★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年12月 > 26日00時45分 〜
 
 
2020年12月26日00時45分 〜
記事 [政治・選挙・NHK278] へえ?安倍の貯金を勝手に秘書が使って報告しなくてもいいんだ(まるこ姫の独り言)
へえ?安倍の貯金を勝手に秘書が使って報告しなくてもいいんだ
http://jxd12569and.cocolog-nifty.com/raihu/2020/12/post-67e2b1.html
2020.12.25 まるこ姫の独り言


これはビックリ。

こんなずさんなことを安倍事務所は平然とやっていたと言う事だ。

昨日は今日の国会での釈明答弁の前に、「サクラを見る会」の前夜祭について安倍が説明と言うか無理くりな釈明していたが、不自然な発言は多くの人がツッコミを入れている。

支援者800人に対する前夜祭で、安倍は国会での答弁では終始一貫して5000円でできたと言い張っていた。

当時、あれほどの疑惑に対して本当にあの超一流ホテルで宴会を5000円でできたのか、野党が質したように、ホテル側に明細書を提出するように指示できたものを、本人は言い張るだけで指示することもなく、今となっては118回も虚偽答弁となって時間と莫大な経費を無駄に使った勘定になる。

一説によると桜を見る会追及で200億円が無駄に使われたと。

そしてようやく東京地検が調べた結果、安倍事務所が補てんしていたことが分かった。
当初から、いくら安倍の顔があったとしても5000円でやれるわけがないと誰もが疑問を持っていたが、やっぱり安倍の答弁は大ウソだった。

ここへきてようやく安倍が釈明会見を開いたが、やっぱり無茶苦茶だった。

記者
>補填の原資はどこから?

安倍
>私の預金から下ろしたものを、手持ち資金として、事務所に私が預けているものの中から支出をした

ハア・・・・・スゴイ。

政治家である安倍の個人的なお金を秘書が勝手に使えると言う驚くような釈明。

5年もの間、秘書は安倍に報告を一つもせず、5000円でやりましたと言い張り、裏では勝手に安倍の貯金からホテル側に支払っていたと。

そして、東京地検の取り調べがあってようやく安倍に報告したと。

それまでは、安倍の個人の口座から秘書が勝手に支出して本人には何の報告もしなかったと。

秘書はやりたい放題じゃないか。

安倍の言い分によると、安倍は秘書に騙されていて、結果的には国会で嘘を振りまいて、総理としての名誉を傷つけられたと言う事だ。

安倍は秘書を告訴したのか。

国会でさらし者にされる安倍の名誉を回復するためにも秘書を告訴しなければおかしいじゃないか。

記者
>事務所には明細書が残っていなかったと言うが、ホテルになぜ確認しなかったのか?

安倍
ホテルには普通はあるんだろう。事務所には明細書が残っていないということだ



またご飯論法でかわす安倍。

そりゃあ安倍事務所は都合の悪い事実は廃棄するだろうが、ホテルには残っていて当然だ。

当時、あれだけ野党に攻め立てられて問い合わせると言う認識がまったくない事にも驚く。

これが一国の総理のやることか?


これが本当だとしたら、こんなボンクラが外交などできるわけがない。

それがいい証拠に、3000億円も貢いでも北方領土は解決しないどころか、ロシアに取られたも同然になっている。

知らぬ間にクリル諸島とか、変な名称に変換され、「北方領土」の名称がまったく出て来なくなった。

今日は国会で説明するそうだが、昨日、あれだけ無茶苦茶な説明をした安倍には何も期待できない。

まあ、大ウソつきな安倍がまともな説明をするわけないんだし、ああいう説明になることは分かっていた。

もう屁理屈満載で説明するのだろう。






http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/195.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 秘書独断「ありえない」 議員秘書「会場費補塡、報告が常識」(毎日新聞)

※2020年12月5日 毎日新聞25面 紙面クリック拡大


※毎日新聞、紙面文字お越し

秘書独断「ありえない」 議員秘書「会場費補塡、報告が常識」

 安倍晋三前首相の後援会が主催する「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部は安倍氏を不起訴とする一方、配川博之・公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)で略式起訴した。安倍氏自身は関与を否定したというが、本当に秘書だけが独断でやったのだろうか。安倍氏に責任は無いのだろうか。現役秘書や秘書経験者らに聞いた。

 自民党議員のベテラン秘書は「秘書の世界の一般常識から言うと、会場費の補塡(ほてん)なんて大事なことを議員本人に伝えていないなんてありえない」と手厳しい。「安倍さんと秘書で口裏合わせをしていたと世間に思われても仕方ない。少なくとも、うちの事務所ならば、すぐに議員に報告する。安倍前首相が実質的に秘書のせいにして逃げ切ろうとする姿勢を感じる」と話す。

 一方で、「当選回数の多い重鎮議員の事務所の場合、議員の政治資金などを一括管理する『金庫番』がいて、任せてしまうケースもある」という。「議員が、信頼している金庫番から『問題ない』と言われれば、その言葉を信じるだろう。あるいは、議員本人には恐れ多くて言えなかったのかもしれない」と加えた。

 ある野党議員の秘書も「秘書のせいにするなんて、相変わらず自民党らしい幕引き。秘書をコマとして扱っているとしか思えない」と批判的な見方をする。

 別の野党議員の秘書は「秘書は、小さなことまではいちいち議員に伝えないが、数百万のお金を動かしているのに、議員が知らないなんてありえない」と話した。

 元議員秘書でもある政治評論家、有馬晴海さん(62)は「秘書が議員に虚偽の報告をすることは、もちろん絶対無いとは言い切れない。しかし普通に考えるなら、(補塡分の)800万円を秘書自身が内緒で処理し墓場まで持っていくこととは思えない」と話す。「そもそも前夜祭があったホテル側からの明細書の発行がないといった説明自体、政治関係者であれば『ありえない』と分かるはず。秘書は議員を守る役割だからこそ、こうしたうそを議員に5年間もつき続けることは考えにくい」と指摘する。

