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2021年4月28日05時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK280] 小池都知事が想定五輪中止シナリオ(植草一秀の『知られざる真実』)
小池都知事が想定五輪中止シナリオ
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-289525.html
2021年4月27日 植草一秀の『知られざる真実』


『25%の人が政治を私物化する国』(詩想社新書)
https://amzn.to/2S2cN9P



に日本政治の現状を規定する構図を解説した。

自公政治を支えているのは主権者全体の25%に過ぎない。

この25%の人が政治を私物化している。

いびつな状況である。

このいびつさを支えている条件が三つある。

第一は主権者の半分が参政権を放棄していること。

第二は自公政治打破を求める国民が分断されていること。

第三は25%の人々が確実に選挙に動員されること。

この三つの条件がそろって、

「25%の人が政治を私物化する」

状況が生み出されている。

逆に考えることが重要だ。

1.すべての有権者が必ず選挙に足を運ぶ。

2.自公政治打破を求める人々が連帯する。

だが、

3.25%の既得権益者が選挙に動員されることを防ぐ手立ては少ない。

しかし、1と2の条件が整えば、政権刷新が可能になる。

それでも、4.25政治決戦では3の条件も崩れた。

この点は重要だ。

自公を支持する既得権益勢力でさえ、自公候補者への投票を拒絶した。

自公の金権腐敗体質、コロナ大失政に対する批判が沸騰したのだと思われる。

安倍政治、菅政治の堕落は目に余る。

森友、加計、桜と不祥事が続いた。

すべて、不正な政治私物化事件だ。

問題が明らかになっても責任を取らない。

国会では嘘をつき通す。

いまや内閣総理大臣を尊敬する者がいなくなった。

政治のトップが、悪事が発覚しても嘘をつき続けて開き直る行動を示すなら、日本全国の子どもたちが、この行動を模倣するだろう。

女性蔑視発言が問題視され謝罪会見した森喜朗氏が、記者から質問され「面白おかしくしたいから聞いてんだろ」と逆ギレ恫喝発言を示した。

このことについて萩生田文部科学大臣は

「『反省していないのではないか』という識者の意見もあるが、森氏の性格というか、今までの振る舞いで、最も反省しているときに逆にあのような態度を取るのではないか」

と述べた。

全国の小中学校で逆ギレ行動が全盛になっても文科相は、「これは最も反省しているときの態度」だと評価しなければならなくなる。

コロナ問題が発生して、直ちに「検査と隔離」を基礎に置くべきだった。

しかし、安倍内閣、菅内閣は検査拡充を阻止し続けてきた。

「検査と隔離」を徹底しなければ早期収束は不可能だ。

結果として、日本は東アジア最悪のコロナ被害国に転落した。

しかも、コロナ収束が優先されるべきときに、感染拡大推進策を展開した。

感染拡大が鮮明になっているのにGoTo全面推進の指令を出し続けたのが菅義偉首相。

変異株が確認されても水際対策強化を妨害し続けた。

結果として変異株が流入した。

緊急事態宣言発出は遅れ、感染再拡大が確認されて解除すべきでないのに解除を強行。

わずか1ヵ月で緊急事態宣言再発出に追い込まれた。

すべては五輪優先の方針がもたらしているゆがみだ。

三度目の緊急事態宣言は極めて中途半端。

首都圏の宣言対象を東京に限定すれば東京から隣接県に人流が流出することは火を見るより明らか。

観光県の知事は県境を超えた移動を控えるように呼びかけるが、感染地からの観光客入れ込みを止めようとしない。

観光業界と癒着する首長が地方における感染拡大の原因を作っている。

中途半端な緊急事態宣言で感染収束を実現できなければ東京五輪が中止に追い込まれる。

菅内閣崩壊シナリオに変化は生じていない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/485.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <政界地獄耳>ちらつく安倍晋三の名前 ポスト菅が見当たらない(日刊スポーツ)
 


【政界地獄耳】ちらつく安倍晋三の名前 ポスト菅が見当たらない
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202104270000080.html
2021年4月27日7時58分 日刊スポーツ


★自民党内には激震が広がるというより表立っては平静を保っている。1月5日、自民党政調会長・下村博文は、当時は参院広島選挙区の再選挙は決まっていなかったが、衆院北海道2区と参院長野選挙区の補選について、「自民党が両方負けるとなったら政局になる。2つで負けることが今後の菅政権にとって大ダメージになる」と予言。直後に幹事長・二階俊博は「政策のことについて政調会長のご意見は十分尊重するが、選挙は幹事長の責任。しっかりと対応してまいりますからご心配なきよう」と強く反発していたが下村の予言が的中した。

★それどころか3連敗で二階の求心力は衰え、首相・菅義偉の考える解散時期も首相主導で進められるかどうか不透明になってきた。23日の会見で首相は「私の総裁任期の中で、機会を見て考えなければならない」と解散をしてからの総裁選を模索する発言が続いているが、党内にはそもそも「菅で戦えるのか」と選挙の顔をすげ替えるべきだとの声もくすぶる。ところがポスト菅が見当たらないというのが党内の本音でもある。広島で勝利していれば岸田文雄の株も上がるのだが、宏池会も志公会のワクチン相・河野太郎が出てくるようなら岸田をあきらめ元文科相・林芳正にシフトする動きがある。平成研も外相・茂木敏充、官房長官・加藤勝信らの名前は挙がるものの一本化に至らない。最大派閥・清和会は先の下村、売り出し中のコロナ相・西村康稔あたりが候補だろう。

★「これでは国民も人材難を深刻に受け止めるだろう」(自民党ベテラン議員)。そこで最近活動が活発な前首相・安倍晋三の名前がちらつく。安倍は自らの病状について「診断は継続中だ。2カ月に1度の点滴と診察が続いている」としているが、半年後には回復、復帰というシナリオも水面下にはありそうだ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/486.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 国民は生贄か!五輪組織委の選手用病院確保報道に怒りの声(日刊ゲンダイ)
国民は生贄か!五輪組織委の選手用病院確保報道に怒りの声
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288528
2021/04/28 日刊ゲンダイ


大阪コロナ重症センターでの研修風景(C)共同通信社

「アスリート・ファースト」とは果たしてこういう意味だったのか――。

 東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が、今夏に予定される東京五輪大会に出場するアスリートに新型コロナの感染者が出た場合に備え、受け入れるための指定病院を準備しているとJNNが報じた。

