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2021年3月19日00時10分 〜
記事 [政治・選挙・NHK279] <武田は恐るべき面の皮 NTTはタヌキ社長>総務省と携帯・電波事業の魑魅魍魎(日刊ゲンダイ)

※2021年3月17日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年3月17日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 国会で2日間かけて審議された「総務省疑惑」は、案の定、一つも真相解明されなかった。

 NTTの澤田純社長と、東北新社の中島信也社長が参考人として出席して行われた15、16日の集中審議は、ほとんど成果なく終わった。わかったのは、“政官業”のトライアングルで結ばれた当事者たちは、疑惑について何も答えない鉄面皮ばかりだということだ。

 とくに酷かったのが、総務省トップの武田良太大臣である。ここまで総務省の腐敗が進んでいるのに、野党の質問にまったく答えようとしなかった。

「NTTの澤田社長と会食したことがあるか」と再三問われても、「一つ一つの事案についてはコメントを差し控えさせていただきたい」と、会食の有無について答えようとせず、その一方「国民の疑念を招くような会食に応じたことはない」と人を食ったような答弁を連発した。2日間だけで同じフレーズを10回以上、繰り返してみせた。先週分を合わせると30回以上である。要するに国民をバカにしているということだ。

 審議中の態度もチンピラ同然。足を組んでふんぞり返り、質問中の野党議員を指さし、「違う!」「決めつけるな」と威嚇する始末だった。

 よくも、こんな男が総務大臣をやっているものだ。

 武田良太は52歳、当選6回、福岡11区選出。週刊誌には「選挙違反の常習者」「武田良太が懐に入れた“現金300万円”」などとスキャンダルを報じられている。

「武田総務相は、政界ではコワモテとして知られています。もともとは亀井静香元衆院議員の秘書です。現在は二階派に所属し、いずれ二階派を継ぐとみられている。カネ集めがうまいのか、羽振りがよく、着流し姿で東京・赤坂界隈を飲み歩く姿が目撃されています」(政界関係者)

NTT社長「ダンマリ」の真意

 総務省は、旧自治省と旧郵政省が合併した巨大官庁である。カバーする範囲は広く、権限も大きい。こんな男がトップに君臨し、電波行政の許認可権を握っているのだから、おぞましい。

 総務省幹部を高額接待していたNTT澤田社長も、とんだ“タヌキ親父”だ。「認識が甘かった」と釈明してみせたが、具体的な事実関係を質問されるとダンマリ。菅首相との会食の有無について問われ、「事業に影響を与える。個別の会食については控えさせていただきたい」と口をつぐむ姿は、武田と歩調を合わせているかのようだった。

 16日の予算委で立憲・逢坂誠二議員に「会食の中身をキチンと説明して欲しい」と要請されても、澤田社長はやっぱり「お答えは控える」と頬かむり。「国会に来ていただいている意味がない」と詰められてもノラリクラリである。

 しかし、わざわざ社長自ら総務官僚を接待したのは、明確な狙いがあったからだろう。「確信犯」だったに違いない。

「NTTの接待は、2018年8月、当時の菅官房長官が『携帯料金は4割下げる余地がある』とブチ上げた直後に集中しています。澤田社長は同年9月、“ミスター携帯”と呼ばれた谷脇前審議官を2度接待。さらに、11月には秋本芳徳・前情報流通行政局長らを接待している。携帯料金引き下げ圧力を受けたNTTが、所管の総務官僚に慌てて近づいたのは明らかでしょう。結果、値下げをのむ見返りに、悲願だったNTTドコモの完全子会社化を勝ち取っている。政府から“お許し”を得たとみられています」(永田町関係者)

 いったい、NTTと総務省の間で、どんなやりとりがあったのか、どうしてドコモの完全子会社化が認められたのか、澤田社長がダンマリを決め込んだため、2日間の審議では分からずじまいだった。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「国会で指摘されたように、NTTは『値下げ』をのむことで菅政権に花を持たせ、バーターとして『ドコモ完全子会社化』の実を取った可能性があります。武田大臣と澤田社長がハッキリと答弁しないのは、後ろめたいことがあるからではないか。やましいことがなければ、説明できるはずです」

携帯事業参入の楽天“救済”のウラ側

 今回、明らかになったのは、総務省が抱える“闇の深さ”だ。疑惑を持たれているのは、NTTや東北新社だけじゃない。

 いま、疑いの目が向けられているのは、昨春、携帯事業に参入した「楽天」と「日本郵政」の資本提携だ。楽天は今月12日、日本郵政など複数社を引き受け手とする第三者割当増資を実施。2423億円を調達すると公表した。最大の資金の出し手が政府・自治体が株式の56・87%を保有する日本郵政だった。出資額は約1500億円にも上る。

「楽天は昨年末、日本郵政の事業会社『日本郵便』と物流分野で業務提携しました。それだけでも、郵便局の屋上に基地局を設置できるなど、恩恵は十分でした。さらに、日本郵政から1500億円もの“資金注入”決定です。携帯事業に参入したばかりで手元資金が乏しくなっている楽天にとって、この1500億円は干天の慈雨でしょう。“楽天救済策”ではないか、と囁かれています」(霞が関関係者)

 個別の事業会社である日本郵便との業務提携なら分かるが、政府が過半を出資する日本郵政が、特定企業に巨額の資金を投入することが、果たして妥当と言えるのだろうか。

「菅首相と三木谷氏の間で何かしらのやりとりがあったのではないか」と言うのは、電波行政に詳しいジャーナリストの松岡久蔵氏だ。

「もともと、携帯料金引き下げを狙う菅さんが、既存キャリアーの競争を促すため、“起爆剤”として三木谷・楽天の参入を後押ししました。ところが、新政権発足後、菅首相が功を急いだ結果、3大キャリアーの『値下げ』が楽天よりも先行してしまった。結果、楽天は儲ける機会を失い、窮地に陥っている。ハシゴを外された格好の三木谷氏が、『何とか救済してほしい』と菅首相に談判した可能性は十分に考えられます」

 総務省は底知れぬ闇に包まれている。

また飛び出した「記憶」も「記録」もない

 2日間の集中審議をやりすごした菅政権は、総務省疑惑をジ・エンドにするつもりだ。

 はやくも武田は、「行政が歪められたかどうかの検証は、総務省が設置した検証委で客観的、公平にしっかり調査を行っていただく」――と、真相究明の舞台は“お手盛り”の検証委に移ると宣言している。「国会での審議はもう不要」と言わんばかりだ。

 しかし、このまま総務省の“闇”に蓋をするなど、冗談じゃない。なにしろ、総務省の闇は想像以上だ。中堅幹部まで、平然と国会で虚偽答弁した疑いがある。

 東北新社が放送法の「外資規制」に違反していたことについて、東北新社の中島社長は、「2017年8月9日ごろ、違法状態にあることを総務省に報告した」「当社の木田由紀夫(前執行役員)が、総務省の鈴木信也課長(現電波部長)に相談した」と、国会で具体的に証言している。

 ところが、鈴木部長は、「そのような報告を受けたという記憶はない」「4年前なので、誰がその時、ご挨拶に来られたか記憶はございません」と、“記憶の限りは”と曖昧な答弁を連発。「名刺交換したのではないか」と問われても、「記録に残っていない」と繰り返した。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「大臣がまともに国会答弁せず、役人が“記憶にない”“記録もない”と答えるのは、モリカケサクラが噴出した時の安倍政権とまったく同じです。どんなに批判を浴びようが、事実を認めなければ、いずれ嵐は過ぎ去り、国民もメディアも飽きると計算しているのでしょう。しかし、今回の総務省疑惑は、典型的な政官財の癒着の構造です。モリカケサクラは、真相解明が中途半端に終わり、安倍首相に責任を取らせることもできなかった。同じ轍は踏んではダメです」

 総務省の鈴木信也電波部長はもちろん、菅の長男も、証人喚問をして真相を徹底解明する必要がある。総務省と電波事業者の魑魅魍魎たちをこのまま放置していてはいけない。



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記事 [政治・選挙・NHK279] 「ワクチンは殺人兵器」稲田朋美議員のお膝元で自民党重鎮県議が文書配布(文春オンライン)

※週刊文春 2021年3月25日号 紙面クリック拡大




「ワクチンは殺人兵器」稲田朋美議員のお膝元で自民党重鎮県議が文書配布
https://bunshun.jp/articles/-/44112
2021/03/17 「週刊文春」編集部 文春オンライン 週刊文春 2021年3月25日号

 福井県の自民党重鎮県議が、「ワクチンは殺人兵器」などとする、新型コロナウイルスに関する独自の見解をまとめた文書を配布していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 文書を配布したのは坂井市選出の斉藤新緑県議(64)。坂井市は、防衛相や政調会長などを歴任した稲田朋美衆院議員の選挙区(福井1区)だ。


「安倍晋三前総理の秘蔵っ子」こと稲田氏 ©共同通信社

 斉藤県議は、2月下旬から1万6500部を配布した活動報告「ほっとらいん」102号で、次のように記していた。

〈ワクチンなど必要ありません。今回のワクチンは人類初の遺伝子組み換えワクチンで、「殺人兵器」ともいわれています〉

 さらに、斉藤氏はこの文書で、コロナ騒動は「ディープ・ステート」という「闇の勢力」が計画したものであり、マスコミが恐怖心を煽り、世界中の人々にワクチンを強制接種させて人口削減を進めるつもりだなどと主張している。


自称・佐藤浩市似の斉藤氏

 斉藤県議は県立高校を卒業後、34歳で三国町(現・坂井市)議員に。1999年の県議選で初当選して以来、連続当選して現在は県議6期目。県会議長や党県連幹事長などを歴任した。

「一昨年の県知事選では元総務官僚の杉本達治氏の選対本部長を務め、初当選に導いた立役者です。福井自民党のナンバー2で、“若頭”と評される。国会議員も彼に一目置いています」(地元記者)

 斉藤氏に聞いた。

「全部、人類初の遺伝子組み換えワクチン。中身は何なのかを誰も吟味していない。看護師に打つというから、これは早く書かなあかんと。政治家の信念として見過ごせなかった。『その毒饅頭を食べたら死ぬ』とわかっていて、黙っていたら、俺、殺人者やん?」

 稲田氏と会ったとき、ワクチンの話題も出たという。

「稲田さんはたまたま正月に挨拶に来たで。『私は打ちませんよ』って」

 また、斉藤氏は河野太郎ワクチン担当相に「ワクチンを遅らして」とメールしたが、返事は来ていないという。


坂井市内で配布された活動報告

 稲田氏に事実確認を求めると、書面でこう回答した。

「防衛大臣時代、マラリアの予防薬により重度のアレルギー反応に見舞われ、数日間入院した経緯があるため、ワクチン接種を慎重に考えたいというお話はしたと思います」

 政府はワクチン接種を「感染拡大防止の決め手」と位置づけ、推進している。3月16日、菅義偉首相も「ワクチンは発症や重症化予防に効果が期待され、感染症対策で極めて重要。国民の皆さんにも接種していただける環境もしっかり作っていきたい」と語っている。

 与党自民党に所属する重鎮県議が、ワクチン接種に異論を唱える文書を配布したことは、混乱を招きそうだ。

 3月17日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び18日(木)発売の「週刊文春」では、斉藤氏が文書を書いたきっかけや、斉藤氏の危惧する“シナリオ”などを詳報する。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/680.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <上司「検察に『赤木ファイル』を提出した」>森友学園めぐる”改ざんの詳細”記した「赤木ファイル」 存在を示す”新たな音声データ”(関西テレビ)

※補足 動画の一部をキャプチャー







森友学園めぐる”改ざんの詳細”記した「赤木ファイル」 存在を示す”新たな音声データ”
https://www.ktv.jp/news/articles/131d219e_5196_4040_9aab_1f3e6f54753c.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/9450f54f1d91de67f8f639c71a91b42024fd0be5
3/17(水) 19:29 関西テレビ



森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題で、新たな事実です。

自殺した職員・赤木俊夫さんが改ざんの詳細を記した「赤木ファイル」の存在を示す『新たな音声データ』があることが、関西テレビの取材で明らかになりました。

近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん(当時54)は、学校法人「森友学園」との土地取引に関する公文書の改ざん作業を苦にうつ病を発症し、2018年に自殺しました。

妻の雅子さん(49)は、夫が自殺に追い込まれた改ざんの真相を知るため、国などに損害賠償を求める訴えを起こしています。この裁判で最も重要な証拠だと考えられるのが、赤木さんが改ざんの詳細を記したとされる「赤木ファイル」です。

