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2021年4月06日02時00分 〜
記事 [政治・選挙・NHK280] 大阪と神戸のマスク会食騒動、北村は神戸の負けと言うが勝ち負けの問題?(まるこ姫の独り言)
大阪と神戸のマスク会食騒動、北村は神戸の負けと言うが勝ち負けの問題?
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/04/post-77ff51.html
2021.04.05 まるこ姫の独り言


今日のモーニングショーは、吉村府知事がコロナ過で放ったマスク会食について、疑問を唱えた神戸市長が話題になっていた。

最近やたら出てくる日本医科大学の北村がはっきりと、大阪の勝ち、神戸の負けと言った時にはビックリした。

これ、勝ち負けの問題なのか。
裁判官でもあるまいし、単細胞にしか見えなかった。


大阪VS神戸のマスク会食バトル≠ヘ、神戸の判定負け!
              4/5(月) 10:59配信 東スポWeb

>吉村知事は「政令の既定の中で、マスク会食は広い意味での義務化といえる」として、効果を期待している。ところが、久元市長は「マスクを着けたり外したりするとウイルスを触る危険性があり、かえって危険」として、神戸市民にマスク会食を「求めるつもりはありません」と公言していた。

>この真向対立する2人の意見に北村教授は「マスク会食の義務化に賛成です。明らかに大阪府知事の勝ち。神戸市長は負けです」と断言。


マスク義務化賛成派はそういうだろうが、飲食の時に無理やり強制させるようなやり方をどうかと思う人もいると思う。

マスク義務化になると、日本人のことだしきっとマスクをきちんと装着しているかどうか、見張る人が出てくるのではないか。

酒の席にいきなり注意されたら、売り言葉に買い言葉で揉めたりしないか?

北村は強権的なところとか、吉村と話が合いそうだ。

例え北村の言ったことが正論だとしても、お酒の席で、マスク会食をしていて楽しいのだろうか。

北村はマスク義務化に賛成の立場だから、アクロバット的な会食など器用にこなすのだろう。と皮肉を言ってみる。

いちいち外したり着けたり、瞬時にそれをし、マスクをしないと喋ることもできない。

お酒が入っていたら、正常な判断もできなくなるのにそれを要求されたら。。。。

現実問題、本当にこれが滞りなくできる人がいるのだろうか。
しかもマスク内は相当汚れてしまうだろう。


会食したければマスク義務化では、会食する気も起き無くなるのと違うかしら。

しかし、神戸市長の「まずマスクはするべきですが、食事の時の付け外しは効果が薄い、やり方によっては危険なので大人数や会話をしての会食を避けてください」のどこが負けなのか、私にはわからない。

「できるだけ会食を控えた方がいい」と言っている人と、「マスクルールを守れば何人でも会食OK」と言っている人を同じ土俵に乗せる意味が分からない。

吉村の「マスク会食のススメ」は人々の疑心暗鬼や分断を呼ぶ。

しかし吉村は、少しでも異論を言われるとすぐに言い返して自分の優位性を示すのが習慣になっているのかいつも言い返す。

お子ちゃまに見えて仕方がない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/144.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 国民の命より利権の二階幹事長(植草一秀の『知られざる真実』)
国民の命より利権の二階幹事長
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-750e93.html
2021年4月 5日 植草一秀の『知られざる真実』


自民党の二階俊博幹事長が4月4日放送のBS番組で、新型コロナウイルスの感染状況に留意した上で、停止中の観光支援事業「GoToトラベル」を再開すべきとの考えを示した。

再開によって感染拡大のリスクが高まるのは悩ましいとしながら、

「恐れていたら何もできない。

みんなが家に引きこもっていたら、日本の経済が止まってしまう。

経済効果がある」

と述べた。

昨年のGoTo強行が感染爆発を引き起こしたことに対する反省がまるでない。

GoToと感染拡大の因果関係は歴然としている。

感染は飛沫を通じて生じる。

この機会を創出する最大の機会が、多人数での会話を伴う飲食機会だ。

閉鎖的な空間での多人数によるマイク使い回しのカラオケもリスクが大きい。

多人数が狭い空間に位置しても、マスクをして会話をしない状態であれば、感染リスクは抑制される。

Gotoトラベル、Gotoイートは、多人数による会話を伴う会食機会の増加をもたらす。

そのため、Goto事業拡大によって感染拡大がもたらされた。

常識で判断できること。

菅首相は「Gotoトラベルが感染拡大の主要な原因であるとのエビデンスは存在しない」と主張してきたが、

「Gotoトラベルが感染拡大の主要な原因でないとのエビデンスも存在しない」

二階氏は

「みんなが家に引きこもっていたら、日本の経済が止まってしまう。」

と述べたが、日本経済の実態は二階氏が述べる状況と違っている。

昨年のコロナ騒動で日本経済は急激に悪化したが、その後、急回復している。

日本の実質GDPは昨年1−3月期が546兆円だった(季節調整済、年率換算)。


※拡大→http://img.asyura2.com/up/d12/11319.jpg

これが4−6月期に一気に500兆円にまで急減した。

2009年10−12月期以来の低水準になった。

鳩山内閣が発足した時点のGDP水準だ。

ところが、2020年の7−9月期、10−12月期に急回復して、10−12月期には542兆円に回復した。

コロナショックでの経済の落ち込みはほぼ修復された。

4月1日に発表された日銀短観も日本経済の急激な回復を明示した。

大企業製造業の業況判断DIは昨年12月比で15ポイントも回復してプラス5にまで上昇した。





業況判断が「悪い」から「良い」に転換している。

大企業・非製造業の業況判断は4ポイント改善のマイナス1にとどまったが、コロナショックによる日本経済の落ち込みは、全体としては大きく修復されている。

もちろん、問題がないわけではない。

大企業と比較して中小企業の業況は低迷している。

また、一部の業種で、極めて業況の悪い状態が続いている。

とりわけ深刻なのが「飲食・宿泊」である。

「飲食・宿泊」業界の支援が必要なことはその通りだが、そのことをGoto推進に結びつけるのは短絡的。

なぜなら、Goto事業がコロナ感染拡大をもたらすことは明白であり、再び感染を拡大させることは、これら業界にとってもプラスと考えられないからだ。

日本の主権者はコロナ感染収束の優先を求めている。

コロナ感染収束に成功すれば経済活動は自律的に拡大する。

「恐れていたら何もできない」の精神論=反知性主義で突き進めば、事態の改善を遅らせるだけだ。

特定産業がコロナの影響で業況が悪化しているなら、当該業種を「構造不況業種」に指定して、何らかの支援策を採るべきだ。

日本経済全体が沈没しているわけではない。

経済全体は復調している。

構造不況に陥っている事業分野に対して感染拡大を推進しないかたちでの支援策を講じるべきだ。


「UIチャンネル」第380回放送、鳩山元首相との対談がアップされております。

https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/145.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 東京五輪に暗雲…菅首相に突き付けられる4.16“土下座”訪米(日刊ゲンダイ)





東京五輪に暗雲…菅首相に突き付けられる4.16“土下座”訪米
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/287476
2021/04/06 日刊ゲンダイ


何とか東京五輪開催支持をとりつけたい菅首相だが…(C)日刊ゲンダイ

 菅首相は15〜18日の日程で訪米し、16日にバイデン米大統領と首脳会談を行う。バイデン大統領が迎える初の外国首脳だ。政府は「米国が日本を極めて重要視している証し」(加藤官房長官)と胸を張るが、手放しで喜んでいる場合ではない。東京五輪の開催を“人質”に取られ、米国から足元を見られて、ムリな要求を突き付けられかねないからだ。

 日米首脳会談のメインテーマは「気候変動」だが、菅首相は東京五輪の開催支持も取り付けるつもりだ。しかし、いくら開催を強調しても、国内の新型コロナウイルスの感染拡大を抑えられていない。

 ボロボロの感染状況での聖火リレー強行には、国際社会も冷ややかだ。とうとう、国際水泳連盟(FINA)は、東京と福岡で開かれる予定だった五輪最終予選の3大会を中止にしてしまった。

 FINAは2日、飛び込み、アーティスティックスイミング(シンクロナイズドスイミング)、オープンウオーター(マラソンスイミング)の3種目の最終予選中止を発表。英BBC(電子版)によると、FINAは関係者への文書で、日本政府を「(競技の)公平さを担保するために必要な措置が講じられていない」と批判したという。感染対策や費用負担で折り合いがつかなかったとみられている。

 感染拡大が続けば、他の競技でも中止論が広がる可能性がある。大会本番を迎えられるか、さらに暗雲が立ち込める。そんなムードを払拭するためにも、菅首相はバイデン大統領から五輪支持の言質を何が何でも取り付けたいはずだ。

 しかし、そう簡単に思惑通りにいくのかは疑問である。


対中強硬で「踏み絵」(バイデン米大統領)/(C)ロイター

中途半端な外交姿勢

 そもそも、バイデン大統領は五輪開催について「科学に基づくべき」と明言している。そこで、いま懸念されているのは、バイデン大統領が日本の足元を見て過度な要求をしてくるのではないか、ということだ。

 対中強硬派のバイデン大統領は、中国による少数民族への人権侵害や、台湾防衛のための安全保障、サプライチェーンの見直しを掲げ、対中政策の「踏み絵」を日本に迫ろうとしている。

 政権維持のために、どうしても五輪を開催したい菅首相は、バイデン大統領が「アメリカの選手団を派遣する!」と言ってくれれば万々歳だから、それと引き換えに、米国の要求をのみかねない、とみられている。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。

「本来、日本は、中国になびいて欲しくない米国と強気に駆け引きできる立場のはず。五輪開催を保証してもらうのは当然として、日米安保における日本の裁量権や、極東有事における米国の防衛義務についても交渉できるのです。しかし、現状は米国に従わざるを得ず、中国の反発を受け止める覚悟もない。あまりにも中途半端です。米国に強気に出られない以上、足元を見られて当然です」

