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2021年2月15日08時50分 〜
記事 [政治・選挙・NHK279] メディアが伝えない日本政治の真実(植草一秀の『知られざる真実』)
メディアが伝えない日本政治の真実
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-4530da.html
2021年2月14日 植草一秀の『知られざる真実』


日本政治を考察するときに避けて通れないのが2010年問題。

2009年8月30日の衆院総選挙を経て鳩山由紀夫内閣が樹立された。

日本の主権者が自らの意思で新しい政権を樹立した点で画期的な金字塔だった。

しかし、この新内閣はわずか8ヵ月足らずで崩壊した。

菅直人内閣が樹立された。

民主党を基軸とする新政権は2012年12月の衆院総選挙で終焉した。

民主党政権は失敗だったとの印象操作が展開されてきた。

しかし、経緯を子細に検証すると、十分認識されていない重大な側面が浮かび上がる。

真の意味で改革政権と呼ぶことができるのは鳩山内閣だけである。

真の改革政権であったために鳩山内閣は破壊工作の対象にされた。

2010年6月に発足した菅直人内閣は改革政権である鳩山内閣を破壊した、旧来の日本支配勢力による傀儡政権に過ぎなかった。

菅直人内閣を引き継いだ野田佳彦内閣も同類。

野田佳彦氏は2012年12月に「自爆解散」を断行。

政権を自公に奉還した。

日本を支配する勢力は二度と同じ過ちを繰り返さぬことを至上命題としている。

そのために、いまなお、真の改革政権であった鳩山内閣を攻撃し続けている。

敗戦後の日本を支配してきたのは誰か。

答えは明白だ。

米国である。

より正確に言えば、米国を支配する支配勢力だ。

米国を支配する支配勢力とは軍事資本、金融資本、多国籍企業。

ディープ・ステイトと表現してもよいだろう。

この支配者が日本の官僚機構、大資本、利権政治勢力、メディアの4者をエージェントとして活用し、日本の実効支配を続けている。

この基本構造の維持こそ支配者の至上命題だ。

2007年9月の日本経済新聞主催セミナーで米国国務副長官のリチャード・アーミテージ氏が次のように述べた。

「米国にとって日本との関係が世界で最も重要なのは、日本が世界第2位の経済大国であるためなどではない。

日本の人々が政府を通じて米軍基地の使用を認め、安全保障上の守備範囲を広げてくれるからだ。」

これが日本支配者の考えである。

戦後、米国は日本に対し、

「米国が望むだけの軍隊を、望む場所に、望むだけの期間駐留させる」

権利獲得を求めた。

これに抵抗する者は容赦なく攻撃の対象にしてきた。

鳩山首相は「常時駐留なき安保」、「在日米軍基地縮小論」を持論としてきた。

その事実が米国による鳩山内閣総攻撃の最大の背景になった。

米国は小沢一郎氏が2006年4月に民主党代表に就任した時点から小沢一郎氏に対する警戒姿勢を強めていた。

小沢氏が民主党代表に就任すると同時に民主党が大躍進を始めた。

2007年参院選で民主党が参院第一党に躍進。

これに対して日本支配勢力は小沢氏失脚工作を二重三重に展開した。

2009年に入ると刑事事件まで創出して攻撃を激化させたが、小沢体制の幹事長を務めた鳩山氏が代表に就任し、ついに政権刷新を実現してしまった。

そして、日本支配勢力は総力を結集して、この革新政権を破壊したのである。

そのカギを握るのが2010年問題だ。

鳩山友紀夫(首相辞任後に表記を変更)元首相が主宰する東アジア共同体研究所がYouTube動画「UIチャンネル」を配信している。

毎週月曜日午後8時から1時間強の対談番組を放送。

この時間帯を過ぎてもタイムシフト視聴が可能。

2月15日(月)放送の第380回UIチャンネルに出演させていただく。
https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/175.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 計算尽くの税金泥棒。河井案里氏が2月3日を辞職日に選んだカラクリ  きっこ(まぐまぐニュース)
計算尽くの税金泥棒。河井案里氏が2月3日を辞職日に選んだカラクリ
https://www.mag2.com/p/news/486287
2021.02.12 『きっこのメルマガ』 まぐまぐニュース



公職選挙法違反事件で1月21日に有罪判決を受け、およそ2週間後に自ら辞職した河井案里氏。その理由について「争いを長引かせるのは本意ではない」と語った案里氏ですが、実は姑息かつ周到な計算があったようです。今回のメルマガ『きっこのメルマガ』では人気ブロガーのきっこさんが、なぜ案里氏が「2月3日」というタイミングで辞職したのか、その真実を白日の下に晒しています。

アルパカお姉さん河井案里の野望

ツイッターなどで「アルパカおばさん」と呼ばれている元自民党の河井案里について、あたしも右へ倣えで「アルパカおばさん」とツイートしたことがあるのですが、調べてみたら河井案里は1973年生まれの47歳、あたしより1つ年下でした。あたしは自分より年下を「おばさん」と呼んでしまったのです。これは、自分自身をも「おばさん」だと認める愚行であり、「墓穴を掘る」とはこのことです。

…というわけで、1月21日に公職選挙法違反(買収・事前運動)で「懲役1年4月、執行猶予5年」の有罪判決を受けた「アルパカお姉さん(笑)」こと河井案里は、「判決の内容には納得しかねる」とした一方で「これ以上、争いを長引かせて混乱を生じさせることは私の本意ではない」として、控訴せずに判決を受け入れました。しかし、これは大嘘です。本当の理由は最後まで読めば分かります。そして、河井案里は2月3日に参議院に辞職届を提出し、本会議で許可されて同日付で辞職となりました。

それでは皆さん、ここで問題です。河井案里は1月21日に判決が下ったのに、どうして約2週間後の2月3日まで辞職届を提出しなかったのでしょうか?答えは簡単です。2月に入ってから辞職すれば、1月分の議員歳費が満額で貰えるからです。さすがは税金泥棒、こういう部分だけは姑息&周到ですね。

そんな河井案里ですが、2019年7月に当選してから今年2月3日に辞職するまでの20カ月間に受け取った、毎月の議員歳費、文書通信交通滞在費、夏と冬の期末手当(ボーナス)などの合計が「4942万6514円」となりました。そして、2020年6月に逮捕・勾留されてからは1日も働いていませんが、逮捕から辞職までの期間だけでも、約2200万円も貰っているのです。何もせずに日々の食事まで国民の税金で賄われながら、約半年間で2200万円です。こんなに貰えるなら、自分も拘置所へ行きたいと思った人もいるでしょう。

で、ここからが大問題なのです。河井案里は地元の市議らに現金をバラ撒いて票集めをして当選した「イカサマ当選」だということが裁判で決定したため、公職選挙法上は「当選無効」となります。そのため、2019年の広島選挙区の参院選自体が「無かったこと」になり、4月に「再選挙」が行なわれます。通常の議員の辞職や死亡などによる欠員の補充は「補欠選挙」ですが、今回は選挙全体をやり直す「再選挙」なのです。

そうなると、河井案里はそもそも当選しておらず、国会議員にもなっていなかったことになりますから、これまでに手にした「4942万6514円」は、すべて返還する義務が生じます。実際、今回の河井案里と同じく秘書の連座制で「当選無効」になった東京都の区議が、当選してからの議員報酬約1,000万円の返還を求められ、支払いに四苦八苦したという前例もあるのです。

しかし、河井案里の場合は、1円も返還しなくて良いのです。何故なら「当選無効」となる前に自ら辞職届を提出し、参議院の本会議で許可されたからです。これで河井案里の「辞職」が決定したため、今後「当選無効」となっても、あくまでも「辞職」として扱われ、過去の議員報酬などの返還義務は生じないのです。

つまり「有罪判決から約2週間後の2月3日に、控訴せずに参議院に辞職届を提出した」という河井案里の行動は、1円でも多く国民の税金を自分のフトコロに入れた上で、これまでの報酬を1円も返還せずに済む方法だったのです。考えられるすべての選択肢の中で、自分に取って最善の策を選択した河井案里は、まさに「税金泥棒の鏡」であり、安倍晋三や菅義偉が応援演説で「自民党のホープ」と絶賛して1億5,000万円も注ぎ込んだだけのことがある人物と言えるでしょう。

