草g剛がNHK大河「青天を衝け」で見せる
“静”の凄み ついに民放入り混じり争奪戦に
草g剛のプロフィールとは ?
(www.nikkan-gendai.com:2021年6月26日 9時26分)
草g 剛(くさなぎ つよし:46歳)が“名優”の域に入りつつある。NHK大河ドラマ「青天を衝け」は、吉沢亮(27)が演じる「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一の生涯を描いているが、同時に、草gが演じる15代将軍・徳川慶喜の生涯を描いたドラマでもある。
初回の放送から前半部分は栄一を中心に、後半部分は慶喜を軸にしたシーンで構成されていた。6月20日放送回では、慶喜の信頼を勝ち取った栄一が一橋家の勘定組頭に抜擢される様子がダイナミックに描かれた。これまで別々に描かれていた2人の運命がいよいよリンクしていく。
「いまや栄一と慶喜が直接絡むシーンは視聴者が最も待ち望む瞬間です。これまで大河では幕末物は視聴率が取れない上、渋沢栄一という地味な主人公ということで、当初は吉沢だけでどこまで引っ張っていけるのか不安視されていました。
しかし、吉沢の演技もさることながら、草磲の慶喜がすごい。吉沢が“動”で“熱”を演じれば、草gは“静”でそれ以上の“熱”を表現しています」(芸能ライター・弘世一紀氏)
2016年のSMAP解散後、「新しい地図」として新たなスタートを切ったものの地上波のドラマやバラエティー番組で草gを見ることは少なくなった。それでも、「草磲くんなら大丈夫」「草磲くんはずっと変わらない」と、ファンがどこか楽観視できる存在。それが草gだった。
■「ガキの使い」で村西監督ネタを披露 !
その期待を良い意味で裏切ったのが、19年大みそかの「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)。草磲は年越し特番「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時」にパンツ一丁で登場し、「ナイスですね!」の村西監督ネタを披露した。
そして、昨年末の結婚を機に、草磲は役者としても完全復活を果たした。
今年3月、主演映画「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝き、今月7日の第47回「放送文化基金賞」の番組部門では、NHK-BSプレミアムで放送された「ペペロンチーノ」で演技賞を受賞。17日に発表された第30回日本映画プロフェッショナル大賞でも主演男優賞を受賞した。
「だからといって、無理をしているわけでもなく力が入っているわけでもない。これまで通り自然体からスーッと役に入っていく抜け感は相変わらず。“静”の印象です」(民放ドラマ制作関係者)
草磲は、4月15日放送のNHKラジオ番組「らじるラボ」の中で慶喜が将軍になるタイミングの演技について聞かれた時、こう答えている。
〈私はなにをやっているか良くわかってないんですよ(笑い)。『あんまり言っちゃいけないな』と思うんですけど、分からないのはしょうがないじゃないですか。
だけどそれなりにやっているというか。(中略)あんまり言うと怒られそうなんですけど、分からないものはしょうがないじゃないですか(笑い)。
あとは監督のハンドリングで、僕をうまく使ってくれればいいんですよ。『こうやって』って言ってくれれば、やりますんで〉 いい意味で肩の力が抜けている。大河終了後、これまで大手事務所に忖度して起用を避けていた民放各社が、三顧の礼を持って草磲を迎えるべく、争奪戦を繰り広げることは間違いない。
(参考資料)
○草g剛のプロフィールとは ?
