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2021年2月11日07時30分 〜
記事 [政治・選挙・NHK279] 安倍・菅「裸の王様」助長する二階/政界地獄耳(日刊スポーツ)

※2021年2月10日 日刊スポーツ17面 紙面クリック拡大


安倍・菅「裸の王様」助長する二階/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202102100000099.html
2021年2月10日8時16分 日刊スポーツ


★元首相で五輪組織委会長・森喜朗の発言を擁護する声を聞いていると、いかに安倍・菅政権で政治は詭弁(きべん)を弄(ろう)して国民をごまかし続けてきたかがわかる。「総理大臣の私が言うのですから間違いない」「私が国家です、総理大臣ですよ」「総理大臣は森羅万象を担当している」「日本を代表して、謹んでトランプ大統領を(ノーベル平和賞に)推薦する」(前首相・安倍晋三)とすり込まれた国民が、この国の進歩にどれほど妨げになったか計り知れない。首相の言うことだから絶対なのだという権力志向と裸の王様的な振る舞いが当たり前になり、森発言の温床を醸造し続けたとは言えまいか。

★首相・菅義偉の官房長官時代から今日までの発言−「その指摘は当たらない」「答弁を差し控える」「問題ない」のみならず「説明できることとできないことがある」も、政治は二重構造で、表と裏があると国会で堂々と答え、権力側の認定や裁定以外の答えはないという有無を言わさぬ政治の柔軟性や多様性を無視し続けた結果ではないだろうか。こんな政治と態度に慣らされていた国民が、森のストレートな差別的で前近代的な思考に不快感を持つのは当然としても、そう育成され、政治をつかさどる人たちの考えはこんなものという考えを定着させてきた責任は大きい。

★2人に共通するのは、答えは既に1つに決まっていて、それは絶えず政府が言うこと。それが唯一正しい答え。正解なのだ。それを実践してみたのが自民党幹事長・二階俊博だ。森発言を受けたボランティア辞退の動きは「瞬間的」とし、「落ち着いて静かになったら、その人たちの考えもまた変わる」と語った。また「どうしてもお辞めになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加するということにならざるを得ない」と指摘した。落ち着けば解決。代わりはいくらでもいるというようにも聞こえるが、安倍・菅の政治用語にのみ込まれてはいけない。(K)※敬称略


関連記事
二階幹事長、ボランティア辞退は「瞬間的」 五輪巡り(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/897.html




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/114.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 副島隆彦,植草一秀,高橋博彦(著)『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(祥伝社,2012年)
>>http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/102.html#c5
>>http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/102.html#c6
>>http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/102.html#c7
>>http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/102.html#c8


 植草一秀さんの性犯罪歴の有無に関わらず、「新共産主義クラブ」は、この植草一秀さんのブログの記事の内容に賛同いたします。

 植草一秀さんの逮捕と裁判に関しては、陰謀論作家の副島隆彦さん、植草一秀さん、ブログ『神州の泉』を主宰していた悪名高い右翼ブロガーの高橋博彦さんらの共著による、植草一秀さんは無実であるのにも関わらず国策捜査と司法権力によって有罪にされたという立場で上梓された書籍があります。
 

◆ 副島隆彦,植草一秀,高橋博彦(著)『国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る』(祥伝社,2012年)

2009年8月、上告が棄却され東京拘置所に収監された植草一秀氏は、2カ月にわたる服役生活を終えたのち、10月に出所した。本書は植草氏の裁判(2006年の事件)を傍聴しつづけた貴重な記録から、“国策捜査"の構図を検証し、いかに司法権力が凶器と化すか、読者に警鐘を鳴らす。また、公判記録の分析とともに、副島隆彦氏と植草一秀による対論を収録。

https://www.amazon.co.jp/dp/439661425X


http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/115.html

記事 [政治・選挙・NHK279] ANAを直撃! 森会長の女性蔑視発言で五輪スポンサー継続は(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
ANAを直撃! 森会長の女性蔑視発言で五輪スポンサー継続は(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/21/hasan135/msg/151.html



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/116.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 京大・藤井聡教授が完全論破。コロナ「自粛厨」が掲げる3つの大ウソ(まぐまぐニュース)
京大・藤井聡教授が完全論破。コロナ「自粛厨」が掲げる3つの大ウソ
https://www.mag2.com/p/news/486005
2021.02.09 『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』 まぐまぐニュース



新型コロナウイルスの感染拡大予防のためとはいえ、行き過ぎた対応を求める「自粛警察」なる人々の言動が社会問題ともなっています。そんな面々の主張を「間違いだらけの酷い代物」と全否定するのは、京都大学大学院教授の藤井聡さん。藤井さんは自身のメルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』で今回、彼らが挙げる「自粛を必要とする理由」を完全論破しています。

「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語をどうすれば転換できるのか?〜精神病理学に基づく集団的コロナ脳現象へのアプローチ〜

今、世間では、次の様な「物語」が平均的に共有されているようにおもいます。


コロナで医療崩壊の危機が迫る緊急事態になっており、これを回避するには、感染リスクの高い飲酒飲食を自粛することが必要だ。その自粛をより強力に進めるには、緊急事態宣言が効果的。だから、感染者数が目に見えて減るまで緊急事態宣言を続けるべきだ。そうすればまた、コロナを気にせずに普通の生活が始められる。自粛はつらいけど、そういうコロナを気にしないで暮らしができる日が来るまで、我慢して自粛が必要だ。


これはいわば「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語です。

そして、この「物語」が共有されているが故に、


自粛しないヤツがちょっとでも居れば、いつまでたってもコロナは無くならない。その結果、俺たちはずっと我慢して自粛し続けなきゃいけなくなる。真面目に自粛しない奴らは楽しい思いをしてて、俺たちはそいつらのせいでずっと嫌な自粛をさせられる。なんて馬鹿馬鹿しい話だ。自粛しないそんな奴らはホントに悪い奴だ。徹底的に取り締まって、見つけたら徹底的にバッシングしなきゃいけない。そうすれば、皆が真面目に自粛をするようになって、早く自粛生活から逃れられるんだから。


という物語を信じ込む人が大量に存在しています。これはいわば、「自粛警察で取り締まってコロナを早く終わらせよう」物語です。

で、「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語があるからこそ、緊急事態宣言にも、そしてその延期にも国民の大半が賛成しているのです。そして、「自粛警察で取り締まってコロナを早く終わらせよう」物語があるからこそ、自粛警察やそれに準ずるような監視や注意や密告の様な行為が頻発するようになります。さらには、「自粛しなくてもいい」という結論に繋がるような事を言う(当方や京大の宮沢教授や小林よしのり氏のような)人々は、あちこちで激しくバッシングされる事になります。

つまり、今世論でまき起こっている空気は、「物語」が作り上げているのです。

(なお、この物語をつくりだした張本人は、このままだと42万人死ぬぞと世論を脅した西浦という教授やワイドショーに出まくってコロナは怖いぞと同じく脅しまくった岡田という専門家風タレントを代表とするような「専門家」達です。彼等専門家が過剰に煽らなければ、如何にワイドショーやマスコミといえど、ここまで濃密に「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語を作り上げることなど出来なかったはずです。なんせ、ワイドショーやマスコミは素人なので、コロナのことなんて何にも分からないのですから。)

しかしこの物語にはツッコミどころが満載の、科学的実証的に考えれば間違いだらけの酷い代物です。

逐一ツッコミを入れていきましょう。

「コロナで医療崩壊の危機が迫る緊急事態になっており、これを回避するには、感染リスクの高い飲酒飲食を自粛することが必要だ。その自粛をより強力に進めるには、緊急事態宣言が効果的。」

→間違いです。


自粛しなくても、政府がカネをつかって感染症法の規制を緩和すればいくらでもコロナ対応病床が増えて緊急事態が回避できる。しかも、自粛してもしなくても、コロナは感染拡大するときは拡大するし、収束する時は収束している。


その上、第一波も第三波も、収束に転じたピークアウトは、全て、緊急事態宣言とは無関係。宣言前にピークアウトしてるのが実態。さらに言うと、宣言前後で、収束速度が変化した形跡すら認められない。


そしてより決定的なのが、緊急事態宣言エリアとそれ以外とで、感染者数の推移パターンはほぼ同じ、という事実。


これらの諸事実はいずれも、感染収束に対して自粛する意味が十分に存在していない可能性を明確に示すものです。

「だから、感染者数が目に見えて減るまで緊急事態宣言を続けるべきだ。」

→間違いです。

そもそも、宣言と感染者数の因果関係が無い可能性が濃密にある以上、そんな事が言える筈がない。しかも、仮に因果関係があるとしても、今、目にしている感染者数ってのは2週間前に感染した人の数。だから、「目に見えて減るまでやる」なんてやってたら、「2週間も無駄に自粛を人々に強要する」ことになる。だから、(仮に宣言に効果があるとしても)2週間後の感染者数の見込みをベースに(安全度も一定見込みつつ)解除することが必要。

