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2021年4月11日00時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK280] 「6月解散・ダブル選」か「秋解散」か――菅首相「再選シナリオ」 深層レポート 日本の政治(220)(フォーサイト)
「6月解散・ダブル選」か「秋解散」か――菅首相「再選シナリオ」 深層レポート 日本の政治(220)
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/04080530/
4/8(木) 6:01 デイリー新潮 Foresight 2021年4月8日掲載


盤石な菅王国を築くか、短命政権に終わるか――(C)時事

 取り沙汰される6月解散・ダブル選。10月21日の衆院議員の任期満了まで約半年、菅首相は総裁選での再選シナリオも視野に入れ、慎重に解散時期を見定めている。

 野党が6月の国会会期末に内閣不信任決議案を提出し、それを受けて菅義偉首相が解散を行い、7月4日投開票の東京都議選とのダブル選に臨むという案が取り沙汰されている。

「出して来たらすぐ(解散を)やりますよ。会期末だろうがどこだろうが、不信任ということはあなた方と一緒に政治やってられないということの意思表示でしょ。言って来たら、国民の皆さんに問おうじゃないか」

 自民党の二階俊博幹事長は4月4日放送のBSテレ東番組で、野党の出方次第では6月中に解散に踏み切る可能性を強調した。82歳の二階氏は、最近「物忘れが増えた」(側近議員)などと言われていたが、この時は眼光を鋭く光らせ、闘う姿勢をむき出しにする様子が際立っていた。

 野党が会期末に不信任案を提出すれば、解散時期を探る菅首相にとっては「渡りに船」となるとの指摘もある。任期間際の「追い込まれ解散」は避けたいが、新型コロナウイルスの感染が沈静化する前に、演説会などによって全国規模で「密」が発生しやすい総選挙を行えば、政権への批判は強まりかねない。そこで不信任案を「あくまで野党が選挙の引き金を引いた」との責任転嫁の道具に使えるなら、好都合というわけだ。

ダブル選の2つのメリット

 6月解散・7月総選挙という日程は、今の菅首相と自民党にとって2つのメリットがある。

 1つは、内閣支持率が安定し、野党が低支持率にあえぐ間に選挙を済ますことができるという点だ。

 読売新聞が4月2〜4日に行った世論調査によると、菅内閣の支持率は47%で、前月(48%)からほぼ横ばいだった。

 菅内閣の支持率は昨年9月の政権発足時の7割から、観光支援策「Go Toトラベル」の迷走などで年明けには3割台後半に下落した。しかし最近は、特別措置法に基づく緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」を早めに出すなどの感染対策が奏功し、支持率は回復傾向にある。

 一方、同じ読売の調査では、自民党が39%(前月40%)の政党支持率を得たが、立憲民主党は5%(同6%)、共産党2%(同2%)と大差をつけられた。他の世論調査でも同じ傾向が見える。

 野党は昨秋、次期衆院選に向けた態勢を整えるため、旧立憲民主党と旧国民民主党が合流協議を行い、150人規模の新党「立憲民主党」を誕生させた。しかし、枝野幸男代表と福山哲郎幹事長が新党にスライドして続投し、新味に欠ける新執行部の陣容は支持率の改善につながらなかった。

 年明けからの今国会では、総務省幹部の会食接待などスキャンダル追及に精を出したが、内閣支持率を削いだり、立憲の支持率を上げたりする効果は出ていない。

 選挙態勢づくりも遅れている。465の衆院定数のうち、立憲がこれまでに公認候補を立てたのは半数に満たない約200人だ。共産党との選挙協力も、原発や日米同盟など国の根幹政策で齟齬が目立ち、各選挙区で野党候補の一本化作業が遅れている。

「野党が態勢を整える前に選挙戦に臨めば、与党が地滑り的な勝利を図ることができる。任期満了まで待つよりリスクが少ない。私なら6月に解散する」

 最近、安倍晋三前首相は親しい自民党の中堅議員にこう打ち明けたという。

都議選と総選挙の相乗効果

 もう1つの理由は、東京都議選で予想される自公の苦戦を総選挙との相乗効果で挽回できるという点だ。

 2017年の前回都議選で、公明党が小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」と共闘した結果、自民は前々回から議席が半減し、史上最低となる23議席と惨敗した。

 今回、自民はこれを教訓に早い段階から公明に秋波を送り、両党は都議選に向け政策協定を結び、久々に国政と協力体制を揃えることになった。都議選の各選挙区では、都民ファの候補と自公が競う。

 ただ、自民党が今春、密かに行った世論調査では、コロナ対策を巡る小池氏のメディア戦略が奏功しているのか、依然として都ファの勢いが強かったという。

 それゆえ自民党本部にも、「都議選で自民が低迷した後に総選挙を迎えれば、菅政権へのマイナスイメージが波及しかねない」(党三役経験者)と警戒する声が多く、ダブル選を望む声が少なくない。

 一方、肝心の公明党は、東京がお膝元であるが故に「衆院選以上に都議選に力を注ぐ」(支持母体の創価学会関係者)ことで知られる。学会員らの選挙運動を分散させないため、都議選と総選挙との「ダブル」は避けたいのが本音だ。

 しかし最近は、自民党との選挙協力の調整役を務めてきた佐藤浩創価学会副会長が定年退職したり、遠山清彦前幹事長代理が深夜会合問題で議員辞職に追い込まれたりするなど、党の基礎体力が弱っているとされる。

 公明党幹部は「菅首相から『都議選とのダブルだ』と言われれば断ることができない」と語る。

すべてはワクチン次第

 では、首相は6月解散に踏み切るのか。

 首相に近い自民党幹部はこう語る。

「すべてはワクチン接種の進捗次第。最低でも死亡リスクの高い高齢者に一定程度接種が終わらなければ、9月5日の東京パラリンピック閉幕後に先送りするしかない」

 政府関係者は、「高齢者へのワクチン接種が進み、死者数が目に見えて減れば、コロナへの恐怖感が和らぐ」と期待を寄せ、選挙ができる環境が整うと見ている。逆に言えば、現役世代から高齢者への感染が続く現状のままでは、解散に踏み切れないと見ることができる。

 河野太郎ワクチン担当相の説明では、国内では4月12日から65歳以上の高齢者への優先接種が始まる。6月中に全高齢者の約3600万人が2回ずつ接種できる量を市区町村に配送し終える予定という。4月2日の記者会見では、約1800万人分が1回接種できる量のワクチンを5月下旬までに供給できるとの見込みも発表した。

 政府から各自治体への供給は明るい見通しが立ちつつあるが、課題は現場で接種業務に携わる医師や看護師をどう確保するかだ。

 わが国でこれだけ大人数のワクチン接種を一度に行った例はなく、地域によっては深刻な医師不足も指摘されている。3月から始まった医療従事者への優先接種(約470万人)も、第1回の接種を終えたのは4月6日時点で約100万人弱にとどまっており、早くも接種スピードの遅れが懸念材料となっている

 官邸関係者は「7月23日の東京五輪開幕日までに、高齢者への接種を終えている可能性は低い」と打ち明ける。つまり、政府・与党は6月解散に慎重にならざるを得ないのである。

パラリンピック閉会後の秋解散

 現時点で可能性が最も高いのは、首相が9月の東京パラリンピック閉幕後に自民党総裁選をこなし、10月の衆院議員の任期切れ間際に解散する案だ。

 聖火リレーは3月25日に始まったが、世論調査ではなお7割程度が中止や再延期を求めている。

 他方、政府は訪日外国人観客を受け入れない方針を決め、訪日を認める外国人の大会関係者の人数も、コロナ前の想定から半分以下に抑える方向で調整を進めている。外国人選手らは外部と徹底的に隔離し、「ワクチンを前提としなくても、安全・安心な大会を目指す」(菅首相)意向だ。

 厳しい反対論がある裏返しとして、菅首相が大会を成功裏に導けば、内閣支持率は一気に高まる可能性がある。この状況下で自民党総裁選に臨めば、対抗馬が出ても「実質的に消化試合になる」(二階派幹部)だろう。直後に総選挙を控えているのなら、なおさらだ。

 菅首相が総裁選と総選挙を連勝すれば、「次の総裁任期の3年間は実質的なフリーハンドを手に入れる」(同)という見方すらある。

 他方、こうしたシナリオは、あくまで大会が無事に終わることが前提条件だ。大会期間中に国内でコロナが再び猛威を振るったり、選手の間でクラスター(感染者集団)が多発したりすれば、自民党内で「菅降ろし」が始まりかねない。つまり、秋解散もまた菅首相にとって大きな賭けなのである。

