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2021年5月03日05時07分 〜
記事 [政治・選挙・NHK280] まさか、安倍晋三さんの再々登板への道筋をつけようとしてはいませんよね?
 
 元のスレッドで、スレ主「赤かぶ」さんにより、初期非表示になっているコメントを、一部訂正して再掲します。

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 まさか、安倍晋三さんの再々登板への道筋をつけようとして、わざと「まだくすぶる安倍再々登場のブラックジョーク」とか言っているのではないでしょうね。
 
 「文藝春秋」や「日刊ゲンダイ」「日刊スポーツ」の、「菅降ろし」「河野潰し」「小泉叩き」は、どうも自民党内の権力抗争に加わっているニオイがしますものですから。
 


[スレ主【赤かぶ】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)アラシ。過去に場違い、多重、デマ、工作コメント多数でアラシ認定。

http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/557.html#c8
 

http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/561.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 5Gと電磁波, 総務省の電波防護指針(安全基準)がでたらめで犯罪的な理由(MEDIA KOKUSYO)(30年前の基準のまま)
http://www.kokusyo.jp/phone/15444/より転写


携帯電話やスマホの通信基地局とその周辺に住む住民らの間で、電磁波の安全性に関するトラブルが発生すると電話会社が常套手段として持ち出してくる主張がある。

それは、「自分たちは総務省が定めた電波防護指針(安全基準)を遵守しているので、絶対に安全です」と言うものである。

電話会社は、まるでオウムのようにこの主張を繰り返す。

果たして総務省が定めた安全基準は、本当に安全なのだろうか。

結論を先に言えば、安全ではない。危険極まりない。

その理由を理解するのに、難しい理論は必要ない。簡単に説明がつく。

わたしは、「安全」をPRする総務省の姿勢は、国民を欺く「犯罪」とかわらない考えている。

冷血と言っても過言ではない。

◆◆
まず、下記に示すマイクロ波の電波防護指針(安全基準)の国際比較を見てほしい。

数値が高ければ高いほど、規制がゆるやかになる。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

日本:1000μW/cm2(マイクロワット・パー・センチメートル)

イタリア:10μW/cm2

スイス:6.6μW/cm2

欧州評議会:0.1μW/cm2(勧告値)

ザルツブルグ市:0.0001W/cm2(室内目標値)

バイオ・イニシアティブ報告が推奨している数値(0.003~0.0006μW/cu )


※ザルツブルグ市の基準は、廃止されたという報道もあるが、筆者は確認できない。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

この比較表は簡略化しているので、日本だけが規制が緩やかな印象を受けるが、実は日本とは同じようにマイクロ波をほとんど規制していない国が大半を占める。

たとえばザルツブルグ市の基準は0.0001W/cm2であるが、同市があるオーストラリア国の基準値は900μW/cm2で、日本とほとんど変わらない。

つまりオーストリア国とザルツブルグ市の基準は、ダブルスタンダードになっているのである。

欧州の場合、フランスなど、他の諸国でも同じようにダブルスタンダードの現象が見られる。

国の基準とは別に、自治体が独自の勧告値や目標値を設定しているのである。

なぜか?

その理由を解明すると、総務省が設定した日本:1000μW/cm2がいかに危険な数値であるかが分かる。

国民を欺いていることが分かる。

◆◆◆
実は、総務省の電波防護指針は1989年に定められたものである。

約30年前である。

その際に交付された総務省の公文書を見ると、他の国々も同じように極めて緩やかな数値になっていることが分かる。

各国とも規制をゆるやかにしていたのは、1989年当時はまだマイクロ波による人体影響が問題視されていなかったからである。

1989年よりも以前の研究データに基づいて、電波防護指針が作成されたから、マイクロ波の危険性を指摘する論文はほとんどなく各国とも極めて緩やかな基準を設定したのだ。

この時期に考察点となったのは、マイクロ波の熱作用だけだった。

熱作用(焼けとなど)による人体影響だけを考慮すれば十分だと考えられていたのだ。

◆◆◆◆
しかし、携帯電話が普及するにつれてマイクロ波の研究も進み、マイクロ波には熱作用だけではなく、それ以外の毒性があることが分かってきたのだ。

たとえば、その代表格は遺伝子毒性である。遺伝子を破壊して、癌を発症させる作用である。

事実、2011年にはWHOの外郭団体である国際がん研究機構が、マイクロ波に発がん性がある可能性を認定した。

2018年に最終報告が行われた米国立環境衛生科学研究所によるマウスの実験でも、発癌性を認定している。

マイクロ波の安全性についての考えが変化してきたのである。

それに連動するかたちで欧米では、地方自治体が国とは別に独自の基準を設けるようになったのである。

あるいは条例を設けて、基地局の設置を規制するようになったのだ。

ところが日本の電話会社や自治体は、古いデータを根拠にして「総務省の電波防護指針を守っているから安全です」と住民に説明しているのである。

悪質としか言いようがないだろう。あるいは、「無知」の領域に入るかも知れない。

総務省が規制を厳しくしないのは、国民の健康よりも産業界の利益を優先しているからである。

◆◆◆◆
ちなみに電磁というのは、冒頭の図にあるように、電磁波はエネルギーが低いものでは、家電機器などから漏れる「低周波電磁波」がある。

また高いものでは、レントゲンのエックス線や原発のガンマ線など、さまざまな種類がある。

従来は、ガンマ線やエックス線などエネルギーが高いものについては、遺伝子に対する毒性があると考えられてきたが、最近では全ての電磁波に毒性があるという見解が主流になってきた。

このあたりの事情について、電磁波研究の第一人者である故・荻野晃也氏は、『携帯電話基地局の真実』の中で次のように述べている。

これらの電磁波のうちで、原爆の被爆者・被曝者などの研究から、「電離放射線(黒薮注:電離放射線とは、ガンマ線やX線を指す。詳しくは後述する。)が特に発癌の危険性が高い」と思われてきたのです。

ところが、最近の研究の進展で「電磁波全体が危険な可能性」があり、「共通した遺伝的毒性を示す」と考えられるようになってきたのが、現在の「電磁波問題」の本質だといってよいでしょう。

また、北里大学の名誉教授・宮田幹夫氏らがまとめた『生体と電磁波』にも、次のような記述がある。

エックス線もガンマ線も電磁波である。

人工の電磁波に比べてエネルギーが非常に大きいため、物質への浸透性が強く、生体へのダメージも非常に大きい。

しかし、極低周波から超高周波まで、人工電磁波も生体へのダメージは大きく、身近にある場合は障害を生じる。

放射線と電磁波はメカニズムが異なるが、同じように体内にフリーラジカルを生産し、DNAを破損してがんの原因を作る点では、同じような環境汚染源としてみることができる。

広島と長崎に投下された原爆の影響で、癌や白血病が増えたこともあって、かねてからガンマ線と癌の関係は定説となってきたが、実はマイクロ波など他の種類の電磁波でも、遺伝子に対する見解が変化してきたのである。

【参考記事】≪ビジネスジャーナル≫携帯電話基地局、周辺住民の「がん死亡率」高く…5G、一部欧州で中止、人体へ影響懸念
https://biz-journal.jp/2020/07/post_168531.html


                 転写終了

http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/530.html

記事 [政治・選挙・NHK280] あぶはち取らず菅義偉氏の断末魔(植草一秀の『知られざる真実』)
あぶはち取らず菅義偉氏の断末魔
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-d2804a.html
2021年5月 2日 植草一秀の『知られざる真実』