 五輪ありきだから、コロナ対策も外交も中途半端なのである。最悪の首脳会談となりかねない。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/146.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 池江璃花子復活劇を五輪強行派が利用、「反対派は池江選手に言えるのか?」の大合唱! 門田隆将や安倍前首相も便乗ツイート(リテラ)
池江璃花子復活劇を五輪強行派が利用、「反対派は池江選手に言えるのか?」の大合唱! 門田隆将や安倍前首相も便乗ツイート
https://lite-ra.com/2021/04/post-5845.html
2021.04.05 池江璃花子復活劇を五輪強行派が利用! 門田隆将や安倍前首相も便乗ツイート リテラ

    
    東京2020組織委員会公式ウェブサイトより

 あまりにもドラマティックな復活劇だった。昨日4日におこなわれた競泳の日本選手権で、白血病で長期療養していた池江璃花子選手が女子100メートルバタフライ決勝で3年ぶりの優勝を果たし、400メートルメドレーリレーの五輪派遣標準記録を突破して東京五輪代表入りを内定させたからだ。

 池江選手が白血病であることを公表したのは2019年2月、つらい治療を乗り越えてプールに戻ってきたのは昨年の3月のこと。本人は2024年のパリ五輪に照準を合わせているとしてきたが、それが約1年で日本選手権優勝を果たすとは……。レース後、池江選手は涙を流しながら「自分が勝てるのはずっと先のことだと思っていた。つらくても、しんどくても努力は必ず報われるんだな、と思った」とコメントした。

 今回の池江選手の復活には多くの人が感動し、実際、世界中から大きな拍手が送られている。なかでも、いま病気と闘っている人にとって、池江選手の姿は大きな希望を与えるものになったことだろう。

 しかし、この池江選手の素晴らしい健闘の一方で、ネット上ではこんな声が噴出している。それは、「東京五輪開催に反対している人は、池江選手にそれを言えるのか?」というものだ。

〈「東京オリンピックなんか中止にしろ」とか言ってる人たちは池江璃花子にもそう言えるのかい?〉
〈ほんとこれからオリンピック反対や中止を言ってた著名人の方々はどうするんですかねあんな素晴らしい奇跡を起こした池江さんに対して同じ事が言えるのかと〉
〈「オリンピックは中止したらいい」と言うコメンテーター。池江さんの前で言ってみろ。〉

 病気を乗り越えて池江選手は東京五輪への切符を手に入れようとしているのに、その大会の開催に反対できるのか──。さらに露骨だったのは、ジャーナリスト・門田隆将氏のツイートだ。

〈池江璃花子選手の奇跡と涙は五輪が“勝負の世界に生きるアスリート”の為にある事をマスコミや反対勢力に教えた。アスリートの努力に敬意を払い、最高の舞台を用意したい〉

 東京五輪はアスリートのためのものであり、開催に反対する者はアスリートの努力を踏みにじっている。そう言いたいらしい。

 だが、このコロナ禍で優先させるべきは「アスリート」なのか。たとえば、NHKの番組で五輪開催の意義について討論がおこなわれた際、元アスリートの増田明美氏が「スポーツに触れれば元気になる」「理屈じゃない」と主張した際、やはり元アスリートで五輪メダリストの有森裕子氏はこう語っていた。

「選手のこととか、スポーツのことを思うのは一回やめてほしい。それを応援している人たち、それに日常的に関係しない人たち、その人たちあってのスポーツじゃないですか」
「アスリートファーストじゃない。社会ファーストじゃないですか。社会がちゃんとないとスポーツできないんですもん。社会があって、その下に人間がより健康に健全に生きていくための手段としてスポーツがあり、文化があり、そこのひとつなんです。そのひとつに大きなイベントとしてオリンピックがある。ちゃんとした社会と健全な人たちのもとで守られてできていっている」
「(社会に対する)愛と言葉が足りなさすぎるんじゃないですかって思う」

 アスリートではなく、まず社会に生きる人びとの健康と安全を守ることが優先されるべき。これこそ当たり前の話だし、開催に反対する人が多いのもこの原則に立っているからだ。

 しかも、「アスリートファーストであるべき」という主張を五輪開催に反対する人びとに対してぶつけるのは、はっきり言ってお門違いだろう。「アスリートの頑張りを踏みにじるつもりか」と批判をぶつけるべき相手は、間違いなく東京五輪組織委員会および日本政府のほうだ。なぜなら、組織委こそがアスリートの努力を、自分たちの努力不足によって踏みにじろうとしている張本人にほかならないからだ。

 そのことを象徴するのが、組織委が主催するテスト大会について、国際水泳連盟(FINA)が中止する意向を伝えてきた件だろう。

■テスト大会中止意向の国際水泳連盟が日本政府を批判「開催に向けて必要な措置を講じなかった」

 テスト大会は国際オリンピック委員会との開催都市契約によって実施することが求められているもので、五輪開催の前に競技運営の確認などのためにおこなわれる。とりわけ今回は新型コロナ感染防止に万全の対策が求められており、テスト大会の重要度は高まっていた。

 しかし、この肝心の東京五輪のテスト大会で海外選手が参加するとされていたのは、飛び込みとアーティスティックスイミング、バレーボール、マラソン、陸上のわずか5競技のみ。これには「コロナ禍での五輪開催なのに海外勢の参加がこれだけで感染対策のテストができるのか」と疑義を呈する声があがってきたが、ここにきて、FINAが飛び込みとアーティスティックスイミングのテスト大会について日本側に中止の可能性を通告したと読売新聞などが報道。その理由は、〈入国後の隔離措置を不安視して審判などの関係者が渡航を拒否していること、日本側がFINAにコロナ対策費の負担を求めていること〉。英・BBCによると、FINAは日本政府に対して「開催に向けて必要な措置を講じなかった」と文書で批判したという。

 つまり、コロナ禍に五輪を開催しようというのに、組織委と日本政府はアスリートや関係者が安全だと納得し参加できるような対策を打ち出さず、そのことによってFINAはテスト大会を事実上“ボイコット”したのである。

 そして、もしFINAのあとにつづいて数少ない海外選手参加のテスト大会を中止する動きが出てくれば、安全に大会が運営できるかどうかの検証もなされないまま本番を迎えることになり、選手や関係者に大きな不安を抱かせることになる。そんなことはわかりきった話なのに、組織委も日本政府も、もっとも重要なコロナ対策をなおざりにしてきたのである。一体、これのどこが「アスリートファースト」だと言えるだろう。

 しかも、「アスリートファースト」を謳うならば全力で取り組むべきだった感染防止対策をおろそかにしてきたというのに、組織委や日本政府は「人類がコロナに打ち勝った証としての東京五輪」という、まるで現実を直視しない掛け声で開催を強行しようとしてきた。

 そして、そこで利用されたのが、池江選手の「物語」だった。

 延期された東京五輪まで1年となった昨年7月23日、組織委は開催の機運を高めるイベントに池江選手を起用し、国立競技場からメッセージ動画を配信。池江選手は白い衣装で聖火の入ったランタンを掲げ、「世の中がこんな大変な時期に、スポーツの話をすること自体、否定的な声があることもよくわかります。ただ、一方で思うのは、逆境からはい上がっていくときには、どうしても希望の力が必要だということです」とメッセージを発信した。

 このメッセージは池江選手が考えたものだというし、池江選手の思いがたしかに伝わるものだ。しかし、池江選手を起用したことからもわかるように、これは池江選手の「闘病」という「逆境」を組織委が利用し、「東京五輪に襲いかかったコロナ」を「逆境」として重ね合わせようとする意図があったのはあきらかだ。

■安倍前首相もさっそく池江選手の復活に便乗ツイート 東京五輪強行に利用する気満々

 実際、この動画の演出を担当したのは渡辺直美をブタに見立てたルッキズム全開の演出案が問題になった佐々木宏氏だが(ちなみにスタッフクレジットにはMIKIKO氏排除の黒幕とされている電通ナンバー2の田佳夫・代表取締役も名を連ねている)、佐々木氏は池江選手を起用した理由について「強いメッセージを発する適役をやって頂ける方」と語り、「1年後、オリンピック・パラリンピックが開かれる未来のために、努力している世界中のアスリートたちが、どのような想いでいるのかを、アスリートの視点にたって、発信する必要があると感じました」とコメント。関係者も「池江選手が立ち向かう困難、逆境は東京五輪とも重なる」と口にしていたという(毎日新聞ウェブ版2020年3月14日付)。

 コロナ以前から効果的な暑さ対策を打ち出すこともなく「どこがアスリートファーストなのか」と批判を浴びてきた組織委だが、コロナによって開催を危ぶまれると、世論を高めるために池江選手の闘病という「アスリートの思い」を利用した。しかも、その動画を制作していたのは、開閉会式を意のままに動かし電通の利益にすべくMIKIKO氏を排除するという内部闘争を繰り広げていた人物……。その一方、東京五輪を開催しようというのなら、何よりも機運を高めるために全力を傾けるべきだったコロナ対策は、置き去りにされてきたのだ。「アスリートの頑張りを踏みにじるつもりか」と批判する者は、その頑張りをふいにしようとしている組織委と日本政府にこそ、真っ先にその批判をぶつけるべきではないか。

 いや、これはアスリートに対してだけではないだろう。組織委と日本政府は「安全な大会運営を実施する」と言うばかりで、具体的かつ納得感のあるコロナ対策をいまだに市民に対して説明をおこなっていない。そんななかで五輪を強行しようというのは、あきらかに人命軽視だ。そして、人命は東京五輪の開催と天秤にかけるようなものではなく、人命を優先するならば開催に反対せざるを得ないのは当然だ。そうした現状を無視して「五輪反対派と池江選手にもそう言えるのか」という者たちもまた、組織委と同じように池江選手を利用しているのと同じではないか。

 しかし、池江選手の活躍を持ち出して五輪開催の強行を正当化しようとする動きは、間違いなく今後、どんどん大きくなっていくだろう。実際、東京五輪の開催を「人類が打ち勝った証」と最初に言い出した安倍晋三・前首相は、〈池江選手、本当におめでとうございます〉〈白血病から復帰し、オリンピックの代表へ。ここまで重ねてこられた努力は本当に並大抵のものではなかったと思います〉とねぎらい、〈そして、いよいよ夢の舞台。感動と勇気をありがとう。オリンピックでのご活躍を祈念しています〉とツイート。さっそく池江選手の感動的な活躍をもって五輪開催に弾みをつけようとし、さらに恐ろしいことに安倍応援団は〈安倍元総理も体調復活され、また総理に復帰してください〉などと言い出している。