 安定した菅王国を築くことができるか、短命政権に終わるか。すべてはコロナとワクチンがその行方を握っている。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/222.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 小池知事また圧力か?子飼いの都議が“竹山番組”ドタキャン(日刊ゲンダイ)



小池知事また圧力か?子飼いの都議が“竹山番組”ドタキャン
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/287752
2021/04/10 日刊ゲンダイ


<残念です>とツイート(C)日刊ゲンダイ

 東京都がお笑い芸人のカンニング竹山に発言訂正を求めた騒動は、一件落着とは程遠い。世間の集中砲火を浴びる小池知事は、火に油を注ぎかねない子飼いの都議を抑えつけ火消しに躍起のようだが、そうはいかない。

 ◇  ◇  ◇

 コトの発端は竹山が先月末のTBSの番組で、小池出演の動画制作費を「4.7億円」と誤認発言したこと。番組内で訂正したが、都の巨額広告費に注目が集まった。昨年4月から今年3月末の支出は11億円超に上る。

 そこで竹山は、3日深夜のネット番組「カンニング竹山の土曜The NIGHT」(ABEMA)で、広告費の正当性について10日放送回で議論すると予告。上田令子都議と元中央卸売市場次長の澤章氏、それに小池知事が特別顧問を務める都民ファーストの会の尾島紘平、岡本光樹両都議が出演予定だった。

 ところが、尾島都議が出演をドタキャンした。「ABEMA」は9日午後、公式ツイッターに〈出演取り止めの申し出があったため企画中止となりました〉と投稿。その直後、尾島は〈都とTBS、サンミュージックとの間ですでに解決済のところ、あらためて私が出て行き議論を蒸し返すことは適切でない〉と辞退理由をツイートした。


敵前逃亡した尾島紘平都議(C)日刊ゲンダイ

「議論を蒸し返す」と論点すり替え

 尾島が言うところの「解決済」とは、竹山発言をめぐって、所属事務所のサンミュージックとTBSが都に謝罪したことを指しているようだ。要するに「もう話がついたから出ない」というわけだが、竹山が提案しているのは「広告費の正当性」の検証。謝罪うんぬんとは別問題なのに、論点のすり替えで逃げるつもりなのか。

 尾島都議は小池知事の秘書出身で、練馬区議時代に行動を共にした子分だ。携帯電話を鳴らすと、「大変恐縮なんですが、『まん防』の件で今、バタバタしてまして……。言った言わないになるのも困るので、(質問)文書をファクスで送ってください。失礼します」とガチャ切り。質問内容を文書で送ると、〈本件に関する見解はすでにSNSで発信しているとおり〉と深夜に回答が送られてきた。

 実は、ドタキャン劇の裏で「知事のご意向」が働いたという。

「問題発覚当初、小池知事側は世論が〈竹山が悪い〉に傾き、大ごとにはならないと踏んでいた。しかし、読みが外れて〈都はやりすぎだ〉という声が大きくなり、火消しを急いでいる。そうした中、尾島氏が竹山さんらとやり合えば巨額広告費に再び注目が集まりかねない。〈そんな番組に出てどうするのよ!〉と相当お怒りだったようです。一時は乗り気だった尾島氏ですが、辞退せざるを得なかった」(都政関係者)

 竹山本人は尾島都議のドタキャンについて〈残念です〉とツイート。後ろめたいことがないのなら、正々堂々やれるんじゃないか。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/223.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 菅コロナ対応が最悪である理由(植草一秀の『知られざる真実』)
菅コロナ対応が最悪である理由
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-7de46a.html
2021年4月10日 植草一秀の『知られざる真実』


コロナ対応で政府が果たすべき役割は以下の五つ。

1.徹底した検査

2.陽性者の行動抑止

3.正確な情報の周知

4.生活の保障

5.重篤化しやすい人の保護と病床確保

この五つを確実に実行するべきだ。

日本政府はコロナ問題が表面化して以降、一貫して1と2をおろそかにしてきた。

最初の試金石はダイヤモンド・プリンセスだった。

乗員乗客3711人に対して、当初273人にしか検査を実施しなかった。

直ちに全員に検査を行い、陽性者を隔離することが必要だった。

検査を小出しに行い、全員を狭い船内に監禁した。

その結果として、ダイヤモンド・プリンセスの悲劇が生み出された。

明白な人災。

コロナに感染して重篤化した人、死亡した人の家族から刑事告発や民事提訴があっておかしくない。

日本政府は徹底して「検査と隔離」の感染症対策の基本を拒絶し続けてきた。

この間違った対応はいまも続けられている。

3の正確な情報の周知も行われていない。

もっとも重要な情報はコロナ感染症の実態である。

陽性反応が確認された人のうち、無症状の比率がどれだけなのか。

発症した陽性者のうち、軽症、中等症、重症の比率。

重症化した陽性者の年齢別データと基礎疾患の有無、基礎疾患の種類の情報が極めて重要だ。

高齢でない者で基礎疾患を持たない人のなかで、重症化した事例、死亡した事例の数と内容が広く周知されるべきだ。

現在公表されているデータでは、日本の場合、陽性者に対する死亡者の比率は1.9%。

全世界では4月10日現在で、陽性者数1億3535万人に対して死者が292.9万人。

死亡率は2.2%。

死亡率は全世界データと日本データで大きな違いがない。

大きく異なるのは、人口当たりの陽性者数。

日本の人口1000人当たりの陽性者数は3.9人だが、

同じ人口1000人当たり陽性者数が

チェコ147人、米国96人、スウェーデン84人、フランス76人、英国64人になっている。

日本の16倍から38倍の水準だ。

それでも、日本の人口当たり陽性者数は東アジアでは突出して多い。

中国0.06人、台湾0.04人、ベトナム0.02人で日本の62分の1から146分の1の水準だ。

日本の1日当たりコロナ死者は1月のピークで121人だった。

年率換算では4.4万人。

無視できる水準でない。

これまでの累計死者数は9334人で、これはインフルエンザ並。

重要なことは重篤化す事例が基礎疾患を持つ人と高齢者にほぼ限られているのかどうか。

高齢者のうち、基礎疾患がないのに重篤化した事例、死亡した事例がどれだけ存在するのかが重要だ。

これらの重要事実が周知されずに「大変だ、大変だ」と恐怖を煽ることは適正でない。

政府が実行するべき施策の4として生活保障があるが、これが機能していない。

73兆円もの追加財政支出が決定されたのに、本当に支援が必要な人の手元に支援が向けられていない。

政府がとりわけ力を注ぐべきは、5の重篤化するリスクの高い人を十分に保護すること。

そして、国公立病院、国公立大学病院において、十分なコロナ病床を確保すること。

菅内閣は五つの基本施策のひとつも十分に実行していない。

基本政策をおろそかにして感染抑止と感染推進の間で右往左往を繰り返すだけ。

4月25日の国政三選挙では、菅政治に対して明確なNOの意思を表示することが何よりも重要だ。

                 東京都新規陽性者数の推移

※拡大→http://img.asyura2.com/up/d12/11696.jpg


「UIチャンネル」第380回放送、鳩山元首相との対談がアップされております。

https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/224.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 東京まん延防止適用 3度目宣言のカウントダウンが始まった(日刊ゲンダイ)





東京まん延防止適用 3度目宣言のカウントダウンが始まった
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287751
2021/04/11 日刊ゲンダイ


速報にクギ付け(C)日刊ゲンダイ

 緊急事態宣言に準ずる「まん延防止等重点措置」の対象に3都府県が追加され、4月12日から適用される。東京都が5月11日まで、京都府と沖縄県は同5日まで。9日まで3日連続で新規感染者が500人を上回った東京もようやくの適用だが、3度目の宣言発令は時間の問題。今年のゴールデンウイーク(GW)も宣言下で「ステイホーム」を強いられるのは必至だ。

 重点措置適用の決定を受けてきのう、2度目の会見を開いた小池都知事は「休業要請できる宣言に入ると経済活動を抑制し、みんなにとってプラスにならない。みなさんと共に危機意識を共有したい」とか言っていたが、見通しは真っ暗だ。先立つ衆院厚労委員会で、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は新規感染者数などの指標を念頭に、「今の東京の感染状況は『ステージ3』だが、重点措置の効果がなく、夜間の人流が減らないということが続けば、どんどん感染は広がり『ステージ4』に近づく可能性がある。そうなった場合には緊急事態宣言を考慮するのは当然だ」とクギを刺していた。

 新規陽性者の直近7日間の移動平均は440.9人(9日時点)。先月下旬の宣言解除以降は一直線で増えていて、このペースでいけば月末のGW入り前に500人を超える。そうなれば「ステージ4」突入である。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)は言う。