 報道によると、指定病院は大学病院や都立病院などで、都内に10カ所程度、都外に20カ所程度を確保する方向で調整を進めているという。

 東京五輪は海外からの観戦客の受け入れ中止を決めたものの、予定通りであれば参加選手だけでも約200カ国・地域から約1万人に上り、このほかに各競技連盟や審判、メディアら想定される大会関係者は約5万人ともいわれる。

 選手村や競技会場で新型コロナのクラスターが発生した場合の万一の対応なのだろうが、日本国内は東京だけでなく、すでに全国あちこちで医療体制がひっ迫している状況だ。さらに東京五輪のために病床や医療従事者を確保しておくとなれば、現場はさらに大混乱してしまうだろう。

 このままだと、東京五輪は予定通り開催されたとしても、選手村や競技場の外では、入院できずに自宅などで亡くなる新型コロナ感染者が続出するかもしれない。まさに最悪の展開で、ネット上でも<俺たちは五輪にいけにえ><人命よりも五輪ファースト>といった批判が続出している。

万全の競技環境を整えることが真の意味の「アスリート・ファースト」

 都内は3回目の緊急事態宣言が発令され、不要不急な外出自粛の呼び掛けとともに繁華街は夜の消灯まで要請されている。プロ野球なども無観客試合となる中で、五輪だけは何事もなかったのように着々と準備が進められている状況は矛盾の極みだし、何よりもアスリート自身が快く思わないだろう。

 夏季五輪は3年後の2024年にパリ、28年にはロサンゼルスで予定されている。日本も世界も、とにかく今はコロナ対策に全力を尽くし、将来に向けて万全の競技環境を整えていくことこそが、真の意味の「アスリート・ファースト」ではないか。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/487.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 《IOCはGHQか?》菅首相「五輪中止」の責任放棄に批判の声(女性自身)
《IOCはGHQか?》菅首相「五輪中止」の責任放棄に批判の声
https://jisin.jp/domestic/1975543/
2021/04/27 11:00 女性自身



《IOCはGHQなの?》

《進駐軍が上陸してきて、無理やり五輪を開催でもするんでしょうか?》

いまツイッター上では菅義偉首相(72)にこんなツッコミが相次いでいる。

「東京オリンピックですけれども、これの開催はIOCが権限を持っております。IOCが東京大会を開催することを、既に世界のそれぞれのIOCの中で決めています」

4月23日の会見でこう語った菅首相。東京新聞の記者に「国民の命よりも五輪を優先させていないか」と問われてのことだった。“五輪の開催も中止も、権限はIOC(国際オリンピック委員会)にあるので政府は決められない”というお決まりの逃げ口上。すかさず、フリージャーナリストの江川紹子さんが「IOCは日本国民の命や健康に責任を持っていない」と追及したのだが……。

「IOCがそれぞれの国のオリンピック委員会と協議した上で(開催を)決定しています。<中略>開催する方向で今、動いています」

やはり菅首相は決定権がIOCにあると繰り返すだけで、質問には正面から答えない。江川さんのさらなる質問の声は内閣広報官によって妨害された。ツイッター上では会見を見た人からこんな呆れ声が。

《記者の質問「国民の命より五輪が優先されていないか」に対して「五輪の開催はIOCが権限を持っている」はひどい。これじゃ、日本は主権国家たることを放棄してるように見えちゃう》

政治学者の山口二郎法政大学教授はこうツイートした。

《菅は主権国家の権力者ではない。もしそうならオリンピック開催の権限はIOCにあるなどという責任転嫁をしないはず》


日本側が中止を求めた場合、巨額の違約金を求められるという声も出ているが……

■「成功したら菅首相のおかげ、感染拡大はIOCのせい」

日本国内で行われ、多額の税金が支出されている東京五輪。新型コロナウイルスの感染拡大を招くリスクがあるイベントであるにもかかわらず、五輪の開催についてはIOCがいっさいの権限を有するために、自らに開催の可否は決める責任はないと日本政府は繰り返し主張してきた。一方で、緊急事態宣言下で多くのイベントが中止や延期を余儀なくされるなかでも、聖火リレーは強行。さらに、選手や大会関係者の入国時の特例措置も決まるなど、東京五輪についての“特別扱い”は続いている。

冒頭のように、IOCはまるで日本政府にとって超法規的な上部団体のようだとして、太平洋戦争の敗戦後に日本を占領下に置いていたGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)になぞらえる人も多い。実際に、菅首相や政府関係者の発言からは、IOCは当時の日本にとってのGHQのように、決して逆らえない存在であるかのようにも聞こえる。しかし、スポーツライターはこう指摘する。

「IOCが軍事力を背景に無理やり五輪を開催でもするのでしょうか? 中止や延期の権限がIOCにあるからといって、開催国の意向を無視して五輪はできません。日本側が難しいといえば、その判断は尊重される。菅首相は実質的に中止の決定権を持ちながらも、それを放棄するのは責任逃れというほかありません」

日本側が中止を求めた場合、巨額の違約金を求められるという声も出ているが……。

「全世界的にコロナが流行する前代未聞の状況下で、本当に(違約金を)求められるのか、求められるとしたらいくらなのかも明らかにされていません。いずれにせよ、お金を取られる“かもしれない”から、国民の健康と生命を危険にさらしても五輪を強行する、というのは常識的な判断ではない。もし、違約金を開催の理由にするなら、その金額を明らかにしたうえで、国民の声を聞くべきです」(前出・スポーツライター)

「菅首相は自らが責任を負わない形で五輪が開催されてほしいというのが本音」だと語るのは、与党議員の元秘書だ。

「もちろんIOCはGHQではありませんので(笑)、日本が開催は無理といえばそれが通ることは菅首相もわかっています。実際は東京五輪を行って、お祭りムードの余韻のなかで衆議院選挙に突入したいというのが本音でしょう。なんとなく現状を肯定するような雰囲気があれば、与党に票が流れますから。五輪が滞りなく終われば菅首相の功績、仮に感染拡大の要因となれば開催権をもつIOCのせい、ということにしたいのでしょう」