赤木さんの当時の上司は2019年3月、雅子さんに「赤木ファイル」の存在を証言しています。

【2019年3月9日録音 赤木さんの上司(当時)の音声データ】
「きれいに整理してある、全部書いてあるやんと。どこがどうで、何がどういう本省の指示かっていう。これを見てもらったら、我々がどういう過程で(改ざんを)やったかが全部わかる」

この音声データは裁判でも証拠として提出されていますが、国はこれまで「赤木ファイル」の提出はおろか、ファイルがあるかないかの回答も拒み続けてきました。

こうした中、同じ上司が「赤木ファイル」について証言した、新たな音声データが存在することがわかりました。

【2018年8月10日録音 赤木さんの上司(当時)の音声データ】
「検察に対して文書を提出する際に、赤木さんから相談を受けて。これまでの過去の経緯、東京からどういう指示を受けて、どういう修正があってということの前後をきれいにきちんとまとめておられた。赤木さんってそういう仕事の仕方をされますから。ファイルに綴じてあったりとかで、それはもう(検察に)出してるんですね。それ以外にも、例えばデータとかあったとは思います」

上司は2018年にも、雅子さんや当時の代理人弁護士が同席する中、改ざんの捜査をしていた検察に「赤木ファイル」を紙の資料やデータの形で提出したと話していました。

【2018年8月10日録音 赤木さんの上司(当時)の音声データ】
「(赤木さんはファイルの提出が)原因で近畿財務局の仲間が傷つくことになりはしないかと思われていたのかなと思うんですけど。赤木さんがああいうふうにまとめていただいていたことで、救われている職員は本当にたくさんいますし、僕も感謝しています」

同じ上司が「赤木ファイル」について2回証言していたことに、雅子さんの弁護士は…

【雅子さんの代理人・生越照幸弁護士】
「同じことを2回おっしゃっている、具体的におっしゃっているところを見ると、ある種、迫真性と言うか。これで実は赤木ファイルはありませんでしたっていうのは、なかなか難しいのではないか」

弁護団は今後、赤木ファイルの存在を示す「新証拠」として、この音声データを裁判で提出する方針です。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/681.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 文春砲に小出しに暴露され、今日になって国会でベラベラ喋り出す武田総務相(まるこ姫の独り言)
文春砲に小出しに暴露され、今日になって国会でベラベラ喋り出す武田総務相
まるこ姫の独り言

総務省と東北新社。

総務省とNTTの接待疑惑が、次から次へと明るみに出てきている。

私達国民が知らないだけ、分からないだけで、接待文化は未だにこの国に根付いているのだろうと思う。

自民党政権下での利害関係者との接待が芋づる式に出てきていると言う事は、氷山の一角と思われても仕方がない程、利害関係者との癒着が見て取れる。

歴代の総務大臣や三役の名前が挙がってきていることもあり、国民から見たらこれは自民党のお家芸だろうとは想像がつく。
これほど、政治家やトップ官僚たちが名を連ねていると言う事は、特定の議員が接待を受けたと言う事ではなく、総務省としての組織がらみで行われてきたのだろう。

前の総務大臣だった野田聖子も接待をされていたが、その言い訳屁理屈が振るっている。
>会食をしたが接待ではない

NTTとの接待疑惑について、武田総務相
>個別の事案、一つ一つに答えることは控えたい
>国民に疑念を招くような会食・会合を、これに応じたことはないという明確な答弁をずっとしている
>答えを控えると答えているから、答えている、答弁拒否ではない

屁理屈にもならない程、無茶苦茶な答弁を繰り返して来た武田総務相だが、小出しに情報を出してくる文春によって、武田の答弁が次から次へと撃破されてきた。

今週の文春砲によってNTT社長との会食がバレた後の今日の武田総務相
>宴席に顔を出したが会食はしていない

接待を受けたと白状した後の野田聖子は
>接待を受けたが、昨日返金した。仕事の話をした記憶はない

安倍の「募ったが募集はしていない」この流れだな。。。(笑)

今日の参議院予算委員会。

武田総務相は、昨日までは個別の案件にはこたえられないと頑として拒否してきたが、文春によりNTT社長との会食はあったと記事になった後の答弁ががらりと変わる。。

今日の参議院予算委員会では、突如、個別の案件を微に入り細に入り細かいところまで語りだす。はあ?
すごいよな。。。急にベラベラと喋り出す武田。

武田総務相
>酒は飲んだが食事は注文していない、1時間に満たない席、1万円の負担をした

ほらほら、文春の記事によってまた答弁が変わってきた(笑)

しかし、個別の案件に答えられないと拒否してきた武田が、今日になって個別の案件に答えまくるのは違和感しかない。
自分に信念があって「個別の案件」と言って来たのだったら最後まで突っぱねるべきだった。

しかも昨日までの傲岸不遜な答弁とは微妙に違って野党に対しての低姿勢はなんなんだろう。
気持ちが悪い。

今の状況を菅風に言うと。
「いずれにしても、様々な虚偽答弁があったと言う事も事実であります。」


http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/682.html
記事 [政治・選挙・NHK279] 福島第一原発 10年たっても再臨界と隣り合わせの現実(長周新聞) :原発板リンク 
福島第一原発 10年たっても再臨界と隣り合わせの現実(長周新聞)

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/387.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/683.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 安全性に疑問あり。それでも日本がワクチンを米から大量購入する裏事情  大村大次郎(まぐまぐニュース)
安全性に疑問あり。それでも日本がワクチンを米から大量購入する裏事情
https://www.mag2.com/p/news/490413
2021.03.18 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース



以前掲載の「人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々」では、新型コロナウイルスの治療薬として効果があるとされるイベルメクチンの認可の遅れを厳しく批判した、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。大村さんは今回のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、新型コロナワクチンが日米貿易摩擦解消の道具として使われていると指摘するとともに、安全性に疑問のあるワクチンの接種に疑問を呈しています。

【関連】人命より利権か。イベルメクチンが厚労省に承認されると困る人々
【関連】権力誇示のため「イベルメクチン」をコロナ薬として承認せぬ厚労省のカン違い

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2021年3月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

新型コロナワクチンは本当に安全なのか?

日本でもワクチンの接種が始まりましたね。今、日本では国を挙げてワクチン推進キャンペーンが行われています。少しでもワクチンに疑念を持てば、「非国民」とか「フェイクニュース」とか言われそうな雰囲気があります。

が、このワクチン、接種が始まって時間が経てば経つほど、やはり疑念を持たざるを得なくなってきました。

筆者は、ワクチンについて初めから懐疑的だったわけではありません。ワクチンが実用化されるというニュースが報じられたとき、非常にうれしかったし、これで自粛生活が終わる、と思いホッとしました。

が、ワクチン接種に関する情報を見ているうちに、「だんだんこれは大丈夫か?」という気持ちになっていったのです。

イギリスのアストラゼネカ社のワクチンが血栓ができる疑いがあるとして、ヨーロッパ各国が、ワクチン接種の中断をしています。

が、アメリカ製のファイザー社やモデルナ社のワクチンも決して安全とは言えないような情報もでてきています。

アメリカの国民的ヒーローが2人も死亡

元大リーグのホームラン王だったハンク・アーロン氏が「高齢者のワクチン接種を促すため」として、自らワクチンを接種し、数日後に死亡したことは前にお知らせしました。このハンク・アーロン氏の死亡について、ワクチンとの因果関係はないと報じられましたが、詳しい後報はありませんでした。

また先日も、ボクシングの元世界チャンピオンのマービン・ハグラー氏が、ワクチン接種後に死亡したことが報じられました。マービン・ハグラー氏は、長期間、ミドル級の世界王者に君臨し「史上最も強いボクサー」とも称された伝説のチャンピオンです。わずか66歳でした。ハグラ−氏は、ワクチンの副反応で入院した後、ICUで治療を受けていたそうです。ハグラ−氏の死去は、日本のメディアではほとんど報じられていません。

ハンク・アーロン氏とマービン・ハグラ−氏は、アメリカのスポーツ界では伝説的な存在です。

日本で言うならば、王貞治氏と具志堅用高氏という感じになるでしょう。もしこの両名がワクチン接種後に相次いで亡くなるようなことがあれば、日本中、大騒ぎになるはずです。

この2人のスポーツ選手だけじゃなく、若くて基礎疾患もなかった人がワクチン接種後に急死するというケースは後を絶ちません。

アメリカでは、現在、ワクチンを打った人がその後、なんらかの理由で死亡した人の数は1,000人を超えています。ワクチン接種した人の0.003%だそうです。だいたい3万人の1人の割合です。これは通常のアメリカ国民の死亡率とあまり変わらないので、ワクチンのせいではないという主張もあります。

が、通常、死亡する人というのは、大半が重い病気かけがなどを抱えている人です。ざっくり言えば、普通の場合、死ぬ人というのは、あらかじめ「死に瀕している人」が多いのです。しかしワクチンの場合は、「死に瀕している人」には打ちません。

今にも死に瀕している人にワクチンを打てば体力が持たないかもしれないので、そういう人は避けているはずです。基礎疾患がある人にもワクチンは打たれていますが、基礎疾患があったとしても、死に瀕してはいなかったはずです。

ということは、ワクチンを打った後死亡している人というのは、ワクチンを打つまでは「死に瀕した人」ではなかったのです。そういう人が、ワクチンを打った後に急に何かが起きて死亡しているのです。

しかも「ワクチンとの因果関係はない」というのは、「今のところ」の話です。現在の分析では、因果関係はわかっていないということだけであって、後から因果関係が判明することもあるのです。薬害などというのは、だいたいそういうものです。起きた時点での医学上の分析では、因果関係はないことになっていて、後から因果関係がだんだんわかってくるのです。

たった1、2ヶ月でこれだけ死者が出ているのです。この先、数ヶ月、数年たったらどれほどの健康被害が出るのか心配にならないでしょうか?

また、日本では副反応のニュースがほとんど報じられないのも気になります。アメリカでワクチン接種が始まったころ、現地在住の日本人がワクチンを打つ前後の状況がけっこう取り上げられました。その際、かなりの頻度で重い副反応に苦しんだ様子が報じられました。ワクチンを積極的に推進している人でも、コロナに感染したような重い副反応に苦しむ様子をしっかり伝えていました。

にもかかわらず、日本でワクチン接種が始まると、接種者が副反応で苦しむような報道は一切なくなりました。

本当に、日本の中では副反応に苦しんだ人は誰もいないのでしょうか?日本人の場合、副反応で苦しんでいても、なかなか言い出せなかったり、マスコミも遠慮して報じなかったりしていることが考えられます。

日米貿易摩擦とワクチンの関係

そして日本のワクチン接種には、もう一つ大きな懸念があります。国がワクチンを推進するにあたって、日米の経済問題が大きな要素になっているのではないか、という懸念です。

新型コロナのワクチンは、コロナ禍を収束させるアイテムとしても注目されていますが、世界経済のキーマンにもなっています。特に日米間では、ワクチンは重要な貿易物資となっているのです。ざっくり言えば、ワクチンは日米の貿易不均衡をただすためのアイテムになっているということです。

日本はアメリカに対して巨額の貿易黒字となっています。アメリカは、何十年間もずっと、日本に対して「貿易黒字を減らせ」「アメリカの製品を買え」と迫ってきました。

「日米貿易摩擦」というと、日本人の大半はすでに過去の事だと思っているフシがあります。日米貿易摩擦というのは、80年代に日本が大幅な貿易黒字を記録している時のことであり、現在は、そういう状況にはない、と多くの日本人は思っています。が、それは大きな間違いです。実は、日米貿易摩擦というのは、80年代からほとんど状況は変わっていないのです。というより、見方によっては悪化しているとさえいえます。

1980年代、アメリカの対日貿易赤字がもっとも大きかった年は1987年です。この年、アメリカの対日貿易赤字は、約570億ドルでした。

2019年のアメリカの対日貿易赤字は、約700億ドル(日本円で約7兆円)です。つまり、1987年と現在とでは、アメリカの対日貿易赤字は、まったく減っていない、むしろ増えているのです。もちろん、1987年と現在とではGDPの規模がまったく違うので、直接の比較はできません。しかし、アメリカの対日貿易赤字の規模が、今も相当に大きいことは間違いないのです。

なぜ日米貿易摩擦が昨今あまり報じられなくなっていたのか、というと中国の存在が大きいからです。アメリカにとって貿易赤字の最大の相手国が中国に代わったので、そのことばかりが取り上げられるようになったのです。

しかしアメリカ政府は今でもことあるごとに日本に対して輸入を増やすように圧力をかけており、日本政府はたびたびその圧力に屈しています。

そんななかワクチンの購入は、日米双方の政府にとって打ってつけのものです。日本政府は大手を振ってアメリカの製品を買うことができますし、アメリカもこれで対日貿易赤字を減らすことができます。

日本は、アメリカのファイザー社から6,000万人分、同じくモデルナ社から2,500万人分のワクチンを購入する契約を結んでいます。これは、日米の貿易不均衡問題にも大きく付与することになります。

だから、日本としてはワクチンのリスクが見えてきても、今更、アメリカに「やっぱりワクチンは買わない」とか「ワクチン買うのは少し待ってみます」というのはなかなか言いづらいものです。

しかし、日本の首脳は、経済問題と天秤にかけてワクチン接種を強行するような愚は絶対にするべきではありません。

日本は本当に今、ワクチンを打つべきなのか?