「政府も都も支離滅裂。感染を抑え込めないまま宣言を解除し、たった3週間足らずで再び感染急拡大を招いてしまった。批判を恐れて3度目の宣言発令に及び腰なんでしょうが、言葉遊びはもういい加減にしてほしい」

 第4波はかつてない人災となってしまうのか。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/225.html

記事 [政治・選挙・NHK280] DHC吉田会長が今度は「NHKの社員はほとんどがコリアン系」「経団連もコリアン系」とヘイトデマ! それでもマスコミは批判せず(リテラ)
DHC吉田会長が今度は「NHKの社員はほとんどがコリアン系」「経団連もコリアン系」とヘイトデマ! それでもマスコミは批判せず
https://lite-ra.com/2021/04/post-5850.html
2021.04.11 DHC吉田会長がNHKに「社員のほとんどがコリアン系」とヘイトデマ リテラ

    
    DHC公式オンラインショップより

 DHCの創業者・吉田嘉明会長がまたぞろ犯罪級のヘイトデマをふりまいている。今度はNHKに対して「幹部・アナウンサー・社員のほとんどがコリアン系」「出演者についても、学者・芸能人・スポーツ選手の多くがコリアン系であり、ひどいことに偶然を装った街角のインタビューさえコリアン系を選んでいる」などとネトウヨそっくりの差別陰謀論をわめきたてたのだ。

 DHCといえば、全国のコンビニ・ドラッグストアで化粧品やサプリメントを大量に販売し、テレビでCMをばんばん流している有名企業だが、トップの吉田会長はこれまでも度々差別発言を繰り返してきた。

 昨年12月にも、同社の公式オンラインショップ上のコラムで、サプリ商品で競合しているサントリーについて〈サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです〉〈DHCは起用タレントをはじめ、すべてが純粋な日本企業です〉などと、ヘイトスピーチそのもののデマ文章を掲載、強い批判を浴びている。

 そんななか、この4月9日、NHK 『おはよう日本』が「問われる企業の人権意識」特集で、フジ住宅の従業員に対するレイシャルハラスメント問題ととともにこの吉田会長の差別コラムの問題を取り上げたのだ。

 特集では、企業の実名を出した上で、ヘイト問題に長年取り組んでいるジャーナリスト・安田浩一氏の「絶対に看過できない」というコメントなどもを紹介。DHCに対しては、大きな批判を浴びた上述の差別コラムをいまだ公開し続けていることについて、見解を求めた。

 マスコミにありがちな「どっちもどっち論」に流れることなく、差別を明確に批判したその内容は、真っ当で非常に意義のあるものだったといえるだろう。

 ところが、このNHK『おはよう日本』の取材に対して、吉田会長は12月に問題になった公式オンラインショップ上のコラムに続ける形で、新たな差別デマを書き連ねたのである。文章はまず、こう始まる。

〈NHK「おはよう日本」報道局ディレクター 大渕光彦と称する人物からDHCの候補部に電話が入り、当方の「ヤケクソくじ」の説明文に人種差別の問題が含まれていて、今に至ってもまだホームページに掲載が続いているがその理由を聞かせてくれとのことであった〉
〈名前を聞いて、明らかに在日系が好む日本名であることから、NHKを騙るコリアン系の反日日本人かと思ったが、NHKに問い合わせてみると確かに在籍しているとのこと。〉

「明らかに在日系が好む日本名」「コリアン系の反日日本人」とか、すでに、この時点で在日コリアン差別丸出しだが、あ然とするのは、このあとだ。

〈小生は常々、日本の朝鮮化ということを何よりも危惧しているが、その元凶であるNHKからの問い合わせに小躍りした。〉
〈朝鮮化ということではNHKは最も触れられたくない問題のはずである。これはもう日本国民の誰もが気がついていることであると思うが、NHKは幹部・アナウンサー・社員のほとんどがコリアン系である。出演者についても、学者・芸能人・スポーツ選手の多くがコリアン系であり、ひどいことに偶然を装った街角のインタビューさえコリアン系を選んでいる。予めリストアップしているのである。特徴のある名前とつき出たあご、引きしまった小さな口元、何よりも後頭部の絶壁ですぐ見分けがつく。〉
〈サントリーが日本海を「東海」と言おうが、社員・タレントをコリアン系ばかりにしようと、一私企業であるから誰も文句は言えない。NHKは全国民から強制的に受信料をむしりとっている公的機関であるから放置するわけには行かない。〉

 そう、吉田会長は、NHKの幹部、社員、出演者、さらには、街頭インタビューに出てくる一般人までを、「コリアン系」だと決めつけているのだ。NHKの局員や出演者にコリアンルーツの人がいるとしてもなんら問題ではないし、このように国籍やルーツをあげつらうことは、外国籍や外国にルーツを持つ人々の生存権を奪うことにつながる差別煽動以外のなにものでもない。しかも、「名前や外見ですぐ見分けがつく」などと言っているところをみると、「コリアン系」という言葉を「反日」の比喩として言っているのでなく、NHKが在日コリアンに乗っ取られていると本気で信じ込んでいるらしい。

■NHKだけでなく、野党、自民党の一部、経団連も「コリアン系で占められている」というDHC吉田会長

 しかも、吉田会長がコリアン系に支配されていると主張するのは、NHKだけではない。その後の文章には、こんな荒唐無稽なヘイトデマが展開される

〈誰がこんなふうにしてしまったのかというと自民党の一部のコリアン系の国会議員であるが、野党はコリアン系だらけだからNHKのやることには誰もストップをかけない。〉

〈党員のほぼ全員がコリアン系である立憲民主党は、総務省の役人がNTTの接待に応じたかとかのどうでもよい文春の三流記事を盾にして連日のように国会でがなり立てている。そんな場合ではなかろう。国境を侵して侵入している敵には即座に銃撃して追い返すのが常識であろう。〉

〈小生のことをマスコミ(これもコリアン系ばかり)は人種差別主義者だと言うが、人種差別というのは本来マジョリティがマイノリティに対して行う言動を指すのであって、今や日本におけるコリアン系はマイノリティどころか日本の中枢をほとんど牛耳っている大マジョリティである。〉

〈毎日ものすごい数で帰化人が誕生している。数だけの同族でマジョリティではなく、彼らは東大・京大・一橋・早稲田を出ていることから政界・財界・法曹界・マスコミ界という日本の中枢をすべて牛耳っている大マジョリティである。〉

〈小生はもともと経団連の会員であったが、呆れ果てて昨年の12月に退会した。経団連の会員は日本を代表する有名企業ばかりで、コリアン系などいないと思われるでしょうが、ここ数十年の間に続々とコリアン系が増殖して、幹部や一般会員だけでなく、会を支える事務局員までコリアン系で占められるようになった。そのため、彼らは日本のために働いているのではなく、何かあると必ず中国寄りの態度を示し、韓国には常に同情的である。〉

 そして、吉田会長は〈言いたい事はきりがありませんが、NHKに対してひと言感想をと言われれば、「NHKは日本の敵です。不要です。つぶしましょう。」〉と、文章を締めている。

 NHKだけでなく、野党、自民党の一部、さらには経団連までがコリアン系で占められていると書く吉田会長。ネットに横行するヘイトのなかでももっとも質も悪いネトウヨの陰謀論を抽出して煮詰めたような主張だが、しかし、これこそが最近のレイシズムの典型だ。

■「サントリーCM出演者は全員コリアン系」発言のときも、テレビは報道せず、DHCのCMを流し続けた

 当然の権利を主張しているマイノリティ、被差別者を、マジョリティ、支配者と思い込むこの妄想の背景には、被差別者、マイノリティは表に出てくるな、主張するな、というグロテスクな排除思想、差別思想がある。

 しかも吉田会長は、“日本にコリアン系が多数いる”とさんざん繰り返した上で、〈国境を侵して侵入している敵には即座に銃撃して追い返すのが常識〉などと、ヘイトクライムを扇動するようなことまで書いている。

 繰り返すが、DHCは、全国のコンビニ・ドラッグストアで化粧品やサプリメントを大量に販売し、テレビでCMをばんばん流している。そんな企業のトップがこんな犯罪的な差別デマを主張することが許されるのか。欧米なら、それこそ会社自体が存続の危機に晒されるような事態だろう。

 ところが、このとんでもないヘイトコラムについて、メディアはほとんど批判していない。ネットでは批判が高まっているが、新聞・テレビの大マスコミでこの問題を報道したのはいまのところ、朝日新聞、共同通信など、リベラル系メディアだけ。テレビは一切報道していないし、コリアン系に支配されているとデマ攻撃にさらされたNHKも『おはよう日本』が報道したきりで、局としては反応していない。