 はっきりと言っておこう。池江選手が与えてくれた感動と、五輪の開催はまったく別の問題だ。やるべきこともやらず、アスリートや市民の安全を軽んじてきた組織委と日本政府に、五輪を開催する資格などない。五輪は中止すべきだ。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/147.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <速報>北朝鮮 新型コロナ理由に東京オリンピック不参加を表明(TBS)
【速報】北朝鮮 新型コロナ理由に東京オリンピック不参加を表明
https://news.yahoo.co.jp/articles/25b9481fbf09bad8204f90c86ee4ae513095938c
4/6(火) 8:53 TBS



 北朝鮮が新型コロナウイルスから選手を守るため、東京オリンピックに参加しないことを決めたと、北朝鮮の政府系ホームページ「朝鮮体育」が伝えました。

 「朝鮮体育」によりますと、北朝鮮のオリンピック委員会は3月25日に開いた総会で東京オリンピックに参加しないことを決定しました。理由については新型コロナウイルスによる世界的な危機の状況から選手を保護するためとしています。

 東京オリンピックをめぐっては韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が先月、北朝鮮と各国との対話の機会になりえると話すなど、韓国側からは北朝鮮の参加に期待する声が上がっていました。(06日09:34)



北朝鮮、東京五輪に不参加 「コロナから選手を保護」
https://digital.asahi.com/articles/ASP4633TRP46UHBI00K.html
2021年4月6日 9時44分 朝日新聞


平昌五輪の女子回転の会場で、歓声を上げる北朝鮮の応援団=2018年2月16日、竜平アルペンセンター、林敏行撮影

 北朝鮮のオリンピック委員会が、今夏の東京五輪への不参加を決めた。北朝鮮体育省が運営するウェブサイト「朝鮮体育」が掲載した5日付の記事の中で、不参加の決定を伝えた。

 記事によると、北朝鮮のオリンピック委員会総会が3月25日に平壌で、ビデオ会議方式で開かれ、金日国(キムイルグク)体育相や委員らが出席。今夏の東京五輪への参加について、新型コロナウイルスから選手を保護するため「委員の提案により参加しないことを討議、決定した」という。

 3月26日に朝鮮中央通信など北朝鮮メディアが総会の開催を報じた際には、東京五輪への不参加については触れていなかった。

 これに対し、加藤勝信官房長官は6日午前の記者会見で「報道は承知しているが、まずはオリンピック委員会、大会組織委員会との間の調整ということなので、それを引き続き注視していきたい」と述べた。

 北朝鮮への融和政策を維持する韓国の文在寅(ムンジェイン)政権は、東京五輪の開会式に各国の首脳や政府関係者が出席することを想定。東京五輪を契機に、停滞する米朝交渉や南北関係の進展を図ろうと模索し、文大統領が今年に入り、対日関係の改善に努力する姿勢を示していた。韓国政府関係者は「新型コロナへの対応を優先した判断だろうと額面通り受け止めればいい」と分析。一方で、別の関係者は「今は米国や韓国と対話をしたくないということだろう」とも語った。(ソウル=鈴木拓也)



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/148.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 日本人が全然知らなかった菅義偉「家の事情」…決して姿を見せない妻と突如浮上した“問題長男”(週刊現代)

※週刊現代 2021年4月3日号 紙面クリック拡大




日本人が全然知らなかった菅義偉「家の事情」…決して姿を見せない妻と突如浮上した“問題長男”
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81894
2021.04.05 週刊現代 :現代ビジネス

「叩き上げ」の一語には、菅義偉という男の業と欲望が、菅を支えた妻の忍耐が、そして父の背中を求めた息子の葛藤が刻まれていた。国民に衝撃を与えた不祥事の「淵源」を、総力取材で明らかにする。

家族は話題にしたくない

横浜港と「みなとみらい」を一望するタワーマンション。その上層階の一室で、総理夫人・菅真理子は起居している。



赤坂の議員宿舎住まいを続ける菅総理が、この私邸に戻ることはめったにない。そして真理子が政府や自民党関係者の前に姿を見せることも、公務を除いて一切ない。

「去年の総裁選で、総理を支持する議員が『奥さんも前面に出たほうがいい』と真理子さんを担ぎ出そうとした。

しかし選対幹部は『菅さんの奥さんはタブーなんだ。総理になってからも表に出ないことになっているから、総裁選の最中も絶対に話題に出すな。これは菅さんの意向だ』と諭したのです」(自民党関係者)

真理子自身、決して積極的に人前へ出たがる性格ではない。しかし現職の総理が自らの妻を、まるでその存在すら秘するかのように扱うのは、いささか異様と言っていい。

菅と真理子の長男・正剛が関与した、東北新社による総務省幹部接待疑惑が2月に発覚してから、菅内閣の支持率は低迷を続けている。

「総理の息子」がその威光を利用し、まして中央省庁に便宜供与を求めるなど、前代未聞の不祥事である。

なぜ事件は起きたのか。問題のありかは、ただ接待の中身や顔ぶればかりを追及してもわからない。

菅義偉という政治家の半生と、これまで決して書かれてこなかった、菅の家族が抱える「家の事情」を考察しなければ、真の原因は見えてこない。

真理子の住むマンションから南へ進むと、横浜最大の問屋街、そしてかつては「青線地帯」として知られた日ノ出町がある。46年前、菅は政治家としての第一歩をこの下町で踏み出した。

「菅義偉です。よろしくお願いいたします……」

'75年春、俯き加減で神妙に話す菅の姿を、ある横浜市政関係者は鮮明に覚えている。一帯を地盤とする衆議院議員・小此木彦三郎の私設秘書として挨拶にやってきたのだ。

「当時、小此木事務所には『秘書』の肩書で出入りする若者が男女10人近くいて、菅さんは後ろから数えて2番目くらいの末席でした。当時は、地味で暗い奴だな、という印象だったね」



秋田からの上京物語は、すでに多くのメディアで菅が自ら語っている。板橋の段ボール工場や喫茶店でのアルバイトを2年ほど転々とし、法政大学法学部に入学。

卒業後はいったん一般企業に就職するが、一念発起し議員秘書に志願した。大学時代をともに過ごした、同級生の寺田修一氏が言う。

「ある時、ヨシ(当時の菅の愛称)が突然『なあ、小此木彦三郎って知ってる?』と言い出したんです。

もちろんウチは横浜だから知ってるよ、と言ったら『俺、そこの秘書になったよ』って。政治家になりたいなんて、聞いたこともなかったのに」

女房を三歩下がらせて

法政大の学生課を介して小此木事務所入りした菅は、秘書たちの最下層に組み込まれ、雑巾掛けの日々を送った。

小此木事務所の一角にある3畳間で寝起きし、来る日も来る日も雑用をこなす。

鞄や荷物持ち、車の運転、屋敷の掃除に郵便整理、出前の受け取り……。車の後部座席に座る小此木に足蹴にされ、「出ていけ!」と怒鳴られることもしばしばだった。

だが、つらい日々の中にも唯一、救いがあった。菅の後に事務所入りした、5歳年下の女性との出会いである。

小此木家の家事をしたり、当時小学生だった彦三郎の息子・八郎(現在は衆院議員・国家公安委員長)らの面倒を見ていたこの女性こそ、真理子である。

当時の小此木家は、秘書らも揃って朝食をとる慣わしだった。真理子はその朝食作りを担当するようになった。



独身男の胃袋に、熱い味噌汁が沁みた。アプローチをかけたのは菅のほうだったという。当時を知る横浜自民党関係者が語る。

「真理子さんは余計なことは言わず、朝一番に事務所に来て黙々と働いているような清楚な人だった。秋田弁が抜けずに口下手な菅さんにも、優しく接していた」

出会いから3年ほどが経った'80年5月、菅と真理子は結婚する。だが当時、小此木事務所の内部や横浜の自民党関係者らの間では、こんな噂が立つようにもなっていた。

「真理子さんは再婚らしい」

本誌は真理子が生まれ育った静岡市清水区(旧清水市)を訪ねた。以下は真理子の実兄・隆さん(仮名)との一問一答だ。

―そもそも真理子さんは、なぜ小此木事務所に入ったのですか。

「最初のきっかけは偶然です。母と真理子、妹の久美(仮名、末の妹)が、久美の就職先探しをかねて横浜へ旅行しました。

その時、元町で開催されていたバザーに立ち寄ったら、小此木彦三郎さんの義理のお母さんが露店を開いていたんです。

立ち話をしているうち、『うちは孫がたくさんいて大変なんです。よかったら面倒を見てくれませんか』と言われ、久美が小此木さんの世話になることになりました。その後、真理子も呼んでもらったわけです」



―真理子さんは横浜に行く前、地元で結婚していたとも聞きました。それは本当でしょうか。

「若い頃のことですから……向こう(前の夫の家)にも迷惑がかかるし、話したくないですね」

―大学を出て、すぐに嫁いだのですか。

「ええ。就職はしていません。いずれにしてもこの件は、真理子も『先方に迷惑をかけてはいけない』と心配しているので(勘弁してほしい)」

隆さんや事情を知る地元住民の話を総合すると、真理子は'75〜'76年ごろ、いちごの名産地として知られる、駿河湾沿いの久能街道近くのいちご農家に嫁いだ。

しかし、姑や夫の姉妹との折り合いが悪く、半年ほどで実家へ戻ったという。

'53年、清水市内の食料品卸店に生まれた真理子は、県内有数の進学校・清水東高校に進んだのち、静岡女子大学を卒業している。

大卒女性が農家に嫁入りすること自体が異例の当時、「農家の金目当てで結婚して失敗した」と言いふらす、口さがない人もいた。

横浜という新天地で得た菅との出会いは、彼女にとっても大きな励みとなっただろう。

真理子の目に菅はどう映っていたのか。少なくとも彼女が選んだ伴侶は、平凡な議員秘書で終わるのをよしとしない、権力を渇望する男だった。



菅は小此木事務所の先輩秘書らをごぼう抜きし、小此木が通産大臣に就任すると、'84年に大臣秘書官の座を射止める。以後、'87年の横浜市議選で初出馬初当選、'96年には国政に打って出た。