コロナ感染拡大が止まらない。

最大の理由は菅内閣の対応があいまいなこと。

コロナ感染収束を最優先課題に位置付けていない。

菅内閣がかたちばかりのコロナ対策を講じる理由は東京五輪開催を強行するため。

五輪のためにかたちばかりのコロナ対策を示している。

この姿勢が間違っている。

命より大事な五輪など存在しない。

五輪に参加予定のアスリートも理解することだ。

日本国民の命を犠牲にする五輪開催に大きな意義など見出しようがない。

いまは、感染収束に全力を注ぐべき局面。

東京五輪の延期が正式に決定されたのは昨年の3月24日。

この日まで安倍首相は昨年夏の東京五輪開催を強行するスタンスだった。

このためにコロナ問題への初期対応を誤った。

中国の武漢でコロナ問題が勃発した。

中国政府は1月23日に武漢市を封鎖した。

この翌日に、安倍首相は在中国日本大使館HPから春節の休みに中国国民が日本を訪問することを要請した。

東京五輪と習近平主席の国賓来日のことしか頭になかった。

ダイヤモンドプリンセスが横浜港に帰港したのは2月3日のこと。

乗員・乗客3711人のうち日本政府は273人にしか検査を行わなかった。

これ以来、日本政府の検査抑制姿勢は現在まで貫かれている。

日本政府はPCR検査を基本的に「感染研ムラ」に独占させた。

感染研=衛生研=保健所の「感染研ムラ」は検査を独占することによって巨大な政府予算を獲得してきた。

感染研ムラに所属する研究者は政府方針を絶賛することによって巨大な研究費を獲得してきた。

感染症対策の基本が「検査と隔離」にあるにもかかわらず、感染研ムラは巨額の国費獲得のために検査拡充を妨害し続けてきた。

日本政府が主張し続けてきた対応が「クラスター対応」であり、感染研ムラは「積極的疫学調査」と称する公費検査を独占してきた。

日本が位置する東アジアはコロナ被害が相対的には著しく軽微。

「検査と隔離」の基本を忠実に実行してコロナ収束に成功した国・地域が多い。

ところが、日本は「検査と隔離」の基本を無視して感染研ムラが検査を独占するとともに、五輪と利権を優先する政府が感染収束ではなく感染拡大を推進する施策を推進した。

その代表がGoTo事業だ。

2.7兆円もの国費を投入して、国が国民の高額旅行に高額補助金を付与した。

政治が癒着する観光業界、観光企業に利益を供与するためだ。

菅内閣は1月7日に緊急事態宣言発出に追い込まれたが、その原因は菅首相が12月28日までGoToトラベルを全面推進したことにある。

また、12月中旬に英国で変異株が確認され、直ちに水際対策を強化しなければならなかったにもかかわらず、抜本的な水際対策発動を1月13日まで先送りした。

その結果として変異株が国内に流入した。

3月21日に緊急事態宣言を強引に解除したのも東京五輪を優先したからだ。

3月25日に聖火リレーを始動させる上で緊急事態宣言発出継続が不都合だったのだ。

ところが、結局、わずか1ヵ月で再度の緊急事態宣言発出に追い込まれた。

しかし、その期限は5月11日までとされた。

5月17日にIOCバッハ会長来日が予定されており、その前に解除することが念頭に置かれている。

しかし、この緊急事態宣言自体の中途半端さが半端でない。

東京を緊急事態宣言の対象にしたが隣接3県を除外した。

東京ディズニーリゾートは入場者数を1日1パーク5000人にするとしながら、完売している1パーク2万人、合計4万人の入場を容認し続けている。

所在地が東京都と川ひとつ隔てた千葉県に立地していることを理由にするなら名称を千葉ディズニーリゾートか浦安ディズニーリゾートに変更するべきだ。

また、感染拡大地から全国各地への旅行がまったく制限されていない。

変異株感染拡大が日本全国に拡散されることは火を見るより明らかだ。

そもそも聖火リレーを強行しながら緊急事態宣言を発出しているのだから、感染抑止への意気込みは菅内閣によって粉砕されている。

感染収束を実現できず、海外諸国の東京五輪不参加ドミノが加速してTKOで東京五輪が中止に追い込まれる可能性が高まっている。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/531.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <東京五輪>フランスメディアが悲観論を展開 中止するべき4つの理由とは(東スポ)
【東京五輪】フランスメディアが悲観論を展開 中止するべき4つの理由とは
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8a754054213d076f8092e1454ee479a1737269b
5/2(日) 18:15 東スポ


五輪開幕まで残り3か月を切ったが…(東京スポーツ)

 東京五輪の開幕まで残り3か月を切る中、フランス放送局「フランス・アンフォ」が大会を開催できない4つの理由≠指摘している。

 1つ目は日本の政治家による発言だ。自民党の二階俊博幹事長(82)は、先月15日にTBSのCS番組で「とても無理ならスパッとやめないといけない」「五輪で感染症をまん延させたら、何のための五輪か分からない」などとコメント。これらを踏まえ「政治家は中止の可能性を除外していない」と報じた。

 2つ目は健康上のリスクだ。新型コロナウイルスのワクチン接種が世界各地で進んでいるが、日本の接種率は約1%。「日本はG7の中でワクチン接種を始めたのが一番遅い。恩恵を受けたのは医療従事者だけだ」と皮肉った。

 3つ目は日本国民の世論だ。日本人の約8割が再延期か中止を求めていると報道。さらに「主催者は、コロナのさらなる拡散を避けるために、外国人の観客を入れない判断をした」などと、厳しい現状を伝えた。

 4つ目は経済的ダメージの大きさだ。「外国人の観客がいないことは、収益が大きく不足することを意味している。海外で販売されたチケットは払い戻しをするしかない。さらに、観光などのインバウンド効果も期待されていたが、これも当てはまらない」と商業五輪の弊害を訴えた。

 本番まで残された期間はわずか。果たして日本側は課題を修正することができるのだろうか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/532.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 税金でGoToしたのに…菅首相の連休外出控えて発言に非難殺到(女性自身)
税金でGoToしたのに…菅首相の連休外出控えて発言に非難殺到
https://jisin.jp/domestic/1976824/
2021/05/02 11:00 女性自身



菅義偉首相(72)が4月30日、「5連休は不要不急の外出や帰省など控えて」と呼びかけた。しかし、「支離滅裂だ」などと厳しい声が上がっている。

菅首相は同日、「東京や大阪では人出が減少し始めているが、感染者数は高止まりが続いている。引き続き酒の提供の停止、人流を抑える対策が必要だ」とコメント。そして「あすから5連休に入る。不要不急の外出、行楽、帰省を控えていただきたい。国民に心からお願いを申し上げたい」と総理大臣官邸で話した。

しかし遡ること、昨年4月。当時の安倍晋三首相(66)のもと、政府は「Go To キャンペーン」を決定。特に波紋を呼んだのは、観光業などへの需要を喚起するという名目の「Go To トラベル」。そして1度目の緊急事態宣言が終了した直後に、税金を使ってまで“旅行せよ”と政府は唱えていたのだ。

また菅首相も同年12月、「いつの間にかGo Toが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」とニコニコ生放送で発言していた。しかし、その3日後に突然「Go To キャンペーン」を停止すると発表した。

そして現在、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、多くの国民が東京五輪に不信感を募らせている。しかし菅首相は先月30日、東京五輪・パラリンピック組織委員会が日本看護協会に“大会の医療スタッフとして看護師約500人の確保を要請したこと”について「休んでいる方もたくさんいると聞いている。可能だと考えている」と発言。7月開催への意欲を示している。

「旅行に行け」と言ったかと思えば、「5連休は外出を控えて」と発言。しかし多くの人の行き来が予想される東京五輪については、何としても開催しようとしているーー。そうした軸のブレた菅首相の言動に、ネットではこんな声が上がっている。

《菅首相が連休に「行楽や帰省は控えて」だと! よく言うわ! 昨年夏休みの始まる前にはGoToトラベルやGoToイートを盛んに宣伝しまくっていたのだ!》

《「あすから5連休、不要不急の行楽や帰省を控えて」いや、不要不急の五輪を押し通そうとしている人に言われても…》

《不要不急の行楽? ん? 五輪のことだよね??》

《施策、発言が支離滅裂だ》



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/533.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 憲法改正 「賛成」48%、「反対」31% 毎日新聞世論調査  : 憲法9条の改正に「賛成」51%で、「反対」の30%を大きく上回る
               岸信夫防衛大臣(安倍前総理の実弟)   
  
 
  
[私のコメント]
  
    
    
■ 最新の世論調査で 憲法改正で賛成が反対を大きく上回る 9条改正賛成も51%と圧倒的


> 毎日新聞と社会調査研究センターが4月18日に実施した全国世論調査で、憲法改正について「賛成」が48%と「反対」の31%を上回った。
9条を改正して自衛隊の存在を明記することに「賛成」は51%で「反対」の30%を上回った。
  
  
以上の通り最新の世論調査で、憲法改正に賛成、憲法9条改正に賛成の意見が反対を大きく上回る結果となっています。
国民の多数が日本の安全保障について的確な判断を下すようになったわけであり、極めて喜ばしい結果です。
   
   
  
■ 共産党政権の軍事侵略国家:中国による軍事侵略を抑止するには 自衛隊憲法違反との主張をつぶす必要がある それには憲法改正が必須


共産党政権による独裁国家:中国。
この中国による軍事侵略は、国際平和を揺るがす許しがたい暴挙であり、その酷さは日増しに悪化しています。
チベットやウィグル(東トルキスタン)は、中国領だと主張する中国に軍事侵攻され、中国の領土にされてしまいました。
どちらも大昔ではなく第二次大戦後のことです。
  