筆者は、ワクチンに頭から反対するつもりはありません。本当に新型コロナを収束させてくれるワクチンであれば、筆者も喜んで打ちたいし、筆者としても待望していたものです。

しかし、今の段階で、日本がワクチン接種を全国民に打つ必要が本当にあるのか、今一度、冷静に考えるべきじゃないでしょうか?

欧米と日本ではコロナ・ワクチンを取り巻く状況はかなり違います。アメリカでは、約10人に1人の割合で感染者がおり、600人に1人の割合でコロナによる死者が出ています。ほとんどの国民が身近にコロナ感染者がおり、しかも知り合いの中で1人くらいはコロナ死亡者がいるものと思われます。

一方、日本では、感染者は300人に1人くらいの割合であり、死亡者は1万人に1人以下です。アメリカの何十分の一の数値です。

アメリカであれば、ワクチン接種により3万人に1人の割合で死亡していても、コロナで600人に1人亡くなっていることを考えればメリットがあるかもしれません(またアメリカにしても、現段階の数値だけを見ればメリットがあるといえます。しかし将来のリスクを考えた場合は大手を振ってメリットありとはいえないでしょう)。

しかし、日本では、そもそも1万人に1人程度の死者しか出ていないのだから、ワクチン接種で数万人に1人の割合で死者が出ると、割のいいの話ではありません。しかも、このワクチンは、数か月後、数年後に身体にどういう影響がでるのか、まだだれもわからないという未知のワクチンなのです。本来、ワクチンというのは、何年もかけて有効性や安全性をチェックしてつくられるものです。が、今回の新型コロナワクチンは、どこのメーカーのものも、わずか数か月の突貫工事でつくられています。ワクチンを打って1年後にどうなるか、というのは、まだどこの製薬会社もデータを持っていないのです。

そういうリスクの高いワクチンを、「今」の時点で打つ必要があるのでしょうか?

それよりも、イベルメクチンなど、世界で効果があるとされている薬、ほとんど副作用がない薬を使ってみることの方が、どう考えても先決問題だと思われます。

新型コロナ対策においては、これまでブザマな失策ばかりを繰り広げてきた日本政府でありますが、今後はかじ取りを誤らないでいただきたいし我々もしっかり注視していく必要があると思われます。

次回は「御用医師たちのあまりに無責任なメッセージ」という記事を執筆したいと思います。

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大村大次郎 この著者の記事一覧

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http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/684.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 緊急事態宣言解除で衆院「4月解散」急浮上! 政党別の獲得予測で自公与党「絶対安定多数」 選挙プランナー・松田馨氏が分析(夕刊フジ)
緊急事態宣言解除で衆院「4月解散」急浮上! 政党別の獲得予測で自公与党「絶対安定多数」 選挙プランナー・松田馨氏が分析
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210318/pol2103180007-n1.html
2021.3.18 ZAKZAK 夕刊フジ


菅首相は「伝家の宝刀」を抜くのか



 菅義偉首相は、首都圏1都3県に発令中の新型コロナウイルスの緊急事態宣言を21日で解除する方針を明らかにした。今後、感染拡大防止と社会経済活動の両立が求められる。こうしたなか、菅首相が衆院解散に踏み切るタイミングも注目されている。これまで、東京五輪・パラリンピック終了(9月5日)後が有力視されてきたが、ここに来て、「4月解散」説が急浮上している。夕刊フジが、選挙プランナーの松田馨氏に17日時点での政党別の獲得議席予測を依頼したところ、自民党は21議席減らすが、自公与党で「絶対安定多数」(261議席)を突破するという結果が出た。

 ◇

 「仕事をしっかり行っていきたい。ただ、秋までの任期(=衆院議員の任期満了日は10月21日)なので、情勢を見て考える」

 菅首相(自民党総裁)は、政権発足から半年を迎えた16日、衆院解散・総選挙について、官邸で記者団にこう語った。

 同日、日米の外務・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)が都内で開かれ、翌17日には、新型コロナの緊急事態宣言を21日で解除する方針を明らかにするなど、政治日程は詰まっている。

 菅首相は4月前半に訪米し、ジョー・バイデン大統領と首脳会談を行う。バイデン氏にとって1月の就任後、初めて対面で会談する外国首脳となり、「日米同盟の強化」「菅外交」をアピールする機会となる。

 こうしたなか、永田町で「4月解散−5月総選挙」説が流れ始めた。

 2021年度予算案は、憲法の衆院優越規定で20年度内の成立が確定している。新型コロナも病床使用率は改善傾向にあり、菅首相肝煎りのデジタル庁を設置するための関連5法案も4月中に成立させる方針だ。

 4月解散となれば、逆風とされる4月25日投開票の衆院北海道2区、参院長野選挙区の両補選と、参院広島選挙区の再選挙を吸収できる可能性もある。

 松田氏は「携帯電話料金値下げなど、4月は菅政権の実績が表に出てくるタイミングだ。衆院の任期満了まで半年を切る時期でもあり、解散はいつあってもおかしくはない」と指摘する。

 菅首相が「伝家の宝刀」を抜いた場合の議席予測の結果は別表の通りだ。投票率は53%と想定した。

 自民党は、現有議席(277議席)から「256議席」に減らすが、単独過半数(233議席)は超える。

 松田氏は「菅首相の長男が関係する総務省幹部の接待問題が発覚し、コロナ対応への評価は必ずしも高くないなど不安要素もあるが、各種世論調査の内閣支持率は35%前後と高い。野党が批判票の受け皿になれていないこともあり、自民党の支持率や比例投票先での支持も3割を超えている。自民党の強い支持層の80代以上が新型コロナで外出を控える影響が出る可能性や、野党共闘の影響から、小選挙区の接戦区で落とすが、踏みとどまる」と分析した。

 自民党と連立政権を組む、山口那津男代表の公明党は現有議席(29議席)から1議席減の「28議席」となった。

 松田氏は「コロナ禍で支持母体の創価学会が活動しづらい影響もあり、複数の小選挙区で苦戦しそうだ」と語る。

 自民党と公明党を合わせて与党は284議席となり、委員長ポストを独占したうえで、委員の数でも野党を上回る「絶対安定多数」を軽くクリアする。

 ◆都議選ダブル選断行説も

 一方の野党はどうか。

 枝野幸男代表率いる立憲民主党は現有議席(108議席)から16議席増やし、「124議席」。志位和夫委員長の共産党は12議席から「15議席」に伸ばす。

 松田氏は「共産党との野党共闘が功を奏し、小選挙区でも一定の議席を獲得するだろう。『このコロナ禍で大変な時になぜ選挙なのか』との声が後押しし、無党派層が一定程度、支持する可能性もある。ただ、支持率が低迷するなかで、前回の2017年衆院選のような風は起こせないのではないか」と語る。

 玉木雄一郎代表の国民民主党は現有議席(7議席)から1議席増の「8議席」となった。

 松井一郎代表(大阪市長)の日本維新の会は、現有議席(10議席)から「26議席」に躍進した。

 松田氏は「スピード感あるコロナ対策で全国区になった大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会副代表、大阪維新の会代表)の効果だ。彼が選挙の顔になれば、よりプラスに働く」と予想する。

 山本太郎氏のれいわ新選組は存在感が薄らいだ影響もあり、比例で「1議席」にとどまった。

 中国の軍事的覇権拡大など、日本を取り巻く安全保障環境が激変するなか、週刊誌片手の政権批判ばかりでは野党の支持は高まらない。

 今回の予測を踏まえ、「選挙のプロ」は今後の政局をどう見るのか。

 松田氏は「もし、4月25日投開票の3つの補選・再選挙で自民党が落とせば、党内から『菅首相で衆院選を戦えるのか』との声が出かねない。そこで、『4月解散−5月総選挙』が浮上しているが、可能性は10〜15%程度とみている。7月4日投開票の東京都議選とのダブル選挙を断行するという説もある。現状よりはワクチン接種も進んでおり、『4月解散』より自民党の負け幅が小さくなる可能性はある。どちらも勝てば、菅首相が今秋の自民党総裁選で再選される可能性は高くなるが、コロナの感染状況とワクチン次第だろう」と語っている。


関連記事
野党分裂&安住“後押し”で解散風/政界地獄耳(日刊スポーツ)
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記事 [政治・選挙・NHK279] サマにならなかった下関市長選 「どちらも嫌だ」が62・5% 怒りの集団ボイコット(長周新聞)
サマにならなかった下関市長選 「どちらも嫌だ」が62・5% 怒りの集団ボイコット
https://www.chosyu-journal.jp/yamaguchi/20550
2021年3月19日  長周新聞

 下関市長選は14日に投開票を迎え、現職の前田晋太郎が再選を果たした。前代未聞の37・52%という低投票率が物語るように、選挙ははじめから終わりまでしらけきったもとでおこなわれ、およそ62・48%の有権者が棄権する事態となった。安倍晋三前首相のお膝元の首長選として全国からも注目を浴びていたが、なぜこのような選挙になったのか、その選挙模様を振り返りながら記者たちで分析してみた。


下関市長選の出陣式での前田晋太郎(左)と安倍晋三(7日、下関市)


出陣式をおこなう田辺よし子元市議(7日)

  結果を見てみると、投票率は前述の通り。前回市長選からおよそ10㌽近く落ち込んだのが象徴的だ。これには市役所界隈もさすがにどよめいている。選挙の体をなしていないからだ。過去にこれほどの低投票率だった市長選はちょっと記憶にない。これが何を意味しているのかを真面目に考える必要がある。コロナ禍だけが理由ではない。

 21万6871人の当日有権者のうち、投票したのが8万1363人。棄権した有権者が13万5508人にものぼった。「こんなクソみたいな選挙に付き合えるか!」とか「二者択一というけど、どちらも支持できない」という拒否反応みたいなものは期間中も方々で耳にしてきたが、これほど露骨に選挙そのものが拒否されるとは思ってもみなかった。

 しかし、それが下関の6割もの人々、つまり半数以上を占める人々の共通の思いであり支配的な感情なわけで、いわゆる「無関心だから投票に行かなかった」という代物ではない。はっきりと公言する人もいたが、「この選挙には行かない」という有権者の明確な意志が含まれているのだ。あちこちで友人知人と話してみて、「ふざけた選挙だよな…」と多くの人が口にしていたし、それは実感する。

  はっきりいってしまうと、あまり好かれてない者がしゃしゃり出て我こそが選択肢なのだと主張しても、誰も相手にしなかった――に収斂(しゅうれん)されるのではなかろうか。いずれの候補者にもいえることだ。この低投票率には、この街のみんなの「ふざけんなよ!」の思いが多分に含まれている。

 下関市民がなぜこれほど今回の選挙にしらけ、ある意味キレているのかがわからないよその人、とくに安倍政治に批判的な人たちのなかで、低投票率という現象について「下関は民度が低い」などという言葉も飛び交っているが、民度が低いのではなく、悲しいかな選択肢となった候補者の人気が低いのだ。そうして好かれていない、あるいは信頼されていないために、結果として「相手にできるか!」という選択をした人が多かった。

 人物評価というのは、地域で共に暮らしている有権者の見方がリアルに反映されるものだ。それで冷ややかに拒否されるというのは、むしろ候補者なり陣営の側に問題があるということだ。下関のような田舎の地方都市の選挙で、63%が相手にしないとは余程のことだ。村八分という言葉があるが、六分だって大概なものといえる。

 なお、他者に向かって「民度が低い」などという言葉を平気で口にできる人の民度とはどれほどの民度なのだろうか? とは思う。結果が思ったように転ばなかったら、その度に「民度が低い」などといっていたら何も変わらないし、変えることなどできない。今回の市長選の場合、なぜ63%もの人が投票所に足を運ばなかったのか、前田も支持しないが田辺も支持できないという投票行動の裏側にどんな思いがあるのか、その原因・事情を突っ込んで考察しないことには始まらない。単純じゃないのだ。