「女房と手を繋いで歩くなんて、男じゃねえ。女房は三歩下がらせて歩かせるんだ」

議員バッジを得た菅は、自民党の市会議員らにそう言うようになったという。

選挙となれば、一日に数百軒の挨拶回りをこなし、あらゆる家の郵便受けに一筆加えた名刺を入れるのが菅流だ。

しかし菅が真理子に要求したのは、自身の傍らで笑顔を振りまくのではなく、ひたすら陰で地道に菅を支える役割だった。

「真理子さんが朝早く選挙事務所で掃除をしているのにスタッフが誰も気が付かないとか、一般のスタッフだと勘違いされて買い出しに行かされる、ということもありました。

それでも不満は一切口にしないし、とにかく目立たない。菅さんのためなら『無私』になれる、真理子さんはそういう人です」(自民党神奈川県連の関係者)

長男・正剛がこぼした言葉

政治家となってからの菅は、真理子を極力目立つ場所に置かないようにしてきた。そして総理となった現在でも、冒頭で見たように、議員らに真理子を「禁忌」扱いさせている。

その背景には、真理子と家庭を築くまでの、こうした「複雑な事情」があったのだ。

そしてその事情は、菅家にまつわる、また別の憶測を招くことにもなった。国政を揺るがした長男・正剛は、菅と真理子の子ではない―具体的には真理子の連れ子である、というものだった。

菅をよく知る関係者によれば、噂の発端は正剛自身の言葉だったという。

「正剛さんの弟にあたる次男は東大を出て三井物産、三男は大成建設に入社して立派に社会人をやっている。

一方、正剛さんは明治学院大学を卒業するとバンド活動に明け暮れ、事実上フリーターとなり、見かねた菅さんが総務大臣秘書官をやらせた。

それで自虐を込めてでしょうか、正剛さんが『俺は(弟達とは)親が違うから』と口走ることがあったのです」



菅夫妻の間には、'81年に長男の正剛が、'84年に次男が、そして'86年には三男が生まれている。とりわけ正剛は、父である菅が秘書から市議へ、そして市議から代議士へと地歩を固めていく渦中に、多感な時期を過ごした。

正剛誕生のあと、菅は本格的に小此木事務所の「番頭」への道を歩み始めていた。愛車のトヨタ・マーク2で早朝出かけ、深夜に戻る。

昼も夜も土日もなく働き、いつも両目は充血していた。身を粉にして働く菅を小此木も重用した。前出と別の横浜市政関係者が言う。

「当時、こんな話を聞きました。小此木事務所の秘書たちは、夜は各担当地区の会合に顔を出して、そのまま直帰していた。

でも菅さんは必ず夜中に事務所に戻り、ひとりで灯りをつけて座っていた。小此木さんのスケジュールを把握して、帰宅時間を見計らっていたんです。

それを見て小此木さんは『遅くまでよくやってるな』と感心するんですが、他の秘書は『あの野郎、点数稼ぎしやがって』とこぼしていた」

一方、仕事にのめり込む菅を横目に、真理子はひとり正剛のお守りをする日々を送った。

当時、実家が所有するアパートを格安で菅一家に貸していたという、前出の友人・寺田氏が証言する。

「正剛くんはよく泣く子で、夜泣きも多かったので、真理子さんが育児ノイローゼにならないか心配でした。

ヨシのお姉さんが訪ねてきた時、『ヨシも小さい時はよく泣いてた。菅家の血ね』と言っていたのを覚えています」



因果な商売のツケ

そして三男が誕生した直後の'87年、横浜市議選で菅は初当選を果たす。3人息子をほぼ女手ひとつで育てることになった真理子は、子どもたちを連れて清水の実家に身を寄せることもあった。

成長した正剛は、地元の少年野球チームに入った。だが、菅が練習に付き合ったり、試合を見に来たりすることはなかった。横浜市議の清水富雄氏が証言する。

「最初の市議選で選挙戦をお手伝いしてからご縁が続いていますが、当時の真理子さんは子育てで大変そうでしたね。

『明日、正剛の少年野球の試合があるんだけど、お父さんがいないからキャッチボールしてあげてくれませんか?』と言われて、相手をしたことも何度かあります」

自身の野望のために、家庭を顧みようとしない父の姿は、少年・正剛の心に傷を刻んだ。

家庭を、母を、自分を軽んずる父への反発だろうか。名門の逗子開成中高に進学した正剛は、「政治家の息子」として扱われることに強い嫌悪を示すようになったという。

こうして積み重なった菅への不信と疎外感が、正剛に「俺は親父の子じゃない」という思いを抱かせたのかもしれない。

今回、前出の真理子の兄・隆さんをはじめ、事情を知る清水や横浜の関係者を取材した限りでは、正剛が菅の実子ではない、真理子の連れ子である可能性は低い。

真理子は大学を出てすぐの'75〜'76年に前夫と結婚したが、遅くとも'77年までには実家に戻っている。正剛は'81年生まれなので、時期が合わない。

菅は正剛の接待疑惑が報じられたあと、国会で「(息子は)完全に別人格」と述べた。



しかし菅はこれまで、前述のように正剛を自身の大臣秘書官にし、正剛が東北新社で「総理の息子」の威光を利用することも黙認してきた。

それは菅の中に「家族を打ち捨て出世に邁進した結果、わが子の人生を台無しにしてしまった」という罪の意識があったからではないか。その贖罪のために、菅は大人になった正剛を甘やかしてきたのではないか。

かつて、菅の母・タツは横浜のある支援者に、こうこぼしたという。

「義偉は、因果な商売についてしまったねぇ」

叩き上げを謳い、「底辺」から「頂点」へ成り上がるには、他人を蹴落とすだけでなく、家族をも犠牲にしなければならなかった。

その「因果」が、いま巡り巡って菅自身にはね返って来ている―。そして総理の抱える業は、最後は国民が引き受けることになる。(文中一部敬称略)

 『週刊現代』2021年4月3日号より




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/149.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <週刊ポスト>東京五輪を花道に… 安倍が菅から「解散権」を取り上げた! 訪米前「50分会談」の核心 

※週刊ポスト 2021年4月16・23日号 各紙面クリック拡大





「五輪までは菅首相支持」の安倍前首相 解散権を封じ後継総理選びへ
https://www.news-postseven.com/archives/20210405_1649155.html?DETAIL
2021.04.05 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年4月16・23日号 


安倍晋三・前首相にはどんな思惑が?(時事通信フォト)

「内政、外交について意見交換した。非常に有意義だった」。菅義偉・首相は安倍晋三・前首相との会談(3月29日)の後、議員会館の安倍事務所の前で待ち受けていた30人近い記者たちに囲まれると珍しく機嫌良くそう語った。

 菅・安倍会談は首相就任直後の昨年10月以来ほぼ半年ぶり。前回は約10分間だったが、今回は50分近く話し込んだ。

 訪米を前に「外交が苦手」とされる首相が安倍氏に外交上のアドバイスを求めたのはわかる。だが、わざわざ「内政」についても話し合ったとリップサービスしたことで、永田町は、すわ解散総選挙かと浮き足立ち、「4月30日解散、5月23日投開票」といった選挙日程が流れている。

 もっとも、2人には会談が注目されること自体が計算通りだ。菅首相にとって、退陣後も最大派閥・細田派の実質的なトップで党内に隠然たる勢力を持つ安倍氏の存在は潜在的な脅威だ。それだけに、首相就任以来「疎遠」とみられていた安倍氏と面談したことで、「安倍氏は菅政権を支持している」と党内に印象付けた。

 一方、「桜を見る会」をめぐる捜査で政治活動を制限されてきた安倍氏も、首相との会談で「政権への影響力は健在」だとアピールすることができた。

 だが、互いの本音は「一枚岩」にはほど遠い。「五輪までは菅ちゃんを支えなきゃな」。安倍氏が側近に漏らしているという言葉には、菅首相への複雑な感情が滲んでいる。側近議員がいう。

「安倍さんは日頃から、『五輪まで』と期限付きで菅さんを支えるという。菅総理は安倍さんの総裁任期の残りを引き継いだ救援投手。だから『オレには支える責任がある』とも語っているが、それは自分が誘致した東京五輪を成功させたいという思い。副総理の麻生(太郎)さんと会った時もよくそんな話をしているそうです」

 裏を返せば、“五輪までは菅首相に解散させない”ということだ。

 だが、東京五輪・パラリンピックが終われば、すぐ自民党総裁選に突入する。「五輪までの支持」とは、安倍氏が総裁選では「菅続投支持」ではなく、フリーハンドを持つつもりであるという意味まで読み取れる。


菅義偉・首相(時事通信フォト)

 それがはっきりわかるのが次の証言だ。

「安倍さんは『麻生さんとも話しているんだが、衆院選を考えると後は誰がいいのかなあ。来年は参院選もあるから』とも語っている。麻生さんとは、菅総理が五輪を花道に退陣することを想定して後継総理の人選について話し合っている。もともと任期1年の救援投手の菅総理には本当の意味での解散権はないという考えでしょう」(同前)

 9月5日に閉幕する東京パラリンピックを節目に菅首相は退陣するというのが安倍氏の“期待”しているシナリオなのだ。

 菅首相も最近の安倍氏の動きにただならぬものを感じたからこそ、腹を探るために議員会館の事務所に出向いたのだ。



安倍晋三氏、五輪組織委会長固辞の思惑 総裁選見据え政治的復権へ
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2021.04.05 16:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年4月16・23日号


安倍晋三・前首相とほぼ半年ぶりに会談した菅義偉・首相(時事通信フォト)

 菅義偉・首相と安倍晋三・前首相は3月29日に、ほぼ半年ぶりに会談し、菅首相は「内政、外交について意見交換した。非常に有意義だった」と語った。「桜を見る会」をめぐる捜査で政治活動を制限されてきた安倍氏だが、首相との会談を行ったことで、「政権への影響力は健在」とアピールすることとなった。