それから、4月に行なわれる広島選挙区の参院選の「再選挙」には、当然、莫大な費用が掛かりますが、これは国政選挙なので、あたしたち全国民の納めている税金から支出されます。本来なら原因を作った河井案里が支払うべき費用ですが、こんな費用まであたしたち国民が尻ぬぐいさせられるのです。「立つ鳥、後を濁さず」どころか「イタチの最後っ屁」…ではなく「アルパカの最後っ屁」ですね。

その上、河井案里を当選させるための現金バラ撒きを主導したダンナの河井克行は、未だに辞職せず、1日も働いていないのに毎月の議員歳費を受け取り続けているのです。この前代未聞の税金泥棒バカップルによって、あたしたち国民の納めた税金がどれほどかすめ盗られたのか、それを思うと、真面目に税金を納めるのがバカバカしくなって来ます。

自民党政権は「働き方改革」とやらで、国民に「同一労働同一賃金」を押し付けましたが、それならあたしは聞きたい。朝早くから夜遅くまで国民のために走り回っている国会議員と、犯罪を犯して逮捕・勾留され、1日中ずっと拘置所にいる国会議員のどこが「同一労働」なのですか?と。どうして毎日働いている議員と1日も働いていない議員が「同一賃金」なのですか?と。

報酬というものは労働の対価です。普通は働かなければ貰えません。1日も働かずに半年間に2200万円も貰えるなんて異常すぎます。それも、原資はあたしたち国民の税金なのですよ?こんなデタラメがまかり通っているのは政治家くらいでしょう。あたしは、国会議員の報酬も国民と同じく「同一労働同一賃金」にして、仕事をしていない期間は支払いを停止すべきだと思います。そうでもしないと、いつ、第二第三の「アルパカお姉さん」こと河井案里が、自民党から出て来るか分からないからです。(『きっこのメルマガ』2021年2月10日号より一部抜粋・文中敬称略)

image by: 菅義偉 − Home | Facebook

きっこ この著者の記事一覧

「きっこのブログ」のメルマガ版です。ブログと同様に、政治や芸能から文学やお料理、流行やファッションから日々の出来事まで、多岐にわたって綴って行きますが、よりディープに攻めて行こうと思っています。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/176.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 性奴隷の歴史<本澤二郎の「日本の風景」(3995)<明治天皇と三菱・岩崎弥太郎の性奴隷貿易>
性奴隷の歴史<本澤二郎の「日本の風景」(3995)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28068160.html
2021年02月15日 jlj0011のblog


<韓国歴史ドラマ「奇皇后」に登場した性奴隷(貢女)>

 朝廷などへの貢物は、主に土地の産物などだが、人間を貢者としていた慣行が存在した。中国大陸を征服したモンゴル帝国「元」は、当時属国の朝鮮王朝に対して、特産品の朝鮮人参のみならず、朝鮮女性をも貢女・性奴隷として献上させていた。

 韓国の人気の歴史ドラマ「奇皇后」を見ると、そのことを確認することできる。当初は仰天した。ドラマは実在の朝鮮女性が、元の皇帝の皇后、側室でなく本妻になる物語である。ドラマゆえに面白く、かつ繰り返される悲劇の階段を昇り詰めるという、なかなか見ごたえのある作品だが、当時の乱暴極まる帝国に仕える朝鮮王朝の、吹けば飛ぶような悲惨な様子も見て取れる。草原の騎馬民族・モンゴル帝国の、乱暴狼藉・獰猛さも印象付けている。

 大昔の戦争で、勝者が敗者の女性を性奴隷にするということが、あるいはあったかもしれない。しかし、沢山の女性を貢者として、強制的に強要する制度があったのかどうか。これが学問として確立しているのかどうか、知りたいものだ。女性の人権問題が、21世紀の今日に引きずっていることは、国際社会において、真の女性指導者が存在しなかった証拠でもあろう。男が動かす世界は、今も続いている。

 一般に人権侵害という時、被害者は女性である。戦争では、女性は虫けらのように、性奴隷を強いられている。草原の民は、北京・中国をも制圧して、漢民族の大陸を支配して「元」帝国を打ち立て、抵抗する朝鮮王国「高麗」を属国にすると、帝国の官僚たちは、こぞって朝鮮女性を性奴隷とした。

 中世の性奴隷制度は、モンゴル帝国が抜きんでていたのだろうか。

<草原の騎馬民族「元」と朝鮮王朝「高麗」と二度の元寇の役>

 高麗を属国にした帝国は、たくさんの船を造らせて、実に二度も日本に襲い掛かった。台風が時の北条鎌倉幕府を救ったが、戦いで疲弊した幕府は、まもなく崩壊、次なる時代へと移っていく。

 貢女を免れた日本女性は、朝鮮半島の人たちと比べると、幸運だったことになろう。人類の歴史は、中世から近世へとおぞましく悪化してゆく。おそらく二度の日本遠征によって、悩まされていた海賊・倭寇の襲来から、半島の人々は大分救われたかもしれない。倭寇の人さらいは?日本が海賊国家だという事実を、日本の歴史は詳しく教えていない。

 それにしても、朝鮮の女性史は存在するのかどうか。その悲劇度は群を抜いているであろう。国際社会はしっかりと見つめ直すべきではないのか。 

<明治天皇と三菱・岩崎弥太郎の性奴隷貿易>

 近年、筆者を一番驚かせた史実というと、明治の富国強兵の原資が、なんと未婚の日本人女性を海外に売り飛ばして作ったものだった。

 頷ける史実であろう。欧米の武器弾薬を手に入れての、倒幕後の薩長連合政府が、手段を選ばないやりそうな手口であろう。

 田布施の大室寅之助を明治天皇に担いだ政商・岩崎弥太郎が、日本郵船を設立、その最初の乗客が、日本全土から詐術を用いて集められた、未婚のうら若き女性だった!

 この史実を隠しおおしてきた、明治以降の歴史家には怒りで辟易するばかりだが、戦後、勇気ある女性作家が暴いた。彼女は東北の人らしい。まだ生きていれば、一番会ってみたい日本人である。

 彼女の本を復刻する、勇気ある出版人はいないものか。その先に、侵略と植民地戦争に明け暮れた、日本軍国主義下の日本軍の、朝鮮や中国などの従軍慰安婦が、近代史に登場させられ、現在も朝鮮半島において、財閥の徴用工問題と共に厳しく指弾されている。

<日本軍による強制的従軍慰安婦>

 銃弾が飛び交う戦場で、軍人を相手に、進んで売春で金稼ぎをする女性が、この世にいるだろうか。いるわけがない。日本政府は、それでも「いた」と押し切って、性奴隷問題を否定しようと躍起になって、国際社会に発信している。安倍・自公内閣の非情すぎる外交だった。

 いわゆる慰安婦の悲劇度は、高麗時代の「貢女」と比較しても、悪辣で弁解の余地はない。被害者は朝鮮女性から中国人女性、さらにロシアや欧州に拡大している。この世の地獄を体験した女性を、救済する方法はない。

<海軍主計中尉・中曽根康弘は慰安所設置で喜ばれたと自画自賛>

 この問題に直接関与した、元首相で海軍主計中尉の中曽根康弘に、日本政府と天皇は、大勲位なる勲章を与えている。

 彼は日本軍人を代表して慰安所設置について、誇らしげに打ち明けた最初で最後の人物で知られる。確か彼の慰安所設置は、インドネシアである。「現地の土人を慰安婦にして喜ばれた」と明かしている。彼は隠ぺいするどころか、進んで打ち明けたものだ。

<レイプ文化の日本はやくざ強姦魔跋扈だけではない>

 日本は女性虐待の国である。今も半封建国家なのだ。

 2013年に知り合いの戦争遺児が、やくざ強姦魔に噛みつかれて、翌年4月28日に非業な死を遂げた。犯人も被害者も創価学会員である。それゆえか、千葉県警も木更津署も本格的捜査を開始しない。やくざ強姦魔殺人鬼を見逃している、信濃町と警察である。

 この非情すぎる捜査当局追及が、当面する身近な事件である。「木更津レイプ殺人事件」を迷宮入りはさせはしない。

 やくざ強姦魔が跋扈する日本で、一人勇気ある女性が現れた。TBS強姦魔に屈しない若手ジャーナリストの伊藤詩織さんである。新聞テレビはまともに報道しなかったが、この強姦魔を救済したであろう菅義偉と安倍晋三の罪は重い。