 これは、昨年12月に、吉田会長が同じようにサントリーのCM出演者をコリアン系ときめつけたときも同様だった。ネットで大きな騒ぎになり、〈#差別企業DHCの商品は買いません〉など複数の抗議ハッシュタグがトレンド入り、イギリス・BBCなど海外メディアからも批判報道が相次いだが、やはり報道したのは、東京、毎日、朝日などのリベラルメディアだけ。読売、産経、日経などは完全スルーで、テレビにいたっては一切触れなかったばかりか、そのままCMを流し続けた。

 その結果、DHCと吉田会長は問題のコラムを撤回も掲載し続け、今回、再び同様の主張を繰り返したのだ。

 マスコミはなぜ、DHCの差別問題にここまで及び腰なのか。もちろん、マスコミにはもともと差別問題を“面倒なもの”として避けようする傾向があるが、それでも政治家の女性差別発言などがあれば、ワイドショーなどでも一応、取り上げられることがある。ここまで沈黙するというのは、明らかに異常だろう。

 昨年12月、吉田会長のサントリーに対する差別デマコラムがネットで問題になったとき、コラムニストの小田嶋隆氏が、ツイッターでこう指摘していた。

〈DHCの問題は、単に「差別を拡散する企業が実在している」というだけの話ではない。そういう企業がテレビで番組を持ち、CMを打ち、有名タレントを起用し、コンビニに棚を確保し、新聞に広告を掲載することを許しているこの国の現状こそが問題だと思う。カネさえ払えば何をやってもいいのか、という。〉

■テレビがDHCの差別を一切批判しないのは、広告スポンサー料に目が眩んでいるから

 小田嶋氏の指摘するとおり、吉田会長やDHCがどんなひどい韓国ヘイトや歴史修正主義を口にしても、マスコミがなんの追及もしないのは、DHCが大きなスポンサーで自分たちにお金を落としてくれる存在だからだ。

 マスコミは、DHCがくれる莫大な広告料に目がくらんで、問題じたいをなかったことにし続けてきたのだ。

 実際、吉田会長は2016年に「DHC会長メッセージ」のなかで在日コリアンにかんするデマを書き立てた上で〈似非日本人はいりません。母国に帰っていただきましょう〉などとヘイトスピーチを堂々と掲載した(詳しくはhttps://lite-ra.com/2017/01/post-2865.html)が、このときもテレビや新聞は批判どころか、その話題じたいを取り上げることもなく、DHCの広告やCMを流し続けた。

 同じような構図は、DHC以外のヘイト企業でも起きている。

 今回のNHK『おはよう日本』が在日コリアンのパート社員に対してレイシャルハラスメントを行った問題を取り上げたフジ住宅。創業者が「南京大虐殺はなかった」などと歴史修正主義を撒き散らしているアパホテル。院長がTwitterでホロコーストを否定したり「チョン」などという差別語を平気で口にしたりネトウヨ発言を連発する高須クリニック。こうした差別企業や経営者は一方で、CMを大量出稿し、マスコミに巨額の広告料をバラマキ続けているため、マスコミからまったく追及を受けないどころか、ワイドショーなどで「名物経営者」「注目企業」として好意的に取り上げられることすらある。

 ようするに、日本のマスコミがきちんと批判しないため、こうした企業がどんなヒドい差別発言をしても、本格的に責任を追及されず、「ネット上のちょっとした騒ぎ」で終わってしまう、ということが繰り返されているのだ。

 その結果、彼らは今回の吉田会長のように、自分たちを正当化し、さらにヘイトをエスカレートさせているのである。

 そういう意味では、DHC・吉田会長による一連のヘイトデマ、差別的妄想は、広告料に目が眩んで批判を放棄したマスコミにも責任があるといっていいだろう。

 これは、昨年12月のサントリーCM出演者に対するヘイトデマ攻撃のときにもいったことだが、メディアは単なる営利企業ではなく報道機関として、より高い倫理が求められる。広告料に目がくらんで差別をスルーすることは、ヘイト企業にお墨付きを与え、差別に加担することとイコールだ。そのことをマスコミにわからせるためにも、DHC吉田会長の差別発言問題をこのまま終わらせてはならない。

 とくに「幹部・アナウンサー・社員のほとんどがコリアン系」「出演者についても、学者・芸能人・スポーツ選手の多くがコリアン系」と差別デマ攻撃を受けた当事者であるNHKは、差別をなくすためにも、法的措置を含めた毅然とした対応をすべきだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK280] ひたすら「感動」をあおる五輪報道 皆はき違えていないか ラサール石井 東憤西笑(日刊ゲンダイ)



ひたすら「感動」をあおる五輪報道 皆はき違えていないか ラサール石井 東憤西笑
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/287601
2021/04/08 日刊ゲンダイ


奇跡の復活の池江選手には頭が下がるが…(C)共同通信社

 本当にオリンピックやるんですか?

 水泳の池江選手が日本選手権100メートルバタフライで優勝を果たし、東京五輪リレーでの出場権を得た。白血病から2年でのこの成果は奇跡的で、その努力、その精神力には心底頭が下がる。涙のインタビューは感動的で、コロナ禍の暗い世の中、国民に大きな勇気を与えた。

 コロナがなければ開催は去年だったわけだからおそらく復活はなかったことを思えば、なんとも予想外の展開で、今回の大会が無事開かれて出場させてあげたいと思うのは人情だろう。ひねくれた私の心にもそういう気持ちはある。

 しかし、選手や国民の純粋な気持ちを利用して「よし。これでやれる!」とほくそ笑んでいる不純なやからがその向こうにいるかと思うと、前回の大会で10歳ぐらいだった頃のようなオリンピック万歳と思える少年の気持ちにはなれない自分がいるのだ。それは1年前の国立競技場に池江選手を一人立たせ「2020+1」と謳った、あのピッグ辞任の佐々木氏の演出に違和感を覚えた、物事の裏を見てしまう大人になった自分である。

 おりしも国際水泳連盟が、日本で行われるはずだった飛び込みやアーティスティックスイミング(旧シンクロ)の予選の中止を通達した。日本の水際対策が甘く、審判などから行きたくないという声があるという。それどころか、今年、中国・成都で行われるはずの学生のオリンピックである世界ユニバーシティーゲームズですら、もうすでに来年に延期されているのだ。

 北朝鮮は早々と不参加を表明した。さて各国はどうなるのか。

 ここ何回かの大会では200カ国以上が参加しているが、30カ国ぐらいになるのではという予想もある。

 PCR検査もワクチンも国民の99%以上が行っていない国に来るのにはかなりの勇気がいるだろう。それでも聖火ランナーは走っている。SNS上では悪名高いあのゴテゴテした派手な照明とうるさい音楽の宣伝カーに先導されて。彼らはひたすら感動をあおる。

 相模原市の市長はパラリンピックの聖火の採火を、あの凶悪事件が起きたやまゆり園でやるという。遺族には何も知らせずにである。「事件を風化させないために」と言うが、風化も何も人々の記憶にまだ生々しく残っている。40人以上が殺傷された事件現場を聖地のように扱うのには違和感がある。

 皆なにか「感動」をはき違えていないか。

 オリンピック=感動という図式はいつから生まれたのか。感動はあらかじめ用意したり演出するものではない。ましてや強制されるものではない。何かの結果、人々の心に自然と湧き起こるものである。

 オリンピック本当にやるんですか。やるんでしょうね。

 今は終わった後が心配です。まるで焼け野原のようなディストピアにならないことを願います。



ラサール石井 タレント
1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/227.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 大手マスコミがスルーする私立幼稚園連合会4億円紛失事件を遂に週刊新潮が取り上げてくれた:河井夫妻の1.5億円使途不明事件とソックリ!(新ベンチャー革命)
大手マスコミがスルーする私立幼稚園連合会4億円紛失事件を遂に週刊新潮が取り上げてくれた:河井夫妻の1.5億円使途不明事件とソックリ!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9664794.html
新ベンチャー革命2021年4月11日 No.2751

1.日本の大手マスコミ不信の国民にとって唯一の頼り・文春砲に続いて、今度は新潮砲が炸裂、私立幼稚園連合会の4億円紛失事件にスポットライトが当たった!