そして何より、自粛や宣言によって、倒産と自殺が増えること「だけ」は「確実」。

つまり、緊急事態宣言は、それによる深刻被害だけは明確にある一方で、効果が無い疑義が濃厚だし、仮にあってもそんな風に感染者数が目に見えて減るまで待ってたら少なくとも2週間も余計に待ちすぎなわけで、感染者数が目に見えて減るまで待つ必要なんて絶対有る筈がない。

「そうすればまた、コロナを気にせずに普通の生活が始められる。自粛はつらいけど、そういうコロナを気にしないで暮らしができる日が来るまで、我慢して自粛が必要だ。」

→間違いです。

コロナを完全に撲滅することなんてできない。風邪が流行る時期にはまた必ず流行る。


だから、どれだけ自粛しようがしなかろうが、コロナを気にしないで暮らせるようになることは、ワクチンが完全普及するか集団免疫がつくか位しないと無理。だから皆で我慢すれば皆でコロナを気にしなくて生活できるようになる、なんて、アホ丸出しの単なる妄想。

…ということで、「皆で自粛してコロナを乗り越えよう」物語なんて、どこからどうツッコミを入れて良いか分からない位、一から十まですべて間違いまくっているのです(大笑)。

まさにいわゆる「コロナ脳問題」は、不条理な集団心理・群集心理であり、集団ヒステリーであり、集団的神経症現象なわけです。つまりそれはもはや、精神病理、精神医学の問題であって、科学の問題ではないのです。

(メルマガ『藤井聡・クライテリオン編集長日記 〜日常風景から語る政治・経済・社会・文化論〜』2021年2月6日配信分より一部抜粋。続きはご購読の上、お楽しみください)

image by: Ned Snowman / Shutterstock.com

藤井聡 この著者の記事一覧

京都大学大学院・工学研究科・都市社会工学専攻教授、京都大学レジリエンス実践ユニット長。1968年生。京都大学卒業後、スウェーデンイエテボリ大学心理学科客員研究員,東京工業大学教授等を経て現職。2012年から2018年まで内閣官房参与。専門は、国土計画・経済政策等の公共政策論.文部科学大臣表彰、日本学術振興会賞等、受賞多数。著書「プライマリーバランス亡国論」「国土学」「凡庸という悪魔」「大衆社会の処方箋」等多数。テレビ、新聞、雑誌等で言論・執筆活動を展開。MXテレビ「東京ホンマもん教室」、朝日放送「正義のミカタ」、関西テレビ「報道ランナー」、KBS京都「藤井聡のあるがままラジオ」等のレギュラー解説者。2018年より表現者クライテリオン編集長。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/117.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <菅首相、ワクチン接種「来週半ば開始」17日にも医療従事者対象―新型コロナ>という記事から考えるワクチン接種
菅首相、ワクチン接種「来週半ば開始」 17日にも医療従事者対象―新型コロナ
2021年02月10日20時24分 時事


菅義偉首相は10日の政府・与党連絡会議で、新型コロナウイルスのワクチン接種について「有効性や安全性を確認した上で、来週半ばには開始する」と述べた。17日を軸に調整する。首相は2日の記者会見で、医療従事者を優先して今月中旬の開始を目指す方針を表明していた。
(中略)
首相は「現場の運営を担う自治体や医師、看護師の協力がぜひとも必要だ。あらゆる努力を尽くして、万全の準備を整えていく」と強調した。その後、日本医師会の中川俊男会長と首相官邸で会談し、ワクチン接種での協力を要請。中川氏は「使命感を持って全面的に協力する覚悟だ」と応じた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021000614&g=pol


上記の記事の通りに、「有効性や安全性を確認した上で、来週半ばから」医療従事者にワクチン接種を開始できるかどうかは、こころもとない。
なにしろ、何もかもがのろく、やる気のない自公政権と、機能不全の厚労省のやることだ。


先日、古いつきあいの内科の先生に(診察室の窓という窓を全部開け放し、診察用の椅子と患者の椅子の距離を取り、机にパーテーションを置き、マスクは5年前か7年前か忘れたが、鳥インフルで診察中着用という指示がでたときからずっとしてるという危険厨の医師である)、
「あれっ、たしか先生はまだワクチン打ってませんよね?」と言うと、「してないよぉぉ」と情け無さそうな顔をしていた。
そして「もうニュース見てると何が何だかわかんなくなっちゃうんだよな」と愚痴る。
ふだんは明るく、愚痴ったことなどない先生なのだが、元気がなかった。この国に生きていたら(しかもメチャクチャな政治家と厚労省の下で)元気もなくなるよねと思った。


コロナが怖い先生は、早くワクチンを打ちたいのではと思うが、もしかしたら彼も、世界的に見ても非常にワクチンが嫌いな日本人の一人なので、特に遺伝子を組み換えたファイザーワクチンなど、身体に入れたくないのかも知れない。


しかし、英国型変異株が広がりつつあり、南ア株の感染者も出ている日本で、私たちはどうしたらいいのか?
そもそもが空港の検疫がザルで(抗原検査は結果はすぐに出るが、精度はPCR検査よりずっとずっと低い)、英国帰りの感染者を見逃してしまったり、何が何でもPCR検査を広めたくない異常なこの国だから、こうなることはわかっていた。


東アジアの「ファクターX」というのは、私はあまり信じていないし(医者だってそれが何なのか実は本当にはわからない)、いずれイギリスと同じように大変なことになるのではないかと思う(日本より人口がずっと少なく約6000万人の英国では、今の段階で約396万人が感染し、11万人以上が死んでいる)。


東アジアの「優等生の国々」が感染を抑えこめたのは、「感染が国中に広がる前に先手を打って」(ここが重要)、徹底隔離と徹底検査をしたからである。
中国はそれを力技でやるが、韓国も中国も一年前にはすでに道路やビルの消毒をしていたし、帰国者は2週間隔離だった。そして台湾は徹底的に、「広がる前に」抑え込んだ。


台湾IT相語る”世界とコロナ”【報道特集】
309,222 回視聴 2021/01/17


上の↑オードリー・タン氏のインタビューを聞いて、羨ましくて涙が出そうになったくらいだ(感染対策だけでなく、何年か前の台湾の学生たちの国会突入を思い出し、弾圧とは反対に、ぐんぐん進歩した台湾に)。


日本の新型コロナウイルス対策はひどすぎるが、一年間ずっとこうなので、もう麻痺してきたという人も多いかも知れない。
感染がややおさまった時期にGO TOでウイルスを国中にばらまくという、非科学的なことをやったドアホな政府。
観光業以外の国民にとっては悪魔の所業にも等しい。観光業者にはちゃんと休業補償金を支払い、PCR検査は誰でも簡単に受けられるようにし、隔離はきちんとさせるというのが正しい政治なのだが。


いま現在、ワールドメーターでは日本の死者は40万人を超え、死者は6000人超えで、世界ワースト37位(数日前より1位あがった、おめでとう)、セルビアとハンガリーという東欧国にはさまれている。
ちなみに中国は83位、韓国は86位(しかし韓国はこのところ毎日数百人単位で増えている)、台湾は184位でこれまでの感染者は900人強、死者はたった9人。
https://www.worldometers.info/coronavirus/


このところ、東京の感染者が減った減ったと騒いでいるが、検査数を二割ほど減らしたとたんに数字が減ったという事実は、みなさんちゃんと知ってますか?
あとは少し自粛の効果が出て来たか、季節的な変遷があるか、あるいは数字が操作されてるかも知れない(私は陰謀論者ではないが、この国はそれをやりかねない。統計がめちゃくちゃだから)。


そして、無能の自公政権が頼みの綱にしているワクチンは遅れに遅れ、83カ国・地域で接種が始まっているのに、日本はまだだ。
詳しい接種状況を知りたい方は下のURLへ飛んで、世界地図やグラフを見て下さい。世界ではすでに1億3千万人以上が接種を受けている。


チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況は 2021年01月20日 公開 2021年02月10日 更新
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/


ちなみに、日本人の多くはワクチンを信用していないので、「打ちたい」人と「打ちたくない」人が、半々くらいのようだ(それでも1ヶ月ほど前の「打ちたい人は6%」という数字からはだいぶ増えたようだが、この数字も適当に聞いておくべきだと思う)。


以下に、新型コロナワクチンについて、わりと重要だと思った動画を紹介しておくので、阿修羅の読者の方々はいろいろ見て、各自、判断して下さい。


新型コロナワクチン接種者が1億人(2021年2月9日)
新型コロナウイルスのワクチンを接種した人が世界で1億人に達したことが、集計で明らかになりました。
オックスフォード大学の研究者などの集計によりますと、世界でワクチンを接種した人の数は今月7日時点で1億157万人になったということです。
1月22日に5,000万人を超えてから半月ほどで1億人に達しました。
国別で接種した人が最も多いのはアメリカで3,158万人、次いで中国3,120万人、イギリスの1,201万人となっています。
また、人口100人当たりの接種回数が多いのは、世界最速のペースで国民への接種を進めるイスラエルで64.2回でした。



