★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年7月 > 28日00時55分 〜
 
 
2021年7月28日00時55分 〜
記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪組織委員会、ボランティアらの弁当の大量廃棄を認める(まるこ姫の独り言)
五輪組織委員会、ボランティアらの弁当の大量廃棄を認める
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/07/post-8459a7.html
2021.07.27 まるこ姫の独り言


報道特集はスゴイ!そして立派だ!

権力に忖度せず正当に批判して頑張っている番組の数少ない一つだ。

その報道特集が、今回、ボランテイアらの為の弁当を大量廃棄したと報道して、ものすごい話題になっていた。

あれだけ証拠の映像があったら、事実無根と言う事はあり得ないと思っていたが、やっぱり組織委員会は認めざるを得なかった。

【独自】オリンピックで弁当大量廃棄 オリパラ事務局が認める
             7/27(火) 11:24配信 TBS系(JNN)

>先週土曜日放送の「報道特集」では、国立競技場の会場運営にあたるボランティアらのために用意されたおにぎりや弁当、一日当たり数千食分が消費期限切れの前に廃棄される様子を報じました。大会が無観客開催となったことでボランティアらの数が減り、不要になったためとされていますが、野党側は大会組織委員会がうたっている“持続可能性に配慮した食材の調達”に反する行動ではないかと問題視しています。

>これについて、内閣官房オリンピック・パラリンピック事務局は「我々の認識としては廃棄はあったと聞いている」と事実関係を認めました。一方で、「弁当を用意していたのは大会の組織委員会で廃棄された数など詳細はわからない」としています。


ヤフコメで、井出留美氏が>5月に組織委員会に取材した際「数がずれたら食材をどう調整するのか」という問いに「キャンセルあるいは転用し無駄にしない」と答えています。

とコメントしているが、組織委員会の答弁はその場のいい加減な嘘だったという事だ。

キャンセルもせず、転用もせず、大量廃棄は、問題点だらけだ。

無観客の決定は開会の2週間前に分かっていたのに、なぜ弁当をキャンセルしなかったのか。

キャンセルできなかった場合でも、今、必要としている人(困窮者)に渡すことはできたはずだ。

どうしてそこで知恵を絞らないのか。

キャンセルもしないまま、大量に弁当を作らせてそれを余すところなくすべて廃棄は、税金を何と思っているのか傲慢そのもの。

もちろん自分の懐から出る金ではないからか、血税をいとも簡単にどぶに捨てるような行為も出来るのだろう。

国民を侮りすぎじゃないか。

井出留美氏いわく『今大会の目標に「食品ロス削減」と「持続可能性に配慮した食材調達」』が掲げられているそうだが、それにも逆行している。

それにしても、本当にもったいない。

廃棄する前に、なぜ有効活用を考えなかったのだろう。

いくらでも考えられたのに。


組織委員会は、口では綺麗ごとばっかり言ってきたが、国民の神経を逆なでする事しかしてこなかった。

今回も国民の神経逆なで事件だが、なんでここまで無能な集団なんだろう。

この組織は、本当に危機管理能力が欠如も欠如で、一般企業だったら企業に大損させた使えない社員としてのレッテルを貼られていただろう。

税金を食い物にする事に関しては天下一品の使えない集団だ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/255.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 感染者急増、医療危機目前なのにテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!「モーニングショー」「報道ステーション」まで(リテラ)
感染者急増、医療危機目前なのにテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視!「モーニングショー」「報道ステーション」まで
https://lite-ra.com/2021/07/post-5966.html
2021.07.27 感染者急増、医療逼迫でもテレビは「五輪金メダル」報道一色、コロナ無視! リテラ

    
    番組の大半で五輪報道を続けた『報ステ』

 ついに東京都の新規感染者数が2848人と過去最多となり、3000人を超えるのも時間の問題となった。TBSの報道によれば、東京とは都内の医療機関に対し、「通常診療の制限も視野にコロナ病床を確保するよう要請」したという。実際、自宅療養・自宅待機者は1万人を超え、高熱などの症状があるにもかかわらず入院できないという訴えがSNSで散見されるようになっている。

 ところが、である。コロナ感染拡大が深刻な局面を迎えているにもかかわらず、テレビは東京五輪一色。テレビだけ観ていると、まるで四連休のあいだにコロナなどなくなったかのような錯覚すら覚えるほどだ。

 NHKも民放も、各局朝から夜まで競技の中継はもちろん、中継の前後にオリンピック特番を挟み、ワイドショーもニュース番組も、「金メダルラッシュ」だの「明日の見どころ」だの、総オリンピック特番状態だ。

 たとえば、26日、27日朝のワイドショーで大々的に東京五輪を扱っていなかったのは、もともとニュースを一切扱わないTBSの『ラヴィット!』だけ。

『スッキリ』(日本テレビ)、『めざまし8』(フジテレビ)はもちろんのこと、昨年からコロナ報道を牽引してきた『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)までもが、冒頭から1時間以上オリンピックの話題一色。金曜日コメンテーターの長嶋一茂をオリンピック期間中は毎日スタジオに呼ぶというオリンピック体制を敷き、メインのパネルコーナーも、もちろんオリンピック。26日は柔道金メダリストの吉田秀彦氏、27日はソフトボール金メダリストの佐藤理恵氏を呼んで、五輪の見どころを掘り下げる。コロナについてはお天気コーナー前に申し訳程度にやっただけ。

 ワイドショーが節操なくジャーナリズム精神など期待できないのはいつものことだが、夜のニュース番組はそれ以上にひどかった。

 たとえば、23時に始まる『news23』(TBS)と『news zero』(日本テレビ)は、いずれも冒頭から30分、つまり番組のほぼ半分を使って、日本勢のメダルラッシュを報じ続けた。

■一番酷かったのは『報ステ』、大半を五輪お祭り報道に費やし五輪の負の部分に一切ふれず

 しかし、最もひどかったのは『報道ステーション』(テレビ朝日)だろう。

 26日の『報道ステーション』(テレビ朝日)は、五輪バレーボール中継の影響で22時14分に始まったのだが、冒頭からスケートボード、柔道、アーチェリー、体操、卓球とメダルを獲った競技を、過去のインタビューやゆかりの人のコメント、松岡修造のレポートなど延々と大特集。五輪のくだりが終わったのは、なんと22時50分ごろ。番組の大半を使って、五輪報道を続けたのだ。

 ここで台風8号の話題になり、やっとニュースが始まったと思ったら、ここでも「五輪に影響」などと、上陸するとされる東北や一般市民への影響よりも、五輪中心に伝えた。

 そしてコロナ関連のニュースを伝えたのは、番組開始から実に約45分も経た23時前のこと。中等症患者が増えているという現状、医療逼迫の危険性を伝えたが、順番、割いた時間ともに大量の五輪報道に比べれば、扱いの差は明らか。これでは、感染拡大や医療逼迫の深刻さなど視聴者に伝わろうはずがない。

 しかも、この後「黒い雨」訴訟の上告断念のニュースなどをストレートニュース的に短く伝えると、こう言ったのだ。

「さあ、ここからはスポーツです!」

 いや、「ここから」も何も、ほんの10分前までさんざん東京五輪のニュースをやっていたではないか。そして、番組冒頭で伝えた以外の五輪競技やメジャーリーグの大谷翔平選手、高校野球、女子ゴルフのニュースを伝えた後は、お天気コーナーで再び台風情報を伝えると、そのまま番組は終了してしまったのだ。

 ニュース番組を名乗っていながら、番組の大半を五輪報道に費やすとは。『報ステ』はもう『報道ステーション』じゃなくて、『五輪ステーション』『スポーツステーション』と名乗ったほうがいいのではないか。

