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2020年12月28日06時16分 〜
記事 [政治・選挙・NHK278] 保健所が厚労省に「2類指定を外して」 体制の見直しで医療逼迫は一気に解消へ:デイリー新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/12270559/?all=1

保健所が厚労省に「2類指定を外して」 体制の見直しで医療逼迫は一気に解消へ

週刊新潮 2020年12月24日号掲載


●「働いている人が減ったとは感じない」

 12月8日、全国保健所長会が厚労大臣宛てに「緊急提言」を送っている。新型コロナウイルスは現在指定感染症(2類相当以上)の扱いだが、これを緩めてほしいというものだ。メディアは保健所の逼迫を受けて「医療崩壊だ」「外出するな」と叫ぶが、本当に必要なことは指定感染症2類扱いの見直しではないのか。

***

 連日ワイドショーで紹介される医療関係者の悲鳴を聞くかぎり、全国の病院がいまにも崩壊しそうに感じられるが、はたしてそれは実態なのか。医師や看護師が次々と退職したと話題になった、大阪市の十三(じゅうそう)市民病院の前で、何人かの来院者に話を聞いた。

 ご主人が肝臓がんで入院した80代の女性は、

「5階に入院してから主人と会えていません。着替えをもってきても渡すのは看護師さん。妻の私でも主人と会われへんのは、コロナ対策いうことみたいですわ。要は、コロナの人が大勢いるから健康な人はなるべく来ないでくださいねと。私も来るのは嫌ですけど、仕方ないですわ」

 持病があって通院する70代の女性は、

「ここから入ってください、院内ではこの動線に沿って動いてください、というようになっています。でも主治医の先生が替わったとかはないですね。働いている人が逃げ出したという報道も見ましたが、働いている人が減ったとは感じません。ただ、検査技師とかが結構やめてるみたいやね」

●医師「若者にとってはただの風邪」

 物々しい雰囲気は伝わるが、コロナ患者を受け入れると、どう負担がかかるのか。関西の開業医が語る。

「11月から、うちもPCR検査をしていますが、大きくは告知していません。コロナが疑われる患者さんの来院時は、職員に下がってもらい、私一人で検査を行います。指定感染症2類相当として扱われているので、一般の患者と動線を分ける必要もあり、行うのも昼休みか夕方の診療後です。職員の安全確保や消毒の手間を考えると大変です。うちが認定機関に手を挙げたら、翌日には契約書が送られてきたから、自治体もコロナを受け入れる医療機関を増やしたいのでしょう。しかし、うちも1月以降、患者は3割ほど減っていますし、知り合いの小児科は10分の1にまで減っている。そういうなか民間医療機関が受け入れるのは難しい」

 そして、つけ加えた。

「現場の医師の感覚で言えば、コロナは若年者にとってはただの風邪です」

 この開業医の話からは、コロナ患者を受け入れると、たしかに病院は大変な状況に陥る、しかし、言われているほど怖い病気ではない、という二つのことがわかる。では、いま行うべきはなにか。医師でもある東京大学大学院法学政治学研究科の米村滋人教授は、

「医療逼迫の真の原因は、日本の医療体制そのものにあります」

 と言って、説く。

「日本では医療法上、病院の監督権限をもつ都道府県知事らが、各医療機関の医療内容に関して直接的な指示や命令を行うことは認められていません。だから、公的医療機関に対しては国や自治体が事実上指示できても、民間に対しては要請しかできません。このため、ほとんどが公的医療機関であるイギリスやフランスと違い、民間病院が81%を占める日本ではいま、一部医療機関に負担が集中し、医療従事者が疲弊する事態になっています。また、医療機関に人員を派遣するなどの公的措置もなかったので、各医療機関は内部で人員をやりくりし、不慣れな者も含めてコロナ患者の治療に当たることを余儀なくされ、医療従事者間にも負担の偏りが生じています」

 そして、こう訴える。

「政府も分科会もGoToに予算を割き、感染者が増えたら一時停止にするなど、その時々の感染状況に踊らされた、近視眼的な対策に終始しています。ここまでわかることが増えても、相変わらず場当たり的な対応しかしないなら、専門家として失格です。必要なのは半年先、1年先を見据えた具体的な提言。医療崩壊を防ぐために、コロナ受け入れ病院に人員を派遣した医療機関や個人に給付金を支払うなど、医療資源を均衡化するためのお金の使い方が必要です」

●煽るテレビ、新聞の責任は

 政府は追加経済対策に、新型コロナの感染拡大防止策として5兆9千億円を盛り込んだが、そのごく一部を割いて不均衡を是正すれば、医療の逼迫は抑えられるはずだ。それをせずに末端にツケを回すなら、もはや政治ではあるまい。

 加えて、新型コロナ患者を受け入れた医療機関の関係者の多くが、なぜ悲鳴を上げる事態になるのか、考える必要がある。

「感染者が欧米の数十分の1なのに、日本で医療逼迫が起きているのは、ひとえに新型コロナを指定感染症の2類相当として扱っているからです」

 と、東京大学名誉教授で食の安全・安心財団理事長の唐木英明氏が指摘する。

「感染者数がピークでも1日2千〜3千人で済んでいる日本は、5万〜20万人の欧米から見れば感染対策に成功している。欧米の状況と比較するのは重要で、多くの政治判断は相対的な基準を拠り所に行われるからです。たとえば10万人当たりの感染者数をくらべれば、2類扱いを維持すべきかどうかは明らか。2類扱いだから医療が逼迫し、指定病院は一般患者が遠のいて赤字になり、医療関係者や保健所はオーバーワークを強いられ、その家族まで風評被害を受ける。インフル同様5類にすれば受け入れ可能な病院も増えるのに、それができないのは、新型コロナは“死ぬ病気だ”という意識を国民に植えつけた専門家、テレビ、新聞のせいです」

●保健所も「2類相当の扱いを緩めてほしい」

 どこも報じないが、12月8日、全国保健所長会が厚労大臣宛てに「緊急提言」を送っていた。そこには、

〈災害時に準じた対応を余儀なくされています。2020年2月1日の指定感染症の指定以降、数カ月にわたり危機的な状況が継続していることを以下の現状とともにお伝えいたします〉

 という文言に続き、保健所の逼迫状況が書かれ、

〈感染拡大の状況は地域により異なるので、現行の指定感染症(2類相当以上)の運用を、全ての感染者に対応することが困難である地域においては、感染症法上の運用をより柔軟に対応すること等を、以下に提案する〉

 として、2類相当の扱いを緩めることで、保健所の逼迫状況を解消してほしい旨が綴られている。

 テレビも保健所の逼迫を報じているが、常に「だから感染拡大を防げ」「外出するな」という結論に導かれている。新型コロナの感染者に、致死率5割を超えるエボラ出血熱並みの対応を求められている保健所の悲鳴は無視され、世論を煽る材料に使われているのだ。
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/225.html

記事 [政治・選挙・NHK278] あまりにも見苦しい安倍晋三氏の弁明(植草一秀の『知られざる真実』)
あまりにも見苦しい安倍晋三氏の弁明
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-413266.html
2020年12月27日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍晋三氏が首相時代に桜を見る会および前夜祭に関する国会質疑で118回もの虚偽答弁をしていた。

昨年11月15日のぶら下がり会見で安倍晋三氏は

・すべての費用は参加者の自己負担。

・旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が一人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。

・安倍事務所は集金した現金をその場でホテル側に渡すというかたちで、参加者からホテル側への支払いがなされた。

・収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。

・ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない。

こう説明した。

国会答弁ではこの「ストーリー」を繰り返した。

前夜祭が開かれたホテルニューオータニ東京やANAインターコンチネンタルホテルにおけるパーティー費用は最低でも1人あたり1万1000円であることが、上記両ホテルの支配人や広報担当者の証言、国会議員らの調査、報道機関各社の取材などによって裏付けられている。

上記ホテルでの同規模パーティーの見積書では、1人あたり単価は1万5000円以上であるとの証拠も存在する。

訂正された収支報告書によるとホテルからの請求金額は一人当たり約8000円であり参加費の5000円との間に3000円の開きがある。

しかし、ホテルの通常の価格では一人最低1万1000円、同種同規模のパーティーの一人当たり費用が1万5000円であることを見落とすことはできない。

安倍首相は検察が安倍晋三氏を不起訴にしたこと、検察が公職選挙法違反で立件しなかったことを盾に、「会場費の支出は、有権者に対する寄附に当たらない」、「総務省の見解で会場費等は寄附に当たらない」という理屈、説明を繰り返した。

しかし、参加費の5000円とパーティー費用の通常価格との間には大きな隔たりがある。

検察が参加費とパーティー通常価格の間に大きな隔たりがあるのに安倍晋三氏、あるいは安倍氏の資金管理団体「晋和会」から有権者への利益供与を認定せず、これを不問にしたことは、検察と政治権力との癒着を示す以外の何者でもない。

公職選挙法第199条の2第1項「公職の候補者等の寄附の禁止」では、

「専ら政治上の主義又は施策を普及するために行う講習会その他の政治教育のための集会に関し必要やむを得ない実費の補償」

が除外されることとされている。

この規定を根拠に安倍氏は、飲食費でなく会場費について資金管理団体が負担することは公選法の寄附禁止に該当しないと主張した。

しかし、桜を見る会前夜祭が「政治教育のための集会」ではないことは明らか。

この点は日本共産党の田村智子参議院議員が質疑でも的確に指摘した。

安倍晋三氏は検察が不起訴処分としたことを盾に開き直りと受け取れる対応を示しているが、検察の決定自体に信頼性がない。

検察の行動の歴史を振り返れば、検察の行動こそ糾弾されるべきものだ。

ミートホープ社による肉の偽装販売事件があった。

北海道苫小牧市に本社があった食品加工卸売会社による肉の偽装販売事件。

創業者で社長だった人物は不正競争防止法違反(虚偽表示)と刑法の詐欺罪で懲役4年の実刑判決を受けて服役した。

この社長が公の場で虚偽発言を繰り返して、挙句の果てに「すべては部下のしたこと」と言い張って通用したか。

国会で参加費が低すぎることが再三にわたり追及された。

ホテルから明細書や領収書を受け取っているはずと再三追及された。

昨年11月15日にぶら下がりの取材に対して、冒頭の説明を行う前に、逃げ切るための「ストーリー」を練り上げたということだろう。

この段階で5000円の会費が実勢相場と比較して安すぎることが判定していたはずだ。

パーティーの主催者がホテルで、個々の参加者がホテルと契約を締結してパーティーに参加するものでないことは、他の多数のパーティーを開いている安倍晋三氏が知らないわけがない。