そして今、中国は南シナ海を勝手に埋め立てて軍事要塞化してしまった。
国際仲裁裁判所はこの中国の埋め立てを違法とする判決を出したが、中国は拒絶。
  
日本の隣国の中国とはこのように国際法を無視する軍事侵略国家であるという事実をきちんと認識すべきです。
  
このような共産党独裁・軍事侵略国家:中国の暴挙を防止させるには、自衛隊と日米同盟による抑止以外に有効策はありません。
  
多くの国民も今やそれを認識しているわけです。
  
多くの国民が望むように、憲法9条改正で自衛隊を明記する。
阿修羅の諸君もそのために力を注ぐべきです。
  
  
   
[記事本文]
  
   
憲法改正 「賛成」48%、「反対」31% 毎日新聞世論調査

 日本国憲法は3日、1947年の施行から74年を迎えた。毎日新聞と社会調査研究センターが4月18日に実施した全国世論調査で、憲法改正について「賛成」が48%と「反対」の31%を上回った。9条を改正して自衛隊の存在を明記することに「賛成」は51%で「反対」の30%を上回った。

 調査方法や質問が異なるため単純に比較できないが、安倍晋三前首相が首相在任中だった2020年4月の調査では「安倍首相の在任中に憲法改正を行うこと」に「賛成」が36%、「反対」が46%。自民党がまとめた自衛隊明記の改正案に「賛成」は34%、「反対」は24%だった。
   
https://mainichi.jp/articles/20210502/k00/00m/010/141000c
  
  

http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/534.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 岸・安倍の清和会(上)<本澤二郎の「日本の風景」(4073)<政治家は嘘をついて国民を騙す技を磨け=信介の遺言>
岸・安倍の清和会(上)<本澤二郎の「日本の風景」(4073)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28967617.html
2021年05月03日 jlj0011のblog


<政治家は嘘をついて国民を騙す技を磨け=信介の遺言>

 未だに、史上最低最悪の安倍政治についての、専門家の総括が為されていない。友人につつかれて、コロナGWを利用して、思うままに記憶を取り戻そうと思う。といっても、細かい数字は記憶の外である。拙著「自民党派閥」(ぴいぷる社)を出版以来初めて開いて見た。1990年の作品だから、20年ぶりになろうか。

 清和会の始祖というと、異論が出るかもしれないが、安倍晋三がじいさんと呼んだA級戦犯の戦争責任者・岸が、凄いことをしゃべりまくっていたことを表紙を開けて気付いた。「さもありなん」と合点した。岸が「派閥解消は天の声」と叫んでいたのだ。「うそだろう」と思う国民は多いだろうが、本当のことなのだ。

 つまり安倍の祖父は「政治家は嘘をつけ。嘘をついてこそ一人前の政治家になれる。国民を騙す技を手にしてこそ、天下もとれるし、暴政も可能なのだ」と断言している、と理解できるかもしれない。

 人びとは幼くして「嘘をつくと泥棒の始まり」と教え込まれて育った。しかし、侵略時の政権中枢(東条内閣の商工大臣)にいて、戦争責任を問われながらも、米CIAに尽くす引き換えに見事に復権した。売国奴は政界に転じるや、派閥の力で政権を手にした。その一方で、公然と派閥解消論を唱えて、国民を騙していたことになる。

 いま品行方正・識見豊かな政治家は、まず見つけるのが困難である。それでは身もふたもないと叱られそうだが、悲しいことに事実である。菅義偉もそんな天才の一人として、安倍後継を任じている。間違いなく、カネに転ぶ政治屋ばかりである。国民のための、いい政治が行われるはずがない。特に森喜朗以降の清和会政治が、しっかりと証明してくれたことを、国民は忘れてはなるまい。

 嘘つきの政治の原点は、岸にあり、である。

<今も威力=「満洲暴走」本に岸信介が登場しない不思議>

 友人が角川新書の満洲暴走という本を「読むように」と贈ってくれた。今朝ほども全体をペラペラめくってみた。満洲人脈を、戦後もとことん活用した岸をどう紹介しているのか、確かめてみたのだが、驚いてしまった。岸は一行も載っていなかった。視点を変えての本なのであろうが、安倍内閣の時の作品(2015年)を考慮すると、巧妙に歴史の真実を闇に葬る役割を果たしているだろう。

 臥龍点睛を欠く作品だった。なぜ岸を外したのか。久しく叫ばれてきた「二キ参スケ国を誤る」という視点もなかった。当方のミスであれば幸いだが、岸については安倍同様、評価する材料が、国民目線では全くない。60年安保の犠牲者・樺美智子さんの悲劇を思い出す。彼女の友人だった池田行彦(自民党政調会長など歴任)は、岸に対抗した池田勇人の娘婿である。行彦とは大の仲良しだったが、病が彼を奪ってしまった。彼は気性がさっぱりした感じのいい政治家だった。むろん、東大生として60年安保反対の国会と官邸のデモに参加していた。加藤紘一も、である。

 加藤が「日本は神の国」と神道理論を披歴した森首相に抗して、怒りの内閣打倒運動に突っ込んだ根源がここにある。

<岸信介の国粋主義が森喜朗経由で小泉・安倍晋三に継承>

 「自民党派閥」は、少しく岸の国粋主義について言及した。長州の田布施の天皇狂ならぬ天皇教・皇国史観を、東京帝大時代にのめり込んでいた。当時の国粋主義者は、東京帝大の憲法学者・上杉慎吉が有名で、岸は彼の門下生だった。右翼の学生団体・七生会の指導者が上杉だった。岸は学生時代、この上杉・国粋主義に順じたことも有名だ。

 この組織にロッキード事件の時の法相・稲葉修の実兄も参加していた。彼は戦後追放されて、政界を引退、後釜に実弟の、当時中央大学の憲法学者の修を推薦した。この時、弟に対して厳しい条件を一つだけ突き付けた。それは「いかなる場面であろうとも、岸に近づいてはならない。この約束を必ず守れ」「近づくと危ない目に合う」というものだった。このことで彼は平和軍縮派で反岸の宇都宮徳馬と固く結ばれた。

 後年稲葉に「岸内閣反対の理由はなんなのか」と問い詰めてみた。「それはあの悲惨な侵略戦争を風化させることになるからだ」と明言した。彼の予告は安倍内閣で常態化した。安倍の改憲軍拡の嵐を、稲葉も宇都宮も認識していたことになる。

 中曽根内閣誕生の立役者は、稲葉が中曽根逮捕をた、それ止めたそれゆえである。中曽根は政権を担当すると、これ見よがしに岸と何度も交流、稲葉の怒りを買った。さらに中曽根後継人事では、田中派越山会を継承した竹下登を指名したことで、稲葉の政治生活は自ら終止符を打って政界引退へと走った。中曽根は稲葉を裏切って、101歳まで生きた。

 ロ事件で中曽根は救われて、政権の座につくや国家主義の鐘を鳴らし始めた。岸もまたGHQから解放されて、政権を手にしたもので、お互い友を呼ぶ関係にあった。中曽根と福田赳夫は同一選挙区だから、生涯、犬猿の仲である。岸と福田、福田と岸の娘婿の安倍晋太郎との関係にも、ぬぐいがたいヒビが入ることになる。清和会96人の中身は、中に手を突っ込むと、どうして四分五裂の状況にある。安倍の清和会会長就任は、決して甘いものではない。

 欧米のジャーナリストは、安倍晋三を国粋主義者と事実を正確に表現したが、日本の新聞テレビは真実に蓋をかけた。岸は上杉から、晋三は岸から危険な戦前思想をそれぞれ伝授されてきたのだ。彼らには、戦後の今日においても、国家神道・天皇現人神の信仰が生きている。狂信的な面々である。

 憲法の象徴に順じた、平成天皇を引きずり降ろした、安倍の裏の野望も見えてくるのだが、どうだろうか。福田・清和会と岸・安倍の清和会の二つの流れが、清和会に混在・渦巻いている。岸の国粋主義は、森の「神の国」、小泉の「靖国参拝」、安倍の「改憲軍拡」へと継承され、それが菅にも覆いかぶさっている。昭和の妖怪が、21世紀の永田町を徘徊しているのである。

<昭和の妖怪・満洲人脈が彩る永田町の今に要注意>

 ほとんどの国民は、近代史を学んできていない。興味もない。しかし、満洲暴走本を紐解くと、日本の民族性とも関係していることが見えてくる。暴走は日本人の弱点である猪突猛進を、天皇制国家主義下の「玉砕」なる特別言葉が、現在も踊る日本である。

 「まさか」が、当たり前のように、人々の目の前で起きる日本だ。駆け出し記者のころの自民党議員は、今からすると、まことに真面目で信頼することも出来た。決して「増税」や「改憲」を口にしなかった。改憲公約は、生長の家信者の平沼赳夫くらいだった。日本国憲法に従順な政治家が少なくなかった。中には護憲リベラルを堂々と口にする宮澤喜一などもいた。