 木更津の戦争遺児は殺害されてしまったが、伊藤さんは屈せずに強姦魔と戦っている。女性を性奴隷にしようとする強姦魔は、やくざだけではない。狼はどこにもいる。女性が自立することと、真っ当な警察力に大改革することが不可欠である。法制度の改革も、である。

 法相・上川陽子は何をしているのであろうか。

<日米属国関係=強姦兵士+武器弾薬購入+軍事基地提供と金、金>

 日米戦争で敗北した天皇制国家主義を歓迎した国民も多かったが、気が付くと敗北で手足をもぎ取られた悪党たちが、政府を掌握している現在の日本で、ワシントンの属国化が急速に進行した。その典型が、ロン・ヤスに続く、安倍とトランプの日本だった。

 亀井静香らは「アメリカのポチ」といって強く勇敢に非難している。いまも沖縄などでは、米兵による強姦事件が起きている。女性は、米軍基地の近くに行けない有様だ。

 不要な武器弾薬を、途方もない高額で買わされてもいる。そのための口実に中国や北朝鮮脅威論を、配下のメディアを使って世論操作している。軍事基地は、米産軍体制向けである。死の商人のためでもある。それだけではない、日本はワシントンのポケットの役割を担わされている。

 2021年2月15日の関東は雨天。庭の梅にも、ちらほらと白い花が咲き始めた。竹藪と杉の大木の、陽の当たらない小梅は、既に今が満開である。我が家の柚子の実を平らげたヒヨドリは、目下、近くの畑の菜花に襲い掛かっていて、すさまじい食欲を見せている。

 日本の女性に限らない。小梅やヒヨドリのような、強さを見せつけられる、自立した女性に変身しなければならないだろう。その秘訣は、声を上げることである。

 木更津の戦争遺児は、声を上げないまま、やくざ強姦魔の餌食になった。いま代わりに警察と信濃町に警鐘を鳴らしている戦いの最中である。伊藤詩織さんに学べ、である。

2021年2月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


https://t.co/AbS6RsWVLF

(https://twitter.com/kogashigeaki/status/1360193662915801094?s=03)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/177.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 立憲民主は「消費増税冷凍保存」のこわい政党です 
立憲民主は「消費増税冷凍保存」のこわい政党です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51992481.html
2021年02月15日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


石垣のりこ 辻元清美 原口一博 この人たちは
体を張った消費税反対でしたが

辻元清美氏に魔物が乗り移り
あの前原消費税一任と叫び民主党をグチャグチャにした人と
「共存の喜び」を共有したのです

これが今の立憲民主党の実態です
石垣氏も原口氏も共産党と同じ
「党内でたらめ」を放置する賢い議員様です

共産党は主権在民といいながら
「代表選挙は✖」です

立憲民主は格差是正といいながら
「消費税廃止は✖」です

***

この両党は 国会議員で幸せにいることが最重要なのです
立憲民主党は連合に飼われています 
政策は連合一任おんぶにだっこ政党です 
共産党は反中の為従米です

連合とヒソヒソ話の序列は岡田・野田・枝野という
おかしな黒幕政党です



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/178.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 武藤事務総長の発言食い違い?「川淵案」事前了承か(日刊スポーツ)

※2021年2月14日 日刊スポーツ8面 紙面クリック拡大


武藤事務総長の発言食い違い?「川淵案」事前了承か
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202102130000749.html
2021年2月14日5時0分 日刊スポーツ


12日、記者会見する武藤事務総長(代表撮影)


辞任を表明し厳しい表情であいさつする森会長(代表撮影)


12日、自宅を出る川淵三郎氏(撮影・平山連)

東京五輪・パラリンピック組織委員会の次期会長候補に挙がった日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)の人事案について、武藤敏郎事務総長(77)が事前に了承していた可能性が13日までに出てきた。複数の関係者によると武藤氏は森喜朗会長(83)から「川淵案」を伝えられていたというが、12日の会見では「メディアの方から聞いた」と述べ、食い違っている。

  ◇   ◇   ◇

武藤氏は12日の会見で、川淵氏が会長候補に挙がっている事実を知ったのは「メディアの方から聞いた。しかも、川淵さんの映像が映っていて、おっしゃっていることが確認できる形だった」と説明した。

組織委の定款上、森氏が次期会長を後継指名できる仕組みにはなっていない。武藤氏は川淵氏の映像での話を聞き「これは縷々(るる)ご説明したような手続きになるということを、ご存じだとは思うが、念のためにこういうことですと申し上げる必要があると思った。それが電話した理由です」と会見で述べた。

武藤氏は川淵氏に11日午後10時過ぎまでに数回電話をしている。川淵氏はこの電話を受け「武藤さんは(具体的なことは)絶対に言わないもんね。何となくそういう方向に誘導していた」と感じ、白紙撤回を決断した。

しかし、川淵氏や関係者によると武藤氏の会見コメントと食い違う。11日午前、武藤氏は森氏から辞意を伝えられ、後任候補として川淵氏の名前も伝えられたという。川淵氏も同日夜、自宅前の取材で森氏から伝えられた言葉として「武藤事務総長も『川淵さんならいい』」と言っていたことを明かしている。

武藤氏が事前に「川淵案」を把握していたのなら、会長選考の公平性、透明性の観点をなぜその時点で指摘しなかったのか。なぜ「川淵さんならいい」と言ったのかが分からない。一方、会見では「会長選任はやはり国民にとって、透明性の高いプロセスが不可欠」と述べている。

川淵氏が報道陣に全てを話したことにより、SNS上で「密室人事」などと批判が拡大。森氏の発言にとどまらず、後継指名まで森氏の影響力が残るとなれば世論の反発は確実で、官邸や組織委が火消しに動いた。結果的に「川淵案」は立ち消えになったが、事前に情報が漏れていなければ、組織委の自浄作用が適正に働いていたのか疑問が残った。



※関連記事

※2021年2月7日 毎日新聞21面 紙面クリック拡大

※毎日新聞、紙面文字起こし

森氏「説得受け辞意翻す」 発言翌日「辞めるよ」と家を出た 事務総長「5000人の組織どうなる」

 女性を蔑視した3日の発言を巡る釈明記者会見で辞任を否定した森喜朗会長は5日、毎日新聞の取材に応じ、「元々、会長職に未練はなく、いったんは辞任する腹を決めたが、武藤敏郎事務総長らの強い説得で思いとどまった」と、会見に至った経緯や舞台裏を明かした。毎日新聞が4日午前に「辞任の可能性に言及」とウェブで速報したことを受け、組織委幹部らが突然のトップ不在による大会運営の混乱を回避するため、慌ただしく動いたようだ。

 4日午前11時過ぎ、森会長が到着した東京・晴海にある大会組織委員会事務局は張り詰めた空気だった。深刻な表情で武藤事務総長が言った。「会長、(辞任は)いけません」。毎日新聞のウェブ速報は午前10時5分に流れていた。「辞めるとまでは語っていなかったのだが、組織委の幹部らはそう受け取ったんでしょう。ただ実のところ、辞めようと腹をくくっていました。私の軽率な発言で海外にまで波紋を広げた問題が、身を引くことで収束するならいいじゃないか、と。女房に『辞めるよ』と言い残して家を出たんです。辞めるだろうな、と女房はあの時、思ったでしょうね」

「耐えてください」

 だが、森会長はその後、辞意を翻す。「みんなから慰留されました。いま会長が辞めれば、IOC(国際オリンピック委員会)はかえって心配するし、日本の信用もなくなる。ここは耐えてください、と」。元五輪担当相の遠藤利明会長代行からは、加藤勝信官房長官や小池百合子東京都知事が心配しているとの報告も受けた。「見ると、発言しなかった人はみんな泣いているんだ。一番こたえたのは武藤さんの言葉だったかな。『ここで会長が辞めれば、5000人の組織はどうなりますか』と詰められました」

安倍さんの顔浮かんだ

 辞意を固めながら組織委事務局に入ってわずか3時間後の午後2時。会見で森会長は謝罪し、女性蔑視発言を撤回した。そして辞任をきっぱり否定した。巨大組織のトップとして後任についての腹案はあったのか? 森会長にそう聞くと、「そもそも私はこの官民の寄り合い所帯を3年くらいでまとめあげたらさっさと退いて、安倍晋三前首相に引き継げればと考えていたんです。それが長期政権になってかなわず、私が続けてきたのです。安倍さんの顔も浮かびましたが、開催まで半年と迫ったいまは迷惑だろうし……。そこは悩みはありました」。他に具体的な名前は挙げなかった。