 一方、議員と秘書の関係に詳しい流通経済大の龍崎孝教授(ジャーナリズム論)は「政治資金規正法や公選法に違反していることを秘書が承知で、議員に累が及ばないように自分だけで処理することはありうる。ただ、今回は後援会が関係し、地元の人との付き合い方に関わるので秘書が一存で処理することは考えにくいのではないか」と分析する。そうしたことをふまえ、安倍氏が費用補塡を知らなかったのは「疑わしい」と語った。
 
【古川宗、上東麻子、待鳥航志】




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/196.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <これはヤバい!>コロナ変異種、英から入国した5人が感染 国内初確認(朝日新聞)

※2020年12月26日 朝日新聞1面







コロナ変異種、英から入国した5人が感染 国内初確認
https://digital.asahi.com/articles/ASNDT7280NDTULBJ01J.html
2020年12月25日 21時15分 


菅義偉首相との会談を終え、足早に首相官邸を出る田村憲久厚生労働相=2020年12月25日午後8時51分、恵原弘太郎撮影

 厚生労働省は25日、英国から入国した10歳未満から60代の男女5人が、新型コロナウイルスの変異種に感染していたことがわかったと発表した。国内で変異種の感染者が確認されたのは初めて。

 5人は18〜21日に英国から羽田、関西両空港に到着。空港検疫で感染が確認され、採取した検体を国立感染症研究所で分析し、判明した。このうち、20日に羽田空港に到着した60代の男性に倦怠感の症状があり、4人は症状がなかった。現在は宿泊施設で療養している。他者への感染の可能性は低く、濃厚接触者もいないという。25日夜に会見した田村憲久厚労相は「国内で感染が拡大しないよう万全を期す」と述べた。

 国立感染症研究所によると、12日から21日までの空港検疫で感染がわかった68人分の検体を解析し、今回の5人の変異種感染を確認した。

 変異種は従来のものより最大7割感染力が強いとされる。会見した脇田隆字・感染研所長は「国内で(変異種の)感染が拡大しているわけでない。ただ、国内で拡大すると、現在の流行をさらに広げる可能性がでてくる。病原性やワクチンの有効性にはわからない点があるので、今後、ウイルスの分析をしっかりやっていく必要がある。現段階では国内に入れない対策が重要になる」と話した。

 英国政府が今月中旬に変異種の確認を公表したことを受け、日本政府は24日以降、中長期の滞在者を主とする新規入国受け入れと日本人出張者らの帰国後2週間待機免除の対象から、英国を除外。短期の海外出張から戻る日本人らについて、帰国後2週間の待機に加え、英国を出る72時間前までに陰性を確認した証明書の提出などを求める措置をとっていた。

 厚労省によると、26日以降、水際対策を強化。英国と、別の変異種が見つかった南アフリカからの入国者について、空港の検査で陰性でも3日間宿泊施設で待機してもらう。その後の検査で陰性だった場合は自宅などで入国後2週間経つまで待機を求める。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/197.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 秘書任せの安倍前首相 田原氏も「全く緊張感感じず」/朝日新聞

秘書任せの安倍前首相 田原氏も「全く緊張感感じず」/朝日新聞
有料会員記事 桜を見る会
北沢拓也 保坂知晃
2020年12月26日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASNDT7FQNNDTUTIL01T.html?iref=comtop_7_03

安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に開催した夕食会の費用をめぐる問題で、25日に衆参両院で行われた議院運営委員会。安倍氏自らが「説明したい」と申し出ての実施だったが、詳細を語る場面はなく、「秘書任せ」「他人任せ」の姿勢に終始した。議員辞職の要求には、「信頼回復に努めたい」と繰り返した。

 「安倍晋三後援会は代表である地元の第1秘書、ほかの政治団体もそれぞれの会計責任者に任せ、ずっと間違いがなかったわけでございます」。安倍氏は、最初の質問者だった自民の丹羽秀樹衆院議員の問いに、秘書への「全面的な信頼」を口にした。

 その秘書について、「業務上横領で告訴するんでしょうね」とただしたのは立憲の黒岩宇洋衆院議員だ。

 安倍氏は、会費以外の費用の支…
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/198.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 胸張る安倍氏、深まる謎 党内からも「国民納得しない」/朝日新聞
胸張る安倍氏、深まる謎 党内からも「国民納得しない」/朝日新聞
有料会員記事 桜を見る会
相原亮 南彰
2020年12月26日 6時00分
https://www.asahi.com/articles/ASNDT7553NDTUTFK01K.html?iref=comtop_7_02

 「桜を見る会」の前日に開いた夕食会を巡る問題で、安倍晋三前首相は25日、国会に出席し、100回以上に及んだ事実に反する首相時代の答弁について謝罪した。しかし、野党が求める資料の提出に難色を示すなど、謎は深まるばかり。早期の幕引きを目指した「政治とカネ」問題が、菅義偉首相の政権運営にも重くのしかかっている。

 「年内に片付けたかったんだろう」。自民党中堅が指摘するように、菅政権としては、安倍氏が国会の場で説明に立つことで「桜」問題の幕引きを図りたい考えだ。

 安倍氏は議運委後、記者団に「説明責任を果たすことができたのではないか」と胸を張り、政権中枢からは「誠実に対応した」「これで一区切り」といった声が相次いだ。

 だが、安倍氏の説明には自民党内からも「中身が伴わなかった。国民は納得しないだろう」(閣僚経験者)との見方が上がる。

 補塡(ほてん)の原資など新たな疑義も生じており、野党は引き続き国会などで追及を続ける構えで、疑惑の「ふた」は簡単に閉じそうにない。

 さらにこの日は、東京地検特捜部が吉川貴盛元農林水産相の国会事務所などに収賄容疑で家宅捜索に入り、「政治とカネ」をめぐる問題が追い打ちをかけた。

 菅義偉首相は同日夕、首相官邸で記者会見に臨んだ。新型コロナウイルス対応などが批判されて内閣支持率が下げ止まらないなか、「局面を変えないといけない」(首相周辺)として臨んだ会見だったが、「政治とカネ」の問題も問われた。安倍氏の問題をめぐっては、前政権の官房長官として行った国会答弁について「事実と異なる答弁になってしまったことは国民に大変申し訳ない」と陳謝した。吉川氏の問題には「政治家自ら襟をただし、説明責任を果たしていくべきだ」とだけ答えた。

