林千勝さんの話は昭和に流行ったユダヤ陰謀論と全く同じものですね。
そもそもマルクス経済学は古典派経済学を完成させたもので、ユダヤ思想とかは全く関係ありません。
資本主義というのは投資してその利子や配当で稼ぐシステムですが、その金はすべて資本家の所に行くので格差が開いて階級社会になってしまうです。そうすると内需が壊滅して、経済破綻します。
資本主義は国内ではすぐに行き詰まってしまいます。そこで国外の植民地を新市場にして略奪するしかなくなります。これが帝国主義ですが、侵略を「グローバル化」しても早晩行き詰まります。 そこで経済をリセットする為には共産革命を起こすしかない、というのがマルクスの考え方です:
最近、グローバリズムは「共産主義」だって人がいるんですね
でも、「資本主義」、「共産主義」って考える時点で、あなたは既に「昭和のお花畑」です(笑)
グローバリズムって「企業」の理論なんですよ
自分たちが儲かれば、国家や国民なんてどうなろうが、知ったこっちゃないわけです
つまり、「資本主義」(A)、「共産主義」(B)も、金儲けの道具でしかない
AとBが対立したら、AにもBにも武器(核兵器含)が売れて儲かるよな〜
これが、企業の戦略なんです
かつて、植民地時代に彼らは考えたんですよ
奴隷制度だと、奴隷のモチベーションもいまいち上がらないし、労働生産性が低いよな、と・・
やっぱ、奴隷にも必要最低限の「希望」と、必要最低限の「お金」を与えて、生産効率性を上げたほうがいい、と
生産効率化がもたらす利益−新奴隷に与えるコスト>旧奴隷がもたらす利益
考え方は、まさにROIであって、この損益分岐の上に生まれた新奴隷管理制度が「グローバリズム」です
なので、グローバリズムは、共産主義も、資本主義も一切関係なし
「生産効率性の向上と、最低限の統治コストを実現した新奴隷制度」
つまり、グローバリズムは「奴隷制度」なんです
さて、世界の歴史ってものは、国家戦略をベースに国家管理視点で書かれているんですね
なので、グローバリズムを理解するには、それを「企業戦略」の視点から、読み直す必要があるのです
労働者(奴隷)には、労働をさせるので、ストレスが溜まります
これが溜まりすぎると、暴動とかデモとかになって厄介なんですね
なので、適度にストレスを解消させる必要があります
人間には、そもそも闘争本能があって、本能的に「殺し合い」を見るのが好きなんです
古くはコロシアムですけど、今は、それが、サッカーとか、ボクシングとかになってます
政治的論争、民族的論争なんていうのも、同じです
そういうものを見て、わーわー応援、批判させることで、社会や企業に対するストレス、欲求不満を解消させるというのが、基本的な戦略です
今の東アジアだって、「韓国ガー」「日本ガー」ってやってるでしょう?(笑)
古くは、「右翼ガー」「左翼ガー」・・・
でも日本の戦後の右翼も左翼も、グローバル企業が人工的に作ったものだって、ご存知でした?(笑)
この形を変えたものが、軍事戦略です
(この軍事戦略というのは、国家の軍事戦略ではなくて、企業の軍事戦略ですね)
対立するAとBという勢力がある
AにもBにも武器を売ると儲かる
※日露戦争なんてまさにこれ
まずこういう基本戦略があります
AとBが平和的な状態であれば、争うように仕向ける
そして、AにもBにも武器を売ると儲かる
※北朝鮮がミサイル撃つぞ〜ってなると、日本がアメリカの迎撃システムを買う、なんてのはこれですね
※北朝鮮に払う賄賂<日本から入るお金、であればビジネス成立です
Aに敵対する勢力がなければ、人工的に敵対する勢力Bを作り出す
そして、Bから攻撃を仕掛ければ、Aに武器が売れて儲かる
※まぁ、これは中東でよく見かける光景です、反政府勢力とかですね
東西冷戦
朝鮮戦争
ベトナム戦争
イスラエル建国
イラク戦争
リビア紛争
シリア紛争←ついに失敗
(実は金融も、この軍事戦略の応用でかなり読み解けるんです)
で、100年近く騙されてきたのが、私たち新奴隷であると
さぁて、どうしてくれようか、と
それが2013年です(・ω・)/
大切なのは、国家戦略の視点だけでなく、企業戦略の視点からも世界を見ていくということですね
http://www.asyura2.com/21/ban9/msg/315.html