 選挙とは人物評価が直結するし、リアルな選択肢として「こっちが嫌だ」ならAorBの二者択一に参加もするだろうが、「どちらも嫌だ」が大半を占めた。端的にいうと田辺では対抗馬になり得ないと幻滅した人々が多かったからこんな結果になったのだろう。それを「けしからん!」とは思わないし、下関で暮らすみんなの思いが正直にあらわれた選挙だったように思う。シビアだし恐くなるほど手厳しいものがある。

  前田晋太郎の得票が5万7291票。田辺よし子が2万2774票。この結果について、下関の各界の人々の評価としては「田辺が予想以上に善戦」「前田は少なすぎる」「この調子だと、安倍晋三は衆院4区で相当に得票を減らす」でほぼほぼ一致している。自民党・公明党・連合山口までオール与党で挑んで5万7000票程度というのは、どう見ても少なすぎるのだ。組織力が崩壊しているのか?と思うものがある。

 前回の市長選で前田の得票は4万8896票だった。対する中尾が4万5546票。松村正剛が1万958票。安倍派と林派がガチンコで保守同士の争いをくり広げ、自称市民派の松村(市議時代は中尾与党だった)が割る形でかつがつ安倍派が勝利をおさめた。今回の選挙では何度も報じてきたように、林派は山口3区鞍替えで安倍派と手打ちして、市長選には候補者を擁立しなかった。宙に浮いた林派の票がどうなるのかも見所だったが、たいして前田には流れなかったことが結果としてわかる。前田が前回から増やしたのは8395票。1万票も上乗せできていない。つまり、林派をとりこめていない。

  表面的には林派の企業群も前田の後援会員集めには一定程度付き合ったりはしていたし、自民党下関支部としても一致して前田支持を打ち出し、出陣式には林派の市議や県議たちも勢揃いしていた。しかし、おつきあい程度という印象も拭えなかった。サンデンの営業所に行けばリーフを置いて前田の室内ポスターも貼ってはいたが、運転手たちに後援会員集めを強いるようなことまではしていなかった。林派としては、むしろ同時進行の萩市長選の方が最大の関心事で、河村建夫・田中文夫兄弟を叩きつぶそうと全力を投入している有り様だ。

  林派がつれない態度というか、本気で動いていなかったのは歴然としているが、林派の面々からしたら「どうしてオマエ(前田晋太郎)の応援をしなきゃいけないの?」も本音だろうと思う。まぁ、あくまで対抗馬は出さないというのが最大の協力だったのだろう。プラスアルファでちょっとだけ付き合ってやるかみたいな感じにも見える。選挙といえばプロ集団ともいえる山口合同ガスもおとなしかったし、いざ林派が選挙を構えるとなったらこんなもんじゃない。「合同ガスは選挙が本業。ガスは副業」と下関では昔から冗談混じりに語られてきたが、それだけ林派の選挙というのは徹底している。今回についてはある程度の協力はしつつ、静観していた風にも見える。

  一部で「林派が田辺よし子の応援につくかも」みたいなデマを東京のメディアとかフリージャーナリストが書き散らかしていたが、下関では「バカじゃないのか」と笑われていた。どうも田辺本人が吹聴していたようで、陣営のなかでも「Y市議(林派)のつてでN工務店(林派)が応援してくれている」とかのはったりをかましたり、名前を出された当事者からすると事実に反するので仰天するような話も飛び交っていた。自民党下関支部で干されるレベルの話だ。

 どうしてあんなはったりを平然とかますのかは本人以外には理解ができないのだが、林派がまるで水面下で応援してくれているような話を流布して、安倍派林派の感情を利用しつつ一部をとり込みたかったのだろうか――と話題になっていた。

 そんなはったりによその人というか、東京の人はコロッと欺されるみたいで、恐らく真に受けたのだろう。いずれにしても嘘は流布したらいけないと思う。他人に迷惑がかかるから。Y市議とかN工務店などは立場もあるし、たまらないと思う。安倍晋三の118回の嘘も除夜の鐘の煩悩の数をも上回るすごいものがあるが、そうでない側も嘘やはったりはいけない。それで振り回された人も随分いるようなので、付き合い方には気をつけた方がいいと思う。というか、メディア関係者については、記者なら自分で裏付け取材して見抜けよ! とは思う。

  田辺については周囲の想定以上に得票を得たとはいえると思う。これは、そうはいってもアンチ前田の批判票が一定数あることを示した。陣営は「目指せ6万!」とか「8対2から6対4まで追い上げている!」(根拠不明。どこの報道機関も世論調査すらしていなかった)などと期間中も好きなことをいっていたが、やはり足場が乏しく有権者から相手にされていなかったのも事実なのだ。しかし、モリカケ桜とか、安倍晋三の私物化政治への嫌悪や批判も鬱積しているし、前田ではダメだと判断した人が一定数投票した結果といえる。二者択一に参加した人もいたのだ。

  夜八時の当確すなわちゼロ打ちがなかったのは、接戦で得票が読めなかったからではなくて、どこの報道機関も出口調査すらしていなかったし、そのような選挙だったからに過ぎない。斯くして全有権者に占める支持率をあらわしたとき、前田が26・4%、田辺が11・1%、どちらも支持せずが62・5%という結果になった。

 前田晋太郎が再選を果たしたとはいえ、その基盤は実は脆い。もっと別の有力な玉が対抗馬としてあらわれ、がっぷり四つの選挙戦になった場合は吹き飛んでいくことをあらわしている。田辺よし子に勝ったからといって喜べるような代物ではないのだ。

 田辺が出てくれたおかげで無投票は回避でき、「信任を得た」体裁は整ったかも知れないが、敵なしだった割に得票はサマになっていないという現実がある。37%という低投票率が47%に戻れば2万2000票余りが動き、57%になれば4万4000票余りが新たに動く。投票率60%といっても決して高いわけではないが、批判票の受け皿として有権者に受け入れられる陣営が登場して、そのような白熱した選挙になった場合、つまり泡沫相手ではなくもっとまともな選挙戦になった場合は、支持率26%などすぐにひっくり返されるのだ。

注目の衆院4区の選挙  二度の放り投げに批判世論

  前田の出陣式には安倍晋三が直々に乗り込んで、1日中選挙カーに張り付いていたのが印象的だった。これまた代議士本人が市長選に姿をあらわすなど前代未聞で、安倍派の人々に聞くと「衆院4区が心配で仕方がないみたいだ」「次の国政選挙への危機感なのだ」と揃って話題にしていた。モリカケ桜、コロナ禍の2度目の放り投げを経て、「次はないよね」と街中でも平然と語られる状況にあるし、さすがに批判世論はすごいものがある。「この国を守り抜く」の安倍晋三ポスターを見ながら、「コロナ禍で放り投げといてよくいうよね」と笑っている人も多い。

 今回の前田晋太郎の得票を見て、「代議士が直々に応援に回ってあの程度。4区は相当に減らすだろうね」「むしろ逆効果だったんじゃないか?」と語られている。「田辺ですら2万3000とった」と自民党関係者の衝撃は大きかったようで、そうでない候補者が出てくる山口4区において、この街のみなさんからオマエが受け皿になれ!という力が働いたときに果たしてどうなるかだ。投票率37%ということはまずない。それこそ投票率が60〜70%になるような本気の選挙戦を空中戦ではなく地上戦でたたかう戦略が必要だろう。

  4区は安倍晋三とれいわ新選組・竹村かつしの一騎打ちになるようだ。れいわ新選組のポスターは街中に増えているし、またそのことが有権者のなかで「最近、れいわのポスター増えているよね」「もっとやれ!」と話題になっている。それは今回の市長選のように「相手にできるか!」みたいな空気や反応とはまるで違うものがある。コツコツとポスター掲示のお願いに来るものだから、貼れない人でも「地道に頑張ってるじゃないか」と話題にしている。いわゆる根無し草がフワフワと宙に浮き上がって反安倍で踊り狂うような類いではなく、一歩一歩地域コミュニティに入り込んで人々とつながり、対話をしながら力を束ねていくような過程こそが大切なのだろう。

 ネット依存のプロモーションなど影響力はたかだか知れている。選挙区をたたかううえで重要なのは地上を這い回ってリアルの世界で有権者とつながることだ。そこでみんなの思いに学び、一つ一つの要求を拾い上げて政策とつなげていくことが必要だと思う。昔の政治家は1年に3足靴を履きつぶさなければ半人前とかいわれ、徹底的に足を使って努力していた。最近の選挙は「○○旋風」とかの表現をしたがるが、風は吹けば飛んでいくし、飛ばされていくものでもある。しっかりと地に足つけた政治家こそが強い。

 4区で竹村かつしがどこまで得票を伸ばすのか、この度の市長選は評価がまるで別物なので比較対象にはならないが、そうはいっても自民党としては痺れる前哨戦にはなっている。

  この間、「長周新聞が田辺よし子に手厳しいのはなぜか?」という質問も受けるのだけど、安倍派の対抗馬だったらみんな素晴らしいというような安易な評価がなぜできるのだろうか? また現実には、長周新聞が手厳しいのではなくて、市民のみなさんが手厳しい評価をしているというのが選挙結果をご覧になればわかると思う。63%もの大多数を占める有権者の複雑な思いもひしひしと分かるからこそ、現実をねじ曲げて報道するわけにはいかないし、厳しい評価があるという事実も伝えてきたつもりだ。みんなが「田辺よし子こそが対抗馬としてふさわしい」と思えば、投票率ももっと爆上がりして、楽勝で勝っている。

  例えば安倍晋三の虚言癖がけしからんとかも遠慮なく書くが、同時にそうでないいわゆる左翼の側の嘘やはったり、汚れも付き合えるものではないし、あるがままの現実に評価を加え、けしからん場合には批判を加えるのが新聞だ。今回の場合、反安倍の東京発プロモーションかなにかで田辺をまるでジャンヌダルクのように描くのは無理があるし、そのような嘘は書かないというだけだ。ここは譲れない。だいたい、そんなことしたら下関市民の皆さんに笑われるではないか。新聞としては、なぜ六割以上もの有権者が選挙に行かなかったのかをきっちりと教訓化するのが仕事だろう。そしていえることは、今回の場合、候補者や陣営の側に相手にしてもらえない相応の問題があったということだ。

 あと、これは補足的なことなのだけど、東京界隈のメディア関係者が取材もせずに聞きかじりで記事にしたり、物知り顔で書く頓珍漢な報道も目にしてきたが、そうした取材不足な記事や、憶測や願望をもとにして書かれた記事を見た人々が判断を誤ってしまう現実について、なんだかな…という思いがしないでもなかった。罪作りだな…仕事が適当だな…東京ではそれでメシが食っていけるのかな…とか思いつつ、最終的にはいい加減にしろという状態だった。「民度が低い」という言葉が投げつけられるのもその延長線上にあるのだと思う。

  いずれにしても、候補者は誰でもいいという選挙などないことがくっきりとあらわれた選挙だった。それ以上でも以下でもない。そして、某界隈での読みとして語られていた投票人数8万の6対2という予想が、微妙にずれてはいるがほぼほぼドンピシャリだったことも「ほほぅ…」と思わせるものがあった。

白熱する萩市長選  林vs河村の全面戦争

  下関市長選は無風で終わったが、目下白熱しているのはむしろ萩市長選だ。林芳正の3区鞍替えの代理戦争みたいなもので、林派としては宇部市を抑え、美祢市を抑え、山陽小野田市も抑え、萩市も林派が市長ポストをとれば、3区内の全市のコンプリート完了ということになる。現職の藤道を林派が全面支援し、対抗馬として河村建夫の実弟である田中文夫が県議を辞めて市長選に挑んでいるが、まさに全面戦争の様相だ。

 自民党県連は藤道の応援に回り、県議会議長の柳居俊学はじめとした県議たちがわんさか応援に乗り込んでいる。林芳正本人に加えて安倍派県議も林派県議も岸派系列も含めて出陣式に雁首をそろえ、60bほどしか離れていない目と鼻の先で田中陣営も出陣式をしているといった有り様だった。公明党も自主投票とはいうものの、実質的に藤道支援に回っている。これに対して河村・田中陣営は危機感をあらわにして「よそ者が萩市を乗っ取ろうとしている!」と叫んでいる。


萩市長選の出陣式に臨む現職の藤道健二(左)と林芳正(14日、萩市)

  自民党県連としては「3区は林芳正に」が既定路線で、今回の選挙で完膚なきまでに河村建夫・田中文夫兄弟を叩きつぶしに行っている風だ。県選出の代議士連中のなかでも河村が浮いていたのは周知の事実だったが、4区の安倍からすると林が選挙区から出ていってくれれば安泰と思っている側面があるし、林からしても今回の3区鞍替えは政治生命をかけて挑んでいるような印象だ。