新型コロナワクチン接種 見えてきた課題【報道特集】
来月、新型コロナワクチンの接種が開始される予定ですが、数々の課題が浮き彫りになっています。
実際に業務を担う自治体を取材しますと、あいまいな政府の方針に、怒り・困惑の声が聞かれました。
(報道特集 2021年1月30日放送)
○筆者注・世田谷区の保坂区長が出演している。報道特集は取材・報道ともしっかりしているが、2週間前の放送です。



初公開!国産ワクチンの臨床試験[新型コロナ]【news23】
感染防止対策の決め手とされる新型コロナワクチン。その開発は欧米企業が大幅に先行する中、国内メーカーも開発を急いでいます。
その1つ、大手製薬メーカー・塩野義製薬が手がける国産ワクチンの臨床試験の様子が、初めて公開されました。
アメリカやイギリスなど世界66か国で接種が始まっている新型コロナワクチン。
世界で使われているファイザーやアストラゼネカのワクチンは、これまで一度もヒトへのワクチン接種に用いられたことがない技術で作られています。
これに対し、後を追う塩野義は、すでに実績のある「伝統的な手法」をワクチン開発に用いています。
塩野義が用いる「伝統的な手法」とは、「組み換えタンパク」と呼ばれる技術です。
その仕組みは・・・。新型コロナウイルスの表面には、人体が異物と認識する“目印”となる「スパイクたんぱく質」という突起があります。
その遺伝子情報をもとに、遺伝子組み換え技術を使って“目印”となるたんぱく質を人工的に作り出します。それをもとにワクチンを生成。ヒトに投与することで、体内にウイルスを攻撃する「抗体」ができます。
この「抗体」こそが、本物の新型コロナウイルスの感染を防いだり、重症化を防いだりする役割を果たすのです。
特徴は大きく2つ。実績がある手法のため、安全性の面でも副反応が想定しやすい点。そしてもう1つが温度管理しやすいという点です。
↑(説明文から抜粋しました)
○筆者注・塩野義が取り組んでいるワクチンも遺伝子組み換え技術を使っているとはいえ、ファイザーやアストラゼネカとはまったく違うものだと思います。
私もこれなら、積極的に打ってみたいと思います。いつ使えるようになるかはわからないけど。



なお、最後に、「新型コロナウイルスよりワクチンのほうが危険そう」と恐怖する、危険厨の方々の開いた勉強会の動画も添付しておきます。
元製薬会社にお勤めだったという天笠啓祐氏の講義で、ワクチンとは何か、という解説は非常に勉強になりました。
質問者の中に陰謀厨がいますが、天笠氏の話自体は、科学に基づいた、しっかりしたものでした。
この講義で、いま世界で作られている新型コロナ用ワクチンと、従来の製法で作られたワクチンの安全性の違いが詳しく語られています。


20201112 UPLAN 天笠啓祐「感染症利権と新型コロナワクチンの危険性」
U PLAN




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/118.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <速報>森喜朗会長が辞意 12日表明へ 女性蔑視発言で引責(毎日新聞)



森喜朗会長が辞意 12日表明へ 女性蔑視発言で引責
https://mainichi.jp/articles/20210211/k00/00m/050/103000c
毎日新聞 2021年2月11日 12時05分(最終更新 2月11日 12時08分)


日本オリンピック委員会での女性理事を巡る発言について、取材に応じる東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=東京都中央区で2021年2月4日午後2時6分(代表撮影)

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は、女性を蔑視する発言をした責任を取り、会長を辞任する意向を周囲に伝えた。11日、複数の関係者が明らかにした。組織委が12日に開く緊急会合で表明する見通し。

 問題の深刻化を受けて、組織委は12日午後、評議員、理事を集めた合同懇談会を開く。当初は経緯を説明、陳謝し、続投への理解を求める方針だった。だが国内外に反発が広がり、今夏の大会準備への影響も出始めていた。

 発言を受けては、国内外のメディアから「性差別的」と厳しい批判を浴び、SNS(ネット交流サービス)でも辞任を求める声が相次いだ。10日には東京都の小池百合子知事が今月中旬で調整されていた国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長らとの五輪に向けたトップ級の4者協議を「今ここで開いても、あまりポジティブな発信にはならないんじゃないか」と述べ、欠席する意向を表明。野党4党は森氏の辞任を菅義偉首相に迫る考えで一致していた。


女性を巡る自身の発言について、取材に応じる東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長=東京都中央区で2021年2月4日午後2時15分(代表撮影)

 森氏は3日に東京都内で開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、以前会長を務めていた日本ラグビー協会を例に出して「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、波紋を広げた。4日には東京都内で記者会見を開き、「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と発言を撤回し、陳謝する一方、会長職の辞任は否定した。それでも「面白おかしくしたいから聞いてるんだろう」と声を荒らげる様子は「逆ギレ会見」とさらなる批判を招いた。

 IOCなどは森氏の発言撤回を受け、4日に「この問題は終わった」と早期の事態収束を図った。だが9日には「全く不適切で、(男女平等を目指す)IOCの公約にも反している」と改めて声明を出した。

 SNSでは、政府や東京都、組織委宛てに森氏の処遇の検討などを求める署名活動が展開され、日本に駐在する各国の大使館などは「沈黙しないで」と呼び掛けた。米紙ニューヨーク・タイムズなどの海外メディアも対応を疑問視する論調が相次ぎ、ロイター通信は「発言への批判は衰える気配を見せない」と伝えていた。

 森氏は4日の会見前に毎日新聞の取材を受け、「元々、会長職に未練はなかった」と辞任する意向を語っていた。組織委幹部の慰留などを受け、思いとどまったという。だが、新型コロナウイルスの感染状況の悪化が続く中、発言に対する批判は五輪開催へのさらなる逆風となり、会長職の辞任は避けられない情勢となった。

 森氏は東京五輪招致委員会の評議会議長として招致に関わり、2014年1月の組織委発足時から会長を務めてきた。【小林悠太、村上正】



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/119.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 清和会の罪<本澤二郎の「日本の風景」(3991)<「日本を奈落の底に突き落とした清和会」に非難の渦>
清和会の罪<本澤二郎の「日本の風景」(3991)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28020726.html
2021年02月11日 jlj0011のblog


<「日本を奈落の底に突き落とした清和会」に非難の渦>

 犯罪首相が退陣してくれて、ほっとしていたら、今度は五輪組織委員会の仲間の森喜朗が、内外で女性差別・蔑視発言表面化で、話題の中心人物となって、沈没寸前である。昨日の2月10日、清和会OBが電話をしてきて「怒り狂う毎日だ」と激しく清和会暴政をこき下ろした。

 彼の本心からの怒りは「日本を奈落の底に突き落とした清和会」が原因。腸(はらわた)から絞り上げるような、悲壮な声でいうものだから、感度の鈍いジャーナリストも頷くほかなかった。

 奈落の底とは、地獄の底、這いあがることが出来ない底の底のことである。

 その最初の道案内役がサメの脳みそで、今話題の人物。そこから小泉純一郎を経由して、安倍晋三に継承された。総括すると、もはや修復も回復も出来ない、奈落の底に突き落とされた日本である。

 清和会OBの苦渋に満ちた怒りを共有できる国民は、決して少なくはないだろう。トランプによって人々がズタズタにされたアメリカは、バイデン誕生で再生の機会を手にすることが出来るかもしれないが、日本は絶望的の菅義偉である。

 じりじりと痛めつけられていく年金生活者、非正規・契約社員は、低賃金と首切り不安を抱えながらの暗闇人生が、これからも継続してゆく可能性が大きい。他方で、超金融緩和政策を継続する、日銀の黒田による133万世帯への株投棄バブルの超格差社会である。

 そういえば、後輩の群馬県知事の山本一太が、清和会大先輩のはずの森の首に鈴をつけている。彼と一度だけ会ったことがあるが、彼が安倍に心酔してることを吐いたので、二度と会うのを止めてしまった。しかし、彼も清和会人間として、永田町から逃げ出して、覚醒してくれたのだ。歓迎したい。

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言を巡り、群馬県の山本一太知事は10日、記者団の取材に、「発言は日本のイメージを極めて悪化させた。思い切って会長を辞任されたほうがいい」と語った。 (毎日)

<清和会は神道の男女差別・人権軽視の日本会議・神の国信者?>

 神社神道は、戦前の国家神道として若者を侵略戦争に狩り出し、いまだに反省も謝罪もしていない、著名な歴史学者の言葉を借りると「原始宗教に毛が生えた程度のお祓い天皇教(カルト)」でしかない。

 男女平等を説く仏教と異なる。したがって、専門家の中には「清和会の人間は、男女差別・人権軽視の日本会議・神の国信仰で知られる」とも評している。

 その代表的な人物が、森喜朗ということになる。今回の五輪組織委員会での女性蔑視発言は、日ごろの感情が自然に露呈したにすぎない、とも指摘されるゆえんだ。要するに、明治の廃仏毀釈運動の結果、国家神道を手にいれた神社神道の流れそのものという。

<「神の国の森喜朗から、靖国参拝の小泉純一郎」へ>

 あえて言うと、皇族や宮内庁にも付着している。神主の天下とも呼べそうで、女性である巫女(みこ)は、怪しげな飾り物でしかないようだ。

 国家神道から神社本庁に姿を変えた日本会議の政(まつりごと)に対抗したのが、民主主義者の護憲リベラルの宏池会・加藤紘一だった。森打倒に走ったが、清和会神社連合に封じ込まれて、敗退してしまった。