安倍氏は25日の議院運営委員会質疑で

「私は『5000円の会費ですべてまかなっていたんだね』ということを確認し、『そうです』と答えた責任者でございますが、その後も『会場代も含めてだね』ということも確認したんですが、『それはそうです』というふうに答えていた」

と答弁したが、「晋和会」の責任者として、国会での重大事案に対する確認の方法としてあり得ないもの。

ウソの上にウソを重ねて自分だけは逃げ延びようとする。

一国のトップを務めた者の行為として、あまりにも見苦しい。

国会は責任をもって、この問題の真相を究明する責任を負っている。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/226.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 羽田雄一郎・元国交相が死去 53歳 PCR検査前に体調急変(東京新聞)
 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/77007
 
 旧民主党政権で国土交通相を務めた立憲民主党の羽田 雄一郎参院議員=長野選挙区=が27日、東京都内で死去した。53歳。複数の関係者によると、先週半ばから体調不良を訴え、この日に新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定だったが、病院到着前に体調が急変したという。

 関係者によると、羽田さんは23日午後、長野市内で開かれた党県連の会合に出席。都内に戻った後に発熱などの症状が現れ、いったん体調は回復していたという。

 父である故羽田孜元首相の秘書を経て1999年の参院補欠選挙で初当選。旧民主党政権の野田佳彦内閣で国土交通相を務め、昨年7月の参院選で5選した。今年9月の旧立民と旧国民民主の合流に伴う新立民の結党に参加し、参院幹事長に就任した。
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/227.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 一層巧妙化する安倍前首相の「ウソ」〜「桜」虚偽答弁問題、第三者による事実解明を(郷原信郎が斬る)
一層巧妙化する安倍前首相の「ウソ」〜「桜」虚偽答弁問題、第三者による事実解明を
2020年12月26日 郷原信郎が斬る


「桜を見る会」前夜祭における費用補填をめぐる問題で、東京地検特捜部は、12月21日に安倍晋三前首相本人の事情聴取を行い、同月24日に不起訴処分とし、地元山口の実務を取り仕切っていた配川博之公設第一秘書を、収支報告書不記載罪で略式起訴した。

安倍氏は、24日夕刻に、議員会館で、平河クラブ(自民党本部内と衆議院内にある記者クラブ。平河クラブに所属する記者は、主に自民党・公明党の取材を担当。)加盟社の記者24人を集めて「会見」を開き、前夜祭における費用補填の事実について「説明」を行い、翌25日には、衆参両院の議院運営理事会で、それまで118回も繰り返してきた国会での「虚偽答弁」を「正す」ために、与野党議員の質問に答えた。

記者向け「弁明会」と時間が著しく制約された国会質疑

24日の「会見」は、フリーランスなどのクラブ外記者は排除し、気心の知れたクラブ加盟社の記者だけの質問に答えたもので、しかも、「会場の借り上げ時間」などという全く理由にもならない理由で時間が1時間に制限されるなど、疑問に十分に答えるものとは到底言えないもので、「記者会見」というより、「弁明会」に近いものであった。

また、国会での与野党議員の質疑も、時間が、各院で与野党議員合わせて1時間と限定され、最大でも質問者一人当たり15分という極めて短いものだった。

しかも、与党議員からは、それまでの安倍氏の長期政権による実績の礼賛が長々と行われたり(自民党高橋克法参議院議員)、日本維新の会からは、「安倍先生の説明を信じている」などと、「追及」とは真逆の質問も行われ、それらも含めて衆参両院で合計2時間であり、「首相の虚偽答弁」が発覚した安倍氏に対して十分な「追及」を行う場とは到底言えないものだった。

特に、日本維新の会の遠藤議員の「質問」は信じ難いものだった。総理大臣が国会で度重なる虚偽答弁を行ってきたことについて安倍氏の説明を聞き問い質す場であるはずなのに、「政治資金規正法の欠陥の問題」を持ち出し、「政治資金規正法の大改革を安倍先生がリーダーシップをとってやってもらいたい」などと言いだした。

政治資金規正法が、献金の政治団体等への帰属を前提に、収支報告を義務付けるものであるが故に、政治家本人への「闇献金」が処罰困難であることなど、構造的な問題があることは、私もかねてから指摘してきた。しかし、今回の事件では、そのような「献金の帰属」が問題になったわけではない。また、もう一つの欠陥と言われているのは、会計責任者に義務が集中しているという問題だが、今回は、安倍晋三後援会の代表者であって会計責任者ではない公設秘書が起訴の対象とされており、会計責任者に義務が集中し政治家本人に責任が及ばないことが問題になったわけでもない。(不記載罪ではなく、虚偽記入罪を適用すれば「会計責任者への責任の集中」が回避できることは、【「安倍前首相聴取」が“被疑者取調べ”でなければならない理由】で述べた通り。)

今回の事件とは直接関係がないのに、政治資金規正法の欠陥が今回の問題につながったかのように問題をすり替えて、虚偽答弁には全く触れずに安倍氏にエールを送る姿勢には唖然とした。日本維新の会という政党の「疑似与党」としての性格が端的に表れたものと言える。

では、このようなクラブ加盟社を集めた「弁明会」や、衆参両院で極めて短時間の質問に対して行われた安倍氏の「説明」の内容はどのようなものであったか。

安倍氏は、国会での虚偽答弁を始め、この問題についての「説明」において、その都度、行われている批判・批判を意識して、説明内容を変えたり、加えたりしてウソを塗り固めてきたが、今回の一連の説明でも、その姿勢は全く変わっていない。それどころか、今回の説明では、ウソが一層巧妙になっていると言える。

まず、1年余り前から国会等で「虚偽答弁」を繰り返していた「説明内容」を振り返ってみよう。

2019年11月15日の官邸「ぶら下がり会見」

前夜祭の費用補填疑惑について国会での追及が行われた直後の昨年11月15日夜、安倍氏は、総理大臣官邸で、記者団との「ぶら下がり会見」で、

すべての費用は参加者の自己負担。旅費・宿泊費は、各参加者が旅行代理店に支払いし、夕食会費用については、安倍事務所職員が一人5000円を集金してホテル名義の領収書を手交。集金した現金をその場でホテル側に渡すという形で、参加者からホテル側への支払いがなされた。

収支報告書への記載は、収支が発生して初めて記入義務が生じる。ホテルが領収書を出し、そこで入ったお金をそのままホテルに渡していれば、収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない。


と、説明した。

夕食会の参加費の価格設定も会費の徴収もすべてホテル側が行うという、「ホテル主催の宴会」であるかのように言って、安倍後援会の「収支が発生しない」というのが、安倍氏のすべての「説明」の始まりであった。

これに対して、私は、【「ホテル主催夕食会」なら、安倍首相・事務所関係者の会費は支払われたのか】と題する記事を出し、安倍首相が説明するとおり、ホテル側が会費の設定を行い、自ら参加者から会費を徴収するのであれば、その立食パーティーに参加した「安倍首相夫妻」、「後援会関係者」らからも会費を徴収するのが当然であり、会費を支払った場合は、安倍事務所側に支出が発生するので、後援会に政治資金収支報告書に記載がないことが政治資金規正法違反となると指摘した。

参議院本会議代表質問での安倍首相の答弁

安倍氏は、その後、12月2日の参議院本会議の代表質問において、首相として、以下の答弁を行った。

夕食会には、私は妻とともにゲストとして参加し、挨拶を行ったほか、参加者との写真撮影に応じた後、すぐに会場を後にしております。事務所や後援会の職員は写真撮影や集金等を行ったのみです。このようなことから、会費の支払はしておりません。

ちなみに、私と妻や事務所等の職員は夕食会場で飲食を行っておりません。

いずれにしても、夕食会の費用については、ホテル側との合意に基づき、夕食会場入口の受付において安倍事務所の職員が一人5000円を集金し、ホテル名義の領収書をその場で手交し、受付終了後に集金した全ての現金をその場でホテル側に渡すという形で参加者からホテル側への支払がなされたものと承知しております。

このように、同夕食会に関して、安倍晋三後援会としての収入、支出は一切ないことから、政治資金収支報告書への記載は必要ないものと認識しております。

夕食会の価格設定については、私の事務所の職員がホテル側と各種段取りを相談する中で、出席者の大多数が当該ホテルの宿泊者であるという事情等を踏まえ、会場費も含めて800人規模、一人当たり5000円とすることでホテル側が設定したものであります。

私の事務所に確認を行った結果、ホテル側との相談過程においてホテル側から明細書等の発行はなく、加えて、ホテル側としては営業の秘密に関わることから公開を前提とした資料提供には応じかねることであったと報告を受けております。


安倍首相の国会での虚偽答弁は、この参議院代表質問から始まり、それ以降、118回にもわたって繰り返されていくのである。

しかし、そもそも、立食パーティーについて、主催者が会費徴収に関与せず、ホテル側が直接参加者から会費を徴収するなどということがあり得ないことは、常識で考えれば明らかな話だ。

また、もし、立食パーティーで、ホテル側が参加者から会費を徴収するのであれば、飲食をするかしないかにかかわらず参加者全員から徴収するのが当然だ。安倍首相夫妻は、雛壇に立って乾杯の挨拶をする際に、ホテルスタッフからグラスを受け取っているのであり、それだけ見てもホテルからサービスの提供を受けているのであるから、「私と妻は飲食をしていないから会費を支払わなくてよかった」というのは明らかなウソだ。

つまり、安倍首相の虚偽答弁というのは、答弁の内容自体から明らかだったのであり、その約1年後に、東京地検特捜部の捜査で、ホテルニューオータニから前夜祭に関する資料が提出され、安倍氏側が前夜祭の費用800万円以上を補填していた事実が明らかになったためにウソが判明したという話ではないのである。