 しかも、『報ステ』がひどかったのは、『news23』と『news zero』がメダル報道とともに酷暑問題や路上競技の観客問題など五輪のマイナス面も扱っていたのに対して、『報ステ』はそうした批判的な視点が一切なく、能天気な五輪礼賛、メダル礼賛報道に終始したことだ。

■『バイキング』は坂上忍が「五輪選手の活躍のあとにコロナの死者伝えられない」と礼賛報道に与せず

 27日の朝、昼のワイドショーも、同様に五輪報道、メダル礼賛報道に終始した。

 もはや五輪一色に染まっていない報道・情報番組は、『バイキングMORE』(フジテレビ)くらいという惨憺たる状況だ。

 ちなみに、『バイキング』はMCの坂上忍が五輪再延期を訴え「五輪選手の活躍を伝えて、次のコーナーでコロナの死者を伝えるなんてできない」と繰り返してきたためか、いまのところ五輪・金メダル礼賛報道はほとんどやっていない。

 先週23日の放送でも、開会式を前に裏番組の『ひるおび!』(TBS)がサッカーやソフトボールの日本チームの活躍、ブルーインパルスの中継に大はしゃぎしていたのに対し、『バイキング』が取り上げた東京五輪の話題は、小林賢太郎解任問題、濃厚接触者の出場問題、外出15分ルール問題、IOCのジョン・コーツ調整委員長の恫喝発言と批判報道に終始し、むしろ東京の感染拡大と医療逼迫について大きく報じた。

 26日は五輪中継のため番組自体が休止で、今週はMCの坂上が夏休みだったが、それでも27日の放送でも、メダルラッシュは扱ったものそれを掘り下げるというよりは、「メダルラッシュに沸く陰で…選手ら感染続々&暑さ苦言も」として、感染状況や医療問題のほうに重きを置いて報じていた。

 しかし、繰り返すが、ほかのテレビは報道番組までがすべて「日本選手が金メダル」一色なのだ。

 新聞も同様だ。産経や読売はもちろん、朝日新聞も26日朝刊の一面トップで柔道の阿部一二三選手・阿部詩選手の兄妹金メダル、27日朝刊は一面トップは「黒い雨」訴訟の上告断念だったがスケートボードの西矢椛選手の最年少金メダルも大きく扱った。朝日新聞といえば、メディアでありながら読売新聞などとともに東京五輪オフィシャルスポンサーを務める一方、5月26日には社説で五輪中止を訴え、開催直前の7月21日には坂尻信義・ゼネラルエディター兼東京本社編集局長が「前例なき五輪、光も影も報じます」と書いていたはず。コロナがこれまで以上に深刻な局面を迎えているなかで、この五輪報道はあまりに脳天気かつ無責任ではないか。

■感染拡大、医療崩壊の危機で西浦博氏ら専門家からは今からでも五輪中止を求める声

 テレビや新聞の一面ばかりを見ていると、まるでコロナが終わったかのような錯覚を覚えてくるが、それは錯覚にすぎない。

 冒頭にきょうの東京都の新規感染者がきょう、2848人と過去最多になったことをお伝えしたが、この数字は開会前から予測されていた。開会式のあった23日から4連休のあいだも新規感染者は連日1000人を超え、緊急事態宣言下にもかかわらず感染拡大が収まる気配はなく、これまで以上に加速度的に増加する一方だ。

 これは明らかに五輪強行開催の影響だ。政府や組織委は、自粛疲れや気の緩みで人流が収まらないためなどと国民に責任転嫁するだろうが、緊急事態宣言下にもかかわらず人々の行動変容につながっていないのは、不十分な補償もさることながら、五輪開催が人流抑制に逆行するメッセージとなっているからだ。

 しかも、あれだけ「安全安心」を訴えていたはずの組織委は、濃厚接触者の試合出場を認めたり、毎日検査のルールを反故にしたり、さらには無症状陽性者を7日で復帰させようという案まで浮上させ、感染防止どころか、逆に世界中に感染を拡大させるようなことばかりしている。

 このまま五輪を続行すれば、被害は甚大なものになるだろう。

 実際、この間、専門家からは五輪中止を求める声が上がり続けている。たとえば、“8割おじさん”こと西浦博・京都大学教授は、五輪開会式翌日の7月24日にツイッターで、オリンピック中断を訴えている。

〈都内受入病院の状況聴取で悲鳴。入院調整中の患者が増加して収容能力を超え始めている。今後、呼吸苦があっても自宅療養で待つ者が増加し、自宅で重症化する人が出る。ここから待つと状況悪化を懸念するため、この時点でオリンピックを中断し、都内で外出自粛を徹底することを提案します。〉

 また、政府の新型コロナウイルス対策分科会メンバーで大会組織委員会の感染症対策にあたる専門家会議の座長を務める岡部信彦・内閣官房参与ですら、「東京都で入院すべき人が入院できないような状況になったら大会の中止も考えるべき」(朝日新聞15日付)と訴え、開会式翌日の24日にも『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)に出演し、「重症の患者さんが引き受けられない状況で同時に並行して(五輪を)やるっていうのは、非常に難しいんじゃないか」「入院できないような状況がたくさん見られる所では大会の中止は視点に入れるべき」とあらためて主張。「専門家が中止の基準を示していない」などと専門家攻撃に転嫁しようとした橋下徹・元大阪市長に対して、「わかりやすさでいえば、大阪のような状況が出てきたならば、中止も検討しないといけないのは私の意見です」とキッパリ返していた。

■菅首相は金メダリストにお祝い電話やツイートの一方、2848人の感染者でも「中止は必要ない」と強弁

 そして冒頭でお伝えしたとおり、東京都はいままさに医療崩壊の入り口、“大阪のような状況”になろうとしている。そして、もちろんこれは東京だけの問題にとどまらない。東京に隣接する神奈川県・埼玉県・千葉県も感染拡大がさらに進み緊急事態宣言を要請する状況になっており、緊急事態宣言下の沖縄県もさらに感染が拡大している。また、先日五輪の警備のために兵庫県から派遣された警察官のクラスターが判明したが、直接的・間接的に五輪の影響でさらに全国に感染が拡大する可能性も非常に高い。

 もちろん、医療従事者たちからも、医療提供体制の逼迫を訴える声が多数上がっている。

 ところが、こうした深刻な局面にもかかわらず、菅首相は金メダリストにお祝いの電話をしたりツイートをしたり五輪人気に便乗する一方、コロナについてはほったらかしだ。きょうのぶら下がりでも、東京の感染者2848人を受けて「中止をする考えはないのか」と聞かれ、なんと「治療薬を確保した」などと詐欺まがいの宣伝文句を口にして、「中止の必要はない」と言い張った(この治療薬問題については、明日、詳しくお伝えする)。

 さらに上述してきたとおり、メディアは五輪一色で、こうした専門家や医療従事者の警告も、医療逼迫も、政府の無策ぶりも、ここ何日もまともに報じられていないのだ。

 それどころか、五輪礼賛・メダル礼賛にうつつを抜かし、人々にコロナの存在を忘れさせ、行動抑制どころか外出や旅行を後押ししているような状態だ。

 戦中の翼賛報道になぞらえるわけではないが、少なくとも、メディアは五輪報道が間接的に感染拡大を助長しているという責任を自覚し、一刻も早くあらためるべきだ。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/256.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 開会式トンズラの安倍前首相 日本人メダルラッシュにも沈黙のナゼ(日刊ゲンダイ)



開会式トンズラの安倍前首相 日本人メダルラッシュにも沈黙のナゼ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/292471
2021/07/27 日刊ゲンダイ


開会式に出席せず、自身のツイッターにも五輪投稿しない(安倍前首相)/(C)日刊ゲンダイ

 連日、日本人のメダルラッシュが続く中、五輪開会式をトンズラした安倍前首相が沈黙している。

 安倍は大会組織委員会の名誉最高顧問。IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長から「オリンピック・オーダー(五輪功労章)」の金章を授与された“功績者”でもある。