国民の生命と健康に関する責任を自ら放棄するのは、主権国家の総理大臣にふさわしくない行いであることだけは間違いない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/488.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 今こそ何の宣言より「五輪中止宣言」を出すのが先だ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場(日刊ゲンダイ)



今こそ何の宣言より「五輪中止宣言」を出すのが先だ 井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/288366
2021/04/24 日刊ゲンダイ

 止まらないコロナ感染に、首相の目つきも大阪府知事の面容もおかしくなってきている。2人とも元からだってか。まあそうだが、顔に毒素が吹き出てきて、心まで腐り出しているのか、もう何もかも投げ出したいような形相。気の毒とは思わないな。気味悪いだけだ。

 感染が最悪になった大阪と東京。変異ウイルスが何種いるとか、どの種類がどこにどうだとか、そんなことを知ったところで何の役にも立たないし驚きもしない。マン防ナントカで飲み屋に時間短縮させても意味がなかったんだ。大阪も東京も、政治屋たちはロクに覚悟もしないまま、いくら緊急事態宣言やったって一緒だろうが。また減ってまた増えるだけだ。誰もがそう予想している。開けている店がある限り、感染して当たり前だ。

 政治屋で、今からでもバシッと都市をロックダウンして人の動きを止めようというやつはいない。何週間かロックしたら、きっとコロナは封じられるし、政治屋の土色の顔も少しは元に戻るかも知れないのに。そろそろコロナ退治にまともに専念したらどうだ。まだまだこの先、中途半端な補償金を出し続けなければならないんだし、グタグタ言ってるより、いっそのこと、都市封鎖したらどうだ。オレたちは十分覚悟して自分で自分を封鎖してきたし、もうする気はないのだ。今度は首相が、政府が、あんたらが覚悟する番だ。

 封鎖するのにまた法律が要る? 金も要る? 寝言を言ってる場合か。あんたらが決めることはただ一つだ。もう何の期待もされてない東京五輪はさらに無駄金を食うし、復興の足しにもならないし、コロナ退治の邪魔になってるんだから始末してしまうことだ。今こそ何の宣言より「五輪中止宣言」を出すのが先だ。そうすれば、準備をさせられて頭痛と胃痛が治らない役所の人間たちの身も心も軽くなるだろうし、GWの連休もゆっくり休めるはず。いや、世界中が五輪の呪縛から逃れて、せいせいするんじゃないのか。

 ところで今、アメリカの感染者は3200万人近くもいて、死者は56万人以上だ。せんだって、日本の若い学者が皮肉な警告を発していた。人々が討議を重ねた「輿論」ではなく、凡人大衆がつくってしまう感情的「世論」に流されるような民主主義はもうズッコケる運命かもしれないと。

 アメリカは自由と民主主義の国だが、ウイルスにも自由に飛び移られ、横暴な国民はマスクもせず、感染を抑えられなかった。逆に、共産党独裁の中国はコロナの出元なのに、早々と封じ込めが効いたようで、アメリカより先に日常が戻っている。民主主義は致命的な失策を引き起こし、多くの人が死に、経済もガタガタに……。民主主義こそ奇怪で呪われた制度だとか。皮肉な話だ。

 独裁専制政治は、はなからお断りだが、ともかく、五輪は中止して、いい加減にコロナ退治に専念しやがれっていうんだ。

■映画「無頼」絶賛公開中! 詳細はHPで



井筒和幸 映画監督
1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/489.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 福島に猛クレームの中韓の原発 ケタ違いのトリチウムを垂れ流していた(NEWSポストセブン) :原発板リンク 
福島に猛クレームの中韓の原発 ケタ違いのトリチウムを垂れ流していた(NEWSポストセブン)

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/507.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/490.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <ついに1万人突破>変異株蔓延で重症者数“第3波超え”必至 コロナ死も激増へ(日刊ゲンダイ)





変異株蔓延で重症者数“第3波超え”必至 コロナ死も激増へ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288498
2021/04/27 14:05 更新日:2021/04/28 13:54 日刊ゲンダイ


危機感はあるのか(西村康稔経済再生相)/(C)日刊ゲンダイ

 とうとう26日、新型コロナウイルスの死者数が累計1万人を超えてしまった。変異株が猛威を振るい、感染者数のピークアウトが見通せない中、重症者数や死者数は、第3波以上に深刻な事態になりかねない。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

  ◇  ◇  ◇

 26日の全国の重症者数は、前日から34人増え、898人と900人に迫る。4月以降、約5日間で100人のペースで増えている。来月早々にも過去最多の1043人を上回る勢いだ。

 第3波の新規感染者数は1月8日の7957人をピークに減少に転じ、重症者数も1月27日の1043人から減っていった。重症者のピークアウトは少し後になる。第1波では20日後、第2波では16日後だった。

 足元の第4波も、重症者を減らすためには早く感染者数をピークアウトさせる必要があるが、前途多難だ。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

夏まで感染増加傾向

「4都府県に発令された17日間の緊急事態宣言は焼け石に水です。感染力の強い英国型の変異株は5月中に全国で主流になると言われています。対策の強弱にもよりますが、感染者数がピークアウトするのは、早くて6月、最悪、8月まで増え続けることもあり得ます」

 感染者数が増えれば、当然、重症者数も増え続ける。今と同じペースで重症者数が増えれば、6月に2000人、8月に3000人を突破。第3波の2〜3倍になる計算だ。

 それでなくても、英国型は重症化しやすい。大阪府の資料によると、陽性者に占める重症者の割合(13日時点)は、第3波(昨年10月10日〜今年2月28日)では3.2%だったが、変異株陽性者に限ると4.9%に跳ね上がる。また、発症から重症化するまでの日数は、第3波では8日だったが、変異株陽性者では6.5日と短くなる。大阪で重症者数が激増しているのは、流行の8割以上が変異株であることが大きい。


17日間の緊急事態宣言は焼け石に水(C)日刊ゲンダイ

万単位の死者が出てもおかしくない

 重症者数が増え、病床が逼迫すれば死者も増える。1日の死者数は1〜2月は1日平均70人を超えていたが、その後、減少に転じ、今月上旬には20〜30人に減っていた。ところが、特に大阪で急増し、直近では50人を超える日が増えている。