 政権は、小泉純一郎の天下となったが、伊勢神宮などと共に、日本会議の象徴の一つである靖国神社を繰り返し参拝して、神道政治を敢行した。

 小泉内閣の女性起用は、飾り物であって、真の人材登用ではなかった。現に、それを嫌う田中真紀子外相は、更迭される運命にあった。彼女は、米国で民主主義を学んでいるため、神がかりの清和会に屈服しなかった。

<「郵政をハゲタカに貢いだ後、大馬鹿ナショナリスト・安倍晋三」>

 隣国との外交を破綻させた小泉外交は、対韓外交を破綻させた安倍晋三と共通している。神主政治の特徴は、戦前は大英帝国とヒトラーだったが、戦後はワシントンの属国化を良しとする。

 その餌食にされたのが郵政で、とうとう民営化を強いられ、米国のハゲタカへの貢ぎ物にされた。画策した人物の筆頭は小泉だが、彼を引っ張った悪党は、東芝の西室泰三と竹中平蔵だった。西室は、その後、東証社長を経て、日本郵政社長に就任、郵政崩壊に手を突っ込んだ。小泉と西室は、慶応の先輩後輩の関係だった。

 世の中、世界の趨勢を見極められなかった人物の後継者が、さらに人間の屑のような、薄っぺら人間の安倍だった。薩摩の田布施と長州の田布施という、不可解な闇のつながりがある?

 A級戦犯の岸信介の孫である。国粋主義者で口を開けば、改憲軍拡が口から吐き出して恥じない。トランプの家来になって、米国の軍需産業を肥え太らせて、日本の財政を小泉以上に痛めつけた。この片棒を担いだ公明党創価学会を「大衆の敵」と断罪した、沖縄の野原善正と木更津の戦争遺児は、真っ当な判断である。

<財政再建不可能で、国民が油断すると戦争も>

 財政再建は、もはや不可能であろう。今後、数世紀かけても、健全な日本財政の回復再建は絶望的である。

 日銀の黒田の大馬鹿を活用して、円を紙切れにしようと必死の悪政は、今も継続している。ひたすら財閥1%に貢ぐような株高政策で、人々の目を狂わせている。それを菅も継承して恥じない。

 トランプとの密約は、なんと台湾防衛である。中国との軍事衝突を予見するような日本の軍拡を、引退した後も実弟の岸信夫に委ねている。

 アジア版NATOを画策する「インド太平洋戦略」にトランプを巻き込んだ安倍は、まさに戦争屋に恥じない危険人物、と懸念する声も聞こえてきている。

 大ピンチの日本丸の生き延びる道はただ一つしかない。日本国憲法を定着させることである。困窮時になすべき第一は、武器弾薬を捨てることである。軍艦を沈めて、帆船航海に切り替えるのである。

<与野党が駄目なら無党派層が立ち上がるしかない!>

 国民は野党に期待をかけているが、なかなか難しいとの認識も抱いている。

 清和会OBの大胆な提言は、国民の4割、5割、6割を占める無党派による決起しかない、と叫んでいる。清和会と共に歩んできた人物が、正義の士に生まれ変わった結果の政治判断なのであろうか。

 彼らをどう覚醒させるのか。清和会を総括すれば、無党派は必ず立ち上がると信じている。まともな清和会OB人間が、いま鬼滅の刃に変身している!奈落の底に突き落とされた人間の、最後の戦いというのであろうか。

2021年2月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/120.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 森騒動は5輪中止のシナリオ 

※2021年2月11日 日刊スポーツ1面トップ 紙面クリック拡大




森騒動は5輪中止のシナリオ
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51992371.html
2021年02月11日 自民党的政治のパンツを剥ぐ ※本日、早朝の記事です


森ネタは 普段にシャベリを切り取ったにすぎない
ものが

何者かが波紋にエネルギーを与え
今では国際騒動となり 森会長報道裁判と化した

***

考えてみて欲しい 奇妙な符号を

@電通は森と組んでいる
A電通はバッハと組んでいる
B電通はバッハ一家の構成員にカネを動かした
C電通・読売は日本の黒幕たちの黒幕だ
D文春がらみの大騒動は黒幕たちの黒幕劇場
Eフジサンケイは世論調査を捏造する意図は電通礼賛

あと2週間で5輪絶壁となる3月です

東京都知事・アベスカ政権が逃げ
東京5輪を抱いたまま森会長が中止責任をとり
辞任する

訳わからず読売新聞&電通傘下マスコミが
石破パージ スガマジックショーの際
フジサンケイは捏造世論調査・他社は意図的世論調査

その次となったのが
森5輪 埋没劇場です
みなさんは今ショーを観劇し洗脳されつつあるのです

かんじんの小池知事は首脳会議欠席だと逃げ足はやい
東京五輪中止を暗示?IOCツイッターが「北京五輪」変更



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/121.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 政府が関わる会議には都合のいい結論が…そんなのは茶番だ 三枝成彰の中高年革命(日刊ゲンダイ)



政府が関わる会議には都合のいい結論が…そんなのは茶番だ 三枝成彰の中高年革命
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284880
2021/02/06 日刊ゲンダイ


緊急事態宣言の延長方針を巡る諮問委員会で、あいさつする西村経済再生相(C)共同通信社

 菅総理が緊急事態宣言の解除の1カ月延長を決めた。政府は今回の延長について、諮問委員会を開いて検討を行い、決定したという。

 もっとも政府が関わる会議は、すべて事前に国にとって都合のいい結論が用意されていると思ったほうがいい。「広く国民一般の意見を聞いた」という既成事実が欲しいだけなのだ。会議が開かれる前に、役人はすでにその後の対応に向けて動き出している。

 あくまで私の想像だが、今回の会議も、形だけのものだったのだろう。そこには本当の意味での自由な議論などない。すべては結論ありきの茶番ではないか。

 先日、議事録がすっぱ抜かれたコロナ感染症法の改正をめぐる厚労省の専門部会を見ても、そのことは明らかだ。入院を拒否した感染者への罰則を設けるのに賛成した委員は18人中わずか3人。残る8人が反対、慎重論が3人だったにもかかわらず、部会長(国立感染症研究所の脇田隆字氏)による「提案された方針でよしとする」という結論で打ち切られたという。

 だいたい有識者会議の議長は、政府と同じ意見を持つ人が選ばれるものだ。だから実際はただの司会進行役にすぎず、すべては出来レースなのである。政府はただ、「この問題に関して各界の有識者の意見を聞いた」という事実を記録に残したいだけで、結論は会議が行われる前にすでに決めている。

 つまり緊急事態宣言解除の延長は、会議の前に、政府や与野党のトップ、そして内閣府の高級官僚たちの腹のなかでは決まっていたということだ。委員会の議論にしても、政府が定めた“台本”にしたがって行われたとしか思えない。

 かつて私も、政府が設けた有識者会議や諮問委員会のメンバーに選ばれたことがあった。そういう会議には進行台本がある。議長には事前にそれが渡され、「当日はこの流れでお願いします」とクギを刺される。

 きっと来年にでも、政府は「コロナ増税」を考えているだろう。そこでも結論ありきの茶番会議が開かれ、事前に用意した答えが発表されるに違いない。

 3・11の被災地支援のための復興特別所得税(2・1%)が、沖縄の道路建設など本来の目的以外に使われていたという事実をみな忘れてはいないか? 近い将来にも同じことが起こる可能性が高い。昨年の10万円給付も財源は税金だ。政府はきっとその穴埋めに増税をするだろう。

 最近の株の値上がりも、低い金利によって金持ちが売り買いを重ねているから起きていることで、世界にはお金が余っている。だが、本当に困っている人たちにお金は回ってこない。

 コロナで困窮している人にお金を配るのは賛成だ。だが、返済の義務のある貸し付けはいけない。感染の影響で苦しむ人にさらなる借金を背負わせ、搾り取った税金をコロナからの復興のためではなく、道路の整備や防衛費に使われてはたまらない。



三枝成彰 作曲家
1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2020年、文化功労者顕彰を受ける。




http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/122.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 橋下徹氏、小池知事の4者会議欠席が「森会長辞任の決定打。見事な政治的態度、振る舞い」(スポーツ報知)

※2021年2月11日 スポーツ報知22面 紙面クリック拡大


橋下徹氏、小池知事の4者会議欠席が「森会長辞任の決定打。見事な政治的態度、振る舞い」
https://hochi.news/articles/20210211-OHT1T50106.html
2021年2月11日 15時4分 スポーツ報知


橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が11日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・午後1時55分)に生出演。女性蔑視ともとれる発言で進退問題が浮上していた東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が辞任の意向を与党幹部らに伝達したことについて、コメントした。

 森会長辞任の動きの裏で近く開催予定の東京五輪のトップ級4者会談について、東京都の小池百合子知事(68)が「今はポジティブな発信にならないと思うので私は出席することはない」と欠席の意向を明かしていることについて、橋下氏は「最高の政治的態度、振る舞い。身震いするほどです。こういうやり方があるのかと」と、まずコメント。