 五輪旗の引き継ぎ式ではマリオに扮するなど、コトあるごとに前面に立ってきた。

 ところが、26日に至るまで、ダンマリを決め込んでいる。4月にはマスターズを制した松山英樹に、6月には全米女子オープンで優勝した笹生優花に〈心から拍手をおくりたいと思います〉などと自身のツイッターに投稿したが、なぜか日本人メダリストには祝意を送っていないのだ。

 祝福の電話まではせずとも、ツイッター上で「おめでとう」のひと言くらいあってよさそうなもの。黙っている方が逆に不自然だ。

「五輪開催には“反対”の声も多い。世論が『やって良かった』と盛り上がるかを見極めた上で、表に出てくるつもりではないか。7月上旬までは、出身派閥の細田派の現職が公認争いをしている群馬1区と新潟2区に入り、『公認されないのはあり得ない』と力説していた。北海道にも足を運ぶなど、次の政局で主導権を握りたい姿勢がアリアリです。だから今は、悪目立ちしたくないのでしょう」(自民党関係者)

 安倍事務所にメダリストに祝意を送る予定はあるか尋ねたが、期限までに回答はなかった。

新たな愛犬に夢中?

 また、別の理由もささやかれている。

「『桜を見る会』の前夜祭問題について、近く検察審査会が安倍さんの不起訴処分が妥当かどうか、結論を出すとみられています。その結果が出るまで、おとなしくしている方がいいと判断したのだと思う」(永田町関係者)

 安倍の妻・昭恵夫人のインスタグラムには、茶色のダックスフントの写真とともに〈熊本のブリーダー崩壊で保護されたらしい推定5才のダックス(オス)が新しい家族になりました! 名前はロンです〉とある。

 案外、家で愛犬に夢中になっているのかもしれない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/257.html

記事 [政治・選挙・NHK282] ワクチン、ウィルス陣営に翻弄される平凡な市民より
■ コロナ禍の日常はもう疲れましたと感じている平凡なる一市民からのメッセージ

前略
毎日、感染状況を午後3時過ぎにチェックする日常がもう1年以上続いています。
先日も、地区の寄り合いがあり、現在地区会計役を拝命しております小生も出席。
話題はここもコロナ。高齢者の寄り合いみたいなものですが、「いつになったら、どういう具合に収束するのか」に皆さんの疑問が集約されました。

「人類は、今回このウィルスとの対応を間違えたかもしれない。あたら強力な効き目の強いワクチンを無理やり承認して世界規模で使っているため、ウィルス陣営も、ならば、ということで、変異を速め、強毒化することで生き残りをかけるかも。
しかして、かの米ソ軍拡競争の習いで、どちらも相手のせん滅を目指す結果共倒れ、ワクチンの一時的勝利と、ウィルスの復活が繰り返され、いつまでたっても収束しない。
ここは、人類、ウィルス両陣営が、話し合い、デタントならぬミサイル削減や、縮小を図り、共生を目指すべき。RNAワクチンなどという怪しい、過去一度も成功しなかったものを強引に治験中にもかかわらず使用承認するより、季節性のインフルエンザと同じく、効きは劣るが、安心な不活化ワクチン程度と治療薬の組み合わせで、やんわりと折り合いをつけた方が賢明」

などと話しましたが、全く皆さんに相手にされませんでした。

専用の治療薬も先日、「抗体カクテル」療法が正式承認され、他の治療薬もこの秋以降続々と治験に入るようです。不活化ワクチンと、治療薬の組み合わせであれば、「季節性インフルエンザとワクチン、リレンザ、タミフル」と同じ環境で、皆さんそれほど怖がらずに日常生活を送れます。
さすれば、現在3種混合で季節性のワクチンを接種していますが、4種混合などとなる安全安心なワクチンで、皆さんの日常が戻ってきます。ワクチンのみで、世界規模での集団免疫獲得、コロナ打倒は少し無理かもしれません。仮に先進国のみワクチン接種100パーセント完了でコロナに完勝しても、世界のどこかで生き残りをかけて変異強毒化したウィルスが又上陸してきます。
mRNAワクチンは変異種への対応も比較的短期間で可能とのことですが、そもそも長期の人体への影響は、今現在世界中で治験中のため、データを収集中の代物。だれも「絶対安心、大丈夫」とは言えないのが困りものです。
とはいえ、ワクチン接種の「空気」は抗いようもなく、かくいう私も今週末に二回目の接種が待っています。やはり、専用の治療薬の出現が待ち遠しい毎日です。
2021/7/26
晃さんより

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/258.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 救急車が選手村に入って行った 特別扱いの早さで受入れ病院が決まった(田中龍作ジャーナル)



救急車が選手村に入って行った 特別扱いの早さで受入れ病院が決まった
https://tanakaryusaku.jp/2021/07/00025450
2021年7月27日 22:31 田中龍作ジャーナル


患者をストレッチャーに乗せる救急隊員。=27日19時43分、選手村の中 撮影:田中龍作=

 きょう27日19時37分頃、晴海の選手村に向けて東京消防庁の救急車が悲鳴のようなサイレン音を響かせながら走って行った。

 選手村に到着した救急隊員は患者をストレッチャーに乗せ、救急車に積み込んだ。

 患者はコロナなのか熱中症なのか。はたまた食中毒なのか。病名は分からない。

 受け入れ先の病院が決まり、救急車が走り出すまで、わずか11分。

 首都圏では受け入れ先が決まらずに救急車が30分以上も、1時間以上も、立ち往生するのはザラである。病床がひっ迫しているからだ。

 都内の総合病院で発熱外来に勤務する医師は「入院は椅子取りゲームのようになっているのに、オリンピック関係者だと早いのかしらん」と首を傾げた。特別扱いということだろう。


選手村に急行する東京消防庁の救急車。=27日19時37分、選手村付近 撮影:田中龍作=

 27日、東京都は2,848人の新規感染者を確認した。1日あたり過去最多。感染爆発である。

 普通の都民だと入院は難しい状況だ。この先、五輪関係者でも入院は難しくなる可能性が高い。

 菅さん、それでもオリンピックを続けますか?

 〜終わり〜



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/259.html

記事 [政治・選挙・NHK282] ロシア首相が北方領土上陸へ 安倍前首相の“ポエム演説”とは真逆の最悪展開に(日刊ゲンダイ)
ロシア首相が北方領土上陸へ 安倍前首相の“ポエム演説”とは真逆の最悪展開に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/292390
2021/07/27 日刊ゲンダイ


安倍前首相(左)とプーチン大統領(日露首脳会談=2019年9月5日)/(C)共同通信社

 2年前の安倍前首相の「ポエム演説」は一体、何だったのか。

 ロシア政府は25日、ミシュスチン首相が26〜29日に北方領土の択捉島を含む極東とシベリアを訪問すると発表した。

 プーチン大統領は23日の安全保障会議で、ミシュスチン氏に対し、クリール諸島(北方領土と千島列島)の状況に「特別な注意を払うよう」求め、同氏が視察する可能性を示唆。ロシア首相による北方領土視察は2019年8月のメドベージェフ前首相以来2年ぶりで、昨年7月に領土割譲禁止を盛り込んだ改正憲法が発効してから初めてとなる。

 政権ナンバー2の首相が訪れ、ロシアの実効支配を誇示すれば、日ロ関係に悪影響を与えるのは避けられず、日本の対ロ外交にとっても最悪の展開だろう。

 こうした状況に対し、思い出されるのは、安倍前首相がプーチン大統領に語り掛けた言葉だ。2019年9月5日、ロシア・ウラジオストクで開かれた日露首脳会談と東方経済フォーラムの場で飛び出し、のちに「ポエム演説」と揶揄された発言だ。