「変異株が大流行している大阪では、重症者も死者も深刻な事態になっています。今後、変異株が全国に蔓延すれば、大阪のような事態が各地で発生しかねません。関西以外はまだ変異株が主流になっていません。直ちに、全国規模の緊急宣言を発令し、変異株の拡散を食い止めるべきでしょう。自然の流れに任せていると、重症者、死者が増え続けることになります」(中原英臣氏)

 第3波の感染が拡大した昨年12月以降の死者は7825人。コロナ死1万人のうち80%近くが、昨年末以降、亡くなっているのだ。この先、万単位の死者が出てもおかしくない。死者があふれてからでは手遅れだ。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/491.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <スクープ撮、公用車不正の常習犯>小泉進次郎環境相 “女帝秘書”の大臣公用車「不適切利用」写真(文春オンライン)
 
 ※週刊文春 2021年5月6日・13日号 抜粋





小泉進次郎環境相 “女帝秘書”の大臣公用車「不適切利用」写真
https://bunshun.jp/articles/-/45117
2021/04/27 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2021年5月6日・13日号

 小泉進次郎環境相(40)の公設第一秘書を務める干場香名女氏(57)が、環境省の大臣公用車を不適切に利用していることが「週刊文春」の取材でわかった。

 干場氏は三菱商事、ケンタッキー・フライドチキンの広報などを経て、2017年に小泉氏の秘書に転身した。小泉氏は「メディアを選別するような彼女の広報戦略を買ってきた」(自民党秘書)とされ、干場氏は2020年、公設第一秘書に就任した。


迷走する“ポエム大臣”

「次第に何でも『干場に聞いて』と言うほどまでに、彼女を信頼するようになりました。今では記者のみならず、若手議員が小泉氏とアポを取るにも、干場氏の許可が必要なほど。事務所内では、“女帝”として君臨しています」(政治部記者)

 その干場氏が公用車を不適切に利用していたのは、4月20日のことだ。午前11時50分、大臣公用車のトヨタ・アルファードが環境省から出発。永田町の第一議員会館へ到着したが、車寄せから降りてきたのは、小泉氏ではなく、干場氏のみだった。

 アルファードは一旦、誰も乗せずに環境省に戻ったが、午後1時45分に環境省を出発し、議員会館に到着。再び干場氏は公用車に単独で乗り、環境省の車寄せで降りるのだった。


4月20日、1人で降りて

 干場氏はこの日以外にも、大臣公用車の単独利用を重ねていた。

 だが、各省で公用車を単独で利用できるのは、政務三役や幹部官僚、大臣秘書官のみ。大臣であっても、政務には利用できない。まして、政務を担う公設秘書が単独で乗車することはそもそも想定すらされていないのだ。

 4月23日、干場氏に話を聞いた。

小泉事務所の回答は…

――会館に行く際に、公用車に乗っていませんか?

「それが公務に繋がるケースは、秘書官とご一緒することはあります」

――1人で乗ったことは?

「ちょっと記憶にないです」

――公用車の運用ルールをご存知ですか?

「公用のために使うものっていう認識です。政務で使ったことはありません」


取材に応じる干場氏

 小泉事務所に見解を尋ねると、以下のような回答があった。

「政務と公務を調整している政務秘書官は私(大臣)の指示で業務を行っており、業務の都合上、大臣室を不在としていることもある。そこで当該秘書が政務秘書官の指示のもと、私(大臣)のサポートや政務と公務の調整などを行っている。当該秘書が業務を行う中で公用車を使用することもあるが、公務を遂行する上で必要なことを環境省(秘書官室)が判断した場合に使用しており、問題ないと考えている」

 だが、環境省会計課は以下のように回答している。

「政務三役にも『政務の時には使わないでください』とお願いしています。公設秘書が公用車を利用するとは考えてもいない」

 過去に公用車を巡っては、林芳正文科相(当時)が“セクシーヨガ”通いに利用していたことが「週刊文春」に報じられ、謝罪している。大臣といえども、送迎のいずれかが公務に関係していないと利用できないなど、厳しい運用ルールが定められている。干場氏の公用車利用を「問題なし」とする小泉環境相の説明は論議を呼びそうだ。

 小泉大臣や干場秘書が「公務」と主張する行動の実態はいかなるものだったのか。

 4月27日(火)16時配信の「週刊文春 電子版」及び「週刊文春」4月28日(水)発売号では、干場氏との詳しい一問一答のほか、事務所を取り仕切る干場氏の人物像、事務所で相次ぐ秘書の退職、妻・滝川クリステル氏の影響を受けた小泉氏の口癖など、温室効果ガスの削減目標に関する「46が浮かんできた」発言で波紋を呼んだ小泉氏及び小泉事務所を巡る問題について報じている。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/492.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 原発汚染水放出に世界で高まる非難 10年後には太平洋全体に拡散 資金投じ処理技術導入せよ(長周新聞) 原発板リンク 
原発汚染水放出に世界で高まる非難 10年後には太平洋全体に拡散 資金投じ処理技術導入せよ(長周新聞)

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/509.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/493.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 東京五輪強行で一億玉砕≠フ悪夢 「パンデミック災典」を回避するなら今しかない!(週刊ポスト)
東京五輪強行で一億玉砕≠フ悪夢

「パンデミック災典」を回避するなら今しかない! 

週刊ポスト




※週刊ポスト 2021年5月7・14日号 紙面クリック拡大









東京五輪が「変異ウイルスの災典」に… 海外メディアでは中止論続出
https://www.news-postseven.com/archives/20210426_1654801.html?DETAIL
2021.04.26 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年5月7・14日号


024年への延期を提言したマシュー・ビンセント(写真/EPA=時事)

「このまま開催して本当にいいのだろうか。喜べるのだろうか」──3度目の緊急事態宣言が発出される中、東京五輪を目指すアスリートたちは悩み、苦しんでいる。ロンドン五輪フェンシング団体銀メダリストの三宅諒選手が語る。

「私たちにできることは大会に向けて準備すること以外にない。しかし、スポーツにとってオリンピックが全てではないということも全関係者が理解していると思います」

 三宅選手は昨年、東京五輪の1年延期が決まると、「結果でスポンサーさんにお返しができないのに、契約を継続してほしいというのはおこがましい」とスポンサー契約の一時停止を申し出て、ウーバーイーツのアルバイトなどで生活費を稼ぎながら今大会への出場を目指している。