 国内外からの批判はやみそうにない。いばらの道でも会長職を全うする決意なのか? 「組織委のみんながきちんと支えると言ってくれたし、報道はされていませんが、たくさんの国会議員からも『いま辞めてどうするのか』と激励された」

孫娘から「すぐ辞めて」

 だが、気持ちはまだ揺れているらしい。「女房は冷静に私の行動を見てくれていますが、孫娘が猛烈に怒っていて。寝られずに会社も休んだという。さっきも電話してきて、こう言われました。『すぐ辞めて。もう命を削ってまで仕事をしなくていい。おじいちゃんが辞めなければ、私が会社を辞める』と。申し訳ないとわびつつ、ばかなことを言うなと返したが、ショックでね。つらいです」【鈴木琢磨】


https://twitter.com/hikita_bungorou/status/1360509180344365059







https://twitter.com/spearsden/status/1359713240117243906







http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/179.html

記事 [政治・選挙・NHK279] シンキローの五輪組織委会長辞任のドタバタ、スダレ首相のバカガキと総務省官僚の贈収賄疑惑とほんまゲス自民政権や。ところで、1月に歯の不具合が3回連続発生で鬱陶しい限り。まあ、春には70歳になるし、これも老化の一環か 
シンキローの五輪組織委会長辞任のドタバタ、スダレ首相のバカガキと総務省官僚の贈収賄疑惑とほんまゲス自民政権や。ところで、1月に歯の不具合が3回連続発生で鬱陶しい限り。まあ、春には70歳になるし、これも老化の一環か
http://onsen-kabumasa.cocolog-nifty.com/okirakunikki/2021/02/post-5f3d29.html
2021年2月14日 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ


シラミの脳みそシンキローの女性蔑視発言に絡む展開だが、IOCが当初のシンキローの「釈明会見」で問題解決みたいなアホこいていた(そらそうだ、利権まみれ仲間だもんな)んだが、世界中のシンキロー批判を見て、一転シンキローを批判して、流石にシラミの脳みそでアホの極みの利権大王シンキローも東京五輪組織委会長辞任しましたとさ。その前に権限もないのに、ネットウヨまがいの元日本サッカー協会長の川淵三郎(なにしろヘイト雑誌Hanadaが愛読誌で、嫌韓などヘイト発言しまくりのクズ、さらに年齢がシンキローより年上の84歳と来た)を後任にしたいようなことで、川淵が先走って喜々として引き受けまっせと記者に語るチョンボがあって、川淵公認も当然に帳消しとかドタバタのアホ騒ぎ。まあ、世界中でコロナ禍で都市ロックダウンなどがまだある現状なんだから、当然に開催中止なんだが、利権まみれのIOC、JOCらの連中は未練がましくグズグズしてるわけだ。

この利権まみれのJOCなんだが、無能財務官僚から税金食い放題の天下りの一つで東京五輪組織委事務総長に在職している事務局長の武藤某なんだが、シンキロー辞任後の会見で、女性職員がコイツが座るためだけに会見壇に上がってきて、武藤のために椅子を引いてやっているの。武藤ってどんだけ偉いんだということやな。そもそも、女性蔑視問題に絡む会見で、女性に椅子を引いてもらってふんぞり返る官僚天下り野郎の増長ぶりこそ世界の恥やな。まあこいつなんて官僚としてクズ中のクズなんだが。その動画をアップされているツイートが下記のものだが、そのツイートでそのシーンが観られる



ところで、スダレのバカガキによる接待疑惑なんだが、「別人格」だったかな逃げ口上で疑惑から逃走の情けないスダレ(まあ官房長官時代の会見なんて「問題ない」「指摘は当たらない」等々ヘタレ記者会の追及ないのをいいことにまともに質疑応答もできないバカ晒し続けたアホそのままの現状やな)なんだが、12日の国会では、東北新社社員であるスダレのバカガキと総務省官僚との会食は、2016年から20年までに14回もあったと新事実が暴露。タクシー代とか贈答品も渡していて、しかも「2018年にCS放送業務として認定された12社16番組のうち、東北新社子会社の番組だけがハイビジョン未対応で認定された」ことを総務省が認めてんだから、かなり濃厚極まる贈収賄疑惑案件じゃん。テメエの総務省時代に能無しのバカガキを秘書官にしていたんだから丁寧な説明をせんかい。まあスダレの野郎にそんな説明能力自体が元からないか。

閑話休題。春になれば、自分もとうとう70歳になってしまうんだが、やはり年齢のせいなのか、1月中旬に歯に関する問題が3つ連続して起こってしまった。歯に関してはこれまで32本すべてが揃っていて、秋刀魚の塩焼きなんかでも骨ごとバリバリ砕いて食っていたんだが、昨年右上の親知らずが調子悪くて、ついに生まれて初めて歯を1本抜いてしまい、31本となってしまった。最近ではよくわからないが、親知らず4本を若い時に抜いてしまうなんてこともあるようで、28本の歯があれば良いようだが。

しかし、自分の親知らずは普通にまっすぐ生えているので、抜歯の必要はないものなんだが、昨年抜歯したものは隣の臼歯をわずかに圧迫していたようで、抜歯したほうが良いということでの抜歯となった。抜歯前は頻繁に歯茎の内側が炎症を起こしていたんだが、抜歯以来炎症が起こることもなく、やはり親知らずが悪さをしていたようだ。

というわけで、1月中旬に起こった歯の問題は、1つ目が左下奥から3番目の歯の銀被せが外れたこと。2つ目はその3日後ぐらいにとんかつ屋で食事していた時に、右上奥から3番目の歯が折れたというか、縦に裂けてしまった(年取って歯がもろくなってんだろうね)こと。3つ目は2つの歯の不具合で上手く噛めない状態で、ポテトチップスを酒のつまみに食っていた時に頬の内側を切ってしまったこと。かなりひどく切れたと言うか、皮膚がむけた感じになって血がかなり出てびっくり。15分ほどで止血はしたが、しばらく痛くて仕方なかった。

銀被せが外れてすぐに歯科医の予約したのだが、予約が多くて、銀被せ治療が終わったのは、2回の治療後の2週間ほどあとのつい先日に。歯科医に聞いたのだが、ポテトチップスで口内を切る事例は多いそうで、特に子供に多いとか。口内は切ってもわりに早く治癒するとか。で、右上臼歯の縦に裂けた部分だが、かなり大きく縦に断裂していたようで、神経除去とか面倒な治療に入った。歯が1本でも不具合だとほんま鬱陶しい。また歯が折れるなんてことは避けたいから、これからは秋刀魚を骨ごとバリバリ食うなどしないようにしなくちゃね。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/180.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅首相は川淵会長案を事前了解…「透明性を」どの口が?(日刊ゲンダイ)
菅首相は川淵会長案を事前了解…「透明性を」どの口が?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/285207
2021/02/15 日刊ゲンダイ


今さら「ルール」や「透明性」など口にしたって…(C)日刊ゲンダイ

「ルールに基づいて透明性の中で決定するべきだ」

 女性蔑視発言で辞任表明した東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の後任人事について、12日夜、首相官邸で記者団にこう語った菅義偉首相(72)。森会長が後継指名し、一度は新しい会長を引き受ける方針だったものの、世論批判を受けて辞退した日本サッカー協会(JFA)相談役の川淵三郎氏(84)をめぐるドタバタ劇について言及したのだが、菅首相が「ルールに基づいて」とはよく言えたものだ。

 菅首相が自民党総裁に決まった昨年9月の党総裁選では、新型コロナの感染拡大を理由に通常の総裁選で行われるはずの党員投票が行われなかった。この“ルール違反”は、総裁選に出馬し、地方で人気が高い石破茂元幹事長(64)を抑え込むのが目的ではないかと報じられ、地方議員などからは当時、「党員の声を聞け」「密室談合ではないか」との批判の声が上がったが、そのまま総裁選は強行された。

 結局、党内7派閥のうち最大派閥の細田派や麻生派、竹下派、二階派、石原派の5派閥の支持を得た菅氏が圧勝した。この総裁選と今回の森会長の後継指名人事をめぐる不透明さは、まったく同じ構図と言わざるを得ない。