 首相にとって痛いのは、「政治とカネ」問題に絡む人物が首相と近いことだ。

 安倍氏は官房長官として7年8…
http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/199.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 安倍強制起訴議員辞職劇場予告編(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍強制起訴議員辞職劇場予告編
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-29617d.html
2020年12月25日 植草一秀の『知られざる真実』


安倍晋三強制起訴劇場の幕が開いた。

パンドラの箱を開けてしまった。

自公は年内で幕引きすることを狙っているが開演早々の終幕はあり得ない。

テレビ中継のある議院運営委員会での質疑だったが、安倍晋三氏に反省の色はまったく見えなかった。

「心からお詫びします」

という言葉自体がウソなのだ。

ウソが衣装をまとっているのが安倍晋三氏。

桜疑惑で安倍晋三氏は118の虚偽答弁を繰り返した。

昨年の除夜の鐘は107しか鳴らなかった。

除夜の鐘を突き始める前に日産元トップが国外逃亡した。

ゴーンが一つ抜けて107になった。

自公は年内幕引きを狙っているが安倍氏の虚偽発言は118。

除夜の鐘で一つずつ消しても10のウソが残る。

自公は落胆するだろうが10のウソが越年になる。

2021年通常国会の最重要焦点が安倍晋三氏の証人喚問になる。

議院運営委員会の質疑ではお話にならない。

各議員の持ち時間のなかに安倍氏の答弁時間が含まれてしまうと、安倍氏が聞かれてもいないことをだらだらと答弁して、あっという間に時間が無くなる。

衆参両院でそれぞれ1日の時間をかけて十分な質疑応答を行うべきだ。

年明け後、最初の課題が安倍元首相問題になる。

安倍事務所がパーティー費用の不足分を補填していた。

会費は一人5000円だったが実費は一人8000円だった。

選挙区の有権者に対する利益供与は公選法違反の疑いが強い。

安倍氏は検察が不起訴としたから潔白だと主張したが、検察の捜査が正しい保証など存在しない。

検察と自公政治権力が癒着していることは公然の秘密。

8000円会費のところ5000円に割り引いてもらい、3年継続してパーティーに出席すれば利益供与の金額は一人1万円に近くなる。

これまで自民党国会議員が紙製のうちわを配った、観劇付きの団体旅行で利益を供与した、線香を配った、秘書が香典を持参したなどで大臣辞任や議員辞職などに追い込まれてきた。

安倍晋三氏の後援会ならびに政治資金管理団体の行為は極めて悪質かつ重大。

まずは秘書を逮捕して取り調べる必要がある。

ところが、検察は秘書に対しても公判を請求せず、略式起訴で幕引きを図った。

簡易裁判所が略式起訴を認めず公判を請求すれば、きちんと裁判が開かれた。

これもなかった。

権力と検察、裁判所の癒着が悲劇的だ。

繰り返すが、2009年3月3日発生の西松事件、

2010年1月15日発生の陸山会事件と比較すべきだ。

こちらの事件は、小沢一郎氏の資金管理団体が政治資金の収支を事実通りに正確に記載して報告した行為が「虚偽記載」だとされて、現職衆議院議員を含めて元秘書が突然、逮捕、勾留、起訴されたもの。

どうして事実を事実通りに正確に記載して報告した行為が逮捕、勾留、起訴で、

選挙区有権者に利益供与し、政治資金収支報告書に不記載であった事案で秘書が略式起訴の罰金処理、資金管理団体責任者が不起訴なのか。

検察が機能不全に陥る場合、市民は検察審査会に検察による処分を不服として審査を申し立てることができる。

元東京高検検事長の黒川弘務氏の常習賭博容疑について、検察は不起訴にしたが、検察審査会は12月24日、黒川氏に対して「起訴相当」議決を示した。

検察が再捜査して再び不起訴にしても、検察審査会が二度目の起訴相当議決をすれば、黒川弘務氏は起訴され、公判が開かれることになる。

安倍晋三氏を公選法違反、政治資金規正法違反で強制起訴すべきだ。

12月25日の議院運営委員会での質疑に際して、安倍晋三氏は安倍事務所がホテルから受け取った明細書も領収書も確認せずに質疑に応じた。

国民に対してガラス張りの状態で説明責任を果たすという言葉も虚偽。

今日の議運は2021年の安倍氏強制起訴・議員辞職劇場の予告編。

本編が年明け後に開幕する。

安倍氏が強制起訴され、議員辞職して、最後に「希望」が残るのかどうか。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/200.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <最低だな、こいつは!>安倍前首相「説明責任果たせた」 次期衆院選に立候補を明言(東京新聞)





安倍前首相「説明責任果たせた」 次期衆院選に立候補を明言
https://www.tokyo-np.co.jp/article/76686/
2020年12月25日 18時07分 (共同通信) 東京新聞


参院議運委を終え、引き揚げる安倍前首相(右)=25日午後、国会

 安倍晋三前首相は25日、「桜を見る会」前日に後援会が開いた夕食会の費用補填問題を巡り「説明責任を果たすことができたのではないか。知り得る限りのことは全て話した」と述べた。次期衆院選への自身の対応に関し「出馬して国民の信を問いたい」と明言した。衆参両院の議院運営委員会に出席後、国会内で記者団に語った。

 同時に、議運委での野党からの議員辞職要求について「厳しい声を胸に刻み、国会議員として国家、国民の期待に応えられるよう全力を尽くす」とした。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/201.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 菅内閣に早くも黄色信号が点滅…自民党内の擁護勢力が消滅 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)



菅内閣に早くも黄色信号が点滅…自民党内の擁護勢力が消滅 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283117
2020/12/25 日刊ゲンダイ


菅首相の国民の好感度は消滅…(C)日刊ゲンダイ

 菅政権の支持率は発足時に60%台あった。

「高校卒業後に秋田から上京し、段ボール工場に就職」「アルバイトの資金で法政大学に進学」「たたき上げの政治家」……などのイメージが国民から歓迎されたようだが、菅内閣は「安倍政策を踏襲する」を旗印にしたため、安倍前内閣の支持率を大きく上回るのは不可解だった。