 河村の後ろ盾となっている二階派との全面衝突にもなるが、林芳正は既に住民票を下関から宇部市に移し、3区からなにがあっても出馬するという意気込みを行動で示している。


萩市長選に挑む前県議の田中文夫(左)と河村建夫(14日、萩市)

  下関の林派のなかでは、とくに古くから林派を支えてきた支持者たちのなかで、住民票を宇部市に移して下関から出て行ったことへの怒りみたいなものも渦巻いていて、「長年支持してきたのに情けない」「どうして4区で挑まないのか」「これは裏切りだ」と語る人が多い。あの中選挙区時代を支えてきたという自負もあるからだろう。

 安倍派との全面戦争をくり広げるならまだしも、恐れをなして逃げ出していった印象に映るようで、林派の矜持からなのか「みっともない」と怒っている。安倍晋三との軋轢で古賀敬章が下関から出て行き、小沢一郎にとり入って福岡を選挙区にしたのもそうだが、どうしてコイツらいつも逃げ出すのか――と。

  それこそ、今4区で安倍派と林派が全面対決をすれば、林が勝つぞという見方だってある。もう首相まで上り詰めて終わった人なのだから、安倍晋三が比例に回って今度は林に譲れよ! という世論もある。林義郎が選挙区を安倍晋三に委ねて自分が比例に回ったのと同じように、安倍派も林派に対して礼を尽くせと――。しかし、林芳正は3区横取りを選んだ。それが双方にとって都合がいいからだ。

  山口県は昔から政争が激しい。4区なり下関ではとり残された林派がどんなポジションで振る舞っていくのかも微妙だ。今回の下関市長選は手打ちして対抗馬を出さなかったものの、出せば互角以上の力を持っているのも事実なのだ。今後は手打ちや取引をしつつ、影響力だけは保っていくのだろう。そんなやり方を見て、街の皆さんは「さすが林派の小商人(こあきんど)商法」などと陰口を叩くのだと思う。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/686.html

記事 [政治・選挙・NHK279] ワクチン不良品!?<本澤二郎の「日本の風景」(4029)<五島列島の出口信幸さんの投稿文を特別掲載>
ワクチン不良品!?<本澤二郎の「日本の風景」(4029)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28435625.html
2021年03月18日 jlj0011のblog


<五島列島の出口信幸さんの投稿文を特別掲載>

 近くを散策中、川べりで高さ2メートルほどの早咲きの桜の開花を確認した。Sさんにいただいた「春一番」という1メートルほどの樹木からは、桃色の花が咲き誇ってきた。前の竹藪から太くて美しい鶯のさえずりが聞こえてきた。春本番は生き物に希望を投げかけてくれる。

 それでも人間大事なことは、何事も鵜吞みはよくない。人間のやることは、それぞれ目的を持っている。特に、安倍や菅から、嘘の連発を、耳にタコができるほど聞かされてきた日本人である。一度、立ち止まって考えてみることだ。今日は、ワクチン問題を研究してきた、自然豊かな五島列島で暮らす、出口信幸さんの投稿文をそっくり、手を加えないで掲載する。コロナ・ワクチン大丈夫か、第二弾である。

<テレビからの恐怖・不安を煽るコロナ・ワクチン戦略は安全か>

テレビ報道で恐怖を与え、不安を煽りワクチンを打つ策略。国民は気づいて下さい。新型コロナ流行が、実際に凄い感染力で 死んでいるのなら 気をつけ自粛し、無意味な マスクもするだろう。しかし 実は、政府 厚労省がマッチポンプの確信犯。

ファイザー社とモデルナ社の▲mRNAワクチンは、ポリエチレン・グリコールという成分を使い−70度〜−75度で保存しなければならない。mRNAのリボヌクレオチドという塩基は、温度が超低温でなければ崩れてしまう。モデルナ社のは、ー20度で保存。今までワクチンは、水銀を使って保存していた。ポリエチレン・グリコール(PEG)を使うのは、なぜか? 調べてもなかなかない。インターフェロン(数種類の免疫)とポリエチレン・グリコールは、くっつきやすいらしい。(たんぱく質とくっつく)ネットで一般人に解りやすい 説明は、見つけられない。  

◆新型コロナのたんぱく質を人の細胞内で作り 免疫反応、抗体を作らせる目的。とワクチン開発側 と推進側のネット情報を見つけるが、自然な流れの抗体のでき方ではない。 コロナのスパイクたんぱく質を使う。

この抗体が危ない。

クリニックの先生が書いた文を少し使いますが、 
「 筋肉内注射で投与されますが、筋肉細胞や樹状細胞という免疫担当細胞の
中で mRNA をもとにタンパク質が作られ、生成されたタンパク質の一部がリンパ球に
提示され、免疫応答が起こります 。また、mRNA 自体が自然免疫を刺激する働きもり、
免疫誘導を促進します。新型コロナウイルスがヒトの細胞に侵入するには、ウイルス
粒子表面にあるスパイクたんぱく質{カギの役目} がヒト細胞上のアンギオテンシン
転換酵素 2{受容体}(ACE2)と結合する{ここを開け細胞に侵入}ことが必要ですが
、ファイザーとモデルナのワクチンは、いずれもこのスパイクたんぱく質の遺伝子全体
を用いています。」 

▲▲▲ 危険性。  mRNAワクチンという名の 毒 異物。

接種後 @アナフィラキシーショックを起こす可能性がある。 そして
コロナに再感染すると A▲ADE(抗体依存性感染増強)が発症する可能性がある。
免疫の暴走、サイトカインストームが発症し、免疫が出続け止まらず 細胞が壊され、
腎臓、肝臓、肺で炎症を起こして、呼吸ができずに死に至る可能性があります。
ワクチン接種後 痛みも無く大丈夫だったということではなく 後が怖いのです。

そして B▲遺伝子組み換え人間の様になる可能性があります。

厚労省は、質問回答に
「mRNAワクチンは、数分から数日といった時間の経過とともに分解されていきます。
また、mRNAは、人の遺伝情報(DNA)に組み込まれるものでは、ありません。

身体の中で、人の遺伝子情報(DNA)からmRNAが作られることがありますが、
一方通行で、逆にmRNAからDNAは、作られません。

こうしたことからmRNAを注射する事で、その情報が、長期に残ったり、精子や卵子の
遺伝子情報に取り込まれることはないと考えられます。」  と答えています。

▲厚労省は、人の細胞 核の中のDNAに異変はないと答えていますが、
▲ 逆転写が起きます。  コウモリのウイルスのスパイクたんぱく質を使いますが
RNAの遺伝子が核の中に入り、DNAになります。B―1▲逆転写が起きます。

人間とコウモリのウイルスのRNA一部と遺伝子組み換え人間になる可能性があります。

C▲生殖細胞に入ると 将来 子供が産まれた場合 子供に何かの異変 病気 癌が発症
する可能性があります。 ▲ 女性は、不妊症になる可能性があります。

再感染するとADE(抗体依存性感染増強)が発症する危険性があります。

SARS(重症性呼吸器症候群)コウモリ由来のウイルスと云われます。中国南部広東省を
起源とした2002年11月に報告された。 SARSのワクチン開発でADEが発症して
ワクチン開発は、失敗した。 それなのに 新型コロナのワクチンが開発され成功し
効果があるとニュース報道されている事に 疑問と違和感を感じます。

細胞内の話ですが、細胞の中の核にDNA染色体があり、2本鎖から1本採り一部塩基を
くっつけDNAのコピーを取り出すこと。これをメッセンジャー m、
mRNA  ●転写といいます。

遺伝子の設計図が、mRNAです。核から出て細胞質内のリボソームへ入り、遺伝子
設計図でアミノ酸を繋げ たんぱく質ができます。これを●翻訳といいます。

コロナ周りの脂質の膜(エンベロープ)に突起物のスパイクたんぱく質があり、人の
細胞に侵入するためのカギの役目で そのS蛋白質の一部を使い コロナウイルスの
中のRNA遺伝子を使わず、病原化しないようにして 抗体を作る目的。と開発側が
公表していますが、これによってできた抗体が▲悪玉化して 細胞を壊してしまう。

ワクチンは、感染予防のはずなのに、病気になる。取り返しのつかない事になる
重大な 副反応が起きる。遺伝子組み換えワクチンを打ってしまえば、元の人間の身体
に戻れない。 将来の受け継いだ遺伝子 子供にも異変が起きる。

アストラゼネカ社の▲ウイルスべクターワクチンは、チンパンジーのアデノウイルス(感染力がある)とSARSのスパイク蛋白質(S蛋白質)の遺伝子組み換えワクチンベクター(運び屋の意味)ベクターに SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質の遺伝子全体を組み込んであ り、スパイク蛋白質に対する免疫が誘導されるというもの。人体内で複製できません 。

中国シノバック・バイオテックとシノファームの▲不活化ワクチンも、危険です。

死んだウイルスを使います。ホルマリンでウイルスを殺し、効果が弱いので体内に
長くとどまらせるためにアジュバントという▲アルミニウム化合物を入れて抗体を作る
反応を強くします。 そのため2回〜3回 接種します。 ▲危険です。アルツハイマー
になる危険性があります。

▲子宮頸がんワクチンにも アルミニウム塩のアジュバントのガーダシルを使っています。HPV(ヒトパピローマウイルス)DNA・・・断片を含んでいます。また他にサーバリックスという有名な名前のものもあります。中学生、高校生の女性に 強い副反応が出て 身体がバタバタと跳ねて身体の動き震えが止まらない症状で 苦しんでいます。 記憶力も無くなり 自分が何歳かも解らない。目の玉をえぐられる様な 痛みがある。そんな症状の女性もいます。ガーダシルは、今、名前を変えて準備しています。▲シルガード9という名前です。

 日野市 市議会議員★池田利惠氏が ワクチンの危険性 子宮頸がんワクチンの問題
を 訴えています。

遺伝子組み換えワクチン mRNAワクチンや ウイルスベクターワクチン 
不活化ワクチン、DNAワクチンなどは、  ★打たない方が安全です。

新型コロナ流行は、ほとんど、ほぼ終息に近いから
★ワクチンを接種する必要がない。 

東京では電車に人がいっぱい乗っていて 改札では、人々がごった返して 行き来しているのに ニュースで報道する怖さのウイルスなら、既に 日本人は、全滅しているでしょう。

今、私が考える新型コロナの感染者は、少ない。

日本人は、既に自然界の沢山の種類のコロナウイルスに既に感染していて★集団免疫を獲得していると思われます。昨年から日本人には、●再感染で 出る IgG抗体が始めに出ているので抗体を獲得しています。 だから感染した人に なかなか出会わない。感染しない。終息します。

変異しているが、もし 感染症状があっても、軽症です。

自然界のウイルスの流れによる抗体のでき方で▲再感染するとT細胞など記憶細胞が
コロナが来たとIgG抗体と他免疫が素早く沢山出て来ますが、これが日本人に出てい
るというデータがある。2020年4月〜7月までの間に東大先端研の★児玉龍彦先生が
YouTubeのデモクラシータイムスで話していました。IgG抗体の話とPCR検査は 
サイクル数 ノイズを下げなければ、国立感染症研究所の人でも素人みたいな者 と
言っていました。

それから秋から冬にかけて、感染者が1000人2000人と、毎日テレビ報道で言っていて2021年3月16日現在でも 更に強い 変異ウイルスが現れ クラスター発生と言いステージ3  また河野大臣が あの2重マスクで 喋る姿に ただワクチンを打つ事ばかり考えて 国民の安全を思ってやっている様に見せて、国民の命を守る事を他の方向から 見る事は、できない。ワクチンありき。

★★

PCR検査は、DNAを増幅する手法です。 ウイルス感染を診断する検査でなない。

PCR検査で、別の異物 人間の遺伝子情報を検体採取して PCR検査で 陽性診断して
感染者と言っているのです。 PCR検査で ★陽性者=感染者ではない。 

感染とは、自然界のウイルスが、鼻の奥 喉の奥の気道で粘膜にウイルス(抗原)が
(10万個位)付着した場合 細胞に侵入★マクロファージ(白血球の1種)が抗原を
食べ、発熱物質を出し 抗原が死ぬと同時に 抗体ができる時 これが感染です。

マクロファージやNK細胞(ナチュナルキラー細胞)好中球や樹状細胞などが、
ヘルパーT細胞に指令を出し、ヘルパーT細胞がキラーT細胞に指令を出し、IL2や
TNFαやIFyなどの数種類の免疫(サイトカイン)に指令を出して抗原(ウイルス)を
攻撃し撃退します。 また ヘルパーT細胞は、B細胞に指令を出し 抗体を作ります。