 川淵氏は11日、話し合いを持った森会長からは小池百合子都知事や、菅義偉首相らの了解を得て説得されたと、こう明かしている。

「後をお任せするには川淵さんしかいないと。例えば小池都知事や菅総理、安倍さん、みんなに話して。武藤事務総長も『川淵さんならいい』と。菅さんなんかは『もうちょい若い人いないか』『女性がいないか』という話があったようで」

 つまり菅首相も「密室談合」による川淵新会長人事を事前に報告され、渋々とはいえ了解していたことになる。「透明性の中で決定するべき」「国民が納得できるような手順を踏んで決定するのが大事」というのであれば、森会長から相談された時点でそう言うべきだろう。

 12日に「もっと若い人、女性はいないか」発言の事実関係を記者団にツッコまれた菅首相はゴニョゴニョと口を濁すだけ。「あの、川淵さんとは話していません」などと質問には正面から答えず、冒頭の「ルールに基づいて…」発言を繰り返すのみだった。

 今になって菅首相が「ルール」や「透明性」など口にしたところで国民は信用しない。


関連記事
武藤事務総長の発言食い違い?「川淵案」事前了承か(日刊スポーツ)
http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/179.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/181.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 五輪組織委員会の後任会長に、ペテン師だのセクハラ大臣だのって、オリンピックが「平和の祭典」でないことは確かだな!!&後任会長選考委員会はメンバー非公表の“密室会議”!! 
五輪組織委員会の後任会長に、ペテン師だのセクハラ大臣だのって、オリンピックが「平和の祭典」でないことは確かだな!!&後任会長選考委員会はメンバー非公表の“密室会議”!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-95b1d3.html
2021年2月15日 くろねこの短語

 オリンピック組織委員会会長の後任に、セクハラ聖子君と共にまたしてもペテン師・シンゾーの名前が浮上した。セクハラ聖子君については、フィギュアスケートの高橋大輔選手へのベロチュー強制が海外メディアでも報じられて、さすがにバツが悪いってんで暗礁に乗り上げてヤレヤレと思ってたんだけど、その隙をつくようにしてペテン師・シンゾーの名前が改めて取り沙汰されるってのも悪夢以外の何物でもありません。

 火中の栗を拾うタイプの人間ではないし、へたするとオリンピック中止の責任者にされる可能性大なんだから、まず引き受けることはないだろうけど、それにしても公認候補に名前が上がるのがセクハラだのペテン師だのばかりで、この国にはまともな人材がいなのかねえ。

『「後任候補」橋本聖子五輪相にキス強要セクハラ疑惑…』英BBC記者が紹介

「後任会長は安倍晋三前首相しかいない」とJOC元理事 「政治と切り離されない…能力で選ぶのではない」【東京五輪】




 そもそも、後任会長を決めるための選考委員会がメンバー非公表という“密室会議”なんだから、何をかいわんやなのだ。このことについて、しっかりとと批判的な報道するメディアが見当たらないのは何故なんだろう。結局は、メディアそのものがオリンピックのオフィシャルパートナーになっているってのが問題なんだね。

 それって、メディアの幹部連中が鮨友だけらけで、ペテン政権の提灯持ちしていたのと同じ構図なんだね。こんなんだもの、サメの脳みその女性蔑視発言が問題になった時に、テレビ局の政治部長なんてのが平気で後任にペテン師・シンゾーの名前を上げたりするわけだ。


 ここまですったもんだしても、メディアの中から「オリンピック中止」の声がまったく聞こえてこないのは、おそらく戦争前夜もこんな空気だったんだろうね・・・なんてことを我が家のドラ猫に囁いてみる月曜の朝である。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/182.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 菅長男と総務省の底なし接待疑惑 業務認定も異例の“優遇”(日刊ゲンダイ)



菅長男と総務省の底なし接待疑惑 業務認定も異例の“優遇”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/285224
2021/02/15 日刊ゲンダイ


菅首相、黙して語らず(C)日刊ゲンダイ

 菅首相の「ロン毛長男」の接待疑惑は“底なし”だ。「森発言」のドタバタの裏で、国会では総務省幹部との蜜月があぶり出されている。

 12日の衆院予算委員会で、立憲民主の後藤祐一議員が追及し、明かされた問題はこうだ。

 総務省は2018年4月、長男が取締役を務める「東北新社」グループ「囲碁・将棋チャンネル」のCS放送業務を認定。ハイビジョン化推進が前提だったが、認定された12社16番組のうち同チャンネルだけが標準解像度だった。しかも、1社はハイビジョンで申請したにもかかわらず、認定拒否された。

 認定の職務権限を握っていたのは現在、菅内閣の広報官を務める山田真貴子情報流通行政局長(当時)。総務省は認定について「審査基準にかなっていた」(情報流通行政局長)と答弁したが、その基準を巡っても問題がある。

 総務省は17年6月、放送法関係の審査基準を改正。当時、情報流通行政局担当の大臣官房審議官として関わっていたのが、長男との会食を認めた吉田真人総務審議官だ。基準改正の職務権限を握る時期に接待を受けていれば、贈収賄にも問われかねない。

総務相は「積極的に慎重に捜査したい」の一点張り

 ズブズブ疑惑は他にもある。総務省は昨年3月、東北新社が手掛ける衛星放送の放送事項に変更許可を出した。当時、吉田氏は情報流通行政局長。長男との会食は判明しているだけで昨年1月と12月の2回ある。吉田氏は変更許可の職務権限を握る立場でありながら、接待を受けていたのだ。

 ところが、総務省は山田氏や吉田氏の接待疑惑について「積極的に慎重に調査したい」(武田総務相)の一点張り。元経産官僚の古賀茂明氏がこう指摘する。

「接待を受けた時期や、金額が特別かどうかなどが焦点です。事業者が優遇を受ける目的をもって接待し、その意図を認識して接待を受けていたら、贈収賄が成立する可能性があります。国家公務員倫理規定が設けられた当時、企業の会議室を訪問した官僚が出されたお茶を飲んでもいいのかという議論さえありましたが、今は官僚も感覚がマヒしているのでしょう。『昭和の接待』という悪弊がよみがえったと言わざるを得ません」

 モリカケ問題に揺れた安倍政権の悪しき前例の踏襲である。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/183.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 安保第5条米軍防衛義務に関する幻想(植草一秀の『知られざる真実』)
安保第5条米軍防衛義務に関する幻想
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-2ee302.html
2021年2月15日 植草一秀の『知られざる真実』


米国の最大の関心は

「日本の人々が政府を通じて米軍基地の使用を認め、安全保障上の守備範囲を広げてくれること」

2007年9月の日本経済新聞主催セミナーで米国国務副長官のリチャード・アーミテージ氏が発言した。

米国は、

「米国が望むだけの軍隊を、望む場所に、望むだけの期間駐留させる」

権利維持を最重視している。

それは日本を守るためではない。

米国の利益を守るためだ。

このことを押し通すためには条件の整備が必要だ。

第一に日本を取り巻く環境を不安定に見せること。

第二に日本の国民に米軍の存在が必要と思わせること。

第三に日本の政府が米政府に従順であること。

米国は日本を取り巻く環境を不安定にするために四つの工作を展開してきた。

ロシアとの間の領土問題、韓国との間の領土問題、中国との間の領土問題、北朝鮮との間の緊張関係。

これらの諸条件は、日本を米国に依存させるために必要なもの。

日本国民に地政学上のリスクを感じさせることが重要になる。

トランプ大統領は北朝鮮との交戦関係に終止符を打とうとした。

しかし、その企図は挫折した。

米国の軍産複合体にとって北朝鮮との敵対は「金のなる木」に等しい。

軍産の代理人であるボルトン補佐官などが行動して米国と北朝鮮との和解は阻止された。

2010年問題に戻る。

沖縄における米軍の権益、プレゼンスを維持するためには、「中国の脅威」が必要だった。

「脅威」がなければ日本の「共依存」を実現できない。

そのために活用されているのが「尖閣問題」である。

2010年9月に中国漁船と海上保安庁巡視艦との衝突事件があった。

この事件は人為的に創出されたものと言える。

尖閣海域の漁船への対応については日中両国が2000年6月に日中漁業協定を発効させている。

漁業協定に基づき、北緯27度以南の水域(尖閣諸島が含まれる水域)は、新たな規制措置を導入しない、つまり、自国の漁船を取締り、相手国漁船の問題は外交ルートでの注意喚起を行うこととされてきた。