安倍氏秘書の「大罪」の指摘と、それをすり抜ける巧妙な「説明」

私は、「秘書が、実際には費用を補填しているのに、その事実を秘匿し、安倍氏に報告していなかったので、安倍氏は費用補填の事実を知らなかった」というのが安倍氏側の言い分だと報じられていたことに関して、2020年12月23日に出した記事【安倍氏秘書「独断で虚偽説明」なら、“総理に虚偽答弁させた大悪人”か】で、「公設秘書が独断で安倍氏に虚偽説明をして国会で虚偽答弁させた」ということであれば、総理大臣としての重大な汚点となる虚偽答弁をさせた秘書は「大罪」を犯したということであり、安倍氏はその秘書に対して「激怒」するのが当然であること、「前夜祭の費用補填を独断で行い、それを収支報告書に記載せず、安倍氏から質問されても虚偽説明をして安倍首相に国会で虚偽答弁させ、その後に、今年春、2019年分の安倍晋三後援会の収支報告書を提出するに当たって、独断で前夜会の収支不記載のまま提出した」ということであれば、不記載罪の情状として最悪であり、総額が3000万円程度であっても、罰金刑で済まされるわけがないことなどを指摘していた。

24日の「弁明会」と25日の国会での実際の安倍氏の説明は、

実際に費用補填を行っていたのは、略式請求された地元の配川公設第一秘書ではなく、東京事務所の責任者の秘書であり、安倍氏に対して、費用補填はしていないと虚偽の説明を行っていたのも、その東京事務所の秘書だった。その秘書から、地元の配川秘書への連絡が不十分だったために、配川秘書は、費用補填の事実を明確に認識していなかったが、夕食会について何らかの費用は発生していて記載すべきことを認識していたのに記載しなかったということで、不記載の刑事責任を問われた

というものだった。

この説明のとおりだとすると、安倍氏に虚偽説明をして、総理大臣として国会で虚偽答弁させるという「大罪」を犯したのは、配川公設秘書ではなく、東京事務所の責任者の秘書だったことになる。

その東京事務所の秘書は、安倍後援会とは直接の関係がなく、その政治資金収支報告に関わっていないので、刑事責任を問われることはなく、氏名も明らかにされていない。そのような、ホテル側との交渉等をすべて行っていた東京事務所の秘書が、安倍氏に、費用補填の事実も、ホテル側とのやり取りもすべて秘匿し、国会で虚偽答弁をさせたことになるのである。

しかし、東京事務所の秘書には、安倍氏に虚偽報告をして、国会で虚偽答弁させる動機があるとは思えない。後援会の代表の配川氏のように、前夜祭の収支を政治資金収支報告書に記載していない、という自らの犯罪の発覚を免れるために安倍氏に虚偽説明を行う動機もない。安倍氏に説明を求められれば、ありのままに報告したはずだ。

安倍氏の説明には根本的な疑問があるが、その秘書の名前すら明らかになっていないので、その説明の真偽を確かめようがない。そのような説明で押し通してしまえば、安倍氏の虚偽答弁は虚偽の認識なく行ったもので、その原因となった「秘書の安倍氏への虚偽報告」という「大罪」も誰が行ったのかあいまいにされてしまうことになる。

安倍氏の説明の通りであれば「森友学園問題と共通する『虚構の構図』」

前夜祭夕食会に関する、ホテル側との交渉や支払を担当していたのが、東京事務所の責任者の秘書だとすると、7年以上にわたる首相在任期間において、森友・加計学園問題などで国会で追及を受けた時に繰り返してきたのと同様の「虚構の構図」で、秘書が安倍氏に対して真実の報告ができない状況に追い込まれていた可能性もある。

安倍氏は、24日の「弁明会」で、秘書とのやり取りについて、

私は『5000円の会費で全てまかなっていたんだね』ということを確認し、『そうです』と答えた責任者でございますが、その後も『会場代も含めてだね』ということも確認したんですが、『それはそうです』というふうに答えていた

と述べ、25日の国会での質疑でも、福山哲郎議員の質問に対して、

昨年11月、この問題が国会で取り上げられるようになってから、自分の執務室から電話で秘書に確認した

と説明をしている。

つまり、安倍氏の説明のとおりだとしても、この件についての秘書とのやり取りは、前夜祭について、電話で「5000円の会費で全てまかなっていたんだね」と「確認」し、その後、「会場代も含めてだね」と「確認」したに過ぎない。安倍事務所や後援会としてどのような費用がかかったのか、収支は発生したのかなど、問題とされていることについて「事実を聞き出す」ものでは全くないのである。

安倍首相から、「5000円の会費で全てまかなっていたんだね」と「同意」を求められれば、秘書の方から、「そうではありません。5000円以外に別に支払をしています。」とは、とても言えない。真実がどうであるかとは関わりなく、安倍氏は「すべての費用は参加者の自己負担」と決めつけ、その秘書側が、事実を説明することを抑え込もうとしているに等しい。そのような権力者の安倍氏の意向に、秘書としては従うしかない。

それは、森友学園問題などでも繰り返されてきた、「忖度の構図」と全く変わらない。

森友学園問題では、

私と妻は一切関わっていない。関わっていたら、総理大臣も、議員もやめる

という国会答弁を行ったことが起点となって、佐川宣寿理財局長以下が、その首相答弁が事実であることを前提に動かざるを得なくなった結果、近畿財務局では、決裁文書の改ざんまで行われ、赤木氏の自殺という痛ましい出来事にまで至った。

安倍氏の説明のとおりだとすれば、それと同じ構図が、今回の安倍氏と秘書の関係において生じていたということなのである。

明細諸に関する安倍氏の説明の「大ウソ」

安倍氏は、2019年11月15日以降、「主催者の後援会に収支は発生しないため、政治資金規正法上の違反にはあたらない。」という説明を繰り返してきた。それは、安倍氏が勝手に決めつけたことであり、それが事実に反することの認識がなかったとは思えない。それは、24日の「弁明会」での「明細書」についての以下のやり取りからも明らかだ(産経「桜を見る会 安倍首相の説明詳報」による)。

(記者)国会では明細書はないと…

(安倍)明細書がないのは、事務所にないということです。明細書がないということは、私が答えられるわけないのであって、ホテルにあるかないかということであって、普通は明細書はあるんだろうと。 しかし明細書は、今お答えしたのは、明細書がないというのは、私の事務所には明細書が残っていないということであるのと、秘書が明細書を見たという認識がないということを申し上げている。明細書がないということを申し上げたことはない というところだと思います

(記者)なぜホテルに確認しなかったのか

(安倍)いや、だから、その確認というのはですね、確認というのは、明細書を出してもらいたいということですから、明細書は営業の秘密にかかるから、公開を前提とする上において明細書を出すことはできないというふうにお答えをしていると。明細書がないということではなくて、というふうにお答えをしているという ことです


全く支離滅裂である。

そして、25日の国会で、立憲民主党の辻元清美議員が、領収書と明細書がなければ政治資金収支報告書の細かい修正はできないとして、自ら再発行をホテルに求め国会に提出するよう要求したが、安倍氏は、

検察側は明細書等をしっかり把握したうえで今回の判断をしているのであろうと思います。明細書のなかがどうあれ、検察側の判断は変わらない。私たちがことさら明細書を隠さないといけない立場ではない

などと述べて応じようとしなかった。

検察の捜査は、刑事処分のために行われるものであり、不起訴に終わったからと言って、政治的・社会的に問題がなかったことが確認されるわけではないし、刑事事件とは別個に事実を解明する必要性が否定されるわけではない。「検察が、明細書の内容を把握した上で、不起訴の判断をしたので、明細書を隠す理由がない」というのは、国会での説明責任を、不起訴という司法上の判断を盾にとって免れようとするもので、到底許されるものではない。

このような苦し紛れの言い訳までして、明細書の提出を拒むのは、明細書を提示した場合は、安倍事務所側とホテルニューオータニ側との前夜祭についての交渉経過がすべて明らかになり、安倍氏の説明が当初から明白な虚偽であったことが否定できなくなるからとしか考えられない。

費用補填の原資についての苦し紛れの「弁明」

24日の「弁明会」で、記者からの最初の質問は、前夜祭の費用の補填の原資を問うものだった。これに対する安倍氏の説明によって、安倍氏の政治資金の処理に重大な問題があることが明らかになった。

安倍氏は、以下のように説明した。

私のいわば預金からおろしたものを、例えば食費、会合費、交通費、宿泊費、私的なものですね。私だけじゃなくて妻のものもそうなんですが、公租公課等も含めてそうした支出一般について事務所に請求書がまいります。そして事務所で支払いを行いますので、そうした手持ち資金としてですね、事務所に私が合わせているものの中から、支出をしたということであります。

要するに、安倍事務所では、安倍氏の個人預金から一定金額を預かって、安倍夫妻の個人的な支出についても支払をしており、そのような個人預金から、後援会が主催する前夜祭の費用補填の資金を捻出したということなのである。

安倍氏がそのような説明をしたのは、もし、費用補填の原資が、資金管理団体「晋和会」から支出されたとすると、晋和会の収支報告書に記載しなければならかったということになり、それを記載していないことについて、安倍氏自身が代表になっている政治団体の政治資金収支報告書不記載罪が成立することになるからであろう。それを避けるためには、安倍氏の個人資産から「立替え」をしたと説明せざるを得なかったのである。

しかし、安倍氏の個人資産が補填の原資だと説明すると、もし、それを安倍氏が了承していた場合には、安倍氏自らが公職選挙法の寄附の禁止に違反することになりかねない。そこで、補填は、秘書が無断で行ったと弁解するとともに、もう一つ、補填の正当化事由として「会場費の支出は、有権者に対する寄附に当たらない」という理屈を、自民党議員の質問の助けを借りて出してきた。

自民党高橋克法参議院議員の質問で、

会場費等の計上についてはっきりしたガイドラインがない。そのことも一因だと思う。それをしっかりと整備するべきだと思うが、考え方を伺いたい

と質問され、

総務省の見解で会場費等は寄附に当たらない

などと答えた。

安倍氏は、前夜祭の会費5000円は飲食費の実費で、それ以外の費用補填は(国会答弁時は認識していなかったが、)「会場費等」だったというような説明をした。

これは、公選法の「公職の候補者等の寄附の禁止」(199条の2第1項)では、

「専ら政治上の主義又は施策を普及するために行う講習会その他の政治教育のための集会に関し必要やむを得ない実費の補償」

として行われるものが除外されているから、会場費の負担であれば、公選法の寄附の禁止には触れないと言いたいのだろう。

しかし、桜を見る会の前夜祭は、「政治教育のための集会」ではないことは明らかで、このような寄附の除外規定は問題にならない。また、安倍氏が提示を拒んできたホテル発行の明細書を見れば、費用の補填が、会場費だけではないことが明らかになるものと思われる。