 そんな安倍氏は、このところ国内、海外で存在感を増している。

 国際的には、3月22日にホロコースト生存者で人権活動家のラビ・シュナイアー氏が設立した米国のユダヤ系財団「アピール・オブ・コンサイエンス財団」から「ワールド・ステーツマン賞(世界政治家賞)」を贈られた。

 過去の受賞者は英国のサッチャー首相や旧ソ連のゴルバチョフ大統領、ドイツのメルケル首相など大物ばかりで、米国のバイデン大統領は安倍氏の受賞に直ちに祝辞を送ってきた。

 国際的な知名度がほとんどない菅首相はバイデン大統領との首脳会談が外交デビューだ。その直前の安倍氏の受賞は、菅首相との「国際社会での格の違い」を見せつけることになった。

 安倍氏は国内でも積極的に動き出した。受賞2日後の3月24日には、会長を務める自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会合に出席し、コロナ禍の経済対策について「まだ財政出動の余地はある」「増税という議論をするだけで萎える」と欧米のような積極財政を続けることを主張し、国民への「10万円給付金」の再支給に否定的な菅首相とのスタンスの違いを示した。

 安全保障面でも、自民党新潟県連の会合(3月27日)で講演し、「今、中国が一方的な現状変更を行なう中で、日本を含むインド太平洋地域がフロントライン(最前線)になっているとの認識、覚悟で、外交安全保障政策に取り組む必要がある」と訴えた。

「安倍さんが一番心配しているのは菅政権の安全保障政策の弱さ。中国が尖閣諸島での領海侵犯を繰り返しているのに、親中派の二階俊博・幹事長に遠慮して中国に強い姿勢に出ることができないことに相当危機感を持っている」(側近議員)

 さらにこの先も、安倍氏は4月22日に開催される夕刊フジ主催「日本国憲法のあり方を考えるシンポジウム3」に特別参加することが発表された。


安倍晋三・前首相にはどんな思惑が?(時事通信フォト)

 安倍氏が露出を増やしているのは「政治的復権」をにらんだものだ。本誌・週刊ポストでは、森喜朗・元首相が地元の月刊誌のインタビューで、東京五輪組織委員会会長の後任を安倍氏に打診したが、「次の総選挙に向けて派閥の議員の応援に回りたい」という理由で固辞された経緯を明かしていることを報じた。

 もし、安倍氏が会長を引き受けていれば、橋本聖子氏のように自民党を離党しなければならない。自民党最大派閥・細田派会長への就任も、9月の総裁選への関与もできなくなる。

 それを断わったということは、「総裁交代」を見据えて五輪閉会の前、すなわち自民党総裁選前の政治的復権を優先させたということだ。



菅首相「4月自爆解散」なら超短命の麻生暫定政権へたらい回しか
https://www.news-postseven.com/archives/20210406_1649197.html?DETAIL
2021.04.06 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2021年4月16・23日号


4月解散ならどんなシナリオが待ち受ける?(時事通信フォト)

 菅義偉・首相は安倍晋三・前首相との会談(3月29日)の後、議員会館の安倍事務所の前で待ち受けていた30人近い記者たちに囲まれると「内政、外交について意見交換した。非常に有意義だった」と語った。

 訪米を前に「外交が苦手」とされる首相が安倍氏に外交上のアドバイスを求めたのはわかる。だが、わざわざ「内政」についても話し合ったとリップサービスしたことで、永田町は、すわ解散総選挙かと浮き足立ち、「4月30日解散、5月23日投開票」といった選挙日程が流れている。

 しかし、安倍氏は「五輪まで」という期限付きで菅首相を支える意向であるとも言われている。裏を返せば、自分が誘致した東京五輪を成功さるまでは「菅続投支持」だが、その後はフリーハンドを持つという意味に捉えることもできる。この点については、麻生太郎・副総理とも合意しているようだ。

 つまり、安倍氏は、菅首相が五輪を花道に退陣すること想定し、その後の総理人選について、麻生氏と話し合っているという状況にある。そして、その先にあるのは、自身の「政治的復権」だ。

 では、もしも菅首相が本当に「4月解散」に踏み切った場合、安倍氏はどう出るのか。

 当然、「五輪までは菅を支えるが、その後はフリーハンドで総裁選に臨む」という安倍・麻生合意は反故になるとみていい。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が語る。

「総理が解散の決断をすれば、前総理も副総理にもそれを止めるのは難しい。安倍氏は、菅首相が“自爆解散”を選択するならそれもやむを得ないと考えて、復権に向けた動きを急いでいるのではないか」

 だが、コロナの感染が再び拡大する中で五輪を開催するといっている当の菅首相が、ワクチン接種も進んでいないのに保身のために五輪直前に解散して政治空白をつくれば、有権者の強い批判を浴びるはずだ。

「自民党は大きく議席を減らす可能性が高い。仮に、自公で過半数を維持できて菅氏が首相に居座ろうとすれば、確実に党内から菅おろしが起きる。そのとき、背後で菅おろしの糸を引くのは安倍氏と麻生氏でしょう」(野上氏)

 菅首相の“自爆解散”で、菅と安倍の戦いが始まるという指摘だ。そうなれば、党内基盤が弱い菅首相には圧倒的に不利だろう。


安倍晋三・前首相にはどんな思惑が?(時事通信フォト)

 しかも、政治の混乱はさらに深まる。「4月解散、5月総選挙」で菅首相が退陣に追い込まれた場合、五輪の日程を考えるとすぐに後継総理・総裁を決めなければならない(自民党総裁選で党員投票を実施すれば1か月近い期間がかかる)。次の首相は五輪を開催するだけの9月までの超短期暫定政権になる可能性が高い。細田派幹部が語る。

「安倍さんは、そのときは麻生さんにワンポイントで登板してもらって、二階幹事長をはじめ、武田良太・総務相、田村憲久・厚労相などの問題閣僚を一掃するつもりでしょう。そうして安倍・麻生体制をつくった上で9月の総裁選でニューフェイスの総裁を選ぶことになる」

 就任7か月で早くも政権末期になっている菅首相の次は、「超短命」の麻生暫定政権へのたらい回しなど国民は望んでいない。

 だからといって、菅首相がここで解散を断念すれば、政権はいよいよ求心力を失う。菅首相が自爆解散を選んでも、解散断念でも、この政権には終わりが見えている。


倍晋三・前首相とほぼ半年ぶりに会談した菅義偉・首相(時事通信フォト)



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記事 [政治・選挙・NHK280] ワクチン接種大混乱…供給日程グジャグジャ国の仕切り最悪(日刊ゲンダイ)





ワクチン接種大混乱…供給日程グジャグジャ国の仕切り最悪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287521
2021/04/06 日刊ゲンダイ


混乱の要因(河野太郎ワクチン担当相)/(C)日刊ゲンダイ

 問題山積だ――。12日から高齢者3600万人への新型コロナウイルスワクチン接種が始まる。都内では5日、八王子市が先着順で接種予約を受け付け、開始からわずか1時間半で埋まってしまった。いつ一般向けの接種が始まるのか、まだまだ見通せない。

 八王子市は午前9時から電話やインターネットを通じて予約受け付けを開始。あっという間に上限の1900回分に達した。市によると、「コールセンターに電話がつながらないなどの問い合わせが数十件ほどあった」(広報プロモーション課)という。今後のスケジュールについて聞いた。

「ワクチンの供給量が少ないため、ハッキリとは見通せない状況です。ただ、今回予約した方の2回目の接種の予約と初接種の2回目の予約は、いずれも5月以降になる見込みです」(広報プロモーション課)

地方は国に「明確に示せ」と注文

 混乱の原因はひとえに、国から自治体へ伝えられる供給スケジュールが曖昧だからだ。全国知事会と全国市長会、全国町村会の地方3団体は5日、国との会合で、市町村へのワクチン配送時期と個数について「明確に示して欲しい」と注文を付けた。

 河野ワクチン担当相は医療従事者480万人分を5月前半、高齢者分を6月末までに配送完了し、約5000万人分を確保できると踏んでいる。

 しかし、肝心の医療現場は頭を抱えている。本来、医療従事者が接種を終えてから高齢者接種に移行するはずだったのに、並行することになったからだ。ある医療関係者が言う。

「高齢者への接種は感染リスクの高い医療従事者への接種を終えてからでもよかったのに、菅首相が『高齢者の接種を4月中にスタートする』と宣言したために、並行接種になってしまった。さすがにムリがあります。自分自身、本来、4月に接種できるはずだったのに、高齢者分に回ったためか、“弾切れ”となり、いつ接種できるか分からなくなりました」

 コロナ病棟で働く医療従事者からは、接種を後回しにされる不安が噴出している。高齢者接種が目前に迫っているのに、課題は山積みだ。こんな調子では、政府がいくら「皮算用」をしたところで一般接種が年内に始まるかどうかすら怪しい。

 実際、共同通信の調査によると、都道府県庁がある47市区の7割が65歳未満の接種時期を見通せていないという。

 ニュース速報アプリ「NewsDigest」に搭載された「AIワクチン接種予測」でも、東京都の市内在住の20代男性が接種できる時期は「約5カ月〜7カ月以内」だった。接種開始が11月までズレ込む可能性があるのだ。

 今年中にワクチン接種を終えられる人は、ほんの一握りかもしれない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/151.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 聖火リレー中止検討の島根県、一転実施へ 参加者絞るなど対策(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20210405/k00/00m/040/265000c

毎日新聞 2021/4/6 05:00(最終更新 4/6 07:13) 398文字
島根県庁=根岸愛実撮影 拡大
島根県庁=根岸愛実撮影
 島根県は5日、県内の東京オリンピック聖火リレーを実施する方針を固めた。6日に丸山達也知事が上京し、大会組織委員会に伝える。丸山知事は2021年2月、国や東京都の新型コロナウイルス感染防止策を不十分とし、県内でのリレー中止を検討する考えを示していた。

 県によると、国の新型コロナ関連の経済対策の動きを考慮し、実施を決めた。ただし、スポンサー関係の参加者を絞るなど、感染対策を実施する。

 丸山知事は20年秋以降のコロナ第3波の中で、東京都が濃厚接触者や感染経路の調査を縮小したことに対し「都は(五輪を)開く資格がない」などと繰り返し批判。今年2月17日には「現状では五輪開催に反対。聖火リレーにも県としては協力できない」と発言し、その後の国などの対応を見極めて判断する考えを示していた。
 県内の聖火リレーは、5月15日に津和野町をスタートし、同16日に松江市に至るルートで予定されている。【目野創】