この運用が2010年6月以降に変更された。

菅直人内閣が発足した2010年6月8日、菅内閣は質問主意書に対して

「解決すべき領有権の問題は存在しない」

との答弁書を閣議決定した。

この答弁書に基づいて前原誠司国交相の下で海上保安庁が尖閣海域の警備基準を日中漁業協定基準から国内法基準に変更した。

そのために尖閣海域漁船衝突事件が発生した。

前原誠司氏は2010年2月に米国務次官補カート・キャンベルが来日した際に会談している。

前原氏は同年12月の沖縄県知事選で伊波洋一氏が当選する可能性を「リスク」であることとキャンベル氏に伝えた。

日本における米軍権益を維持するためには「中国の脅威」が必要である。

この要請から漁船衝突事件が創作されたと考えることができる。

日本の国民が米軍プレゼンスは必要だと思わせるには、有事の際に米軍が展開するとの幻想を抱かせることが必要だ。

そのために用いられているのが、

「米国は尖閣諸島が日米安保条約第5条の適用地域であることを認めた」

というフレーズの流布。

このフレーズは尖閣有事の際に米軍が展開することを保証するものでない。

ほぼ無意味に近い。

しかし、このフレーズが常に誇大宣伝される。

常に誇大宣伝するのが読売新聞であることも見落とせない。

本日、2月15日月曜日午後8時から、鳩山友紀夫元首相が主宰する東アジア共同体研究所によるYouTube動画「UIチャンネル」第380回放送で鳩山元首相と対談をさせていただく。

https://bit.ly/37cW7Bs

ぜひご高覧賜りたい。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/184.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 電通 最終損益1595億円の赤字 過去最大の赤字額(NHK) :経済板リンク 
電通 最終損益1595億円の赤字 過去最大の赤字額(NHK)

http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/162.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/185.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 橋本五輪相“無理チュー”セクハラ問題 世界に拡散寸前!(日刊ゲンダイ)





橋本五輪相“無理チュー”セクハラ問題 世界に拡散寸前!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/285227
2021/02/15 日刊ゲンダイ


またぞろ批判を招くことに(橋本五輪相)/(C)日刊ゲンダイ

 女性蔑視発言で辞任を表明しても、まだまだ混乱は続きそうだ。東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の“ポスト森”選びが混迷を極めている。最有力候補として名前が挙がる橋本聖子五輪相が過去にしでかした“無理チュー”セクハラ報道が再燃し、世界中に拡散されつつあるのだ。

 ◇  ◇  ◇

 英BBC放送でキャスターを務める大井真理子氏が12日、自身のツイッターに、橋本氏が過去にセクハラ疑惑を報じられたことを英文で投稿。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドの〈フィギュアスケートチャンピオンの高橋大輔が、3児の母・橋本聖子からのセクハラを否定〉(2014年8月22日付)との記事を紹介している。

橋本氏サイドは当時「他の選手やスタッフにもキス&ハグ」と

 橋本氏のセクハラ問題は、14年8月20日発売の週刊文春が報じた。同年2月開催のソチ冬季五輪で、日本選手団団長だった橋本氏が、閉会式後に開かれた飲酒を伴う打ち上げパーティーで、高橋に抱き付きキスをした、というものだった。

 当時、橋本事務所は日刊ゲンダイに「他の選手やスタッフにもキス&ハグをして盛り上がっていた」「(キスは)無理やりではありません」と回答。高橋も当時の会見で「パワハラ、セクハラとは思っていない」と説明したが、「選手団団長」による「一選手」への接吻は「無理チュー」「セクハラ」と受け止められても仕方ない大問題だった。


フィギュアスケートメダリストの高橋大輔氏(C)日刊ゲンダイ

公認選出過程も“ブラックボックス”

 大井氏がツイッターで指摘しただけでなく、中国のニュースサイト「新浪体育」も12日、〈森会長の後任候補・橋本五輪相 過去にイケメンフィギュアスケート選手にキス強要〉と報道。橋本氏が高橋にキスするカラー写真を掲載し、〈橋本氏には黒歴史がある〉と指摘しているのだ。

 オリンピック憲章は「スポーツにおけるあらゆる形態のハラスメントおよび暴力からのアスリート保護」をうたっている。橋本氏の「セクハラ黒歴史」が世界中に拡散すれば、女性蔑視で炎上した森氏の二の舞いになる恐れがある。

「日本ではあまり可視化されていませんが、力のある女性上司による男性部下へのセクハラは、海外では広く問題視されています。橋本氏から高橋選手への行為は、立場上、セクハラと受け止められても仕方ありません。性差別主義者と指摘された森会長の後任に、セクハラを行った人物を据えては、海外から再び批判を招くことになるだけです」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

 そもそも、森氏の後任選びの過程も国際社会に顔向けできない“ブラックボックス”だ。

 次期会長候補は、近く組織委に設置される「候補者検討委員会」が選定することになる。そのトップには森氏に近い御手洗冨士夫名誉会長(キヤノン会長兼社長CEO・85歳)が就く。メンバーも35人の組織委理事から10人弱が選ばれるが、選考過程も含めて当面は非公表。外部からは誰一人、参加させない「内向き」な検討委が「ポスト森」を決めるのだ。

 ある組織委幹部は、メンバー非公表、外部有識者を招かない理由について「何かしらの意図を持った『外圧(組織委外部からの介入)』を排除しないといけない」と日刊ゲンダイに説明した。こんな閉じ切った状態で、「透明性あるプロセスを確保」(武藤敏郎事務総長)できるはずがない。ツイッターでは〈隠蔽がもうすごすぎる〉といった批判が噴出している。

 いつまでも森氏のにおいが残り、オープンな組織に変われないとは……。このままでは、さらに世界中に恥をまき散らすことになる。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/186.html

記事 [政治・選挙・NHK279] リコール不正刑事告発でも陰謀論主張の高須院長を批判できないマスコミ 『スッキリ』では高須に擁護的コメント 番組中にクリニックのCM(リテラ)
リコール不正刑事告発でも陰謀論主張の高須院長を批判できないマスコミ 『スッキリ』では高須に擁護的コメント 番組中にクリニックのCM
https://lite-ra.com/2021/02/post-5796.html
2021.02.15 リコール不正確定的でも陰謀論全開の高須院長を批判できないマスコミ リテラ

    
    「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」HPより

 愛知県の大村秀章知事のリコール署名をめぐって、本日、愛知県選挙管理委員会は被疑者不詳というかたちで地方自治法違反容疑で刑事告発する方針を決めた。

 当然だろう。昨年末から運動の内部関係者より大村知事のリコール署名に不正があるという告発が相次ぎ、県選挙管理委員会が調査していたが、2月1日、その選管が提出された約43万人分の署名約83%に不正の疑いがあることを発表している。

 選管によると、約36万人分の署名が無効で、そのうち筆跡などから同一人物が書いたと疑われる署名が90%、選挙人名簿に登録のない署名が48%、活動の受任者が選挙人名簿に登録されていないものが24%もあったという。

 これだけ不正が多いとなると、ケアレスミスや個人の問題ではなく、組織的不正の可能性も疑われても仕方ない。民主主義を冒涜する事態であり、徹底解明が必要だ。県選管が刑事告発を決めたことは前述したが、それ以前にリコール署名運動を主導してきた高須クリニックの高須克弥院長や河村たかし・名古屋市長の説明責任が厳しく問われるべきだろう。

 このリコール署名は、2019年の「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」をめぐる、ネット右翼や極右安倍応援団による“大村知事バッシング”の延長線上で始まったもの。なかでも、「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会」なる団体を設立するなどして中心的役割を担ってきたのが、高須クリニックの高須院長だ。そして、河村市長は、名古屋市長という公職にありながらコロナ対策もおざなりにし、街頭演説などでリコール運動を支援してきた。その署名が不正だらけだったのだから、少なくとも2人には調査解明と説明の責任があるはずだ。

 ところが、である。不正8割超という選管の発表にも、河村市長は「僕は被害者、怒りに震える」などと被害者ヅラ。高須院長にいたっては、今月1日、取材に対し「無効な署名には気付かなかった。票を増やそうとした人もいるかもしれないが、活動を妨害するため、わざと問題になる署名を書いた人がいるかもしれない」などと主張。その後も、ツイッターで選管や不正を報じるメディアを批判しまくっている。