 その上で「東京のコメンテーターはみんな『小池さん、逃げた』とか言うけど、小池さんを逃げたと言っているのは、5流のコメンテーターですよ」と発言。

 宮根誠司キャスター(57)が「八代英輝とかでしょ?」と実名を出すと、「名前を言わないの! 八代さん、僕は言ってないですからね」と苦笑した上で「逃げたと一見、表面的には見えるんですが、女性である小池さんがガツンと森さんに言って引導を渡すべきじゃないかという適当なコメントをしていたんですよ、コメンテーターとして」と続けた。

 その上で「僕は真っ正面から行く方なので、森さん、辞めなさいと正面から言うやり方。これだとお互い醜くなるし、場合によっては意地になって辞めないかも分からない。それに対して、会議欠席って…。東京都はオリンピックの主催者ですよ。それを欠席すると言うことはある意味、小池さんは『オリンピックやめてもいいんですよ』という覚悟をIOCにもJOCにも示したわけですよ。これが(辞任への)決定打ですよ。すごい政治的な態度、振る舞いですね」と感心していた。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/123.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 萩生田文科相は学校教育で逆ギレ推奨?(植草一秀の『知られざる真実』)
萩生田文科相は学校教育で逆ギレ推奨?
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-218585.html
2021年2月10日 植草一秀の『知られざる真実』


東京五輪組織委の森喜朗会長の引責辞任が確定的になった。

極めて対応が遅い。

2月4日の時点で辞任の意思を固めていたのであれば辞意を表明すればよかったはずだ。

辞意を固めたが回りに遺留されたというのは自分で作った居座りの口実に過ぎない。

出処進退は自分で決する。

これが基本。

周囲に何かを言われて撤回するのは職を辞する決意がなかったことの表明だ。

体裁を取り繕ろってポストにしがみつく姿が醜悪だ。

ハフポスト日本版は森氏の過去の発言について以下の二例を取り上げた。

https://bit.ly/3p0wQAo

毎日新聞などによると、森氏は2003年6月に鹿児島市内で開催された公開討論会で少子化に言及し、

「子どもを一人もつくらない女性が、好き勝手とは言っちゃいかんけど、まさに自由を謳歌して楽しんで、年取って税金で面倒見なさいちゅうのは、本当はおかしい」

と発言したという。

子どものいない女性を問題視するかのような暴言。

朝日新聞2007年7月12日朝刊が、森氏が富山市内で講演した際に、新幹線の新駅建設を「もったいない」とした嘉田由紀子・滋賀県知事(当時)に対して

「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭いなあ」

などと発言したと報じたことを伝えた。

今回の発言は言い間違いではない。

森氏の考えを述べたもの。

本人はなぜ問題になっているのか理解できないのだろう。

謝罪会見でも反省の姿勢は見られなかった。

典型的な「逆ギレ」会見。

森氏の発言が五輪憲章にあるオリンピズムの根本原則に反していることは明白。

このことで、世界中からの森氏への批判が沸騰している。

本ブログ、メルマガで利権追求のIOCがこの問題に蓋をするならIOCが批判の対象になると指摘した。

指摘が届いたのかどうかは分からないが、IOCが態度を翻して森氏発言を「完全に不適切」とする見解を公表した。

東京五輪が女性差別主義者によって統率されているとの理解が世界に広がった。

森氏の引責辞任は回避しようがない。

2月12日の組織委員会会合で森氏の辞任と後任会長の選出が行われることになる可能性が高い。

この騒動のなかで組織委員会、菅内閣、自民党の対応があまりにも遅い。

これらの組織がすべて森氏と基本的な考え方を共有していることが背景だ。

問題の重大性をまったく認識できていない。

菅内閣の萩生田光一文科相は次のように発言した。

「『反省していないのではないか』という識者の意見もあるが、森氏の性格というか、今までの振る舞いで、最も反省しているときに逆にあのような態度を取るのではないか」

驚きの発言。

森氏「謝罪」会見の動画を閲覧した上での発言だとしたらなおさらだ。

「最も反省しているときに逆にあのような態度を取るのではないか」

と萩生田氏が考えるとして、萩生田氏は学校教育を司る文科相の長として、その考えを学校教育の場に適用する考えを有しているのか。

過ちを犯して、その過ちを認めて反省して謝罪する。

謝罪は謝罪が謝罪として受け止められなければ意味がない。

そのために謝罪には謝罪の流儀がある。

「逆ギレ」して悪態をつくことを「最も反省しているときに取る態度」として認めることを普遍的に適用する考えがあるのか。

森氏が清和政策研究会(細田派)の重鎮であるから媚びを売っているだけに過ぎないのではないか。

自分の利害得失、損得を優先して正論を述べることができない、正論を述べない、男社会の醜悪さを鮮明に示している。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/124.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 白い服での抗議に野田聖子「私はしない・言葉が仕事」しょせん言い訳(まるこ姫の独り言)
白い服での抗議に野田聖子「私はしない・言葉が仕事」しょせん言い訳
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2021/02/post-55b278.html
2021.02.11 まるこ姫の独り言


最近、自民党の男性議員の中に埋もれてしまって、まったく存在感が無くなってしまった野田聖子。

女性蔑視発言の森会長に対しても、自民党からいち早く女性議員の声が上がるかと思っていたが、みんなダンマリで、誰一人声を上げてこなかった。

ようやく声を上げたかと思ったら野党の女性議員が白い服を着て森に抗議をした行為を、厭味ったらしく「私はしない。言葉が仕事」

しないと言うより、自民党の女性議員としては男性議員に配慮してできないと違うのかしら。

多分、自民党の女性議員が男性に批判的な声を上げたら、出世できない。

しかしいくら保守でも、ダメなものはダメと発信しないと。

かつて、次期総理候補と言われた野田聖子をもってしても、森や二階に何も言えないようだ。

やはり自民党では女性が自立して活躍はできないと言う事か。

野田聖子氏 白い服での抗議に「私はしない。言葉が仕事」と冷ややか
             2/10(水) 14:57配信 FNNプライムオンライン

>東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の発言に対する野党女性議員の白い服を着ての抗議について、自民党の野田聖子幹事長代行が「言葉の積み重ねが国会議員の仕事だ。自由だと思うが私はしない」と冷ややかにコメントした。

負け惜しみじゃないの?

言葉でどんなに立派な仕事をしたのか知らないが、野田聖子の存在感は個人的には薄かったと思っている。

二階の森擁護発言の時も野田聖子は横にいた。



「二階幹事長 取り巻き」で検索掛けたら、画像が出るわ出るわ。

二階幹事長の隣にはほとんど野田聖子の姿が。。

私が知らないだけで、二階のそばに野田聖子は、日常茶飯事なのかもしれない。

あれでは、二階の発言を否定できないだろうし、白い服での抗議なんてもってのほかだ。

むしろ、虎の威を借る狐に見えて仕方がない。

だから、「言葉が仕事」としか言いようがないのだろうが、「言葉が仕事」なら、臆せず二階に進言してほしかった。
いや!二階が発言している時に、止めなければいけなかったのだ。

時期女性総理候補と言われた野田聖子が、今では二階の取り巻きにでもなったかのように金魚の糞状態は、本当にがっかりだ。

しかし結構な人数で二階を囲んでいたが、政府が三密を控えようとお願いをしているのに、自分たち議員はしっかり密状態で、変だと思わないのだろうか。

大人数での会食をしないように呼びかけたそのすぐあとで、8人会食を平気でやったり、嘘ついてクラブをハシゴしたり、三密を避けるようにお願いしている側が究極の三密状態。

矛盾した事ばっかりやっている。

これでは、国民の反発は買う事はあっても、政府への信頼性はどんどんなくなってくる



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/125.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 山本太郎氏が出馬も「選択肢として」参院広島補選(日刊スポーツ)
山本太郎氏が出馬も「選択肢として」参院広島補選
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202102110000417.html
2021年2月11日15時6分 日刊スポーツ


山本太郎代表(20年1月撮影)

れいわ新撰組の山本太郎代表が、参院広島補選(4月25日投開票)に出馬する可能性を表明した。

11日午後、山本氏は広島市で会見し、参院広島補選に公認候補を公募して擁立することを発表した。11日から28日まで公募を行い、その後に選考を行う。

だが、最終的に候補者が決定しなかった場合に「山本太郎が候補者になる、ということに関しては可能性はないとはいえない。選択肢としては排除しない」と明言した。また現時点での野党共闘は白紙とした。



れいわが候補者公募 山本代表「新しい選択肢を示す必要」【再選挙4・25参院広島】
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=726239&comment_sub_id=0&category_id=256
2021/2/11 17:47 中国新聞


参院広島選挙区の再選挙で候補者を擁立する方針を表明する山本代表(広島市南区)

 れいわ新選組の山本太郎代表は11日、広島市南区で記者会見し、河井案里元参院議員の当選無効に伴う参院選広島選挙区の再選挙(4月8日告示、25日投開票)で候補者を立てる方針を明らかにした。同日に候補者の全国公募を始めた。立てたい候補者がいない場合に、自身が立候補する選択肢を否定しなかった。

