4日の米大統領選は、米大手メディアにより序盤の開票結果を覆したバイデン当選濃厚報道に次いで当確が打たれ、日本含め先進各国のメディアもこれに続いた。
トランプ側は、主に激戦州で郵便投票の期日延長、改竄、偽造、廃棄、無効なマーカーペン使用指示、投票所での投票誘導、開票作業の立ち合い拒否、投票集計ソフト操作等々の不正があったと主張しているが、大手メディアは一貫して「根拠がない」としている。
確かに、州裁判所での訴えは一部を除き多く退けられているが、州裁判所は三権分立の建前はあるものの州知事の影響力が強く、トランプ陣営は、州議会、連邦最高裁及び連邦上下院での勝負に掛けている。
それも見据えた、一説には1,000に達したとも言われる証人の宣誓供述書があるが、他に一部画像等は在るものの、投票用紙や集計データ等の物証は当然各選管が押さえている。
こういった状況で「根拠がない」と言われると、あらゆる選挙不正の告発は「根拠がない」ものとされてしまう。
5日の米3大TVネットワークによるトランプのホワイトハウスからの記者会見放映途中打ち切りについては、前代未聞の事である上に宣誓供述書等が揃っていなかったので、選挙不正主張の根拠なしとしたのはギリギリ理屈が付かない訳ではない。しかし未だにそのスタンスを変えていないのは、メディアの党派性の許容範囲を軽く超え、事実歪曲の域に達したと言わざるを得ないだろう。
さて、日本での報道は、米大手メディアのカーボン・コピーであるのは周知の事だが、事はワイドショーにも及んだ可能性がある。
フリーアナウンサー小林麻耶(41)さんが12日、木曜コメンテーターを務める、TBS「グッとラック!」(月〜金曜午前8時)を欠席しそのまま降板、続いて事務所を契約解除となった。
真偽の程は不明ながら、その背景に5日の番組中に米大統領選に関しバイデン批判をした事により、「主要メディア反逆罪」に問われたのではないかとも言われている。
https://twitter.com/KadotaRyusho/status/1327020592642412544
この事はさて置き、トランプは、先進各国も含めたメディアミックにより外堀を埋められつつあり、さながら下記のような図式が露骨になった。
トランプ支持者 vs バイデン支持者 + 大手メディア + SNS + 各国政府他
そもそも何故このような図式が出来たのかは別途詳細に検討したいが、時々刻々虚実入り乱れる中、米軍がドイツにある投票集計ソフト「DOMINION」のサーバーを接収したとの未確認情報もあり、九死のトランプに逆転の目があるのか? スリリングな日々が続く。
佐藤総研 http://blog.livedoor.jp/ksato123/
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