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ブラックメッセージ?島根県松江の火災
https://plaza.rakuten.co.jp/555yj/diary/202104030000/
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/152.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 菅の故郷・秋田の封建風土<本澤二郎の「日本の風景」(4046)<新潟の角さんも夫人を表に出さなかったが、秋田は別格>
菅の故郷・秋田の封建風土<本澤二郎の「日本の風景」(4046)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28658259.html
2021年04月06日 jlj0011のblog


<新潟の角さんも夫人を表に出さなかったが、秋田は別格>

 「女房は夫から三歩下がって歩け」「ひたすら夫の陰になって支えよ」との菅義偉家の知られざる夫婦関係が、ついに活字になった。秋田の封建風土は、恐ろしいことだが、今に続いている。

 北陸の森喜朗の女性論があぶりだされたばかりだが、古くは日本海が日本の表玄関だった。そこでの男女差別は極端で、いまも存続している。思い当たることが少なくない。

 新潟の田中角栄首相のASEAN訪問に同行した際、そばに夫人がいなかった。夫人の代わりに娘の真紀子が同行していた。尋ねると、彼女は「母は耳が遠いので、私が代わった」と釈明したものである。

 日本民度は相変わらずだが、特に日本海側の男女差別、とりわけ秋田は別格である。

<「男尊女卑が徹底している」と土地の古老証言が今も耳に残る>

 弁護士を目指してきた息子が医療事故死に遭遇した父親は、亡くなるまで嘆き悲しんだ。医療事故死の連鎖でもあろう。それも息子が一人だったものだから、余計に悲嘆に暮れていた。彼は筆者の「医師失格」(長崎出版)を手に取って、自宅に連絡してきた。手紙もよくくれた。

 「検察審査会に訴えても駄目ですよ。11人の委員はみな検事のいいなり。形だけの組織」と教えてくれた人物で、彼は秋田市の古老だった。息子が司法試験を目指していた理由は、秋田の風土を少しでも日本国憲法に近づけたい思いからだったに違いない。瞬間思い出したのだが、弁護士殺害事件も秋田ではなかったろうか?

 古老は「秋田は本当に女性の地位が低い。かわいそうですよ。秋田には嫁に行かせるな、が流行っている」と話してくれた。菅の真理子夫人は、一端は静岡県のイチゴ農家に嫁いだ。再婚した相手が秋田のイチゴ農家の菅だったわけだが、彼女は秋田の民度を理解しないまま、小此木彦三郎の女性秘書の紹介で、菅と一緒になった。

 尊大ぶった父親を、夫妻の長男は許せなかったのだろう。まともに働こうとしなかった。長男は、男尊女卑の父親の被害者かもしれない。日本海の風土は、今も、である。

<「嫁にきた家に火をつけて死ぬ例がよくあった」に絶句>

 秋田の古老の次なる証言は、多くの国民は腰を抜かすことだろう。「嫁さんは奴隷のようにこき使われる。深刻な嫁と姑の関係は悲惨すぎる。耐えられずに、家に火をつけて自殺する嫁さんは、かなりいた」というのである。

 秋田に嫁いだ嫁は、まずまともに生きることが許されない。ものすごい忍耐を必要とする。いじめる姑も、同じくいじめられて家を支えてきたものだから、同じことを嫁に強いることになる。

 まずは、夫の不倫に逆らうことなど不可能である。秋田の文化・民度は、封建的で低い。夫の方は、比例してやりたい放題だ。夫婦関係のいい家庭を見つけることは、ほぼ困難であるらしい。

<「嫁の母親は別室で食事」に離婚を決断した千葉県女性>

 実は筆者が、浜名という千葉県富津市出身のやくざに強姦・性奴隷の挙句、半年後に逃げ出そうとしたところ、ばらすぞ、家宅地をよこせ、とドーカツされ、その衝撃で大動脈りゅう破裂で急死した「木更津レイプ殺人事件」の被害者の夫が、実は秋田県本庄市、今の由利本荘市の出身だった。

 願って木更津市に婿養子に入ったものの、妻を妊娠させると、強引に本庄市に連れ帰った。彼女は、辛苦の連続に耐えられないそうもなかった。それでも3人の子供を教育するために、働きずくめの日々を送った。幸い、親類の伯母が「今によくなる、今しばらく辛抱しなさい」と激励されながら、無事に子育てを終えた。

 そして老いた戦争未亡人の女産婆を、秋田に引き取ったのだが、無念にも長く続けられなかった。戦争遺児にとってたった一人の戦争未亡人への親孝行の機会だというのに、なんとなんと一緒に食事することを夫は許さなかった。こんな非情なことがあっていいのだろうか。母親は泣く泣く木更津市の自宅に戻った。この時点で、彼女は離婚を決意した。

 秋田で彼女を支えてくれたのは、池田大作の創価学会だったという。母親の介護が必要だとの故郷からの電話連絡に、彼女は取るものも取らずに内心、口実が出来たと思って?か、母親のもとに飛び込んだ。そして君津市の山の手病院で、栄養士として働き出した。

 しかし、運命は定年退職した彼女を、市民に姿を隠したやくざが経営する介護施設、創価学会員によるデーサービスでのバイトを頼まれて、命を奪われることになる。引きずり込んだのは、ヘルパーの吉田フミエである。やくざ浜名はよだれをたらしながら、待ち受けていた。

 いまも「木更津レイプ殺人事件」に対して、離婚した夫も3人の子供家族も、この悲惨すぎる性凶悪事件から逃げまくっている。悲劇・悲劇である。彼女をささえるはずの創価学会も、犯人逮捕に協力しない。その反対である。菅義偉の夫人は理解するかもしれない。それとも、人知れず苦労しているのであろうか。心底から秋田NOと叫ぼうと思う。

2021年4月6日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(ヤフーニュース記事抜粋)「女房と手を繋いで歩くなんて、男じゃねえ。女房は三歩下がらせて歩かせるんだ」  議員バッジを得た菅は、自民党の市会議員らにそう言うようになったという。  選挙となれば、一日に数百軒の挨拶回りをこなし、あらゆる家の郵便受けに一筆加えた名刺を入れるのが菅流だ。  しかし菅が真理子に要求したのは、自身の傍らで笑顔を振りまくのではなく、ひたすら陰で地道に菅を支える役割だった。


新型コロナワクチンは危険
https://www.youtube.com/watch?v=WEM2xoyz900




関連記事
日本人が全然知らなかった菅義偉「家の事情」…決して姿を見せない妻と突如浮上した“問題長男”(週刊現代)
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/149.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/153.html

記事 [政治・選挙・NHK280] コロナワクチン接種遅れ「不満70%」=読売新聞社世論調査(日刊ゲンダイ)

※2021年4月5日 読売新聞1面 紙面クリック拡大


読売新聞全国世論調査結果

※2021年4月5日 読売新聞11面 紙面クリック拡大





コロナワクチン接種遅れ「不満70%」=読売新聞社世論調査
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/287472
2021/04/05 日刊ゲンダイ


いつになったら始まるのか(代表撮影)

 読売新聞社が2〜4日に実施した全国世論調査によると、米国など他の先進国と比べて新型コロナウイルスのワクチン接種が遅れていることに対して不満を感じている人の割合が「大いに」(32%)と「多少は」(38%)を合わせて70%に上ったことが分かった。

 新型コロナを巡る政府の対応を「評価する」は35%で、前回(3月5〜7日調査)の45%から10ポイント下落。「評価しない」は59%(前回50%)で同9ポイント上昇した。

 菅内閣の支持率は47%で、前回調査(48%)のほぼ横ばい。不支持率は40%(前回42%)。

 大阪、兵庫、宮城の3府県へ適用される「まん延防止等重点措置」について、感染拡大防止の効果があると「思わない」との回答は51%で、「思う」は40%だった。



ワクチン接種の遅れ、70%が「不満」…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20210404-OYT1T50209/
2021/04/04 22:01 読売新聞



 読売新聞社が2〜4日に実施した全国世論調査で、新型コロナウイルスのワクチン接種が米国など他の先進国と比べて遅れていることに不満を感じている人は、「大いに」32%、「多少は」38%を合わせて70%に上った。

 新型コロナを巡る政府の対応を「評価する」は35%で、前回(3月5〜7日調査)の45%から10ポイント下落した。「評価しない」は59%(前回50%)だった。

 大阪、兵庫、宮城の3府県へ適用される「まん延防止等重点措置」が感染拡大防止に効果があると「思わない」人は51%と半数を超え、「思う」は40%だった。




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/154.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 新型コロナウイルス・パンデミックはなぜ、“プランデミック”と揶揄されるのか:ワクチン実用化があまりに手際よいと疑え!(新ベンチャー革命)
新型コロナウイルス・パンデミックはなぜ、“プランデミック”と揶揄されるのか:ワクチン実用化があまりに手際よいと疑え!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9603647.html
新ベンチャー革命2021年4月4日 No.2748


1.日本と比べて、中国やオーストラリアはなぜ、新型コロナウイルス対策に成功しているのか

 今、世界規模で新型コロナウイルス感染が蔓延していますが、われらの日本も例外ではなく、連日、コロナ禍のニュースが報道されています。そのせいで、筆者も毎日、コロナ感染の恐怖から逃れることができません。

 一方、日本政府も、コロナ対策に追われていますが、他国に比べても、コロナ封じ込めに成功しているとは到底、言えません。

 さてそれでは、世界でコロナ対策に成功している国はあるのでしょうか。ネット情報(注1)によれば、コロナ対策に成功している代表国は中国やオーストラリアです。

 コロナ対策の基本は明確です、すなわち、PCR検査体制を徹底化し、いち早く陽性者を見つけて、隔離することです。

 この基本を忠実に実行できている国、すなわち、中国、台湾、オーストラリア、ニュージーランドなどでは、感染を最小限に食い止めています。

 それに比べて、日本はコロナ対策の基本が徹底していなくて、ダラダラと感染者増が続いており、収束の目処がまったく立っていません。

 にもかかわらず、日本政府は、中国やオーストラリアなどの成功事例を後追いする実力もなければ、その気もなさそうです、ほんとうに情けない限りです!