 その菅首相に対して国民の間で「?」といった感情が芽生えたのが、日本学術会議会員の任命拒否問題だった。

 さらに新型コロナウイルスの感染が拡大し、多くの人が「旅行で人的接触を拡大することは感染拡大につながる」と懸念する中、「Go To トラベル」の実施を継続。「大人数の会食は大声で話し唾を飛ばす可能性が高いので、5人以上の会食を控えるように」と政府が呼び掛ける中、二階幹事長や杉良太郎氏、森田実氏、みのもんた氏、王貞治氏らと銀座の高級ステーキ店で会食した。

 こうした菅首相の姿勢に対し、国民の好感度は消滅した。現在の支持率は、本年3月時点の安倍前首相の支持率にほぼ匹敵する。安倍前首相は新型コロナ問題で支持率を下げたが、今のコロナ感染の状況は、3月よりも厳しくなっている。

 菅首相は世論調査で不支持が増大すると見るや、急きょ、「Go To トラベル」の年末年始の適用除外を決めたが、各メディアの世論調査では8割近くの人が「もっと早く判断すべきだった」と答え、会食についても約7割の人が「問題だ」としている。

 新型コロナはさらなる感染拡大が懸念されている。これまでのような政府対応が続けば、菅内閣の支持率は一段と下がるだろう。

 もともと菅内閣は「空気」で成立した内閣である。独自の派閥がなく、後継者選びの中、二階幹事長が菅氏を支持し、安倍前首相もこれに賛同。ここから一気に菅支持が拡大した。

 しかし、この体制に歪みが出た。二階幹事長は「Go To トラベル」の推進者である。菅首相が「Go To トラベル」を突然、中止したことに対し、二階氏は激怒したと伝えられている。

「桜を見る会」の前夜祭問題が再浮上していることにも、安倍氏周辺は、「安倍前首相の政治的発言力を減じようとする菅首相周辺の陰謀ではないか」との疑心が高まっているという。

 国民の好感度が薄れている状況と同じく、自民党内でも菅首相擁護の勢力が消滅しつつある。菅内閣に黄色信号が点滅し始めた。



孫崎享 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/202.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 諦めよ!電通五輪<本澤二郎の「日本の風景」(3946)<嘘(福島放射能汚染)とIOC買収で略奪したオリンピックに大義なし>
諦めよ!電通五輪<本澤二郎の「日本の風景」(3946)
http://jlj0011.livedoor.blog/archives/27466969.html
2020年12月26日 jlj0011のblog


<嘘(福島放射能汚染)とIOC買収で略奪したオリンピックに大義なし>2019年  03月25日

2020東京五輪返上が正義<本澤二郎の「日本の風景」(3265)

 2019年3月25日付の「日本の風景」で、東京五輪中止を訴えたところ、ライブドアブログjlj001が、翌日から使用できなくされてしまった。10数年の歴史を有するブログが消えた衝撃は、到底第三者に理解してもらえそうもない。数千人の読者が、路頭に麻迷った。今どうしているか。同じような経験者がほかにいるだろうか。ネット素人人間が地団太踏んでも、打つ手がなかった。無駄なことだった。当時は五輪が、電通利権そのものであるという事実さえ知らなかったジャーナリストだった。

 電通の緒を踏んでしまったのだった。五輪どころか、政府機能と自民党本部機能さえも、電通が抑え込んでいることも、コロナが教えてくれたので分かった。電通・大魔神と命名して、目下、批判を繰り返している。

 安倍の大嘘とIOC買収による、2020年五輪だったことを宣言したことは、正しかった。安倍の大嘘は、昨日の衆参議運委における質疑でも判明した。このろくでもない犯罪者は、証人喚問して正体を暴くしかない。菅を第二の大嘘首相にしないために。追及した辻元清美は 、枝野幸男と交代するといい。

<ワクチンに縋る菅・安倍・森・小池の4人組にコロナの仕打ち>

 1年延期しても無駄なことである。電通五輪は、天命によってお陀仏するしかない。GoToトラベルでさえも、中止しなければならなくなったコロナ急増の、今の日本である。

 ワクチンにすがる菅・安倍・森・小池の4人組の心境も分からぬわけではないが、五輪開催強行による凄惨な後始末など出来るわけがない。集団感染に怯えなければならない。その後に世界の孤児になる。世界中で、五輪を口にする政治リーダーはいない。

 この半年から1年がコロナ退治の正念場である。バイデンもそこに集中することになる。あの巨大な大陸を封じ込めて、ほぼコロナを抑え込んだ中国政府は、それでも人々の往来、特に外からの訪問者に厳しい枠を強いている。日本との落差は大きすぎる。ゆえに経済での一人勝ちを、すでに誇示している。

 五輪優先・経済優先の菅・自公内閣に歩調を合わせてか、早くも英国の変異種コロナが、都内に入り込んでしまっている。GoToトラベルに抵抗した菅は、緊急事態宣言にも抵抗している。よってまだ海か山かはっきりしないワクチン接種に、祈るような気持ちで待ち望んでいるであろうが、利権屋の電通は、破綻目前の恐怖におののいているという。

 血税をいいように懐に入れて恥じない、日本の諸悪の根源・電通に天罰が落ちている今である。フランス検察による、IOC買収事件捜査の行方にもおびえている電通である。21世紀の特務機関と満鉄調査部で活躍した菅の父親というコンビの行方も、コロナが握っていると、あえて断じたい。

<スポンサーに逃げられて電通が大赤字で悲鳴上げる>

 年末で電通とのスポンサー契約が切れる、巨大企業群との再契約がどうなるのか、政府・経産省がテコ入れしても、おいそれとは乗れないコロナ事情である。たとえ実施されても、観客も集まらない、選手も限られてしまう。コロナと放射能に怯える中で、どれほどの富裕層を集められるのか。

 現状は、電通泣かせの情報ばかりである。

 既に人員の大幅削減を実施している有様である。それでも国民の税金を当てにできるという電通なのか。小池にその力があるのか。直前の都議選で、小池派の都議の大半が落選するだろう。第一、肝心の都税も、コロナで逼迫している。電通利権のための五輪に、都民の多くは賛成しないだろう。

<新聞テレビを封じ込めても、新型コロナウイルスは封じられない>

 電通にとっての切り札は、新聞テレビによる世論操作である。日本人の特性の一つは「新聞テレビを信じやすい」という点にある。これは事実に違いない。「新聞は、安倍と違って嘘をつかない」と思い込む日本人である。