 この度、文春砲ならぬ新潮砲が炸裂しました。週刊新潮が、週刊文春に成り代わって、私立幼稚園連合会の4億円紛失事件(以下、幼稚園4億円紛失事件)についてスクープを飛ばしました(注1)。

 さて今の日本では、コロナ禍と東京オリンピックに国民とマスコミの関心が集中していて、上記、幼稚園4億円紛失事件の報道はほとんど見かけません。

 今回の新潮砲にて、この事件の闇がいくらか明るみに出てきましたが、事件の真相は依然としてまったく不明のままです。

2.幼稚園4億円紛失事件の関係者の多くは、前総理・安倍氏の地元・山口県出身者

 上記、幼稚園4億円紛失事件で登場する人物は、香川氏(私立幼稚園連合の前会長)を筆頭に、山口県人が多いことが特徴です。

 香川氏の背後には、あの安倍氏(前・総理で山口4区衆院議員)や河村氏(山口3区衆院議員)が控えているのは明らかです。

 さらに、悪名高い安倍友・森氏(元総理で五輪利権の総元締め)の名前も登場します。

 ちなみに、安倍氏と森氏の共通点は、ともに、あの清和会派閥(安倍氏の祖父・岸信介派閥を引き継ぐ派閥)の所属議員です。

 これらの事実から、上記、私立幼稚園連合は、彼らのウラガネづくりのカモにされていたことがミエミエです。

3.私立幼稚園連合事件と河井夫妻事件には共通性がある:ともに前総理・安倍氏が関与している疑惑あり

 さて、本ブログではこれまで、河井夫妻の1億5000万円使途不明事件を取り上げてきましたが(注2)、今回の幼稚園4億円紛失事件と共通性があるとみなせます。

 それは、両者、前総理の安倍氏が関与している可能性が大である点です。

 その結果、案の定、幼稚園4億円紛失事件にも、悪名高い杉田氏(元警察庁の安倍・菅側近)が関与して、潰しに掛かっている疑惑がもたれています(注1)。

 この人物は、詩織さん強姦事件も潰しに掛かったことで有名です。なぜなら、容疑者が安倍ヨイショの提灯本を書いた安倍友・山口某だったからです。

 そう言えば、幼稚園4億円紛失事件では、なぜか、検察でなく、警察が担当すると報道されていて、筆者個人は、なぜ、警察担当事件なのか、不可解に感じた憶えがあります。

 上記、安倍・菅側近の杉田氏なら、警察を自由に動かせるため、幼稚園4億円紛失事件をあえて、警察事案にしたのでしょう。

 そこまでして、安倍氏を守るとは絶句です、杉田氏には人間としての基本的なプライドはないのかと問いたい気分です。

 この杉田氏(官僚出身者)は80歳近いにもかかわらず、いまだに、安倍氏や菅氏に重用されているのは、ほんとうに異常そのものです。

 この異常人事こそ、安倍・菅コンビによる官僚人事の私物化そのものです、到底、許されません!

注1:阿修羅“<「菅官邸」が青ざめた>「森総理に就任祝い1千万円を…」 私立幼稚園連合会の「4億円消失」、元役員が証言(週刊新潮)”2021年4月10日
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/219.html

注2:本ブログNo.2750“河井案里氏に振り込まれた1億5000万円が広報紙や選挙ビラの印刷に使用されたのなら、検察はその証拠を国民に公表すべき”2021年4月7日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9631405.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 五輪開催の意義あるか 戦前同様“名誉ある撤退”ができない 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ)



五輪開催の意義あるか 戦前同様“名誉ある撤退”ができない 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287731
2021/04/10 日刊ゲンダイ


IOCの総収入の7割以上が放映権料(IOCオンライン会議の様子)/(C)ロイター

 コロナのワクチン接種がもうオリンピックに間に合わないことは明らかだ。私は東京都港区在住の65歳以上だが、接種できるのはたぶんオリンピック後だと思っている。もし私が総理で、ワクチンがなければ国民の生命が危ういと本当に考えているなら、米国のファイザー本社に乗り込み、「3倍の値段で買うから売ってくれ」と言って持って帰る。

 菅総理もそうすれば一躍、国民のヒーローになれるだろうに。ただでさえ無駄なことばかりに国費を使っているのだから、カネはあるはずだ。そうしようとはしないのは、過度に恐れる必要はないとわかっているからだろう。

 昨年の日本の年間死者数138万人のうち、がんで亡くなった人は約38万人。対して、コロナの累計死者数は9300人弱。これだけ見ても、確率はとても低いことがわかる。「ネイチャー」誌によると、日本を含む東アジア人には、ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝的なコロナ重症化リスクがほとんどないのだという。

 世界を相手にここまで広げた風呂敷も、今さら畳むことはできない。だから政府は国の威信を保つためにも、オリンピックを強行開催しようとしているのだろう。「名誉ある撤退」という言葉は、戦前の軍国政府がそうだったように、日本の辞書にはないらしい。

 コロナのワクチン接種率はOECD加盟国で日本が最下位。世界のランキングでも1位のイスラエルの60%に対し、わずか0.72%(5日付 日刊ゲンダイ)だ。この状況でオリンピックを開催したとしても外国のアスリートや賓客が来るとは思えない。

 国際水泳連盟は日本で開催するはずのオリンピックの最終予選3大会を中止した。また、北朝鮮ですら不参加を表明している。

 朝日新聞の世論調査でも、再延期と中止を望む人を合わせると7割近くだ。

 しかしながら、開催にからむ人たちにはそうしたくない、できない理由がある。

 招致のウラで動いていたのは某広告代理店であることは想像がつく。実際に依頼を受けたかどうかは知らないが、国の大きなイベントはたいがいそこが手がけているからだ。その見返りに、競技場の建設やその他の計画のなかから、巨額の手数料をせしめていたのだろう。

 威信を保ちたい政府とカネをもうけたい広告代理店のずぶずぶの関係から生まれるオリンピックに、もはや意義や意味はあるのかと思ってしまう。

 池江璃花子選手の復帰は本当に立派で喜ばしいことだが、彼女の奮闘を政治に利用してほしくない。

 お涙ちょうだいの物語にすり替え、聖火リレーの映像とともに連日マスコミに流させ、「だからオリンピックが必要だ」と世論を誘導するのは不快である。

 IOCや国際競技団体にも、カネをめぐる事情がある。IOCの総収入の73%を占めるのは放映権料で、米NBCとは2032年までの放映権を契約済み。金額は日本円にして約1兆3300億円。すでにIOCはそのカネを各競技団体に分配金として渡してしまっているという。

 分配金の割り当てにはランクがあり、マイナーな競技ほどもらえる金額が少ない傾向がある。自前で運営する力の乏しい団体にとっては、分配金がなければ活動の継続は困難になる。つまり、無観客でもとにかくオリンピックをやってもらわないことには、IOCと各競技団体の存続が危うくなるのだ。

 オリンピックは、いつのまにか巨大なビジネスになってしまった。本来は主役であるはずのアスリートや市民が置いてけぼりにされていると感じるのは、私だけだろうか。



三枝成彰 作曲家
1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 危ない監視国家<本澤二郎の「日本の風景」(4051)<また自公が強行するデジタル庁設置法案は神道・戦争体制の完結編!>
危ない監視国家<本澤二郎の「日本の風景」(4051)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28717202.html
2021年04月11日  jlj0011のblog


<また自公が強行するデジタル庁設置法案は神道・戦争体制の完結編!>

 我ながら不勉強にあきれるほかない。主権者である国民の人権侵害を確約する、デジタル庁設置法など関連法案のことである。アナログもデジタルも知らない日本人に腹が立つ。これがまたしても自民公明によって、強行される!大衆・主権者を欺こうとする、神道政治・日本会議の完結編といってもいい。令和の教育勅語なんてものではない!