 今は違う。昭和の妖怪の愛弟子で、孫である安倍政権が10年も継続した。これは戦後政治の奇跡である。補完している公明党創価学会との関係は、後で触れなければならないだろう。

 昭和の妖怪の徘徊を支える人脈が、今も存続しているからだ。この大事な一点を新聞テレビは、指摘しようとしない。言論界は、自らの首を、自ら締め付けている。その結果が、想像もできない新聞の部数減である。

 パソコンや携帯電話のせいだけではない。真実を伝えるジャーナリズムの衰退を、国民が察知してしまったからである。読む価値のない情報、お上の発する情報の垂れ流しに気付かれてしまったのだ。

 これからは通信社原稿と10数人のプロの書き手があれば、いい記事を報道することが出来る、そんな時代でもあろう。

  そこで満洲人脈のことである。不勉強のそしりをまぬかれないのだが、電通こそが21世紀の特務機関として、政府与党にへばりついている事実を最近、気付いたばかりである。コロナのお陰でもある。

 我が家に降りかかった東芝の医療事故の報道と、その後の展開(不起訴)にも電通が関与していた、どうやら断定できる。新聞テレビ報道基準を、電通が指示しているのである。新聞テレビは、憲法が言論の自由を付与しているのだが、現実は電通に頭を抑えられている。現在も、である。

 東京五輪も電通の成果だった。商業主義の五輪を強行する電通を、今では納得することが出来る。安倍に次いで、菅も強行突破に本気である。人間の命は軽い、と電通は判断している。財閥・東芝も人の命に向き合おうとはしない。政府もIOCも、命よりも五輪強行に突っ走って恥じないのだ。

 この電通のルーツもまた、満洲の特務機関・里見甫に帰着する。今の電通も里見機関そのものであろう。岸政権誕生と60年安保に貢献したであろう電通だった。60年安保の最終場面で、新聞が一斉に「打ち止め」をしたが、背後で暗躍したであろう電通が見えてくる。

 アヘン王・里見と岸の出会いも興味深い。岸のアヘン利権も、まだ深く暴露されていない。岸が中国・大連から船で帰国する時の、荷の大きさを目撃した人物の活字を見たことがある。アヘン利権の成果に違いない。

 後年、岸と佐藤栄作兄弟の関係に詳しい松野頼三の証言を紹介したい。彼は「佐藤さんは人を選んで付き合った。岸さんは、近づいてくると誰でも受け入れた」と明かした。

 戦後右翼暴力団のドンで知られた児玉誉士夫は、その一人だが、彼は上海からプラチナなど戦略物資を飛行機で持ち帰った。これが自由党・民主党の政治活動費に化けたことは、もう知る人ぞ知るである。

 侵略戦争に敗北しても、侵略物資を持ち帰って、その資金で政権を奪う保守党に呆れて、モノも言えない。

 児玉の政界人脈は、鳩山一郎や岸から、中曽根へと移った。笹川良一はというと、中曽根のライバル・福田に食らいつき、今では息子の陽平が、岸の孫である安倍の面倒を見ている。安倍家の別荘は、広大な笹川別荘地の隣という。オウム真理教のサリン生産現場のあったところだという。オウム死刑囚を処刑した法相・上川陽子に満足した安倍、他方で彼女の出自が、いまもはっきりしていない。

<5・3憲法記念日=憲法敵視する右翼メディアの元凶=電通許さず>

 今日は五月晴れの憲法記念日である。昨日の強風はやんで、さわやかな春風だ。窓を開けると、カエルの鳴き声が飛んでくる。このあたりの水田では、大方田植えが終わろうとしている。

 子供のころ、梅雨の田植え時に、母は子供のノート代稼ぎにと、休むことはなく働いた。その母親が「戦争させるな」と口走ったのが、靖国参拝の小泉内閣の時だった。その母も100歳で亡くなって3年になろうとしている。

 「戦争をさせないで」が戦後を生き抜いた日本人の倫理観だ。幸い、9条憲法は不動である。改憲軍拡をガンガン流布する右翼メディア、追随するNHKに油断してはならない。世論調査に惑わされるな、そして、もう一つのガンである電通を解体させたい。もう満洲人脈はいらない!

 国民投票法とデジタル庁阻止も、目下の課題である。

2021年5月3日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/535.html

記事 [政治・選挙・NHK280] テスト
テスト
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/577.html
記事 [政治・選挙・NHK280] <漂流する「安倍改憲」>改憲賛成48%、反対31% 自衛隊明記 賛成51%、反対30% 毎日新聞世論調査 

※2021年5月3日 毎日新聞1面



※2021年5月3日 毎日新聞3面 紙面クリック拡大


※毎日新聞、紙面一部文字起こし

改憲賛成48%、反対31% 自衛隊明記 賛成51%、反対30% 本社世論調査

 日本国憲法は3日、1947年の施行から74年を迎えた。毎日新聞と社会調査研究センターが4月18日に実施した全国世論調査で、憲法改正について「賛成」が48%と「反対」の31%を上回った。9条を改正して自衛隊の存在を明記することに「賛成」は51%で「反対」の30%を上回った。

 調査方法や質問が異なるため単純比較できないが、安倍晋三前首相が在任中だった2020年4月の調査では「安倍首相の在任中に憲法改正を行うこと」に「賛成」が36%、「反対」が46%。自民党がまとめた自衛隊明記の改正案に「賛成」は34%、「反対」は24%だった。

 今回の調査結果を男女別に見ると、憲法改正について、男性は「賛成」58%、「反対」29%だったのに対し、女性は「賛成」32%、「反対」35%と賛否が割れた。自衛隊の明記も男性は「賛成」61%、「反対」28%だったのに対し、女性は「賛成」32%、「反対」34%と同様の傾向だった。いずれも女性の方が改憲に慎重な考えがうかがえた。支持政党別では、憲法改正に自民党支持層の67%が「賛成」、立憲民主党支持層の63%が「反対」。無党派層は39%が「賛成」、32%が「反対」と答えた。自衛隊明記は自民支持層の69%が「賛成」、立憲支持層の60%が「反対」で、無党派層は42%が「賛成」、32%が「反対」だった。

 憲法に自衛隊の存在を明記する案は、安倍氏が首相在任中の17年5月に打ち出し、自民党が翌18年にまとめた4項目の改憲条文案に盛り込んだ。20年9月に安倍氏から交代した菅義偉首相は同年11月4日の衆院予算委員会で、4項目の条文案について「そのまま継承したい」と述べている。【青木純】



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/578.html

記事 [政治・選挙・NHK280] しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<中>五輪強行、感染爆発 世界中から袋叩き(日刊ゲンダイ)

※2021年5月2日 日刊ゲンダイ2・3面



※※紙面抜粋















しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<中>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288705
2021/05/02 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


バッハ会長の来日までの解除を狙う(C)ロイター

五輪強行、感染爆発 世界中から袋叩き

 相変わらず菅は東京五輪を強行する気だが、もはや開催の資格はないだろう。目下、開催都市の東京都は3回目の緊急事態宣言が発令中。この状況を招いたのも、政府が五輪を優先させたからだ。

 菅が2回目の緊急宣言を全面解除したのは3月21日。当時、「宣言慣れ」で国民に緩みが生じ、第3波はリバウンド傾向にあった。その上、年度末で歓送迎会が増える時期でもあった。解除すれば感染再拡大は明白だったが、それでも解除したのは同月25日スタートの聖火リレーへの悪影響を回避するためである。

 今回の緊急宣言の期間を11日までとしたのも、IOC(国際オリンピック委員会)バッハ会長の17日来日を見込んでのものだったに違いない。バッハ会長は緊急宣言について、「五輪とは関係ない」と発言したが、菅の本音はバッハ来日までに宣言を解除したいということだろう。

 五輪ありきで期間を区切り、リバウンドを許したのに、また同じ過ちを繰り返す気だ。感染爆発に至れば、日本は世界中から袋叩きに遭うだろう。既に海外メディアからは厳しい見方が続出。英紙ガーディアンは「ショーは続行しなければいけないのか?」と報じ、米紙ニューヨーク・タイムズは、「一大感染イベント」と指摘したほどだ。

 国内でも世論調査では「中止」「再延期」が半数を超える。今の感染状況では、多くの国民の希望は「五輪中止」だろう。

「緊急宣言で一時的に感染状況が落ち着いてもワクチン接種が進んでいませんから、ウイルスが『ゼロ』になることはありません。また宣言を発令することになるでしょう。それに、たとえ無観客開催となっても、海外から選手や関係者など数万人を国内に受け入れなければなりません。それで『安心安全』な大会になるでしょうか。開催は不可能です。いまや、中止こそが最善の感染症防止策と言っていいでしょう」(東京五輪関連の著書がある作家・本間龍氏)