 本来 自然界のウイルスで自然な流れであればこのようにして抗体、免疫ができるの
です。 抗体は、6ヶ月〜8ヶ月体内に存在しているのですが 消えます。しかし
記憶細胞が覚えていて 次に 同じようなウイルスに再感染した場合★IgG抗体が出て
きます。

★ワクチンを接種する必要はない。

 ワクチンを打てば、かえって肺炎が悪化する。

ADE(抗体依存性感染増強 Antiboy-Dependent Enhancement)が発症する。

SARSとMERSやデング熱で起きている。ワクチンは、失敗。中止され接種を控えている。

コロナ用ワクチンは、ウイルス感染予防どころか 人間を病気にし、異常体質にして
しまう。中国で新型コロナ流行で武漢が封鎖され それからワクチンを直ぐに開発した
のか? まだ半年〜1年足らずの開発期間で臨床試験も半年足らずで できる訳ない。

SARSもMARSもワクチンは、失敗し開発できていないのに、大騒ぎの新型コロナは、
死に至ると 恐れられているのに ワクチンが開発できたと云う テレビ報道。

SARSと同じくS蛋白質を使った 遺伝子ワクチンではないのか? エイズもエボラも ワクチンは、開発できていない。  

▲安全性が確認されないのに、開発側の発表 効果が強調され、医療従事者の看護師にワクチン打ちの映像が次々にテレビで報道され 
遺伝子ワクチンの効果があると、洗脳をしている。

▲本末転倒。安全性が確認されない、接種後 副反応 アナフィラキシーショックや
人間の遺伝子DNAに異変が起きる可能性がある。

▲逆転写で、コウモリのウイルスの
スパイクたんぱく質の一部 RNA遺伝子が人の核の中のDNAになってしまう。

ワクチン接種に気づかせ 日本人を洗脳から目覚めさせるように 日本を正常化する行動を起こして欲しいものです。 

ワクチンありき ワクチン優先 ワクチン販売 金儲け利権の医療医産複合体の策略。

▲安全性が疎かで 人の命と健康を無視しています。 行政 病院 学校 みんなが
まぬけロボット行動で自分で考える事をしない。声を上げない。

声を上げよ!

地方自治 地方分権で市民と病院、学校 市 区の行政が連携するしかない。 

国に対し 対等であるのに、地方が戦った事があるのか?

法律の▲2類感染症指定を速く 外さなければ病院 行政 全てが混乱 逼迫します。
これで、廃業 倒産 失業で自殺者が増え 差別 偏見 誹謗中傷 人々に争いと
憎しみを植え付け 日本人や世界の人々が分断されてしまいます。

<本ブログ主催者は異見・反論を大歓迎>

(朝日新聞)英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、フランスやドイツ、イタリアなどの欧州各国が15日、使用を中断すると決めた。一部の国で接種後に血栓ができる副反応の疑いが報告されたためだ。同社のワクチンは日本政府も1億2千万回分調達する契約を結んでおり、そのうち3千万回分が今月末までに輸入される予定になってい

2021年3月19日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/687.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅首相の4月訪米は米国に絶対服従の姿勢を示すため 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



菅首相の4月訪米は米国に絶対服従の姿勢を示すため 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/286653
2021/03/19 日刊ゲンダイ ※後段、文字起こし


米国のオースティン国防長官(左)とブリンケン国務長官(右)と面会し、お辞儀をする菅首相(C)ロイター

 新型コロナウイルスの感染が拡大する最中に菅首相の訪米が公表された。

 米国のバイデン大統領が世界の首脳の中で最初に直接会談をするのは菅首相だと、メディアは大騒ぎしているが、何のために菅首相は訪米するのであろうか。

 中国・南北朝時代の詩人で、学者の沈約(441〜513年)の著書「宋書」は「倭」の五王について、こう記述している。

<高祖の永初2年(421年)、詔していうには、倭讃が万里遥々貢を修めた。遠方からの忠誠のこころざしは、よろしくあらわすべく、除授を賜うであろうと><讃が死んで弟の珍が立った。使いを遣わして貢献し、倭国王と称し、表して除正されるよう求めた。詔して倭国王に除した>

 安倍前首相はトランプ前大統領が当選するや、訪米し、ゴルフのドライバーをお土産に差し出した。そして後々、F35戦闘機の爆買いを決めた。

 安倍前首相を引き継いだ菅首相は早くから訪米を切望していた。まるで、倭の五王が中国から「あなたは日本の国王ですよ」と認めてもらいに出かけるのと同じである。

 こう記述をすると「自虐史観」だと異論を唱える国民もいるだろう。

 こうした図式は今日の日米関係にどこまで当てはまるのか。

 ハーバード大学ケネディ行政大学院の初代院長だった人物にグレアム・アリソン氏(80)がいる。行政大学院は米国公共分野の指導層を育成する機関である。アリソン氏は第1期クリントン政権の政策担当国防次官補であり、彼がワシントン、学界での最も権威ある人物の一人であることには何の疑いもない。

 彼は2020年3月号のフォーリン・アフェアーズに論文を発表し、こう記述していた。

<(冷戦時代米ソは勢力圏抗争をしてきたが)勢力圏とは「自国の影響下にある地域で、他国が服従することを求めるか、支配的影響を行使できる空間」のことだ>

<(冷戦の終結において)世界における複数の勢力圏が一つの勢力圏へとまとまりをみせたと言い換えることができる。強国がその意思を弱体な国に押しつけることに変わりはなかった。実際、他の世界は、アメリカのやり方で行動することが強要された。そうしなければ、体力を奪われる経済制裁から、公然たる体制変革までの、かなりの代償を支払わされる>

 米国に恭順の意を示しに行く菅首相の姿を想像すると、日本国民として悲しくなる。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/688.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 佐々木宏問題の本質は森喜朗や電通と結託したMIKIKO先生の排除! でも電通に弱いワイドショーは完全スルー、かわりにLINE流出批判(リテラ)

※補足 週刊文春 2021年3月25日号 紙面クリック拡大


佐々木宏問題の本質は森喜朗や電通と結託したMIKIKO先生の排除! でも電通に弱いワイドショーは完全スルー、かわりにLINE流出批判
https://lite-ra.com/2021/03/post-5828.html
2021.03.19 佐々木宏問題の本題はMIKIKO先生の排除 でもワイドショーは リテラ

    
    組織員会HPより

 東京五輪開閉会式の演出の「総合統括」を務める電通出身のクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、タレントの渡辺直美をブタに見立てた「オリンピッグ」なる演出案を出していたことが判明、昨日18日に辞任した。

 辞任は当然だろう。本サイトでも既報で指摘したように、人の容姿を嘲るボディシェイミングやルッキズムを問題視する声が世界的に高まるなかで、渡辺はまさにそうしたルッキズムへのアンチテーゼとなり、「ボディポジティブ」ムーブメントの世界的アイコンとして支持を集めている。その渡辺を、嘲笑や侮蔑の象徴である「ブタ」に変身させようというのは「差別」演出にほかならず、そんなアイデアを平気で出すような人物が「総合統括」にふさわしいはずはないからだ。

 しかし、愕然とさせられたのは佐々木氏の問題だけではなかった。この話題を取り上げたワイドショーでは、ルッキズムへの徹底した批判がほとんどおこなわれず、むしろ「LINEを流出させた者が悪い」だの「生きづらい世の中」だのといった問題のすり替えや差別の肯定がおこなわれたからだ。

 たとえば、昨日18日放送の『ゴゴスマ!』(CBCテレビ)では、ケンドーコバヤシが「アイデア出しの会議はアドレナリンが出て、発言の是非はともかく、とにかくアイデアを出すもの」「こういうことが表に出ると直美のフットワークの範囲が狭くなってしまう」と語り、「こういう情報が流出したことが問題。責任を取るなら流出させてしまった人」とコメントした。

 まったく何を言っているのだろう。被害を被った渡辺直美の心配をするかたちをとりながらルッキズムを肯定するような発言をするのもどうかしているが、五輪の開会式の企画会議でもバラエティ番組の企画会議でも、容姿を侮蔑するという差別発言は容認されるものではけっしてない。さらに、五輪のような国家的・国際的イベントに携わる者の発言ともなれば、たとえそれがクローズドの会議であれ内輪の飲み会での発言であれ問題視されるべきものだ。にもかかわらず、ケンコバは「問題は情報を流出したこと」「責任を取るべきは情報流出者」などと言うのである。

 だが、こうした主張はケンコバだけではなかった。『バイキングMORE』(フジテレビ)では、フットボールアワーの岩尾望が「会議の時点で反対が出てて撤回してるなら、何がこんなとこまで行くことあったんかな。だからホンマにLINEが誰でも簡単にアクセスできる状態になってたんが良くない」と語り、MCの坂上忍も「僕、この問題は、このLINE出していいのか?っていうところに尽きるような気がするんだけどね」などと発言。さらに北村晴男弁護士にいたっては、森喜朗氏の性差別発言を「世間からの叩かれ方がある意味異常と言えるぐらいすごかった」などと言い出し、「今回、こういうふうに辞任されるというのは、やっぱりものすごく生きづらくなってきたな、世の中が」「異常にバッシングされるような雰囲気というのは、ちょっと抑えたほうがいいのかなというふうに僕は思います」とコメント。坂上も「生きづらい世の中になってきたなっていうのはね(ある)」と同意を示したのだ。

 また、閉口したのは『ひるおび!』(TBS)も同じ。『ひるおび!』では、八代英輝弁護士が「オリンピック直前に、(問題発生から)1年も経った時点でこの発言が表に出されてくるということには何か意図的なものを感じますし、これに全面的に乗って糾弾するのは気持ち悪い」とコメントし、MCの恵俊彰も「限られた方々のなかだけでおこなわれたはずの会話なのに、それが出てしまっていることの怖さ」「佐々木さんを降ろしたいというような力があるのか何なのか」と発言。佐々木氏や東京五輪の開催の足を引っ張ろうとする勢力の陰謀があるのではないかと滲ませた。

 テレビこそがルッキズムの温床となっているというのに、そのことへの反省など微塵もなく、東京五輪の演出責任者がおこなっていた差別発言を陰謀論で矮小化し、「全面的に乗って糾弾するのは気持ち悪い」だの「LINEを流出させていいのか」だのと批判の矛先をすり替える──。この国のメディアがいかに差別への意識が低いのか、またもはっきりとしたといえるだろう。

■排除されたMIKIKO氏は突発性難聴に 森喜朗が「あなたが女性だから」と追い打ち

 しかも、今回の報道でさらに重要なことは、批判の矛先のすり替えがおこなわれたことだけではなく、この問題のもっとも肝心な「本題」を、どのワイドショーも伝えようとしなかったことだ。

 じつは、今回の問題をスクープした「週刊文春」(文藝春秋)の記事の「本題」は、電通と森氏を後ろ盾にした佐々木氏が演出トップの座をめぐって繰り広げた「権力争奪劇」であり、事実上の演出責任者を任されていたコレオグラファーのMIKIKO氏を「排除」した問題だ。

 そもそも、2018年に発表された東京五輪開閉会式の演出チームの「総合統括」は狂言師の野村萬斎氏だったが、「週刊文春」によると、野村氏は森氏の主導で肩書きはそのままだが事実上の責任者から降ろされ、2019年にはPerfumeや「恋ダンス」を手掛けてきたMIKIKO氏が事実上の演出責任者となっていた。しかも、MIKIKO氏がまとめあげた企画案はたんなる「お国自慢」ではない出来で、2019年7月におこなわれたコーツ副会長らIOCへのプレゼンでも高評価を得たという。

 一方、佐々木氏はパラリンピックを担当していたのだが、MIKIKO氏が佐々木氏に「ストーリー作りができる人材を紹介してほしい」と相談したところ、佐々木氏は「自分がやる」と乗り出し、森氏を後ろ盾にして五輪の開閉会式のチームにも参加するようになった。

 本サイトの既報でもお伝えしたように、森氏はリオ五輪での「安倍マリオ」が大のお気に入りで、その演出に携わった佐々木氏を目にかけてきた。そんな森氏のバックアップを得て五輪開会式の演出チームに加わった結果、くだんの「渡辺直美をブタに」というアイデアが飛び出したわけだが、問題はそのあと。五輪の開催延期が発表されると、森氏と「親密」な関係にあり、佐々木氏と同期である電通代表取締役社長補佐の田佳夫氏が、佐々木氏を「コロナ緊急対策リーダー」に抜擢。このとき佐々木氏が「自分一人で式典をイチから決めたい」という条件を出したことから、すでに500名ものキャスト・スタッフを固めて企画が完成に近づいていたにもかかわらず、MIKIKO氏は責任者を降ろされてしまうのだ。

