何でデヴィ夫人やバッハ会長に精神論を押し付けられなければいけないのか
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2021.05.21 まるこ姫の独り言
もう戦時中の様相を呈してきた。 敗戦した戦争末期と同じ思考の精神論全開で、五輪を開催しようと言い出すデヴィ夫人やバッハ会長。 なんで私たち国民が権力を持っている方から、我慢や忍耐を強いられて同じ方向を見なければいけないのか。 それでなくてもコロナ禍での感染拡大が収まらず、そしてワクチン接種もいつの事やらで国民の多くは五輪を楽しむ余裕さえ持てず、自分の生活でいっぱいいっぱいの状態なのに、国民よ!我慢や忍耐をして、世界のスポーツを楽しもうと言われても。。 本当に腹が立つ。 >デヴィ夫人、東京五輪開催を支持「一致団結してこのコロナ禍に立ち向かい…日本人の意気を見せる時」 5/19(水) 14:56配信 スポーツ報知 > タレントのデヴィ夫人が19日、自身のツイッターを更新し、今夏の東京五輪開催を支持した。 >「昨今東京オリンピックを開催すべきか中止にすべきかで世論が分かれています」と書き出し、「私は今こそ国家と国民が一致団結してこのコロナ禍に立ち向かい世界に日本ここにありと日本人の意気を見せる時だと思います」とツイート。「世界に感激と感動を与えるべく用意万全の努力をするべき」と訴えた。 支持するのは勝手だけど、それを一致団結だとか、世界に日本ここにありとか、感激と感動を与えるべくだとかいつの時代の話なんだ。 気持悪い精神論でコロナが退治出来るとは思えない。 平時のさいならそういう発想もありだと思うが、世界的な規模で感染爆発しているし、渦中の日本だって心から五輪を楽しむ余裕もないし、雰囲気にもなっていない。 今、ワクチンを打つ医療従事者でさえ約半数が2回目のワクチンを終えていない。 そんな中、菅は7月一杯には高齢者の接種完了と言い出したが、たとえ完了したとしてもそれで危険が去ったとはとても思えない。 次は基礎疾患のある人から順に若い世代にとワクチン接種をするのだろうが、全員終えるまでにどれだけの時間がかかると思っているのか。 多分、昼夜寝ずに接種をするなどどんなに頑張っても、オリパラが終わってからしか希望者全員の接種完了とはならないと思うが。 多くの人は丸腰で五輪を応援しろと言われ感染リスクにおびえているのに、デヴィ夫人の言うような日本ここにありと言う心意気など芽生えないし、余裕もない。 むしろ政府の方が一致団結してどうやったら国民を救う事になるのか考える時じゃないか。 IOCのバッハ会長も未だに、褒め殺しのような精神論で国民への我慢を強いる。 >バッハ会長 国民説得の15分「五輪可能にするのは日本のユニークな粘り強さの精神」 5/19(水) 14:57配信 デイリースポーツ >最初に冒頭あいさつを行ったバッハ会長は、15分に渡って、安全安心な大会開催へ、日本側へ呼びかけた。医療スタッフの追加的サポートや、選手村に入る関係者のワクチン接種、確保が75%に及ぶことを表明。その上で「安全安心な大会を可能にするのは、日本の皆さんのユニークな粘り強さの精神と逆境を耐え抜く能力」と、持ち上げた。 「ユニークな粘り強さの精神と逆境を耐え抜く能力」を欧米人に言えるか? 人権を第一に考え全体主義を嫌う欧米人に、こういった精神論全開で発言したら、欧米では五輪ボイコット運動が起きるだろう。 日本人なら権威主義だし、枠の中に入りたがるし、精神論で通用するだろうと思っているからこそのこの発言、アジアを下に見ているように感じて仕方がない。 しかし、この傲慢なバッハは、選手には万全の体制をして支えると言っているが、日本国民は丸腰で五輪を楽しめと言われても楽しめない。 IOCやJOC、組織委員会、都、日本政府など権力を持っている方は、国民の反対など意に介さずどんなことをしても五輪を開催するという、その気持ちだけは痛いほど伝わった。 余裕の無い国民の気持ちは全く度外視して強行する、これが平和とスポーツの祭典だとさ。 |