「ウラジーミル、君と僕は同じ未来を見ている」

「ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんか」

 当時、この言葉を聞いたプーチン大統領は素っ気ない態度で、薄笑いを浮かべていたが、やはり、今回の件でハッキリしたのは、安倍前首相とプーチン大統領が見ていた未来は全く異なっていたということだろう。

 さらに言えば、野党時代の安倍前首相は12年10月31日の衆院本会議で、民主党政権をこう批判していた。

「外交無策の足元を見透かされる中で、韓国の李明博大統領やロシアのメドベージェフ大統領の我が国領土への不法上陸を許しました。これ以上、日本が諸外国から軽視され、国益を損なうことを見過ごす時間的余裕は、日本国民には残されてはいないんです。日本外交の再建のためには、まずは、日米同盟を再構築し、その揺るぎない信頼関係を内外に示すことが第一であります」

 体調不良を理由に首相を辞任しながら、なぜか、最近は元気いっぱいの安倍前首相。リオ五輪の閉会式には、スーパーマリオに扮して訪日を呼び掛けたにもかかわらず、東京五輪の開会式は欠席するなど「逃げ足」の速さが注目されているが、まさか、ミシュスチン首相の北方領土上陸に対しても黙認して逃げるのではあるまいな。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/260.html

記事 [政治・選挙・NHK282] Re: ワクチン、ウィルス陣営に翻弄される平凡な市民より
日本、英国でイベルメクチンの正式治験が開始されました。
抗寄生虫薬イベルメクチンのコロナ感染症への「適用外治療」は危険であるとの注意喚起もされている中、正式治験で新型コロナへの効果が認められ、治療薬として正式承認されれば、コロナ禍の景色も劇的に変わると思われます。「抗体カクテル療法」は、点滴が必要ですが、イベルメクチンなら家庭内服用可能です。大いに期待しています。

(以下、イベルメクチンについてのニュース配信記事です。)

大村博士発見のイベルメクチンは新型コロナの「奇跡の治療薬」? 海外で評価割れる
https://news.yahoo.co.jp/articles/7804f9ea6a8ee2c05746cf0ac7b57e925db4415d

http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/261.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪中止で命守れ!<本澤二郎の「日本の風景」(4158)<フクシマの怨念か、前代未聞!アスリートの選手村が集団感染の巣!>

※補足 2021年7月28日 朝日新聞1面トップ


五輪中止で命守れ!<本澤二郎の「日本の風景」(4158)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/29956827.html
2021年07月28日 jlj0011のblog

<フクシマの怨念か、前代未聞!アスリートの選手村が集団感染の巣!>

 予想されたようにコロナ感染が大流行の日本・東京!国内の五輪警備陣だけでも大変な数だ。ボランティア活動の人たち、スポンサー企業からの派遣社員、JOC大会関係者をあわせると、膨大な人数が「日本人の命よりも東京五輪が大事だ」と叫び、そこにまた内外の五輪選手団と関係者が山のような隊列で、東京の一角に集中している。狂気の地獄絵さながらであろう。

 コロナ大流行の環境が、完璧に整備されてしまった。こんな愚かなお遊びに4兆円を吐き出す愚かな国と政府の存在に、人類は驚愕すると同時に、笑いこけている。世界の珍事だ。過去の歴史を振り返ってみても、人々が食うや食わずの生活環境下、それでも国民の命を投げ出して、IOCやJOCのごく一部の利権屋に、財政ひっ迫の中、これを強行する!信じがたい暴挙、愚挙であろう。日本壊滅か!

 自民党本部と公明党本部創価学会の狂気に、霞が関の頭脳までが服従している今回の東京五輪は、正に21世紀のこれ見よがしの珍事に相違ない。知らなかったが、深夜の開会式に子供を動員したり、歩けない老人まで世界の人々の目にさらしていたのだから、もうケチのつけようもない狂気五輪か。

 昨日の東京コロナ感染者数は、記録的数字を内外に発信した。政治は結果責任である。安倍と菅と小池らを豚箱に入れて、それで国民が納得するであろうか?

<万死に値する菅義偉と小池百合子の大馬鹿コンビ>

 東京五輪中止宣言をするであろうと、小池に一時期期待をかけたが、このバカ女に期待するほうが間違いだった。今は国民がそう認識している。昨日の場面でも、菅は「中止はしない」とロボットに変身したかのように続行を宣言した。

 いるのかどうか不明だが、日本の将来を考える関係機関の長老らが密かに協議して、IOCとJOCと日本政府に対して、五輪中止を求める場面である。その前に国権の最高機関の議長が行動する時である。

 当たり前の行動が、国民の代表である政治屋からもない。第四の権力は、既に崩壊して、機能不全に陥っている。IOCのバッハは「まだまだ日本人の命は少なすぎる」とでもいうのであろうか。

<科学的判断でアメリカ選手団はいち早く選手村から逃走>

 五輪競技を見たことがないので多少の正確さを欠いているだろうが、東京五輪のメッカともいえる選手村から、アメリカの選手団が揃って逃げ出した。原因は大量のコロナ感染のメッカという、科学的判断に基づいたものであろう。バイデンの精いっぱいの抵抗かもしれない?

 選手村の村長は、森喜朗の仲間だ。名前は知らないが、五輪組織委員会の会長になろうとした、森レベルの野心家だった。会長失格の時点では、悠々自適の村長暮らしを自ら披歴していた屑野郎だ。

 だいたいスポーツで生きてきた人間の資質は、IOCのバッハを見れば一目瞭然である。人間の命など関心が薄い。橋本がそうだし、柔道の山下も、同じようなレベルの屑である。

 彼らがまともであれば、体を張って五輪を阻止しなければならなかった。あるいは、フクシマの東電原発の見える「福島エートス」地区で五輪大会をして、10年後も、そのままのフクシマを見てもらう。理由は、地球と人類を破滅に追い込んでいる原発の恐怖を膚で感じてもらい、各国の原発全廃運動へと発展させるために。それなら地球と人類を救うためなので、4兆円負担は高くない。

 200万福島県民に覚醒を求めたい。猛省しても始まらないが、原発建設を受け入れた当時の県民と札びらに屈した地方議員、今は多少の札びらで放射能地帯での生活をよしとする県民、共にカネで支配される悲しくも情けない政治経済構造に変化がない。人々の命は、低線量内部被ばくで、今もこれからも子々孫々泣いていく。それでもいいのか、と問いかけたい。酷か?

 コロナは日本の原子力ムラと世界の原子力ロビーに向かって、怒りの抗議をしている!間違いだろうか。日本人は、ここはしっかりと思考を深めて、原発派の野望を理解する必要がある。

 200万福島県民を低線量内部被ばくにさらし続けることは、日本人すべてが殺人鬼であることを証明している。関係者は恥を知るべきである。今のフクシマを改めて科学的に検証、そのための費用負担でなければ国民は納得しない。

 五輪で浮かれて場面ではない。放射能汚染隠しの五輪は、即止めなければならない。

<「東電原発フクシマ隠し」の安倍・森ら原発派五輪をコロナが許さない!>

 ただでさえも、東電原発フクシマ隠しの東京五輪に浮かれる国民は、ごく僅かなはずである。愚かな国民に対して、新型コロナの襲来で人々が次々と倒れている。 

 医療崩壊が近づいている。小池どうするか?政治責任は重い。

 安倍が姿を隠した。山梨の別荘でゴルフ三昧かもしれない。国民の怒りの前に林検察も、甘い対応はとれなくなっている。タイミングを狙っているのかもしれない。国民は林検察の動向に監視の目を向けている。

 安倍・桜事件を、珍しく「東京新聞が取り上げた」といって、市民運動家がコピーを送ってきた。悪党の限りを尽くしたジャパンライフの山口のことを報じていた。別の市民運動家は「五輪は安倍逮捕を封じ込めるためだ」と怒り狂っている。多くの国民は、林検察が韓国の検察レベルにならないものか、とやきもきしている。

 フクシマ隠しを書かない第四権力、安倍犯罪をしっかりと追及しない新聞テレビ、原発派に屈するだけの新聞、ナベツネ読売・原発新聞に追随する朝日新聞、これらの真実に対して主権者は、怒りを爆発させるだろう。地底のマグマは煮えたぎっている。

 真っ先に命を守るために五輪中止だ!