 山本代表は、案里氏が公選法違反罪で有罪となった2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件に触れ「民主主義を根底から覆された。新しい選択肢を示す必要がある」と語った。再選挙での野党側の勝利が、政権交代へ重要との認識も示した。

 求める候補者像を「生きているだけで価値のある社会をつくる気概を持ち、大胆な財政出動をする考えの人」と説明。これにかなう候補者が現れなかった場合には「山本太郎が候補者になる可能性はないとは言えない」と述べた。一方、野党共闘も排除しなかった。

 公募は今月28日まで受け付ける。山本代表たちが書類審査と面接で選考する。(岡田浩平)








サブ配信 山本太郎 (れいわ新選組 代表) 記者会見 広島市






http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/126.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 森喜朗は辞任でも「となりの森さん」は二階幹事長、秋元康などまだたくさん…ブラマヨ吉田、ほんこん、高須院長らは森批判を攻撃(リテラ)
森喜朗は辞任でも「となりの森さん」は二階幹事長、秋元康などまだたくさん…ブラマヨ吉田、ほんこん、高須院長らは森批判を攻撃
https://lite-ra.com/2021/02/post-5791.html
2021.02.11 森喜朗辞任でも「となりの森さん」二階幹事長、秋元康 リテラ

    
    東京2020オリンピック公式ウェブサイトより

 性差別発言が飛び出して8日経った本日11日、やっと東京五輪組織委員会の森喜朗会長が辞意を固めたという。本来、差別発言をおこなった段階で一発アウトの問題であるというのに、辞任が決まるまでここまで時間を要したこと自体、異常だと言うほかない。

 そして、その背景にあったのは、森会長本人だけではなく、森会長と同じように差別を差別だと認識しない組織委や政治家たち、マスコミに登場する有名人たちの擁護があったからだ。

 そもそも、森会長が辞意を固めるにいたったのは、反省したわけでも、女性たちの抗議の声を受け止めたわけでもなく、森会長の“逆ギレ会見”後に「森会長は謝罪した。この問題は終了と考えている」とコメントを発表していた国際オリンピック委員会(IOC)が9日になって姿勢を一転させ、「発言は極めて不適切で、IOCが取り組む改革や決意と矛盾する」と公表したためだ。IOCが方針転換させたのは最上位のスポンサーから抗議を受けた結果で、国際的なスポンサーがそのように反応したのは女性たちからあがる抗議や差別の問題を無視しなかったからこそだが、森会長や組織委は直接、女性たちの抗議を受け止めたわけではない。

 現に“逆ギレ会見”で森会長は何の反省も見せず、自分の発言の差別性をまったく理解していないことを露呈させたが、〈組織委はその後も森氏を擁護する声明を出すようIOCに求めた〉といい、IOCからは「組織が持たない」と断られていたという(毎日新聞11日付)。ようするに、IOCさえ味方につければ押し切れると踏んでいたのだ。

 押し切れると考えていたのは菅義偉首相も同じだ。菅首相は組織委が公益財団法人であることを理由に「内閣総理大臣にその権限はない」「そうした主張をすることはできない」と辞任を要求することを拒否。日本学術会議の問題では総理の任命権は形式的なものであるというこれまでの政府解釈を無視して任命拒否しておきながらよく言うよ、という話だが、菅首相は森会長に辞任を促す発言さえもしなかったのだ。

 しかも、森会長が辞任したからといって、女性差別の問題はなかったことにはならない。むしろ、1週間以上も森会長をのさばらせたことからもわかるように、この国には森会長のような女性に対する差別的な考えを持つ人物が山ほどおり、この間、それが可視化されていったというべきだ。

 実際、そうした指摘を鈴木紗理奈がおこなっていた。7日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS)で、鈴木は「私は辞任すべきだと思っている」とした上で、こう語っていた。

「(森会長に辞任を)まわりの人も言えない状況、なぜなら私のいる世界にも、どの世界にも“森さん”いらっしゃるんです。どこにも森はあって、女性だったらたぶん生きてて、それぞれの世界で感じてるけど、いま実際、そういう方たちが力を持っていて、そういう方たちが積み上げたなかで活躍させてもらってたら、ものが言えないです。だから私、きょう掃かれる勢いできたんですけども」

■秋元康、松本人志…芸能界にも「となりの森さん」だらけ

 森会長は“逆ギレ会見”で「邪魔な老害、粗大ごみなら掃いて」などと述べていたが、組織委トップで自民党の最大派閥・細田派をはじめ政界に多大な影響力を誇る森会長を「掃ける」人間などこの国にはいない。逆に、女性芸能人が森会長を非難することにこそ、「掃かれる」覚悟を持たなくてはならないのが現実なのだ。それは、どんな業界や職場でも、組織や町内にも、「女は○○だから」などと言い出す力を持った男性=「となりの森さん」が、女性たちを押さえつけようとしている状況だからだ。

 たとえば、自民党の二階俊博幹事長は五輪ボランティアの辞退が相次いでいることに対して「瞬間的に協力できないとおっしゃったんだと思うが、落ち着いて静かになったら考えもまた変わるだろう」「どうしてもお辞めになりたいということだったら、ボランティアを募集する、追加する」と発言した。つまり、「性差別は許せない」「それを容認する組織でボランティアはできない」という判断は「瞬間的」なもの=冷静ではないいっときの感情であり、その上「変わりはいる」と一蹴したのだ。

 辞退したボランティアには男性もいるはずだが、しかし、二階幹事長の発言には「女は感情的」「女は冷静な判断ができない」という、これまでさんざん繰り返されてきた性差別の台詞が重なり合う。「女は感情的」と言われ、論理的な説明や批判をおこなえば「可愛げがない」と言われる光景は政界でも何度も繰り返されてきたものだが、これも結局は「わきまえているかどうかを決めるのは男」という森会長の態度と同じ男性の権力性、男性支配体制を示すものだ(森会長が謝罪会見で逆ギレしても、麻生太郎財務相が記者に悪態をついても、「感情的」などとは一切言われない)。

 しかも、10日の政府与党連会議後の会見では、二階幹事長に代わって野田聖子幹事長代行が会見をおこなったが、そこで二階幹事長の「瞬間的」発言について問われた野田幹事長代行は「言い間違いというか、うまく伝えられなかったのではないか」などとコメント。「力を積み上げた男性のなかで活躍させてもらってたら、ものが言えない」という鈴木紗理奈の言葉がオーバーラップするかのようだ。

 もちろん、「森さん」がいるのは政界だけではなく、鈴木紗理奈が体験的に語った芸能界にもたくさんいる。

 たとえば秋元康は〈女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい〉(HKT48「アインシュタインよりディアナ・アグロン」)とか〈定期的に恋をしないとね 劣化していくよ 蜘蛛の巣ほら張ってるよ〉(NM B48「恋を急げ」)など数多くの歌詞が女性蔑視であると批判を受けてきたし、AKBビジネスをめぐっては欧米メディアから「性的搾取に関与」などと批判されたことさえある。にもかかわらず、こんな女性蔑視まるだしの人物が、東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事を務めているのだ。

 また、松本人志なども、これまで、「好きな人ができたら女はおもしろくなくなる」という差別まるだしの発言をしたり、「我々はセクハラ込みでトークするお仕事」と開き直ったり、セクハラ被害を受けた女性の声を封じ込めようとしたり、抑圧するのが当然であるかのような発言を繰り返してきた。

■ブラマヨ吉田は「コロナのイライラをぶつけている」 高須院長は「五輪はもともと女人禁制」

 しかも、暗澹とさせられるのは、今回の問題が起きてもなお、こうした権力関係に気づかず、逆に無理やりな理屈で森発言を擁護し、森批判を封じ込めようという輩が多数出てきていることだ。

 本サイトでは、橋下徹氏が「実行力では森さんしかいない」などと擁護してきたことを伝えたが、もっとひどかったのがブラックマヨネーズの吉田敬。吉田は9日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ)で、「男でも話が長い人はいるし、(森会長は)何を言っているのかなとは思ったが『差別だ』とまではいかなかった」と言い、「(森会長は、組織委の)『女性が言うことは的を射ている』とまで言っている。そこは全然流れず『おかしい、辞めろ』とまでいくのはコロナのイライラをぶつけているのではないか」と述べたのだ。

 森発言は「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」「女性を必ずしも数を増やしていく場合は、発言の時間をある程度、規制をしていかないと」という意思決定の場から女性を排除しようとする正真正銘の女性差別発言であり、吉田がこれを「差別」だと受け取れないのはたんに差別に対する意識が低いだけだ。しかも、森会長は「的を射ている」と言う前に「みんなわきまえておられて」と口にしているように女を選別していることを露呈させているだけで、当然、その部分を含めて抗議の声はあがっている。それを差別を容認する自分の意識の低さからくる読解力のなさを棚に上げて、「切り取りだ」と言わんばかりに吠え、挙げ句「コロナのイライラをぶつけている」と言うのは、差別に暴論を塗り重ねているだけではないか。