 しかし、他方でコロナ報道に対しては、半分はいい加減でも、おおむね感染者については、正確かもしれない。現に、医療崩壊を恐れて、という理由で、感染者の有無を確定しないようにしてきた。まだPCR検査をしないようにしてきている。希望者には無料で検査すべきだ。

 また、この1年に亡くなった多くの人たちに対して、コロナ検査をしているわけではない。軽症者が多いコロナに甘えて、対応が大甘の日本政府である。それでも、人間の命について、それの実情報道を封じ込めることは出来ない。

 新型コロナウイルスを封じ込める報道は、電通とて無理だろう。

<命を大事にする日本国民は支持しない>

 日本国民は、命を大事にする国民である。戦争を否定する国民ばかりである。軍拡で利益が転がり込む財閥は、日本で例外の特権層だろうが、仮にいい政府が誕生すると、財閥の子弟に対してだけ自衛隊の第一戦に立足せるようにすれば、戦争は起きないだろう。それを政治屋の子弟にも広げると、もっと効果的である。

 以下に最近の注目記事を貼り付けたので、参考まで。

2020年12月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


{東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会は22日、都内で理事会を開き、大会予算の第5版(V5)を発表した。昨年12月公表のV4から2940億円増え、総経費は1兆6440億円となった。理事会後、武藤敏郎事務総長(77)が会見。海外メディアから「今回の予算は過去の夏季五輪で最もお金が掛かる大会になった。どう国民に理解してもらうか」と質問されると、こう答えた}


東京都の小池百合子知事が毎日新聞のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの対応について「お願いしかできない難しさ、もどかしさがある」と述べ、現行の新型インフルエンザ等対策特別措置法の枠内で対策を進める難しさについて語った。来夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた決意も改めて示した。【古関俊樹、斎川瞳】



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/203.html

記事 [政治・選挙・NHK278] <感染が拡大するばかり!>東京、949人の感染確認 過去最多 新型コロナ 









東京都 新型コロナ 過去最多949人の感染確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201226/k10012785791000.html
2020年12月26日 15時39分 NHK


※動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201226/k10012785791000.html


東京都は、26日午後3時時点の速報値で都内で新たに949人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1日の発表人数としては、24日の888人を上回ってこれまでで最も多くなりました。

都によりますと、感染が確認されたのは10歳未満から100歳以上までの男女合わせて949人です。

1日の発表人数としては、24日の888人を上回ってこれまでで最も多くなりました。また、12日連続で曜日ごとの最多を更新しました。

年代別では、
▽10歳未満が14人
▽10代が44人
▽20代が277人
▽30代が202人
▽40代が133人
▽50代が134人
▽60代が61人
▽70代が45人
▽80代が28人
▽90代が10人
▽100歳以上が1人です。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて5万5851人になりました。

一方、都の基準で集計した26日時点の重症の患者は81人でした。25日と同じで、ことし5月に緊急事態宣言が解除されたあとでは最多です。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/204.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 日本再生の道は「保守系=バカ」の定義を正常に戻すこと それでもバカとは戦え(日刊ゲンダイ)



日本再生の道は「保守系=バカ」の定義を正常に戻すこと それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283173
2020/12/26 日刊ゲンダイ


安倍政権の7年8カ月…(C)日刊ゲンダイ

 戦後の思考停止、知的劣化、人心の荒廃……。あらゆる負の側面が生み出したのが、安倍政権だった。そしてこれを支えてきたのが腐り果てたメディアであり、それに感化された卑劣で薄汚い精神の奴隷たちだった。さらには連中は「保守」を自称するようになる。

 先日、化粧品販売大手DHC会長の吉田嘉明が、自社の公式ウェブサイトで競合するサントリー関連会社に触れ、根拠を示さないまま〈サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです。DHCは起用タレントをはじめ、すべてが純粋な日本企業です〉とヘイトスピーチを垂れ流した。

 DHCといえば、関連会社の「DHCテレビジョン」が「真相深入り!虎ノ門ニュース」や「ニュース女子」といった低俗なネトウヨ番組をつくっていることで知られているが、いくつかのメディアはこれを「保守系番組」と紹介していた。

 要するに「保守系=バカ」ということになってしまっている。現状、バカが保守を自称しているのだからそうなるのも仕方がないところがあるが、本来、政治的スタンスとしての保守とは近代の理想が暴走することに警戒を示す知的で冷静な態度のことである。復古という形をとる右翼とは異なり、近代の内部において思考停止を戒める姿勢のことである。よって、近代の正確な理解がないところに保守は成り立たない。

 私は以前、「日本に保守は根付かなかった」と書いたが、認識を改めるようになった。日本には最初から保守は成立しなかったのである。理由は簡単だ。近代の受容が表層的なものだったからだ。それは安倍政権の7年8カ月が見事に証明している。

 もちろん一部には、まっとうな保守もいたが例外中の例外だった。

 彼らは嘆いた。日本は西欧近代を神格化し、「外発的」(夏目漱石)に国を変造し、「近代史の飛ばし読み」(三島由紀夫)が招いた「真の混乱」(福田恆存)は、保守を自称する勢力による国家の否定という倒錯に行き着いた。

 いまや「米軍基地を減らせ」と言えば、下手をすれば「左翼」と呼ばれる時代である。

 日本再生の唯一の道は、「保守」という言葉の定義を正常に戻すことだ。



適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。




http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/205.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 野党議員たちにも自民党はわびろわびろ/政界地獄耳(日刊スポーツ)

※関連記事 2020年12月25日 日刊スポーツ23面


野党議員たちにも自民党はわびろわびろ/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202012250000128.html
2020年12月25日9時12分 日刊スポーツ


★前首相・安倍晋三は「桜を見る会」をめぐるカネの問題で25日にも国会招致され、説明を行うという。2月3日の衆院予算委員会。立憲民主党・辻元清美に「自分でお花見して飲み食いさせたら、公職選挙法違反になるでしょう。でも内閣府を介在させたら、ならないと言ってる。同じ行為をやってもクロをシロにしてる。そういうようなやり方が安倍総理の本質だと思った」とただすと首相は(腕時計を見て)「終わった」。