2021年7月28日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(毎日)東京都が27日、新型コロナウイルスの新規感染者が2848人確認されたと発表した。これまでで最多だった1月7日の2520人を上回り、過去最多となった。緊急事態宣言の発令から2週間を過ぎても、感染拡大に歯止めが掛からない状況だ。【古関俊樹】


(毎日)東京都の新型コロナウイルス新規感染者が2848人で過去最多となったことについて、菅義偉首相は27日、首相官邸で開いた関係閣僚会合後、記者団に「30代以下が約7割を占めている。40代、50代の中で入院が増え、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休含め現状分析をしていく。さらに各自治体と連携しながら強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と述べた。


(朝日)五輪のメダルラッシュにわく東京都で27日、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の2848人となった。4度目の緊急事態宣言から2週間。収まらない感染拡大を、街の人々はどう受け止めるのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/262.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <ついに3000人突破!!>速報 東京都 新たに3177人の感染確認 過去最多 神奈川、茨城でも過去最多 






東京都 新型コロナ 3177人感染確認 2日連続で過去最多
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210728/k10013165311000.html
2021年7月28日 15時45分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210728/k10013165311000.html

東京都は28日、都内で新型コロナウイルスの感染が確認された人は初めて3000人を超えて3177人だったと発表しました。都内では27日、それまでで最も多い2848人の感染が確認されていて、これで2日連続で過去最多を更新しました。

3177人は1週間前の水曜日より1345人増えていて、感染の急速な拡大が止まらない事態になっています。

28日までの7日間平均は1954.7人で、前の週の153.0%となりました。

7日間平均は第3波のことし1月11日を上回り、過去最多です。

一方、都の基準で集計した28日時点の重症の患者は27日より2人減って80人でした。






http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/263.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ! 夜の渋谷では人流増加、新治療薬は対象が限定的(リテラ)
菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ! 夜の渋谷では人流増加、新治療薬は対象が限定的
https://lite-ra.com/2021/07/post-5967.html
2021.07.28 菅首相「五輪中止ない」の理由「人流減った」「新たな治療薬確保」は大ボラ リテラ

     
     首相官邸HPより

 昨日27日、東京都の新規感染者数が2848人と過去最多となったが、菅首相はあいかわらずだ。ぶら下がり取材で「五輪中止の選択肢はないのか」と問われた際、こう言い放ったのだ。

「人流も減っているし、そこはない」

 だが、現在の東京の感染状況は、いますぐにでも東京五輪を中止すべきと言ってもいいほどの状態に陥っている。

まず、最大の問題は重症者の数だ。東京都は昨日の重症者数を82人と発表したが、以前も指摘したように、これは都が「人工呼吸器かECMOを使用」した患者しか重症者としない独自基準での数字にすぎず、これらにICU(集中治療室)やHCU(高度治療室)などでの治療をくわえた国の基準にすると703人(26日時点)にものぼる。しかも重症者用の確保病床はこの時点で1207床だから、使用率は58.2%と最悪のステージ4をゆうに超えているのだ。

 さらに深刻なのは陽性率だ。東京都が発表した昨日の陽性率は15.1%と、もはや感染爆発の状態にある深刻な数字を叩き出したが、この陽性率のもととなっている7日間移動平均の検査人数は、わずか8038人。かたや五輪関係者を対象にした検査は7月1日からすでに約24万件もおこなわれたというが、都民対象の検査数は7日間移動平均で1日1万件にも満たないのである。高齢者施設などで行われている定期検査やモニタリング検査の数は入っていないとはいえ、行政検査が足りていないのは明らかだ。

 だが、このようにすでに末期的な状況であるにもかかわらず、菅首相は「人流が減っている」ことを理由に、東京五輪を中止しないと断言したのだ。

 しかし、この「人流が減っている」というのは、大ボラだ。たしかに地域によっては人出が減っている場所もあるが、一方で大幅に増えている場所もある。

 たとえば、4連休の3日目となった24日(土)、渋谷スクランブル交差点付近の人出を、3回目の宣言期間の土日や祝日の平均と比較すると、日中48%、夜間62%と大幅に増加。五輪がはじまる前の1週間前と比較しても、日中は1%減少したが、夜間は11%も増加している(NHKニュース25日付)。

■政府分科会メンバーも「人の流れが減っていない」

 政府分科会メンバーである舘田一博・東邦大学教授は昨日の2848人という感染者数について、「4連休や東京オリンピックの開幕、それに夏休みなどで濃厚接触の機会が増えているほか、感染力の高いデルタ株への置き換えが急速に進んでいることが背景にあると考えられる」と指摘し、「人の流れが減っていないことを考えると、感染者数はさらに増える可能性がある」と警鐘を鳴らしている(NHKニュース27日付)。政府の専門家が、はっきりと「人の流れが減っていない」と明言しているのだ。

 しかも、首都圏では4連休に「大移動」も起こっていた。4連休の初日となった22日(金)正午時点のデータと、前日21日の同時刻のデータを比較すると、1都3県以外の道府県に約18万人が移動していた、というのだ(朝日新聞デジタル27日付)。

 実際、「移動先」のひとつとなったであろう沖縄の場合、24日の那覇市県庁前駅付近では1週間前と比べて日中31%、夜間26%も人出が増加。また、感染まん延特別警報を出している石川県では、兼六園の入園者数がゴールデンウィークの1日平均の2倍近くに。この話題を取り上げた東京新聞24日付記事によると、東京都から近江町市場を見て回っていた22歳の会社員は「コロナの心配はあるが、五輪ができるくらいなので。政府への反逆です」と語り、奈良県から来ていた37歳の会社員らも「東京五輪をしているくらいだから、コロナはあまり気にしていない。むしろお店でお金を使った方が良いかな」と話している。

 政府分科会メンバーの舘田教授も感染者の増加の背景に「東京オリンピックの開幕」があることを挙げているように、五輪を開催しているという事実自体が人に大きな心理効果を与え、移動を促してしまっていることは明々白々だ。

 逆に言えば、いま東京五輪の中止を決めれば、そのアナウンス効果は絶大で、「五輪を中止するほど危険な状況だ」ということを周知することができる。重症者を減らすには感染者数を減らすしかないことを考えれば、いますぐ東京五輪を中止すべきなのだ。

 ところが、菅首相は「人流が減っている」などと大ボラを吹いた。いや、それどころか、こんなことまで言い出した。

「重症化リスク、これ7割減らす新たな治療薬を政府として確保しておりますので、この薬について、これから徹底して使用していく」

■菅首相がぶち上げた「新たな治療薬」は重症だけでなく重症寸前の中等症2にも使えない可能性

 ようするに、新たな治療薬で重症者が減るから大丈夫というのだが、これ、本当なのか。

 菅首相が唐突にぶち上げたこの「新たな治療薬」というのは、19日に厚労省が特例承認した、中外製薬の「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を同時に投与する「抗体カクテル療法」の点滴薬のこと。「抗体カクテル療法」は米トランプ前大統領が入院したときに使用されたことでも有名だが、中外製薬によると海外でおこなわれた治験では入院や死亡のリスクを約70%減らすことが確認されたという。

そして、菅首相はこの「抗体カクテル療法」を「徹底して使用する」と宣言したわけだが、これだけを聞くと、「みんなこれで重症化が防げるようになるのか」「重症化させなければ医療逼迫も解消される」などと考えるだろう。

