五輪への対策ワクチン・PCR検査、国民への対策は自助一辺倒
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2021.05.15 まるこ姫の独り言
菅の何が何でも五輪を開きたいという強い意志の下の会見。 昨日、Yahoo!ニュースで菅の会見を知ることになり、TVを付けたら菅の原稿読み上げは終わって、記者の質問途中だった。 何時ものようにいつものメンバーに当てる司会者。 なぜか産経やドワンゴは常連さん。 しかしいつものことだが、記者の質問に的確にこたえることなく、どんな質問もいつもオウムの口移しのような決まり文句を言うだけの菅を見ていたら、自然にまぶたが下りていた。 ウトウトしていただけだと思うが、菅の発言は念仏のようでもあり呪文のようでもあり、眠りやすい環境としての素地は十分だ。 頼りない記者連中だが、それでも一応は体裁を整える質問をしているのに、質問への答えが違う質問の答えと一致していたり、抑揚もなくメリハリもなく、困ったときに必ず尾身会長を見て質問を振る菅。 嫌な質問をされて子供がうろたえている感じにしか見えない。 記者 >安全安心な五輪が開催できるとの菅首相の説明に世論は懐疑的だが? 菅首相 >潜在看護師やスポーツドクターの方々への協力要請、選手へのワクチンの無償提供、厳格な感染対策により、国民の命や健康を守り、安全安心の大会を実現することは可能だ 「国民の命と健康を守る」といつも〇〇の一つ覚えのように言うが、守ってきたのは菅ではなく国民の方側だと思うが。 結局、国に守って貰えず私たち個人個人が気を付けるしかないという、悪夢のような1年半だった。 国内がコロナ対策を徹底していて感染拡大もなく安定しているなら五輪反対・中止・延期という声は今のように上がらないだろう。 国民へは、1年前とまったく変わらず、マスク・手洗い・密回避、その一辺倒。 ビックリしたのは、変異株の対策も、「マスク、手洗い、3 密の回避、こうした基本的な感染対策をこれまで以上にお願いします」と言っていたことだ。 やれることはそれしかないんかい! 基本的な感染対策としても、ものすごい感染力の高い変異株に対して国として国民にやれる対策はなんなのかは一切言わず、これだけ。 あとは待てど暮らせど接種できないワクチン頼み。 国民は、1年半も国から抜本的な対策をして貰えず、マスク・手洗い・三密回避を押し付けられてきた。 一方、五輪はどんな状況でもやるつもりのようで、ワクチン・毎日PCR検査などものすごい雲の上の存在のような扱われ方。 五輪をやるからには、開催国・国民の集団免疫は最低限必須のアイテムのはずが、国民を原始的な対策のまま放置しておいて、世界から選手を呼び寄せようとしている国。 この感覚が私にはまったく分からない。 |