2021年4月18日 21時52分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/98994
東京都の小池百合子知事は18日、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることを受け、「緊急事態宣言の要請も視野に入れて検討するよう職員に指示した」と述べ、政府による宣言発令が必要になるとの認識を示した。都庁で報道陣の取材に答えた。
都内の18日の新規感染者報告数は543人と6日連続で500人を超え、1週間平均も前週比1・25倍となった。都内は12日からまん延防止等重点措置が適用されているが、上昇傾向が続いている。
小池知事は「変異株も多く見られ、右肩上がり基調が変わっていないのが現実。今日も人出は、天気がよかったせいか、若い方が繁華街にたくさんいらっしゃるようだった」と指摘。「危機管理はできるだけ早く対策を打つことによって、効果をより有効に出せる。スピード感を持って考えなければいけない」と語った。
都内は先月21日に緊急事態宣言が解除された以降も新規感染者数が下がりきらず、今月17日には解除後最多となる759人の新規感染者数が報告された。感染力が強いとされる変異株もこれまでに累計で500人が確認されている。(原昌志)
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