 だが、はっきり言って、いまの東京の感染状況を考えれば「焼け石に水」で、その効果を得られる人はきわめて限定的になる公算が高い。

 というのも、この「カシリビマブ」および「イムデビマブ」の添付文書には〈「SARS-CoV-2による感染症の重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者を対象に投与を行うこと〉と書かれており、厚労省も20日付で自治体向けに出した事務連絡のなかで〈本剤は、現状、安定的な供給が難しいことから、当面の間、これらの患者のうち、重症化リスクのある者として入院治療を要する者を投与対象者として配分を行うこととします〉と記載している。

つまり、菅首相はあたかもこの「新たな治療薬」が現状を打開するゲームチェンジャーのようにぶち上げ、多くの患者に広く使用されるかのように語ったが、実際は「安定的な供給が難しい」もので、入院中の基礎疾患などがある人だけが対象となりそうなのだ。

 また、この薬は「酸素投与を要しない患者」つまり軽症者など症状の軽い患者が対象で、重症者だけではなく、重症者一歩手前の「中等症2」は対象外だ。

「中等症2」というのは「酸素を吸わないといけない、人工呼吸器の一歩手前の状態」のこと。感染症専門医である岡秀昭・埼玉医科大学教授は「今は重症が少ないと言われるが、実は重症という氷山の下に中等症2が予備軍のように大勢いるというのが第5波の特徴」だと指摘し、「中等症2で入院した患者がわずか数日で悪化し、生命維持装置が必要になるケースもあり、警戒を緩められない」と語っている(NHKニュース26日付)。

 つまり、重症予備軍として中等症2の患者が大勢いるにもかかわらず、「新たな治療薬」は使われない可能性が高いのだ。

 その上、前述したこの薬剤の添付文書には、〈症状が発現してから速やかに投与すること。臨床試験において、症状発現から8日目以降に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない〉とも書かれている。現在、東京では入院・療養等調整中の患者が3404人もいるが、こうしてすぐに入院できずに待機しているあいだに、投与の対象外になる可能性もある。

■金メダルにはしゃぐテレビ、ネット上でも「もう始まったんだから文句は言うな」

 菅首相はこんな限定的な効果しか見込めない薬をあたかも切り札のように持ち出し、医療逼迫なんて起きないかのように語っているのだ。

 繰り返すが、いまの状況では重症者を減らすには新規感染者を減らすしか手はなく、そのためには国民に誤ったメッセージを発信し感染拡大を後押ししている東京五輪の中止しか選択肢はない。6月9日の党首討論で菅首相は「国民の生命と安全を守るのが私の責任だ。守れなくなったら(五輪を)やらないのは当然だと思う。それは前提だ」と述べていたが、いまがそのときだろう。

 しかし、この男は危機的状況を示す数字を叩きつけられても、「中止はない」と一蹴した。もはや国民の命と安全は、五輪と引き換えに、完全に捨て置かれてしまったのである。

 テレビは金メダルラッシュにはしゃぎ、ネット上でも「もう始まったんだから文句は言うな」「いま『中止しろ』なんて選手たちの頑張りを無駄にしろというのか」などという意見が散見される。だが、人命より五輪継続や選手の努力が大事であるわけなどない。ましてや一国の総理が守るべき人命を見殺しにしようとしているのだ。だから何度でも言う。東京五輪はいますぐ中止にすべきである。

(編集部)



菅総理 感染拡大に東京五輪「中止」選択肢を否定(2021年7月27日)

2021/07/27  ANNnewsCH

 菅総理大臣は東京オリンピックについて中止する選択肢を否定しました。

 菅総理大臣:「(Q.感染は拡大している。五輪中止の選択肢はない?)人流も減っていますし、そこはありません」

 そのうえで、「不要不急の外出は避け、テレビなどで観戦してほしい」と協力を求めました。

 また、過去最多を更新した東京の感染状況に加え、全国的にも感染者が増えていることについて、「各自治体と連携して、強い警戒感を持って感染防止にあたっていく」と強調しました。

 一方、「まん延防止等重点措置」の適用を要請した北海道に対しては、飲食店での酒類の提供停止を挙げ、「まず、やるべきことをしっかりやってほしい」と求めました。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/264.html

記事 [政治・選挙・NHK282] いよいよコロナ大爆発、感染者過去最高3177人。オリンピック終わる頃には1万人も視野。(かっちの言い分)

いよいよコロナ大爆発、感染者過去最高3177人。オリンピック終わる頃には1万人も視野。
https://31634308.at.webry.info/202107/article_10.html?1627466661

昨日の東京の感染者は2848人であった。陽性率は20、30%と言われている。検査数が極端に少ない。もう保健所もパンクしている。今日の感染数は、今まで全く見たこともない3177人となった。全国で9000人を超えたという。ピークは全く見えない。おそらく近々には5千人も超える。オリンピックが終わることには1万人もいくかもしれない。

東京の自宅待機も昨日で1万人を超えたというから、今日でまた1万2千以上になったと推測される。マスコミは自宅療養という格好いい言葉使っているが、治療なんかしていないのだから自宅待機だろう。
首相、小池も、この数字を見ても何もやろうとしない。小池は、「1人暮らしの方は、自宅を病床のような形で使ってくれれば、病床が確保できます」と発言した。これって、如何にも気遣っているような言い方だけど、病床がない不備を覆い隠して、自宅で待機していろと言っている。どんなにつらくてもじっと自宅で待機してもらえれば病床はひっ迫しないと冷酷に述べている。自分の責任を回避した言い方である。

菅首相にしろ、小池知事にしろ、全く危機感は全く感じられない。いくら国民が死のうが、オリンピックは止めないと考えている。

日本国民は菅首相に殺されることを覚悟しなければならない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/265.html

記事 [政治・選挙・NHK282] コロナ拡大は青天井!4連休「発熱相談」連日3000件超で感染爆発の予兆ハッキリ(日刊ゲンダイ)



コロナ拡大は青天井!4連休「発熱相談」連日3000件超で感染爆発の予兆ハッキリ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292534
2021/07/28 日刊ゲンダイ


あっさりワースト記録を突破(新規感染者は都内過去最多2848人)/(C)日刊ゲンダイ

 あっさりワースト記録を突破だ。27日の東京の新規感染者は2848人。1月7日の2520人を大幅に上回り、過去最多を更新した。前週の同曜日比2倍を軽く超え、感染拡大は青天井の勢い。この先も減る要因は見当たらない。東京五輪のメダルラッシュにうつつを抜かしている場合じゃない。

  ◇  ◇  ◇

 まん延防止等重点措置から4度目の緊急事態宣言に切り替わって2週間余。過去最多の感染は、宣言前夜の“駆け込み宴会”などの人流激増が反映したとみられる。さらに宣言後も、4連休に五輪開幕と懸念材料が目白押し。感染拡大に歯止めがかかりそうにない。

 気になるのは、都の「発熱相談センター」への相談件数だ。

 22日から25日までの4連休はいずれも1日3000件を超えた。これまで3000件超は、たった1回だけ。今年1月3日の3239件のみだった。

 4日連続3000件超は前例のない異例の数字。相談件数は今後の感染の増減を見通す先行指標とされ、過去にない感染大爆発の前兆と考えた方がいい。


五輪開催と矛盾した宣言に、誰も…(C)日刊ゲンダイ

「8月前半4000人」の最悪試算よりハイペース

 1日当たり新規感染者4000人の大台も現実味を帯びてきた。京大ウイルス・再生医科学研究所の古瀬祐気特定准教授が今月7日の厚労省アドバイザリーボードの会合で報告した試算によれば、「強い対策」がなければ、7月下旬に2000人、8月初めに3000人、10日ごろには4000人に達するとしている。27日の段階で3000人に迫るペースは、この“最悪試算”をはるかに凌駕しているのだ。