「大会の有無がいまだ曖昧なことで、“なくなる大会に全力を注いでしまった”という喪失感を経験するのではないか、との恐怖感があります。ワクチンをアスリートに優先接種すべきという意見もあるが、それはすべきではない。医療従事者や高齢者の方々への接種で国が安定することで、日本代表は本当の意味で日本を代表して戦うことができると考えるからです」

 海外のアスリートからはすでに東京五輪への出場辞退や再延期を求める声が上がっている。五輪で4個の金メダルを獲得した英国のボート競技の英雄マシュー・ビンセントはツイッターで「2024年への延期」を提案し、男子ゴルフ世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)は不参加を表明している。

 海外メディアの報道はもっとストレートだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(4月12日付)は、「完全に中止にする決断を下すときが来たのかもしれない」と報じ、英紙タイムズも「中止する時が来た」と題するコラム(3月3日付)を掲載した。

 国際医療福祉大学病院予防医学センターの一石英一郎・教授は「各国が五輪開催を心配するのは当然です」と指摘する。

「IOCは各国の選手団や大会関係者の参加人数を削減すると発表したが、それでも6万人程度の関係者の来日が見込まれている。それだけ来日すれば、様々な変異ウイルスが東京に持ち込まれるリスクは否定できない。平和の祭典のはずの東京五輪が、“変異ウイルスの災典”になりかねない」

 三宅選手に開催による感染拡大のリスクが指摘されていることを問うと、内心の葛藤を絞り出すようにこう答えた。

「もし、アスリート自体が感染拡大に関わってしまったら取り返しがつかないし、責任の取りようもない事態になると感じています」


太田雄貴(右)とともに団体銀メダルを獲得した三宅選手(時事通信フォト)



コロナ禍で五輪強行開催へと突き進む現状 まるで「太平洋戦争」
https://www.news-postseven.com/archives/20210427_1654819.html?DETAIL
2021.04.27 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年5月7・14日号


東京五輪の開催はどうなるのか?(写真/EPA=時事)

 世論調査では国民の8割以上が東京五輪の「延期」「中止」やむなしと考えているが、政府も東京都も組織委員会も「開催ありき」だ。国民を感染爆発に晒すリスクから目を背け、その場しのぎの対応策しか繰り出せない様は、かつてこの国を破滅に追い込んだ「あの作戦」とあまりにも似ている――。

 菅義偉・首相は4月の日米首脳会談後の共同会見で、「世界の団結の象徴として開催を実現する決意であることを大統領にお伝えし、支持をいただいた」と“五輪強行”を国際公約した。

 日本のメディアは世界とは逆に「開幕まであと○○日」とカウントダウンで五輪ムードを煽り、NHKは聖火リレーのインターネット中継で、「五輪反対」と抗議する沿道の声を一部消して配信した。

 歴史家の島崎晋氏は、政府とメディアが“ここまで来たらやるしかない”と突き進む現状が、不利な戦況を隠して戦争を続け、国を敗戦へと追い込んだ太平洋戦争と重なって見えるという。

「コロナ禍で五輪開催を強行する政府のやり方は、第2次大戦の最悪の作戦といわれるビルマ(ミャンマー)でのインパール作戦とそっくりです。作戦立案段階から補給が無理だと参謀は反対したのに、司令官の牟田口廉也中将は決行、失敗が明らかになっても保身のために中止せずに日本兵は死屍累々となった」

 コロナ対策でも菅政権は過去の教訓に学ぶことなく被害を拡大させている。感染「第4波」にあたって最初は飲食店への時短を要請し、感染拡大が止まらないと、次に「まん延防止等重点措置」、それでもダメで「緊急事態宣言」に追い込まれ、感染者は増えていった。

「ガダルカナル島の戦いの失敗とされる『戦力の逐次投入』と同じです。米軍に占領された飛行場を奪回するため、日本軍は900人の部隊で奪還作戦を行なったが、1万人以上の米軍が待ち構えていて部隊は全滅。次に6200人の部隊を投入したが敗退、3回目の作戦で日本軍はようやく1万5000人の軍を投入したが、米軍もその2倍に増員していて完敗した。正確な情報収集と分析を怠り、戦力を小出しにした結果でした」(同前)

 さらに当時の大新聞は「大本営発表」を垂れ流し、ガダルカナルの大敗による撤退を「転進」と言い換え、あたかも作戦が成功しているかのように報じた。全国紙は軒並み「五輪スポンサー企業」に名を連ねており、「五輪中止」を提言していない。開催すれば、再び国民が“一億玉砕”に追い込まれる可能性がある。



小池都知事 都議選に有利になるなら「五輪再延期」提案もありうるか
https://www.news-postseven.com/archives/20210428_1654919.html?DETAIL
2021.04.28 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年5月7・14日号


小池百合子・東京都知事は都議選有利と判断するなら…(時事通信フォト)

 菅義偉・首相は4月の日米首脳会談後の共同会見で、「世界の団結の象徴として開催を実現する決意であることを大統領にお伝えし、支持をいただいた」と“東京五輪強行開催”を国際公約した。海外メディアでは“東京五輪中止論”も多いが、日本のメディアはそれとは逆に「開幕まであと○○日」とカウントダウンで五輪ムードを煽り、NHKは聖火リレーのインターネット中継で、「五輪反対」と抗議する沿道の声を一部消して配信した。

 歴史家の島崎晋氏は、政府とメディアが“ここまで来たらやるしかない”と突き進む現状が、不利な戦況を隠して戦争を続け、国を敗戦へと追い込んだ太平洋戦争と重なって見えるという。

 米国はそんな日本の“コロナ敗戦”“五輪敗戦”の未来を予測している。菅首相は訪米前、国会で「首脳会談でバイデン大統領を東京五輪に招待するつもりか」と質問され、「当然そうなる」と答弁していた(3月26日の参院予算委員会)。

 ところが、首脳会談後の会見ではバイデン招待も米国の選手団派遣も発表されることはなかった。

「総理の指示を受けた外務省は事前の交渉で大統領の来日を強く要請したが、色よい返事はなかった」(自民党外交部会幹部)