(ウィキペディアより抜粋・転載)
草g剛(くさなぎ・つよし[2]、1974年〈昭和49年〉7月9日[2]生まれ。46歳。)は、日本の俳優、声優、歌手、司会者、YouTuber。男性アイドルグループSMAPの全活動期(1988年 - 2016年)のメンバー。愛媛県生まれ[3]、埼玉県出身[2] の春日部市育ち[3]。
名字の「g」は日本の国字および特殊文字[† 1]。株式会社CULEN所属。
◆略歴
1987年、中学1年生のときジャニーズ事務所に入所。その後、男性グループスケートボーイズのメンバーに選ばれ、1988年4月に男性アイドルグループSMAPのメンバーに選ばれた。
以降の当グループ活動は「SMAP」のページを参照。草gは萩本欽一から才能を見いだされ『欽きらリン530!!』のオーディションに合格しており、厳しい稽古を重ねたのち、同月から当番組の放送開始とともに番組最年少でレギュラー出演を果たす。
1993年2月、堀越高等学校芸能活動コースを自宅から片道2時間かけて通学し、3年間「無遅刻・無欠席」の皆勤賞にて卒業。その際、堀越の全コースの卒業生が対象で、学業優秀・品行方正だった10人に贈呈される「堀越賞」を受賞した。芸能活動コースの卒業生が「堀越賞」を受賞したのは草gが初の快挙[† 2][4][† 3][5]。
1997年4月 - 6月、主演連続ドラマ『いいひと。』が全放送回の平均視聴率20 %を超え、初回の視聴率24.6 %を記録。本作の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」を受賞した。同年8月度のビデオリサーチによるタレントイメージ調査結果でジャニーズ事務所に所属するタレントで人気度1位を獲得。
1998年10月、草gの冠番組でユースケ・サンタマリアとともに司会を務めるバラエティ番組『『ぷっ』すま』が放送開始。同年、草gは「DVD&ビデオで〜た大賞 ベストタレント賞」「MEN'S CLUB ベストドレッサー賞」を受賞した。
1999年、主演舞台『蒲田行進曲』の作・演出のつかこうへいから「大天才」と評価された[6]。
同年から男性ベストジーニストに5年連続で選ばれ、殿堂入りを果たす。
2001年4月、草gの冠番組で本人の韓国関連の活動(韓国人との対談など)についての番組『チョナン・カン』が放送開始し、これを機に韓国進出した。詳細および以降の韓国関連の活動は#韓国関連についてを参照。
2003年に公開された主演映画『黄泉がえり』が異例のロングランとなった。同年に放送された主演連続ドラマ『僕の生きる道』と『黄泉がえり』の演技および音楽活動により、「ATP賞 個人賞」を受賞[7][8]。
また、『僕の生きる道』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「TV LIFE 年間ドラマ大賞2003 主演男優賞」を受賞した。当ドラマは草g主演『僕シリーズ3部作』の第1作目にあたり、僕シリーズは3作ともに最高視聴率20 %を超えるシリーズとなった。
2004年、主演連続ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』が全放送回の平均視聴率20 %を超え、最終回の視聴率27.1 %を記録。
同年3月に公開された主演映画『ホテル ビーナス』が世界四大映画祭の「モスクワ国際映画祭 コンペティション・パースペクティブ部門 最優秀賞」を受賞[† 4]。同年10月、草gは日本産業界で活躍が際立った独創的な人物に贈られる「日本イノベーター大賞 ジャパンクール賞」を受賞した。
同年11月に放送されたフジテレビ開局45周年記念の主演ドラマ『海峡を渡るバイオリン』が日本の「文化庁芸術祭 優秀賞」および韓国放送協会主催「ソウル・ドラマアワーズ2006 短編ドラマ部門 最優秀作品賞」を受賞。
また、『僕と彼女と彼女の生きる道』『海峡を渡るバイオリン』の演技により、「橋田寿賀子賞 橋田賞」を受賞した。
2005年8月27日 - 8月28日、日本テレビ系列の大型チャリティー番組『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』で香取慎吾とともにメインパーソナリティを務めた。この回は『24時間テレビ』の歴代視聴率1位を記録保持。
なお、草gはこの回のスペシャルドラマ『小さな運転士 最後の夢』にも特別出演し、当ドラマも「『24時間テレビ』内スペシャルドラマ」の歴代視聴率1位を記録保持。また、草gは同年から2014年にフジテレビ系列の大型音楽番組『FNS歌謡祭』[† 5] で司会を務めた[† 6]。当番組が「フジテレビ 社長賞」を受賞[9] した際、草gに表彰状が授与された[10]。