 中止となれば、菅は「コロナに打ち負けた証し」として退場するしかない。

なぜ、この政権にコロナ対策ができないのか

 日本の新型コロナ対策の現状は「ワクチン敗戦」に尽きる。PCR検査を十分に増やさず、他のアジア諸国のように徹底的なウイルス封じ込めができていないのだから、ワクチン接種によって感染への不安を消し、国民生活や経済を正常化するしか道はなかったのだ。

 しかし、ワクチンの国内開発はできず、海外からの調達も“ボロ契約”で遅々として進まない。既に2億回接種を達成し、7月4日を「ウイルスからの独立記念日」にすると意気込む米国とは大違いで、日本は接種率が世界の最下位グループに沈み、完全に後進国へと転落した。

 全ては政治の無策。嘘と詭弁だけの前首相と派閥の論理によるタナボタ現首相の、指導力欠如と危機意識欠落が敗因だ。例えばワクチン接種が先行するチリは、大統領のリーダーシップで昨年5月には「ワクチン担当」を任命、製薬会社と交渉したという。

 翻って菅にはそういう覚悟も能力もない。先月の訪米時にファイザーCEOから直接会談を拒まれ、電話会談にすがったもののワクチン調達の確約も取れず、あしらわれた。

 感染1例目の発生から1年以上あったのだから、やれることは山ほどあったはずだ。ところが菅政権は、愚策の「GoToキャンペーン」で感染を拡大し、機能しない「まん延防止等重点措置」を新設する泥縄。科学を軽んじる反知性主義で専門家による分科会は形骸化し、いまやこの国のコロナ対策は後手後手というより無為無策である。

「結局、菅政権のコロナ対策は、国民に自粛を求め、飲食店に我慢を強いるだけ。これだけ効果のない対策を繰り返せば反省して努力するはずですが、菅首相はごまかしばかりで、責任を取らず、地位にしがみつく。政治家というのは責任を取る仕事です。これだけの惨憺を招けば、腹を切るべきなのです」(政治評論家・森田実氏)

 ワクチンは接種後1年以内に3度目が必要という話も出ている。このまま菅政権が続いたら、来年以降はもっと悲惨だ。

脱ハンコ、デジタル、こども庁 トンチンカンの目くらましもいよいよ限界

 菅政権はコロナ対策の失敗をごまかすため、“不要不急”の目くらまし政策を次々と打ち出している。安倍政権と同じやり方だ。

 首相就任早々、「脱ハンコ」を打ち出し、まあまあ注目を集め、味を占めたのだろう。その後は「デジタル改革」の推進。今年9月にデジタル庁を設置すると表明している。5年間で行政のデジタル化、2年半でマイナンバーのほぼ全国民への普及などを打ち上げた。

 しかし、デジタル改革を標榜しながら、足元は接触アプリ「COCOA」の不具合や感染者情報を管理する「HER―SYS(ハーシス)」の入力ミスなど、信じられない失態が続出しているのだから話にならない。

 さらに、3月の自民党大会では「何としても進めたいのが未来を担う子どもたちの政策だ」として、「こども庁」の創設をぶち上げている。

 地方創生、女性活躍、1億総活躍、働き方改革、人づくり革命……と、実現させるつもりもないのに、次から次にキャッチフレーズを掲げて、“やってる感”を演出してきた安倍とウリ二つである。

 しかし、さすがに、国民もだまされないのではないか。立正大名誉教授・金子勝氏(憲法)が言う。

「どれも数年後に成果が問われる政策で、当面、責任を問われることはないシロモノばかりです。耳あたりの良い大きな政策を並べて、足元のコロナの失政を隠そうとする魂胆はミエミエです。しかし、ウイルスはごまかせません。菅政権の無策によって、感染は爆発し、医療崩壊が目の前で起きています。長期的な課題はコロナが落ち着いてからやればいい。今は、平時ではなく有事です。とにかく足元の危機を何とかしてほしいというのが国民の願いです」

 目くらましもいよいよ限界だ。


前回記事
しがみつく菅義偉に退場勧告 ボンクラ政権が続く損得<上>発足から7カ月半、この政権に上がり目なし(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/557.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/579.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <独自>「7月末までに高齢者ワクチン接種完了は無理」全国の地方自治体の6割回答 菅首相の指示で混乱〈AERA〉
【独自】「7月末までに高齢者ワクチン接種完了は無理」全国の地方自治体の6割回答 菅首相の指示で混乱
https://dot.asahi.com/dot/2021050200013.html
2021.5.3 07:05 今西憲之 AERAdot.


菅首相と橋本聖子東京五輪組織委会長(C)朝日新聞社


武田総務省が全国の自治体の首長へ宛てたメール

 3度目の緊急事態宣言下のゴールデンウイーク中も新型コロナウイルスが猛威をふるっている。厚生労働省によると、5月1日に全国の新型コロナウイルスの重症者は、前日から30人増えて1050人となり過去最多を更新した。大阪では連日、新規感染者が1000人を超え、連休中も医療崩壊で危機的な状況が続き、早くも再延長の議論が行われている。

「再延長の議論は官邸で完全に二分状態です。医療専門家や田村厚労相、西村経済担当相の見解は再延長派です。菅首相側近は宣言で強い休業措置を続けると経済が持たない、という意見が依然、強いです」(政府関係者)

 しかし、休業、自粛要請ばかりで肝心のワクチン接種は一向に進まず、国民の怒りは爆発寸前だ。日本国民の接種率(4月末時点)はわずか1.3%と経済協力開発機構(OECD)加盟国37カ国で最下位だという。それに比べ、米国は37%、英国は約36%、さらに中国、シンガポール、韓国などアジア諸国より低い。その批判を抑えようと、菅義偉首相が連日、檄を飛ばしている。

「7月末までに高齢者のワクチン接種を終わらせろ」

 そのとばっちりを受けているのが、武田良太総務相だという。

「これまでワクチン接種は、田村厚生労働相や河野ワクチン担当大臣が中心だった。しかし、スピードが遅く、なかなか進まない。菅首相の“ポチ”と言われる武田大臣が呼ばれ、『とにかくワクチンを打ちまくれ』『何とかしろ』と厳命されたので、あたふたしています」(総務省関係者)

 しかし、現実は厳しい。厚労省が4月末、全国の地方自治体に内々で調査したところ、1741の市町村のうち6割以上の1100の自治体が「7月中に高齢者のワクチン接種完了はできない」と回答している。

 主な理由は「ワクチンが国から届かない」「予約を受け付けると瞬殺で埋まってしまい、現場が大混乱」などなど…。

「市町村はワクチン接種の担当者だけでは手が足りず、他の部署から急遽応援を求めて、クレーム処理にあたっているそうです」(厚労省関係者)

 兵庫県明石市の泉房穂市長がAERAdot.の取材にこう語った。

「明石市にはワクチンが1箱だけ届きました。接種できるのは300人くらいです。それで予約を受け付けると殺到して、現場が大変。十分なワクチンを供給できないのは、国、菅首相の責任です。これで何とかやってほしいというのは、無責任すぎる。ワクチンが届かないのですから、7月末に高齢者の接種が完了なんて、できるわけないわ」

 AERAdot.で既報したたように、菅首相の命令を達成しようと武田総務相が全国の知事や市町村長に直接、メールを送って「7月末に終わらせるように」と訴えている。総務省関係者がこう明かす。

「厚労省調査に対し、『7月中には終わらない』と回答した市町村にはローラー作戦で電話をかけまくり、カネ(財源措置)というニンジンにぶら下げながら、『7月中に接種が終わるような接種計画だけでも作ってくれ』、そして7月中は無理という回答だけでも『撤回・修正してくれ』という上意下達の指示を出しています。都道府県の副知事や市町村の幹部に直談判しようと、出向している官僚をリストアップ。官邸の意向がダイレクトに伝わるよう訴えています」

 しかし、自治体からは『ワクチンが足りていない』『ワクチンが届く日程をわからないと、間に合うとは断言できない』『ワクチンが来ても医療従事者が確保できるか』など前向きな回答が得られない状況が続く。

 九州地方の市長はAERAdot.の取材に対し、総務省のローラ作戦を認めた上で、呆れながらこう明かした。

「総務省から何度か連絡がきています。菅首相が7月末と国民に約束したから至上命題と言ってきた。しかし、ワクチンは届きません。うちのような田舎町だと、医療従事者の確保もそう簡単に確保できません。そこを説明すると、ガッツと気迫で頑張ってくれと精神論のようなことを担当者は言っていました。連休明けには7月末にできるか、回答してくれと言っていたが、要は連休も働けと強要しているようなもの。ワクチンも届かない状態でどうしろと言うのか。官僚ってどうしてこんなバカなことを言うんですかね。ガッツと気迫でコロナを克服できるわけありません」