 まったく頭がクラクラしてくるが、しかし、このコメントが地上波の昼どきのワイドショーで平然と全国に流れるのが、この国の置かれた状況なのだ。

 無論、このような意見は吉田だけのものではない。同じ吉本芸人のほんこんも、8日に〈森会長を批判している方は全文読んだのかな?〉とツイートし、この投稿には1.8万もの「いいね」がついている。さらに、高須クリニックの高須克弥院長も、7日に〈もともとオリンピックは女人禁制だったのに…。森会長はお気の毒だと思います。もういじめるのは止めてください。なう〉と投稿。8日には、森会長に処遇の検討を求めるネット署名がその時点で13万筆を超えたというニュースに対し、〈愛知県では『43万筆の大村知事リコール署名に不正の疑い』を報道しているのに、この森会長に抗議する13万人の署名が正確かのように報道する姿勢に皆さんが疑問を感じないのは不思議です。何故かな?〉などとツイートをおこなっている。

 Change.orgでのネット署名は公的にも法的にも効力はないもので、あくまで草の根の声を届ける手段としてとられているものだが、不正には罰則も科されるなど選挙と同等の公的法的効力のある厳正なリコール署名と並べたうえ、しかも選挙管理委員会が不正を公表するという重大事に発展している問題の当事者が、森会長の署名報道に根拠もなくいちゃもんをつける……。このように、直球の性差別発言を非難しただけで、「全文読め」だの「切り取り」だの「署名が正確かどうかわからない」だのと批判されてしまうのである。

■湧き出てくる擁護や問題のすり替え、そして「批判すること」への批判

 さらに、今回の森発言は、組織内で一定割合の女性を任用する「クオーター制」とも関係する話だが、とくに日本が指摘されているのが女性国会議員の少なさだ。そして、森発言を受け、野党のおもに女性議員たちが抗議の意を示すべく、アメリカで女性の参政権運動を象徴する白のジャケットや花を身に着けたが、これに舛添要一・元東京都知事が〈失笑を禁じえない。国会は言論の府であって、パフォーマンスの府ではない。五輪の利権の構造などをきちんと調査して、森会長が辞任できない背景に議論で迫ったらどうか〉などと批判。ネトウヨたちも「野党はパフォーマンスばっかり」「それよりウイグル問題に声をあげるべき」などとお得意の“ウイグル話法”を繰り出している。

 東京五輪組織委のトップがおこなった性差別発言に対して声をあげ、辞任すべきと当然の批判をおこなっただけで、とめどもなく湧き出てくる擁護や問題のすり替え、そして「批判すること」への批判……。もちろん、これはテレビやネット空間だけの問題ではない。森会長と同じように、これがなぜ性差別かさえ理解しようとしない男性、あるいは男性の特権的な考えを内面化させてしまった女性といった「となりの森さん」がこの社会のなかには数多くいて、女性を抑えつけている。それが現状だということだ。

 こうした社会を変えていくには、まず政治やメディアの報道が変わっていく必要があることは言うまでもない。しかし、森会長の肩を持ってきた政権与党の姿勢は言わずもがな、森会長問題を熱心に取り上げてきたメディアにしても、いまだに「女性蔑視と受け取れる発言」(NHK)「女性に対する不適切な発言」(読売新聞)などと伝え、「差別発言」だと表現しようとはしない。

 繰り返すが、森会長が辞任しただけでは、この問題は終わったことにはならない。この社会でまかり通っている性差別、それに対する鈍感さ、差別だと声をあげる者を攻撃する封じ込める動きというものを、むしろ今回うんざりするほどまざまざと見せつけられた。この「地獄」を変えるためにも、卑劣な者たちに怯むことなく声をあげてゆくしかないのだ。

(編集部)



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/127.html

記事 [政治・選挙・NHK279] <国民は本質を見抜いている>世論が望んでいるのは森・菅ダブル辞任と五輪中止(日刊ゲンダイ)

※2021年2月10日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大



※2021年2月10日 日刊ゲンダイ2面




※文字起こし

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性差別発言への批判は、一向に収まる気配がない。

 形ばかりではあったが森が発言を撤回・謝罪したことで、一度は「問題は解決済み」と不問に付した国際オリンピック委員会(IOC)も9日、新たな声明を発表。「発言は完全に不適切」「IOCの取り組みと矛盾する」と言い出した。日本国内だけでなく、国際社会も巻き込んで高まる批判の声に抗しきれなくなったのだろう。

 それなのに、「余人をもって代えがたい」とか言って、相変わらず森を擁護しているのが政府・与党のメンメンだ。

 森の暴言と進退については、予算委員会でもたびたび議題に上がっているが、閣僚はみな「あってはならない」だとか「不適切」とか一般論でお茶を濁すばかり。IOCと同じで、自分が差別主義者のレッテルを貼られないよう、保身のために批判のフリをしているだけだ。不適切ならどうするのかと政府の姿勢が問われているのに、森の処遇は「独立した法人としての判断を尊重」と逃げる。これまでさんざん、民間の報道機関や携帯事業会社の判断にまでゴリゴリ圧力をかけてきたくせに、この問題ではやたらと慎み深い。

 自民党の二階幹事長は、8日の会見で森発言について聞かれると、「すでに撤回をしたことで、問題ない」と言っていた。かつては失言ひとつで政治家が引責辞任したものだが、第2次安倍政権の8年間で、いつしか撤回すれば問題ないことになってしまった。何度も失言・暴言を繰り返してきた麻生財務相が今も政権中枢でふんぞり返っているのがいい例だ。

二階発言は上から目線のドーカツ

 だが、権力を持ち、官界各所への影響力も強い政治家の発言は本来、もっと重いはずである。「綸言汗の如し」の格言もある。体から出た汗が体内に戻らないように、一度口に出した言葉は取り消すことができないのだ。「綸言」とは君主の言葉のことだが、その発言で心を痛める人がいる。撤回したところで心の傷は癒えないし、発言を撤回・謝罪する態度に反省のカケラも見えなければなおさらだ。だから、五輪のボランティア辞退者も続出している。

 ボランティアの辞退が相次いでいることについて、二階は「どうしてもお辞めになりたいということだったら、また新たなボランティアを募集する、追加することになる」と、代わりはいくらでもいると言いたげだった。ボランティア精神への理解も敬意もない。まるで国民は使い捨ての駒扱いだ。

「二階幹事長は、ボランティア辞退を『瞬間的なもの』とも言っていました。なぜ、ここまで国民の怒りに鈍感でいられるのか。もしかしたら、それを分かった上で『何が悪い』と開き直っているのでしょうか。だとしたら、“一般国民は黙っていろ”という上から目線のドーカツに等しい。森会長の逆ギレ謝罪会見や二階幹事長の発言は、あまりに国民の感覚とかけ離れています。おそらく、彼らは何が問題なのかも分かっていないのではないか。面倒なことを言うやつが増えて面倒だ、くらいの感覚なのでしょう。それは安倍政権、菅政権に共通するもので、森会長や二階幹事長の発言は、今の自民党の体質そのものなのです」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

森政権からの清和会政治で弱者切り捨てと強欲が加速

 自民党が抱える宿痾は女性差別だけではない。弱者を切り捨て、国民に冷たく、身内には甘い特権意識。異論を排し、気に食わない意見は潰しにかかる。そもそも発言の場さえ与えようとしない。オレたちが決めたことに国民は黙って従え――。その思い上がりは、菅政権もしっかり受け継いでいる。国民に自粛を要請しても、自分たちは高級ステーキ店で会食し、銀座のクラブで深夜まで豪遊。それは巨大与党の驕りと特権意識に根ざしている。

「ここ数年、国会で『総理大臣が言うことだから正しい』とか『説明できることとできないことがある』だとか、信じられないような答弁がまかり通るようになった。国会議員は国民の代表だという意識がなく、国民を統治する支配者のように振る舞う政治家が増えました。その契機になったのが2000年の森政権でしょう。その後も清和会政治が続くうちに、国家国民のためではなく利権のため、臆面もない権力志向が幅を利かせるようになってしまった。小泉政権で新自由主義が導入されて勝ち組が正義になり、第2次安倍政権では『今だけ、カネだけ、自分だけ』という究極の自己愛と弱者切り捨てが自民党の価値観になった。その成れの果てが菅政権なのです」(角谷浩一氏=前出) 

 菅政権が緊急事態宣言の解除を急ぐのも、利権がらみだ。赤羽国交相は8日の衆院予算委で「地域を限定して再開するのもひとつの方法」と、早くもGoToキャンペーンの再開に前のめり発言。再開にあたっては感染症の専門家の意見を聞きながら検討するというが、自分たちに都合のいい部分だけを恣意的に切り取って言い訳に使うことは、これまで国民が見てきた通りだ。

 政府は9日、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法を運用するための政令を閣議決定したが、宣言の前後の段階でも私権制限できる「まん延防止等重点措置」の判断に使う指標の数値などは政令に盛り込まなかった。いくらでも恣意的に運用できるということだ。

 全国的な緊急事態宣言ではなく、まん延防止措置だからGoTo再開は可能と言い出すのは時間の問題で、まん延防止措置でも実質的には緊急事態と変わらぬ自粛生活を余儀なくされる国民には給付金も出さずに補償をケチり、違反の罰則だけを振りかざす。