 コロナ対策に成功している白人国のオーストラリアやニュージーランドは、もともと、国土に比べて人口が少ないことから、コロナ対策が行いやすいのかもしれません。

2.日中韓の東アジア人は人口あたりのコロナ感染者数が比較的少ないのはなぜか

 上記、ネット情報(注1)によれば、世界の国々に比べて、日中韓の東アジア人の人口あたりの感染者数は、比較的少ないと言えます。

 このことから、東アジア人は人種的にコロナウイルスに対して、免疫力が強いのではないでしょうか。

 筆者個人の推測では、東アジア人の日常の食生活に免疫力を高める発酵食品が多いからではないでしょうか。

 また、東アジア人は、日本を筆頭に、和食、韓国料理、中華料理に加えて、洋風料理も日常的に摂取しますから、このような欲張りの食生活が結果的に、コロナ対策として効果を上げているのでしょう。

3.新型コロナワクチンの開発は、なぜ、あまりに手際よいのか

 今回の世界同時多発の新型コロナウイルス・パンデミックの蔓延速度は、異常に速いと言えますが、さらに異常なのは、ワクチン開発があまりに手際よく、かつ、あまりにスピーディーなことです。

 一般的に、コロナウイルス・ワクチンの開発は、安全性の確認のため、実用化まで何年もかかるのが普通でしたが、今回の新型コロナのワクチンに限って、あまりに早く実用化されています。

 上記に関する本ブログの見方では、今回の新型コロナ・パンデミックは、2012年時点ですでに人為的に秘かに計画されていたのではないでしょうか。なぜなら、2012年のロンドン・オリンピック開会式の際、今回の新型コロナウイルス・パンデミックが早くも堂々と予言されていたからです。この驚愕の事実(注2)から、今回の新型コロナ・パンデミックもそのワクチン開発も、極めて計画的に行われてきた“プランデミック”と疑われます。

 ちなみに、本件、本ブログにてすでに指摘しています(注3)。

 このように観ると、今、世界の人々に大量接種されているワクチンは、まったく信用できないのではないでしょうか。

 もしそうなら、日本政府のワクチン接種計画が、他の国に比べて大幅に出遅れているのは、不幸中の幸いであり、結果的に良いことではないでしょうか。

 いずれにしても、筆者個人は、とてもではないが、このようなワクチンを打つ気はしません。

 ちなみに、筆者個人は、20年以上前、インフルエンザ・ワクチンを打った翌日以降、経験したことのない下痢症状が出ましたが、それ以来、インフルエンザ・ワクチンを怖くて打っていません。

注1:人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移【世界・国別】、2021年4月2日
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/index.html

注2:ニコビデオ“2012年ロンドン・オリンピックの開会式でコロナ・パンデミックと5Gを予告していた”2020年7月12日投稿
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37175931

注3:本ブログNo.2739『欧米の政府は、なぜ、新型コロナウイルスの治療薬ではなくワクチン開発を優先するのか:ビル・ゲイツの人口抑制論との関係は?』2021年2月15日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9167967.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/155.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <世論は見限った!>首相続けてほしいのは「9月の自民総裁任期まで」、最多の47%…読売世論調査 

※2021年4月5日 読売新聞4面 紙面クリック拡大


読売新聞全国世論調査結果

※2021年4月5日 読売新聞11面 紙面クリック拡大




首相続けてほしいのは「9月の自民総裁任期まで」、最多の47%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20210404-OYT1T50210/
2021/04/05 06:36 読売新聞




記者団の質問に答える菅首相(1日午後、首相官邸で)

 読売新聞社が2〜4日に実施した全国世論調査で、菅首相にどのくらい首相を続けてほしいかを聞くと、「今年9月の自民党の総裁任期まで」47%がトップで、「1、2年くらい」23%、「できるだけ長く」14%、「すぐに交代してほしい」12%が続いた。

 支持政党別でみても、「総裁任期まで」は与党支持層で44%、野党支持層で57%、無党派層で49%となり、いずれも最多だった。



菅内閣の支持率47%、感染者数影響の傾向が続く…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20210404-OYT1T50208/
2021/04/05 06:33 読売新聞



 読売新聞社が2〜4日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は47%となり、前回(3月5〜7日調査)の48%から横ばいだった。不支持率は40%(前回42%)。2か月連続で支持が不支持を上回ったものの、支持率の上昇傾向にはストップがかかった。今回調査時は、全国の新規感染者数が増加に転じていた。感染者数が内閣支持率に影響する傾向が続いている。

 政党支持率は、自民党39%(前回40%)、立憲民主党5%(同6%)、公明党3%(同3%)などの順で、無党派層は43%(同42%)だった。


関連記事
コロナワクチン接種遅れ「不満70%」=読売新聞社世論調査(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/154.html

<週刊ポスト>東京五輪を花道に… 安倍が菅から「解散権」を取り上げた! 訪米前「50分会談」の核心 
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/150.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/156.html

記事 [政治・選挙・NHK280] 東京五輪不参加の北朝鮮 金正恩は菅政権に見切りつけた?(日刊ゲンダイ)
東京五輪不参加の北朝鮮 金正恩は菅政権に見切りつけた?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/287559
2021/04/06 日刊ゲンダイ


不参加国は今後も増えるかも(C)日刊ゲンダイ

 不参加国は今後も増えるかもしれない。

 北朝鮮オリンピック委員会の総会が3月25日にオンライン形式で開かれ、東京五輪不参加を決めた、と報じられた。北朝鮮体育省のサイトによると、<新型コロナウイルスによる世界的な保健危機の状況から選手を守るため>という。

 加藤勝信官房長官は6日の会見で、北朝鮮の東京五輪不参加について、「国際オリンピック委員会などとの調整だから、それを注視していく」と平静を装っていたが、このニュースに強い衝撃を受けているのが菅義偉首相だろう。

 北朝鮮の不参加表明について記者団から問われ、無言を貫いた菅首相。昨秋の政権発足以降、北朝鮮の金正恩総書記との日朝会談について、「条件を付けずに向き合う決意」と繰り返し、国会でも、東京五輪開催時に金総書記の妹・与正氏が来日した場合の接触の可能性を問われた際、「拉致問題を解決するのは私の仕事だ。ありとあらゆる可能性を考えて対応したい」と意欲を示していた。

 だが、今回の北朝鮮不参加の表明で、日朝会談はもちろん、拉致問題解決も遠のいたのは確実だ。東京五輪組織委の幹部などからは「スポーツの政治利用ならば嫌な手だ」といった声も出ているが、北朝鮮はなぜ、このタイミングで不参加を決めたのか。

 福田赳夫元首相の秘書を務めた中原義正氏はこう見る。

「欧米をはじめとする世界各国で新型コロナの感染が収束しないことや、ワクチン接種すら遅れている日本国内の感染状況を懸念したのでしょうが、政治判断という見方をすれば、菅政権に見切りをつけたということ。唐突感のある『子ども庁』の新設など、もはや政権維持のためになりふり構わない状況に陥っている菅政権をみて、長くないと判断した。そんな中で、仮に北が五輪に参加し、要人が菅政権と接触すれば、それこそ大きく取り上げられて政権浮揚のアピールに利用されかねない。北にとっては選手を新型コロナに感染させかねないリスクに加え、終わりが見えている菅政権と接触するメリットはないと考えても不思議ではありません」

 新型コロナが感染拡大する中、強行開催に向かう東京五輪。どんな意図があるのかはともかく、不参加を決めた北朝鮮の決断は当然ではないのか。


関連記事
<速報>北朝鮮 新型コロナ理由に東京オリンピック不参加を表明(TBS)
http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/148.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/157.html

記事 [政治・選挙・NHK280] デジタル庁が出来ても中身が心配だ/政界地獄耳(日刊スポーツ)
 


デジタル庁が出来ても中身が心配だ/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202104060000104.html
2021年4月6日9時15分 日刊スポーツ


★菅内閣は政権の目玉政策にデジタル庁や子ども庁設立を急ぐが、立憲民主党代表代行・蓮舫がツイッターで指摘するように、デジタル改革関連法案に同意なく個人情報が利用される懸念や、個人情報保護に関する自治体の裁量権が制約を受ける恐れがあることなどとともに、60本超の法案を束ね法案にすることには懸念がある。いかに乱暴な審議をしているかについては先月31日、衆院内閣委員会で同党の川内博史の質問でも強引で異様なことが分かる。

★オリパラアプリの入札公示時期について問うと公示時期は「昨年12月28日から1月8日正午まで」という。70億を超える入札が事実上4日間だというが、どのくらいヒアリングしたのかの問いには業者に迷惑がかかるから非公表。するとデジタル相・平井卓也は「時期が迫っていた」と説明するが、オリンピック(五輪)は5年前から決まっていたのではないか。この公平性のないドンブリ勘定手法で接触確認アプリ「COCOA」も発注され不具合が起きていたし、マイナンバーカードに健康保険証のデータ組み込みもうまくいかないのではないか。その中であわてて作られるのがデジタル庁だ。本来は立ち止まるタイミングではないか。

★その間にも過日、サーバーなどが海外にあり、個人情報が閲覧可能だったことが分かった国内で8600万人が利用する無料通信アプリLINE(ライン)はあわてて総務省がLINEを通じて提供している行政サービスの運用を停止、今度は防衛省が業務での使用を禁止している。また省庁間のやりとりにLINEを使っている場合が多くみられ、官庁のわきの甘さと、危機管理能力のなさから、今後デジタル庁が生まれても、国民や利用者の意識が変わらなければ意味がないのではないか。その意味でも拙速な運用や庁の設置は心配なことが多すぎる。(K)※敬称略




http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/158.html

記事 [政治・選挙・NHK280] <鼻白む五輪メディアの感動押し付け>池江の復活と五輪開催可否は別問題(日刊ゲンダイ)

※2021年4月6日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年4月6日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 白血病を乗り越えてつかんだ五輪の切符――。奇跡の復活劇が世論に与える影響は計り知れない。