 岸信介・安倍晋三の、清和会政治の完結編といってもいいだろう。法律家の指摘に、いま頭がぐらぐらする。コロナ政局・電通五輪の狂騒曲にまぎれて、もうすでに天下の悪法が、衆院内閣委員会と衆院本会議で可決、参院に送られてきている。ゆでガエルの日本人の大半はいうまでもなく、枝野や志位の野党もスイスイ議会に、事実上、賛同している?狂ってしまった議会の日本である。

 野党までが、大衆を戦争勢力にして、自公と共に窒息死させようというのか。戦前の大政翼賛会になってしまっている議会なのか。新聞テレビはどうした!主権者を道連れにしようというのか。

<マイナンバーで主権者丸裸にして窒息死させる毒薬だ!>

 鍵はマイナンバーカードである。大馬鹿三太郎の首相と思い込んできた国民が猛省すれば、まだ間に合うのだろうか。神道政治の本陣である日本会議に操られて、再び戦前回帰どころか、戦前以上の戦争体制へと、日本は突っ込んでいる。違うだろうか。

 まさかのマイナンバーカードである。国民総背番号制度なんていうレベルの代物ではない。国家主義・全体主義に突っ込んでいる日本政府である。丸裸にされた善良な市民が、悪政に抵抗しようとしても、デジタル庁のファイルを、悪辣な政府と捜査当局が悪用すると、健全なデモさえも抑え込まれるだろう。

 警察国家・暗黒の日本も、現実のものになろう。議会に善良な議員はいないのか。一人でもいたら、立て、声を上げよ、といいたい。国民を窒息死させる毒薬を潰すことが、国民の味方である。ミャンマーを笑えない。

 沈黙は許されない。本気でそう思う。神道政治を補完する、死の商人の高笑いが聞こえてくるではないのか。公明党創価学会は聞こえないのか。池田大作に追随する、正義の信仰者はいないのか。

 戦争三法強行に対して、反省も謝罪もする気がないのか。

<悪用すれば不戦の憲法9条を形骸化させる天下の悪法>

 政府と自治体が有する主権者の情報が、デジタル庁に一本に集約される。これを悪用すると、国民は身動きできなくなろう。個人情報保護法は、間違いなく形骸化するに違いない。

 悪人はともかくとして、善良な市民も「拘束」されて、声も行動も出来なくされるだろう。特にA級戦犯の岸信介・森喜朗・安倍晋三のような、神道・日本会議政治のもとでは、日本国憲法も空文化、危うくさせられる。

 ことはTBS強姦魔事件救済のレベルを、はるかに上回るだろう。改憲軍拡に対して、いまでも沈黙する市民は少なくない。福祉が削られようが、貧困がひどく進行しようが、じっと耐えてきている日本人である。

 すでに文科省事務次官も、官邸警察権情報の被害を受けている。立憲民主党で安倍を追及していた元検事が、突然不倫を報じられ、気が付いてみると、国民民主党で改憲の旗振りをしている。

 とうに共謀罪が成立している。特定秘密保護法で悪しき政府の情報は、機密として国民は埒外に置かれている。言論の自由は薄い。まともな言論が存在しないような、現在の日本である。民主主義が機能しないような、全体主義・国家主義の国へと変質させられているではないか。ヒトラーも感動しているかもしれない。

<遅すぎた法律家の警鐘乱打>

 自白すると、専門家である法律家の具体的な指摘があるまで、問題のデジタル庁について無関心を決め込んでしまっていた。無能・無責任言論人でしかなかった。

 ゆでガエルの一人だった。ゆでガエルを指摘、警鐘を鳴らしてきた御仁でさえも、この重大な法案について一言も発しなかった。いま日本人は、コロナ対策について、政府の専門家という輩の説明に一喜一憂しているが、もう1年半だというのに、適切な対策がない。

 いい加減な専門家に操られる日本人でしかないのだが、デジタル庁に対する疑惑は、事柄次第では戦争と結びつくものだけに、法律専門家の指摘はまともである。ネットには、とうの昔から警戒警報を鳴らしてきた専門家もいることを確認できた。

 その指摘は、いずれも頷くばかりである。法律家の警鐘乱打に敬意を表したい。衆院は、自民党の莫大な国会対策費で、野党は総崩れ、天下の悪法がスイスイと通過したことに怒りを覚えるが、参院では与野党議員の識見をひけらかして、問題の悪法を徹底的にチェックする責任がある。参院は政党から独立して、真摯に問題法案と対決する義務がある。

<国会は廃案か大幅修正して毒針を抜け!>

 野党も国民も内閣支持率の低迷で、死に体の菅内閣について、やや安堵する向きもある。これぞ油断大敵である。よしんば菅が退陣に追い込まれたとしても、デジタル庁を発足させることで、菅は戦争三法を強行した安倍を上回る戦果を手にしたことになる。

 戦争屋にとって、これほど有難い法律は、他に比肩出来ないほどだ。有難いものである。電通支配に甘んじている新聞テレビも、参院審議を詳しく批判報道する責任を果たさなければならない。

 改憲軍拡は9条の死を意味する。デジタル庁発足で、岸政治・神道政治の完全復活を意味する。アジアの不安定要因だ。アジア諸国民も油断できなくなるだろう。国会はこの悪法を廃案にするか、大幅な修正を加えて、監視国家条項をすべて排除する義務がある。毒針を抜くしかない。

 日本国憲法の人権条項・9条に触れる条項を、全て切り捨てるのである。

<またしても国民・大衆を裏切った公明党創価学会>

 2013年から2015年当時の安倍・自公内閣を連想する。安倍の戦争法制は、公明党創価学会による国民に対する裏切りが、それを可能にしたものである。

 公明党創価学会は、再び同じ愚を犯した。池田を信じてきた信仰者と、選挙で公明党に投票した有権者を、またしても裏切っているのである。神道と創価学会が、死の商人の手先を、信じがたいことに演じていることになる。

 2013年12月に木更津市の戦争遺児の怒り、続く沖縄の野原善正の反撃は、デジタル庁設置法案阻止に向けてまとわりついている、と指摘しておきたい。

2021年4月11日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


「国家の市民監視許さぬ」と声明 デジタル改革法案で法律家有志
4/6(火) 17:38共同配信

 デジタル改革関連5法案の衆院通過を受け、法案に反対する弁護士ら法律家有志が6日、個人情報保護の徹底を求め、国家による市民監視を許さないなどとする緊急声明を発表した。

 有志は自由法曹団や日本民主法律家協会でつくる「デジタル監視法案に反対する法律家ネットワーク」。国会内で記者会見した海渡雄一弁護士は「デジタル社会をつくるには、市民と公権力の間に緊張関係と信頼関係がなければならない。この(審議)状態では信頼関係は絶対持てない」と、政府を批判した。

 声明は「デジタル庁が集約した情報は、官邸を介して警察庁・各都道府県警察と共有されることが強く疑われる」としている。


《デジタル監視法案に反対する法律家ネットワーク》による 「デジタル監視法案」について、プライバシー保護の観点から 慎重審議と問題個所の撤回と必要な修正を求める意見書ー発表記者会見



http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28671410.html


<あなたは信じますか、私は断じて信じない>

全国の暴力団(準構成員を含む)の概数は昨年末時点で2万5900人(前年比2300人減)となり、11年連続で過去最少となったことが警察庁のまとめでわかった。山口組8200人で、住吉会4200人、稲川会3300人、神戸山口組2500人、絆會(きずなかい)490人で、この5団体で全体の7割超を占めた。取り締まりの強化や暴力団排除運動の広がりで活動が困難になり、構成員の離脱が進んでいるとみられる。 (読売)

<お次は日本の番に、難問は新聞テレビの壁>

「41対0(ソウル市25区・釜山市16区) 怒った民心、政権を審判」(朝鮮日報)、「与党惨敗、恐ろしいほどに背を向けた民心」(ハンギョレ新聞)「怒った民心、与党を捨てた」(ソウル新聞)

 翌朝の新聞の一面には保守系から進歩・革新系、中道系にいたるまでこんな見出しが躍った。(文春)



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 高校の教科書検定でも「嘘と詭弁」を強要する文部科学省 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



高校の教科書検定でも「嘘と詭弁」を強要する文部科学省 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/287647
2021/04/09 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


領有権の問題は存在する(沖縄県の尖閣諸島。手前から南小島、北小島、魚釣島)/(C)共同通信社

 日本は今や嘘と詭弁が横行する国となった。

 それが常態化しているのは政治家だろう。さらに国の機関までもが嘘と詭弁を教科書に記載するよう強制する事態となれば、いよいよ、この国の将来はない。そんな最悪の状況になりつつあるのが文科省が進めている高校の教科書検定だ。

 新しい学習指導要領では、北方領土と竹島、尖閣諸島について「我が国固有の領土」と記述するよう明記。尖閣諸島については「領有権の問題は存在しない」点も記述するよう求めた。

 ロシアが北方領土を「実効支配している」との表現にも意見が付き、「不法占拠」に修正するケースが目立った。

 領土問題では、日本政府は長い間、嘘と詭弁を繰り返してきている。そして多くの国民は、それが真実だと信じているのだが、あらためて領土問題の史実を列挙したい。

 日本はポツダム宣言を受諾し、戦争を終えた。ここでは「日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ」とある。1945年9月2日、日本は降伏文書に署名したが、ここには日本側は「ポツダム宣言ノ条項ヲ誠実ニ履行スルコト」を約束している。この文書には、米英中(中華民国)、ソ連等の代表が署名している。