このような全く的はずれの「会場費」の話を、わざわざ自民党の質問者が持ち出し、総務省の見解にまで言及して「寄附に当たらない」と言っているのは、個人資金が原資となった費用補填であることで公選法違反が生じることを避けようとする「苦し紛れの弁明」と言わざるを得ない。

政治資金と個人資金の一体化という重大な問題

つまり、安倍事務所で、安倍氏の個人預金から一定金額を預かって、安倍夫妻の個人的な支出の支払をしていたということは、事務所で扱う政治資金と個人の資金とが一体化し、最終的に、政治資金としての支出と個人の支出とに振り分けるというやり方がとられていたことになる。

しかも、そのようなやり方によって、前夜祭の費用補填については、合計800万円もの費用を、後援会として費用負担すべきところを、資金の拠出者の安倍氏が認識しないまま、個人資金で負担していたということなのである。

ということは、安倍氏については、政治資金と個人の資金の区別すらついておらず、どんぶり勘定になっていたということであり、逆に、政治資金が個人的用途に使われる可能性も十分にあるということだ。これは、「昭和」の時代の政治家の政治資金処理であり、政治資金の透明化が強く求められる21世紀においては、全くあり得ないことだ。

前夜祭の費用負担に関連する安倍氏の説明は、ひたすら、自らの犯罪・違法行為の疑いをすり抜けようと、なりふり構わず、巧妙に説明を組み立てたのであろうが、それが、かえって、安倍氏という政治家にとっての根本的な問題を露呈することになった。

このような「巧妙なウソ」で、総理大臣の国会での度重なる虚偽答弁が見過ごされてよいわけがない。自民党として、中立的・客観的立場の第三者による調査を実施して、事実を明らかにすること以外に、この「憲政史上最悪の総理大臣の虚偽答弁」の問題で失われた信頼を回復する手立てはない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/228.html

記事 [政治・選挙・NHK278] リニア中央新幹線談合 大手ゼネコン4社に排除措置命令(大成・鹿島は抗うが)
 民間事業を装い国会審議をスルーしながら国の「財政投融資」を受けるというねじれた「リニア事業」。その闇を体現したかのような大手ゼネコン4社による「談合」。本来は国の金を出した政府にも捜査を進めるべきと思うのだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
リニア中央新幹線談合 大手ゼネコン4社に排除措置命令
2020年12月22日 15時54分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201222/k10012777811000.html

リニア中央新幹線の工事をめぐる談合事件で、公正取引委員会は22日、大手ゼネコン4社に対し、再発防止などを求める「排除措置命令」を出すとともに、工事を受注した大林組と清水建設に合わせて43億円の課徴金を納めるよう命じました。

大成建設、鹿島建設、大林組、清水建設の大手ゼネコン4社は、平成26年からよくとしにかけてJR東海が発注したリニア中央新幹線の品川駅と名古屋駅の新設工事の入札で、事前に受注業者を決めるなどの談合を行ったとして、おととし東京地検特捜部から独占禁止法違反の罪で起訴されました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201222/K10012777811_2012221535_2012221536_01_03.jpg

この談合の調査を進めてきた公正取引委員会は、22日記者会見し、4社に対して、違反行為を排除するための必要な措置や再発防止を命じる「排除措置命令」を出したと発表しました。

排除措置命令は公正取引委員会の行政調査に基づく3段階の措置の中で最も重く、命令に従わない場合、罰金や懲役の罰則なども定められています。

また公正取引委員会は、工事を受注した大林組に31億円、清水建設に対し、12億円の合わせて43億円の課徴金納付命令を出しました。

この2社は違反行為を自主的に申告すれば課徴金が減免される制度を使っていて、公正取引委員会は、課徴金の額を、申告しない場合よりも30%少ない金額にしたとしています。

この事件の刑事裁判では、大林組と清水建設がおととし10月に有罪判決を受けています。

大成建設と鹿島建設は無罪を主張し、来年3月1日に東京地方裁判所で判決が言い渡されます。
ゼネコン4社のコメント
4社のうち、刑事裁判で無罪を主張している大成建設は「排除措置命令の内容を検討し、当社としての対応を決定して参ります」と、鹿島建設は「本件排除措置命令における違反認定についても受け入れられるものではなく、現在、本件排除措置命令の取消訴訟の提起について検討しております」としています。

一方、違反行為を公正取引委員会に自主申告した大林組は「当社は第三者委員会を設置し、発生原因の調査結果の報告及び実効性のある再発防止策の提言をいただきました。これを踏まえ、現在、全社を挙げてコンプライアンスの徹底に取り組んでおります」と、清水建設は「この度の命令を厳粛かつ真摯(しんし)に受け止め、さらに法令順守の徹底に取り組み、引き続き信頼の回復に努めてまいります」としています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
関連:
■リニア工事談合裁判 大手ゼネコン2社と元幹部 無罪主張し結審(2社は既に談合認めたが)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/717.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 10 月 06 日 20:02:00: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/229.html

記事 [政治・選挙・NHK278] リニア「JR東海は工事の凍結を宣言すべきだ」(水枯れ、崩落、陥没事故も!)

 すでに関連工事で崩落・陥没事故も起こしたリニア。回復困難な水枯れの指摘に加えて、外環道大深度地下工事ではシールド工法で起きないとされてきた陥没事故が相当規模で起きた。一度止めて見直ししなければ大変な事になる。もっともJR肝いりで集められた「有識者会議」ではその議論は受け入れられていないようだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
リニア「JR東海は工事の凍結を宣言すべきだ」
宮川純一 2020年12月24日 11時00分
https://www.asahi.com/articles/ASNDR7FTRNDRUTPB014.html

 【静岡】リニア中央新幹線の静岡工区を巡る問題で、川勝平太知事は23日、「JR東海が工事を凍結すると表明すれば安心感が高まる」と述べた。4月に始まった国土交通省の有識者会議についても「環境影響に関する議論が深まっているとは到底言えない」と総括し、同省や同社を牽制(けんせい)。対立は越年する見通しとなった。

 同日の定例会見で語った。有識者会議に関し、「約束した全面公開をしていない」「座長コメントが会議全体の中身を反映していない」とこれまでの見解を繰り返した。そのうえで流域や県議会から「(座長コメントなどは)印象操作、結論ありき、不信の塊との声が寄せられている」と紹介。国交省の運営を批判した。

 また、「有識者会議はJR東海のための委員会ではない。(国民の安全を最優先にする)原子力規制委員会が原発を動かすためにやっているものではないのと同じだ」と苦言を呈し、「来年から改めてほしい」と述べた。一方で、「1滴の水も漏らさず、生態系に全く影響がないなどと住民に説明できれば、その日から工事ができる」とした。

 品川―名古屋間の2027年開業に向けて、金子慎社長と会談した6月から半年になることを踏まえ、「品川―名古屋は部分開通に過ぎない。大阪までの開業を2037年にどう間に合わせるかが重要」と述べた。(宮川純一)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
関連:
■静岡リニア問題、県民視点で見た問題の本質 知事のメッセージは最初からJR東海に明示済み(JRは深刻にとらえたか?)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/642.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 8 月 26 日 22:21:29: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo

■リニア問題、「有識者会議」委員の人選めぐり混迷 国交省の中立性に深まる不信(JRから金もらっていても中立??)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/365.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 4 月 16 日 14:27:29: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo


http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/230.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 新コロナ 無政府 デタラメ内閣状態です 
新コロナ 無政府 デタラメ内閣状態です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51991187.html
2020年12月27日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


尾身会長が訳のわからないことを言い続け
中国宦官官僚と全く同じ状況にあることが露呈しています

日本のマスコミも 訳わからず忖度し
政府批判をしないどころか
持ち上げるのです

安倍政権は 
トヨタやユニクロや米軍や二階や竹中
の便利屋政権になり果て
新コロナドサクサ金儲けの大騒ぎに忙殺しています

***

安倍スガ政権は黒幕家族の「飼い犬政権」です
どの家族からにも「お手」「ヒョイ」政権ですから

新コロナでは 黒幕家族は責任をとるのがイヤで
誰も指示しませんから
マスク配ったり・GOTOやったり
訳わからなくなりました

普通なら誰かが政府を張り倒し大騒ぎになるのですが
怒らせるとTV・新聞からにらまれないように
皆逃げ腰です

無政府状態よりひどい
デタラメ内閣状態です




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/231.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 驚きの事実、静岡県リニア文書に「捏造」あった 議事録に記載ないのに委員意見として文書作成(経済紙は静岡県批判)
 公平の為に静岡県側への批判記事も載せておく。静岡県が「環境保全連絡会議」の内容を国に報告する義務を有していて「議事録に記載ない委員意見を文書に」載せたのなら問題だが。「捏造」と断定できるほどの「原典」との比較検討はしているのだろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

驚きの事実、静岡県リニア文書に「捏造」あった 議事録に記載ないのに委員意見として文書作成
https://toyokeizai.net/articles/-/397807 
小林 一哉 : 「静岡経済新聞」編集長

2020/12/23 4:50

*11月27日に開かれた静岡県リニア環境保全連絡会議(筆者撮影)https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/9/b/1140/img_9b8ffa8fd50c0746711ac5815b4a7a20577202.jpg

静岡県が12月3日付で国土交通省に送った県リニア環境保全連絡会議に出された委員の意見・要望の文書に、同会議ではまったく議論されなかった、仮定ばかりを積み重ねた「意見」が盛り込まれていることがわかった。しかも、各委員の了解を得ないで、県の勝手な判断で、この意見を国に送ってしまったのだ。

そもそもの発端は11月27日に行われた県の第9回リニア環境保全連絡会議。その場では各委員がさまざまな意見を述べた。塩坂邦雄委員(環境コンサルタント)は10月27日に行われた国の第6回有識者会議にJR東海が提出した資料に「大変な矛盾点があった」などと指摘した。

●大量湧水という結論は出せない
国の有識者会議では、JR東海が提出した資料等の説明に異論、反論は出なかった。有識者会議委員も務める県地質構造・水資源専門部会長の森下祐一静岡大学客員教授(地球環境科学)は、塩坂氏の指摘に対して、「矛盾はない。湧水したかどうかの計測値を記入したのであり、(湧水がなかったのは)JR東海の勝手な解釈ではない。湧水がなかったことで、逸水があったかもしれない。断層=湧水ではない」などとコメントした。つまり、「大量湧水があると結論づけることはできない」と見ていたのだ。