 4日の競泳日本選手権で、女子100メートルバタフライに出場した池江璃花子選手が優勝。400メートルメドレーリレーの派遣標準記録をクリアして東京五輪出場を決めた。

「自分が勝てるのはずっと先のことだと思っていた。すごくつらくて、しんどくても、努力は必ず報われるんだなと思った」

 2019年2月の白血病判明から、闘病生活を経て返り咲いた日本一。彼女が流す涙に多くの人が心を打たれたものだ。

 人気者に便乗するのが好きな安倍前首相も5日、自身のツイッターを更新して、こう称えた。

<池江選手、本当におめでとうございます。「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われる」。白血病から復帰し、オリンピックの代表へ。ここまで重ねてこられた努力は本当に並大抵のものではなかったと思います>

<そして、いよいよ夢の舞台。感動と勇気をありがとう。オリンピックでのご活躍を祈念しています>

「桜を見る会」前夜祭の問題だけで118回も虚偽答弁をするのも並大抵のことではないが、まさか、病気を理由に辞任し、コロナ対策を放り投げた自分と池江を重ねているのか? せっかくの感動ストーリーも、大嘘つきに「感動をありがとう」なんて言われると鼻白んでしまう。

「日本にとって意味がある」

「池江選手の回復は喜ばしいことですが、安倍氏の持病はどうなったのでしょうか。良くなったのなら、こんなふうにシャシャリ出てくる前に、自らの疑惑の数々について説明すべきです。安倍氏のツイートは、池江選手の活躍を人気取りと五輪開催ゴリ押しに利用しようとしているだけに見える。在任中に何の成果も残せなかった安倍氏にとって、汚染水は『アンダーコントロール』と世界に大嘘を言って引っ張ってきた東京五輪は唯一のレガシーになり得るので、どうしても開催して欲しいのでしょうが、復活劇を五輪開催の世論醸成に利用されたら、池江選手も迷惑でしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

 池江の五輪内定を報じた英BBC放送は、優勝シーンの写真を見せながら「彼女にとって重要な瞬間であるだけでなく、日本にとっても意味がある」と伝えていたが、その通りだ。

 この新型コロナウイルス禍で、今夏の五輪開催中止を求める世論は日増しに大きくなっている。

 大阪、兵庫、宮城の3府県では5日から「まん延防止等重点措置」が初めて適用され、14日に予定されていた大阪市内での聖火リレーも中止になった。

 聖火もつなげなくて、五輪を予定通り開催できると考える方がおかしいだろう。

 ワクチン接種も遅々として進まず、厚労省の発表によれば、全国の接種回数は5日時点で約120万回と、まだ人口の1%にも達していない。約480万人の医療従事者はもとより、65歳以上の高齢者への接種が五輪開幕までに完了するのか甚だ心もとない状況だ。

 世界に目を転じても、感染拡大で再びのロックダウンを余儀なくされている国は少なくない。7月までに地球規模で収束している可能性は低く、世界各国から選手やスタッフが来日することへの不安もある。そもそも予選開催や国際交流試合、トレーニングもままならない状況で、世界中の選手が万全の状態で臨めない五輪にどれほどの意味があるのか。

アスリートそっちのけの利権ファーストで政権延命

 五輪の中継権を持つ大スポンサーの米NBCまでもが、日本で聖火リレーがスタートした際には「セレモニーが偽善であり、害悪であり、バカげているということを浮き彫りにしているだけではなく、この歴史的瞬間に、日本全体がオリンピックに向けて突き進んでいるという問題を表している」という寄稿をニュースサイトに掲載するなど、国際世論が中止論に傾く中、開催国の世論は最後の砦と言ってもいい。

 今回、池江の活躍に日本中が沸き立った。これだけの感動をもたらした池江は、何としても開催したいIOCや大会組織委員会、政府にとって救世主だ。

「財界や政治は、間違いなく池江選手への期待感を五輪開催ムードの醸成に利用するでしょう。大メディアも感動ストーリーを垂れ流して協賛しています。コロナ禍は言うに及ばず、招致の段階から裏金疑惑もあり、“コンパクト五輪”“復興五輪”とうたっていたのに開催費用は過去最大に膨れ上がり、東京五輪優先で復興が置き去りにされるなど、この五輪は何から何まで欺瞞に満ちている。森喜朗前会長の発言や開会式の演出案で組織委の人権意識の低さも次々と明らかになりましたが、ここへきて五輪の人件費委託が1日当たり30万円というトンデモないカネの使い方まで報じられている。これらの薄汚い事実も池江選手の美しい涙で忘れ去られるのなら、美談に弱い国民性に政治もメディアもますますつけ込んでくるでしょう。科学的根拠も合理性もない薄っぺらな商業主義で、結局はアスリートのためでも被災地のためでもなく、利権ファースト、電通ファーストの五輪なのです。それを政権延命に利用しようとしているのが自民党で、池江選手の努力が卑しい政治の思惑で台無しにされてしまうのは本当に気の毒です」(本澤二郎氏=前出)

ウイルスに美談は通用しない

 五輪メダリストの有森裕子氏も、NHKの番組で「五輪開催の理由に選手やスポーツを使うのはやめて欲しい。社会ファーストだ」と言っていた。

 自分の利益しか考えていないヤカラほど、偽善ヅラして「ナントカファースト」を掲げるきらいがる。アスリートファーストとは、東京五輪を無理やり開催することではないはずだ。コロナ禍が一日も早く収束し、世界のトップレベルの選手が平等な条件で競い合える環境を取り戻すことが望まれているのではないか。

 東京五輪関連の著書がある作家の本間龍氏が言う。

「池江選手が病気を乗り越え、復帰したことは純粋に喜ぶべきことです。しかし、五輪を取り巻く環境はまったく変わっていないし、コロナの感染拡大はむしろ状況が悪化している。池江選手への敬意や期待と、五輪開催の可否は別問題だと冷静に考える必要があります。水泳にかぎっても、国際水泳連盟は4〜5月に日本で開催予定だった飛び込み、アーティスティックスイミング、オープンウオーターの東京五輪最終予選を中止する意向を表明している。ワクチン接種も進まない日本は、大会を開催できる状況にないということです。個々の選手が五輪出場やメダル獲得を目指して努力していることに変わりはなく、池江選手だけをフィーチャーするのは安直な商業主義と言わざるを得ません。今夏の東京五輪を開催したいのであれば、今すぐ全国一斉にロックダウンして外出も禁止し、検査徹底と陽性者の隔離でコロナ収束に本気で取り組むしかない。それをやらずして、池江選手頼みで世論を誘導するのは無理があるでしょう」

 池江の努力は尊いし、3年後のパリ五輪が目標と言いながら東京五輪の出場権を得たことは驚嘆に値するが、ウイルスがお涙頂戴の美談に感動して感染拡大を自粛することはない。

 彼女が今夏の五輪で活躍できるかどうかはコロナ対策次第であり、応援する気持ちがあるなら、政府の後手後手を突き上げるべきだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo280/msg/159.html

記事 [政治・選挙・NHK280] ワクチン接種開始 OECD37ヵ国最下位、これで五輪開催する気満々の国(まるこ姫の独り言)
ワクチン接種開始 OECD37ヵ国最下位、これで五輪開催する気満々の国
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/04/post-1ed2f6.html
2021.04.06 まるこ姫の独り言


多くの国民はほとんど知らされていないPCR検査数は世界150位前後、ワクチン接種開始 G7で最下位、OECD37ヵ国でも最下位なのに、五輪だけは開く気満々の国。

下の記事は、2月17日の記事で、その時でさえワクチン接種は日本の前に80カ国以上実施されている。

今はもっと追い越されているかも。

ワクチン接種、日本はG7で最後 すでに80カ国超実施
              2021年2月17日 11時37分

>日本で17日、新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。接種の開始は主要7カ国(G7)の中で最後の7番目となり、最も早かった英国と比べると約2カ月の遅れとなった。接種の開始時期や接種回数などで国家間の「ワクチン格差」が広がっている。

>ロイター通信によると、メキシコのエブラルド外相は16日、ワクチン生産国と非生産国との間に接種数などで格差が生じているとして、17日の国連安全保障理事会で問題提起することを明らかにした。


しかし、あれだけワクチン至上主義で来て、なんで未だにワクチンが普通に接種できないのか。

安倍政権時、6月安倍首相がニコ動に出て、年末にもワクチン接種ができるかもしれない。と言っていたが、真っ赤な嘘だった。

その後総理になった菅が、2月にもワクチン接種が始まると言っていたが、それもどんどん後ろ倒し。

医療従事者が真っ先にワクチンを接種できると言うのは納得だが、もう全員打てたのだろうか。

確か高齢者は3月にも打てると言われていた気がする

もう4月になってしまったがが、ようやく高齢者向けに予約を開始した。

少ないワクチンをめぐって予約電話を開始した途端、予約殺到で予約殺到であっという間に終了してしまったと言う。

Yahoo!の接種状況を見てみると未だ、120万程度の接種数だ。

1200万数だったらはなしもわかるが、まだ120万数。


5月の連休お構いなしに接種すると言うが、それでも年内に接種希望者全員に打てるかどうか。。

メキシコの外相は、ワクチン生産国と非生産国との間に接種数などで格差が生じていると問題提起しているが、五輪開催国の日本でさえG7最下位、OECD37ヵ国最下位、CR検査数は世界150位前後で、日本自ら格差を肯定しているようなものだ。

五輪開催国なのにワクチン接種数は未だ120万数。

PCR検査数は世界150位前後、ワクチン接種回数 G7で最下位、OECD37ヵ国でも最下位、政府のやってきたコロナ対策は、国民へのお願いが中心で自粛自粛自粛・・・最後は原始的なマスク会食のススメ。

空疎な笑いしか浮かばない。

それでも五輪関係者や政府は、何が何でも五輪開催に躍起になっている。

しかし海外から選手団が、こんなコロナ対策超後進国に来るだろうか。

海外の人が来たとして、私達国民は、ワクチン接種もままならず無防備な状態で外国人を迎えるのか。。。

ものすごい理不尽なものを感じる。



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