★同4日の同委員会では、同党の黒岩宇洋が「前夜祭での欠席等のリスクは誰が負うのか? 規約に書いてある」。安倍「ニューオータニの規約にそんなものはない。根拠がない。それはうそである」。黒岩「ここに規約ありますよ」。当時から、丁寧に真摯(しんし)に疑惑に答えているそぶりはない。秘書にだまされていただけでなく、安倍自身の考えや説明が垣間見える。そのほかにも「私がうそを言うわけないじゃないですか。人格攻撃だ」「言う以上、証拠を見せてもらわないと。わきまえて欲しい」「私が話しているのが真実。信じていただけないならば、この予算委員会が成立しない」。「それは失礼だと思いますよ」「うそをついてしまったことを認めた方がいい」「ホテル側からの夕食会の明細書は受け取っておらず、確認もしていない」「ホテル側から安倍事務所に明細書の提示はなかった」「領収書はホテル担当者が金額を手書き、あて名は空欄であった」。前出の辻元に2月17日の予算委員会で「事実でなければ責任を取る覚悟でそこに座っているか」と問われ安倍は「総理大臣として答弁している。総理大臣として答弁していることはすべての発言が責任を伴う」。

★ほかにも本会議場でも安倍は抗弁し続けた。そこには誤解もへちまもない。安倍の強い意志で強弁しているにすぎず、自民党の安倍擁護派は野党の質問をことごとく口汚くののしった。議会と国民にうそをつき、質問者をばかにし、それを自民党議員は擁護し、野党批判に変えた。野党議員たちにも自民党はわびろわびろわびろ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/206.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 安倍前首相がヒタ隠す 領収書と明細書に何が記されている(日刊ゲンダイ)



※紙面クリック拡大


安倍前首相がヒタ隠す 領収書と明細書に何が記されている
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283223
2020/12/26 日刊ゲンダイ


大きな不織布マスクで表情隠し(C)日刊ゲンダイ

“弁明”を重ねたことで疑惑は一層深まった。安倍前首相は25日、衆参両院の議院運営委員会に出席。桜疑惑について謝罪と反省の言葉を繰り返したが相変わらず口先だけで、罰金100万円の略式命令を受けた秘書らに責任をなすりつけ。野党が重ねて求めた会場ホテル発行の領収書の提出を確約せず、明細書については「ない」の一点張り。なぜ、かたくななのか。

  ◇  ◇  ◇

「私が知らない中で行われていたとはいえ、道義的責任を痛感している」

 国会で118回も虚偽答弁を重ねた安倍前首相の弁明は、国を率いる首相の座に8年近くもありながら、事務所すら統率できないというあり得ない言い訳のオンパレードだった。

 衆院で質問に立った立憲民主党の辻元清美議員は、前夜祭を主催した政治団体「安倍晋三後援会」が訂正した2017〜19年の政治資金収支報告書について追及。会場はいずれもホテルニューオータニ東京だ。「領収書等亡失一覧表」が添付され、前夜祭関連の領収書が3年分まるまる紛失扱いとなっているにもかかわらず、1円単位までキッチリ記載された矛盾を指摘した。

「公表できない宛名だったから領収書をなくしたとしているのか。例えば、(安倍前首相が代表者の)資金管理団体『晋和会』で(領収書を)切っていたら政治資金規正法(不記載)にあたり、刑事責任を問われる可能性がある。領収書の発行を受け、本当に領収書を捨てたが、裏帳簿があったから細かい数字を書けたのか」

 安倍前首相は「そんなもの(裏帳簿)はない」「捜査当局の指摘を受けて訂正したのだろう」とシドロモドロ。

いまだ提出拒否

 もうひとつの焦点は、安倍前首相が「ない」と言い張る明細書の内容だ。訂正された収支報告書を基に計算すると、前夜祭の経費は1人8000円ほど。参加者の会費は5000円だったから、安倍前首相サイドが3000円ずつ補填したことになる。しかし、ニューオータニの宴会プランは1人1万1000円から。安倍前首相は何度問いただされても、1人当たりの単価を答えようとしなかった。差額分はどこへ消えたのか。

 辻元氏から「明細書と領収書を出して初めて、あなたの発言が裏付けられる」と国会提出を求められた安倍前首相は、「領収書は検討させてもらうが、明細書は私の事務所にはない」と回答。「明細書は『営業上の秘密』にあたり、公表を前提には渡さないという(ホテルの)立場は変わらないと承知しております」「明細書の中がどうであれ、検察の判断は変わらない」などとまくしたてた。領収書と明細書を出せば、一気に片が付く可能性があるのに、なぜこうも拒み続けるのか。

 政治資金に詳しい神戸学院大教授の上脇博之氏が言う。

「収支報告書から推定される出費とホテルの設定料金に差がありすぎることから、ホテルが大幅に値引きした可能性が浮かび上がります。事実だとしたら、現物供与の寄付行為にあたる。政党への寄付しかできない一企業が首相個人や政治団体に献金したことになり、違法です。ホテルを巻き込んでしまうため、資料提出を拒んでいるのか」

 国民民主党の浅野哲衆院議員によると、「ホテルの営業部門が安倍事務所に呼び出され、官房長官の部下とみられる人間から〈5000円で受注することもある〉と発表するよう強要された」「総理周辺からも〈情報が漏れたら自民党関係のパーティーや結婚式はやらない〉と言われた」との情報が党に寄せられたという。首相という立場を利用してホテルに大幅値引きを迫り、違法行為の片棒を担がせたのか。

 委員会終了後、ぶら下がり取材に応じた安倍前首相は「来年の選挙には出馬し、国民の信を問いたい」と能天気だった。弁明の場を求めながら懲りずに嘘をつき続ける男をただすには、偽証罪に問える証人喚問をするほかないことがハッキリした。



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/207.html

記事 [政治・選挙・NHK278] 安倍首相「説明責任果たした」も嘘の上塗り発覚! 訂正した政治資金報告書に「ポケットマネーから支出」記載なく裏金疑惑も浮上(リテラ)
安倍首相「説明責任果たした」も嘘の上塗り発覚! 訂正した政治資金報告書に「ポケットマネーから支出」記載なく裏金疑惑も浮上
https://lite-ra.com/2020/12/post-5740.html
2020.12.26 安倍首相が国会で嘘の上塗り! ポケットマネーによる裏金疑惑も浮上 リテラ