〈一人の受任者は複数の署名を集めますから7万人しか有効な署名がなく、残りは全部不正署名だと言う選管の発表はおかしな話しだと思います〉

〈「不正署名の90%は同一人の筆跡」という発表をうけての答えです。そんな神業ができるのはこの世の人ではありません。〉

〈些細な記入記載の誤りも厳密に見つけて無効にしたに間違いありません〉(2月2日)

〈選管は無効署名と発表していますが、不正署名と変換されて報道しています〉

〈悔しいです。「ほとんどが不正署名」と辱しめを受けて怒りに震えております〉(2月3日)

 さらに、高須院長は12日、何者かが運動を妨害するために偽の署名を紛れ込ませたなどとして、地方自治法違反容疑での告発状を名古屋地検に郵送した。

■高須院長が「印象操作のトリックがわかった」と言ったエクセルファイルは何の証拠にもならないもの

 高須院長はもともと、昨年末に不正告発が相次いだときから、リコール潰しの策謀であるかのような主張を繰り返し、今年に入ってからも〈たぶん敵は「印象操作の刑事告発」をやってきます〉(1月29日)〈僕は大村愛知県知事リコールを統括する最高責任者です。正面から敵の攻撃と謀略を受け止め戦います。僕が全てを引き受けます〉(1月30日)と、悲劇のヒーロー気取りの闘争宣言を繰り返していた。

 そして、選管が不正を発表したことで、こうした“陰謀論を駆使した闘争”をさらにエスカレートさせているということらしい。

 しかし、高須院長の主張は議会襲撃を「ANTIFAの仕業だ!」と叫ぶトランプ支持者たちと同じで(そういえば、高須院長は〈愛知県は利権で繋がっている田舎のディープステートに完璧に支配されてる号泣〉ともツイートしていた)、ほとんど中身や根拠のない陰謀論だ。そのことを雄弁に物語っていたのが、4日に高須院長が開いた会見だった。

 高須院長はこのところ、リコール潰し・陰謀の証拠を見つけたと言い出し、それを明らかにすると息巻いていた。

〈いま足跡を追って証拠を押さえつつあります。捕まえて刑事告訴します。〉(1月30日)
〈独自調査で大量不正署名のトリックの全貌が見えてきました。数日中に発表します。〉(2月2日)

〈調査報告のエクセルファイルを入手しました。印象操作のトリックがわかってきました。まもなく記者発表します。〉(2月3日)

 しかし、4日の会見では、「選管があら探しをした結果だ」「選管は無効を増やすのが仕事だと思ってやった」などと選管の調査に難癖をつけ、「誰かが、活動を傷物にしようと妨害したのだろう」「大村知事と津田大介は早くから不正が8割を超えることを知っていた」などと荒唐無稽な陰謀論を強調するだけで、「証拠」「トリックの全貌」は説得力のあるものを何ひとつ示すことができなかった。

 ツイッターであれほど息巻いていた、トリックがわかったという「エクセルファイル」とやらについても、同席した自分たちの弁護士に否定される始末だった。

 弁護士は「エクセルの表はですね、高須先生のツイッターを見ると、なんか秘密兵器みたいなことが書いてありますけど(笑)、そうじゃなくて」と半笑いでその重要性を否定。「受領書にある署名総数やナンバリングした番号とかを整理したもの」にすぎないと説明した。弁護士は「エクセルだから並べ替えができ」、どこの選管で多かったか傾向がわかるなどとも話していたが、高須院長はよくそんなもので「印象操作のトリックがわかってきました」などと言ったものだ。

■無効票の約4分の1は名簿に登録のない受任者が集めた署名だった

 しかも、会見では逆に運動事務局のずさんな実態が露わになる一幕もあった。

 署名集めを担う「受任者」は自治体の選挙人名簿に登録されている必要があるが、無効票の約4分の1は名簿に登録のない受任者が集めた署名だった。同席した田中孝博事務局長によると、受任者はインターネットやはがきを通じて募集し資格の確認はしていなかったと明かしたのだ。これについても、高須院長は「リコールを成功させようと応募した人は、お互いを信じ合おうとの考えだった」と精神論でごまかすことしかできなかった。

 しかも、会見の最後には、高須院長が病気を理由に撤退を宣言した後も率先して署名集めを続けていたという事務局関係者の実名をあげ、「大村知事から金をもらってる」「明確に敵」などと一方的に糾弾したのだ。

 どうみても、説明責任を果たしているとはいいがたいが、しかし、今回のリコール不正をめぐっては、高須院長らの無責任な姿勢以外に問題はもうひとつある。

 それは、こうしたリコール不正問題や高須院長の言動をメディアがまったく批判しないことだ。

 地方都市のことだからと言い訳するかもしれないが、もっと小さい市町村の議員の細かい不祥事でもワイドショーはよく取り上げているし、それこそ高須院長の話題は「高須院長が全身がん告白」「高須院長がツイッターで○○にコメント」「高須院長が××を太っ腹支援」「高須院長が野党議員に抗議」などとしょっちゅう取り上げている。『バイキングMORE』(フジテレビ)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)などは単なる近況報告のような特集をやることだってある。

 しかし、この問題についてはほとんどのワイドショーやニュース番組がまったくと言っていいほど取り上げていない。そして、取り上げた数少ない報道も明らかに及び腰なのだ。

 一体なぜか。ひとつはこのリコールが「あいちトリエンナーレ」の展示をめぐる歴史修正主義の動きと連動したものであることだろう。高須院長らを批判してネトウヨの攻撃を受けることを恐れている可能性もある。そして、もうひとつはやはり高須クリニックがテレビ局にとって大スポンサーだからだろう。

■『スッキリ』では高須院長に擁護的なコメントも 番組中に高須クリニックのCMが

 その構図が垣間見えたのが、1日放送の『スッキリ』(日本テレビ)だった。同番組はめずらしくこの問題を取り上げ、元受任者や勝手に名前を使われた地元議員の証言を紹介したのだが、同時に高須院長の「僕は不正が大嫌いですから。正々堂々と法律通りにやってる。不正とはまったく無関係」などという主張を放送。MCの加藤浩次や橋本五郎・読売新聞特別編集委員がこれを受けて「高須さんの名誉を考えたら、調べた上でちゃんとやるのが大事」「選挙管理委員会は説明が必要」などと、選管に苦言を呈したのだ。

 いやいや、説明しなくてはいけないのは、高須氏のほうだろう。選管はすでに不正の告発を受け、異例の全数調査をし、その結果を発表している。いかにして不正が起きたかは刑事告発し捜査に委ねるか、署名を集めた人間のほうが説明する責任があるのは明白だ。

 にもかかわらず「高須院長の名誉を守るために選管が説明しろ」という加藤や橋本。まさかこの人たちは、選管の管理のもと署名がなされたとでも勘違いしているのだろうか。あるいは選管へ提出後に不正が発覚したなどという陰謀論まがいのことが起きたとでも考えているのだろうか。

 と首をひねっていたら、この日の『スッキリ』の合間にはなんと、おなじみの高須クリニックのCMが流れたのである。

 この日の『スッキリ』で加藤らが高須院長に擁護的な発言をしたことが、番組中に高須クリニックのCMが流れたことと関係があるかどうかはわからないが、しかし、テレビ局がこの問題をまともに取り上げなかったり、両論併記的に高須院長の支離滅裂な言い分を垂れ流したりする背景に、高須院長がテレビ局にとって大スポンサーであるということが関係しているのは間違いないだろう。

 実際、これまでも、ワイドショーは高須院長に対して、明らかに配慮しているとしか思えない報道を繰り返してきた。民進党(当時)の大西健介衆院議員が国会で美容整形CMを問題にした発言を名誉毀損で訴えた際、『ミヤネ屋』でコメンテーターが「名誉毀損に当たらない」旨の発言をしたことについて、高須院長は「明確な名誉毀損」などと猛抗議。問題のコメントはごく真っ当な指摘であり、そもそも論評にしかすぎず名誉毀損などあり得なかったにもかかわらず、『ミヤネ屋』は翌日の放送でひれ伏すように謝罪したこともある。高須院長のナチス礼賛発言が国際的な大問題になった際もまともに取り上げず、同時期に爆破予告されたことだけを取り上げたこともあった。