 バイデン政権が東京五輪を開催するという首相の言葉を全く信じていないことがわかる。

 自民党内でも二階俊博・幹事長が首相訪米直前のタイミングで、「これ以上とても無理だということだったら、スパッとやめないといけない」と五輪中止の可能性に言及して大問題になった。二階氏の側近が語る。

「菅総理は五輪に政治生命を懸けているが、二階さんは違う。開催が無理な状況になった時、“だから言ったじゃないか”と連帯責任を回避するための布石を打った」

 二階氏と連携していると見られているのが小池百合子・東京都知事だ。小池氏は開催都市の知事という立場上、五輪の中止や延期を言い出すことはできない。二階発言についても、表向き「激励だと思っている」と語ったが、前のめりの菅首相とは違って「最悪の事態を想定した中止と開催の“両にらみ”へと微妙にスタンスを修正している」(都庁幹部)という。

「変異株の拡大で東京が医療崩壊すると五輪の開催は困難になる。自分にとって得なら方針もコロリと変えるのが小池さん。6月段階で感染収束の見通しが立たなければ、『五輪と都民の命を天秤には掛けられない』と来年春や秋への“再延期”の検討を提案するなど何らかのアクションを起こすのではないか。その方が都議選に有利と判断すればやる人だ」(同前)

 ちなみに小池氏の座右の書が旧日本軍の無謀な作戦を解剖・研究した『失敗の本質』であることも興味深い。

 今年は都議選と総選挙、自民党総裁選を控えている。小池氏が五輪見直し論の火を付ければ、自民党からも「選挙に有利」と判断した議員たちから中止論が噴き出すはずだ。

「ここまで来て五輪中止となれば菅首相は詰め腹を切らざるを得ない。すぐ総裁選になだれ込む」(二階派議員)

 そうなると、自民党の総理総裁候補の中で「五輪中止」を掲げて菅首相に一番槍を突きつけた政治家が「次の総理」の最右翼に躍り出る。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/494.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 五輪強行の代償 ワクチン遅れで都内感染“8月10倍増”の衝撃(日刊ゲンダイ)





五輪強行の代償 ワクチン遅れで都内感染“8月10倍増”の衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/288555
2021/04/28 日刊ゲンダイ


「五輪開催」と「コロナ対策」は両立できない(C)日刊ゲンダイ

「一大感染イベント」になりかねない東京五輪の開催強行に、相変わらず菅政権が血道を上げている。選手やコーチらは入国後、毎日検査を受けることなどを条件に14日間の「隔離」を免除。選手へのワクチン優先接種まで浮上し、大会組織委員会はコロナ禍に看護師500人の「動員」さえ要請した。度を越した「アスリート・ファースト」の代償に、都内では未曽有の感染爆発が起きる可能性がある。

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  ◇  ◇  ◇

 徳田安春・群星沖縄臨床研修センター長らが21日に公表した論文は衝撃的だ。日本のワクチン接種が現状のノロノロペースのままだと、大会期間の8月には、東京の1日当たり感染者数が7991人にまで拡大するという。27日の都内の新規感染者は828人だから、実に10倍にも膨れ上がるのだ。

 論文では、現状のペースを「1日に日本国民の1000人に1人が接種」と定義している。日本の人口は約1・2億人だから、単純計算で1日当たり約12万人。実際の国内の接種ペースは直近1週間(20〜26日)で1日平均約13万4000人だから、論文はおおむね現状を反映していると言えよう。

 その上で、仮にペースが現状の2倍に加速しても、都内の新規感染者は4470人に拡大する可能性があり、4倍でも2128人にまで増加するという。過去最多の2520人(1月7日)に匹敵するレベルだ。

 実際の国内の接種ペースは、3月中は1日平均約3万1000人。4月は同7万7000人と2倍超に加速してはいる。しかし、今後、2倍、3倍速でペースが上がっても、論文に基づけば「8月危機」は免れそうにない。大会のために接種を担当する看護師500人を“連行”したり、選手に優先接種している場合ではないのだ。

 菅政権はシャカリキになってワクチンの「確保」と「接種」を加速させるべきだが、お先真っ暗だ。

 確保の見通しこそ、河野担当相は「5月の連休明けから週1000万回分が(国内に)入ってくる」と胸を張り、菅首相は「9月までに全対象者分が供給されるメドが立った」と豪語するが、肝心の接種ペースは絶望的である。


「コロナに打ち勝った証し」になるのか(菅首相とIOCのバッハ会長)/(C)共同通信社

高齢者接種「7月末に終了」は単なる願望

 菅首相は高齢者3600万人への2回接種を「7月末に終わらせたい」と発言したが、どう考えても無理筋だ。26日時点で、2回接種を終えた高齢者はゼロで、1回接種者が9万人超。残る約7190万回を7月末までに終わらせるには、週平均で約553万回のペースで接種しなければならない。直近の実に41倍だ。

 菅首相はペースアップのため、自衛隊が接種を進める「大規模接種センター」を東京と大阪に設置する方針。1日1万人規模の接種が可能というが、焼け石に水である。「終わらせたい」とは菅首相の個人的願望に過ぎない。

 東京五輪関連の著書がある作家の本間龍氏が言う。

「夏に東京の感染者が数千人にまで拡大する恐れがあれば、組織委の看護師“動員”や、選手への優先接種などといった話は許されないでしょう。もはや『五輪開催』と『コロナ対策』は両立できません。国民を守るなら、五輪開催を諦め、多くのリソースをコロナの抑え込みに回すしかない状況です。政府はそろそろ決断すべきでしょう」

 菅首相の「国民の命と暮らしを守る」という言葉が本気なら、異様なまでの“五輪ファースト”は捨てるべきだ。 



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/495.html

記事 [政治・選挙・NHK280] オリンピックという名のインパール大作戦は止めるべき。
オリンピックという名のインパール大作戦は止めるべき。
https://31634308.at.webry.info/202104/article_3.html?1619611201