 しかも、それまでも「天皇」のように振る舞ってきたという佐々木氏は、自身の企画案がIOCからダメ出しされると、なんとMIKIKO氏の企画案を借用し、さらには電通や組織委を丸め込んでMIKIKO氏を「排除」していったというのだ。

 その結果、MIKIKO氏はストレスによる突発性難聴まで患い、昨年11月9日に辞任届を提出。同月25日には組織委会長だった森氏と面談をおこなったというが、その席で森氏はこう言い放ったというのである。

「あなたが女性だったから、佐々木さんは相談できなかったのでは。事を荒立てるんじゃないだろうな」

つまり、佐々木氏は森氏や電通の高田氏を後ろ盾にすることでMIKIKO氏を蹴落として演出トップの立場に登り詰め、挙げ句、森氏はこのときも「あなたが女性だったから」などと差別丸出しで辞任に追い込んだことを正当化した上、黙らせようとしていたというのだ。

■MIKIKO先生の排除をワイドショーが取り上げないのは、電通タブーが理由

 MIKIKO氏は佐々木氏の「渡辺直美をブタに」というアイデアが飛び出した際も、〈容姿のことをその様に例えるのが気分よくないです/女性目線かもしれませんが、、理解できません〉と問題を指摘したというように、佐々木氏よりも責任者にふさわしいことは明らかだ。だが、そのMIKIKO氏が、このような下劣なやり方で佐々木氏と森氏から「排除」されていたのだ。

 東京五輪をめぐっておこなわれていた佐々木氏によるMIKIKO氏へのむごい仕打ちはもちろんだが、ようするにこれは森氏や佐々木氏という権力を持った男性による「わきまえない女」排除の問題であり、組織委の体質を象徴する重大事であることは言うまでもないだろう。

 実際、当の佐々木氏自身が昨日公表した謝罪文でも、渡辺直美への謝罪よりもMIKIKO氏への言及が目立つ内容となっており、佐々木氏は繰り返し〈オリンピックの開閉会式の実質責任者MIKIKOさんが、ストーリー強化のために、私に手伝って欲しいという申し出があり〉などと強調。〈私の認識としては、前任者の企画を乗っ取ったかのような内容は、事実ではないと思います〉〈MIKIKOさんを中心に考えられていた開会式プランは、私が白紙化した事実はなく〉〈MIKIKOさんは、私にとっては、本当に開会式にはなくてはならない方という認識でした〉と必死に否定している(ちなみに佐々木氏は、なぜMIKIKO氏に代わって自身が責任者となったのかという肝心な部分には一切ふれていない)。

 しかし、当の本人もここまでMIKIKO氏の問題に言及しているというのに、『バイキング』では坂上忍が、『ゴゴスマ』では石塚元章・CBC特別解説委員がコメントのなかで「権力闘争」があったことを軽く紹介するだけ。番組としてはMIKIKO氏の「排除」問題をまったく取り上げなかったのだ。

 なぜか。その理由は電通がマスコミに共通する“最大のタブー”だからにほかならない。MIKIKO氏の「排除」問題を紹介しようとすると、組織委がいかに電通の影響下にあり、一体化しているかを伝えないわけにはいかなくなる。そのために渡辺直美の問題にだけフォーカスを当てたのだ。

 五輪招致をめぐって電通が巨額の買収問題にかかわっていると海外メディアが報じた際も、ワイドショーをはじめとする日本のテレビは電通の疑惑を3カ月間も沈黙しつづけた前科があるが、またもテレビは電通タブーを恐れ、MIKIKO氏の「排除」という組織委の体質を象徴するこの問題に頬かむりをするのか──。組織委だけではなくメディア状況を考えても、五輪開催の資格がこの国にあるとはとても思えないだろう。

(田岡 尼)


関連記事
「渡辺直美をブタ=オリンピッグに」東京五輪開会式「責任者」が差別的演出プラン
https://bunshun.jp/articles/-/44102



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/689.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 東北・関西で感染再拡大の不気味 全面解除で第4波が目前に(日刊ゲンダイ)





東北・関西で感染再拡大の不気味 全面解除で第4波が目前に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/286712
2021/03/19 日刊ゲンダイ


リバウンドはすでに発生(昨18日衆院議運委での菅首相、後ろは西村経済再生担当相)/(C)日刊ゲンダイ

 首都圏1都3県に発令中の緊急事態宣言が期限通り21日に解除される。18日会見した菅首相は「感染者数には横ばい、あるいは微増の傾向が見られる。人出が増加している地域もあり、リバウンドが懸念されている」と語ったが、リバウンドはすでに起きている。東北や関西はもはや微増ではないレベルで感染が急増している。

宮城県と仙台市では独自の宣言発令

 もっとも深刻なのが宮城県だ。宮城県と仙台市はきのう独自の「緊急事態宣言」を発令した。17日の過去最多の107人に続き、18日も98人の新規感染者が確認された。18日までの1週間平均は63.9人で前週の1.85倍。10万人あたりの感染者数は東京を抜いて全国最多だ。

 原因はハッキリしている。2月に入り、宮城では感染者数が1桁になる日が続き、7日に県独自の「時短要請」を解除。さらに、23日からGoToイートまで再開してしまった。これで一気に人流が活発になったとみられている。感染拡大を受け、村井知事は今月16日にイート事業を再停止したが後の祭りだった。

 人口の多い仙台市の感染拡大が飛び火したのか、東北は前週比大幅増の県が目立つ(別表)。


人口の多い仙台市の感染拡大が飛び火か(C)日刊ゲンダイ

各地でリバウンド発生の恐れ

 先月末に、大阪、兵庫、京都3府県の緊急事態宣言が先行解除された関西も感染者数が急増している。18日の新規感染者数は大阪が2日連続140人、兵庫が3日連続70人を超えた。前週比の増加率も大阪1.4倍、兵庫1.66倍と目に見えて増加している。

 3府県独自の時短要請は継続していく方針だが、緊急事態宣言の先行解除後、人の移動は盛んになっている。加えて、感染力の強い変異株が関西圏の感染拡大に拍車をかけている可能性がある。変異株の感染者数は全国1位が兵庫で2位が大阪。近畿2府4県全てで変異株が確認されている。西武学園医学技術専門学校東京校校長の中原英臣氏(感染症学)が言う。

「多くのエリアで感染者数の増加傾向が見られるのだから、緊急事態宣言を解除するかどうか、もう少し様子を見るべきでした。緊急事態宣言を全面解除すれば、宮城や関西で起こっているリバウンドは、首都圏だけでなく各地で起きていくでしょう。春休み、歓送迎会、花見のシーズンに突入するタイミングでの全面解除は、人の移動を促す契機になります。いくら、政府や自治体がリバウンド防止を呼び掛け、時短営業を継続しても、昨年春のステイホームのような徹底自粛はあり得ない。結局、リバウンドは抑えられず、大きな第4波に見舞われ、再度、緊急事態宣言を発令せざるを得ないでしょう」

 全面解除でどうなるのかは、宮城や関西を見れば明らかだ。全国の感染者数は前週比1割も増えている。第4波はすぐそこだ。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/690.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 福島取材B 「原発さえなければ…」 みんながもがいた10年間 浪江町や南相馬市を取材(長周新聞) :原発板リンク
福島取材B 「原発さえなければ…」 みんながもがいた10年間 浪江町や南相馬市を取材(長周新聞)

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/390.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/691.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 安倍前首相元秘書に不起訴不当の議決 東京の検察審査会(NHK)
安倍前首相元秘書に不起訴不当の議決 東京の検察審査会
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210319/k10012924301000.html
2021年3月19日 16時50分 NHK



「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題で略式起訴された安倍前総理大臣の元公設第1秘書について、東京の検察審査会は政治資金収支報告書の原本が廃棄されていることを理由に、刑事告発された容疑の一部を検察が不起訴にしたのは納得できないとして「不起訴は不当だ」と議決しました。



「桜を見る会」の前日夜の懇親会をめぐっては、平成27年からおととしまでの5年間の費用の総額がおよそ2300万円に上り、このうち800万円以上を安倍氏側が負担していたことが明らかになり、東京地検特捜部は去年12月、懇親会を主催した政治団体「安倍晋三後援会」の代表だった元公設第1秘書を懇親会の収支を報告書に記載しなかった政治資金規正法違反の罪で略式起訴しました。

刑事告発は平成27年から5年分の不記載が対象になっていましたが、特捜部は選挙管理委員会が報告書の原本を保管していた平成28年から4年分の不記載の罪で略式起訴していました。

これについて東京第5検察審査会は「元公設第1秘書は平成27年分の不記載も認めており、ネットで報告書の写しも公表されている。原本が廃棄されていたとしてもほかの証拠から不記載は認定できるため、一般市民の感覚では納得できない」として「不起訴は不当だ」と議決しました。

さらに議決では「このような事態を避けるために不記載の時効が完成するまで報告書の原本を廃棄しないよう法律や運用を改める必要がある」と指摘しています。

これを受けて特捜部は再び捜査を行い、平成27年分の不記載について元公設第1秘書を起訴するか改めて判断することになります。

一方、この問題で安倍前総理大臣が不起訴になったことについても市民グループが「重大な事実誤認があり著しく不当だ」として検察審査会に審査を申し立てています。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/692.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 政党はどこで差別化を図るのか/政治地獄耳(日刊スポーツ)


政党はどこで差別化を図るのか/政治地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202103190000099.html
2021年3月19日9時39分 日刊スポーツ


★4月25日投開票の参院長野選挙区補選をめぐり17日、立憲民主党代表・枝野幸男は連合会長・神津里季生と会談し「長野県連で軽率な行動があり、連合の皆様にもご迷惑をおかけした」と陳謝した。どうやら立憲の新人候補・羽田次郎が共産党などと独自の政策を結んだことがけしからんというのだ。今後は「必ず党本部に相談するよう徹底する」と、枝野は連合にひれ伏した。

★だが、1度に連合も国民民主党も共産もすべてで合意する政策は難しいために、候補者と各政党や団体が個別に政策協定を結ぶなど今までもやってきたこと。それをだめだというのなら選挙区の現場選対も不要で、そもそも野党共闘が成り立たない。既に立憲民主党は立党の精神だった「原発ゼロ」を捨て、今では国民民主党、自民党と原発政策では差異はない。もう3党は原発では共闘を組めるレベルだ。となれば政党はどこで政策の差別化をはかるのか。有権者に何を訴えるのか。「党が掲げる政策だけでは有権者は違いも分からず、それなら自民党でいいという気になる。そこで差別化をはかるため、現場の選挙区事情に寄り添う政策を候補者が掲げ始める。当然のことだ」(立憲ベテラン議員)

★別の立憲議員が言う。「ただ、羽田雄一郎の弔い選挙を立憲が仕切ることに反発があることも理解しなければいけない。もともと元首相・羽田孜の系譜を考えれば、国民民主党に近い部分もあるし、公明党も羽田陣営には一目置いていた。そこに共産が組み込まれれば、地元の仕切りだけではすまない事情も出てくる。羽田孜側近で立憲民主党長野県連顧問の元防衛相・北沢俊美とも、もっと話を詰めるべきだったのではないか。ただ、そこに連合がつけ込んでくるのはどうか」。連合は支持母体ではあるが指示団体ではない。野党第1党の代表に謝罪させることで、何が生まれるのか。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/693.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 無策な政府が緊急事態解除、リバウンドでも呪われた五輪強行か(まるこ姫の独り言)
無策な政府が緊急事態解除、リバウンドでも呪われた五輪強行か
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/03/post-a76412.html
2021.03.19 まるこ姫の独り言


緊急事態宣言の延長は、これ以上やっても効果がないとして解除の方向へと舵を切った政府だが。

しかし延長しても感染者が減らないから解除と言うのも、何か解せない

やるべき対策もやらず、かえってGOTOキャンペーンは必死でやってコロナウイルス感染拡大。

あとは国民へのお願いだけでこの1年来たが、素人が考えても科学的な対策なしで感染者が減るわけがないし、変異株にどうやって対応するのか。

日本の場合、対策を小出しにするから、いつまでもダラダラズルズル蛇の生殺し状態が続くし、経済もいつまでも回復しない。

どうして、痛みを伴うがドカーンと大きな対策を去年の内にやってこなかったのか。

そのうちに、みんな慣れっこになってしまって、小出しの宣言が、少しも耳に入ってこない。

今日のモーニングショーでも、専門家が必ずリバウンドがやってくると言っていたが、すでにリバウンドの傾向の数字が出てきている。

後は、ワクチン頼みだそうだ。

ワクチンの供給量にもよるが、一朝一夕には国民の多くに行き渡ることはないだろうし。

それでも解除か。。
場当たり的にしか見えない。


東京都は、卒業旅行や歓送迎会、花見での宴会“ナシ”を呼び掛けるそうだが、いい加減規制に嫌気がさしている都民が言う事を聞くだろうか。

国が解除したのに、卒業旅行や歓送迎会、花見での宴会“ナシ”というのもおかしな話で。

これじゃあ、実質的には解除したことにならない。

多くの人は「緊急事態宣言解除」の方が頭に残り、やりたいようにやるだろう。

それでなくても、1年もいろんなことを我慢してきて、またこれからも我慢?