 サンフランシスコ講和条約で日本は「千島を放棄する」ことを約束し、吉田全権代表は国後・択捉は南千島と言及している。

 ヤルタ協定(米英ソ間)では「千島列島ハソ連ニ引渡サルヘシ」とされている。

 国連憲章は「この戦争の結果としてとったものを無効・排除するものではない」とある。従って、ロシア(旧ソ連)が国後・択捉を実効支配しているのは不法占拠とは言えない。

 米国は尖閣諸島返還時、尖閣諸島の領有については「(日本、中国、台湾の)いずれの国の立場を取らない」とし、この方針は今日まで継続されている。

 さまざまな歴史的経緯はあるが、日本はポツダム宣言を受諾することによって戦争を終えた。このポツダム宣言の受諾によって、本州、北海道、九州及び四国以外は「『我が国固有の領土』であるから我が国のもの」という主張は国際的に通らない。

 第2次大戦後、世界は領土問題を含め、新たな秩序を構成した。日本がこの仲間に入り生きていくなら、この秩序を守る義務がある。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 体験しないとできないでは困る/政界地獄耳(日刊スポーツ)
 


体験しないとできないでは困る/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202104100000115.html
2021年4月10日8時58分 日刊スポーツ


★日本人になのか、現代人だからなのか、政治家だからか想像力のない人間が世の中の中心にいたり、責任ある立場にいると関係するものはたいていひどい目にあう。8日、自民党青年局所属の30代の男性議員3人が妊娠7カ月の体重や体格を疑似体験できるジャケットを着けて2日間を過ごす「妊婦体験」を行った。世の中は大変結構なことと受け止めるかもしれないが、男性も30代になれば、世間のさまざまな仕組みも理解しているはず。まして国民の代表となる国会議員ならば、多くの経験や人脈もあるだろう。

★だからこそ、実体験を経ずして彼女たちの苦労を想像して政策に生かさなければならない。すべてを体験しないと理解できないのは想像力の欠如だけでなくリーダーとしてのすべを持たないといえる。以前、民主党の若手議員が複数で陸上自衛隊習志野駐屯地に体験入隊したことを誇らしげに語っていたが、彼らは「政治家たるもの、自衛官を率いて政治決断しなくてはならない時に、隊員の気持ちを理解しなければいけない」と語っていたが、理解することは必要だし結構なことだが、実践してみなくてはわからないようではだめなのだ。

★政治家は経験せずとも、知見や専門家、関係者の説明で理解し酌み取り、体験したように受け止める力が必要だ。重さ約7・3キロのジャケットを着用して妊婦体験をすることなく、重さだけでなく、妊婦の苦労や不自由さ、社会生活の大変さの説明を役人だけでなく経験者などから受け、政策に生かしてほしい。すべてを体験しないとできないような政治家は危険極まりない。やったことがないから、試しにやってみようでは済まないことがたくさんある。先達の教訓を現代に生かせなければ能力のある政治家とは言えない。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <「バカの一つ覚え」に国民悲鳴>目に余る 首相と知事の無能とボンクラ(日刊ゲンダイ)

※2021年4月10日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大




※文字起こし

 最初の緊急事態宣言下だった昨年に続き、対象地域の住民は2年連続でゴールデンウイークを奪われたも同然である。

 9日、「まん延防止等重点措置」の適用対象に東京、京都、沖縄の追加が正式決定。期間は12日からで京都と沖縄は先に適用された宮城・大阪・兵庫と同じ5月5日まで。東京のみ同11日までだ。

 東京の宣言解除後3週間足らずで重点措置に踏み切らざるを得なかったのは、菅政権の見通しの甘さと無策の表れ。国民に我慢を強いる一方で、なすべきことを何もやってこなかった結果だ。

 大規模検査の実施、陽性判明後に生活や仕事に支障が出る不安を払拭させる十分な生活・営業・人員補償、コロナ専用病院の設置、医療機関への減収補償、病床確保のために回復期の患者を転院させるなどの病院間の連携強化――。政府のやるべきことはすぐに思いつくのに、初の宣言から1年経っても何ひとつ実現していない。

 重点措置にしても柱は「バカの一つ覚え」の飲食店への時短営業要請頼み。「コロナ慣れ」の風潮が広がる中、飲食店を目の敵にしたって、増えゆく人出に抜本的な歯止めをかけられるわけがない。つまり、十分な効果を得られる保証はどこにもなく、事実上の感染野放しである。

 大体、菅首相と小池都知事はコロナ対応を巡り、常に醜い主導権争いを演じてきた「犬猿の仲」だ。ところが、今回は小池から重点措置の要請を受けると、すぐに菅は反応した。不倶戴天の敵同士が足並みをそろえたのには、薄汚い魂胆が透けて見える。

 2人とも何がなんでも東京五輪の開催を強行したいだけである。

本気で国民を守るなら五輪返上がスジ

 今夏の大会前に3度目の宣言発令に追い込まれれば、一気に開催機運はしぼむ。菅と小池にとって最悪の事態を避けたいという点で思惑が一致。菅にすれば毎度の「後手対応」で感染状況がさらに悪化すると、小池に批判材料を与えるとの危機感もあったろう。

 菅が先月21日の宣言全面解除を決めたのも五輪ありき。既に感染者は増加傾向、感染力の強い変異株も広がりつつあった中、専門家の助言を押し切ったのは、4日後に聖火リレーのスタートが控えていたためだ。

 要するに国と首都の両トップはそろって、五輪開催が最優先。国民の命は二の次だから、たまったものではない。

「本当に国民の命を守る覚悟のあるトップなら、直ちに五輪返上を決断し、その予算と労力をコロナ対策に集中させる。ワクチン接種が間に合わないのに、開催を強行するのは国民を感染爆発の危機にさらす単なるギャンブル。変異株が猛威を振るう中、聖火リレーを継続しながら、『密を避けろ』とは、言うことなすことメチャクチャです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 コロナ対策に協力しない飲食店には罰則があるのに、効果を見込める対策を打たない政府や自治体はおとがめなし。そのクセ、「コロナ疲れの気の緩み」などと国民に責任を押し付ける。この身勝手に抗議デモが一つも起きないのは不思議でならない。

知らないうちに罰則範囲が拡がる恐怖

 ホンの1週間前の会見で、小池は「東京と大阪で広がっている変異株の種類が違う」「特に“大阪株”の方が(感染力が)強い」と言い放った。ヘイト同然のスピーチで余裕をかまして重点措置の対象となった大阪との違いを強調したが、あっという間に都内でも大阪と同じ変異株が急拡大している。

 直近1週間で調べた新規感染者の3割強が変異株に感染し、前週の実に5倍超に増加。小池は「ウイルスの好物は心のスキ」とくだらない標語を掲げていたが、スキだらけなのは自分の方だ。

 昨年の新語・流行語大賞に「3密」が輝いたことにも味を占め、この1年で彼女がやってきたのはフリップ芸と言葉遊びのみ。昨年の知事選前には3密回避を呼びかけるCMに自ら出演。大量にテレビで流し、事前運動もどきに都税をつぎ込んだ。

 現行法で都市封鎖は不可能なのに「ロックダウン」と叫んで都民の不安をあおり、「東京アラート」と称して都庁とレインボーブリッジを真っ赤に染め、揚げ句に「コロナかるた」のムダ遣い。露骨なパフォーマンスが飽きられたのか、カンニング竹山に批判された都の公式動画の再生回数は伸び悩み。先月24日に公開された小池単独のコロナ対策メッセージ動画はきのう21時時点で、838回にとどまる。

 前出の五十嵐仁氏が言う。

「当初はキャッチーな言葉で都民を引きつけたものの、具体的なコロナ対策は時短営業、外出自粛、テレワーク推進と同じことの繰り返し。もはや新味がなく、都民が辟易するのも当然です。過去最悪の感染爆発の瀬戸際で、自慢の発信力に陰りとは『オオカミ少年』ならぬ、『オオカミ知事』。言うだけパフォーマーの自業自得です」

 そんな小池でさえ、アホなライトアップをやめたのに、通天閣を赤く点灯させ、悦に入っている大阪府の吉村知事はどうかしている。

 緊急宣言の早期解除に前のめりだったことへの謝罪もなく、重点措置適用後は連日のテレビ行脚。情報発信は結構だが、吉村は「(解除の)2月末時点では感染者は1日50人程度だった」と言い訳に終始してばかり。無責任発言をたれ流すだけの在阪メディアも共犯関係にあり、「イソジン会見」で府民をパニックに陥れた反省の色なし。

 そもそも宣言解除後に吉村はコロナ対策そっちのけ。大阪市の権限と財源を差し出し、府に成長戦略と都市計画の権限を委託する「広域行政一元化条例」の制定にかまけていたから度し難い。