さらに、塩坂氏は大量湧水を前提に、「薬液注入による止水ができないと思われる」などと発言した。この発言に対しても、県委員の安井成豊・施工技術総合研究所部長(トンネル工学)は「深い場所であり、データについて再確認したほうがいい。(トンネル施工では薬液等)何かで対応できる。施工時にはちゃんと対応できるはず」などと反論した。

県リニア環境保全連絡会議後、森下部会長に「塩坂氏の指摘を県専門部会で問題にして議論するのか」と尋ねたところ、「今後、検討する」と回答した。

ところが、12月8日の第7回有識者会議後の江口秀二国交省審議官の囲み取材で、静岡新聞記者が「静岡県が送った(塩坂氏の指摘を含む)リニア環境保全連絡会議の意見書にどう対応するのか」と聞いた。ここで初めて、県が部会長である森下氏にも諮らず、同会議の意見書を12月3日付で国に送ったことが明らかになった。

この意見書は県のホームページで読むことができるが、大きな問題が3点ある。

まず、県専門部会の委員が発言していないことが、委員の意見として記載されていることだ。

12月15日の県議会環境委員会で、意見書に記載の塩坂氏の指摘部分に関する質疑があり、塩坂氏が発言していない内容が記載されていることが判明した。


*県のリニア会議でJR東海の資料に大変な矛盾があると指摘した塩坂邦雄氏(左、筆者撮影)https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/e/f/efbf4_1635_8cfcc4fca588dcffa3c7951ad82e5bc5.jpg

塩坂氏の発言は「薬液注入による止水ができないと思われるので、その議論が必要である」というものであるが、県の文書は「薬液注入による止水ができなく、先進坑で水を抜くことになり、山梨県側に流水してしまう」と変わっていたのだ。

当日の議事録を調べても、「先進坑で水を抜くことになり、山梨県側に流水してしまう」という発言は見当たらない。つまり、県は、塩坂氏が会議で発言をしていない意見を盛り込んでしまったわけだ。

県は会議後にあらためて塩坂氏に聴取したと言うが、森下部会長らは了解しておらず、塩坂氏個人の意見を県リニア環境保全連絡会議で合意した意見として国に送ってしまったのだ。

●仮定だらけの飛躍した結論
第2に、塩坂氏の「薬液注入による止水ができなくなる」という発言が問題だ。トンネル専門家の安井氏は「止水できる」と反論しているのだから、塩坂氏は薬液注入等で止水できない根拠を示さなければ科学者としての意見ではない。

しかも、その根拠のはっきりしない「薬液注入による止水ができなくなる」という仮定を前提に、「先進坑で水を抜くことができない」という新たな仮定を導き出し、その結果、大量湧水に対応できなくなることまで仮定して、「山梨県側へ流水する」という結論を得ている。仮定だらけの飛躍した結論だ。
市川浩司・県水利用課長は「塩坂氏の意見は仮定のうえの仮定であることを認める。(県議会環境委員会で塩坂氏の主張について)可能性が十分あると答えたが、その根拠は何もない」と言うのだ。

第3の問題は、27日の同会議には、地元の井川地区自治会や観光協会などの代表が出席、「(水問題は)東電の田代ダムを活用して解決できないのか」「井川ダムなどのダムの活用で水問題を何とかしてほしい」「過疎地域に生活する者としては早期に工事を始めてほしい」などの真摯な意見・要望が出されていたが、県の文書にはひと言も盛り込まれていないことだ。県は「流域住民の意見を尊重する」と言ってきたが、その流域住民の意見を無視するのはなぜだろうか。

●塩坂氏は県の「利害関係者」
さらに言うと、塩坂氏は県の建設環境に関する調査、計画を請け負う環境コンサルタントを務めてきたから、静岡県の利害関係者である。JR東海を相手取った静岡県リニア差止訴訟準備会では講師だった。県は有識者会議の人選に対して、JR東海の利害関係者と見られる人物を委員から外すよう求めた。今回の“文書騒動”で、県は塩坂氏に「場外乱闘」の旗振り役を任せているのがはっきりとした。県の専門家会議に県の利害関係者が含まれていいのか。

国は県からの文書について、何ら対応することはないと回答した。多分、県が仕掛けた「場外乱闘」に巻き込まれるのを避けたいのだろう。

川勝平太知事は県職員らを前に、事あるごとに「心は素直にうそ・偽りを言わない」「節義を重んじ、礼節を失わない」「恥を知り、約束を違えない」など、ふじのくに公務員心得8カ条を唱えてきた。昨年11月には三重県知事に向かって「うそつき」と批判したこともある。では、県が国に送付した今回の意見書にうそ、偽りはないのか。

川勝知事はこうした疑問に真正面から回答する必要がある。

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http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/232.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 経済板リンク:川崎・リニア建設計画 「住宅の真下 トンネル不要」 市民団体批判、調布の道路陥没受け(大深度で影響なし、は崩れた!)
経済板に投稿しました。 

■川崎・リニア建設計画 「住宅の真下 トンネル不要」 市民団体批判、調布の道路陥没受け(大深度で影響なし、は崩れた!)
http://www.asyura2.com/20/hasan134/msg/874.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2020 年 12 月 28 日 09:31:01: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/233.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 菅内閣揺るがす馬毛島重大事件<本澤二郎の「日本の風景」(3948)<政府が45億円無人島を160、300億円で買収の怪>
菅内閣揺るがす馬毛島重大事件<本澤二郎の「日本の風景」(3948)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27490935.html
2020年12月28日 jlj0011のblog


<政府が45億円無人島を160、300億円で買収の怪>

知らなかった、で済まない重大疑惑事件が、大分前から発覚していたのだが、最近まで気付かなかった。アメリカの属国を当然視する安倍内閣の下で、新たな屈辱的な計画が進行していた。それが馬毛島重大事件で、成り行き如何で、菅内閣は倒壊するかもしれない。

 安倍疑惑事件は、列島のいたるところに、まるで地雷のように埋まっていることが分かる。改憲軍拡の極右政権の恐怖である。恩師・宇都宮徳馬が、泉下で怒り狂っている様子が目に見えるようだ。

 ワシントンの対中国戦略の訓練基地を、新たに日本の無人島に作り、米軍に提供するという、第二の沖縄・辺野古移設事件といえるものだ。トランプの犬・安倍晋三が指示して、馬毛島買収作戦が開始されていた。

 かつては神奈川県厚木の米軍基地で、恐ろしい爆音を鳴らしていたものだ。日本列島のどこも、受け入れるところはないに決まっている。自衛隊岩国基地も地域住民が反対している。安倍が目に付けたのが、鹿児島県の無人島だったが、ここも漁民らが反対している。それでも強行するという安倍の意向を受けて、日本学術会議でも話題を振りまいた杉田官房副長官が、所有権者の「タストン・エアポート」なる奇怪な会社と話し合いを行った、が今朝ほどの事情通の説明だ。

 そこで判明したことは、45億円の無人島が、なんと165億円に跳ね上がった。この時に、安倍の補佐官で海外出張不倫で有名になった和泉と、当時、自民党総務会長の加藤勝信(現在菅内閣官房長官)も介入、165億円でまとめ上げた。真っ黒な疑惑を印象付けた決定といえる。談合・ごね得の最たるものである。これは国民の税金・血税である。公明正大なものではない。

 疑惑の会社「タストン・エアポート」は、加藤の義父で、安倍晋太郎の盟友・加藤六月と深い仲という裏事情も発覚した。45億円物件がなぜ165億円に跳ね上がったのか。

 詳しい事情を知る安倍・杉田・和泉・勝信ということになる。国政調査権による国会喚問が不可欠だ。菅もまた、この事件に間接的に関与している、と事情通は指摘している。

 「和泉と菅の仲は、横浜市議時代から」「和泉も横浜在住という関係で特に親しい。その関係で官邸入り、いわば菅の代理人」などと周囲から見られている。

要するに、政治屋では安倍・菅・加藤の3人組と役人の杉田・和泉による165億円決着といえるかもしれない。

 これら一連の重大疑惑について週刊新潮や週刊大衆記者の山岡俊介も何度か報道している。今回山岡メモを提供してもらい、流れを追い、本日事情通にも確認して、以上の疑惑事件をまとめている。

 現状で決着がついてるわけではない。問題の会社トップの交代で、165億円は安すぎる、300億円だ、と言い出してもいるという。間に入った防衛省官僚が更迭された。はたまた物件の7筆に、根抵当権(それぞれ15億円)がついているため、買収は頓挫してしまっている。

 「さらに詐欺的企業の間に下地というカジノ事件に関与して、維新を除名になった、菅とも親しい悪徳代議士も絡んでいて、彼が官邸に脅しをかけている」という事情通の説明から、疑惑は疑惑を呼んでいる。

<安倍のツケが菅に、しかし日本は米国の属国ではない>

 トランプの犬が埋め込んだ地雷が、菅の致命傷になるかもしれないのである。新聞テレビは電通が抑え込んでいるようだが、いつまで抑え込めるだろうか。

 昨日、島根県松江市からの連絡によると、上空を日米の軍用機が飛び交って騒音が激しいという。自衛隊の緊急発進もそうだが、米軍艦載機の爆音に市民が耐えられるものではない。

 同市の会社社長は「木更津駐屯地のオスプレイは要人搬送用でしかない。日本海は危ない」と悲鳴を挙げていた。

 日本国民には、このさい、しかと理解してもらいたい。日本は独立国である。米国の属国ではない。安倍の祖父・岸信介の、60年安保改定で狂ったものであるから、これを対等な条約にすることが、日本政府の主権者に応える喫緊の課題であると。

 宇都宮徳馬ではないが、日本は「アジアに立つ」(講談社)。沖縄から米軍を引き揚げさせる、むろん、馬毛島に訓練場を作らせない。そのための護憲リベラルの政府を実現する。ここに的を絞るべきであろう。

 神社参拝ではなく、この点に枝野と小沢は集中すれば、主権者はついていくだろう。

<空母艦載機の離発着訓練は米国内でやるべし、日本領土はNO>

 米空母の訓練場は、戦争の危機を招来させるだけのものである。国民はNOである。まともな護憲の政府を誕生させる時である。

 英シンクタンクの分析では、2028年の時点で、アメリカの経済力は1位の座を、中国に譲るという。話半分にしても、いまの米コロナ対策のいい加減さを見ていると、その可能性は高い。