 中には「ワクチンを保存するフリーザーが確保できない」「ワクチン接種の案内状の印刷費用の予算をつけてほしい」「ワクチン接種のインターネットのウェブ予約がシステム障害で電話対応しかできない」などと訴えている自治体もある。

 ワクチンが届いても冷蔵保存できる設備がなければ、接種どころではないし、接種案内を印刷する予算がなく、ウェブ予約のシステムが故障すれば、大混乱することは必至。

「人手不足で医師の確保が難しく、週末は接種できない。接種完了は早くて8月末」と回答する自治体が大半を占めるなど、菅首相の掛け声とは真逆のお寒い状況となっているのだ。

 菅首相は総務大臣経験者で、自身の長男も総務省幹部との「口利き」接待に同席していたほど密接な関係にある。いわば、菅首相の「ホームグラウンド」だ。

「菅首相は今や官邸で『裸の王様』状態。自分が直々に指示したんだから7月末までに高齢者接種は可能と思い込んでいる。コロナ感染拡大が収まらなくても、ワクチン接種が進めば、緊急事態宣言の早期解除と東京五輪開催の両立は可能と本気で考えているようです」(政府関係者)

 自民党幹部はそんな菅首相をこう突き放す。

「菅首相の支持率低下の要因は、ワクチン接種が進まないことが大きい。感染拡大が収まらず、ワクチン接種がダメなら、東京五輪・パラリンピックも中止か、無観客など縮小するしかない。そうなると、菅首相に次の目はなく、自民党総裁選の出馬すらできないだろう。菅首相は自前の派閥がなく、無派閥の親しい議員を束ねることで一定の結束をはかってきた。しかし、支持率低下などで無派閥の議員らも菅首相から離れつつあります。その焦りから総務省を使って、ワクチン接種を早めようと賭けに出た。7月末と期限を切ったことで、達成できなかったら、公約が守れなかったと退陣もあり得る」

 国民だけでなく、自民党の多くの国会議員が菅首相の「公約」が実現するのか、注視している。

(今西憲之 AERAdot.取材班)




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/580.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 山本太郎 代表談話 《憲法記念日》「憲法が守られる政治、社会を作っていこう」<れいわ新選組> 








2021.5.3 山本太郎 代表談話「憲法記念日」
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/6753/
2021年5月3日 れいわ新選組

言うまでもないが、憲法はこの国の最高法規である。
憲法を遵守しない政治は存在自体許されない。

憲法第九十九条 
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

しかし、数十年にわたり、憲法違反上等の政治が続いている。

改革の名の下に利益は特定の者に流れ、
労働環境は破壊、税の取り方を歪めるなど、
この国に生きる人々への搾取によって、
一部の者は利益が拡大する一方、
多くの人々は一生懸命働いてもまともに暮らせない状態がスタンダードとなった。

厚生労働省・令和元年度(2019年)実施の最新の国民生活基礎調査では、
生活が「苦しい」「やや苦しい」と 感じている世帯の割合が、
全世帯で54.4%、母子世帯では86.7%。

所得の低い人から高い人までを順番に並べた中央の値では、
1995年調査で545万円。
2019年調査では437万円に。
約25年のデフレによって中央値は約108万円も低下。
社会全体で貧しくなった。

憲法15条を無視し、
一部のみの奉仕者となった政治が、憲法25条も守られない現実を作り、
25年以上デフレが続く異常な国となり、衰退国家へと転落した。

憲法第十五条 A 
すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

憲法第二十五条 
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
A 国は、すべての生活部面について、社会福祉、
社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

そこに加えて新型コロナの到来。
さらに需要が減り、仕事や所得を減らす、失うものは増えている。

「野村総研」の調査では
パート・アルバイトの中で「実質的失業者」は、
女性で103万人、男性で43万人と推計。

「労働政策研究・研修機構(JILPT)」の調査では、
女性の収入が1割以上減った家庭では、
5世帯に1世帯が食費の切り詰めを行い、
1割弱が公共料金の滞納をしているという。

終わりの見えない疫病に対し、救済策を絞り、
緊急事態発令を鑑みての今年度補正予算も組まないと宣言。
つまりは、力のない者は倒れろと言う通告である。
恐らく選挙が近くなれば、買収感覚で補正予算を組む動きにもなろうが、
それでは遅すぎる。

人々の救済が目的ではなく、
自分たちに有利となるバラマキはどのタイミングか、
今ではない、と言うだけの話なのである。
勘違いされては困る。

権力者気取りのようだが、
総理や大臣や国会議員など、ただの公僕にすぎない。
期間限定の店長や従業員の集まりである。

勝手な国の運営を行うならば、やめていただく他ない。
その選択の場が選挙である。

間違った政策の積み重ねにより25年以上に及ぶデフレに加えて新型コロナ。
徹底した疫病対策は行わず、混乱に乗じた火事場泥棒を続け、
オリンピックまで決行するという狂気。
これらを正気に変えていくのは、この国のオーナーであるあなた、
この国に生きるひとり1人である。

憲法第十二条 
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、
これを保持しなければならない。

この大災害を前に、プライマリーバランスの黒字化、
財政規律、コロナ後の増税の必要性を訴える政治家は退場させていただきたい。

加えて、多くの人々が苦しむコロナ災害の中で、
優先順位もつけられない間抜けたちにも退場願わなければならない。
人々への救済も十分に行わない上に、
守られてもいない憲法を変えるための段取りを進めようとする政治勢力、
そこに足並みを揃えて懐の深さを示そうとする与党仕草の野党勢力もである。

今、政治に必要なのは、貴族ではなく、この国を守るためにはまずあなたを守る、
という徹底した財政出動を始めなければならない、と理解する者である。

大胆な政府支出と徹底したコロナ対策によって、
25年以上のデフレと疫病に傷ついた社会の手当をみんなでやっていこう。

年200兆円規模の通貨発行であれば、インフレ率2%にも達せず、
毎年の財政出動可能であることはハッキリしている。

財源は!?毎月1人10万円給付は可能か?お答えしましょう! 山本太郎(れいわ新選組代表)


ひとり1人に対して大胆に経済的な底上げを行いながら、
まずは憲法が守られる政治、社会を作っていこう。


SNSやLINEで、あなたのご家族、お友達などなどに広めてください!




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/581.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 二階幹事長が暴走、自民党に瓦解の兆候…兵庫知事選、維新の会推薦の候補を自民が推薦(Business Journal)
二階幹事長が暴走、自民党に瓦解の兆候…兵庫知事選、維新の会推薦の候補を自民が推薦
https://biz-journal.jp/2021/05/post_223950.html
2021.05.02 18:00 文=編集部 Business Journal


   「自民党の公式サイト」より

 4月25日に投開票された北海道・長野・広島の国政3選挙で、自民党はまさかの全敗。今秋までに必ず行われる衆議院の解散総選挙を控え、菅義偉政権には痛打となった。

 特に広島。基礎票だけを見れば、自民党と公明党を合わせた票は野党の倍。選挙買収事件で有罪となった河井案里氏の当選無効に伴う再選挙とはいえ、自民党は当初、勝てる選挙だと高を括っていた。しかし、「政治とカネ」問題への有権者の嫌悪感は想像以上だった。

 責任論をめぐって党内はガタガタした。本来、選挙の総責任者は幹事長である。ところが、二階俊博幹事長は早々に逃げた。投開票当日の夜、都内で森山裕国会対策委員長らと会って今後の対応を協議はしたものの、予定していた自民党本部に入るのをやめて、議員宿舎に戻ってしまったのだ。記者団が待ち構える党本部に幹事長が姿を現さないのは、国政選挙では異例のことだ。

「二階さんの頭の中では、広島の選挙は菅首相の子分(案里氏の夫の克行元法相)が引き起こした不祥事による選挙であり、岸田文雄・前政調会長の地元だから岸田派の選挙、という認識で、本音のところで『俺は関係ない』という感覚だった。二階さんにとっては自民党より二階派のほうが大事なんでしょう」(自民党関係者)

 最近も「二階派ファースト」がよくわかる出来事があった。今年7月に予定されている兵庫県知事選の自民党推薦候補が、二階派の事情で決まったのだ。兵庫県知事選をめぐっては、現職の井戸敬三知事が昨年12月に不出馬を表明。後継として前副知事・金沢和夫氏(64)が出馬表明し、自民党兵庫県議の多くが金沢氏を支援している。

 一方で、総務省出身で大阪府の前財政課長・斎藤元彦氏(43)も出馬を表明し、先に日本維新の会が斎藤氏を推薦した。これに一部の自民党兵庫県議が同調。県議会は分裂状態となり、斎藤氏を推す県議10人程度が県議会の自民党会派を除名される事態となっている。