陽気が良くなればなるほど浮かれていくと思うが。

緊急事態宣言解除でGW明けには「新規感染者2000人超え」 専門家警鐘
                     3/16(火) 12:30配信 東スポWeb

>しかし、東京都では7日間連続して新規感染者数が前の週の同じ曜日を上回るなど微増傾向に転じている状況での解除に、専門家は「第4波襲来危機」を指摘する。

>今、解除となれば一気に人出が増えてリバウンドするのは確実。ゴールデンウイーク明けくらいに1日当たり1500〜2000人くらいの新規感染者が出る第4波を引き起こしかねない


この1年見ていても、国として何の対策を打ったのかがまったく分からない。

国民へのお願いや自粛だけが目立つ1年だった。

ハイシーズンに向けて緊急事態宣言を解除して、5月の連休明けにはものすごい新規感染者数になると言われているのに、まだ5輪をやる気なのか。

聖火リレーをやると言っているから、5輪も強行なんだろうが、ここまでしてやる5輪って何なんだろう。

政府はコロナに打ち勝った証が5輪と考えているようだが、コロナに打ち勝ってもいないし、これからも苦難の道が続くと思うが。

すでに五輪は呪われている。

感染症対策が世界から周回遅れで遅れている日本が5輪開催。

それもコロナに打ち勝った証で。


世界に類を見ない酷暑の東京での五輪開催、マスクをして観戦するのかしら。

考えただけでもゲンナリする。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/694.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 緊急事態解除で解散総選挙が春に早まる?永田町の声(日刊スポーツ)

※2021年3月19日 日刊スポーツ19面


緊急事態解除で解散総選挙が春に早まる?永田町の声
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202103180001242.html
2021年3月19日6時52分 日刊スポーツ


首都圏1都3県の緊急事態宣言を21日までで解除すると決定し、記者会見する菅首相(共同)

菅義偉首相は18日、東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏4都県に発令している緊急事態宣言について、再延長した期限通りの21日までで解除すると発表した。官邸で会見し「病床の状況など、目安とした基準を安定して満たしていると判断した」と強調。感染者数の下げ止まりやリバウンドへの懸念、変異株の広がりに警戒を示しながらも「今が大事な時期。国と自治体が一層協力しながら対策を続ける」と述べた。

首相にとって、首都圏の緊急事態宣言の解除は政治戦略上大きな「節目」となる。永田町では最近、これまで今秋といわれてきた衆院解散・総選挙が「4〜5月に早まるのではないか」との声が出ている。新型コロナウイルスは収束していないが、緊急事態宣言解除は「春解散」への環境整備のワンピースとして譲れなかったとみられている。

25日には東京五輪・パラリンピック聖火リレーがスタート。4月は、首相がこの日の会見で「武器」と強調した新型コロナワクチン接種が高齢者対象に始まり、バイデン米大統領との日米首脳会談も予定される。「実績」(関係者)を1つ1つこなし、肝いりのデジタル庁発足に向けたデジタル改革関連法案が4月中に成立すれば「環境が整う」と分析する関係者もいる。

早期解散は「不測の事態」を避けるねらいもあるようだ。秋まで解散しない場合、コロナ感染再拡大や東京五輪・パラリンピックをめぐる新たな混乱なども起きかねない。さらにはコロナ対応でも対立し、犬猿の仲である小池百合子都知事の「国政転身説」がくすぶる中、「早めに選挙を仕掛けて、小池氏の選択肢を狭める『小池つぶし』の側面もあるはずだ」(永田町関係者)との声もある。

首相自身は会見で、4月訪米後の衆院解散・総選挙を「全く考えていない」と否定したが、解散権は首相だけが握るもの。新型コロナウイルスの感染状況が見通せない中、解散風だけはじわじわ強まっている。

<今後の主な政治日程>

4月上旬 首相が訪米。日米首脳会談

同下旬? 高齢者のワクチン接種開始

4月25日 衆参2補選&参院広島再選挙投開票

6月16日 通常国会会期末

7月4日 東京都議選投開票

同23日 東京五輪開会

8月24日 東京パラリンピック開会

9月末 首相の自民党総裁任期満了

10月21日 衆院議員任期満了



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/695.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <満天下に晒された国民愚弄>武田ゴロツキ大臣 それでも居座り居直るのか(日刊ゲンダイ)

※2021年3月18日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年3月18日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 疑惑を持たれている組織が自らを調査する。

 泥棒が泥棒を調べるようなもので、全く期待できないと言わざるを得ないのではないか。菅首相の長男が勤務する放送関連会社「東北新社」や「NTT」から総務省幹部が高額な接待を受けていた問題で、同省が立ち上げ、17日に初会合が行われた第三者検証委員会(情報通信行政検証委員会=座長・吉野弦太弁護士)のことだ。

 元検察官の吉野氏のほか、放送政策の専門家や企業経営者ら計4人で構成。今後、放送法の外資規制に違反していたにもかかわらず、衛星放送事業が認定され、さらに違法状態のまま事業が子会社に引き継がれた「東北新社」や、政務三役経験者に接待を繰り返していた「NTT」などに対して資料提出を求めるほか、辞職した谷脇康彦前総務審議官や山田真貴子前内閣広報官を含む総務省職員への聞き取りを実施。一連の接待が許認可や政策決定に影響したのかどうかについて検証する――という。

「厳しく徹底的に検証していきたい」「行政の公平性と透明性を高めるため、おじけず、忖度せず、徹底的に検証していく」

 会合終了後の会見で、吉野座長はこう言っていたが、「透明性を高めて徹底的に調べる」のであれば、検証委会合を公開にするのはもちろん、職員の聞き取り調査の中身もつまびらかに公表するべきだろう。議事概要を公表するらしいが、議事概要では、事務局が自分たちに都合いいように手を加えかねない。このままだと、“お手盛り調査”になるのは目に見えているではないか。

文春砲でNTT社長との会食がバレた武田

 そして何よりも問題なのが、検証委を設置した同省トップである武田大臣が疑惑の渦中のど真ん中にいることだろう。

 武田は11日の参院予算委で、NTT側との会食の有無を問われると、「個別の事案に答えるのは控える。

 国民の疑念を招くような会食や会合に応じたことはない」と答弁。共産党議員が重ねて「なぜ、大臣はNTTとの会食があったかどうかの事実だけでも明言できないのでしょうか」と問いただしても、「私は国民の皆さんから疑念を招くような会食や会合に応じたことはございません」と怒鳴るように答えるばかりだった。

 以降、衆参両予算委の質疑でも、武田はこの答弁を繰り返していたのだが、そうしたら、18日発売の「週刊文春」(3月25日号)は、接待問題で参考人招致されたNTTの澤田純社長と武田が昨年11月に都内の日本料理店で会食していたとスッパ抜いたのだ。

 疑念を招くような会食や会合でなければ素直に明かせばいいだけ。それを澤田社長とそろって国会質疑でダンマリを貫いていたのだから、この時の2人の会食は、よっぽど「国民が疑念を招く」会食だったのだろう。

 会食の時期は、NTTがNTTドコモの完全子会社化を進めていた頃だ。野党は、NTT側が接待を重ねていた理由として、ドコモの完全子会社化を認めてもらう代わりに、菅首相がブチ上げた携帯電話料金の引き下げに応じたのではないかと追及しているが、あながち的外れの指摘とも言えないのではないか。

 政治評論家の小林吉弥氏がこう言う。

「『行政が歪められた』という決定的な証拠が出てこないため、武田大臣も政府、与党も何とかなるとタカをくくっているのでしょうが、それにしてもあまりに酷すぎる状況です。答弁を聞いていると、国会議員も官僚も劣化したどころではありません。今の政権は評価に値しないレベルと言っていいでしょう」

私利私欲まみれの政治家と忖度官僚では国も国民も滅ぶ

 文春の報道が事実であれば、接待問題で武田自身も真っ先に検証委の調査を受けるべき対象なのは言うまでもない。そんな政治不信を増大させた男の下に検証委が設置され、揚げ句、初会合の場で「徹底的に検証していただきたい」などと他人事のように言っているのだから、まるでマンガだ。

 徹底的に検証されるべきは他ならぬ武田自身であり、一体、どの面下げて言っているのか。

 そもそも武田には接待問題が発覚した当初から、真相を解明しようとする姿勢が全く感じられなかった。衆院予算委で、野党議員が「東北新社」の外資規制違反をめぐる問題を尋ねても、検証委の設置を理由に真正面から答えず、はぐらかしを続けていたからだ。

 おそらく武田が検証委を立ち上げた目的は「真相を解明して国民の疑念に答える」ためではない。問題のほとぼりが冷めて幕引きとなるまでの「時間稼ぎ」の手段に過ぎないのだろう。というのも、検証をするにしても、検証委が調査手順や確認する項目を選定するだけでも相当の時間がかかるからだ。

 報告を求める職員は、予定しているだけでも通信や放送を担当している部署の課長級以上のポスト経験者ら144人に上る。報告をもとにさらなる聞き取りや裏付けの確認作業をするだけでも数カ月間は費やすだろうし、「内部告発」のようなケースが出てきた場合は検証作業をより慎重に進める必要が出てくる。そうなればいつ、報告書がまとまるかのメドさえ立たない。ということは、その間は野党が追及しても、武田ら関係者が「検証中」を理由に答えない姿は容易に想像がつく。「民間人」を口実にして参考人招致を避けるため、真相究明の鍵を握るとされる谷脇前総務審議官の辞職をあっさり認めたのと同じ考えだ。

大臣も官僚もとにかく噓をついてやり過ごす

 ゴロツキ大臣が「何が悪いんだ」と居直り、政務三役、幹部職員らが総汚染されていると言っても過言ではない総務省。国民を愚弄するにもホドがあるが、おそらく「逃げ切れる」と思っているのではないか。

「東北新社」の中島信也社長が外資規制違反について総務省に報告したと明かしたにもかかわらず、名指しされた同省の鈴木信也電波部長が「記憶にない」と突っぱねていた姿勢からは、そんな本音が透けて見えたが、それにしても国会はいつから嘘がまかり通る場になったのか。

 大臣も官僚も答弁に困ったら、とにかく嘘をつく。その場をなんとかゴマカし、やり過ごすことしか考えていない。質問をはぐらかし、一貫性のない無関係な答弁をダラダラと繰り返す。国権の最高機関である国会で、こんな学級崩壊状態が繰り返されれば、マトモな政治など期待できるはずもない。

「桜を見る会」の前夜祭問題で、計118回も国会で虚偽答弁していた安倍前首相の罪はつくづく重いが、その安倍嘘八百政権を「継承」したのが今の菅政権だ。

 菅は接待問題の中心で腐臭を漂わせている総務省を天領にのし上がり、自分の意に従わない官僚を更迭する恐怖人事で、忖度官僚を量産してきた。

 菅は「最初は官僚の人っていうか役所は抵抗する。しかし、ある程度、あきらめてしまうと今度は協力態勢になる」とも言っていたが、これは自分の出世しか興味がない忖度官僚にとってはある意味、やりやすいに違いない。国民全体の奉仕者ではなく権力者に奉仕してさえいれば身分もカネも安泰だからだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう言う。

「官僚がすぐにバレるような嘘を国会で平気でつくようになったのは安倍政権が内閣人事局を設置し、人事権を握ってからです。それまでの官僚は省益を考えて答弁していたのですが、官邸官僚という言葉が出てきたように、常に政府、官邸の顔色をうかがい、政権にとってマイナスになることは言わず、嘘も平気でつくようになりました。安倍前首相も国会で嘘をついていましたが、上が上なら下もということでしょう。行政は分かりませんが、政・官の関係が歪められたのは間違いないでしょう」

 私利私欲まみれの政治家と忖度官僚ばかりでは国も国民も滅ぶのは言うまでもない。接待問題の「文春砲」の発端は志ある官僚の“抵抗”なのか、それとも内部の権力闘争からなのかは定かではないものの、いずれにしても安倍・菅政権の実態を満天下にさらしたことは間違いない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/696.html

   

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