「強い対策」とは、アナウンス効果により、実効再生産数を20%低下、対策の実施によりさらに20%低下させるレベルの対策を指す。しかし、宣言発令から2週間経ち、新規感染者は連日、前週同曜日比2倍前後の勢いで増えている。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「4度目の緊急事態宣言は『強い対策』には程遠く、焼け石に水にしかならなかった。宣言のアナウンス効果は、もともと薄れていた上に、五輪開催という矛盾したメッセージによって、完全に相殺されています。報道も五輪ばかり。このまま五輪を続行し、ハイペースの感染拡大が続けば、病床は一気に埋まり、必要な医療が提供できない事態になりかねません」

 東京の入院率は約20%。コロナ患者の10人に2人しか満足な治療が受けられない状況だ。この先、新規感染者が4000人、5000人と増えていけば、間違いなく助かる命も助からなくなる。

 27日のぶら下がり会見で、菅首相は東京五輪を中止する選択肢について「人流は減っていますし、それはありません」と断言した。命を犠牲にしてでも五輪を続けるつもりのようだ。


東京は最多の34%増(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

コロナの疑い前週の1.6倍

 1日当たりの新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多となる中、救急患者の受け入れ先がすぐに決まらないケースが増えている。

 総務省消防庁は27日、「救急搬送困難事案」が、19〜25日の1週間に全国52の消防で2202件あったと発表した。前週より43%多く、3週連続の増加。うち、37度以上の発熱や呼吸困難などの症状があり、新型コロナウイルス感染が疑われる事案は698件で、前週の1.6倍と大幅に増えた。

 1週間の件数が2000件を超えるのは今年5月3〜9日以来。地域別では、東京消防庁が1121件と最多で、前週から34%増だった。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/266.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 五輪強行=人流爆発=感染爆発が真実(植草一秀の『知られざる真実』)
五輪強行=人流爆発=感染爆発が真実
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-3ca8ee.html
2021年7月28日 植草一秀の『知られざる真実』


菅義偉という人物は安倍晋三氏と同様に息を吐くようにウソをつく。

そうでなければ知性が低いか認知能力に重大な問題を抱えている。

7月27日の東京都の新規陽性者数が2848人になった。

コロナ陽性者数が激増している。

7月23日付メルマガ記事
「4連休後に一段激増する新規陽性者数」
https://foomii.com/00050

などに記述してきたとおりの現実が生じている。

この事態について首相官邸で記者団から「感染者数が下げ止まらない中で五輪を続けても大丈夫か」と問われたのに対し、菅義偉氏は

「車の制限やテレワークなど、みなさんのおかげで人流は減少している。そうした心配はない」

と説明。

さらに、「中止の選択肢はないのか」と問われると、

「人流も減っているし、そこはない」

と否定した。

事実は違う。

人流は減っていない。人流は確実に拡大している。

これまでは緊急事態宣言発出に伴って人流が減少した。

しかし、今回は違う。

緊急事態宣言発出後に着実に人流が拡大している。

アップル社が公開している人の移動指数がある。

自動車、交通機関利用、徒歩の三つの指数を発表している。

3週間前の人の移動指数推移と全国新規陽性者数推移を同じグラフに記載すると、強い連動関係を確認できる。

人の移動拡大が3週間のタイムラグを伴って新規陽性者数拡大をもたらす。

       人の移動指数と全国新規陽性者数推移

※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/4605.jpg

       東京都の新規陽性者数推移

※拡大→http://img.asyura2.com/up/d13/4606.jpg

菅内閣は4月25日から6月21日まで緊急事態宣言を発出した。

人流は5月26日まで減少したが、その後は増加に転じた。

7月12日に4度目の緊急事態宣言を発出したが、5月26日以降の人流拡大に変化が生じていない。

4月25日に緊急事態宣言を発出したが5月2日に人流がピークを記録した。

連休に際して外出を控えることを求めるメッセージがほとんど示されていない。

大都市圏から全国各地に大量の人の移動が発生し、感染拡大が全国に拡散した。

7月22日からの4連休。

今回も大都市圏から全国各地への人の移動を抑制するためのメッセージがほとんど示されなかった。

感染拡大が進む大都市圏から大量の人が全国各地に移動した。

その効果は3週間後に一気に顕在化する。

緊急事態宣言発出後に感染が急拡大している。

菅義偉氏はコロナ感染が拡大した場合には五輪中止も検討することを明言している。

五者会議を開催することも明言している。

その発言などなかったかのような対応。

認知能力が著しく低下しているか、完全なペテン師かのいずれかということになる。

これだけ感染が拡大しているのに五輪開催を強行するなら、コロナ感染が拡大する場合には五輪を中止するという方針は完全にウソだったということになる。

コロナ感染が拡大しても重大事態ではないと判断しているなら、これまでのコロナ大騒動は完全なペテンだったということになる。

ワクチン利権を確保するための巨大な狂言。

この可能性が高まる。

そもそも、コロナをこれほどの大事件に仕立て上げてきたこと自体が巨大なペテンであるとの見解が成り立ち得る。

その場合にはワクチン騒動もペテンそのものということになる。

3150万人接種で660人を超える接種後急死者を発生させているワクチン接種を直ちに中止する必要がある。

五輪強行ならワクチン中止。

ワクチン強行なら五輪中止でないと論理的につじつまが合わない。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/267.html

記事 [政治・選挙・NHK282] 小池都知事は感染ワースト更新も他人事 発表前スゴスゴ退庁ダンマリの「計算」(日刊ゲンダイ)



小池都知事は感染ワースト更新も他人事 発表前スゴスゴ退庁ダンマリの「計算」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292535
2021/07/28 日刊ゲンダイ


「ロックダウン」発言当時とは別人、しばらくフリップ芸も封印か(C)日刊ゲンダイ

 嘘のような沈黙だ。都内の新型コロナウイルス感染者が過去最多を更新した27日、小池知事は発表を待たず、取材陣に「失礼しま〜す」と言い残し、午後3時すぎにはスゴスゴと退庁。その後もコメントひとつ出さず、ダンマリを決め込んだ。

 都議選の投開票直前に過労を押して、いったん中止とした定例会見を開いた姿とは大違い。

 最初の緊急事態宣言の前後に連日のように緊急会見を開き、「ロックダウン」「東京アラート」と呼びかけ、得意のフリップ芸で露出度をアップ。2度目の都知事選で圧勝した頃とは別人のようだ。

 過去最大の感染爆発にも、まるで他人事。大事な選挙の前でなければ危機感ゼロなのか。「逃げた」と言われても仕方あるまい。

「代わりにコロナ担当の福祉保健局長が現状を報道各社に説明。内容は事前に知事へ報告したと明かしました。五輪開催中に知事自身の口から過去最大の感染者数を発表すれば、その姿を海外メディアも大々的に報じるでしょう。五輪開催に対する国際世論への影響を気にして、取材対応を避けたとみられています」(ある都庁担当記者)


火の粉は天敵首相に…(菅首相と小池都知事)/(C)共同通信社

火の粉は天敵首相に

 25日に小池知事は首相公邸を訪問。菅首相と約55分間にわたってサシで対談したことも波紋を広げている。

「犬猿の仲で知られる2人です。開催中の東京五輪や感染拡大、ワクチン供給など共通の課題は山積とはいえ、1時間近くも話が続くとは思えない。そこで、小池さんが五輪開催中に1日3000人から4000人の感染確認を危惧し、『途中中止』の選択肢を総理に迫ったのではないかとの見方もある。それなら長時間の対談も納得です。結局、小池さんも総理の説得に折れ、何があっても五輪は継続と腹をくくったのかもしれません」(政界関係者)

 五輪開催中は鳴りを潜め、強行批判の火の粉は天敵の首相に――。そろばんずくのトンズラなら、つくづく都民をなめている。




http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/268.html

記事 [政治・選挙・NHK282] <ポンコツ首相の皮算用>国民愚弄政権の末期症状 「始まれば盛り上がる」を現時点で検証(日刊ゲンダイ)