 自民党に対しては、金沢氏と斎藤氏がともに推薦を求めたが、県議を中心とした県連の選挙対策委員会が投票を行い、当然のごとく金沢氏を推薦することを決めていた。ところが、兵庫県選出の国会議員が県議らの決定に異を唱え、斎藤氏の推薦を主張。結局、党本部は金沢氏ではなく斎藤氏の推薦を決定し、4月22日、自民党本部で菅総裁が斎藤氏に推薦証を手渡した。

「あり得ない決定です。県連は推薦を金沢氏に決め、斎藤氏を推す県議は自民会派を除名されているのですよ。それなのに、県議会の主流が党本部に梯子を外され、会派を追い出された非主流が党本部からは正当性を認められるという逆転現象になってしまったのです」(地元の地方議員)

■国会議員の私利私欲

 背景には、近づく衆院選で自らの選挙区に維新候補を立てないでほしいと願う国会議員の私利私欲がある。維新が推薦する斎藤氏を推せば、維新に配慮してもらえるのではないかという期待だ。主導したのは県連会長の谷公一衆院議員と山口壮衆院議員だという。2人とも二階派。党本部の異例の決定は、二階氏が県議会を無視して、派閥の子分の要望を優先した結果だ。

「幹事長は党の幹事長であって、二階派の幹事長じゃない。こんなことが続けば党の組織はおかしくなってしまう。二階さんがこのまま幹事長でいいのかどうか。3選挙全敗の責任を取るべきじゃないか、という声も党内には燻っている。菅首相はどうするのか」(前出の自民党関係者)

 幹事長がやりたい放題。いよいよ政権末期の様相を呈してきた。

(文=編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/582.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 沖縄に必要な21世紀的イマジネーションの「大風呂敷」 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)



沖縄に必要な21世紀的イマジネーションの「大風呂敷」 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/288562
2021/04/29 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


陸自配備で「空白解消」を強調(奄美駐屯地)/(C)共同通信社

 5月の大型連休が明けて15日となると、沖縄返還から50周年の1年前の記念日である。私がこれから1年間かけて取り組みたいと思っているのは、半世紀前に沖縄が「祖国復帰」という言い方をして大いに「祝賀」されたのは正しかったのかどうかの徹底検証である。

 いや、もちろん、そのまま米軍の直接占領下に置かれていた方がよかったという選択肢などあるはずもなかったのだから、「祖国復帰」そのものはそれでよかったのだけれども、このような復帰の仕方でよかったのかどうかは厳しく問い直されなければならない。

 50年前というと私は27歳の駆け出しの記者で、その年に他の先輩記者たちとの共著で「君の沖縄」という本を出した。当時、政府・マスコミは「核抜き・本土並み」返還とか囃し立てていたけれども、実は本土の方が「核付き・沖縄並み」にさせられて米軍の日米安保上の立場が強化されるのではないかという懸念に加えて、沖縄に初めて自衛隊が進出し、米軍基地への沖縄住民の反発をはね返すガードマンの役割を果たすだけでなく、それをいいことに自衛隊自身の活動範囲を大きく南方に広げようとするのではないかという問題を指摘した。この本はもちろん絶版だが、今もアマゾンの中古本を検索すると「1円」とかで売られているので、ご関心ある向きは参照していただきたい。

 私はこの本の42ページに「一挙に広がる自衛隊の作戦行動〔範囲〕」という図を作成・掲載したのだが、今まさにその通りの陸自による与那国、石垣、宮古、奄美などへの基地建設ラッシュが起きていることに、いささかの先見性への自負を感じている。

 かつて大田昌秀知事の時代に「基地返還アクションプログラム」が策定され、それは、日本政府に何を言っても埒が明かないので、沖縄県として米国と直接交渉し、県下の米軍基地について、不要不急のものから順番に3段階に分けて、15年かけて全基地をなくし、その跡地に「国際都市」を形成するという大構想だった。

 私が思うに、いま沖縄にいちばん必要なのはこういう「大風呂敷」で、端的に言えば「基地をなくして東アジアの平和の大拠点にする」という21世紀的なイマジネーションである。来年秋は玉城デニー知事にとっては再選をかけた試練の時だが、それが成るかどうかは、私が思うに彼がどれだけの「大風呂敷」を広げられるかにかかっている。



高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/583.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <政界地獄耳>憲法記念日に「政治的中立」というまやかし(日刊スポーツ)
 


【政界地獄耳】憲法記念日に「政治的中立」というまやかし
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202105030000121.html
2021年5月3日9時0分 日刊スポーツ


★またこの話題の時期になった。憲法記念日や終戦記念日などに向け、講演会や展示会などが開催される際、会場の提供や講師の人選をする市などの行政機関が「政治的中立」を求めることで、市民主催の会合であっても自治体のゆがんだ判断で会場使用などが排除される動きだ。この動きは2014年ぐらいから突然、公然と始まった記憶がある。政治の中立を自治体が保つために、いや実際は事なかれ主義で論争に巻き込まれたくないからか、今まで行われてきた講演会、展示などの施設の貸し出しの拒否、自治体としての後援などの関与の中止などが始まった。

★憲法記念日に憲法の議論をする、終戦記念日に戦争を2度と起こさないための集いが政治的中立を保てぬと決める自治体の判断自体が極めて政治的に偏っているのではないか。民主主義では異なる立場の議論を見せ、多様化する社会の中で他方を受け入れる努力や相手を知ることも必要だろうが、それ自体を認めないのならば自治体の越権に他ならない。

★戦争を反対することまで政治的中立でないから問題だという理屈も問題だが、過去には図書館で漫画「はだしのゲン」の閲覧をさせないようにする動きもあった。憲法に関しては「護憲」「改憲」それぞれ政治的主張がある。市民がそれを判断するためのセミナーやシンポジウムに参加して最新の議論を学ぼうとすることが政治的中立を侵すのだろうか。議論を封じ込めるさまはそのまま現代にも受け継がれていて、例えば五輪開催ありきの議論しか、組織委員会や政府からは出てこない。これこそ極めて偏った中立性のない議論だし、コロナ禍対策に逆行する。誰かが決めたことを絶対とする自治体の不見識はこの1、2年、コロナ禍によって議論の余地なく中止になっているだろうが、それはコロナ禍後の理屈にはならない。(K)※敬称略


関連記事
<東京新聞がスクープ!>独自 憲法記念日の講演に憲法学者・木村草太さんの起用NG 鎌倉市が「9条に言及する懸念」で拒否 
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/554.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/584.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 未だ届かぬワクチンを7月中に接種完了させよと地方へ至上命令は無茶すぎる(まるこ姫の独り言)
未だ届かぬワクチンを7月中に接種完了させよと地方へ至上命令は無茶すぎる
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/05/post-abb26b.html
2021.05.03 まるこ姫の独り言


こんな無茶苦茶な話は聞いたことがない。

未だ地方自治体にワクチンが届いていないのに、総理は勝手に「7月中に高齢者へのワクチン接種完了」と発表してしまった。

現物があるならともかく地方に届いていないのに、大規模接種会場とか、7月中にワクチン接種とか。。

もう気が狂ったとしか思えない勝手な通達だ。

地方も総理の発言に、混乱・困惑していると言う。


【独自】「7月末までに高齢者ワクチン接種完了は無理」全国の地方自治体の6割回答 菅首相の指示で混乱
                          5/3(月) 7:05配信 AERA dot.

>「7月末までに高齢者のワクチン接種を終わらせろ」

>しかし、現実は厳しい。厚労省が4月末、全国の地方自治体に内々で調査したところ、1741の市町村のうち6割以上の1100の自治体が「7月中に高齢者のワクチン接種完了はできない」と回答している。

>主な理由は「ワクチンが国から届かない」「予約を受け付けると瞬殺で埋まってしまい、現場が大混乱」などなど…。


五輪が頭にあるのか、何が何でも7月中に高齢者への接種を済ませろとヒステリックに叫ばれたところで、物理的に無理なものは無理だろう。

菅ポチの武田はワクチンを打ちまくれと菅に怒鳴られたそうだが、現物がない事には始まらない。

現物がない状態なのに、準備も何もあったものではないよね。。。

しかも地方は総理や官邸の持ち物でもないでもない。

ワクチンの供給量も少ないし入ってくる日程も遅々として進まないのに、いくら焦っても。。

現物を調達してから言えと言う話だ。

Yahoo!のワクチン接種実績を見ても、4月29日時点で動いていないから正確な数字は分からないが、未だ250万件にも届かず。

GW明けに急ピッチで接種が始まるのかもしれないがそれにしても未だ250万件。

これで接種予約が始まったら、ネットに疎い高齢者が電話をかけまくりパンク状態になるのは目に見えている。

そうなれば現場も混乱するし、高齢者も役所へ殺到するのではないか?