犯罪に蓋をするだけの政権

 緊急事態宣言を早期に解除して経済を回し、GoTo再開で利権を潤わせ、五輪開催につなげて、その成果を掲げて政権維持……。そういう菅首相の政治的野望がコロナ対策をおざなりにし、救われたはずの国民の命も失われる事態を招いてきた。

 菅が五輪開催にこだわる理由のひとつが、インバウンドだ。だが、コロナが収束していなければ外国人の訪日も見込めない。

 収束の切り札とされるワクチンにしても、日本はG7で唯一、接種も始まっていない。ワクチンが効いたとしても夏の東京五輪には到底、間に合わないのだ。

 厚労省は9日、米ファイザー社のワクチン1瓶あたりの接種回数を予定していた6回から5回に見直す方針を明らかにした。国が確保している注射器では1瓶で5回分しか採取できないことが分かったというお粗末さで、このため政府が想定している接種人数が2割近く減る可能性も出てきた。 

 しかも、五輪開催に必要な医療スタッフは約1万人とされる。通常医療、コロナ対応とワクチン接種に加え、五輪の業務まで限られた人数で賄えるのか。

「どう考えても、半年後の五輪開催は現実的ではありません。科学データや専門家の意見より利権と権力維持を重視する菅首相は、何としても開催すると根性論で突き進むつもりかもしれませんが、米国のバイデン大統領も『開催できるかどうかは、科学に基づくべきだ』と言っている。ここで森会長が五輪中止を宣言して組織委員会を解散し、引責辞任すれば、少しは見直されるでしょう。無能首相にも引導を渡して一緒に辞めれば、国民は拍手喝采するかもしれません。安倍前首相の犯罪に蓋をして、三百代言の言い訳で失政を糊塗するだけの菅首相では、新型コロナという国家的危機は乗り越えられないし、国民生活も救われない。世論が求めているのは2人のダブル辞任と五輪中止です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 差別意識と特権意識に凝り固まった元首相と現首相、そして前首相の存在がこの国の毒巣なのは間違いない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/128.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 恐るべし「日本のマスゴミ」・・かつて森氏が会長だったラグビー協会での会議の遅さを組織委で風刺した言葉を「女性蔑視」発言に捻じ曲げ、難癖をつけ東京-パラ五輪組織委員会の同氏の首を挿げ替えてしまった
恐るべし「日本のマスゴミ」・・かつて森氏が会長だったラグビー協会での会議の遅さを組織委で風刺した言葉を「女性蔑視」発言に捻じ曲げ、難癖をつけ東京-パラ五輪組織委員会の同氏の首を挿げ替えてしまった
http://gansokaiketu-jp.com/kaiw-forum/seiji-keizai-gaikou/wforum.cgi

森会長、辞任へ調整 組織委幹部と協議へ―女性蔑視発言で引責

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言の責任を取り、辞任する方向で調整に入ったことが11日分かった。森氏は関係者に辞任したいとの意向を伝達。武藤敏郎事務総長ら組織委幹部と協議の上、最終判断する。

森喜朗 東京五輪・パラリンピック組織委員会会長
https://gansokaiketu-jp.com/Gazou/sankei-keisai_2021-2-11_23-13-58_No-00.gif


 組織委は12日午後3時から理事と評議員、監事を集めた臨時会合「合同懇談会」を開き、森会長の不適切発言と今後の男女共同参画に関する取り組みについて意見を聞くとしている。
 森会長は3日の日本オリンピック委員会(JOC)会合で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と述べ、組織委の女性理事については「わきまえておられる」と話した。4日の会見で釈明、発言を撤回したが辞任は否定していた。

 アスリートや大会スポンサーなどから批判や辞任を求める声が上がり、聖火ランナーやボランティアに辞退者も出るなど影響が広がっている。 
 国際オリンピック委員会(IOC)は当初、森会長の謝罪で問題は終わったとしたが、9日に「完全に不適切」との声明を出して批判。東京都の小池百合子知事は、今月に予定されているトップ級4者会談を欠席する意向を10日に示した。


・・関連ニュース・・
中スポ
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」森喜朗会長がJOC会議で発言
https://www.chunichi.co.jp/article/196494

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は3日、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席し、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに関連して「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言した。
【関連】森会長は「沈みゆく船の船長なのだろう」米報道がタイタニック号船長になぞらえる
 森氏は自身がかつて会長を務めた日本ラグビー協会で議事進行に時間がかかったと指摘。「女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言われると、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。みんな発言される」と語った。JOCは女性理事の割合を40%にすることを目標にしているが、約20%にとどまっている。

 一方、組織委の女性理事については「わきまえておられて、みんな競技団体のご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかり。的を射たご発信をされて非常にわれわれも役立っている」とも述べた。組織委には現在、理事35人中、女性は7人いる。

 森氏は開幕まで半年を切った五輪・パラについては「どんなことがあってもやる」と改めて強調。「無観客ということも当然想定しながら、いくつかのシミュレーションをしている」とし、海外からの観客受け入れに際しての水際対策を課題に挙げた。一部で出ている再延期論は「無責任なことを言う人がいる」と批判した。


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サイト主・かいけつ コメント

ゴミの一斉攻撃を食らった政治家が簡単に落城してしまういつもマスゴミに辞任に追いやられる典型的パターンですね。
風刺してたのは、以前会長だったラグビー協会でのことだったようだし
そのラグビー協会関係者はそんなこと無かったと言ってるようです。

そして森氏は、謝罪して発言を撤回までしてたんだから、やり過ぎだろ。ゴミどもが


http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/129.html

記事 [政治・選挙・NHK279] 森氏コロナがどうなろうとやる撤回最重要(植草一秀の『知られざる真実』)
森氏コロナがどうなろうとやる撤回最重要
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-c3a54d.html
2021年2月11日 植草一秀の『知られざる真実』


問われているのは森喜朗氏の個人的な考え方でない。

森氏が女性蔑視、女性差別の発言を示したとき、JOC評議委員会に出席していたメンバーは笑っていた。

誰も森氏の発言に異を唱えなかった。

翌日、森氏が逆ギレ会見を行ったあとも森氏に厳しく対峙する者は皆無に近かった。

萩生田文科相に至っては

「『反省していないのではないか』という識者の意見もあるが、森氏の性格というか、今までの振る舞いで、最も反省しているときに逆にあのような態度を取るのではないか」

とまで言ってのけた。

茶坊主でももう少しまともな取り繕い方をする。

自浄能力をまったく持ち合わせていない。

森氏の会長辞任後、森氏に名誉職ポストが用意されるのかどうかも注目される。

名誉職ポストが用意されるなら引責辞任の意味は消滅する。

批判が沸騰して、その場を取り繕うだけのものになる。

森氏は根拠のない偏見に基づいて女性を侮辱し、差別する発言を示した。

それだけではない。

「私たちはコロナがどういう形であろうと必ずやる」

と発言したが、その理由として

「日本のアスリートのためだ」

と述べた。

なぜ「全世界のアスリートのため」ではなく「日本のアスリートのため」なのか。

五輪にナショナリズムを持ち込んでいる。

JOC理事のなかで唯一、冷静な正論を提示しているのが山口香氏だ。

山口氏は次のように指摘する。

「問題は日本国民であり、五輪を開催することでリスクを負うのは私たち日本国民だということです。」

この認識を踏まえて現状を

「厳しい状況にはあると言わざるを得ません。」

と述べた。

https://bit.ly/3733QBK

山口氏は五輪を開催することは可能だと判断する。

「多くの国が選手を派遣してくれると思います。

つまり、選手を送り出す国にためらいはない」

と判断する。

問題は、五輪開催でリスクを負うのは日本の国民であること。

選手だけで1万人以上が入国することになる。

コロナ感染が拡大し、相次いで変異株が出現しているなかで、全世界から多数の人が日本を訪れる。

そのことによって変異株が日本に持ち込まれるリスクはきわめて高い。

毒性の高い変異株が出現するリスクがある。

感染力の高い変異株が出現するリスクがある。

ワクチンが有効でない変異株が出現するリスクがある。

現在、日本では1日当たり100人以上がコロナ死している。

年率換算で3万6000人を超える。

自殺者が最大に増加した2003年でも自殺者数は年間3万5000人に届かなかった。

コロナ感染が判明しても放置され、そのまま放置民死に至る事例が多数発生している。

政府の第一の責務は国民の命と暮らしを守ること。

この基本を踏まえて、いま五輪開催を強行することが正しいのかどうかが問われる。

五輪は巨大な営利事業と化している。

この営利性=利権が五輪開催強行論の背景。

森氏が辞任しても営利優先=利権優先の五輪開催強行論が引き継がれるなら組織の問題は解消しない。

責任を持つべきは政府。

政府が国民の命と暮らしを最優先に考えて五輪開催の是非を判断する必要がある。

森氏引責辞任を五輪開催強行の原動力に仕立て上げる愚を断じて許容してはならない。



http://www.asyura2.com/21/senkyo279/msg/130.html

   

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