コロナ対策と称して民意否定のトップたち

 この条例は2度の住民投票で否決された「大阪都構想」の代替案。制定ゴリ押しで民意を否定する府知事が、いくら外出自粛を呼びかけても府民の心には響かない。

 足元の府職員でさえ、14人も“ご法度”の送別会を開き、参加者複数が感染し、クラスターが発生したことが、いい証拠だ。

「8日の、条例に基づく『副首都推進本部会議』の初会合で吉村知事は『大阪の力を発揮するためには府市一体で方向性を決めることが必要』と述べましたが、その力はコロナ対策にこそ発揮すべき。優先順位が間違っています。『マスク会食』の徹底も本来、感染リスクの高い会食自体を、マスクを着用すればいいと推奨しているようなもの。誤ったアナウンス効果が心配になります」(行政倫理に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏)

 実は国民のあずかり知らぬうちに、菅政権は目に余るボンクラ知事に新たな“武器”を与えている。1日に新型コロナ特措法施行令をこっそり改正。重点措置の適用地域の知事が、飲食店などに「アクリル板設置」や「客同士の距離の確保」といった飛沫対策を命じられるようにしたのだ。

 従わなければ知事の腹一つで過料の罰則を科される。これほど重要な変更なのに、行政手続法の定める事前に案を示して国民の意見を聞く「パブリックコメント」は、例外免除規定の「緊急性」を理由に省略。国会に諮りもせず十分周知されないまま、小池や吉村の命令・罰則範囲を拡大とは、ナントカに刃物だ。

「コロナ対策を名目に、私権制限がどんどん進んでいることに危うさを感じます。その上、国も東京も大阪も民意軽視のトップが牛耳っているから、なおさら怖い。国民が『人権を守り、生活を守れ』と訴え続けなければ、事実上の独裁制に一直線です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 政治家に戦略も覚悟もなし。御用学者に知恵もなし。国民にだけ求める「欲しがりません、勝つまでは」を受け入れてしまったら、この国は間違いなく滅びる。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK280] ワクチン接種「メリット」の正体(植草一秀の『知られざる真実』)
ワクチン接種「メリット」の正体
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f9b7b5.html
2021年4月11日 植草一秀の『知られざる真実』


メディアはワクチン接種推進キャンペーンを展開している。

菅内閣はワクチン接種に巨大な予算を計上した。

この措置で最大のメリットを受けるのはワクチンメーカーである。

しかし、日本で国民多数がワクチンを接種する必要性は高くない。

大きな矛盾がある。

「ワクチン利権者のワクチン利権者によるワクチン利権者のためのワクチン接種」であると考えられる。

英国アストラゼネカ製ワクチンで血栓が生じ、死亡する事例が報告されている。

ワクチン接種は死のリスクを伴っている。

アストラ社製ワクチンは日本政府のワクチン調達計画全体の約4割を占める。

しかも、国民はワクチンの種類を選べない。

担当相の河野太郎氏は当初、接種を受ける人がワクチンの種類を選ぶことができると明言していた。

しかし、これを撤回した。

どの種類のワクチンを接種するのかを選べない。

人気のあるワクチンと人気のないワクチン。

日本政府の誰がどのようにその地域別配分を決めるのか。

抽選などの方式を取らないと不公平になる。

日本の個人の多数において、ワクチン接種のメリットはワクチン接種のリスクを下回る。

しかし、大半のマスメディアはワクチンに対するネガティブ情報を隠蔽してワクチン接種を推進する報道を展開する。

テレビメディアはワクチン推進専門家しか画面に登場させない。

現実には、ワクチン接種を推奨しない、ワクチン接種忌避を呼びかける専門家も多数存在する。

こうした専門家をテレビメディアが排除している。

メディアも巨大なワクチン利権の利益享受者の一角を占めている。

ワクチンメーカーの経営最高責任者は自社株価が急騰した局面で保有株式を市場で売却して巨大な利益を獲得している。

本来、ワクチン認可プロセスは極めて厳格だ。

とりわけ大きな壁になっているのが第三相治験。

このプロセスを完了しなければ認可が下りない。

ところが、コロナワクチンでは第三相治験が省略されている。

莫大なコストを要する第三相治験で優良な結果を得られなければ認可は下りず、メーカーは開発費用を回収することができない。

しかし、コロナワクチンでは、特例で第三相治験が省略されている。

メーカーは第三相治験なしで認可を獲得している。

それだけではない。

ワクチンで事故が発生した場合の損害賠償責任を負わない特約まで付与されている。

ワクチンメーカーは濡れ手に粟の巨大利益を供与されている。

その利益の一部がワクチン利権関係者にキックバックされる構造が存在すると見られる。

コロナワクチン利権の巨大な闇が存在する。

東アジアの現状を踏まえれば、ワクチン接種の正当性が存在しない。

重篤化しやすい基礎疾患を持つ者、重篤化しやすい高齢者は、ワクチン接種に一定の合理性がある。

ワクチン接種のメリットがリスクを上回るケースがある。

しかし、高齢でない健常者においては、ワクチン接種のメリットがリスクを上回るとは言えない。

高齢でない健常者が重篤化する事例が極めて少ないからだ。

その一方で、ワクチン接種で血栓が生成され、死亡する事例が報告されている。

テレビメディアが喧伝する「ワクチン接種のメリットがワクチン接種のリスクを上回る」の言い回しは一種のペテン。

国民多数がワクチンを接種することは政治権力者にメリットがあるが、一人一人の国民にとってはリスクがメリットを上回る場合が圧倒的に多い。

政治権力者にとっては少数の国民が命を落としても痛くもかゆくもない。

この少数の国民の犠牲によって集団免疫を確保でき、利権も確保できるなら、政治権力者にとって、この方が都合がよい。

これが「ワクチン接種のメリットはワクチン接種のリスクを上回る」の正確な意味だ。

高齢でない健常者はワクチン接種を忌避するのが適正だ。


「UIチャンネル」第380回放送、鳩山元首相との対談がアップされております。

https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK280] この国滅茶苦茶です、飲食店の見回りの前に権力者への見回り強化でヨロシク(まるこ姫の独り言)
この国滅茶苦茶です、飲食店の見回りの前に権力者への見回り強化でヨロシク
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/04/post-45b20c.html
2021.04.11 まるこ姫の独り言


国民には、自粛を強要して政治家や官僚たちは宴会三昧。

菅首相は飲食店の見回りを徹底するというが。


>国立感染研の職員ら21人が緊急事態宣言中の3月に送別会に参加。

>ジブチを拠点とする自衛隊員ら130人が飲酒を伴う親睦会に参加。

>厚労省老健局の職員ら23人が深夜まで銀座で宴会。

>愛媛県で総務省出身課長の送別会 道後温泉、県職員30人

>亀岡復興副大臣 学校法人との会食認める


真っ先に、自分達、特に利権がらみの政権与党政治家、そして各省庁の見回りが先決だ。

それなくして、なんで飲食店ばかり見回り(監視)をするのか。。。

菅は、国民には念仏のように、「手洗い・マスク・三密を避ける」をいうが、聖火リレーに集まる観客にも声を大にして言うべきだし、三密を許しているJOC、組織委員会には厳罰を処すべきだ。

そして、観客を誘発するドンチャン騒ぎのスポンサー各社にも苦言を呈すべきだ。

しかし、変異株が猛威を振るって国民には不要不急の外出を控えるように言っているのに、五輪だけは開く事が前提と言うのも異様に映る。

五輪開催、ボランティア要請・観客動員だけは不要不急じゃないようだ。

あれだけワクチン・ワクチン・ワクチン・・・

ワクチンを接種すればバラ色の人生が待っているかのようにワクチン頼みだったアベスガ政権なのに、ワクチン接種は遅々として進まず。

4月の6日の記事の参考にするためにYahoo!の累計接種人数を見たときには、確か120万人だったのに、4月11日には110万人に減っている。

これ毎日120万人とか110万人接種じゃないよね。。。

累計なのになぜ減っているのだろう、不思議だ。


しかも5月には一般的な高齢者に接種と言っているのに、「その他の医療従事者」も5月に接種で、高齢者接種と重なっている。



医療従事者でさえいまだ終わっていない。
これで本当にスケジュール通りいくのか。

ちなみに、日本は4月2日の段階で0.76%の接種率だと言う。
1%にも満たない、酷い状況だ。


あれほどワクチン至上主義で来たのに、ワクチンすら調達できない国。

承認がどうたらこうたら言っている人がいるが、承認する側が非常時の際でも平時と同じ呑気な感覚に驚く。

例え外国人観光客が来なくなるとしても、五輪を開くとなるとアスリートや関係者たちが大挙して押し寄せるのに、あれだけワクチンが身を守ると言っていた政府のこの対応は無防備すぎる。

五輪開催で、変異ウイルスが入ってこないか今以上に恐ろしくなる



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/235.html

   

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