インデアンの血を引くケビン・コスナーという男優が主演した映画があった。西部劇ではなくインデアン映画であった。
陸蒸気に乗った白人たちが草原の野牛をライフルで撃ち殺すハンティングに興じていた。野牛の屍が累々と写されていた。
野牛はインデアンの大切な食糧源になるはずのものだったと思う。白人の所業を告発していたと思う。
(かつての西部劇には筆者も興じていたのは、今から思えば”浅はか目付”であった)
日本の時代劇だが、侍や武将がみな「サラリーマン顔」では締まりがつかない。
また、現代人の生活スタイルの変化から来るのか、腰が据わった歩き方をしている人物は街中でもほとんど見かけなくなった。
これらの男どもが登場する時代劇は「学芸会」レベルとなろう。
ただ、女性の場合は姫君等で十分通用する人材はワンサカいると思う。チャンバラでなく、大奥や源氏物語の分野なら何とかなるかも(光源氏役には野村萬斎がいい)。
(目黒祐樹という男優がいたが、彼が二本刺しで歩行している姿は腰が据わっていてサマになっていた)
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