 地球の経済的磁場は、欧米からアジアに移る。日中と南北朝鮮+ASEANが、地球のエンジン役となることは分かりきっている。アジアの世紀に、米空母艦載機の訓練場など、百害あって一利なし、である。

 米国の領土を利用して訓練するのが、21世紀の要請である。日本領土はNOである。

 安倍家の執事・加藤勝信や沖縄の政治屋・下地らの暗躍を、これ以上許してはならない。

2020年12月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/234.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 「Go To」で大失敗の菅首相、いよいよ政権運営が狂い出している ちぐはぐな安全保障政策からも一目瞭然(現代ビジネス)


「Go To」で大失敗の菅首相、いよいよ政権運営が狂い出している ちぐはぐな安全保障政策からも一目瞭然
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/78737
2020.12.26 半田 滋 現代ビジネス

政権運営のふらつきぶりが露呈…

内閣支持率が急落し、慌てて「Go To」を一時停止した菅義偉首相。政権運営のふらつきぶりは安全保障面で如実に現れている。

後任の首相に対し、「イージス・アショア代替策」「敵基地攻撃能力の保有」の検討を言明した安倍談話について、菅氏は「安倍政権の継承」を明言しながら「この談話は閣議決定を得ていない。原則として効力が後の内閣に及ぶものではない」と述べて、手のひらを返したのは11月4日の衆院予算委員会だった。



ところが、12月18日にはイージス・システム搭載艦2隻の建造と敵基地攻撃に活用できるスタンド・オフ・ミサイルの開発を閣議決定した。つまり、自身の国会答弁とは裏腹に安倍談話は「効力が後の内閣に及ぶもの」だったことを証明してみせたのである。

ただし、この閣議決定には敵基地攻撃という言葉は出てこない。「抑止力の強化について、引き続き政府において検討を行う」との一言を入れて結論を先送りしている。

「結論の先送り」にしては、同月21日に閣議決定した2021年度防衛費の政府原案に敵基地攻撃に使える武器類をずらりと並べたのはどういうわけだろうか。

「能力」だけ高めてどうするのか

敵基地攻撃のための「能力」を高めながら、政策決定という「意思」の表明は見合わせるというちぐはぐぶり。安全保障政策にあまり関心がないといわれる菅首相の個性がにじみ出たといえばそれまでだが、「能力」だけ高めてどうするのか。

2021年度防衛費の政府原案の中から敵基地攻撃に活用できるメニューを見ていこう。

最初に目につくのは、「ミサイル防衛のための衛星コンステレーション活用の検討」だ。14億円を計上した。



衛星コンステレーションとは、宇宙の低軌道に数多くの監視衛星を打ち上げて、敵ミサイルを追尾する衛星群のこと。米国防総省が研究を進め、昨年3月には1200基の衛星群を構築する計画を発表した。日本政府に参加するよう求めている。

米国の呼び掛けもあり、わが国は今年6月に宇宙基本計画を改定、米国、中国、ロシアが進める「宇宙の戦場化」に同調する方針を打ち出した。

そのうえで「小型衛星コンステレーションについて米国との連携を踏まえながら検討を行い、必要な措置を講ずる」と明記した。

米国防総省は、中国やロシアや中国の新型ミサイルに対処するため、2013年に新構想「統合防空ミサイル防衛(IAMD)」を策定している。

IAMD構想は「敵のミサイル攻撃阻止のため、防衛的、攻撃的能力をすべて包括的に結集させる」としており、政府が検討中の敵基地攻撃と符号する。防衛省が衛星コンステレーションの検討を進めれば、いずれIAMD構想への参加を決断せざるを得ない。

米政府と連携すれば、米軍の情報をもとに自衛隊が敵基地攻撃に踏み切ったり、自衛隊の情報をもとに米軍がミサイルを発射したりする「武力行使の一体化」に踏み込むことになりかねない。

防衛費から見えてくること

2021年度防衛費の検証に戻ろう。

次は「スタンド・オフ電子戦機の開発(100億円)」だ。航空自衛隊のC2輸送機を改修して電子戦に活用する。



電子戦機は妨害電波を出して地上レーダーや迎撃機をかく乱させる敵基地攻撃には不可欠な航空機だ。自衛隊は専守防衛の看板を掲げながらも、敵基地攻撃に活用できる武器類を着実に揃え、欠落していたのはこの電子戦機だけだった。

かつては航続距離が長いと周辺国の脅威になるとの理由から、米国から導入したF4戦闘機から空中給油装置を取り外した。

だが、1980年代に調達したF15以降の戦闘機は空中給油装置を外すことなく、飛びながら燃料供給できる空中給油機も導入、航続距離の問題は解消した。

戦闘機を指揮する管制機能を持つ空中警戒管制機(AWACS)については、1976年に函館空港へソ連の戦闘機が強行着陸した事件をきっかけに、まずE2C早期警戒機を買い入れた。次にE2Cでは能力不足だとして、高性能のAWACS導入を実現した。

敵基地攻撃は、戦闘機が空中給油を受けながら長距離を飛行し、AWACSの管制を受ける。敵基地が近づくと電子戦機が妨害電波を出すことになる。

最後は敵基地への爆弾投下である。航空自衛隊は2005年から日本の演習場ではできない実弾の投下訓練をグアムで開始した。当初は通常の爆弾だったが、2012年から衛星利用測位システム(GPS)衛星を利用した精密誘導装置付き爆弾(JDAM)に切り替え、精度を増した。



より正確な爆撃のため、2014年にはイラク戦争で米軍が使ったのと同じタイプのレーザー光線で誘導するレーザーJDAMを導入。この年の日米豪共同訓練で、F2戦闘機が投下し、目標に命中させている。

自衛隊が保有する航空機や爆弾を組み合わせれば、米軍に近い敵基地攻撃能力を持つことになる。

「敵基地攻撃能力の保有」が完成間近

自民党はより「能力」を高めようと、遠方から正確に攻撃できるミサイルの保有を求めていたが、2018年に改定された「防衛計画の大綱」「中期防衛力整備計画」でスタンド・オフ・ミサイルの導入が決まり、実現した。

2021年度防衛費には「スタンド・オフ・ミサイルの取得(149億円)」とあり、F35戦闘機に搭載するノルウェー製で射程500キロの長射程ミサイル「JSM」の取得費が計上された。



防衛省は米国製で射程900キロの「JASSM(ジャズム)」と「LRASM(ロラズム)」の導入も決めている。

これらのミサイルを搭載した戦闘機が日本海上空から発射すれば北朝鮮に届き、東シナ海から発射すれば中国まで届く。「敵基地攻撃能力の保有」は完成に近づいている。

12月18日に閣議決定されたスタンド・オフ・ミサイルの開発は、2021年度防衛費の中で「12式地対艦誘導弾能力向上型の開発(335億円)」として登場した。

陸上自衛隊が保有する12式地対艦誘導弾(ミサイル)を基にして5年間かけて開発し、長射程化する。現在は地上発射型のみだが、護衛艦や戦闘機からも発射できるようにしてファミリー化する。

レーダーに映りにくいステルス性も付加し、相手のミサイル対応を困難にすることで、自衛隊による攻撃の威力が上がるようにする。

予算を有効活用してはどうか

9月に発表した概算要求には「12式地対艦誘導弾(改)の開発(27億円)」とあったが、これを「12式地対艦誘導弾能力向上型の開発(335億円)」に差し替えて、新型ミサイルの開発であることを明確にした。

研究・開発案件では、「島嶼防衛用高速滑空弾の研究(150億円)」がある。

防衛省の説明では「敵に奪われた島嶼奪還のための地対地ミサイル」というが、長射程化を目指せば超音速滑空弾と呼ばれるロシアの「アバンガルド」、中国の「DF17」のように他国に脅威を与える兵器にもなる。

「『いずも』型護衛艦の改修(203億円)」も目に付く。本年度は「いずも」を改修しており、来年度は2番艦「かが」の出番というわけだ。空母化された2隻にはJSMを抱えたF35B戦闘機が搭載される。



もともと対潜水艦戦に特化して建造された「いずも」「かが」を攻撃に特化した空母に改修するのだから、これほど明確な敵基地攻撃能力の保有はない。

見てきた通り、2021年度防衛費には敵基地攻撃に使える武器類が勢ぞろいしている。もちろん防衛省は「専守防衛のため」と説明しているが、空母や長射程ミサイルは到底、その枠には収まらない。

高まる一方の敵基地攻撃の「能力」に対し、「意思」を示そうとしない菅首相。安全保障政策にさほど関心がないのなら、過去最高額となる5兆3422億円にのぼる2021年度防衛費をコロナ対策に回し、予算を有効活用する「意思」を示してはどうか。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/235.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 羽田雄一郎議員が都内で急死 PCR検査受ける直前に体調急変(日刊ゲンダイ)



羽田雄一郎議員が都内で急死 PCR検査受ける直前に体調急変
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283274
2020/12/28 日刊ゲンダイ


立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長(C)日刊ゲンダイ

 若すぎる急死に、年の瀬の永田町はどよめいている。立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長が27日、東京都内の病院で死去した。53歳だった。

 関係者によると、24日ごろに発熱。いったんは回復したものの、再び体調を崩し、この日は都内の病院で新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定だった。検査に行く途中で体調が急変し、そのまま、病院に運ばれたという。

 羽田氏には糖尿病の既往症があったとの情報もある。新型コロナに感染していたかどうかは不明だ。

 羽田氏は玉川大を卒業。父で首相を務めた故・孜氏の秘書を経て、1999年の参院長野県区補選で初当選した。当選5回。旧民主党の野田政権で国交相を務めた。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/236.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 「飯を食うために集まったんじゃない」「意見交換を考えてやっている」(二階自民党幹事長)・・・天に唾する老害政治屋!! 