    
    衆議院TVインターネット審議中継より

 安倍晋三・前首相は昨日25日、衆参議院運営委員会で「桜を見る会」前夜祭問題について説明をおこなったが、終了後、記者団に「説明責任を果たすことができた」と胸を張り、さらには来年の衆院選出馬の意向を示した。あんな説明で国民が納得すると本気で思っているのだから、国民を舐めているとしか思えない。

 そもそも今回の衆参議院運営委員会での説明は、本人からの「答弁を正すための機会をいただきたい」という申し出を受けて設定されたものだった。

 しかし、いざ質疑がはじまると、安倍前首相は「答弁を正す」どころか、不誠実・無責任極まりない言動を繰り返し、さらには虚偽の可能性が高い答弁までおこなった。当然、Twitter上では「#安倍前首相の議員辞職を求めます」というハッシュタグをつけた投稿が相次いだ。

 この嘘つき前総理を議員辞職に追い込むためにも、その答弁の嘘を検証し、今回の議院運営委での説明から浮かび上がった新疑惑を突きつける必要があるだろう。

 まず、度肝を抜かれたのは、自分から「初心に立ち返って、研鑽を重ね、その責任を果たしてまいりたい」と言っておいて、安倍前首相が過去の“虚偽答弁”を開き直ってみせたことだ。

 安倍前首相は国会でさんざん「ホテル側からの明細書の発行はなかった」などとじつに20回も答弁してきたが、24日の記者会見では「明細書がないのは事務所にないということ」などと発言。「明細書をなぜホテルから取り寄せなかったのか」と問われても「私が、ですか? そのとき私は何とお答えしたのかな?」などとすっとぼける始末だったが、昨日も、立憲民主党・福山哲郎参院議員の追及に対し、こう言い放った。

「私は明細書が存在しないと言ったことは1回もない」

 昨年11月来国会で安倍前首相はずっと「ホテルからの明細書はない!」と強弁し、いくら野党から「ホテルは明細書を保存しているから確認して」と求められても「ホテル側には営業上の秘密がある」などと言って拒否してきた。だが、実際にはホテルは明細書を発行しており、この安倍前首相の答弁は虚偽であったと衆議院調査局も認定している。なのに、この期に及んでも、よりにもよって「答弁を正す場」で、こんな詭弁を弄するとは……。
  
 しかも、立憲の辻元清美衆院議員が、ホテルに明細書を請求して委員会に提出するようあらためて求めたのだが、安倍前首相の主張はこんなものだった。

「明細書自体は私の事務所にはない。あるいは、一方、もちろんホテルにはあるのだろうと思いますが、ホテルは明細書を公表することは営業の秘密にあたるので、(公開を)前提としたものについてはお出しすることはできない」

「私自身がですね、明細書を隠す理由というのは何もないわけでございまして」

「捜査当局が厳しく捜査をし、すべての書類に、おそらく明細書も含めてすべてあたった上においてですね、今回寄附に当たらないという判断をしておられるわけでございますから、ことさら、我々、明細をですね、隠さなくてはいけない、そういう理由はない」

 なんと、検察の判断を盾にして、いまだに明細書を取り寄せる気も公開する気もない、と突っぱねたのである。

■都合の悪い質問には「通告がない」「秘書と接触できない」と答弁拒否する無責任ぶり

 いや、それだけではない。東京地検特捜部が認定した「前夜祭」の会費総額と補填分を計算すると、1人当たりの費用は8000円で、そのうち安倍氏側が3000円、つまり4割以上を補填したこととなるが、この点を立憲民主党の黒岩宇洋衆院議員が追及すると、安倍前首相は「質問通告をいただいていない」などと言い出して1人当たりの補填金額を明言しなかったのだ。しかも、明細書はいまだに見ていないと言うのである。

 自分から説明したいと言って設けられた場であるのに、「質問通告がない」として答弁しない。だが、驚いたのはこのあと。なんと、「質問通告」があった質問にも答弁拒否してみせたのだ。

「前夜祭」が初開催された2013年だけは、補填分の82万9394万円を安倍前首相が代表を務める資金管理団体「晋和会」が収支報告書に記載していたが、翌2014年以降はこうした記載はなくなった。この問題について、日本共産党の宮本徹衆院議員は記載しなくなった理由を「当時の担当者」に訊いてほしいと「通告」した上で質問したのだが、安倍前首相の答弁はこうだ。

「当該秘書、これは何年も前に高齢を理由に退職された職員で、この職員も検察から聴取等を受け、いままで打ち合わせ等をしてはならないということだったのでいままで話をしていなかったが、(秘書の)代理人から『いまこの問題について接触をはかるべきではないと考えている』ということで、『答えられない』ということだった」

「質問通告しろ」と言うくせに、通告してある質問には「秘書と接触できない」などと答弁拒否をする。そもそも捜査は終わっているのに、「秘書と接触できない」「『答えられない』ということだった」などという理屈が通用すると思っているのだろうか。

 しかも、「前夜祭」の支出を記載しなかった理由は明らかで、それは補填行為が公選法で禁じられている選挙区民への寄附行為にあたることを認識していたからにほかならない。

 宮本議員は、記載しなくなった2014年に小渕優子経産相が後援会ツアーで差額の補填をおこなっていたことが問題となったことを指摘し、同じ問題だという認識があったから隠蔽したのではないかと追及。さらに前述したように、安倍氏側が補填したのは1人当たり3000円と見られているが、選挙区内の有権者にうちわを配布していたとして2014年に法相を辞任した松島みどり氏のケースを考えれば、1人当たり3000円の補填は重大だと指摘した。