「リレーの聖火消すべき」 米NBCが寄稿掲載
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG263TT0W1A320C2000000/
【ニューヨーク=共同】米国内で東京五輪の放送権を持つNBCは25日、「リレーの聖火を消すべきだ」と題する寄稿を電子版に掲載した。「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなか、聖火リレーは五輪の虚飾のため、公衆衛生を犠牲にする危険を冒している」とした。
寄稿したのは、米五輪代表にも選ばれたことがある元プロサッカー選手で米パシフィック大のジュールズ・ボイコフ教授(政治学)。
ボイコフ氏は、聖火リレーの出発地に福島を選んだことは「この儀式の偽善や害悪、ばかばかしさを際立たせただけでなく、五輪に向けて突き進む日本の問題の縮図でもある」と主張。「もとは『復興五輪』をうたっていたが、現地の多くの人は復興の遅れを理由に五輪を非難している。(復興の)財源は五輪の準備のため東京に振り向けられた」と指摘した。
さらに「五輪はパンデミックを悪化させかねない。開幕時にも日本国民はワクチン接種を終えていないだろう。海外から来る何千人もの選手やコーチ、記者らは誰もワクチン接種が義務付けられていない」と述べ「80%もの国民が中止か再延期を支持している」現状を解説した。


オリンピックの放映権を持つNBCが聖火の火を消すべきと電子版に寄稿した。この発言は大きい。オリンピックはパンデミックをさらに悪化させかねないと言っている。今日、立憲の長妻議員が国会で、コロナがさらに悪化した時、中止などをすることを考えているのか?と質した。これに対して政府は答えをはぐらかしていたが、最後にとうとう、中止するとかいうことは議論されたことはないと述べたのだ。

これを聞けば、全く危機管理がなされていないことになる。もう昔の軍部の様相である。さらに言えば、悲劇のインパール大作戦である。この作戦には撤退するという危機管理はない。決めたから、進むしかないという考えである。ここまでして何としてもやりたい理由が、オリンピックをやると国民が浮かれて、選挙に勝てると思っているからだ。やることによって選挙に負けるのなら、こんな危険を冒してまでやらない。

オリンピックの組織委員会は、看護師を500人程度の派遣を要請している。ビックリしたのは、これはボランティアというのだ。コロナ対応は普通の看護師を連れてきてすぐ出来るものではない。ただでもコロナ対応の看護師は不足している。その意味で、今回の不要不急のオリンピックを止めさせるには、看護師さんたちがボランティアを拒否すれば出来る。是非、そういう声を大きくして止めさせて欲しい。
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/496.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <倉持氏の前妻が自殺していた>山尾志桜里議員 「議員パス」を使って“不倫報道”倉持弁護士と密会(文春オンライン)






※補足http://shukan.bunshun.jp/articles/-/14751










山尾志桜里議員 「議員パス」を使って“不倫報道”倉持弁護士と密会
https://bunshun.jp/articles/-/45105
2021/04/27 「週刊文春」編集部 文春オンライン

 国民民主党の山尾志桜里衆院議員(46)が、国会議員に付与される「特殊乗車券」、いわゆる議員パスの不適切使用を重ねていたことが、「週刊文春」の取材でわかった。


山尾志桜里 ©文藝春秋

 国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律に基づき、全ての国会議員に付与されている議員パス。一般的に、選挙区内の移動や公務出張の際には、新幹線、特急、指定を含むJR全線を無料で利用できる。

 山尾氏が議員パスを不適切に使用していたのは、4月3日土曜日のこと。山尾氏はこの日、午後2時半頃に三鷹駅の有人改札から議員パスで入場し、吉祥寺駅を議員パスで出場。駅ビルのマッサージ店で1時間ほどの施術を受けると、再び議員パスを使って入場し、中央線から山手線に乗り換え、恵比寿駅で出場した。駅ビルで総菜を買い、近くのラーメン屋で小腹を満たすと、酒屋に立ち寄った山尾氏。その後、タクシーに乗って向かったのは、かつて不倫が「週刊文春」に報じられた倉持麟太郎弁護士の自宅だった。


議員パスを提示して入場 ©文藝春秋


わざわざ有人改札を探すことも ©文藝春秋

 山尾氏はこの日以外にも、4月10日土曜日、4月17日土曜日など週末を中心に、マッサージや買い物などプライベートを楽しむ目的で議員パスを不適切に使用していた。

 4月25日、都内で山尾氏を直撃した。

――お買い物やエステに行かれるときも議員パスを使用されていることを確認しているのですが。

「ごめんなさい、全部紙でいただけますか」

――国民の血税ですので。

「全部紙でいただけますか」

 改めて山尾事務所に事実関係の確認を求める質問状を送ったが、以下のように回答した。

「法規にのっとり対応しております」


倉持氏

 政治倫理に詳しい、神戸学院大学の上脇博之教授は次のように指摘する。

「議員パスを使用できるのは公務出張などの職務の遂行に資する時のみです。マッサージや買い物、交際相手との面会など、私的に使用すべきではありません。使用に際し、疑義が生じた場合には、公人としてきちんと説明責任を尽くすべきです」

 議員パスを巡っては、2009年に当時の鴻池祥肇官房副長官が愛人女性との熱海旅行に利用していたことが発覚し、官房副長官を辞任した。“議員特権”として国民からの批判も大きいだけに、山尾氏には透明性のある説明が求められる。


現在は国民民主党の所属 ©文藝春秋

 4月27日(火)16時配信の「週刊文春 電子版」及び4月28日(水)発売の「週刊文春」では、山尾氏の議員パス不適切使用の詳細に加えて、山尾氏と倉持氏の現在の関係、そして倉持氏の前妻・A子さんが離婚後の昨年10月自殺していた事実を報じている。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/497.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <これで五輪とは驚天動地>灯火管制、禁酒法、隣組、野戦病院 こんな世の中にした菅人災(日刊ゲンダイ)

※2021年4月28日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


 
 ※紙面抜粋



※2021年4月28日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 まったく終わりが見えない状況だ。変異株が猛威を振るう新型コロナの“第4波”は、第1波、第2波、第3波とは、ウイルスの威力がまるで違う。

 この変異株は感染力が半端じゃない。県内のクラスター発生を発表した鳥取県の平井伸治知事は、「ウイルスがものすごく強くなっている。マスクを着けないで会話しただけで感染する」と驚いていた。

 ヤバいのは重症化しやすいことだ。死者も急増している。重症者は26日連続で増加し、27日、全国の重症者は916人に達してしまった。この1カ月で3倍である。

 コロナ死の増加も止まらない。変異株が蔓延している大阪の死者は、4月上旬まで1日あたり多くて5人だったのに、4月中旬以降、いきなり20人を突破。国立国際医療研究センターの忽那賢志医師は、「強毒化したウイルスと思ったほうがいい」と警告を発している。

