土) 17:58配信 共同通信

>自民党の河村建夫元官房長官は31日、東京五輪で日本代表選手が活躍すれば、秋までにある次期衆院選に向けて政権与党に追い風となるとの認識を示した。山口県萩市の会合で「五輪で日本選手が頑張っていることは、われわれにとっても大きな力になる」と述べた。

>五輪がなかったら、国民の皆さんの不満はどんどんわれわれ政権が相手となる。厳しい選挙を戦わないといけなくなる」とも語った。


選手の手柄は自民党の手柄?

あまりにレベルが低くて絶句する。


まるで五輪選手は政権のためにあるような感覚で、使い勝手の良いコマのように思っているが、ここまで上から目線だとますます反感が湧く。

選手を政治利用するのもいい加減にしろだ、

一昔前の発想だろうが、選挙があろうとなかろうと選手を政治利用したらダメだ。

それでなくても、五輪が開催できるかどうか一番危惧してきたのは、5年も五輪に向けて練習してきた選手だ。

その選手たちを、事もあろうに「厳しい選挙戦を戦う」自民党の広報に使うつもりの下心がミエミエの河村。

政治家なら、政策で勝負するのが筋だろうに。

この4年間の自公政権の無為無策を振り返ってみたらどうだ。


国民のためになる政策をしてきたのか。

コロナ対応はどうだったのか。

五輪を強行する政府の対応はどうだったのか。


衆議院選挙は、五輪選手が活躍しただけで、政権の無策や国民への目線の欠如が帳消しされるようなものではない。

4年の集大成を国民がどう見ているかで、五輪選手がメダルラッシュになれば政権への不満が消えてなくなるものでもない。

しかし自民党の中では重鎮レベルの人が、国民の民意がどこにあるか知らず、この程度の認識しかなくて、良くも長年政治をやってきたものだ。

有権者にも非があると思う。

長年、政治家として能力があるのかどうかわからない世襲を金をバラまかれたからか選出してきた国民も、自民党をつけ上がらせてきた一因だ。

こんなに民意を知らない自民党政治家を長年選出してきた有権者の考えを変えないとこの国は変わらないと思うが。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/323.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 嘘つき安倍晋三が世界を騙した。東京五輪の酷暑にアスリートが悲鳴、“虚偽の常習犯”逮捕までのカウントダウン(まぐまぐニュース)
嘘つき安倍晋三が世界を騙した。東京五輪の酷暑にアスリートが悲鳴、“虚偽の常習犯”逮捕までのカウントダウン
https://www.mag2.com/p/news/506233
2021.07.30 tututu まぐまぐニュース



日本の暑さが東京五輪に挑むアスリートたちを苦しめている。この事態に海外メディアは日本が五輪招致の際、気候について虚偽申告したと批判。当時の首相である安倍晋三氏に説明責任を求める声まであがっている。しかし、安倍氏は東京五輪が開幕してから雲隠れし、知らん顔を決め込んでいる。

安倍前首相が虚偽申告?東京五輪の酷暑に世界中が批判

30度を越える真夏日や、35度以上の猛暑日が続き、史上最も過酷な大会となってしまった東京五輪。23日に行われたアーチェリー女子の予選ではロシア選手が気を失い、テニスの世界ランキング2位のダニル・メドベージェフは「死んだら誰が責任を取るのか」と審判に詰め寄るなど、選手たちからクレームが殺到している。

こうした状況を受け、米ヤフーは「東京は地獄のような嘘を付いた。代償を払うのは選手だ」と大ウソつきだと糾弾。オーストラリアのニュースドットコムも「東京の虚偽主張に世界は謝罪が欲しい」と報道した。

2013年の五輪招致の立候補ファイルには、「この時期の天候は晴れることが多く、かつ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候」と記されている。

こうした記述が実際の気候とはかけ離れていることから、海外メディアは虚偽申告だと批判している。

選手たちからのクレームを受け、炎天下の中で長時間の試合を行わなければならないテニスは試合時刻や一部ルールを変更。29日から午後3時に開始を遅らせ、試合中には長めの休憩時間を取るようにした。

酷暑の中で行われる東京五輪、世界から大ウソつきだと言われてしまった原因はあの人物にあるかもしれない。

【関連】「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約

安倍氏は平気で嘘つく虚偽申告の常習犯

東京五輪を実現するために結成された招致委員会。トップとなる理事長は竹田恒和前JOC会長で、当時の首相は安倍晋三氏だ。五輪を東京へ承知するため、安倍政権はさまざまなバックアップをした。

安倍氏といえば、言わずと知れた「嘘つきの常習犯」。

「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題では、2019年11月〜20年3月の間に、安倍氏は国会で計118回の虚偽答弁を繰り返した。

また、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題では、安倍政権が2017〜18年に行った国会答弁のうち、事実と異なる答弁を計139回していたことが明らかになっている。

自己保身や政権維持のためであれば、安倍氏は悪びれることなく平気な顔をして嘘をつき続けてきたのだ。

そんな安倍氏に対し、「長期間続いた安倍政権の膿は山ほど溜まっている」と指摘するのは、米シアトル在住の世界的エンジニアの中島聡氏。

中島氏は自身のメルマガ『週刊 Life is beautiful』の中で、「今の自民党のように好き勝手なことをしていると、その悪事が政権が変わった時に白日の元にさらされることになる」とし、「下手をすると、その人たちは牢屋に入ることになります」と述べている。

また、中島氏は「政権交代さえ起こせば、彼らがした悪事を白日の元に晒して、悪徳政治家を政界から一掃し、シロアリのように税金にたかっている電通やパソナにお灸を据えることすら可能なのです」とも語り、政治家が好き勝手なことをさせなくすることが大事だとしている。

詳しくはMAG2NEWSのこちらの記事『「自民の悪事を暴いて牢屋に入れよう」衆院選で政権交代が実現する唯一の公約』をご参照いただきたい。

さまざまな疑惑の真相をうやむやにし、幾度となく虚偽答弁を繰り返しながら、何の責任も問われてこなかった安倍氏。政治を私物化するという前代未聞の罪を犯し、無傷でいる方がおかしいと言わざるを得ない。

安倍マリオにまでなってはしゃいでいたにもかかわらず、招待されていた開会式を欠席し、自身のツイッターの更新も一切ストップしてしまった安倍氏。こうした批判を受けることをあらかじめ想定していて、東京五輪についてダンマリを決め込んでしまったのだろうか。

【関連】五輪反対だけで「反日」呼ばわり。辞任後も分断を煽る安倍前首相のネトウヨ脳

逃げるスピードだけは誰よりも早い安倍氏。アスリートたちが東京の酷暑に苦しもうと、知ったことではないようだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/324.html

   

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