■リコールを後押ししながら不正発覚にだんまりの百田尚樹、有本香、吉村知事

 金を持っているためいくらでも裁判でも起こすことができるうえ、大スポンサーで、ネトウヨのファンもついている高須院長は、テレビにとっては一種のタブーになってしまっているのだ。

 そのため、高須院長は、これまでも金の力を盾に、差別発言や歴史修正発言でも撤回も謝罪もなく開き直ってきた。

 しかし高須院長は、ただの美容クリニック経営者ではなく、歴史修正主義、政権支持を盛んに発信しているきわめて政治的な存在だ。ましてや、今回のリコール運動では市民運動を率いて現実政治にコミットし、そこで前代未聞の不正が起きたのだ。言っておくが、リコールは単なるアンケートなどではなく、民主主義において選挙と同等の価値が置かれ、署名偽造には懲役刑も課される重大な違反だ。いくらスポンサーだからといって、このまま放置することは許されない。

 いや、高須院長だけではない。いまは他人事を決め込んでいる百田尚樹氏、竹田恒泰氏、有本香氏らネトウヨ文化人や、吉村洋文・大阪府知事ら維新の会(ちなみに田中事務局長は維新の次期衆院選公認候補予定者でもある)など、この運動をバックアップしてきた連中の責任もきちんと追及すべきだろう。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/187.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <敗戦処理の貧乏クジ>森後任、もはや誰もなり手がいないだろう(日刊ゲンダイ)

※2021年2月15日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年2月15日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

「橋本さん以外に候補が思いつかない」

「良い候補だ。何度も五輪に出ているし」

「女性の橋本氏は元五輪選手で行政経験もあり、会長に適任だ」

 女性蔑視発言で辞任に追い込まれた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任をめぐり、自民党や組織委の間でこんな声が上がっているという。

 国内外から総スカンを食らったトップがわきまえずに後継指名し、白紙撤回で恥を重ねるデタラメ組織の次期会長に本命視される橋本五輪相は大臣のイスにこだわり、その気がないともいわれているが、外堀は埋められつつある。

 スピードスケートと自転車で夏冬計7回も五輪に出場した輝かしいオリンピアンにして、銅メダリスト。JOC(日本オリンピック委員会)の副会長を務めた経験もあり、安倍政権下の2019年9月に初入閣。菅政権でも再任され、男女共同参画と女性活躍担当も兼務。世界的恥さらしの森、福島原発を「アンダーコントロール」と大ウソをついた安倍前首相を輩出した清和会に属し、子飼いでもある。にもかかわらず、橋本がホイホイ飛びつかないのは、フィギュアスケート男子(当時)の高橋大輔選手に“無理チュー”した黒歴史を蒸し返されるのも嫌なんだろうが、敗戦処理の貧乏クジを引かされるのが分かっているからではないか。

ワクチン接種は問題続出

 新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期された五輪は、開催まで半年を切った。緊急事態宣言の再発令から1カ月を過ぎても第3波はいまだ収束せず、菅首相が「感染対策の決め手」と頼り切るワクチン接種は問題だらけだ。「ワクチン・ナショナリズム」の高まりで国際的な争奪戦は過熱し、供給計画の雲行きは怪しい。

 その上、初承認した米ファイザー製のワクチンをめぐっては、1瓶あたりの接種回数を6回から5回に見直し。国が確保している注射器では5回分しか採取できないからというお粗末さだ。想定接種人数が2割近く減る可能性が出てきた。変異株の市中感染も広がり、第4波襲来の懸念が高まっている。つつがない五輪開催なんて夢のまた夢だ。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「世界を見渡せば70カ国・地域でワクチン接種を実施している。日本でも17日から接種が始まるとはいっても、安全性を調べる目的で医療従事者約2万人への先行接種です。新型コロナ患者の診療や搬送に関わる約370万人の医療従事者は3月中旬以降、65歳以上の高齢者約3600万人は4月1日以降と想定されている。一般市民への接種のメドが立たない中、五輪出場が内定している選手らも優先してほしいとは言い出しにくいでしょう。ワクチン問題もさることながら、五輪開催期間中の医師や看護師の確保もままならない。こうした状況を海外はどう見ているか。とても日本には行けないと考えるのは当然で、どうなるかは推して知るべし。選手が集まらなければ五輪開催は事実上、不可能ですよ」

米国は月内に詳細な対策提示を要求

 IOC(国際オリンピック委員会)に影響力を持つ米国のバイデン大統領は「五輪開催は科学に基づいて決めなくてはならない。開催できることを願っているが、まだわからない」とクギを刺している。大統領の医療顧問トップを務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長も開催可否については「日本と世界の流行状況による」と慎重で、「日本政府ができることは、国民だけでなく世界からの訪問者に対して安全を確保することだ」と指摘。検査やマスク着用などの「ガイドライン」をまとめ、対策の確実性を求めた。

 スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏はこう言う。

「先月末、記者から安心安全の基準や根拠などを聞かれた森会長が〈そんな判断の基準があるかって言ったらないですよ〉と言い切っていたのには呆れ返りました。甚だしい科学軽視は米国には通用しません。米国側は遅くとも今月中に詳細な対策や条件を明確に示すよう求めています。そうでなければ、選手を派遣するかどうかの判断がつかないのですから、当然です」

 新会長候補には元五輪担当相の丸川珠代参院議員や、競泳五輪金メダリストの鈴木大地前スポーツ庁長官の名前も挙がっている。

「開催都市トップの小池都知事も丸川議員も互いを忌み嫌っている。小池知事に人事権はありませんが、『丸川会長』に不快感を示すのは必至で、それでは運営が成り立たない。鈴木さんについては、私的な事情で千葉県知事選出馬を見送ったほどですからあり得ない。本来であれば、森会長と親交の深いキヤノン会長兼社長CEOの御手洗冨士夫名誉会長が引き受けるべきところ。がんを患う森会長の万一に備えて就いたポストなのに、火中の栗を拾おうとしない。ナンバー2の武藤敏郎事務総長は能力的に厳しい」(文科省関係者)

 森の後任は、もはや誰もなり手がいないだろう。「東北に寄り添う」「コロナに打ち勝った証し」など、スローガンがコロコロ変わる欺瞞の五輪はすでに中止が織り込み済みとの情報もあるのだから、なおさらである。当初予算7000億円のコンパクト五輪は、総経費3兆円超えの金満五輪に変貌。開催返上に伴うIOCとの費用分担は極めて不透明だ。政治的思惑による無責任な招致、無責任な延期で問題は山積するばかりなのだ。

理事会は“ワンチーム”で思考停止

 東日本大震災発生から10年の節目が近づく中、13日深夜、最大震度6強の大きな揺れが日本列島を襲った。未曽有の原発事故を引き起こし、人を、街をのみ込んだ巨大な津波は幸いなことに押し寄せなかったが、ヒヤリとした地震が浮き彫りにしたのは、今なお不安だらけの原発施設や、当初は「復興五輪」などと騒いでいたマヤカシだろう。毎日新聞の世論調査(13日実施)によると、「国民の被災地に対する関心が薄れたと感じますか」との問いに84%が「感じる」と回答。「感じない」の15%を大幅に上回った。被災地の復興状況について「期待したよりも遅れている」が46%に上った。被災地は安倍―菅と2代続く冷酷首相の政権浮揚のダシにされ、用が済んだら置き去りにされてきたのが現実なのである。

 国民も見抜いている「壮大な茶番劇」は一体いつまで続くのか。“ポスト森”選びは今週、本格化する。組織委は候補者検討委員会を設置。委員長を務める御手洗が組織委理事の中からメンバーを人選し、男女半々にする方針だというが、メンバーも会議も非公開。猟官運動や取材攻勢への対策がその理由で、候補者選定終了後にプロセスを公開するという。この期に及んで透明性ゼロの「密室会合」とは恐れ入る。

「森会長が“ワンチーム”の名のもとに独断専行するために集められたのが、組織委理事の面々。森体制を支えるための集団と化し、思考停止に陥っている。新体制が発足しても、それは表向き。森会長が裏で糸を引くつもりでしょう。五輪開催の可否といった根源的な問題に向き合うマトモな組織への生まれ変わりは期待できません」(谷口源太郎氏=前出)

 世論の6割超が年内の五輪開催にノーを突きつけているのに、組織委トップ選びはババ抜き状態で、老害の暴走は止まりそうにない。

 史上最悪の五輪騒動として幕切れを迎えることになるのか。



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