2006年6月、国を挙げてのものである、地上デジタル放送普及促進キャンペーンのメインキャラクターに就任。詳細は#地デジ普及促進メインキャラクターを参照。
同年7月に公開された主演映画『日本沈没』が初登場1位を記録し[11]、興行収入50億円を突破(興行収入53.4億円)。本作は世界の国々、アジアや欧州などでも公開され、韓国において最大規模のスクリーン数で上映されて初登場1位を記録し、邦画として史上初の快挙となった[12]。
同年に放送された主演連続ドラマ『僕の歩く道』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「TV LIFE 年間ドラマ大賞2006 主演男優賞」「ドラマ・オブ・ザ・イヤー2006 最優秀主演男優賞」を受賞。また、同年に上演された主演舞台『父帰る/屋上の狂人』の演技により、「読売演劇大賞 杉村春子賞および優秀男優賞」を受賞した。
2009年4月に不祥事で約1か月間芸能活動を自粛。詳細は#不祥事を参照。
同年7月、洗濯洗剤のCMで好感度1位を記録[13]。同年7月 - 9月に放送された主演連続ドラマ『任侠ヘルパー』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「TV LIFE 年間ドラマ大賞2009 主演男優賞」を受賞し、本作は「TV LIFE 年間ドラマ大賞2009 作品賞」「国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2010 連続ドラマ部門 優秀賞」[14] を受賞した。
同年9月に公開された主演映画『BALLAD 名もなき恋のうた』の演技により、「第52回ブルーリボン賞主演男優賞」にノミネートされた[15]。
2010年11月に5夜連続で放送されたTBS開局60周年・終戦65年記念の主演ドラマ『99年の愛〜JAPANESE AMERICANS〜』は「橋田寿賀子賞 大賞」「東京ドラマアウォード2011 単発ドラマ部門 グランプリ」を受賞した。また、翌年、本作の上映会が当ドラマの舞台となったシアトルとロサンゼルスで行われ、高い評価を得た[16]。
2011年1月20日、都内の劇場で行われた主演映画『僕と妻の1778の物語』の上映会で上皇后美智子と交流した。草gと皇后は隣席同士で本作をともに鑑賞した。
また、上映の前後において二人は懇談しており、締めくくりには握手を交わしている。草gは皇后から演技などを称賛された[17]。
なお、鑑賞の際には周囲の座席に一般の客もいて、皇后が公開された映画をこのような形で鑑賞するのは異例なことである[18]。この交流の詳細は韓国関連の#活動や#エピソードも参照。当映画は僕シリーズ初の映画化作品で、初登場1位を記録[19]。
2012年6月1日、「電波の日・情報通信月間」記念中央式典において、地上テレビジョン放送の完全デジタル化に多大な貢献をしたことにより、総務大臣から感謝状が贈呈された[20][21]。同年に公開された主演映画『任侠ヘルパー』の演技により、「ムービープラス・アワード 2012 映画ファン大賞 最優秀男優賞」を受賞した。
2015年に放送された主演連続ドラマ『銭の戦争』の演技により、「ドラマアカデミー賞 主演男優賞」「ドラマ・オブ・ザ・イヤー2015 最優秀主演男優賞」を受賞。同年9月、島忠のCM作品の演技により、「2015 55th ACC CM FESTIVAL 演技賞」を受賞し、本作は「2015 55th ACC CM FESTIVAL ACCゴールド賞」を受賞した[22]。
2016年に放送された主演連続ドラマ『スペシャリスト』が「ギャラクシー賞マイベストTV賞グランプリ」を受賞した。同年12月31日、SMAP解散[23]。
詳細は「SMAP解散騒動」を参照
2017年9月9日、稲垣吾郎、香取慎吾とともにジャニーズ事務所を退所[24]。同年9月22日、稲垣、香取と共同で公式ファンサイトを開設、10月16日本格始動とされた[25]。同時に新事務所「CULEN(カレン)」(代表はSMAP元マネージャーの飯島三智)所属となることも発表した[26]。
同年11月より動画共有サイト・YouTubeに自身のチャンネル「ユーチューバー 草gチャンネル」を開設し、動画配信活動も開始。株式会社エビリーが発表した「2017年チャンネル登録者獲得ランキングトップ10」で1位を獲得した[27]。2020年2月9日には、チャンネル登録者数が100万人に到達した[28]。
2020年12月30日、一般女性と結婚したことを所属事務所を通じて明らかにした[29]。
2021年3月19日、主演映画『ミッドナイトスワン』で演じたトランスジェンダーの役が評価され、
第44回日本アカデミー賞にて自身初となる最優秀主演男優賞を獲得[30]。
また、同作は最優秀作品賞を受賞した[31]。―以下省略―