 変異株が8割を占める大阪は、すでに“医療崩壊”状態だ。いずれ東京も後を追う可能性が高い。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「大阪では病床が逼迫し、助かる命を助けられなくなっています。分かっているだけでも、9人が感染確認後、医療を受けられないまま自宅で亡くなっている。現在、府内の自宅療養者は1万人を超えている。変異株は重症化するスピードが速いだけに心配です。緊急搬送されても受け入れ先がなく、病院が決まるまで24時間待ったケースが3件あり、47時間かかったこともあった。この状況では、重症者も死者も増え続けてしまいます」

 コロナ治療の現場は、野戦病院のようになりつつある。

 なぜ、ここまで感染が広がってしまったのか。

失敗を証明する死者数

 とうとう、飲食店での酒類提供を禁じる「禁酒法」や、ネオンを一斉消灯する「灯火管制」、さらに路上飲みを排除する「見回り隊」まで発動せざるを得なくなってしまった。ほとんど戦争中である。世界中で「灯火管制」や「禁酒法」といった異様な政策を敷いている国は、ほかにないのではないか。さすがに、おとなしい国民からも不満が噴出している。

 すべて、菅政権の無策による“人災”なのは明らかだ。もし、コロナ対策に正面から取り組んでいたら、ここまで感染が拡大することもなかったはずである。

 そもそも、1月に発令した2回目の「緊急宣言」を、予定通り3月21日に解除したのが大間違いだった。

「2回目の緊急宣言の解除が早過ぎたのは明らかです。しかも、大阪への緊急宣言は2月28日に前倒しして解除してしまった。東京もスケジュール通り3月21日に解除しています。すでにあの時、大阪や兵庫は、変異株による感染が3割に達していた。解除したらどうなるか、わかっていたはずです。恐らく3月25日からはじまる聖火リレーを予定通りスタートさせるためだったのでしょう。緊急宣言中では聖火リレーを開始できないと危惧したのだと思う。しかし、どうして五輪を優先してしまったのか。本当に悔やまれます」(中原英臣氏=前出)

 いかに菅政権のコロナ対策が失敗に終わっているか、他国と比較すれば一目瞭然である。

 WHOによると、日本の人口10万人あたりの死者数は7・9人である。ニュージーランドは0・5人。シンガポールも0・5人。中国0・3人、タイは0・2人である。共通するのは、徹底した“PCR検査”と厳しい“水際対策”である。どちらも菅政権が拒んできた政策だ。感染が拡大するのは当然である。

五輪開催なら8月に感染爆発

 日本はワクチンも行き渡っていない。どう考えても、この夏、東京でオリンピックを開催するのは無理がある。まして、国民に「家にいろ」「酒を飲むな」と、「灯火管制」や「禁酒法」まで強いている状況である。

 もし、五輪開催を強行したら“平和の祭典”は“ウイルスの災典”になってしまうだろう。

 東京五輪が開催されたら、選手を含めて6万人が来日する予定だ。これだけの人数が世界中から1カ所に集まったら、新たな変異ウイルスが東京で発生しかねない。

 新型コロナは、冬と夏に流行をくり返す“季節性”があるとも指摘されている。変異株が主流になれば、5〜6月に感染者が一気に増え、五輪が開かれる7月にピークになる恐れがある。五輪が終わった8月、日本列島は地獄絵と化しているのではないか。

 しかも、五輪を開催する場合、1万人もの医療従事者を差し出さなければならない。ただでさえ医療現場は人員が足りないのに、1万人も現場から引きはがすのは狂気の沙汰だ。ワクチン接種も進まなくなる。それでも、五輪開催を強行しようとは、一体どういうつもりなのか。ある自民党関係者がこう言う。

「菅首相にとって政権浮揚策は、もはや五輪開催しか残っていない。たとえ無観客でも五輪を開き、盛り上がった勢いのまま解散総選挙で勝利し、総裁選を無投票再選に持ち込むのが菅首相のシナリオです。もし、五輪が中止となったらシナリオが狂い、退陣となりかねない。だから、絶対に五輪を開く。3回目の緊急宣言が5月11日までの17日間と短いのも、IOCのバッハ会長が来日する5月17日までに緊急宣言を終わらせたいからです」

 国民は置き去りにされている。

周囲は尻ぬぐいに奔走

 このまま、この男に国民の運命を委ねていたら、取り返しのつかないことになる。即刻、交代させないとダメだ。

 最近は、無能ゆえに何もかもうまくいかず、周囲に当たり散らし、その結果、誰も近寄らなくなっているという。

 人気取りのために、突然、政策をブチ上げ、そのたびに周囲が尻ぬぐいに走ることも頻発している。

「7月末に高齢者のワクチン接種を完了させる」と唐突に表明したが、あれも勝手に口走ったのだという。実現不可能なミッションを押しつけられた河野大臣は、直接「できるわけがありません」と激高したと報じられている。

 バイデン大統領との初会談の時も、「とにかく見せ場をつくれ」と、周囲に無理難題を要求したという。4月25日配信の「現代ビジネス」が、初訪米の舞台裏を詳細にリポートしている。

 感染防止を重視するホワイトハウスは、「関連行事は最小限に絞る」という方針だった。なのに、菅首相は「大統領と食事会をしたい」「大統領と並んで桜を観賞したい」と、絵になる場面をいくつも要求したという。さすがに、首相と関係が良好な秋葉剛男外務事務次官も、周囲に「今回ばかりはほとほと疲れた。余計なロジの調整でこんなに手間取ったのは初めてだ」とぼやいたという。

 さらに、アメリカでファイザー製のワクチンを大量に入手し、帰国時、政府専用機で一緒に日本に運んでくる演出まで画策していたというのだ。

 要するに、頭にあるのは、政権延命だけということだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「もし、本気で国民の命と健康と生活を守ろうとしていたら、ここまでコロナ対策が後手後手に回ることはなかったはずです。やるべきことは、PCR検査の徹底、病床の確保、水際対策、ワクチン接種だと分かっているのに、やろうとしなかった。この政権は限界だと思います」

 これ以上、犠牲者を増やしてはいけない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/498.html

   

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