※画像補足 https://www.youtube.com/watch?v=FjpsiApOCfg











「飯を食うために集まったんじゃない」「意見交換を考えてやっている」(二階自民党幹事長)・・・天に唾する老害政治屋!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-50fcf9.html
2020年12月28日 くろねこの短語

 自民党議員の忘年会が後を絶たない中、特高顔のカス総理が電波芸者の田原総一朗君と会って、「もう会食しない」「自身の責任問題になりかねない」って愚痴ったそうだ。「自身の責任問題になりかねない」って、既に「責任問題」になってることも理解できないノータリンってことか。

首相、年末年始「会食しない」 批判受け自粛

 でもって、その田原君のBSの番組に土建政治の二階君が出演して、ステーキ会食についてこれまた居丈高な物言いしてくれたってね。曰く、

「飲食店でやったというだけで飯を食うために集まったんじゃない」
「そこで出会って意見交換をすること、今の事態に対してどう対応するかということを考えてやってる」

 これまたノータリンだよね。誰も会食自体を批判してるんじゃなくて、国民に自粛をお願いしているというタイミングを問題にしてるんだよね。そもそも、野球選手や俳優を相手に、コロナ禍にあってどんな意見交換するのか、それもまた一般大衆労働者諸君にとっては論外なことなのだ。

 心が醜いと見かけも汚らしくなるもので、こういう不潔な爺さんの存在ってのは、まさに「老害」そのものってことだ。

自民党の二階幹事長、大人数会食批判に反論








http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/237.html

記事 [政治・選挙・NHK278] ツイッターは世の中の世相を表す。#自民党に殺される。#自民党に殺される。(かっちの言い分)
ツイッターは世の中の世相を表す。#自民党に殺される。#自民党に殺される。
https://31634308.at.webry.info/202012/article_15.html?1609147042

最近、ツイッターを見ていると、明らかに2,3か月前の状態から明らかに、政治に対する怨嗟の声が聞こえてくる。菅政権の政治批判は勿論だが、最近「#自民党に殺される。#自民党に殺される。」と政府から、その土台となる自民党の批判が出て来るようになった。

テレビによく出て来る倉持医院の倉持先生のツイッターも2,3か月前には政府の批判をしても非常にマイルドであったが、政府批判はこちらがびっくりする厳しくなっている。もう怒り心頭なのだろう。人の命が掛かっている。国民の声を代弁して話してもらっている。よくテレビ局も倉持先生を出している。これだけ影響力のある人がこれだけ政府を批判するのだから、圧力は当然あるだろう。よくテレビ局も出演させる。


小沢一郎は本来民主党の代表で政権交代の立役者で当然首相になるはずだった。しかし、麻生政権下で完全に狙い撃ちされた。政治資金規正法に違反しているのではないかと東京地検特捜部に秘書4人が逮捕され徹底的に取り調べられた。結局、土地購入の記載の期ズレ程度で済む話で不起訴になったが、検察審査会に告発された。最初の検察審査会の委員の平均年齢は37才で、無差別に選べば天文学的にあり得ない確率で、明らかに恣意的に委員が選ばれたとされ、強制起訴された。裁判では小沢一郎が無罪となった。その小沢氏が明らかに起訴されるべき安倍が不起訴になったことにツイートしている。

小沢は安倍のことを人間性の問題と述べている。その通りで、もう人間としての恥も倫理、規律、罪悪感もない。加計では自分のために、平気で事務局長のせいにし秘書官を記憶喪失にさせたり、森友では財務局の職員を死なせたり、佐川には嘘の証言をさせ、国会文書を改ざんしたり、桜では忠実で最も信頼すべき第一秘書に一生嘘をいうことを強いた。証人喚問というが今は自民が委員長を取られているので実現は決して認めないであろう。ここは、小沢氏がやられた検察審査会で強制起訴しかない。検察審査会に持ち込めば、小沢氏の場合のように委員選別を操作されなければ必ず強制起訴に持ち込める。人選操作は今の政権ならやるかもしれない。検察審査会の委員を選ぶ部署は、最高裁判所の事務総局の管轄にあるから、やれないことはない。それほど、今の政権は何でもやると思っている。

選挙は来年必ずある。支持率も30%を切るだろう。野党は本気で共闘し政権を取らなければならない。ダメでも、過半数に限りなく近づかなければならない。そうすれば、委員会の委員長を多く取れる。

http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/238.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 有権者の責任は重大だ。(日々雑感)
https://okita2212.blogspot.com/2020/12/blog-post_29.html
12月 28, 2020 日々雑感(Daily miscellaneous feelings) 

<自民党の二階俊博幹事長は27日放送のBS朝日番組で、自身を含む菅義偉首相らとの大人数会食に批判が出ていることについて「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」と述べ、反論した。

 衆院解散・総選挙に関しては「新型コロナウイルス対策をどうするか、みんな毎日心配している。こういうときに選挙だと言うわけにはいかない」と語った。番組は25日に収録された>(以上「時事通信」より引用)


 会食を「制限」しようと国民に呼びかけながら、麻生氏のように「六人家族が一堂に会しての食事も禁止なのか?」と記者たちをおちょくったり、二階氏のような「政治家は特別だ」と特権意識をちらつかせるなど言語道断だ。この武漢肺炎の感染拡大と真摯に取り組むべき時期にあって、政治家がまず率先して範を垂れなくてどうするのか。

 「選挙をするわけにいかない」などとコロナ禍を理由にしているのも理解に苦しむ。必要とあれば解散すれば良い。密を避けて選挙は幾らでも出来る。第一、これまで政治家たちが大集会を催して選挙で政策を戦わしていただろうか。支持確認の総決起集会で団体や支持母体の大動員をしてはいたが、有権者に呼び掛ける政策論議の大集会など日本の選挙であっただろうか。

 ステーキ会食して政治家が国民の情報を手に入れる、というのもどうかしている。高給ステーキ店で会食できる国民がどれほどいるというのか。そして真に政治の光が必要な国民は高給ステーキ店でステーキを頬張る人たちではない。

 二階氏の選挙県・和歌山県には数頭のパンダがいる。一頭当たり年間一億円以上も中共政府にレンタル料を支払う契約だそうだが、それも中共政府の気に入らなければレンタルされないそうだ。二階氏は余程中共政府のお気に入り、ということなのだろうか。

 親中派により日本はどれほど危険に晒されてきたことだろうか。中国を経済的に富ませることで、日本の経済界も儲けて来たのかも知れないが、そのために国土を侵犯し日本の土地を買収し、そして世界で二番目に中国人移民の多い国に日本をしてしまった政策は大きな禍根となるだろう。

 こんな利権漁りの政治家など不要だ。国民に自ら範を垂れようとしない政治家も不要だ。碌な政策を考えつかない愚かな政治家も不要だ。物事の道理を弁え、自らの「分」を弁えない政治家も不要だ。有権者の責任は重大だ。選挙は襲名披露ではないし、利権団体の親分を永田町に送る儀式でもない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/239.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 安倍晋三前首相が唐突に辞任した本当の理由は、英国と米国が中心になって極秘情報を共有する「ファイブ・アイズ」に日本も入れと言ってきたのを、二階俊博幹事長に反対されて断ったのが原因だった(板垣 英憲)
https://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/9803fbb9f4a0f9f242505a475dc708bd
2020年12月28日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆〔特別情報1〕
 以下、上皇陛下の側近である吉備太秦からのトップ情報である。

 安倍晋三前首相が唐突に辞任した本当の理由がわかった。英国と米国が中心になって極秘情報を共有する英語圏5カ国(英国と米国以外の3カ国は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダとなっている)で構成される「ファイブ・アイズ」という組織がある。実はトランプ大統領とジョンソン大統領は、安倍晋三前首相に対して、「英語圏ではないけれども日本も入れ」と言ってきていた。それに対して安倍晋三前首相は二階俊博幹事長に相談したところ、強く反対されて断った。このため、「こんなやつが総理大臣とはダメだ」ということで、関係が急速に悪化し、安倍晋三前首相は辞任せざるを得ないところまで追い込まれた。これが今年7月23日に発表された、ワシントンのシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS=The Center for Strategic and International Studies」は、「日本における中国の影響力(China's Influence in Japan)」と題する調査報告書と繋がっていった。「ファイブ・アイズの極秘情報」というのが一番重要な情報で、本当のトップシークレットだ。安全保障で最も重要なことは情報であり、情報という意味において日本は、これまでファイブ・アイズに入っていないため、トップシークレット情報は入ってこなかった。すべてが蚊帳の外に置かれてしまう。だからこそ、「日本も入れ」と言われたのに、それを断った。これにより当然、ジョンソンもトランプも「何考えているのか。もしかしたらバイデンと同じ親中派だったのか」と激怒した。安倍前首相が辞任して菅義偉首相になったけれども、二階幹事長が支える政権だけに日本が置かれた状況は何も変わらない。だから、自民党政権はこの先、長くは続かない。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/240.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 立憲・羽田雄一郎氏の死因はコロナ感染症 PCR検査直前、容体急変 現職議員で初の死者(毎日新聞)
立憲・羽田雄一郎氏の死因はコロナ感染症 PCR検査直前、容体急変 現職議員で初の死者
https://mainichi.jp/articles/20201228/k00/00m/010/233000c
毎日新聞 2020年12月28日 18時25分(最終更新 12月28日 18時25分)


羽田雄一郎氏

 27日に死去した立憲民主党の羽田雄一郎参院幹事長(53)=参院長野選挙区=の死因が、新型コロナウイルス感染症だったことが28日分かった。現職国会議員のコロナによる死者は初めて。

 羽田氏の死去に伴う参院長野選挙区補選は、来年4月25日投開票で実施される見通し。

 党関係者によると、羽田氏は2〜3日前から発熱するなど体調を崩した。27日にPCR検査を受ける予定だったが、病院に向かう途中、容体が急変したという。

 父は故・羽田孜首相。1999年の参院補選で初当選し、現在5期目。旧民主党の野田佳彦内閣で国土交通相を務めた。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/241.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 茂木外相の政治団体、使途不明の支出が1億2000万円以上 全体の97%占める(東京新聞)

※補足 2020年12月28日 日刊ゲンダイ3面


茂木外相の政治団体、使途不明の支出が1億2000万円以上 全体の97%占める
https://www.tokyo-np.co.jp/article/76952
2020年12月27日 15時30分 東京新聞


茂木外相=2月

 茂木敏充外相の資金管理団体から寄付を受ける政治団体「茂木敏充後援会総連合会」で2016〜19年、使途の詳細が分からない支出が全体の約97%、1億2千万円以上になることが27日、政治資金収支報告書で分かった。

 総連合会は政治資金規正法が定める「国会議員関係政治団体」として届け出られていないため支出の公開基準が緩く、金銭の流れが事実上チェックできない状態になっている。識者は「情報公開逃れだ」と指摘している。