まさしく阿鼻叫喚の世界が展開する。

余裕の無い予約はするべきではない。


他国のようにワクチン調達能力が日本にあれば、とっくの昔に医療従事者はワクチン接種を終えていただろうに。

アベスガのワクチン調達能力の低さを、地方に責任転嫁はなんなのか。

日本は国内事情で治験が少ないとか、薬の承認スピードが遅いから仕方がないと、したり顔で言う人がいるが、それだったらますます日本の状態を見越してワクチン調達を早くしておくべきだった。

そして、有事の際だからと厚労省をせっつくなりして承認スピードを速めることもするべきだった。

欧米と日本では、ワクチンの有効性や健康への被害がどう影響するかわからなと言うのなら、日本人と似たようなDNAを持つ東南アジアの国々を参考にしたらいい。

有事の際だからこそ、思い切った策を打つのが常とう手段だと思うが。

何で平時と同じことをやっているのだろう。

あまりにスピード感が無さすぎるのと違うのかしら。


治験が少ないとか、承認が遅かったと言うのは、私には言い訳にしか聞こえない。

結局菅政権は、自分達の無能無策を、国民や地方の自治体に責任転嫁しているだけじゃないか。


関連記事
<独自>「7月末までに高齢者ワクチン接種完了は無理」全国の地方自治体の6割回答 菅首相の指示で混乱〈AERA〉
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/580.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/585.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 自衛隊「9条に位置付ける」 首相、改憲を衆院選公約(産経新聞) 

※2021年5月3日 産経新聞1面 紙面クリック拡大



※2021年5月3日 産経新聞5面 紙面クリック拡大



首相、自衛隊の9条明記「位置づけしっかりすべきだ」 本紙インタビュー
https://www.sankei.com/politics/news/210502/plt2105020007-n1.html
2021.5.2 18:35 産経新聞


産経新聞のインタビューに答える菅義偉首相=4月22日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)は、3日に憲法施行から74年となるのを前に産経新聞の単独インタビューに応じ、改めて改憲を目指す考えを示した上で憲法9条への自衛隊明記に関し「もちろんだ。(自衛隊は)かつてと全く違い、今では多くの国民に理解を示してもらえるようになった。自衛隊の位置づけはしっかりすべきだ」と述べた。秋までに行われる次期衆院選の党公約に憲法改正を掲げることは「当然だ。柱となるいくつかの重要政策の中に入れるつもりだ」と明言。衆院選を控え、改正に向け党総裁としてのより一層の指導力が求められる。

 首相は、現行憲法が今まで一度も改正されていない現状については「世の中はどんどん変わっているので、憲法の条文が現状にそぐわない部分がたくさん出てきているのは事実だ」と指摘。自民は憲法改正を党是に掲げており、改憲に向けた取り組みについて「方針は全く変わらない」と述べた。

 国会での改憲議論は、立憲民主党や共産党が慎重姿勢を崩さず停滞しており、憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案は8国会継続審議となっている。これに関しては「国会で議論を進めていくことは当然だ」と指摘した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、党改憲4項目の一つで創設を目指す緊急事態条項への「感染症」の明記については「国会の憲法審査会で真摯(しんし)に具体的な議論を進めてもらうことが正しい」と語った。



 一方、4月の日米首脳会談についてはバイデン米大統領と「旧知の間柄のように一挙に打ち解けた」と振り返った。日米同盟における日本の役割に関し、首相から「日本もしっかりやるべきことはやる」と防衛力強化の意向を伝え、バイデン氏が「その通りだ」と応じたことも明らかにした。
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 また、バイデン氏とは対中政策で「同じ考えを共有している」とした上で、自由や民主主義など普遍的価値観は「中国でも保障される必要がある。絶対に譲らないと明快に申し上げた」と語った。

 7月に開幕する東京五輪・パラリンピックについて「予定通り進めていきたい」と述べ、開催実現への決意を重ねて示した。



憲法改正、党公約の柱は当然 菅首相インタビュー詳報
https://special.sankei.com/a/politics/article/20210502/0002.html
2021.5.2 産経新聞


産経新聞のインタビューに答える菅義偉首相=4月22日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)が3日の憲法記念日を前に産経新聞のインタビューに応じ、次期衆院選で掲げる党公約に憲法改正を重要政策として盛り込む考えを明らかにした。4月に訪米した際、ホワイトハウスでバイデン大統領から丁重に迎えられ、個人的な信頼関係を築いた経緯なども詳細に語った。(聞き手・編集局次長兼政治部長 佐々木美恵、構成・小川真由美)

−−憲法が今まで一度も改正されていない事実について、自民党総裁としてどう受け止めているか

 首相 施行から70年以上たち、その間に世の中はどんどんと変わっているので、憲法の条文が現状にそぐわない部分がたくさん出てきているのは事実です。自民党は結党以来、党是として自主憲法制定を掲げていますので、憲法改正に向けて取り組んでいく。その方針は全く変わりません。

※会員記事です。続きはトップ紙面をご覧ください




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/586.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 自衛隊「9条に位置づける」 首相、改憲を衆院選公約(産経新聞)

※2021年5月3日 産経新聞1面 紙面クリック拡大



※2021年5月3日 産経新聞5面 紙面クリック拡大



首相、自衛隊の9条明記「位置づけしっかりすべきだ」 本紙インタビュー
https://www.sankei.com/politics/news/210502/plt2105020007-n1.html
2021.5.2 18:35 産経新聞


産経新聞のインタビューに答える菅義偉首相=4月22日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)は、3日に憲法施行から74年となるのを前に産経新聞の単独インタビューに応じ、改めて改憲を目指す考えを示した上で憲法9条への自衛隊明記に関し「もちろんだ。(自衛隊は)かつてと全く違い、今では多くの国民に理解を示してもらえるようになった。自衛隊の位置づけはしっかりすべきだ」と述べた。秋までに行われる次期衆院選の党公約に憲法改正を掲げることは「当然だ。柱となるいくつかの重要政策の中に入れるつもりだ」と明言。衆院選を控え、改正に向け党総裁としてのより一層の指導力が求められる。

 首相は、現行憲法が今まで一度も改正されていない現状については「世の中はどんどん変わっているので、憲法の条文が現状にそぐわない部分がたくさん出てきているのは事実だ」と指摘。自民は憲法改正を党是に掲げており、改憲に向けた取り組みについて「方針は全く変わらない」と述べた。

 国会での改憲議論は、立憲民主党や共産党が慎重姿勢を崩さず停滞しており、憲法改正手続きを定めた国民投票法改正案は8国会継続審議となっている。これに関しては「国会で議論を進めていくことは当然だ」と指摘した。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、党改憲4項目の一つで創設を目指す緊急事態条項への「感染症」の明記については「国会の憲法審査会で真摯(しんし)に具体的な議論を進めてもらうことが正しい」と語った。



 一方、4月の日米首脳会談についてはバイデン米大統領と「旧知の間柄のように一挙に打ち解けた」と振り返った。日米同盟における日本の役割に関し、首相から「日本もしっかりやるべきことはやる」と防衛力強化の意向を伝え、バイデン氏が「その通りだ」と応じたことも明らかにした。

 また、バイデン氏とは対中政策で「同じ考えを共有している」とした上で、自由や民主主義など普遍的価値観は「中国でも保障される必要がある。絶対に譲らないと明快に申し上げた」と語った。

 7月に開幕する東京五輪・パラリンピックについて「予定通り進めていきたい」と述べ、開催実現への決意を重ねて示した。



憲法改正、党公約の柱は当然 菅首相インタビュー詳報
https://special.sankei.com/a/politics/article/20210502/0002.html
2021.5.2 産経新聞


産経新聞のインタビューに答える菅義偉首相=4月22日午後、首相官邸(春名中撮影)

 菅義偉(すが・よしひで)首相(自民党総裁)が3日の憲法記念日を前に産経新聞のインタビューに応じ、次期衆院選で掲げる党公約に憲法改正を重要政策として盛り込む考えを明らかにした。4月に訪米した際、ホワイトハウスでバイデン大統領から丁重に迎えられ、個人的な信頼関係を築いた経緯なども詳細に語った。(聞き手・編集局次長兼政治部長 佐々木美恵、構成・小川真由美)

−−憲法が今まで一度も改正されていない事実について、自民党総裁としてどう受け止めているか

 首相 施行から70年以上たち、その間に世の中はどんどんと変わっているので、憲法の条文が現状にそぐわない部分がたくさん出てきているのは事実です。自民党は結党以来、党是として自主憲法制定を掲げていますので、憲法改正に向けて取り組んでいく。その方針は全く変わりません。


※会員記事です。続きはトップ紙面をご覧ください



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