※2021年7月28日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大



※紙面抜粋




※文字起こし

「私はコロナ対策に直接あたってきたから、この判断には自信があった」

 発売中の月刊誌「Hanada」のインタビューで、コロナ禍で東京五輪開催に踏み切ったことについて、菅首相はこう強弁した。五輪開催によって感染が拡大する懸念について問われても、「ワクチン接種者数が極めて順調に増えていっているから、その懸念はあたらない」と言い切った。

 だが、厚顔無恥とはこのことだ。菅の大甘見通しは大ハズレで、誰もが予想した通り、感染は恐ろしいほど急激に拡大している。27日の東京の新規感染者数はついに2000人を突破し、一気に2848人。今年1月7日の2520人を超え、過去最多を更新してしまった。前週の同じ曜日と比べ1461人もの激増とは想像を絶する。

 こうなると当然、医療は逼迫する。都はコロナ用の確保病床を計画の最大数である6406床まで引き上げる方針だが、それに伴い、都内の医療機関には通常診療の制限を視野に入れるよう通知した。救急医療の縮小や停止、手術の延期などの検討の要請である。まさに今春、大阪府で起きた医療崩壊が東京にも迫っているということだ。

 菅は「不要不急の外出を控えて」と27日も繰り返していたが、どの口が言う。五輪開催が「緊急事態宣言下でも外出していい」という誤ったメッセージとなり、感染を拡大させたことは間違いない。特に4連休の人流増は顕著で、羽田空港はごったがえし、18万人が首都圏から脱出したというデータもある。それでもなお菅は、「五輪開催の判断には自信があった」と言い続けられるのか。

浮かれるテレビキャスターに違和感

 五輪を強行したポンコツ首相の念頭には「始まれば盛り上がる」「メダルラッシュで悪いことはみんな忘れる」といった大甘見通しもある。皮算用の通りとなるのか、ならないのか。

 27日の夕方のテレビはシュールな光景だった。各局ともニュースで東京の新規感染者が過去最多を更新したことを報じ、アナウンサーや記者が深刻な表情で「急拡大の要因は」などと解説する。ところが、五輪中継や五輪結果のニュースに切り替わると、笑顔のアナウンサーが喜々として、日本選手の奮闘を伝えるのだ。

 感染拡大と五輪という“因果関係”のある情報をセットで見せられる視聴者は少なからず当惑したのではないか。

 五輪のために、血のにじむ練習を重ねてきた選手たちに罪はない。しかし、感染者がここまで急激に増え、医療従事者が悲鳴を上げる中で、心からの声援を送れる国民がどれだけいるのだろう。

 経済評論家の斎藤満氏はこう話す。

「開幕前まで開催に疑問を呈していたテレビキャスターが、日本選手の金メダルに浮かれ、はしゃいでいる様子には違和感を覚えます。日本選手の活躍にも、どうにも盛り上がり切れず、冷めた目で見ている自分がいる。コロナ感染が拡大の一途であることからしても、今回の五輪は、やはり無理のある開催だった。それは五輪選手にも影響し、来日してから陽性になり大会に出場できなかった選手もいる。こんなのフェアじゃありませんよ。27日過去最多を更新した東京の感染者は、大会期間中にどこまで増えるのか。想像するのも怖い。このまま五輪を最後まで続けられるのかどうかも疑問です」

開幕後も続くネガティブ情報と世界に対する恥ずかしさ

 途中中止の懸念など一切ないかのように、テレビは朝から晩まで五輪一色だ。毎日、どこかのチャンネルで競技中継が放映されている。夜には各局がハイライトシーンをたっぷり流す。

 米国ではNBC、英国ではBBCと、五輪放送は1社が独占で放映権を獲得し、放送しているため、他のチャンネルでは五輪と距離を置いた通常放送が行われている。しかし日本は違う。NHKと民放連で組織するコンソーシアム(共同事業体)方式だから、日本中の全ての地上波チャンネルで「がんばれ日本」「日本選手スゴイ」と盛り上げる護送船団になってしまうのだ。

 大会5日目の27日までで、日本のメダルは金10、銀3、銅5の計18。スポーツ紙などの事前予想から見れば、体操・内村航平、競泳・瀬戸大也、女子テニス・大坂なおみなど、大物が早々に敗退する番狂わせではあるものの、連日のメダルラッシュにテレビは沸いている。

 確かに、13年越しの連覇を達成したソフトボールなど、拍手を送りたい選手はたくさんいる。だが、そこに高揚感があるかというと微妙。政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう嘆く。

「自国開催の五輪なのに、沸き立つような熱気や興奮には程遠いですね。遠目では日本選手に頑張って欲しいと思うんですよ。しかし、開催直前の辞任・解任騒動に代表されるように、あまりに不祥事がありすぎた。競技が始まったからといって気持ちを切り替えるのは簡単ではありません。加えて、自国開催だからこそ、開幕してもネガティブな情報がどんどん入ってくる。選手村の食事がまずい、暑すぎて試合にならない、東京湾の水が汚いなど、外国選手の不満を聞かされ、日本人として『本当にすみません』と申し訳なく思ってしまう。準備期間はたっぷりあったのに、どうして失敗ばかりなのか。五輪開催の肯定派、否定派にかかわらず、日本人はみな世界に対して、恥ずかしさを感じている。高揚感を得るのは無理な話です」

過去最多感染の一撃は菅政権への警告

“五輪大好き国民”だった日本人をこれほど憂鬱な気分にさせ、心から喜べなくさせたのは、一体、誰のせいなのか。メダルラッシュだからって、デタラメ政治が免罪されることはない。

 ポンコツのドス黒い政治的思惑は、「メダルラッシュになれば国民はコロナ失政を忘れる。熱気冷めやらぬうちに衆院選に突っ込み、勝利して首相続投」という私利私欲。だが、五輪は始まる直前まで混乱続きで、障害者イジメにホロコースト揶揄と、人権感覚ゼロの恥部を世界に見せつけた。大会組織委員会は誰も責任を取らず、官邸は上から指図するだけだった。

 IOC(国際オリンピック委員会)の金満主義が白日の下にさらされ、オリンピズムの理念など最初からないことも知れ渡った。そんな、ただ“やるだけ”の五輪で盛り上がるわけがない。

 政治評論家の森田実氏が言う。

「日本も世界も現在の下部構造(土台)はコロナです。その上に五輪も含まれるさまざまな上部構造をつくって、上の力で下を変えようと狙っているのが今の菅政権です。しかし、それはナンセンスな話。コロナの問題はコロナに真正面から向き合って解決するしかないのに、五輪頼みで浮かれているから、東京の新規感染者2848人という大きな一撃を食らわされた。『菅よ、日本政府よ。おかしなことをやっていてはダメだ』という警告です。政権は傲慢になると必ず滅びることは、何千年もの歴史が証明しています。安倍・菅政権は傲慢であることに開き直り、薄汚れた五輪を推進してきた。『世界平和』『人類平等』『人間の可能性を高める』などの理想を完全に失い、金儲けだけが目的の醜悪な五輪を推進し、選手の活躍を政治利用している。金メダル第1号の選手に電話を入れた一件に象徴されるように、スポーツを政権浮揚に利用する卑しさでは、政治が国民に信頼されるわけがありません」

 バカな大将が「俺が正しい、文句あるか」と叫べば叫ぶほど空疎に響く。まさに国民愚弄政権の末期症状。東京の感染者数は、1週間のうち、水曜や木曜の方が多めに出る傾向がある。28日水曜はどうなるのか。

 菅は27日「五輪中止の心配はない」と断言したが、謙虚さのないリーダーに国民の命と健康は守れない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/269.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2021年7月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。