■「私は総理だから利益供与の必要はない」の嘘 安倍が地元選挙区民に利益供与した理由

 だが、ここで安倍前首相は、こんな主張を展開したのである。

「私は(当時)すでに総理大臣になっておりますから、(中略)何か利益を供与して選挙で当選しなければならないという立場では、これはまったくないわけでございまして。つまり、たとえば我が党においては自分の選挙のことはまったく考えないという状況にならなければ、自民党の総裁にはそもそもなれないわけでございます」
「幸い私も9回選挙を戦ってきたところでございますが、毎回地元のみなさんにがんばっていただいた結果ですね、これはもう、つねに圧倒的な勝利を与えていただいているところでございまして」
「そんな利益を供与してですね、票を集めようということは、つゆほども、私も含めて事務所も考えていない。それよりも法令順守のほうがですね、極めて重要だというふうに思っております」

 親から地盤を受け継いだ世襲議員のくせに「利益供与して選挙で当選しなければならない立場ではまったくない」などとひけらかすことも恥ずかしいが、しかし、「前夜祭」は自身の選挙のためだけに使われたわけではない。

 たとえば、毎日新聞1月26日付記事では、安倍氏と同じ下関市を地盤とする林芳正・元農相の「代理戦争」として苛烈な争いとなった2017年3月の下関市長選のために「桜を見る会」と「前夜祭」が利用されたと報道。自民党関係者は「前田市長を推したメンバーが桜を見る会と前夜祭に招かれた」と語り、〈下関市長選をきっかけに激化した政争が、桜を見る会への安倍首相による招待者増加に影響を及ぼしたのは間違いなさそうだ〉と締めくくられている。これは「前夜祭」についても同じことが言えるだろう。

 安倍氏といえば、過去にも下関市長選をめぐって子飼いの市長を当選させるべく対立候補の選挙妨害を暴力団に通じた人物に依頼、その見返りの約束を果たさなかったことから自宅に火炎瓶が投げ込まれるという「ケチって火炎瓶」事件が起こるなど、お膝元の下関市長選に深く関与してきたことはよく知られている。激化する林氏との代理戦争の問題も考えれば、地元選挙区民に「利益供与」する理由はしっかりと存在するのだ。

 その上、安倍前首相は言うに事欠いて「毎回地元のみなさんにがんばっていただいた」とまで答弁した。そうやって毎回がんばってくれる地元選挙区民の士気高揚、労いをするために「利益供与」したのではないのか。

■安倍は「ポケットマネーで支出」を「立て替え」とごまかすも田村智子参院議員の追及で新疑惑が

 だが、昨日の国会のハイライトは、なんといっても共産党・田村智子参院議員の追及だ。

 ご存じのとおり、田村議員は昨年11月、この「桜を見る会」問題を最初に安倍首相にぶつけた人物。そして昨日も、疑惑の核心となる問題を指摘した。それは、24日の会見で安倍前首相が説明した、「補填の原資は自分の手持ち資金だった」という問題に絡んだものだ。

 安倍前首相はこの補填の原資問題について、会見で当初は「私の預金から下ろした手持ち資金から支出した」と発言。記者から「仮にそうであればご自身の私費がそのまま有権者に直接利益として渡ったことになる」と追及されると、慌てて“立て替えた”とごまかした。

 田村議員はまず、この点をとらえ、「あなたの私費から出したと最初は言い、それを立て替えたと言い換えをおこなっています。誰が負担すべきものを立て替えたということですか」と追及。すると、安倍前首相はしどろもどろになりながら「安倍晋三後援会」と答えた。

 しかし、じつは「安倍晋三後援会」が訂正した収支報告書には、この安倍前首相が「立て替え」と主張する金の動きの記載がまったくなかった。そのことを、田村議員は安倍前首相にさらにこう突きつけた。

「(安倍晋三)後援会の訂正された収支報告書を見てもですよ、たしかに不足分の支払いの記述はあります。しかし、その不足分がどこから出てきたのかが、まったくわからない。結局、実態はあなたのポケットマネーから出しているんじゃないんですか?」
「そのお金がどこから出てきたのかが、一切説明されていないんです。わからないんです」

 じつは、本サイトでもこの点を不可解だと考えていた。報道によると、安倍氏側は〈参加者の会費は当日中にホテル側に渡し、補填分は後日、集金に訪れたホテル担当者に、議員会館にある事務所の金庫から現金で支払うなどしていた〉というが(産経新聞17日付)、2019年分の政治資金収支報告書の訂正版を確認すると、収入として「前夜祭」で徴収した参加費が「催物事業」として383万5000円、ホテルニューオータニへの支出が「宴会料等」として4月12日に383万5000円、同月19日に260万4908円として新たに加えられている。この383万5000円の収入および支出が徴収した参加費をホテル側に渡した分であり、19日の260万4908円が問題の“ポケットマネー”なのだろうと思われるが、しかし、収支報告書にはこの補填分の260万4908円が収入や借入としては記載されていないままなのだ。

 一緒に訂正されたという2018年以前の収支報告書は山口県選挙管理委員会がネット公開していないため、本サイトではそれが確認できておらず、別の年の分でその収入に関してなんらかの記載があるのかもしれないと調査を進めている最中だったが、田村議員によると、やはり記載していなかったということらしい。

「収支報告書の訂正を見てみますと、たしかに支出の部分は増えています。でも、収入で増えた分は会費の収入だけなんですよ。不足分がどこから出てきて払われたのか、(記載が)ないんですよ。安倍晋三さんからの寄附もないんですよ。繰越金が訂正されているだけ。だから、一体どこからどうやって出てきたのかというものが、まったくわからない」

 これはようするに、検察の捜査を受けて収支報告書を訂正しておきながら、その訂正分も補填分の出どころが不明の「不記載」状態ということではないのか。それどころか、補填分が総理の“ポケットマネー”から支出されていることがわからないかたちになっているとしたら、安倍氏の“ポケットマネー”はいわば裏金のようなものではないか。

 これらの問題を、わずか7分しか与えられなかった質疑時間のなかで追及した田村議員は、「(金の動きが)わかる資料を提示いただきたい」と要求した上で、「何ひとつ事実はあきらかになっていない」とし、あらためて追及の場を設けることを求めたが、これは当然おこなわれるべきものだ。そしてそれは予算委員会で、かつ偽証罪が問われる証人喚問として再度、追及されなければならない。こんな状態で「説明責任を果たした」などとほざくこと自体、国民は許してはいけないのだ。

(水井多賀子)



http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/208.html

   

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > アーカイブ > 2020年12月

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。