韓国の独立と解放は他人の力に頼ったものであり、自ら辛苦を経て勝ち取った結果ではない。
2021年04月09日
中国メディアの韓国歴史観、韓国はアメリカが建国しアメリカに服従する国
http://www.thutmosev.com/archives/85548747.html
中韓首脳会談では必ず中国は韓国の”上司”のように振舞うが、韓国人は不思議に思わないようだ
画像引用:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/02/post-11644.php 予想外に複雑な日中韓の三角関係──韓国は日本より中国に傾く _ ワールド _ 最新記事 _ ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
韓国と中国は親密か不仲か
韓国と中国は仲が良いような悪いような、親密でありながら険悪なような微妙な関係にあります。
最近話題になったのはキムチ論争で、韓国がキムチを世界遺産に申請したが認められたのは「韓国の漬物文化」だった。
キムチの起源が韓国と主張する韓国に対して、中国は四川省の辛い漬物が半島に伝わったとしている。
豊臣秀吉によると朝鮮出兵したとき辛い食べ物はまったくなかったというから、四川省のほうが歴史はずっと古い。
韓国は秦の始皇帝は韓国人で中国を作ったのも韓国人、中国なんか韓国の属国みたいなもんだ等と言っている。
日本についても日本を作ったのは韓国だったとし、古代の韓国人が列島に移住したのが日本人、天皇も韓国人だと言っています。
キリストも韓国人らしいがそれは置くとして、このようなヒステリックな国民性がどこから来るのかを中国人が分析していました。
国有メディアグループ上海報業集団傘下のネットニュース澎湃(ほうはい)新聞は最近中国で人気があり、人民日報系より砕けた内容が多い。
澎湃新聞は2021年3月1日に「韓国はどのように建国されたか」という記事を掲載した。
1943年11月のカイロ会談で米、英、中の3カ国首脳は終戦後に半島国家を独立ささせる決定をした。
なおこの記事には嘘もあり、米英中とあるのは実際には中華民国(現在の台湾)で、会議には参加せず名前を連ねただけだった。
中華人民共和国としては第二次大戦に参加したのは台湾で、わが国はまだ存在していなかったのは不都合なようです。
韓国の独立は他人から貰ったもの
記事によるとソ連は半島領土の独占を企てていたが、米国は38度線での分割を提案しソ連はこの提案に同意した。
終戦前に米ソは両国による共同統治を計画したが民衆はこれに反対し、終戦後の米ソ対立で共同統治は実現しなかった。
この下りにも間違いがあり、38度線が国境になったのは単純に「日本軍がそこで停止したから」で米ソは関わっていません。
日本軍はソ連軍が38度線を突破したら全軍玉砕するつもりで、最終防衛ラインを設定し待ち構えていました。
ソ連はドイツ方面から本隊と物資を輸送するのに時間がかかり、日本軍は米軍に早くソウルを占領するよう催促をした。
結局米軍がソウルに達するのがソ連の攻撃開始より早く、アメリカとの戦争を避けたかったソ連軍も38度線で停止しそのまま国境になった。
記事によると南朝鮮で李承晩、北朝鮮で金日成を指導者とする2つの国家が建国され、朝鮮戦争を経て再び38度線で膠着した。
戦前から朝鮮戦争終戦まで韓国人や北朝鮮人は関わっておらず、李承晩はアメリカが任命し金日成はソ連が任命した。
北朝鮮の人々は有史以来自分で指導者を選んだことが無く、李氏朝鮮時代は中国皇帝が朝鮮王を任命していた。
韓国人がはじめて選挙で代表を選んだのは軍事政権が終了した1987年からで、まだ30年ほどの歴史しかありません。
澎湃新聞によると韓国の独立と解放は他人の力に頼ったものであり、自ら辛苦を経て勝ち取った結果ではない。
自ら独立を勝ち取った国は傑出した人物をリーダーとする政治団体が作られるが、韓国はアメリカが作った政府でアメリカが任命したリーダーから始まった。
大国に頼って独立した国の政治家は、大国との間に「文句ひとつ言えない関係」が生じる。
この大国とはアメリカの事で、「だから韓国はアメリカに文句ひとつ言えないのだ」と言いたいようです。
中国は日本についても「日本に支配され文句ひとつ言えない属国」という事がある。
これを真に受けるとアメリカに反抗し「我が国は中国の一部です」と言った鳩山首相や沖縄県知事のようになってしまう。
結局中国はアメリカに従属的な国を批判するが、アメリカから引き離して自分に従わせようとするのです。
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