 茂木氏の事務所は共同通信の取材に「総連合会は国会議員関係政治団体ではない。政治資金は法令にのっとり処理、報告している」としたが、使途の詳細などについては回答しなかった。

 総連合会の収支報告書によると、総連合会の会計責任者は資金管理団体の「茂木敏充政策研究会」と同一人物で、所在地や連絡先も同じだった。16〜19年分の収入は計1億3120万円で政策研究会からの寄付が99・9%を占めた。

(共同)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/242.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 「黒川前検事長も安倍前首相も許すな」市民の会が怒り気勢(日刊ゲンダイ)
「黒川前検事長も安倍前首相も許すな」市民の会が怒り気勢
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283367
2020/12/28 日刊ゲンダイ


「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会(旧・安倍首相による検察支配を許さない市民の会)」が28日、司法記者クラブで会見(C)日刊ゲンダイ

「これからの再捜査を期待している。私たち市民は絶対にあきらめない」――。

 賭けマージャンを日常的に繰り返していたとして、東京高検の黒川弘務前検事長を常習賭博罪で東京地検に刑事告発し、その後の検察の不起訴処分を不服として検察審査会(検察審)に審査を申し立てていた「菅政権による検察・行政の強権支配を糺す会(旧・安倍首相による検察支配を許さない市民の会)」が28日、東京地裁の司法記者クラブで会見を開いた。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 同会は6月に黒川氏を告発。7月に不起訴処分となったため、検察審に申し立てを行った結果、東京第6検察審は12月8日付で、黒川氏について「起訴相当」とする議決を決定。これを受け、東京地検が再捜査に入ることとなった。

 この日の会見は検察審の議決を受けて開かれたもので、同会の藤田高景代表は「検察審査会が、私たち国民の怒りと正義の声に対して起訴相当と真っ当な結論を出したことは高く評価し、敬意を表したい」とあいさつ。一方、同会では「安倍前首相は定年延長を餌にして検察首脳を支配下に置こうとした」とも主張。桜疑惑で曖昧な説明を続ける安倍前首相に対しても、「12月25日の安倍氏の国会での答弁は、虚偽そのもの。私たちは黒川氏の起訴の実現と、もうひとつの重大な柱として安倍前首相の法律違反・国会での虚偽答弁の乱発と開き直りを許さず、安倍氏の起訴と議員辞職を実現したい」(藤田代表)などと気勢を上げた。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/243.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <満天下に知れ渡ったデタラメの正体>安倍前首相も菅現首相も もはや逃げ切れないだろう(日刊ゲンダイ)

※2020年12月26日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大




※文字お越し

「#安倍前首相の議員辞職を求めます」――。フザけた答弁の最中から、ツイッター上では、このハッシュタグが猛拡散。一気に「トレンド入り」したことからも、国民の不満がうかがえる。

 安倍前首相が25日、衆参両院の議院運営委員会に出席。「桜を見る会」前夜祭の費用補填を巡り、虚偽答弁を重ねたことをわびた。

 むろん、謝罪は形だけ。24日の会見に続き、「私の知らない中で行われてきたとはいえ」「結果的に」などと言い訳がましい前置きを連発した。

 クラブ加盟記者限定の会見では「国民から見て一点の曇りもないように、透明性を確保するため私自身が責任を持って徹底していく」と強調。疑惑の解明に努めると約束したクセに、進んで真実を説明する姿勢はみじんもなかった。

 いくら野党議員が前夜祭の領収書や明細書の提示を求めても、よほど見られたくない記載でもあるのか、かたくなに拒否。「ホテル側の営業の秘密」を理由に挙げ、さも自らの意思ではないかのように振る舞うのが、この人物のタチの悪さだ。

「透明性の確保」は口からデマカセ。たった1日で、また1つ大嘘を重ねるとは筋金入りのペテン師だが、安倍の国会説明によって、むしろ疑念は深まるばかりだ。

 前夜祭を主催した政治団体「安倍晋三後援会」は会計責任者の略式起訴を受け、政治資金収支報告書を訂正。公開中の2017〜19年分に参加者の会費や補填した前夜祭費用の収支を新たに記載したが、補填分の原資に関しては「繰越金」の増額修正にとどまる。

 費用補填に使ったとみられる繰越金の増額分はどこから捻出したのか――。共産党の田村智子参院議員にそう追及されても、安倍はまともに答えない。依然として謎は残ったままだ。

念頭には真相を隠す方便だけ

 昨年までの4年間の補填額は参加者1人当たり約3000円。会費の5000円を加えれば「宴会費」は実質8000円。約37%ものディスカウント料金で、参加者は高級ホテルの宴会場で飲み食いに興じたわけだ。

 しかも、安倍は補填分の原資は「私のいわば預金から下ろした」「事務所に手持ち資金として預けていたもの」と説明する。自身の口座から引き出した金を4割引きの原資に充て、有権者をもてなせば立派な利益供与にあたるのではないか。

 その点を共産党の宮本徹衆院議員がただすと、安倍は「利益を供与して票を集めようとはツユほども考えていない」と色をなして反論。痛いところを突かれると、すぐムキになって強い言葉を使うのが、この人物のクセだ。宮本の指摘は恐らく図星ではないのか。

 そもそも安倍は14年から不記載を始めた動機を聞かれても「当時の責任者に接触できない」と説明を拒否。野党側は「同年に小渕優子元経産相の政治団体の政治資金規正法違反事件が発覚。その影響もあったのでは」とみているが、安倍の念頭には真相を隠すための方便しかないのだろう。

「いつも通り『真摯に反省』なんて口先だけ。公的行事の『桜を見る会』の私物化や、118回も嘘を繰り返して国会を欺き、貴重な審議時間を空費させたことへの反省の色もない。全く誠実さに欠けた説明でした。『みそぎ』のポーズを示すだけのセレモニーに国会を利用したに過ぎず、茶番としか言いようがありません」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 これだけ疑惑のオンパレードなのに、東京地検特捜部は、なぜ安倍を不起訴にしたのか。大甘捜査への疑念も尽きない。

腐敗のウミを出し切るには議員辞職しかない

「秘書に任せていた」を連発し、自分は議員バッジにしがみつく。こんな醜態は民間企業ではあり得ない。立憲民主党の辻元清美衆院議員も指摘したが、社長が公の場で嘘を100回以上も重ねた揚げ句、「社員にダマされた」という言い訳は通用するのか。その上、社員だけは詰め腹を切らせ、社長は「初心に帰って全力を尽くす」なんて言い分は通らない。

 そんな会社はコンプライアンス失格。社会の信用を失って潰れかねない。そんな社会常識の基本すらゴマカそうとするのが、希代のペテン師の恐ろしいところだ。

 大体、あれだけ豪華な宴会場で酒や料理を提供すれば、会費5000円で収まらないことは自明の理だ。しかも、その明細書をホテル側は発行していないと、安倍は国会で繰り返したが、これも真っ赤な嘘だった。たとえ秘書がそう説明しても、世間の常識に照らし合わせれば誰だって疑ってかかる。

 そんな常識すら持ち合わせず、秘書の言い分をうのみにして虚偽答弁を重ねたのなら、安倍のオツムは相当にヤバイ。それでも安倍は「5000円で全て賄っていたんだね」と秘書に確認したというから、もう言葉が出ない。

 そんな常識のかけらもないマヌケが、総理のイスに7年8カ月も納まっていたとでもいうのか。本当なら戦慄を覚える。菅首相も官房長官時代に安倍の非常識答弁を追認。「5000円でできないこと、ないんじゃないでしょうか。私どもはいろいろやっています」と強気で答えていたから、安倍と同罪である。

とことん自分に甘いオジサンたち

 これだけ腐った2人が8年もの長きにわたって、政権のバトンをリレーすれば、組織が腐敗するのも当然の流れだ。

 25日はくしくも、東京地検特捜部が衆院議員を辞めたばかりの吉川貴盛元農相の議員会館や札幌市にある事務所などをガサ入れ。容疑は収賄で、大臣在任中に鶏卵大手「アキタフーズ」(広島・福山市)の前代表から計500万円を受け取った疑い。うち300万円は大臣室で2度にわたって現金で受領したというから、モラルもヘチマもない。前出の五十嵐仁氏はこう言った。

「慢性心不全で入院中の吉川氏は、特捜部の聴取に『現金は返すつもりだった』と開き直ったそうです。バレなければ、ずっと預かったままだったのか。全てを『秘書のせい』にして、都合が悪くなれば『病院に逃げ込む』が自民党の常套手段。こんな言い分が通じると思っているほど、国民をバカにしている。折しも、賭けマージャン問題の賭博罪で告発され、不起訴処分となった黒川弘務元東京高検検事長に、検察審査会が『起訴相当』を議決。『規範意識が鈍麻している』と厳しく批判しました。かような人物を“官邸の守護神”として検事総長に担ぎ上げようとした菅首相や安倍氏にも同じ言葉はあてはまります。長期政権のウミがたまり、上から下まで『規範意識が鈍麻』した面々に政権を任せるのは限界です。いっそう腐敗が進むだけです」

 安倍は国会出席後に「説明責任を果たすことができたのではないか」と自画自賛。菅も25日の会見で「一定の説明責任を果たした」と認めたが、どんだけ自己評価の高いオジさんたちなのか。しかも菅は、安倍の国会説明を「見ていない」というから、とことんフザけている。

「表現のしようがないほどのデタラメが満天下に知れ渡ったのに、安倍氏も菅首相も年末のドサクサに紛れて幕引きを図ろうとする。その算段が体中からにじみ出ており、性根から腐っているとしか思えません。もはや逃げ切れると思ったら大間違いで、国民の怒りの火に油を注ぐようなものです。長期政権のウミを出し切るには、まず安倍氏に潔く議員を辞めてもらうしかありません」(政治評論家・本澤二郎氏)

 辻元に「国民の間で議員辞職をの声があるのをご存じか」と聞かれると、安倍は「はい。承知しています」と素直に認めた。だったら、国民の声を聞き入れ、バッジを外したらどうなのか。改めて「#安倍前首相の議員辞職を求めます」。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/244.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <ボロボロになって終了>読売世論調査、菅内閣の支持率 3カ月で29ポイント下落45% 急落ぶりは麻生内閣以来 

※2020年12月28日 読売新聞1面



※2020年12月28日 読売新聞2面



※2020年12月28日 読売新聞3面 紙面クリック拡大



※2020年12月28日 読売新聞4面 紙面クリック拡大











http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/245.html

   

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